はてなキーワード: 救急救命士とは
梅田ヨドバシ前の歩行者通行量が多い箇所で日本保守党が演説をした為に滞留が発生して雑踏事故が起きそうな状況になった件で、ヤフコメやツイッターで支持者と思しき者達が「消防車まで来たのは虚偽通報による妨害だ、検挙されるだろう」と言い合い、賛同し合っている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/aa62550a78dbef7a5d0c88bc5212139eacb221f0/comments
この一見不必要な状況で消防車まで来て大袈裟な騒ぎになるというのは増田も経験がある。増田の経験でも、投身自殺(死亡)、歩行者の交通事故(重体)、死臭による孤独死の確認(死亡)、鉄道人身事故(死亡)で火災の兆候も無いのに消防車が出動してきた。
これはどうしてだろうか?
これはPA連携と言われる方法で、平成12年頃から始まった。PAとはポンプ車(消防車)とアンビュランス(救急車)の事で、要するに状況に由っては消防士が救急を支援する為に一緒に臨場する。
「google:PA連携」と検索すると色んな自治体の解説が出てくる。
その状況とは、
・心肺停止
・重体
・雑踏で救急の困難が予想される
というもの。
この為に消防士も心肺蘇生の講習を受け、救急救命士の資格を得るようになっている。
だから孤独死や人身事故等でも来るわけだ。孤独死とか鉄道人身事故で人体が散乱しているようなケースでは状況から死亡が明らかだが、法的には救急や警察官が死亡を確認しないと「心肺停止がが疑われる」状態のままだ。だから一緒に出動する手配が取られる。でも当然素性の見込みがない状態だから警察に任せて直ぐに帰って行く。
今回の梅田ヨドバシ前の場合は、階段の存在と2次交通災害の危険、雑踏が該当するね。
多分だが、危ない状態なので誰かが110番通報したのではないかと思われる。雑踏事故の予防は警察の職務職権事項というのは韓国の事故で周知されたのだろう。
ほぼ滞留状態だったと聞くから事故が起きる前に警察が臨場できたこの判断は正しかったと思われる。
通報を受けた警察通信指令室は救急の必要ありと考えたら消防指令室に救急車の派遣を要請する事になっている。
あとはPA連携の要件満たすケースなので消防車も出動、と相なったと思われる。最初の110番から正しい対応のチェーンリアクションだ。
救命救急に興味がないと個人としてPA連携とか知らないというのは仕方がない。だが問題は集合知や集団として賢くなるコミュニケーションをしているかである。
PA連携を知る人が10%程度とする。ここで2人、4人と人数が増えれば知る人が含まれる可能性は20%、40%と上昇する。母集団1000人ともなれば確率なんて議論する余地も無い。知る人が多量に含まれると予想されるのは当然だ。
だが特にネットコミュニケーションではこの針の穴を通る程の確率の「知らない人だけで構成される集団」が自然発生する事がしばしばだ。
また、「知る人」が含まれても、軋轢を恐れて言わないか、言っても無視される。自由なはずのネットで隣組をやる訳だ。こういう力学に支配された集団では、「多数が集まるのにPA連携を知る人がいない」という天文学的確率の状態が維持されるようになる。
これの類似で提示したいのは過去の在日特権デマだ。このデマの中心は「特定集団の人間は無税である」というものだった。
だがこれは差別性などを措いておいても単純な話で、確定申告の仕組みを知らないという事に起因していた。
確定申告では税務署が配布する多重カーボンの申告用紙の欄内に数字を記入する。税の控除を受けるには控除項目の数字欄に記入する必要がある。
ならば「在日特権控除」の欄が無ければ控除されず、申告書を出したその場で税額が決定する。そもそもその税額を計算して書くのも納税者本人だ。
当然そんな欄は無いからこれはガキみたいなデマだなと直ぐに判る。確定申告をした事がある人の割合は60%程度であるから、二人いて在日特権デマを共有していたらその時点でも特異な集団と言える。
だがこのデマは「確定申告やった事ない人」を選択的に魅了して蝟集させ、10年以上継続して信じられていた。驚異のフィルターバブルだ。
高校生までなら身の回りで「確定申告やった事ない人」が100%というのは珍しくない。だがそれ以上でやった事ない人だけに囲まれているというのは特殊状況である。
おっさんが10年ぐらい前にAEDの講習を3回受けた(受けさせられた)。
その時と今では常識がどれくらい違うかわからないが、教えられたことを列挙する。
・AEDをするべき状態なのかは機械が判断するからとりあえずセットする
・人工呼吸は基本的にしなくてもいい
・胸骨圧迫は疲れるから交代でする
・胸骨圧迫は10cmぐらい凹むぐらいの強さでやる
つまり、人命を優先させればそれ以外のことは罪にならないのでどんどんやれということでした。
でも、裸にしてAEDをセットしてみて、「必要なかった」場合はどうなの?
刑事罰はなくても、民事で訴えられたらめんどくさなとは思った。
TOKYOMERを見た。
鈴木亮平演じる医師の喜多見を筆頭とした医療者らが、石田ゆり子が立ち上げたTOKYOMERという手術環境を搭載した緊急車両で現場に向かい、多数傷病者が発生した現場で、死者ゼロを目指し奮闘する物語だ。
私は感動した。
そして絶望した。
救急救命士という職を目指していることを誇りに思っている。「夢は多くの人を助けることです。」と、入試の面接で高らかに宣言した。
医師に引き継ぐ前に私たちがいることで、救える命があるはずだ。そう信じて今も頑張っている。
私が目指す救急救命士は、救急救命士法という法によって行う処置が定めれている。
ドラマ内で鈴木亮平や加賀健人が現場ですぐさま行っていた処置である、静脈路確保(点滴)やアドレナリン投与は、今現在、心停止前の傷病者や心停止時に効果があるとされている。しかし、私たち救命士があれを行う際には、傷病者の状態、考えられる病態、適応外では無いという根拠、これらを1度医師に伝えてから指示を貰い、処置を行っていく。
また、急性頭蓋内病変への開頭手術や、血胸(胸に血がたまること)へのドレナージ(血を抜く処置)などは私たちは行えない。
私たちは病気が分かったとしても、対処療法しか出来ない。何も出来ないまま安静に急いで病院へ運ぶだけだ。
私は彼らが羨ましかった。
私が諦めなければならない命を、彼らは諦めなかった。そして助けた。
私が出来ないことを、彼らはいとも容易くやってみせた。
学年が上がるにつれてだんだんと感じてくる、私たちにできることは何も無いんじゃないか、という現実。
このドラマで突きつけられた気がした。やはり傷病者を救えるのは医者だけだ。
現在の医者は医療業務全般を行うことが出来るが、医者でも得意不得意がある。
それならば専門分野だけが診察治療できる医師の資格を作ったらどうだ
例えば、医者の補助をする看護師が、◯年以上看護師やってて準医師試験に合格したら準医師になれるとか
消防の救急救命士がドクターカーに◯年乗車して准医師試験に合格したら准医師として医療行為を行えるとか
司法解剖の補助を◯年して准医師試験に合格したら解剖だけ出来る准監察医になれるとか
臨床心理士でも精神医療に○年従事していて准医師試験に合格すれば准精神科医になれるとか
歯科助手に○年従事していて試験に合格すれば准歯科医師になれるとか
競争が起きて悪い医者は廃業だが努力する優秀な人材は医者になれる
良い考えじゃない?
あるクソブロガーが「(笑)」とか挟みながら軽い気持ちで書いてるのが気に食わない。消防士は、救急救命士は、人命のために最善を尽くすために質問をしている。
圧倒的に消防よりも救急の要請のほうが多いんだが、救急で意識の有無等を聞くのには当然に意味がある。
心肺停止かどうかの情報はとくに重要で、心肺停止だったら現場にAEDを持って行かなければならないなんてどころではなく、出動態勢から変わってくる。
通常、救急車は3人で出動するのだが、心肺停止状態に3人で対処するというのは厳しい。
胸骨圧迫だけでも30回押したら交替するのがメジャーとなっているくらいで人手不足になるが、もし交通事故だったらとてもじゃないが人が足りない。
たとえば交通事故で背骨を損傷している可能性があるとしよう。迂闊に運んで移動中に脊髄を傷つけたら、その人は一生その部位以下に麻痺が残る。だからそういう場合(ロード&ゴーという)、背骨がズレないように固定して運ばなければいけないのだが、そんな事故がおきる現場なら救助者が後続の車に轢かれることも十分あり交通整理も必要だ。3人で交通整理しながら運べるか・・・?
そういうわけで、心肺停止が想定される場合には救急車と工作車などが2台で急行する。1台ではどうにもならないから・・・。
しかし、素朴な疑問があると思う。そんな質問をしている暇があったら早く出動した方が良いのではないか、と。
大丈夫だ。消防署は、電話がかかってきた段階で通報者の位置を突き止め、管轄署内に出動命令をすでに発している。電話している間にただ待機している、というわけじゃない。
また矢継ぎ早に質問をするわけじゃない。こちらもプロだ。もちろん流れの中で質問するし、相手がわからないと思えば状況から話を組み立てる。
嵐のあらわる!
「独りぼっちの高和」は救急救命士。
あるとき、友人でバカのマッドオナニストにこの貯金箱を能登ひかりに渡してきてくれと頼まれて、いやいや体育館の裏に行くと、そこで、果てしない雰囲気を醸し出しているひかりと出会ったんだ。
ひかりはいわゆる現業系少女で、「長門は俺の嫁」が口癖の彼女はよく目を血走らせて突撃することが好きだという。
ぼくは本当の目的を思い出し、マッドオナニストから頼まれた貯金箱を渡すと、ひかりは邪気眼を持ちし戦士に変身し、
「ご主人様を探し出す??」
と叫ぶやいなや、無理矢理ぼくをつれてエデンへと連れて行くのであった。
ご主人様を探し出すとはどういう事……?
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