失敗した。
失敗した。
失敗した。
とある話題についてのコメントが気になるなと思って気づいたらはてブにアクセスしていた。
エンタメ系の記事を巡って「面白い。はてブ面白い」と読み進めた。
はぁ~~~~……上から目線でいきなり他人を小馬鹿にしてかかる1世紀遅れのネット仕草を未だに引きずる老害とそれに星をつける狂人の群れよ。
試しにと政治系の記事のコメントをみるとそこは天に唾するお馬鹿さん達が互いにツバキをかけあう地獄の唾かけ論の会場となっていた。
やはり駄目だ。
離れよう。
もうアクセスしてしまったのだからと今まで書いてきた増田のブコメを読んだ。
この日記のも読んだ。
なるほど。確かに[はてな引退日記]ではなく[はてブ引退日記]にすべきだな。
増田をやめろという意見については……まあそうだな……他所に行くか……だが他所に言ってダラダラ意味不明なことを書いて返ってきたコメントを楽しんだら結局同じことになるよな。
じゃあやっぱ「増田は書くが。コメントは読まない。トラバも読まない」を継続しつつ、ブクマ数の確認もせず完全に書き捨てるか。
それどころかブクマ的なものに対して嫌悪感を感じる余裕さえ出てきた。
ヤフーニュースを見る時、ヤフーのコメント欄を見ると気持ちが悪くなる。
あのはてブ的な感性、マウントの取り方、えらぶり、中身のないいね。
鳥肌が立ちそうになるんだな本当に。
今はまだ増田にブクマがつくとキャッキャッしてしまうが次第にそれさえ鬱陶しく思うようになるだろう。
誰にも見せることのないアウトサイダー・アートのようにSSDの中に置かれたテキストファイルにだけひたすら書き込み続ける日が来るのだろうか。
そんな時からカクヨムなんかで突然怪文書が増えたら、とある増田が移住を決めたと思って欲しい。
多分、それは自分じゃなくて別の誰かだ。
この程度のことをしている奴なんてインターネットには無数にいる。
筋トレ(最低限の運動)をして早く寝るのが習慣化したおかげで最近仕事が捗る。
どの映画を見るか迷うぜ。
はてブをやめたおかげでどの映画も「内容をまだ知らない面白い映画」として感じられる。
今まではブコメでネタバレされて見る前から「この映画ってこういう部分でクソなんだよねー」と知っていたので見る気が全く起きなかった。
上映中映画の一覧を前情報無しで見ると広告戦略に騙されているのかどれも面白そうに感じる。
その状態から突き落とされて「話題の映画クソすぎるだろ!」とキレたり、前情報がないことでハードルが上がりすぎず「面白すぎるだろ!」と持ち上げまくったりしてしまうのを、はてブに入り込んでいた頃は恥ずかしい情弱仕草と思っていた。
でも映画を見るってのはそういう体験も含めて買ってるんじゃねえかと今は感じる。
正常な感覚を取り戻しつつあるのだろうか。
ネットDE真実の甘い毒に踊らされながらも耐性の付ききった脳をキメ直すために世間に対して無限大の逆張りを続けていた状態から正常へと近づいているのだろうか。
それとも、世間もまた毒で満たされていて、今までチェンバーやバブルの中で守られていた所から脳が世間の常識という名のシャブに浸り始めたのだろうか。
答えはきっと誰も知らない。
一ヶ月達成である。
長く苦しい戦いだった。
安い中華スマホだが、今使っているパッキンガタガタで電池が半日で切れる奴よりはマシだろう。
さて、はてな(ブックマークを見るの)を辞めて感覚的に起きた変化についてまとめよう。
・自分に自信がついた。この日記を読むとかなりダウナーな感じだが前はもっと酷かった。非常に危険な状態だったとわかる
・否定的な考え方が減り肯定的になった。他人にも自分にもだ。はてなでは他人を後ろからハンマーでぶん殴るような意見が受けたのでソッチに流されがちだった。ふと思えば職場にいるインターネット真実大好きマンも皆口が悪い。ネットのやりすぎはよくないな
・他人と自分を比較することが減った。年収とか友達とか趣味とか結婚生活とかそういったことでなんでも平均点以上を取ろうという焦りが減った。ブクマを通して他人の生活を目にしすぎたのがよくなかったんだろうか
・怒りが静まりやすくなった。前は上手く表現できない怒りがずっと頭の中でグルグルしがちだったが、最近は落ち着きを取り戻すまでが早くなった。怒りやすさについては比較が上手くできない。定量的に測ってみようか
・時間が増えたので前向きに色々と考えつくようになった。はてブでコメントを必死に考えてついた星を眺めるのに忙しかった時期はやらない理由を必死に探していた気がする。
・考えがまとまりやすくなった。100文字制限の世界に籠もっていた頃はなにか思いついても必死に100文字でまとめようと自動的にセーブしているところがあったのだろうか。今は思いつくままに頭の中のノートに次々書き込んでいく感じで脳のメモリが増えたような感じがする。
うーん……いいことばかりだね。
こんなにいいことばかりになるのか?
それとも俺がはてなを辞めて筋トレを毎日してちゃんと寝ていることで前向きになったから現状に対して明るい気持ちになってしまうのかも知れない。
不幸ごっこに忙しい自称賢いバカより、自分は幸せだと思い込んだバカの方が本人も幸せだし周りも扱いやすいって言うから何の問題もないな。
もうすぐ一ヶ月達成だ。
はてなを辞めてから変わったものについて今日は事実を列挙しよう。
・筋トレが2日に1度ぐらいから完全に毎日になった。直近15日の筋トレ日数は15日だ。
・睡眠時間が大きく増えた。9時間寝てる日もあるし、大体の日は8時間寝ている。
・寝る時間が増えたことで夢を見ることが増えた。夢を見るってのは記憶の整理が順調に進んだということらしいのでプラスだ。
・ウンコがモリモリになった。なんかもう最近はモリモリだ。下痢をすることも減った。
・匿名掲示板に行く回数が減った。たまに行ってしまうが圧倒的に減っている。
とりあえず事実としてはこんな所だ。
さっさとカクヨム辺りに移れよって話なんだろうけど、カクヨムがどこまでセーフなのかカクヨムはまともに読んだことがないから分からん。
つーか俺は別に筆の力で承認欲求満たしたいんじゃなくて、とにかく増田とかに投稿するしかない雑念の奔流に対してどうせならバズらせるかって気持ちで増田化するときに頑張っているだけだからな……。
電波系投稿ブロガーとして名が知れたりして嫉妬とかされたらダルいんだよね。
自由で痛い。
何も持たないでいるという自由と引き換えに一瞬で消える無価値なブクマ数だけを引き換えに貰いたいわけ。
「いいね」に強い価値を見出して頭がおかしくなるブクマカみたいな状態は回避したいわけよ。
うーん悩むぜー。
でも増田が伸びないとやっぱ傷つくんだよな。
伸びる増田ってただ文章を書いている以上の要素がないわけなんだが、それが逆に投稿している側からすると伸びなかった時に「俺は……ただ文を綴ることも出来ない???小学生からやり直しか???」ってなるわけよね。
うーん……これはあれだな時代が時代ならプリントアウトって言われるな。
今はアルミホイルか?
仕事から帰宅してインターネットをつける習慣ははてなを止めても変わらない。
だがいくべきサイトに未だに迷う。
その日一番情報に対して飢えている脳にいきなりインターネットを注ぎ込むと脳に悪い。
コメントは見ない。
日本中の新聞社からアクセス数と引き換えに一番売れそうなニュースを借りて来ているだけのサイトだ。
次はどこに行くか、未だに迷う。
ひとまずツイッターのトレンドを見て比較的平均的なインターネットを眺めておく。
新しいV、話題のネットゲーム、ウクライナ、コロナ、一通り把握する。
正直もうこの時点で風呂に入って寝ても良い。
飯はインターネットを見ながら食べているし歯もインターネットを見ながら磨き終わっている。
明日の残業に備えて睡眠時間を確保したい……が……もう少しインターネットもみたい。
はてなは行けないので他に知っているニュースサイトの名前を思い出す、今のアキバblogはエロ本の話ばかりだから見なくて良いのでスルー、かとゆー家は断絶してしまっている。
RSSは時代遅れだから全部捨てるとかアホなことやってなければ……いやずっと更新してないから腐ってそうだ。
はてなの話題とくらべると余計な喧嘩ウォッチやマウント合戦が消えて加齢臭が増えている。
とりあえずはこれでいい……これでいいのか?
正直まだ才能として自慢できるほどの物じゃないが、明らかに昔よりは伸びやすくなった。
なんだろう……ブコメに書き込む人間の価値観を理解した上で、そこから手慣れで打つ言葉から少し離れた物を書けるようになったのが結果につながっているのだろうか。
知能が高くなったとしてやることが増田なのか?
俺は100文字じゃなくて500文字や1000文字で文章を書くほうが好きらしい。
はてブが合わなくなったのは、俺が言いたいことを言うにはコメント欄が狭すぎたからなのか?
これは割りと正解に近づいている気がする。
どちらかというと100文字に収められる内容で議論ごっこをしようとした結果として起こる「早すぎる一般化」や「無駄な主語の大きさ」「決めつけ口調」「論拠を述べない言い切り」「解像度を極端に下げた世界観」などが肌にあっていない感じがある。
ただ、そういった「100文字が上限の世界」に長く暮らしていくと段々と世界が単純化され最後には「敵か味方かの世界」に堕ちてしまうのは事実なんじゃなかろうか。
自分はそのヤンキーじみた極めて広がりのない世界観が好きじゃなくて、それに自分がなりたくもないしそうなっている人にも近寄りたくない……この仮説はだいぶ近いような……。
なんだろうな……そう考えると100文字制限のはてブって自分にとって最悪で、連ツイや長文が出来る他のSNSと比べて圧倒的に相性が悪い気がしてきた……。
それでもはてなを今まで使ってきたのは「言いたいことが長いならブログでまとめて投げあおうじゃねえか」な文化があった頃の名残を引きずっているとかなんだろうか。
互助会の跋扈と怪しいセミナーの誕生とかではてなブログは滅んでしまったが、アレとはてなブックマークは切ってはいけない関係だったんじゃないだろうか。
とりあえず互助会文化に対してもうちょっとまともな整備を出来なかったはてな運営が悪いってことで……いやどう考えても互助会が悪いな……いやそもそも100文字上限がデフォなのがやっぱ無理があって……
2chにちょっとだけ戻ってしまったのだが、話のレベルの低さにギョッとしてすぐ帰ってきた。
SNSで僅かのいいね欲しさにその時その時の大きな流れに付和雷同する呟きを繰り返している人たちと同じ匂いがした。
コミュニケーションが出来る人間の振りを続けるゲームをネットでまで続けている。
というより、現実でそれが上手く出来ないからこそネットでそうやって振る舞って受け入れられることに過剰な価値を見出しているようにみえる。
恐ろしい。
ネットの変なコミュニティの中で受け入れられることは自分の人間性が正しいことなんて意味しない。
ましてそこで荒らしをやって注目をあびることが存在価値を保証なんてしないし、中身のない話題性を掻っ攫うことで承認なんて満たせない。
やはり、増田に500文字ぐらいの程よい長さの投稿をしてそれで数百ブクマ稼ぐみたいな中身のあることをしていかないとな……
助けてくれ……