2014-09-09

一人起業の楽しさ、難しさ

フリーライター広告制作。それが自分仕事だ。勤め人時から起業した今でもやっている事は変わらない。

上司罵倒で生きる事が苦しかった勤め人を辞め、家賃45000円の自宅兼オフィスを構えてから三年が経った。

前職のキャリアは3年。少ない人脈に片っ端から頭を下げ、相場の半額以下で仕事を請ける日々。それでも仕事に満足してもらえず契約を切られる事の方が多かった。

起業から1年は設備投資や営業回りで百万近い損だった。貯金を切り崩し、時に日払いの仕事をして糊口を凌いだ。

風向きが変わったのは2年目も半分を過ぎた頃。専門誌で書いた単発記事が好評で、連載を持ってみないかと打診された。

そこの原稿料は400字で5000円。週1回の連載で1200字なので月に60000~75000円の安定収入が入るようになった。

雑誌連載を持つというのは意外なほどステータスになるもので、驚くほど営業の成功率が高くなった。

話を聞いてもらえる会社が20社に1社から5社に1社となり、その2割程度の割合仕事をいただけるようになった。

3年目を終えた今、年収は勤め人時代とほぼ同額になった。最初にいただいた雑誌連載の仕事雑誌自体廃刊で無くなり、今は別の雑誌で連載を持っている。

何社か贔屓にしてもらっている会社も出来たが、契約を切られた企業も当然ある。

私は今、貯金を崩して高性能カメラを購入した。

新しい仕事開拓出来るか、それとも無用長物と化すかは、努力と運に掛かっているだろう。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん