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2017-11-23

コンビニエロ本グレーゾーンで好き放題

エロ本ではない、一般向けの本だ」と言うのは無理筋でむしろ危険

https://anond.hatelabo.jp/20171122203401

コンビニエロ本グレーゾーンで好き放題やってるみたいな内容の増田だけど、全然ちがう。コンビニ雑誌がズルして実質エロ本を売っているような、凄まじく偏った印象論に落としこんでいる。

まず、コンビニ雑誌エロがそんなに好き放題やってるなら、全国の自治体が黙っていない。青少年保護育成条例が制定されているからだ。みんなここを疑問に思わないのだろうか?

成人マークなしで成人向けの内容を扱う書籍(つまり子供でも買える)があれば、自治体は不健全図書指定し、書店一般売り場やコンビニでの販売を止めさせることが出来る。(ちなみに各自治体による差はあるとはいえ、青年漫画アイアムアヒーロー多重人格探偵サイコが不健全図書指定されている県もある)

さらに、自治体から健全指定ペナルティを食らうと、出版社には多大なデメリットがある。3回連続、または年5回不健全指定されると雑誌休刊するしかなくなってしまうのだ。さらに年6回の不健全指定を食らった出版社は、都から健全出版社扱いされてしまう。そして自主規制団体からマークされ、内容にとやかく言われ出版社として自由裁量がやりにくくなる。

ちなみに、出版社自主的に成人マークを付けた場合、これらのペナルティは一切ないのだ。だからそもそも限界ギリギリを目指したチキンレースをしてるという認識が間違い。

こういう外部から監督チキンレースデメリットを語らず、コンビニ雑誌暴走喧伝するのはおかしい。これだけ話題になっているコンビニ雑誌自治体から健全指定されていない、という事実無視するべきではない。

表紙で全裸を描けない、修正がきつい、過激描写は出来ない、不道徳な内容を描けない、、、これらの違いはエロが嫌いな人たちからすれば言い訳しか見えないだろうが、実際はこういうもの区別基準になっている。これが事実だ。日本法治国家なので、法というルールに基づいて運営されるコンビニ雑誌区分け文句があるなら大元である自治体に言うべきなのだ出版社だけの問題ではない。

これらのルール監督体制を一切無視して、あくまで印象論で成人向けと並べた話をする増田は極めて不誠実な印象操作と言うしかない。

そして、コンビニ雑誌の内容が一般扱いされることに不満を覚える人たちは、一旦深呼吸して、自分が好きな漫画などがこうした無知世間の目からどう見えるかも考えてみるべきだ。

成人向け以上に修正をしてもセックス描写が不健全指定されるなら、自分が読んでいる漫画はどうなるのか。

セックスのもの目的にした漫画でなくとも、それを不健全だと指摘する連中は増えないだろうか。同性愛セックス描写が全年齢で買えることに文句を言ってくる連中はいないだろうか。BLそもそも成人向け販路が発達していなかったので、最近では有害図書指定される数が急増している。東京都の不健全指定では、今や6割がBLであるBLのもの有害バッシングしてくる連中が出てこないといえるだろうか。

それらが書店隔離されることになる未来を、少しでも想像して欲しい。自分の好きな表現を守るためには、嫌いな表現を守る必要もあるのだ。

2017-06-14

というかあの界隈休刊続きなんでしょ

警察やうるさい人が動く以前に経済原則に従って淘汰されそうなんだが

2017-05-01

http://anond.hatelabo.jp/20170430183957

2015年週刊アスキー休刊するちょっとから面白くない記事が増えてきて、ライター名前を見ると週刊アスキー筋だったりすることが多かった。Engadget Japaneseは庇を貸して母屋を取られたよ。

2016-11-20

コード譜(歌本)をめぐる状況

主にギター弾き語りで使われるコード譜というものがある。歌本とも呼ばれる。五線紙おたまじゃくしが泳いでいる楽譜ではなく、歌詞の上にCとかFとかF#m7とかのコード和音)が書かれているものだ。これとギターが一本あれば、絶対音感コード理論知識がなくても、弾き語りができる。フォークソング流行していた頃には、重宝されたのだろう。昔は流行っている曲のコード譜を載せた雑誌が毎月出版されていた。「月刊歌謡曲」(ゲッカヨ)をはじめ「ソングコンング」「歌BON」などがあった。今はすべて休刊している。月刊誌ではなく歌手別や年間ヒット曲を集めた書籍としての歌本は今でも残っているようだ。

これらの出版物は、電子書籍に移行することはなく、今ではウェブ無料で見れるものとなった。速報性や検索性に加えて、カポタストを使った場合の転調に対応できる点も有利なのだろう。

代表的サイトJ-Total Musicだ。2002年から続く老舗である

他に楽器.meChordWikiU-フレットなどがある。

同様のサイトコードスケッチ(ttps://chordsketch.com/)がある。U-フレットと見比べてみると、新着にまったく同じ曲が並び、コード進行も一致する。

楽譜.me(ttp://gakufu.me/)というサイトがある。「当サイトディープラーニングによる楽曲分析を行うための実験サイトです。」と書かれているが、生成方法は謎でコード進行は正しいものとは思えない。サイト名は楽器.meとの誤認を狙っているのだろう。

これら二つのサイトは、Google AdSenseIDが一致(ca-pub-9885680373061782)する。

コード譜は、耳コピにより作成される。コードを聴き分けて書き起こすのだ。そしてその解釈は一意ではない。

例えば長渕剛の「乾杯」のような元々ギターだけで弾き語られる曲であってもそうだ。

http://music.j-total.net/data/021na/001_nagabuchi_tsuyoshi/005.html

http://gakufu.gakki.me/m/data/DT08823.html

https://ja.chordwiki.org/wiki/%E4%B9%BE%E6%9D%AF

http://www.ufret.jp/song.php?data=943

イントロや「君に幸せあれ!」の部分が異なる。採譜者の耳や感性によって変わるのだ。初心者が弾きやすコードが選ばれることもある。

歌詞には著作権があるが、JASRACをはじめとした管理団体委託されていて、利用するのは容易だ。そしてコード進行には著作権適用されないというのが定説だ。料理レシピと同じであるパクリOKなのだ

コードの採譜には能力と労力が必要であり、無償ではない。昔は紙の本の売上で制作費を賄っていたが、今はネット広告収入運営されるものとなった。違法でないからといって、他人の成果を横取りして利益を得ることは認められるものではない。

カラオケが広く行き渡りDTM環境が充実する現在でも、手軽で自由度が高くシンガーソングライターへの入り口でもあるギター弾き語りの愛好家は多い。この文化が廃れないことを望む。

2016-10-16

新参だけどid:kanoseってなんで村長って言われてんの?

Kanoseでググったら2ch出てきて雑誌半年休刊させて回収騒ぎ起こしたってのはわかったけど、なんで村長って言われてるのかが未だによくわかんないんだよね。

ついでにコンビニ店員ってのもわかんないので識ってたら教えてちょ♥

2016-01-02

http://anond.hatelabo.jp/20160101212842

内藤泰弘

  掲載誌休刊になったか出版社が潰れたかなんかで、第一部・第二部みたいな感じになってる。アニメにもなった。

  ネタバレしない範囲で書くと心優しきガンマンの話(もっと書き方あるだろうに)

士郎正宗

  1.5がでたことによってシリーズとして完結といっていいかが少し疑問だけれど基本的に1巻完結ということで。

  近未来を描くSF作品の潮流を変えたと思う。漫画映画押井)→マトリックスの流れは有名か?映画という意味では押井守作品の影響が大きいのかもしれないけど。

  凍結してるので未完ではあるが、アップルシード面白い

木城ゆきと

  銃夢火星戦記が連載中のため、シリーズとしては未完ではあるものの、上記2つで完結してるのでそれはそれでよいかと。

  サイボーグ女の子?が管理社会武力で挑む話(大嘘) 脳みそプリンが美味しい(๑´ڡ`๑)

大友克洋

  さんをつけろよデコ助野郎、2020年東京オリンピック

  団地で起きた殺人事件犯人超能力者

漆原友紀

  鎖国を続けた江戸時代というか、江戸明治あいなかというかちょっと昔の日本っぽいどこかが舞台

  この世はヒト知れぬ生命に溢れている。妖怪の話みたいだけれどそうじゃない。怪異譚集的な何か。

幸村誠

  おそらく元増田の好みとは違うかもだけれど、おすすめ宇宙旅行が当たり前になりはじめた未来の話。1巻2巻以降で哲学的思想が入るので少し雰囲気変わる。

宮本 百合
  • 刻々

  時間を止められる一家が事件に巻き込まれる。伏線多数。

岩明均

  高校生少年の右腕に宇宙から生命体が寄生しました。生命体には意志も知能もあるので少年自分で発散することもできません。

鬼頭莫宏

  ホント胸糞悪くなるいい作品です。

浦沢直樹

  SFじゃないかも

ゆうきまさみ

  みんなで幸せになろうよ

2015-11-10

男女別のメディアというもの

今、小学館学習雑誌は『小学二年生』までしかないらしい。

五年生と六年生が休刊になったのは覚えているが、その下もなくなっていたとは。

しかし、理由はわからなくもない。

もちろん少子化の影響が大きいのだろう。

だが、考えてみれば、男女向けのコンテンツを同時に載せるモデルに、そもそも無理があった気がする。

自分記憶を振り返っても、学年が上がるごとに、女子向け作品空気についていけなくなった。

おそらく、女子の方も同じことを考えていたに違いない。

だったらお互い、棲み分けた方がいい。別々に専門誌を買った方がいいに決まっている。

話は変わるが、インターネット基本的には今なお男社会である

からネトゲをやってもニコ生に行っても、チヤホヤされるのは少数派の女性と決まっている。

しかし、小町ガルちゃんなんかにはまとまった数の女性ユーザー存在していよう。

そして、男がこれらを閲覧するにあたって、本屋少女漫画を買うほどの心理的抵抗は必要ないのである

男女それぞれがターゲット雑誌で好き勝手書く分には、異性に見られるリスクもある程度抑えられたのに、

これではお互いの本音ダダ漏れだ。なんと恐ろしいことか。

今では調子こいたライター崩れが適当な男女論を書き散らし、さら混沌とした様相を呈している。

だがそれも仕方ない。

仮にインターネットがやらずとも、他の技術がいずれ達成していたことだろう。

それでもやはり、この箱を開けるべきではなかった気もする。

2015-10-18

皆さん、阿部洋一という漫画家を御存知でしょうか

阿部洋一という漫画家がいる。

彼の独特な作風は間違いなく評価されるべき才能であると思うのだが、ものすごい不遇。圧倒的に不遇。

地味な作家ならいろいろ打ち切られても当然だと思わなくはないのだが、彼に関しては間違いなく光る何かを持っている。それでいて埋もれている。

グーグル画像検索してみれば独特なのはすぐにわかる。


まずデビュー作の「少女奇談まこら」という作品があるのだが、これは未だ完結していない。

この作品原作付きで、原作平野俊貴魔法騎士レイアースなどの監督植竹美男アニメ脚本家)の2人。

ゲゲゲの鬼太郎」をオマージュした妖怪漫画で、妖怪皇の血を引く少女まこらが、お供の妖怪と共に父母を探す旅に出るお話

2006年リイド社月刊少年ファングで連載を開始したのだが、1年後にその雑誌休刊

作品自体は好評だったようで、その後、講談社ピテカントロプスというウェブコミック誌で「まこら〜ひひひ怪々伝」に改題して連載再開したのだが、これも08年の終わりあたりに突然の更新終了。無念。

その後、しばらく「まこら」は音沙汰がなく打ち切り状態に。

その間に、講談社別冊少年マガジンで「バニラスパイダー」が連載開始(2009年)。

別冊少年マガジン創刊号の連載陣としてラインナップされ、そのおどろおどろしい世界観SF的なストーリーでそこそこ注目された。

原作無しの完全オリジナルの連載は初めてだが、きちんとストーリーも書けることを証明してみせたわけだ。

だが、別マガには他に同じようなおどろおどろしい雰囲気を持った怪物的な作品があった。

そう、「進撃の巨人である

こちらの作品は瞬く間に注目され、あっという間に人気作に。

一方バニラスパイダーの方は一部で話題に出るもの特にブレイクはせず、地道に連載を続けていたのだが、結局3巻で打ち切られることになった。

別に巨人」に何の罪もないのだが、完全に陰に隠れてしまった感がある。

実はこの作品、3巻でものすごくきれいにまとまった傑作なので、最初から3巻の予定だったのでは?という疑問も浮かぶのだが、

序盤に出された伏線が回収できていないことと、3巻での作者のコメントを見る限り「打ち切り」だったのは間違いないと見ていい。


とまあここまでならありきたりな話だが、阿部洋一の不遇はまだ続く。


バニラスパイダー終了後、2010年末に今度はアスキー・メディアワークス電子コミック誌電撃コミックジャパンで「血潜り林檎と金魚鉢男」を連載開始。

コミックジャパンという名が付いてる時点で嫌な予感がするのだが(過去に短命に終わった同名の雑誌が2つある)、先に言ってしまおう。これも休刊する。

しかも、こともあろうに阿部洋一はこの雑誌で2つの連載をしていたのだ。

1つは前述の「血潜り~」、そしてもう1つはなんと連載を休止していた「少女奇談まこら」だったのである

「まこら」連載再開時には大きく「復活」と取り上げられ、それまで発表された話数に加筆修正を加えた「完全版」の刊行、そして最後まで連載するという宣言もあり、ファンを歓喜させた。

そして「血潜り」と並行して連載されることになったのだが、結果は御存知の通り休刊で連載中断である。ひどい。

「血潜り~」は奇抜な設定の漫画で、第15回文化庁メディア芸術祭マンガ部門審査委員会推薦作品に選ばれたりとなかなかの高評価を得ていた。

「まこら」も連載再開後のエピソード「夢華族」が傑作中の傑作で、この作品はもう名作になること間違いなしだな、と勝手に思っていた。

それが休刊で2つ同時に中断である。「まこら」に関してはぬか喜びもいいところである

休刊時の発表では、打ち切りではなく今後の動向は追ってお知らせするとなっていたが、いつまで経っても発表はされず、ついにはサイトまで消滅してしまった。


1つの連載作品で3つも休刊経験するなんてなかなか無いことで、よくわからない称号を得たような感じすらある。

その後はまた別マガで2013年に「橙は、半透明に二度寝する」を連載開始したり(2015年中に完結予定、打ち切りかは定かでない。既刊1巻)、

集英社ウルトラジャンプで短期連載の「オニクジョ」を含め読切が複数回掲載され、短編集が発売されたり、

デジタル版に完全移行したコミックアーススターで「新・血潜り林檎と金魚鉢男」として連載が復活したり(これまた新装版が発売されるようだ)(雑誌雑誌なだけにまた休刊するんじゃないかとの声もある)

と、なんとか漫画家を続けてこられている。(しかし「まこら」は音沙汰なし)

これはもはや逆に考えて幸運なのか・・・

とにかく阿部洋一という漫画家もっと知られてもいい。

ネット上でオススメ漫画とか紹介するのが流行ってたりするみたいだが、そこにもほとんど顔を出さない。

完全に主観だが、間違いなく才能ある漫画家なのよホントに。

少女奇談まこら」はマジで傑作。「橙は、半透明に二度寝する」もとてつもない怪作。オムニバスなんでとりあえず1話だけでも。(http://www.shonenmagazine.com/bmaga/daidaiha


というわけで、皆さん是非読んでみてね。(わざわざ言わなくてもいいと思うけど、本人じゃないよ)


(追記)

ブコメに「総合マンガキッチュの話はしないのかい?」とありましたが、はい

キッチュ」は同人誌に近いマンガ誌で、編集長阿部洋一氏と同じく京都精華大学マンガ学科ストーリーマンガコースの一期生であるという繋がりからか、作品がよく掲載されています

しかし残念ながらまだこの雑誌を読めていないんですよね。

「それはただの先輩のチンコ」とかいタイトルだけで気になる作品とかもあったりするんですが。

http://studiokitsch.info/about.html

2015-10-07

気持ちへの理解はできるが賛同できない。

http://ninicosachico.hatenablog.com/entry/2015/10/02/094612

読んだ。ブコメでそれはどうよと書こうとしたけど全然はみ出た。

表題通り「嫌だな」という気持ちに、ああそうだね 申し訳いねと思う事はあるが、

から今より更に隠そうとかどうにかしようとかカード式にとかいう話には全く賛同できない。

加えて、このエロを好む側と嫌悪する側とで線引きしてどうよ?って言ってる以上、どこまでも平行線か、より札束ビンタした方が勝つだけという話にしかならないと思う。

まずこの「嫌だなぁ」からの話読んでてコンビニなら「酒」と「煙草」に置き換えても同じじゃんと思った。

依存症の親が我慢できずに買ってしまう。

我慢できたけど目に入ったから後々イライラ子供が当たられる。

若者が酒買って店の前でウェイウェイ騒ぐ。

煙草の煙や灰。灰皿が店の前にあれば受動喫煙被害

マナーがなってない住民が多ければ歩き煙草ポイ捨て被害

他にも酒煙草にまつわる不快ことなんていくらでもあるし、子供の時トラウマ植え付けられたら同じく蘇るだろう。

エロ本の見たら嫌だなより実害は大きいと個人的には思うよ?

でも大多数が求めてるし!とかココで数の正義を持ち出すのであれば店にもよるけど、男性客が多くてエロ本置いてる店舗ではエロ置くが正義なのだから黙れになってしまう。(現状はそう)

から「嫌だな」で規制配慮強化煽られても賛同できない。

それなら酒煙草もっと配慮…というか規制しろよと思うし。

コンビニ誌は既に書店売りの物と比べれば馬鹿馬鹿いくらい内容など自主規制をしている。

表紙もエロいらない層からすれば刺激的かも知れないが、直接的な表現は避けられている。

他にも注意◯回で休刊廃刊とか復帰不可な規制だってあるから慎重に配慮マージンも取っている。

極端な話、規制がなければ近所の学校制服酷似した衣装を来た娘がはだけてるのを表紙にし、伏せ字で近所の学校や有名校の「女子高生」と直接的表記をして作る事だってできるし、胸・お尻・水着どころか、乳首性器押し出しだって作れるでしょ。(お国的にモザイクだって記事で出てる外国と比べりゃ変な規制だし)そういう表現の方がコンビニエロ買う層には売れる。(まぁやったら結果、外圧での規制は強まると思うけど)

一般的に販売スペースを隅に小さくしていっているのだって配慮だろう。(酒とか煙草なんて、年齢制限掛かってようがガンガン展開して売ってるのにね)

で、その配慮の結果が全てかは別としても売上が落ちて来ると直ぐに仕入れを切られ、全国的には成人誌スペースすら削られてるコンビニも増えてきてる。

個人的には配慮しろ→した結果売上減→売れないのが悪いから切られるってのも酷い話だなと思うよ。

ただそれでもコンビニに置くことのメリット(売上)があるから自主規制や元記事のいう「嫌だな」にもなるべく配慮してやってる。(全部が全部かはしらんけど)

そして提案カード販売式だけど、嫌悪層・決まって買う層からしたら、そりゃ平和な解決策だと思うけど、制作からしたら表紙は唯一のセールス点なのよ。

エロ本なんて特に前述のように場所隅だし小さいしだし、他のメディアポスターとかで大々的に宣伝できる訳でもないんだから、本当に唯一が表紙なの。

カード式などで表紙画像小さくするとかなしにして、代替になる物ってある?

代わりにフライヤー煙草と同じようにレジ横に置いてくれる?無理でしょ。

その唯一アピール削って売上減→売れないし置かないねになったら…というかなるけど、それは結局気に入らない方力づくで潰してるのと変わらないと思うけど。

あと雑誌とか本は基本委託販売なので、他の仕入れと違って売れなかった分は丸々出版社が持つの

その上で置いてやるけど一切主張するなって事でしょ?

エロ嫌い層からしたらそりゃ結果根絶コースで万歳だろうけど、好きな層とか制作からしたらたまらないよ。

無法地帯でやりたい放題やって規制なら仕方ないと思うけど、現状ホント馬鹿みたいに自主規制してる(コンビニ誌は)中で、感情面でどうにかせよって言われても、その段階的な声を逐一受け入れたらなし崩しで完全規制根絶コースなので賛同できないし反対。

というか現状がその度々くる嫌悪の声に対応してきてコンビニ誌に関しては規制配慮は強くなっていってる。

あとエロふつうに入ってくる日本は異常だ、外国ではってのもあるけど、外国で酒煙草自販機とかでも時間制限なく買えるし、ガンガンCM宣伝やってたりする国も珍しい方じゃないの。

記事のはエロから遠ざかる権利って書いてるけどエロ無いコンビニもあるし、隅の方に小さくなんだから、遠ざかりたければそれこそ近づかないで、互いに仕方ないね妥協し合えば良いのに。

そちらの事情はそちらだから雄弁と主張するけど、こちら側の事情規制の推移とか)はまったく調べもせず「嫌だなぁ」で括られるのもたまらいね

個人的にはエロ嫌悪組は嫌だから調べもしないでとにかく視界から消したい。の結果どこまで配慮しても要求が強くなる印象がある。

2015-06-02

http://anond.hatelabo.jp/20150602121616

噂の眞相」に休刊かと書かれた経験すらある漫画誌としては25000部は多いと思う。

公称50万部のゲーム誌で「読もう!コミックビーム」と毎回やってる割には効果でてねえなとは思うが。

2014-05-11

まあ美味しんぼ叩きは

のらん方が賢明だわな。

どういう立場であるにせよ。

打ちきりだの掲載誌の休刊廃刊だのは論外だし、損害賠償云々も失笑もの

阿呆阿波踊り。あれに参加してる奴は基本そういうカテゴリに分類してるよ。

蛇足とは思うけど繰り返しとこうか。

「どういう立場であるにせよ」ね。

美味しんぼ打ち切りとか、雑誌休刊とかになると、喜ぶのは反原発派じゃないかな

真実を伝える人が弾圧された!言論の自由がない!

みたいな喜び方するとおもう

左翼って介入されると喜ぶじゃん?ほら見ろ!国は隠してるんだ!みたいな

2014-01-22

プログラマーの話題がいろいろと出てるので、

ところで、現代の子供がプログラミングを覚えたくなるシチェーションって浮かばないんだ。

の子供の最初プログラミング体験ってどんななんだろう。

僕は小学校に入った頃、MSXっていうパソコンもどきのお古を親戚がくれて、画面に文字が出ることがうれしくて、キーを押すと反応が返ってくることが楽しくて、アルファベットも読めないのにプログラムの真似事をしたりした。

4年生くらいまでは、そればっかりいじってた。

プログラムというにはあまり稚拙だったけど、僕はそれが楽しかったし誇らしかった。

電卓だと少数の計算は出来ても、分数の足し算とか引き算とか出来ないでしょ?

MSXだと、ちゃんと命令をしてあげれば、分数の足し算をして、答えを帯分数にしたり出来るんだよ!」

友達に自慢しようとした。

MSXの画面、青いバックに白い文字で、

「ブンボをニュウリョクしてください?」

と画面に表示されていて、「すげーすげー」と褒められるのを待っていた記憶は今でも覚えてる。

(結局褒められることはなかったけど)

中学校入学する頃、MSXFANが休刊してからパソコンを触ることは大学卒論までなかった。

プログラミングを学びたいと思ったこともないし、30歳になった今でもなにも出来ない。

ゲームがなかったから、自分で作ろうとか思ったわけで、ちょっとお金を出せばゲームがあるなら、してたほうが楽しいじゃん。

2013-11-21

虚構新聞のようなユーモアを理解できないのも一種の発達障害だと思う

虚構新聞が橋下市長を中傷した時のはてブを見なおしてみた。

タイトルはその時のブクマコメントです。

下の方に今回のユニセフの件のブクマコメントも書いたんで劇的ビフォアアフターをお楽しみください。

下市長、市内の小中学生ツイッター義務

http://b.hatena.ne.jp/entry/kyoko-np.net/2012051401.html

虚構新聞は良くやったと思う。Twitter著名人への暴言を吐き捨てる橋下を英雄視し味方する連中のほうが悪質。一般のメディアは表だって橋下への批判をやりにくい。この空気を生む連中こそ地獄へ堕ちるべき

こんなちょっと調べればわかるネタに騙されて文句言う奴がインターネットをくだらなくしていく。

この記事の周りの状況も含めて、かなり楽しめた。ありがとう虚構新聞

中の人、賢いな〜

虚構新聞さん、いつもながら仕事が的確(笑)

虚構新聞が「橋下市長、小中学生Twitter義務化」記事について謝罪 (ねとらぼ) - Yahoo!ニュース

http://b.hatena.ne.jp/entry/headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120514-00000084-it_nlab-inet

謝罪すらネタにしてトラフィックを稼ぐ虚構は大物だ。今後ますます目が離せない。

シャレのわからない人がいるんだねえ

『橋下氏ならやりかねない』と思われたのが最大の誤算でした

橋下さんやその周辺から苦情と謝罪要求があったのでなければ、これは単なる勝利宣言だよね(^^; >虚構新聞が「橋下市長、小中学生Twitter義務化」記事について謝罪(ねとらぼ

えー、あれは謝罪もネタでしょうに。ネットの受け取り手がよく言えば素直すぎる人が多すぎるようになっちゃったんで、ネタサイトもやりにくい時代やね。

虚構新聞のようなユーモアを理解できないのも一種の発達障害だと思う


ユニセフの件
日本ユニセフ寄付金の流れ透明化へ

http://b.hatena.ne.jp/entry/b.hatena.ne.jp/entry/kyoko-np.net/2013111801.html

ここで日本ユニセフ批判したり煽ったりしてる人がいじめ問題デマネタでどういうコメント残しているかを確認するあそび/元記事も読んだけどデマサイト揶揄されても仕方ない内容

これ擁護してるのマジでどういう神経してんの

さあさあ、これを機に無期限休刊になってくれ。ボーガスニュースがもはや動いていない今、残るデマ製造サイトはここだけだ

明確な中傷記事なのに「ジョークが通じない」だの「抗議したら負け」だの「余裕が無い」だののコメント馬鹿じゃないの。そのスタンスはいじめをネタやいじり扱いでごまかすのと同じ。


虚構新聞デジタル:本紙記事「日本ユニセフ寄付金の流れ透明化へ」についてご報告

http://b.hatena.ne.jp/entry/kyoko-np.net/kenkai1311.html

要するに、ネット中傷されてるのは事実から、それに乗っかって中傷的な嘘ニュース大丈夫なはずだとの主張。本当になんの反省もない。

ブコメで指摘されている「ネット中傷されてるのは事実から、それに乗っかって中傷的な嘘ニュース大丈夫なはずだとの主張」ってのは、スマイリーキクチ事件で逮捕された人の言い訳と似てるよね

「考えるきっかけになれば」メソッドと「議論が深まったからいいじゃん」メソッドマジで滅びてくれ。それは後付けだよ。

虚構はお詫びとして、裏表のないアグネスチャンさんをこれでもかってくらい褒めちぎる日本ユニセフ擁護記事を書けよ

もう社主も読者もPV乞食煽りアフィブログのそれと同列の認識いいんじゃないかな

しかし、この手のひら返し本当酷い。

これ虚構新聞中傷→謝罪って流れも今回と変わんないよね。個人攻撃の分橋下の方が酷いんじゃないかな?

2013-01-21

2012年を振り返る成年向け&BLコミックス私選10

1.川崎直孝 「アとエのあいだ」

男性エロにはネタ要素を求めずにはいられない。みんなも、もう1冊の方は見なかったことにしたいんだろ?


2.犬星月見荘のあかり

あい月見荘のあかり あかり月見荘のあかり大好き。あかりちゃんの曇り無きハッピースマイルを見るたびに湧き上がるバッドエナジーがクセになる。


3.ドバト 「じゅうよん。」

ドバト先生の描くロリの健気さっていいですよね。ゴージャス宝田にいじられるドバト先生萌え。


4.白羽まと 「Two Loveる」

2012年トンデモ枠。圧倒的な触手描写と、手の込んだギャグ設定が楽しいです。


5.けろりん 「愛だ恋だのいってないで」

前作「ピンクトラッシュ」からシリーズ続いたねー。メンズヤング休刊したけど、けろりん先生の人気はむしろ高まってきてるかな。


6.クジラックス「ろりとぼくらの。」

話題を巻き起こした表題作。続く裁判傍聴はちょっと露悪的過ぎたかも。


7.石川シスケ 「やりすぎめるへん」

シスケ先生のエロ漫画モチベーションの高さには惚れ惚れします。


8.GGGGGGGGGG 「自発あるいは強制羞恥」

ドライブ感溢れる鬼畜展開がナイスでした。青年誌の方も段々ノってきた感じ。


9.紙魚丸 「JUNK LAND」

紙魚丸ワールド単行本にまとまって良かったです。しかし蕾秘(ライヒ)って誌名、格好良すぎませんか?


10.駄菓子 「純潔の終わる日々…」

光源フェチが表紙に現れてないの惜しい。乳首ガチガチなの、イイよね。



  • 長文で女性向け(順位なし)

梶本レイカ 「高3限定」

BL創作同人で注目され、2010年にはふゅーじょんぷろだくとから「ミ・ディアブロ」が刊行された梶本レイカの代表作長編が、2012年遂に単行本にまとまった。グロテスクショッキングな展開と尖りにとがった描写は、鬼畜BLという枠組みを超えた強度と鮮烈さを持って読む人に叫びかける。サブカルコミックが鳴りを潜め、マンガ表現のホットトピックはもっぱら萌え4コマという昨今にあって、BLジャンル表現の極北を担っているというのは決して言い過ぎでは無いだろう。ウェブ掲載分の収録は2巻で終わり、現在は新規ストーリーがふゅーじょんのオリジナルBL誌「comic Be」で掲載中。山奥の男子校で繰り広げられる暴力と退廃に満ちた肉体関係は、新たな広がりを見せている。



市川けい 「スロースターター」

高校野球部・キャッチャーの攻・エアリーヘアの受。大きく振りかぶりそうな2人の出会いは、通学の車内だった。互いの学校生活の話で盛り上がり、ふと会えない日が出来ると少し寂しくなり……。友情からのBLというのは、自分の気持ちに戸惑い、相手との距離感を測りかねながら縮めていくのが王道だ。「通学/通勤電車でいつも一緒になる」という巡り合わせは、こうしたストーリー運び非常に相性の良い舞台装置で、天丼設定とまでは言わないがそう珍しくはない。市川けいが出色なのは、それを踏まえた上でガラ空きの電車内におけるあの間延びした空気感を、コマの間合いで巧みに表現していることだ。モノローグの入れ方、固定ショットコマでの人物の動きなどの「間」を取るセンスが独特で、意図的に停滞させられたテンポは、2人の進展のじれったさと絶妙マッチしている。反面、肝心のプロットは2人が結ばれるまでダレることはない。各話の山場の見せ方も上手く、特にキスシーンの甘酸っぱさたるや爆発甚だしいリア充になっている。内容的にも若く爽やかな仕上がりが心地よい。とてもしかしそのキスシーンが駅構内のトイレってのがまた何とも……電車好きすぎじゃなかろか。



夏糖 「花咲き道理」

「その人の持つオーラが花や泡の形で見える」不思議な力を持つ主人公と、彼が属する劇団舞台にした群像劇。能力設定、といっても物語中でそれが意味を持つシーンはごく数箇所で、主眼は公演に向けて活動する劇団の人間模様にある。劇団員各々の交流の中で主人公の取る立場は概して淡白なのだが、それは画面の中にこっそりと映りこむオーラの花と同じように、作品に安らいだ雰囲気を与えてくれている。ラスト主人公が心情を吐露するシーンも、劇団の居心地の良さが読み手に伝わってくるような、素朴な優しさが感じられる。抑制の効いたストーリーで、主人公存在に癒される話。

掲載された茜新社のBL誌「OPERA」はキレの良い新人をいくつも擁するが、単行本まで結実する作家はそう多くない。群像ものしか演劇というメタストーリーが絡む複雑な設定で1年以上に亘って手がけた事実は、それだけの力量を物語っている。現在はリブレ出版の「Citron」でも執筆しており、今後の作品にも期待したい。



磯野フナ 「委員長のおもちゃ性教育」

真面目な文章ばっか疲れんだよ! いいよねーこういうアホ丸出しの単行本タイトルって。ジュネットピアスJUNEって最近は描写の濃い萌エロBLの名産地だけど、磯野せんせーはたいへんイキがよろしい。コナかけられて顔を赤らめるとこ、イジられて涙を滲ませるとこ、ブッこまれて表情を蕩かすとこ、マジでエロ可愛いぜ。目の描き方を中心に絵柄もアニメ系っつーかまあ女性同人独特なんだけど、デフォルメもメリハリ利いてるし、描き慣れた感ある一方で性交シーンも手を抜いてないのがアツいね。あと女の子可愛い(超重要)。BL作家の女体描写って成年マンガ家男性向け)の男体描写よりレベル高い気がするんだけど、そんなことないですかね。偏見かね。コミックJUNE休刊してしまったが、新人の弾数は色々あるので何とか次につなげて欲しいもんです。



木村イマ 「コーヒー男子にシロップ」

良くも悪くも、創作同人臭の強い作風なんだけど、いいと思います。そういうの好きなんで……。くっつかずに悲恋でおしまい、とか、何となく悩みを打ち明けて心を楽にしてEND、だとか、そういうのは、商業誌だとあまり喜ばれないと思うけど、新人らしくて贔屓したい。描線にも不安な雰囲気が出てて、作風とはよく合ってます。



名取いさと 「つないだ両手がはなれたら」 「日陰蝶」

ここでは基本的に新人を紹介しているが、2012年新人を一人挙げるなら、名取いさとを選びたい。心交社の「moca」とリブレ出版の「Citron」の掛け持ち連載で、同時期に単行本を刊行。それぞれほんわか友情モノと少し鬼畜な暗い雰囲気に仕上がっていて、ストーリーの幅広さがグッド。髪の毛1本1本まで行き届いた丁寧な作画も新人離れしており、「日陰蝶」では剣道着を着けての試合・会話シーンを(第1話で)こなすなど、作画に対する気合が窺える。無理のない人体描写と細やかな表情の描き分け、作者の萌えを垣間見せるキャラクター造形も多様と、BLマンガ家としての天分アリアリ。難を付けるなら、タフな仕事量にも関わらず安定した絵柄で既に初々しさを脱却していることか。女性キャラ可愛い(超重要)し、くたびれたオヤジから涙ぐむショタまで愛のある描写が光る。今後は一般女性青年誌まで活躍の舞台が見込めるモンスター新人だ。





東条さかな 「ピンクの貞操帯」

“君の鍵穴は私の鍵で開かれる!!”っつー単行本帯のアオリちょっと話題になったよねコレ。まあピアス単行本に限らず誌面でもアオリ文が横行してて、編集がいちいちナイスフレーズ捻り出してるわけだし、ちゃんと反応するのはいいことだよね。「股間もテントもピンコ張り!!全裸で楽しむ夏休み河原キャンプ」とか、綴込みの見開きイラストもイカしてるんだわこれが。しかし東条せんせーの手がけるショタサイコーだな。桃尻のラインが犯罪過ぎる。超絶画力だからトンデモBL変態ファンタジー安心して楽しめるんだよなー。貞操帯&お漏らしやら目隠しオナホプレイやら猫耳コスプレの尻尾アナルin(前作)やら、マガジン・マガジンって出版社は心得てるわ。この人って美少女絵も絶品だから(超重要)、Keyのゲームコミカライズも好評連載中なんだぜ。まさに鍵穴ってやかましいわwww



葉月つや子 「白衣にひそむ熱情」

眼光も険しいサツバツな絵柄に慣れれば、有無を言わさぬ攻の気迫はBLでも稀有なストロングスタイル葉月つや子といえば知る人ぞ知るレディコミの女王である近年の主な活動場所はぶんか社の「まんがグリム童話」だが、レディコミ仕込のスピーディでパワフルな作劇はBLでも健在だ。怒気漲らせる攻が駆動する物語は、受を存分に振り回し、しかし最終的には見事に鞘に収まる。各読みきりの短い尺の中で怒涛のダイナミズムを見せ、その上できっちりハッピーエンドに収めるこのカタルシスはワザマエと言うほか無い。長いキャリアを持つ作家の2年ぶりとなるBL単行本は、そのいぶし銀の魅力を堪能できる一冊だ。いつもならヤクザや貸金のダークスーツ姿が映えるところだが、本作では医者白衣が前面に出ており、少しだけ和らいだ雰囲気になっている。



トワ 「秘密にスキャンダル」

人気タレントである幼馴染との秘密関係を描いた、作者の初単行本。BLのお約束というか、こうした立場関係では有名人側が惚れている構図が基本であり、本作もその例に漏れない。回想の幼年時代から現在は大学生としてのキャンパスライフ、進展後はサラリーマンとなった主人公との恋仲まで、柔らかなタッチによる登場人物たちは皆親しみやすく、ほのぼのとした作品だ。タイトル通りのスキャンダル疑惑や、ライバル芸能人の横槍といった筋書きも大体鉄板だが、本作は脇役がどれもキャラが立っており、悩める主人公とのやり取りに説得力がある。そのため個々のエピソード感情移入が出来て、自然に楽しめる、という好例になっている。スピンオフによる余りものカップル救済というお決まりの続編展開も、キャラの読者人気を裏付けるものだろう。可愛い女子も沢山出てくるが(超重要)、特に主人公の妹の鈴ちゃんがイイ。鈴ちゃんヒロインにした少女マンガが読みたい。



作画:如月マナミ,原作:渡海奈穂 「純潔ドロップ 青坂高校シリーズ」

「純潔ドロップ」は、とある高校を舞台とした原作を、2人のマンガ家が作画した双子作品の片割れである体育科の完璧スポーツマンモテ男と、普通科文化部である残念イケメンの確執から始まる学園BL。如月マナミの描くキャラクターは端正な顔立ちながら表情豊かで、特に赤面して眉を歪める描写が秀逸だ。文化部長が強気体育会系に不意打ちする、逆転の構図もしくはギャップ萌えをメインに扱っている。その場の勢いやら体育会系特有の頑固さ(偏見)に流されて、つい一線を踏み越えてしまう運びは原作の鮮やかな手腕。双方負けず嫌い性格コミカルで、背伸びし過ぎな攻とオラオラ一転甘えたな受が微笑ましい。舞台である高校は共学で、2人の取り巻きには制服姿の可愛いJK(超重要)も色々出てくる。彼女達が当て馬やモブ扱いではなく、ちゃんと個性を持って物語に関わるのも好感度高い。

ちなみに、ここに挙げた他作品の掲載誌にリブレ出版の「Citron」、茜新社の「OPERA」、心交社の「moca」があるように、最近のBLジャンルは各社でオリジナルアンソロジー誌が創刊されており、新人デビュー・活躍舞台もそちらが多数になっている。本作「純潔ドロップ」の発行元であるプランタン出版はその波に乗っている出版社だ。掲載誌「Canna」は創刊3年に満たないが2012年には500ページ超えという、BL誌全体の中でも上位のボリュームに到達した。価格や発売サイクルの違いもあるし、何より雑誌の厚さと発行の安定性は別物だから単純比較は出来ないが、見過ごせない存在であることは間違いない。



という訳で、2012年を振り返る男性向け・女性向け10冊でした。すっきり。

2012-05-26

ぼくらはなぜ、違法ダウンロードに走るのか?

とうとう違法ダウンロード刑事罰化されるようです。

これに関して様々な議論が興り、賛否両論様々な意見が出されています

だけど、違法ダウンロードの実に30%、ダントツ一位の割合を占める中高生から意見というのはほとんど、というか全くありません。

そこで、高校生から見たダウンロード刑事罰化に突いて書いてみようと思って、今回初めてはてな匿名ダイアリー投稿させて頂きます

文章は下手かもしれませんが、ご容赦下さい。

実は僕も、興味あってずっと昔(と言っても5年ぐらい前からですがw)から状況の推移を見てきた一人なんです。

そんな中こんな記事を見つけたました。

違法ダウンロード 「海賊版認識」どう判断

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120506-00000067-san-soci

この中で津田さんが実に的を得た発言をしています

>また、「違法ダウンロード未成年者が多いが、彼らの摘発で抑止効果を狙うのは青少年健全育成の面で問題がある」と批判している。

そうなんですよね。冒頭にもいいましたが違法ダウンロード中高生が一番多いんです。これが余り知られていない。

ソースはこちらです。

違法ダウンロード 中高生3割「経験あり」

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120506-00000566-san-soci

そう思えば確かに、YouTube少年ジャンプアップロードして中学生逮捕されたり、ゲームダウンロードブログで自慢して炎上したりもしてましたね。

潜在的な未成年ダウンローダーを測るととても多い数になるわけです。

じゃあ、一体なぜ、中高生はこんなにも違法ダウンロードをする人が多いのでしょうか?

同じ高校生として、そして自分も少し前までダウンロードを頻繁にしていた者としてその原因を考えて見ることにしました。

おっと、その前に自己紹介から始めさせて頂きます

僕は現在高校3年生で、前述のとおり元ダウンローダー、いわゆる割れ厨です。

中学生の頃本当にあれこれ落としていたので、リアル割れ中坊、ということなのでしょうかw

僕がダウンロードに目覚めたきっかけは、偶然訪れたコンビニに置いてあったこれです。まだAmazonにありましたw

最強ツール×最凶サイト!! ダウンロード虎の穴 (100%ムックシリーズ) [ムック]

http://www.amazon.co.jp/%E6%9C%80%E5%BC%B7%E3%83%84%E3%83%BC%E3%83%AB%C3%97%E6%9C%80%E5%87%B6%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%88-%E3%83%80%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%89%E8%99%8E%E3%81%AE%E7%A9%B4-100-%E3%83%A0%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BA/dp/4883809404

今では絶対に出版できないムックです。2009年4月ですから違法化(2010年)一年前ですね。中学3年生の頃です。

そこから一気にダウンロード世界へと入っていったわけです。

それを特に後押ししたのが、ネット上に散らばるありとあらゆるダウンロード紹介サイトと、「Windows100%」「iP!」です。

ネトランは幸か不幸か、この頃にはもう休刊されていました。

HDDを買い、ムック雑誌を見て、あらゆる物を落としまくりました。

動画音楽ゲーム漫画・・・

そしてwin100やiPにはダウンロード以外にもゲームハックやDVDコピー(ちなみにこれはコピーコントロールではなくアクセスコントロール回避するという仕組みなので現在違法ではありません)も紹介されていたので、それに従うようにPSPWiiDSなどをハックしていきました。

まさに芋づる式です。

そもそも規制するならこのようなムックから規制すれば、僕のような人も生まれなかったんじゃないかとおもうんですけどねぇ。

というか、Google規制して違法コンテンツ検索結果に出ないようにすれば一気に解決すると思うんですが。

だって例えば音楽でも、曲名+mp3で簡単にファイルが出てくるんだし・・・

下手するとmp3とかを付けなくても検索上位に出てきたりしますよ。。。

ま、無理でしょうけど、それは置いといて。

その時の僕の心情はどのようなものだったのでしょうか。これを見ればなぜ中高生違法ダウンロードが多いのかが理解できるかもしれません。

一つ目は、「悪いことやってるオレってカッケー!」です。

これは説明不要でしょう。さっきも例に出した違法ダウンロードブログで自慢して、炎上パターンです。

しかしこれは、大抵の場合すぐ消えます

僕の場合2009年で違法化前でしたが、モラルとしての問題は少しですが感じていました。

2つ目は「お金もったいないから

これも現実的な理由でしょう。大金持ちの家でないでもないかぎり、お金というのはできるだけ節約したい。

お小遣いをできるだけ使いたくない。でも音楽は欲しい。アニメも観たい。

ダウンロードに走るわけです。

これはおそらく大人の方がダウンロードをする理由でもあるので、ここで終了となります

ですが中高生場合には、ここから更に先、強烈な第三段階まで進むのです。

考えてみてください。そのお小遣いというのは誰からもらうのでしょうか?

大抵親、家族です。

こっちは何も出来てないのにお金だけもらって、音楽DVDゲームを買っていく。

これにもし、罪悪感を感じる中高生が出てきたら・・・

それが3つ目、「家族に申し訳ないから」。これです。

この心境に達すると、もう無敵です。

自分家族負担をかけたくない。なんとかして自分に掛けるお金を減らして欲しい。

なら、CDゲームを買うのは止めて、ダウンロードで済ましてしまおう。

これはなかなか止められません。

ダウンロードを辞めることはすなわち家族負担をかけること、そんなのは嫌だという、いわゆる自己犠牲の心から来るものからです。

もちろん先にも出た「これは他人に迷惑をかける行為である」というモラルの問題は感じているかもしれません。

しかし、何せ製作する人間も、そもそもコンテンツ自体に目に見える実態がないので、そこまでは想像できずに自ら(の家族)のことが優先されてしまうのです。

まり、いわゆる自分(の家族)ためなら他人をも犠牲にする、しかダウンロードしている当人は逆に自分犠牲になって家族のために尽くしているという感覚に陥るわけなのですね。

そりゃそうです。大抵の場合自分の大切な人とそうでない人を二者択一しなければいけない時、ただ音楽を作っているだけの基本無関係な、しかも会ったことのない人のほうを選ぶでしょうか?

そういうことなのです。

こういう「・・・不快に思うから自重しよう」とか「・・・はこう思うだろうな」と考えて他人に憑依したような気分で語る他者依存な人は多いと思いますね。特に震災においてその例が自粛という形で顕著に現れました。

そんなことを考えながら今佐々木俊尚さんの「当事者時代」を読んだりしていますステマじゃないよ。

http://www.amazon.co.jp/gp/product/4334036724/ref=as_li_ss_tl?ie=UTF8&tag=hatena0660-22&linkCode=as2&camp=247&creative=7399&creativeASIN=4334036724

から、どうしても違法ダウンロードを無くしたいなら、今以上にライブを重視し、そこでの商品販売を強化するとともにサイン会握手会を頻繁に行ってコアなファンを増やしていくのがいいかもしれませんね。

そうした結果がAKB商法だったりするのかもしれませんw。

話がずれました。

そういう僕がダウンロードを基本止めたのは高校入ってしばらくした頃。

2010年ですから丁度ダウンロード違法化が始まった辺りですね。でもこれが原因ではありません。

単純に観たいものがなくなったからです。

ネットがあれば無料で何時間も楽しめます。僕だってニコニコ動画ヘビーユーザーです。

そこではアニメの公式配信もあれば、音楽の公式配信だってあります。が、それもたまに見る程度でほとんどユーザー投稿した動画を見て楽しんでます。あとニコニコの言論系公式生放送とみゃうネット羅針盤とか。

でも、最近音楽で一番聞いているのは実際初音ミクだったりします。それほどに音楽は堕ちてしまっているとも言えてしまうんです。テレビをつけたらAKB韓流ゴリ押し

まり、「落とす価値もない」。もう終わりです。

製作者側にとっては死活問題でしょう。それを結局違法ダウンロードのせいにして、刑事罰化を通そうとしている。

僕の予想では例え刑事罰になったとしても売上は上がらず、非親告罪化、スリストライク化となるでしょう。

それでも売上は上がりません。ネットの発達によって娯楽が何倍もの規模で多様化たからです。

インターネットを止めない限り、元の売上に戻すことはできないかもしれません。不可能ですが。

(そもそもその刑事罰だって動画を見たあとにローカルに残るキャッシュを取り出せば誰にも見つかることもなくファイルが手に入るので意味ないと思うのですがね。。観るだけなら違法投稿された動画であろうが合法ですし。まさか将来に「観るのも禁止」になってしまうのでしょうか・・・

しかし、もしかしたら今の中学生たちはそんなことすら考えずに、そもそもコンテンツがただで手に入ると思っているのではないでしょうか。

だってだって、いままでCDを買ったことはありません。

ネットが世に出てから生まれた今の中高生世代は、ゆとり・・・じゃなくてデジタルネイティブ世代とも言われてます

生まれた時から情報機器に囲まれた生活を送ってきたのです。

ちなみに僕の場合95年生まれですから、ちょうどインターネット日本で普及するころ、すなわちwindows95が発売された年に生まれたことになりますちょっと感動的ですw

そもそもネットというのはFreeが原理原則です。すなわち「自由」、そして「無料」なのです。

オープンソース化はその最たる例だし、ネット上にはフリーソフトフリーウェア)もいっぱいあります

お金を払ってコンテンツを買うコンテンツ業界ビジネスモデルは、ネットには不向きなのです。たぶん。

そんなFreeなネット文化に触れながら育った中高生果たしてコンテンツお金を払ってまで楽しもうとするでしょうか。

ネットには、無料しかもとても楽しいコンテンツであふれているのに。

僕的には、真に製作者側、出版社さんやコンテンツレーベルのお偉い様方達が考えるのはここだと思うんですけどね。

刑事罰か云々ではなくて。

おそらく「それでもここまで完成度の高い作品を作れるのは我々(の会社契約しているクリエイターたち←ココ重要しかいない!」と胸を張っているのでしょうけども。

最近どんどんネットから有名アーティストになっていく人もいるんですけどねぇ。

まあ、僕にだって5年先10年先のことは分かりません。10年前、ほとんど誰も今を予想できなかったように。これがネット上の事になるともう不可能といえるかもしれません。

しかしたら音楽業界がV字回復する可能性だって、一応無いわけではないのですw

僕はないと思ってますがね。

とりあえず今回は僕の思っていることをただなんとなしに書いたわけですが、もしこれを読んだ人がなにか思うことがあったらとても嬉しいです。

ここまで読んで下さり、本当にありがとうございました

2012-05-11

http://anond.hatelabo.jp/20120510220622

待てないって思ってる時点で買うしかないじゃん。月1000円にも満たないお金のために、休刊廃刊におびえたくないだろう。

2012-05-10

http://anond.hatelabo.jp/20120510220622

数年前から出版界も不況で、雑誌が売れないんだってよ。

有名な雑誌でも急に休刊するから、すごく好きな漫画がふたつなら買った方がいいんじゃない

もし休刊になっても人気のある漫画は移籍することもあるけど、カラーが変わっちゃうよね。

ハチクロは二回くらい雑誌変わって内容も変わった気がす

2012-05-05

http://anond.hatelabo.jp/20120505012231

ジュネ懐かしいな

wikiみて休刊を知って驚いた。時は流れたなあ

2012-03-01

今月の出版状況クロニクル批評

■冒頭文

この著者はいつも「欧米出版物の発行額が減ってないのに、日本だけ減ってる! 日本は異常!」と言ってるが、本当にそうか疑問がある。

日本大衆にまで出版文化が広まった数少ない国であり、その移り気な大衆が今インターネットに移行しているというだけの話ではないだろうか。

一方の欧米ではそもそも日本ほど一般大衆にまで出版文化が拡がっていない。

人口あたりの出版物発行額を見れば一目瞭然で、つまり日本80年代00年代出版バブルだったというだけの話である

バブルが弾けて、書店が潰れ、発行額が減る。当たり前の話だ。

それをこの著者は「失われた○年」などと大仰に語る。

著者が地場中小書店立場でのポジショントークに堕しているとしか思えない。

■1:出版科研の売上推移

単なるバブルの崩壊の図だ。「表出している出版危機」などではない。

■2:コミックの売上推移

月刊誌週刊誌は半減しているが、コミック自体は健闘している。ブックオフなどがなければもっと良かったんじゃね?

という分析は正しい。

まあ、80年代からずっと売れ筋コミック書店を支える構図はあったから今さらではあるが。

■3:ナショナルチェーンの地方への大型店出店

この項目はひどい。

大型店が地方に出て商店街シャッター通りになるなんて事例は山ほどある。その書店版が起こっているだけという話。

品揃えも悪く、不便で、綺麗でもない店が潰れるのは単なる淘汰の結果であって、当たり前のこと。

むしろ消費者にとっては歓迎すべき事柄である

しかしこの著者は「大型店はいかん!」と言うばかり。著者がひいきにしてる中小書店は潰れるかもしれないが、それは健全競争の結果でしかない。

また、「大型店が出来て小商店を潰すと全体の売上が減る」というトンデモ理論を展開している。

イオンが出来るとその地域食品需要が減るか。減らない。

大型書店ができても、その地域出版需要は減らない。

出版物発行額が減少してる問題と、この問題は全くリンクなどしていない。

■4:新文化座談会

中嶋の「定価10%増・書店マージン6%増」という提案は書店の苦境を救うにはいい提案だと思う。(ナショナルチェーンが更に元気になる結果となり、中小書店が増えるわけではないが)

あとは再販制が崩れた際に、大型店に対抗する形で、コンビニ型の「やや高いけど近くにあって品揃えも新鮮で綺麗で明るい小さな書店」という業態が成り立つ可能性はあるかも知れない。片岡の言う「生活圏の書店」というのはそういう方向になるだろう。

■5:あずまんが日経に書いた文

書店の知の機能」などという、現状が全く見えていない論点ボケボケの文章なのでスルー

このクロニクルの著者もあずまんの文の内容については完全スルーしているところが可笑しい。

■6:東京都書店商業組合の提案

もういいから時限再販・買切にしちゃえば、って話。

もちろん時限再販・買切の世界がやってきたら、このクロニクルの著者が肩入れしてる中小地場書店はより激しくなる競争に勝ち残れずに潰れるけどね☆

ただ、提案の3にある付録の件は地味に意味があると思うし、4については新古書店問題も絡めて警察連携して取り組むべきだとは思う。

■7:取次の立場

日販社長なら2/12の話なんてどうでも良くて、2/23日経の「買切を増やす」って話の方が100倍も重要だろうに。

なんでそっちはスルーして2/12の話を書いてるんだろう?

2/23日販社長から示された

 (1)書店売上総利益率を35%と約10ポイント高くする代わりに、返品する場合の返金額は仕入れ代金より低くする

 (2)一定期間がたてば書店が小売価格を決められる(時限再販)一方、その後は返品を認めない

 (3)書店の取り分を厚くして、完全買い切りにする

あたりの提案についてこのクロニクルの著者は言及すべきだった。

■8:『スティーブ・ジョブズ

紙の部数に比べて電子書籍は4%ってのはまあ現状妥当数字

ただ、個々の書籍の事例は別にして、大勢としては今後この数字が上がることはあっても下がることはないという点が重要

電子書籍の割合が増えれば書店も取次もどんどん縮小する。

電子書籍価格破壊が発生したら出版社も縮小する。

ま、どっちも起きるだろうけど。

■9:出版デジタル機構

これはつまり電子書籍規格の乱立によるamazon一人勝ち状態を防ぐというのと、上記の価格破壊を起こさないようにするためのもの

■10:JPO経済産業省から補助金ゲット

ここは著者の妄想が素晴らしい。

出版デジタル機構出版社を代行し、取次や書店電子書籍卸売りする」とか。アホかと。そんなお花畑みたいなこと考えてるのかとがっかりする。

電子書籍は取次や書店不要にするもの。当たり前。

編集者さえいれば、出版社不要だと思う著者すら多い。

ただ、著者の言う「出版の魅力は許認可でないその自由、民間の知と力によって生じるもの経産省など官の下とかちゃんちゃらおかしい」という主張には心の底から同意

■11:MARC

公共図書館理念なき膨張が書店を潰した」という著者の主張にも同意

あと図書館図書館員図書館担当に異動してきたただの公務員を、貸出数で評価するのはやめるべき。

MARCはどうでもいいが、デファクトスタンダードになってるTRCに統一すればいいと思う。官が税金を使ってJAPAN/MARCごり押しするとかマジ勘弁。

■12:佐藤優司書育成についての文

司書の問題もあるが、上記の通り司書図書館担当公務員を評価するシステムの問題が根本

■13:出版業界スキャンダル

どうでもいい。

■14:月刊誌囲碁』が休刊

雑誌とともに形成されてきた、多くの近代の「趣味共同体」そのものが消えていきつつある」などと著者は書いているが、単にその共同体ネット上に移動しただけの話。

むしろ、雑誌編集してきた人のような囲碁界周辺の「囲碁を見る側のプロ」が減るのが問題だ。ネット集合知代替できる気もするけど。

■15:エロ付録

クロニクルの著者は「何となく楽しい」などとボケ感想を書いて終えているが、これは重要な話題。

出版物の流通経路が、他の流通経路と比べて圧倒的に効率的(返品を抑えられる場合であるという面を見逃してはいけない。

小売価格の70%近くが販売者に入る流通って他にはほとんど無いのだ。

まり、見る者が見れば、出版流通は美味しい経路だと言うこと。これは今後更に利用してくる会社が出てくるだろう。

これは書店が生き残る道の一つかもしれない。

■16:著者の宣伝

過去出版業界について記す人はいてもいいと思うので、まあご自由に活動なさって下さい。

自分自分の書いた文章を「啓蒙的」と言えるセンスは今時貴重です。

http://d.hatena.ne.jp/OdaMitsuo/20120301/1330527651

2011-11-15

社会人として試しに新聞を取ってみたが

フロー情報なのに休刊があったりしてマジで終わってると思う。ネット世代からすると信じられない。

スポンサーでなく消費者出資情報の公平性を保つシステムは必要だが、紙媒体はとうの昔に時代遅れ

今なんとか生き残っているのが不思議なくらいだ。

2011-07-27

「脱菅」「脱原発

中日新聞東京新聞は折込広告の量と地方記事以外はほとんど同じで、社説コラムもだいたい同じなんだけど、昨日のコラム東京新聞中日新聞で内容が違った。

東京新聞雑誌版の「ぴあ」が休刊になる話。中日新聞は「脱菅」と「脱原発」がテーマの煮え切らない感じのコラムだった。

「特報」ページを中心にかなり強硬な脱原発路線をとっているのは同じだと思うんだが、何かまずかったのだろうか。

中日春秋

2011年7月26日

 菅直人とは、何者か。今、政治をめぐる議論の多くは、この問いにたどりつく、といってもいいだろう

最近共同通信世論調査結果を見てみよう。菅さんが、停止中の原発の再稼働に待ったをかけたストレステスト(耐性評価)については、過半が肯定的評価をしている。さらに、菅さんが成立に執念を見せる再生エネルギー推進を狙う法案にも、八割近くが賛成だ

▼そして、それらを総括するような菅さんの宣言、「脱原発」の方針も七割が支持している。にもかかわらず、菅内閣支持率過去最低、二割にすら届かない。これほど、首相としての評価と、主張への評価が分裂している人も珍しい

永田町でも似た傾向はあって「主張はいいが、菅さんはいや」という議員が少なくない。いわば、「脱菅直人」と「脱原発」のどちらも望むのが、今の“多数派”の思潮ということになろうか

▼だが「脱菅」、つまり菅さんの退陣が、「脱原発」路線を後退させる可能性はないか。あり得るだろう。実際、反「脱原発」派も「脱菅」を望み、何より、名の挙がるポスト菅候補の中に、菅さんほど「脱原発」を鮮明にしている人はいない

▼どちらも望める状況になれば、それでいい。だが、もしも、「脱菅」を望んで「脱原発」が遠のくとしたら、それは“多数派”の本意ではあるまい。ここは、考え所かもしれない。

中日新聞:中日春秋:コラム(CHUNICHI Web)

最近共同通信世論調査結果」というのはたぶんこれだろう「脱原発」70%賛成、共同通信の世論調査 写真3枚 国際ニュース : AFPBB News

NHKの調査http://www.nhk.or.jp/bunken/summary/yoron/social/pdf/110709.pdfを見ても、原発を減らすべきと全廃すべきをあわせると65%くらいになる。

ポスト菅候補の人たちも、「脱原発」を唱えて菅直人の「後継者」のように見られるのは本意ではないだろうし、なかなか難しいところなのかもしれない。

脱原発」を唱えれば世論が味方につくという単純な状況じゃなくなってしまっている。

以前から一貫して脱原発河野太郎はいいと思うんだが、政権交代政界再編が起きるような兆しも見えない。

2011-05-01

snoozer」の休刊について

http://www.littlemore.co.jp/news/books-magazines/20110428239.html

まあ、なんだ、

http://b.hatena.ne.jp/entry/www.littlemore.co.jp/news/books-magazines/20110428239.html

とか見ると、「タナソウ愛されてるんだな」とは思うけどね。

廃刊の弁で「同業他誌」に後ろ足で砂をかけるような真似をするのが「かっこつける終わり方」だとは思えないんだけどさ。

数カ月前の「洋楽絶滅カウントダウン」特集でメディアとしては致命的な事実誤認をやらかしていたりもするので

http://togetter.com/li/61151

そういうところが廃刊につながったんじゃないかな。

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