はてなキーワード: 本郷通りとは
それが文京学院大学。南北線東大前駅を東大と共有し、本郷通り挟んだ反対側。農学部よちょっと先。
東大卒詐称してた塚本廉が在籍していたことで一躍話題になった大学。
逆に俺はマジモンの東大卒オッサンなんだが、東大にいたとき文京学院大学に行ったことがある…東大は本郷に来るのが3年生になってからなので、本郷キャンパスの周りに何があるのか散策するついでに。大学時代は、他の大学がどんな感じなのか気になるもんだ。
当時彼女いなかったし理系で講義は男ばかりで、女の子多くてうらやましかったなー。東大本郷の男ばかりの工学部の方に近いので(農学部の方が近いけど)、これだけ近いなら合同サークルとかあればいいのに、と思ったものだ。
Times Higher Educationの世界大学ランキングが今年も出て、東大がアジアの大学トップから陥落した。他の大学も軒並みランキングを下げている。文部科学省は、今後10年間で世界大学ランキングトップ100に我が国の大学10校以上を目指すという目標を掲げて、スーパーグローバル大学創成支援プログラムなどを行ってきた。思惑と完全に逆の結果が出て、明日からいろいろと議論のあることだろう。
しかし、大学内部では、この結果にむしろ安堵している向きもじつは多いのではないかと推察する。
国が大学をいじろうとすると、ろくなことにならないという、大学内部の人々の見解が、外部からの評価によってはっきりと示されたからである。学位を持たない政治家、文部官僚、コンサルティング会社の従業員が作ったエクセルファイルとパワーポイントのスライドが生み出したものは、国外の大学評価者からゴミとみなされてしまったわけである。
ともあれ、今回のランキングでトップ10に入った大学と東大ではとうてい比較にならないということは、教育内容のみならず、キャンパス環境においてもそうであることも記憶しておいてよい。キャンパス環境は研究のパフォーマンスに影響を及ぼすからだ。東大のキャンパス、とくに本郷キャンパスとその周辺環境は劣悪である。
東大の出身者であり、ランキングでトップ10に入った大学のうち、4校を実際に訪れた人間の見解として読んでほしい。いわゆる出羽守である。
本郷キャンパスで学生時代を過ごしたことのある人ならば、独特の「居場所がない感じ」を覚えたことがあるのではないだろうか。たくさんの建物があるはずなのに、授業の合間に本を読んだり、軽く休んだり友達と喋ったりしようとするときに、行くところの選択肢が極端に少ない。キャンパス内に「隙間」的な場所がないのだ。
東大本郷は息苦しい。キャンパス敷地内の建ぺい率が高すぎるのだ。敷地の隙間を埋めるようにして、企業からお金をもらってはビルを建てつづけているうちに、場所がなくなってしまった。かつて東大出版会があった建物は近いうちに壊され、緑地になろうとしているが、これはキャンパス内の建ぺい率が高すぎるため、アリバイのようにして何もない場所を残しておく必要があるためだ。
スペースがあるところすべてに建物を立てるのが合理的だという発想は、大きな子供の考え方である。人間の深い欲求を見ていないからである。敷地にめいっぱい高層ビルを立てた環境の中で、知的能力を極限まで働かせて競うという状況に、人は耐えることができない。「隙間」が必要なのだ。検索すれば、本郷の高層ビルから学生が飛び降りて死んでいることがわかるだろう。
本郷キャンパス内に居場所がないならば、大学の外でゆっくりしようと思っても、なかなか難しい。昔ならいざしらず、本郷はもはや学生街ではなくなっているからだ。
本郷は老人と若いファミリー層の街である。文京区がそのようなまちづくりをしようとしているのである。文京区では25平方メートルより狭いワンルームマンションは新しく作ってはいけないように、条例で決まっている(http://www.j-cast.com/2008/08/05024411.html?p=all)。東大周辺で昔から不動産業を営んでいる人に直接聞いた話によると、規制が敷かれる以前につくられた狭小物件の家賃は、バブル時代の水準で高止まりしている。あまりお金のない東大生にとって、本郷周辺で手頃な部屋を見つけるのはとても難しい。このため、多くの東大生はベッドタウンから通勤してくるサラリーマンのようにして、朝、本郷キャンパスへやってくる。
こうした住宅事情は、本郷界隈のビジネスにも影響を及ぼしている。この10年の間に本郷通りで増えたものといえば、高層マンション、ラーメン屋、カレー屋、中華料理屋、小型スーパーである。飲食店は、主にサラリーマン層の需要を当て込み、食べたらすぐに出て行かなくてはならない高回転率型のビジネスが増えた。あまりお金をかけずにゆっくり本でも読もうとすれば、ドトール、スタバ、サンマルクカフェといった選択肢になろうか。この他にも本郷通ではまだ個人経営の喫茶店が健闘しているが、いかんせん価格帯が高く、老朽化が進んでいるため居心地に問題があるように思う。
北米や英国の大きな大学は、町と大学の境目がないことが多い。両者が融合して美しい町並みを作っている。これが東大本郷との最大の違いである(いわゆるオックスブリッジは、旧市街と伝統的なカレッジ周辺の家賃は高いが、その辺に住まずとも、とりあえず身を隠せるところがそこそこある)。文京区は東大周辺の学生を追い出し、高く売れそうな高層マンションの建設ばかり許している。そのような場所に住む人は、税金を払ってくれるからだ。友達の部屋にちょっと寄り、周辺でご飯を食べてコーヒーを飲みながら話をして、歩いて大学に行ける環境から生まれるものと、そうでない環境から生まれるものは、やはりちがう。
このような議論には、はてなーお得意の、さまざまな「もう一つの視点」からの批判があろうし、そうあってしかるべきだが、東大が本気で研究の生産性を、しかもお金をあまりかけずに上げたいのならば、まちづくりの段階から周辺の人々と協議して、もっと学生が定着しやすい空間を創りだしたほうがよいのではないだろうかと思わざるをえない。
本郷通りの赤門の前当たりの歩道を、ゆっくり自転車で走っていたところ、
横に並んで歩いていて道をふさいでいる20代前半くらい、学生風の男二人組がいた。
口頭で「すいません」と言っても話に夢中で聞こえていないみたいだったので、小さめに自転車のベルを鳴らした。
ちなみに、こちらは、彼らの歩行速度に合わせて、度々停車しながら、後ろを追っている状態。
そしたら、彼らはあえて動作を緩慢に、呆れたように道を譲った後、
「自転車は車道を走らないとダメですよ」とこちらに注意してきやがった。
その歩道は自転車通行可能の標識がある歩道だったので、その旨を指摘したのだが
彼らには理解できなかったらしく「何いっているんですか?そんなことあるわけないんじゃないですか?」
とバカにしたような態度を取ってきた。
都心の主要道の幅の広い歩道には、たいてい自転車通行可能の標識があるのだけど、
そんなことは信じられないといった具合だった。
歩行者優先だからといって、道をふさいでるDQNに合わせて後ろでずっと待機しないといけない義理はない。
はてな利用率の高い地域だけに、
おそらく彼らは、はてなあたりで「自転車は歩道を走ってはいけない」という話を聞きかじって、
不十分な知識のまま、自分が道を塞いでいるのを指摘されたのを逆ギレしたのだろうか。
あるいは、twitterのツイートで、「自転車は歩道を走ってはいけない」というのを見て、
義憤にかられちゃったのだろうか。
やり場のない怒りを増田に書いてみる夏の夜。