はてなキーワード: 進行形とは
10年付き合った彼がいた。 高校生から付き合って、大学を卒業したら結婚しようと言っていた。 彼は地方大学、私は一足先に社会人。 お互い忙しくて、最後の2・3年は会うのは半年に一回とか、そのくらいだった。 私は本当に好きなのかわからなくなっていたけど、特に別れる理由もなくて、結婚するんだろうなー、20代のうちに子ども2人はいけるかなーとかのんきにぼやーっと考えていた。 結婚するにあたって彼の職場付近に引っ越す事に。 それに伴い、私は仕事を辞めて、アパートも解約した。 これから2人で住む新居。 まだアパートの片付けも済んでないけど、とりあえず私の実家に挨拶に行く予定だったので、前日から新居に一泊することに。 その夜喧嘩をした。 理由は彼が他の女の子と仲良くしていた為。 その子は研修期間中に仲良くなったようで、よく2人で飲みに行っていた。私もそれは知っていて、了承していた。 今まで他の女の子と仲良くしていることは良くあった。 それまでは全く気にしていなかったのだけど、その子はなんだかすごく癇に障った。これが女の勘かもしれない。 相手の女の子も女の子で、自分にも彼氏がいる癖に思わせぶりな言葉を彼にかけていたらしい。本当かどうかは知らない。 私は気分が悪くなってふて寝をした。 彼は謝ることもせずに寝た。 翌朝、私の実家に挨拶に行く日である。 話しかけてきても無視する私に、彼はごめんの一言もなかった。それがますます不機嫌にさせた。 実家に行く前に家具を買いに行く予定だったので家具屋に向かう。 道中会話はゼロ。 というかあっちが世間話を一方的にしてくるかんじだった。 頭にきた私は「何か他に言うことはないのか」と言った。 ここでの相手の返事は覚えていない。 たぶん満足のいくものではなかったと思う。 だから私は「結婚、一度考え直そうか?」と提案した。 そこからは結婚する、しないの攻防。 たぶん3時間くらいは話し合っていた。 最終的に私が折れて結婚するという方向に。 気を取り直して家具屋へ。 彼がスマホを見ていた。 覗くと彼とその女の子が仲よさそうに写っている写真。 お店のトイレで吐いた。 人間って過度なストレスがかかると本当に吐くんだ。 こんな状態で実家へ。 家族の前ではにこやかに過ごした。 ずっと吐きそうだった。 次の日、私はまだ荷造りと、お世話になった人たちとの食事の予定があったので、新居を後にした。1週間後にまた戻って今度は両家挨拶をする予定だった。 引越しの時、彼にも手伝いをしてもらう手はずでいた。 しかし彼に連絡しても既読スルー。電話も出ない。 そして彼のお義母さんからまで息子と連絡が取れないんだけど、、、と心配の連絡。 携帯でも壊れちゃってるんですかねーははーと適当に受け流す。 この時私はご飯がほとんど食べられなくなっていて、ヨーグルト半分食べるのが精一杯。 嫌なことがあると暴食するタイプの人間だったので驚いた。 ダイエット捗るわ〜とポジティブに考える事にした。そうじゃなきゃやってられなかったので。 そして前日になって電話がきた。 泣いているようで何を話しているかわからない。 ゆっくり話を聞くと、 「本当に君とやっていけるのか、自信がなくなってきた」 何を言っているのかよくわからなかった。 あれだけ結婚しようと言ってきたのに、今度は自信がなくなった?成人した男がぐずぐず泣きながら? このままではいられない、もう夜も遅かったが、調べたらまだ間に合う。 私は人生初の新幹線に乗った。 普通電車では3時間かかる道のり、新幹線は半分の時間で着いた。 まだ空気が凍るように寒い冬の深夜。 肺が痛くなるのも気づかずに必死に走った。 新居に着くと真っ暗な部屋で彼は泣いていた。 ずっと「もうどうしたらいいかわからない」とつぶやいていた。 その姿を見て「もういいや」と思った。 とりあえず親同士の挨拶はして、少し一緒に住んでやっぱり合わなかった、それでいいじゃん。 彼はその提案を了承した。 そんな状態で引越しをして、親同士の挨拶をした。 ほとんど食べられなかったし、義母の嫌味にも笑顔で耐えた。色々押し殺して。 挨拶が終わって、彼に2人でカラオケに行こうと誘われた。 「結婚しよ」 彼の言葉。 私は思考回路も精神も体もめちゃくちゃだった。 「わかった」とだけ返事をした。 彼は一人スッキリした様子で俺の今の気持ちを歌うわーとか言って失恋ソングを歌い出した。 私はなんとも思わなかった。 女の子との関係は明日話して終わりにしてくると告げてきた。私はそれを信じた。 この事を進行形で相談していた友人がいた。 その子が私を心配して駆けつけてくれた。 片道3時間の距離を。 やっぱり持つべきものは友達。 最後の手続きで再び一旦アパートに帰り、掃除して、解約した。あとは籍を入れるだけだ。 その日は友達の家に泊まらせてもらった。 次の日新居に戻った。 彼が仕事から帰ってきた。 おかえりの言葉に「うん」だけ。 いつもおしゃべりな彼が無言で座っている。 「こっちきて」 台所で片付けをしていた私を呼んだ。 向かい側に腰を下ろす。 「別れよう」 いやいや、もうこの段階でそれはおかしい、できない。 と言っても彼は別れるの一点張り。 これは現実なのか受け止めるのに時間がかかった。 俺は違う女と付き合いたい、やりたい、その女と子どもを作りたい。 よく覚えてないけど、そんなようなことを言われた。 寝耳に水っていうかもはや溶岩。 というか家も仕事もお金もないんですけど。 その後のことはもうよく覚えてないんだけど、元のアパートに戻って、運良く住んでいた部屋はそのまま空いていたので再び契約した。 親にも報告して、また引越しの手続きをして。 仕事も辞めてる上に貯金ゼロになったので、適当に時給のいい深夜のバイトを探して働いた。 たぶん1ヶ月くらいは死んだ魚みたいな目をしてたと思う。 でも友達たちが色々遊びに連れ出してくれて徐々に元気を取り戻していった。 友人みんなには感謝してもしきれない。 この出来事は2年ほど前のことです。 これを書こうと思ったのは今年違う男性と結婚することになったので、これを機に過去をネットの海に流してしまおうと思い立ちました。 復讐などは何もしていない、慰謝料も請求していない。 前はよくそれを悔やんだけど、今はそれで良かったと思っています。 人を呪わば穴二つは本当にあると思っているので。 ネットで色々調べましたが、婚約破棄はそんなに珍しい話ではないみたいですね。 色々突っ込みどころはあると思います。書いてる途中自分自身も何度も突っ込みました。 多少フェイクはありますがほぼ事実であり、当時の私は正常な思考回路を無くしていました。 辛いことがあっても、前向きに生きていればそれなりにいい事もあるよ、糞人間には気をつけてっていうお話でした。 こんな長い文章を最後まで読んでくださった方がいるかはわかりませんが、ありがとうございました。 ここからは後日談や今の話。 興味がない方は読まなくても大丈夫です。 今の相手はこの出来事の半年後に出会い、まだ1年くらいしか付き合ってないけどすごく大切にしてくれる。 10年付き合った人は一度もプレゼントをくれなかった。 ずっと学生でアルバイトもしていなかったのでお金がないからと言っていた。 しかし自分の欲しいものは10万だろうが20万だろうが買っていた。ママのお金で。 私は誕生日やクリスマスなどイベントの時は必ずプレゼントしていた。 彼の最後の誕生日の時は何もくれないことに嫌気がさして何も用意していなかった。 そうすると「あれ?プレゼントは??」とせがんできた。 じゃあ私にもプレゼントをくれるんだね?と聞くと「わかった」と言うのでプレゼントをあげた。 しかし結局私はプレゼントをもらうことはなかった。 何度もプレゼントは?と聞いても「あ、忘れてた」で終了。 何でこの時別れなかったのか自分でも謎。 今の彼はイベントごとにプレゼントをくれる。 誕生日にはバッグ、ホワイトデーには指輪、クリスマスには時計。 物をくれたからというよりは、気持ちが嬉しくて泣いた。 後日親同士を交えてで婚約破棄について話し合いをした。 私は元彼の浮気が原因だと主張したが、彼は違う理由を挙げてきた。 挙句の果てに元彼は「こいつは嘘をついている」と言ってきた。クズここに極まれり。 嘘を付いているのはもちろん元彼のほうなので、話をしていくうちに辻褄が合わなくてなり、結果的に自分の浮気を認めた。 こんな気持ちが悪い人間と私は付き合って10年も無駄にしていたのかと思うと絶望しかなかった。 結局それきり、今は何をしてるのか知らない。知る必要もない。知りたくもない
私はポケモンが好きである。初代からサン・ムーン全てやってきており、グッズや派生ゲームやあらゆるコンテンツにおいてポケモンが好きである。
ポケモン剣盾については私は両方買うほど楽しみであるが、昨今のポケモン界隈はギスギスしすぎて大きな声で楽しみなことを言えない雰囲気がある。
知らない人の為に言うと、最新作からポケモンゲーム本編に一部ポケモンが連れていけないという事が6月発表された。所謂、実質の互換切りだ。この発表は深夜のインタビューのコメント程度で発表されたが、世界中に瞬く間に来た真実はポケモンファンに阿鼻叫喚を与える形となってしまった。海外では署名活動まで発展し、以後剣盾の情報が出る度に「その要素のせいでポケモンがリストラされた」と言われるばかり。
確かに公式の発表の仕方や態度、1年おきの開発という制作時間の短縮など公式側の怠慢もあって良くなかったとは思う。私も好きなポケモンを連れて行く事が出来ないのは悲しいとは思う。
しかし、ポケモンコンテンツの肥大化は最早ゲームだけで解決できない程になった。私も互換切りについえは新作の度に考えていた為、ショックであるが遂にそれが来たと覚悟はできていた為さほどショックとは思わなかった。制作側の怠慢という意見はわかるが、ここまで凄いゲームというものを作る側が過労死してまで作るとしたらそれは問題だし、なによりポケモン新作は新作で新たな出会いや世界観を楽しみたい気持ちが大きかった。きっと増田さん制作側にとっても英断だと私は思う。
さて、この衝撃的な真実が世界中に知れ渡ってだいぶ日にちが経った。
新ポケモンや新要素もちょくちょく出て、アニメもクライマックスへ話数を重ねてきた。
相変わらず私は新たな情報一つ一つが楽しみな気持ちを大きくするばかりで早くやりたくてたまらなかった。
そんな中、ニンテンドーダイレクトでまた新たなポケモン剣盾の情報が公開された。ポケモンキャンプだ。今までポケモン触れ合い要素はあったが、ポケモンキャンプはその最高傑作ではないかと私は感じた。ポケモン一対一での触れ合いしかなかった今までのポケモンとの触れ合いが、ポケモンとポケモンの交流を眺められ、触れ合いもおもちゃを使ったり話しかけたり。更にネット通信により他の人のポケモンとも触れ合える。最高な機能で嬉しかった。
そんな最高な機能とともに、カレーというポケモンシリーズ新たな食品が登場した。文字通りあのカレーだ。昔あったポフレ作りに似ていて懐かしく、ポケモンがうちわであおいだりポケモンが食べる姿が非常に可愛い。しかも100種類もあるので素材集めからの制作ゲーム好きな私は面白いと思った。これもまたわくわくしたし、材料からポケモンの世界観をまた知れるのも一興だと思った。
楽しみだからこそ、人々の反応が気になって見たくなった。これがまさかの事態になるとは思わずに。
ネットにあった反応は、カレーについて否定的な反応が多かった。確かにカレーというポケモンの世界観において突如現れた現実要素だ。100種類もあるのは衝撃的だろう。よくよく考えれば50種類でも多い。
だが、そんな否定的な反応は別にどうとは思わなかったのだが、ネットに溢れていたある言葉に声を失った。
えっ…??
私は本気でその言葉が溢れかえっていたのに衝撃を受けた。しかも、SNSではポケモンアイコンの人も言う。ちょっと待ってほしい、本気でそれを言っているのかを。
最初に説明した通り、このポケモン新作には連れていけないポケモン、すなわちリストラされたポケモンがいる。カレー図鑑100種類よりポケモンを出せと思う者の気持ちも分かる。そしてこのリストラ問題は今も尚新たな情報の度に言われていた。最早ねちっこい荒らしのような存在でスルーすればいいと思っていた。
だが、だがポケモンリストラが許せないからと言って冗談でもそれは言ってはいけないと私は思う。カレーの中身は公式ではソーセージが描かれていてポケモン入りかもしれない。過去、アニポケではコイキングのお刺身も出た。昨今のポケモンは弱肉強食も図鑑に明記されている。だがそれを、リストラが許せないからとポケモン好きが言ってはいけない。それはつまり、愛するポケモンに死ねと言うのと変わらないことだ。ポケモンが殺されてもなんとも思わないのか?私は笑って草生やすなんて絶対に言えない。
リストラに対して不満に思うならいくらでも言えばいい。署名活動なり公式への問い合わせなり自由にすればいい。なんなら買わない選択もしても構わないし、あえて買ってひみつクラブのメッセージに投稿したって構わない。
しかし、リストラされたポケモンをカレーに使うという言葉の意味を考えてほしい。つまり、貴方の好きなポケモンを平気で殺す事になんとも思わないのと同じだ。最早それは「愛するポケモンが連れていけなくて悲しいポケモン大好きなファン」ではない。「ポケモンを殺す事になんとも思わない犯罪者」だ。たかがキャラクターで現実にはいないが、というか現実にいないからリストラ問題を今も尚言い続けるのはどうかと思うが。それでも、それでもポケモンが本当に大好きだから絶対に良くない。
私は剣盾から登場したメッソンが好きだ。もし、メッソンを殺してカレーにすると言われたら悲しいどころじゃない。それは最早明確な殺意であり草とか言える冗談ではない。ゲームというサブカルチャーを好きなら推しを殺された事で恨む者がいる事を知っているはず。
正直、そんな事を言うポケモンファンは剣盾を買うどころかポケモンコンテンツから一切いなくなってほしい。ポケモン剣盾売れなくなっていいの?とか言うかもしれないが、ポケモンという愛するキャラクターを殺すならそれはもうファンではなくアンチ。いや、アンチも生ぬるいと思う。
もしかしたら、「リストラは殺されたのと同じ」と考えて復讐のつもりだと言う者もいるかもしれない。だが分かってほしい。
ポケモンが大好きで、剣盾が楽しみで、どんな要素もポケモンを成り立たせると考え、今日もポケモンを愛でる者は少なくとも一定数いる。
最近仕事で英文メールに対応しなきゃいけなくなったので今更マスター英文法とか引っ張り出して勉強してるんだが、
(基本的にトラブルに関する話題が多いので、受動態とか過去完了とか現在完了進行形とかの便利さが今更理解できた)
よくわからないのがThinkとBelieveのニュアンス。たとえば下記のようなのをよく見かけるんだが
1) I think this issue got solved by yesterday's patch. Could you check again?
2) I believe this issue got solved by yesterday's patch. Could you check again?
(2)の I believeは、「修正済であることを確信しています」なのか「もしかしたらたぶん直ってるので」なのか、どっちなんだろう
Believeで辞書を引いてみると「物・事の真実・存在を信じる、が本義。確信の弱い時にも用いる」と書いてあって、これ文脈から判断するの無理くね? という
ThinkもBelieveも意見の表明であり、 "This issue got solved by yesterday's patch" よりは弱いというのは理解できるので、
その弱い意見の重みががたぶんだろうが確信だろうが大差ないんだろうなあとは思うんだが
とはいえひとつの単語が「信じる」と「たぶん…だと思う」の両方で使われるってどういうこと? というのが正直言って理解できない
できない人が増えてきている。
なんでも1から10まで説明しないと理解できない人がどんどん増えている。
1つ思いついたら、そこから考えを膨らますなんて当たり前と思っていたけど、
実際は1つも思いつかずに、誰からか教えてもらうかWikiを見てるだけという人だらけ。
自分で考える事もなくなれば、察する事も見出す事も出来ない。
言われないとわからないって言う人居るけれど、言わないでも見てわかるような表情ですら、察せない人も多い。
自分が他人の変化に気づかないのであれば、相手もまた同じ事に気づかないと理解できない。
他人が気遣ってくれるのは、他人が君よりも一般的な感性を持っているからだよ。
そこも気づかない人が増えた。
理解力というか、考え方が欠如しているのが現代人の特徴だと思う。
物を扱う時だってそう。
説明書を渡しても分からないという。分からないんじゃなくて理解できないが正解なのに。
言葉で説明しても分からないという。何でも噛み砕かないと分からない人を見て思うのは、
赤ちゃんが食べ物を柔らかく一口サイズにまで細かくしないと食べられないのと同じという事。
考える力を持っているはずなのに、カンペが無いと何もできないんだなって。
本当はそうじゃないはずなんだよね、考える力もあるし、理解力もあるはず。
でも、答えが書いてないと尻込みしてしまうという感じ。
こう考えると、間違える事に臆病になってるのかなと思う。
まぁ、人によっては効率がうんたらかんたら言うんだけど、効率を求めるなら、やはり相応の理解力を持ち合わせていないといけないと思う。
理解力も持ってないのに効率を求めるのは、サルでも出来るシリーズ以下じゃないかなと。
サルだって、こうすれば良いんだって考えるのに、それすら放棄してる人が効率を求めるのは問題外。
あっちこっち飛んだけど、何にも理解しようとしない人が分からないと言い、自分から何も考えない人が、俺を理解しろみたいな事を言う。
普段から様々な事を考える人は、そういう人を見ると苛つくんだと思う。
能天気な人だって多少は考えるのに、頭を使わない人があれこれ言うんだもの、そりゃイライラするよね。
そんな人たちがあれが辛いこれが辛いと辛い辛いアピールをしてる。
何も考えない、何も理解できない、そんなあなたたちの何がどう辛いの?と。
一昔前のAIにさえ劣っているのに。
家はそれほど裕福ではなかったが喧嘩はまったくない平和な家族だった。
当時、賃貸に暮らし商売がうまくいかなくなっていた親父とおふくろを呼んで同居することに
一緒に住みはじめて1年で親父は救急車で運ばれた
原因は栄養失調
しかし栄養失調の原因は酒で食べ物を受け付けない状態になったことだ。
病院に通うことになる。
当時の親父はまだ理性的だったし
僕も仕事が忙しく子どもが生まれたばかりでアルコール依存について勉強することもなく
お袋にまかせていた。
今考えれば
親父は1年間、断酒した。
今なら分かるがこれはとても凄いことである。
僕らも説得できず親父の意志にまかせることにした。
そこからは
を繰り返した。
次第に疑うようになった
躁鬱病で
徐々に上手く行かない全ての原因を自分ではなく
それを止めようとする僕に殴りかかってきた。
反省ができない
徐々に親父が壊れていく
子どもが大きくなってきて
おかしな状況を感じはじめる。
しかし、話合いは待ってくれと
色んな理由をつけて時期を伸ばされた。
ある日、トイレにワンカップが隠してあるのを見つけた
僕は腹が立ってその酒を捨てた。
次の日
親父がいなくなった。
おふくろに聞いたら
外で暮らす。といって出ていったそうだ。
1日に2~3回お袋に会いに来た。
このままどうなるんだろう?
家族は疲れ切っており
いっそのこと失踪してくれたらいいのに
など僕は考えていた。
ある夜、事件が起きた
深夜1時ごろ
玄関のドアが開いて
浮浪者のようになった親父が入ってきた
そしてお袋の部屋に入っていった
その後、暴れだし暴言を吐き
椅子をひっくり返した
家の回りを発狂しながら
荒らし始めた
家族はみな気が動転して
命の危険を感じた。
僕はカギを締めて警察を呼ぼうとした。
それよりも先に近所の人が呼んだ。
いきなり家に来て
「警察を呼んだのはだれだ!ぶっころしてやる!」
と言ったと思ったら
孫に向かって
「かわい〜ね〜」
と言ったり。
僕は家のカギを締め切って入ってこれないようにした。
夜中にいきなりドアを開けようとする音や親父の怒鳴り声が聴こえる。
みんな寝れないし常に緊張状態にあった。
その時僕はもう
おじさんが
「俺が話す、病院に連れていく準備しとけ」
と言って親父を探しに行った。
ただただ虚しかった。
家に連れて行くのは危険なので
車の中で親父を説得することになった。
おじちゃんがどんなに説得しても
親父は病院に行く事に納得しなかった。
話し合いの途中で何度も暴れて
逃げ出そうとした
と言われた。
説得してる駐車場に向かった。
しかし、車に乗った親父は動けなくなっていた。
兄貴は180cm80kg以上でずっと格闘技をしてたゴリラのような男だ。
親父は完全に固定されていた。
おじちゃんが
と言ったので
病院までの30分は
親父は僕達を罵倒し続けた。
家を買って
みんなで住んで
本人だけじゃないくて
お袋は親父をかばって嘘をつくようになった
僕は気付けば親父とお袋を常に疑い、監視するようになった。
仲が良かった家族がどんどん崩れていった。
入院期間の三ヶ月
どうなっていくか分からない。
親父と戦うのではなく
親父と共にアルコール依存と戦うための準備をしなければいけない。
【追記】
今回はじめて投稿してのですが、こんなに沢山ブックマークが付くとは思ってませんでした。
沢山のご意見をありがとうございます。
入院させてしまったあと、言いようのない気持ちを一気に吐き出してしまったため
いろいろな部分を端折ってしまったり説明不足な部分があったり、
今後同じような状況になってしまった人が少しでも参考になるようなことを追記したいと思います。
・嫁さんついて
嫁さんは僕には勿体無いくらい良い人です。元々両親とも仲が良く、同居の際もきちんと話し合って決定しました。
僕にとって彼女は全てを話せる妻であり、気の合う友人であり、優秀な仕事仲間であり、頼りになる母でもあります。
同居はじめてアルコール依存の問題以外にも色々な問題が起きましたが全て隠さずしっかり話し合って解決してきました。
逆に嫁さんに何かトラブルが起きたときは僕は全力で問題解決をします。
・こどもについて
相当近くにいかないと酒を呑んでいることが分からない状態でした。
ただ、躁鬱があり、落ち込むときはひどかったのですが
孫達と遊ぶことで元気になりました。
孫のおかげで躁鬱はかなり良くなったと思います。
親父がおかしくなってきたのはこの1年くらいでしたが
もし良くなって帰ってきた時のために
僕らも子どもたちと親父の距離感や説明については細心の注意を払ってました。
両親は貯金も年金もない状態で、雨漏りするようなボロボロの事務所だったので家業の売上もどんどん下がって
お金が貯まらないので広告もテコ入れもできない、毎月仕送りをしないと家計が回らない状態でした。
そこで、解決策として
親父は躁鬱を治すために何がいいかなと考え
僕のPCをあげました。
SNSで昔の友人と繋がったり
僕の友人と仲良くなったりで
とても充実した毎日になりつつありました。
家に帰っても不機嫌で中学生になるまでほとんど会話らしい会話をしてない状況でした。
状況は常に聞いていました。
説得されていました。
お袋の話を信じて、通院せずに自分の力で治すことに納得してました。
この1年間、沢山の本を読み、話を聞き、病院で先生の話を聞きました。
最初は変化が見えにくく
進行が進むと嘘をつくようになり
約束をやぶり
信じたいけど、本当かどうかわからない。
「否認」
です。
https://www.dansyu.jp/アスクヒューマンケア/
親父はこの否認がかなり強く出る傾向にありました。
頭が良い人なので、飲酒理由と環境を作るための理論武装が上手でした。
それは信頼関係が構築されていればいるほど見抜けません。
仮に見抜いて指摘をしても
家族に対して不信感を抱く段階にくると
そうなると強制入院か底付きで死にかける(もしくは死ぬ)結末が待ってます。
そういうときは警察に連絡して一緒に病院まで連れてきてもらってもいいと病院で言われました。
○朝食:なし
○夕食:のり弁、春の15品目サラダ
○調子
はややー。
まじかあ……
なんか、もしかすると今の現場をやめないといけないかもしれない。
別に僕が悪いことしたとかじゃなくて、営業の人の単価交渉が上手くいかないらしい。
正直、派遣先ガチャでSSSSSSSSR(0.0000000000000000000001%)を引いたぐらい良い現場だと思っているので、超悲しい。
まじかあ……
あーあ……
いろいろ……
頑張ってたんだけどなあ……
俺なりに、いろいろ、頑張って仕事してたけど……
意味なかったな……
寂しいわ……
はああああああああああああああああああ
くそやな
ゴミやわ
死んだ方がええわ、俺
●3DS
○ポケとる
Sランク662個。
残り、38個。
だいぶ終わりが見えてきた。
最初はあくタイプのポケモンだけを全員捕獲するつもりが、全員捕獲が見えてきたの割と達成感がすごいな。
どうでもいいけど、ガチャでピックアップされてるSSR召喚獣ってストーリーのネタバレのような気がするんだけど、まあ気のせいだな。
○お便り返信
お便り返信です。
土曜日に書いたのをコピペで分割して投稿しているので、テンションが違います。
ポッ拳楽しいですね、ちょっと出張とかあって間が空いちゃたので、また操作方法とか忘れちゃいそうですが、
好きなキャラを動かせると負けても楽しいので、細々と続けていこうと思います。
突然ワッと長いトラバ送ってすまない…。ダークライがんばってね。エーフィやブラッキーもいいみたいね。こいんさんのブログ読んで思った - jou2のコメント / はてなブックマーク
色々教えてくれてありがとうございます。
勝ててはいませんし、コンボや立ち回りもまだよくわかってないですが、プレイしていて楽しいのは間違いないです。
積みゲーや進行形の他のゲームもたくさんあるので、ポッ拳だけに集中してプレイは難しいですが、今後も続けていきます。
僕が考えた、身体以外の何かに何かをつけるとエロい言葉、メガネには精をつけてください。
僕が思いついた、むきゅーと言いそうな女性声優が演じていたキャラクタに母親から伝わるお歌、バラバラに散らばったかけら集めて出来上がるパズル、1人では作れない大きな船みたいだね、小さな力、閉じた世界を開ける鍵に変えてやろお、今すぐ、さあ! とびのろうロケットへ空に願い込めた大切なメッセージが未来へといつか届きますように。
め、名曲や……
サイバーフロントさん! 続編作ろう!
この日記を書いた後交渉して始発行きはさけれたので大丈夫でした。
僕が考えた、Leafが切り札として残しているToHeartリメイクの企画会議で狂気ルートの実装を言いそうなライターとそのキャラクタ。
枕流「来栖川綾香さんのキャラデザは愚直屋さんに楽しみましょうよ!」
何があったの?大丈夫ですか?/前から危ない感じになってきていた・・・少しでも心穏やかでいてほしい - death6coinのコメント / はてなブックマーク
僕が考えた、穏やかじゃないですね! に準ずる決め台詞。
「岸さんは十分な社会的制裁を受けた。これ以上は疲れてできない。」
と矛を収める。
実際本気で傷ついてフェードアウトも考えられなくもないけどさ、そんなタマじゃないみたいだし、まあ疑うよね。
彼女が本当に傷ついている可能性を問題にする人たちもさすがに多くは黙りそう。
そんでヨッピーが
「はあちゅうをバッシングしたことで彼女の心が折れてしまったんだ!お前らのせいだ!」
とか言い出したりして、はあちゅうも
「自身もセクハラと取られるような言動を取ってしまったのが悪い。これ以上#metooに賛同する他の人達に迷惑をかけられない。」
岸氏が基本的には非を認めて、まあなんだかんだで実際は完全には仕事を干されはしないんだろうけど、一旦は表から姿を消した。
少なからず恨みは晴らしたと言える。
そして彼女は売名を疑わない人たちの間で、
「ひどいパワハラ・セクハラを受けたにも関わらず#metooした勇気ある、なのにバッシングされて傷ついた被害者」
実際にひどく傷ついてくじけたコースでもこういう流れになり得るけど、売名だったとしたら鬼畜じゃん。利用したものが悪すぎる。
マジで売名であって欲しくない。
真摯に問題に立ち向かって社会を良くしようとする人達の邪魔してくれるなよ?
この人の炎上案件くわしくないんだけどさ、なんだかブコメやら言及ブログなんかから炎上芸人判定だけじゃなく鬼畜判定されてる臭いもしてて不安だわ。
グルだった、利用された、自爆した、のどれか知らないけど評価はひどく落ちたよね。
ネタなんじゃなくて本当にセクハラの境界線が分からないことが知られたし、やっぱ広告業界の人ってネジ外れてんな、って。
[追記]
あーごめん主語がなかったわ。不快にさせて悪かったね。申し訳ない。
傷ついた可能性ってのはパワハラ・セクハラで、じゃなくて「はあちゅうは嫌いだけど」とか「支持しない」とか「売名じゃねーの」とかその辺の進行形の炎上・バッシングの方で、ってこと。
上に書いたみたいなストーリーになったら、この状況ではさすがに良識派は売名じゃないのかなんて言わないじゃん。
そうなると炎上には罵倒派しか残らない。そうなったら「ネットの反応ヒドすぎる!」「被害者バッシング恐るべし」になるのは明白だと思う。
#metoo的にも非常によろしくない影響だよね。
バグ!長期メンテ!バグ!臨時メンテ!バグ!告知なし事後報告緊急メンテ!バグ!メンテ!しのーーーーーーーーーー!アリスーーーーーーーーーーー!!!
12月11日配信が始まったきららファンタジアだがこれがバグだらけで呆れる。
色々な事情により配信を遅らせるわけにもいかず、サービス停止することもできないので通常営業しつつ次々見つかるバグに連日メンテナンスで対処するような状態。
最近だと告知していたメンテナンス+不具合見つかったので緊急メンテ+ログインできないので緊急メンテ+またバグが見つかったので臨時メンテとメンテナンスが日常系になっている。
バグの内容も酷くそもそもログインできない、魔法石が無限に増やせる、引き継ぎエラー、特定の動作で進行不能になる。自分が遭遇した物だと、キャラクターが表示されていないのにコマンドが選択可能だったのでコマンド→フリーズするという物があった。
肝心のゲーム部分については特に言うことなし。普通のタイムライン型のコマンドRPG。
きらら系のアニメが好きで、あのキャラの新規ボイスが久しぶりに聞けるだけで嬉しい自分のような萌え豚なら楽しめる。
メインクエストのストーリーは「悪者によって異世界に呼び出されたきらら作品の登場人物達を元の世界に戻してあげよう」という内容。
最初はひだまりスケッチの登場人物と遭遇し敵に囚われたゆのを助けに行こうという展開なのだが、初回ガチャでゆのを引いているので「ここに居るじゃん」と思わず突っ込んでしまった。しかもガチャで手に入れたゆのは戦闘可能。
スパロボで例えるなら光子力研究所がピンチだ!兜甲児が乗ったマジンガーZを使って兜甲児を助けに行こう!という状態。まあそこはゲームだから目をつぶろう。
無事ひだまり荘のみんなを見つけたら、最後は元の世界に戻してあげるそうだ。そりゃそうか。彼女たちにも普段の生活があるし帰りたいよね。(本当はこうやって仲間を増やしていくのかと思った)
別れを惜しむ主人公達とひだまりメンバー。しかしあるキャラの台詞が引っかかる。要約すると「敵が無理に召喚した人は元の世界に戻すけど、ガチャで召喚したらまた一緒に戦えるね」だって。
あ?!おかしいだろ!さっきまで散々元の世界の戻すために戦ってたのに?
設定的には合意の元呼び出して協力してもらうということらしいが、やってる事は敵と変わりなくない?
そもそもどう考えても戦闘には不向きのキャラが多数なんだが?しかも異世界召喚だぞ。元の世界に帰りたいと思うだろ。家族や学校や作っているゲームは投げ出して戦うの?
ただ「がっこうぐらし!」のキャラはこっちに居た方が幸せなんじゃないかというツッコミにもちゃんと答えがあったのは良かった。
ちなみに今やってるクリスマスイベントだと他作品同士のクロスオーバーがあって結構楽しい。やすなが居ないとソーニャが常識人で進行役にぴったりというのは発見だった。
クリスマスアリスの必殺技がイギリスで拾った石を投げつける演出なのは笑った。
1番の不安が限界突破と進化かな。キャラのレベルが限界に到達した時、さらにレベルを上げたい場合はガチャで被ったキャラが出た時に貰える専用素材が必要になる。
例えば★5カレンを限界突破したい場合、ガチャで既に持っている★5キャラを引く必要がある。これを4回繰り返した後に集めるの超めんどくさいorイベントでしか入手できない進化素材を使うことで進化が可能になる。
なんかすげー闇を感じる。
きっかけはゲームで仲良くなったこと。そのまま他のサイトとかでも遊んでたりしてLINE交換して通話する仲になった
住みがかなり近かったが、俺は正直乗り気じゃなかった
だって22歳の俺が彼女とリアルであって話が合うわけでもなさそうだし(通話では割とあっていたが)、親の了承が得られていなければ未成年誘拐になってもおかしくない
そのうち彼女が諦めてくれると思ったのだ
ゲームのIDから俺のツイッターアカウントとフェイスブックアカウントを入手、顔や住所まで彼女に漏れた
それを悪気なく俺に伝えてきた
リスカだのアムカだの依存だのボーダーだのいつも話していたからだ、学校にとあまり行けていないという
誰か対処法を教えてくれ。ちなみに繋がりをすべて断ち切るということは出来ない
GREE版アイドルマスターミリオンライブの更新停止、ゆくゆくはサービス終了の告知に関して、色々思ったのですが、文才がないので思い出話でも書きます。
本当にただの個人の思い出話です。
長いですがご容赦願います。
まず、何故はてな匿名ダイアリーで書こうと思ったのかというと、単純に長くなりそうだったから。
そして、タイトルにもある通りゆるいオタクなので、ツイッターなどでミリマスについて様々な思いを呟いている熱心なPたちと肩を並べて発言するのは、なんだか気がひけるから。
あとは、変に遠慮せず、他のアイドルマスターシリーズのことも言及したかったからです。
ゆるいオタクと自称した通り、アイドルマスターシリーズの存在を初めて知ったのはニコニコ動画でした。
元からオタクだったので、別の作品のMADを見たくてニコニコ動画(β)を楽しんでいたのですが、ランキングからやよぴったんの動画を再生して、アイドルマスターという作品があることを知りました。
当時としてはすごく可愛い3Dモデルに惹かれ、ギャルゲー好き、かつモー娘。世代でアイドルが結構好きだったので、興味を持ちました。
その頃、Xbox360は持っていなかったので、近場のゲーセンでアーケード版アイドルマスターに触れることから始めました。
当時は若く貯金もなかったので、ゲーセンにそれほどお金をかけられず、2〜3人育てて終わりましたが、なんだかんだ面白かったので勢いでXbox360を購入。いわゆる箱マスをプレイして、全キャラプロデュースしました。
それからはニコニコ動画の二次創作を楽しんだり、CDを買ってみたり、ゼノグラシアにガッカリしてみたり(美少女ロボ作品としては面白かった)、新作が出れば購入しました(DS含む)
律子が好きだったので、アイマス2は少し残念に思いつつも育成ゲームとして楽しみました。
そんなこんなしているうちにアニメ化。毎週楽しみながら観ました。色んな意見はありますが、自分にとって、とても満足できるアニメでした。
少し経ってから発売されたアイドルマスターシャイニーフェスタ。MUSIC♪のムービーは本当に感動でした。とうとう13人のステージが、プリレンダムービーだとしても見れた。アニメーションの方もすごく素敵で、文句のつけようがない出来でした。
……そこで一度、アイドルマスターへの満足度が一定量に到達したのだと思います。
自分にとって、シャイニーフェスタのMUSIC♪は、そこまでのアイドルマスターのエンディングでした。
ゲームはやってたけどDLCは好きなのしか買わなかったし、新曲の少ないCDはスルーしたし、グッズ類には興味がなかったから調べもしませんでした。
声優のライブには興味がなく、ゲームの初回限定盤くらいは買ったけれど、アニメのBDすら買いませんでした。
好きな作品だったので展開があったら触れる、ということを繰り返していたら、知らないうちに古株になってしまいました。
だから、シャイニーフェスタまで遊び終えたとき、自分はアイマス卒業する気でした。
何故なら、時系列的に少し遡りますが、自分はモバゲーのアイドルマスターシンデレラガールズを遊んでいなかったから。
杏仁豆腐さんの絵は可愛くて好きでしたが、当時、ソシャゲはギャンブルみたいに大金を注ぎかまされる怖いものだと思っていたし……正直に書いてしまうと、新規キャラクターが多すぎて馴染めませんでした。
シンデレラマスターのCDが出た時も、たまたま、あんずのうたとNever say neverだけ視聴して、あまり好みではないので他を聞きませんでした。(あくまで個人の好みの話で、曲そのものはいいものだと思います)
あのとき、ショコラ・ティアラかこいかぜを聴いていたら、モバマスに手を出していたかも。ただの、たらればですけど。
特に根拠もなく、アイマスは世代交代するのかな。その次世代はこのモバマスの子達なんだろうな。でも、自分はその次世代まではついていかなくていいかな。
そんな風に思っていました。
そんな感じでアイマスから遠ざかっていたので、このままアイマスは卒業かと思っていたんです。
少しだけ空白の期間が続きます。
この時期は、アイマスに関しては旧作のファンというスタンスでいたので、大した記憶もありません。
そのままフェードアウトするつもりでした。
ところが、その後オタクとして熱中できる作品のない時期に差し掛かりました。ぶっちゃけ、追いかける作品が見つからず暇になってしまったんです。
何か面白いものはないかと色々調べていたら、アイドルマスターミリオンライブにたどり着きました。
非常に長くなりましたが、こうして自分はミリマスに出会ったというわけです。
と言っても、ミリマスのことを全く知らないわけではなく、実は50人verのThank you!が出た時に一度だけ視聴していました。
ただ、その時は惹かれなかった。
ジャケットもごちゃごちゃしていて好きじゃないし、合唱曲みたいな人数での歌はつまらない。やっぱりソシャゲのアイマスは合わないな。
そんな風に感じて、すぐ興味をなくしました。
それから少し経って。
その頃にはCDも何枚か出ていて、いわゆるLTPシリーズですね、それを試聴しました。暇すぎたので、元から765プロの13人の曲だけでも聴こうかな、そんな動機で。
聴いたのは、LTP02。Legend Girls!!のサビが気持ちよくて、あ、好きかも。そう思いました。
キラメキ進行形は、好きな曲のひとつであるSTART!!みたいだなと思って気に入りました。
こんなに曲がいいなら、他の新キャラの子の曲も聴いてみようかな?
それで、トキメキの音符になってを視聴。……刺さりました。
別に星梨花Pではないんですが、可愛い曲や可愛い声が好きなので、これはツボでした。
すっかりこのシリーズが気に入り、他のCDも聞き、TSUTAYAのレンタルで集めました。
ドラマパートを聞いて、この新キャラたち結構面白いかも、とキャラクターにも興味を持ちました。
CDを買わないあたりがゆるいオタクたる所以なのですが、今となっては買っても良かったな、なんて少し後悔しています。
とにかく、ここからじわじわとミリオンライブにハマっていきます。
CD集めと並行して、GREEに登録し、いわゆるグリマスを始めました。マイデータで確認したら、2013年10月5日。なんとも中途半端。
うっすら残っている記憶では、確か歩上位の海賊イベント中だったかな?定かではありません。
やっぱり最初は765AS目当てでした。でも、触れていくうちに興味は新しいキャラたち……シアター組に移っていきました。
自分にとって765ASは、良くも悪くも散々過去のゲームで触れてきた存在なので、それほど掘り下げを必要としませんでした。
今こうして、自分のゲームデータを振り返っていると、すごくゆるいオタクなんだなあと感じます。
アイドルマスター3回、トップアイドル1回、称号はキングオブプロデューサー。
課金は自分なりにしていたし、デッキも極大以外は19コストと20コストのカードで埋まっています。
でも、潜在スキルはロクなの持ってないし、親愛度1000まで上げられた子は5人だけです。
ログインし忘れた日も結構あるし、キャラバンの最後の方は不機嫌だらけだったし、体力なんてしょっちゅう無駄にしてました。ずっと遊んでいたことは遊んでいたけれど、ライトユーザーでした。
最初の方は輪をかけて適当に遊んでいたので、かなりスパドリとか無駄にしました。適当にテキスト読んで、適当にカード育てて、ルールをゆっくり覚えていって。
その頃は営業中に流れてくる立ち絵がランダムで、こんなカード絵もあるんだ。可愛いな。でも動作が重いな。なんて感じてました。
スキルアップの小鳥さんが当時は貴重だったんですが、それも知らず普通に使っていました。今にして思えば、初心者の頃はバザーに出してカードを集めた方がよかったかも。
杏奈がゲーマーだと聞いて、当時知っていた数少ないモバマスのキャラであるあんずをイメージしていたら、全然違って驚きました。
朋花もです。時子さまと比較すべきなんでしょうけど、その頃は蘭子しか知らなかったので、曲も似てるし蘭子的な子かと思っていました。違った、自分の存在を自負している子だった。(でもある種の中二病だよね)
静香も意外だった。千早みたいなキャラかと思ったらずっと子供っぽかった。暗い過去に縛られているんじゃなくて、きちんとしたお家で育てられた、反抗期の、夢を持った女の子だった。
歩とジュリアのキャラが被ってると思っていました。被るどころか、全く違う方向性のキャラでした。最初に見たSRが歩だったので、美人な子というイメージでしたが、可愛いヘタレっ子でした。
本当にゆるく遊んでいたので、思い出すことは些細なことばかりです。
ラウンジイベで、風花のどすけべなSRをボックスガシャから引いたこととか。
海美はサンタの印象が強くて、うみみといえばサンタって何故かしばらく思ってたとか。
その頃は恵美が気に入っていたので、バザーで18コストのカードを初めて手に入れたとか。
(ガシャは引きたくなかったので、ドリンクを買ったんです。これが初めての課金かな)
プレイするうちに志保が気に入ってきたので、余っていたグリー通貨でガシャ回したら、ランドセル志保をあんたんしたこととか。
でも、その頃ゲームの仕組みをわかっていなくて、もう一枚志保を引かないと覚醒できないと思って、天井まで回しちゃったとか。……ただのアホなんですが、今となってはそれも思い出です。
まとめサイトなどを見るようになりました。
他のプロデューサーたちが語っている内容から、まつりの二面性や、美也の実は情熱的なところを知りました。
紗代子の熱血な性格や、美奈子の変わった嗜好を知って、少しずつわかりにくい個性が見えてきました。
そんな風にまったり楽しんでいる中で、劇場版アイドルマスターのことを耳にしました。
作中にシアター組が登場することも、やがて情報として出てきました。
ミリオンライブ全体を好きになってきていたので、シアター組がアニメで動くのが楽しみでした。
いずれ、アニマスの続編としてアニメ化したりするのかな、そんな風にワクワクしていました。
その頃のデレPは大層歯がゆい思いをしたであろうし、シアター組に抵抗のある765Pの気持ちも、モバマスにハマれなかった身としては理解できます。
長年オタクやってる身としては、ネット上の発言は何割か差し引いて聞くようにしています。
それでも、悲しかったなあ。
劇場版アイドルマスターは楽しめました。成長した雪歩や千早、プロデューサー仲間という立ち位置だからこその律子の魅力、美希や伊織の立ち位置、そして春香の答え。
765ASの映画としてはいいものでした。マスターピースも繰り返し聞いて好きになりました。
でも、シアター組に関しては悲しい思いが残りました。
キャラクターがグリマスと結構違っていて(というか、悪い部分だけピックアップされたような描写だった、と感じました)、グリマスを知らない人たちから誤解を受けてしまっているのが、ただ悲しかったです。
誤解というか、悪意がある人もいたと思います。
なんというか、あの映画以降、ずっともどかしく感じていました。
グリマスのキャラクターって、結構面白いから、一緒に楽しみたいのになあ。
ただ、それだけの事がうまく伝わらなくなってしまった気がしていました。
多分、本当に最近まで、この齟齬は自分の中に存在し続けていたように思います。
アイドルマスターの他シリーズの話になりますが、その時の悲しい気持ちがあったからこそ、アイドルマスターsideMやシンデレラガールズのアニメ化の際に、積極的に作品に触れてみようと思いました。
先入観は良くないなと。
流石に今更モバマスを始めるのは辛かったので、アニメ化からになりましたが、触れてみた結果だけを書くと、結構楽しかったです。
いい曲にも沢山出会えましたし、アニメもデレステもいい作品でした。大勢の名も知らぬキャラクターたちを、ある程度知る事ができて、変な先入観は消えたと思います。
sideMは元々、Jupiterが嫌いではなかったので、普通に楽しめました。ゲーム内の漫画が面白いので、ちまちまそれを読むのが好きでした。
ただ、好みとかタイミングの問題だと思うんですが、最終的に一番好きなアイマスはミリオンライブ、という結論に落ち着きました。
一番大きかったのは、気まぐれに応募したミリオンライブの2ndライブ。ゲーム内先行があったので、気まぐれに応募してみたんです。
で、1日目だけ当選したので、初めてアイマスのライブに行きました。
1stライブのBDも買って見てみました。
想像よりずっと出来が良くて、あと失礼かもしれないのですが、声優さんが思っていたよりずっと可愛らしくて、本物のアイドルのライブを見ているような気持ちになりました。
2ndライブは、現地の空気感なども関係あると思いますが、1stよりもずっとパワーアップしていて、素晴らしいステージでした。
その感動冷めやらぬまま、アイマスの10周年合同ライブも、LVからですが両日参加しました(現地は全て落選しました)
ライブそのものも本当に素敵で、沢山泣いてしまったのですが、最後の告知で涙腺が決壊しました。
ミリオンライブ3rdライブ、全員参加のツアー。そしてアニメーションPV。直後に歌われたDreaming!……期待しました。ここまで抱えていたもどかしさを払拭して、ミリオンライブもみんなに知ってもらえる機会ができる予感がしました。
なにより、その頃はキャラクターごとの出番の格差について、たまにファンの間で議論が起きる風潮があったので、全員出演のライブは本当に嬉しかったです。
2ndライブ連動のグリマスのイベントは、報酬が全員でなくて少し残念でしたけれども。
そのあとは少し苦しい期間が長かったので、省略します。
相変わらずまったりグリマスを遊んで、CDを買い、漫画も買い、ライブはLVやBDなどで楽しみ、他のアイドルマスターシリーズからは少し遠ざかってしまいましたがそちらも応援はしつつ、自分のペースでミリオンライブというコンテンツを追いかけていました。
自分にとっては結構長い時間が経って、4thライブの最終日、半ば諦めも覚えつつあった中で、ミリオンライブシアターデイズの発表がありました。
続けて流された4周年記念のアニメーションPVは、涙せず見ることはできませんでした。
いつのまにか、ミリオンライブが一番好きなコンテンツになっていたことに気づいて、自分で驚く始末でした。
ライブに参加するためにCDを複数買うことはしませんでした。(ダメ元で1枚分応募していましたが、リリースイベントまでは応募しませんでした)
ゲームのイベントなども、本当にたまに、お金や時間に余裕のあるときに、1枚取りする程度でした。
だから、熱心にグリマスをやり込んでいた人たちみたいに、グリマスが実家みたいなものとか、ミリシタとグリマスは違うものなんだとか、そこまでのことを言える自信がありません。
自分にとってグリマスは、結構古くさくて良くない部分もあるけれど、今までで一番愛着を持ったゲームでした。
自分なりに時間もお金もかけたけど、それに後悔が全くない程度には、入れ込んでいるコンテンツです。
そりゃ、細かいことはグリマスと違うかもしれません。シナリオなどの面でも、ブラッシュアップと感じる部分もあれば、改変だなと感じる部分もあります。
でも、ずっと気に入って追いかけていたミリオンライブのキャラクターたちは、ちゃんと生きてミリシタに転生したなって、語彙力がないので表現するならそういう言葉になっちゃうんですけど、そう思うんですよ。
「すごく寂しいのはわかるから、今は色々感傷に浸るのもありだと思うけど、そのあともちゃんと楽しめそうだよ。一通り悲しんだら、リセットして一緒に楽しもうよ」
もちろん、本当に今悲しんでいる人に直接言うつもりはないですが、こんな風に声をかけたいような気もします。
もっとずっと真剣にミリマスが好きな人には、響かない言葉なのかもしれません。
でも、せっかくここまで応援してきて、それが実って、一歩また進んだんだからさ。
できれば、みんなで楽しみたいな。新しくミリマスに触れてくれた人も、昔から応援してる人も関係なく、盛り上がれたらいいな。
……ただの思い出話を書くつもりが、なんだか誰かに向けてのメッセージみたいになってしまったので、収集つかなくなる前に終わりにしようと思います。
最後に。
グリマスに向かってこれだけ言いたい。
今まで本当にありがとう。とても楽しかったよ!
これからもアイドルマスターミリオンライブのいちファンとして、グリマスが育ててきたキャラクターたちを応援していくから、安心してね。
本当に、お疲れ様でした。
2017年10月14日(土曜日)に、「Ray'z Music Chronology」が無事に配達されました。
いい機会なので、レイシリーズの楽曲ランキングをまとめておこうと思います。
今まではこういうことをやると、ランキングに入った曲を全て聞くためにはいくつもアルバムを揃える必要があったわけですが、これからはクロノロジーをひとつ買えば全て揃いますからね。これは買うしかないですね。
注意事項
購入したのが「通常版」のため、Disc11は聞いてないので、選考からは外されています。なぜ特典版ではないかというと、購入手続きを面倒がって後回しにしていたら売り切れていたからです。その程度なのです、はい。
ランキングといっても、データを集計したり投票を募ったりしたわけではく、ひたすら私が独断と偏見により順位をつけていきます。ひとつの順位に一曲とは限りません。明確な上下を決められない場合、複数曲が入ることがあります。また、同率の場合に後ろの順位を下げるやつ(たとえば1位に2曲入った場合、次の曲が3位になるやつ)はやりません。あれは同率が例外の場合はうまくいきますが、本ランキングでは多用するので、数字が穴だらけになって意味不明になりそうなので。
音楽用語の使い方は適当です。
メロディもさることながら、音色が素晴らしい。突き抜けるような寂寥感。あの寂しい感じは、フォルクローレに通じるものがあるような気がします。そういえば rayons de l'Air でも民族楽器がフィーチャーされていました。
破滅する運命に向かって突き進んでいく荘厳な感じがして、エモいです。エモすぎて死ぬかと思いました。
それと、ラストちょい前にコイン投入音がするのがよいアクセントです。ラスボスを倒す前に全機なくなってコンティニューしたとか考えるとまた一段とエモいですね。
この曲の構成は1位の曲と似ている気がします。開始からしばらくはビートの反復が主体で、途中に一回劇エモなメロディーを挟み、またビート主体になり、最後に劇エモメロディーの無限ループに入り、フェードアウトして終わり。ということで、自分の中でこの二曲はシリーズになっています。
1位と2位の曲は最後の盛り上がりが一番ですが、この曲は盛り上がる箇所が多いです。
この曲には強烈な「飛翔」のイメージがあり、レイシリーズで最も「高度が高い」曲です。飛翔感というのが重要で、高度が高いといっても宇宙空間まで行くと浮遊感が出てきてしまいます。大気圏内にいて、それで一番高度が高い、というのがポイントです。
この曲が似合うといえば、なんといっても空中ステージのボスですね。
レイシリーズの終わりを過去形で感じる曲です。もう終わってしまった、と。
悲壮感はあるのですが、ゲーム設定やタイトルから、人がワラワラいてデスゲームをやっている光景が想起されます。悲しげだけど賑やか、という。
プレステ版レイストームをプレイしているとき、この曲聞きたさに面セレで何度も選んでいました。1分30秒あたりから始まる曲のサビとゲームの進行のシンクロ具合がとても好きです。
50秒から始まるサビの部分が好きすぎる。
ところで冒頭のほうで「クロノロジーをひとつ買えば全て揃います」と書きましたが、あれは嘘です。クロノロジーに入っているこの曲の音源は、セガサターン「レイヤーセクション」用のマスターテープと、レイフォースの基盤なわけですが、私が一番いい音だと思うのは「Ray'z PREMIUM BOX -BEYOND-」のアルバム音源のやつです。はい。というわけでビヨンドも買いましょう。やや出費は増えますが、レイシリーズの楽曲は出会って以来ずっと私のプレイリストで現役なので、あなたも今後ずっと聞き続ければ元はとれます、誤差のようなものです。
真っ暗な空間で水晶(クォーツ)がRayの光に照らされてキラキラしているような、そんなイメージ。
アンビエントを基調としつつ、5分15秒あたりや7分10秒あたりに派手に盛り上がる部分があるのもよいです。
レイシリーズで最も「巨大さ」を感じる曲です。とても巨大なものと対峙しているような、かつ、浮遊感のあるイメージ。まあ、つまりはレイストーム4面ボスです。
特に高音のパートは、自分の能力の極限まで搾り出すような緊張感があり、バトルBGMの白眉ですね。
レイシリーズの終わりを進行形で感じる曲です。終わる、終わってゆく、と。
ゲームの進行的には「聖母マリアよ、二人を何故別々に」であるとか「童話の消えた森」の方が後なのですが、なぜかこっちの方が終わりを感じます。この曲はプレステ版アレンジモードで流れるので、ノーマルモードからプレイしていった場合に、はじめて聞くのはこっちの方が後になりますから、それもあるかも。
そして、レイシリーズで最も「暗い」曲です。他に暗い曲としては「彼女の目的」もありますが、あれは光の無い暗さで、こっちは心理的にも暗いです。4分6秒付近の、ピアノのデン↓デン↓と下がっていくのなんかもうどん底ですよ。
コンヒューマンのためのレクイエム、といったところでしょうか。
この曲を初めて聞いたのはプレステ版レイクライシスをプレイしたときですが、ちゃんと聞き込んだのは「Ray'z PREMIUM BOX -BEYOND-」を購入したときで、その際、これに歌声が乗ったら良さそうだなあ、と思って歌詞を考えたりしました(出来が良くなかったので削除しましたが)。もしも公式に歌がのるならビヨンドみたいに BETTA FLASH がやるだろう、と思っていたので、クロノロジーでまさにそれが実現すると知ったときは震えました。ひょっとして私は TAMAYO 氏の楽曲を聴き続けることにより、氏との思考のシンクロニシティを獲得したのではな(以下略)。
Intolerance のプロトタイプのように感じます。個人的にレイストーム→レイフォースの順に触れたので。
ところでアルバム上では「The Fates」「Doomsday」「Q.E.P.D.」の並びなわけですが、この三曲はなんだかクラシック音楽っぽいなと感じる部分があります。
レイシリーズの楽曲には「アーバンで退廃的なムード」を強く感じるものがあります。アーバンと言っても、都会の中にいるのではなくて、都会を遠くから眺めているような、それも黄昏に、という感じです。なんのことかわからない方もいるかと思いますが大丈夫です、私の中でもフワっとしています。なんというか、この曲のような雰囲気ですよ。
ジャジーですよね。この曲のような、ベースがドゥンドゥンいってる感じは好物です。
おー、テクノだ、って感じですね。
レイシリーズのゲームをプレイしていて、最初に衝撃を受けた音楽はこの曲でした。まだスタート画面なのにすげえの来たぞ、なんだこれ、と。
普通にゲームプレイをしていると絶対に聞けないところでなんかとんでもないことになってるぞ、と、衝撃を受けました。ステージクリア後に次はどこへ行くのだろうというワクワク感を増幅させたような曲。
クロノロジーのロングバージョンではこれまで無かったパートがあって、それもポイント高いですね。
A,Cについては概ねアルバム版に取り込まれているわけですが、このBの後半のループは跡形もなくなっています。聞けてよかった。
アルバム版を聴いてきた経験が長いので、このバージョンは何か、歌謡曲のカラオケバージョンを聞いているような肩透かし感がありますね。
クロノロジーの新曲であり、まだ自分の中で消化できてないので、暫定的にこの順位です。(と書いてて、ふと「消化できたと言い切れる曲などあるのだろうか?」という疑問が湧いてきましたが、さておき。)
7分33秒あたりは「むーにゃにゃー」って歌っているように聞こえるのがちょっとかわいい。
Metaphor とは違った巨大さを感じる曲です。巨人がズンズン近づいてくるみたいな。
曲のタイトル見てると、アストロシティ(1990年代を代表するゲーセン用の筐体)を思い出します。
ジャジーですよね。
一番好きなのは、3:55付近からはじまる「ラーラー」の部分です。
初めて聞いたとき「原曲の音を変えただけのようなものか」と思ってました、すみませんでした。
アルバムの最後の曲がフラッシュフォワードしていたり、レイストームのメニュー操作音みたいな音が聞こえていたりと、小ネタも面白い。
ずっとノイタンツ版を偏愛していましたが、ビヨンドのボックスで改めて聞いてたら、やっぱりいい曲だなあと。
明るい曲調なのですが、「楽しい遊びの時間は終わりだよ、もうお家に帰りなさい」感があって、寂しくなる一曲です。セラミックハートよりもエンディング感があるような気がします。
アコースティックな曲はこれまでにもありましたが、フラメンコを踊ってる現場で録音しているような趣があり、意外な場面でレイ楽曲を使ってるなあという驚きを疑似体験できて面白いです。
セラミックハートのアレンジバージョン。通常版よりもこちらのピアノの方が好みです。
冒頭のほうで「クロノロジーをひとつ買えば全て揃います」と書きましたが、あれはやはり嘘で、このバージョンはレイストームの通常アルバムにしか入っていません。iTunesで普通に売ってるので入手難易度は低いです。買いましょう。
レイシリーズで最も「アーバンで退廃的なムード」の曲です。また、最もアーメンブレイクな曲です。
最も「深さ」を感じる曲です。まったく光のない深海のような。
アルバム版においては、ラスボス曲の前座だなあという感じで印象が薄かったのですが、アーケード版はまるで印象が違います。
レイクライシスの設定的に、ダイブしていたのが現実の近くまで浮上してきて、心臓の鼓動とか医療機器の発する電子音が聞こえてくる感じがします(コンティニューするとまた潜っていく)。ビヨンドのムービーでも医療機器の電子音が鳴ってたりしてましたね。
はい。以上です。これ以降をやると大半の曲を入れることになってしまうので、ここまでです。
いかがだったでしょうか。「あの曲が入ってないのおかしいだろ」という感想を抱かれたかもしれませんが、これは私のランキングですからね、仕方ないですね。あなたも自分のランキングを発表しましょう。待ってますよ。
それにしても、客観的なランキングなぞ端から諦めていますが、主観的なランキングとしても正確なのか自信が持てません。「この曲、本当にこの順位でいいのだろうか」などと考えだすとキリがないですね。まあ、極論を言えば序列をつけること自体が不可能といえます。みんな違って、みんなRAY。ですが、それを振り切ってあえて順位を決めてしまう、そんな蛮勇を振るうのもまた、RAYと対峙する一つの方法だといえるでしょう。
レイシリーズは三部作なわけですが、音楽的にはレイフォースとレイクライシスの方が近い印象があります。ストーリーの連続性もさることながら、 RUBBING BEAT が出たのは NEU TANZ MIX よりも後というのも影響しているかもしれません。
ランキングで何度か出てきた「アーバンで退廃的なムード」の曲は、レイストームには無いと思っています。
クロノロジーを聞くにあたり、レイシリーズは、面クリア型のシューティングゲームであり、自機が戦闘機でラスボスが人工知能、というのは押さえておきたいところです。
音楽が作られる背景には、たとえば宗教の儀式のためであるとか、祭りで踊るためであるとか、戯曲の劇伴であるとか、クラブで踊るためであるとか、そういった理由がある場合がありますが、本作の場合はそれがビデオゲームだということです。
面クリア型のシューティングゲームは、いくつかのステージ(面)で構成され、ステージの中はさらに「道中」パートと「ボス」パートに分かれます。
道中は概ね固定時間で終わり、ボスは倒すまで続きます。(概ね、と書いたのはコンティニューの仕様によっては少し延びるからです。全機失うと、ゲームがポーズしてコンティニューするかどうか尋ねられますが、このときBGMは止まらないゲームもあります。)
なので、ゲームをプレイしているときは、道中の曲はいつも同じ場所で終わり、ボス曲は何度もループする、ということになります。
曲が短かったりステージが長いと道中曲でもループするのですが、そうでない場合は曲の後ろの方が聞けないため、サントラを買って聞くのが楽しみになります。(まあ、聞けている部分であっても、ゲーセンだと音が鮮明に聞こえないのが普通なので、サントラで聞きたくなるものですが。)
レイクライシスのBGMは道中とボスがシームレスに繋がっているので、Disc8のアーケード版は、道中は固定時間でボスはループ、というのが顕著ですね。
近現代の戦場においては、機械が主役です。人間は生身で存在できず、機械のアシストが必要です。
人を戦場へと運ぶ兵器のなかで、戦闘機は特権性を持ちます。人間との関係性が、他の兵器と違うのです。
まず、兵器にとって人間は部品でしかありません。戦艦や潜水艦を航行させるには多くの人手を必要とします。主役は兵器であり、人間は兵器を下から支えるモブでしかありません。
誰も搭乗している敵兵を殺そうとは思っていません。目的は敵の兵器の破壊なのですから。人が死ぬのは機械の巻き添えを食ったときです。民間の船や飛行機ではありえないような危険な運用を求められるため事故も多いでしょう。
人間は兵器の都合によってすりつぶされ死んでゆくのです。
しかし、単座の戦闘機は兵器と人が一対一なのです。そう、単座であるというのが重要なポイントで、爆撃機には複数人で乗りますし、戦闘機でも複座のものもあります。
人間が機械に奉仕させられる戦場において、戦闘機とパイロットの関係は対等に近い。そういう意味で、戦闘機にはロマンがあるというわけです。
過去において、ロマンといえば剣でした。兵器としての剣は決して最強だったわけではない。にもかかわらず(いや、であるが故に?)、力の象徴となっていました。銃の時代になって以降も、文化として継承されています。現在、剣のような象徴性をまとっているのが戦闘機なのです。
フィクションにおいても戦闘機(と剣)は他にない存在感を放ちます。(ここで具体的な作品などを論じるのは、キリがないのでやりませんが。)
レイシリーズにおける戦闘機は、ロックオンレーザーというオーバーテクノロジーを搭載した唯一無二の存在です。
面クリア型のシューティングゲームのプレイヤーキャラクターは、唯一無二の存在でなければ務まりません。敵キャラクターとの武装の非対称性が顕著ですから(対戦格闘ゲームやFPSなどは、逆に敵と味方のキャラクターに対称性がありますね)。
面クリア型のゲームでは、ステージをクリアするたびに難易度は上昇します。
難易度の上昇にともない、対決する敵のスケールも大きくなってゆくことが求められ、その到達点がラスボスです。こいつを倒せば敵勢力は瓦解する、というスケールの敵でなければラスボスは務まりません。
現実においては、国家の最高責任者といえどもただの人であり、いくらセキュリティが厳重であってもゲームでいえば2面あたりで登場するような通常兵器でしかありませんし、倒したところで国が滅びるわけでもありません。
そこで人工知能です。人工知能ならば、ゲーム難易度と敵スケールの頂点であることに説得力があるような気がしてきます。
剣を携えた戦士と神や悪魔、に替わる神話的なモチーフとしての、戦闘機に乗るパイロットと人工知能。
レイフォースとレイクライシスは、主要キャラクターとして認識できるのはパイロットと人工知能だけであり、非常に個人的なストーリーだとみることができるでしょう。一方でレイストームは個人のキャラクターは用意しておらず、モブの人がたくさんいる印象があり、そのへんが「アーバンで退廃的なムード」の有無に出ているのかもしれません。(ビヨンドのムービーは、複数の作品の設定が混ざっている感じがして面白いですね。)
戦闘機を強く感じる曲といえば「生命の風が吹く場所」です。前述のとおり「飛翔」のイメージですし、ゲームの記憶から「翼」も思い浮かびます。
「The Fates」「Intolerance」はラスボス曲なわけですが、この二曲には壮大さや聖性があり、ラスボスへの畏怖の念をかきたてるようになっていると思います。一方、「安置 -Antithese-」は、畏怖よりも滅んでゆくところに重きを置いている気がします。ラスボスの終焉とレイシリーズの終焉が重なって、とても物悲しい気分になります。
最後に。
レイシリーズの音楽は、私の胸の中で決して消えることのない光です。
クロノロジーにより、その輝きはより強くなりました。
今またこうして新作が出たことに感謝します。
アマゾンのレビューとかでも一番評価が高いレビューが必ずしもイコール真実というわけじゃなくて
単に「共感されやすい」というだけで審美眼や知識が豊富にある人間のコメントってわけじゃないんだよなあ
シンゴジラも同じように「リアルすぎる」っていうのが共感されやすいというだけで
「リアル」か「リアルじゃないか」を見比べる力を増田やその他サイトでレビュー投稿してる人間すべてが持ち合わせてるわけじゃない
「どれだけ大多数の人間にリアルだと思い込ませるか」が重要になってきて
代わりに採用したのが庵野が得意とする見せかけ・演出のリアルっぽさ
そのトリックに適応性を示したもの、つまり教養も知識もないから進行形で疑問が入り込まずに庵野が仕掛けた罠に全部引っかかったやつほど絶賛する