はてなキーワード: スライドとは
はてブで、「いい人がいない」のメカニズムというスライドが上がっていた。
「いい人がいない」のメカニズム
http://www.slideshare.net/KanameHayashi1/ss-54044195
http://b.hatena.ne.jp/entry/www.slideshare.net/KanameHayashi1/ss-54044195
比較的好意的なコメントが並んでいて驚いたので、違和感を書き留めておきたい。
違和感は主に2つある。1つ目は時間軸と性質を意図的に混同していること。2つ目はものとひとの性質を意図的に混同していることだ。
時間が短いうちは表層的なところしか見えないが、時間が経つと内面が見えるそうだ。本当にそうだろうか。
例えば、初めて会ったときに何か親切を受けて内面的な魅力を感じる人もいるだろうし、時間が経って「変わってしまった」と感じる場合もあるだろう。
製品開発においては「同じコスト、開発期間、開発環境」が同じであれば、全体としては似たようなもので、どこに重点がおかれているか違うだけであり、人についてもポテンシャルに大差はなく、どこが得意かが違うだけだとのことだ。
例えば、皆さんの周りを見渡していただくと、果たして魅力を「合計」すれば同じような人ばかりだろうか。そう感じる人はむしろ少数派なのではないだろうか。「同じコスト、開発期間、開発環境」という言葉を人にむりやり当てはめるのであれば、「育った家庭等の経済力、年齢、生活環境」と考えられる。「詰め込み教育が主体の若いうちは人のポテンシャルに大差はない」そうだが、例えば、高校生くらいでも十分に千差万別と言えるだろう。ましてや、このスライドが対象としている女性はおおよそ20代半ば以降と思われるので、違いはより顕著だろう。
もしかすると、この合計は「それまで」(傾きに合計が同じという仮定が入っているが。)ではなくて、「一生」の積分だという反論もあるかもしれない。しかし、これも時間軸と性質を混同させているところが変で、例えば、上に書いたとおり、初めて会ったときに何か親切を受けて内面的な魅力を感じる人もいるだろうし、時間が経って老けていくことに表層的な魅力が減ったと感じる人もいるだろう。
また、これらの指標はそれぞれに注目すれば、全く真っ当なためにうまくミスリードできているという印象を受ける。
出会ってすぐは表層的な魅力を感じるのに対して、時間が経つと内面的なところも見えてくるのはその通りだろう。
第一印象で、その様な魅力の基準で人を判断してしまうのもその通りだろう。
内面に比べれば、外面を向上させる(当人にとって好ましい方に変える)方が比較的簡単なのもその通りだろう。
などなど、どれも個別に見れば、多くの人が同意できるような内容になっている、と思う。
しかし、それらを意図的にせよ、非意図的にせよ組み合わせてしまったことで、おかしな話になっていると思う。最初に疑問系で書いたが、このような話が好意的に受け入れられるのは、ある種の希望を反映しているという感じがする。
http://xkxaxkx.hatenablog.com/entry/2015/10/14/104704
この記事を読んで音ゲーについて色々語りたくなったので書いてみる。
「譜面をリズムに寄せるか、メロディに寄せるか」のというところに引っ掛かりを覚えたので、
この辺りに着目して今の音ゲー(アーケード系)について書いてみようかなと。
結構主観が入っているので何か意見有ればブコメ、トラバでお願いします。
たまにやる機種:ProjectDIVA、jubeat、maimai、ボルテ
気が向いたらやる機種:ポップン、DDR、ビートストリーム、グルーヴコースター
こんな具合でだいたいの音ゲーは触ってる。実力はまぁ・・・いいや(
中級者程度だと思うよ(適当)
本題。上記の記事のブコメでも譜面分類について話題に上がっていたので
DanceEvolution:全身で踊るゲームなので譜面説明できない
ギタドラ・ドラマニ:ギター、ベース、ドラム主体の譜面なので解説不要
DanceDanceRevolution:足で踏むゲームなので色々譜面事情が違うと思うから除外
各楽器パートごとにボタンが割り当てられており「演奏する感覚」に近い。
収録楽曲はインスト(ボーカル無し曲)が多く、歌うように演奏するものではない。
歴史ある音ゲー機種だが現音ゲーの中では難易度も難しめで敷居が高い。
楽器の音に合わせたり、ボーカルに合わせたりと色んな要素を含めた譜面。
ノリで叩かせる系の譜面が多いと思う。
ボタンを押すとエフェクトがかかって曲の雰囲気が変わるのでやっぱりDJ感覚だと思う。
ノリで叩かせる系。ボーカル合わせ、楽器合わせ色々あるけどノリで叩いて!みたいな譜面が多い。
またいずれも画面とボタンが一緒なので感覚的にプレイできるのが特徴。
jubeatは光るところを押せばいいし、リフレクとビーストはラインに重なったらタッチパネルを押す。
jubeat、リフレクはアプリでも配信されているので興味あれば是非。
5年ほど前からアーケード音ゲー進出。多分音ゲー界では色々熱いメーカー。
今年夏に稼働したばかりだが今一番音ゲー界では熱い大人気機種。
譜面は前述したボルテに近いが、異なるのはタッチパネルであり譜面ごとに
ボタン数(パネルだけど分かりやすくこう表現しておく)が変わる。
最少2ボタン、最大16ボタン。譜面の自由度が高く初心者から上級者まで楽しめる。
割とボーカル合わせの譜面なので脳内で歌いながらプレイできると思う。
洗濯機。
譜面はスクフェスを円形にしたものを想像してくれば分かりやすい。
上級者がプレイしていると動きが凄いことになっているので端から見ると怖い。
指摘あったので補足。アーケード音ゲー進出はこれが初だったと思う。
クリプトンのVOCALOIDが躍るPVを見られることが最大の特徴。映像はとてもクオリティが高い
家庭用から始まったゲームだがこの頃から「歌うように遊べる」がコンセプトなので基本ボーカル合わせ。
TAITO初の音ゲー。スペースインベーダーをリスペクトしたようなインターフェース。
ノリで叩くけいの譜面が多い。ボタンが2個だけだがノーツの種類は多彩にある。
ノーツを叩くことで原曲にアレンジ音が重なって演奏されるので聴いていて心地よい。
ノーツが降ってくるというよりは背景がグルグル回るのが殆ど。慣れないと酔う(だからコースター・・・)
背景が非常に凝っておりプレイ動画を見ているだけでも芸術的で楽しい。
こういう話題をよく見かけるので。
アドバイスがてら書いてみる
ちなみに自分はデレステしかやってないのでスクフェスで相違があったらごめんなさい
どっちもノーツはリフレク寄りだけどリフレクは密度が高いのでちょっと難しいかも
ボカロ系 → maimai、チュウニズム、グルコス、DIVAAC(クリプトン系のみ)
アニソン系 → maimai、チュウニズム、jubeat、リフレク、ビースト
※弐寺は曲めっちゃカッコイイですが、難しいので音ゲー初心者にはお勧めしません
長々となりましたがこんな感じでしょうか。
★少し前に翻訳調の女言葉は女性差別、って話がホッテントってたみたいね。
でも私としてはそっちよりもタイトルの繰り返しになっちゃうけど、むしろ女性言葉の消失過程を知りたいわ。
と思ってちょっとググったら文献あるのね。
★10年程前の調査だけど、30代前半より若いと概ね女言葉を話さない、らしいわね。
TVドラマでは登場人物の年齢によらず女言葉が多用されている、そうだけど今でもそうなの?
★こちらでは翻訳調の女言葉とは反対に、日本語の小説を英訳すると男女の口調の区別が喪失されることを指摘してるわ。
★先の文献に「アニメやマンガでは、女言葉は子供でも強調され使用される傾向があり」との指摘があるわね。
女児向けアニメに特に顕著じゃないかしら。これと娘に乱暴な言葉遣いさせたくない母親の教育が合わさると
今の時代でも女言葉を話す女児が出来上がると思うの。でも同年代の女児とコミュニケーションするうちに
「そんな言葉遣いは変だよ」と言われて、結局は女言葉を話さなくなっちゃうんじゃないかしら?
★音声を伴う映画やドラマやアニメより漫画が、画像情報を伴う漫画より小説が、登場人物の書き分けに便利な記号として
★同じ漫画でも当の若い女性が読む少女漫画や女性向け漫画と、女性との接触が少ないであろう男性が読む萌え系漫画やエロ漫画では
現実の若い女性の話言葉の登場人物への反映、女言葉の廃れ具合が違ってくる気がするわ。
先の文献に「男性は女言葉を好ましいものと捉えている」とあったから、現実をの違いをわかったうえで敢えて登場人物に
★とは言え、女性が男性に責められてるシーンで「堪忍してぇ」とか言い出したら流石に萎えちゃうと思うの。
そこは「ダメ、許してぇ」ぐらいにしないと。語尾の「かしら」もドラえもんを想起させて萎え要素ね。
★最後に、女言葉が消失した言葉遣いを取り入れたエロ漫画で印象的だった作品をあげておくわ。
土居坂崎「壁越しに見てるだけ」 コミックメガストア 2006年9月号 - コアマガジン
もう9年前の作品になるのね。
Times Higher Educationの世界大学ランキングが今年も出て、東大がアジアの大学トップから陥落した。他の大学も軒並みランキングを下げている。文部科学省は、今後10年間で世界大学ランキングトップ100に我が国の大学10校以上を目指すという目標を掲げて、スーパーグローバル大学創成支援プログラムなどを行ってきた。思惑と完全に逆の結果が出て、明日からいろいろと議論のあることだろう。
しかし、大学内部では、この結果にむしろ安堵している向きもじつは多いのではないかと推察する。
国が大学をいじろうとすると、ろくなことにならないという、大学内部の人々の見解が、外部からの評価によってはっきりと示されたからである。学位を持たない政治家、文部官僚、コンサルティング会社の従業員が作ったエクセルファイルとパワーポイントのスライドが生み出したものは、国外の大学評価者からゴミとみなされてしまったわけである。
ともあれ、今回のランキングでトップ10に入った大学と東大ではとうてい比較にならないということは、教育内容のみならず、キャンパス環境においてもそうであることも記憶しておいてよい。キャンパス環境は研究のパフォーマンスに影響を及ぼすからだ。東大のキャンパス、とくに本郷キャンパスとその周辺環境は劣悪である。
東大の出身者であり、ランキングでトップ10に入った大学のうち、4校を実際に訪れた人間の見解として読んでほしい。いわゆる出羽守である。
本郷キャンパスで学生時代を過ごしたことのある人ならば、独特の「居場所がない感じ」を覚えたことがあるのではないだろうか。たくさんの建物があるはずなのに、授業の合間に本を読んだり、軽く休んだり友達と喋ったりしようとするときに、行くところの選択肢が極端に少ない。キャンパス内に「隙間」的な場所がないのだ。
東大本郷は息苦しい。キャンパス敷地内の建ぺい率が高すぎるのだ。敷地の隙間を埋めるようにして、企業からお金をもらってはビルを建てつづけているうちに、場所がなくなってしまった。かつて東大出版会があった建物は近いうちに壊され、緑地になろうとしているが、これはキャンパス内の建ぺい率が高すぎるため、アリバイのようにして何もない場所を残しておく必要があるためだ。
スペースがあるところすべてに建物を立てるのが合理的だという発想は、大きな子供の考え方である。人間の深い欲求を見ていないからである。敷地にめいっぱい高層ビルを立てた環境の中で、知的能力を極限まで働かせて競うという状況に、人は耐えることができない。「隙間」が必要なのだ。検索すれば、本郷の高層ビルから学生が飛び降りて死んでいることがわかるだろう。
本郷キャンパス内に居場所がないならば、大学の外でゆっくりしようと思っても、なかなか難しい。昔ならいざしらず、本郷はもはや学生街ではなくなっているからだ。
本郷は老人と若いファミリー層の街である。文京区がそのようなまちづくりをしようとしているのである。文京区では25平方メートルより狭いワンルームマンションは新しく作ってはいけないように、条例で決まっている(http://www.j-cast.com/2008/08/05024411.html?p=all)。東大周辺で昔から不動産業を営んでいる人に直接聞いた話によると、規制が敷かれる以前につくられた狭小物件の家賃は、バブル時代の水準で高止まりしている。あまりお金のない東大生にとって、本郷周辺で手頃な部屋を見つけるのはとても難しい。このため、多くの東大生はベッドタウンから通勤してくるサラリーマンのようにして、朝、本郷キャンパスへやってくる。
こうした住宅事情は、本郷界隈のビジネスにも影響を及ぼしている。この10年の間に本郷通りで増えたものといえば、高層マンション、ラーメン屋、カレー屋、中華料理屋、小型スーパーである。飲食店は、主にサラリーマン層の需要を当て込み、食べたらすぐに出て行かなくてはならない高回転率型のビジネスが増えた。あまりお金をかけずにゆっくり本でも読もうとすれば、ドトール、スタバ、サンマルクカフェといった選択肢になろうか。この他にも本郷通ではまだ個人経営の喫茶店が健闘しているが、いかんせん価格帯が高く、老朽化が進んでいるため居心地に問題があるように思う。
北米や英国の大きな大学は、町と大学の境目がないことが多い。両者が融合して美しい町並みを作っている。これが東大本郷との最大の違いである(いわゆるオックスブリッジは、旧市街と伝統的なカレッジ周辺の家賃は高いが、その辺に住まずとも、とりあえず身を隠せるところがそこそこある)。文京区は東大周辺の学生を追い出し、高く売れそうな高層マンションの建設ばかり許している。そのような場所に住む人は、税金を払ってくれるからだ。友達の部屋にちょっと寄り、周辺でご飯を食べてコーヒーを飲みながら話をして、歩いて大学に行ける環境から生まれるものと、そうでない環境から生まれるものは、やはりちがう。
このような議論には、はてなーお得意の、さまざまな「もう一つの視点」からの批判があろうし、そうあってしかるべきだが、東大が本気で研究の生産性を、しかもお金をあまりかけずに上げたいのならば、まちづくりの段階から周辺の人々と協議して、もっと学生が定着しやすい空間を創りだしたほうがよいのではないだろうかと思わざるをえない。
博士号取って企業に就職5年程経ち、一年ほど前縁あって地方の大学に出向することに。そこで大学の現状を知る。
まずアカハラ、パワハラ、セクハラ、マタハラありとあらゆるハラスメントが起きている。
「(育休を半年欲しいという人に対して)大学に残るには教職以外の道もある」
じゃあ、こうした問題に対応する部署はないのかというと、ある。あるけど実行権限はないに等しい。
人事は人事権あってないようなもので、男女参画なんちゃらは是正を促すために加害者側と打合せ。
授業は我流。
下手をすると、すでに否定されている古い知識を教える。そりゃそうかン十年前の作ったスライド(OHP)のままだもんね。
教育指導できないのなら、せめて系統立てた教科書を使って、己義を構えずそのまま教えてほしい。なんなら教科書買わせて「これを熟読」だけOKだ。
ただなぜか予算が付く。
面白そうだと高額な検査機器を導入するも、入れた後に課題を決める。あまつさえデータ取得後に実験計画。
そんな状態だからデータは見られたもんじゃない。でも個人情報だ、秘匿性だ、企業秘密だなんだかんだと見せない。
ただ願うことはどうかどうかこのような荒廃がこの大学だけであらんことを!…そんなことはなかった。
大学で教職・研究者に残った友人に事情を聞くと、なんだかどこも同じよう。
これじゃ優秀な人は見切りを付けて待遇の良い所に行くし、機会があれば海外にいってしまうだろう(事実友人の何人かは留学後そのままや学位取得後に海外でポスドクになった。出稼ぎ)
某国立大学の教授選には300人の応募があったと聞いた、別な大学では若手が集まらないから講師以下を任期なしにしているという(つまり准教授以上は任期制の逆転)
少子化のこの時代大学が淘汰されようとしているこのときに、それでも大学に残りたい理由はなんだろう。
もちろんすべての人ではないけれど、おそらく消極的な「大学以外に行き場がない」という人もいるだろう。
ただ忘れないで欲しい。国立大学は税金が投入されているのだろいうことを。
「大学しか行き場がない」とある教員はいう、なんとなく納得できるが、では試した人はどれだけいるのだろうか?寡聞にして知らない。
自分の今の課題に多少関係しそうなテーマだったこともあったので、
関係の知人を誘ってふらっと聴きに行ってみた。
人の出入りが講演中でもそこそこあった。
席数には十分に余裕があり、
席が埋まっている率は目算でMax30%程度という感覚だったが、
自分の座っていた席の真ん前に強い香水が不快感を誘う男性が後から着席した。
知人と並びで座っていたこともあり、大きく移動するのはためらわれたため、
私は知人が座っている逆隣に席を移した。
正直、最初の香水の時点で目の前の男性に対して苛立ちは覚えていたが、
彼がMacbookを開き、講演に関係のないAmazonのページでショッピングをしたり、
Twitterでちょこちょこ何かを書いているのが視界に入るようになると、さらに苛立ちは強まった。
私はMacを持っていないため、何のクライアントを使っているのかわからないのだが、
モニタ上部に入力欄があり、彼がツイートを始めると、変換候補はハイライトも強く
講演に対してネガティブなツイートしているのがそれなりに見えてしまう状況だった。
彼の特徴的なツイートを検索したら即座にアカウントが見つかり、
ツイートでは、誰の講演に対しての発言かというのは巧妙に避けていたが、
講演を聴いている側からすると、大御所先生のパワポのこのスライドでの発言に対して
こういうおもしろみのない批判を投げているというのはよくわかった。
こいつ終わるかもなぁなどと考えるようになった。
後ろにいたアイツだと思われたとしてもどうしようもないだろう。
そんなことを考えつつ集中力を欠けさせたまま講演は終わった。
結局Togetterにまとめて晒しあげることはしなかったわけだが、
今回の講演で教訓として次の知見を得た。
・後ろにいる奴はキチガイかもしれないので、なるべく誰かの目の前の席は避けて座るようにする
・香水はつけない
先延ばし癖をなんとかすべく、先日から勇気をだして作業するようにしている。今日は来月の学会発表用スライドを作成開始してみた。今回のプロジェクト内容を口頭発表するのは初めてなので、当然スライドは白紙からスタートである。とは言え、これまで幾度となく口頭発表はしてきている。そこで過去に発表してきたスライドをテンプレートにして、完成度 5% 程度かとは思うがゼロ点から少しだけコマを進めることができた。
この時気づいたのは、白紙からちょっとだけ進めていく作業をしている間ずっと目をそむけたいような気持ちでいたことだ。この目をそむけたい感情が先延ばし現象のときには必ずあるような気がする。この感情は一体なんだろうか。
" イオンエンジンも眠る丑三つ時。墨を流したような暗がりの中に縞模様の宇宙服の男が歩いています。手には提灯もなく、月は雲で隠れているのにひたひたと日中をゆくが如く堂々と街道を歩いています。向かう先は町外れにあるNASAの酒蔵です。ご存知のように老舗の宇宙問屋であるNASAは宇宙燃料に、嗜好品に、と使い勝手のいい酒を自家栽培するようになり今日では「まるな印のNASAの酒」として市場を賑わせています。その酒蔵へ、男は吸い込まれるように入っていくのです。カードキーで施錠されたNASA鉄壁のセキュリティーも男の手にかかれば造作もありません。懐から取り出した木の葉を滑らせると「ピッ」という小気味良い音を立てて開いてしまいます。扉は油を引いたように滑らかな動きでスライドし、真っ暗だった通路に灯りが点ります。ぬっ、と入ってきた宇宙服の男は電灯の下ではまさしく異様な風体でした。六尺はあろうかという見上げるような宇宙服の大入道で、全身に黄色と黒のだんだら縞が入っています。奇矯奇怪な風体ですが不思議と品位を感じるのはそのゆっくりした立ち振る舞いからでしょうか。やおら男は歩を進めます。警備員はというと監視カメラに睨みを利かせていたのですがちっとも男の侵入には気づきません。煙のようなものがモニターを横切ったようにしか見えないのです。男は真っ直ぐ酒蔵に向かうと醸造樽をにハシゴをかけ、猿の様な勢いで一気に上りきるとそのままどぶり。酒の中に入ってしまいました。立ち泳ぎをしながら男のヘルメットが横一文字に裂けたと思うと大きく開きます。中から輝く白い歯列。どうやら口のようです。そのままごうごうびゅうびゅう音を立てて酒を飲み始めます。しばらくすると宇宙服が全体に赤みを帯び、満足したのでしょう大きな大きなげっぷを垂れました。ぐえーふ。そして滑らかな樽の表面に手を突くとヤモリのように登りきり、ふちから外に飛び降りました。流石に酔っ払っているのでしょう。尻からどっかと落ちてしばらく寝転がっていびきをかきます。しかしそれも寸刻のこと。ふらふらした上体を揺らしながら起き上がるとゆっくり出口へ向かって歩き出します。ここへきて警備員は物音から動き出すのですが男はすんでのところで逃げてしまって行方はようとして知れません。これが月に何べんもあります。
NASAの高官たちは寄り合いを開いて対応を協議することにしました。長官がぱちぱちとはぜる囲炉裏の火を見ながら語ります。「これは我らが神をないがしろにし、ロケットでただ宇宙を駆ることばかり考えた罪ではないのか」かぶりを振って「気ばかりのスティーブ」と呼ばれる翁が怒気混じりの声を上げます「こんなものは怪事でもなんでもない!ただの泥棒だ!警備員を倍増させ、捕まえてしまえば問題ない!」そこへ人事部のロジャースが鼻声で反論します「君、警備員を倍増させるのはいいよ。しかしね、その給料はどうするのかね。10人増やせば月に3万ドルの出費だ。それに泥棒を捕まえたらすぐクビにできるのかね?一ヶ月でクビ切り?おお、怖い。私は幽霊よりも労働組合が怖いね!」長官は二人のやり取りを呆けたような目で見て震えるばかり。とても裁定ができるような状態ではありません。先週妻と協議離婚をしたばかりなのです。親権も奪われました。涙ばかりがぽろぽろこぼれます。頭に浮かぶのは幸せだったころの自宅の庭。今では古タイヤがつまれているだけです。そこへ新役員のホプキンスが手を上げます「それならここにいる役員全員がかりで泥棒を取り押さえようではありませんか。幸い我々は一般職員と違って仕事をしていない。時間は十分にあります。それに私は我々の日本の友達、JAXAから棒を貰う算段をつけています。アジアに生える桃の木で作った棒は邪気を払うといいます。この棒で泥棒を叩きのめせば普通の泥棒なら死ぬでしょうし、怪異であっても無事ではありますまい」その後、閑をもてあました役員たちはそれでも命令を出すのに忙しいと文句を言って中々重い腰を上げませんでした。しかし、長官が人寂しさから全員酒蔵でキャンプをしようと訴えだし、その様があまりに哀れだったため無下に断ると死んでしまうような心持にさせられたため役員総出で寝ずの番をすることになりました。
老人たちの酒蔵生活が始まりました。杜氏は黙々と仕事をするだけで彼らを一瞥もしません。なぜなら彼らはロボットであり視覚センサーを備えていないためそもそも見ることができないからです。終業時刻を迎えそれぞれ酒蔵の目立たないところに張ったテントに戻ると全員それぞれテント内でちびちび酒を飲んだりマンダリンを弾いたり思い思いのことをしています。そんなことで泥棒が捕まるのかはなはだ疑問でありますが、彼らは仕事をしない生活が当たり前になっていたため全員目標を忘れていたのです。そんな生活が四晩も続いた頃でしょうか。ついにだんだらの宇宙服がやってきました。彼は既に見つからないことが当たり前になっていたせいでしょうか。宇宙服の表面は毛羽立ち、ヘルメットからは大きな舌が覗いています。鼻歌を歌いながら酒樽に近寄りハシゴをかけようとすると「ジュワッ」肉を炙るような音がして宇宙服の手袋が黒く焦げました。ハシゴを桃の木製に架け替えていたのです。あっ、とうずくまる大男に老人たちが殺到しました。堕落したとはいえ元はやり手のサラリーマンたちです。身のこなしが違う。久々の仕事に興奮した役員がやたらめったら男の全身を打ち据えます。ぼっ、じゅっ、叩く度に焼きゴテを押し当てたような音がします。きゅうきゅうという音を立て、身をくねらせる大男は徐々に身長が縮んでいき宇宙服もぼろぼろになり獣の毛皮のようになっていきます。狂乱の二分間が過ぎると長官が割って入りました「みな待ちたまえ。もうこの泥棒に盗みを続ける気力はあるまいよ」そこには大男だった痕跡もほとんど残っていない一匹の狸が傷だらけの全身を震わせ横たわっていたのです。不憫に思った長官が狸に尋ねます。ここは人間の酒蔵だ、一体どうして人間の酒蔵を荒らすのか、狸は目に一杯の涙を貯めて語ります。「つい先年、妻と協議離婚をしたのです。親権も奪われ自暴自棄になり、とにかく酒以外に救いがなかったのです。人間様にご迷惑をかけたのはわかっています。それも今日のように罰せられるのを期待していたのかもしれません」それを聞いた長官は膝から崩れ落ちて泣き出しました。おお、お前は私だったのだ。狸を抱き上げ介抱を始めました。もうこんなバカなことをするものではないよ。酒が欲しいのなら私に言いなさい。獣一匹が飲む量くらいはすぐに都合してやろう。「ああ、旦那様。人間とはかくも暖かいものだったのですね。いいえ、いけません。貰うばかりでは狸のプライドが立ちません。どうか私にもできることをやらせてください。そうだ、エンジンの出力を上げるくらいなら狸にとってはどうということはありません。これからNASAで打ち上げるロケットは全て狸の加護を加えましょう」それからというものNASAから打ち上げられるロケットの出力は全て30%増加することになりました。それによりNASAの宇宙開発は飛躍的に進み、今でもNASA本社の玄関には傷ついた狸を抱き上げるかつての長官の銅像が立っているのです。とっぴんぱらりのぷう。"
自分も小説ならある程度速読ができるようになってきたんだけど、専門書は無理だね。
でも全然知らない分野でもとりあえず全部の文字が一度頭に入るととっかかりも見つかりやすいし、理解の助けにはなってるかな。
ブコメも見てると速読と斜め読みは一緒とか速読では粗筋しか追えないといってる人多いけど、ちゃんと?熟読はできるよ。
自分より遥かに速い人いっぱいいるけどその人たちができてるかどうかはわかんない。
たぶんブコメの人たちが想定してる速読は、増田の言うところの「精度の高い斜め読み」で速読じゃないと思う。
本読む速さって、
①音読
②黙読(音あり)
③黙読(音なし)
⑤数行まとめて文字を見て、次の数行を見てる間に脳内で再構成しながら読む
⑥行数を増やす、周辺視野でも文字を拾えるようにする、再構成の速度と精度を上げる
みたいな段階を踏むんだけど、自分ができるのは⑤くらいまで。
速い人は文庫本サイズだと視点が上下にあまり動かず真ん中あたりをゆらゆら横にスライドするだけで読めるとか、
見開きを一見で全部認識できる、らしい。それでどれくらい読み込めてるかは不明。
⑤くらいでも読みやすいエンタメ系の小説の文庫本一冊で~20分くらいかな。
読みにくい文体とかだと時間かかるし、時代背景全然知らない歴史小説も時間かかるし、ミステリーで犯人考えだすと止まっちゃうし、人に速読できますと言えるレベルじゃないけどさ。
読み終わった後一緒の本読んだ人と感想を話し合えるくらいには読めてるし、ゆっくり読んだ時の理解もあんま変わらんから自分の中では熟読と同等くらいだと思う。
情景も自分なりには追えてると思うんだけど、増田がどれくらいのものを想定しているかよくわからんから何とも言えん。
慣れないうちはすごく集中しないとできないから、15分くらいしか速く読めなかった。
でも慣れてくると一冊通せるようになるし、連続しても読める。でも1時間くらいが限界かなあ。
そういえば速読意識するようになってからの方が昔より本の内容を後になっても覚えてるかも。
もしも何かの参考になれば。
8月、それは大学院入試シーズン。もう合格した人、これからな院試な人、落ちて路頭に迷ってる人、色々います。学歴ロンダとか留学とかやってる人もいるみたいですが、配属先決定時に意外と軽視されがちな研究室生活。
学部の研究室志望決定で理由に上がるのが「研究テーマ」だったり「緩さ」だったり。
院の研究室志望決定で理由に上がるのが今いるからとか最終学歴良くしたいからどこでも良いとか。
本当にそんな軽い動機で決めちゃって良いんですかねえ?
アカハラだらけ、研究室にお金がない、研究内容が全く違う、連徹・年中無休は当たり前、研究成果が出ない……
人によって何がダメなのかは価値観が違うのでなんとも言えないけど、いざ入ってから上のような事例に遭遇してしまったらご愁傷様。平穏無事にストレートで卒業できれば君の勝利、卒論/修論が書けなくてor病んでしまって留年したら君の敗北。そんなクソゲー、自分から覚悟して入室したのならともかく、巧妙に隠された罠を踏んでやりたくはないでしょ?学部の配属ならまだしも修士2年/博士3年もそんなことに時間を費やせますか?
良い研究室を選んで充実した研究生活を送ることは、例え就職するにしろアカポスを目指すにしろ非常に重要だと思う。就活の面接で研究内容を聞かれたときに、この研究にはどんな意義があって、しかもこんな成果があって、を明るく決められたら人事だってイチコロですよ。アカポスだって時の運要素が強いけど、健康な心身とちゃんとした成果が無ければ非常に厳しい。そして上手くいけば趣味などに費やす時間だって作れちゃう。
そんな将来、実現したくはありませんか。
さて、そんな理想を現実にするにはヤバい研究室を回避しなければなりません。
教授・准教授・講師が獲得してくる科研費などの大型予算(グラント)は研究室の研究遂行に必要不可欠。
大学から各研究室に支払われるお金なんて雀の涙で、備品や消耗品を購入するだけですぐ使い切ってしまう。
つまり、グラントが無ければまともな研究遂行は難しく、それを途切れさせてしまう研究室は何らかの問題がある可能性あり。
グラントが無ければ雀の涙を使って研究するしかないわけで、まともに必要なものを買えなかったり、居室の居住性に難が出てきたり。
NEDOプロジェクトや科研費の場合、予算を与えていることは各機関で公表しているはずなので調べてみよう。
グラントを獲得するためにはその研究者が有能であることを示さなければならないので、外部へ発信することが必要になる。
評価されるのは英語論文誌への投稿や国際学会の参加(日本語論文誌や国内学会もある程度評価されるが)。
そんな大事な活動なのに行わない期間があるなんておかしいでしょう?
空白がある場合、教員のテーマ選定能力や指導能力、研究遂行能力に問題があるかも。
「大きなプロジェクトを極秘で回しているので出てないんです!」みたいなことを言う人がいるかもしれないけど、普通幾つかのプロジェクトを並行して回しているし、大きなプロジェクトならそもそも成果が出る可能性が高いんだからコンスタントに出てないのはおかしい=やっぱりテーマ選定に問題があるよね?
スタッフがきちんといる研究室なら、大抵の雑務は事務スタッフがこなしてくれるし、実験のテクニックや機器のトラブル対応は技術スタッフにやってもらえる。
スタッフがいない場合、作業は講師や助教に振られるか学生に振られてしまう。そうすると余計な時間消費が増え、指導がおろそかにされたり、研究に割ける時間が減ったり、果ては無駄に居残る必要が出たり。
いない・少ない場合、権限を持っている教員がそういった非生産的な状態に無頓着であるか、スタッフを雇う予算がない=金欠研究室の可能性あり。
「学生達の仲が非常に良い」「元気なメンバーが揃っています」「明るく楽しい研究室」なんて文言があったら要注意。ブラック企業かな?
リンクページに明らかに教員のブックマークらしきものがあったり、日本語のページなのに英単語混じり(ルー語)だったり、デザインが謎だったりする場合、独特な教員である可能性あり。
この4つは例え他大にいても調べればわかる。ここから先は内部に繋がりがないと知るのは厳しいかも。
例えば4人いて、1人炎上するくらいならそいつが悪い。けど、半分以上炎上している場合は危険。
基本的に卒論と修論の発表会は通過儀礼要素が強く、ちゃんと考えてるかを試問教員がチェックする場。
ちゃんと指導されていれば厚い研究になるし、研究室内でディスカッションが十分に行われていれば質疑応答にきちんと答えられるはず。まともな研究室なら試問前に研究室内で発表練習して臨むのである程度穴は塞がれているはず。
つまり、所属学生の多くが炎上している場合、教員がまともに指導してくれていない可能性が高い。
学部や修士の段階で単独で研究を遂行できる人間なんて一握り。ここでサポートがないと君に待っているのは約束された敗北の大炎上。
他の研究室が6人とか7人とか配属されている状態で4人とか2人とかしか配属されていない研究室は、学部生の間で何らかの悪い噂が流れている/事実として配属されたくない場所である可能性が非常に高い。院試については就職組や外部進学組がたまたま大量に出た可能性もあるので、2〜3年追ってみて同様の状況が続いているか確認のこと。
1つだけキャンパスの外れにあるとか、そんな理由で不人気だったりする(研究室は悪くないのに)ところもあるので見極めは重要。逆に他の研究室が固まっている場所から最近になって移転して1つだけ僻地に追いやられる研究室は専攻内(教授陣達の中)で何かがある。
4)と同じ。学部生の配属人数は均等にするルールがある大学の場合、強制的に配属された人たちの吹き溜まりになってしまう研究室がちらほら。そういうところはまず良くないので脱出してしまう。中には院試前はニコニコ対応で囲い込んで院試後からブラックに豹変する研究室もあるらしいが……
グローバルだなんだと言ってもここは日本。学部生の大半は日本人のはずで、配属される学生はほとんど日本人。それが修士や博士で外国人だらけになっているのは生え抜きの学生がいなくなっている、即ち何かしらの闇を抱えている可能性あり。博士に進みたい人材が連続して配属されなかったとか、海外で超有名な研究室だからとか、そんな理由の時もあるので一概には言えないが。
ただしその場合でもコミュニケーション面や指導面でのハードルは覚悟すべき。英語できないと最初大変かも。
授業にやる気がないお方や多人数への指導が得意ではない方も多数いらっしゃるのでなんとも言い難いけど、スライド形式の授業でスライドのデザイン・内容展開があんまりだとか、レポート課題がやたら鬼畜だとかは考えもの。
逆に授業がクッソわかりにくくても個別に聞きに行った時に丁寧に教えてくださる場合は良い研究生活が送れるかも(ただし、こちらから積極的に行動しない人には不向き)
特にスライドが酷い人のところだと、発表がいつまでたっても上手くならず学会や就活などで苦労するかも。
研究室にその辺がうまい人がいれば教えを請えるのでそれほど重要じゃない。
コミュニケーションが上手く取れないと非常に苦労する。噛み合わない場合、独自の世界に固執しているか、言語処理能力に問題があるかも。また、小出しにしてくる場合、ちゃんと重要事項を把握していないかもしれない。
毎回期限ギリギリorちょっと過ぎてから話を持ってくる場合、社会人(オトナ)としての最低限を持っていないかも。
最近の大学教員は事務作業などの研究外活動に忙殺されてスケジュール管理が難しいが、時間に大幅に遅れてきてもしれっとしているような人はちょっと困る。10)とも少し重複するけど常識が通じない人と意思疎通を図ることは非常に骨が折れる。
博士課程を3年ストレートで修了することの難易度がそれなりに高いことは確かなのだが、それでもODや単位取得退学を頻繁に出すのはちょっと問題があると思う。「とりあえず受け入れるけどあとは一人で頑張ってね」のような放置プレイをされる危険性あり。
流石にこれは危険すぎるので巧妙に隠しているはず。ただ、研究室所属者から「RA費の余りから出すって」のような会話が聞こえるようなことがあったらアウト。いつ明るみになってお取り潰しになるかもしれないし、不正の片棒を担ぎたくはないでしょう?
快適な研究室生活を送りたければ以外と重要。権力闘争とか面倒ごとには巻き込まれたくない。
上の14個以外にも講師や助教が死んだ目をしているとか、専攻内ではごますり星人だけど研究室ではやたら偉そうとか、他の先生をやたらこき下ろすとか、お金にならない共同研究・短期留学生受け入れを大量に抱えているとかそんなポイントもあったけど、その辺は院生として実際に所属してみないとわからないと思うのでやめておく。
上記に一部当てはまったとしても、必ずしも危険ではない。学部生に敬遠される理由としてゼミが厳しすぎる(指導自体は的確だが罵倒に近いため)という研究室は、卒業してみれば意外とありだったり(そう思える日が来るのは遠いが)。
これから研究室を選択できるチャンスがある人は是非よく吟味してほしい。
特に大学院から大学を変えようと思っているそこのキミ。その大学/研究室は本当にキミが望んだような場所なのだろうか?入ってから「前の研究室の方が良かった」と思っても手遅れなのだよ?よくリサーチした?
そろそろ大学院入試シーズンなので,聞かれそうな質問をまとめてみた.
質問は大きく分けて2種類ある.コンテキストに強く依存した質問と,テンプレ質問だ.
このうち,後者は仮に試験官が一切話を聞いていなかったとしてもできる質問だ.時間を掛ければ対策はできる.
よっぽど試験官の頭が良くない限りはテンプレ質問ばかり来るから,
テンプレ質問の準備をしておけば院試は恐れることはない.試験範囲が決まった筆記試験のようなものだ.
また,コンテキスト依存の質問も発表内容のみからできる質問と,そうではない質問に分けることができる.
『「手法にはナイーブベイズ法,決定木,SVMがあり,そのうちSVMを採用する」
とおっしゃっていましたが,なぜ他の手法を採用しなかったのですか?』
穴のない発表をすることは難しいので(試験官がちゃんと話を聞いていれば)
この手の類いの質問はよく来る.
論理的に行われる質問は,論理を押さえておけば容易に対策できる.
つまり,
あたりを押さえておけばいい.
例に挙げた質問に対しては,他の手法を採用しない理由,SVMを採用する積極的な理由を
きちんと答えられればOKだ.
これは試験官がその領域に対する知識を持っていて,かつ突っ込みどころがあるときに来る質問だ.
質問の種類としては一番対策が困難だが,これを綺麗に返すことができれば評価はうなぎ登り.
例えば,『「機械学習にSVMを利用する」とおっしゃいましたが,
ニューラルネットワークなど別の手法はご検討されなかったのでしょうか』
といった質問だ.もちろん検討しているけれど時間の都合上紹介しなかったという
雰囲気を出しつつ,隠しスライドでも出しながら説明すれば良い.
この質問に関しては,ひたすら基礎勉強・サーベイをして知識を身に付けるしかない.
時間がないのであれば不勉強を悔いつつ,このような質問が来ないように誘導しよう.
こういう質問だらけになることはまずないが,現実はそうではない.
逆に言えば,誰もが思いつくようなこのような質問に
うまく答えられない場合は評価はかなり低くなってしまうだろう.
いつでも明確な回答ができるように準備しよう.
上記新規性・有用性の変形だが,こちらの方がやや難しいことがある.
志望研究科が学際的な場合,特に前者の質問にはかなり困るけれど,
何となくそれっぽいことを答えよう.
時間が短い場合,これらを全て押さえた十分な発表を行うことは難しい.
ただし,これらについてはいつ聞かれてもいいように,
発表には使わなくてもスライドは用意しよう.
修士の院試であればどうせ研究は終わっていないのだから,絵空事を答えればいい.
このような質問をする人は大抵何もわかっていないので,何を答えても納得してくれる.
読んで無くてもタイトルを5本くらいは挙げて,
それらしい説明をしよう.
院試なんてものは通過儀礼なので適当に流せばいいと思うけれど,
これらの質問は学会その他にも応用できるので日頃から考えておくと良い.
また加減が難しいところではあるけれど,例えば先行研究を一切説明しないなどのように
あえて穴を作っておいて質問をそこに誘導するという手法もある.
明かな穴がある発表をしたことのマイナス評価を上回る場合は有効だ.
学位審査や院試といった場においては狙ってもいいかもしれないが,
5つめの本棚。
狭いワンルームの独り暮らしには過剰在庫でそいつが届くともう寝床がない。
敷きっぱなしの布団を毎日畳めばなんとかなる、そんな狭さ。
でも楽しみだ。
あれなー。スライド部分に溢れた本を平積みして結局スライド稼働できなくなって意味ないからだめだっていってんのになー。
ふふ、しかし楽しい。明日は一日かけて組み立てよう。ほんでカテゴリー毎に漫画を陳列しなおすのだ。
でも落とし穴がありそう。
陳列を直してる途中でおっ、これ久々に読んでみるかっつって読み始めたら止まらなくなって気づいたら夜、みたいな落とし穴が。
ああそれも含めて楽しみだ。早くこいこい、Brand new my lover.
バンダイはランナーの状態からすごく美しくていつもすごいなぁって思う。
一目見てだいたい何がどこにあるか分かる。
実際はすごく迷うんだろうけど、取説なくても作れるんじゃないかな、って勘違いするレベル。
分かりやすいだけじゃなくパーツの配置が美しい。
戦闘機で武装を前にキレイに並べてる感じ。ああいった美しさを感じる。
パーツ一つひとつに対しても愛を感じる。
スライド金型だっけ、あんな複雑な抜き方してるのもあれば、ランナーが途切れてるやつとか、いかに少ない接点で樹脂を回すとか、
ちょっと理解できないレベルで高度な計算の結果がそこにあるように見える。
バリエーション展開とか色々あるし、どこまで意図的なのかどこまで偶然なのか分からないけど、
それでも超天才的な化け物みたいな凄腕の設計する人が緻密に考えてこういうパーツの配置をしてるんだろうな、って感じがして大好きだ。
上から期待してた順。
すごくよかった。
パワフルすぎて食あたりしてるような。
1クール終わって、同じキャラと戦う回数が多いのがアレだけど、安定しておもしろい。
遊戯王見てたら話進むの遅すぎてアレ。
展開すごかった。
まあよかった。これも話しの進みが遅い。
杉田かっこいい。
お前らりゅうかい忘れたの?
と言いたくなるレベルで前作のテーマ無視してるのが潔くてよかった。
続いて継続物
本当によかった。ディオあたりのはなんども繰り返してみた。
大規模進行終了。かなり熱かった。原作に追いつきそうなのがきがかり。
春アニメじゃなかったという。
これも春じゃなかった。
カードでダメージを食らうとプレイヤーにリアルダメージの機械がついに出ちゃったかー。
ファンタジー要素が㍉レベルなんだけどそっちにスライドはしないんかね。
展開早すぎや。
よかった。
まあいつもどおりよかった。
4人目かわいい。
ちとマンネリ感。夏からは女の子主人公出てきてるんで展開楽しみ。
よかった。
ヒモが気になって見始めた。
よかばい。
シュタゲと同じ人が書いてるようなこと聞いて見た。
すごくよかった。
前期は見てなかったのに実家に戻ってきたような感があってよかった。
なんかギャグ少ない女の子がキャッキャするだけかと思ったら笑わせに来てたり狂気があったりで不意打ち食らわされた。
京アニなんで見た。絵がすごい。
音声でなく文字でしゃべるの、のだめっぽくていい。
よかった。
よかった。
ドーモ。
半年使っててやっと直し方が分かった。
自分以外でも困ってる人がいるかもしれないので備忘録として書いとく。
・問題
車にFMトランスミッターをつけ、Xperiaのイヤホン経由で音楽を聞くという
使い方をしているのだが、イヤホンを付け外しするごとに音量が一定値に戻るため、
音楽を聴くごとに音量ボタンをポチポチし好みの音量にするという行動を繰り返していた。
今までは、ああそういうもんなのかなと、いちいち直し直し使っていたのだが、最近の私生活の
影響もありイライラが溜まりに溜まりどうにかならんもんかといじってたら直し方を見つけた。
・方法
初期設定では「家で音楽を聴く」がONになっているはずなのでそれをタップ(スライドボタンじゃなくてその文字を)
条件設定の画面に移るがここは関係ないので右下の「→」をタップしステップ2へ
アクション設定画面、ここの開始アクション段の「音量」をタップ
音量の設定画面が出てくるので好きな音量の位置に変更しOKをタップ
これで直った。
※正確にはイヤホンを挿すごとに音量は変化しているのだが、それが自分の設定した音量と同一になっているので
特に支障は無くなった。
・感想
設定内に音設定という音量関連の設定項目があるため、無駄に混乱した。
イヤホンを挿せば自動で音楽プレーヤーが立ち上がり、再生が始まる、という機能自体はとても良いと感じていたのだが
それがスマートコネクトというシステムによって実現されているということを初めて知った。
この機会にスマートコネクトという機能があることを知り、うまく使えばとても便利そうだと感じた。
イヤホンを外すと音楽が止めるのだが、音量は元に戻らない(スマートコネクトで設定した位置のママ)ということが納得がいかない。
(今はどちらも同一の音量位置にしているのでいいっちゃいいのだが)