はてなキーワード: リラとは
初めてサボンのスクラブ使ったとき、私の肌こんなにすべすべになるんや…って感動したんだけど
窓も全開にして換気したのに
翌朝異臭騒動になった。
ニベア青缶を顔に塗ったらその臭い気持ち悪いって言われてしまうくらい
洗濯はアリエール(無臭)とハミング(水色のボトル)の組み合わせ以外使えないのね。
ハミングも優しくて大好きなんだけどさ。
フローラルとかシトラスの香りがしっかり残る柔軟剤(レノアハピネスとかフレアフレグランスとか)を使っているお家の子憧れだった。
サボンのスクラブ買うときも、大丈夫かなって思いながら買って使ったけど
一週間くらい文句言われ続けて結局自室の棚の奥にお蔵入りしてしまった。
その時思ったよね、一人暮らししようって。
アラサーという年齢に片足を突っ込んでいたのもあって、
戻れる家があるうちに一人暮らし経験しておかないとやばいなっていう気持ちもあったし。
今が良いタイミングなんだろうなって決意して実行。
結果、最高。
季節や気分によって香りを変えたりするの楽しくて仕方がない。
職場の人やお友達になんかいい匂いするって言われると、そうかな~?なんて
すっとぼけてるけど、内心よっしゃーーーーー!!!!ってなっている。
夏場はラリンのフローズンペアのスクラブとボディーオイル使ってたんだけど、
最近涼しくなってきたから、サボンのパチュリラベンダーバニラに戻そうかなー?
実家に居たときほど経済的に余裕はないけど、居たら出来なかったであろう経験が出来ているから
一人暮らし始めて良かったなーって思っている。
しんどくなったらおとなしく実家戻ろう。
これからもスメハラに気をつけながら楽しく使っていこうと思う。
なんだよ私実家大好きかよ。
ブラックロッド ブラッドジャケット ブライトライツホーリランド のケイオスヘキサ三部作
耳刈ネルリ耳刈ネルリ御入学万歳万歳万々歳 耳刈ネルリと奪われた七人の花婿 耳刈ネルリと十一人の一年十一組 の耳刈ネルリ三部作
嘘つきは妹にしておく 君の嘘、伝説の君 侵略する少女と嘘の庭 の嘘三部作
ネペンテス BAROQUE▲前史(バロックワールドガイダンスに収録)
世界征服~白いケイトと真夏のベルビアージェ~ ぴよぴよキングダム マジカルチロル44キロ
夢から、さめない 僕は天使の羽根を踏まない ロリータ℃の素敵な冒険
オイレンシュピーゲル スプライトシュピーゲル テスタメントシュピーゲル
未完結だけど幻想再帰のアリュージョニスト
ある定時退社日の水曜日の夜、俺はタイ古式マッサージ店に行った。
ちょっと太ったタイ人のオバちゃんに、5000円を払い、60分の全身リラクコース。
言う通りうつ伏せになった。オバちゃんの足が俺の足の裏にのっかり、オバちゃんは足踏みを開始する。
オバちゃんは足踏みを終え、そう言いながら俺の肩に手を当て体重を乗せてきた。
そしてケツに硬い感触がする。膝だ。オバちゃんの両膝蓋骨が臀部をグリグリと刺激する。
この段になってようやく俺は自らの失態に気がついた。
チンポジが間違っている。
俺は普段正面を向いて右サイドを居場所としているのだが、このとき左にポジションチェンジされてしまっていた。
かつ位置は中途半端。亀頭は恥骨直上。更に悪いことに皮が剥けてしまっていて、ダイレクトに刺激が伝わる格好だ。
こんなとき包茎は無力だ。焦りは募る。オバちゃんの膝が揺れる。
痛い。しかもこの刺激で半勃ちになってきてる。余裕のない皮がさらに伸ばされる。
痛みと羞恥が俺に性的な快楽を感じさせる。やめろ。このままではいけない。
オバちゃんは背中に膝を移す。少し余裕ができた。
ポジションを修正しなければいけない。今の場所はいかにもまずい。
もっと前に沈み込みませ玉際に落ち着くか、思い切って反らすかする必要がある。
顔の両脇に置いていた手を少し下に下げる。オバちゃんがそれを阻む。
手の正しい位置は顔の脇だと元に戻す。(今直すべきは手ではないのに。)
膝が背中から腰に落ちる。腰がちょうど良い感じに押されて気持ちいい。
これはマッサージの気持ち良さなのか?それとも性的な快感なのか?
抵抗も虚しく強制的に快楽を与えられ、次第に俺は分からなくなってくる。
「アオムケナッテネ」
俺は凍りついた。なんだって?
「アオムケ」
勘弁、勘弁してくれ。勃ってんだ。勃ってるんだよ。
しかもそのポジションの悪さから、おそらく仰向けになったら丸わかりだ。
だがどうすればいい?どうしようもない。
俺は悪くない!俺が何をした?俺はただマッサージを受けに来ただけのはずだ!
犬は腹を見せることで降参と服従をアピールするという。俺の気分は、それよりも酷い。
チンポジが悪かったばっかりに。
街のレコード屋さんは
でも今年はその横にひっそりと
林田健司コーナーもあって
なんか盛り上がってるわ。
そう言えばさ、
十五夜ならぬ
十六月見でも凄いんじゃない?って思うの。
生卵10個ジョッキ一気飲み芸を青コーナーで披露するロッキーもビックリよね!
滋養が付きすぎるわ!
お店も玉子増し増しでトッピング料金で儲かると思うんだけどなぁ。
そんな野暮なことをそば屋の店主に聴いたら、
玉子が二つ以上入ると
なるほどなーって!
表には出ないって話よ。
当たり前のように玉子そば・うどんはあるぜ!って言うの。
まかないの意味でね。
でもその裏メニュー今度頼んでみようかしら?
大晦日おまえ張り切って年越し蕎麦食うのかよって見透かされちゃうから、
うふふ。
せっかくなので生玉子ウォーラーにしようと思ったけど、
今気付いたわ!
すいすいすいようび~
今日も頑張りましょう!
https://anond.hatelabo.jp/20170528012818
さて、GWで再開した艦これで、またしても文句を言いたくなったので書き捨てておく。
エアプでとやかく言うのはフェアじゃないけど、それなりに身銭切ってやり込んだ文句は好きに書かせてもらう。
あっという間の2か月だったが、その間に五航戦、長門、鈴谷と改二にしたところでとうとう勲章が残り2個になってしまった。
そこに来て、昨日鬼怒が演習あと1回で改二改造レベルという所まで到達してしまい、急激にやる気を失いつつある。
というのを付け加えたい。
MAPのルート固定に伴う艦種縛りに、出撃可能な艦種制限、任務における艦縛りとある現状、好きな艦種だけ育てていると攻略が極めて困難ないし不可能になる。
この場合、育成とは各艦種で強い子をピックアップし、最低でも改二レベルまで育て、関連任務をクリアすることを意味する。
そこに来て昨今の改二改造に要求される高レベル、ありゃ一体なんなんだ。
駆逐艦でも大抵Lv70以上、中大型艦種だと更に上のレベルが要求されるとか、大して興味のない艦種でそこまでのレベリングを強いられるのは苦痛でしかない。
改造後の任務も大概エグい。
たとえば空母任務で悪名高い二航戦リランカ任務・五航戦カタパルト任務、自分は航空主兵提督の空母スキーだったからやり通せたけど、特に二航戦リランカなんて、好きじゃなかったら絶対投げ出していたと思う。
実際、例の新編三川艦隊5-1任務(元々は鳥海改二のための任務)はクリアできていないし(そして無情にも基地航空隊開放のための一連の任務に組み入れられてしまった)。
更に駆逐艦の改二ラッシュとか、とても手が回らない。いい加減にしろと言いたい。
悪いけど、こちとら
「元々この艦種は全然興味なかったけど、○○を改二まで上げる過程で、彼女のセリフやwikiでその艦の歴史を知り、今では好きになりました。より楽しく遊べるようになりました」
とか本気で思うほど殊勝な人間じゃないし、そういう提督はいっぱいいると思う。
まあアクティブユーザを繋ぎ止めるためとか牧場防止とか色々事情はあるんだろうけど、その結果、今の艦これは
×「育成キャラゲー」
という感じである。
この運営ツイートから3年半以上経っているのは公然の秘密ですか?
提督になるのをやめた回答者とかいらっしゃるんですが(多分こういう人は1人2人じゃないと思う)、もったいない話です。
例えば、
生まれてこのかた、
どこで売ってるかすら見たこともなく、
且つ生の状態でも食べたことないトゲトゲの謎果物のドライフルーツとか
そういう系のざっくりひっくるめて、
食べ慣れてない得体の知らない、
トゲトゲ謎系も含め高級食材ってあるじゃない。
それ食べるとき、
どうどう?なんて感想を問われるけど
もう、ここまで迫られたら、
美味しいと言わざるを得ない包囲網!
これ美味しいよって言われても、
苦手なんだなぁーとも言えない包囲網!
もう、レインボーブリッジを封鎖して包囲するどころではないわよね。
迫り来る味の偏差値!
高級すぎて、もう何も分からない感じ。
言葉が出ないわ。
とりあえず美味い!
トップバリュ最高!
味の決め手は昆布だし!
続きはウエブで!
って贈ってくれた相手に言って
全部それを、
本当は言いたい自分の気持ちを世間のSNSの流れに代弁させるような感じでワンクッション入れ
台詞みたいに語るように語りかけ
あたかもそこが唯一のボケしろであるかのようでもあるハッシュタグにして投稿しておけばいい世界。
そうコンテンツとは、
シャンパンタワーの頂点のグラスに注がれたシャンパンはグラスからこぼれても良いことを初めて知ったあの日の夜のように。
夕べ杉の梢に明るく光る星一つ見付けました。
キラリと頬をつたう流れる涙一筋。
あ~こわ!
美食恐ろしいわっ!
朝昼晩とにかけて、
夜は小食にすると
なんか調子がいいような気がするわ。
やっぱり夜の食べることは身体に負荷が掛かるわ。
そんな朝美味しい
すいすいすいようび~
今日も頑張りましょう!
今までプリライに行って見たかったけど当たったこともなく、推してるプリンスがいるわけでもなくなんとなく残念だなーと思ってきた。
しかし今回は違う、ゲームにもならないうえ3人の頃は全くフィーチャーされず、帰ってきたと思ったら大人気ユニットの別事務所のライバルとして逆風を浴びておりメンバーによっては糞シナリオによってヒールに仕立て上げられている私の一押しユニットHE★VENSがライブに出るからです!!!!!!!
なのでチケットを確保し埼玉でエンジェル(HE★VENSのファンを指す言葉)になるシュミレーションをしていたのです。
まず事前物販の時点で嫌な予感はしていた。
元々普通のグッズが少ないのもあってさみしーなーと思ってはいたけど、皆シャイニング事務所(HE★VENSじゃない方)のトレーディングしか買っていない。
もしかしてHE★VENSのファンはそんな多くないのかなーって当日行ったら、周りはシャイニングのファンばかりだった。
まあ出たばかり?(不遇の3人での初登場
2013年)だから?しょうがないよね??でもライブはちゃんとHE★VENSの名前あるし皆で盛り上がれるのだと思っていた。
前半が終わってもHE★VENSは一曲も歌わなかったのである…??
カルテットナイトさんとスターリッシュさんは散々歌ってたしソロもユニットも全部歌っていたのであるがHE★VENSは影ナレがあるだけである。
後半にHE★VENS集中しているのだと思ったら最終的に4時間のライブでHE★VENSが歌ったのはユニットの曲3曲とデュエットプロジェクトの曲(メンバー7人がスターリッシュさんとこと一人一人デュエットした企画)のみである。
スターリッシュもカルテットナイトもあったソロはHE★VENSだけなかったのだ。えっ???
大半の善良なお客さんはいいのだが、一部のシャイニングゴリラどもが私の愛しいHE★VENSの待ちわびた出番になった途端座ったり、それどころか携帯いじったり喋り出したりするのである。ゴリラだから仕方ないのかもしれないが、ショッキングな景色であった。
露骨にそんなことして許されるなら私だって前半座ってたかった…でもエンジェルスはそんなことしない…ゴリラじゃない…と思って初日も二日めもずっと立って声を出して応援した…。
帰ってきて演者さん達のパフォーマンスは素晴らしくて楽しかったのに、ゴリラとシャイニング事務所の先輩に気を使ったセットリストのせいでむなしくなってきた。
私たちだってずっと生でアイドルのパフォーマンスを楽しみたかったし次の機会はないかもしれないのに…。ゲームにもなってないし…。
そもそもなんでWe are ST☆RISHという歌詞を皆で歌う文化があるのか甚だ疑問である。
スターリッシュじゃなくね?みたいな気持ちで歌っていた、カルテットナイトのファンの皆さんはどう消化しているのかしら、私はうたプリが好きなのではなく、HE★VENSが好きなだけなのだろう。
スターリッシュに気を使うというかスターリッシュのファンに気を使ったライブなのかなぁって思う。
帰ってきてHE★VENSの出番が少なかったと話をしたら、出てき始めのカルテットナイトは1人しか出られなかったからそれよりましと聞いた、なにそれこわい。
カルテットナイトさんもシャイニングゴリラから不遇の扱いを受けてたのはわかったけど、事務所同じだし良きライバルって感じだし何よりシナリオ的に超良待遇だし!今は単独先にやっちゃうくらいの扱いの未来が待っているわけだけど。
別事務所で3年くらい放置されて一部ヒール扱いでキャラも中の人も炎上するユニットにはそんな未来があると思えないのだ…中の人も皆忙しいし…だから今回に賭けていたのに…。
二日めのカルテットナイトのリーダーの最後の挨拶を聞いてパチンと切れてしまった。
何がどう同じなのと思ってしまった。
巷で大きく流れたリストバンドもしんどかったし事前物販もしんどかったしほぼ屋外でしんどかったけど、何年もずっとずっとこのステージを楽しみにしてた。
演者さん達は100%どころじゃなくその期待にずっと多く応えてくれたHE★VENSのステージだった。
なのに見たかったものが観れたはずなのにどうしてこんなにむなしく感じるのだろう。
なんでこんなに元々いるユニットに配慮しまくってファンが遠慮したり、好きなアイドルを見下されているところを見なきゃいけないの。
※正式にはムービックスプロモートサービス社(以下MPS)への訴訟だが、長いのでプリライ訴訟と表記
twitterでプリライ1日目が酷かったというのは目にしていたが、「訴訟」の文字を見かけたときは流石に驚いた。
けれど、色々と情報をきいたり検索したりしているうちに応援したいという気持ちが強まった。
考えたことをいくつか挙げてみる。
訴訟反対派のツイートでよく見受けられるのが「声優さんたちは頑張っていた」「スタッフは頑張っていた」というもの。
頑張ってくれていた人がいたのなら、その人たちのためにも訴訟は起こすべきだと思う。
全力で観客を楽しませようとしてくれていたのに、それを阻害したのは他でもない運営会社である。
現地の様子のツイートを見る限り、どう見ても人員が不足している。
これはいくら演者や一部のスタッフが頑張ったところで解決できる問題ではないだろう。
「お詫び」でシミュレーションをしたと運営側は言っているものの、
30000人を6時間半×10人(スタッフ数)で割っても1分1人あたり7人以上。
このペースで本人確認はできるのだろうか。
仮にこのペースが保てたとしても開演間近になれば混雑することは容易に想像がつく。
シミュレーションを本当にしたのか疑問が残る。
そもそも頑張っていたら何をしてもいい、という考えはおかしい。
うまくいかなかったけど頑張ったね~が通じるのは
幼稚園や学校のお遊戯会までだと思うがその辺りはまた面倒くさいので割愛。
そもそもこれは内容的にお詫びになっているのか…?というのもあるがまず遅い。
1日目が終わった後にお知らせを更新しているのに、謝罪に相当する記述が一言もなかった。
ジャンル外の人間でも酷いと知るほどのことが起きているのに、更新をしているのに、謝罪の言葉はなかった。
そもそも訴訟騒ぎがなければこの「お詫び」すら掲載されたか怪しかったのではないか。
検索していたところ、以前にもうたプリ関連イベントでMPSに消費者生活センター経由で申し入れをしたというツイートを見かけた。
ざっとお知らせを見たがそれに関する「お詫び」は見当たらなかったし、
申し入れをしてなおこの騒ぎ…と考えると申し入れの効果はなかったのだろうなと思うし
内容に関してはとりあえずちふれのお詫びを見習ってほしい。上司のチェックはちゃんと入ったのかな?
タイトルのとおり私はうたプリジャンル外でうたプリのことはよく知らない。
だが、訴訟されるMPSはなにもうたプリにのみ関わっている会社ではない。
ツキウタ。のステージで存在しないはずのプレミアム席が販売され炎上していたことは記憶に新しい人もいるのではないだろうか。
その運営を行っていたのもこのムービックスプロモートサービスである。
自分がいるジャンルにもこの会社が関わってくる可能性は否定できない。
結果がどうなろうと「訴訟を起こされてしまうほどの失態を犯した」、
という認知がこれをきっかけに広まればこの会社に委託するジャンルが減るかもしれないし、
そうでなくとMPS自身が「真面目に」改善をしてくれる可能性は高まると思う。
というか改善してほしい。
費用回収の見込みは低いと言いながらも私費で訴訟をしようとしている訴訟垢の中の方は、
本当にうたプリというコンテンツが好きで、この先のコンテンツにも期待をしているのだと思う。
この先どう動くかは分からないけれど、経過は見ていきたいし応援したいと思う。
「本当はうたプリが嫌いだから潰すために訴訟を起こそうとしているんじゃないの?」
といった頭がお花畑の人は頭を冷やしてもう少しよく考えてみてほしい。
ステージの内容は素晴らしく、キャストの皆さん、スタッフの皆さんの努力が伝わってきました!
本当に感動的なステージだった。
ですが、その裏で問題点も多かったライブであったと感じています。
規模が大きくなれば必ず問題は起きるものですが、今回なぜ訴訟などの話まで悪化してしまったのか、私になりに考えてみました。
急いで書いたので誤脱はお許し下さい。
以下は私が実際に現場で体験したこと、ツイッターなどで情報収集をしたことを元に、書いていきます。
まず、今回は初めての試みが非常に多いライブでした。
・平日の物販販売
・公演会場と物販会場の分離
・リストバンド制の入場
大きく分ければこの3点が新しい取り組みでした。
きっと運営側も良かれと思って、考えに考え抜いてこの方法にしたのだと思います。
まず、事前抽選物販。
私は都心に住んでいるので全日程に応募しました。そして当たったのが2日目の夜。
正直、ムービックの在庫については、これまでの経験上期待はしていませんでしたが、行ってみると見事に欲しいものは全て売り切れでした。
まあ、予想していたことでしたが、抽選に当たったからと飛行機をとり、わざわざ来た人もいるでしょう。
それで在庫がなかったら…と思うと、辛さは計り知れません。
抽選にしたことで良かったこと
・徹夜組や現場での混乱を未然に防げた(運営にとってもファンにとってもいいこと)
抽選にしたことで悪かったこと
・来るも来ないも自己責任という免罪符が薄れてしまったこと(これは運営側にとって悪かったこと)
・在庫がなかったときの期待を裏切られた感が増大してしまったこと(これはお客さん側にとって悪かったこと)
私個人としては、抽選制自体は良かったと思っていますし、今後も行ってほしいです。
が、在庫はもう少し頑張ってほしかった。在庫についてはまた後で話します。
これは正直、私も納得いない部分が残っています。
事前に公開されていた情報では在庫追加は土日のみということでしたから、私をはじめとした多くの社会人の方は、土曜日を狙っていたと思います。
そのために前々からお休みを調整していた方もいらっしゃると思います。
土日は始発で頑張ろうとホテルを取っていた方もいらっしゃるでしょう。
指折り当日を楽しみにしていたところで、直前になり公式から発表されたのが「金曜日も在庫投入」という情報です。
「そんなにすぐ商品作れないはず。ということは、土日在庫を金曜に出すのか…」
ということでした。
できれば金曜日に行きたかったのですが、社会人はそんなに簡単に休める人ばかりではありません。
私も、土日のみ在庫投入の情報が出た段階で、平日は行かないと上司に宣言していたので、一縷の望みにかけて土曜日始発でいくことにしました。
蓋を開けてみると、一番早い始発で向かった私ですら、ライトなど一番欲しいものは買えませんでした。
これについては、徹夜をしていた人間が一番悪だとおもいますが、それを容認してしまった運営にも責任はあるでしょう。
今回の物販で一番まずかったのは、予定されていなかった金曜日に、殆どの在庫をもっていってしまったことでしょう。
これによって、前々から予定を立てて買いに行こうと思っていた土曜日曜組は、ほとんど欲しいものが買えなかったというのが、さらなる怒りを買ってしまった原因だと思います。
当日しか来られない地方組も、この件には納得いかない方がいるかと思います。
金曜に仕事投げ捨てでも来なかったお前が悪いと言われれば、そうですねとしかいえませんが、できないことはできない、これが社会人です。
これは、その時の対応もでしたが、どちらかと言えば、その後の対応が原因で炎上したのだと思います。
まずは現地の様子から。
実は、一番やばかった時間に、渦中にいたのです。
地方から来る友達がチケットを持っていたので、その方の到着を待って3時すぎから並び始めました。
まさか列の先があんな混乱になっているとも知らず、「間に合うかな・・・」と考えながら数センチ数センチと少しずつ進んでいきました。
ようやくリストバンド発行がされる駐車場に行くと、入り口で「4列に並んでください」と言われそのまま進みました。
しかし、目の前には列などはなく、目の前に見えたのは、ごちゃごちゃになった人の塊と、「どこに4列?」と戸惑うファンの方々でした。
その後は全く誘導はなく、ファンの人は戸惑いながら立ち尽くしていました。
この時すでに4時を過ぎ、現場のファンたちは「間に合わないのでは…」という不安にかられていました。
そのため、少し列が動けばそちらへ流れ、また反対に動けばそちらへ流れ…。集団心理とは怖いもので、波が打ち寄せたまま戻ってこない感じで、だんだんと前に圧迫していくのです。
前からは「苦しい」「押さないでください!」という声と数千人の人々、後ろでは体調不良で運ばれていく人、列から外れうずくまっている人、その人を看病する人と、あと30分で始まるとは思えない悲惨な光景でした。
私達の少し後ろで、ようやくスタッフがお客さんを止めて整理を始めましたが、見える範囲にいるのはスタッフ2人のみ。
どう見ても人手不足でした。
そのまま動かず、気づけば開演時間5分前。
もう諦めていると、ようやくスタッフが指示を出してくれました。
しかし、言っていることがいまいちわからず混乱していたところ、すでにリストバンド交換を終えたお姉さんたちがスタッフさんに何かを話し、誘導してくれました。
自分たちも間に合わないかも知れないのに、自分のことより混乱している私達のために動いてくれたお姉さんたちには感謝です。
人混みで全く気づかなかったのですが、会場の右側には、大きなくぼみのようなスペースができていました。
そこに移動するように言われ、移動していくとその先には私達より30分以上前に並んでいたらしいファンの方たちが。
彼女たちは指示がない中で自主的に列を作ってずっと待っていた方たちでした。
私達がスタッフの誘導でその方たちに合流することになったとき、「なんでちゃんと並んで待っていたのに、私達より遥かに遅く来た人たちと一緒にされるの?」と泣きながら言われました。
たくさんの方が泣いていらっしゃって、私達もスタッフの指示とは言え心苦しくて、とてもつらい空間でした。
しかし、もう戻ることもできないので、そのまま並ばせていただき、リストバンドを交換することができました。
私はなんとかオープニングに間に合いましたが、席はガラガラで、演奏中も沢山の人が入場してきて、正直そちらが気になって仕方ありませんでした。
一歩間違えれば、私もあちら側だったのかと思うと…。
そして、1歩間違えれば将棋倒しで沢山の人が犠牲になっていたかもしれないと思うと、急に恐ろしくなりました。
ある花火大会で将棋倒しになった人が圧迫死した事があったと思います。
あの惨劇がこの会場で起きていたかもしれないと思うと、寒気がしました。
当日までの流れと、はこんな感じです。
ここまでのリストバンド交換の話は、あくまで私が知ってる事実と私の感想です。
ここからはツイッターなどで情報収集をした結果の私の考えです。
ツイッターで言われていた原因はいくつかありましたが、見た中で有力なのはこの3つかなと思いました。
・ファンが全体的に来るのが遅かった
ファンの心理を考えると、リストバンド交換よりも売り切れ必須の物販に並ぶのは予想できます。
また、土曜日ですから、地方から来る人は午後にしか来られないでしょう。
さらに、今回の物販は池袋でもやっていましたので、私のように池袋で買い物をしてから西武ドームに行く人も多かったでしょう。
そのため午後に人が殺到してしまった。これが一番現実的な原因ではないかと思います。
これが2時以降に重なる+あの少ないリストバンド交換所だとしたら、混乱しないわけがないです。
そして、もう1つの原因ではないかとツイッターで言われていた、一部のルールを守れないファンの存在。
正直、徹夜組なども多いジャンルですから、自分が良ければいいという人も少なからずいるでしょう。
残念ですが、噂通り割り込みなどをした人がいたとしたら、もうファンは運営側に土下座するしかないです。
こういった、複数の要因が重なった結果、今回のようなトラブルになってしまったのではないでしょうか…。
ファンも早く行ける人は行くべきだった。
公式もスタッフ配置や来場数予想をもうすこしきちんと予想すべきだった。
最後に、これだけ炎上したのはどうしてか?を考えたいと思います。
私が思うのは、リストバンド交換について公式が出した文章が原因だと思います。
おそらくここできちんと謝罪しておけば、ファンの怒りはここまで増幅しなかったのだと思うと、とても残念です。
初日に出された文章には一切謝罪はなく、「明日は早く来てくれ」という内容しか書かれていませんでした。
怒っている人がこの文章を見たらおそらく、
「全てはファンのせいだと思っているんだな」
現場にいた人は明らかなスタッフ不足を認識していますから、自分たちだけが悪いと言われたような文章が出されたら、いい気持ちはしないでしょう。
例えばここで、以下のような文章を出していれば、おそらく少しは消火ができたのではないでしょうか?
この度は、運営側に不備があり、開演までにご入場できないお客様がでてしまいましたこと、大変申し訳ありませんでした。
明日は、本日の反省点を改善し、スムーズなご入場ができるように対応を考えさせていただきます。
また、開演時間までにご入場にご協力いただけますよう、明日も引き続き早めのご来場をお願いいたします。
謝罪がなかった。
正直、ある程度大規模な企業が出している謝罪文とは思えない内容でした。
謝罪文は誰に向けて出すのかを考えれば、自ずと問題点は見えてきます。
謝罪文はその問題に怒っている人のためにだすものだと私は考えます。
今回の対象は、開演までに入場できなかった人たちで、その中でも怒っている人たちでしょう。
今回の謝罪文には「ファンが遅い時間にきたことが原因」という謝罪対象への批判(運営側は批判と思ってないかもしれないが)と、「シュミレーションはしたんだよ」という言い訳、どちらも入ってしまっています。
ツイッターのリプライ欄をみると、これを見て更に怒りましたという人が多く見られましたが、これは運営側が自ら油を注いでしまったので、仕方がないなと思いました。擁護のしようがない…。
これからもうたプリが続いてほしいからこそ、少し厳しいことを言うと、「会社としてきちんとした謝罪文がかける人を雇うべき」だと思います。
運営側も言いたいことはたくさんあるでしょうが、企業として我慢すべき部分は少なからずあります。
ネット上では既に賛否両論さまざまな意見が飛び交っていて、27日参加者としてなんとなく傍観していたのですが、本日掲載されたお詫び文にすっごいムカついたので書き殴ります。
ちなみに当日のわたしは11時にリストバンド交換完了して、開場まで数時間現地待機、15時には入場し自席確認しています。
開演には間に合ってます。でもあのお詫び文が酷すぎてモヤモヤするんです。
今回発表された公式お詫び文を要約すると、
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①身分証明書確認を10時から開始し、物販を終えた順にリストバンド交換を行っていれば16時半には全てのお客様が滞りなく入場できるとシュミレーションしていた。
②しかし予想外に開演間近に客が殺到。こちらとしては認証スタッフを増やすなどできる限りの対応を行ったが、メットライフドーム側の近隣住民への配慮から21時以降に音を出すことがかなわず、やむなく17時開演を決断
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公式のいう"開演間近"が何時のことを指しているかはわかりませんが、リストバンド交換が長蛇の列になったのって13時〜14時頃だったと思うんですよ。この時点ですでにC駐車場を越えて駅改札付近までは列が伸びていたんですよ。
14時以降混み合うことが本当に「予想外」だったんですか?臨時列車の到着時刻とか、考えてないのかな。
確かにリストバンド交換で時間がかかることは事前に告知がありました。twitterで「お昼頃に交換したらスムーズでした、遅くに来る人が悪い思う」って言ってる人もいますけど、開演4時間前に来ないとスムーズに入場できないライブって異常ですよ。やばいですよ。
数万人規模の入場者に対してスタッフ10人未満(最終的にはもう少しいたのかもしれません)のリストバンド交換所って十分な準備とは言えないと思います。
それから、今回のリストバンド事件のまとめ記事なんかを見てもあまり触れられてないんですけど、元を辿れば物販会場を池袋とメットライフドームの2会場に分けて、さらに販売内容に差を設ける(メットライフの物販は種類を制限)っていう運用がそもそもの原因なんじゃないんですか?
メットライフ物販の混雑を避けるために品数を少なくしたのかもしれませんが、それによって池袋物販に人が集中→午前中のリストバンド交換所がスカスカになってますよね。
今回は先行物販をしているから、当日の物販は混雑しないと思っていたんですかね?最初からグッズの在庫に余裕があれば少し違った結果になっていたかもしれないけど。
リストバンドのことも物販のことも初めての試みだったので仕方ないと言われたら…そうなんですけどね。そうだけど、あまりにも読みが甘すぎませんか?
ここまで色々書いていたら少しスッキリしてきました。自分勝手に暴言を吐いてごめんなさい。気が済んだら消すかもしれない。
ライブ本編が素晴らしすぎるから、運営に文句を言うとその感動が薄れてしまう気がしてあまり考えないようにしてきました。
うたの☆プリンスさまっ♪マジLOVE LIVE 6th STAGEという
それに対する訴訟を起こそうという話を耳にした。
訴訟で、07年F1日本グランプリ訴訟(F1訴訟)ってのがあって。
その訴訟の結果からわかることを一言で表すなら「やるだけ無駄」
この会場、西武ドームなど目じゃないほどド田舎(というかほぼ山中)にあり、
そこに14万人の観客を運ぶため、運営はパーク&ライド(P&R)システムという方式を
導入した。観光地等で導入されている方式で、会場から離れた場所に
駐車場を設け、そこから会場まではバスでまとめて運ぶ…というヤツ。
ところが、運営の見通しが完全に甘く、多くの観客が訪れる2日目に
P&Rシステムは破綻して数万人が肌寒い雨中で2~4時間バスを待つ羽目になり
その他レースに間に合わなかったり、混乱を避けるため
3日目の観戦を諦めたりした…という大失態があり
それに対して参加者130名ほどが慰謝料等を請求した訴訟だった。
結局、この訴訟は、約半数の訴訟参加者が和解金を受取って途中で訴訟を離脱、
以下、ソースを載せるが
詳しい方は調べてみてほしい
参考記事:http://archive.as-web.jp/news/info.php?c_id=1&no=46084
http://news.livedoor.com/article/detail/7383079/
①「P&Rシステム」「リストバンド方式」という、前例の少ない方式を
観客、運営双方が初めて行った
②運営の不手際により多くの観客が長時間の待機を余儀なくされ、
開演に間に合わなかった観客もいた
よく似ている。楽しみにしていたイベントを
運営の不手際によって酷いものにされてしまった心境は、F1訴訟の原告団と
同じものだろうし
今まで多くイベントへ参加し、物販列に5時間ほど並んだ経験なども
ある自分もよくわかる。
まず、時間と手間がかかりすぎること。
参加者から聞き取り、資料を作成し、弁護士と相談し、法廷に出向いて
さらに資料を集め、作成し…の繰り返し。普段の生活と両立できるか?
次に、得られるモノの少なさ
長時間の待機に倒れる参加者や、女性がトイレにも行けずに野外で…
といった、あまりに酷い事例ですらたったこれっぽっち。
しかも、
現状、何を訴訟の基礎として
請求するかすら決まっておらず、
ただ「悲しかった、悔しい」では具体的な損害を主張し、
立証できないから
仮に訴訟が始まったとして
認められるのは、チケ代の一部か慰謝料くらいで前例と同じなら数千円。
とても労力に見合う金額ではない
と、いうのは発起人の方も承知の上のようだし
「金銭が欲しいんじゃない!責任の所在と謝罪が欲しい」とのこと
それを求めるならカネと時間の掛かる訴訟なんて起こすだけ無駄である
【5月30日16時追記】
ムービックプロモートサービス訴訟垢 @prilive20170527 によれば
『事前準備不足を含めた不手際により
①開演が押した事
②1万人近くの観客が 入場出来ないまま公演が開始した事
③MCカット等完全な公演を提供されなかった事 以上に対しての訴訟を行います。』
このような点に対して訴訟を起こすとされている
①に関しては、一般的にドームライブで、一定の遅延が常態化されている、
という反論をされてまず通らない。
間に合わなかったことに対して慰謝料についての追求になるだろうが、
入場が可能だった観客もいることもあって、それが認められるとはとても思えない。
③に関しては、事前に内容が知らされていない、変更される可能性がある
また、人員配置の不作為についての追求も検討されているようだが
F1訴訟や、野外フェス近隣で雷に打たれ、参加者が死亡した事例や
運営側の相当の落ち度を立証できない
限り認められない傾向にある。
【以上追記】
今まで例にしてきた07年のF1GP、実は自分も参加者の一人で。
運良く2日目の混乱には巻き込まれなかったが
混乱のニュースをみて3日目(メインイベントはこの日)の参加を諦め、帰宅した苦い思い出が。
正直怒った。3日目も参加したかったし。
でもF1が好きだから、翌年も同じ場所で行われたF1日本GPに参加してみて驚いた。
スムーズに、何の問題もなくレースを楽しめ、良い思い出になった。
なぜか?運営が血のにじむような努力で「カイゼン」をしたからに違いない。
(08年1月に訴訟を起こされ、実際の裁判はもっと後からだから、訴訟に関係なく、07年開催が終わってすぐ動いたのは間違いないだろう。
1から作り直すのはどれだけ大変か、考えて欲しい。)
なにより参加するファンに楽しんでもらい、次も訪れてほしいから。
(結局、ライバル会場の改装完了が主な理由として、富士スピードウェイでのF1開催は無くなったわけだが…)
そして「カイゼン」するためには、何が良くなかったか、辛かったかを
自分の思いの丈を伝えるだけで事足りるのだ
抗議の声をより大きくしたいなら、署名を募るという手段もある。
次回カイゼンを行ってくれるだろう。
これだけの事件を起こして(しかも他にも前科があるようだ)カイゼンできない運営なら、
いつか命にかかわるような失敗をするだろうから、参加しないというのも
抗議の方法としてはアリなのかもしれない
「こんな点が悪かったから、次楽しめるよう改善しろ」と求めればいい。
そのやり方のほうが、ずっと楽しくファンを続けられると考えないのだろうか?
過ぎた時間は戻らないし、その過去のためにこの先貴重な時間を無駄し
嫌な思い出を増やす行動をわざわざ起こすとはいかがなモノだろうか。
訴訟という行為が、演者や楽しむファンを傷付ける行為にならないかだけでなく
危うくする行動にならないか?よく考えてほしい。
【5月30日16時追記】
「プリンセス」の皆さんの意見は、できるだけ読むようにしている。
それを踏まえて、自分が一番伝えたいことを追記する。
法を大学で学んでいる者として、「訴訟は当事者を不幸にするものである」
残念ながら、現状、日本で対企業の訴訟は生半可な気持ちで起こせるものでないし
「うたプリ」をよくしたいから、自己犠牲を顧みないという考えも結構だと思う。
だが、作品は違えど、二次元のアイドルのドームライブに参加し、
ライブを楽しんで、次のライブを楽しみにしている自分としては、
ライブイベントの開催に尻込みになったり、
対策のためにコストがかかり、チケット代に転嫁されて値段が高くなる
可能性もある。
その結果が、アイドルファン以外のライブを楽しんでいる人々にとっても
どのような結末をもたらすのか。
必ずしも幸福な結末になるとは限らない。大変な苦労を要し、
双方にとって不幸になることもある。
両当事者にとって、よりよい結果が得られることを期待する。
プリライが2日間終わってうたプリ最高モードが漂っている中、私はモヤモヤがおさまらない。きっとこのモヤモヤを理解できるのは私と同じ境遇の人たちだと思う。
リストバンド列で大変な目にあった人もいるだろうが、私の意見も長いが少し読んで考えてみてほしいと思う。
私は1日目のみに参加したのだが、サイトの注意事項をきちんと確認して、リストバンドを早めに交換して開演の1時間以上前に着席していた。
それなのにリストバンド交換に手間取り開演時間に間に合わない人多数、その為開演時間は遅れ、さらにはじまったと思うと2曲歌うと謎の休憩。そしてMCほぼカットのぐだぐだ進行。構成もあまりよくなく本編の終了がよく分からない。
1曲1曲それぞれの演出はとても素晴らしく、出演者の方々の気持ちも伝わってくるようなパフォーマンスでとても良かっただけに本当に本当に悔しい。
今回のリストバンドの件で運営がとても叩かれていたりTwitterで謝罪しろという心無いリプライも多数見かけた。
サイトの注意事項のところにはきちんと
開場:14:00
開演:16:30
①会場内が広く入場後も席まで移動に時間がかかるためリストバンドを発行する。
②会場内は広いため余裕を持って来て欲しい。
という内容が明記されていた。
これを参加者はきちんと読んで理解してから来ていたのか私は疑問だ。
①入場後も席まで移動に時間がかかる
→開場してから身分確認しながら入場してもらうと開演までに席につけないかもしれない。そのため事前にリストバンド交換を行う。
②会場内は広いため余裕を持って来て欲しい
→そのままの意。
これがどうして読み取れないのか。
この注意事項を読んで理解していたら開場までにはリストバンド交換をしないといけないことくらいわからないのだろうか?
私は13時ごろにリストバンド交換をしに行ったがC駐車場に着くと、
・「リストバンド交換のみの人はまっすぐ左側のテントの方に向かってください」とアナウンスがありそれに従う。
・テントに行くと列もあり「紐の幅いっぱいに広がって詰めて進んでいってください」と案内がありそれに従う。
たったこれだけのことで15分ほどで交換できた。
その後は開場まで会場敷地内でご飯を食べたりしていたが、周りを見ると腕にリストバンドをつけずに露店を開いていたりご飯を食べている人もたくさんいた。その時点で少し不安はあったがみんなそこまで馬鹿ではないだろうと思っていた。そんな私が馬鹿だった。
・入場前にリストバンド交換を早めに行うこと。
・リストバンド交換を終えるとすみやかに入場すること。
・開演時間間際は入場が大変混雑すること。
・開演時間までに入りきらなかった場合、演出の都合上入場規制を行う可能性があること。
このアナウンスをきちんと聞こうとした人はどのくらいいるだろうか?
たしかに運営のスタッフは足りていなかったかもしれない。しかしきちんと注意事項を読んで理解して考えて早めの行動をとった人はどれだけいるだろうか?
考えて動いたならば開場時間以後にリストバンド交換に行こうとするだろうか?
仕事や仕方のない用事でその時間にしか来れなかった人もいるだろう。その人たちはやむを得ないと思う。
しかし早くから会場敷地内にいて開場してからリストバンド交換しに行った人は何を考えていたの?30000人が動くことを考えられなかったの?
2日間終わって感動ムードにつつまれているが私と同じ境遇の方はどんな気持ちだろうか。
私のプリライは1日目しかなかった。初めてのプリライでとても期待していた。MCだって本来の時間分もっと聞きたかった。途中で意味のわからない休憩などはいらないライブが見たかった。遅れてきた隣の人にパフォーマンスを目に焼き付けるのを邪魔されたくなかった。出演者の方にガラガラに空いてる席を見せたくなかった。リストバンドの件を謝らせたくなかった。悔しくて悔しくて仕方がない。
さらに付け加えると、入場すると「ライブが終了すると退場規制があるため終わってもそのまま席に座っていて欲しい」というお知らせがあり、ライブ終了後も同じ内容のアナウンスが流れた。
しかし全く話を聞いてない観客は我先にと動き階段は埋まっていたし、まずは落ち着いて席に戻ってくれとアナウンスがあっても全く戻ろうとしていなかった。これもとても残念だ。
ライブ前から注意事項を読んで会場でもアナウンスをきちんと聞くことを徹底して欲しい。
Twitterで訴訟アカウントというものを見かけたが訴訟する前に自らの行動を思い返してみてはどうだろうか。
1曲1曲それぞれのパフォーマンスは本当に本当に素晴らしいものだった。2日目のレポを読んですごく感動もするしうたプリが大好きだって思うけど、それだけにどうしてこうなったのかという気持ちが拭えない。うたプリが大好きだからこそ残念でしんどくて泣いてしまいそうになる。このモヤモヤはどうしたらいいのか。助けて欲しい。
ボディスクラブって、油や塩とか砂糖が混ざったボディケア用品で、ぬるぬるザリザリするやつ
サボンのは庶民御用達のoh!baby とは違う、肌が柔らかくてしっとりするって随分前から聞いてさ、気になってた
瓶も高級感あるし、すごそう、一回試してみたいって思ってた
甘い匂いが好きだから、使うならパチュリラベンダーバニラがいいなって
とはいえなかなか自分には買う気になれなかった。でかい瓶のやつで5000円すんだよね、店頭だと
自分に買い与えるキッカケなんてなかった。5000円をあの瓶に費やすか?何度もYESまであとわずか5mmまでいって、棄却してた
お友達のちょっとしたお祝いで買ったのが最初。お店でこれならだいじょぶかなって香りを選んだ
テスターで香りを比べてたら、試しませんか使ったことありますかって聞かれた
使ったことなんてないけど、店員に塗りたくられるのがイヤで(LUSHで体験して以来気まずくて厳しい)、プレゼント用に選んでますってしどろもどろな受け答えをして、逃げるようにお買い上げした
あれ使ってもらえたかな、彼女が少しでもいい気分になってくれてたらいいなって今でも思ってる
贈り物でサボンのスクラブをもらえるっていいな。私に贈ってくれる人なんていないなって思ったら悲しくなって、ネットで注文した
ショップバッグに入った塩油瓶を好意や祝福とともに託されて、ウワーンうれしー!って心を弾ませながら、手荷物が重くなるわん、とか、あの香りの方が好みなのよねん、ってちょっとだけ悪態づいてみたかった
明日わたしは再配達の小包をうけとる。無機質なダンボールの中には何が入ってる?憧れ?諦め?
油が漏れてないといいな。あと無事にかぱっと開封できるといいな
映画好きの女子大生を主人公にした、安田剛助先生の『私と彼女のお泊り映画』という漫画があります。僕の大好きな作品です。
この漫画の最新話の一部が2ちゃんねるに抜粋掲載されて、そのスレッドがまとめブログにまとめられたことでちょっとした話題になりました。
映画通の男「邦画はクソ。黒澤映画だけは認める」 女さん「はぁー(クソデカイため息) 論破してやるわ」
【映画】なんだよこの漫画www【注意】 : 2chコピペ保存道場
よくいる「ちょっとオタク入ってるめんどくさい大学生」がここまで見事に再現されるとはwwwww : 無題のドキュメント
この男子大学生が登場する回は実は僕もあまり好きではなくて、というのも、彼のキャラクターが如何にもな“ステレオタイプの自称映画通”すぎるからです。
主人公・小春の最後のセリフ「あなたが好きなのは『映画』じゃなくって『映画が好きな自分』じゃない??」を言わせるためにでっち上げられたキャラクターで、所謂邦画ファンの仮想敵でしかありません。
そういうのを言い負かす啓蒙的な作風はこの漫画に求めるところではありませんでしたし、そもそもこんな事言う自称映画通なんて今どき存在しないだろうと思っていたのですが……
というか、少し引きました。
8名前:名無しさん 2017/04/26(水) 21:36:48.05 ID:M9GbgbRG0
言う女に同意できるわけ無いだろう
別に男が悪いとは思えないのだが
69名前:名無しさん 2017/04/26(水) 21:56:57.52 ID:nt7/WWjT0
265 名前:/名無しさん[1-30].jpg[sage] 投稿日:2017/04/26(水) 22:34:42.86 ID:naDWyRswp
言ってることは間違ってないな
クソみたいな映画を絶賛するアホ女多すぎ
もちろん、邦画に対して肯定的な意見も多くあるのですが、ネット上とはいえこんなアホみたいな大学生に同調する人間が多くいることに驚きました。
そしてここからが本題です。
思えば確かに、ここ最近のネット上での邦画叩きは目に余るものがあるなと感じていました。
個人的に、その流れは三池崇史監督の『テラフォーマーズ』が公開されてから加速していったように感じられます。
漫画原作の映画が増えてきている昨今、『テラフォーマーズ』の出来が芳しくなかったという風説を受けたオタク達が挙って“漫画原作の映画は叩いていいモノ”、そこから派生して“邦画は叩いていいモノ”という風潮を作りあげているのではないでしょうか。
漫画作品が映画化されるという報せが届く度に、2ちゃんねるやTwitterのようなSNS上で、まるで親の敵に出会ったかのごとく、批判の嵐が巻き起こります。続いてビジュアル、予告編が公開されると、その勢いは更に加速していきます。やれ再現度が低いだの、コスプレ大会だの、ダサいだの安っぽいだの。
批判有りきのバイアスを掛けて見れば、正当な評価などできようはずはありません。公開前の作品に対してそこまで否定的なことを書き続けるのは最早ネガティブキャンペーンの一種でしょう。しかもそこから「だから邦画は糞だ」みたいな論調に持っていくのだからもう目も当てられません。
そんな差別主義者、邦画レイシスト達に、僕はモノ申したい。観もしない映画を批判するんじゃないと。邦画は、あなた達の批判オナニーのおかずじゃあ無いんだと。
はじめにことわっておくと、僕自身は別にそれほど邦画が好きというわけでもありません。映画はよく観ますが、圧倒的に洋画のほうが多いです。
こんな記事を書いておいて何を言うのかと思うかもしれませんが、重要なのは映画そのものが好きだということです。日本に住んでいる以上、邦画も映画興行の一角です。邦画の衰退は、日本映画興行全体の衰退につながります。
邦画レイシスト達を批判するのは、邦画を擁護したいというよりは、日本の映画を取り巻く環境に対する悪影響を危惧してのことです。
さて、ネット上で同意の声が聞かれる、「お泊り映画」の大学生の主張ですが、彼が邦画をショボいとする根拠として
の二点をあげています。明らかに、ろくに邦画を見ていない人間らしい的外れな批判ですが、彼はこれが真理だと言っています。
先に言ったように、このキャラクターは小春の最後のセリフを引き出すために設定された馬鹿な仮想敵で、そもそも発言に正当性なんてあるはずはありません。しかし、一部の邦画レイシストは彼同様これが真理だと思っているようです。
わざわざ間違った発言をあえてしているキャラクターの間違いを指摘するのは野暮というものですが、こちらもあえて、彼が如何に的外れは批判をしているのか示しましょう。
まずは、ケータイ小説ばかりのイメージ。といっても、『世界の中心で、愛をさけぶ』がケータイ小説原作でないのは言わずもがな、今日日ケータイ小説なんて名前も聞かなくなった死語同然のワードで、恋空がブームになったのももう随分前です。病気で殺しとけばいいと思っているような邦画といえば、最近だと『バースデーカード』や『四月は君の嘘』、あとは事故死ですが『Orange』あたりもそのイメージでしょうか。なんにせよ、ここ最近ではそれ程多くないように感じられます。
なので、男のイメージを前時代的と断ずることは容易です。ただ、安直なコンセプトという意味では確かに現状邦画の一角を占める存在が有ります。
現在公開中の『PとJK』や『ひるなかの流星』をはじめ、少し遡るだけでも『今日のキラくん』や『オオカミ少女と黒王子』や『溺れるナイフ』や『ヒロイン失格』など、枚挙に暇がありません。加えて、『ハルチカ』や『リライフ』や『君と100回目の恋』など、本来少女漫画が原作ではない映画も、そのイメージに取り込まれています。
しかも、このたぐいの映画はヒロインとその相手役に現在売り出し中の俳優/女優を起用して話題作りをしているので、二点目のアイドル性重視のキャスティングにも引っかかってきます。つまりこの一角は、彼の批判を真向から受けるゾーンということになります。
正直に言うと僕自身、この辺りに対しては公開される度に「またか」という気持ちにもなりますし、違いもよくわかっていません。だって観てないから。
確かに、この一角は邦画の一側面では有りますが、無論これが全体を体現しているわけではありません。マーケティングが大々的だからそのように感じてしまうだけです。
逆に言うと、観ていないからこそそれらの映画がショボいのかどうか判断はできません。
例えば『ひるなかの流星』はレビューサイト「KINENOTE」で67人の平均点73.4点との評価がくだされています。鑑賞人数は少ないですが、キネ旬が運営するサイトなのでそれなりの映画ボンクラ達が集まっているはずなので、この評価はなかなかのものだと思われます。どれも同じように見えても中身が違うのは当然で、玉石混交する中にはちゃんと面白い映画があってもおかしくはないのです。
つまり、コンセプトの安直さがそのまま映画のショボさに繋がるかというとそんなことはないということです。
この程、マイケル・ベイ監督が『トランスフォーマー』シリーズの量産体制に入り、既に14本分もの脚本が仕上がっているという報道がありました。14本って、相当な量ですよ。『トランスフォーマー』は作れば売れるが約束されているからここまで攻撃的な体制が取れるのです。これこそコンセプトの安直さの極みでは無いでしょうか。そして、『トランスフォーマー』シリーズ一本一本がショボい映画ではないことは皆さんご存知のはず。
あとは、マーベルスタジオも自社のコミック原作の映画をどんどん量産していますよね。2020年までの上映計画が既に確立されている。これも当然、作れば売れるが約束されているからです。そして、こちらのクオリティに関しても周知の通り。
少女漫画原作の邦画群もまた作れば売れるが約束されているコンセプトだから量産されているわけですが、それを以って製作が手抜きだと断ずるのは浅はかにも程が有ります。
実際に観てみると、本当にどれも同じような映画に観えるのかもしれません。しかし観てない以上、その一点で批判するには感情に寄りすぎているのではないでしょうか。
それに何より、そういった映画群が対象にしているのは女子中高生です。それが邦画全体であろうはずはありません。安直なコンセプトもアイドル性重視のキャスティングも、それが対象にするのが女子中高生だから効果的なのです。邦画を批判して悦に入ってるような、オタクや中年男性なんて端から対象にしていません。
なのにそれを論ってショボいだの言ってるのは大人げないの一言につきます。
ケータイ小説のような、今で言うなら少女漫画原作のような映画だけが邦画じゃあありません。そんなことを言っている人は、マスメディアの宣伝にしかアンテナを張っていないと自白しているようなものです。映画に対する関心が薄い、芸能ニュースだけをみて映画情報を仕入れている気になっている人間に、邦画全体を批判する権利なんてありません。恥を知ってください。
先程も言ったとおり、僕自身はそれほど邦画を観るわけではありません。昨今よく漫画の実写化失敗例として挙げられる『テラフォーマーズ』も『進撃の巨人』も観ていません。なぜなら興味が無いから。
両作品とも、アニメは観ていました。特に巨人は、現在放送中の第二期も毎週楽しみにしています。大好きな作品です。しかし映画は、特に興味がわきませんでした。
そもそも映画は、テレビ番組や雑誌掲載の漫画とは違い、観るかどうかの判断の多くは観る側に委ねられます。だって、わざわざ映画館に足を運んで、1800円のチケットを買わないと観れないのだから。
ザッピングしていて目にとまることも、とりあえずで録画することも、買っている雑誌をパラ見して視界に入ることもないのです。テレビなんか比じゃないほどに「嫌なら見るな」が成立するコンテンツなんです。
漫画が原作の映画が公開されて、それがひどい出来だったか原作ファンが憤る。これは理解できます。その作品が好きで、その作品の新たな一面が見られるのだと期待に胸を膨らまして劇場に足を運び、目にしたものが原作を踏みにじるような駄作だったなら、それは批判してしかるべきでしょう。また、はじめからバイアスをかけて劇場に臨み、批判箇所をピックアップしながら鑑賞し、帰ってネットにそれを書き連ねる。僕自身はあまり理解できない楽しみ方ですが、それも正当なことでしょう。なぜなら能動的に足を運んでお金を払って鑑賞しているのですから。
しかし、そうでない人間はなんなのか。ビジュアルや予告編が、それどころか実写化の報せが出ただけでクソ認定してメタクソに叩き、果ては邦画の体制までもバッシングする邦画レイシストはなんなのか。原作のファンで、実写化した姿など見たくないというのなら、見なければいい。最初から期待が持てないのなら、無視すればいい。原作が好きだからというペラッペラの免罪符を掲げても、その実やりたいことは何かを批判して快感を得ることでしかないのではないでしょうか。確かに上映期間中はテレビでもCMが流れたり芸能ニュースを席捲することもあるでしょう。でもそんなのは、上映期間中のほんの一ヶ月程度と、それ以前の宣伝期間の、正味二ヶ月程度のものです。それさえすぎれば、余程のものでもない限り、もう目にすることはなくなります。
例えば『銀の匙』や『男子高校生の日常』や『ひぐらしのなく頃に』が実写映画化されたことを覚えている人が果たしてどれくらい居るでしょう。どれもアニメ化もされた大人気作品ばかりですが、映画の方はまず話題に上がりません。その程度のものなのです。
無視していればそのうち過ぎ去っていくのをわざわざ叩くのは、原作愛でもなんでもありません。批判して快感を得たいだけのただのオナニーです。漫画原作映画は、邦画は、邦画レイシストのおかずでは決してありません。
『テラフォーマーズ』も『進撃の巨人』も僕は観ていません。なので両作品に対して言及することは出来ません。便乗している人間はともかく、観た上で批判している人たちの意見は正当なんだろうなと思います。
しかし僕も、漫画実写化の中でも悪名高いあの作品は観ました。そうです、『デビルマン』と『キャシャーン』です。
『デビルマン』は、今でも漫画実写化の際に名前を挙げて「だから実写化は糞だ」という批判につなげる格好の材料となっています。2004年の公開にも関わらず未だに話題性を持続している、ある種伝説的な作品です。
これ一作で邦画批判につなげるのは短絡的に過ぎますが、実際この映画がそびえ立つ糞なのは事実です。僕自身観た作品なので遠慮なく言います。本当に酷いです。苦行かと思えるほどに。評判の悪い映画はあまり積極的に観ようとしない質なので、自分の中ではクソ映画の極北として君臨している作品です。
しかし『デビルマン』は本当に極端な例です。漫画実写化が全てこのレベルなら邦画批判も已む無しと思いますが、このレベルのクソはなかなかひり出せるものではありません。納豆が臭いからという理由で日本料理全体を批判するのはお門違いというものです。というのも、『デビルマン』と同年に公開され、クソ実写化の双璧と並び称される『キャシャーン』が、蓋を開けてみると実はそれほど酷いものでもないからです。
確かに手放しで褒められる作品ではないのですが、少なくとも『デビルマン』に比べると兆倍面白いですし、見応えがあります。PV畑出身の紀里谷和明らしく映像面のこだわりは強く、サイバーパンク的意匠が凝らされたディストピア風美術を日本で展開する舞台は一見の価値が有ります。アニメ原作であることを意識して、アニメーションを取り入れた演出がなされていたのも斬新でした。実写用にブラッシュアップされたキャシャーンのデザインもかっこ良く、今のアメコミ映画の隆盛に先駆けていたとすら思えます。クライマックスで明かされるダークヒーロー然としたキャシャーンの背景も、賛否は別れる気はしますがテーマに重みが出て興味深いです。主演の伊勢谷友介や悪役のブライキング・ボスを演じる唐沢寿明の怪演を始め、キャスト陣も申し分ありません。冗長な展開や説明的且つ啓蒙的すぎるセリフ回しが鼻につくことはあっても、『キャシャーン』は『デビルマン』と並んで語られるような作品では断じてありません。そもそも『キャシャーン』への批判は、設定改変によってキャシャーンのヒーロー像を歪められたことに対するファンの憤りからくるもので、映画そのもののクオリティとは別の由来です。
しかし、漫画実写化の際に『デビルマン』と『キャシャーン』の名前を挙げて批判している人間が居ます。彼らはまず間違いなく『キャシャーン』を観ていません。邦画レイシスト達の共通理解として“『キャシャーン』は叩いていいモノ”があるからの現状なのです。このことからも、邦画レイシストが如何に短絡的で、感覚的に邦画を批判しているかがわかります。彼らは邦画を観ていません。イメージと伝聞でしかものを語れないのです。
近年、僕が観た邦画の中で面白かったと感じた作品をいくつかあげます。(一応、アニメは除きます)
・『ちはやふる 上の句・下の句』
・『アイアムアヒーロー』
・『寄生獣』
・『シンゴジラ』
・『残穢』
・『日本で一番悪い奴ら』
・『SCOOP!』
・『クリーピー』
どれも大々的に宣伝された大作映画ばかりで、映画通が好むミニシアター系とかじゃありません。更に上の三つは漫画原作です。どれも実に面白い邦画でした。これらよりつまらない洋画をいくつも挙げることが出来ます。
映画が好きな人間であれば、意図的に避けようとしない限り邦画を観ることもあると思います。そのどれもが全く琴線に触れない人間など本当に居るのでしょうか。漫画を原作にしていても面白い作品はたくさんあります。邦画全体となれば尚更です。
本当に観ていれば、やたらと批判なんて出来ないはずです。それは、自分の感性も批判することになるのですから。実際、邦画それ自体が肌に合わないという人もなかにはいるのでしょう。しかし、SNSで邦画叩きをしている人間が皆そうなのでしょうか。おそらくそんなことはないでしょう。多くは叩きたいから叩く、邦画は叩いていいモノだから叩く、と思考停止している人間なのではないでしょうか。
自分はモノを見ないで感情的に対象を批判する、欠片の理性も持ち合わせないような人間ですと自白して、恥ずかしくはないのでしょうか。
僕もまたこうして、邦画レイシストなんてアホなネーミングの仮想敵を作って、一方的に批判を飛ばして悦に入っているだけの人間です。さっきも言ったとおり、邦画そのものに対して特別な思い入れはありません。
しかし、こうして文章にして発信することで、仮想敵だと思われた邦画レイシストが食らいついて、話題になってくれることを密かに望んでいます。
映画は好きです。邦画にも好きな作品がいっぱいあります。『銀魂』や『トーキョーグール』や『鋼の錬金術』等、観に行こうと思っている漫画原作の映画もあります。自分の好きなモノを理由もなく批判する人間は当然不愉快です。何よりも僕の映画ライフのために、そんな不快な人間が一人でも考えを改めてくれることを願っています。