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はてなキーワード: 考察とは

2022-11-04

anond:20221104163842

コメント欄意思統一のためにあるのではなく、人それぞれの感想を書き込むことは別に禁止されていないのでは…

コメント欄は意外な視点提供してくれたりするし、考察捗ることもあるからなくさないでほしいな

問題文句を言いたいだけの人たちだよね

はじめてブクマちょっと伸びた

それと意識して書いたわけではないのだけど、ディテールをぼやかしたところを考察するようなコメントが多かった。

増田ウケるポイントって、想像を膨らませて背景を推理できる空白なんだろうなと思った。(推理小説とか好きそうだと思った。)

邪推を促すように、一方的断罪のような言葉も入れた方が良い。(自分は素直に愚痴っただけでわざとじゃないが。)

マニュアル化もできそうだが、してどうなるって話でもある。

あと、一割くらいは、普通に書いてあることを読んでないで「これをやれ」とアドバイスしてくる(すでにやった)奴だった。

雑感。

anond:20221104120834

お前が何でゴミなのか書いてやろう

エルデンリングデモンズ、ダークソウルブラボ、sekiroの先にある作品である

エルデンリングはこれらの作品進化させた結果こうなったのである

・つまり、これらの作品を踏まえないで、その辺のオープンワールド比較しているお前の薄っぺら意見考察は何の意味もない何の価値もないゴミである

・そして、2番目にブクマしたプレイしてないお前も同罪だ

anond:20221104114046

反出生主義ってその主義たる「生まれてくるから苦痛がある・苦痛否定すべき問題である・つまりまれてこなければ苦痛はない」ってことから

「生まれないを推奨し生きることを否定する」に思われがちだろうし解釈は人それぞれで原典継承者でもないかぎり各自独自判断理解し行動すればいいんだけど

俺は個人的に「生まれてこれなかった命について苦痛がないことを喜びとしよう」って主義として捉えてるんだよね

まれてこれなかった命は哀れでかわいそうで悲しみで苦しみだっただろう ではなくて生まれてこれなかった命にも幸いはあるという解釈

じゃあ生きてる人間は苦しんでるのかっていったらまあ苦しんでるわけでそれはそれで生きろって話なだけで主義に含まれていない範疇かなって思ってる

反出生主義にうまれてきてしまって生きてる人間人生のなんたるかが含まれていなくてもおかしくはないでしょ

人間価値とか意味とかを考察するにあたって資本主義とか共産主義が含まれているのかとか逆に主義には人生のありようを言い含んでいるのかって 文字的にはいっていてもそこで人の人生を語ったりしないじゃん

まあする人もいるだろうけど そういう多様性主義に取り込んだり偏向性を持たせたりをするのかも 個人自由だろうし 俺はそう思ってるって話

そういうみたてをしてるので、生きてる人間体感してるつらさについて反出生を主義として当てはめようって人って 生きてる人間を楽にさせてあげるのには最高位に死があるって感じで疑問はある

anond:20221104003253

ちょっとイラッとしたか反論する。

コメント欄で細くルールを求めるななどと言ってる人には注意したけれど

これについては、

anond:20221103235452

↑のことを言ってんのかな?

かにこれは俺だけど、一応引用する。

考察するのはいいと思う

でもちゃんとその考察が合ってるのか調べた上で廃棄物処理法特別管理産業廃棄物処理業って業態規定されてるって事実にたどり着かず、ましてや他人にその考察を説くのは短絡的でNGじゃないか

別に業者の肩を持つわけじゃないけどね

俺は、「法律業態規定されてるって事実」について述べたまでで、「俺の解釈が正しい」とは言ってないよ。

それこそそっちの解釈押し付けじゃないの?

まあ法律も結局は解釈が分かれるものから、そこは気をつけてね。

↑の引用について、俺は「俺の解釈も含めて」って意味を込めたつもりだよ。言葉足らずだったのは認める。

自戒は当たり前のように常にしてる、つもりだけど、まあ足りないかもしれないから今一度戒めるよ。

結局はそっちも同じ穴のムジナだから、お互い自戒したほうが良いんじゃない?

2022-11-03

anond:20221103213433

元増田じゃないけど

考察するのはいいと思う

でもちゃんとその考察が合ってるのか調べた上で廃棄物処理法特別管理産業廃棄物処理業って業態規定されてるって事実にたどり着かず、ましてや他人にその考察を説くのは短絡的でNGじゃないか

別に業者の肩を持つわけじゃないけどね

anond:20221103104331

まず第一に女のロリコンもいる

女は腕力で年少者を性的暴行しないからちがう という話だとしてもそれはロリコンとは関係ない話

まりロリコンと 対象者威力で圧倒するというのは 関係がない

この事もふまえて ロリコンは結果であって原因ではない

ロリコンから~ という事は結果から逆算して原因に至る経路なので つきつめればより限定的特定の固有例にむかう

小説なんかだと面白いだろう手段だけど 人との話にするということは最終的に突き詰めた固有例を犯人などのオチにむかわせるのではなく

対話者のだれかにむけるためだとうということになるので おもしろい話ではない

ロリコンという結果を出力する傾向に多く含まれる またはどういった因子がロリコン関係性の高いことになるかという事についてはなにかしら言及できるだろうけど

傾向(原因)と傾向(結果)をかけた話なので特になんの意義ももたない話になる

ロリコン腕力のある知能の低い男性に限った話とするならそれは 腕力があって知能の低い男性に ロリコンが含まれるという話で ロリコンという呼称をそういう人間属性にあてはめるものではない

仮にそれを前提として話をしているのなら 生贄に忌み名をあたえて葬ることで問題のある事象を閉じ込めようとする ロリコンの話でいえば自分がその範疇から外したいなにかのために だれかにおっかぶせようとしているようなことだろう

多く性的に異常な行動をとることに欲求の高まりがある人間について それを対象が幼少な人間で という絞り込みの結果がロリコンの一端になるけれど

暴力や異常性のない場合もあるだろうし その対象性別や年齢にも層があるだろうし どの問題についてどれを考察に なんらかの問題抑制策を考えたい などであれば

ロリコンなんて一端をかいつまんで逆算的に1個人をわりあてようなんていうことは まったく逆効果だろう

2022-11-01

anond:20221101004744

クンニ増田に切り込むという観点は良かったけど、そこからの展開がもう一捻り欲しかたか

おそらくその一捻りのつもりで鬼滅の刃KKOを引っ張ったんだろうけど、話題のチョイスが微妙だった

おそらく正常であるアピールとして世間流行った鬼滅の刃という作品を出したのだろうけど、正常なフリして少しズレてる、という味付けができるような漫画のチョイスができたらキャラに深みが増したと思う

その後安易KKOネタに走ったのも悪手だった

KKOネタ増田では擦り続けてるネタから新鮮さに欠けるし、もっと強烈なKKOイジリをする増田が多い中ライバルと比べて強烈な印象を与えることができず、霞んでしまった

ただ増田にはもう少しクンニ増田批判する増田というキャラ考察を深めてからもう一回チャレンジして欲しいと思っています

応援してます、頑張ってください

2022-10-31

岡田斗司夫染みたこじつけ捏造考察にキチンとブーイングの声が上がり

新規ファンによるスレミオ絵が着々と増えていく水星魔女ファンダム

やはり百合‥‥!! 百合は全てを解決する‥‥!!

2022-10-28

覚醒剤盛られ事案についての平凡弁護士による一考察


地方刑事民事もちんたらやっているnot新人弁護士です。

まずはこの度の巻き込まれ事故、お見舞い申し上げます

「どうすればよいか」についての私見です。

結論から言うと、病院警察に行くなとは言いませんし、そのような世の中になって欲しくはないですが、行く前に弁護士相談できたらして欲しいということです。

(※単に売り上げのことだけ考えると事前に相談されるより関係者が捕まった方が期待できるので、衷心からの助言ですよまじで)

弁護士がいればそもそも逮捕要件を満たしているか的なところで争うことも考えられます。(何もいないときと比べて警察フリーハンドにはしないはず)

裁判員裁判無罪事件も一応経験がありますが、自意識としては決して刑事弁護ガチ勢ではないので、さらに詳しい同業者がいたらどうぞ遠慮なく補足してください。

刑事事件への対応

万が一捕まったら1にも2にもまず当番弁護士を呼んでください。

「当番弁護士を呼んで欲しい」を逮捕時点で言ってくれればいいです。

東京での運用は知りませんが、盆でも年末年始でもその日の当番の弁護士がまず接見に行くはずです。

最近刑事弁護のトレンドは「どんな事件でも基本否認(※「黙秘」の誤記)」で「何を喋るかはメリットデメリット踏まえて弁護人相談の上個別に解除」ということらしい(私も概ね同意見)ので、心当たりがあってもなくても身分関係以外は基本何も喋らなくていいと思います

最近では、「裁判官が当たり」+「”要件”が揃っている」という両条件を満たすラッキーがあれば23日マックスではなく途中の不服申立て準抗告)で勾留が認められなくて出てこられる場合もあります

この事件場合準抗告申し立てられたのかな?

ただ、実際に自分使用して錯乱して病院に行ったのか、本当に盛られたのか、客観的な状況からはわかりにくいのがこの件の難しいところですね。

覚醒剤中毒者の中には、実際にオーバードーズ対応に困って警察通報ちゃう人もいるので、自ら病院警察に行ったこ自体は潔白の証拠にはならないです。

覚醒剤は口にしたらかなり苦いはずのになんで体内からたくさんの成分が出てきたの?」「少なくとも、何かしらの違法薬物を摂取したという認識はなかったの?」という疑問については合理的説明ができる必要があります。(この方を責めているわけではないです。誤解なきよう)

覚醒剤自己使用事案は、体内からそれなりの覚醒剤の成分が出てきた場合合理的理由被疑者被告人側で反証する必要があるという構造にあります

昔、「キムチをたくさん食べたか覚醒剤の成分が出たのだ」という言い訳反論が認められなかった裁判例があったように記憶しています

ワンちゃんへの対応

申し訳ないですが、少なくとも私はワンちゃんネコちゃん対応しません(やる弁護士もいると思います。今はどちらが多数派なんでしょうか?)。当番~国選ならなおさらです。※当番弁護士と国選弁護人立場お金出所が違うのですが、細かくは省略

もちろん、信用できると自分確信できる方であれば誰かに立ち会ってもらった上で例外的対応することもなくはないですが。

この方を信用していないわけではないですし、純粋な一個人としてはワンちゃんネコちゃんも大好きなのですが、「大事な物がなくなった」「証拠隠滅した」などなど疑いをかけられるリスクを踏まえると、自宅に行くのは職業生命が危ぶまれることもありうるからです。

ワンちゃんいのちより自分職業生命大事なのです。ごめんね。私は身勝手ですよね。

とはいえ知らんぷりをするわけにもいかず、家族や知り合いの人には私は極力取り次いで何とか手配はしますので、弁護士の連絡先は知らなくていいので大切な知り合いの携帯番号は暗記しておいてください。(LINE等のSNSだと連絡が取りづらいし、携帯電話本体は、このような案件勾留がつくと基本鑑定に回されるはずなので、取下げしてもらったり捜査担当者から番号だけ聞いたりするのは時間がかかる)

少なくとも、ご自宅にペットがいらっしゃる方は、緊急のとき警察沙汰じゃなくても地震台風なども含めて)の対応をあらかじめ決めておいていただければと。

警察対応

仕事柄、自白を取るために平気で嘘をつく姿を何度も見てきました。

起訴するだけの証拠は全部あがっている。喋らないと不利になるだけ」⇒嘘。不起訴になった。

「俺はこの分野の事件には詳しいんだ。この件はまず間違いなく有罪になる」⇒嘘。不起訴になった。

共犯者は全部自白している。お前だけ黙秘を続けていると不利になる。」⇒嘘。共犯者黙秘していた。不起訴になった。

この場合、明確に味方にはなってくれないことは心にとどめてください。

特に被疑者扱い”の人に対しては基本的に「誠実に喋ればちゃんとわかってくれる」タイプ組織ではないと思います

(ザ☆ポジショントークすみません。ただ、国選刑事事件社会貢献自己研鑽のためにやっていて金銭面は度外視して対応しており、自分なりの正義感から発言である点ご理解ください。)

賠償

この方の国選弁護人氏と同じく、私も誰に対しても無理と思います

刑事補償法は「(裁判をして)無罪判決を受けた人」に対してのものです。

被疑者補償規程というのもありますが、「罪を犯さなかったと認めるに足りる十分な事由があるとき」に限られます

なお、似たような類型の事案で被疑者補償請求したことが1回だけありますが、けんもほろろ担当者から鼻で笑われました(T-T)

盛った人に盛った証拠があれば請求できるかもですが、覚醒剤盛るようなタイプの方が盛った証拠を残すことは考えにくいので難しいかと。

盛った証拠をお持ちなら私以外のお近くの弁護士相談してみてください。

弁護士費用を踏まえると満足いく額が回収できるのは一般的にはかなり困難な事案と思います。(私はどれだけ着手金つまれても受任しません)

その他

何か気がついたことがあれば追記します。

追記①「国選弁護人としてどこまでやるか、やるべきか」は解釈の幅があり、あくまで私はこうする、というだけの話です。「ペットの世話すらしない弁護士が偉そうに刑事弁護を語るのは許せん」という弁護士もいると思います弁護士にはそれぞれ個別思想信条がありますので、捕まったときに「増田にこうやって書いてあったかあなたも同じだけ動いてください」と言うのだけはやめてあげてくださいね。(※ちゃん弁護人としてやらなきゃならないことは除きます

追記②「なんでどれだけ着手金をつまれても受任しないんやろ」⇒幸いにも当面の資金繰りに追われているわけではないので、「結局負けたのにこれだけ弁護士お金取られた!」と依頼者の方からまれるのが嫌だからです。純粋貯金額は増えるかもしらんが精神衛生上非常によくない。断るべきときは断るのが自分なりの誠実さだというええかっこしいの部分もあります

追記③ウヒー、黙秘否認と誤字ってた。恥ずかちい…

追記④「相談することのメリットをもう少し明確に打ち出した方がいいのでは。」⇒匿名とはいえ誇大宣伝はしたくないので言い方難しいですよねえ。私は経験ないですが、刑事弁護ガチ勢の私選なら任意取調べへの署内待機プランなどあるのかしらん。

追記⑤「確かに先に弁護士に依頼できればいいけど、現実的には医者より先に弁護士は難しくない?」⇒それはそうですね…

追記⑥「“最近刑事弁護のトレンドは「どんな事件でも基本否認」で「何を喋るかはメリットデメリット踏まえて弁護人相談の上個別に解除」ということらしい(私も概ね同意見)” えー」⇒えっ修習生からもそう教えられていると聞いたのですが違ってました?

追記⑦ 「はてブ弁護士無料相談もやってるの?」⇒いつもくだらないブコメ書いてもほとんどスターもらえないのにこんな長文記事にこれだけ反応多くて舞い上がってます

追記⑧「弁護士へのコネがない一般人が、いざと言うときに頼れる弁護士の連絡先を入手する方法を教えていただきたいです。」⇒私を呼んで!というのは冗談ですが難しいですよね。東京だと当番や国選やる人は熱心勢と非熱心勢が極端だという噂も聞きますし。

追記⑨「こういうの真面目に読んで「フムフム~」とかやるのはやめたほうがいい。これ誰が書いたかからない匿名怪文書です。」⇒増田に書いている時点でそう言われても仕方ないけど、偽物弁護士だったら「自分ガチ勢じゃないから詳しい同業者補足して!」とは書かないと思う笑

追記⑩「ベテラン弁護士だけど、そもそもこれが巻き込まれたって考えてる時点でアマチュアだな」⇒そうですか。じゃあ貴方で。皆さんこの人だそうです。(※だいしゅきホールド事件リスペクト

2022-10-26

anond:20221026233559

その辺は海外社会学の本とかでも考察されてるから読むといいよ。納得できるかどうかは知らんけども。

趣味について細かく知りたい

一言で「読書」「キャンプ」「プラモデル」「写真」だの言い切れるけどその中身は結構差があるよなと。

沢山読むのか考察時間かけるのか、遠出が好きなのか自然が好きなのか、組み立て派か塗装派か、ポトレか工場夜景か。各々のこだわりポイントがあると思って。

他人理解されない自分しかやってなさそうな趣味とかもあれば聞きたいな。

自分で「趣味かなあ」と思えばOK 下手とか低頻度とか気にせず頼む。

2022-10-23

自分の毒を取り除く難しさ

ここ数年の課題として、自分の毒が蓄積されている感覚があります

おそらくその原因は「自分が他の人と比較して欲望犠牲にして実績をつけてきた」という自負だと思っています

これは半分事実で半分は嘘、というか運が良いだけだと思ってます

私は大学院卒業後、大手メーカーを1年で退職

ふとしたきっかけでITベンチャー入社しました。

そこで私はエンジニア管理・調整などを行いつつプロジェクトを進めていく役割になりました。

なんだかんだで実績を出せて利益に繋がり徐々にメンバーも増えていったのですが

控え目に言っても3年は私がいなかったら存続しなかったのではないかと思っています

これは驕りと思われるかもしれませんし、一方で会社なんて誰が辞めても存続はするように仕組みを整えるものだと思います

そうは言っても当時は私がコアメンバーだったとは思いますし、私が抜けなかったことで成立した側面は結構大きかったのではと思っています

幸いなことにきちんと上司には評価され、平均年収を軽く超える収入を得ました。

労働時間ベンチャー企業と言いつつもある程度は管理され、規格外残業時間になるようなケースはなかったです。

こう聞くと恵まれているように見えます。それは事実である一方で失われつつある感覚もあります。それは感性です。

仕事のせい、と言い切る訳ではないのですが、大きな要因ではあるのかなと思ってます

アメンバーになってしまったのである必然的ではありますが、案件難易度は高く、かつ会社的に重要ものが多かったのです。

お金を出してくれるとか、重要ステークホルダーとか。

そういう状況を繰り返す中で「難しくてもなんとか解決して乗り越える」実績はそれなりにつきました。

もちろん人間関係にも恵まれていた方だと思いますし、メンタル結構強い方だったみたいです。

ただやっぱり、サービス残業休日出勤はしないにせよ、勤務時間後や休日仕事のことをモヤモヤ考えたり、仕事の分野を少し勉強したりはありました。

コロナ禍でリモートワーク主体になることもあって、余計に仕事プライベートの分割の難しさを感じました。

とは言うものの、仕事アイデンティティの中に入らないようにはコントロールしました。

というか、私の感覚としてどんな案件であれアイデンティティそもそも入らないみたいでした。

「お客さんを助けたい」とか「社会問題解決したい」とかそういう強い意思はなくて、ただ目の前の案件クリアする。

ゲーム感覚しかないのです。ただ性格能力的にあった仕事で楽にお金を稼いで、それなりに快適に暮らせたらそれでいい。

ついでに周りの人から重宝されたり感謝されたら少し嬉しい。その程度でしかないのです。

もともと上昇志向なんてそんなにありません。プロジェクトうまいことコントロールしつつ

トラブルなくスムーズに進められたらそれでいいという感覚しかないのです。

適度に妥協しつつ、それでも要件は満たすように良い感じの着地点を設定して進める。

そうやって難問を処理していくような感覚しかないのです。

そういう感覚ベースとしてあるにもかかわらず仕事難易度はそれなりに高かったので

ちゃんとしないといけない」という感覚自分の中で強まりプライベートが徐々に侵食されていきました。

シンプルに頭が疲れるので、休日結構寝ないと回復した気がしません。

残業は少ないにせよ、新しい娯楽を楽しむ気力がなかなか持てず、睡眠を優先してしまう。

仕事の方で頭をフル回転させないといけない。そういう感覚に徐々になっていくのです。

じゃあ休んでリフレッシュすればいいじゃんってなります。それはそうです。

もちろんストレスに負けたら有給は取得しますが、普段はなかなか押せないんですよね。

これは環境ではなく私が原因の側面が大きいのですが、替えが効きにくいポジションになってしまうことが多い以上

有給を取ったとしても自分仕事を他の誰かがやってくれるわけではないからです。

なので、ある程度プロジェクトがうまくいってる時か、プロジェクトの切れ目とかではないと

なかなか有給心理的に取りにくいと感じてしまます。うっかり仕事中心の生活にしてしまうし、うっかりクリアしてしまう。

から評価されるし、次の案件難易度必然的に高くなる。そうして見えない神輿に乗せられて、徐々に降りられなくなっていく構造を感じます

このサイクルを繰り返すことで、私は徐々に感性を失っていくような気がしてきました。

とは言いつつ完全に無趣味になってしまうかというとそういうことはなく

友人とゲームをやったり、たまにライブに行ったり、映画漫画などの娯楽は適宜摂取しています

でも、昔と比べて全部上滑りしている感覚を拭えないのです。

学生時代に何かに夢中になって徹夜したとか、ストーリー登場人物に没入してめちゃくちゃ泣くとか

授業中にもそのことを考えて空想してしまうとか考察サイトを全部追って自分解釈比較するとか、そういう感覚になるほど夢中になれたりしないのです。

ストーリーものなら疲れたとか眠いとか思いつつ、時には仮眠をとりつつ完走するとか

競走系なら友人とDiscordで繋いでゲームするとかそんな感じでしかないのです。

感想も「なんとなく良い感じ」とか「中だるみもあったけどなんだかんだで割と面白かったな」で終了。

常に40-70点の感覚です。上振れも下振れもありません。ただ通過するだけ。

単純に年齢によるものかもしれません。あるいは体力もおそらく関係するのかもしれません。

そもそもインドア趣味に飽きつつあるフェイズなのかもしれません。

あるいは、夢中になれるほど時間を費やしていないのかもしれません。

これまでの経験上、感性を培うにはそれ相応の時間必要だと考えています

現状では、その時間が不足している気がしてならないのです。

趣味自分感性を培うのではなく、ライトコミュニケーションツールしかない。

多くの人はそもそもそのくらいの温度感しか趣味をしていないのかもしれませんが

どれもフワッとした楽しみ方しかできない自分空虚感をすごく持ってしまます

今後仕事で更に求められる水準が高くなり続けるであろう状況を鑑みて

一人で心身をコントロールしながら乗り越えていくのは厳しいし

そもそも一人で生きるならそんなに収入を求めなくてもいい。

でも、現段階で一人で生きると決断できるくらい肝が座っているわけでもない。

そこでお互い現代社会を乗り越えて、色んな楽しみを共有できるようなパートナーが欲しいと思い、婚活を始めてみました。

1, 2年マッチングアプリをやってみて10前後に会いました。

曲がりなりにもスペックだけ見ればそれなりに高いので、そこそこの人数と会えてしまいました。

でも、私の中での感性が減っており「ピンときた!」感覚になかなかなりません。そうして無意識コミュニケーションの中で相手地雷を踏んだり

アプローチの決め手に欠けて及び腰になったり、なんとなくで交際を申し出て

とりあえずOKをもらっても上手くいかなくて数ヶ月で破局したりというケースになりました。

こうした中で、私の致命的な欠点を感じました。それは「他の人を見下してしまう」というものです。

例えば仕事愚痴相手から聞くことがあったとして、うんうんと聞いてる裏で「どうしてこの程度で愚痴を言うんだろう?」

と思ってしま自分が少なからずいるのです。そもそも自分環境がある程度恵まれていることや、マネージャ的な視点が強いからという点もあるのですが

多くの人にとって仕事は「降って湧いたもので、理不尽を強いられるもの」という感覚だとか

自動的仕事アイデンティティを結びつけてしまうから仕事否定自己否定と直結させてしまうとか、そんな傾向を感じてしまます

そして、こういう類の愚痴を聞くと「それはあなた認識問題じゃない?」ってすぐに考えてしまうのです。

ある程度信頼関係があるなら直接言っても問題ないのかもしれませんが、そうでない関係だと言うのはさすがに良くないでしょう。

「それは本当つらいよね」とか「あなたはよく頑張ってる」とかで共感を示せたらいいのはわかっています

というか言います。でも、心の中でそんなことを思ってない自分がいる。相手に好きになってもらうことを考えたら

それが最適解になるのはわかっています。でも、本心全然共感していないのです。

私たちはそれぞれ地獄があるとは良く言われますが、オアシス地獄だと思う癖があるのではないかとか

悲劇のヒロインぶる癖があるのではないかとか、メリットデメリット客観的に見ることができず

デメリット過大評価してしまっているのではないかとか、そういう見方をしてしまうのです。

そういう考えが根底にあるのでコミュニケーションのどこかで「この人は危険だ」というセンサーをどこかで作動させてしまっている気がしてならないのです。

というか事実そうなのでしょう。自分の中で「真っ当ではない」心があるのを感じます。寛容になれない心があるのを感じます

そう考えると、私の中でモラハラ気質はめちゃくちゃあると実感してしまます

幸い職場ではまだ発露していないですが、家庭を持つとなると何がきっかけで発露してしまうかわかりません。

ただこれは仕事ができてしまった、たまたま評価されてしまった報酬と引き換えに持ってしまった性質しか言いようがないのかなと思っています

こうして見ると、分不相応難易度案件仕事に過剰にリソースを割くことでクリアしてしまい、結果性格を拗らせてしまったという状態なのでしょう。

自分の中に蓄積された毒を認識し、それを発露させないように取り除くのは極めて難しいと思っています

私の場合仕事報酬や実績と引き換えに持ってしまったので尚更です。

おそらく男性自分価値観性格が変わりつつあることを意識しない人が多いと思います

また内面を話して受け入れてもらったり、フィードバックをもらう機会はそう多くないと感じます

ただ、そうやって定期的に毒や棘を取り除いていくことで表面的には穏やかな性格に見られるのかと思います

しかし、そうした機会が少ないと棘の上から武装することになる。するとふとした瞬間に相手に毒や棘を見せて危険だと思われてしまい、結果的拒否される。

そういうケースは非常に起こっているのではないかと感じます現代社会を生き抜くためには精神武装を強いられます

鎧の耐久値を上げることに躍起になって解毒や棘を除くことを怠るのも、それはそれで歪みを生じてしまます

必要なのはパートナーという形でないにせよ、信頼できる人に内面を話して理解してもらうだとか、楽しいことにフォーカスするとか

仕事役割を変えてもらうよう交渉するとか、そもそも転職引っ越しをして環境をガラッと変えるとか、そういったことなのかなと思います

とはいえ、私も体力がある方ではないですし、すぐに解決することは難しいので、できる範囲で少しずつ試していくしかない。

そうやって世の中とチューニングしていくしかいかなと思っています

今回は解毒の手段の一つとして自分の状況を言語化し、可視化できる状態にしてみました。

そしてあわよくば全世界の人からフィードバックを得ようという算段で増田投稿してみます

みなさんの毒はどういう種類のものですか?

そしてそれをどのように取り除いていますか?

鬼滅の刃嗅覚人間の本性その他の話(1)

 世間流行の移り変わりとは無関係に、私は度々『鬼滅の刃』の原作単行本を読み返しているのだが、またも同作を読んでいる。

 ここ最近の読み返す切っ掛けの一つとなったのは、例によって金関丈夫の『木馬と石牛』である。何度目だ。

 ひとまず最初に紹介しておく金関丈夫論文は「わきくさ物語」と題する一篇である

 これは、腋臭(わきが、えきしゅう)や体臭肯定的に捉えるか否定的に捉えるか、その相違について、人類学的な統計データに基づいて西欧人と東アジア人の腋臭体質の多寡(出現頻度)を比較するとともに、東西文学作品や文献に於ける腋臭体臭に関する記述比較したという内容である。今さら気づいたが、論文題名は『若草物語』のパロディである

 金関丈夫の論旨を大雑把にまとめて紹介すれば、次のようなものである。「人類学的に見て、西欧人の集団では腋臭体質の人の出現頻度が高く、日本中国などの東アジア人の集団では出現頻度が低い。それに呼応するかのように西欧では、身体臭い肯定的に捉えて讃美する詩や文学作品が見出される。それとは対照的日本中国では、身体臭いを讃美する文学作品記述は見られない。ひどい体臭の人が周囲から疎んじられるといった、否定的記述内容は見出される。日本文学においては、田山花袋の『蒲団』など西洋文学の影響を受けた近代の少数例を除けば、体臭文学存在しなかったのではないか」云々。これも今さら気づいたが『大衆文学』の駄洒落である

 それはともかく、かのナポレオン愛人に宛てて「近々戦場から戻るから風呂に入らずに待っているように」と手紙を書いたという有名な挿話を知っていると、金関丈夫の主張にも頷けるところがある。

 しかし、体臭文学に関して言えば、確かに金関丈夫の言うとおり国文学の中では劣勢なのかもしれないが、嗅覚のものは、時代の変遷や題材の違いによる差異はあれども、国文学においても大なり小なり着目したり描かれたりしてきたのではないかと思う。源氏香(※)のような遊びが生まれたぐらいなのだから香り匂いを味わうことの悦びを昔の日本人も持ち合わせていなかったわけではないだろう。それにまた、腋臭のような刺激的な匂いに対する肯定的記述が見られないからといって、体臭のものに対する愛好癖が日本人の間に存在しなかったとまでは断言できまい。好ましくない体臭に対する認識があったのならば、好ましい体臭に対する認識があってもおかしくはない。したがって、いま少し詳細な再検討必要ではなかろうかと思われる。[※注:源氏香は、室町末期以降の遊びであるが、源氏物語各巻の見出し源氏香の記号が付記されるようになったのは明治以後のことらしい。また、その記号は、組合数学テキストで例として挙げられることもある。]

 とまあ、こういった具合に「わきくさ物語」を読み直したことが切っ掛けで、嗅覚について色々と思いを巡らせていたところ、竈門炭治郎のことも連想して『鬼滅の刃』を再読し始めたという次第である

 ところで、上に述べたとおり、私は金関丈夫の主張に対しては批判的な考えを抱いているわけだが、そのような批判的思考は私の独創ではない。以前に読んだ本の記憶から「はて、国文学でも、それなりに嗅覚重要視されていたはずではなかったか?」と思ったので、金関説にも疑問を抱いただけなのである

 さらに、その時に本で読んだ内容には『鬼滅の刃』を妙に連想させる記述も含まれていたと記憶していた。そこで本棚を漁ってみたところ、それらしきものを再発見した。次に、それを紹介しようと思う。

 『鬼滅の刃』の主人公たちである竈門炭治郎、我妻善逸、嘴平伊之助の三人が持つ優れた感覚は、それぞれ、炭治郎=嗅覚、善逸=聴覚、伊之助=肌感覚(触覚)である。炭治郎や善逸は、相手人間か鬼か、人間であれば善人か否かを、これらの感覚によって看破できることは、漫画を読んだりアニメを観たりした人ならばよくご存知のことと思う。

 この三感覚と同じ取り合わせを、私が目にしたのは、小松和彦の著書『神々の精神史』(講談社学術文庫)に収録されている「屍愛譚(しあいたん)をめぐって 伊弉諾(いざなぎ)・伊弉冉(いざなみ)二神の冥界譚を中心に」と題する論文の中であった。

 まず、私が『鬼滅の刃』を連想させるもの記憶していた箇所を、少し長くなるが同論文から引用しておこう。

 「男と女の愛の語らいは、昔から夜中に行なうのが一般的であった。言い換えれば、愛とは、第一次的に視覚依存するものではなく、香り(嗅覚)や声・物音(聴覚)あるいは肌触り(触覚)のなかからかに創り出されるイメージの、想像力による夢幻世界における営みであった。そして、日本女性美の一つは、この視覚的な隔離から発生しているともいえよう。『堤中納言物語』の「虫愛づる姫君」のなかに「鬼と女とは人に見えぬぞよき」とあるが、この言葉が苦しまぎれに吐かれた言葉にせよ、実に見事に女の美のあり方を、愛のあり方を示唆している。」

 奇しくも、小松論文の中で三つの感覚が挙げられる順序は『鬼滅の刃』の物語主人公たちが登場する順序と一致している。果たして吾峠呼世晴は、小松和彦論文著作を読んでいたのかどうか。真実は分からないが、そういった想像をしてみるのは楽しいことである

 さて、小松和彦論文は、国文学などにおいて見られる、妻・夫・愛人などに先立たれた人が、パートナーの亡骸を屍姦したり冥界を訪れるという物語記述について論じたものである。その中でも題名のとおり特に、亡くなった妻のイザナミ恋しさに黄泉の国を訪れたイザナギ物語、そこで語られる覗き見の禁忌、その侵犯について考察している。

 死して黄泉の国の住人となってしまったイザナミは、自分を現世に連れ戻すために訪れた夫イザナギに対して「それでは、現世に戻れるのかどうか、殿内に入って黄泉の神と協議します。私を待つ間、決して中を覗かないようにして下さい」と言い残して黄泉殿内に籠もる。しかし、妻と黄泉国神との協議が終わるのを待てなかったイザナギ禁忌を犯し、黄泉の国におけるイザナミの変わり果てた姿(肉体が腐敗して蛇に集られている有り様)を覗き見てしまったがために、彼女は現世に戻ることが不可能となり、二人は別れざるを得なくなる。

 この禁忌を犯す場面において、イザナギは彼の御髻(みみずら)に挿していた湯津爪櫛(ゆつつまぐし)を抜いて、それに火を灯してから黄泉の国の殿内を覗き見るという筋書きになっている。この灯火を焚く必要があったということは、つまり黄泉の国でイザナギイザナミが語り合ったのは、闇の中であったことを示している(そうでなければ、黄泉の国で最初に再会した時点で、イザナミの肉体的変貌にイザナギは気づいていたはずである)。ここには、現世でも黄泉の国でも何ら変わることのない「男女の愛の営みや語らい(ピロウトーク)は暗闇の中でこそ行われる」という形式がある。

 小松和彦論文でも指摘されていることであるが、日本イザナギイザナミの冥界譚やその他の屍姦譚・屍愛譚には、中国大陸の物語から影響を受けた節が窺える。小松論文でも紹介されているが中国東晋時代書物『搜神記』における屍姦譚の一例として、次のような話がある。

 美しい女性結婚した男が、妻から「私は普通人間ではないので、結婚してから三年経過するまでは、夜、明かりで私の姿を照らさないで下さい」と言い渡され、それを守りながら夫婦生活を送り、二人は子まで設けた。しかし、どうしても夫は我慢が出来ず、ある夜、明かりで照らして妻の姿を見てしまった。彼が目にした妻の姿は、腰から上が普通人間女性で、腰から下は干からびた白骨というものであった。妻は「私は死者であるが、あなたが、あと一年だけ我慢して私の今の姿を見ないでいてくれたならば、完全に蘇生することが出来たのに。しかし、あなたが禁を破ったがために、最早それは叶わなくなった」と言い残し、形見として袍(うわぎ)の端布と二人の間に生まれた子を残して、男の元を去ってしまった。その端布を持って嘆き暮す男のことは、スイ陽王(スイは目偏にオオトリ旁)の知るところになり、袍の端布が王の若くして亡くなった娘姫のものと同じであったこから、娘姫の葬られた墓を暴いたとの嫌疑で男は取り調べられることになった。男が語った事の経緯を信じられない王と家来が、娘姫の墓を検分したところ、墓暴きに遭った形跡も認められず、念のために墓内に入って棺も確かめると、袍の裾が棺の蓋の隙間からはみ出ていた。それを見て「さては、本当に墓を抜け出して夫婦生活を送っていたのか」と、王も家来も信じるようになったとの由。この生者の夫と幽霊の妻も、彼らの愛の営みを、妻の申し渡した禁忌を犯さないように、明かりの無い暗闇で行なっていたことは確実である

 イザナギイザナミ冥界譚と『搜神記』における人間・死者婚姻譚との間に共通するのは、妻の本当の姿を見ることの禁忌、それを夫が犯したために妻の蘇生が叶わないという点である

 特に前者の覗き見の禁忌について、小松和彦考察し、その本質は「女性が『ありのままの姿』を公に晒すのは好ましくないという、昔日の社会における男女観・価値観倫理観の反映」であり「女性の本性を覗き見ることについての禁忌」だったのではないか推理している。それを裏付けるかのように、生者であるパートナーに対して自分の本当の姿を見ないように要求する死者の話は、圧倒的に女性要求する側であることが多いのである。また、禁忌を犯した夫イザナギに対するイザナミの怒りの言葉は「吾に辱(はぢ)見せつ」(私に恥を晒させた!)というものであるさらに、類似物語として、豊玉姫(トヨタマヒメ)が出産の時、産屋に籠もり、それを彦火火出見尊(ヒコホホデミノミコト)が覗き見ると、豊玉姫の正体はワニ(サメ)の姿であったという話もまた、女性の本性を見る禁忌の事例として挙げられる。

 死者にしろ生者にしろ、隠れている女性の姿を覗き見る男の性向というのは、時代を下っても変わらない。例えば『伊勢物語』の「むかしおとこうゐかうふりして」という出だしで有名な最初の一篇でも、田舎には不釣り合いな雅やかな女性が里に暮らしていることを知った主人公(在原業平)は、垣根の破れた所から彼女たちの姿を覗き見る。ずっと時代を下った現代においても、男性向けアダルトコンテンツは、視覚表現重要性を持つことは周知の事実である。このように、イザナギ在原業平の昔から変わることなく、男性は「視覚的な欲求」を満たすことを強く好むと言って間違いない。

 ところで、この「屍愛譚―」論文を再読し、期せずして気づいたのであるが、論文の著者である小松和彦の行なう考察もまた(覗き見の禁忌を論じて考察する必要から、当然のことではあるとはいえ)、やはり「視覚範疇」に留まっている。これもまた、視覚を重視する男の性向の顕れと言えるかもしれない。しかも、上に引用した箇所で「夜の闇の中での男女の愛の営みや語らいにおいては、嗅覚聴覚・触覚が重要である」といったことを述べているのにも関わらず、同論文は、それらの三感覚重要な働きを示している国文学上の具体例を、特に挙げてはいないのである。あるいは、国文学に詳しい人たちからすれば周知の事実なので、態々挙げる必要がないとして言わなかっただけのことなのだろうか?

 とりあえず、男女の機微の話は後回しにして、ひとまず、妖怪識別する手段としてのこれら三つの感覚について、話を進めることにする。

 聴覚妖怪識別に用いる事例は、比較的容易に見出される。例えば、誰そ彼(たそかれ)時・彼は誰(かはたれ)時・夜のように、人間なのか物の怪なのかを視覚的に区別をつけ難い時、相手妖怪が発する声によって正体を見抜くという事例は幾つも見つけられる。カワウソなどの物の怪は、人間から「誰じゃ?」と問いかけられると「俺じゃ」と言えず「おねじゃ」とか「かわい」などとしか言えないので、正体を見破られてしまうという。これは、言霊の力とも解釈できるが、音声(聴覚)による正体識別の事例と考えても許されるであろう。また、仮に人間の方が話し掛けたり問い掛けたりしなくても、妖怪の方から自発的に何らかの独特な声や音を発してくる(アズキアライ・テングダオシのような怪音、ヤロカ水の怪しい呼び掛け声など)ので、それを聞けば正体が分かるという例もある。これらも聴覚による妖怪識別に含めてよさそうである

 触覚の方はどうだろうか? 例えば、厠(便所)で河童などの物の怪に人間が尻を触られるという怪異の話は数多い。そして、それらの怪異譚は「毛むくじゃらの手である」といったような、通常の人間とは何かしら異なる手触り・肌触りの特徴を持つことを窺わせる描写が伴うことが多いように思える。厠が家屋の中では暗い場所に分類されることを併せて考えれば、これも視覚には頼り難い状況下で、触覚により妖怪識別する事例と考えることが可能ではないだろうか。他には、猟のために山に分け入った猟師が、夜になり「これでは鼻を摘まれても分からないな」と独り言を呟いたところ、突然「これでもか?」と何者かの手に鼻を捻られたという怪異譚もある(参考:千葉幹夫『全国妖怪事典静岡県の部)が、これは残念ながら手触りについて伝えていない。しかし、このように暗い場所時間帯において、物の怪に身体の一部を触られるという怪異譚は、枚挙に暇がない。これらも触覚によって人か物の怪かを判断するという事例に含められないか否か、再検討してみるべきかもしれない。

 問題は、嗅覚により妖怪識別する話や本性を看破する話なのだが、残念ながら今のところ、これといった事例を見つけられずにいる。逆に、妖怪嗅覚の方を利用し、何らかの臭いを発するもの人間が用意することで魔除けにするという事例ならば、比較的容易に幾つも見出だせるのであるが。例えば、焼いた鰯の頭を魔除けとする例は有名である。また、今でこそカカシといえば田圃に立つ人形のことであるが、日本神話でオオクニヌシスクナビコナと出逢うくだりに記されているように、本来の古い和名はソホド乃至ソフドである。それがカカシと呼ばれるようになったのは、稲を荒らす鳥を追い払うのに、鳥の死骸を焼いたもの竹竿の先に紐で括り下げて掲げるという風習があり「臭いを鳥に嗅がせる」という意味でカガシと呼んでいたものが、鳥避け人形混同されるようになったかである。上に挙げた鰯の頭も、ヤイカガシ・ヤッカガシ(焼き嗅がし)と呼ぶ地方があり、明らかに鳥避けのカガシと同じである。他にも、山中でタヌキやムジナの類いに化かされたことに気づいたならば、煙管(煙草)を一服すれば妖怪は逃げていくとか、小便をすると臭いを嫌がる妖怪を避けられるとか、人間嗅覚ではなく妖怪嗅覚を逆手にとって利用して払う例は多い。

 小松論文では具体例が挙げられていないものの「視覚的に本性を見ることが禁忌とされた状態特に暗闇の中で、何者かと一対一で対峙する状況において、重要役割を果たすのは、嗅覚聴覚・触覚である」という見解は、説得力を感じさせられるものであることは確かである特に、愛の営みに関しては、そうである人間がお互い裸一貫となって同衾する時、見た目の虚飾は、ほぼ通用しなくなるのだから。したがって、これら三感覚重要性が高まることは、必然であるように思われる。

 とはいえ「思われる」ということと、国文学などにおいて実際にどのように捉えられていたのかは、もちろん別問題であるから、これは検証必要があるだろう。あるいは(素人である私に言われるまでもなく)既に専門家の間では検証済みなのかもしれない。国文学中の、特に男女の愛の営みや語らいにおける三感覚が占める役割について、どのように描かれ、語られてきたのか、可能ならば識者の見解を知りたいものである

―――――――――――――――――――――――――――――

 さて、私は上で、男女の機微の話を後回しにして、妖怪の正体を識別する感覚的な手段の話をすると書いた。そこでいよいよ、男女の機微、すなわち異性のパートナーのことを暗闇の中で知る手段としての嗅覚聴覚・触覚の三感覚について論ずる順番がやって来た。といっても、上の文章を読んでもらえば分かるとおり、専門的な知見を私は持たない。そこで、識者の見解とは無関係に、今の私個人が思うところを書くことにする。したがって、これより以下は全くの駄文である

文字数制限のため分割したので、続きは⇒anond:20221023224411

俺は発達障害で周りの助けを受けてきたことを理解しているけど、やっぱ世の中そのものや親は憎いよ

単に性格が生まれつき『一般的じゃない』というだけで、「可愛そうな人に手を差し伸べてあげよう」って態度で扱われ続けてきたことに対する苛立ちっていうんですかね。

周りから浮いてるなりに馴染もうとしても「点数稼ぎ」「いい人のフリ」「闇が深い」「ガイジの顔つき」とか陰口叩かれるんだからやってらんねーよ。

まれつき人と付き合うのが上手くて体格も良い奴は、表立ってイジメに参加してても教師も「コイツの顔を立ててやればコイツの手下共がおとなしいんだから楽ですわ」みたいに高待遇なのも心底腹が立ってたぜ。

社会に出てみりゃ違うのかと思ったが、結局社会の中でも「友達いないんすか~~~~???」「えっ?童貞なの?」みたいな事言ってくるモラハラクソ馬鹿野郎の方が『一般的性格』っていう扱いでのびのびしやがってよ。

んでまあなによりムカつくのが俺と同じようなタイプの奴が、同僚としてならまだしも上司や部下としては最悪ってことだ。

自分思い込みで突っ走るからホウレンソウが誰とやっても出来ねえ。

こっちの都合を取引先に押し付けてるような場面なのに「なんでやってくれないんですか!貴方のせいでボクの仕事が失敗したって上司に報告しますよ!」じゃねええええれdさfgvdsfじdふぉあいjsdfpksdfkljhじpさjこsdんjきsだflhmんjdfljksd「

すまん思い出し怒りだ。

相手会社からたらこっちの無理を聞いてやる代わりにちょっと貸しだぞぐらいの気持ちならまだしも、「ボクが怒られたくないので」「そっちが損するとか関係ないので」「無理を聞けよオイ!」なんて言われて手を貸してくれるわけないだろ。

だってまあ小学校低学年の頃は自分他人境界線バグってたから、「何故?俺の都合がいい方向に動かない?」って赤ん坊のままデカくなった魔王みたいな思考回路だったさ。

でもそっから本読んだり、漫画小説キャラについてそれぞれの立場考察ごっこしたりで後付の形にはなるが「俺にとって都合がいいことが、相手にとって都合がいいとは限らないらしいな」って当たり前の事を理解していったよ。

なにより聞いたのが対人ゲームだったな。

ボードゲームカードゲームなんて「自分がされたくないこと」を相手側に押し付けゲームなわけだから、お互いの立場について客観的に考えるためのエミュレーターを作る手助けになったよ。

おかしいんだよなあ……職場カス共の中で特に酷い奴も一応ネットゲームが好きらしいんだがそういうのなんで分かんねえんだろうなあ……学生時代スポーツ経験あったはずなのになんでわからないんだ……っつーかよくチームスポーツ出来たなこの性格で……。

はー本当イライラする。

まあたしかにココまで人格根底初期不良があると「一般的じゃない」だけの言葉じゃ片付けにくいかもなあ。

そっから学んでいって成長することは出来るのは自分自分人生を紐解けば分かるが、やっぱこう明らかに人格偽装して生きてるからすげー苦しいんだよな。

OSレベルエミュを二重三重に起動して無理やり合わせていってるから常にメモリカツカツで脳が焼けただれそうになるというか。

つうか色んな思考エミュの中で多重に走らせてるからもうどれが本音でどれが上っ面でどれが修正した本音でというかフィードバックが多重にかかってるからもう全部嘘っぱちと言っても良いわけだがそもそも人間人格なんて無数のセンサー集合体が生み出した一つの巨大な幻影にすぎないわけであってあー無理俺バカからこういうの分かんなーい。

こういう「人間社会に馴染めない人間」が生まれてくるシステムのものが気に食わねえわ。

端的に言って「人間さんって一部に遺伝子レベルで脳が腐ってる人混じってますよね。俺ですけど」って感じ。

そのことが気に食わねえよ。

なんでこんな遺伝子のやつが子供産んでるんですかって思うわけよ。

そうだよ。

俺の親のことだよ!!!!!

アイツらも普通にアスペだよ!!!

あーマジつら……。

やっぱ憎いよ世の中かが。

その中で支えてくれる人たちとか、無能でも楽しめるようなことをたくさん作ってくれたクリエイターさんとかに感謝してるよ。

ハハハハ俺さあマジで友達付き合いとかしてても結局苦痛からさああ人と一緒じゃないと楽しめないエンタメ全部無理なんだわもうそんなのばっかだったらマジでもうシヌしかなかったからさあwwwwwww

はー……はー……つまる所発達障害ってのは遺伝子的な貧困層みたいなもんなんだよな。

たとえ形だけ脱した所で、幼少期に身につけるべきだったはずのものが抜けてるし、価値観の構築も3つや12や20の各段階に全然間に合ってねえから土台自体がほっせえのよ。

普通幸せが遠すぎる。

こんな社会にこんな生き物として生まれ自分が憎い。

「「自分が憎い」って「思わされざるをえない」環境に「追い込んでおいて」「自分を憎むな」みたいな綺麗事を言いつつやっぱり「アイツやっぱ邪魔だよ」と陰口叩いてる「一般的な」価値観ガチャ」に成功しただけの『一般人』なる連中の全てが憎い」

これが俺の答えだよ。

2022-10-21

三体の登場人物モデル考察する (随時更新)

AA - 艾未未 (Ai Weiwei)

コメント:これは非常に分かりやすい。艾未未氏は男性で、鳥の巣デザインした有名な建築家中国政府批判して逮捕された過去がある。

葉文潔 - 王光美

コメント:王光美の夫は第2代中華人民共和国主席を務め、文化大革命非業の死を遂げた劉少奇北京の輔仁大学原子物理学を専攻し、大学院に進んで理学修士学位を得る。

2022-10-19

トレンドの「同人誌転売自由を」読んでみた

同人誌に転売の自由を~私達の考え~|全国同人誌転売流通連絡会|note

ツイッタートレンドの上がってきた、話題ノートを読んだ。

…悔しいことに、少なくとも書かれてる内容に限定して言うと、何も反論できない。

書かれてる事は全部正しいように思える、としか言えない。

自身考察してみようと思う。

典型的なケース、一次創作ガイドラインもなく、二次創作勝手頒布してる場合

一次創作者の権利を奪ってカネ儲けしてるってことになる。

転売ヤーがこれを買い占めて二次創作価格が高騰したらどうなるか?

おカネを持ってない読者、同人たちが困る。

しかし、プレステチケットなどと違い、基本的マンガである同人誌無限コピー可能だ。

から二次創作者は同人たちに平等に届けるために、デジタル版を無料配布することになる。

一次権利者が得るはずだった金銭利益横取り消滅する。

同人たちは無料二次創作を読めるようになる。応援したい人は投げ銭でやるようになるだろう。

二次創作者は多くの読者を獲得する。

転売ヤーは、まだ頒布を行なってる次の二次創作者に鞍替えしていくだろう。すべてがデジタル版になったとき、彼らは役目を終えて消える。当分は全員が win-win だと言える。

…ふーむ? 🤔

anond:20221018225329

女性性と正しく向き合う内心そのものを育てる必要がある。だけど、やり方がネットのどこにも書いてない。

当たり前です。増田人間を説得する方法ネットときに書いてあると思うんですか?せめて本ぐらいは読みましょうよ。

それからあなた自身は「男性性、女性性と正しく向き合う」とはどういった状態言語化できますか?自分言語化できないことを人に教えることは出来ません。

まずは、ご自身の「正しさ」はどんなものかきちんと言語化してみて、それから人を説得する方法論について学術的な考察も交えて考えてみた方がいいと思いますよ。

それから、まず大前提として子供自由尊重してあげてください。あなたの考える「よき子供」像に従う事を当然と思わないでください。

許可なく性的消費」って言い方、結構ヤバいですよ。許可とかじゃなくて、「やっちゃいけないときにやらない」ですよ。あなた判断が正しいとは限りません。

子供はいつまでも子供じゃないんですからあなたが出来る事は善悪判断する方法を教える事くらいでしょ。

倫理観リアリティが売りじゃない作品にそれを求めるのはおかし

漫画の話を作る時、まずプロが考えるのは「読んだ読者がどう思って欲しいのか」ってことなんだよ

初期のワンピースや幼年誌なら「いろんな能力を持ったキャラ能力を生かしてバトルするのがおもしろい」とか「ゴムゴム技のマネしたい」

ワートリなら「頭脳バトルを見せたい」とかさ

ちょっと社会問題意識した青年誌なら「この社会問題に興味を持って欲しい」とか、

とにかくターゲットに合わせたものを設定する

で、それを活かすにはどういった舞台や設定がいいか詰めていく

ストーリーも見て欲しいシーンをクライマックスに持っていきつつ、伏線を張ったり序盤で飽きさせないようなイベントを入れる

かい世界観設定を含めたおもしろさを売ってる作品じゃない限り、基本的にはキャラを活かすための舞台装置なんだよ

から倫理観リアリティのない設定で作者の倫理観価値観を図るってのはそもそも間違ってる

作者は神だけど、世界のすべてを創造しているわけじゃない

あくまキャラを活かすための舞台だけを創造していて、漫画に登場しないモブなんかは生まれてないわけ

そこに勝手社会問題を見出すのは趣味でやればいい、考察ってやつだし

作品、腐思考の声のでかい人たちが検索避けせず鍵無しアカウントで、見当違いの考察を含め好き勝手妄想ツイートするようになったりとかでうんざりしてるから、この先原作の話の展開がその層の希望とかけ離れたもので、ボコボコにして目を覚まさせて欲しいと思ってしまう 楽しみ〜

anond:20221019100820

中学受験という過激競争の是非はあるが、中学受験のための勉強内容は良いものなので、受験するしないに関わらずやらせるといいと思うよ

たとえば算数場合の数をやるが、樹形図を書いて丁寧に数える訓練とか、樹形図から規則性(公式)を見出すための丁寧な考察訓練なんてこの時期しかできないよ。中高生はやることが多すぎてそんな悠長なことをやってるとどんどん不利になっていく

理科国語も同じく。学校ではなかなか深いところまでできないので(特に公立では)、受験勉強自体おすすめ

2022-10-18

AI挿絵ネット小説界隈の浜辺にやってきた

ノクターンノベルズ小説家になろう18禁版)のランキングを「AI挿絵つき」が席巻し始めている。

現在ランキングだと、1位と12位が全話AI挿絵付きの長編

7位がAI挿絵の入った短編である

1位と12位はNovel AI使用していると明記されている。

7位は明記がないがおそらくNovel AIと見ている。

パッと見た感想としてはおそろしくクオリティが高い。

AIイラストは、複数の生成イラスト間で同じ登場人物を同じように描くことが苦手だと思っていたが、それもできている。

これは、3Dカスタム少女コイカツなどで3Dモデルを作っており、それに任意ポーズをとらせて出力した画像をimg2img機能挿絵に変えているという考察があった。

かにそれならば同一性はかなり担保される。

元々、3Dカスタム少女による画像挿絵として入れている作者はノクターンノベルズ存在したので、仮説として十分ありうる。

また、上記小説説明を見ると、AI生成イラストに対してさらレタッチを行っているらしい。

3Dモデルから直接出力した画像に比べて平面的に描かれるAI生成画像は、修正もしやすいだろう。

3DモデルAIイラストの良いところを組み合わせる方法で正直賢い。

面白いのはこれがノクターンノベルズでのみ起きていて、小説家になろうでは同様の波が来ていないことだ。

これについては以前読んだこのエッセイを思い出した。

https://ncode.syosetu.com/n3823bk/2/

読み手は、それまでの人生の蓄積のなかから、既知のイメージの張り合わせを行って、描写の内容を“想像”する。

想像難易度は、小さくて単純なものだと簡単だが、大きくて複雑なものになると極めて難しくなる。

読み手想像そのままのプレーン状態に、書き手指定が、あまりに多く入りすぎると、想像注釈がたくさん付いた状態になって、すなわち読み手の処理能力に負荷をかける。そうすると想像したものの保持自体が難しくなってくる。

もちろんネット小説と言えども小説を読んでいる人間ならば、この「想像の保持」ができないわけはない。

ただエロ小説場合それでシコるという巨大なタスクがある関係上、「想像の保持」にかかるコストは通常の小説と異なり、少なければ少ないほどいい。

また、エロ小説というのは読者に「読者の頭の中で作られた映像」をエロく感じさせる必要があるので、本来独特の難しさがあった。

シチュエーション感情描写セリフにより、ある意味情念に訴えるような間接的なエロ要求された。

そこを挿絵ひとつでわかりやすエロに変えられるのは大きい。

Noval AI本家Stable Diffusionと違って18禁画像の生成が封じられていないので、その点非常に都合が良い。

  • Novel AIについて

Novel AIは、投稿画像ほとんどがpixivエロCGなどの無断転載で占められる悪名高き画像投稿サイトdanbooruから学習したモデルだという。

あそこはコンプラめちゃくちゃな癖にタグけが異様に充実していることは以前に書いた。

https://anond.hatelabo.jp/20171022133100

本当に無制限ってことはないだろうが、見かけ上の上限は無い。少なくとも50個くらいは付けられる。

キャラ名や作品名シチュ場所を表す言葉からキャラの人数、ポーズ、付けている装飾品の隅々までほとんどタグ化されている。

これは確かにAIにとって非常に学習やす環境だろうと思う。

あとネット上のあらゆる画像ではなくpixivエロCGほとんどなので、小説挿絵的なものにはかなり向いていそうだ。

学習元が違法転載の温床だという問題を除けば…。

  • 今後について

個人的AI技術進歩は歓迎している。

ノクターンの多くの小説挿絵がつくようになるのも良い変化だと感じる。

ただ、それをもたらしているもの違法転載から学習したNovel AIだというのがどうしてもいただけない。

今後、法規制クリーンモデルの発展、Novel AIの相当多くの日本人への膾炙からの既成事実化などがあれば、自分も使うかもしれない。

2022-10-16

ファクトチェックあめぞうスレッドフロート型掲示板発明したはデマ

[B! togetter] 2ちゃんねるの開設当初の裏話をひろゆきが発言

この件もそうだが、あめぞう掲示板話題になると事実確認せずにテキトーなことを言い始める人が出てくるのはどうしてなんだろうか。

教科書には載らないニッポンのインターネットの歴史教科書』で有名なばるぼら氏の掲示板考察~あめぞう型掲示板(ウェブアーカイブ)によると

という一連の流れがあり、あめぞう氏も「Terra氏はパイオニアとして師として仰いでおります」と語っている。

よって「あめぞう発明したスレッドフロート型掲示板ひろゆきがパクった」という定説そもそも前提が間違っている。

あめぞう氏はスレッドフロート型掲示板発明していないし、掲示板CGIフルスクラッチで書く技量があったわけでもない。

あめぞう掲示板あくまでresbbsやMiniBBSといった既存掲示板CGIにTerra氏のスレッドフロート機能移植していただけで、何か技術的に優れたことをやっていたわけではないのだ。

入れたら冷めるから入れない

経験的に言うと「なにがしたい?」「どうしたい?」と聞いてくる風俗嬢やらせてくれる。

もちろんソープなど本番風俗ではない非本番風俗での話だ。

ただ、俺はそういうことを女の子が言い出しても、

しらばっくれて通常プレイで終わらせることにしてる。

なぜか?を一言で答えると「醒める」からだ。

(尚、なぜ女の子がそういうことを言い出すのか?は、この文章の主旨から外れるので考察しない)

 

俺の風俗の楽しみ方は毎回違う女の子と広く遊ぶんじゃなくて、

いつもの女の子相手に疑似恋愛感情を絡ませながら狭く遊ぶのが大好きなんだ。

でも、そうやってしばらく一人の女の子に通い続けていると、ある日突然上記のようなことを言い出す。

「どうしたい?」と手を止めて尋ねてきて、

いつもどおり本気でチンコをイジったり咥えたりすることをしてこないのだ。

俺の経験上、そういう時「セックスしたい」と言えば100%無料で)やらせてくれる。

けれど、おれはそのセックスはしないことにしてる。

 

なぜならそこでセックスをすると、そのあとで強烈な賢者モード突入してしまい、

ときには(擬似的な)恋愛感情が一瞬にして吹っ飛んでいくからだ。

我ながら不思議ではあるんだけど、どういうわけかセックスすると物凄く醒める。

それまで愛しの〇〇ちゃんカワユスと思っていた女の子のことがセックス射精をすると、

急にただの疲れ顔をしたブスの売女のようにしか感じられなくなってしまうのだ。

これが手コキ射精とかだと、そんな感情は芽生えないというか、

賢者モードのへの切り替わり方が遥かに弱くてマイルドで疑似恋愛感情問題なく維持される。

なぜ、手コキやフェラ射精する場合

セックス射精する場合とで

このような射精後の賢者モードの大きな差分があるのだろうか?

 

おそらくセックスをしていないと生物としての目的達成(生殖)が実現していないから、

対象に対しての恋心のようなもの消滅させる効果本能が発生させないからだろうか?と思ってる。

セックスをするとオスとしては生殖のための行動を果たし終えたということだから

対象に対しての執着を消し去るように本能が命じるんだと思う。

本能優先順位としては、生殖生存だと思う。

から基本的生存より生殖行動のほうを優先するように本能誘導するが

(だからオス同士はときに激しく格闘してメスを奪い合う)、

生殖を果たし終えれば対象に対する執着を消しさって、

生存本能を優先するモードに移行しないといけない。

そうしないと生殖対象への執着はとき自己生存することを犠牲にしてしまうからだ。

から目的が終われば、速やかに対象への執着から開放させようとする。

そういうことではないのか?

 

まあそんな考察の真偽はともかくとして、

俺は擬似的な恋愛を楽しみながら性欲も満たす(けれど満たし切らない)という

遊びとして風俗を利用しているのでセックスはしないことにしている。

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