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はてなキーワード: レフェリーとは

2021-04-19

クソみたいないじめを繰り返していたクズがなんか格闘家になってた

中学校で俺をクソみたいにいじめてたクズ格闘家になってた。で、コロナ生活が苦しくなったのかYoutube始めてた。コロナ禍でそのまま干上がれば面白かったのにな、残念だ。

しかもその界隈では結構有名な選手らしい。とはいえ、その界隈自体がどのくらい知名度があるのかわからないので、世間一般知名度はどのくらいなのかわからないけど。

いやぁ、マジで地獄の3年間でしたよ。あれは凄かった。

社会の関心を集めているあのいじめ殺人事件は「これはトラウマ穿り返される奴だ」と思って詳細は見てないのだが、まさか目を逸らした先で最悪のものを目にするとは思わなかった。

動画、やたら楽しそうだったな。楽しそうでよろしゅうございますね。

どうやらコロナ禍で格闘技とかその辺の生活が苦しくなったみたいで、いろんな選手がやってるみたいだ。どの選手も内容がほとんど同じだが。コラボ、予想、ルーティントレーニングコラボ、予想…顔が変わるだけでたいして変化がない。

まぁ、俺を恐喝すれば金を得られたあのころと違って本当に厳しいんでしょうね。金返せよ。

なんかファンからもらったプレゼントを自慢げに見せてましたね。俺の時計返せよ。

服にもこだわりがあるようで、なんか独自ブランド作ってましたね。俺の服あんなに破いたのにな。

再生数が欲しいなら「私の過去告白します」みたいな動画作ればいいんじゃないでしょうか。

ちょうどいじめ殺人世間が湧いている今、再生回数めちゃくちゃ延びると思うよ。協力してやるから取材しに来いよ。傷跡まだ消えてないからさぁ。

結構再生回数献上してしまったけど、お前の人生面白いな。俺の人生崩壊させたお前が、なんか「苦しみを乗り越えてきた漢」みたいな扱いでリングやらケージに上がってんじゃん。

いい仲間に巡り合えてよかったですね。俺をいじめ殺す寸前まで言ったあのあと、いろいろな経験がお前を成長させてくれたんですね。クソすぎるだろうお前。過去の亡霊は常にお前を見ているぞ。

まぁしかし、結局のところ、いじめってのは対等な関係ではないのが問題だな。

あの格闘技のように、リングケージで「対等に」「ルールを守って」「危険になったらちゃんストップがかかる」「失神すれば許してもらえる」お優しくて甘い世界じゃないわけでさ。

俺は人を殴らない、お前は平気で殴れる。俺は社会ルールを守る、お前は守らない。失神しても水かけて起こして蹴り続ける、みたいな不平等関係なのが問題なんだよな。

ウシジマとかい漫画にあったあれだよ。「金属バットで人の頭をフルスイングで殴れる人間が強い」ってやつ。俺はそんなことしないので、それができるお前の方が強いわけだ。

ところでウシジマはもう読んでないけど、ちゃんとウシジマ死んだ?あんなクソを生かしたまま終わるってありえないけど、作者はどう畳んだんだろうな?それともまだ続いてるのか?まぁいいや。

いじめってのは、「一方的他者攻撃できる」状態なんだよ。いじめをやるクズチート状態だし、いじめられる側は縛りプレイなわけだ。

縛りプレイ中のプレイヤーとチートプレイヤーが対戦してるのがいじめなんだよ。

でまぁ、残念ながらお前は俺の時と違って「対等に一対一でやり合えてレフェリーもいる優しい優しい優しい優しい優しい世界」でお給料もらってるんで、お前も負けるときがあるよな。仕方ない。お前チート使わしてもらえないもんな。メリケンサックとかグローブに仕込んでみるのはどうだ?俺に使ったやつ、まだもってないか?やれよ。勝ちたいならそのくらいやるよな?

つーか負けるにしても失神くらいしろよ。判定負けとか甘いこと許してんじゃねーよ。鼻が折れるまで、腕が折れるまで、金を失うまで、友人を失うまで、人間尊厳を失うまで戦えよ。金玉ひとつくらい潰れても戦って見せろ。「一個くらいいいだろ」お前が言った言葉だぞ。実践しろ格闘家なんだろ?戦いを生業にしてるんだろ?負けたらすべてを失え。無様な姿の撮影会開かせろよ。試合に負けて鼻が折れて泡吹いて下半身裸の状態撮影会しろ。それがあるんならお前の試合見に行くわ。

しかちゃん体重も同じくらいの相手を選んでもらってなぁ。うらやましいなおい。優しい世界だなぁ。すぐ病院にもいけてなぁ。スポンサーまでついちゃうんだもんな。俺、お前に金とられてたから実質お前の最初スポンサーってことになるな。俺のことも動画宣伝してみてくれよ。あるいは、お前のパンツ印刷されてるスポンサー様全員今すぐ殴りに行ってこい。「金サンキュー」とヘラヘラ笑いながらスポンサー様に膝蹴りしろ。今すぐやれ。

それとお前もヘビー級と戦えよ。何が「階級が違うと全然違う」だクソ馬鹿が。今からヘビー級チャンピオンに殴り殺されて来いよお前。お前の体重ヘビー級チャンピオン体重差は、俺とお前の体重差とあんま変わらんだろ。今すぐ男を見せて来い。無様な姿を見せて撮影会しろ

まぁ、判定負けとかクソ過ぎて嫌になるけど、お前の負け試合はほんの少し俺の心を救ってくれたわ。お前が負けた相手Youtubeやってたんで一通り見たけど、お前結構酷い評価受けてて笑ってしまったわ。

とはいえ、お前が負けたあの選手過去に何やってるか分かったもんじゃないしな。俺みたいな人間を生贄にのし上がったクズかもわからん安易に持ち上げないことにしておく。

でもまぁ、爽快だわ。ありがとう選手。できれば失神KOとか下半身裸一本泡吹き一本とかまでやってくれたらよかったけどな。

いじめってのは上で書いたようなチートプレイ快感に似た部分があるんで基本的になくならないし、「できるとわかったらデメリットメリットを超えない限りやり続ける」のが人間なので、今までもこれからいじめで亡くなる人は絶えないだろう。学校だけではなく、これは職場でも同じだ。

ただ解せないのは、ゲーム格闘技などの優しい世界ではチートプレイヤーがBANされるのに、リアルでは被害者がBANされるところだな。

いじめというのは「実に人間らしい病理」なわけで、本来はいじめクソ野郎のほうを隔離して治療しなければならないだろう。

いじめを受けた方のメンタルケア本来必要ないはずだ。

問題が早期に発見され、クソ野郎が速やかに隔離治療される流れが確立されれば、被害者は「災難だったな」で終わる話だ。被害ちゃんお金に換算して弁償してもらえば、ムカつくが人生崩壊するような被害は負わない。

文春の記事は(辛くて)読めてないが、TLなどから漏れ聞こえる内容によれば、長期的な拷問を受け続けていたということだ。悼ましいことだ。

日本入管公務員拷問行為職務としてやっている恐ろしい国なので改善は期待できないが、それでも「拷問絶対にこれを禁ずる」国であるのは間違いないだろう。

拷問というのは長期間にわたって身体を拘束され、苦痛を味わわせる行為のことだろう。

長期的に加害者から離れられず被害を受け続けるいじめというのは、単なる傷害罪を超えた拷問に近い性質があるではないか

学校はいじめ対策をいろいろ考えるよりも、まず「被害者加害者を即離す」ことを徹底してはどうだろうか。

絶対に禁ずる」という強い文言憲法に明記されている精神を示してほしい。

被害者に逃げ道を用意してあげるのはダメだ。

加害者が即隔離されるのが最良なんだ。

被害者に逃げ道を示してあげるのは優しさなんかじゃない。「お前はいじめられた」というスティグマを刻むだけだ。

そんなことよりも、すぐに、すぐに、すぐに、すぐに、加害者つまみ出してくれ。

一発殴られたくらいなら、嫌な記憶として忘れることもできる。

から、一発殴られたくらいの苦痛のうちに、加害者を、隔離してくれ。

頼む。

あと俺をいじめたクソ格闘家よ。

お前は負けろ。

2021-01-13

anond:20210113150001

レフェリーが強いヤツに肩入れして弱いヤツをパイプ椅子で殴ってんだよ

強いヤツの方も巻き添えにしてダメージ与えながらな

2020-11-22

anond:20201122142638

本当は自分のことを無能と思ってない自称無能マウント取りたいだけのカスが来ることが目に見えてるから

部屋にレフェリーがいて、マウント行為があったらイエローカードが出る

一日2枚で退場

累積5枚で出禁

2020-11-06

anond:20201106060453

表現物の作者と読者みたいに女性同士で揉めているケースで、双方が体調悪化し涙が出てきて、動悸が止まらなくなってきたらレフェリーはどう調停するんだろう。

2020-07-05

anond:20200705000400

鋭い。

元のエントリーを書いたとき差別反対デモのような「不当な扱いへの反発」も脳裏をよぎったけど、なぜそれを内訳に含めなかったか

考えてみると、それが男女の怒り表明の違いの重要ポイントのような気がしてきた。

社会運動的な怒りは一旦置いて、個人レベルの怒りでいうと、まっとうな成人男性は不当な扱いへの反発で怒ることは一見ないように見える。

まり、怒りの動機としてはあっても、それをそのまま表出することは自分が不利になるという刷り込みがありそう。

弱者として叫ぶのではなく、客観的に見てお前の方がおかしいことをしているだろという諭す立場で不満を表明する。

あるいは内心怒り心頭でも一見冷静に論理相手を詰めていく。

要はマウンティングである

学校だったり裏社会みたいに腕力支配する場所では、勝ち目のない相手には不当な扱いの反発を感じても怒りは抑圧される。

マウンティングできない相手への怒りはただの遠吠えとされる。

男は成長過程でそれを徹底的に刷り込まれるため、会社公共の場所のような腕力以外で秩序を保っている場所でも勝ち目のない怒りは封印してしまう。

腕力ヒエラルキーの外にいる女性はその点素直に感情を出せる。

ベテラン男性社員よりも入社年数の若い女社員の方が、社長ダイレクトに不満をぶつけやす現象がこれだ。

男は弱者として怒ると、弱者として舐められてかえって不利な立場になる。

それがわかっているから、おっさん無意識的に私怨義憤のようにすりかえて、あたかも世直しのつもりで厳しい指導としてコンビニ店員に怒鳴るのだ。

一方、公正なレフェリーのいるスポーツ裁判マスコミ群衆を味方につけられる社会運動は、ある意味勝ち目があるので怒りも表明しやすい。

という風に今考えたけど、どうだろうか。

2020-06-14

anond:20200613222851

続き

 

色々調べて考えていたら少し分かった。

性交同意とは、同意それ自体大事なんだということのようだ。

どうしても男が性交の主たる発案者だと思ってしまうけど、そこが間違っている。

セックスは女がしたいと思ってもいいわけだし、あるいはLGBTQx+になる人達だっていて多様だから、それも含めて考えなきゃならないんだけど、それはややこしくなるので語らない。

ただ何れにしても、

行為は明確な意思表明のもとで行わなければならない

と考えれば割とスキッとする。

リングに上がるボクサーが、やりたくもないのにリングに上がるわけがないのと同様だ(八百長とか複雑なことは考えないように)。

すると、例えば彼女が自宅に誘ってくれて、しか彼女が素っ裸になったら誘っているのと同じだ、は通用しないことになる。

ボクサーボクシンググローブボクシングパンツを付けていても、リング外なら試合できないのと同じ。

あるいはもっとレフェリーの前でこれから試合するという意思表明儀式に参加しない、のと同じというべきか。

何れにせよ、きちんと「セックスしてもいい」と意思表明をしなければならない。

しかも「お互い」にだから、裸になっていたところで「誘われている」と思う必要はない。

それでも嫌なら嫌といえばいいし、したいのならしたいと言えばいい。

肝心なのはあくまで「明確な性行為に参加する本人の意思表明」だということになる。

 

伊藤詩織さんのケースなんかだともっと効果的で、泥酔状態なら、性行為のものに及ぶことは不可能になる。

だってそんな状態だったら、明確な性行為に参加する本人の意思表明は出来ない状態だった、と言わざるを得ないんだから

泥酔状態でしつこくセックスしようと伊藤さんに迫られたって、もしそういう法律の定めがあれば、拒否しないと違法になる。

ともあれ、同意ということよりもむしろ自発的参加意思の一致、ということなのではないか

  

・・・と考えてみた。 

2019-11-24

anond:20191122213546

かにたことないパンティーとは何事だパンティー!今忙しいので後で追記パンティー。

追記:

かにたことないパンティーとは何事だパンティー!!アニメだろうと現実だろうと、語尾にパンティーを被せるのはお前ぐらいしかいないパンティー!!語尾にパンティーは意味が分からいからやめるでござるよパンティー!!ニンニンパンティー!!パンティーを語尾に被せるのは意味がわからないでござるの巻パンティー!巻パンティー!パンティー巻!そういえばキン肉マンパンティーに「マキ!マキ!」というのが口ぐせのミイラキャラパンティーがいた気がするパンティー。お前は巻かないだろパンティー!巻かれる側じゃないのかパンティ!!!いい加減にしろパンティー!!語尾にパンティーは意味が分からいからやめてくださいパンティー!何度も同じ事を言わせるなパンティ!!!

追記2:

調べた所、マキマキミイラキャラパンティーではなくて、ミスターカーメンパンティーだったパンティー。適当発言をして申し訳ありませんでしたパンティー。パンティーはレフェリーパンティー。

2019-10-19

[番外編]ラグビーW杯 準々決勝 日本 vs 南アフリカ プレビュー

1週間のご無沙汰、レビュー増田(ありがたく名乗ることにした)です。

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これがポストされる19日は、イングランド×オーストラリアニュージーランド×アイルランドという非常に興味深い対戦が行われ、レビューのしがいがあることは間違い無いのだが、実は増田はこの1週間、所用で日本におらず、帰国日がまさに19日の夜になる。

なので、これらの対戦をレビューしてポストする頃には、日本×南アという大一番に皆が集中していることになるだろう。

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そこで、今回は番外編として、前回の日本×スコットランド戦でも触れたように、増田マレー半島北上しながらボーッと考えた南ア日本が取りうる選択肢展望について触れ、プレビューとしたい。

プレビュー分析すると良いのが、「双方や一方の戦略戦術機能せず、パッと見で凡戦や圧勝劇なったとしても、そこに遂行にまつわるドラマを感じることができる」という所だ。

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このプレビューで、みんなが事前に自分なりの注目ポイントを見つけることができ、より楽しく観戦できれば最高の喜びだ。

因みに前回のレビュー羽田空港外国人に囲まれながら試合を観戦し、翌朝クアラルンプールからポストした。

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4年前のW杯アップセットを演じ、今回も驚異的な戦績でプールAを突破した日本だが、直前のテストマッチの結果が示すように、地力南アには及ばないのは間違いない。

10回やって6回勝てる相手なら地力で優っているとも言えるだろうが。

NZ地元紙が予想した日本勝率24%というのは妥当とも言えるし、むしろ好意的だとも増田は思う。

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まずもっての所、ノックアウトランド勝ち点制でないので、すべての国が点数の大半をペナルティーゴールであげるような「堅い」展開になりやすい。

南アフィジカルを盾にしたディフェンシブでセットプレー中心のぶつ切りラグビーを得意とする国で、そういったゲーム大好物だ。

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また、それは現在メンバーにも現れており、司令塔、SOのハンドレ・ポラード地元南アスーパーラグビーチーム、ブルズで正にそういうゲームタクトを振っている。

ここで出てくるのが、ツーブロックなのかモヒカンなのか微妙髪型の控えSOエルトン・ヤンチースであれば、小柄ながら強気プレーでもって鳴らすSHファフ・デクラークとの連携ボールを回すオープンな展開になるのだろうが、初期代表チームでこのコンビの結果が出なかったため、ポラードの固定となった。

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その後、南アはでかい身体ですぐキレるLOエベン・エツベスや、大会最高クラス長身で掴み合いになると笑顔になるのが怖いLO RGスナイマン、一転してナイスガイオーラが滲み出る大男FLピーター・ステュフ・デュトイ、怖いとかナイスガイとかもうそういう話じゃなくてプレー身体も顔もなんかサイボーグっぽいHOマルコム・マークス、そんな中でどこか哲学者のような雰囲気を漂わせるキャプテンFLシア・コリシなどのFWが中心となった堅いラグビーを基本としながら、「ポケットロケットWTBチェスリン・コルビや、海外中継などだと「マッピンッピ!」と独特のアクセント名前を呼ばれる俊足WTBマカゾレ・マピンピ、直前のテストマッチ連続トライを挙げたワンダーボーイSHハーシェルヤンチース(本日2回目のヤンチース)などを加え、身体をぶつけてよし、走ってよしの非常に攻略しづらいチームになってしまった。

因みにシア・コリシは極貧の身からラグビーのし上がり、功なり名を遂げると、幼い頃に生き別れになった腹違いの妹を自力で探し出し、非常に煩雑な法的手続きを経て養女として迎え、共に暮らしているという。

知的人物として知られ、FW戦には付き物のジャッジ解釈をめぐるレフェリーとのコミニュケーションバッチリだ。

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おそらく南ア戦略ファーストチョイスは、ここ一番の時にオールブラックスさえ封じ込めるやり方、ハイパントを上げて着地点の競り合いやキャッチ後の攻防で直線的にドカンカン身体を打つけ、ボールを前に落とすノックオンからスクラムを狙ったり、ボール争奪戦で時に頭を突っ込み、時に圧力をかけて日本規律を崩してペナルティー獲得を狙うというものになるのではないかと思う。

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マイボールスクラムになったらまた直線的に走ってスクラム脇を急襲し、身体を打つけて1コマ前に戻る。

接点の圧力対応するため日本が人数を集めれば、さあ外のスペースに展開だ。

強力なランナーがいる。

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もっと良いことにペナルティーを獲得した場合、素直にペナルティーゴールで3点を狙うか、タッチキック前進してトライを狙うかは考えどころだ。

タッチ前進したあとの狙いは、立っての密集、ドライビングモールとなる。

日本は今大会スクラムになかなかの強さを見せるが、モールは止め切れていると言い難く、フィジカル絶対の自信を持つ南アが3点で満足せず、これを狙ってくる確率は高いとみる。

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日本としてはこの展開になりたくない。

なので、アイルランド戦やスコットランド戦で見せた、「ボールキープして攻撃時間を使う」という戦術が考えられる。

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しかし、ここで問題になるのが日程と経験値だ。

今回、南アは十分な休養日があり、たとえ守り通しの展開になっても、体力切れは起こしづらい。

それに、地上戦身体をぶつけ続けると、その衝撃で消耗してしまい、日本の方が先に体力切れになってしま可能性がある。

キープするならどのタイミングで繰り出すかが悩みどころとなる。

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さらに悪いことに、南アの多くのプレイヤー日本の早さや多彩な攻撃、意外と侮れないフィジカルの強さなどを「感覚的に」知っている。

これは日本代表クローンチーム、サンウルブズスーパーラグビーに参戦して数年来南アのチームと対戦し続けているのと、南アの多くのプレーヤーがジャパンラグビートップリーグプレーしているためで、お互いに顔見知りの選手も居るくらいだ。

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そこで考えられるのが、サモア戦で日本がとった、「ボール相手の背後に蹴って背走させ、身体接触を避けながら前進し、走力を削る」というやり方なのだが、これも蹴ってしまう事には変わりないので、相手が充分なところに蹴ると、正に相手好みの展開の呼び水となってしまう。

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大会日本ディフェンスはよく機能しているが、国際的日本評価は「恐ろしく早いテンポの多彩で素晴らしい攻撃と、脆弱守備を併せ持つ、『よく取るけどよく取られるチーム』」というもので、増田から見てもそういうチームであって、できれば守勢には回りたくない。

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南アが唯一対応に後手を踏む可能性があるのは、ボールがあっちに行ったりこっちに行ったり、攻守の交代が目まぐるしくなる「アンストラクチャーラグビー」の展開だが、その起点がハイパントだったりすると巨人揃いの南ア空中戦で競り勝たないといけない、ということになる。

ハイパントキャッチが「当たりの日」じゃなかったら果たしてどうやってここまで持ち込む?

アンストラクチャーのもう一つの起点は相手が持ち込んだ密集、ラックボールを無理やり引っこ抜いたり、激しいタックルで落球を誘い、有利状況の反則流し(アドバンテージ)で相手が攻めから守りへ切り替えられないうちに走り抜けるというやり方だ。

こうなってくると姫野やリーチ大阪弁第二外国語のトモさん(トンプソンルーク)に頑張ってもらうしかない。

エツベスがまたキレるかも、とか考えてる場合ではない。

というか、むしろソレについて考えなければいけないのはシア・コリシの方で、大体において宥めてしまうので期待薄だ。

あとデクラークも小さい身体で掴み合いには一歩も引かず、何だったら自分から掴みに行く勢いなので、危なっかしい事この上ない。

シア・コリシの胃壁の強さには感嘆するばかりだ。

あ、マルコム・マークスは大丈夫。彼は多分そういうの超越してる。

まあそれは良いや。

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日本はこれらの考えられる展開の中で、今まで挙げた戦術を切り替えて勝利の緒を探すかもしれない。

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ランキング1位だったアイルランドと5位だったスコットランドを倒したからいけるっしょ、と思いたくもなるが、このように概観した上で考えると、相性で見たところはそれら2チームより遥かに悪いのが現状ではないだろうか。

日本は相性最悪の強敵を前に、わずかな隙間に手を突っ込んで勝利へのドアをこじ開けるプランを見つけなければいけない。

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注目は最初の15分に日本ボールを持った時に蹴るか・キープするか、その後さりげなく戦術が変わっていないか前後半で戦術修正が入るかというプランのところと、地上の密集・ラックでどちらが優位に立つか、ファーストスクラムがどちら優位になるか、エラーや反則の数が時間と共にどう増減するかという遂行のところだと思う。

みんなはここを見てみてほしい。

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果たして試合は4年前の再現となるか、4年越しのリベンジとなるか。

増田普段序文で書く話を今書いてしまったので、レビューで何を書こうか、ちょっと不安だ。

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あ、あと日テレの実況が酷いという意見散見されるが、以前はラグビー界の松木安太郎にならんとして感情爆発実況をしていた元代表とか「いや、展開の複雑なラグビーでそれはちょっと」みたいなのもあったんだから、それを踏まえた上で、今回、数年来みずから映像編集してまでミニ番組Youtube配信ラグビー普及に尽力してきた日テレ安村アナはなかなかい仕事をしている思うぞ。

anond:20191014075520

2019-10-16

ラグビー日本代表は今年をピークに弱体化してゆくだろう

話題W杯の裏で日本2021年スーパーラグビーから脱退することが決まった

https://news.yahoo.co.jp/byline/mukaifumiya/20190324-00119354/

スーパーラグビーとは、サッカーに例えるとチャンピョンリーズのような国際リーグである

日本はチーム名を、「サンウルブズ」として

ホームグラウンド秩父宮香港シンガポールとしている。

前回W杯南アを下したあとの2016年に、参加が決定した。

今回W杯の準備、選手の強化を目的としていた。

当初、選手との契約の条件面で難航していたようだが

フッカー堀江翔太選手は、殺到していた海外オファーを全て断り

「やろう」と 真壁選手に呼びかけて30名が名乗りを上げた。

サンウルブズ誕生である

日本代表もしくは代表に準ずる選手がこのサンウルブズ所属

オールブラックス(優勝候補であるニュージーランド代表)に何人も所属しているようなチームと

ワンシーズン通して対戦するのである

我々はレベルの高い試合を、東京青山で見ることが出来る。

2ボロボロに負けるばかりであったが徐々に白星をあげるようになる。

2016年

勝利の対戦相手ジャガーズアルゼンチンチーム)

36-28

2017年

ブルズ

オールブラックス(超強豪のオーストラリア代表)の選手が多数所属するチームの中

48-21 見事な白星をあげた。

2018年

香港でのストーマーズ戦での快挙

26-23

ストーマーズは南アフリカのチーム。昔ストーマーズに所属していたゲラード・ファンデンヒーファーは現在クボタサンウルブズ所属

レッズ戦(オーストラリアのチーム。レッズには現日本代表のツイ・へンドリックがかつて所属していた。)白星をあげる。

29-14

2019年

カンファレンス首位を走るワラターズに31-29で白星

優勝2回を誇るニュージーランドの強豪、チーフスアウェイで初勝利

30-15

そして、240日の鬼のよう合宿を経て

今回のW杯がある。

2019年W杯日本代表候補は、合宿のためにサンウルブズ試合に出場しなかった。この日本代表に入れるかも?で編成されたチームで充分強豪国に通用するだろうと増田は感じた。

白星は今年2試合であったが、殆ど僅差で負けているのだ。チーフスにも勝利した。

堀江翔太は語っていた。

スーパーラグビーに参加した事で成長したと。

一流強豪国のスクラム試合運びに慣れ

レフェリーは、かつて当たったことがある人がW杯で再度あたることもあり

フィジカルメンタルも成長し

とても意義があったと。

増田応援してきたこの3年間の準備はとても大きかったと感じる。

これまで見ていたプレイとは段違いの成長となっていた。

問題はここから

2020年最後に、日本スーパーラグビーから脱退する。

現在日本代表下地を育ててきたのは

日本ラグビートップリーグそれ以上に

スーパラグビーでの経験サンウルブズであると言って過言でない。

リーチも、堀江田中田村も30代。

トンプソンはもう流石に次はない。

福岡引退宣言をしている。

松島、姫野、ラブスカフニ、をピークに、これより下の若いスター選手は育つのだろうか?

リーチマイケルのようなリーダーは現れるのか?

特に前三列のFWで、国際慣れした若手は育つだろうか?

8年後のW杯は、このままである

今のようにはいかないだろう。

4年後ですら、あやしい

サッカーのように、欧州移籍するという手もあるだろう。

それは個人として成長するだろう。

しかし、色んな国籍選手が集まり

日本代表チームの下準備として結束し、次回のW杯を見据えてスーパラグビー経験する意義はとても大きい。

実際結果がでている。

新しい国際リーグ日本主導で作るべきとの声や

ニュージーランド選手サンウルブズは戻ってきたらいいとメディアに発信していたりと

サンウルブズ復帰を願う声は大きい。

日本ラグビーフットボール協会清宮克幸

2021年秋にラグビーリーグを創設するそうである

それは、Jリーグのように地域密着型、国内向けのようだ。

国内で人気を保つには悪くないが、それ以上の成果は得られるのか。

協会や裏方は選手がこのように勝ち進める環境を整えるのが仕事である

人気は強ければついてくる。

次のまた次のW杯は今回のようにうまくはいかないだろう。

このままだと

2019-09-24

ラグビーW杯 23日 ウェールズ vs ジョージア レビュー

日曜に行われたアイルランド×スコットランドレビューも望外のブクマ数をいただいて嬉しい。

W杯が開催された最初の3連休増田が書いたレビューが多くの人に読まれラグビーを楽しもうとするみんなの時間に少しでも価値を付け加えることができたのは、増田にとっていい休暇だった。

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そんな3連休最後の夜豊田スタジアムウェールズ×ジョージア戦が行われた。

随分と放送時間を割いてくれたNHK日テレだが、現段階で日本と関わりの薄い両国の対戦は、さすがに地上波放送されず、ラグビー中継の楽しさに華を添えたい増田としてもレビュー価値提供できるのか迷った。

しか増田個人的両国思い入れがあり注目しているのと、地上波放送がある29日のウェールズ×オーストラリア戦が当日の所用でおそらくリアルタイム観戦できないので、それならば「プレビューがあれば」との声に応えて、この試合解説して今大会ウェールズがどうなのかという視点から29日のプレビューのような役割を果たしたいと思う。

また、異様に個性的対戦国ジョージアが今大会どういったラグビーをするのかも観戦して確かめたい。

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ところで、前レビューで、おそらくより北半球事情に詳しいブクマカがアイルランド×スコットランド通算対戦成績に関して教えてくれたが、増田は通常、南半球ラグビーを中心に追っており、北半球に関しての知識は主に近年のテストマッチから得ている。

TOP14などのクラブレベルでの情報ますます少なく、大型移籍くらいしか語れない。

なので、通年追っていれば、そういった素養として当然染み付いてくるはずの知識の分厚さが心もとない。

せっかく褒めもてくれたのだからもっと知識があれば北半球の魅力を伝えられたのになぁと思う。

さらに言うと選手小ネタもそれほど詳しくない。

オールブラックス×スプリングボクス戦でモウンガの切なさについて語ったのに、22日のレビューでは選手でなく豪出身レフェリーのニック・ベリーさんの筋肉を取り上げたのはそのためだ。

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今日の出場する選手でも小ネタを知っているのは、前回W杯に第1スタンドオフ怪我で第2スタンドオフから繰り上がり、今回もまた怪我ガレス・アンスコムの繰り上がりで第1スタンドオフになったウェールズW杯ダン・ビガーと、増田仕事情報収拾でウェブサイトを見ていたらワイルドイケメンとしてスーツ宣伝キャラクターに起用されていたダン・ビガーと、プレースキックの前に文字表現するのが難しい独特のプレ・パフォーマンスルーティンを行うダン・ビガー位だ。

誰か、北半球について追っている人がいれば、みんなでより楽しくW杯を見られるのになあと思う。

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さて今日話題大相撲力士栃ノ心出身国という以外、日本ではあまり馴染みのないコーカサスの国ジョージアだが、ジョージアの男は伝統的に体が強く、相撲だけでなくラグビーレスリングなど取っ組み合いを伴う競技やパワーが決する競技を得意としている。

かつてはその異常なパワーを最大限に生かしてひたすら縦に前進する「幅5mでやるラグビー」などど言われていたが、近年はそれだけでは勝てないと展開ラグビーにも力を入れ、それが功を奏してランキングを上げてきていた。

それでもこの国の最大の強みは「スクラム」だ。

ジョージアにとっては、スクラムでの勝敗自分たちアイデンティティに直接関わってくる。

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正真正銘の優勝候補ウェールズと並んで入場してくるジョージア代表

昨日のアイルランドもどこかただ事でない空気をまとっていたが、ジョージアジョージアでシャレにならない男臭さを放っている。

両国国歌斉唱の後、増田注目の試合は開始された。

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試合は開始早々、ウェールズキックオフジョージアが落球し、いきなり注目のスクラムとなった。

ここからウェールズがくり出した攻撃を止めたジョージアだが、その過程で前に落球してしまい、再びウェールズボールスクラム

この後ろのディフェンスラインに隙間があり、ウェールズがそこをめがけて、さながら赤いロケットを発射するように大男を3人走り込ませる。

対応できないジョージアラインを抜いて真ん中にトライ

開始わずか2分の出来事だった。

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コンバージョンキック前のルーティン話題になったSOダン・ビガーだが、真ん中の超イージー場合まではやらない。

しかし、なんとこれを外してしまう。

やはりルーティンはやっておくべきだったのではないか

5-0。

ウェールズは6分にもペナルティを得てダン・ビガーがペナルティキック

流石にこれはルーティンをやったが、以前よりルーティンが小さくなっている。

独創的すぎる動きのせいで前回W杯以降、世界中であまりに弄れらたので修正が入ったのかもしれない。

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11分、今後はジョージアが得意のマイボールスクラムで崩しにいったがウェールズが動かなく、その後の処理を誤って相手ラインアウト与えてしまう。

そこから準備されたセットプレーにふり切られたジョージアトライを食らう。

続く18分にもウェールズラインアウトからの攻防で、またもスッポリ開いたディフェンスラインの穴を突きトライ

ジョージアセットプレーから一発の攻防で3連続トライを許した。

ダン・ビガーがもうちょっと動きが大きくなったルーティンから正確なキックを放ち、22-0。

ウェールズは39分にもラインアウトから次々とランナーを走り込ませてトライ最後コンバージョンを沈めて29-0とした。

--------

ジョージアのパワーを跳ね返してセットプレーから前半だけで4トライをあげたウェールズ

パワーで押しきれなかったことが点差以上に屈辱的だったジョージアはどう修正するか、このままでは引き下がれない。

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後半、キックオフ直後の41分、偶発的に起こったようなウェールズの反則で、ジョージアラインアウトを獲得、そこからモールの攻防を押し込んで初トライを奪う。

このトライは点差だけでなく「力押しで勝った」ことでジョージアに面目を取り戻させた。

--------

46分、ウェールズラインアウトのタイミングジョージアは一列目の3人を変更。

この交代から試合は異様な雰囲気になっていく。

ラインアウトからモール形成して押すウェールズジョージアはたまらず崩してしまうが、この崩し方がよくなかったということで、イエローカード提示され、いきなり投入した3人のうち1人、ジャバ・ブレグバゼを一時的に失った。

ここからピンチジョージアは14人で守りきる。

--------

54分にはウェールズが持ち込んで形成された密集を交代で入ったジョージアの18番レバン・チラチャバがパワーで捲り上げてボールを取り返し、続くスクラムでも押し勝って優勝候補自分たちの強みを見せつける。

57分、シンビンが明け再び15人になったジョージア

会場の雰囲気ジョージアへの期待に溢れ、点差は開いているのに感情熱量が上がっていく。

62分の攻防でも再びウェールズボールをチラチャバが密集から引っこ抜き攻守逆転。

ハーフタイムジョージアロッカールームで一体何があったのだろうか、豊田スタジアムには球技というよりまるで決闘が行われるコロシアムのような歓声が上がった。

--------

すぐに切り返しウェールズディフェンスラインの裏に蹴ったキックを走力でトライ、36-7とするが、68分、またもスクラムで押し勝ったジョージアはそこからの攻防で三度現れたチラチャバがボールを地面にねじ込んでトライ

豊田スタジアムの観客はスタンディングオベーションで、あまりのことに勝っているウェールズウォーレン・ガットランドヘッドコーチはお通夜のような顔になってしまった。

--------

完全にジョージアホーム状態の会場の中、なんとかジョージアの息の根を止めたいウェールズは75分、鋭いランで次々とジョージアディフェンスをかわしてトライ

この後点は動かずノーサイドとなった。

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43-14、数字だけ見れば完敗のように見えるジョージアだが、後半だけ見れば14-14。

列を作ってウェールズ選手拍手で送られるジョージア選手は3万人を超える観客に漢を見せつけた。

前3戦で戦術の話をして面白さを伝えようとした増田だったが、それをしようにも、今夜はなにかそれを超えるもの存在感が大きな試合だった。

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さて、この試合で若干の不安を見せた優勝候補ウェールズ、次はオーストラリアとの大一番に臨む。

今日後半に度々食らった密集でのターンオーバー修正できるだろうか。

オーストラリアにはこのプレーの名手、デービットポーコックがいる。

最後に、増田がこのプレーついて解説したリンクを貼っておく。

29日の試合では、ウェールズがここを修正できたのかにも注目してほしい。

https://anond.hatelabo.jp/20190923102341

anond:20190922200115

[]2019年9月23日月曜日増田

時間記事文字数文字数平均文字数中央値
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■(追記)貧乏だけど子供産みたい /20190923000541(58), ■フェミ粘着するのがやめられない /20190922132106(17), ■お一人様の難易度(2019増田調べ) /20190923131351(16), ■ /20190923004551(10), ■重度のコミュ障PGだけど未来が見えない /20190922235526(9), ■ /20190922033512(9), ■わかりあうのは無理なので噛みつかれないようにするしかない /20190923185124(8), ■ポイントカード有無の確認 /20190923125954(7), ■ /20190922010507(7), ■誰も答えてくれないか何度でも聞くぞ /20190923150507(7), ■ /20190923004055(6), ■ラストがいい映画 /20190923162107(6), ■おじさん仕草 /20190922190526(6), ■起き上がれない /20190923171827(5), ■レンタルなんもしない女 /20190923012431(5), ■ネトウヨだが安倍の愚かさに目が冷めた /20190922133817(5), ■部長最近増田君はツメが甘いよね」 /20190923094626(5), ■俺が財務省の偉い人だったら軽減税率商品区分ではなく支払金額にかける /20190923223000(4), ■ /20190923001049(4), ■なぜTwitterエンジニアマウントを取りたがるのか /20190923101951(4), ■地獄 /20190923103446(4), ■anond20190923000541 /20190923111139(4), ■anond20190923083359 /20190923111515(4), ■連れ去られおじさん /20190923114236(4), ■ /20190923124204(4), ■ /20190923130527(4), ■お得意様に手書き葉書送ってくる文化 /20190923153047(4), ■今日も女は男叩き /20190923162521(4), ■5分待って自由席か、1時間待って指定席か /20190923183639(4), ■技術書展ってなんであんなにオタクくさいの? /20190923183727(4), ■みんなスゲェよ。俺もPythonとか語りてぇ。 /20190923190612(4), ■くれかこわい /20190923205524(4), ■露出狂だが、エロコンテンツ性器最強説が許せない /20190923214622(4), ■勝手失望現象 /20190904003125(4)

増田合計ブックマーク数 ()内の数字は1日の増減

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2019-09-23

ラグビー選手審判に黙って従うのか?など

https://note.mu/satonao310/n/nd7256bae4a27

ラグビーが好きだからってサッカーを貶めて良いという話ではないというのは一旦おいておいて、このさとなおという人にはそもそもラグビーについての理解に不備がある。ブクマでもその手の指摘はすくないし、ちょっといい機会なので書く。

まず前提として、十数年前より以前のラグビーには「審判を欺ければ反則をしても良い」みたいな空気が確かにあった。古い試合を見れば、ラックができたとき審判から見にくい位置で敵選手を思いっきり踏みつけるハーフや、タックル後などで寝た状態から走り出す敵選手にこっそり足払いをかける選手審判の見えない位置アメフトかのようにボールを持たない選手妨害する選手 etc... ダーティプレイはいくらでも見れる。(ちなみに、めったに無いけどサッカーシミュレーションみたいな"痛くないの痛がって見せる選手"は今でもいる(たいてい後で批判される)。)

もちろん当時からクリーン選手もいただろうが、当時は「ダーティプレイラグビーにおける駆け引き」という主張も当たり前に言われていた。さとなおという人の言う「フェアプレイしないと危険から」というのは正しい側面もちょっとはあると思うが、今のラグビークリーンさは、危険度のようなラグビーというスポーツ本質からまれものではない(もしそうなら自然発生的なものなので、30年前だろうが40年前だろうが、大なり小なりクリーンだったはずだ)。今のラグビークリーンなのはコミッション側が「クリーンでフェアで安全ラグビー」を目指して、ルールを変え、レフェリー役割を変え、選手意識を変え、と努力を続けてきた結果だ。そのためにTMOビデオ判定)が導入され、主審が後ろで起きる不正監視できるようにすべての審判TMO含む)がTMO審議を要求できるようにし、危険プレイはより厳しく判定され、罰せられるようにルールが変更されていった。その際には「流れが悪くなる」とか「駆け引き要素が減る」とか「ペナルティが増えてゲームが荒れる」など批判もあり、実際に批判通りな部分もあるが、コミッション側はそれらよりもフェアネス安全性を優先してその方針を曲げなかった。(例えば、相手の足を持ち上げて上半身から地面に落とす俗に言う"スピアタックル"は過去には見た目も派手だし"素晴らしいタックル"としてある意味もてはやされていたが、場合によっては頭から地面に落ちて危険なため十数年前に明確に反則になった。これなんかは見栄えよりも安全性を撮った例としてわかりやすい)。その結果として、ラグビーアンフェアプレイが見逃されないスポーツになり、反則を取られたくない選手たちはクリーンプレイをするようになった。というのが歴史的な経緯だ。(私見だが、このような流れはここ20年ほどのもので、2000年代はまだダーティプレーTMOに指摘されてカードを貰う選手がそこそこいたように思う)

で、表題の件だが、結論から言うと、ラグビー選手レフェリーに"黙って"従わない(高校ラグビーとかは別として)。今やってるワールドカップ試合をよく見てもらうとわかるが、選手日本だとキャプテンリーチとか)が、直近の判定などについてレフェリー声をかけて、レフェリーがそれに対して説明するような状況がしばしばある。具体的には「さっきから敵がスクラム故意に壊してないか?」とか「さっきのは誰のどういう反則なんだ」というよう感じでレフェリー説明要求するシチュエーションだ。これは、ラグビールールに「ボールラックモールで"長く"停滞する」とか、「故意スクラムモールを崩す」などの審判時間感覚主観で判定が変わる要素があって、個人個人レフェリーにばらつきがあるためだ。ここの判定基準ブラックボックスになると選手側のフラストレーションはめちゃくちゃ大きくなる上にアンフェアにもなりかねないため、選手が納得がいかないときには説明要求できるというシステムがあることで、「なるほどこのレフェリーはそういう基準なのか」と理解し、その枠の中でプレイすることで「クリーンラグビー」ができるようになるわけだ(なので、よくキャプテンなどがこの手の説明を受けると、後でその選手はチームとその返答を共有する。試合でそのへんも気をつけて見たら面白いかもしれない)。ラグビーにおいてはレフェリー権限が大きいからこそ、レフェリー選手コミュニケーション重要であり、レフェリー選手の間の上下関係絶対的ものになりすぎてはいけないというのが現在ラグビーの考え方になっているんだと思う。

個人的な気持ちとして、現在ラグビークリーンであるという状況が、コミッション側とそれを受け入れた選手側の努力によって作り上げられたものであることはとても尊いことだと思う。

(誤解を避けたいの点をいくつか最後に言っておくと、曖昧な判定を避けるためにルールを変えたりして基準を明確にしたりもしているので、レフェリー裁量はそこまで極端に大きいわけじゃなくて、大部分のプレーレフェリー確認するまでもない。また、抗議は良くてもプレー中のセルフジャッジレフェリーへの暴言、しつこすぎる抗議は罰せられる)

anond:20190923093727

ここもわかりづらいポイントだけど、同時にすげー面白い瞬間でもある。

まずタックルを食うと

倒れた場合ボールを時面におかないといけない

その時点でその場には「倒れた奴」と「タックルを見舞った奴」がいる

A、倒れた奴はプレーに関与できない。

タックルを見舞った奴も、一旦倒した相手解放しないといけない、まだ2人だけの世界

そこにタックルを喰った側、見舞った側のそれぞれの見方応援殺到してくる

B、倒れた奴は計算外、ここで双方で1人ずつがポイントに到着すると「ラック」という押し合いになる。

この押し合いで許されるのは「真っ直ぐ押して相手排除した上でボールを足で掻き出す」というもの

問題はAの瞬間とその直後、倒れた奴を除いて、ボール防衛したい相手が到着していない場合、ここ!

ここではちゃんと立ってる奴に限りボールを手で引っこ抜いていい!

ただ、ここでレフェリー解釈が登場するのが「何をもってボールを置く」とするかで、喰った側が倒れた時に膂力に任せて強引にボールを置き、その隙に味方が到着してB状態になればもうボールを引っこ抜く事はできない。

この攻防が行われるのはわずか0.5秒から1秒程の間、ここでボールを引っこ抜くのはビッグプレーでそうそう出来るものではない

しかし、このプレーにも名手が存在する。

オーストラリア代表のデービットポーコック選手で、グレーのヘッドキャップと「それ太腿じゃないんですか?」って言うくらい異様に太い腕がトレードマークだ。

彼は恐ろしいことに例え相手オールブラックスでも、大根でも引き抜くかのようにスポンスポンとボールを引っこ抜いてしまう。

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ラグビープレーヤーに直接話を聞いた解説者によると、アレは「センス世界」らしい。

運動センスというと、華麗なボールコントロールや鋭いパス、指先まで神経の行き届いたような身体運用連想するが、「大男がやってくる前の一瞬で頭を突っ込んでボール強奪する」というプレーの決めても「センス」というのが面白い

世の中にはいろんなセンスがあるものだ。

---------

このポーコック選手は非常に目立つので、中継でも探しやすいと思う。

何より密集に彼がやってきた時、「真打登場か」というくらい周囲が色めき立つのですぐわかる。

オーストラリア戦では是非グレーのヘッドキャップに注目して欲しい。

ちなみに彼はジンバブエまれだが、幼い頃の情勢不安から両親と共にオーストラリア移住したという経緯を持ち、そのライフストーリーからか、社会活動に熱心だ。

「激しいプレー馬鹿からできるんですよ」と言っていたが、「ウソつけ」と思う。

お前インテリじゃねーか。

2019-09-22

サッカーイタイイタイちゃんと指摘するために

https://note.mu/satonao310/n/nd7256bae4a27

この記事ブコメが酷いのと、サッカーファウルについて勘違いしている人が多い。

まず、サッカー審判の言うことを聞かない、とかいうこの記事は何か勘違いしていて

サッカーレフェリーを欺くようなプレーシミュレーション)をすると、一発でレッドカード退場になります

有名どころではかの有名な2002年ワールドカップイタリア韓国戦

当時のイタリアエースだったトッティペナルティエリアで倒れたのをシミュレーションとして一発退場になりました。

(まぁアレが本当にシミュレーションだったと思ってる人はほぼ居ない気がするけど)

ともあれ、審判に口答えしたら基本的にはイエローカード、もしくはレッドカードなので

審判の言うことを聞かないとか欺くとかいうことは誰もしません。

というか、残念ながらほぼ全てのスポーツ審判の言うことを聞かない奴なんかいません。

ベースボール審判の言うことは絶対で、昔の日本野球では審判の言うことを聞かないことが多く、外国人助っ人が驚いたっていう話はよく聞きました。

で、ごくごくたまーにそういう奴がいて、たいていの場合レッドカード退場とかになるんだけど

話を戻して、サッカーファウルがあったとき

あんなんで転ぶなよwwww」

みたいなのをよく見ますが、全力で走ってる人の足を引っかけたら転びます。当たり前です。

歩いてるときならリカバリできたとしても、全力で走ってる人間は転びます

しかもだいたい後ろから引っかけられるので気付かずに転びます

スローで見るとほとんど当たってない場合もあります

そもそもスライディングに来るのが見えたら避けようと無理な体勢になるので場合によっては転びます

あと、スローファウル検証って本当に意味が無くて

野球ボールなんてスローなら打てるでしょ、とか、イレギュラーバウンドも捕れるでしょ、とかいうぐらい意味が無いです。

スローでほんのちょっとしか当たって無くても転びます

てか、ラグビーも転んでるよね?そりゃタックルされたら転ぶけど、ちょっと触られただけで転んでるよ。

ラグビーは転んでラックに持って行くから誰も指摘しないけどね。

倒れた後になかなか起きないとか、イタイイタイしているのはどうかっていうのを聞くけど

まぁ中東とか一部の選手はおいといて、本当に痛いからね。

全力疾走から転んでるんだから痛いです。当たり前です。

で、しばらくしたら元気に走ってて「なんだあいつは!」みたいに言われることもあるけど

痛いのに頑張ってピッチに戻って「本当は痛くないんじゃ無いの?」とか言われることほど悲しいことは無いよね。

ただ、サッカーファンからしても中東時間稼ぎ作戦は本当に見るに堪えなくて

FIFAは本当にどうにかして欲しいと思う。最近はマシになってきてるけれど。

どちらにしろスポーツのチーム同士や選手批判することは百歩譲っても

スポーツのもの批判するのはい大人のやることじゃないよね。

スポーツに優劣なんてないし、全てのスポーツは楽しめる要素があるはずなので

どんなスポーツでも積極的に楽しむようにする方が

一時的批判してクレバー振る舞う優越感を得るよりも人生楽しいと思うんだけどね。まぁ人それぞれですが。

ラグビーW杯 22日第2試合 アイルランド vs スコットランド レビュー

昨日のオールブラックス×スプリングボクス試合レビューも好評で、なによりラグビー観戦が楽しくなったというブコメが嬉しくてたまらない。

増田としては、「わかりづらい」と言われたり、「興味ない」と言われたり、そうかと思えばどうも変な話題が注目されたりするラグビーの、その競技自体の楽しみを分かち合いたかった。

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今日22日は、日本と同じプールでやがて相まみえスコットランド×アイルランド試合が行われた。

もうすぐ戦う相手がどんなチームかを知れば、単純に「日本頑張れ、すげー、なにやってんだ」以外にもうちょっと違う楽しみ方を提供できるかも知れない。

この対戦のキーワードは「ストラクチャー」と「アンストラクチャー」、そして「雨」だ。

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「ストラクチャー」と「アンストラクチャー」は、敵味方の状況に応じた陣形状態で、「ストラクチャー」とは攻守双方、準備万端ラインが整っている状態をさす。

対する「アンストラクチャー」は、ライン状態がグチャグチャで、攻めようにも綺麗にできないし、守ろうにも予測不能状態を指す。

「ストラクチャー」はスクラムラインアウトから、「アンストラクチャー」はハイパントの落下点の競り合いや、相手の攻めからボールを引っこ抜くなどターンオーバーから起こりやすい。

「ストラクチャー」は準備がモノを言い「アンストラクチャー」はしばしばアドリブ合戦になってしまう。

両国関係でいうと、アイルランドは「ストラクチャー」に強く、スコットランドは「アンストラクチャー」に強い。

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ただここに要素を加えるのが雨で、アンストラクチャーからスピーディーアドリブを仕掛けようと思うと、パスが速かったり複雑になりやすく、雨でボール滑ると厄介なことになる。

ストラクチャーでも複雑なことはできるが、短いパスや力押しで極限まで単純に、遅く、確実にもできる。

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両国の力関係でいうと、アイルランドが圧倒的に強く、スコットランドといえばUK陣の中では身体が小さく、常に相対的弱者、いつでも工夫と諦めない姿勢サバイブしてきた。

そんな彼らの近年の活路がアンストラクチャーラグビーなのだ

しか今日の天候いかんで自分たちの強みを出しづらくなる可能性がある。

さて台風が迫る横浜、雨がいつ降り出すか。

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キックオフ試合の入りはスコットランドキック執拗に蹴って自分たち好みのアンストラクチャーゲーム演出しかし5分、逆にその混乱から抜け出したアイルランドがパワーでねじ込んでトライを奪った。

アイルランド世界最強のフィジカル軍団などと言われて、確かにそうなんだが、反応速度個人スキルも、戦術眼も高い。

陣形がくずれても一瞬の反応で大男が切り返してくるのだ。

スコットランドはそれでもキックで不確実性からチャンスを探すプランを変えない。

スコットランド勝機はそれしかない。

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両チームもスプリントが爆発的に早いので何が起きるかわからないスリリングな展開の中、14分、アイルランドペナルティーを得て必殺のモールを繰り出し、2トライ目。

アイルランドの恐ろしいところは1人でも強いが、固まるともっと強いところ。

スクリングボクスはフィジカルこそ凄いが、どこかナイスガイみたいな素朴な感じがあるのに対し、アイルランド暴力的なほど圧倒的なフィジカルで迫る上に、顔がシリアスでなんか怖いのだ。

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12点差を追うスコットランド17分、自陣でモールをやり返す。

モール前進できるのはいいとこ7〜8mほどなので、こんなにトライから遠いところからちょっと前進しても一見合理性がなさそうなんだが、そういうのがしばしば冷静になるきっかけだったりする。

それに、集団での力押しは合戦ラグビーでは自信や意地という面で象徴的な意味を持つ。

膂力で勝てないのが明らかでも、それを簡単に認めてはいけないのだ。

ここで一瞬流れを取り戻しかけた。

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しか24分、ファンブルからアイルランドが大きく前に蹴り出したキックが、アイルランドゴールポストに当たって、結局不利なリスタート適応される状況になる。

5mスクラム、それをアイルランドねじ込んで3トライ目。

スコットランドは攻めは決して悪くないのに、運が悪く、猛スピード台風のように迫る怪力男だけでなく、運とまで戦わないといけない。

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その後、何度もスリリングな展開があったが、スコットランド必死抵抗ギリギリのところで踏みとどまる。

40分のアイルランドペナルティーゴールも外れ、前半終了。

16点差をつけられたスコットランドは2トライ以上とらないと逆転できない。

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後半、横浜競技場は雨が降りだした。

試合開始から双方蹴りまくるハイパントだが、その目指すものアイルランドスコットランドで違う。

アイルランドハイボ後にタックルを食らって停止しても、ゆっくり前進すればいいし、落球してスクラムで力勝負になっても崩していける。

しかスコットランドはできれば再獲得して、プレーを切らずに抜け出したい。

こうなるとアイルランドの方が選択肢が多い。

ボール滑る雨はスコットランドに不利なのだ

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55分、そんなハイパント合戦からアイルランドが4トライ目。

雨という状況もあるが、キックの精度自体も全体的にアイルランドの方が高く、スコットランド自分たちにうまくボールが入るキックを蹴れない。

スコットランドは、主にキックを蹴っていたSHレイドローを下げ、キープする戦術に変更した。

しかし、そもそもが展開でアイルランドディフェンス突破できないからのキック戦術であり、キープして走ってもやはり突破できない。

スコットランドには手詰まり感が漂う。

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それでも諦めないスコットランドは70分ごろ、FBスチュワート・ホッグがぬけだし、それを止めようとしたアイルランドが悪質な反則でイエローカード

10分間退出で数的優位を得る。

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しかしそこでもアイルランド集中力がすごく、攻めきれない。

その後点は動かず、27-3でノーサイドとなった。

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パワーで勝り、技術も高く、ストラクチャー状況でも勝てるアイルランドだが、結局ほとんどの得点スコットランドが仕掛けるアンストラクチャーから切り返しであげた。

スコットランドとしては自分たちが賭けた不確実性をモノにできなかったのと、雨、そして爆発的なスプリント能力を誇る飛び道具のスチュワート・ホッグが完全に封じられたのが痛かった。

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この試合を通して、両軍が蹴りまくったハイパントブコメで「古典的戦術だ」という意見があった。

慧眼のファンがいて嬉しい。その通りだと思う。

ただ、あの瞬間に何が起きているのか、みんながもっと楽しむために、増田さら解説を付け加させてほしい。

かにハイパントは昔からあるプレーで、「弱者戦術」と言われていた。

20年ほど前の大学選手権では明治早稲田に挑む慶應大学がよく使っていた記憶がある。

それは地上戦で勝てないか一か八かを狙う感じだ。

ただ、近年活用方法が変わってきて、増田記憶に残っている観測では前回のW杯直後にオールブラックス採用し出した。

不確実性では同じだが、ハイパン相手がとって着地した瞬間にタックルを見舞って止める、あわよくば誰かが落下点に走り込み競って直接再獲得、相手ファンブルした場合プレーが止まれノックオンという反則で自軍スクラムだが、笛を待たずに自分たちで拾って継続すれば、自軍有利なのでプレー継続される、その瞬間はディフェンスが崩れきっていて最大のチャンス!という確立された戦術に変化した。

これは、選手アスリート能力の向上と、戦術分析を背景に、地上戦だけのディフェンス突破が難しくなった事に対する対応だった。

今日スコットランドがしたいことは多分これだった。

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さて、日本はこの両国と戦うことになる。

今日の結果を見れば、アイルランドには隙がなく、スコットランドの方が相対的に与し易くも見える。

しかし、じゃあ、スコットランドターゲットにして、アイルランドは負けても仕方ないよね、という損得勘定スコットランドに臨んで勝てるだろうか。

理屈で言えばそうかもしれないが、増田はこの絶望的な状況でも諦めないクソ意地を見せつけたスコットランドに、そんな半端な精神性で挑んで勝てるとは思えない。

そもそもスコットランドは「相対的弱者」であって、日本にとっては「強者」だ、「弱者戦術を知り尽くした強者」ほど困った敵もいない。

アイルランドを抜いて戦う分、スコットランドで必勝」などというヌル精神状態を利用されない訳がない。

今日わかったのは「アイルランドは引くほど強い」「スコットランドはどんな状況でも諦めない」という事だ。

さて、日本はこの2国にどう挑むだろうか。

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最後に、レフェリングへの絡みについて質問があったので少ない知識でも答えられることを答えたいと思う。

ラグビーにおいて、レフェリーに対して長く会話ができるプレーヤーは双方のキャプテンのみ。

それも、レフェリングに対して「抗議をする」というより、レフェリングへの「解釈を聞く」というもの

なぜそうなるかというと、そもそもラグビーレフェリー不在で始まったスポーツであり、「ラガーマンとして恥ずかしくなく振る舞おうぜ」って具合に選手同士の話し合いで反則の適応を決めていたのだが、あまりに速く激しく複雑になりすぎて、「これちょっと選手同士じゃ無理だね、誰かに頼むか」と「判断をお願いする」形でレフェリーが登場した。

自分らの都合で呼んでおいて、抗議とかねぇ・・・変でしょ。

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そして「解釈」なんだが、ラグビーではあまりにもカオスなことが起こりすぎて、反則などについてきっちりしたルール文字通りに適応すると、しばしば「あれ、反則もらったけど逆に損じゃん」という矛盾した状況が起きてしまう。

前後文脈適応判断をするケースが結構ある。

また、外から見るとわかりづらい状況でレフェリーによって、反則のラインが異なったりする。

典型的なのがスクラムで、あれは「故意に崩すと反則」なのだが、何をもって「故意」とするか、それにどっちが「崩したか」が非常にわかりづらい。

その判断レフェリーに委ねられ、プレーヤーが「そりゃねーよ」と感じても「抗議」はできない。

せめて「あれアリですか?」「アリ」「どこでアリです?」「さっきのアレ」という感じで「解釈を聞いて活かす」ことしかできない。

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レフェリーフィールドでは絶対権威なので、じゃあレフェリーは好き勝手に笛を吹いて選手は従うしかないのかとなるが、そこで問題になるのが「解釈一貫性」で、解釈の線がブレると選手レフェリーに振り回されることになる。

そうなると、「あのレフェリーって笛に一貫性がないよね」となり、あんまいい評価をされない。

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でも、多分、問題は「評価が下がる」ことじゃなくて、「そんな笛を吹いて自分に恥ずかしくないのか」という事だと思う。

他者が律するとこができない権威なら、自分自分を律するしかないのだ。

選手レフェリーのせいにしないように振る舞うなら、レフェリーもまた自分の笛に責任を持たないといけない。

ラグビーに関わるなら、選手レフェリーも、すべての人が「あいつがああいった」とか「自分が偉い偉くない」とかそういうことではなく、それに「ほかの奴はああじゃん」とかそういうことでもなくて、「自分がどうなのか」ということなのだ。

あんなにクソ走るスポーツについていきながら、不可解な状況を判定し、その上一貫性についても責任を持たないといけない、ラグビーレフェリーというのはスゲーと思う。

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ちなみに地上波放送されなかったイタリア×ナミビア戦では、スクラムを真横で見ていた豪出身レフェリー、ニック・ベリーさんが、持ち出したボールスクラムの真横を急襲しようとしたイタリアの8番に激突されるという一幕があった。

まあベリーさんは元ラガーマンで、レフェリーに転身してから現在も「その筋肉、いる?」って位にムキムキなので事なきを得たが。

もう一回いうけど、ラグビーレフェリーというのはスゲーと思う。

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日本からは今回、アシスタントレフェリーとして、久保修平さんが参加している。

中継で名前を見つけたら探してみてほしい。

anond:20190921214539

2019-09-20

anond:20190920102933

レフェリーじゃなくてただのファンだけど。

ジャッカルボールピックアップしてのターンオーバーは別物。

リリースされて地面に置かれたボールは、ラックが成立してなければピックアップしてマイボールにできる。

またタックラータックル成立後に一度立ち上がれば、ボールを取りにいける(ジャッカル)。

というふうに理解してるけど、あまり自信はない。

参考:

http://tsukushi-yr.com/yr/index.php/room/chu_1/sho1-21/sho1/%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%81%AE%E3%81%8A%E8%A9%B1%E2%91%A1%EF%BC%88%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%AF%EF%BC%89/

anond:20190917000236

じゃあ元プレイヤー兼現役作家の僕が。

ラグビーというのは、試合中にものすごい数の反則が行われる競技である

よく言う『ボールを前に落としてはいけない』というのも『ノックオン』という立派な反則なのである

野球で言えばボール球投げるのやファールを打つのを反則に数える感覚に近い。

雨でも降ればボール滑ることから国際マッチでも反則は増大していく。ラグビーほど反則数が重ねられる競技を私は寡聞にして知らない。

というわけで、反則には軽度の反則(≒ミス)と、重大な反則の二種類があるのをまず前提としてほしい。

重大な反則については一般的スポーツを見ている人なら、そのイメージが遠くはないので割愛

知らない人に対してラグビーを複雑に見せるのは軽度な反則の数々のせいなのである

例えば、ノックオンをしたら反則であって、反則を見とがめレフェリーは他の競技なら笛を吹いて止める。

ところが、陣取りゲームであるラグビー性質上、ボールを持って走る人の前には味方がおらず、仮にいたとしてもそいつは自陣(ボールより後ろ)に戻る以外の行動をしてはいけない。その為、前に落としたボールは少なくない確率で敵に拾われてしまうのだ。

そうなると始まるのが逆襲で、一気に攻守が入れ替わる。

相手は浮足立っていて、守備ラインも引けていない。そんな中、ボールを手にした側は圧倒的有利になる場合がある。

そして、この時に発生するのがアドバンテージだ。

『笛を吹いてスクラムからやり直すと、反則を受けた側がむしろ不利になる』とレフェリー判断すると試合は続行され、アドバンテージが解消されるまで試合は続く。

アドバンテージが解消される前に再度攻撃が入れ替わったりすると、その時に改めてレフェリー試合を止める。

あと、唐突スクラムは始まらない。

必ずレフェリースクラムを宣告するからだ。

宣告されるとフォワード陣は集まって向かいあう。

ちなみに、スクラムスローイングラインアウト)でゲームが始まるのは軽度の反則をしたときに限られる。

そうでなければキックや後退、退場などどちらかに一方的な有利でゲームが始まるからだ。

裏を返せば、軽度の反則を犯した側に一方的に不利にならない。

スクラムでは投げ入れる側じゃない方ボールをとってもいいし、力があるならスクラムを回転させてもいい。90度まわせればボール権利は逆転する。

ラインナウトも、サッカーなら好きなところに投げられるけれど、ラグビーなら敵味方が並んでいる場所の中心に必ずまっすぐに投げなければいけない。

当然、これも投げない方が奪い取ってもいい。

からラグビーは反則を犯してしまった後のリカバリーにも技術があってそれを知って見れば観戦は非常に面白いのだ。

ラグビーとはボールを基点に、その後ろを自陣みなすゲームだ。

コートに入ったらボールを持って立ってみるといい。

ボールからまっすぐ横に線を引いてそれから後ろが自分の陣地だ。

前に一歩進めばその分自陣がひろがり、一歩、一歩と重ねれば陣地はどんどん広がっていく。

最終的にはゴールラインを超え、コート全面を自陣にすることで5点が入る(トライ)。

ボールは自陣にいる仲間にしか投げられないけど、ボールを持ったプレイヤーは決して後ろに走ってはいけない。

ラグビールールなんてそれくらいを知っていればよく、他は全部おまけである

ぜひともワールドカップを観戦してもらい、ラグビーを楽しんでもらいたい。

ラグビー好きな人はみんなそれを願っています

2019-08-02

結婚した後にうだうだ言うな

そりゃ結婚してみないと、分からないことある

あーやっぱりやめときゃ良かったとか思う日もある。 でも結婚しなかったらしなかったで

あーやっぱり結婚すれば良ったとか思うんだよ。

隣の芝生は青いって言うだろ?

無い物強請りなんだよ。

本当に嫌なら離婚すればいいだろ

いやぁ 世間体が親が子が そんなん関係ねぇよ

もう大人だろ、一つ一つのことに対処出来るだろ?

結局は臆病なんだよ、失敗が怖い 恥をかくのが怖い、そうやって流されて妥協した結果が今のお前なんだよ。

運命ってやつは、最も相応しい場所に導くんだよ

お前は一度たりとも本気なった事無いんだろ?

勉強恋愛運動も何もかも、そのくせ他人攻撃して批判して自己正当化してる。

レフェリー気取りの大バカモノだ。

自分が思ったように理想自分を追いかける事に

人生を捧げる。出ないとお前は何もせず死ぬ

傷ついて傷ついて人は強くなるんだろ

から震えることができるんだろ

からどうか口だけじゃなくて行動から変えて下さい。 では頑張って生きましょう!!

2019-07-07

自称批評家今日も決めつける

今日SNSには全身に「正義」を武装したレフェリーたちが溢れている。

彼らは反論のしにくい「正論」を振りかざす。

槍玉に挙がった人々は、完膚なきまでに叩きのみされる。果たしてこの営為は、社会を良くしているのだろうか?

個人的には、自己顕示欲を満たす為に正論ばかり言う人は好きではない。

だって上から目線評価を下す側になってしまえば、自分だけは安全圏に身を置くことが出来るからだ。

2019-05-30

弱者強者に歯向かってルサンチマンがどうのこうの」と言い出すのは周囲のレフェリーによる判定勝ちってところか。

サッカー試合野球をしてもボロ負けになることを考えればその試合がまず何の試合かが分からないといけない。

レフェリーが急に野球サッカーを合わせた新しいルールを作って判定を出せるわけがいからね。

学術の話で勝負をしているつもりが、どちらの年収が上かで勝負をするつもりの人間レフェリー取り巻き)につかまれば、

弱者強者道理に合わない歯向かい方をした」ことになる。

2019-03-04

anond:20190304124059

文章を読んでもらえれば分かると思うが、あの研究論文にできるような種類のものでは無い。

自分自分流にまとめたものをそのまま、あるがままに読め、ってのはあまり傲慢じゃないの。皆制限された時間の一部を割いて論文を読むわけ。何故かっていうと、ゴミレフェリーがある程度弾いてくれて(それでもゴミペテンって入ってくるけどね)いて、現実的に読めるようにフォーマットロジックも整理されているから。それ程までに主張したいことがあって、何故それを練ろうともせず、万人に読めるように de facto standard としての英語で書こうともしないのかな。私にはまるで、人に伝えるべきことを伝えるのが目的というよりも、人に伝えるべきものを持っている、とただ主張したいだけのようにしか見えない。

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