はてなキーワード: エピローグとは
○ご飯
朝:ソーセージエッグ定食。昼:なし。夜:瓶ビール。生中。餃子。唐揚げ。チャーハン。キムチ。
○調子
むきゅーはややー。お仕事は、それなり。
タマモクロスがいると爆速らしいのでサプチケで売って欲しい……
「時空流転編」
・5段階評価:5
・あらすじ
フローゼスの手引きでレヴィールへ転移してきたウェルサの面々。
レヴィールの面々、アリサ達と協力してフローゼスが託した運命の弾丸をバニーに届ける。
バニーの運命の弾丸により撃つ相手はアイシィンではなくフローゼスであり、管理者に目をつけられていたこの世界を守る強さを身につけるための試練だったのだ。
なんやかんやで、アリサがネクサスを倒し、遂にロゼリアとの再開を果たすのだった。
・印象に残ったセリフ
そうなの!? と驚くや否や、怒涛の告白ラッシュにラブチュッチュッ……
そういう話だったんだ……
・印象に残ったキャラ
イルガンノ。
最終的にバカップルが二組も生まれた上に、巨人たちは頭がアレなので、半分死んで半分生きてる異形なのにイルガンノが一番まともだった上に、ラスボスを倒したしで、完全に主人公だった。
スキン買う。
・感想
恋の話だったことが判明してからは、一気に明るくなり、今までの鬱々した雰囲気が飛んでったのは少し笑ったけど。
レヴィール、ウェルサ、アリサとそれぞれの面々にちゃんと出番があるだけじゃなく、それぞれの思想がわかるやりとりが面白くて、良いシナリオだった。
ネクサス編完結しちゃったけど、アリサ以外の初期メンツに出番がないのは、期間限定で回収されるのかな。
「王国帰還編」
・5段階評価:5
・あらすじ
各々が旅でで得たもの、それと取り戻したものの大きさを実感する。
そして、元の世界がもうないユアンと管理者との戦いをまた手伝うため、もう一度旅に出る、
・印象に残ったセリフ
ユリアスとモノの関係性がシャドバにハマったキッカケなので、この一言だけでバッチリ感動できた。
・印象に残ったキャラ
姫様。
今までエリカの都合の良い夢の世界でしか出番がなかったのだけど、こういうキャラだったんだ。
僕は、ぐらぶるっ! でいうところの「女→女に強い感情を持つ人」が好きなので、姫様も大好きになった。
・感想
よかった…… しみじみとよかった……
シャドバ好き。
今まで、暗殺とか、殺し合いとか、復讐とか、贖罪とか、重苦しい過去を背負ってきたキャラたちの気持ちが精算されていくのは、このキャラたちが好きだからこそ嬉しかった。
特にイザベルは、エレノア、テトラ達との関係を踏まえた進歩が大きくて、感動した、
エレノアはリナセントクロニクルのフレバーテキストによると、次元超越の技術を研究してるそうだから、再登場も見込めそうで楽しみ。
デート誘ってなんやかんやしてグダグダしてそれでセックスに持ち込むその面倒な儀式を経てまでしたいのか?ということを冷静になって考えてみたけれどそうでもないなと思っている。
ポルノ断ち(オナ禁はしていない)をしてみたらセックスに対しての渇望感が消えた。
我々はポルノによって「セックスをしたい」というナラティブを挿入されているのではないか。
性交率もそんなに高くないし、性交に持ち込んでも別になんでもないしなんかどうでもよくなった。
セックスで一番テンション上がるのはブラを脱がすところであって、その次はペッティングである。挿入はエピローグであり、射精はエンドロールだと思う。
女を口説いてまでやることか?
それどころかブクマ的なものに対して嫌悪感を感じる余裕さえ出てきた。
ヤフーニュースを見る時、ヤフーのコメント欄を見ると気持ちが悪くなる。
あのはてブ的な感性、マウントの取り方、えらぶり、中身のないいね。
鳥肌が立ちそうになるんだな本当に。
今はまだ増田にブクマがつくとキャッキャッしてしまうが次第にそれさえ鬱陶しく思うようになるだろう。
誰にも見せることのないアウトサイダー・アートのようにSSDの中に置かれたテキストファイルにだけひたすら書き込み続ける日が来るのだろうか。
そんな時からカクヨムなんかで突然怪文書が増えたら、とある増田が移住を決めたと思って欲しい。
多分、それは自分じゃなくて別の誰かだ。
この程度のことをしている奴なんてインターネットには無数にいる。
なんか皆して口を噤んでいる感じがする。
マクロスにおける2みたいな扱い。
各キャラクターの後日談を描くエピローグ集としては悪くなかったと思うんだけどな。
それぞれが失敗と成功を繰り返しながら地道に生きてる感じで。
ただ4年間という月日の割には全体として歩みが遅いようには思った。
社会人としての4年なんてそんなもんだって話なんだろうけど夢に近づいてる感じがないんだよね。
戦艦の映画を作る話だから「これ七福神発進だろ」と期待してたら全然そんな話にならんかったのもしっくり来ない。
いや、これがリアルなんだよと納得する人もいるんだろうけど俺は「ぶっちゃけSHIROBAKOってこれで話が閉じるんだからもうチェーホフの銃は撃っちゃえば?」と思ってしまったわけだな。
「そこをあえて外して俺たたにするのがリアルなんだよ」と伝えたかった映画なのか?
でもフィクションにそんなの求めてないよ。
フィクションに求めてるのは夢であって、リアリティは夢が見終わる前に夢だと気づいて覚めてしまわないようにするための時間稼ぎの麻酔みたいなもんでしょ。
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/togetter.com/li/1807723
小説の一人称視点だとあまり感じませんが、客観的に見ると主人公は十分にチートキャラです。その自他の認識のギャップが、作品全体のストーリーの根幹になってます。アニメだと、小説では隠れていたそのギャップがはっきり見えるようになりますよね。
強さを教える赤ママ、賢さを教える青ママ、優しさを教える白ママとそろってますからねえ。メイドもいるし。
あれは、身内をエロの対象とすることを極端に忌避するトラウマとして、主人公の根底に残ってます。おかげでアイシャは思いっきり歪みました。あの世界では、異母兄妹は普通に結婚が可能です。本人も周りも望み、相手も好意を持ってくれているのに、絶対に異性としては見てくれない。頭の良い子で兄を尊敬もしているので、男女関係についての感情が完全におかしくなってます。
「蛇足」なんかじゃないです。あれはエピローグ集です。本編を最後まで読んだ人は、全員読むべき。
前世で「姪の盗撮写真をズリネタにしてた」という事実がかかれるだけで、そのシーンが出てくるわけではない(原作には)。アニメ版では、見る人が見れば判るように描写されてた・・・。
現実でも、親の立場や考えがわかるようになるのは自分にも子供ができてから、ということは多い。ルーデウスも、相手の気持ちが分かるのは、あとで自分が相手と同じ状況になってからです。彼はまだその段階に達していないだけです。伏線は原作由来やアニメオリジナルで大量にしいてあります。「親」は不在どころか、この物語の主題の一つです。
今回の衆院選を通じて「野党支持者がこれでは永遠に自民党には勝てないな」と批判的な感想を持ったので
その理由を書いてみる。
社会心理学者ジョナサン・ハイトは「ケア」「公正」「自由」「忠誠」「権威」「神聖」の6つの道徳基盤を提唱し
保守派は6つ全てを重視しているのに対しリベラル派は前3つを重視し後ろの3つは軽視しているとした。
自民党支持者と野党支持者の違いもこれで説明できるように思う。
もちろん他にも違いはあるが、選挙において最も大きな差として表出するのは「支持政党への忠誠心の有無」だ。
今回の衆院選では与野党ともに対立候補に対するネガキャンが飛び交ったが、それへの対応の違いが顕著だった。
自民党へのネガキャンが報じられたとき、支持者はどう行動するか。
これは無視もしくは「これだからリベラルは~」と逆用して攻撃に出るといった行動が多い。
自民党への忠誠心があるので党や候補者にとって不利になる行動は自然と避けるのだろう。
大して野党へのネガキャンが報じられたとき支持者はどう行動するかというと、思い切り釣られてしまった人が多数観測された。
断言するが「共産党の表現規制」なんて今後大きな話題になることはありえない。選挙が終わったからだ。
どの政党も表現の自由と社会生活のバランスについて考えていて、さじ加減は異なるものの無制限の自由を許容している政党はない。
その程度の話なのに「共産党は公約を取り下げるべき」「失望した」と言い始める野党支持者が現れ、自民党支持者と一緒になって野党叩きを始めてしまった。
野党支持者は支持政党への忠誠心が薄いため、党や候補者にとってどうかよりも自分が正義の側に立つことを優先してしまうのだ。
これでは勝てないのは当然だ。
今回の衆院選では立憲や共産党が嫌になり国民民主党やれいわに投票した野党支持者が多く見られた。
理由を見ると共産党は嫌だとかスキャンダルを懸念してといったものが多かったように思う。
しかし国民民主党は表向き共産党は嫌だ嫌だと言いながら裏では協力関係にある。
実はお互い立憲を介して選挙区調整もある程度しているし、国会では毎週与党をどのように追及していくか相談している。
野党のコロナ関連法案は立派なものが多く(内容を自民党がパクッて自党の法案として提出している)それらは立共国共同で提出されたものだ。
要は今回国民民主党は嘘をついて非共産派の野党支持者を集めようとしたのである。
選挙が終わったので今後は何事もなかったかのように共産党との協力関係を再開するだろう。
スキャンダル耐性についても国民民主党の議員も旧民主党の残党が中心であることに変わりはないので大差ない。
こういった国民民主党のネガティブな情報がほとんど報じられないのはなぜだろうか?小政党だからである。
れいわは山本太郎の暴言の数々が動画として残っておりいくらでも証拠として掘り出すことができる。掘られないのはなぜか?小政党だからである。
仮に今後両党が立憲並の規模に成長したら、今の立憲と同等のネガキャンに晒されることになる。
そのとき支持者はどうするか?また別の小政党を支持するようになってしまうのではないか。
今回の衆院選は与党が勝利したが、おそらくいつものように与党と野党(維新除く)の総得票数を比較したら野党の方が多くなるだろう。
野党支持者が一つにまとまれば勝てるのに(実際には1票の格差問題があるので多少上回った程度では厳しいが)自ら分裂を選んでしまうのである。
これでは勝てないのは当然だ。
https://anond.hatelabo.jp/20211101192844
この増田では「これだから民主党は駄目なんだ」と罵倒されたエピローグが書かれているが
野党支持者は政治家や政党を育てるという発想が欠けているように思う。
(選挙ボランティアに参加した増田は当然そうではない。トラバで勘違いされているようなので追記)
ここで批判の対象にしている野党支持者がどう思っているのかは分からないが、特定政党の熱心な支持者でも党に不満は持っているものだ。不満が全くない人などいない。
そこで「党に不満がある。だから改善しよう」ではなく「党に不満がある。だから支持しない」となってしまうのが野党支持者だ。
自民党支持者はどうか?「党に不満がある。でも忠誠を誓っているから我慢する」となるだろう。
野党支持者は自分が主権者であるという自覚を持たず(これは自民党支持者も持っていないと思うが)全てにおいて完璧な政治家・政党が空から降りてくるのを待っている。
これでは勝てないのは当然だ。
以上のように、野党支持者は自民党支持者より支持政党にとって不利な行動を取る傾向が強い。
もしかすると「選挙は自分が最も良いと考える候補者に投票するもの」と素朴に考えているのかもしれない。
それは間違いではないが、自民党支持者は「選挙は自民党を勝たせるもの」と考えている。
どちらが勝つかは言うまでもあるまい。野党支持者はこのままでは同じ土俵に上ることすらできない。
野党支持者は自民党を倒したいなら今までの態度を改め一致団結しなければならない。なぜなら自民党支持者は一致団結しているからだ。
人にオススメされたセレステ、とりあえずエピローグまで終わった。
エンドロールを見ているときの満足感がすごかった。やっぱこういうティーンエイジャーが悩みを超えていく物語は洋ゲーによくみる(※自分がプレイした中では)ストーリーでかなり好きだ。セレステの主人公マデリンはうつやパニック障害といった心因性の症状に苦しんでいて、自分を映し出す鏡であるセレステ山でこの悩みに立ち向かっていくことになる。
ゲームシステム自体はジャンプとステップを利用してステージをクリアしていくアクションゲーム。かなり死ぬけどすぐ手前から復活できて全くイライラは感じなかった。アクション自体は終盤まで対して変化しないけど、チャプターごとに独特のギミックが存在するので最後まで飽きもこなかったなあ。ステージの攻略には2段階あると思っていて、1段階目が解法をつくること。ここでジャンプして壁掴んでからステップを斜め上に入力・・・みたいな方針が立てば、後はそれを達成できるまで何度もプレイする。この考え方はAtCoder(競技プログラミング)みたいだな、とか感じたり。適切に解法を立てて攻略できたときに正解(AC)として認められる感じが。区切りの間隔が短いから途中まではできるのにどうしても最後のここで失敗する・・・みたいなことも無く、サクサクと集中してプレイできた。
ステージは一本道ではなく、高難度の寄り道があってクリアすると♡をもらえる。ただこの♡、集めてもあんまり意味がないみたいだからステージをしらみつぶしに探すのが嫌で積極的には集めなかった。そしたらチャプター8(エピローグの後の章)!!!!♡が無いとプレイできないっぽくね???特別集める必要はないんとちゃうんかい!!!!!!それだけ思いました。
ストーリーはざっくり言うとセレステ山の山頂を目指していくというもの。山登りは頂上っていうゴールが明確にあるからゲームのストーリーの柱として相性がいいなと思った。というのもストーリーだけで見ると「A Short Hike 」によく似ていたから。どちらも山頂に行くことで悩みを克服するんだけど、その悩みというのがA Short Hikeなら母親の手術、Celesteならパニック障害。どちらもなんかリアルで嫌な不安感でそれが山頂での景色を見たときの達成感を演出するためにものすごく効いてると思った。
エンドロールは山頂に到達した後のその後がずっと後ろに流れていて雰囲気がとてもよかった。ちょっと置いて行かれそうになった”もう一人の自分”が慌ててマデリンに走って追いつくところとかは、近付く別れを惜しんでるのかなとか考えてしまって悲しかった。エンドロールにこういったその後を描くのは「洞窟物語」と似ているな。自分が攻略したステージを背景に各NPCが思い思いに過ごしている様子はNPCとしてではなくその世界の住人として生きているようでなんか嬉しい。
チャプター8以降はやるか分からないけど、アクションとストーリーどちらもかなり好きなゲームだった。
Epic Games Storeの無料配布でプレイ
あれって恋人じゃないんだ。
海外って告白とかもしないって言うし、恋愛に焦点を当ててないだけで二人は恋人になったのかと思ってた。
え?でもシャンチーって女性側の実家によく通って母親とか祖母とも面識あったよね?
エピローグのやり取りとかでもそうだけど、すでに付き合ってる(結婚してる?)カップルの向かい側で息ぴったりでまくし立てるシャンチー達はどう見ても付き合ってるように見えたけどなぁ。
医学生物学論文の70%以上が、再現できない! | Vol. 10 No. 11 | Nature ダイジェスト | Nature Publishing Group
心理学の研究結果、6割以上が再現不可能 検証調査 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News
[B!] 足利事件菅家さんが刑事補償請求 再審無罪で8千万円 - 47NEWS(よんななニュース)
福島章教授が足利事件の精神鑑定録音テープを破棄した心理 : 少年犯罪データベースドア
松木 洋人
大貫 挙学
「所謂変質状態ノ基礎状態テアル生来性神経衰弱症」「表面柔和ニ見イナカラ内心即チ無意識界ニハ残忍性『サディスムス』的傾向ヲ包蔵シテ居リ両極性相反性ナル性格的傾向ヲ顕著ニ示ス」と鑑定した
1952年 5月31日 控訴審終了。Nに懲役15年の有罪判決。
1981年 4月27日 青森地裁弘前支部で一審終了。Nが部分勝訴。
事件あるところに法医学ありと、東大法医学教室の歴史の中で、数え切れないほどの鑑定書が作成され、法廷で証言がなされた。
松山事件、下山事件、財田川事件…。戦後の再審、無罪事件を中心に、東大法医学教室の事件簿から"恐るべき証人"の声を聞く。
第3章 下山事件
第7章 DNA鑑定
シンエヴァのヒロイン、シンジの女房(アスカ公認)の鈴原サクラについての考察です。
一応ネタバレあり。
シンジ、トウジ、ケンスケが知り合うきっかけとなったキーパーソンでありながら、TV版では名前もビジュアルも設定されていなかった「トウジの妹」
2002年のゲーム「エヴァンゲリオン2」では鈴原ナツミとして名前が設定されましたが、
2012年の「エヴァンゲリオンQ]では鈴原サクラとして登場。名前の変更が行われました。
委員長こと洞木ヒカリにはコダマ、ノゾミという名の姉妹が存在します。
TV版では設定だけの存在でしたが、2018年のシンカリオンでは洞木三姉妹として出演しました。
シンエヴァで誕生したヒカリの娘の名前もツバメであり、新幹線の名前で統一されています。
トウジ妹もヒカリの義妹となるため、同じく新幹線名のサクラに改名したのかもしれません。
また、今後洞木ミズホ、もしくは鈴原ミズホが登場する可能性もあります。
・カードキャプターさくらが由来説
トウジ妹も桜と同じく兄の親友に好意を抱いており、オマージュとしてサクラと名付けたのかもしれません。
(元ネタ通りだと、サクラの一番好きな人はシンジではなく、シンジの一番好きな人がトウジになってしまうのが難点です。
イコリーナはふしぎの海のナディアに登場する看護婦です。
サクラとイコリーナは髪型や帽子、エプロンなどビジュアルに共通点があり、キャラクターデザインの元ネタと考えられます。
また、副艦長のエレクトラも恩人で家族の仇に銃を向けるエピソードがあることから元ネタの1人と言えます。
思いついたから書いてみました。記憶をもとに書いているので間違いがあるかもしれない。
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その他のノミネート作…岳(石塚真一)、大奥(よしながふみ)、ママはテンパリスト(東村アキコ)、ハイスコアガール(押切蓮介)、童夢(大友克洋)
「全てのマンガに1巻はあるわけですから、当然のことながら最激戦区。中でも『面白い1巻』というのは、どうしてもインパクト勝負になります。その中でも『テルマエ・ロマエ』の衝撃は群を抜いていました」
「1冊の短編として完成度の高い『大奥』や『ハイスコアガール』、ギャグ漫画としてのインパクトの高い『ママはテンパリスト』等、ノミネート作品を見ると、マンガ大賞候補作が圧倒的に強いという結果になりましたね。『岳』は全巻面白いです」
「良識ある大人は『童夢』か『AKIRA』を選ぶと思います。もちろんどちらも最高に面白い」
「ノミネートはしてないけど個人的には『黒執事』1巻の出オチ感めちゃくちゃ好き」
その他のノミネート作…三月のライオン(羽海野チカ)、プラネテス(幸村誠)
「これはもう、世代ですよね。キン肉マン世代、聖闘士星矢世代、ドラゴンボール世代、スラムダンク世代。色々ありますけど増田はヘルシング世代なんです」
「一度でいいから言ってみたい、『小便は済ませたか? 神様にお祈りは? 部屋の隅でガタガタ震えて命乞いする心の準備はOK?』」
「『三月のライオン』と『プラネテス』の2巻は魂が震えます。主人公が悪役みたいなことを言うところって燃えますよね」
その他のノミネート作…なし
「『稲中』の古谷実がギャグ漫画から離れはじめた巻です。この巻のギャグとシリアスの混ざり具合が一番好きです。もちろん地獄の4巻も最高」
「他のノミネート作はなし。正直圧倒的じゃないですか?世界のポンジュノが『映画化したい』って言ってるんすよ」
その他のノミネート作…団地ともお(小田扉)、花田少年史(一色まこと)
「とにかく『ジャイアント』4巻に収録されている『第35撃 野球が好きでよかった。』は全人類に《紙で》読んでいただきたい。見開きという快感。ページをめくるという快感。誇張された表現。マンガを読んで得られる快感が全て詰まっています」
「『団地ともお』4巻は傑作揃い。人気エピソードが異常な密度で詰まっています。『花田少年史』4巻で涙ぐまない奴は人間じゃない」
その他のノミネート作…僕のヒーローアカデミア (堀越耕平)、バキ(板垣恵介)
「《デビルマン 5巻》は全マンガ中で一番面白い巻です。先の展開を何も知らずに読んだ過去の自分を褒めてやりたい」
「どうやら少年マンガは5巻で一度最初のピークがくるらしく、特にジャンプの人気作はだいたい面白いです。中でも『僕のヒーローアカデミア 』の『轟焦凍:オリジン』の盛り上がりはすごい」
「『バキ』の5巻は花山スペック戦の決着巻。はたして《バキ 5巻》とカウントしていいものか?という当然の疑問をねじ伏せる面白さがあります」
その他のノミネート作…なし
「屈指の名エピソード《レゼ編》収録。リアルタイムで読めたことに感謝しています。アニメ期待してます」
その他のノミネート作…なし
「屈指の名エピソード《ピアノソナタ『月光』殺人事件》収録巻です。この巻がなければ『名探偵コナン』は国民的アニメになっていないのではないかと思います」
その他のノミネート作…ワンピース(尾田栄一郎)、カイジ(福本伸行)
「少年マンガの最初のピークが5巻とすると、二度目のピークは8巻にあるらしく、どの作品も盛り上がりがすごい。中でも『鬼滅の刃』8巻は《無限列車編》クライマックス。煉獄さん…!」
「なお『ワンピース』は《海上レストラン編》クライマックス。『カイジ』は《鉄骨渡り》クライマックス。連載1周年を迎え、安定した人気を得たあとに描かれる気合の入った長編のクライマックスが8巻にまとまっている気がします」
「6巻7巻の『その他のノミネート作…なし』はその皺寄せのような気もする」
その他のノミネート…寄生獣(岩明均)、へうげもの(山田芳裕)
「この手の記事の暗黙の了解として『同じマンガ・同じ作者はなるべく避ける』とか『最近の作品は避ける」ってあるじゃないですか。ミーハーにみえるし、馬鹿にみえるから」
「でもねえ、仕方ないよねえ」
「『寄生獣』9巻は実質的な最終エピソード(9巻はエピローグだと思っています)もちろんめちゃくちゃ面白いです」
「『へうげもの』は利休の死が描かれる巻。『ジャイアント』4巻同様、マンガにおける快楽が詰まっています」
その他のノミネート…なし
「『ナニワトモアレ』は走り屋『環状族』を描いたマンガです。《ザ・ヤンマガ》的なクルマとケンカとオンナと下品な冗談を経てこの10巻では丸々1巻かけて引退パレード中に起きた交通事故とその顛末が描かれる」
「実際に環状族だった作者の経験が下敷きにされていると思われます。この巻にだけ《作者によるあとがき》があります」
—————-
疲れてきたのでこのへんで。
以降は
13巻 ベルセルク(蝕)
と続きます。
2021年7月6日、ニコ生有名女生主のはいぱーまほが、おなじくニコ生の未成年生主ユキに「暴露配信」から
2021年7月13日、自殺ツイートからそれが狂言であることが暴露され、OD配信してしまうまでのお話を書き残したい。
ミスiD2020 セミファイナリスト、シングルマザーの配信者と言われる。旦那とは契約結婚で同居はしていない。
すでに6回も自殺未遂をしている。
愛人の配信配信者の家に包丁をもって凸したために銃刀法違反で前科がつく
去年のネット超会議の出演も決まっていたが前日にリスカ配信をして出演中止となる
今年aiueo700とコラボをした
ニコ生で配信を行っている18歳(2021年時点)の女性生主。
半年でギフト(投げ銭)20万、コメント7万もの大手生主となった。
ウシジマくんに出てくるようなサイコパスという報告もある
ニコ生から10年近く配信をしているベテラン女性生主、メンヘラ及びオカルト系生主。
後述する配信で有名になる。
ふわっちの配信者、元々ニコ生の配信者だったようだが、配信サイトふわっちに移行。
ちなみにふわっちとはニコ生を永BANになった迷惑系配信者や乞食系配信者を多く抱えるサイトである。
2021年7月6日未明、はいぱーまほがユキに対して誹謗中傷をする暴露配信行う。内容は以下のようなもの
などの発言を行った。
また藍上にたいして、
それに対してユキはツイッター上で
はいぱーまほがキツネとのLINEを提示し、ユキとキツネが同棲した時期があるのではないかと疑惑が持ち上がる。
・その後性行為配信をさせられた(動画が今もYoutubeやニコニコにある)ちなみに藍上はその時未成年である
今も長文LINEが届いて手が震えていると言う事だった。
これを受けて5chでは「きつね」とは何者なのか?という話に関心が移る。
またはいぱーまほが以前にOD自殺未遂配信などをしたかことから、その入手先がきつねではないかなどの憶測が流れる。
また、はいぱーまほに向精神薬を横流しした事がある元生主しゅきとのLINEのオプチャの内容が暴露される。
しゅがはいぱーまほにとって削除して欲しい動画を持っているようで、場合によっては公開するという内容だった。
以後、ラインオプチャでユキを煽っていたはいぱーまほは急に書き込みをしなくなる。
そして7月12日以下の自殺したという内容のツイートがはいぱーまほのツイッターアカウンからされる
https://twitter.com/rnaho104/status/1414373313917296640
はいぱーまほさんの友人ですまほさんの家族から連絡がありまほさんは永眠致しました死因は飛び降り自殺です遺書には亡くなったらリスナーに伝えてほしいと記載されていたので代理で報告致します今まで応援してくれたリスナーの皆様ありがとうございましたアカウントは1ヶ月以内にこちらで削除致します
これを受けてオプチャ及び5chのYoutube板は大きな祭りとなる。
もう既に6回自殺未遂をしていることから、「またか」「フェニックスかよw」という狂言を疑う声や、「木村花の二の舞か」などとネットの住民を避難する声や、訴訟したユキを避難する声もあった中急展開を迎える。
ふわっちの配信者「みゅーつー@AGA治療」が実家に凸配信を始める。その結果
との事だったので5ch、ラインオプチャなどでは嘘確定の雰囲気となった直後、
といった所で一応の決着を見た。以下はエピローグ的な顛末となる。
翌日コレコレが配信でこの件を伝えた事で配信界には広く知られるようになる。
ユキは元気である事を伝えるために一度配信するが、その後は配信、ツイート、ラインオプチャなどはしてないため、動向は不明。
はいぱーまほについては情報はないが、入院が本当なら入院したままなのだろう。
あっきーなしゃまという生主も今回とか関係あるのか、急にニコニコアカウントを削除、引退状態となる。
その中には中学生の女生主もいた事から様々な憶測が流れているが、結局きつねが沈黙を貫いているので、風化しはじめている。
今回の件でこんなウシジマくんの登場人物みたいな人物が配信界の裏にいるのが明らかになったのと、どうせ風化して忘れられ、多くの未成年女性配信者が被害者になるのを止めることはできないのだろうな。
とも思った。
どちらにしてもアホなんじゃない?
こんなところで晒してるのもアホだし、変に装ってるのもアホ
もっと言うならそういう手段を取られても全然嬉しくないことよね
作者的にはなんでもないこととかいうのが出来ないからこんな場所でこんなやりとりしてんのに
俺からすれば三年かけて完結まで導けて凄いというのは本音よ、それはホント。
まぁ、作品をコテンパンに批判されたかったのかしら?とは思うよ
あそこだけでもまだ正直だと思うし
アホとしか呼べないだろ
追記:
なんか言及してる増田がアホすぎるから昨晩見てアホらしくなって放っておいたけど
横から入ってきて何を書くかと思ったら、ここは増田君の家の鏡じゃないんだけど
もう一度鏡に向かって同じこと口にすればいいでしょ
こっちはね、『三年も面白くもない作品作って無駄な時間を過ごしたね』ってアホな発言を繰り返す奴に
『面白くなかろうが作品を完成させるのは作家にとってとても大事なことだよ』ということを一番根元のツリーに書いてあるんだから確認ぐらいしてくださいと指摘してたら
『実は俺作者かもしれないです』とかいうもっと大馬鹿なことを言及してきたので
『自分の愚かさ加減を棚に上げて他人のフリをするどころか作者のフリをして何になるのよ。
仮に作者だとして、作品を作って完成させることが当然だと考えてるなら作品を完成させられずに終わったやつなんていくらでもいるし、どんな名作でも絶筆があった中で、佳作が駄作かわからんがただ一つの世界の完成形を出せたのは率直に偉いよ。
でも作者であったのならこのタイミングで出てきてしまうことで、「作家にとって一つの作品をまともに終わらせることで何でもない時に終わらせきれなかったことを後悔したり別の作品を作る時にチラついたりしなくて済むこと」がわかってないのは残念だよ。
そして作者じゃなくて何度も馬鹿だと言われて「いや俺作者だから」で黙らせられると思ってるならホント例えようのない程下劣な馬鹿だから』とお返事を返したのに
俺が優しくないって?丁寧すぎるほどだぜ
いや別に優しさとかに拘ってはないのよ、言及しまくることで荒らしが助長されてー、って威力業務妨害かもねってチラつかせて引くようなら大したことする気もないじゃない
三年かけて作品を作ったこと、三年を何かに注力して一つの完成を臨んだこともない、今この瞬間にカタカタ入力して導入から入ってエピローグまで書けるはずなのに書く努力をしなかった奴らが増田でピーチクパーチク騒いだだけで作者がボロ布になるとでも思ったの?
増田に自分の作品晒してんのに?その程度も予測できない覚悟のない奴の方が問題だろ。
それでも一つの完成はとても凄いのだから褒めたのに、なんか当然のことだと思ってるの?
学生時代から何一つ完成させたものも、ネットで発表出来るものもないじゃないの。
少なくともこのツリー上で俺はこれが出来たぜと書いてる奴がいないのよ。
僕も君も他の増田も含めてね。
で、横から入ってきてお前は賢くないだのなんだの荒らしを助長してなんだの。
あのね、このツリーの根元の元増田にした質問から分かれていった枝含めて全員馬鹿なのよ。俺がした「大事なことだよ」の短めの回答含めてね。本当はそこで「ふーん」で終わるもんだと思ってたら予想以上に馬鹿だったもの。
で、このツリーの先っぽも根元も元増田の作品以外にまともな作品は置かれてないのよ。
ぜーんぶ僕は馬鹿なので一日も一年も三年も同じようなものだと思ってますって書き込みばかりだよ
その最中に何も作ってないのに、だ。
仕事すらもまともに出来てなさそうだな、と思うよ。
俺にも増田にも出来る行為なのに、わかんないです、すばらしいんでつか?こんな無駄な行為大事なんでつか?とか書かれて
もう増田書くことやめて夢見てる方が三倍ぐらい君にとって有用なんだけど、わかる気がないならそれもわからんかってなるよね
荒らしなんだからわからせなくていいとかいう時代遅れな話はいいです
やかましいんだよ、他の作品に迷惑がかかるだのなんだの書いてちゃんと元増田も読んでないようなのは
こと増田に晒してしまって月並みな荒らしが最終的に「オラの人生なんだったんだろ」とつぶやいて終わりそうな書き込みをしてるから「今君が否定したのはやろうと思えば君でも出来る行為なんだよ」ってずっと書いてんのよ
アホがレスバが勝ちたいがマウントがとかそんなのはどうでもいいの、そんなもん俺もお前も単なる文字なんだよ。今、この場では。
お前らアホの荒らしはいろんな場所を荒らしすぎて最終的にどこにもいけなくなって首括って死ぬだけになるんだからその前に遺書の書き方ぐらい綺麗にわかりやすく書けるようになれってずっと書いてんの
それが一片の詩になるのか、興が乗って人生を賭けた長編大作になるのかは俺が知ったこっちゃねえ話なんだよ。
俺は低脳先生を見てきてて、それを断ち切ろうとして失敗してる奴らを見てきてるからな。
じゃなくてこんなところで何の為にこんな低レベルなものを褒めそやしてるのかの意味をわかってもらわなきゃダメ
俺たちはずーっと何のプラスにもならないゼロにもマイナスにすらも至るやりとりをしてないのに
仮にマイナスに振り切っても二、三年臭い飯食うだけとかいうこれまたしょうもない場所で
アホらしいよ全く
横から入ってきた増田がその程度のレスバの考えしかないのも含めて
なんかズレてるなと思ったら俺はずっと危機感を煽ってるのにそれがわかってもらえてなかったんだよな
三年なんてあっという間だぞ
その間にお前は何をするんだよ
三年前とこの三年間、お前の手元には何が残ったんだよ。
作れよ。気付いたら十年経って何の形も残らないままになるぞ。
捜査員がガルテン室内に入ると、その異様な臭いと光景で暫し立ち尽くした。
懐中電灯で照らされた暗い室内には、三つの乳幼児らしき死体が転がっていた。
腐敗が進み、白骨化が進んだ死体を見届けた後、奥の部屋から聞こえてくる打鍵音の方へ向かう。
奥の部屋には、物凄い形相でラップトップのキーを叩き続けるハンチング帽の男がデスクに座っていた。
捜査員員が声を掛けようとした刹那、ハンチング帽の男は突然金切り声で笑い始めた。
狂っている、そう感じつつもハンチング帽の男に語りかけた。
つづく
捜査員はハンチング帽の男に語りかけたが、男は不気味な笑みを浮かべたままキーを叩き続けるだけだった。
ラップトップの画面を覗くと、そこには何度も同じ文字が書き連ねてあった。
ーー何故、ぼくを置いて出て行った?
周囲には空の日本酒のビンが散乱し、ぷーんと酒の臭いが漂ってくる。
改めて懐中電灯で男を照らす。
崩れ落ちた男は白いシャツに花柄のスカートという異様な出で立ちをしていた。
「XXさんでよろしいですね?」
捜査員の問いかけに男はビクッと一瞬反応したが、そのまま動かなくなった。
顔を確認するため、ハンチング帽を取ろうとしたが何かで固定されているのかビクともしなかった。
少し力を入れて更に引っ張ると、鈍い音と共に大量の髪がハンチング帽と共に引き千切られた。
男の頭部が懐中電灯に照らされ、満月を思わせる煌々とした光を放った。
男はぶつぶつと呟き始める。
「ぼくの言う通りにやれば、サクッと月商百万は行きますねぇ。今ならこのnoteも貴方に百円で売ってあげましょう。
どうです?安いものですよ?」
つづく
ガルテンに捜査班が到達したのは、捜査員が連絡した1時間後だった。
ハンチング帽の男は、衰弱が激しいため救急車両に乗せられていった。
証拠品ではあるが、致し方ないだろう。
ハンチング帽の妻には直ぐに連絡が取れた。
麓の宗教団体の宿舎に世話になっているらしく、他の信者の付き添いがいる形での面会となった。
「あの人は家族を省みずパソコンに没頭していました。お酒が入ると豹変するんです。耐えかねた私は家を飛び出し、ここにお世話になりました。半年前くらいのことです。」
彼女は薄っすらと笑みを浮かべて、傍らの信者と寄り添っていた。
つづく
捜査員に鑑識からの連絡があったのは、宗教団体の宿舎を出て直ぐのことだった。
ハンチング帽の妻によると、娘が三人いるとの話だったが、おかしなことになった。
ーーーもう一人の女児がいない?
捜査員は意外な展開になったなと、急ぎ車を走らせた。
「春さん、遺体の検死結果はどうだった?」
袈裟春は神妙な表情で答える。
「ああ、遺体は三体とも他殺だった。
乳児は高いところから床に叩きつけられたようだ。死因は脳挫傷。
残る女児と男児は、共に斧の様なもので切りつけられたようで、死因は失血死だ。」
「他殺……ですか。」
捜査員は肝心の男児と居なくなっている女児について聞いてみた。
今、捜査班で手分けして女児の行方と男児の身元を聞き取り調査しているって話だ。」
袈裟春はそう伝えると、慌ただしく動く鑑識に指示を与え、部屋を出て行った。
捜査員はハンチング帽の男の様子を伺うため、取り調べ室に向かった。
つづく
取り調べ室の隣の部屋から、捜査員はハンチング帽の男の取り調べを眺めて居た。
ハンチング帽の男はうって変わって饒舌に取り調べに答えていた。
「やっこさん、ずっとあの調子なんですよ。
子供のことは全く知らぬ存ぜぬって感じで、自己責任とかよく分からないことを言うばかりで。」
ハンチング帽の男に依ると、子供は妻が連れて行った、自分へ全く知らないとのことだった。
男児のことも長女のことも全くわからないようで、ひたすらに自分の仕事の自慢を続けている。
「狂人ですね……。」
つづく
クラインガルテンから更に奥地にある荒地に建てられた小屋に、闇の中で蠢く何者かの姿があった。
人影が鈍く光る斧を翳すと、目の前の青年は驚きの形相でそれが振り下ろされるのを待つしか術はなかった。
あっと声をあげる間も無く、斧は青年の喉笛に一文字の醜い傷跡を刻みつけた。
その刹那、鮮血が宙を舞う。
崩れ去る青年は何かを掴もうとするように手を伸ばし空を握りしめた。
瞬く間に、物言わぬただの肉塊と化した青年を見下ろす人影。
ーーーこれは復讐……。プロブロガーは存在してはならない……。
そう呟いて、人影は返り血を拭いもせずに小屋を離れ、森の中に消えていった。
そして、荒地に再び静寂が訪れた。
つづく
その一報が入ったのは、捜査員がまだ寝室で静かに寝息を立てている時だった。
けたたましく携帯の鳴る音で安眠を妨害された彼は、不機嫌な声で応答した。
例のクラインガルテンの更に奥にある荒地の小屋に惨殺された遺体を発見したのは、同じNPO職員である森という男だった。
「猿さんが朝になっても戻って来ないので、探しに来たんです。
まさかこんなことになっているとは思わなくて……。」
彼の話によると、前日の夜にお世話になっている猟師の男のところに行くと言って出掛けたという。
死因は大量出血による失血死。
鑑識の話では凶器は周囲になく、犯人が持ち去った可能性が高いとのことだった。
念のためNPOの職員らのアリバイを聴取するも、時間が時間だけにアリバイがあるものはいなかった。
つづく
ハンチング帽の男は正気ではなかったし、その妻も他人事のようだった。
捜査線上に挙がった関係者のうちアリバイが成立したのはハンチング帽の妻のみであった。
三人の乳幼児の殺害方法について、まず脳挫傷の乳児は、ロフトの上から叩きつけられた可能性が高いことが分かった、
残る二人の幼児は、切り口に残った金属粉が荒地の小屋で殺害された青年の切り口のそれと一致したため、同じ凶器であると断定された。
しかし、誰が殺害したのか、行方不明の女児の行方や殺害された男児の身元については一向に掴めなかった。
荒地の小屋の事件の翌日、捜査員は殺害された青年が会いに行った猟師の家を訪ねたが長い間不在のようで彼の足取りも掴めなかった。
その後も、山奥の殺害現場では当然ながら目撃者もなく、徒らに時間が過ぎ去るのみだった。
つづく
衰弱はしていたものの、地下室には食料や水などが十分に用意されていたようで命に別状はなかった。
女児は血まみれの服を着ていた。
照合の結果、その血痕は殺害された三人の幼児のものと一致した。
しかし、女児の体力では斧を扱うことには難しく、殺害に関与することは難しく思えた。
「おとうさんが、みんないらないって。
おおきなぼうでみんなをたたいたの。」
女児の証言能力について認められ、ハンチング帽の男は緊急逮捕された。
彼は呟いた。
ぼくはずっとブログを書いてたのです。
早く、PCを返してください。
つづく
鬱蒼とした森の中、木の枝にぶら下がる人影が静かに揺れていた。
足元には黒光りする斧が投げ捨てられていた。
人影の顔が月明りに照らされると、そこには苦痛に歪んだ老人の顔があった。
その遺骸を見上げる人影が一つ。
彼は老人が確実に絶命しているのを確認すると、そこから離れた位置に落ちている猟銃を拾いその場を離れた。
男は猟銃を抱えたまま、また森の中に消えていった。
つづく
袈裟春は発見人の遺留品から唾液の入ったペットボトルを取り出して、軽くうなづいてみせた。
【作者からの挑戦状】
犯人は誰か?
解決編につづく
解決編1
「またお話をお聞きしたいことがありまして、お邪魔させて頂きました。」
ハンチング帽の妻は、少し怪訝そうな顔で捜査員の顔を見ていた。
ハンチング帽の妻はビクッと僅かに反応したが直ぐに冷静を取り繕った。
「我々がDNA鑑定したところ、長女はあなた方ご夫婦のDNA型と一致しませんでした。
貴女はご存知だったのでしょう?」
「あなた方夫婦に三人の娘がいるというのは、周囲でもよく知られたことだった。
しかし、何故か遺体には男児が含まれ、彼もDNA鑑定からはあなた方の子供である事実が判明しました。
ゴクリと息を飲む気配を感じる。
「多分ですが、生まれた時から女児と男児は入れ替わって暮らしていたのではありませんか?
一瞬の静寂の後、捜査員はこう告げた。
そう言って彼が目を合わせたのは、ハンチング帽の妻に寄り添う信者の男だった。
つづく
解決編2
捜査員は話を続ける。
そして、取り違えが起こった。
信者の男は少し怯んだが、直ぐに元の表情に戻った。
しかし、長女と男児が成長するにつれて違和感を感じるようになった。
そして、奥さんがDVを受けクラインガルテンから逃げ出してここに来た時に気づいてしまった。
そこに事件が起こったのです。
それをもう一人の娘が見ていた。
信者の男は不敵な笑みを浮かべて口を開いた。
「馬鹿馬鹿しい。では、男児も私が殺したと?私が殺す理由がない。」
捜査員は少しうなづいてこう返した。
奥さんと一緒になるにはハンチング帽の男の分身が邪魔だった。」
信者の男は凄い形相で睨み付けた。
「彼女は関係ない!私が彼女の安息のために自らの意志でやったことだ!」
ハンチング帽の妻が何か言おうとしたが、男がそれを遮る。
「神の啓示だ。プロブロガーがいる限り、私達家族に安息はないのだから……。」
つづく
解決編3
信者の男は告白するや否や、入り口のドアを開け部屋の外に飛び出した。
部屋を出た時には、別の部屋に男が飛び込むところだった。
彼が部屋の前にたどり着いたその刹那、部屋の中から銃声が響く。
扉を開いたそこには、猟師から奪ったと思われる猟銃で自殺を図った信者の男の骸があった。
しばらく立ち尽くしていると、ハンチング帽の妻がよろよろとその骸にしがみつき嗚咽し始めた。
つづく
<エピローグ>
事件の残る被害者については、ハンチング帽の妻から事情を聞くことができた。
NPO代表理事は、長女がハンチング帽の男の実子でないことに気づいたらしく、信者の男とハンチング帽の妻を強請ろうとしたために殺害されたとのことだった。
また、猟師の男については、罪をなすりつけるために自殺に見せかけて殺したようであった。
長女は責任能力のない年齢のため、当然罪には問われなかった。
また、ハンチング帽の妻も殺害に協力した訳ではないため、共犯の罪に問われることはなかった。
しかし、気が触れてしまったようで、クラインガルテンの周りを徘徊するのを度々目撃された後、ある日崖から転落してその人生を終えた。
つづく
<リ・プロローグ>
漆黒のクラインガルテンの中で、ハンチング帽の妻は自分の人生について悲壮感を感じていた。
まるで飯炊きの女中のような扱いが続き、自分の一生はこのまま終わるのかと思うと、涙が止まらなかった。
いつか白馬の王子さまが彼女を颯爽と救い出してくれる、そう願っていた。
そして、あの日。
ハンチング帽の男は一人で外出していた。