はてなキーワード: 採用情報とは
びっっっっっっっっっくりした。
ブラック企業があちこちに潜んでいるのは分かっていたけど、自分が利用していた会社がブラック企業だった時の衝撃たるや。
Twitterとかはてなブログ中心に口コミで有名になった、腕が良いのにとっても安いエステなんですけど。
美容垢とかコスプレイヤーの人は知ってるかも。逆に、そこに興味ない人は知らないかも。
白鳥紘子(not本名)って人が作った会社なので、通称”白鳥エステ”って呼ばれてて(提唱したのは社長自身だけど)、正式名はHSbodydesignって言う。
この会社、従業員個人がみんなTwitterやらされてて、自分の予約の空きとか宣伝みたいのするんですけど、それは別にいいし、よくあることとして、
今従業員が何人も会社の酷い現状に耐え切れなくてこの会社用のアカウントで苦しい状況や胸の内を吐き出してる。何だこれは。世紀末か。
お給料がもらえないから貧困家庭になってしまって家族に怒鳴られて泣いたりとか、持病がある人もストレスでメンタルやばくなった人もお金なくて病院行けないとか、
保険証ないから自費で何万も払って病院行く人とか、食べ物買えないからフードバンク(!)行ったりとか、58円のカップ焼きそば一日一個を何週間も続けるとか、給料入らないから日払いのバイト行くとか、
家のローン滞納になりかけて家族に頭下げて定期預金解約してもらったとか、家賃滞納していつ追い出されるかビクビクしてるとか、
ザ・ノンフィクションでもまれに見るレベルのヤバさだろ!!!!!!!!!!!!
しかもこれ、なんでこうなってるのか色々聞いた話をまとめると、、
・給料は末締め翌月末払いだけど5月に支払われる予定の給与がまだ入ってない(なので現時点では5月・6月・7月の3ヵ月分の給与が支払われてない)
・「給料の支払い遅れるけど生活困窮者は優先的に払うので申請してください」と言うから申請しても全然聞き入れなくて給料が入らない
・給与遅配(翌々月払い)の同意書を書かされる。強制ではなかったが、圧力を感じたし書くのを渋ってると「何が不満なんですか」と言われたらしい
・予定日に振込みがなくても何日遅れるとかいつ振り込み予定とか報告がない。黙って何週間も振込みはなく、いつのまにか振込み。しかも2万円とか微々たる金額
・会社が雇用保険と社会保険を給与から天引きしてるにも関わらず実は加入してない
※一部の人は催促してやっと加入してもらったり、催促しても「お金が無いから全員加入は無理です」と言われたりしてる
・ハロワに行ったら雇用保険に加入してないことが判明したから遡っての加入と支払いを催促しても会社は無視(正確には、催促しても「確認します」の繰り返し)
・耐え切れず失業保険頼りに退職しても雇用保険は入ってないわ給料の計算が遅くて離職票が届かないわでどうにも動けなくなる(→離職票がないと国保にも入れないし失業保険も貰えない)
・会社が自転車操業とかそういうレベルじゃないのに倒産を宣言しないので未払賃金立替払い制度も使えない
・5月に払われるはずの給料が27万円中2万円しか振り込まれてないのに「会社が支払う意思がある」「改善の意思がある」と労基署も指導や勧告以上出来ることがない
・労基署から勧告を受けてたり、国からの差し押さえの猶予をしてもらってるけど絶対に会社は倒産させない
・「消費税の支払いがやばいから給料払えません」と事務連絡が届く
・ちょっと前に聞いた未払いの給与は総額で約5000万円(5月時点では約3000万円と聞いていたので全然減ってない)
って。客はびっくりですよ。だって社長、Twitterで「スタッフが手取りが減るの嫌がって加入してって懇願してるのに社会保険に入ってくれない」とか言ってたんですよ。
雇用保険も社会保険も加入は会社の義務なことは社長も認識してますよ。Twitterで言ってたし。
「給与遅配の原因は従業員の給与が高すぎるからです」「うちは給与水準高いから」とか得意げに言ってたけど、ボーナス無しで額面25万って全然高くないし払えてないんじゃ意味ないし。
「貧困を撲滅したい」とか「エステティシャンの地位を向上させたい」とか、なんか社会貢献みたいな耳障りの良い言葉をずーーーーーーーーーーっと呟いてたんですよね。
そんなの怪しいだろとか、騙される方も悪いとか思う人もいると思うけど、普通こんなひどいって予想も出来ないでしょ。
怖い怖い怖い。ほんと怖い。
全然お金ないのに「払う意思がある」「改善の意思がある」って言っちゃえばゾンビみたいな状態でも会社として存続できるなんて思わなかった。
ちなみに銀行にも国にも融資してもらえない(なんか社長は「コネがないから無理」とか言ってたけど必要か?)ので、
今年の1月くらいに従業員に「1口10万からで年利20%付けて返すから融資して」って言って複数人から合計数百万借りてた。(しかもまだ返してもらってないみたい)
ちなみにこれ社長が自分で言ってた。「従業員みんな自分のこと応援してくれてる」みたいな書き方で。
これも騙される方が…って思うかもしれないけど、こういうのはオレオレ詐欺とかと一緒で当事者にならないと分からないと思う。
何より酷いのは社長がずっとTwitterで救世主ぶってたこと。
うちは給料高いです、有料の講習(合計9時間のスクール)さえ受ければ年齢性別学歴家庭環境不問、礼儀正しければ髪型・ピアス・メイクなんでも自由、
LGBTフレンドリーです、リモートワーク可で障害者も歓迎、兼業もOKでフレックスで好きな時に好きな時間だけ働けるので小さい子を持つお母さんも歓迎、
様々な要因でなかなか仕事が見つからない、あっても給料が低いとか待遇が悪いとか、そんな人達を救いたいってずっと言って新しい従業員を集めて、どんどん入社させてた。
そういう、現代で「社会的弱者」とか「差別されてきた人」を意図的に集めてこういうこと平気でしているのが本当に信じられない。
多い時は全部で140人くらい従業員いて、今は今年の2月くらいからどんどん退職したりして半分以下?もう50人もいないかもしれない。
そこまで自分で従業員を増やしておいて、給料が給料日に払えない理由は「みんなの給料が高くて税金が高いから給料に回せない」って、何がしたいのか全く分からない。
Twitterでの発言や関係者の話を聞いてると、自分を良く見せるために理想を語ってさも実現できるように言ったり、平気で人のせいにしたり、話題をすり替えたり、陥れたりしてて、流石に信じられないレベル。
そしてそれをふまえて昨日社長が発表した「給与遅配に関するお知らせ」を読んでほしい。
https://www.hsbd.jp/news/20190730_01/
「今年いっぱいで遅配は解消する」って書いてあるけど具体案はどっこにもない。まあそこまで顧客に説明する必要ないっちゃないけど、従業員にも説明されてない。
給料の支払いが遅れてるのはもう2年くらい続いてて、ちょっとずつ拡大していってて、遅れてることは実は会社HPの採用情報にも書いてある。
今は「遅配があります」しか書いてないけど、前はもっと具体的に書いてて解消の目途とかも記載があった。
2019年3月解消予定→2019年7月解消予定に書き変わったところで騒ぎが大きくなって消して、7月解消も無理で、従業員には7月半ばに「9月解消予定」って説明してたのに、
従業員には事前に何の告知もなく勝手に「年内解消予定」に拡大されてた。
ちなみにこのお知らせも「出します」とか従業員に予告も何もなし。いきなり投稿されてめちゃくちゃざわざわしてたし内容に怒ってた。
あとツッコミどころは、
・勧告が初めて入ったのは6/14だけど指導や注意は初めてじゃない
・「支払い希望者に優先して給与を支払う」って言ってるけど優先希望してる人でも給料日に入ってない
・「支払い希望出来ずに悩んでいた従業員」って多分ほとんどいない(ほとんどの人が支払い希望の申請をしてる)
・「従業員一人一人との面談」は苦しんで声を上げている人には誰一人行われていない(行われていたことも知らない)
・税金関係の支払いが滞納していて分割支払いしていることは明言せず、「国税局や年金事務所の指導」「支払い計画の再考」と濁す
・「申し訳ありません」は一切使わない
・話がなんにも前に進んでないし何が言いたいのか全然分からない
と、あげたらキリがない。
「こんな安い値段で成り立つ訳ない、何も考えずに通ってた客も共犯」って言われたこともあったけど、成り立たないんだったら値上げしたり倒産したりするのが普通でしょ。
まさか社員を保険に入れない税金も滞納する給料も払わない、ってとこまで行くとは普通思わないし、事実を知ってからは一度も通ってない。
お世話になった働いていたエステティシャンさんたちはみんなみんないい人で、一生懸命で、優しくて、楽しくて、大好きだったのでなんとか助けてあげたい。
直接会ったことある、優しくしてくれたスタッフさんたちが、辛い、苦しい、って言ってるのを見るのは相当きついし、つらすぎて涙が止まらなくなった。
今現在、スタッフ・元スタッフの方々で集団訴訟を起こす準備してて、支援金を募ってるので興味ある人は「白鳥エステ 集団訴訟」とかでTwitter検索してみてください。
給料もらえてないし訴訟費用も大金かかるし、なんとか拡散してあげたいなという思いで書きました。
あ、ちなみに元スタッフの方が告訴状の提出にかかる費用をクラウドファンディングしていたのを見かけたので、
もしかしたら社長はそのうち書類送検とかされるかもしれません。というかこんなヤバい奴でもここまでしないと逮捕されないんだね。絶望感がすごい!
ここまで読んでくれて本当にありがとうございます。
まず単刀直入に結果だけ書くと、
「通ってた大好きなエステがキラキラ社長のどんぶり勘定経営で自転車操業になり、従業員の給料支払いが2ヶ月も遅れている」
という問題。
※追記:遅配は2ヶ月「以上」とのこと。ご指摘ありがとうございます。
私が白鳥エステに行き始めたのははてなブログで体験ブログを読んだからだ。
エステといえば、お金に余裕がある、美容意識の高い、既にある程度美しい人がさらに磨きをかける場所のイメージで、私もそうだった。
その固定観念を壊してくれたのがHSbodydesign、通称【白鳥エステ】だ。
白鳥エステはスタッフにランクがあり、有料のスクールを卒業しスタッフデビューしたばかりの一番下のランクであれば60分3000円という破格の値段で受けられる。
その後技術・接客試験を受け、ランクが上がればそれに相応した料金に上がる上に技術料もプラス出来るので、頑張れば給料もどんどん上がるシステムとなっている。
さらにこの会社はジェンダーフリーを謳っており、男性エステティシャン、中性エステティシャンもいて、髪色・髪型自由、ピアス自由(施術中は外してる人が多いけど)。
髪色は行くたびに髪色が変わる人がけっこういる。ピンクとか、緑とか、青とか。ピアスも耳に何個もつけてたり、舌や唇に開けている人もちらほら。
でも、接客がちゃんとしてて、腕が良かったらそんなの気にしないって人は自分を含めて結構いる。
(友人にバンギャでめちゃくちゃピアス開いている子がいるが、ほとんど仕事が選べないことを言っているのでこういう会社は貴重だと思う)
60分3000円を実現するために、店舗として借りているのは普通のマンションで、家賃を抑えるためなのか結構築年数が高いところが多い。
施術ブースもカーテンで仕切っただけ、ベッドの台数を置くためかブースも狭め。待合室はなく、時間ちょうどに訪れることがルール。
そんな事も、この価格を実現するためだなと納得して、気にしていない顧客が多い。まあ、狭くて古くても清潔にしてくれればOKでしょ、と私も思ってる。
でも、そんな努力で実現してると思っていた経営が、実は実現していなかったと知った。
通い始めた当初から、この会社に給与遅配があることは知っていた。
HPの採用情報に書いてあったからだ(現在はプチ炎上したためか詳細は削除済)。
そこには、数日遅れて給与の半分を払い、さらに数日遅れて全額支払う形になっていて、○月には解消見込み、とあった。
だから、一時的なんだなと思って信じていた。分割払いの会社だって少なからず存在するし、そういうもんかなと。
でも、「○月には解消見込み」の「○月」が何ヶ月経っても消えることはなく、どんどん更新されていった。
そんな中、「2ヶ月給与の支払いがない」と5chに書き込みがあった。え?数日で支払われてるんじゃなかったの?
自分はもう2ch時代から、20年は5chにお世話になっている。
いつも張り付いているわけじゃないけど、暇な時は入りびたる時もあったし、プライベートが充実している時は何年も見なかったけど。
ここに書かれる情報は真偽不明の怪文書、便所の落書き、名誉棄損、営業妨害という認識で読むようにしていて、いつもなら話半分で面白がって読むだけ。
でも、書かれた内容の真偽を裏付けるかのように、実際スタッフたちの様子がおかしくなっていった。
すごく評判が良くて、人気のスタッフさんたちがどんどん退職表明したり、出勤を減らす発言をしたり。
あんまり良くないことかもしれないけど、スタッフさんのプライベートのTwitterアカウント(覗いてごめんなさい)で、
給料が振り込まれないことを呟いたり、副業で食いつないでると言ったり。水商売を検討する人もいて、あ、これは本当にひどいんだ、と認識した。
当の社長のTwitterアカウントはずっと前向きで、マタニティ用のベッドを買おう!○○店出したい!調度品を新調します!とか言ってるから、そんなに問題とは顧客は思わないよね。
社会的地位が低いエステティシャンを高給に!エステをもっと身近にして、女性の自己肯定感を向上したい!それを実現したのが白鳥エステ!と定期的に言っている社長。
でも、月収25万(これ、手取りじゃないですよね?だから手取りは20万くらい?それって高給かな?)の給料が払えないって、どんな運営なんだ。
・支払い予定日が後ろ倒しになっているだけで、支払いはしてる。
と発言しているが、いや、給与が高くて払えないって経営として成り立ってないし…
支払い予定日に支払われないのは違法だし…
縮小するって言ったけど、今のところ具体的には何も言ってないし…
さらにスタッフさんは、遅れた給与がいつ振り込まれるのか分からないらしい。普通、支払い遅れるっていったら、「○日に振り込みます」って連絡するもんじゃないの?
もうなんかかわいそうになってしまって、行くのを辞めてしまった。
社長へのツッコミどころはこれだけじゃなく、書ききれないのでTwitterで「白鳥エステ」で検索してほしい。
給与遅配についてトゥギャッターのまとめもあるので興味ある人は読んでみてほしい。
本当に本当にコンセプトと経営理念、施術内容はすごく良くて、それに惹かれて集まったすごく素敵なスタッフにたくさん出会えた。
エステに行かない人にエステを届けるのにも成功していて、そういうタイプの女性だからこそ施術を受けると目に見えて変化が現れて、みんな感動してた。
自分もただのマッサージと違う「自分の体を美しく整えるためのエステ」に初めて出会えて、すごく感動した。
自分の肌とは思えない、理想のフワフワの肌になった。施術を受けた後は自分の体の感触が気持ち良くて、いつまでも撫でてた。
体重を落とすことでしか体型は変化しないと思っていたけど、コリやむくみを流すことで体型は変化することも知った。
コリは肩だけじゃない、全身どこでもコリはあるし、むくみもある。デブだと思っていた箇所はむくみであることも知った。
簡単なセルフケアも教えてくれて、効果があったし、体も楽になった。
体型が整えられたので、やりたかったファッションもできるようになったし、着たかった服も着れるようになった。
何より私が施術を受けたことのあるスタッフさんはみんないい人で、体の色んなことを勉強していて、分かりやすく説明してくれて、結果を出してくれた。
顧客が綺麗になって喜んでくれることが自分の喜びで、エステとお客さんが大好き!と言葉にしなくても伝わってくる人ばっかりだった。(実際、Twitterで発言したりもしてる。)
でも、そんな大好きなスタッフさんたちが辛い思いしてるなんて、知らなかったよ。
社長は、すべての女性が幸せになるためにこの会社を運営しなければ!という気持ちで動いているように見えるし、そう思える発言をしてる。
私は従業員も含めて全ての人間が幸せになってほしいと思ってるので、従業員の生活を犠牲にしてまで運営してほしくない。
給料がいつ払われるのかもわからない、経営が立て直せるのかもわからない、エステティシャンも事務もたくさん辞めて、会社が回るのかも分からない。
そして、それが社内でも具体的に説明されている形跡がない。
それって、当事者の従業員からしたら相当なストレスなんじゃないの?
もうこの会社にお金は落とせないな、と思ったので、二度と行かないと思う。
ただ、今も残っているスタッフや、退職したスタッフが少しでも安心できるように、出来るだけ多くの人にこのことを知ってほしい。
批判されて、自分がしていることは悪いことで、社会的に許されないことなんだとはっきり自覚してほしい。そう思って書きました。
どうかどうか、一人でも多くの人に読んでもらって、知ってもらえますように。
【追記】
Twitterでご指摘いただき上記に注釈を入れましたが、2ヶ月「以上」支払いは遅延しているそうです…。
2ヶ月以上メインの収入がない上に、そのお金がいつ入るか分からないなんて、想像しただけで気が狂いそう。
そんなに好きなら売り上げに貢献した方が良いのでは、と言う方もいますが、具体的な対策が取られることがなければ給与遅配は拡大していくと思います。
さらに、お客様が施術を希望するなら受け入れます、と発言するスタッフも多いので(本当にあの人たちはエステとお客様が大好きなんです)、逆に顧客がスタッフを縛り付けてるのではと考え、私は行くことをやめました。
願わくば、社長が思い切った大規模改革、人事異動を行い、顧客が納得する方法で遅配解消のプランを打ち出し、運営してくれたなら、また売り上げに貢献したいと思っています。
少し遅くなったがビ・ハイア関連の諸々を読んで思い出したことがあったので。
今回の件で話題に上がったものの一つが清水氏本人によって書かれた会社説明である。その文章ではハードワークであることを前面に打ち出し、残業のことを隠そうともしていない。その文章を見たとき今回の件とは全く関係ない会社のことを思い出したのである。
といっても増田はその会社に関わりのある人間ではない。その会社(A社とする)はビハイアと同じようにYOUTUBE等で配信を積極的に行っており、増田が当時ファンだった人物がその配信に出演したことで存在を知ることになる。
A社は自虐的に「うちはブラック企業」を繰り返し、採用情報にもそれを前面に打ち出した文章だった。社長はいかにも「出たがり」な人物で、社員はそれにつき合わされているような雰囲気だった。夜10時過ぎに社長の配信のために社員を居残りさせる姿は今考えると異常でしかない。その上その会社はみなし残業制度を採用していた(配信の中で社長がはっきりといっていた)ので配信のための居残りには対価もなかったはずである。さらに仕事中もずっと社内を生配信していた(視聴者数はもちろん少なかった)。一部屋だけとはいえ、監視に近い状況である。
配信を見始めたとき、「この会社は異常だな」と思ったのは事実である。しかしそのことを積極的に問題視しようという気にもなれなかった。A社が「ブラック企業」を明言した会社である以上、社員も居残りに喜びを感じて生きている酔狂な人間なのではないか、と思えてしまったからである。ブラック企業に自ら飛び込んでいく人間は仕事が生きがいのすべてで、それを問題とすることは逆に彼らの生を奪ってしまうのでは?とすら思えたのである。
というか社長も同じ事を考えていたのではないか。彼は典型的な仕事人間で、仕事のためなら何でもできる、社員も同じ気持ちでいてほしい、というようなことを言っていた。彼にとって社員は「自分のスタンスに賛同してくれた人たち」であり、「自分の目標のための指示には無条件で従う人」だったのだろう。
ビハイアの社長も、「ブラック企業」を打ち出すことで同志を集めたかったのだと思う。実際に「仕事人間」を集め(もしくは仕事人間になるよう洗脳し)、常軌を逸した労働を強いていたのだろう。 (余談だが個人的に会社側が主張する「被害者が毒親育ち」という話は本当ではないかと思っている。そういう人に「君の存在価値は仕事しかない」と植え付けるのはたやすいだろう)
やがて自分の目当てはA社の配信に出なくなったが、増田のA社への興味はしばらく続いた。社長はとある大きなチャレンジ(会社をここではぼかしたいから詳しいことは書かないが)に挑戦し、社員を巻き込んだうえで失敗し(社長的に失敗だったのかは知らないがはたから見れば失敗だった)、それと前後してその会社から20代の社員がいなくなった。辞めた理由は本人しか分からないが、個人の推測だとその「チャレンジ」と、社内配信によって小さなコミュニティの中でアイドル化された女性社員へのネットでの罵詈雑言コメントが原因だったのではないかと思っている。今思えば「辞める」という形で抜け出せた彼らはまだ幸運だったのかもしれない、と今回の件を受けて思う。
社員たちが辞めたあたりで完全に興味をなくしていたA社を今回の件で思い出し久しぶりに社長のTwitterを見に行ったが、ビハイアについては一つも触れられていなかった。HPには相変わらず「ブラック企業」の文字があり、社長の酔狂としか思えない新たなプロジェクトも始まっていた。社員は増えてないみたいだ。増田が見ていたころはパワハラらしきものは見えなかったが、実際はどうだったのだろう、今はどうなっているのだろう。ただのウォッチャーとしては「これから死者がでませんように」としか言えない。社長よ、あまり社員を巻き込みすぎないであげてくれ。
いざ転職活動始めたが、いっぺんどこかで整理&吐き出さないと頭がパンクしそうなので、とりあえず書きなぐる。
これはわざわざ書くことでもないかもしれない。
空前の人手不足と大きく謳い、これみよがしに求人系の広告がそこかしこに出ていて、「これなら私でも今より良い環境で働けるかも!?」とパッと見思える。
実際はそんなことなく、企業はできるだけ安く使える優秀な人材を探し、労働者はできるだけ高待遇の職場を探すというミスマッチが置きているだけである。
企業は極力正社員での採用を避ける。契約社員やそれですらない請負業務の多いことよ。
労働者は(私も)ブラック企業は絶対避けたいので、待遇の良さそうなところを探す。
すると何が起きるのか。
せっせと書類を書いて送り、いざ面接だと始まった途端、「最初に断っておきますが、◯◯◯◯(何かしらの理由付け。多いのは転職サイト掲載担当にこう書けって言われた)だったのであぁ書きましたが、実際は××××です。」と詐欺紛いのことを平気で言ってくる。
わりと心が折れる。
ほんこれ。
「なんか分かりにくいこと書いてあるけど、面接で聞けばいいかー」
罠である。
採用情報に記載されている文面で納得(理解)出来ない場合は、もはや応募しないべき。なぜなら企業はそこで釣ろうとしていない(魅力がない)から。
実際に質問して返ってくるのは、「ぇ、そんなことあるんだ」というようなものばかり。
向こうもそこを気にするやつは長続きしないだろうなと思うのだろう、まず落とされる。
いや、受かっても確かに困るけど。
たぶん転職市場で一番売れやすいのは、大卒後1~2年経って最初の会社でビジネスマナーを学びある程度揉まれた20代前半~中盤である。
学生気分が抜けつつ、まだ若いから会社に染めやすく、そして働き始めだから待遇にも大きな文句は言わない、そんな時期。
「じゃぁ皆その時期に転職すればいいのに」
たぶんその通りだが、当人にとってはそうでもない。
3秒ルールならぬ3年ルールに今さら縛られる人は多くないだろうが、「働き続ければ報われる」とは考えるだろう。私は考えた。
そして働き続けて見えてくるのは、上がらない賃金、削られて新しい席の作られない役職ポスト、右肩下がりの会社の業績。
将来の不安感。
ようやく本題。
何か人手不足らしいし、ステップアップのために転職をしよう。エージェントに登録したらめっちゃオススメくるし。こりゃ楽勝じゃねーか。
罠である。
実際に置きたことは冒頭でも触れたが、ここではもう少し掘り下げる。
一応登録者は客的な立場で親身に応対してくれるが、エージェントは「いかに時間をかけず高く企業に売れるか」を考えるので、それを利用するぐらいの意気込みじゃないとステップアップには繋がらない。そして職を吟味しすぎると、どんどん対応が雑になる。「この企業、急に赤字になってるんですけど何でですか?」→「知らん。」 おいおい。 「ドラえも~ん」的なノリで頼ろうとするのは間違い。
何か武器を持ってないと通じない。そのひとつが年齢なのだが、得てして気づいたときには手元にはない。
・真面目は武器じゃない
「真面目に粛々と働いていれば評価される」そんな風に思っていた時期が私にもありました。企業は意外と真面目さは評価しません。着々と積み重ねた経歴よりも、バカみたいな趣味の話とかしたほうが通過率が高いです。私の場合、バカみたいな趣味の話は全部ヤケの盛った話なので、役員面接でなんやかや化けの皮が剥がれて落ちました。
これがね、笑えない。新卒のときの「何か自分の考えが答えられればいい」とは訳が違う。ガチで聞いてくる。必死に考えた答えも「そういうことじゃないんだよね」「そんなのは今いる社員なら誰でも出来るんだよね」と一蹴される。確かに「勇者・魔法使い・僧侶」が居るパーティに2人目の魔法使いや僧侶は要らないだろう。募集要項に戦士募集と書いて欲しい。
ぶっちゃけ私は新卒のときから面接が苦手だった。質問を真正面に受け止めてそのまま返してしまうからである。大学の就職課やらでパターンを覚えてようやく対処できたレベルである。なんで転職活動しようと思ったのか。
なぜ冒頭に「◯◯が知りたいのですが、」と一言付け加えることができないのか。それが推理できることにどれだけの価値があるのか。
「その手の質問は中途採用で聞かれることはめったにない」と書いていたどっかの転職サイトを信じた私もアホウではあるが。
そんなことを続けて頭に浮かんできたのは、逆ヘッドハンティングという言葉。
「私はヘッドハンティングされてもおかしくないはずの人材なのに誰も声をかけてくれない。じゃぁ自分から行くしかない。」
間違っても私のような「真面目に働いて仕事を積み重ねたけど報われない、でも大した武器は持ってないありふれた従業員A」が、CMや広告に釣られてうへへと手を出すものじゃなかった気がする。
「何か私、会社で凄い頼られてるから優秀なんじゃ!?」他所の企業様には知ったことじゃねーって話であった。
馬鹿な犯罪をやらかして捕まる大手企業会社員のニュースとかを見ると「自分がいかに真っ当な人間か」と思うことも少なくないが、ぶっちゃけ真っ当であるかどうかなんて企業の求める人材像の中では箸にも棒にもかからないんだなと、痛感する。ま、そんなの犯さない前提だから、いざ事が起こっても運が悪かった程度の話なんだろうけど。
時間の猶予も大してないので数を応募しないといけないが、かといって1社1社しゃぶり尽くすように調べないと選考を通らない。
そんなことをしてると毎夜色んな会社に勤めている自分の姿を夢に見るが、結局暫くすると落選の連絡が来て無意味に終わる。
商品を扱う会社であればもちろんそれも調べるし、エンターテイメント系のものであればそれで楽しんで、それぞれ好感的な印象を自分の中で築いていき、打ち砕かれる。
別に嫌いになったとか呪ってやるとかそういうことはないが、ひとまず視野に入れたくなくなる。若者の消費渋りはこういうのが原因じゃないかとか思うくらいには。カゴメのやってた落選者への対応は別に神とかじゃなく、リアルに切実な問題なんじゃないかと、今は思う。
・・・まぁ「今は思う」って通り、新卒の時は何か落ちて当たり前の気がしてたし、今ほど追い詰められるように企業に向き合ってなかったから、大してショックじゃなかったんだけどね。
もはや転職活動を続ける気力は枯れつつあるが、会社の方も枯れつつあるので、間に合うかどうか知らんが転職が成功しうるだけのスキルを上げるしかない。
とりあえず脳内でうようよしてた気持ちがこうして文章になったので、時間を置いたら自分の恥ずかしいところが見えてくると思うし、どこかの誰かが親切に辛辣な指摘をしてくれることもちょっと期待している。
採用情報見てても、結構、事前に持ってる技術力、あと学歴も結構評価されるんだろうなと思って、自分の今の状況だとこの業界を目指すのは今の段階だとキツイし、自分はSIerとか挟んで転職すべきなのではと思ってしまっている。
正直、ほんとにガチガチ文系でRuby Python JSあたりも去年の暮れから勉強し始めたばかりで、大手振ってGithubにPullできるようなrepo書けるわけでもないし、ブログに技術的情報をアウトプットできてわけでもない。
多分ちゃんと前からリサーチしてて他にも目指してるであろう学生は、自分よりもっとスキルを持っていて、インターンとか行ってるんだろうなぁと思うの、自分の今の
状況は新卒だと厳しいものではないのかと感じてる。 あと関西で実家ぐらしなのもだいぶシンドい。まぁ色々気づくのがおそすぎなのは自覚してる。
こういう事聞く場所ではないのかなとは思うけど、同じような事経験した増田とかいたら、アドバイス欲しいです。
追記:
言及色々ありがとうございます。
自分の状況を考えると、一年じっくり勉強する時間を取るのか、大手SIerを目指すのかの二択なのかとは思いました。1-3年でもっとこういうことに気づいとけば良かったなぁ。
それでもIT業界の大部分を占めるSI業界が体質を改めるどころか更に姑息になっているので、これから就職活動をする学生さんには気を付けてもらいたい。
その姑息さが目立つのが客先常駐をメイン事業とした企業の存在である。
社員数200人以上の規模を誇る独立系企業でも客のセキュリティの都合上、社員を客先に常駐させている事が多く「自社開発」と言っても「客先での開発」になる事がほとんど。
SI業界のユーザー子会社・メーカー系・独立系は共に客の都合で客先常駐にならざる負えないのが現実である。
それぐらいは業界研究してる人には既にわかりきったことかもしれないただ求人広告に記載する内容が詐欺に近いデタラメを載せる企業が多いので自分が見た事実を元に警告しておきたい。
まず、1回でも名刺交換したら取引企業として扱う会社が存在するため規模が小さい割に名だたる大企業をたくさん載せてる会社は危ない。
面接まで進んだら取引企業との関係と業務について具体的にどんな事をしているか聞いてみよう、口ごもり始めたらその会社の面接官はバカか主な取引がないのに載せている事になる。
そして、求人広告で主な事業内容に「ネットワーク構築・運用」とか「ソフトウェア開発」とだけしか書かれておらず具体的な事は一切書かれていない会社は危ない。
そんな書き方をする企業は客先で派遣された自社の社員が何をやっているか把握していないだけでなく、SES派遣をメイン事業としている可能性がある。
面接まで進んだら客先での主な仕事と単独派遣かチームで派遣か聞いてみよう、ほとんどの会社が「派遣先によるので何とも言えない」とか「セキュリティの都合上くわしく説明できない」とか
「1人での派遣もありうる」と答えるはずだ。その時点でSES派遣をメイン事業としている可能性が非常に高い、その会社はやめよう。
加えて福利厚生や社内制度も社内で利用した人がいるか聞いた方がいい。
理由は利用実態がない制度は絵に描いた餅状態になっていることが多く、福利厚生や社内制度が事実上存在しない会社もあるからだ。
そんな会社は利用した人を異端者扱いしてパワハラなどで退職に追い込む可能性がある。
SESとは「システム・エンジニアリング・サービス」の略で、簡単に言うと「お客様の要望に沿って業務を支援する業態」である。
その業態をメインとしているかはほとんどの企業が表に出さず求人票や求人広告にも一切載せない、と言うかそもそも載せられるほどクルーンな業態ではない。
一昔前はSES派遣と言っても客や他の派遣社員と一緒にマネジメント・開発・構築・運用・保守に携わる事が出来たため主に新卒や新人を派遣する時に利用された。
営業からすれば「使えない子だけど最安値で派遣するので使ってやってください」みたいな意味合いがあったと言う。
しかし、今はシステムの高度化や少数精鋭でコストを抑える会社が多いためSES派遣された新卒を受け入れる余裕がある現場が少ない上にソフトウェア開発と聞いて
派遣したらやることはExcelとwordを使ったマニュアルの更新と客からの問い合わせ応対だけとか、システム運用と聞いて派遣したら在庫管理倉庫に放り込まれて
毎日段ボールを開けながら在庫の確認をするだけと言った性質の悪い派遣先が多く買い叩かれる事も多いため、技術力が身につかない上に低賃金と言うのが実情である。
そもそもSES派遣は多重派遣や偽装請負が横行していることが多く、「A社からB社に派遣」と言う契約でも「A社からD社を経由してC社を介してB社」や「A社からB社に1人請負でSES派遣されたけどD社の指示で動いてる」
なんて事も多くSES派遣=違法労働なんて認識になりそうな状態だ。ただこの問題は派遣社員が気が付くことが少ない、理由は労働法を知らない人が多すぎて派遣会社の言いなりになってしまっているからだ。
辞めるか退職に追い込まれても知らないままの人が多く表にも出にくい。
この問題は面倒な一面もある、それはSES派遣で「運よく技術的な仕事ができるポジションに着けた人」の存在である。
「運よく技術的な仕事ができるポジションに着けた人」は客先常駐型の派遣を肯定する傾向にあり違法労働も良しとする人が多い。
多重派遣を「社員を待機にさせないためには必要なこと」、偽装請負を「客の利便性を考えると多少の法律無視は仕方がない」と言うとんでもない存在もいるが、技術力があるため
先ほど記した技術力が身につかない上に低賃金なポジションに着いてしまった人よりも発言力があり業界内で幅を利かせている事が多い。
そんな人は「派遣先で技術的な仕事が出来なかったのは本人に問題があるのでは?俺はできてたし」と言い実態を知ろうとしないため問題を自己責任で処理し、表に出来にくい空気を作ってしまっている。
これは「守られない」と断言できる。
チームでの派遣であれば多少守ってくれる人もいるが単独もしくは少人数(4人か5人)だと客先での技術者の立場が弱くなり奴隷にならざる負えないのが実情だ。
極端な話、自分以外は全員客な状況と考えると良い。自分たちにサービスを提供するポジションの労働者を客が同等に扱うだろうか?
客先常駐技術者の評価を下すのは客で昇給させる権利を握るのも客だ、そもそも派遣とは営業と客先の責任者の交渉の末に行われることであり評価と賃金を交渉材料にする会社が多い。
多くの場合、派遣会社の営業は客に従うため客が「安くこき使いたい」と考えて低評価で低賃金を主張したら余程の事がない限り営業は客に従う。
1聞いて10知るような要領がいい人(頭がいい人)は稀にいるがそのレベルにならないと評価が上がることも賃金が上がることもない。
客のほとんどが「こっちは金を出してるんだから教えることに時間を取ることもミスすることも許さない」と考える人が多いのが原因なのだが取引先を怒らせる事を恐れる営業は客の言いなりだ。
その状態が続いた上にSES派遣で派遣された技術者は40歳になってもこれと言った技術が身に着くことなく低賃金労働を強いられ、転職さえも難しくなるという3重苦に陥ってしまう。
それなのに年齢を理由に派遣先から契約打ち切りを通告される人も多く、そうなった社員は派遣会社から自己都合での退職を迫られ多くの人が自己都合で辞める。
派遣会社としてもSES派遣メインで派遣され何の技術もない無能に用はないのである。
今はもっとひどい。
それは新卒をSES派遣して現場にねじ込む会社が増えてきている事だ、今までで一番ひどいと思ったのが「専門学校でプログラミングを学びjavaの資格も取った新卒が客先でシュレッダー係りになっていた」話だった。
彼はその会社の技術者重視・ソフト開発メインと書かれた求人にひかれて入社したようだがSES派遣で5社ほど介して派遣されたのちプロジェクトでソフトを開発するためのチームに入って雑務処理をしている。
もちろん違法性に気が付くことなく、営業や会社からは「今は下積み段階だろうから頑張ろう」と励まされ元気を出して黙々と客先でシュレッダー係りをしている・・・・これが下積みと言えるのか。
元請けや1次請けの新卒が初歩的な業務を行っていると言う話だったのを考えると恐らく技術の初歩的な部分を元請けや1次請けの新卒が行い多重派遣で派遣された彼は雑用処理要員として派遣されたのだろう。
一度彼を見たことがあるが、まだ新しさが目立つスーツを着て小奇麗な革靴を履いて新卒特有のキラキラさを持っていた・・・そんな彼が元請けのネームカードを首にかけて延々とシュレッダー係りを務めているのである。
新卒でSES派遣するような会社に入り悪質な派遣先に派遣されてしまった彼は運が悪かった人なのだろう・・・・でもこれを運の悪さで処理をしていいのか?
警告する、具体的な事業内容を記載していない求人を出す会社に新卒が入るのは危険だ。
しかし学生のレベルによってはクソみたいな会社から、クソくない会社を探す羽目になる事もあるだろう。
だからそんな会社に入らざる負えなかった人は、なるべくはやく転職することを考えて行動するべきだし労働法も勉強しておくといい。
いつの間にか注目された記事になったようだ、勢いで書いたために確かに誤字脱字がひどい。
新卒SES派遣で辞めるまで劣悪な環境で働いていた労働者は無能と言う反面教師にもなると思うのでこのままにしておく。
労働に対して何の免疫も知識もない新卒が就職した会社の違法労働状態に気が付くのは稀だと思う、新卒で就職したら誰しも就職した会社が基準になるのだから。
それをいいことに、間違った社会の常識を新卒に吹き込み奴隷のように扱い不要になれば退職強要して自己都合退職させる客先常駐メインの企業が自分が見てきた範囲だと多かったので騙されないように予備知識として書いた。
「客先で仕事をさせてもらっているのだから残業代を要求する事は社会人として間違っている」と言う派遣も見てきた、おそらく所属会社の入れ知恵だろう。
SES派遣はありえないなんて意見もあったが違法労働状態が横行する現場では法律はないに等しい(区別もない)、監査が会社に入ったら終わりだからありえないと言う意見も
そもそも監査がしっかり入っていたら事前面接や偽装請負や多重派遣やSES派遣が当たり前のように行われていないはず・・・・。
常識ではありえないような無法地帯化した現場や会社もある事を知ってほしいと思う。
最近は、特定派遣会社の一部で正社員を「限定正社員」にする流れが起きている、職種・地域限定の限定正社員にすれば体力のある特定派遣会社は今まで通り社員を客先に常駐させることができるらしい。
つまり雇用形態が「正社員」でも入社したら「限定正社員」扱いの場合もあるため「正社員」書かれていてもどのような雇用形態かは入社前に確認して欲しい。
そもそも求人票や採用情報に労働者を騙すような事を書いても問題とされない現状がおかしいのだが、改善される見込みはないため労働者側が気を付けるしかない。
学校というのは大きく二つに分かれる。受験を意識して合格率のために勉強させる学校と、受験後を意識して勉強させてたらそれに合わせた偏差値になって合格率が決まる学校だ。
いやいや、教員ごとにスタンス変わるでしょ、という指摘もごもっともだが、みんなが思ってる以上に経営層の立場や影響力は強い。外面では自分で学ぶ姿勢を、とか、世界に通じる教養を、と言いながら、内側には合格率や有名大学合格者数をあげてほしい、と圧力をかけくる。その結果、ないがしろにされるのは教養科目と呼ばれる受験外教科だ。
特に受験に使われる英語と数学の時間を増やすためにいろんな受験外教科が弾圧にあっているという話を聞く。学校の授業数のページには指導要領と同等の時間と書いてあるのに蓋を開けてみると音楽の時間が少ないとか家庭科の時間が少ないとかという話はままある。
音楽は歴史を知るために必要だし、音楽の素養はソーシャルクラスの高い人たちと話すための大事なコードとなる。
家庭科も化学と社会を融合したような教科なので、生活知と科学知を結ぶ大事な科目であるはずだ。体育や情報もそうだけど、体育は部活の指導なんかと関連して部活の実績は広報に使われるので待遇が悪くなることはあまりないだろう。
これらの授業時間を削ったり、教員を非常勤講師で補うと、当然授業外でのケアや環境整備などが十分行き届かず、教員も短絡的な実践しかできない。
当然教師の雇用をないがしろにしているような学校は、生徒の面倒も教師の善意に任されるし、学年が上がるにつれてだんだんないがしろにされていく。
手のかかる子を放置するような話ならいいのだけれど、受験前なのに手の施しようのない生徒は、人件費の問題からがっつり切り捨てるという選択をせざるをえない。
私立に行かせている保護者友達も、私立に通わせることができる親同士子供同士の友達を作る以外にメリットがない、という話をよくするし、大学入学率が高い私学でも、合格率のための学校であれば、勉強嫌いに育つ確率が高いので大学に入った後ろくに勉強もせず、仕事を始めても指示待ち人間の使えない大人になってしまい、うまく会社と折り合わず鬱になる可能性も高い。というかそういう人間もたくさん見てきた。
そういった事実や状況が教育業界や痛い目を見た保護者の一部でしか共有されていないことに恐怖を感じる。
では具体的にそうしたネグレクトする学校をどうやって見抜けば良いか。教養科目の時間や内容が充実していることをホームページに掲載している学校はよい。
教養科目をないがしろにしている学校は教員をないがしろにしているので離職率や非常勤教師の回転率が高い。
例えばここ。
http://www.shigaku.or.jp/employ/recruit.html
もちろん募集人数の規模の違いもあるが、見ての通り受験教科と受験外教科の教員募集ががっつり差別されて掲載されている。
今年はちょうど非正規雇用5年ルールの4年目で、2018年4月から無期雇用の申し込みができるとのことで、非常勤講師の雇い止めも多く発生しており、代わりを募集している学校も多いはずだ。
公立学校の非正規雇用が都道府県にもよるがだいたい10〜14パーセント(過去の数値なので今はちょっとズレてるかも)なのに対して私立は2〜30%にも及ぶと聞く。
教員を雇用的にネグレクトしている学校が生徒をネグレクトしない確率は多分いたって低い。学校を偏差値で決めるのも良いが、あなたが受験させようとしている学校のホームページや採用情報ページで、非常勤をたくさん募集している学校は、受験を控えたほうがいいかもしれない。
学校の指導が悪いと、落ちこぼれる必要がなかった児童生徒もどんどん腐っていってしまう。それなら公立校のほうが手厚くケアしてもらえたんじゃないか、活躍できたんじゃないかと転校させて成功した保護者もたくさんいる。私立で成績が落ちこぼれでも公立だとできる方、という相対的な評価はよくある。相対的に低いだけなのに劣等感にさいなまれ続けた若い子がどうなるか想像してほしい。
採用情報サイトのエージェントの人から「会社見学のお誘いが来ています」という話があった。軽い気持ちでオフィスを訪問すると急に会議室に通されて何かがプリントされた紙とペンを渡された。
何かと思ったら「筆記試験をする」とのことだった。その時点で話が違うので帰ればよかったのだが,普通に了承してしまったのが運の尽き。
蓋を開けてみると禅問答のような、人間性を見極めるようなテストだった。はっきり言って苦痛だった。もともと強い興味があった会社ではなかった。名前は知っていたし,見学に当たって相手の会社のことは一通り調べた。その上でオフィスを見学しつついろいろな話を聞くつもりで来たのに,いきなりテスト,しかも自分の専門性を活かすものでもない不思議な問題に1時間ほどだっただろうか,費やすことになったのだから苦痛である。
この一件でその会社に対するイメージは一切悪くなってしまった。採用サイトが悪いのか会社側が悪いのか,或いはコミュニケーションの問題なのか,これはさっぱりわからないけれど。
一体あれはなんだったのだろうか?
Hatelabo::AnonymousDiary
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「増田と増田はてブをまとめるとニュースになるらしい」に俺から怨嗟の声「いい商売だな」
ざっくり言うと
✓ 増田ブクマカのb:id:new3氏によると、ライブトアニュースに8月5日、増田とブコメを雑にまとめたニュース記事があったとのこと
✓ 配信元のキャリコネニュースを運営するグローバルウェイの採用情報によると、編集/デスク/記者/ライターは年収400~499万円(参考)
✓ ワープアである俺からは「コタツ記事をてきとうに作れば400万円稼げるとかいい商売だな」と憎々しげな声が上がった
飽きっぽい皆さんのことだから3月末に有名になった財団法人宿泊施設活性化機構のことなんてもう忘れてると思うんですけど、有名になる前から存在していたと思われ、有名になってからも掲載され続けている採用情報が、ちょっとまずいんじゃないかな?という話です。以下、ご担当者様にご確認いただければ幸いです。
http://jalf.or.jp/recruit/recruit_detail/
貴法人の勤務時間は、8時間のようです。東京都の最低賃金932円×8時間×20営業日(4月)=149,120円ですから、正社員の総給与額が140,000円〜というのは、最低賃金を下回った設定になっている可能性があります。
このような疑問を抱きづらい表記に変更されることをオススメします。
貴法人には「正社員」「契約社員」「アルバイト」という3つの雇用形態があるようですが、いずれもフルタイム雇用を想定しているように推測されます。その前提で、なぜかアルバイトの総給与額が正社員を上回るという、一見不思議な設定をされているように見えます。社保等への加入も含めて整理するとこんな感じ。
最低給与 | 最高給与 | 健康保険 | 共済年金 | 雇用保険 | 労働保険 | |
---|---|---|---|---|---|---|
正社員 | 140,000 | 350,000 | ○ | ○ | ○ | ○ |
契約社員 | 150,000 | 380,000 | × | × | ○ | ○ |
アルバイト | 180,000 | 400,000 | × | × | × | × |
仮に、どの雇用形態もフルタイム勤務なのだとしたら、健保も年金も加入義務があるはずです。「雇用形態が契約社員だから」だとか「時給制だから」という立てつけで回避できる類のものでもありません。すなわち、上表の「×」部分は雇用主としての義務を果たしていない可能性があります。
ちなみに、正社員の上限給与350,000円に、1.15を掛けると、アルバイトの上限給与400,000円になります。この1.15というのは、「社会保険料の企業負担分」を概算するのに使われる数字です。つまり、貴法人は、想定される最高給与額を400,000円とまず置き、そこから「社会保険料の企業負担分」を差し引いた額を「正社員の給与」として設定している可能性があります。これは、残念ながら極めて誠実さに欠ける印象を持たざるを得ません。
このような疑問を抱きづらい表記に変更されることをオススメします。
以上、よろしくお願いいたします。
経団連が発行する「採用選考に関する指針」では、以下のような文言がある。
http://www.keidanren.or.jp/policy/2016/081_shishin.pdf
学生が本分である学業に専念する十分な時間を確保するため、採用選考活動については、以下で示す開始時期より早期に行うことは厳に慎む。
ところが3月前の時期であっても「インターン」や「OB懇談会」なる名のもとに事実上の採用選考を実施しているのが実態である。結局早く洗脳した者勝ちなので、年末から動いているところすらある。たちが悪いのは共同研究のための訪問を装って、その実は研究にはまったく興味はなく、学生へのコンタクトが目当てであるような企業。恋愛でもこんな見え透いたアプローチは成功しませんよ。世の中には経団連会員ではない企業もあるし、指針には何の法的根拠もないので、「採用選考に関する指針」は事実上形骸化している。そんな中、真面目に指針を守っている企業は偉いのだけど、学生確保という意味では確実に出遅れている様子。完全に正直者が馬鹿をみる世界である。
そしてこの日記で問題にしたいのは企業の人事部社員や、人事部配下でリクルーターを任されている若手から中堅の社員はおそらく以下のことをまったく考えたこともないであろうということ。
専門性を追求するために大学院に進学した学生が一番力を発揮できる時期に「就職活動」に無駄に忙殺され、研究活動がまったく進まなくなる。そしてそのことに頭を悩ましている大学教員は少なくないのである。今の時期教員仲間と会話すると、この話題がため息混じりに出てくる。
就職氷河期は過ぎ去り、就職率は大幅に改善したというのに学生は企業の採用情報や学生間の情報に踊らされ、必要以上に就職活動に没頭し、長いと半年近くも研究や学業から一切手をひいてしまう。かくして本来であれば大学院在学中に成果が出たであろう研究は停滞し、結局修士課程を修了するまでに大きな成果を得ることはない。ましてや博士進学などをじっくり検討する時間的猶予すらない。せっかく時間をかけて研究のシードを育ててもこれではまったくの徒労に終わってしまう。そして学生からしてみれば大きな成果に向けて十分に時間をかけて日々積み重ね、最後までやりぬくという一連の経験を得る機会を喪失する。もう少し大きい視点で言えば国の研究開発力を測る尺度の一つである、論文数も減ってしまう。
そんな悩みを抱える大学教員に対して「OB懇談会」と称して部屋の予約や学生の確保などをお願いしてくるあどけないリクルーター達がいる。学生から貴重な研究・学業活動の時間をとりあげた上、さらに教員に採用活動の片棒をかつげというのである。お願いする方はちょっとしたお願いしているつもりだろうけど、依頼を受ける側は複数企業からお願いされるので、その対応に追われる。そして本来は研究を進めてほしい学生に向かって就職活動のために時間を割いてほしいと頭を下げるという何とも欺瞞に満ちた行動を迫られるのである。そんな昨今の採用活動事情に対して苦々しく思っている教員は少なくないことを知っておいても良いと思う。言われるがままに業務を遂行しているリクルーターではなく、裏にいる人事部に届いてほしいもの。
悪いのは一体だれか?企業の人事部だけが悪いということは決してない。根本的な問題は、企業が高等教育機関である大学に期待していないこと、そして学生も大学に期待していないことにある。結果として大学は社会の期待に応えていない。このあたりは下記の考察が良くまとまっているのだけど、一言で言えばシステムに問題がある。
http://toyokeizai.net/category/japan-university
海外の大学と日本の大学のシステムを比較すると恐ろしく事情が異なっているので、愕然としてしまう。例えば下記の書籍を参照するとそれが良くわかる。世界最高の大学教育システムを確立したアメリカで問題がないわけではないのだけど、日本の大学システムの問題は更に根深い。
アメリカの大学の裏側 「世界最高水準」は危機にあるのか? (朝日新書)
これでは技術競争で負けるのも必然。負の連鎖が断ち切れない限り、国際的に通用する充実した研究教育は成し得ないし、研究開発力や発信力に関して海外との差はますます開くばかりだろう。昨今の採用活動を見るにつけ、この負の連鎖の根深さを感じずにはいられない。
提示された金額が指名時の金額と大きく違っていて辞退することになった。
こんな事を書くと関係者からは余裕で特定されると思うが、それでも問題提起したかったので書く。
転職ドラフトという、企業がWebエンジニアのプロフィールや職務経歴書を見て年収付きで指名を出すというサービス(イベント)がある。
「今までの転職活動は選考の最終段階になって初めて年収を提示されるためミスマッチが起きやすい。転職ドラフトではリアルな年収が最初に分かりその上で選考に進むか判断出来る!」というエンジニア目線がウリらしい。
面白そうだと思ったので登録してみたところ、大変有り難い事に500万~600万で6社ほどから指名を貰えた。
その中で興味のあった大手Y社の指名を承認し、面談で会社説明を聞いたあと改めて履歴書や経歴書を送りエントリーし、適性試験や数回の面接を経てとうとう内定を貰った。
中途でしかもドラフト経由なのにこんな新卒みたいな選考があるのかと思ったが、大手とはそういうものなのだろう。
ところが、内定通知と同時に提示された年収が想定していた額とかなり違っていた。
Y社からのドラフトでの指名額は550万で、転職ドラフトのルールでは指名額の9割以上を保証という事だったので、最悪でも495万以上のはずであると思っていた。
実際に提示された金額は4,288,000円、月給では268,000円。
人事担当者の説明では、この金額にみなし残業時間25時間分が付き実際には4,912,228円になる。
更に社員の月平均残業時間30時間の場合なら5,037,064円、参考までに月45時間残業した場合には5,411,608円になりますとの事。
わざわざ45時間残業した場合の金額まで細かく教えてくれるなんて、まるで「ね?これでほぼ指名時の金額になったでしょ?」と言われているような気がした。
※もちろん実際にそう言われたわけではない。
いやいやそれは転職ドラフトのルール違反ではないのか?と思い、転職ドラフトに問い合わせた。
すると、転職ドラフトからは「各社員一律に必ず支給される報酬は年収額に含めることができるという基準のため、みなし残業分が指名額に含まれているのはルール違反ではない」という回答が来た。
みなし残業分を含めても9割の495万に届いていない事のみ問題なのでそれは指摘しますとの事。
なるほど...そういうものなのか...?
つまり転職ドラフトとしてはたとえ600万(別途残業代を全額支給)という指名と600万(実際にはみなし残業45時間を含む)という指名が判別できずに並んでいたとしても問題ないという認識なのか。
「各社員一律に必ず支給される報酬」とは言っても、両者では実際に月45時間残業した場合の収入額は大きく異なるため、みなし残業制による残業手当というのは役職手当や住宅手当などとは全く性質が異なるものに思える。
これはみなし残業制を採用していない優良な企業にとって非常に不利な状態なのではないか。
(ちなみに「一律に必ず支給される報酬」というのが指針であるならば、提示額は標準的な評価だった場合の金額であり賞与について人事評価や事業部の予算によって基準額を下回る場合もあると説明されたのは問題がないのか)
Y社では私が提示されたものよりもう一つ上の役職になるとみなし残業時間が45時間になると説明されたので、一見かなり高額な年収で指名された方でも、9割以上ルールと合わせると実際には数百万単位で少ない基本年収の場合もあるという事になる。
Y社は第2回ドラフトで参加者493名中90名もの大量指名を出しており、大手企業がこのような形で他の企業と登録者のマッチング機会を失わせるような行為を行っているのはどうかと思う。
Y社の採用情報ページには手当の欄に「時間外勤務手当」としか記載されておらず、みなし残業制である事は確認出来なかった。
そもそもみなし残業手当を含めても550万を大きく下回っているし、1次面接でも2次面接でも希望年収について繰り返し聞かれ、「ドラフトで指名頂いた金額で問題ありません」と答えたのだから、その額より下回るのであればその時に何か言って欲しかった。
Y社のサービスや他の福利厚生などは魅力的で元々強く入社を希望していたので迷ったが、提示された額では現在よりもかなり収入が減ってしまうし、ここで受け入れてしまったら不満のあるやり方までも認めてしまう事になると思ったので、内定を辞退させて頂いた。
まさか転職ドラフトで金額が折り合わずに辞退する結果になるとは思わなかった。
最初から450万という指名額であったら、他の指名を優先したかもしれないし、その金額でも納得して採用に進んだかもしれないが、どちらにしてもこのような結果にならなかっただろう。
少し前だがNHKでこんな記事があった。(記事自体は消えているのでブクマページ)
http://b.hatena.ne.jp/entry/www3.nhk.or.jp/news/html/20160209/k10010403791000.html
こういうエントリもあった。
http://bylines.news.yahoo.co.jp/uenishimitsuko/20160211-00054308/
額は違うものの上記でいう「見せかけ高給」と同じような事ではないのか。
というような内容を転職ドラフトに返信したところ、「再検討し、規定や表示を改めるべきでないかと話を進めております」と回答して頂いた。
いや、分かっている。
現状日本のWeb企業ではみなし残業制や裁量労働制が実質的な残業代削減施策として広く利用されていて、むしろやってない企業はほとんど存在していないとすら思える状態だ。
実際には転職ドラフトに参加している他の全ての企業もみなし残業制であるかもしれない。
だからY社や転職ドラフトのみに不満を持ってもあまり意味がないのだろう。
これは日本全体の問題で、当然のようにみなし残業込みで基本給が語られ、残業が常態化し、みなし残業時間を限界まで設定するのが最適解でそうしていない企業が不利になるような状態が是正されて欲しい。
色々な事情で本当にみなし残業制が双方に取ってメリットが大きい場合もあるだろうが、せめてみなし残業制や裁量労働制などを採用している場合は必ず応募前にその詳細が分かるようにして欲しい。
偉そうな事を書いたが、そもそもスターエンジニアなわけでもない私のような底辺が正社員で550万も貰えるわけないだろとか、有名企業に入るチャンスを貰えただけでも有り難いと思えとか428万でも十分高いだろとか自分でも思うし書いていて恥ずかしくなってきた。
今まで知り合ったエンジニアも多くの人が残業代が出なくても遅くまで働いていたり、有給を全然使わなかったり、休日にこっそり資料を作っていたりした。
それでもエンジニアは恵まれている方で、他の職種の人は資格が必要なような大変な仕事でも最低賃金のような金額でかつみなし残業制でも真面目に働いている。
私はこんな細かい事ばかり気にしていちいち腹を立てているから駄目なのだろうか...。
今はサラリーマンじゃない働き方でそれなりの収入を得ているので、もうしばらくはこのままでいいかと思った。
個人的には早く週休3日が当たり前の世の中にはなって欲しいが、それよりもまず長時間労働やそれを前提にした給与制度が改善されて欲しい。
あんたの立場は第二新卒ってやつだが、もうどの会社も新人教育は終わってる時期だし新卒カードは使えない。(※追記:第二新卒の意味間違えてた。「既卒」だな。)
新卒枠より、未経験者歓迎で新人教育の充実をアピールしてる中途採用枠を探した方がいいよ。
あと、新卒を逃した以上、一社目から良い会社に入れるなんて思わないほうがいい。
どうせこの時期で人を増やそうなんてしてる所は中小企業で仕事に追われてるタイプなんだから、
仮にうまく適応できても、どうせ一社目は何年やったところで、新人の頃に上にいた先輩には頭が上がらんのだ。
二社目を見つけるまでの踏み台と思って、踏み台になる会社を探すんだ。
本気で人を増やそうとしてるのか、単にポーズで採用情報出してるだけなのか頑張って見極めな。
数撃てば当たると思わず、「ここは本当に未経験者でもやる気のある人なら採る気だ」という企業を見つけて面接官を押しきれ。
辞めたくなった時、技術職なら次が簡単に見つかるが、営業だとそうは行かない。
それ以下の社員数だと、社会人経験のない元学生を技術職として1から育てる余裕なんてないし、
それ以上の社員数だと、この時期にわざわざ学生上がり無職を採る動機がない。
そんじゃ頑張れ~。