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2024-11-01

守谷駅前 再開発議論の整理(後半)

こんにちはかもめんです。

守谷駅再開発議論について整理しています

こちらは記事の後半になります

ぜひ、前半からお読みください。

https://anond.hatelabo.jp/20241031080310

<前半の概要

1.守谷駅前の開発は現在失敗しているか議論

2.守谷駅前の再開発必要なのかの議論

3.守谷駅前の再開発は実現可能なのかの議論

に分解することを目的とし、

守谷駅周辺に関するデータ収集

上記1.守谷駅前の開発は現在失敗しているか議論・2.守谷駅前の再開発必要なのかの議論

記載しています

↓以下、続きとなります

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3.守谷駅前の再開発は実現可能なのかの議論

守谷駅周辺は散々な状態だし、再開発しないと守谷市にとっては大問題が降りかかるであろうことは理解できたと思います

!?できてない!?最初から読み直してきてください

ニーズに関しては2で考えてきたので、ここからは、そもそも守谷駅前の再開発が実現可能なのかを考察したいと思います

3-1 金の話

再開発において最も必要ものは、お金です。先ほど集めた通り、

地価:この10年で1.5倍になっています。 また、

建築費:2015年100とすると、現在は135程度まで上昇しています

一般財団法人 建設物価調査会https://www.kensetu-bukka.or.jp/indexgraph/k-city10.html?city=1&type=21&index=1&index=2&index=3&year=2011

今後の地価建設費は正直読めないところもありますが、最低賃金の引上げや作業員の不足が響いた場合、今後も高騰を続ける可能性はあります

生涯に渡って守谷人口が増え続けることが見込める場合は、地価も高騰を続けるでしょうし、建築費高騰も回収できるでしょう。

ただし、人口を細かく見ていると、ほぼ開発の終わった松並青葉は人口は既に横ばいに入っています

また、ひがし野や中央も、大型のマンションができるタイミング以外は基本的に横ばいで推移していることに注意が必要です。

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ひがし野1丁目+4丁目 1091/H29→1110/H30→1226/H31→1304/R2→1298/R3→1337/R4→1341/R5→1370/R6

中 央1丁目~4丁目 2327/H29→2354/H30→2401/H31→2366/R2→2334/R3→2331/R4→2556/R5→2584/R6

百合ケ丘2丁目+3丁目 4737/H29→4825/H30→4781/H31→4840/R2→4849/R3→4930/R4→4931/R5→5001/R6

松並青葉1丁目~4丁目 1463/H29→2123/H30→2717/H31→2366/R2→2334/R3→2331/R4→2556/R5→2584/R6

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意外に思われるかもしれませんが、今後、守谷人口が増える余地があるのは、空き地がある場所です。

(高齢化が進んだ地区の住み替えが住んだとしても、人口は増えません。よくて維持です。)

そう考えると、守谷地価を上げることは、人口観点からも難しそうであるかもしれません。

もちろん周辺とのバランスも大きく影響するとは思いますが。

3-2 土地収用の話

そしてお金があったとて、重要なのは土地収用です。

これも調べていなくて申し訳ないのですが、守谷駅周辺は、元々駅があった地区のため地権者が多く、収容が難しいという話を聞いたことがあります

実際に駐車場が広がっている、そしてそれも運営会社がそれぞれ違うことから見ても、それは一定事実であろうことは容易に想像されます

正直、儲かることが予見されるならもう誰かがやってる可能性は高いんですよね・・・

そう考えると、土地収用にもある程度多額の金額交渉力が必要になることは自明でしょう。

から交渉を始めて、着工がいつになるのか・・という観点も抑えておくと良さそうです。

この項では「実現可能性」について議論必要かと思います

そしてそれは市の財政内部留保見直し必要なことも理解していますが、申し訳ありません、私はそこまで踏み込むほど、この問題必要性を感じていません。

※残念ながら、必要性を訴える2候補も、財源については一切触れていませんでしたということはお伝えしておきます

ただし、

・この10年で、地価が1.5倍や建築費が1.3倍になったこ

・駅周辺の人口はほぼ頭打ち状態に近づいているであろうこと

・そう考えると、今からの開発は高値掴みになる可能性もありえること

・少なくとも再開発必要性を訴える2候補から、財源や具体的に必要金額提示がないこと

土地収用にも時間がかかるであろうこと、いつから再開発議論をし、いつ頃にどうなるのかに関しても明確でないこと

に関してまで踏まえた上で、「そもそもやれるのか」を議論された方が良いのではないかと思います

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4.マクドナルド理論

話は変わりますが、皆さんはマクドナルドに行ったことがありますか?

マクドナルドマーケティングで有名な話があります

マクドナルドではアンケートをとると、「健康に良いメニューが欲しい」という声が多く届くそうです。

そしてその顧客ニーズを基に、実際に健康に良いメニューリリースしてはことごとく失敗する歴史を繰り返しています

例えばみなさん、「マクドナルド健康メニューがあったらいいよね!?」と聞かれたら、「いい!」と答えますよね?

それと同じく、「守谷駅前がにぎわってたら良いよね?」と聞かれたらなんとか答えますか?

大半の方は「いい!」と答えるでしょう。

だって、賑わってて悪いと思うことは特にないでしょうし(ガールズバーから聞こえるヘタクソなカラオケがうるさい、みたいな実害は想像しづらいでしょう)

このことからニーズと購買にはある程度の差があることが想像されます

経営マーケティングタッチした経験がある方はわかるかもしれませんが、アンケートで言われたから全てそれに従ったり、クレーマーに丁寧に対応しきってニーズを拾い上げようとすると、経営コケることが多いです。

経営者はどこかで線引きすべきですし、消費者経営側に無限要求をぶつけるのは極めてナンセンスです。

そういった観点守谷再開発について考えてみると、「私は何をどこまで要求すべきなのか」ということが整理して考えられるかもしれません。

もちろん、耳障りいいこと言われたら「いいな!」と思っちゃうのは人間として当然なんですけどね。

4-2SWOT分析限界

マーケティングフレームとしてSWOTというものがあります

自社の内部環境と外部環境

STRENGTH:強み

WEAKNESS:弱み

OPPORTUNITY:機会

THREAT:脅威

に分解し、効果的な戦略立案するためのフレームとされています

これ、未だに使っている人は注意が必要です。

なぜなら、「真面目な人であればあるほど、WEAKNESSには対策必要だ」という考えに陥るからです。

このフレームを使いこなせていないと、以下のような思考に陥る人がいます

マクドナルドでは健康メニューが弱みだ→改善しなきゃ!

守谷駅駅前が賑わってないのが弱みだ→改善しなきゃ!

そう、重要なのは、弱みは「改善しなくてはならない」のではなく、「それを個性として受け止め切る」か「諦める」という選択肢として残すことです。

自分経営上、これはタッチしません・・!というのはものすごく勇気のいることです。

しかし、全方位に配慮した製品ほど売れづらいものはありません。

全方位に世界一配慮した製品は売れますが、それはすぐ超えられるのが世の常。

経営戦略を考えても、「守谷駅前が弱点」という観点に、どこまで向き合うかは、検討する必要があるでしょう。

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5.最後

ということで、改めて何度も論点になる「守谷駅再開発」について、個人的論点を整理してみたつもりです。

1.守谷駅前の開発は現在失敗しているか議論

2.守谷駅前の再開発必要なのかの議論

3.守谷駅前の再開発は実現可能なのかの議論

これらをごちゃまぜにせず、本当に守谷駅再開発についての議論が活発化すると嬉しいなと思っています

私が「負の遺産」と書くと、「負の遺産ではない」の一言でぶったぎられたりするのですが、できれば論拠も伺いたいです。

今回の文章は、自分居住者として当事者なので、事実ベースにしているつもりですが、解釈もふんだんに含まれています

ぜひ丁寧に読み解いていただいて、守谷未来について考えられるといいなと思います

それを踏まえて、守谷駅前再開発をせずに沈没しても、駅前再開発をして沈没しても、それも私たち選択です。楽しく生きていきましょう。

また、私は、自民の手先でも松丸の犬でもありません。

ただ、議論がごちゃごちゃしているのが気持ち悪い性分なので、こんなアホみたいな長文を書いています

ここまでお付き合いいただきありがとうございました。

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6.本当に最後

前回の記事は、おかげ様で多くの方に読んでいただくことができました。

https://anond.hatelabo.jp/20241028233555

個人的には、当該記事ベース議論が発展することを祈っていたのですが、実際にその様子が見られずちょっと残念です。

それどころか、この数日で起きていることとして

他人本名を名乗ってネットを荒らす(人として本当に終わっている行為

・人の経営するお店や病院真偽不明悪口を書く(事実不明なので卑怯

裏金レッテルを貼り付け、拡散する(事実ではなく、推測なのでセーフという考えで卑怯

という残念な状況に陥ってしまいましたね。僕の文章が原因ではないことは百も承知ですが。

私は政治家でも聖人でもないので、理論的に理性的にやりとりができない人との交流に対して前向きではありません。

というか、そういうことができない人が支持する候補に票を入れることはないし、そういった行為は裏で拡散されてるから辞めた方がいいですよー。笑

2017-12-07

必要なのは代表者に飛び込み営業させること。

しろ、「厳密な評価」とやらをどんどん増やせという流れが日本研究開発競争力を落としたと思ってるぞ。

だって本来研究バリバリ集中してるはずの研究者書類作業で拘束しているしているわけだしな。

ただ、この手のベンチャー対象助成金大学とは少し筋が違う。明白な結果を出す方法はある。それは「売り上げと利益」だ。

さらに「顧客ヒアリングをして、顧客マッチした方向に研究が向かっているか」だ。

といっても、例えばこういう顧客を想定して助成金に採択されたとしてもといっても、実はそうじゃないこともある。逆に思いもよらなかった顧客が大きな顧客になることがある。

そして、NEDOクラスのものベンチャー狙うというのは、理系学部修士博士修了の相当な研究開発畑の人間だろう。

プライドも高くなってる。一方、マーケテイング意識なんて、SWOT、4P、3C何それおいしいの?なんて商学部学部2回生以下の知識人間ばかり。

値段が安くて性能が良けりゃ売れるだろ?程度の認識特に値段は量産効果要素もだいぶ強いので、そんな横綱相撲ベンチャーは基本できません。

けど、そのような想定外顧客なんてのは恥かくの覚悟での飛び込みでいろいろ聞いてみないとそもそも見つからない。

だが、プライド邪魔してやらない。内向きで「みんなわかってくれないんだ。いつかわかる日が来るんだ」って夢見るお姫様メンタル

書類上だけきれいにするだろうがね。

例えば、最初目的の成果に対して7割ぐらいしか性能が出なかったが、何らかの優れた特性副次的にできていて、その副次的特性を強みに売上数十億円になってる会社があったとする。

たいして、成果10割達成しているが、だれも客がいない会社があった会社がいたとする。

どちらが成功だと思う?

もちろん前者だろ?だが、その副次的特性もやっぱり想定してなかった顧客候補に聞いてみて初めて分かり、検証ができる。

前者の会社は仮におおもとの性能が出なかったとしても、副次的特性の強みで稼いだ利益最初目的のために金を突っ込める。

一方、後者の成果10割達成しているが誰も客がいない会社がえてして助成金ゾンビになる。

ただ、それでも、成果を出せて書類はきれいから類似的なテーマで応募し、採択され、大本だったテーマ副次的研究する。

けど、客はいつまでたってもつかない。社長会社を続けないとならないか助成金ばっかり次々応募し、それは採択される。だが、それこそが助成金ゾンビ税金無駄遣い。

それこそ、飛び込み営業会社みたいに「集めた名刺の数」を要件にしてでもあちこちどうだろうかと聞いて回らせる必要があると思う。

それなりに特色がある技術があったら何かしら副次的特性が生まれてることがえてしてあると思う。

どうせベンチャー営業なんて全部飛び込みにならざるを得ないんだし。それは研究主体となってる人間自らがやらないとならない。

そういう方向にケツを叩けとは思うが、「ゲンツナチョウサ」なんざ無意味かつ害悪

 
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