はてなキーワード: 自立支援医療制度とは
自立支援医療制度使ったら薬代は減るかも
先月からストラテラ・・・のジェネリック、アトモキセチンに加え、コンサータ(18mg→36mg)も処方されるようになったのですが、今月からアトモキセチンはいったん終了、その代わりコンサータを成人に処方できる最大量の72mg(36mgを2錠)まであげてとりあえず様子を見てみることということになりました。
コンサータ・・・というか成分が同じリタリンは過去いろいろと問題になったこともあって、認可を受けた病院・薬局でないと処方できないようです。ADHD治療薬としてはストラテラ(アトモキセチン)と比較して即効性があるのが特徴で、一日飲むと効果が12時間続きます(ただしこれは人によって異なります)。
自分の場合は18mgから36mgに増やした時点で子供の頃から悩まされてきた日中の眠気が軽減され、仕事中に感じていた焦燥感もだいぶ軽減されていろいろと楽になりました。もちろん製がつや仕事も含めミスが完全になくなるわけではありませんし、仕事中メモを取るようにしているのですがだいぶいろいろと楽になったような気がします。まぁ本当は薬に頼らない方がベストなのですが・・・特にコンサータの場合、長期的に飲んだ場合どうなるのかわからないのでその辺は不安ではあります。
ちなみにストラテラ、コンサータともに「アイディアが浮かばなくなる」とよく言われていますが、自分の場合そのようなことはありませんでした。アイディア自体は4月の治療開始前と同じく浮かんできますし、むしろコンサータを飲んだ結果落ち着いて作業できるようになったような気がします。
ただ3割負担だとコンサータ 72mg 一ヶ月分で約8,000円とえらく高価なのがネックです。ジェネリックは今後も登場しないので毎月8,000円負担するのはアレなのですが、幸いADHDだと自立支援医療制度が使えるので、今月中に手続きを行う予定です(受理されるのに2ヶ月かかるのでそれまでは3割負担で支払う必要はありますが・・・)
ハロワに通い、なんとか就職するが「朝起きれない」「上司の指示が伝わらない」「(早く帰ってゲームしたいので)1分たりとも残業したくなくて勝手に帰って怒られる」等により職場で浮き、短期離職を繰り返す。
発達障害の自覚があったので、心療内科を予約し、ストラテラを飲み始めた。これが2年前。
若干の副作用もあったが、主治医に相談して色々薬を組み合わせながら、服薬を継続した。
食欲が減退して体重は10kg減ったし、吐き気もあるし、日中は勃起しなくなった。
服薬のメリットを簡単に言うと「やろうと思ったことがやれる」これに尽きる。
(トイレ汚れてるな…)→todoに即登録→今日中に必ずやれる。
(生活リズムちゃんとしたいな…)→寝る時間を決めてiphoneに即登録→何がなんでも絶対寝る
(そろそろ正社員でちゃんとした給料がもらえる仕事がしたいな…)→以下略
(せっかくいい会社に雇ってもらえたし、今年は◯◯の勉強をしたいな…)→以下略
といった感じで、現実的に実行可能なことなら、めんどくさくても実行できるようになった。
それによって、2年間で人生が180度変わった。
死ぬまで飲み続けるのは肝臓の負担が怖いので、肝臓の数値を内科で定期的にモニタリングしている。
また、最近は「ストラテラを減らしていくにはどうしたらいいか?」という方向で主治医の指導のもと戦略を実行している。
まず君はそのメンヘラのことを四六時中考えているだろうか。もしそうであるならば君も立派なメンヘラだ。おめでとう。カウンセリング行くか心療内科通いするところから始めよう。お金ない人は自立支援医療制度使おう。
その上で嫌いなメンヘラを潰したい人へ!
その1
「あたしって好かれてるんだ♪」という根拠のない自信をつけさせ、自分の言動を申し訳程度に相手に聞かせる効果がある。
その2
メンヘラには多数で立ち向かえ!
基本的に一対一の見えない場面でのやり取りはあまり効果がない。なぜなら一対一のDMでのやり取りはメンヘラにとって加工捏造虚言し放題の「被害者面」の材料でしかないのだ。
ツイッターならリプライ欄などで人目につくところでやり取りをしよう。もしくは自分側の潔白を証明できる手段や証拠を用意しよう。
そしてこの後のフェーズを考えるならばなるべく多人数で接触したほうが良いが、無理そうなら自力で複数アカウント取って頑張って自演しよう。
その3
なおこの時決して「死ね」「殺してやりたい」などと言ってはいけない。それを逆手に取り「私が死ねばいいんだ。ごめんなさい。」と罪悪感を抱かせるような言動を取り、最悪本当に自殺してしまうこともあるからだ。
もしこのようなワードを使わずに相手が自死を仄めかした場合は、「そんな事は言っていない。然るべき機関に通報する。けれど君の普段の言動はおかしい」と身を案じつつ複数のアカウントでメンヘラを否定しよう。
その4
あとは垢消しを見守るだけ!
ここまでくるとメンヘラは否定されている自分に耐えきれなくなり、死をほのめかしながらアカウントを消すだろう。おめでとう。君の勝利だ。
しかし君が勝利したと同時に、メンヘラは転生する。別のアカウントで、君の知らないところで君の知らない人間たちにチヤホヤされているだろう。
そして変わらぬSNS生活を送る君をそのアカウントから監視し、君が幸せな生活をしているところを刺しにくる。
頑張ってくれ。
1.統合失調症に関する誤解「いまだに」な誤解色々
・高齢の医者だと「統合失調症」という病名を知らない。そればかりか「昔、精神分裂病と呼ばれていて」と言っても「知らない」という人が、内科医に居た。
昔の医大では、あまり教えてくれなかったのかな?精神疾患。10年くらい前のこと。当時70代くらいの内科医(開業医)。既にご逝去。
・さすがに今の医者は「統合失調症」を知っているが、実際に患者を診たことがないので「ビビる」。皮膚科の開業医に「統合失調の持病がありまして」というと、明らかに腰が引けてビクビクしていた。しかし、何度か通院するうちに「なんだ普通じゃないか」ということが理解して貰えたようで、今ではそんなことはない。「きちんと服薬して安定していれば自傷他害などない」というのは、知識としては知っていても、やはり「ホンモノ」を診る機会は少ないのだろう。
・「あたしはそういう病気にかからないから」などと、訳の分からないことを言う健康人が居た(親戚)。精神疾患を「そういう病気」などという呼び方で見下して、自分は「かからない」と勝手に決めつけていた。実際、そういう人は少なくないように思える。まあどう思うかは自由ですが、0.8%、1000人いたら8人くらいはかかる「割とよくある病気」です。
ちなみにその親戚は、心臓疾患でお亡くなりになりました。確かに「あなたは」統合失調症を経験せずに一生を終えました。合掌。
・「訳もなく恐怖感を感じる」「幻聴、幻覚」「誰かが私も監視している」、そんな感じがしたら、早めに精神科系クリニックを予約してみてください。治療開始は早ければ早いほど、予後も良いです。
あと、精神疾患には「自立支援医療制度」というものがあって、所得制限等色々あるけれど、多くの場合、治療費負担1割(3割ではない)が適用されます。こういう情報もクリニックの事務職員が詳しいので、早めにクリニックを予約されることをお勧めします。
・治療は、主に「服薬」です。かつては服薬だけでなく、月に1度「注射」という時代もありましたが、最近は「服薬だけ」となる場合もあります(個人差、症状による違い、あり)
・かつてはセレネース(ハロペリドール)のような強い鎮静剤で興奮を静め、落ち着いてきたらドグマチール(スルピリド)で症状の安定を維持する、という治療が一般的でした。
これらは主に「ドパミン」の「働き過ぎ」を抑える薬剤。
この治療は、自傷他害をはじめとする興奮を抑える効果はあるものの、「意欲減退「感情の鈍麻」という難点があった。
・1996年に「第二世代」の治療薬、リスパダール(リスペリドン)が日本にも登場。「ドパミンの働き過ぎ」を抑えると同時に「セロトニンの働き過ぎ」も抑えるため、「意欲減退」「感情の鈍麻」といった症状に効果を発揮。
その後続々と様々な「第二世代の治療薬」が登場して、薬の選択肢が増え、統合失調患者のQOLもかなり改善された。
具体的には「かつてにくらべて」、ぐぐぐーっと押しつぶされているような感覚(?)が減り、何かをする意欲も、少しはわくようになってきた(ような気がする)。
・2005年「リスパダール内用液」が登場。効きが速いため、私の通院しているクリニックでは「注射器を滅多に使わなくなってしまった」。鎮静剤を注射するよりリスパダール内用液を飲ませた方が速いそうな。
・「リスパダール内用液」も、もうジェネリックが出ている。味はジェネリックの方が美味しい。先発薬は、あれでも「グレープフルーツ味」に調整したつもりなのだそうだが、ゲロ酸っぱ苦い。
ジェネリックは、ちょっとだけ美味しい。よく見ると「甘味料」が追加されているようだ。ただし、効きは先発薬の方がよい(あくまで個人の感想です)。美味しくても効かなきゃダメじゃん。
・リスパダールは、リスパダール(リスペリドン)だけでなく、その代謝物も向精神薬として作用することが分かっていた。その代謝物「だけ」を製剤化したのが、2011年発売の「インヴェガ(パリペリドン)」。リスパダールと何が違うのか?と最初は疑問視されていたが、どうやらリスパダールよりシャープに効くらしいということが分かってきて、今はインヴェガが流行っている(らしい)。
ただし「リスパダール内用液」と「インヴェガ」の併用は出来ない(リスパダールの飲み過ぎ、みたいな状態になるため)。
・昔は「統合失調症の患者は鬱病にはかからない」と言われていた。なぜなら「統合失調症」の定義に「(ああたらこうたらああたらこうたら……で、)かつ『鬱病状の症状を示さないもの』」という一項があったため。
ところ最近の研究では、統合失調症の中でも鬱病(気分が落ち込む、悲しくなる、憂鬱、おっくう、等)のような症状を呈するケースがあることが明らかになり、統合失調症でありながら、インヴェガとパキシル(パロキセチン)等の「抗うつ剤」を併用すると、多少具合がよくなる「場合もあるようだ」(あくまで個人の感想です)。
・「本人がちゃんと通院・服薬していれば」、薬の進歩によって、統合失調症は「人間を社会的に危険な存在にしてしまう病気」ではなくなった。
薬を飲みながら働いている人もいる。しかしまだ全てが解決したとは言いがたい。薬を飲んでいるけれど、やはり体調がよくなく(薬を飲まないよりははるかにマシだが)、特に「疲れやすい」という人は多い。そのため統合失調症の患者の中には、「短時間の勤務」を歓迎する場合もある。
短時間に頑張っている姿をみていただいて「正社員になってフルタイム働けば稼げるのに」と思われることもありますが、現実、そうしたくても体が言うことをきかないのが辛いところです(個人差あり)。
精神障害者、何かとネットで文句ばかり言ってるけどかなり優遇されてる方だろ。
今失業保険のコロナの特例で「基礎疾患持ちで自己都合退職なら給付日数が増える」優遇措置があるのだが、関節リウマチで休みがちなせいで退職させられた私は該当しない。健常者と同じ90日給付。疾患は該当するのに。
それに比べてうつ病なんて楽でいいよな。診断書があれば300日給付だもんな。手帳持ちなら言わずもがな。
精神障害者なんて精神がおかしいだけで仕事も見つかるだろ。私なんて手足が痛むうえに酷使できないから仕事選びだけでも苦労する。その苦労がなくて羨ましいよ。
関節リウマチは意外と指定難病ではないから高額療養制度程度しかない。
私は抗リウマチ薬しか服用してないから安いが、生物学的製剤だと月に3-5万かかる。この抗リウマチ薬が効かなくなったら終わりだ。
それに比べて自立支援医療制度ってなんだあれ。精神障害者だけ恵まれすぎでは?
他にも手帳も他の身体障害者に比べたら取得しやすい印象だ。リウマチだと関節が変形するほどでも厳しいらしい。
「でも精神病と違って理解があるでしょ?」と精神障害者は言いがちだが、理解なんてない。
理解できるか?20代なのに歩くたびに足が痛んだり、こうやってタイピングするだけで指が痛む状況が。袋ラーメンを作った鍋を片手で持ち上げられないんだよ。ひどくなるとスマホも片手で持てない。
大袈裟だと思うだろ。そんなに痛むわけないと思うだろ。
これでもリウマチの中では軽度だしな、大したことはない。関節が変形したり寝たきりになるのがザラな病気だからな。
あと関節リウマチはかなりの確率でうつも併発する。私も毎日死ぬことばかり考えてる。そのうち自殺するしかなくなるんだろう。
自立支援に限らず、医療保険だろうが失業保険だろうが年金だろうが、行政は基本的にこちらから言わなきゃ出してくれないよ。
自立支援医療制度を利用するにあたって問題となるのが、申請してから交付受取までの間の負担。
有効期限自体は役所が申請を受理した日から適応となるが、実際に受給証が手元に届くのは数ヶ月後というタイムラグから発生する問題。
受給証が届くまでは申請控えでもいいですよー、届いたら受給証出してくださいねーという感じ。
受給証と有効期間内の領収書や明細書を提出して手続きをすると3割→1割の差額が還付される感じ。
普通に検索した限りでは、控えで適用または後で払い戻しの情報しか出てこないと思う。
で、
その状況に出くわさないと調べることもないだろうなーというケース。
いやー出くわしちゃったよ。webで調べたよ丸一日。
そもそもこの「受給証が届くまでの負担」について明確に記述している自治体が滅多にない。
払い戻しについて唯一見つけられたのは横浜市鶴見区役所くらいか。
基本的に全く書いてないか、「医療機関と相談してください〜」などと曖昧なものばかり。
どこかの都道府県の医療機関への通達PDFなんかも引っかかるけど強制力を含まないものばかり。
ぜんぶ他人任せ。国は自治体任せ、自治体は病院任せ、病院は塩対応でつっぱねる。
なんでこう患者を置き去りにした他人任せが起きるんだろうともうちょっと調べてみた。
素人なんでゆるーい感じだけど、たぶんこういうことだ。
レセプト保留めんどくさい。完了してる場合カルテやデータを引っ張りだして再計算して自治体に過誤請求しなければならない。人件費かかる。手間。めんどくさい。
償還払いと言うらしい?廃止しているところもある。国が決めた以上仕方ないが、財政的に出したくない。手間。めんどくさい。
めんどくさい。払わなくて済むなら払いたくない。
調べない利用者が悪い。ちゃんと説明しない向こう(病院or自治体)が悪い。
こういうことだろう。
たしかに利用する制度について「全く調べない」のは利用者にも責任があると思う。
例えば受給証を提示し忘れたら適用されませんよー、更新は何ヶ月前からですよー、とかそういうレベル。
でも「追求しなければ」わからないものは公の制度としてなにか歪んでいるのではないだろうか。
必要ないのに受給しようとするひともいたりして困るのはわかるけど、本当に必要なひとが割を食っている。
困って役所に相談に行くと「ここでは払い戻しできない」「こちらから医療機関に言うことはできない」。
福祉保健局に問い合わせたところでどうせ「自治体に相談してください」だろう。
出来ないなら出来ないでいいんだよ。
受給証が届いてから!とキッパリ線引きしてくれるならそれはそれで納得できる。
ここでは控えでOK、ここでは払い戻しできるよ、ここでは払い戻しできないよ。払い戻しなら病院でやってね役所でやってね。
精神的に凹んでる人間がこんなのに毅然と対応できるわけがない。正常な人間でも疲れる。
結局泣き寝入りなんだろう。
事故に遭ったとでも思うほかない。
(いやーでもさ、これって病院側があとで過誤請求して懐に…とかないんですかね。)
ちなみに計算したら自分の場合、負担金の差額は2万くらいだった。
高い勉強代だった。
同じく、軽度のクローン病と精神病で精神障害者手帳貰って社会復帰している者です。
一応、精神障害者手帳の申請用医師診断書に、他の病気を書く欄があって、精神科医に事情を説明すればそこにクローン病と書き加えて貰えます。
国の審査でどこまで合わせ技一本が認められるかはブラックボックスの中ですが
そういう記入欄があるということは、精神障害の単騎で申請するよりは通りやすくなっているはずです。
そもそも精神障害者手帳の申請のチェック事項は、日常生活・社会生活を送れているかどうかの選択枝を選んでいくだけで
原因とか、特に問われていないし。
大半の医者は、治療することと、患者が社会に出られるように図らってやることの狭間で、判断のバランス取ってくれているので
「この患者が社会福祉に助けられず詰んでいる」と判断したときには、型に嵌った診断書ではなく工夫して書類を作ってくれたりします。
ズルではありません。だって、クローン病が治療法も原因も不明の難病である以上、
頑張れないのがクローン病から来ることかメンタルヘルスから来ることかなんて、判別不可能なのです。
頻繁にトイレに駆け込もうが。
社会福祉の恩恵を受けやすい精神病に寄せても、バチは当たりません。
精神科の主治医が、学会で症例報告とかする時の倫理はまた別問題で、厳密に考えた方がいいでしょうけど。
そして、働くにしても最初の稼ぎは、生活保護基準以下でしょう。
才能を疑うようで申し訳ありませんが。
やはりクローン病対応の障害者用グループホームを探して、世帯を分けて住むことをお勧めします。
役所の障害者窓口で相談すれば、消化器疾患に強いグループホームを紹介してくれます。
町に一つはある「障害者就労支援センター」みたいな所でも相談しましょう。
親があなたを扶養できるかなんて、親の自己申告でしかないのです。
幾ら親に収入があろうが、「養っていたら我々が最低限度の文化的生活を維持できなくなる」と言えばそれで扶養義務から外れるのです。
親に差押えとかありません。
(
ただ、御父上が自営業とのことですが、都道府県・市区町村との取引が多いと、田舎の場合業務に支障が出るかもしれません。
俺はこれと、地方だから車を手放せない、クレジットカードは欲しいという理由で生活保護以下の収入で食いつないでいた時期がありました。
御父上の名誉の問題になるなら、2,3隣町のグループホームを探すのも手です。
)
親と世帯を分ければ、社会保険も親の扶養から国民健康保険になり、保険料基準が自分の所得になります。
精神科でも自立支援医療制度を使った場合の月額上限が、かなり下がります。
治療費がかさむだけではない。
ここでは、自殺や就労不可になる問題に隠れているメンヘラの経済問題について述べたい。
そういった事態になるまで自分を追い詰めてしまう人のブレーキになれたらと考えている。
■自己紹介
その会社で、ゲーム開発のプロジェクトマネージャーをしていたのだが、企画を補佐してくれるものがいなかったため、
PM兼、プランナー兼、アートディレクター兼、クラアント対応といった業務までしていた。
平日だけでは業務が終わらず、土日もメール対応や仕様書を書いていた。
そういった無理がたたり、たまにできた暇な時間も体調が悪く遊びにいくことも家事をすることもできなかった。
自立支援医療制度という精神疾患を患っている人を支援する制度があり、
それらの費用が通常の自己負担額3割から1割になるとは言っても、一回行くごとに1500円、月2回行くので3000円かかる。
ついでにいうと、その手続には、診断書が必要であり、その発行に5000円かかる。
最寄りの病院でない場合は、それに合わせて、交通費も必要になる。
それに加えて、一番大きいのがカウンセリング代による支出である。
私の行くところは、40分で6400円ほどかかる。
カウンセリングなんて、役に立つのかと健康な人は思うかもしれない。
だが、処方箋なんてものは、所詮対処療法であり、心理的な問題を解決することはない。
また、人に話すことで楽になることはたくさんあり、しかもカウンセラーにしか言えないこともある。
見ず知らずの人に、そんなこと言えるだろうか? 困られせてしまうだけである。
というわけで、私はカウンセリングにて、毎月2回20分受けていたので、月6000円が飛ぶ。
東京在住で年収300万いかず、奨学金の返済にも苦しんでいた私には、
例えば、部屋が片付かないため、何を買ったが判断できなくなる。
すると、同じようなものを何回も買ってしまう。洗剤や歯磨き粉が複数ストックされる。
そして、掃除をサボることにより家の汚れが取り返しの付かないことになることも、大きな損失になりうる。
引っ越す時に敷金がもどってこないどころか、6万円近くのクリーニング代などを要求されるてしまことを、
思考がどうかしているうつ病患者の私には想像する気力もなかった。
うつ病になると、冷静に考えてお金を使う判断力が失われ無駄な買い物が増える。
場合によっては、ストレス発散のために、高い買い物をしてしまうこともある。経度の買い物依存症である。
そして、あらゆるめんどくさいことを、お金で解決しようとしてしまう。
駅からも遠かったため、少しでも心理的な負担がかからない場所に引っ越したかったからだ。
上記の様な状態の私はただでさえ貯金がない状態であり、引っ越しにかかる費用はクレジットカードを利用した。
そこらへんの判断も、今ふりかえればどうかしている。
だが、明らかに思考力がまともじゃなかった私には、なんの疑問も感じなかった。
新たな引越し先への敷金礼金以外にも、20万以上つかってしまっていた。
■まとめ
という流れは広く知られている。
だが、それだけではない、
うつ病予備軍の人は、上記の様なうつ病になる大変さを理解して欲しい。
すでにうつ病の人は、私の様な自体に陥らない様に気をつけて欲しい。
私はこれの様なリスクを理解していなかった。この過ちが、後に、大きな不幸をまねくことを私はまだ知らなかった。
その不幸については、また今度投稿する。
こんな公的支援がある
医院と薬局を一カ所だけ指定して申請すると、精神科の医療費と薬代が一割負担になる。転院したり引っ越ししたりしてもまた申請すれば大丈夫。収入によっては一カ月の中で支払う上限が変わる。
http://seseragi-mentalclinic.com/jiritu-shien/
・障害年金
18歳未満に病気が発生したか、それ以上かによって支給要件変わる。発達障害単体だと無理の可能性高いけど二次障害起こしてるともらえるかも。受給するための支援してくれる障害者支援施設もあるので使ってみてもいい。
一番のメリットは障害者雇用に応募できる。配慮をもらえるのはすごく楽。あと公的施設の入場料が無料になったり映画が1000円で見られたりバスなど移動手段が割引になったり。電車は割引不可のところがまだまだ多い。持っていると色々役立つ時がある。ただし障害者雇用は賃金がだいぶ安くなるから気をつける。
上記は主治医の診断書が必要になるので治療方針が食い違うと書いてもらえなくなるかも。要相談。ちなみに障害年金受けてるとその受給者証を見せれば楽に手帳の申請ができる。
学生生活では、いちかばちかテストやレポートのすみっこに、これこれこういう理由で授業を受けるのが困難だった、と書いてみる。時々同情してもらえて単位もらえる。最終手段として。
退学するかどうかは家族と良く話し合おう。うつ症状は判断を狂わせるので、あまり重要な決断をしないのが一番いい。どれだけ時間をかけても卒業するか、休学しながら体調を回復させるか、はっきり辞めてしまうか。道はたくさんあると思う。
やりたい勉強があったなら、退学は最終手段にしてほしいな。やめるのは簡単だけど、入るのはすごく難しいから。お金の問題もあるから一概には言えないけど。コメにもあるけれど通信教育や放送大学という手もある。
ざわつきが気になるならデジタル耳栓とかイヤーマフなんかを試してみてもいいかもしれない。授業になったら外す、とか。周りの目は気にしなくていい。好きなように言わせとこう。
何よりも、無理せず。やりたいようにやろう。
私も卒論の指導教授には、たぶん見えないところでたくさん下駄を履かせてもらえたと思う。うつの治療しながらではあったが、なんとか卒業させてもらえた。ありがたかった。味方は必ずいるから。
都道府県には必ず「発達障害支援センター」や「障害者職業センター」が存在する。場所によっては「障害者生活・就労支援センター」などもある。「若者サポートステーション」などもいいかも。公的機関とは別にNPOなんかも。相談先はいくつかあると楽。たまに信用できない支援施設や相談員もいるから気をつけて。
もうそもそも発達持ちなら自営業とかの方が合うかもしれないとつくづく思っている。ブログで副業とかどうなのだろう。そこはお好みで。
ADHDと自閉症スペクトラム併発すると結構職業が限られると思う。これは私も今模索中。広々した場所で全員の挙動が全部見えるデスクワークは最悪だった。経験談として。
また何か思い出したら書くかも。
お互い頑張ろう。
あ、あと自分から「ガイジ」という言葉を使うのはおすすめしない。あまりにひどい言葉だしはてなにもたくさんいる発達持ちに失礼。
※色々追記
ADHDは治らないよ。薬で症状を押さえてるだけ。でもこのコンサータやストラテラを飲むと、発達持ちの特性である、創造性が失われるという話もある。それが嫌なので私は飲まなかった。元増田はいい方向に行ってるようなので何より。
一割負担の話は政府に文句言ってくれ。だけど精神障害持ちはロクに働けなかったり薬がべらぼうに高くなる傾向なので大目に見てくれると助かる。
精神障害二級はだいたい労働や生活にかなりの支援を必要とする、くらいだったと思う。
ガイジって言葉は誰であれ使うなと強く言っておく。アスペもあまり好きでない。
発達持ちは謎の体調不良を起こしたり疲れやすかったりするので授業にたどり着くだけでもけっこう大変。そして休んでも友達にノートを借りたりできずに落とした単位がいくつかあった。人によるから簡単にちょろいと言ってやらないでくれ。
※またまた追記
>>偶に自立支援の申請に必要な診断書の交付を拒む医師がいるらしいが、医師法19条2項違反だからな。
申請を受理するか却下するかは役所が判断することで、医師がその申請が通るかどうかを必要以上に気にすることは無い。<<
そうなのか。一番最初に自立支援の申請をした医者がどうも渋り気味だったから印象で書いてしまった。補足助かる。
それも十年近く前だから、きっと少しは良くなっていると信じたい。申請にマイナンバーが必要になったのはアホかと思ったが。
まだ成人の発達障害は誤解も多く、私の主治医はとても良い信頼できる主治医だが、私が発達障害であると認めてくれない。(主治医に内緒で発達障害専門医にセカンドオピニオンに行って発覚した)
発達障害に詳しい医師にかかるのが一番だろうが、地方ではそれも難しい現状だ。
ただ、障害者職業センターはだいぶ発達障害に力を入れ始めていると聞いた。何かの助けになるかもしれないから、元増田以外の発達障害持ちも相談してみるといいかもしれない。