■http://anond.hatelabo.jp/20170409153700

リサーチ

なぜ問題が上がっているのか？　解決すべき問題はなにか？

• 紙資料を使っていることで不満を持っている人に耳を傾けた？
  • 事務の人？経理の人？実際の会議の人？後で資料を見直そうとする人？

分析

• そのソリューションとしてペーパーレスが妥当なのか？
  • 「紙資料の作成管理がコストになっているという問題」ならば、事務・経理の人の仕事量の変化・リソースの変化は？（資料用の部屋が空いた分とサーバー代のトレードオフ）
  • 「紙自体がコストになっているという問題」　これは増田の主張では正しくなさそう
  • 「紙資料だと見直しがしづらいという問題」　ならば、検索時間効率の変化は？その検索効率の変化にどれだけの経済価値がある？そのための解決策にiPad導入が必要なのか？
  • 「会議で用意する資料が毎回膨大で会議準備がコストになっている問題」　これならiPad導入は自然な解決と思える。

• 紙資料と電子資料の時のメリットデメリットは？それにたいする経済的損失・利益は？
  • 電子資料の場合
    • 初期費用：システム導入による初期投資　（ペーパーレスにした際初期費用は何年で回収できるか）
    • 物的リソース：iPadのリース代、サーバー代、通信費
    • 管理コスト：データベース管理(３人時間/週)、
    • 機会損失：紙資料より見にくくなることによる損失　[会議時間が10分延長: １会議につき5人×10分の損失、新しい気付きの機会損失による損害]
  • 紙資料の場合
    • 管理コスト :（２０人時間/週）
    • 物的リソース： 用紙代インク代コピー機リース代
    • 機会損失：見直しの際の検索効率による損失　[そもそも月に何回資料を見直す？N回として　N回×人数×変化時間、資料検索による作業効率低下分の損失]

施策

• 紙資料文化の継続
• 必要に応じてデータ化（会議では紙の資料 ＋　管理はデータベース）
• すべてデータ化
  • 本当にiPadが必要? プロジェクタやモニタではダメか、パソコンではダメか、
  • そもそもiPadでないといけないのか、見るだけの端末ならアンドロイドなど割安

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