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2023-12-24

大正ヒロイン主人公が結ばれる相手が異なるマンガ

・新九郎、奔る

・ヘルク

ふだつきのキョーコちゃん

あと一つは?

追記

魔法先生ネギま!もか

パターンとしては

・バトル漫画で一緒に戦う正ヒロインと銃後で待っている幼馴染系ヒロインがいて後者が選ばれる

・正ヒロイン姉妹

・正ヒロインが無生物アンドロイドコンピューター)や異種

というのがとりあえず思いつく。最後のはラブコメ主体だと愛の力で突破されるのがデフォになってきているが

2017-03-10

http://anond.hatelabo.jp/20170310182552

からこそ

デレ部分が読者だけでなく主人公に対してもきっちり開示されている「ふだつきのキョーコちゃん」の方が可愛い安心して読めると、

私はつねづね主張しているのです

2015-08-29

モンスターもの漫画比較

タイトルモンスター娘のいる日常セントールの悩みヒトミ先生の保健室亜人ちゃんは語りたいふだつきのキョーコちゃん
作者オカヤド村山慶鮭夫トス山本崇一朗
人間は?いるいないいるいるいる
モンスター種族種族思春期発症突然変異不明
モンスター対象法律種族交流形態差別禁止法((思想強制所あり))-亜人生活保証制度((バンパイア血液支給))-
モンスター存在は?オープンオープン((人間がいない))オープンオープン秘密
登場モンスターラミア人馬単眼バンパイアキョンシー
ハーピー翼人不死身デュラハン
ケンタウロス竜人透明人間サキュバス
スライム角人雪女
人魚長耳人
ソンビ南極蛇人
単眼
オーガ
ドッペルゲンガー
アラクネ
デュラハン

いくつか漫画を読んでいて、モンスターものっぽい漫画が溜まってきたので、それぞれの要素を比較してみた。

取り上げている漫画は、モンスター娘のいる日常セントールの悩みヒトミ先生の保健室亜人ちゃんは語りたい、ふだつきのキョーコちゃんの5作品

全部、連作中の作品。((だと思う。))

人間はいる?

ほとんどの作品人間はいる。

あるいは、人間の中の一部にモンスター的な人間が生まれるという設定。

唯一、セントールの悩みのみ人間がでてこない。

全て、人馬(セントール、ケンタウロス)、竜人などのモンスター的な外観を持っている。

モンスター娘のいる日常は、基本的にお色気系モンスター萌え漫画から読者を投影する対象として主人公人間必要なのだろうなという気はするが、セントールの悩みに、何故人間が出てこないのか。

モンスターは別種族

モンスター娘のいる日常と、セントールの悩みでは完全に別種族

その他3作品思春期発症したり、突然変異人間の中からまれたりするので基本的人間なのだと思う。その割にデュラハンかいて、首が外れるのは突然変異でどうにかなるレベルじゃ無かろうという気もする。

モンスター対象法律は?

モンスター娘の日常では、他種族交流法ができて、人間モンスター交流するようになったところから話は始まる。

具体的な条文は出てこないが、人間からモンスターへの攻撃が禁じられていたり、モンスター人間の家にホームステイする制度などがある。

ただ、「他」種族という名称は、人間中心主義的で差別的だという批判がありそう。多種族交流法くらいに法改正しておいたほうが良さそうだが。

セントールの悩みでは、形態差別禁止法があって、思想強制所もある。

ただ、思想強制所の存在は言外に匂わせる程度で、基本的にこの漫画はほのぼの思春期日常もの漫画なわけだが、微妙ディストピアっぽい世界である

なんだかんだで、この作品が一番社会派ではある。

亜人ちゃんは語りたいでは、亜人生活保証制度バンパイア血液支給されている。

現金支給される訳ではないので、生活保護制度よりも、義手義足保険適応されるようなイメージだろう。

デュラハンは首が取れるという、外観上の大きな差異があるが、この外観の差異に対して亜人生活保証制度適応されていない。

外観を「普通」にするための、義手義足的な義首が開発されていてもおかしくはないのではないかと思うのだが、この世界ではデュラハンは全世界で3人しかいないようなので義首はあまり普及はしていないのだろう。

個人的に気になるのは、人間モンスター共存する社会におて、年金などの社会保障制度がどうなっているのかなのであるが、そのような制度言及する作品はない。

例えば、人間よりも極端に長寿命や、人間よりも極端に多産な種族と共同の社会保障制度構成することができるのか?という疑問があるが、それを描く作品は見たことがない。

おそらく北欧型の税金を投入して全国民対象にした制度を構築するのは政治的に難しいので、ドイツフランス型の職能集団別の制度になるであろうけれど、それを漫画にして面白くなるとも思えないので別に既存作品社会保障制度言及が無いことに不満が有る訳でもない。

ここでは取り上げていないけれども、まおゆう魔王勇者 「この我のものとなれ、勇者よ」「断る!」とか、ゲート 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えりみたいな専門知識+異世界もの作品流行ってるっぽいので、社会保障制度に詳しい人の書いた異世界もの小説漫画があれば読んでみたい。

モンスター存在オープン

ほとんどの作品オープン人間モンスターの後流や軋轢を描く作品が多いのでオープンでないと作品が成立しないためと思われる。

ここで取り上げた中では、ふだつきのキョーコちゃんのみ妹がキョンシーであることが秘密にされている。その点でふだつきのキョーコちゃんモンスターものというよりは、コメディ要素の方が強い。

登場モンスター

登場するモンスターの種類は圧倒的にモンスター娘のいる日常が多い。

表に挙げたのは実は、主要なキャラクターのみでゲスト的に1回だけ登場したモンスターも入れればもっと増える。

亜人ちゃんは語りたいも種類は少ないが、バンパイアデュラハン、雪女、サキュバス既存モンスターが登場する。

一方で、ヒトミ先生の保健室では、モンスター状態に名前がついてない。

舌が超なが~くなる、体が極端に大きく、小さくなる、体がバラバラになっても死なない、などではあっても、それには名前がついてない。

記号のついてない生の状態とでも言えばよいのか。そういう描かれ方をしている。

ふだつきのキョーコちゃん|ではキョンシーということになっているけれども、それほどキョンシーキョンシーしたキョンシーではない。札じゃなくてリボンでいいことになってるし、ぴょんぴょん飛び跳ねたりもしない。怪力で血を飲むと言った程度。正直、キョンシーじゃなくてもコメディとして成立すると思うので、モンスターものと呼ぶのはやや無理があるのだが、「チノアジガー。」のセリフがカワ(・∀・)イイ!!のでつい入れてしまった。

2015-07-05

最近読んだマンガ

・星河万山霊草紙(1) 鈴木有布子

タダだったから。2話ぐらいだけなのね。


・起きて最初にすることは 志村貴子

キモイ。お兄ちゃんキモイよ。でもマンガ面白いよ。

お兄ちゃんの、ひどい仕打ちを愛によって受け止めているそのメンタリティキモカワイイっていうのかな。ひどい仕打ち快感を感じるMとは違う。

おれはBL読まないので、BL文脈はよくわからない。なので、ラブコメとして読んだんだけど、恋愛限界事例って感じ。

不憫系ってジャンルがあるみたいだけど(おれは良く知らない)、この作品はひどい状況を悲しく表現してはいないし、笑いをとる方向にももって行っていない。それによって、(人の心理を中心にしているにもかかわらず、)誰かへの移入に頼らず、ニュートラルな納得感を読者に与えているように見える。

暗くも明るくもしない作者のバランスガッツリはまった良作ではないかと。


港町猫町  奈々巻かなこ

個人的にはあんまりだけど、好きな人は好きだろうと思う。


うどんの女 えすとえむ

恋愛プロセスにおける、"おかしみ"がうまく出ている感じ。独特のクドさのある人の画も良い具合にはまってるのでは。



淡島百景 1 志村貴子

いつもの志村貴子


げんしけん(18) 木尾士目

画も内容も昔より暑苦しさが増してる気が。

閉鎖された仲良し空間の暑苦しさを楽しみたい人には最高。個人的にはちょっとおなか一杯。


・恋は雨上がりのように(2) 眉月じゅん

1巻を買って、迷ったけど2も購入。

純愛ものをひねりの無い展開でシリアスにやってて、でも古臭くならないように注意している感じかな。


彼女世界 袴田めら

百合面白いと思ったことがないにもかかわらず、たまに、なんとなく、買ってしまう。

これもそのうちの一つだったけど、おもいがけず面白かった。初めて百合面白いと思ったかも。

この手の逆転系はよくあるけど、無理のない展開って結構難しいと思う。にもかかわらず本作は納得感ありつつ進行していて良い。

そういった意味では、百合じゃなくても面白かったんだろうなとは思う(百合環境の上で成立しているので、実際は必須なんだけど、比喩として)。

画はうまくはないけれど、人のたたずまいや、内面が表出する部分を丁寧に表現していて魅力がある。

結局、内容が良ければ、百合BL面白いってことなんだなー。などという当たり前のことを、「彼女世界」と「起きて最初にすることは」に教わった。


実在ゲキウマ地酒日記(1) 須賀原洋行

クッキングパパ(100) うえやまとち

夏子の酒(1) 尾瀬あきら

タダだったから。


ヨコハマ買い出し紀行(1-12芦奈野ひとし

過去に紙で読んだ作品。その時もドはまりした記憶があるが、改めてハマった。

kindle で1巻が無料だったので、「なつかしーなー」と思って1巻を読んだら面白くて結局2-14巻も買ってしまった。

人類の来し方と、残る世界の行く方が交差する大きな転換点をユルい日常連続と個人の視点で(いまなら許されないだろうと思うほど)暗示的に表現しており、今読んでもユニーク(のんびりした終末感は"渚にて"が思いつくけど)。

テーマ基本的作品の背後にあるが、ポツポツと表出されるところの表現が秀逸。アルファさんの「知ってるよー」は何度読んでも泣く。

日常のユルい表現も、言語化されない人(じゃなくてロボットか)の心理が多分に含まれていて、その密度感が作品の足元を支えている印象。

芦奈野ひとしが画が上手いのは今更としても、この作品が一番ハマってるなあと改めて思った。光/影/空気/地表/大気/水面/空/雲/晴れ/雨/土/砂/コンクリ/鉄/木材/植物/朝/昼/夕方/夜.....作品環境に関するあらゆる表現が驚くほど高度でビビる


ストレッチ(3) アキリ

だいたい web で読んでだけど、また読んでも面白い。5回ぐらい読んだけどまだ面白い

2人のトゲとボケを含む愛のあるイジリあいはいつまででも見ていたい。画もうまい

どうでも良いけど、ワンレンOLって。作者は幾つぐらいの人なんだろ。


マホロミ(4) 冬目景

完結してた。

このくらい恋愛要素が奥まってるほうがイイと思う。

建築については、その魅力がなかなか伝わってこなかった。人的なドラマ要素を持ち込んでいるので退屈はしないけど。

作画はマユリの頭がコーンヘッド気味に見える絵が多くてちょっと気になった。後頭部が上にトンがってるように見えると言うか。(追記:観察してみたら、こういう風に見える人いるね。特に女性。なのでこの評価は不当だと思う。よく見てから言えって話だ。)

女性かわいいとされてる作家だけど、個人的には男性のほうがバランスよくて上手いような気がする。


・となりのロボット 西UKO

ロボットというと産業ロボットなんかも含むので、どちらかというとヒューマノイドとかアンドロイドって言う方がしっくりくるんだけど、あえてロボットって言い方をチョイスしてるんかな。ロボット存在の仕方について、突っ込んで考慮されてて面白かった。作画はあんまり


・春山町サーバンツ 4巻 朝倉 世界一

完結してた。ダラダラ続けるのに良いフォーマットだったと思うけど。

もうちっとぶっ飛んだ感があったほうがこの作家に向いてるかな。とは思った。

作画はいもの通り、デフォルメして特定のパタンに落とし込む方向。顔はうまいだけじゃなく、場面ごとに表情が丁寧に考慮されていて、見ていて楽しい

街の作画もかなり丁寧(重要な要素だしね)で、都心近くのちょっと古い商店街/住宅地の感じが良く出てると思う。


・おうちでごはん (8)スズキユカ

スズナ公園で遊んでる回の作画は全身で動きがある画が多くて良かった。

この作品では初めて見る構図やポーズ自然で良い感じにこなしており、上手いと思った。

普段ほとんど室内で顔ばっかだしね。男女ともにみんなカワイイので良いけど。

黒目が大きいのが個人的にはあんまりなので、スズナとウリサワが好き。


・うきわ(3) 野村宗弘

終わってた。着地点は、まあ妥当というか、これ以外の着地は難しいだろうなあというところ。

エンドロールもそうだったけど、ミニマル内向的作品が続いていて、その辺のニーズが強いんですかね。

鉄工所みたいに、にぎやかな作品もそろそろ読んでみたい気も。

作画はいつも通りで個人的には好み。


・ちろり(7) 小山愛子

概ねいつも通り。ちろりは話の流れ的に表情が増えてきた気が。


岡崎に捧ぐ(1)山本さほ

ややエグみのあるエピソードを笑いやノスタルジーに落とし込んでいて、好き嫌いの分かれる作品だと思う。

個人的には、つまんなくはないけど、好きではない。って感じかな。。


ふだつきのキョーコちゃん(4) 山本崇一朗

何を楽しめば良いのかがよくわからないというのが正直なところ。つまんなくはないけど。

キョーコの体質を基にしたドタバタなのか、兄妹のイチャイチャなのか、ラブコメなのか。そのほかの何かなのか。

雑多なネタを扱う作品結構あるけど、その路線成功してる作品メタレイヤーでの一貫性があるように思う。

本作は現時点ではちょっと微妙なところ。


34歳無職さん 6  いけだたかし

いつも通り。前巻で娘が出てきて波風あったので、今回やや退屈な気もするが、そもそもそういう作品なので文句はないです。


イシュタルの娘~小野於通伝~(11) 大和和紀

大河系というか、こういう系は完結してからまとめて一気に読んだほうが面白いね。

1-10を続けて読んでるとき面白かったのに、間があい11 を読んだら、ちょっと没入できなかった。

作品としてはもちろん面白い作品


コンプレックス・エイジ(4)佐久間結衣

キャラ投入でやや波風ありつつも、面々が相変わらずまじめに楽しくやってる感じ。


かくかくしかじか 5 東村アキコ

人の死をネタにした自意識エンタテイメント

とある漫画家の昔語りとしてそれなりに面白かったので、死をあんなに盛り上げなくても、もちっとサラっといっといても良かったんじゃないの?って気が。

まあ、この作者なら盛り上げていくんだろうなあとは思ってたけど。あまりにまんまで笑った。

 
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