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2017-06-12

anond:20170611193847

飼い主にはペット仕草などで意図はわかる(わからない若年の飼い主もいるが)。

動画を見せた場合ペットからたとえば

 ・興奮して虐待者を退治しようとテレビ画面に飛びかかる

 ・画素が荒いが不愉快、諸事情自分にはどうにもできないと理解したらなるべく遠ざかる

などのリアクションが得られれば、

そのような動画を見せることはある程度の体力と精神力を消耗させ視聴犬の虐待に該当したと飼い主は理解できる。

また、逆になんらかの誤解(「テレビぼんやりと写っているが、どうやらいじめられているのはイケナイ泥棒ネコミニヒグマに違いない」と解釈したなど)により冷静~喜ぶなどの場合も考えられる。

なお、犬は白黒のぼやけた視覚しかもっていないので嗅覚が発達したといわれており、

現在動画嗅覚をつたえられないため、テレビ画面が「ぼんやりと写っているように見える」のが犬にとっての通常状態とかんがえられる。

  

話をもとにもどして、それらの解釈が全く得られないほどペット関係が薄い~野良犬場合は、

人間からの下手な解釈をやめて、

騒音振動継続時間獣医の診断などでの客観的指標でのみ判定するべき。

人間だって日夜うるさくされることは望まないし、

急にやせたって自分でなんの病気かはわからない。

ストレス源が他にないならそれだろうという解釈しかたなく許されている。

キンプラみました (ネタバレしまくってます)

KING OF PRISM -PRIDE the HERO-」を観ました。

わたしキンプリ出会いは去年の1月

なんかヤバイ映画があると、公開初日に偶然見ていた友達に誘われ、卒論を提出したその足で、新宿バルト9の通常上映22時半の回のチケットを取った。

平日の22時過ぎで、終わるころには23時もとっくに過ぎた時間になるのに、劇場フロアには満面にも近い笑顔大人がたくさんいた。

「えっなにこれ? なんでこんなに人いるの?」

キンプリ女児向けアニメプリティリズムの続編だということ、これは友達から聞いていた。それで、プリズムジャンプかいうなんかすごいフィギュアスケートテーマ作品らしいことを教えてもらったりした。

びっくりしたのはそれだけじゃない。今を時めく若手男性声優クレジットされまくる映画なのに、男の人がめちゃくちゃいた。っていうか男の人の方が多かった。なんか黄色バラ持ってて、わたし、これから何を見るんだろう……?って不安とかではなくて、ただただ目の前の不慣れな状況に混乱してた。

で、見たんだけど。もう超意味わかんなかった。

だって意味わかんなかったんだもん。すごい、笑いをこらえるのに必死で、見てるこっちとしても、一瞬たりとも気が抜けなかった。

キャラクターは何事にも全力で、清々しい。すごい、本気ってこういうことなんだなって。

作中でキャラクターが言う「世界が輝いて見える!」って、全力を手に入れた人が見ることのできる世界なんだなって。

映画館を出て、1月初旬の、日付も変わる時間で、その日もすごく寒い日だったはずだけど、そんなの全然関係なくてからだがぽかぽかした。

「2回目はいつ行く!?」次が見たくて仕方がなかった。


から、今回のキンプラもものすごく楽しみだった。

本当に、本当に楽しみにしてた。

あのね、今回のキンプラはね。いうなれば「しんどい

もうこれだった。

監督が「見れば見るほどもやもやが残る」って前もって言ってたけど、1回目で大分かなりやばい

すごい、笑うところ、全然ない。

そしてめちゃくちゃ忙しい。

内容が濃すぎて、覚えてようとおもったところにばんばん情報が投げられてくるから脳みそからはじき出されていく。

速水ヒロくんが大好きなんだけど、最初20分(ちゃんと時計見てないけどそれぐらい)、こんな仕打ちするのかよって開いた口がふさがらなかった。

本当に、口を開けたまま、大型スクリーンに映写されるヒロの挫折を眺めてた。

あとさ、公開前から話題になってた、シンくんとルヰくんのキスシーン寸前みたいなあれ、

いやマジでキスした!???!!!! えっ深!!!???

もうさ、公開前「エヴァじゃん」とか言ってたけどエヴァだよ!!!!!!!!!!!

ルヰくんの愛が深すぎて、もうずっと泣いてた。

ルヰくんの愛にただただ圧倒されて、でもシンくんは自覚もないし、夢か……とかそんなんだし、いやそうでしょうけど! 現実だったらえぐい死に方してたけど……。

問題が片付くどころか、まずいものが発覚して、この二人の行く末を心配していた人は、これを見て、日常に戻れるのかな……と十分にやられた頭でぼんやり心配した。

う~~~~~~~~~~つらいよ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

同じように、見た友達ED以下以外なにもかもしんどい。考えたくない。って感じで、メンタルはちゃめちゃだよ。

「見た人を土下座させる映画」がキンプラらしいけど、土下座通り越して五体投地してる。

あと、前回のキンプリ応援上映がほとんどトラウマになってるんだけど、今回キスシーンがむちゃくちゃあるから、そこで「ヒュ~~~」みたいな声聞いたらその場でキンブレでもなんでも投げてしまう気がして、怖くて行けない。

応援上映は、感じたまま楽しく、悪口は言わないでねって上映だから、ヒュ~~~ってはやし立てる人がいても全然いいと思うけど、わたしは、自分を守るためにしばらく通常上映で自分のキンプラ解釈を探そうと思う。

こんな気持ちで放り出されて、ユキさまの親との確執とか、ヒロの父親問題とか、冷さんの子供とか、当然シンくんとルヰくんとか、もう全然、何にも解決してないから、続編を見るためにキンプラ通います

あと仁のこと、あんまりだよ……。なにあれ、あんな、さんざんだったじゃん。彼の精神的に満たしてあげてよ……金と地位とか、それで埋められてないじゃんよ……。

なんていうか、生きなきゃ。

ああ、つらい。つらいけど、考えても何が起こっていたか防衛本能なのか、もうほとんど記憶がないから、キンプラ、早く2回目いかなきゃ。

2017-06-08

http://anond.hatelabo.jp/20170608000053

なんだかアイマスのことを書くとどうしてもポエミーになってしまい、

支離滅裂文章になってしまいました。

ごめんなさい。

元増田否定しようとか、元増田啓蒙かましてやろうとか、そういう上から目線文章を書くつもりは一切なくて。

ただ、アイドルマスターを楽しむにはどうしたらいいんだろうなあ、と寄り添いたいなあと思いました。

それでも、なんだか意図が伝わらないポエミーで支離滅裂意味不明文章になってしまった気がします、ごめんなさい。

平等さは面白さのバネ

って書いといてなんだし、アイマスに関しては浅瀬で財布を極力傷めずに遊んでるだけなのであれだけど

変な話デレステで将来、何年後になるかわからないし、そんな日はこないかもだけど「最後にボイスがついたアイドルのP」は、声がついたということへの感動は、初期から声がいるアイドルのPとは違うと思うんだよね。

別にそうであれとか、そちらの方が感動の度合いが大きいとか、そういう大小とか善い悪いじゃなくて、

ただ「違う」と思うだよ。

もちろんこれは、そんな日が来ることを前提とした考え方だし、そんな日が来ると誰も確約してないのに期待するのは恐ろしいことなんだけど、

それでも、これはバネにならないかな。

今この不平等さは、それがいつかの瞬間平等になるわけではないし。

から、この考え方が、今の元増田を救えるとは到底思わないけども。

ただ変な話、不平等さをなくそうと今不平等アイドル公式推ししまったら、今この瞬間に展開が多い側が今度は割りを食って

未来のその瞬間においては」別の誰かの担当アイドルが不平等を被ってしまうとも言えるかもしれない

いや、だから我慢しろとか、だから平等さを受け入れろとかじゃなくて、

どうしたって、300人以上いるアイドルマスターというコンテンツアイドルアイドル以外のキャラクタ全員を平等に扱うのは不可能だし、過去の不平等さを、未来の別の不平等さに転換するのは巡り巡って今この瞬間の不平等さに結局なってしまう気もする

からもう、元増田気持ちは本当ただありのまま「そうだね」と受け止めるしかなくて、

「だらかこうしろ」「だからああしろ」って話題を問いかけることは僕にはできない。

ただ、それでも、アイマスというコンテンツは本当長い目で楽しめるコンテンツになったとも思う。

DS勢の新規展開がおこったり

ゼノがスパロボアプリに参戦したり

BGのリーナちゃん漫画が完結したり

もちろん、今はまだなんの展開もなくほっとかれている部分もたくさんあるんだけど

なんていうか、アイマスと一緒にい続けていればいつかなにか夢が叶う日が来るかもしれなくて

その「いつか」を夢見てアイドルプロデュースしていくには、

過去の不平等さとか、未来に待ち受けているであろう不平等さを

今この瞬間の一瞬かもしれないけど、ある時のバネにするよう、

程よい距離感をもって、自分が嫌になりそうになったら距離を取れると良いのかもなあ。

と、ぼんやり思いました。

繰り返しですが、ポエミーで申し訳有りません。

2017-06-06

メンタルがぶっ壊れた

つくづく自分豆腐メンタルだと思い知った。

昔、欝で退職した。1年ほど療養して再就職した。

鬱になった要因を徹底的に避けて職場を選んだ。症状は出なくなった。

治ったものだと思っていた。だが、そんなことはなかったのだ。

自分ストレスを溜め込みやす人間なのだと思う。

ストレスの解消の仕方が分からない。

どうすれば胸の中を渦巻くストレス不安が消えてくれるのか分からない。

から日常ストレスが蓄積していく。

他人些細な言動、嫌なこと、不安、色々なことが自分の中に薄く薄く降り積もっていく。

大丈夫だと思っていても限界は確実にあったのだ。

他人が楽々抱えている責任を抱えられない。抱えただけでストレスで潰されてしまう。

これぐらい大丈夫でしょが通じない。自分メンタルの許容量は恐ろしく低い。

自分の許容量を超えた色々なものを抱え込みすぎた。

高熱を出してぶっ倒れた。

風を引いたと思って安静にしていた。

しかし、熱は治らなかった。妙な病気にかかったのかもしれないと思った。

いつまでも休んでいられないので会社に行った。

自分デスクに座っていると身体ものすごく熱くなり、頭がぼんやりして、息苦しい。

辛い。座っているだけで辛い。

頭が回らない。仕事など出来るはずもない。

なぜこんなことになってしまったのか。そう考えて気づいた。

これは風邪ではなく心因性発熱だと。

一番初めに軽く症状が出た日、ものすごい嫌なことがあって、ずっとそのことを考えて、ストレスでどうにかなりそうだった。

あれがトリガーだった。でも、あれだけではなく日々の色々なことが自分には重荷だった。消えない不安だった。

原因が判明したのは良かったが、状況が改善するわけではなかった。

呼吸するだけで苦しい。浅い呼吸しかできない。座っていることしかできない。

身体暑い。息苦しい。

頭が回らないか能動的に仕事ができない。依頼された仕事をなんとかこなすだけだ。

なんとか今日は耐えることができた。

しかし、これが長続きするとも思えない。もうダメかもしれない。

また会社をやめることになるかもしれない。

自分会社勤めは無理なのかもしれない。

家族がいなくてよかった。

子供がいなくてよかった。

そんな重荷を抱えていたら自分は死んでいたかもしれない。

自分は生涯家族を持てないだろう。

病院は週末に予約できた。

それまで会社で耐えられるだろうか。

http://anond.hatelabo.jp/20170606005748

2回ほどざっと通読した感じ

表現がやたら出てくるあたりは気になる。

「私は芸能界美術しか考えてなかったから(中学受験は)意味ないな」とか、モデルダメと言われて「全てに」絶望とか、「親にマイナスになる事も多く考えて、それでもこの道『しか』ないと」とか、「アニメが好きだった自分全否定した」とか……

いま必要もの・目に入るもの以外はすべてゴミのように扱い、切り捨てているようだ。

普通社会ではマイノリティと思ってた「オタク」が、ここでは当たり前になってくる。狂った世界だと思う。

なんでよ。多数派と少数派が入れ替わったぐらいで「狂った」とか、ほんと表現が強い……

「これから人生絶望しかない」と言うけど、確率的にンなわけないと思う。もし向こう60年、本当に絶望しかなかったら、それはマジで稀少人生なので、本でも書いて売ったらいい。

考え方が極端だから視野が狭いのか、その逆かはわからないし、多かれ少なかれ子供はそういうとこあるんだけど、元増田はもう20歳なんだから、もう少し世界を広く捉えられていてもいい。そういう意味では、「元増田は幼い」とも言えるように思う。

未来が暗黒に見えるのは、自分で光を締め出してるからじゃないか、と私には映る。

世界ってけっこう雑然としているし、視野が広くなれば目に入る光の量も増えて、「お先真っ暗」が「お先うすぼんやり」ぐらいにはなってくれないかな。

自分が好きなもの自分にとっての光だ。そういうものを大切に、ちゃんと手元につかんでおけば自分を慰め、励ましてくれる。これからの夏、渋谷スイーツでもなんでも食べたらいいじゃないか青学である必要なんかないよ。

ももう30越えてオバサンと言われておかしくない年齢だけど、今年の夏こそ原宿アイスモンスターかき氷食べてみたいと思っている。

元増田から見たら、こういうオバサンはきっとみっともないんだろうけれど、私と元増田はなんの関係もないし、元増田にどう思われようと私は痛くもかゆくもないのだ。

元増田未来が明るくなりますように! 光あれ!

2017-06-03

http://anond.hatelabo.jp/20170602035415

こいつの言う「本質」がぼんやりしてるから話が成り立ってない

そもそも「音声を加工している。」というが

録音物には加工しない音声なんてない

ライブでもマイクを通す時点でそれは「加工された音声」だし

2017-06-02

http://anond.hatelabo.jp/20170601115223

お話のように、支持してる人たちでも、安倍さんが言うように「一切無かった」なんて信じてる人はそんなに居ないよね。

おそらく多くの人がなんらかの優遇があったんだろうなあってぼんやり思っていて

その上でまあこのぐらい目をつぶろうかと支持する人が結構いるんだろうけど

そう考えても安倍さんとその周辺は堂々と嘘をついてるわけで、これ以上お友達優遇話が出てくるとヤバイんじゃないかなあ。

2017-06-01

http://anond.hatelabo.jp/20170601110240

認定して叩ける人を見つけにくいからじゃね?

政治なら安倍総理自民党痴漢問題なら痴漢やらでっちあげ女を叩ける。

環境問題だとそう簡単はいかなさそうじゃない?

パッと思いつく限りでは「大企業」とか「先進諸国」みたいなぼんやりとしたものだし。

http://anond.hatelabo.jp/20170601181504

多分、その手の人たちは国家やら政権といったもの自分たちが全くタッチできない超然たるものであって、革命みたいな一発逆転でも起こらないとタッチできないものだと思ってるフシがある。

こっちがタッチできない以上、向こうは好き放題してくると思えてくる。

自民党やら安倍総理は同じ人間ではなく、得体の知れない魔術師のようなもので、日本会議やら政権支持者は人間言葉が通じない悪魔軍勢だと思ってるからぼんやりとした「権力」の一言で片づけられるわけ。

から政権監視するとか批判することを考えることができても、取って代わることができない。

森友学園やら加計学園みたいな派手なスキャンダルには飛びつくけど、経済政策立案なんてお勉強必要な面倒事はやってられない。

選挙だなんて地道なもの馬鹿らしくてやってられないし、信用できない。だって不正選挙」なんだから

国民一人一人を説得するようなゴールの見えないことはやりたくないし、そんなもの無意味だと言えるわけ。

こっちが反撃できない幽霊を恐れるようなもんよ。

会社もっさりした女オタクが許せなかったのに

私が働いている会社には女性社員100人ほどいるのだけど、

廊下ですれ違うたびに「今日ももっさりしてるな……」と思う数人がいて、

その数人の一人が彼女だった。

おそらくきちんと乾かさずに寝ているだろう髪の毛はなんとなくしっとりし、

先端は肩に当たって不規則にはねている。

肌の感じもぱさぱさしていて口周りは産毛のせいかぼんやりし、

全体的に加齢と睡眠不足を感じさせる顔だ。

そのうえ、控えめに言っても「ぽっちゃり」に分類されるだろう体形のくせに

やたらとフリルレースのついた安っぽい布の服装を好んでいて、

フレアスカートから大根のようにずんぐりした足をむきだしにし、

社内ではリボンのついたスリッパ使用している。

すれ違うだけでも

もっさりしていてやだな……」

「その魔法少女みたいなハートリボンまみれのスマホケース何なんだよ……」

「せっかく美容院に行ったなら毎日ヘアケアもきちんとしろ!」

「30代になってサマンベガカバンを使うな! アニメキャラマスコットもつけるな!」

といった感想がうかんでしま相手と同じチームに配属されたのが、去年の9月。

歓迎会で「あ、増田さんって26歳なんだね。私より2つ下とは思えないくらいしっかりしてるね」と言われて、彼女がまだ20代であることを知り、非常に驚いた。ついつい「先輩こそいつかわいい洋服を着て若々しいので、もしかして私より若いのかも……?とか思ってました(笑)」と思ってもみない返答をしてしまったくらいだ。

言っておくが、私はめちゃくちゃオタクだし腐女子だ。

からこそ、周囲にオタク腐女子であることがバレないよう、そしてバカにされないよう、身だしなみに人一倍気を使ってきた。

努力が功を奏して、オフ人間関係では、休日は一人BLを読みふけりPixivを回遊してはオンリーイベントに出陣しているオタク女だとバレることもなく、「そこそこリア充」ぽく見せることができている。「美人」と言われることはほとんどないが、自分の素材を生かしつつTPO清潔感配慮したファッションを心がけているので、自分よりも土台のいい女の子からかわいい」「おしゃれ」「その服どこで買ったか教えて~」と言われることは少なくない。好きなキャラのグッズを買うことはあるけれど、身に着けていくのはオンリーファンイベントオフ会ときだけ。

今の会社IT系だし、ソーシャルゲーム部署もあるからオタクも多い。比較自由服装OKな気風で、男性エンジニアなどはアニメキャラTシャツで出勤したりもしている。それでもうちの部署比較外回りが発生するし、つねに「会社の一員としてどうみられるか」「年相応の落ち着きを伴っているか」も意識しながら、ヘアスタイルや髪色、日々の服装・バッグ・ネイルの色などを選択している。痛ネイルをしたくなっても、イベントの前の日の施術してもらって、終わったらすぐオフする。彼氏がいるときは、休日服装には彼の好みを取り入れる(ちなみに現在フリー相手地方赴任で遠距離恋愛になってしまった彼氏自然消滅して以来、今のところ彼氏はいない)。毎月の美容院、毎週のジム通いに、毎日スキンケアと、日々のさまざまなメンテナンスも欠かさない。おしゃれは努力なのだ

もちろん、それはあくまで私の自己満足であって、他人押し付けるつもりはない。それでも、隣にもっさりした人がいたら不快感が生じてしまうのまでは止められない。同じチームではあるが直属の上司部下というわけではないから、できるだけかかわらずに過ごそうと決めた。

決めたのだが……その決意はすぐに覆された。なんと、先輩に「増田さん、もしかして〇〇ってアニメきじゃない? この間のオンリーイベント出てなかった?」と私がオタク腐女子であること、ジャンル、そしてオンリー出展していることまで当てられてしまったのだ。そのアニメのグッズを持っているところを見ていたので警戒はしていたが、まさか同じCPだったとは……。

「気づいたにしても本人に黙ってろよ!これだからデリカシーのねえオタクは……」という気持ちはあったが、現場をおさえられている以上否定するわけにもいかない。次のオンリーも出る予定だったし。やむをえず認めたものの、「ぜったいに内緒にしててくださいねランチおごりますから」と念を押し、二人きりで初めてランチを食べることになった。

「えー、〇〇好きな人、うちの部署にも結構いるよ。一緒に話したかったな」

会社で、趣味の話をするつもりはないんです……。すみません

自分スタンスを明確に伝えると、先輩はそれ以上無理には押してこなかったが、「でも増田さんっていつもおしゃれで爪先にまで気を使ってるし、全然オタクだと思ってなかったから、オンリーで見たときはびっくりしたよ。会場ではたしかにいつもよりもラフな格好だったけど、やっぱり周りに比べて垢ぬけてたもん」と私を褒めまくった。

しかも「実は増田さんのところのサークルの本、いつも買ってるんだよね。私が行くときは売り子さんがいることが多かったから気づかなかったんだな。表紙とか装丁もやっぱおしゃれだし、二人の気持ちの流れが丁寧に書いてあって、本当に好きなんだよね……書いている本人といっしょに働いてるなんて、すごいうれしいな」と言う。

「なんだもっさりしてるくせに意外と見る目あるじゃん……」とうっかり調子に乗った私はついペラペラ自分の話をしてしまった。

「見栄っ張りなので、『やっぱオタクからダサいんだ』みたいに見られたくないし、オタクからこそ人一倍身だしなみにも同人誌デザインにも気を使ってますね。彼氏にも、『え、オタクだったの!?』と驚かれることが多いです」

「徹底してるなあ……。私、ここだけの話、ずっと女子校育ちで、彼氏できたことないんだよね。それもあってあまり人の目を気にしてこなかったな。ファッション誌もきちんと読んだことなくって、今まで少女漫画で読んできたかわいい女の子イメージとか、そういうのをごちゃごちゃに取り入れてこの年齢まで来ちゃった。自分全然合ってないのかも……とは思いつつ、オンリーとかライブに行ったら似たような服着てる同年代の人もたくさんいるし、まあいいかな~ってスルーしてたんだ。でも、増田さんの話聞いたら、ちょっと自分もがんばろうかなと思ってきた」

「見ていてかわいい服と、自分に合った服って違いますもんね。もちろん、『自分テンションの上がる格好』も大事だと思うんですけど、『人は見た目が9割』という本もありますし、少しだけ自分の好みを譲歩して人にどう思われるかを考えながら暮らしてみると、思いもよらない反響があったりして、楽しくなりますよ。自己表現は、同人活動ですればいいんですよ」

増田さんすごい……。そりゃ仕事もできるわけだよ」

「いやいや、見栄っ張りなだけなので……」

「ねえ……もしよかったらなんだけど、私の服装についてちょっとアドバイスに乗ってもらったりはできないかな? 実は、最近思い切って婚活アプリ登録したんだけど、全然マッチングしなくて……。素材がアレだからしょうがいかもしれないけど、増田さんの話聞いて、もう少し頑張る余地がある気がしてきた」

まさかの展開である。なんでそんな面倒な頼みを引き受けないといけないんだ……。断ろうかとも思ったが、一瞬考えたすえ「私でよければ……」と応じた。面倒ではあるが、さすがに同じチームの先輩であるオンリーに出ていることも、活動ジャンルCPまでバレている。見栄っ張りの私としては、先輩がそれを言いふらす危険性をできるだけ排除しておきたい。

それに……もっさりしている怠惰人間は嫌いだが、努力して改善しようとする人間は嫌いじゃない。私も、中高時代もっさりしていて、スクールカーストでは底辺オタクグループに入れられていたから。

「その代わり、ちょっと厳しい意見も言うと思いますし、運動とかもしてもらいますよ? お金もかかると思う」

「え、運動?」

ファッションには体形も大切です。今の体形にあった服装を選ぶのでもいいですが、彼氏を作るのが目的なんですから、体形とか髪型とか、ふだんの過ごし方から見直したほうが絶対にいいです!」

「そこまで親身になってくれるなんて……。精いっぱいがんばるよ!」

結論として、先輩はきちんとミッション遂行した。私がいい教師だったということなのだが、この9カ月、ずいぶんと頑張ってくれたと思う。

体重は7kg減ったまま週2のジム通いで維持しているし、髪の毛はすすめた美容院できっちり整え、清潔感のあるボブスタイルにしてもらった。たまのイベントの際に施術していたというジェルネイルも、ゴテゴテしたデザインをやめてもらい、綺麗な塗り方を覚えさせ、自分ピンク系のワンカラーをほどこしてもらっている。メイクも、適当に買ったプチプラ集合体を一つずつやめさせて、年齢に合ったデパコスに置き換えつつ、BAさんから顔に合ったメイクアドバイスを聞くように指導した。

服も、既存の安っぽい服のほとんどはメルカリで売ってもらった。フリルレースのついた服、アシンメトリースカート個性的な柄のワンピースなどが上級者のたしなみであること、サマンベガのバッグはどう考えても年齢に合わないこと、などを丁寧に伝え、休日恵比寿アトレにいっしょに赴いて、シンプルで使い勝手と質のいい服をコツコツと買ってもらった。

きちんとしたプロトータルでアドバイスしたらまた違う結果になるかもしれないが、少なくともこの8年ほど見栄をはりつづけてきた私の基準でも、納得のいく「小奇麗なアラサー」ができあがったはずだ。実際先輩も、前より鏡を見るのが楽しくなったと言うし、つづけている婚活アプリでも、マッチングして食事デートくらいまではするようになっているそうだ。

「ただ、相変わらずコミュニケーションスキルが低いから、結局アニメマンガか、仕事の話しかできなくて、あんまり話が弾むところまではいっていないんだよねえ……練習あるのみかなあ……」

それでも私は知っている。社内の男性社員たちが、先輩を見る目がなんとなく変わっていることを。そして街を一緒に歩いているときの、周囲の男性まなざしも変わってきたことを。肉体とファッション改造をしてもらううちに気づいたのだが、先輩、思ったよりも素材が良かったのだ。私なんかより全然美人である。笑うと、元AKB大島優子に似ている。

自分指導した成果が世間にも評価されていることがうれしい反面、最近、先輩が婚活アプリ出会った男性について話すときに、胸がチクチクする自分にも気づいてきた。つい話をさえぎって、自分からアニメマンガの話を不自然ねじこんだりもしてしまう。先輩が彼氏をつくれるようにサポートしたはずなのに、先輩が男の話を自分からするのを聞くのが、イヤなのだ

この気持ち、一体なんなんだろう。

2017-05-28

妙に山に行きたくなる

休日になると、妙に山に行きたくなる。

といっても登山をするわけではない。

普通に車で通れる峠道をひたすら走り、ちょっとした駐車場に停めては、景色ぼんやりと眺める。

それの繰り返し。

いつからか、毎週のように、近場のいろんな場所へ行くようになった。

俺は何がしたいんだろう。

2017-05-27

pixivBL引用炎上の件:腐女子に別方向で頑張ってほしい

長くなったから要約

今回の件をうけて、腐女子の側は一方的被害者とか、弱者という立場を維持するのだけでなく、

自分たちの慣習を、腐女子コミュニティの外の人たちにもわかるような形で

運用可能なところまで頑張ってもっていってほしい。

 

また、腐女子だけでなく、コミュニティ独自ローカルルール抱えてるオタコミュニティの人々は

今回の件は、他山の石となるんじゃなかろうか

今回の事件の推移

めんどいから省略)

今回の事件に対する主要な4つの立場


私の立場

・まず、主張自体への支持について述べるなら、私自身の立場はこの中で選ぶのならBが近い。しかしBそのものではない。AとCについても一定妥当性のある主張だと思う。

・Dの主張にはいろいろ誤解がある。著作権の枠組みで主張をするのであれば「無許可転載」は確かに問題だが、著作権上、正当な「引用」は許可を求める必要はないし、求めるべきでもない。また親告罪云々という話も「転載」と「引用」の違いが把握できていないものと思われる。

なぜ炎上してるのかとか

炎上が続いている仕組みは次のようなものだ。

 著作権法基準(A)の人が、ローカルな慣習(C)のありようを把握していなければ、両者の対立はどこまでいっても平行線である。この人達にずっと不満がたまり続けるので、互いの正当性を主張し続けて炎上は終わらない。また、基準Dのような勘違いを含んだことを言うひとも大量発生していて、これを基準Aの世界にいるひとからすれば「バカじゃねーの」という感じになるし、そう発言してしまう。基準Bの世界にいるひとも人によっては「それはちょっと、落ち着いて整理しましょうか」とたしなめる。なので、またしても火がよく燃える。これが今回の炎上基本的メカニズムだと思う。

 炎上は「誰かが決定的に間違っている」から続くのではなく、「ある立場の人からみると、別の立場の人のやっていることが極めて無作法に見える」ということによって起こり、その行為が「別の立場から見たときには実は何の問題もない」場合に、火が消えるタイミングというのは失われてしまう。

基準Bの態度を採用することは、全体的に見通しがよく相対的中庸温度感のある態度だということになるだろうし、この立場を表明している人は、おおむね良識的に火消しをしているという感じだと思う。

基準Bは、基準Aないし基準Cのみで完結して争っている人々の立場より、バランスのとれたものであろうとしているのは確かだろう。しかし、私は別の基準Eが必要だと思う立場である

基準E:慣習を取り扱える形で、双方向に整備を

 基準Eは、明文化されていない慣習を、きちんと取扱可能にすべきだという方法である。明文化するなりプログラム的に制御するという方法だ。以下に、なぜそのような立場採用するべきかを述べる。

 法がどうであれ、運用の水準で、実質的慣習法を作り上げるということはいくらでもできるということはよくある。そして、ローカルな場にいる人たちは、その場の慣習があたか普遍的適用可能な「常識であるかのような主張をはじめることが多い。だが、そうローカルな商慣習や、コミュニティ内の慣習は多くの場合炎上の温床となってしまう。今回の件だけでなく慣習と法の間での齟齬が「炎上」を生んだことは数多くあった。

 「様々な慣習に対して、可能であるのならば配慮すべきである」という主張は正しいと思う。可能であるのならば配慮するに越したことはない。

 しかし「様々な慣習に対して、常に配慮すべきである」という主張は、どうか。わたしは難しいのではないか、と思う。単純にそれは人間にとって不可能なことを要請しているように思うからだ。

 たとえば今回、火の手があがったのは、801界隈だったわけだけれども、オタク界隈どころかゲーマー界隈に限っても「同人ゲーマー界隈」「格闘ゲーマー界隈」「シューター界隈」「MMO界隈」「東方界隈」「レトロゲーマー界隈」など、細かなコミュニティがそれぞれの慣習をもっていて、自分が属していない界隈での慣習がどうなっているかというのは正直なところ把握しきれない。「私はオタク界隈のほぼ全てのコミュニティの慣習について把握しています」と自信をもって言えるという個人はいないだろう。まあ、それでもオタクコミュニティ界隈のことであれば、長くオタクをやってる人なら「ああ、これだったら何とかさんに聞いとけば温度感わかるっしょ」という人脈による解決はできなくはない。

 ただ、それが、もっと遠い界隈のことになってくると、限界が出て来る。芸術コンテンツまわりでも、現代芸術とかならまだしも、古典芸能世界でのセンシティヴな話題とか言われても、細かなことはさっぱりわからない自信がある。手芸とかもわからないし、動物園のこともわからないし、外食産業のこともわからない。わからないことがいっぱいある。

 で、まったく知らない界隈に飛び込んで、そこで見つけたものをよかれと思って引用しようとしたら、当事者からいきなり激怒されるなどしたら、私はビビるめっちゃビビる。超うろたえる。

 そんで、まあ、たぶんゴメンナサイすると思うけど、なぜキレられたのか、理解が追いつかないだろう。正直、ぜんぜんわからんと思う。小心者なので、とりあえず反射的にゴメンナサイをするでしょう。

 こういう事故を起こさないようにするには、何が重要か。

 「よく知らないもの言及しない」というのが重要だという人もいる。まあ、特にやる気がないなら、あんまりセンシティブそうなものには言及しないほうがいいかもしれない。

 ただし「よく知らないものを知る」ということ自体は、世の中に多様な人々がいるということの相互理解をすすめる上では実は非常に重要なことでもある。たとえばLGBT人種問題というのは、言及の仕方についてしょっちゅう諍いが起こっているが、まったく言及されないよりも「善意に基づく無理解」のような言及は、議論をよびながらも、なされていったほうがいいだろう(まあ、場合によっては無視されたほうがマシということは少なからずあるにはあるだろうが)。

 私としては、「同じ文脈を共有しない人にも、慣習上、重要な点を共有できるようにする仕組みづくり」を行っていくしかないと思う。

 その仕組みづくりにはいくつかの段階があるだろう。

どのように慣習を可視化するか?

 とりあえず、次のようないくつかのステップ提示してみたい。

 以上。STEPと書いてあるが、コレ全部やれという話ではない。まあ全部やれたらすごいとは思う。

 もっとも、慣習によっては標準化が難しかったり、明文化しないことによってこそ意味をもっているような慣習などもあるだろう。そういうものを取り扱うのは確かに難しいが、すべての慣習が取扱い不可能ということもないだろう。

 明文化できる慣習は、明文化して、可能な限りで、コミュニティの外部にいる第三者にも把握可能な形にするというのは、決して無意味なことではないと思う。お互いの不幸な行き違いをなくす基本的方法だとも思う。

 もちろん行き違いをなくすという方法自体を、腐女子コミュニティがいままで模索してこなかったとは思わない。

 腐女子コミュニティ内部にいる人達同士ですら、行き違いはあったのだろうし、そのなかでの行き違いをなくすために、R-18タグは付けることで「ひっそりとやってます」ということを暗に伝えるという慣習が成立したのだろうと思う。その慣習の成立はとても重要なことだったと思う。

 少なくとも腐女子コミュニティの内部では、この慣習はかなり機能していたはずだ。

 そして、今回の事件はその慣習が、実は一般的著作権法の枠組みと整合的なわけではないということによって起こってしまった。コミュニティが大きくなれば大きくなるほど、考慮すべき文脈多様性は広がってくるのだから、近年の腐女子コミュニティの拡大とともに、こういった事件が何かしらの形で起こることはありえたことだろうとは思う。

双方向の「配慮」が可能状態いかに作り上げるか

 それにもう一点付け加えておけば、私は「【基準B】:法的問題はない。しかし、当事者たちにとってセンシティブなことへの配慮が足りなかったという点で、研究倫理上の問題はある。」という態度だけを強調することは、一見配慮をうたっているようでいて、そこまで素晴らしい態度というわけでもないと思う。

 基本的には、この論理だけを強調せざるを得ないシーンというのは「対話することが難しいほど弱っている人たち」とか「西洋文化基準でもって踏み込むべきでもない人たち」、「複雑すぎる背景をもっているので相手に明文化とかをそこまで期待すべきでもない人たち」に対する場合ではないだろうか。

 つまり言及をする側から一方的配慮である。鬱でほんとに今にも死にそうな人とかに対しては確かにそういう形でのコミュニケーションしかできないから、そういう場合は仕方がない。

 もちろん、言及をする側は可能な限り配慮すべきだ。しかし、だからといって、言及をする側だけに配慮要求するというのは、言及される側を馬鹿にした話ではないだろうか。配慮相互になされてよいと思うし、腐女子の方々は、一方的配慮されるだけの弱者とかではないと思う。

 多くの腐女子お姉さまがたは、尊敬すべき人々であると思っている。ぜひとも腐女子コミュニティの今後の拡大にあたって、より受け入れられやすコミュニティ形成をしていっていただければ幸いだと思う。

 

 また、今回はたまたま腐女子コミュニティ一般法との間の問題であったが、これは見えにくい慣習と一般法の間にズレがあるケースでは、似たような問題は何度も起こるタイプの話だとも思う。ローカルライセンスのようなものが増えすぎたら、それもそれで面倒だということもあるとは思うが、何もないよりは、だいぶよいだろうとは思う。

付記1:言論の自由引用について

「慣習は、法の前には下位の基準しかない」という話についても簡単に触れておきたい。

 基本的には法のほうが重要だとは私も思う。ただし、それは慣習と、法とのガチンコ対決回避できないという事態が訪れた場合、法が優先するということであって、ガチンコ対決回避可能場合や、慣習が公序良俗に反するというわけでもない場合は、別に回避してやってけばいいのではないか、と思っている。

 今回、腐女子コミュニティで「引用」に関わるルール特殊な形で扱われていたが、もし腐女子コミュニティにおける「引用ルールを、一般社会全体にまで拡大させようという動きにつながることがあるのならば、これは断固ととして反対する。

 「引用」の自由は、研究にとって重要という以上に、自由言論政治社会にとって重要ものだ。たとえば、それを政治的言論(たとえばヘイトスピーチ)をやっている人たちが「引用ルールの除外適用を求めてきたとしたら、それは素人文章だったとしても、まったく受け入れられない。「公開した俺の政治的発言引用しないでくれ」などありえない。それを引用して批判する自由を奪われれば、政治的なことについて公共の場議論することに多大な支障が出るだろう。

 今回の場合は(1)性的プライバシー問題であるということ(2)腐女子コミュニティの内部で、そのコミュニティに属する人々の合意において特殊な「オープンクローズ概念実効力をもった慣習である、という前提があって、はじめて「それは配慮しましょう」という話がありうるのであって、著作権における「引用」そのものを捻じ曲げるような話であってはならない。

 この著作権における「引用」を捻じ曲げていいかどうか、というの話はすべての人にとっての言論の自由の確保という意味で、致命的に重要ポイントである。これを安易に捻じ曲げるような権利主張は極めて危ういとも思う。

付記2:

 STEP3、STEP4とかはアクション担い手が限られるだろうとは思う。ただ、腐女子コミュニティもだいぶ拡大しているわけなので弁護士研究者経営者などの腐女子の方などが行動すれば決して不可能な話でもないのではなかろうか。

付記3:

 腐女子の人たちについて「二次創作やってる人たちはダブスタなんじゃねーの」問題。この件はダブスタとわかってて、恐縮しながらも、言うべきことは言おうという人と、なんもわかってない人が両方いると思う。

 後者の人たちについては、わかってくださいね、というしかないと思う。自分たちけが弱者被害者という立場でないことは理解してほしいとしか

#あと、二次創作でも「作者公認系」とかもあるので、全てがアウトというわけでもないだろうが、今回問題になったものがどっちだったかまでは調べていない。まあ、おそ松さんとかは、公式問題にしないタイプから公式との関係では、まあどうといった問題もないのだろう。

付記4:

http://anond.hatelabo.jp/20170527202448

このエントリ問題性質をよく示していると思う。

流通プラットフォームが変わるごとにちょっとずつ腐界隈の慣習と、

実態との関係性もちょっとずつ変質していっているという話だと思う。

流通プラットフォームはどんどんと変わっていくので、

その変化にあわせてぼんやりした慣習だと、運用に失敗しました、というのが今回の話なんだと思う。

オタ界隈は、かなり基盤技術の変化がはやいので、この変化に対応できるような基準が成立しないと、この手のことは何度も起こるのだろうなと思う。

今日夢精

どえらい快感に見舞われながら、ついさっき目が覚めた。

久しぶりに夢精をしていた。

夢の中身はすでに朧げなのだが、

女子高生変装するために女性メイクをしてもらう、という内容だったと思う。

直接的に性器を触ることをしていなければ、淫語めいた言葉を囁かれたわけでもない。

メイクをしてくれた女性は、昔付き合っていた女性だった。波瑠に似ている美人だったな。

40歳

自分自身、まだ知らない性癖を持っているのだということに驚嘆すると同時に、自分自身ですらこれなのだから、人と人とが完璧に分かり合うなどということは遥か至難のわざであるよなぁと、

今、紫煙を燻らせながらぼんやりと考えている。

パンツを取り替えたらまた寝ます

おやすみ

2017-05-26

http://anond.hatelabo.jp/20170526113112

家事育児だって達成感を得られるような「仕事」にできるよ。

家事がへたくそでずぼらなんだけど、と諦めずに、仕事が上達するように頑張れば、達成感につながるのに。

仲間はいないけど家族はいるし、夫が感謝してくれることじゃ満足できないなら、それは夫を軽視してるとも言える。

予告なく朝帰りするのは、別に主に働く人の特権じゃないし一緒に生活する人に失礼な行為から、夫にもやめてもらった方がいいと思うし

あなた自由にしたい思っているのなら、夫に子を預けられる日には、友達と会うんじゃなくて無計画旅行に行かせてもらうとかは?

専業だから全部我慢すべきとも思わないし、良い夫に不満を持つことだって人間だもの、と思うけどさ

自分でも分かってるみたいだけど、その感じのまま働いたところでメンタルは一つも良くならないどころか、悪化するんじゃないか

夫に満足してるところ、不満なところ、自分不安に感じていることを表にして書き出してみたら?

ぼんやりとしたメンタル不安をもわっと抱えて自分ストレスに変換してるように見える。

2017-05-25

雨に弱い

今年もまた梅雨が来る。

私は幼少期から雨の日に滅法弱い。

主な症状は以下の通り。

普段から寝起きは悪いが、輪をかけて悪くなる。起きられないし起こされてもなかなか起きなくなる。

強い眠気がずっと付き纏う。歩きながら寝ていて道路をはみ出して事故に遭いかけたり、電車で立ったまま寝てしまって乗り過ごしたりする。

眠気の強さは、例えるなら午後イチの授業がプールだったときの次の授業が退屈な時くらい眠い

小学生の頃はよく雨の日に下駄箱までたどり着いたところで力尽きて昇降口で寝ていた。

日中身体がだるく重くなり、頭がぼんやりする。寝起きなどは四肢に力が入らずうまく立てないことも。

雨音や濡れたアスファルトを車が走る音で会話がしにくくなったり、湿気によって服や自分の産毛や皮膚の感触が気になるなど、感覚刺激による不快感からひどく注意散漫な状態になる。

手がすぐに疲れてしまうのか、いつの間にか握力が弱まって傘を落とす。

レインウェアはゴアテックスちょっといいやつなんかも買ってみたが、レインウェア全般感触や擦れる音がダメで体力をごっそり持っていかれる。

肩や首がひどくこり、締め付けるような頭痛が常に発生する。たまにズキズキドクドクという片頭痛の強い発作が起きて寝込む。

色々書いたが、要は雨が降っているだけで割と使い物にならないレベルにまで弱体化する。

雨の日に狩りなんか行ってられっかよ!休み休みはいおやすみ~!とADHDDNAが言っているような気さえする。

身体覚醒度が低くリラックス状態に向かっているために起きているらしき症状と、

逆に感覚過敏がある聴覚・触覚では、刺激が増えて緊張状態になって起きているような症状がごちゃまぜになっているような印象もある。

どうにかしたくて体操とか深呼吸とかコーヒーとか試してみたのだがイマイチ効果がない。

からカレーでも食べたら、身体覚醒度が上がってちょっとはマシになったりするだろうか。

男のタイムリミットは18歳

女性にはタイムリミットが伝々という言説が定着して久しいが、男にも生涯未婚童貞になるか否か運命の分かれ目になるタイムリミットがある。18歳だ。

大学入学時点で恋愛経験(必ずしも性体験でなくて良い、それぞれの年齢相応の成功体験)のない男は「体は18!心は小6!」状態になってしまう。同年代チャレンジしても門前払いを受け続け、改善のためのフィードバックも自信を付けるチャンスも一度も掴めないまま見下され鼻で笑われ続け心が折れる学歴だけ高い生涯未婚童貞はてな粘着ミソジニー男の一丁上がりだ。

女性は三十何歳まで学生時代社会人合わせて十余年の猶予があるが、18歳で最終バスが出発してしまうのである若い大人に仲間入りしてなんとなく世の中や物事が見えるようになってきたら、なんと自分が既に手遅れで挽回不能なことに気付くのだ。

18までの環境は否応なく家庭の強い影響下にあり、本人の自己責任とだけ切り捨てるのは酷だと思う。よほど素材がイケメンかどんな環境でもアクティブ女子に突進していく子であれば心配ないが、周りを見ると上記の認識危機感もないまま、ぼんやりした子を偏差値が高いからとなんとなく男子小中(高へエスカレーター)に入れてしまい取り返しがつかなくなる悲劇が後を絶たない。

おそらく父はこの時代に既婚者なので自由恋愛の勝者であり「普通に生きてりゃ彼女くらいできんだろ」くらいにしか思ってないのだろう。母は女性なので上のような失敗男が眼前に登場したことな人生で一度もなくピンと来ないのではないか。あるいは愛する可愛い王子モテない可能性など発想自体存在しないか、悪い虫に奪われるくらいならモテなくて結構くらいに溺愛しているかもしれない。

水は桶板の一番低い高さまでしかまらない。親の自慢に役立つの学歴職業など分かりやすい高い桶板かも知れないが、子の主観的幸福を願うなら決定的な欠落が生じないよう目を配って欲しい。

※1 大学デビュー性交組の諸兄の中には、いや、22歳だろ、という異論もおありかと思うが、否定はしない。大意は汲んでいただけることと思う。

※2 学校が共学なら万事解決というわけではない。今ならたぶん下から2割くらい(もっとかな?)は脱落するのだろう。私が言いたいのは(受験に例えると)「受験があるなんて知らなかった」子の中には準備すれば受かってた子もいるだろうし、最終的にダメでもせめて「全力で勉強したが落ちた」にしてあげようということ。

2017-05-24

30手前で独立するためにそこそこの企業退職したのが2年前の話

コネ作りのために定年退職した公務員様と飲みに行く

天下って謎の機関の素晴らしい役職についている超上級国民

まらなすぎる説教を聞きながら、頭のなかでチンコウンコと唱えて時間が過ぎるのを待つ

こんなことをして何かになるのだろうか

いや、仕事には繋がっているから何かにはなっているのだが

帰りの電車ぼんやりと思う

まあ、最終的には現役の役人から仕事をいただければ安泰だから頑張ろう

安定公務員様の人生観仕事観を、不安定独立ウンコマンの俺に言われてもなあ

ネコハトを襲っていた

公園で昼間からぼんやりしていたら、

突然茂みからネコが飛び出してきて、

ハトを咥えてどこかへ消えていった。

襲われたハトは苦しそうに「くるー…くるー…」と鳴いていた。

状況が飲み込めていない他のハトたちがその様子を

「なんだ?なんだくるっぽ?」っていう感じで眺めていた。

自分じゃなくってよかった」という安堵の顔をしているハトもいた。

わたしも襲われたのが自分じゃなくってよかったと思っていた。

こゆるぎ岬

いちどだけ自殺しようと思ったことがある。中2の時。俺はクラスでかなりハードイジメに遇ってた。家に帰れば両親は離婚寸前でもめてるし、とにかく最悪だった。

当時、神奈川県中学では2年次にAテストというのがあって、高校入試にめちゃめちゃ影響する重要テストと言われてた。俺はその結果も散々だった。勉強なんかできる精神状態じゃなかったのだ。3才から一緒に暮らしてた犬も死んじゃうし、かわいいなと思ってた女子からバイ菌」と呼ばれるし、もう死ぬしかねえと思った。

文学にかぶれていた俺は、太宰治あやかって鎌倉のこゆるぎ岬で死のうと思った。太宰が心中に失敗した場所だ。

俺は太宰みたいに睡眠薬を持ってなかったので、家中の薬をかき集めて持って行った。でたらめに飲んでやるつもりだった。

こゆるぎ岬に着いて岩畳の上でぼんやり突っ立ってたら「おい」と呼ぶ声がした。

振り返ると、ネプチューン名倉みたいな妙に濃い顔のおっさんが立ってた。片手にでかいビデオカメラを抱え、もう片方の手で缶ビールを握ってた。赤ら顔。完全に酔ってた。

おっさん映画撮影中だと言う。それだけならまだしも、俺に協力を仰いできた。浜辺でのカンフーシーンを撮りたいから、ぜひ闘ってくれという。完全にヤバイ奴だと思った。

断ってその場から走り去ることもできたが、おっさんはすぐに三脚を用意してカメラのセッティングを始めた。その様子をぼーっと眺めていると、おっさんが「よーい、スタート!」と叫んでいきなり俺に飛び蹴りをかましてきた。蹴りは俺まで届かず、おっさん勝手に転んで派手に尻餅を付いた。俺はなぜか爆笑してしまった。おっさんうずくまりながら「撮影は中止だ」と呟いた。

それからおっさんはなぜか俺にもビールを勧めてきた。おっさんクーラーボックスを持参していて、中に大量のビールが入っていた。

俺は生まれてはじめて酒というものを飲んだ。ぐでんぐでんに酔った。泣きながらおっさんに洗いざらい喋った。勉強のこと、いじめのこと、両親のこと。おっさんがどんなリアクションだったかはおぼえてない。

おっさんはなぜか別れ際にヌンチャクをくれた。そして、浜から見える大きな病院の方に帰って行った。

あのおっさんは何者だったのだろうか。ひとりで酔っぱらってカメラを持ってうろついてた。中学生の俺にいきなり飛び蹴りを仕掛け、そのあとがんがんビールを飲ませた。まったくろくなもんじゃない。

でも俺は自殺を免れた。それに今もこうして生きてる。おっさん世間的には不審者と呼ばれる部類の人だったのかもしれないが、俺にとっちゃ救いの神ってことになる。

あの暗黒時代をどうやってくぐり抜けたのか、今となってはさっぱりわからない。ヌンチャクはとっくに無くしてしまった。でもたまにおっさんのことは思い出す。こゆるぎ岬のおっさん

2017-05-19

はてサは具体的に指示する名称で、ネトウヨ

http://anond.hatelabo.jp/20170518192800

はてサ」はちょっと暇なはてなユーザーなら人別帳作れるぐらいに具体的な個人の集合

ネトウヨ」は気に入らない奴や傾向のことすべてをぼんやりと指す「wifi飛んでんな」みたいなやつ

2017-05-17

自分が救われた気になって

何が悪い

もちろんそのつもり。

もちろんかわりにせめてそんな理由死ぬ人がいるなら少し踏みとどまってくれたら、同じ思いをする人が少しでも減って、苦しいところから出るきっかけにでもなってくれたらいいなって思ったんだけど、変かしらね

死にたいって常々考えてる人にはもう効果はない!ってのは身をもって知った気もするからまあそうなんだろうけど。

でもまー、軽症の人は少しくらい一時停止してくれたらいいなって事なんだけどナー。

もちろん、今から死にたい人がすべて同じ考え方でそうなってるわけじゃないのは承知してるんだ。

ここならモヤモヤ吐き出しつつ誰かの目にとまってなんかのきっかけにもなるかなーって思った、それだけ。

あとロープキッチンバサミですぐ切れるから慌てず(まあ慌てるけど)、そんな大仰なもの探したり解いたりしないでも大丈夫、とりあえずキッチンバサミで切ってください。

あと救急コールするとき可能ならスピーカーホンで繋ぐと安心かと思います。まあ安心な状況ではないが。

あと可能なら周囲に人がいたら大声で呼んで自分ともう1人で救急来るまで居ると助かります心臓マッサージは思ってる以上に疲れる。マッサージビー・ジーズのStayin'aliveリズムでやると良いらしいよ。

生きていればどうにか朝は来るんだぜ。

※中高年の虚無感、諸行無常感、燃え尽き感などにはご家族の皆様十分にご注意を。甘くみていると根は深く暗いかもよ。親がなんだか最近ぼんやり、疲れて無気力、食べる量すこし減ったかな、寝るのやたら早くなってきたな、とか。

気をつけてみてくださいね

以上皆様ご自愛の上ご家族を大切になさってください、明日は木曜明後日から旅行だぜヒャッハー

興味があるということ、それ自体が才能

私はオシャレというものに興味がない。興味がないというか、私の好む服装所謂オシャレなものではない、と言った方が正しい。

そして化粧をすることは、興味がないを通り越して苦痛だ。肌の上に何かを塗りたくるあの感触気持ち悪すぎて卒倒しそうだ。ハンドクリームでさえ気持ち悪くて使えないほどだ。だが気持ち悪い、ということについては少し置いておこう。

問題は人並みに興味が持てない、ということなのだ。

女子大生として「オシャレ」ではない服を着て、化粧もしないとあらば、低身長も相まって小学生中学生のようにも見える。周りを見れば、量産型茶髪女子ばかり。しかし、そちらの方が社会に適合できているという点において、明らかに勝者なのだ

幸いにして、好きな服を着て大学に行かせてもらっている。そのこと自体には心が躍るのだ。しかし、外に出て、大学へ行ってみるとどうだろう。皆(ブスでも美女でも)一様に同じ格好をしていて、私ひとり、みすぼらしく見える。その服装が好き、という気持ちはそのままに、服も自分も貶められるような気持ちがある。言うなれば、周りと比べてみすぼらしい格好が好きな自分のものもみすぼらしいものに思えてきてしまう。

では人並みにオシャレをすればいいじゃないか!と思うかもしれない。だが世間一般女子大生制服のようなもの、アレがとても苦痛なのだ。興味が持てないし、いつもよりやたらと露出ばかり高く、むしろ人の目を気にしてしまう。

結局のところ、自分が一番好きな服を着るのが一番マシ、ということになる。が、「マシ」というのは必ずしも肯定的感情ではない。マイナス50がマイナス10になったようなものだ。

もっと多様な服装の人がいれば気にならないだろうな、とぼんやり考えることがある。しかし、彼女たちは、あれはあれで自分の好きな服を着ている者が大半なのだある意味日本の横並び教育大成功している。

興味が持てる、そのこと自体が才能なのだから

2017-05-14

[]2017/05/14

どっかのお店でごはん食べてた

隣のテーブルで若かりし頃の酒井法子とそのマネージャーごはん食べながら談笑してた

ヤクチュウになったことしってる俺はココロの中で、つらくなっても絶対クスリになんか手出したらダメだよって声かけたくてしょうがなかったけど、なぜか話しかけることができなかった

マネージャー酒井法子にそんなんじゃケッコンできないぞーっ→こないだケッコンしましたよーって酒井法子が返してて、

相手江口洋介だっけ。。。とか頭の中でぼんやり思った

その直後酒井法子が、

でも夫はドラマに出ても切られ役ばっかりでぜんぜん出世しないんですよねーってちょっと困った感じで苦笑いしながらしゃべってて、

はっもしやそれが原因でくすりに手を出したのか!?とか考えた

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