はてなキーワード: loveとは
美男高校地球防衛部HAPPY KISS!というアニメをご存知だろうか。
記事のタイトルに関しては申し訳ない。ただ、わたしは本当にあまり面白くないと感じている。そしてこの記事はHKを否定する記事ではない。よかったら最後まで読んでほしい。
知っていて、あまり面白くないと思っている人。特に、どこかあまり面白くないと感じつつも観続けて、少し無理をして褒めている、そんな人。
気が合うかもしれない。共感してもらえるかもしれない。そうじゃないかもしれないけれど、まあ特に何も考えず読んでくれたら嬉しい。わたしと同じタイプのファンかもしれない。
知らない人。
観てほしい。美男高校地球防衛部というアニメのシリーズを、観てほしい。
この記事は読んでも読まなくてもいい。面白くないと言いつつ観続けている女に少し興味を持ったら、読んでもいいと思う。
とりあえず防衛部の最初のシリーズからでも、直近で放送する回でもいい。あれはすごくいいアニメだ。わたしはそう思う。
面白くないけれど、毎度しっかり放映時間に観てしまっている。美男高校地球防衛部HAPPY KISS!という少し外で口に出すには恥ずかしい名前も、もうこの人の前でならいいやと思ってしまえば躊躇なく口に出来る。
loveからのファンだ。当時も今もわたしはTwitterをやっている。TLに流れてきた宣伝を見てビビったのを今でも覚えている。
男子高校生が、ヒラヒラの衣装に変身する。リップ音は毎回新しい録りなおし。公式の略称が「美L」。乙女ゲームにはBLエンドが存在する。
今から思えば恥ずかしくも、某無料動画サイトでそれまでに放映された回を全て観た。何話までだったかは忘れた。その後直近で放送される回は番組名単位での録画をかけた。
新鮮で面白かった。キャラクターと変身後の名前はすぐに覚えた。
生放送は一度も観られなかった。しかし、TLの防衛部クラスタの呟きから概要は拾えた。
今だに、生放送は一度も観ていない。
男子の変身も、BLも、新鮮ではなくなった。個人的な問題かもしれない。しかし、あからさまなBLノリの実写ドラマが地上波で放送されるのは初めて見たように思う。関係ないけど部長にははるたんは諦めてほしい。
観てしまう。ハッピーキッスは面白くない。けれど観てしまうのだ。
防衛部の本質は変身のイロモノ感でもBLノリでも肌色の多さでもなく、あの空気感だと、最近思うようになった。
面白くないとはっきり感じるようになってからだ。ハッピーキッスは面白くはなくとも、それ以上にしっかりと"防衛部の空気"がある。気がする。わたしはそう思っている。すごく防衛部だ。
ハッピーキッスには推しがいない。推しカプもない。おもしろさも新鮮さも、loveのシリーズより少ない。面白くない面白くないしつけえなって思ってもちょっと見逃してほしい。だってまじで面白くないんだもん。
でもわたしが愛したあの防衛部の空気は、loveのシリーズ以上にしっかりと漂っているのだ。
気づけば日曜深夜はきちんとテレビの前に座って、CMを飛ばせないリアルタイムで、観てしまっているのだ。opでなんだか安心して、本編で少し笑って、edの昭和アニメ感にほっこりして、テレビを消す。
一連の流れを終えて、なんだか力が抜けて疲れが取れた心を抱えて布団に潜る。
面白くなくても、防衛部はわたしにとってこの世の救いだ。今でもそう。むしろ、loveよりもHKの方が、救いの感が強い。
あの30分が毎週新しく提供されている世界に、今のわたしは生きている。
新シリーズが決まって期待と不安に揺れ動いていた頃のわたしに安心していいよと言ってあげたい。
loveの頃より、周りに勧めにくくなった。
面白いと言えなくなってしまったからである。loveの頃は、変身するんだよっおもしろいんだよっBLみたいなんだよっなどと気軽に勧めればそれでよかった。
今は、詐欺とかマルチとか、下手な宗教勧誘みたいな勧め方しか出来ない。
心が軽くなるよ。愛で満たされるよ。幸せになれるよ。今までより少し、生きるのが楽になるよ。
これで観てくれるやつがいったい何人いるのだろうか。いたら逆に心配になる。お前いつか騙されるぞ。
でも、観てほしいのだ。できれば気負わず。ふわっと見始めて、そのままふわっと観続けて、あの空気感を気に入ってくれたら。そんなに嬉しいことはない。防衛部はわたしの愛するアニメだ。できることなら多くの人間に愛されてほしい。面白くなくて、声優さんも最初は有名じゃなくて、けれどここまで続いてしまった、愛と幸せに塗れたアニメだ。
ここまで読んでくれた人いる?物好きだねえ。わたしと気が合うよ。防衛部を観てくれ。
あの空気感を、だらだらした部室の空気を、できればたくさんの人に知ってほしい。
面白くなくても、声優さんの話すのが上手じゃなくても、ゆるい説得が多少わざとらしいと思っても、それを嫌だとは思わせてくれない包容力がハッピーキッスの空気感にはある。まるで温泉。山もオチも意味もそんなに無い。昨今みることの減ったやおいという言葉を、わたしは最近好きになってきた。温泉と、防衛部と、通ずるところがある。防衛部は、温泉でありやおいであるとわたしは思う。
なにが言いたいのかは自分でもよくわかっていない。
ただ防衛部というアニメを知ってはいるが観たことのない人には、観てみてほしいと思う。
気軽に、タイミングをみかけたらでいいから、防衛部を観てほしい。
少しおもしろくないと感じ始めている人には、もっと楽な気持ちで観てほしいと思う。それでも合わないならしょうがない。けれど、なんにも考えずに楽になれるのが防衛部というアニメだ。わたしはそう思う。
心の底から面白いと思って観ている人には、どうかその面白さを発信し続けてほしいと思っている。わたしには出来なくなってしまった。けれど、もしあのアニメがこの後も続いて、あの空気感が引き継がれていったときに、あなたに防衛部を勧められたおかげで救われる人間がいるかもしれない。いないかもしれないけど。
こんなに続くと思わなかった。二期が決まった時にも、OVAが決まった時にも、新シリーズが決まった時にも、泣いた。新シリーズが決まった後には、loveのopを聴く度に泣いた。今でもHKのopを聴きながら泣いたりする。
家族とも仲が良いし友達もたくさんいるけど、やっぱり故郷が嫌い。その理由を3つ吐き出させていただく。
田舎へのヘイトっぽいけどあくまでも私の故郷へのヘイトなのでご容赦くださいな。
都会の人はジジババの運転怖いっていうけど、車のるしかないんだ…。まぁ突っ込むコンビニも通行人もないけど。
こんな田舎だからちょっと勉強できる子は、中学出たら独り暮らしが当たり前。正直寂しかった。自分の子供にはさせられない。
理由2 親戚だらけ 知人だらけ
親戚と行っても普通は付き合いが途絶えるレベルなんだけど、近くに住んでいるせいで何かと顔を会わせることが多い。
プライバシーもくそもない。みんな過去の話を知ってるので黒歴史に蓋なんかできないよ!
若い人に多いんだけど、"I♥○○"みたいな感じで故郷への愛着=正義っていう感覚がある。ヤンキーにありがち?同級生(27歳)の車には○○サイコーみたいなステッカー貼ってある。
近所のおっさんが兄に「長男が故郷捨てて金儲けてそんなにえらいんか」と説教しとった。兄は大学こそ出てるけど薄給だしもうけてなんかない。家族のためになんとか安定した職業にたどり着き、縁もゆかりもない場所で一生懸命働いている。
当たり前の水準が上がってるこの時代に、この田舎でなんの仕事があるというんだろう。そういうことも飲み込んで故郷に戻る人もいる。それは立派なことだと思う。そのおっさんも色々我慢して故郷を守り続けてきた思いがあるんだろう。
色々かいたけど、なにもかも嫌いな訳じゃないし排他的な人ばかりじゃない。むしろ今は若い人の生き方に寛容になってると思う。
結局私自身が故郷が嫌いなことを受け入れられない。三つ子の魂百までって感じで、故郷嫌いというのに抵抗がある。故郷にアイデンテティが支配されとる。生まれ育った場所にすぎないのに。
I love anal masturbation, intense pleasure and rest
I like anal masturbation, before standing glands reclamation.
I first purchased the prosthetic stimulation device and the milk tweezers electric props.
Gold is still off, I have no head anal masturbation.
Prepare and eat all the wild herbs a few days ago. Ginseng, big root oyster sauce, sirloin boiled. Large amounts of food, lactic acid bacteria captured. The stool is discharged well.
Anorectal beautiful.
The House of Secrets is secretly observing female sexual motion pictures. Instant limitation, I am female.
The female penis is inserted into the scene and my anal imagination is the female device.
Lubricant coated milk and anus.
The breasts caress about the use of electric appliances and anal peristalsis.
Before standing, the glandular stimulator was inserted and I reached the dry ceiling.
Extremely dry, I do not know the end.
Breast milk caressing stimulates the anal sensation of sensation, and the sensitivity of the former gland is upward.
Frontal glands and spermatozoa have the strongest pleasure organs.
I have not been too eager for heart (heart is too no penis to stimulate ejaculation).
I'm worried about the power of space and the stimuli.
I am unfamiliar and practice is necessary.
I am a male enthusiast, that is, anal masturbation enthusiast.
This article penis insertion desire, courage no.
The penis is ideal for all queens.
I haven't even had an anal masturbation, tired limit, and so on.
Thank you.
ちょうどこの曲にはまった時にあの子へ恋してた。
他愛もないやりとりだけど毎日が本当楽しくて、もう一生経験しないと思っていた恋愛の高揚感を感じて、24時間彼女の事ばかり考えて、この子は自分の人生で大きな決断が必要な運命の人ではとか勝手に思ってたりして。
歌詞では憂鬱な月曜日から週末に向けて気分がアガっていくわけだが、当時の自分は月曜日は彼女に久々に会えるので Thank the stars it's Monday! だったな。
ただ、悲しいかな彼女はそんな気は毛頭なく、一人勝手に熱にうかされてた俺はとんだピエロだったわけだが。
こんなにも人を好きになる情熱が自分の中に存在していたことを気づかせてくれ、まだ見たことのない景色を見せてくれ、楽しい時間をくれた彼女にはただただ感謝しかないけど。
身バレ防止のため口調を変えています 某教育番組は子どもどころか大人にもファンが多いのは知っている。 息子(3)は幼い頃からどハマリで最近は録画したその番組を繰り返し見ている 番組内の人気コーナーにビー玉の兄弟の話があるが、それは特にお気に入りであり恐怖にもなっていて(黒玉軍が怖い)その時の気分で「こわい」「ぼくくろだまぐんこわくないよ!」と宣言しながら見ている 第3弾で色々声がついたこともあり、はじめ見るのも拒否していたくらいだったが今では「こわかったねー!」と楽しんで観ている さて、まさにそれがテレビで流れている時その映像を無断転載してBL妄想しているバズツイが目に入った 単純にキモすぎて吐き気がする 子が純粋に楽しんでいるものでBLといえば自分が子供の頃ハマっていた某忍者のたまご漫画があるがそれも大人になって知りドン引きした 昔から好きなキャラがかけ算されている事実に子供時代の自分が憐れに思えた(作者がどうとかは今は置いておく) なぜ彼女(彼)らはなんでもCPにするのか? 別に知りたくもない 腐女子嫌いにも種類があるんだよ 自分はCP厨嫌いなんで二次創作でなんでもかんでもくっつけるのが大嫌いだ そういう意味で腐も百合もほぼ同じ目で見ている その友情が熱いんだろうが それは親子愛・兄弟愛だ師弟愛だ そいつは同性愛者なんて言及されてない そもそも彼女いるだろ 等々公式の事実を積極的に捻じ曲げる大胆さ畏れ入る。マジ無理 なにも腐女子自体に文句を言うわけじゃない これでも他人の趣味嗜好に口を出すつもりはない タバコと同じでマナーを守って愉しんでくれるならさほど気にならない(視界に入らないし)が、歩きタバコだポイ捨てだ喫煙所から離れたところで吸うだなんだされればその目立つバカのおかげで全部嫌いになるみたいな話 でも嫌いだからお前ら全員禁煙しろ、とはならないしそれはタバコ農家と税金がな〜くらいに思っているのではよ税金上げてくれくらいで矛を収めるようにはしている 腐女子に対して思うこともそんなに変わらない こんなんだが二次創作のBLは結構ハードなものまでそれなりに見れる なぜかってそりゃ生きていくために耐性をつけざるを得なかったからだ つけたくてつけた耐性じゃねーわ 生きるために仕方なくなんだわ BL嫌いでも好きなもの追っかける権利あるだろうよ それなのに検索したら腐妄想ばっかり引っかかりやがって、地雷踏みまくらなきゃ腐ってないものにはそうたどり着けないし未開の道を切り開いたってそんなオアシスがあるとは限らない いばらを切り裂くにはそれがいばらかどうか認識しなければならない 鍵もかけなければ検索避けもしないでキャラクター実在の人物お構い無しでエグい妄想吐きくさって 好きなものを好きって騒げないなんてって文句言うならそれが苦手な他者への配慮が必要な嗜好だということを理解しろ 仲間同士で集まるから世間がどうかなんて知らないんだろうが大抵の生き物が男女でつがいになる時点で特殊嗜好だという認識をしろ(実際の同性愛者を否定するわけではない。むしろ応援しているしもっと生きやすい社会になればいいと思っている。あくまで腐趣味に対しての考え) それでいてメディアに取り上げられると「やめて!隠れてるのに!」じゃねーーーーーよ 好きな絵だなと思ってフォローしにプロフィール覗くたび腐女子でがっかりという事例は数え切れないほどあるしこのなんともいえない気持ちを経験した人間は自分だけじゃないはず フォローすることで当然BL絵やBL話を目にすることもあるはずで、それを承知してボタンを押すかどうかの葛藤は凄まじい あんたの絵は好きなんだよ!!!でも「BL嫌いだけどあなたの絵は好きです」なんて感想でも送ろうもんならあんたを困らせるに決まってるから送れないんだよ!!! かといってBL肯定してる人間じゃないから全スルーなんてできねぇよ!! 過去、腐女子が常に腐ィルターを通さなければ何かを見られないことをかわいそうに思ったこともあった でもあいつらそれで見えた世界に狂喜乱舞して絵や小説や本やコスプレや無限に生み出していくから全然かわいそうじゃなかった あまりに地雷を踏み続け、いっそのこと自分が腐女子になれれば世界はもっと楽しいのではとトチ狂った考えが浮かぶこともあったがはたして腐女子にはなれなかった 腐趣味が受け入れられない根本的なところはもちろん大声で下ネタやらかけ算の話やら無理だわ この女優のAVが好きですって道のど真ん中で叫ぶようなもんだろ あと嫌なら見るな厨はどこにでも湧くがそういうのは検索避け徹底してる奴が言え頼むから 言っとくけど問題のツイだけ検索避けして関係ないツイは検索避けしないんじゃ意味ないからな どうしてかもわからないならとりあえず避けとけ この世界で腐女子を意識せずにオタ活なんてできないからな んなことはわかってんだよある程度我慢した上でもう限界なんだよなんだよ新しいキャラ公開されただけであれは受だの攻だの人だわ もう腐女子専用SNS作って隔離されとけ 既にあるらしい話も聞いたけど詳細知らん 腐趣味のない人間にキモいものを見せつけるな この毒吐きに過敏に反応する腐女子はもれなく指差して笑わせてもらう
無償のコンペでたくさんのデモをかき集めてれば、パクリ曲も集まるだろう。
Love Smile Music JAPANは関係者には一切の過失はないと声明を出しているが、はたしてそう断言できるのだろうか?
そもそもコンペを企画し、曲を選定したディレクターや、作家事務所の窓口の人間が既存曲に似ていることを見抜くことができれば、この事故は起きなかった。
制作に関わる窓口の音楽力や、危機管理能力の無さが問題だと思う。
そういった人間が無償のコンペで作家を奴隷扱いして曲をかき集めるのだから、J-Popの制作現場はいかに凄惨な状況なことか。
推測に過ぎないが、作曲の森大和もコンペに参加しろと圧力をかけられて、ストックとしてパクリ曲を提出したのでは無いかと勘ぐってしまう。
コンペの悪習は決して消えることはないだろうが、これ以上コンペの被害者が出ないように祈りたい。
先日4月8日、2018年一番推したいグループから一番推したかった男が正式に脱退した。
コーイチ
年明け突然の脱退発表から約3ヶ月後、脱退時期調整中から正式な脱退へ。どこかに吐き出しておきたいな〜ってことで。1号車推しにもなれなかったWOWOW生中継ド新規の3ヶ月と恨み言。
年が明けてすぐの1月6日、面白いテレビもなければなんの予定もない。そんな時にふと思い出した、超特急ツアーファイナルのWOWOW生中継。知り合いが追いかけていたこともあり、ちょっと見てみるか〜念のため録画しておこ、ってなんとなくチャンネルを変えると生中継は始まっていて超特急さんたち、お餅ついてた。正直わからなかった。ま、まぁお正月だしそういうこともあるか…!?と少しだけ見て離脱。その後再び生中継に戻ると超特急さんたち、トランポリンしてた。正直わからなかった。全くわからないけど、せっかくだしこのまま見よう…って軽い気持ちでいたのが最後。本編ラストの『The End For Beginning』がヤバイくらいエモい。え、え、突然エモ!?なにこれ!?と驚いているうちに本編が終わり、8号車たちの超特急コール。エーーーーッ、なんだこれは!最後のなにあれめっちゃカッコいいんだけど??という動揺が収まらないまま始まるアンコール。1曲目の『BREAK OFF』これがまたヤバかった。エモからのアゲ。歌詞もダンスもクセが強くて面白い。初見でもわかる、これまでのダサかっこいいがあるからこその力強いワードたち。ここまで支えてくれたファンに対する気持ちや変わることに対する葛藤と、それでもそう歌う覚悟がめちゃくちゃエモい。掲げる拳が力強すぎる『The End For Beginning』からの『BREAK OFF』がまたニクい演出!変わってしまうことに対して嫌とか不安だなって気持ちを持つファンもきっちり連れて行ってくれる感じ。変われるのは土台がしっかりしてるからでしょ。この2曲のバランスは今思い返しても本当に凄いな、大好き。あの時、コーイチが泣きながら歌っていた『fanfare』も素直に良い曲だなって思った。どうして泣いてるんだろう、なんとなく一番泣かなさそうな人が泣くんだって。
近づいたら危ない気がする、そう思ったのも束の間、生中継終わりに流れる『My Buddy』のミュージックビデオ。ウワーーーーーッあまりにもカワイイ!これはヤバイ!!生中継でも『My Buddy』やってるヤッター!ってそこだけ再生しようとしたけど、冒頭数秒で怖くなって停止。たぶんこれは見るのに覚悟がいる。それなのにとりあえずYouTubeで様子見しようと選んだ『Bloody Night』で完全にトドメをさされるなんて。なんだコレは楽しすぎる!!!!ダンスが楽しいなんて初めて!早くちゃんと生中継の録画みたい!!!
で、次の日にすぐ観ました。めちゃくちゃ楽しかったし、カッコよかったし、面白かったし、元気になれた。とりあえずiTunesで3曲買った。
・5+2のバランスの良さ
・ダンスチームの緩急のヤバさ
素人でもわかる!超特急の良いところ!!鮮やかな色と揺るぎない白黒というメンバーカラーの配色や、世界観の強いダンスや楽曲が面白い。タメから次の動作にうつる瞬間のカッコよさで、ダンスって面白いんだな〜とも思った。あとやっぱりそもそもの楽曲が良いのは強いな、と。それぞれ世界観が強くて歌詞やダンスのアクはあるけどハマった時の面白さ、覚えやすさ。7人という人数は理想的かも?とまで思ったりもしたし、これまで積み重ねたスキルや自信がパフォーマンスに返ってきているようで、単純に見ていてワクワクした。
そんな中で心を鷲掴みにされたのがボーカル。ボーカル!!!身長差、黒と白、お父さんと末っ子、テクニックのある作り込み系と自分の中にあるものをそのまま真っ直ぐ出す系。どーーーーう考えても好き。特に作り込み系の『Kiss Me Baby』ソロパートはダメ。好きになってしまった。メンバーの後ろに映り込む険しい表情も、ふざけた感じで歌ったりちゃんと歌わなかったりするのも、田舎のヤンキーみたいな関西弁も、いちいち引っかかるし気になったけど、あの一瞬で好きになってしまった。こんな歌を歌う人がいるんだ!もっといろんな曲を聴きたい!コーイチの歌には表情があるし、ここはこう歌いたいと常に意識していそう、かつその理想が高すぎるところ本当に最高に好き。時にクセが強すぎるけれど、ボーカルの相方であるタカシのクリアで真っ直ぐな歌声があることでそのクセが生きていたし、逆にクセの強いコーイチの歌があることでタカシの良いところが更に際立ち、これ以上ないくらい超特急のパフォーマンスを支えるバックボーカルだった。この2人だけでもドラマがありすぎる。
知り合いからのいろいろな情報提供もあり、自分でも引くほど順調に育てられるオタク。そこから毎日毎日超特急の音楽を聴いて、ダンスを見て、いろいろなエピソードを調べてはめちゃくちゃ好き……(天を仰ぐ)の繰り返し。そしてアドバイスをもらい、1月14日に購入したのがライブツアー『fanfare to you』この時はこれから初めて観るライブに楽しみの気持ちしかなかったな。これ以外に教えてもらったライブ映像も早く全部観たい!って思ってた。
そんな一番楽しい時期、WOWOWのライブ生中継から10日後の1月16日、ライブのBlu-rayが届くより先に超特急1号車コーイチ、脱退発表のニュース。
初めて聞いた時は、あまりにもびっくりして笑った。本当に突然で意味がわからなかったから。この時は意外とダメージがなくて、いろいろ教えてくれていた人は大丈夫かな…?さすがに10日前に好きになった人が突然の脱退はウケる、くらい。10日間で仕入れた情報だけでもコーイチが好きな音楽と超特急の音楽は違うものなんだろうな、と感じていたしそれをここまできて今さら?私が見たWOWOW生中継は一体なんだったんだろう?ただただ理解できなかった。
私自身、ステージに立つ仕事をする人たちに対して「ファンの為にとか、礼儀とか、やりたくないならやらない方がいい」と常々考えていて、コーイチも個を殺してまでグループにいる必要ない、とは思う。でもそういう気持ちと、今の形とかそのグループをもっと見たかったという気持ちは全く別だし、こういうお知らせが出ても10日前に初めて見たあのライブは輝いてて最高だと思えるから余計に悲しい。これから初めて観る映像だってたくさんあるのに、絶対にこれ以上好きになる予感がしているのに。
ニュースから時が経つごとにメンバーのブログが更新され、事実なんだと突きつけられるコーイチの脱退。中でもタカシのブログは本当に胸が痛かった。グループとして活動していく中で目指す方向が違ってきたり、それぞれが納得いく形で活動できなくなることは仕方ない事だけど、せめて終わりはきちんとしてほしかった。これからも超特急として活動していくメンバーの為にも。
そして7番目に更新されたコーイチのポエム。メンバーやファンが「コーイチらしい」って許してくれると思ったのかあの甘えたブログ、心底腹が立つ。ド新規の私にでもコーイチが超特急やメンバーを好きな事はライブを見ていればわかったし、今欲しいのはそんな言葉じゃない。なんで?どうして?に対する答えが欲しかった。もう本人から語られることはないだろうけど。一言、本当にやりたい音楽をやります、って言ってくれたら良かったのになぁ。
あのニュースから約3ヶ月、メンバーも8号車もしんどかったよね。脱退発表後に発売された雑誌や冠バラエティ番組にはいるのに、新しく発表された新曲やツアーにはいない。ライブ映像を見ている最中は無敵!最高!なのにふとした瞬間に虚無感が襲ってくる。もうさっさと脱退してくれたらいいのに、とも思った。ライブ映像を見れば見る程、なんで?どうして?こんなに楽しそうなのに?が止まらない。純粋に楽しかった10日間からこの約3ヶ月は本当にいろいろあったしいっぱい考えた。
あんなポエムみたいなブログを最後に超特急をタカシを放り出した事も、奇跡みたいな最高の瞬間が少なからずあったはずなのにそれをなかった事にしたみたいな自作の歌詞も、メソメソした雰囲気を隠してくれないメンバーにも、はっきりしない運営にも、黒を見ればコーイチ「君」と歌えばコーイチっていちいち騒ぐ8号車にも、新規がコーイチの事を悲しんでるのちょっと…とかいうつぶやきにも、全部全部怒ってたし悲しかった。長い間追いかけてきた人の気持ち、私には一生わからない。でも思い返せる時間がある8号車に私の気持ちは絶対にわからないじゃん。下車するもなにも乗車させてもらってないのに。もう本当に本当に疲れた。たった10日間を大切に思っていちいち悲しくなってる自分も嫌だった。なんとなくこの時期だろうな、と思っていた日に正式に脱退が発表されたけど涙も出なかったし、やっぱりなこんなもんか。としか思えなかった。某雑誌のインタビュー、タカシのダンスが増えた理由を読んで雑誌を投げ捨てそうになった。メンバーは毎日、コーイチがいない事を嫌でも実感させられているんだと思ったら心が死にそう。この約3ヶ月間、本当になんだったんだろう。
初めて超特急を見てから、fanfare to you/2013年国際フォーラム/シンクロニズム/Ringツアー/TNE/トレタリ/写真集/ヒストリーブック/FC限定動画、本当にいろいろ見たし、見れば見る程やっぱり好きだった。特に2013年国際フォーラムは、構成・演出・楽曲のアレンジ・ダンスのフォーメーション、全てにおいて最高。あとバンドが好きなのでシンクロニズムも特別。コーイチの歌もたくさん聴けるし。RingツアーとTNEのコーイチ、ビジュアル最高ですよね。刈り上げデコ出しぷくぷくちゃんラブ。これ以上知って好きになってももういないのに。
初めて6人のパフォーマンスを見たBOY'S GIGの生中継ではタカシの歌が頼もしくて一人いなくても意外と平気なんだ、って。コーイチがいてこそでは?って思っていたような楽曲で攻めてきた超特急さんカッコいい。でもやっぱりボーカルはもう一人いた方がいいな……タカシの頑張りがわかりすぎるからこそ。タカシが頑張るのをボーカル側から支える新メンバーが必要だと思う。今すぐには無理でも。新曲の『a kind of love』はこの季節に、新しい超特急の始まりに相応しい爽やかさで、素直に良い曲。コーイチがいたって、いなくたってずっとそのままではいられない。今度の春ツアーはどうなるんだろう?餅つきや和太鼓、トランポリンも面白いけど決意を見せるって言うならストレートにダンスや歌のパフォーマンスで勝負してほしい。そこが強いからこそ、だと思う。
私自身も初めてライブを見る事になるけど、実際に見た後どう感じるか全く見当がつかない。ペンライトだってどうするのか全く決まってない。他のメンバーの事も大好きだけど、黒が振れないならこの色、なんて適当な気持ちで他の色は振れない。とりあえずFC限定リリイベが超後列なので様子見出来そうで助かる。もし6人の超特急の事を受け入れられない、って思っても静かに去ります。ただ気まぐれに通りすがっただけ。私がいなくても超特急はどんどん進んで行くだろうし、夢の東京ドームにだっていつか辿り着けるはず。でも今はまだその東京ドームに一緒に行きたいなって思えるからその為にもコーイチのいた超特急、コーイチやこの脱退に対する気持ちを成仏させたかった。書いたらスッキリした、かな?メンバーもファンも私も、今ここで立ち止まってしまったらもう二度と走り出せないような気がするから春ツアーまでは絶対に立ち止まれない。その後のことはその時に考えようね。
新曲『a kind of love』すごく良い曲だからみんな聴いて。
追記:FC限定動画にアップされたFCイベント映像の後編がしんどい。『No More Cry』はやでよし。やっぱり超特急のボーカルは2人がいいな。コーイチより良い男なんていくらでもいるよ、たぶん。
量が多すぎて途中で切れてたみたいなので分割
765ASシンデレラのコロムビア、ミリオンSideMのランティスとレコード会社が分かれているせいで3シリーズ以上の楽曲に関わっている人ってそんなに多くないんじゃないか、ということでテーマ曲以外のシャニマス(ランティス)楽曲情報が出る前に調べてみた。
作詞・作曲家。シャニマスのテーマ曲でアイマス4シリーズ目。ただし765ASはぷちますのみなのでコロムビア楽曲は無し。
ぷち | 「Princess Snow White」「ドキッ♥ラブアトラクション」「ねがいひとつ」(全て作編曲)など |
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ミリ | 「Blue Symphony」「Just be myself!!」「FAKE SELF×TRUE SELF」(全て作編曲)など |
SideM | 「BRAND NEW FIELD」「スマイル・エンゲージ」「VICTORY BELIEVER」(全て作編曲) |
シャニ | 「Spread the Wings!!」(作編曲) |
他代表曲 | 「SUPER∞STREAM」(IS)「ユメ語るよりユメ歌おう」(ラ!サンシャイン!!/共に作編曲)など |
作曲家。アイマスでは主にシンデレラ楽曲に多く携わっている。同じ事務所の作詞家・磯谷佳江、アレンジャー・玉木千尋とタッグを組んだ曲が多い。
765AS | 「おとなのはじまり」「We just started」(共に作曲)「コーヒー1杯のイマージュ」(作編曲) |
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デレ | 「OωOver!!」「純情Midnight伝説」「モーレツ★世直しギルティ!」(全て作曲)など |
ミリ | 「ビギナーズ☆ストライク」(作曲) |
SideM | 「Sweep Your Gloom」「…掲げよう、偽りなき自分を。」「PRECIOUS TONE」(全て作曲) |
他代表曲 | 「Tinkling Smile」(ヤマノススメ)「Ring Ring Rainbow!!」(城下町のダンデライオン/共に作曲)など |
アレンジャー。たまに作詞曲も手掛ける。アイマス参加は全て小野貴光楽曲のアレンジだが、765AS楽曲には関わっていない。
デレ | 小野貴光と担当パート(編曲)以外同一なので省略 |
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ミリ | 同上 |
SideM | 同上 |
他代表曲 | 「Butter-Fly ~tri.Version~」(デジモンtri.)「白く咲く花」(小倉唯/共に編曲)など |
作詞・作曲家、バンナム社員。本家とデレではだいたいぶっとんだ曲担当。ミリではサウンドディレクターを務め、歴代のテーマソングを手掛けている。
765AS | 「待ち受けプリンス」(作詞・作編曲)「ザ・ライブ革命でSHOW!」「ToP!!!!!!!!!!!!!」(共に作編曲)など |
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デレ | 「あんずのうた」「おねだりShall We~?」「みんなのきもち」(全て作詞・作編曲)など |
ミリ | 「Thank You!」「Welcome!!」(共に作編曲)「Brand New Theater!」(作曲)など |
他代表曲 | 「ミーナのおやしき」(太鼓の達人/作詞・作編曲)「マオウのショウタイム」(太鼓の達人/歌唱・作詞・作編曲)など |
作詞家、元バンナム社員。退社後もアイマス楽曲に関わっている。アイマス以外では「オノダヒロユキ」名義で活動。
765AS | 「ポジティブ!」「relations」「Do-Dai」など |
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デレ | 「熱血乙女A」「Dreaming of you」 |
ミリ | 「合言葉はスタートアップ!」「Growing Storm!」 |
他代表曲 | 「ブライトファンタジー」(プリパラ)「薄紅デイトリッパー」(アイカツ!)など |
作詞・作曲家、バンナム社員。多くのナムコ、バンナム作品に関わる。
765AS | 「静かな夜に願いを…」「Happy!」(共に作詞) |
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デレ | 「恋のHamburg♪」(作詞曲) |
SideM | 「DRIVE A LIVE」(作詞曲)「Beyond The Dream」(作詞) |
他代表曲 | 「Stepping Wind」(風のクロノア2)「おもちでマンボ」(太鼓の達人/共に作曲)など |
作詞・作曲家。近年は「輪るピングドラム」「おそ松さん」など劇伴方面での活躍も多い。
765AS | 「風花」(作詞・作編曲)「KisS」(作編曲)「マリオネットの心」(作曲)など |
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デレ | 「To my darling…」(編曲)「lilac time」(作詞・作編曲)など |
ミリ | 「POKER POKER」(作編曲) |
他代表曲 | 「Love Power」(おとボク)「ブックマーク ア・ヘッド」(ストライクウィッチーズ/共に作編曲)など |
765AS | 「太陽のジェラシー」「蒼い鳥」「約束」など |
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デレ | 「Star!!」「Shine!!」「M@GIC☆」など |
ミリ | 「Snow White」「永遠の花」「地球儀にない国」 |
他代表曲 | 「魔訶不思議アドベンチャー!」(ドラゴンボール)「そのままの君でいて」(パトレイバー)など |
765AS | 「9:02pm(REM@STER-B)」「GO MY WAY!!(REM@STER-B)」(共に編曲)「咲きませ!!乙女塾」(作編曲) |
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デレ | 「私色ギフト」「流れ星キセキ」「生存本能ヴァルキュリア」(全て作編曲)など |
ミリ | 「ふわりずむ」(作編曲) |
他代表曲 | 「めざせポケモンマスター」(ポケモン)「Butter-Fly」(デジモン/共に編曲)など |
作曲家。主にシンデレラ曲担当。佐久間まゆ役の牧野由依は音大時代の友人。
765AS | 「久遠の河」「贈る言葉」(※共にカバー曲/編曲) |
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デレ | 「エヴリデイドリーム」「メッセージ」「Shine!!」(全て作編曲)など |
SideM | 「DRIVE A LIVE」(編曲) |
他代表曲 | 「Reset」(サクラダリセット/作編曲)「ギュンとラブソング」(SUPER LOVER 2/編曲)など |
ゼノ | 「残酷よ希望となれ」(歌唱) |
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ミリ | 「FAKE SELF×TRUE SELF」「創造は始まりの風を連れて」「FairyTaleじゃいられない」(全て作詞)など |
SideM | 「HIGH JUMP NO LIMIT」「夢色VOYAGER」「MOON NIGHTのせいにして」(全て作詞)など |
他代表曲 | 「SECRET NIGHT」(アイナナ)「PLEASURE FLAG」(ドリフェス!/共に作詞)など、他歌手としても多数 |
Dad. Mom.
This might be my last letter.
If you're ever reincarnated…
I would want to be your son again.
please.
I wasn't supposed to end like this.
I was supposed to find happiness, and show you I was happy.
That was the plan. So…
So, I'm praying…
that you would have me as your son again.
please.
How with that sound?
Sir, Is there anyone else you would want to send a letter to?
Yes, she's a girl I grew up with. We've known each other since we were kids. She was like a sister to me. She told me she liked me. I think I liked her, too.
But I shipped out before we started acting like a true couple. We didn't even kiss.
Do you remember the time you confessed your feelings for me?
I was really, really, really happy.
Maria. Maria, I want to go home to be by your side.
I don't want to die.
I want to go home, to be beside you.
Wait for me, please.
Are you getting everything down?
Violet. Send off the letters for me.
Thank you for helping me.
I am right here. I am right by your side.
I need touch you me. I need your touch.
I am holding your hand now, sir.
Oh I'm getting cold
"Kiss me"
"Thank you"
"Everything will be okay, sir. I promise your letters will be delivered.
I'm sorry that I wasn't able to protect him.
I don't want to anybody to die.
from the line of "Violet Evergarden"
from a battlefield with love.
ある界隈では口にした瞬間にその場の全員から石もて追われ二度とその界隈の住人とは見做されなくなる恐ろしいワードである。うっかり口にしようものなら村八分確定であり、女性同性愛者を意味するスラングを気軽に口にするポリコレ意識のあまり高くない人たちからもぶっ叩かれる究極のポリティカルインコレクトネスである。だが、以前うっかりこの言葉を使ってしまいフォロワーさんから非難の大合唱を浴びた人間として、少々自己弁護を口にしてみたくもなる。
私たちが見たいのは関係性である。しかし関係性が好きならBLだろうが百合だろうが区別なく摂取すればいいのに何故百合ばかりを求めるのか、と言われればそれはイケメンの男の子よりも可愛い女の子が好きだからである。いやイケメンの男の子も嫌いではないし同性としてこいつ性的魅力にあふれてんなとは思うが性的対象ではないのである。これは逆側もそうではないのか。BLを嗜まれるお姉さま方のけっこうな割合はヘテロセクシュアルであろう。関係性を楽しむとき、そこには当然に性的視線が介在している。
そしてその関係性には強弱がある。あるのである。一部の妄想力や発想力の逞しい方々は公式で何も会話していないキャラ同士の絡みを公式設定であるかのように信じて邁進することができるらしいのだが、公式から理由も分らずに押付けられたカップリングを大人しく受取って、理由も分らずに消費して行くのが、我々凡夫のさだめだ。とにかく、公式で「あっこれはガチで女の子にしか興味ありませんわ。そして両思いですわ」というキャラやカップリングもいれば(あーなたのうーたにーわたーしのーハーモニーかさーねてー♪)、「友達でも通用するし、男とくっついても違和感がないけど、でも××ちゃんと○○ちゃんが仲良くしてるのはいいなぁ……」という根拠薄弱なカップリングもあるのである。あるったらある。強いカップリングと弱いカップリングはありまぁす! 電磁カップリングとか重カップリングとかがあるのかどうかは知らない。
その弱々しい関係性の芽を大輪の百合の花に育てきるのが一流の同人作家だったりオタクだったりするわけだが、我々貧困な想像力しか持たぬ凡夫は惑うのである。あれ? この子とこの男友達って、いい感じじゃね……? などとヘテロフィルターがかかってしまうのである。大吉山で白ワンピ着て楽器吹いてイチャイチャしてたと思ったら普通に原作で男と付き合っていたりするのであり、では公式で否定されたから百合ではないのかと言われるとでもやっぱりこのふたりの関係性とか姉との繋がりとか眼鏡の先輩との絡みとかも恋愛感情に発展させていきたいよぉ! と二次創作がマルチバースであるのをいいことに色々な世界線をアラカルトでつまみ食いしたくなるのだ。凡夫は往々にして雑食になる。EMTEMTと言って天使と男が性交する薄いブックを購入することと天使とお姉ちゃんが百合百合する同人誌に手を伸ばすこととのあいだに特に矛盾はないのである。
この傾向に、最近の若い者がハマっている「そしゃげえ」というものが拍車をかける。これらのゲームではキャラクタはプレイヤーに向かって話かけてくる。そしてそうプログラムされているから当然なのであるが、彼女たちは同じゲームの女性キャラと仲良くするのと同時に、まるでプレイヤーに好意的であるかのような振る舞いを見せるのである。likeの範疇に留まっていればいいのだがどう見てもloveにしか見えない場合もあるし妄想力を働かせるとloveに聞こえてきたりもするし、一方では他のキャラとイチャコラしていたりするのだ。もー体触るのやめてよー。つまるところそこに現出するのは、「○○ちゃんが男とくっついていても女とくっついていてもどちらも公式設定として通用してしまいそうな世界」なのである。
そして頭の悪いオタクはマルチバースを統一するのが大好きである。某アイドルアニメにおいて赤髪ツンデレな医者のご令嬢のカップリング相手は小柄ツインテにっこにっこにーな上級生もしくは猫語尾の体育会系アホの子と相場が決まっているのだが、「あれ……? にこまき前提のりんまき、いいのでは……?」などと閃いてしまうのであり、これはりんまきに失恋モチーフの同人漫画が多いことからも容易に察せられる宇宙の真理なのである。秘めた恋心を自覚したときには既にふたりがにっこにっこにー(隠語)していたので恋を自覚するのと同時に失恋を味わい部屋でひとりで泣くCV飯田里穂のキャラはいて、それは間違いないこの世の真実なのだが、ともかくそういう風にマルチバースを統一したがるオタクの眼の前に「自分(プレイヤー)を好いている××」「別の○○ちゃんとイチャついている××」の2つの道筋が示されたらどうなるだろうか。加えて○○ちゃんの方も私に好意的な態度を取ってくれているのだ。
そう、「混ざりたい」のである。ようやくこの表題に辿りつけた。別々の世界線のままにしておくのもそれはそれで良いし、現に私は提督LOVE合同誌もBig Northな薄い本も持っているので、別々のままにしておいてもよいのだが、混ぜたくなるのである(はいここダブルミーニングです。テストに出ます)。自分と○○ちゃんの双方に好意を持っている××でいいじゃないか、という解釈を見つけ出してしまうのである。
「そういうのは『ハーレム』でいいじゃん」と言われるかもしれないが、ハーレムはそこに集められた女性同士の関係が良好であることを保証しない。極端な話どこぞの王侯貴族が作るハーレムなら同じハーレムの一員と一度も口を利かずに終わることもありうるだろう。そういうのも悪くはない、いやこれは欺瞞なのではっきり言うとある種の夢ではあるのだが、そういうのが見たければ素直にハーレムものを読みに行く。私はジェンガ艦橋を持つ姉妹がお互いに愛し合いながら私にもその愛情の一端を向けてくれる世界を妄想しているのである。私と彼女との関係だけが重要なのではなく、彼女ともうひとりとの関係性も尊いと思っているのであり、そのふたつの関係性をひとつの世界で縒り合わせようとした時に貧弱な発想と乏しい語彙を絞り出した結果として出力されるのが、忌み語として名高いかの5文字なのである。
この呪われし文字列は今や百合好きのあいだでの共通の敵となっており、普段はカップリング論争を繰り広げる諸氏もこの言葉が発せられた瞬間に一致団結するという驚異的な接着力なのでDIYに役立ちそうな語なのだが、発する側としてもそれなりに理屈があって言っているのである。しかし、ここまで摩擦を生む語である以上、「百合」とは棲み分けた方がいいという意見にも一理あろう。この5文字を聞いた瞬間に親を殺されたかのごとく怒り狂う人びとも、別にこのような関係性への志向を理解できないわけではなく、単にそれを「百合」と名指されたくないだけなのであろうから、共存はできるだろう。ただ私の中でそれらは連続的なもので、簡単に切り離したりできないんだよ、ということは伝えておきたかった。
当たり前であるが、上で述べた理屈は現実の女性同性愛者あるいは両性愛者のカップルに向けて「俺も混ぜろよ」と発言することを肯定するものではない。あくまで紙とJPEGで表示される女性のことを言っている(もちろんこの言明は、現実に女性2人男性1人で構成される愛のあり方を否定するものでもない)。また、そのような消費態度が現実の同性愛者に対して搾取的である、と言われるかもしれないし、実際に女性同性愛者の表象を簒奪しているという議論も成り立たないわけではないかもしれないが、バイセクシュアルやポリガミーのことを考えれば、男が混ざろうとするのはおかしいというのも別種の抑圧に与することになりはしないかという危惧はある(シスヘテロ男性が言っても説得力がないと言われたらまったくその通りであり、反論できない)。
あと、“男性向け”百合と“女性向け”百合を分けようっていうのは、私はあまり賛同しない。薔薇とBLは棲み分けているというが、近年腐男子という存在がそれなりに登場するようになっており、その中には男性同性愛者も一定数いると聞く。彼らにとって薔薇/BLという壁は窮屈なものなのではないか。というか百合好き男性の界隈で好評を博す作品にはプラトニックな作品が多く(私も好きだ。新米姉妹の部屋の居間に置かれた時計になりたい……)、女性の百合好きに好まれる作品とどのくらい違いがあるかというと、正直あまり違いがあるようには見えない。だったら無理に分ける必要もないように思う。“男性向け”百合と“女性向け”百合とのあいだに強固な壁はなく、なんとはなしのグラデーションの中で共存しているのだから、あえて「こちら」と「そちら」に分ける意味もあるまい。性描写の有無はR-18シール貼ればいいわけで。というか性描写で区切ろうとすると「百合とレズは違う!」とか言い出して「清らかな女の子同士の百合」と「レズ」を切断してレズビアン差別に加担する百合好きが出てくるというお排泄物みたいな現状があるからそこで区切るのは害が大きい。腐女子の“学級会”はよく揶揄されるけど、ほんと百合界隈もたまにはちゃんと“学級会”する必要があるんじゃないかと思うよ。
なんの話かというと、型月厨のお前らロード・エルメロイII世の事件簿読めよ、イスカンダル大好きなウェイバーちゃんマジ尊すぎんぞ、という話でした。というかあの作品はグレイちゃんが師匠に向ける思いも尊すぎてミステリ部分はガバガバだけど人間関係部分は尊さの塊なんや……
murishinai 「混ざりたい」だと、すでに成立してるカップル双方の思いを無視して割り込む感じがあるので良くない。この増田はポリアモリー的な物を目指してあるのであるから、もっと別の表現を探して使うべきだ。
なるほど「混ざりたい」への違和感の原因はそこだったのか! と目ウロコ。確かに日本語の語感としてはそうですね。
jet-ninjin 女性向けの夢にあたる概念は男性向けでは何て言うのかな。オリキャラ女主はよく見るが男性向けでオリキャラ男主ニーズあるのかな…。
というか、女性向けと違って男性向けでは所謂「夢」がデフォルトなので特別な名前がついてないという事情があるような(デフォルト、というのは実際の頒布数に占める割合ということではなく、「男性向け同人誌」と言ってパッと思い浮かぶのが百合じゃなくて女性キャラと男性がイチャコラしてる本、みたいな、イメージの問題です)。男性向けのえっちな本の多数派は百合ではなく(もちろん百合もありますが)女性キャラと男性(もちろん既存キャラである場合も多いですけど――キョン!AVを撮るわよ!――モブおじさんとか整備員とか用務員とかの所謂「竿役」はオリキャラのことが多いんじゃないかなと)がえっちなことをする本であったりするわけで、男性向けでの「俺の嫁」は文字通りの「俺の嫁」なのです。
seachel 長くてよく分からんけど夢女子と腐女子兼ねてる子は女にもよくいるので、自分自身すらマルチバースと捉えたらいいのでは? Aカプを愛でる増田、Bカプを愛する増田、夢男子の増田…みたいな切り替え方式。
この切り替えというのが難物というのはあるかもしれないですね。私にとってそれは全部連続性を持ったただひとつの私で、はぁこのカプ尊い同居してる部屋の目覚まし時計になりたい……という私と○○ちゃんとイチャラブしたい私というのはあくまでグラデーションの両端でしかなく、その真ん中を厳密に切り分けるのはなかなか難しいのですが、切り分けていかないとムラハチを食らうしこんなこと言ってる私も鶴賀学園の主将と副将に混ざりたいとか言われたらイラッとするので(ザ・自己中の極み)、場の空気を読んで穏便に使い分けて生きていきたいなと思いました。