はてなキーワード: 精神医療とは
https://anond.hatelabo.jp/20170907000932
機能不全家庭に育った人間の葛藤や苦しみを結局は理解できない人間のほうが多いのだな、と。
コミコの「傷だらけの悪魔」で「常に親の期待に応え続けるために努力することでしか親からの愛情を得られない長女」の描写が生々しすぎて吐きそうになった。
うちの父親は、昔会社を連続で無断欠勤して精神科を受診させられ、なにがしかの病名がついたと聞いているが本人がそれを受け入れずなんの治療も受けていない。
数十年前で精神医療がまだまだ未発達な時代なので今とは事情が違うけれども。
会話が成立しない(何を話していても自分の思い描いているストーリーから外れると激高して暴れまわる)人で、暴力もあった。
母は父にひたすら従いご機嫌を取り、そして子ども達をそれに付き合わせる人だった。
家庭内で父の暴挙に対して「それはおかしい」と声を挙げる者がいると、みな保身のために寄ってたかってそいつを叩く。
そういう家庭で育った。
「おかしいと思ったことにはおかしいと言っていい」と父自身はよくわたしたちに話して聞かせていた。
おそらくそれは世間の不条理に対して(彼にとってはさぞ「不条理」の多い世の中だったことだろう)の自身の経験から出たことばなのだろうが、それを家庭内で実行しても父は怒り狂い、他の家族も誰も耳を傾けようとしないのだった。
家庭内での人間関係というのはそのまま世界観につながるのだなとつくづくわかるのだが、家庭内で不公平感とか理不尽さを日常的に味わっていると、外の世界でも「公平に扱われなかった」「相手の言うことの筋が通っていない」ということに敏感になる。
そういう苦しみから自分を守りたくて、他者を自分のコントロール下に置いて、自分に対してストレスをかけてくるような行為を事前に阻止しようとするようになる。
そうすると結局、自分も同じことを繰り返しているのだと気づく。
ここ数年は親と距離を置くことで思いだす頻度は減ったが、それでもこういうちょっとしたきっかけで思いだす。
結局今の自分の生きづらさとかただ存在しているだけで感じる罪悪感とか息苦しさとかも、もともとは親子関係に由来するものなんだろうと思うと生きるのしんどいなと思う。
こういう話に対して「まあでも親子なんだし、話せばわかるって」なんていうコメントをつけようものなら、はてなでは嘲笑されるだけだろう。
なのに、冒頭の増田についているあまりに的外れなブコメの数々は一体何なのだろうか。
冒頭の増田は「暴力は連鎖する」という事実そのものを伝えているのであり、「暴力もケースバイケース」なんて甘っちょろいことを言っているわけではないのだ。
増田に対する「息子から同じことをされるよ」なんていう呪いの言葉があんなにスターを集めているなんて、本当に泣きそうになった。
ひどい。
あまりにもひどい。
お前ら、何にもわかってない。
何にも。
現在の医者は医療業務全般を行うことが出来るが、医者でも得意不得意がある。
それならば専門分野だけが診察治療できる医師の資格を作ったらどうだ
例えば、医者の補助をする看護師が、◯年以上看護師やってて準医師試験に合格したら準医師になれるとか
消防の救急救命士がドクターカーに◯年乗車して准医師試験に合格したら准医師として医療行為を行えるとか
司法解剖の補助を◯年して准医師試験に合格したら解剖だけ出来る准監察医になれるとか
臨床心理士でも精神医療に○年従事していて准医師試験に合格すれば准精神科医になれるとか
歯科助手に○年従事していて試験に合格すれば准歯科医師になれるとか
競争が起きて悪い医者は廃業だが努力する優秀な人材は医者になれる
良い考えじゃない?
問題解決のためにいくつか具体的なアドバイスができそうなので書きます。
私見ですが、恐らく精神科を受診することで快方へ向かうと思われます。
始めに断っておきたいのは、私は精神医療の専門家ではない、ということです。なので私には精神科を受診したほうがいいと思った根拠、精神科にアクセスする方法しかお伝えすることができません。
まず、あなたの文章からは非常に強い精神的なストレスを受けていることが読み取れます。今は日常生活において致命的な影響は出ていないようですが、このまま放置すれば惨事に繋がる可能性は否定できません。
また、勉強はできたが仕事はできない、マルチタスク処理ができない、というエピソードは発達障害当事者によく見られるものです。
強調しておきたいのは精神疾患や発達障害の兆候が見られるからといって、そうだと断定できるわけではないことです。あくまで診断を下すのは医師であるということは留意してください。
次に、精神科の探し方です。昨今精神科クリニックは増加傾向にあります。あなたが通うことのできる範囲にいくつものクリニックがあっても不思議ではありません。どのクリニックに行けばいいのか迷うこともあるでしょう。
精神科医はピンキリな上に相性の問題もあります。誠実に治療に当たってくれる人もいれば、診察に行っても薬を出してサヨウナラ、という人も珍しくありません。
相性についてはどうしようもありませんが、医師の質についてはある程度保証できるクリニックを探す方法があります。
まずはお住いの地域の精神保健福祉センター(http://www.mhlw.go.jp/kokoro/support/mhcenter.html)にアクセスしてください。センターでは何らかの形で相談の窓口を設けていると思います。
そこであなたが困っていることをお話してください。そしてクリニックを紹介してもらって受診しましょう。
もしセンターで相談したり、精神科を受診されるのであれば相手にこれを見せてください。私が誤った情報を伝えたり、バイアスを与えたことが原因で解決が不確実なものになる可能性は充分にあります。
私は恥ずかしながらメンヘラです。幸い入院歴はありませんが、10年単位で通院をしています。この病気は運悪く藪医者に引っ掛かると、人生の中の貴重な10年間なんてあっという間に失われてしまいます。
日本の精神医療は欧米より遅れているという話がありましたんで、ついこないだ経験した事を些細なことですが便乗がてらお話しさせていただきたいと思います。
私は服用している薬物の関係で、定期的に有効成分の血中濃度を測る必要があります。
その日は暑い日でした。左肘窩の静脈から採血を行ない、看護師から止血のための綿花を暫く押さえていてくれと指示されました。
その後、看護師は幅50mmはあろうかという極太不織布タイプのサージカルテープで、綿花を固定しました。
その日は暑くて半袖だったんです。そこにベージュとはいえ、必要以上に特大のテープなんて貼ったら目立ってしょうがないだろうと…。
精神科病院というのは大抵へんぴなところにあるんですよ。最寄りの駅に行くまでにも時間が掛かるし、その間の人の目もあります。
私は男だからまだ良いですよ。これが女性だったら、処置室出たら速効でテープをはがすのは間違いないですね。それで、又出血したらどうすんだ?
こんなこと、身体科のクリニックでやったら患者が蜘蛛の子散らすように逃げていきますよ。仮にあの看護師が転職して身体科で勤めだしたとしたら、やっていけるんですかね?
・そりゃ中国も利回りが限りなくゼロに近い日本の国債を買うなら世界で一番安全で利息もある米国債を買うだろうよ。
→中国がアメリカ国債買うのはアメリカの対中国貿易赤字の問題だと思うけど。あと中国はアメリカ政府の財布を握っておきたい的。
あと日本の国債の利回りがゼロに近いのはみんな安心して買うから。利回りが高い国債ほど安全ではない。ハイパーインフレってそういうことでは?
・彼らの低待遇はたしかに問題だし改善すべきだが、それならちゃんと国内で議論して彼らの待遇改善のための予算(増税)を組むべきである。
→待遇改善のために増税して税収減ったら待遇改善できない。95年の5%の消費税の増税と一緒。自販機のジュースの値段表示が90年代に消費増税の金額に即して上がって行ったのが懐かしい。90年ぐらいはどの自販機も100円だった。3%、5%の時にずるずる上がったわ。
・「消費税は減税!財政出動はさらに拡大!」をやったら、自分ら世代はなんとか逃げ聞けるかもしれんが、まだ生まれてない次世代の子供にとんでもない額の借金を押し付けるだけになるのではないか?
→小泉時代の「次世代にツケを残さない」痛みを伴う改革で消費税の増税はしてないんだけど、緊縮やったために次世代自体が生まれなかった。そのために次世代(今)にツケ残すことになり、これから先の次世代にもツケを残すことになるだろう。今、増税緊縮策取ればなおさらだよね。
→相続税払わなきゃなんない人ってどの位いるかわからないけど(財産6千万以上ある人だっけ?)、ちょっと調整は必要だよね。あと使用してない土地の固定資産税。
・「教育無料化して国民の質をあげれば後々になって税収入となって戻ってくる」という論もあるのだが、正直俺には「国が10負担すれば将来うまくいけば5ぐらいは帰ってくる」ぐらいの与太話にしか聞こえない。
→満足な教育を受けられなかった人が生活保護になっちゃって国費から毎月定額お金出ていくのはやっぱりもったいない。教育受けてればもしかしたらすごい人材出てくるかもしれないんだし。
あと、経済苦で生活保護になっちゃう人は経済良くなれば働き出すよね。景気を冷やす増税緊縮財政はダメだよね。
個人的に必要だと思うのは雇用のミスマッチをなくし労働者に自信をつけてもらうための職業訓練の充実だわ。
みんな自信ないのがよくないよ。新卒だろうが中途だろうが。自信をつけてもらうために職業訓練必要だわ。適当だけど精神医療費減るかもよ。
即戦力の職業訓練って大学が担うべき?会社が担うべき?ってあるけど、ハロワはどうなんだろって思います。純粋に何がベストなのかわかりません。でも職業訓練足りません。
自分が一番純粋に何がベストなのかわかんないのは、法人税、所得税、消費税などの税率や最低賃金、失業率のバランスだわ。
ヨーロッパみたいに消費税高い、最低賃金高い、失業率高い、高福祉が社会全体にとっていいことなのかわからない。
みんな自分の利益のためにポジショントークするに決まってるしね。
リフレ派だってみんながみんな消費税増税反対してるわけではないしね。
少なくとも「今はダメだよね」って言ってるだけ。
それは8%増税の時に、「今は反対、せめて1%ずつの増税に」と主張した内閣参与他などの意見でわかる。
(ただ新しい経済理論出てきたっぽくて今消費税増税自体をどう考えているかわからないな。)
安倍さんが首相になってから、しばらくは4%成長が見込まれてたのにね。あのまま行ってれば消費税増税するよりも税収多かったかもよ。
8%増税は残念だった。
でも、寿命の延びも安心してお金使えない状況を生み出してるのは認めるわ。
寿命伸びてるのに社会に出回るお金の総量が変わらなきゃ、そりゃちょびちょび使うしかないわ。
例えば生涯年収1億だとして、60歳で死ぬことを予測して金使うのと、80歳で死ぬことを予測して金使うのとでは、金の使い方変わるわな。
デフレ罪深い。
緊縮財政罪深い。
ただね、小泉首相時代に緊縮財政に走っちゃった理由もわかるからね。
土木関係の公共事業で政府の借金こさえすぎた(小渕首相時代)。
でもきっと土木関係の公共事業にお金費やしたのが悪かったのもあるかもしれないけど、
あの頃は多分金融政策の失敗の方が大きかったのかなって予想。
小渕首相がアメリカで冷めたピザ持たされて写真撮られた理由がわかる人って、
当時のマスコミにどれだけいたのかなっていう。
面白がって終了だった印象。
福井日銀総裁のゼロ金利政策終了という失策の時に当時のはてな経済クラスタがマジ切れして、それから何それ何それって思って少しずつ経済の勉強をやり始めたので、
門外漢でもいい本に当たればちゃんとわかるはずだわ。
個人的にためになったのは、
2000年代後半から民主党政権時から安倍首相になるあたりの高橋洋一の現代ビジネスの連載だわ。
飯田先生は経済政策の基礎、高橋洋一はグラフで日本経済の現状解説でわかりやすかったわ。GDPギャップとか。
ちなみに、自分が安倍かよー、から、安倍ちゃんに変わったのは、昔はてなにいた弁当爺が衆議院議員選挙期間中(その前の総裁選か?)に安倍さんは金融政策重視とつぶやいたのを読んだから。
思想誌(論壇雑誌?)って各政治家の主張載ってるというのをその時初めて知った。
自分が経済で今わかんないのは、高橋洋一がよく言ってる政府と日銀が連結で会計すると、財政再建達成してるので大丈夫論。
単体(グロス?)は赤字でも連結(ネット)だと黒字?ですよってのはわかるんだけど、貨幣価値で変わってしまうんじゃないかと思うんだけど。
それは日銀が中央銀行(貨幣の発行で貨幣価値をある程度コントロールできる)だからある程度大丈夫って話なのでしょうか?
難しくてわからん。
凄く長くなったので一言でここに表すと努力する力を含め将来への生きる自信がない。
セックスの頻度は週に2〜3回。
旦那はあと数年で精子の劣化が始まる年齢と言われる歳にもなる。二人きりの生活が楽しいので寂しくも感じる。旦那さんは自分の子孫ができることが嬉しいものだと私に説明をしてくれた。発達障害の遺伝の可能性も気にしていないらしい。
旦那の喜びを奪うわけにもいかないが、子供が出来れば家事すらギリギリの不器用な自分に子育てが増える、金銭的負担も増える。寂しいのが建前に見えてしまい悲しくなるほど、自分は子育てなんてキャパオーバーだと嘆いてるのだ。
頼れる家族はいない。親は無自覚だが祖母に入れられた宗教(カルトでない)の思考で出来ており、神の部分を世間や一般人に置き換え整合性の全く人は尊いと言いつつ、家族全体にはモラハラだらけ。私は無意識に罪悪感を感じて生きるようになった。小学校入学頃から対人恐怖になっていた。子供に合わせていい者ではない。旦那の方もよくないようで、酷い過干渉で逃げてきたらしい。
私はわかってくれる旦那一人で満足なのだが、旦那は子もいる家族を作りたいらしい。
子作り目的になってから私は安定剤を漢方薬にしてもらっている。その間に全く関係ないが婦人科に行った時には、排卵されてるのがカメラ?に写っていたが、まだ妊娠しないのである。
こんな時も頭に「貴方がそんな暗いから子供が逃げていくのよ」という母の言いそうな言葉が自動再生されるほど自分はポジティブにならなきゃいけないことに対して異常なノイローゼになり参っている。
自分が変わればいいと頭の声がずっと巡っており、生きてるだけで常に頭に説教めいた言葉が再生されるのだ。頭の中が常に自己啓発本の朗読をしていると言っていいだろう。
カウンセラーも通い、人を変えてみたりも何度かしたが、怒鳴られたり、否定され、その都度話を聞いてもらってるのに我侭だ失礼だと親から冷たく言われ、加えて認知療法しないと一生幸せになれないと脅しのような発言をされたり、治療のことを考えたり行ったりすること、それを思い出すことでより精神的に追い詰められてしまい、もう説教の一言にも耐えられなくなってしまった。
一年前に親から離れたのに今も思い出せば目の前の家事すら手につかなくなる。向上心がなくてはならないと言われる状況なのに、向上心が最も私をパニックに陥れているのだ。
精神医療を先にと提案されることを何度も想像したが、もうどうしたらいいのかよくわからなくなっている。世間的な美徳とされてるものにノイローゼの私には何が落ち着くものになるのだろう。
旦那の幸せを思うと本当に自分は旦那の前から消えなくてはならない。
頭の声を消すために曲を聴けば頭を酷使し、眠れば悪夢を見る。とても一人で生活できる者ではないのは確かだ。こんな自分に悲劇のヒロインぶってると一部増田は言うだろうし、実際昔母に言われた。母が常に一部増田のような発言をする親なのだ。
親の愚痴になりかけているが我慢出来ないことは事実であり非常に情けなく自己嫌。子供の頃から散々自信を持てと言われたが、何かすれば必ずパニックになる私には家事が限界だった。自分の今のポンコツな現状が限界であるし、発達障害の特性だからとか、ベストを尽くしていると医者や旦那は言ってくれる。私はその言葉に甘えているのか?と優しい言葉をかき消すこの正論のような頭の言葉を私はどうしたら良いんだろう。
うざいといわれても書くよ☆
なお保守の人が保守の観点で国会を見て、その感想、解釈を書くのはぜひやるべきだよ、どんどんやってほしい。
偏ってる批判もどんどんやればいいし、偏ってない人もどんどんやればいいですよ。みんなが国会に関心を持つことが重要ですよ。
はっきりいってショーとしても面白いですしね。
さて毎日毎日めったにみないものを見させていただいております。
今日は共謀罪の法務委員会もあって、この話題は共謀罪関連での山尾さんの議論を追うのにも役立つかと思います。
昨日の参議院の厚生労働委員会で、精神保健福祉法の改正案の審議中ですが、社民福島瑞穂議員、民進石橋通宏議員らが激怒されておりました。
昨日突然「法案の改正の趣旨の最初の二行が削除された」というのです。
http://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/index.php
の4月13日、厚生労働委員会。
特に見て欲しいのは、参考人意見聴取の桐原さん、池原さん、参考人質疑、福島さん、牧山さん、通常の質疑、石橋さん、倉林さんあたりでしょうか。
http://www.asahi.com/articles/ASK4F7DNJK4FUBQU014.html
このニュースを見てもその重要性がすぐわかる、という人はほとんどいないのではないでしょうか。私もよくわかりませんでした。
昨年の津久井やまゆり園での殺人事件を防ぐためにはどうすればよかったのか検討を進める、という安倍総理の指示から始まったものです。これ自体は妥当だと思います。あのようなヘイトクライムを防ぐためにどういう法整備が必要か、という視点は当然重要です。そこで、政府が出してきたのは、やまゆり園の事件の被疑者が一時措置入院を受けていたことから、病院、福祉事業者、自治体(警察)らが措置入院退院後の情報の共有をする、という改正案でした。
法律を制定する、という行為は、一般にさまざまな権利を抑制する可能性があることから、どのような現実の問題についての解決のためなのか、ということをしっかりと整理します。このような現実の問題を立法によって解決できるという一般的事例を立法事実といい、もののほんによると
「法律を制定する場合の基礎を形成し、かつその合理性を支える一般的事実、すなわち社会的、経済的、政治的もしくは科学的事実」(芦部信喜)
ということになっているのですが、この立法事実が、現実社会と合わなくなってきたときには、違憲判決の根拠になることも多いそうです。
「相模原市の障碍者支援施設の事件では、犯罪予告どおり実施され、多くの被害者を出す惨事となった二度と同様の事件が発生しないよう以下のポイントに留意して法整備を行う。」
ということで、塩崎恭久大臣もやまゆり園の事件が立法事実だ、として説明を繰り返したほか、本会議における趣旨説明(経読みといいます)でもやまゆり園の事件の再発を防ぐことをあげていました。
やまゆり園の事件は措置入院時の支援計画の欠如が原因ではなく、また被疑者の自己愛性パーソナリティ障害や措置入院にいたった妄想と事件の因果関係も明らかではなく、なぜ措置入院中に支援計画に警察を介入させる根拠になるのか、と批判してきました。
「相模原市の障碍者支援施設の事件では、犯罪予告どおり実施され、多くの被害者を出す惨事となった二度と同様の事件が発生しないよう以下のポイントに留意して法整備を行う。」の一文が削除されました。つまりこれを立法事実として維持するのは難しいと政権側が判断したということでしょうか。
この石橋議員の質疑を見る前に、ぜひ弁護士の池原さんの参考人意見をご覧になって、この措置入院制度自体の問題点を把握されておくとよいかと思います。
池原さんのお話はめちゃくちゃわかりやすかったので、聞けば一発なのですが、一応整理しておくと
・障害者権利条約においても、現状の自傷・他害を根拠にした強制入院措置が禁止されている
・措置入院を受ける人というのは、実はDVなどの場合もあるし、一般にイメージされる精神疾患とは異なる。相模原の例はむしろ例外的。警察の介入はこういった人たちに無期限の監視をつけかねない。
・本人の意思に反した入院は、反治療的性格があり、措置入院経験者が、治療拒否に陥るケースが多い。本人の意思を抜きに治療計画を決定できる今回の制度は問題が大きい
・通院を事実上強制する措置に治療的効果はないのにも関わらず、この通院義務化を法制化した後、患者の自殺既遂が数倍に増えている。
・現在まで医師が判断を行うことになっていたものに行政を参画させたところで、行政は現状で精神疾患患者へのフォローができていないので、医師の隔離拘束への責任感を軽いものにする効果しかない。
権利条約の制定過程で「自傷・他害の危険性"のみ"での強制措置の禁止にできないか」という日本政府の提案(却下)から漂うアレ臭よ・・・。
福島議員も石橋議員も、立法事実を撤回したのにも関わらず法案を維持するのはおかしいでしょう、ということで、法案の撤回を求めています。私は素人なのではっきり断言はできないですが、もし他にも立法事実があることをはっきり示すことができるのであれば、複数ある立法事実のうちひとつを撤回することで、すなわち法案を撤回すべきかどうかはわからないですが、少なくとも今まで立法事実だとしてきたものを撤回した以上、新たに提示する必要性は当然あるだろうと思います。
しかし塩崎大臣の答弁では、やまゆり園を契機に全国での状況を調査した結果、措置入院後の治療計画がはっきり立てられていないことがわかった。兵庫県の担当者は治療計画を立てることが大切だといっている、ということにとどまっており、ちょっとこれは無理だろうと、私感では思いました。ただし、この措置入院周り以外の改正については、スケジュールにのっとった改正なので、個人的にはここを除けば、法案を出しなおせば、問題ないのかなとも思いました。この辺りは法曹関係の方のご意見が聞きたいと思いましたね。
しかし措置入院からの退院後の計画を立てることそのもの、改正案によって何がどう改善するのか?という説明はまったくされていないので、やはりこの部分は削除するしかないんではないかな、とは思いますが。
「都道府県等は、措置入院者が退院後に社会復帰の促進等のために必要な医療その他の援助を適切かつ円滑に受けられるよう、原則として措置入院中に、精神障害者支援地域協議会において”関係者と”協議の上、退院後支援計画を作成」する、ということになっている、この関係者に本人を含むのではなく、「本人と関係者」に変えないと、本人の意思が提示できない場合、本人意思に関わらず、協議会の決定によって病状等の個人情報を警察に提供されてしまう恐れがある、という懸念は極めてもっともでしょう。完全に人権問題だと思いますので、確たる立法事実を提示できないとするのであれば、憲法との整合性はどうなるのでしょうか。
塩崎大臣は「関係者は当然本人を含む」という答弁をしていましたけれども、じゃあ明記しろよというのは当然の主張ではないでしょうか。
われらがはてなブロガーでもあるlawkus先生のツイートに強く共感しましたが、
下記引用は凶器準備集合罪の審議過程における唐澤俊樹法務大臣の答弁だが、このあとめちゃくちゃ労働運動に適用されたことは周知のとおり。 https://t.co/xhjvi2U7pv— ystk (@lawkus) 2017年3月21日
俺は共謀罪にはほとんど興味がない(だから今まで言及したことも多分ない)のだが、政府は審議過程でどう答弁していようと成立後はこれに拘束されず、条文解釈上可能な限度まで幅広く適用するに決まっているので、皆それを前提に賛否を決めるべきであるということは間違いなく言える。— ystk (@lawkus) 2017年3月21日
これはどういう法律にもいえるよね。
何で明記すればいいだけのことをやらないかというと、まず精神疾患のある人が転居したときなどに、自治体間での情報共有をしたいという欲求(ストレートな差別)、本人の意思確認が困難な場合などに、予防拘禁措置としての、措置入院の継続を警察主導でやりたいのではないか、という疑問がぬぐえないです。
共謀罪に関する山尾議員と金田法務大臣の議論(2月9日の衆院予算委員会など)で、共謀罪の立法事実としてだしてきたものが現行法律で対応できることを示し、立法事実がないのではと問いただしておりますし、先年の平和安全法制の議論でも、さまざま話題になったところです。
「絶対にアメリカの戦争に巻き込まれることはない」発言の正否が問われそうな状況にもなっておりますが、共謀罪に関しては、安倍総理、金田大臣がなんと答弁しようが、全部条文に基づいて議論すべきだろうと思いますし、そうとしか読めないように書いてあるか、というポイントで見て欲しいなと思います。
これでいいのかな?
ごめん、やっぱやめました
返信が遅くなりましたが。
整理して書けなくて悪いのですが。書きながら順番が前後しました。
去年の11月頃から、月に1-3回、一回につき2.5時間-5時間のペースでイベント会社でアルバイトしていました。(ただ、3月までやってみて、そのイベント会社は、もう辞めた方が精神衛生上いいかなと、という風に感じています。)
また、週3程度の職への応募も先月から始めていますが、ストップは掛かっていません。
4月から新たに、軽作業のバイトに切り替えて、先日1日働いてきました。
それほど、職場環境が悪くなかったので、前向きな気持ちになれました。
私としても、「最初は無理にでもやろう」という気持ちと「悪化するのが最悪、何の為に療養してきたのか?」という両方の気持ちがあります。
じゃあどうするのか?っていうと、まず考えられるのは生活保護。
年金暮らしの親族(母親)から、去年の秋より送金をしてもらっています。
ただ、月々の健康保険料や家賃・光熱費・通信費で仕送りの8割ぐらいが経費として出ています。それまでは、幾らか手元にある貯金を崩したり、なんだかんだで、なんとかなったのですが。
親にも呆れられていて、もう、お金送らないから、下旬まで耐えなさいって言われているところです。
→いまここ。ここの部分を切り取って、書いたのが元増田の状況です。
なので、私に必要なのは、家計管理というか、きちんと身の丈に合った生活を送るということなのでしょう。
家計簿をつけるとか。節約のために、安価で栄養の良い調理方法を身につけるとか、スーパーは割引の時間帯を狙うとか。
ここ1年半程は、生きる気力がなかったです。
仕事を休む・辞めるとか、言うときも、自殺願望というのですか。未遂まではしていませんので、さほど重症ではないのかもしれません。
通院を真面目にやってさえいればなんとか、なるのかな、ぐらいに2年前には考えていました。
(職場を辞めた後、一月以内にハローワークで、手続きを行えば、失業手当の受給資格の延長が出来たようなのですが、もう、1年半が過ぎました。自分でも治療にこれだけの期間を要するとは、夢にも考えていませんでした。)
制度の利用について。
2年ほどから、自立支援医療(精神通院医療)の適応は受けています。
『増田さんは、精神医療への通院実績が1年あり、休職もされているので障害手帳の等級で言えば3級への申請が出来ますよ』
と言われたことがあります。
元増田自身が面倒ごとを何とか避けようとし続けて、母親の精神病未治療期間(DUP)を長期化させ、予後不良とさせたのにこの言い草。
やはり母と子は似るのか。
ジプレキサザイディスかリスパダール液を味噌汁に入れるという形にすればバレなかったろうに。
同時に[精神障害者保健福祉手帳]の取得を検討したが、結論としては現状で必要が無いものであった。
それ「精神障害者保健福祉手帳」じゃなくて「自立支援医療(精神通院医療)」のことじゃないっすかね?
障害年金申請くらいのレベルであれば「手続きが煩雑」と言えるだろうけどさ。
閉鎖病棟のことでつか?
つか、初めての入院だからよくわかってないんだろうけど、入院させたくらいでどうにかなるなら皆困ってないから。
入院させても治ってない状態ですぐに出てくる、また地域でトラブルを起こす、また入院する、また地域でトラブルを起こす………これの延々ループに入るだけ。
まあ厚生労働省が、日本の精神医療は長期入院が過ぎるということで、精神障害者は地域で暮らしましょーって推進してるんでどうしようもないけどね。
退院後はナマポ受けさせてグループホームに入れるのがいいんじゃね。
そんじゃ〜ね!
数年前、俺の女友達(幼なじみ)にlineで死にたい、飛び降りるって送った。ほんとあの時は助けられたな。男として情けない。
俺「死にたい」
彼女「いらんこと考えんでいい」
俺「怖くてやめた」
俺「話聞いてくれる?」
俺「俺が生きてたって誰も喜んでくれない」
以下続く
後に、彼女に会ってめちゃくちゃ叱られた。死のうとしたことは否定しなかったし、傷つくことも言われなかった。普段おとなしい子なので、びっくりした。怒るんじゃなくて叱られた。
彼女は前に本当に死にたかったら止めないといってくれてた。私もそういうことあるしとも言ってた。だからこの人になら、言ってもいいと思っていた。そのときは、いつでも死んでいいんだと思ったら、今死ぬ必要ある?と思った。
それで楽になったんだ。子供の時、看護師になりたいっていってたな。
普通じゃない対応だけれど、それから、死にたいと思うことはなくなった。
タイプ的には彼女と俺は似てると思うし、プライベートの話も俺からするほど、信用していた。いつまで経っても友達。
ただ一つ注意していただきたいのは「よっぽど仲が良いとか信用されてるとか信頼されてないなら、「いらんこと考えんでいい」などの否定を言ってはいけない。だれも気持ちわかってくれないって死ぬかもしれない。
否定せずに、本当に死にたいのか本人に考えさせ、その原因となった辛いことの話を話せるなら話させ(信頼できる人に)、癒やし、問題解決に向けて、精神医療も必要に応じて使い、漠然とした不安を拭い去ることが必要だ。