はてなキーワード: 人時とは
僕は今でも好意を寄せていることもあり、たまにご飯でもどう?なんて連絡することがあります。
今のところ元カノはその時暇だったらいいよって言ってくれる仲です。
友人時代に戻った感じですね。
たまに元カノが終電逃すと僕の家に泊まっていいかと連絡があります。
別れた理由は僕が求めすぎるから嫌だと言われたことがきっかけで手を出すことすら怖くなったからです。元カノは初めから性欲が強くなく、セックスに対してかなり消極的です。
それを分かって泊まりに来るのかもしれません。
勿論、僕は彼女に対して好意はありますし、ぶっちゃけ手を出したい気持ちはありますが、嫌われたくないことが一番だと思ってます。
元カノが僕の家に泊まりに来るのは、友人として接したいからなのでしょうか?
だとしても近くに女友達の家もあるのに僕を選ぶ理由が分かりません。
じゃあ元カノは僕に対して好意があるかどうかでいうと、過去と比べて話はドライになったし、元カノから話しかけて来ることはそんなにありません。
元々の意味は「(相手の気持ち、望むことを)思いはかって」行動するというものなので、
決してマイナスなことだけではないはずだけれど、
大物政治家やら、大手芸能事務所やら、権力を持つものに迎合するような
正直良い印象を感じることは少ない。
そんな中で、昨夜、思わず「ナイス忖度!!」と叫びたくなるような出来事があったので記しておきたい。
流れていたのはNHK-FMが祝日にのみ放送している「今日は一日〇〇三昧」
一日中、そのテーマに関する音楽をかけ続けるマニアックな番組だ
ラジオを聞かないという人でも、なんとなく知っているという人も多いかと思う。
今春までNHKの朝のニュースの顔であった阿部 渉アナウンサー
実は学生時代からのガチなオフコース、小田和正ファンでもあるらしい。
通常、この〇〇三昧というシリーズでは、
そのテーマやアーティストにまつわるゲストがスタジオに多数登場し、
昼から夜までほぼ出ずっぱりで、
その他のゲストは一切なし!!
年に一度、TBS系で放送される「クリスマスの約束」を除いては、
が、そんな番組にもかかわらず、
その曲にまつわる話をしていく
さらに同時代に活躍した元チューリップの財津和夫さんといった音楽仲間
心地よい歌の数々に癒されながら、
仕事を続けていたら、
終盤にさしかかった夜9時前
オフコースとして1982年まで一緒に活動した鈴木康博さんが登場したのだ。
例えるなら先日のabemaTVにおける元SMAP3人と森くんの"21年ぶりの邂逅とでも言おうか・・。
当時は大学進学率も低く、
音楽の道で夢を追って生きていくなんて・・とかなり咎められたそうだ。
当時のインタビューによれば、
そうした親や周囲の反対を押し切って進んだ道だからこそ、
絶対に「成功しなければならない。」という意識を強く持っていたそうだ。
全てを投げうって音楽の道をまい進する決意を固めた二人は、
二人組として活動した。
「眠れぬ夜」、「愛の唄」など今もよく聞かれている名曲もたくさん生まれているし、
それなりにファンもいたのだが、
「(当時)よく一緒にライブに出ていたが、オフコースの方が先輩にもかかわらず、
(さだの)グレープの方が先にヒット(精霊流し)して有名になってしまい、
前座のような状態にさせてしまって恐縮していた。」というような話が出てきていた。
苦労時代が長く続いたあとで、
一気にブレイクを果たした。
長く続いた二人時代は二人の関係は対等で、作品もそれぞれ作っていた。
(男二人にかかわらず)
私はそれを言うなら、本来、日本のレノン=マッカートニーだろ!!と思うのだが、
それこそ同時期に、同じ東芝レコードに在籍したチューリップのレコードに、
財津和夫さんが「和製ポールマッカートニーを自認」と書かれているので仕方がなかったのかもしれない。
それはさておき・・
事実、1982年6月の武道館コンサートを最後にバンドから離れ、ソロへと転向する。
結局1989年にバンドを解散し、その後、本格的にソロ活動を開始。
そして「ラブストーリーは突然に」を手始めに、
「ヤス(鈴木さん)が抜けた時点で、もはやオフコースではなかった」と認めており、
「僕らではヤスさんの抜けた穴は埋められなかった」と語っている。
脱退後、二人の間では交流はなくなった。
もともとは同級生で友人だったはずだが、
飲みに行ったり、一緒に出掛けたりといったこともほとんどなかったという。
実際、脱退の直後には、
鈴木さんが「別に友達ではない。電話番号も知らない」的なことを言っていた時期もあった。
そこだけ切り取ってよく不仲という見方もされるが、
どちらかといえば、仲のいい友達同士というよりは互いに一目置き、
切磋琢磨して、真剣に音楽に向き合ってきたライバルであり、仲間だったのだろう。
(そのへんもなんだか、最近のSMAPの一件と重なって見えないこともない。)
とはいえ、
小田さん・鈴木さんの両者と仲がよく、共演するミュージシャン仲間がいたりもして、
実際に数年前、TBSの「風のように歌が流れていた」というテレビ特番の中で、
暗にオフコース再結成は「もう、ないよ」と否定する発言もしている。
誰かが再びくっつけてくれることを、
ファンとしてはどこかで期待していたのだけれど、
それがまさに昨日で、
事前に小田さんにはまったく知らせていなかったらしく、
本当のサプライズであったようで、
「すごいところをついてきた」、「消化するのに時間がかかる」と動揺を隠せず、
そのあと思わず涙がこぼれていたようだ。
オフコースとして一緒に音楽をやっていた時代が今では「宝物」に思えるとし、
あの澄んだ歌声や才能が羨ましかった、たくさんのことを教えてもらったと、
当時どんな想いで小田さんとその音楽を見つめていたかを振り返りながら、
最後は(お互いにいい年となったけれども)
「もう一度いっしょにやろう、再結成しよう」みたいな発言は一切なし
それでも・・・、雪解けというか、
35年もの間、伝えられなかった気持ちが伝わった瞬間というか、
人の気持ちを思いはかることはとても難しい。
でも誰かが動かないと、
昨日はそんなことを考えることができた。
(ごめんなさい。)
産休育休の人が出ても補充がない。
効率化でカバーできるのは微々たるもので、4人中1.5人分戦力が落ちてる現状からするとカバーしきれない。
人事も産休育休の人員補充はしないスタンスだし、経営者サイドも産休育休で人が少なくなっていても営業目標値は変えないスタンス。
せめてどっちかは緩めてくれないと現場は疲弊してしんでしまう。
これでマタハラすんなとか言われても無理がある、妊娠さえしなければ、流産さえしてくれれば、その人たちは仕事量も増えず残業もせずさっさと帰ってプライベートを楽しめるのだから。
自分の立場は4人チームのうち時短でも産休中でもないフルタイム正社員のうち1人で、仕事が増えてる人間だが、流石に限界なので仕事が終わっていなくてももう帰るようにしている。
他人の妊娠なんてどうでもいい、私はプライベートで遊びたいんだよ。
その分もう一人のフルタイム正社員の仕事量がやばいことになっていて、時短の人をイビったりしているのを横目で見ている。
過剰な仲良し妄想から完全アウトなBL発言まで、幅はあるんだけどとにかくもう気持ち悪いっていうただの愚痴。
隠れてやってる分には全然気になんないし、隠れてるところに突っ込んで気持ち悪い!やめろ!とか言うのは過剰だろと思うんだけど、オープンな鍵なしツイッターアカウントで完全アウトな発言してるの多くない?
コントとかで本人達がキスしてたり、ちょっと際どい発言をしてたりで境目が曖昧になってる部分あるとは思う。
でもツイッターで、プロフィール欄に●×△ってカプ主張して、更には「メンバーアンチと逆はさようなら」って書いてある鍵なしアカウント見たときは目を疑った。
嘘でしょwwwアンチと嗜好の違いを同列で語るの?www鍵つけてるなら分かるけど鍵なしで?wwwってしばらく笑ったあとぞっとした。
若手グループが多いと思いきや上のグループファンも相当いるんだよな。むしろ酷かったりする。
自浄作用とか働かないわけ?とか思うんだけどやばい奴に触りたくないのは当たり前だし、こういう空気に耐えられない人からツイッターやファンやめてくだろうから無理か、とも思う。
でも数秒かけて鍵かければそれで済む話では……。
散々文句言ってるけど自分が正義とは全く思ってないし、鍵かけろや!!!って注意する気もないし、ただ外野でキモイキモイ叫んで離れるだけ。
そもそもファンアートも妄想ツイートも、どこまでがセーフでどこからがアウトなのか、人によってその線引きは全く違うだろうから難しい。
ファンアートとか、ひとつアウトっていいだしたらどこまでもアウトにできちゃうだろうし。最悪レポ漫画以外NGとかなりかねない。
あと「嫌なら見なきゃいいじゃん」って言ってる人時々見るけど、そういう台詞は、名前等で検索しても自分のツイートが一切出てこないように最低限隠れて更にきちんと注意書きしてる人が言える台詞だと思ってる。
つまりオープンなアカウントでわめき散らしてる奴が言える台詞だとは思ってない。
隠れてる中にわざわざ入ってきて、注意書きしてあるにも関わらず見て、「不快になった!気持ち悪い!!」って言われたらそりゃ「嫌なら見るな」ですよ。見た方が悪い。
でも誰もが見られる場所に置いておいて、相手側に自衛しろ、嫌なら見るなってのは甘えすぎというか通用しないでしょ。
誰もが見られる状態にしてるんだから、それを見た人がどう感じるかは自由だし、妄想嫌!気持ち悪い!って言われてもそれはそっちの責任じゃないの。
鍵かけろ隠れろって押し付けすんな!って声もあると思うし、自分が気にしすぎなところもあると思う。
でも表に無防備に出してる以上、その妄想に何言われても文句言えないよね?とも思ってるので、これからも見かけたら無理ーーー!!!オープンなところで話しちゃうその精神が気持ち悪いーーー!!!って外野で騒がしくしてます。
すごく良いこと書いてあったのですが参考にしようとしたらサイトが消えいたので、魚拓から転載。
働・学・遊・美をミックスしましょう
計画は役に立たないが、計画することは不可欠だ。
by ドワイト・D・アイゼンハワー(第34代アメリカ大統領)
人を最もダメにするのは「全体像」を見せずに「部分的なこと」をずっとさせること。
これ続けてると何も考える力のない指示待ち人間ができあがる。こわいこわい。
by 外尾悦郎(スペイン、バルセロナのサグラダ・ファミリア主任彫刻家)
腹が立ったら自分にあたれ、悔しかったら自分を磨け。
神は細部に宿る。
by ミース・ファン・デル・ローエ (建築家)
放っておくと会議の時間の九十五%は「コメントの交換」に使われている。
by 「ケッヘル」(中山可穂)
重要なことは、正しいか、間違いかではない。うまくいくか、いかないかです。
マネジメントとは、そのようなものです。
by ピーター・F・ドラッカー(マネジメントの神様)
やってみせ 言って聞かせて させてみて ほめてやらねば 人は動かじ
話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず
やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず
あなたに幸運の女神が微笑んだのであれば、プロジェクトは無事に完了し、幸せになれます。とてもとても幸せになれます。多くの人々は、自分では何の失敗もしていないのに、ここまで到達することができないのです。豪勢な夜を計画してください。どんちゃん騒ぎをして散財してください。そして、その時のことをいつまでも語り継げるようにしてください。
by 「アート・オブ・プロジェクトマネジメント」
この50人時間の差が大規模で長期間のプロジェクトの場合に大差を生む。
20人のチームの場合。
この4人分の差が大規模で長期間のプロジェクトの場合に大差を生む。
ミーティングと同じようにコストを意識する。読む人の時間をムダに奪ってはいけない。
反省会は、社内グループウェアのメッセージ機能を使って、こんな感じでやってます。
ファイアープロジェクトに助っ人参戦した場合にどうするか。原因のほとんどはマネジメントもしくはコミュニケーション。
20人程度のチームならこれらを1~2日で終わらせて雰囲気を一新する。あとはふつーのマネジメントへ。
言われてみればことさらうるさく感じてしまったのは某声優(シンジ君?のことでいいかな)がしつこく何度も取り上げるからかもしれない。
あの人時々どっかずれたことをさも正論のようにカッコつけて言うからちょっと鼻についたのかも。
デーモン閣下が意味ぼかしてるけど「金払えないなら黙っとけ」的なことをぼかしにぼかしてまるでアーティストの尊厳を最大限配慮し給えなこと言ったのもね。
とりあえず私はそういう発言するアーティストのライブとかイベントには絶対行きたくないね。
それまでファンだったとしても一瞬で熱が冷めるくらいの威力。
テゴマスは明らかに歌が上手いので、ソロが多くても普通じゃね?
多分最近ファンになったんだろうけど、8人時代の曲なんてワンフレーズすらソロパートないのばっかりだよ。
仕事に行くと言ってるから社会人の年齢なんだろうけど、あまりにも幼稚すぎやしないかい。
現場に入ったのは1年ほど前、大手メーカーの下請け業者を退職した後だ。
その現場には一度常駐していたことがあって、額面で月33万円で業務を委託すると言われた。
年収に直せば前職を上回るし、向こうはこちらがうつ病を患っていることも知っていた。
困ったのはSSRIを飲んでいても、週に一度か二度、休んでしまうことだった。
その状態で四ヶ月働いた。身体は少しずつ良くなっていった。
33万円を4回支払われた後、「雇用額を19万円に変更する」と言われた。その代わり週3回来ればいいと。
俺の仕事は、基本的に正社員が振ってくる作業をこなせばよかった。前日に手持ちチケットをこなせば、正社員がチェックするまですることがなくなる。
正社員はだいたい11時から昼過ぎに来る。俺の出社時間も自然と遅くなっていった。
その状態で2回、19万円が支払われた。そして、「支払いを出来高制にする」と言われた。
出社が遅かったり、不定期だから責任の重い仕事は任せられないと。
Redmineのチケットごとに予定工数が振られ、1人時につき2,000円。こちらが受け取る給与は4万円台まで落ち込んだ。
いつ仕事があるかわからないから、平日は毎日出社する。当然アルバイトもできない。
酒を飲むことが何より好きだったが、同棲相手に生活費のほぼすべてを負担してもらっている以上好きに飲みに行くことはできない。
同人活動もしていたが、本を刷れない。「次のコミティア出ないの?」という友人の言葉が辛かった。
飲みに行かなくなり、即売会に行かなくなると話し相手は同棲相手だけになった。
俺のとりとめのない愚痴に同棲相手もうんざりしていた矢先に、その同棲相手が職場のストレスや、俺を養っていることもあってか、適応障害になった。
十年以上昔、小学生だった頃、何の気なしに学校の掃除をしていたことがある。昼の休み時間、自発的に、一人で黙々と。
掃除を始めたことに意味はなかった。昼休みを一緒に楽しく過ごして遊ぶ友だちもいなくて、しかも家で一人ゲームで遊ぶことに慣れた自分は、学校で時間を潰す手段に飢えていた。
学校で一人時間を潰す手段の最たるものは図書室での読書だろうが、自分の住んでいたところは田舎で、その蔵書は微々たるものだった。興味のあるものは高学年に上る前に全て読み終わるほどだったし、だからといって興味のない本を読むには、当時の自分はまだ堪え性が足りていない。
それである時ふと、することがないのなら、昼休みと五時間目の間にある掃除の時間を前倒ししようと思いついた。例えるなら、夏休みの宿題を最初の数日で終わらせておく気分で。
あとは昼休みが終わって校庭から帰ってきたクラスメイトをちょっと嬉し驚かせたかったのもある。皆まじめにやらないから一人でやったほうが早いんじゃないかと思っていたのもある。
それで実際動いてみると、最初は自分の思い通りに事が進んだ。クラスメイトは正直「いいの?」と戸惑っているようだったけれど、面倒なことをしなくて済んだのだから喜んでいた部分もあった、と思うたぶん。その後も数回やるうちは、お礼を言われたりして、単に気まぐれでやっているのだということで事は済んでいた。
ただそれが一週間、二週間と続くようになると、やはりちょっと変な空気になった。そしてその雰囲気は次第に担任の先生にも伝わった。
そう理由を尋ねられても困った。今でこそ説明は付けられるが、その当時はそれをうまく言葉にできるほどの力はなかったから。
「暇だから」
結果、そういう答えが自分の口から出た。先生は納得しなかった。
「本当は誰かにやれって言われたんじゃないの?」
そう言われて初めて自分も気がついた。先生は理由付けに迷った結果、この子はいじめにあっているのではないかと考えたのだろう。
「……違います」
そう言うと、先生はどうにも困った顔をした。判断がつかないという様子だった。それから少しやりとりがあった後、
「じゃあ誰に言われたわけでもなく、自発的にやってるのね?」
「……はい」
それは先生にとってみればただの強い念押しだったのだろうけれど、自分は先生に一人呼び出された経験があまりなかったから、なんとなく自分が怒られているような気分になった。もともと涙腺も緩い方だったから、涙もこぼれた。
結局、自分は次の日からは掃除を止めた。自分の行動で周囲が予想外の反応を示したので、もう面倒というか、嫌になったからだ。すると、クラスメイトの誰が言い出したか、偽善だ偽善としばらくからかわれることになった。
それで若干嫌な思いはした覚えはあるが、そこから先生が懸念したいじめが起こることはなかったし、しばらくはもやもやとしていたものの、時間が経つといつの間にか全てを忘れてしまった。
この前地元に戻ってまた帰る新幹線の中、そういえばとこのことを思い出した。その時自分はちょうど就活の時期だったから、じゃあこの時自分は何を学んで今に至るのだろうと眠い頭で考えた。
「はっきりとした裏付けのない善意っぽい行動は、だいたい善意に受け取られない」
「本当に相手は言いたいことを言っているのか、確認する方法は何かあるか」
あとは余計な、出る杭は、とか、その時はそういうありがちな題を立てるだけで終わったんだけど、もうちょいなんかなかったかなと今思い出して考えてる。
12/7 追記
ブコメで予想外に色々な反応があって驚いた。
一個だけ、モデルにした当時の先生は決して悪い先生ではなかったとだけ。責任感に積極的なものと消極的なものがあるなら、その先生は積極的な方の責任感を持ってたし、個人的にはそれは良い先生の条件に含まれると思うので。
ふと、あのブラック企業どうなったかなーと思ってあった場所に行ってみたが見事に潰れて更地になっていたので
当時の事を思い出して書く。
1.役職をつけてもらう為に入社後一年で自己啓発セミナー強制参加。
2.給料日は1日2日ズレても当然、見越して支払いの算段ができない社員が悪い。
などなどツッコミどころは多々あったが、当時社会人一年生だった俺にはわからなかったし親も三年は我慢しろと言うので働き続けた。
結局社長は思い通りに動くYESマンで自分の城を作りたかっただけだ。
実際自己啓発セミナーで洗脳済のやつらは全員これらに不満すら漏らさなかったから。
TAYAMA学校 http://www.tayama.co.jp/index.html
50人はいたかな。年代は20~50まで幅広く、俺のような一社員から商工会で勧誘された社長までいた。
まず到着したら携帯、財布を没収される。逃亡阻止の為。(実際40代くらいのオッサンが途中で逃げ出して捕まってた)
セミナーの内容はいくつかあるのだが、まず大声で宣誓文を読まされる。限界ギリギリまで、身体を折り曲げて声を出す。
出せない、出せるに関わらず全然出ていないと容赦なく怒鳴られる。会議室の机を挟んだ至近距離で全力で怒鳴られてけなされる。
何故出来ない気合が足りない意識が低いそれでちゃんと生きてると言えるのか。両親に申し訳ないと思わないのか。
まだだもっとだ出来る筈だ何故出来ない何故やらないんだ。もっともっともっともっと全力でやれ死ぬ気でやれ。
この時の指導役は、この三泊四日の初級者セミナーを終え、もうワンランク上のセミナーをこなした洗脳済の自分の会社の上司である。
(ちなみに初級者研修で約10万強、トレーナー研修は20万ぐらいはしてた。
その金額を出してもらえる俺は会社からこれだけ期待されてるという一種のステータスでもあった)
途中で宣誓文は歌に変わるが、ほぼ三日間怒鳴られる→喉を痛めながら大声を出す→怒鳴られる→大声 の繰り返し。
歌は何でもいいと言われたが隣のオッサンはサザエさん歌ってた。もう歌じゃない。原型留めてない。
「ゆううううかあああああいいいいいいだなああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!」
オッサン、シュールすぎんだろ。俺もメダカの学校かなんかそのノリで歌ったけど。
休憩代わりには度々成功体験の講演を挟む。これも上司連中泣きながらのスピーチ。
やらせて怒鳴り、自信を粉々に砕いて指導側の思い通りの行動ができるようになるまで潰し、最後に褒める。
上司の成功体験をこれでもかと押し込め、できるようになれば成功する!何故やらないんだ!と追い討ちをかける。
それが11時くらいまでは続く。
課題は二つ。
2.どこでもいいので班四人時給1000円で仕事をさせて頂く。
「タヤマ?よそ行って」
半日相当遠くまで歩き回り、最終的に土下座までしてクリアした。
どんだけ嫌われてるんだよタヤマ。
まあ洗脳されて声はガラガラ、睡眠不足で赤くなった目だけらんらんとしてるゾンビみたいな20~50代の集団なんか普通に怖いわな。
ふらふらになって帰ったら班別で発表、レポート、大声で上司に報告してよくやった!と泣きながら抱き合う。
そして何故か上司連中、頭にネクタイを結んで大声で歌い踊りだす。
「お前らも来い!入っていいんだよ!お前らは試練をクリアしたんだから仲間なんだ!」
そして涙涙で終了証書をもらい、やっと帰路に着く。
もちろんこれは今の感想であり、当時の自分はきちんと洗脳されていて、その後一ヶ月はむやみに躁状態でテンションが高かった。
がぜん無敵。役職も付き、部下に「これくらいできるさ!大丈夫だよ!」とか平気で言う人になった。
だが婆ちゃんの一言で我に返る。
「お前、会社で何されたと」
ぱちんとセミナーを受ける前の、会社に不満を抱いていた自分に戻った。同時にヤバイ、と思った。
おかしいだろこの会社!何給料貰えてないのにいくらでも待ちますよとか言っちゃってんの自分!?
セミナー代1人10万20万支払う前に、従業員の給料払えよ!!!!!!
次の日辞表を出したらかなり嫌がらせされたけど、最終的にはバックレた。最後の給料出てないけどしらね、もう二度と関わりたくなかった。
なあ社長よ、タヤマに救ってもらったって散々言ってたけどさ、二回も倒産して今どんな気持ちよ。
自費出版の本はどうなったんだろうな。
フリーライター兼広告制作。それが自分の仕事だ。勤め人時代から起業した今でもやっている事は変わらない。
上司の罵倒で生きる事が苦しかった勤め人を辞め、家賃45000円の自宅兼オフィスを構えてから三年が経った。
前職のキャリアは3年。少ない人脈に片っ端から頭を下げ、相場の半額以下で仕事を請ける日々。それでも仕事に満足してもらえず契約を切られる事の方が多かった。
起業から1年は設備投資や営業回りで百万近い損だった。貯金を切り崩し、時に日払いの仕事をして糊口を凌いだ。
風向きが変わったのは2年目も半分を過ぎた頃。専門誌で書いた単発記事が好評で、連載を持ってみないかと打診された。
そこの原稿料は400字で5000円。週1回の連載で1200字なので月に60000~75000円の安定収入が入るようになった。
雑誌連載を持つというのは意外なほどステータスになるもので、驚くほど営業の成功率が高くなった。
話を聞いてもらえる会社が20社に1社から5社に1社となり、その2割程度の割合で仕事をいただけるようになった。
3年目を終えた今、年収は勤め人時代とほぼ同額になった。最初にいただいた雑誌連載の仕事は雑誌自体の廃刊で無くなり、今は別の雑誌で連載を持っている。
※A丼屋とは……赤と黄色をテーマカラーとし、グラデーションの末にブラックな体質を獲得した色見本に忠実な大手飲食チェーンの仮称。安いくせにうなぎがやたら美味いが、従業員は365日不味い思いをしている。
Twitterで絶賛拡散中である。専用アカウントもでき、以前A丼屋と争った某組合的なアレも冬眠から醒めた甲本ヒロトのごとく動き回っている。いやまあぶっちゃけ楽しくて仕方がない。メシウマである。おかずに特製のタレで煮た肉が欲しいところだ。
消費者も行くなよと仰る方がいるが、個人的には従業員でない者はむしろ食べに行けよと思う。客がいなければ苦労がわからないだろう。
個人的なオススメは、からあげを提供する店舗でのからあげパーティーである。
からあげはある程度予測をして揚げてはいるが、大量に注文された場合はやむなく完全受注生産のような形を取る。なにか表現をミスったような気もするが、要は注文されてから冷凍のものを油にぶち込むということである。基本的には混雑に備えて揚げておき、注文が入れば二度揚げをすることになっている。つまるところ死ぬほどめんどくさいのだ。そして時間もかかる。
加えて、A丼屋には主力商品用の豊富なトッピングメニューがある。そしてこちら、単品で注文も可能なのだ。実は結構融通の利くメニュー構成となっている。
明太マヨ、おろしポン酢、溶けるチーズ……などなど、からあげに合いそうなものを単品で頼みまくる。するとどうなるだろう?
からあげパーティー、はっじまーるよーーーーーーっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
…………
うまうま。
ストで休んだ従業員は社員に出会さないようにエリア外の店舗へ行くことをオススメする。
さて、スト記念に以前書いたものの補足もしておく。
POSくらいはあるのではないかと思う。注文はファミレスで使うような平ペったい機械で取っていて、おそらくメニューのデータくらいは本社に行っているだろう。ただ食材の在庫管理は機械に手入力した上でそのデータを印刷したものを紙に書き写してファックスするという七面倒臭いものだった。あの機械を重ねてカラテチョップをかましたい欲を太鼓の達人にぶつけていた日々ももはや懐かしい。
人時計算の概念は、なるほど当たり前にあるのだな。井戸なんて人間用に作られているのだからカエルになってしまったら内側から見る摩天楼のように感じられるだろう。例え中身が白馬の王子様でも空は丸いと思ってしまうはずだ。借り物の翼では上手く飛べず真っ逆さまに墜落していったスパイダーとは仲良くなれそうです。余談だけどもやはりカエルのジェットって昭和の子供に**から息を吹き込んでもらうしかないのだろうか。なんの話だ。脱線事故を起こしても取り返しがつくのは文章くらいなものですね。
とはいえそんなところが問題なのではなく、書いた通り目標値設定の話。
当然ながら売上予測に則してシフトは組まれる。この予測が外れて入客数が少なく売上が低かった場合、「じゃあお前らの労働、30分分無しな」となる、このシステムがおかしいんじゃねえかと。そういうことが本旨であった。エリア担当社員にもよるのだろうが、この売上目標の達成は容易ではない。バラエティ番組が芸能人に簡単に100万円はくれてやらねえぞというあのノリ。は言い過ぎかもしれないが、ともかく遊び盛りの学生が小遣い稼ぎ程度の気持ちでやっていたのではダメだ。もはやスポーツである。夏場はアクエリアスを裏に常備。気前のいいパートタイマーの主婦の方々はポカリスエットの2Lペットを「みんなで飲んで!」と買ってきてくれた。全国大会を目指せるほど実力はなかったが、とても仲の良いチームであった。美人マネージャーでもいれば言うことはな……おや、何か別の(架空の)思い出と混ざってしまったようだ。とりあえずこの頃、バイトはスポーツだと思っていた。ちなみにここでは人使いの荒い偉めな社員をマネージャーと呼ぶ。青春を返せ。
時間帯が4つに分けられているとも書いた。例えば「昼」と「午後」を例に挙げる。
ある日のことだ。「昼」はものすごい混んだ。この時間帯は目標売上を達成することができた。
しかし、少ない人数であったため食器の片付けや洗浄、食材仕込みや集計が間に合わない。「午後」の時間帯に切り替わるやいなや勤務者は一人だけになってしまう。ピークは過ぎたとはいえ、「午後」であっても入客はある。そして「午後」の仕事はそのあとの夕飯時のための食材仕込みが主だ。「昼」に向けた仕込みが充分でも、入客が予想を上回ればそのぶん食材も消費される。弾切れ寸前てなところだ。
やることが多過ぎて手が回らない。部活帰りの青春高校生軍団が容赦なく押し寄せ、裏メニューの超絶大盛り商品を複数注文され一気に残り食材が枯渇することもたまにある。一人でそれを2食たいらげるカビゴンにも出会ったことがある。恐れ入りますがお客様、みそ汁キングはございません。あ、3杯分でよろしいですか。おしんこセットですか?こちらおしんこメガでございます。実話である。盛ったのはおしんこメガくらいである。ああ、またわりとどうでもいいほうに……
ともかく、そうでなくとも最低限の仕込みは済ませなければならないし、営業報告書も仕上げなければならないし、大量に下げられた食器も洗わなければ商品の提供に差し支える。やむなく上がる人に延長を頼み、店舗を万全な状態に整えるのだが、するとどうだろう。「午後」の時間の売上目標に達しないわけだ。「お前ふざけんなよ」と。
先の記事に書いた通り、店長も社員も常駐しない。現場にいるアルバイトだけで勤務延長などの判断はするわけだが、理由を説明しても数字だけを見られ、取り合ってくれない。挙句「そういうことされるとワンオペの時間が長くなるだけだからな」とまで言われるのだ。強く出れない心優しきアルバイト達は、30分~1時間程度のサービス残業など日常茶飯事だった。
店側が売上予測ミスって出た損失をバイトの給料削って埋めてるんです連中は。あ、一文で済んだ。
蛇足にすね毛を生やしてその毛を光らせてみるなんてのはレポートの文字数を埋める学生のような滑稽さで御座いますね。猿のように前かがみで手を翳しましよう。せーの、反省!!
「お前が仕事できれば問題ないんだ」と言われればそこで押し黙ってしまう人が多いのだが、いやでもやっぱり働いた分を不当に削られているよね、我々。と、思うわけである。
ちなみに近隣でお祭などのイベントがあり平常時より多くの入客が見込まれる場合でも人数を増やしてはくれない。売上ばかり伸びて使い潰さてる感は否めない。まあさすがにそういうときの残業くらいは社員によっては認めてくれたりするのだけど。
そして与えられている業務は適当だろうか。小型店舗でも20万程度になる売上金を毎朝アルバイトが銀行に入金に行くのもけっこうゾッとするものがある。
10連勤20連勤も珍しくない。ある年の8月は休日が3日しかなかった。ちなみに「休ませて」と言わなければ何連勤でも可能である。言っても休ませてもらえない人もいるようだが…… 末端の社員などはバイト以上に使い勝手の良い駒で、足りない店舗を縦横無尽に飛び回り、複数店舗のバイトに電話をかけヘルプを頼み、時にはヘルプ先へ車で送迎、店舗ではバイトと同じ仕事をしながらブラック精神の染み付いた上司に怒られつつ必死に働く姿を見るとチュッパチャップスにVAN HOTEN COCOAを添えてそっと枕元に置きたい気持になる。取り合わせについては不問とする。ちなみにからあげパーティーをやると最初にムンクの絵みたいになるのはこの方々。ファイトマネーでガッチリ!と言う人もいるが精神的摩耗によりコスパは良いとは言えない。
A丼屋で働くためのコツがあるとすれば、会社から自分の身を守るように働くことだろう。ワンオペや入金の際にはボディガードを雇い、混雑しそうな時には適度に人祓いをお願いする。安全に生きよう。
ちなみについ最近知ったのだが、うちの店長はアルバイトだった。
それでは、スト参加者の健闘を祈る。
「労時売上」とあるが、人時売上という言葉のほうが普通かもしれない。
労働生産性は、従業員一人あたりが年間で稼ぎ出した付加価値≒荒利益高。人時売上を5000円、粗利益率を60%、年間の労働時間を1800とすると、
5000×0.6×1800=540万円/年
人件費を20万円/月(240万円/月)とすると、労働分配率は
240万÷540万=44%
となる。
この営業報告書には「労時売上」という項目がある。これがA丼屋のブラックたる由縁であると言って間違いはない。では、なんぞこれ。
先ほど営業報告書の記入項目に「その時間帯に働いた従業員の労働時間」を挙げた。これは、例えば昼帯の営業報告書に記入する際、「7時から12時まで3人働いた」ということであれば、5時間×3で「15時間」と記入する。全員の時間を足すとかちょっと何を言っているのかよくわからない。公式を覚えず数学の試験に臨んだエキセントリックな学生が、意味も根拠もないのに「とりあえず足してみるか…」と奇行に走る、なんかあの感じを彷彿とさせる。