「社会派」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 社会派とは

2016-08-22

自分には合わなかった」で済ませられる美徳

これが理解できない人が多すぎるようにみえからネットは醜悪だ。

作品Aを貶す人が作品Bを絶賛していたのを見て、

作品Bなんてクソ作品評価する時点で味音痴」みたいなマウントをする人。

うそれは、作品Aを貶す人と表裏一体、同じ穴のムジナだ。

好き嫌いや美醜の感覚は、正しいとか間違いではない。絶対的評価はない。

そこに多数派少数派という概念が加わっても、一方が正しくなったりはしない。

何かを好ましく受け取る感性は、その人がそれを好ましく思える生き方をしてきた故だ。

その生き方あなた人生とは違うし、想像が及ぶものではない。

からそこで、多様性尊重してデフォルトで敬意を払わなければならない。

それが出来ない人は、おそらくこういう話を無意識矮小化しているのだろう。

生き方の違いは、たんなる「個性の違い」で理解される範囲にとどまらない。

年齢の違い、性別の違い、経済環境の違い、容姿など体質的素地の違い、

特定学問の習熟や分野への理解の違い、

それから来る、特定ジャンルに対する問題意識の高さの違いなど、多岐にわたる。

また、いか日本単一民族国家であれ、いまや

個々の文化的コンテキストはてんでバラバラだ。

それぞれが複雑に差異を抱え、感性を異にしながら人生を紡ぎ上げていく。

その過程で、あるとき作品出会うべくして「出会う」。

その時それは自分にとって「刺さる」作品になる。

もし、それが少年誌系のオモチャ漫画だったりすれば

ぱっと見「刺さる」層――セグメントが他者から見ても分かりやすい。

けれど今の時代映像芸術特に、セグメントがわかりづらくなっている。

しろ、作り手の側も、わざとセグメントを複雑怪奇に設定する。

子ども向けアニメには大人や親を虜にする仕掛けがあり、

幼稚に思われがちなアイドル特撮もの社会派意識高いテーマ内包する。

そして尖った作りを受け止めてもらえる人を探るような野心作がヒットする傾向がある。

から自分には合わない」「思っていたのと違う」作品を鑑賞する機会も多くなっている。

そういう出会いを楽しんで、自分に合わなかった要素を

自分の側が足りなかったんだ」と謙虚に捉え、貪欲に

「楽しむための作法」を吸収していける人ならばなにも不幸はないだろう。

一方で、そうでない人もたくさんいる。

けれども、本稿で述べてきたことに想像が及ぶなら、

安易作品批判自戒しないといけないと分かるはずだ。

そして、次のことも同時に分かるはずだ。

 どんなものであれ作品を貶す言葉は、

 異なる価値観人間、ひいては

 他人人生すら否定することに繋がりかねない。

 その言葉の「重さ」に無自覚であってはならない。

さもなくば、安易作品を「取るに足らないもの」と捉えてしまう。

それは、クリエーターに対してだけでなく、すべての他人に対して「侮る」姿勢だ。

そうやって自分価値観の枠を狭いままで固めていく。

その対価として、小さな自尊心を満たしている――

そんなサイクルに陥っている人が、周囲に当たり前にいる。

そういう状況が、あまりにもネット上で普通になりすぎているのではないか

 

ネットで見られるのは「批評」という皮をかぶせた「作品侮蔑」ばかりだ。

作品評価するには、作品理解しないといけない。

作品理解するには、まず表現者思想に寄り添わないといけない。

なぜなら、作品を出すことは、とりもなおさず思想表現であるからだ。

思想というのが堅苦しく感じるなら、美意識価値観と思ってもいい。

そんな大層なものが込められていなさそうな、フェチの塊みたいな

娯楽作品であっても、そのフェチの詰め込み方などに表現者思想が表れる。

そういうものにまずは理解を示してみる姿勢がなければ、よさを感じ取れるはずがない。

それだけではなく、

表現技術価値制作背景、時代背景なども織り込まないといけない。

映像作品さら特有圧縮のされ方をするので、

視聴者は脳をしぼって意図を汲み取る努力をしなきゃいけない。

莫大なエネルギーと解読時間必要なのが「批評」という作業であるので、

「ふつーに面白さが分からなかった、繋がりが変、あの描写は変」

みたいなレベルの表面的な感想を目にしたときは、

読み手に基礎がない状態であることを疑わなければならない。

それでも、仮に自分がそんなレベルだと自覚していたとしても、

自分ネガティブな受け取り方をネットに排泄したくて仕方ない人がいる。

あるいは、断固として自覚はせず、マウントマウントを重ねて、

作品が好きだからこそ叩く」とか理由をつけて、作品に寄り添う気すらない

「オレ好みの『正しい』展開」的なものを主張し続ける人もいる。

そういった、他人の作ったものに乗っかって文句を言うような人のために

ネットがあるのだろうか?

そんな感情は胸にしまうまでもなく、

スッと「自分には合わなかった」で済まして去ってしまえば、

負の感情連鎖に次々と人が囚われる現象は生まれないのに?

ネットネガティブワードを吐くことをやめられない人は、

ネットのことを勘違いしている。

今のネットは、もう「便所」ではない。

今のネットは、もはやリアルよりも暴言失言が指弾される場だ。

実名肩書き付きでの書き込みは言うまでもなく、

匿名からといって、浅慮な軽口が許容されるわけではない。

ネットで言うこと自体自由だが、

それならまだログの残らないリアルで友人相手に暴論かました方がいい。

そしてネットでは逆に、良識者でいるのが賢い。

ネットからこそ高潔でいられる人の方が、

この先人気をあつめるだろうと思う。

というよりも既に、人気のYoutuberなどを見ると、彼らは例外なく

表面上ははっちゃけているもの

ネガティブ感情を生むような物言いは華麗に巧妙に避けている。大人である

こういうネットディストピアだと思う人もいるかもしれないが、

今のところは、順当な変化だと感じている。

2016-07-20

日本アニメばかり観ていたことに後悔してる

ロードオブザリングスターウォーズは知ってたけど

DCコミックマーベルコミックが2大コミックと呼ばれてることすら知らなかった

シンプソンズとか社会派アニメも観たことがなかった

ディズニーピクサー映画ズートピアなど社会派だったりする

ブレイキングバッドなど海外ドラマ面白くて一気に観てしまった

もっと偉大な国アメリカ映像文化に早く触れていれば良かった

アメリカはやっぱりすごい

日本ではズートピアX-MENのような作品は作れないだろうな

後進国に生まれたことが悲しい

日本では子供向けで大人も楽しめる社会派映画は作られない

いい年した大人が反捕鯨アンジェリーナジョリー反戦映画まで非難するんだからどうしようもない

2016-05-29

インド人FBがうざい

自撮り大好き。

グロ画像大好き。

子供難病でひどい事になってるのとか。

血だらけで死んでる兵隊とか。

今日も朝から手が蓮コラみたいになってる病人画像が流れて来た。

気持ち悪いんだよ。何をシェアしたいんだよお前ら。

社会派アピール?嘘つけ。面白がってるだけだろ。

外人のそういう無自覚さが本当に嫌だ。

光があると集まっちゃう昆虫みたいだと思う。

2016-05-19

豚まんブログってもう賞味期限切れなの?

http://anond.hatelabo.jp/20160504151503

そういえば最近豚まんブログを読んでないなと、ふと気付いた。

はてな匿名ダイアリで豚まん検索すると、注目度がオタ充宣言をピークに下る一方だ。

はてなウォッチすれを覗いてみたが、やはり豚まん話題殆ど無かった。

はてぶのホッテントリ豚まんブログを目にすることも減った気がする。

もう賞味期限切れなのかな。


自分はたしか2010年2011年ぐらいにルパン記事豚まん日記を知って、その後豚まん同人誌も買って読んだ。

最初キャラ面白いと思ったり分析の切り口が鋭いと思ったりしたんだけど、

ある時期から豚まん自身が主張する「斜方前進」が悪い方に出ているなという印象を持つようになった。

たまに自分(俺)がそこそこ知っている話題について豚まんが論じているのをみると

まりにも調べ物をサボりすぎというか

その道の専門家たちが何を言っているのかを考慮せずに

自分のアタマだけで考えた図とかが載ってて杜撰さを感じるんだよね。

そして年々、煽り口調が激しくなってきた気もする。炎上狙いというか。

豚まんて結局、IQが高いだけで特に専門性はないニートって感じの人だったんだよね。

スーパーマケットだのブラック企業だのといったところに勤めてたといっても、要は社会人経験1年未満でしょ?

社会派ブロガーを名乗ってるけど、社会人経験1年の通用する範囲はさほど広くないよなぁ。

豚まんは要するに、どんな話題でも短時間でそれっぽい仮説を考えることができるってタイプ

会社とか飲み屋にこういう人がいるとアタマ体操にはなっていいと思う。

しかし今のネットでは、ちょっとググれば専門家見解ふつうに読むことができるから

単なるアタマ体操に過ぎない豚まんブログに「情報」としての価値はないんだよね。

そもそも間違いも多いし。

しかもあるとき気付いたんだけど、豚まん風の「IQが高いけど専門性(知識)がない人」の言うことって

似てることが多かったりワンパターンだったりして、意外性がじつは少ない。

政治文化に関する話題ならとにかく経済学部っぽいことを言っておき

経済についてはとにかくオタクっぽいことを言っておき、

ビジネスキャリア話題ならとにかく弱者見方をして日本大企業を叩いときゃいいや的な。

もっとざっくりまとめてしまうと、なんか新しいものにとりあえず着目して、それと対比できる古いものを持ちだして比較

古い方を叩いて「まだ消耗してるの?」みたいなことを述べて終了というワンパターンな芸を繰り返してるだけなんだよね。

しか豚まん風の人たちって、新しいものを称えるのがアイデンティティになってる割に

発想のパターンはすごくおっさん臭かったりして

その意味でも「あぁ・・・またミソジニーですか?」って感じがする。

 

岡田育との対談?を、俺ははてな匿名ダイアリでみたんだけど、豚まんの底の浅さが如実に現れていてとてもよい例だと思う。

自分一生懸命がなりたててるんだけど、ちょっと文句言われたらすぐに逃げて一人でブツブツとエア言及するだけ。

豚まんのような「IQが高いけど知識がない人」は、身軽に見えて実のところ発想の幅が狭い。

豚まんバカにしている人文系オタク知識人のほうがアイディア豊富で、鋭くて、豚まんはついてこれなかったんだ。

自分のアタマで考えただけで過剰な自信を持つタイプの人が言うことってだいたい予想できちゃうんだよなぁ。

そういう点に気づくと、賞味期限切れするのも仕方ないかなーって思う。

 

あ、そういえば思い出したけど、豚まんって、

Twitterでも、ちょっと批判的なコメントをしたユーザは即座にブロックしてるらしい。

グローバルとかオープンとかそういうのを煽ってる割に、豚まん自身はとても閉鎖的に振舞っているように思える。

べつに閉鎖的でもなんでも勝手にすりゃいいと思うけど、

情弱信者を囲うだけになってしまったら、イケハヤさんみたいなのと差がなくなってくるよなぁ。


ていうかさ、この増田へのブコメみてて、豚まん擁護派が皆無すぎて引いたわ!!!

ちょっとはいいとこもあんだろ!!!

俺は同人誌まで買ったんだぜ・・・

2016-05-16

そっか、社会派っていう言葉は全部今は左翼ってカテゴリーになってるんだな

2016-05-04

ちきりん日記ってもう賞味期限切れなの?

そういえば最近ちきりん伊賀泰代)のブログを読んでないなと、ふと気付いた。

Googelトレンドちきりん検索すると、

https://www.google.co.jp/trends/explore#q=%22%E3%81%A1%E3%81%8D%E3%82%8A%E3%82%93%22

こんな感じで、注目度が2011年11月をピークに下る一方だ。

はてぶのホッテントリちきりん日記を目にすることも減った気がする。

もう賞味期限切れなのかな。

 

自分はたしか2010年2011年ぐらいにちきりん日記を知って、その後著書も2冊ぐらい買って読んだ。

最初は発想が面白いと思ったり分析の切り口が鋭いと思ったりしたんだけど、ある時期からちきりん自身が主張する「自分のアタマで考える」が悪い方に出ているなという印象を持つようになった。

たまに自分(俺)がそこそこ知っている話題についてちきりんが論じているのをみると、あまりにも調べ物をサボりすぎというか、その道の専門家たちが何を言っているのかを考慮せずに、自分のアタマだけで考えた図とかが載ってて杜撰さを感じるんだよね。

そして年々、煽り口調が激しくなってきた気もする。炎上狙いというか。

 

ちきりんて結局、IQが高いだけで特に専門性はないコンサルタントって感じの人だったんだよね。

大手金融機関だの外資系コンサル会社だのといったところに勤めてたといっても、要は人事部のおばちゃんでしょ?

社会派ブロガーを名乗ってるけど、人事部のおばちゃんが通用する範囲はさほど広くないよなぁ。

ちきりんは要するに、どんな話題でも短時間でそれっぽい仮説を考えることができるってタイプで、会社とか飲み屋にこういう人がいるとアタマ体操にはなっていいと思う。しかし今のネットでは、ちょっとググれば専門家見解ふつうに読むことができるから、単なるアタマ体操に過ぎないちきりん日記に「情報」としての価値はないんだよね。そもそも間違いも多いし。

 

しかもあるとき気付いたんだけど、ちきりん風の「IQが高いけど専門性(知識)がない人」の言うことって、似てることが多かったりワンパターンだったりして、意外性がじつは少ない。

政治文化に関する話題ならとにかくリベラルっぽいことを言っておき、経済についてはとにかく市場を礼賛するネオリベっぽいことを言っておき、ビジネスキャリア話題ならとにかくグローバル化を礼賛して日本大企業を叩いときゃいいや的な。

もっとざっくりまとめてしまうと、なんか新しいものにとりあえず着目して、それと対比できる古いものを持ちだして比較し、古い方を叩いて「これまでの常識は通用しなくなる!」みたいなことを述べて終了というワンパターンな芸を繰り返してるだけなんだよね。しかちきりん風の人たちって、新しいものを称えるのがアイデンティティになってる割に、発想のパターンはすごく古かったりして(たとえばネオリベ的なところ)、その意味でも「あぁ・・・またそれですか?」って感じがする。

 

http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20140922

このエントリで紹介されてる東浩紀との対談を、俺は動画でみたんだけど、ちきりんの底の浅さが如実に現れていてとてもよい例だと思う。

ちきりんはしきりに、「私は一般人」「東さんが言うような難しいことは分からない」と逃げてたんだけど、難しいとか易しいとかの問題じゃなく、東のほうがはるかに発想が柔軟で意外性のある指摘をしているなと思ったんだよね。

ちきりんのような「IQが高いけど知識がない人」は、身軽に見えて実のところ発想の幅が狭い。東みたいな頭でっかちな人文系オタク知識人のほうがアイディア豊富で、鋭くて、ちきりんはついてこれなかったんだ。

 

 

なんというか、多様性を強調してる割に「ちきりんの主張」はワンパターンだし、「ちきりん風の人たちが言うこと」も決まりきっていて、じつは全然多様じゃない。

自分のアタマで考える」のは結構なことだけど、自分のアタマで考えただけで過剰な自信を持つタイプの人が言うことってだいたい予想できちゃうんだよなぁ。

そういう点に気づくと、賞味期限切れするのも仕方ないかなーって思う。

 

 

あ、そういえば思い出したけど、ちきりん日記って、コメント欄だけじゃなくてブコメすら途中から非表示にしたんだよね。Twitterでも、ちょっとでもちきりん批判的なコメントをしたユーザは即座にブロックしてるらしい。

グローバルとかオープンとかそういうのを煽ってる割に、ちきりん自身はとても閉鎖的に振舞っているように思える。

べつに閉鎖的でもなんでも勝手にすりゃいいと思うけど、情弱信者を囲うだけになってしまったら、イケハヤさんみたいなのと差がなくなってくるよなぁ。

 

 

 

追記:

ていうかさ、この増田へのブコメみてて、ちきりん擁護派が皆無すぎて引いたわ!!!

ちょっとはいいとこもあんだろ!!!

俺は著書まで買ったんだぜ・・・

 

さらに追記:

この増田ホッテントリに上がっていたようで、けっこう多くの人に読まれたようだけど、反応としては、

http://www.kandareiji.com/entry/chikirin

という何が目的なのかよく分からない長ったらしい言い訳みたいなブログ記事と、

https://twitter.com/kirik/status/728432263852007424

という簡潔なコメントが、印象的でありました。

 

そんじゃーね

2016-05-01

観ていない人には分からない映画レビュー

今回レビューするのはアニメ映画の「」、様々な看板キャラクター企業を飛び越えて登場するクロスオーバー作品だ。

看板キャラクターたちが一つのアニメで絡み合うのはそれだけで贅沢だが、この作品はそれだけで満足せず、なんと実写ともコラボしている。

ストーリーもそれに合わせ、アニメキャラクター現実実存するという世界観だ。

そんな世界観で繰り広げられるもの普通で済むわけもなく、実写である主人公に次から次へと巻き起こるアニメ的な展開は、馬鹿げているのを通り越して狂気じみている。

もとからアニメ作品は過剰で異常な演出が多いのだが、実写と合わさることによってより際立っているといえよう。

自分の知っているキャラが出ているという理由だけで観ると、その狂気にやられて参ってしまう人がいるかもしれない。

だが、実写とアニメの動きはしっかり合わさっていて、両方とも高いクオリティなので無理やりにでも魅入らせる。

当然、アニメと実写の親和性にも限界はあり、絵の違和感否定できない。

だが本作はそれすら逆手にとっている節すら感じ取れる作りで、特に黒幕の正体が判明するシーンはその極致である

本筋もしっかりしているが、一瞬しか出ないシーンのアニメ書き込み、実写の演技や演出など細部にもこだわりを感じられる。

はいえ、不満点もある。

まず、様々な作品アニメキャラが出ているといっても多くはカメオ出演で、割合的には一つの企業権利を持っているのばかりで偏っている。

大人の事情が絡むとはいえ、そこは残念なところ。

また、時おり妙に社会的メッセージが含まれることがあるのだが、そこも不満点だ。

それを主役のアニメキャラに喋らせている一部シーンはミスマッチだと感じた。

これは原作である小説が、その時代の背景を色濃く反映した社会派作品からだ。

アニメ映画にする上で様々な要素を付け足して前面に出していった結果、元あった要素が浮いてしまうのは皮肉的ともいえる。

はいえ、ミスマッチという点を除けば、メッセージ自体は中々に深いということは補足しておく。

不満点もあるが総合的には満足度の高い作品で、実写とアニメの組み合わせでここまで意欲的かつ秀逸な出来の作品は未だ出ていないと断言してもいい。

2016-04-24

http://anond.hatelabo.jp/20160423184004

趣味読書、いいと思いますよ。自分趣味読書ですし、学生時代は一日一冊本を読むことを日課にしてたこともありました。趣味読書でいいと思いますが、一つ助言させてもらうと、どういう基準で読む書籍を選んでいるのかが重要なのではいでしょうか。

同じ「趣味読書」という人を10人集めて今まで読んだ本を持ってきてもらったら、10人それぞれでまったく違う本が並ぶはずで、そこに個性が現れるわけです。文芸なのか、ノンフィクションなのか。文芸なら恋愛ものSF社会派歴史小説etc... ノンフィクションなら現代思想建築数学写真集etc...。同じジャンルの本ばかり読んでいるわけでは無いでしょうが、どういう基準で本を選んでるのかを掘り下げれば趣味欄に「読書」だけでなく、より詳しい、相手に強い印象を与える内容を書けるのでは?

2016-04-16

http://anond.hatelabo.jp/20160416163005

朝鮮人井戸に毒を撒いた」ってデマもよかれと思ってやったんだと思うよ。

 

関東大震災のは切実なる危機感から有りうる最悪の予想を話したら

人に伝わるうちにそれが重大な事実として伝わっただけかもしれんし、

今回のはどうせ井戸なんて使ってないから問題にならないと予想して

仲間にウケるだろうと社会派気取りの皮肉をかましただけかもしれん。

 

ただ、あんたの言う良いデマはすぐにバレて左翼の敵失としてネトウヨ玩具にされるし、

最悪の場合関係者特定されてぱよぱよおじさんのように見世物にされるでしょう。

2016-02-25

1年間風俗で遊んで気づいた身近な貧困の話

社会派記者社会学学者なんかが語る貧困レポみたいなものって、あんまり実感湧かないっしょ?まあ、実際そうだよね。自分の周りには貧困なんてないだろう?って。そんなこと考えているとき、ふと思ったのね。1年前に。性風俗とか怪しげなエステ店とかで働いてる女性ってどんな家庭環境で育ってんだろうって。そこで実際に相手してもらった女の子たちに聞いてみたんだよ。もちろん全員じゃないけど、数多くの女の子に話の流れで相手の家庭環境の話を聞くことができたのね。それこそプレイ時間を削ってまで。

これは去年から先週まで1年間ほど、かなり強気に金かけた女遊びの渾身?のレポート笑笑。あ、いや本当は遊びまくったついでに印象に残ったことを書かせてもらっただけなんだけどね。

(デリがメインで一般ぽっちゃりイメクラなど、ソープは中級店でそこそこ、エステ店はたしなむ程度)


結果報告。風俗嬢実態普通に驚いた。これがまさに貧困レポ通りだったんだよ。少ない観測範囲に過ぎないんだけど、風俗嬢ほとんどが貧困家庭母子家庭出身なのな。ほんとネタじゃないかぁ?というくらいみんな貧困ルポで語られるような貧困女子ばっかなの。両親が売れない芸術活動みたいなことをやっていて、親の言いつけで借金を肩代わりする子。公立校ながらソフトボール活躍して体育大学から誘いを受けたけど、金がないから諦めた子。どういうわけか次々と借金を作ってまともに生活できなくなった子。たぶん軽度の知的障害がある。中には父親からの性虐待経験を笑って話すような子もいたし、10代で妊娠みたいな子も少なくない。

それから余談になるけど、喫煙率が異常に高い。なぜだろう。若い女性ってそんなに喫煙率高くないでしょう?自分ギャル嫌いだから、外見的には普通の子の話ね。いかにもなDQN女を省いてもこの結果よ。

言っておくけど、自分が住んでるのは首都圏じゃないよ。地方政令市札仙広福新静浜岡のどこか。他にも隣県から大学or専門学校の進学でやってきて、学生しながら風俗やってる子も本当に多い。本人たちは実にあっけらかんとしてるのな。特別なことだと思ってない。援交じゃないし、別に良いでしょって雰囲気デリヘル店の待機所で友人の母親と出くわした話(たぶん系列人妻店?)とか、風俗嬢の周辺は風俗関係者が多いからだろう。もちろん、みんな基本的には親や友人に秘密にしている。友人に打ち明けたら校内に噂が広まって大学を休学している子もいた。逆に働く前に親に相談したり、親バレして泣かれたみたいな話も聞く。それでも事情事情から母親も容認せざる得ないんだ。

言外にJC/JKの頃から援交してたっぽいことを匂わす子も何人かいたけど、思ったほど多くない。たぶん援交経験者は合法風俗店で働こうとは思わないんだろう。安心安全な代わりに手取り少ないし大変だからね。


あと確かに性に関心が強い子が多い感じではある。JCの頃から電マ中毒だったり、「理想チンコ」を語らせると止まらないとか、20歳前にアブノーマルプレイを一通り経験してたりする。

若い子の中には介護・保育関係で一度就職したが、生活できなくて風俗に入ってきた子もよくある話。(前職当ててみようか?ってクイズすると、たいてい介護士か保育士で若干辟易している)。昼職がある子の場合医療事務歯科衛生士工場勤務、バスガイド非常勤教師とかね(AVタイトルみたいだ笑笑)。ただ正社員の子ほとんどいなかった。昼職ありの子あんまりプレイ態度が良くない。いわゆる地雷率が高い。風俗一本の子気合が入りすぎて自己啓発本に書いてあるようなことを言うので、こんな業界でも「やりがい搾取」ってあるんだな、と。

とあるデリ店で常時トップを張っていた凄腕の子は、元々どんな男性でも気持ち悪いとは思わないから風俗向きなんだ、と豪語していた。この子、どっかの企業営業職として働くチャンスがあったら化けると思う。頭でっかちでメンドくせー大卒女よりもよほど営業成績いいはずだよ。適材適所って難しいよね。

首都圏関西圏から出稼ぎで来てるような子はそれなりに割り切っているというか、風俗本業にしている子が多い。本業にしてる子はさすがにシティヘブンなんかの嬢ブログでもエロ日記を平気で書く。恥ずかしさは全然なくて楽しいんだそうだ。他にも、アマゾン倉庫非正規で働きつつ、週末に地方に行って稼ぐというパターンの子もいた。見た目は処女臭いくらい地味で大人しそうだったし、体の開発も全然進んでいないのでどうして風俗にいるんだろ、、とちょっと切なくなった事例。あるいは、高卒でいきなりソープで働き始め、全国のソープ渡り歩き日本一周しようとする強者もいた。メンヘラ臭がしたけど。

ありがちだけどホストにハマってお風呂に沈んだ子や、パチンコギャンブル依存アイドルバンドの追っかけ、毎週ディズニー行きたい、贅沢したいだけって子もいる。僻地農家出身で初めて都市部に来て、寂しい毎日の中で初めてちゃんと話を聞いてくれた人が肥満体のホストだった(そして貢ぐためにソープへ)という何とも言えない微妙な話も聞いた。風俗で働く以外はアニメアニソンスマゲーしか興味ない、という自称ひきこもりもいた。たぶん病んでる。病んでるといえば、サンリオが大好きでlizlisaやaxes femmeを着込んでタバコ臭レンタルルームにやってきた子は今でも忘れられない。レンルー場末感女子のお花畑ファンタジー感。悪酔いしたね。新人風俗嬢TPOをわきまえないものです。(リズリサ風俗嬢ご用達なんだろうか?どうも着用率が高い気がするぞ)

どちらかというと、それほど深刻ではない理由風俗勤務している子は手コキ店に多い印象だね。ただ、手コキ店は客からレイプ被害に遭う子が本当に多い。価格が安い分、客質も良くないらしい。警察を頼りたくないから泣き寝入りするしかないわけだ。どうせ洗ってない体でレイプされるくらいなら、と手コキ店からデリヘルソープへ転身した子も何人かいた。逆にどうしてもDキスが嫌でデリから手コキ店に移るパターンもある。こういう子は裏オプしてるわけよ。

そして、笑っちゃうほど多い遭遇パターン看護師を目指してる女の子たち。自分学費を稼いで医療世界を目指してる。二十歳くらいの子から三十路近いお姉さままで、幅広い年齢層の女性風俗で稼ぎ看護学校に通おうとしていた。将来は結婚したくないor男に頼りたくないから、とソープで働いてたりするんだ。なんか不思議感覚。これもどこかで読んだけど、看護師の中には少なくない風俗経験者がいるんだな。まあ確かに金もコネ学歴もない女性が自立するには、まず風俗を頼って先立つもの下駄を履かしてもらうしかないのかもしれない。

というわけで、ぐだぐだと長文を書いてきたわけだけど、キリがないから、ここらへんでやめるね。宮台先生やチキたんがレポしてるような身近な貧困風俗の話は、首都圏以外の地方都市でもかなりリアルだよって話です。あと、改めて思ったけど、色んな事情があるにせよ、風俗嬢普通女の子なんですよねえ。ホントそう思った。偏見が多い誤解されがちな業界(←これはとある風俗嬢セリフね)だけど、ごく稀なケースを除き、他の働く女の子と何の差もなかったよ。下手に親に依存して暮らす連中に比べたら、よっぽど目が輝いてたし、人生物事の考え方もまともだなってのが全体の印象っす。

で、1年間ずっと風俗に通い詰めで今度は俺が貧困化。笑笑。今週から風俗遊びの鬼やめることにしました。はい、以上で終わりです。お疲れさまでした。笑笑

2016-02-16

エンタメの好みで人格が分かるわけがない

所詮エンタメ。何が好きであろうが単なる趣味

面白さを感じる感性が違うというだけで、そこに人間性の優劣が入り込む余地はない。

社会派作品が好きでも現実社会について真剣に考えているわけではないし、なろう系が好きな人間に向上心がないわけでもない。

硬派な作品が好きだからといって他人に対して優越感を持つ奴は屑だ。

2016-01-22

伊勢谷友介偽善

伊勢谷友介SMAPに「あほくさ」と言ったり、「未来において大事選択肢国会で選択されてる。」と言ったりしている。

先週から今週にかけての国会は、補正予算とか決算の審議。

三世代同居住宅の所得控除とか「未来において大事選択肢」ですよね!

伊勢谷友介は、「リバースプロジェクト」とかい社会活動らしきものを行っているらしい。

から社会派なかんじなのか。

でもさ、それなら、なんでソーシャルゲームCMなんかしているの?

無駄課金地獄に陥れて楽しいの?

それでリテラシーとか語れるの?

http://biz-journal.jp/i/2015/09/post_11441_entry.html

偽善だな。

2016-01-15

芸人twitterアカウント類型

特に他意は無いが、伊集院光ウーマン村本のアカウントって似てるな~という所から徒然。

普通のオッサン
一般ネットユーザー
社会派論客
絡んでくる一般人ぶった斬り型
ネタ投稿
自然体型

2015-12-14

増田が選ぶ音楽映画ベスト10とその紹介

音楽映画ベストテン - 男の魂に火をつけろ!

お祭りをやってるらしいので増田も村の外でおどるぞい。

1. 『ライオンキング』(ロジャー・アレーズ、ロブ・ミンコフ監督1994年

2. 『ナッシュビル』(ロバート・アルトマン監督1975年

3. 『セッション』(ダミアン・チャゼル監督2014年

4. 『EDEN/エデン』(ミア・ハンセン=ラブ監督2014年

5.『インサイド・ルーウィン・デイヴィス』(コーエン兄弟監督2013年

6.『アマデウス ディレクターズカット』(ミロス・フォアマン監督、1984-2002年)

7. 『はじまりのうた』(ジョン・カーニー監督2014年

8. 『アンヴィル! 夢をあきらめきれない男たち』(サーシャ・カヴァ監督2008年)

9.8 mile』(カーティス・ハンソン監督2002年)

10. 『あの日のように抱きしめて』(クリスティアン・ペッツォルト 監督、2014)


1. ディズニー枠にしてミュージカル映画の精髄。アラン・メンケン確立したディズニーミュージカル黄金律の完成形でもある。ポストメンケンではやはり『アナと雪の女王』が頭一つ抜けている印象。

2. ハリウッドに最も嫌われたアメリカ人監督ロバート・アルトマンアメリカ保守層体現する南部という土地カントリーミュージックという文化シニカル活写することでニクソン政権下の母国をするどく批評した、というと小難しい社会派映画みたいだが、実際の中身ゆるゆるでお気楽グダグダカントリー群像劇である歌声一つで嫌なことも苦しいことも大変なことも何もかもどうでもよくなる、という音楽の魔力を良くも悪くも見せてくれる映画

3. 菊池セイコウさんの dis はこのさい放っておこう。すくなくともこの作品は『音楽映画』としての役割と魅力を十二分に発揮しているのだから。要するにパワハラ上司に対するリベンジ映画なのだが、(主人公と観客両方に対する)抑圧と解放手際が実に﨟長けている。何よりリズム映画だ。

4. ふらふら楽しくガラージDJとして遊んで暮らしていたアンちゃんが30超えて「あれ? もしかしておれ、社会的あかんくね?」と狼狽えるフランス映画。年をとるにつれ銀行員対応がすげなくなっていくのが切ない。こんなダメダメな反社会人でも才能ある妹を持てば人生映画化してくれるんだから、持つべもの家族であるDJシーンの快楽選曲面でもビジュアル面でもクール

5. ふらふら楽しく60年代NYフォーク歌手としてネコと楽しく暮らしていたあんちゃんが恋人妊娠させてしまったことで「あれ? もしかしておれ、社会的あかんくね?」と狼狽メジャーデビューを目指すアメリカ映画楽曲の質の高さもさることながら、さまよえる主人公を捉える画面も洗練されている。どうでもいいが主人公オスカー・アイザックは次の『スターウォーズ』でけっこう重要な役をやるらしい。主人公の恋敵役を演じるジャスティン・ティンバーレイクが影のMVP

6. 説明不要の超ビッグタイトル。要するに悲恋BL天才ウォルフガング・アマデウスモーツァルトに恋した乙女サリエリちゃんが才能のことを考えると胸が切なくなって毒殺疑惑をかけられちゃうの。

7. ギリギリミュージカルではないのに、歌のやりとりだけで物語が進行するクレバー構成音楽映画。「音楽っていいもんですねえ」ということを骨の髄まで叩き込んでくれる。Maroon 5アダム・レヴィーンがいい仕事している。監督の前作の『ONCE/ダブリン街角で』も人生のすっぱさから目をそむけずにポジティブな救いを歌った佳品。

8. ドキュメンタリー枠。誰からもその才能を認められていたにもかかわらず、なぜか売れなかったメタルバンドアンヴィルしかし彼らは諦めなかった。副業のかたわらコツコツと三十年もアメリカの片田舎バンド活動継続しつづけていたのである。三十年周年を記念して世界ツアーを計画した彼らだったが、その道中をトラブル続き。しかし、そんな彼らがとある国を訪れたとき奇跡は起こるのだ。

9. ヒップホップ枠。今週末公開の『ストレート・アウタ・コンプトン』の出来次第では入れ替わるかもしれない。負け犬が這い上がる系映画

10. ジャズ枠。名曲「Speak low」の使い方がたまらない。

2015-12-08

監獄学園で☓ぬいた○泣いた

嫁が子供を連れて一週間里帰りをしている。

この間を有意義に過ごすために、気になっている漫画の一挙読みを行うことにした。

8年前、結婚してからはじめに犠牲にしたもの漫画だった。

結婚当初、どうにかして嫁さんを漫画に感化させようと努力はした。

社会派漫画には多少興味を示してくれた。しかし、当時一番好きだった漫画だけはとうとうすすめることができなかった。

一見下品暴力的ギャグ漫画と見せかけながら、カメラワークや様々な作品に対するオマージュときに笑わせながらもドキッとさせるようなシーンの描き方が秀逸な漫画だった。

しかし、その後は出産を機に週刊誌を購読する余裕もなくなり、そんな漫画存在すら忘れてしまっていた。

この一週間で読める漫画の数は、仕事時間を考えると20冊程度が限度だろう。

まずは気になる漫画の1巻だけを数冊集めてみることにしたのだ。

監獄学園はそのうちの一冊だった。

最初感想は、今時の絵柄にキャッチー美少女と微エロありがちな漫画といった印象だ。

ところが読み進めていく間に、サスペンスちょっとしたミステリの要素を見せつつも、さらに思い切りよい、それでいて悪意を感じさせないような暴力的描画の面白さに完全に引きこまれしまった。

決めた。この一週間はこの漫画のために捧げよう。その場で最新刊までを一挙に注文することにした。

その判断が間違っていないと確信するまでに時間はかからなかった。

見た目は小綺麗で純粋登場人物たちがときおり見せるうちに秘めたる狂気

まるで映画のワンシーンを切り取ったかのようなシーンの描き方。

10巻も読み進めていく間に当初の素人くさいイメージは全く払拭されていた。

もしこれが新人なら、なんて怪物が現れたものだと思ったほどだった。

あぁ、こんなに笑ったのは久しぶりだ。

そんな時、ふと「ホント、この描き方とかアゴゲンみたいで懐かしいなぁ」という言葉自然と口をついて出た。

自分でも驚くくらい自然に、当時好きだった漫画名前を口にしたのだ。

そうして、まさかと思い目を向けたコミック背表紙に描かれた作者名を見て再び驚いた。

平本アキラ

まりわたしが好きでやまなかった「アゴなしゲンとオレ物語」の作者と同一だったのだ。

わたしは泣いた。

嬉しくて涙が止まらなかった。

彼は、もうこんな高みにまで達していたのだ。

アゴなしゲンとオレ物語面白かったところは、あの荒削りな部分でもあった。

からこそ嫌味なく読めたし、狂気を笑い飛ばすことができたのだ。

しかし、大人の事情があったのだろう。

後期に入ると映画オマージュは減っていき、独特な切り口で描く内面狂気もいつの間にか世間に対する不満へと置き換えられていったように感じられてしまった。

わたしにはそれが、せっかくの才能が刈り取られてしまたかのようで悲しかったのだ。

わたしはアゴゲンの完結を待たずして、コミックの購読を止めてしまっていた。

わたしが彼の作品に対してブランクが合ったからかも知れないが、彼がこれほどまでにきれいな絵柄を描くとは想像ができなかった。

当時のあの絵柄から、今のこの質感に至るまでには想像を絶する努力必要だったに違いないはずだ。

いうなればガモウひろしが一人でデスノートを今の形へと完成させてしまたかのような驚きだ。

そして何より嬉しかったことは、彼の作品の中に映画オマージュがしっかりと生き続けているということだ。

しかもそれは、以前のようにシーンそのものリスペクトするのではなく、描画方法やシーン展開、カメラワークリスペクトするという技法へと昇華されていた。

彼は諦めていなかった。それどころかこれほどまでに高い水準にまで上り詰めていたのだ。

わたしは、漫画のすばらしさを嫁に伝えることを諦めてしまったというのに。

現在、もうすでに2度目を読み始めている。

エロに対する下心で読み始めた気持ちリセットして、彼の描きたかったものともう一度向き合うために。

諦めず、もう一度漫画というもののすばらしさを嫁に理解してもらうために。

さっきから溢れ続けてやまない☓なにか ○なみだに誓って。

2015-10-28

はてなブロガーにこそこの記事読んで反省してもらいたい

http://anond.hatelabo.jp/20151027130744

大学での学びにおいて,卒業研究重要役割果たしていると思うが,その中でも先行研究調査法を学ぶことに着目したい。

研究とは新たな何かを発見することであるのなら,どこまでが既にあるのか,すなわち先行研究を調べることは絶対必要技能だ。

社会に出てから真に新しいことをするということは実はかなりのレアケースで,世界規模のマクロ視点で見ると既に似たようなことが行われているということがほとんどだ。

すなわち,それらを探し出し,理解する技術を身に着けることができれば,仕事効率も非常によくなる。


お前が書く駄文はすでに何十人、何百人もの人間が同じことを書いているんだよ

はてなの歴史ってのはもう10年以上に経つけれども、はてブだけでもお前と同じこと書いた記事が見つかり、それに対する反論、再反論、横入り意見とか、そういうやり取りが何度となく繰り返されてきてるんだよ

お前が頭の中で意見したいことを記事に書いてアップロードする前に、ちょっと立ち止まってはてブ検索したりググってみたりすれば、お前が書いた駄文よりよっぽど良質で専門的な記事がいくつも見つかるんだよ

その件について別にお前に意見を表明するなって話じゃないんだ

お前の書いた内容はどうせ駄文に過ぎないのだから、せめてその件を取り巻く先行記事歴史をまとめるくらいしとけよ、という話なんだ

別に専門書を網羅しろとまで言わないから、せめてググれば見つかるネット上の記事過去はてブを集めたような記事くらいは調べて読んで、参考に挙げろよと

普通に日記書いてるような人は気にならんけど、はてなに巣食う「良質なブログ記事とは~」「アクセスアップするには~」「ブログ生活するには~」みたいな意識高そうに偉そうにしてる「ブロガー」が書く社会派きどった記事を読んでいつも思う。

2015-10-14

陸上でいえば砂漠みたいなもので、プランクトンがいないから透き通ってどこまでも見える。”/そうそう。専門ブログ人間の指ほどしかないフリーゲーム世界は儲からないし、手間だから専門家が少ないのです

いや、本当に言うけど、レビュー数が40作品超えるまでフリーゲームレビューはうちのブログお荷物分野側にいたからね?「根気強くやったら、トップ取れる分野でかつ、ソシャゲーが流行るほど揺り戻しが来るから長い目で見れば」と思って鍛えたが、アクセス狙いだけで言えば、アレは本当に不採算部門

これ、躁うつ病体験もそうで、躁うつ病記事は僕の人気の作品の1つだし、今となっては主力の記事だけど、あれ自体が儲かるかというと、ブログで儲かるならもっと腰を入れた専門ブログがあるし、広告がつかないから著書を出そうにも僕よりも文章力があるアーリーアダプターはすでにいっぱいいる

僕がブログ世界圧勝できてるジャンル基本的に「弱小が中堅になる」までなら良いチョイスなんだけど、「そのジャンルだけでお金にする・本を出す・ブロガーとして有名になる」にはやや弱いジャンル。だから大手大手にのちのちなるような人が参戦しない所が多いわけです…はい

僕があんまり評判が良くなくても社会派とかアニメとか大手が参戦するジャンル記事を書くのは結局はそっちで勝たないとブログ世界では大手になれないからなのよね…。あとはニッチばっかりやってると同じ読者だけがループしたり、同じ話題ばかり書くことで筆者がライトユーザー目線を失うから

あとは、僕がすご~くたまにラノベバッシングめいた記事を書くけど、アレは僕と同じことを考えてる奴は多いと思うんですよ…。全く楽しめないことはないけど、「最近ラノベ」にしっくり来てない人。じゃあ、そういう人はバッシングばかりしてるかというと自分の好きなジャンルもあり、それを薦めたい

ラノベ自意識のダシにしてるとか言ってる人がいたけど、僕に言わせれば、理屈っぽいアニメブログ文化ストーリー性の高いフリーゲームなどのダシであって、僕の自意識なんてものは僕だけのモンでもなきゃ、僕に似たようなやつならだれだって考えそうなありがちな考え。言葉にできるかどうかの違い

kanose それ、ビジネスモデルじゃなくてただのPV獲得モデルでは。儲からないニッチ分野で自己満足を続けるだけなら誰でもできる。ラノベの件に関しては多くの人が言ってるけど、お前が言ってるようなことを誰かには書いてほしい。だがお前ではなし。

2015-10-12

こうやってネットde真実が量産されてくんだな

ちょっとこれを見てほしい

http://crowdworks.jp/public/jobs/96892

いわゆるバイラルメディア求人

社会派必見!【日本人でよかった】と思える世界のありえない物事世界の声を翻訳@2500円

世界とある国では常識だけど

日本には無い】

【ありえない…】

日本に生まれて、住んでいてよかった!と思える

事柄

・習慣

生活スタイル

恋愛スタイル

身分制度

仕事

などのどこかの国のネタ掲示板記事から集めて頂き、

それに対する海外の人の反応を独自にまとめて頂く仕事となります


だとさ

要は海外の極端な事例を寄せ集め誇張・脚色し

外国への偏見を強めさせると同時に愛国心を煽るお仕事

ポイントはここ

>直接掲示板書き込みネタを作って頂いても大丈夫です。

自作自演OK

捏造やりたい放題ってことね

さらに極め付けがここ

日本人の読者が中学生ぐらいだと思いわかりやすくお願いします。

判断力の乏しい無知中学生ターゲットガンガン洗脳していくスタイル

こうして「海外は野蛮で愚かだけど日本文明的でとっても素晴らしい国」というネットde真実が量産される

ほんとバイラルメディア害悪

早く規制しろ

あ、ネタ元はreddit

https://redd.it/3of7s3

2015-09-24

http://anond.hatelabo.jp/20150924235138

叩くのと殺害予告するのを一緒にされてもなw

一緒だろ

表現規制反対で活動してる社会派の皆さんは未来心配してんだよ

いや「俺が好きなポルノが無くなるのが嫌だ」が動機しか思えんけど

表現の自由なんてどうでもいいだろあいつら

http://anond.hatelabo.jp/20150924234931

その割にアグネス叩く奴って本気で危機感覚えてる奴多くないか?

叩くのと殺害予告するのを一緒にされてもなw

あとさっきわざわざ「いまポルノを見たければ」って書いたよね

表現規制反対で活動してる社会派の皆さんは未来心配してんだよ

「15歳が今日見るポルノを探してるならアグネス全然関係だろ」って言ってんの

2015-08-29

モンスターもの漫画比較

タイトルモンスター娘のいる日常セントールの悩みヒトミ先生の保健室亜人ちゃんは語りたいふだつきのキョーコちゃん
作者オカヤド村山慶鮭夫トス山本崇一朗
人間は?いるいないいるいるいる
モンスター種族種族思春期発症突然変異不明
モンスター対象法律種族交流形態差別禁止法((思想強制所あり))-亜人生活保証制度((バンパイア血液支給))-
モンスター存在は?オープンオープン((人間がいない))オープンオープン秘密
登場モンスターラミア人馬単眼バンパイアキョンシー
ハーピー翼人不死身デュラハン
ケンタウロス竜人透明人間サキュバス
スライム角人雪女
人魚長耳人
ソンビ南極蛇人
単眼
オーガ
ドッペルゲンガー
アラクネ
デュラハン

いくつか漫画を読んでいて、モンスターものっぽい漫画が溜まってきたので、それぞれの要素を比較してみた。

取り上げている漫画は、モンスター娘のいる日常セントールの悩みヒトミ先生の保健室亜人ちゃんは語りたい、ふだつきのキョーコちゃんの5作品

全部、連作中の作品。((だと思う。))

人間はいる?

ほとんどの作品人間はいる。

あるいは、人間の中の一部にモンスター的な人間が生まれるという設定。

唯一、セントールの悩みのみ人間がでてこない。

全て、人馬(セントール、ケンタウロス)、竜人などのモンスター的な外観を持っている。

モンスター娘のいる日常は、基本的にお色気系モンスター萌え漫画から読者を投影する対象として主人公人間必要なのだろうなという気はするが、セントールの悩みに、何故人間が出てこないのか。

モンスターは別種族

モンスター娘のいる日常と、セントールの悩みでは完全に別種族

その他3作品思春期発症したり、突然変異人間の中からまれたりするので基本的人間なのだと思う。その割にデュラハンかいて、首が外れるのは突然変異でどうにかなるレベルじゃ無かろうという気もする。

モンスター対象法律は?

モンスター娘の日常では、他種族交流法ができて、人間モンスター交流するようになったところから話は始まる。

具体的な条文は出てこないが、人間からモンスターへの攻撃が禁じられていたり、モンスター人間の家にホームステイする制度などがある。

ただ、「他」種族という名称は、人間中心主義的で差別的だという批判がありそう。多種族交流法くらいに法改正しておいたほうが良さそうだが。

セントールの悩みでは、形態差別禁止法があって、思想強制所もある。

ただ、思想強制所の存在は言外に匂わせる程度で、基本的にこの漫画はほのぼの思春期日常もの漫画なわけだが、微妙ディストピアっぽい世界である

なんだかんだで、この作品が一番社会派ではある。

亜人ちゃんは語りたいでは、亜人生活保証制度バンパイア血液支給されている。

現金支給される訳ではないので、生活保護制度よりも、義手義足保険適応されるようなイメージだろう。

デュラハンは首が取れるという、外観上の大きな差異があるが、この外観の差異に対して亜人生活保証制度適応されていない。

外観を「普通」にするための、義手義足的な義首が開発されていてもおかしくはないのではないかと思うのだが、この世界ではデュラハンは全世界で3人しかいないようなので義首はあまり普及はしていないのだろう。

個人的に気になるのは、人間モンスター共存する社会におて、年金などの社会保障制度がどうなっているのかなのであるが、そのような制度言及する作品はない。

例えば、人間よりも極端に長寿命や、人間よりも極端に多産な種族と共同の社会保障制度構成することができるのか?という疑問があるが、それを描く作品は見たことがない。

おそらく北欧型の税金を投入して全国民対象にした制度を構築するのは政治的に難しいので、ドイツフランス型の職能集団別の制度になるであろうけれど、それを漫画にして面白くなるとも思えないので別に既存作品社会保障制度言及が無いことに不満が有る訳でもない。

ここでは取り上げていないけれども、まおゆう魔王勇者 「この我のものとなれ、勇者よ」「断る!」とか、ゲート 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えりみたいな専門知識+異世界もの作品流行ってるっぽいので、社会保障制度に詳しい人の書いた異世界もの小説漫画があれば読んでみたい。

モンスター存在オープン

ほとんどの作品オープン人間モンスターの後流や軋轢を描く作品が多いのでオープンでないと作品が成立しないためと思われる。

ここで取り上げた中では、ふだつきのキョーコちゃんのみ妹がキョンシーであることが秘密にされている。その点でふだつきのキョーコちゃんモンスターものというよりは、コメディ要素の方が強い。

登場モンスター

登場するモンスターの種類は圧倒的にモンスター娘のいる日常が多い。

表に挙げたのは実は、主要なキャラクターのみでゲスト的に1回だけ登場したモンスターも入れればもっと増える。

亜人ちゃんは語りたいも種類は少ないが、バンパイアデュラハン、雪女、サキュバス既存モンスターが登場する。

一方で、ヒトミ先生の保健室では、モンスター状態に名前がついてない。

舌が超なが~くなる、体が極端に大きく、小さくなる、体がバラバラになっても死なない、などではあっても、それには名前がついてない。

記号のついてない生の状態とでも言えばよいのか。そういう描かれ方をしている。

ふだつきのキョーコちゃん|ではキョンシーということになっているけれども、それほどキョンシーキョンシーしたキョンシーではない。札じゃなくてリボンでいいことになってるし、ぴょんぴょん飛び跳ねたりもしない。怪力で血を飲むと言った程度。正直、キョンシーじゃなくてもコメディとして成立すると思うので、モンスターものと呼ぶのはやや無理があるのだが、「チノアジガー。」のセリフがカワ(・∀・)イイ!!のでつい入れてしまった。

2015-08-19

http://anond.hatelabo.jp/20150814155239

今まで読んだレビューの中で悪い意味で最も苦痛レビューを読んできた。何だよアレ…所要時間10分とか言いながらテーマをどうやって進めるかという因子が見えにくかったり、言葉意味が序盤と中盤以降で全然違っていたり、レビュワー全然愛着がわかない仕様になってたり…苦痛すぎる

酷評するから誰なのかは言わないよ?言わないけど、「なんでもかんでもオリジナルっぽい要素にぶっこめばいいってもんじゃねーぞ」というね…。おまけにレビュワー認識常識が思いっき矛盾してるから読んでても感情がわかないどころか萎えていくというのもまた辛いところ…

ー怒りしかわかない。あんな酷いレビューを引き当てた自分にも、それなりに技術も手間もかかってるとアピールしてるのにつまんないレビューにしちゃった著者にも。しかも、うつ状態の、気分がぐったりしかけてた時期に何も面白くないレビュー3分ぐらい費やしちゃったからなおさら気分悪い。

しかし、1分そこそこで読めて面白いレビューないかねぇ…。3分かけて読破したレビューボツにしなきゃならん以上、他にネタがないと落とすぞ…。サブカル系レビューか、社会派っぽいのが1つ覚えがあるけど…実質1分しか時間が取れないんだよなぁ…。どうしようか。

2015-07-29

http://anond.hatelabo.jp/20150729014738

ほら、論理的馬鹿の特徴をあげてもなお、もうこいつらは病気レベルから、まだ③の反応しかできないだろ?

ねえ、社会派の難しい(勿論全く難しくもないが、馬鹿底辺には土台思考不能)話は偏差値低い学生奴隷リーマンにはきつかったか

奴隷奴隷奴隷、オラさっさと搾取されてこいよクソ奴隷ww

金がないと危機対応できないとか、子供労働するしかないとか、海外出れないとか、至極当然の現実しか言ってないのにねえw

俺に反論したコメントぜーんぶ頭悪かったねえw それはお前らが実際にその程度の頭脳で、金もない屑奴隷からだよ

バーーーーカww

一生金持ち恨んでろ屑ども 貧乏讃歌してるてめーのガキも貧乏人だから

2015-07-17

何もかんじない世界モカ・オレ

20XX年、物事効率化を促進するため公共の場における一切の感情発露を禁ずる行動適化法が成立した。世間からはついぞ諍いが無くなり人々の均質化が進展、「#わかる」のハッシュタグが常にトレンド入りするそんな時代に一軒の喫茶店が出したささやかな一杯が社会に波紋を広げる。空前の社会ドラマ、ここに堂々完成!

====

LAST ANSWER = ◯◯◯◯◯◯

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん