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はてなキーワード: 発症とは

2021-02-23

anond:20210223144516

ワクチンは「感染」じゃなくて「発症」を防ぐんや

発症してなくてもウイルスを保持してるケースは当然ある

机の上なんかにウイルスが付着してるのと同じ理屈

2021-02-22

若白髪若いから染めてきたけどどうもアレルギー起こすようになったらしい

何使っても顔が腫れてしまう つれーー

時限爆弾が爆発したような気持ち

 

ふと思ったんだけど三宅健とか、所ジョージとか、金髪アイデンティティみたいな人がヘアダイアレルギー発症したらどうするんだろうな

白髪混じりの黒髪三宅健とかキツすぎるだろ。

見たい。

必読書コピペマジレスしてみる・日本文学

方針

森鴎外舞姫

留学先で女性妊娠させて見捨ててしまう話なので、近頃は評判が非常によろしくない。そのくせ、この文体のせいで美しいと感じてしま自分がいて、実はこれ、レトリック文体によって騙されることに注意しろっていう警告なんじゃないかって気もする。「自分おすすめ編」にも書くつもりなんだけど、ナボコフロリータ」もそういう自己正当化がとにかくうまい

余談だが、鴎外自身東洋人だったこともあり、留学先では写真を撮らせてくれと頼まれたことがあったという。それに対して、構わないけどもあなた写真も逆に撮らせてくれ、と言って、相手も満足させつつ日本人としての尊厳も守ったことがあって、これは割と好きなエピソードの一つ。まあ、漱石よりは世渡りうまいよな。

樋口一葉にごりえ

古風な文体挫折しかかるも何とか読破。これよりは幼馴染系の「たけくらべ」のほうが好きだったなあ。増田では古文いるかどうかで議論になったことがあったらしいが、古文がすらすら読めるほうがこういう趣味というか楽しみが増える気もするし、純粋実用面だけでいえば法律用語や古い公文書を読む必要がまだあるんじゃないのかな。

舞姫」の話の続きだけど、古典文学にもやっぱりクズエピソード結構あり、じゃあどれを教えてどれを教えないかは割と難しい。

泉鏡花高野聖

僧侶山間で美しい妖怪出会う話。文庫ちくま日本文学全集で読んだ。全集と銘打っているけど、このシリーズ日本の近現代文学作家ベスト盤みたいな感じで、チョイスはいいのだけれどときどき抄、つまりダイジェスト版みたいなのが紛れていて、コンプリートしようとは思わなかった。

話としては幻想的ですごく好き。幻想譚が好きな自分がどうして泉鏡花にどっぷりはまるまでいかなかったのかが不思議なほどだ。当時は、著名な作品をどんどん消化しようと思って乱読していたからかもしれない。そういう意味でも、課題図書読破することが自己目的化した読書には幾分害がある。

国木田独歩武蔵野

とても好き。小説が読めなくなったときには、文豪の書いたこうした随筆というか、風景描写の豊かな文章を読むことで、自分リズムを整えたくなる。外出の難しい昨今、こうして空想世界でだけでも豊かな自然のなかで過ごしたいものだ。五感が刺激される文章というのはなかなかない。

夏目漱石吾輩は猫である

我輩を吾輩に修正

ここ最近漱石の評判はあまりよろしくないと聞く。所詮は当時の欧米文学の輸入に過ぎないとか、結局は男社会文学だとか。言われてみれば確かにその通りなのだけれども、日本近代文学開拓者にそこまで求めちゃうのも酷でしょうと思わないでもないし、この作品からたったの十年で「明暗」にまでたどり着いたのだから、やっぱりすごい人ではないかと思う。五十になる前に亡くなったのが惜しまれる。

で、肝心の内容だが。基本的おっさんおっさんの家をたまり場にしてわいわいやる日常ものなので、当時の人にしか面白くないギャグを除けば、普通に笑える。最終回は突然後ろ向きになるが、もしかしたら漱石の本分はユーモアにあるのかもしれない。

余談だが漱石留学時代日記に付き合いのお茶会について「行カネバナラヌ。厭ダナー」とのコメントを残している。

島崎藤村破戒

素直に面白かった。若干のプロパガンダっぽさがなくはないが、読んだ当時は差別する側のねちっこさや意地の悪さが良く書けているように思われた。とはいえ、昨今は善意から来る差別についても考える時代であり、問題はより複雑になった。

被差別部落問題については気になっているのだがなかなか追えていない。日本史について読んでさまざまな地域実例について断片的にかじった程度だ。それでも、地域によって温度差やあったり、差別対象が全く異なっていたりすることがわかり、どこかで日本全体の実情について知りたく思っている。

田山花袋蒲団

女中の布団の残り香を嗅いで悶々とする話だってことは覚えているんだけれども、読んだときにはあまり印象に残らなかった。なぜだろう。自分が読んできた近代文学は、基本的ダメな奴がダメなままうだうだする話ばかりだったからかもしれない。その多くの一つとして処理してしまたか

で、自分が好きなのは飢え死にするほど悲惨じゃないくらいのダメさであり、親戚のちょっと困ったおじさんくらいのダメさなんだろうと思う。

有島武郎或る女

読んだことがない。ただ、ドナルド・キーンの「百代の過客〈続〉 日記に見る日本人」によればこんなことを書き残しているそうだ。「僕ハ是レカラ日記ハ僕ノ身ニ大事件ガ起ツタ時ノミ記ケルコトニ仕様ト思ツタガ、矢張夫レハ駄目な様デアル。日記ヲ記ケ慣レタ身ニハ日記ヲ一日惰ルコトハ一日ヲ全生涯カラ控除シタ様子ナ気ガスル。夫レ故是レカラ再ビ毎日日記ヲ始メ様ト思フ」(意訳。日記書かないとその日が無かったみたいで落ち着かない)。ここでツイッターに常駐している自分としては大いに共感したのである。そのうち読もう。

志賀直哉小僧の神様

読んだはずだが記憶にない。「暗夜行路」で娼婦の胸をもみながら「豊年だ! 豊年だ!」と叫ぶよくわからないシーンがあったが、そこばかり記憶に残っている。これを読んだ当時は、この小説のように自分がどれほど理想を抱いていたとしても、モテいからいつかソープランドに行くのだろうな、とぼんやり思ったことを覚えている。

ちなみに、自分が初めて関係を持った女性貧乳だった。だがそれがいい

お父さんとうまくいっていない人は子供の才能をつぶす話である清兵衛と瓢箪」が刺さるんじゃないかな。あとは少女誘拐視点の「児を盗む話」もよかった。

内田百閒『冥途・旅順入城式』

大学時代知り合った文学少女から薦められて読んだはずなのだが、覚えているのは「阿房列車」の何編かだけだ。それと、いつも金に困っていて給料を前借りしていて、そのことのまつわるドタバタを描いた作品日記もあって、そうした印象ばかり残っている。

関係ないけど就職活動中に、この文学少女から二次関数を教えてくれと言われ、片想いしていた自分はそのためだけに都内にまで足を延ばしたことがある。いいように使われていたなあ、自分あいつには二度と会いたくないが、元気にしているかどうかだけは気になる。

宮澤賢治銀河鉄道の夜

めんどくさいファンがいることで有名な作家全集には第三稿や第四原稿が収録されており、比較するのも楽しい。俺は〇〇は好きだが〇〇が好きだと言ってるやつは嫌いだ、の○○に入れたくなる作家の一人。○○には「ライ麦畑で捕まえて」「村上春樹」「新世紀エヴァンゲリオン」「東京事変」などが入る(註:この四つのものとその愛好家に対する歪んだ愛情から来る発言です。僕も全部好きです。すみません)。サブカル系にはこれがモチーフになっているものが数多くあり、その点では「不思議の国のアリス」と並ぶ。

思想に偏りはあるが、独特の言語感覚や観察眼は今でもすごく好きだ。余談だが新書の「童貞としての宮沢賢治」は面白い。

江戸川乱歩押絵と旅する男

知り合いにいつもぬいぐるみキーホルダーを持ち歩いてかわいがっていた男がいたが、それで本人が落ち着くのならいいと思う。不安の多い世の中で、人が何か具体的に触れるものにすがるってどういうことなんだろう、って、ってことをこの作品を思い出すといつも考える。どこで読んだか思い出せなかったが、これもちくま文庫全集でだった。

横光利一機械

狭いコミュニティの中でこじれていく人間関係の話ではあるけれども、新潮文庫場合表題作よりも他の話のほうが気に入った。印象に残っているのは十二人の旅芸人夜逃げする「時間」と、ナポレオンヨーロッパ征服に乗り出したのはタムシのせいだったという「ナポレオンと田虫」。

谷崎潤一郎春琴抄

実はこの作品は読めていない。谷崎作品は割と好きで、「痴人の愛」「刺青秘密」「猫と庄造と二人のおんな」「細雪」は読んだ。「痴人の愛」という美少女を育てようと思ったら逆に飼育される話は自分人生観に多大な影響を与えたし(例の文学少女気持ちをもてあそばれても怒らなくなってしまったのもこれが遠因だろう)、「細雪」はただ文章リズムにぷかぷかと浮くだけで心底気持ちがいい。ついでに、戦時中生活爆弾が実際に降ってくるまでは震災コロナでただよう自粛雰囲気そっくりだったこととよくわかる。

ところで、最近久しぶりに谷崎作品を読もうと思ったら、ヒロイン名前が母と同じだったのですっかり萎えしまった。というか、ここ最近趣味が「健全」になり始めていて、谷崎作品に魅力を感じられなくなっている。感覚がどんどん保守的になっていく。これはいかん。

夢野久作ドグラ・マグラ

ミステリ編参照。anond:20210215101500

川端康成雪国

高校生の頃に読んだのは確かに記憶に残っているのだけれど、高校生川端康成エロティシズムが理解できたかどうかはよくわからない。たぶんわかっていない。せいぜい伊豆の踊子の裸の少女を読んで、ロリコン発症させたことくらいだろう。

太宰治斜陽

太宰はいいぞ。自分は愛される値打ちがあるんだろうか、というテーマを本人の育った境遇パーソナリティの偏りや性的虐待疑惑に求める説は多いが、そういう心理普遍的ものでもあり、だから多感な時期に読むとわかったつもりになる。芸術に何歳までに読むべきという賞味期限原則としてないが、これもできるだけ若いうちに読んでおくといい。太宰の理解者ぶるつもりはないが。

もっとも、本ばかり読んで他の活動をないがしろにしていいものだとは全く思わない。あまりにもドマイナーな本を読んでマウンティングするくらいならバンジージャンプでもやったほうが話の種にもなるし人間的な厚みも出るというものだ。たぶん。

三島由紀夫仮面の告白

天才的。男性のあらゆる種類のコンプレックスとその拗らせ方を書かせたら彼の右に出るものは少なかろう。ただ、大学卒業してから突然読めなくなってしまった作家でもある。息苦しくなるまで端正に磨きこまれ文章のせいかもしれない。

武田泰淳ひかりごけ

極限状況下でのカニバリズムテーマにした小説なんだけれども、途中から戯曲になって、「食べちまう葬式ってえのは、あっかなあ」などとやけにのんびりした台詞が出てくるなんともユニーク小説。ただし、これは単なるブラックジョークではない。物語は序章、戯曲第一部、第二部と別れているのだけれども、その構成にきちんとした意味がある。

人類全体の原罪を問うようなラストは必見。あなたは、本当に人を食べたことがないと言えますか?

安部公房砂の女

祖父母の家から貰ってきた作品で、愛蔵版らしくカバーに入っていた。カフカにはまっていた時期だから楽しんだ。カフカ父親の影から逃れられない主人公とは別の種類の渦巻にとらわれてしまった主人公がだらだら、ぐだぐだしてしまうのだが、カフカ男性によって抑圧されているとしたら、こちらは女性に飲み込まれている文章だ。

大西巨人神聖喜劇

未読。不条理陸軍の中で、最強の記憶力を頼りにサバイブする話だと聞いて面白そうだと思い購入したのだが、ずっと積んだままだ。これに限らず、自分戦争もの小説漫画をあまり読んでない。戦争に関しては文学よりも歴史書からアプローチすることが多い。

これは自分の悪癖だが、戦争ものになると庶民よりも知識人にばかり感情移入してしまう。

大江健三郎万延元年のフットボール

大江健三郎は初期の作品をいくつかと、「燃え上がる緑の木」三部作を読んだきりで、どういう態度を取ればいいのかよくわかっていない作家の一人だ。狭い人間関係の中のいじめだとかそうした描写に病的に関心のあった時期に読んだせいで適切な評価ができていない。

燃え上がる緑の木」は新興宗教原子力発電といった(結果的には)非常に予言的であった作品であったが、癖が強くカトリック宗教教育を受けた自分であっても世界観に入り込むのに時間がかかった。「1Q84」よりもきつい。面白いが。

萩原朔太郎『月に吠える』

大学時代の友人に薦められて読んだ。「この家の主人は病気です」と、飢えて自分を食ってしまったタコの詩ばかりを覚えている。覚えているのはこれだけだが、この二つが読めたからいいか、と考えている。大体、詩集ってのはピンとくる表現ひとつでもあれば当たりなのだ。そして、それはあらゆる書物にも当てはまることである

福沢諭吉福翁自伝

祖父学生時代に送ってくれたのだけれども、ぱらぱらとしか読んでいない。

子供向けのものだった気もするし、近々原文にチャレンジするべきか。自助論西国立志編)なんかと合わせて、自己啓発書の歴史を知る意味でも興味深いかもしれない。

正岡子規歌よみに与ふる書

読もうと思って読めていないけれども、これまたドナルド・キーンの本で面白記述を見つけた。「墨汁一滴」の中に、つまらない俳句乱造しているやつの作品にはどうせ碌なもんなんてありゃしないんだから、そういう連中は糸瓜でも作ってるほうがマシだ、という趣旨のくだりがあるそうだ。創作する上でのこういう厳しさは、いい。

石川啄木時代閉塞の現状』

ローマ字日記しか読んだことがない。たぶん日本最初フィストファックが描写された文学かもしれない。春画はどうか知らないけど。

小林秀雄『様々なる意匠

詩集翻訳しか読んだことがない……。

坂口安吾堕落論

堕落と言いつつもある種の誠実さについて語った本だった気がするが、それよりも新潮文庫で同時に収録されていた、天智天皇天武天皇家系にまつわる謎についてのほうが印象に残っている。

哲学編に続く→anond:20210222080300

関係ないけど芥川が載ってないのは納得できないぞ。

2021-02-21

anond:20210221221419

このアンケって回答は一択性じゃないよ。複数回答じゃないとおかしいでしょこれ。

医師らの5割以上が「免疫の持続期間」と「中長期的有害事象」を課題とした。

また4割以上が「不十分な臨床試験」、3割以上が「短期的な副反応」と「発症予防効果」に、疑問や懸念を示した。

anond:20210221142925

30代前半の頃はツイフェミ増田民発症してたけどその後で普通に結婚できるんだよなあ…

anond:20210220191710

助ける必要があるかどうかは考えないか

ただ、

未成年に関わったことであらぬ罪を着せられて償う必要のない罪を償わされ死ぬまで心を苛まれリスク

・その冤罪不特定多数正義欲を満たされる材料にされる人生になるリスク

容疑者として逮捕され、実名報道によって職を失い親族にいらぬ迷惑をかけて以後の人生がめちゃくちゃになるリスク

・誰も責任をとらない・救済されない一生の傷を死ぬまで抱えるリスク

目撃者のうちに厄介な奴がいて言いがかりをつけられ要らぬ精神的苦痛無意味時間提供させられるリスク

・周囲の学校に変質者として伝えられそのポスターを見るたび精神的苦痛を受けて、その後なんらかの啓発ポスターを見るたびにPTSD発症するリスク

・助けたときにいた目撃者が以後犯罪を犯し、証言の際に「本件に影響された」と答え、要らぬ責任を追求されるリスク -1-7

・助けたとき写真撮影された上SNS上に投稿されて 1-7 の影響範囲が広がるリスク

・助けたとき写真撮影された上SNS上に投稿されて 歪んだ解釈をされて要らぬ風評被害を受けるリスク

・助けたときの手順が不適だったとして損害賠償を求められるリスク

上記すべてのことが以後の人生において潜在的に発生するリスク

上記すべてのことが本件を覚えているかぎり、思い出すたびにリスク怯えるリスク

が頭よよぎって絶対助けられないな〜

2021-02-20

anond:20210220201656

統合失調症発症率に男女差ないのに

発症率っていうのは受療率と違う定義

資料を見ると単純に男性のほうがかなり発症していると思うけど。

自分も調べる前は、なぜか統合失調症女性の方がかかりやすいという印象を持っていたけどね…。

2021-02-19

anond:20210218193205

ツイフェミってTwitterにいるフェミニストのうち人格障害発症(診断を受けてないだけで相当の症状がある者を含む)してる奴のことじゃなかったの?

2021-02-18

女であれば誰でもフェミになって発狂する可能性があるので注意が必要

橋本環奈ちゃんだっていつどんなタイミング発症するかわからん

2021-02-17

anond:20210217214520

俺も間桐桜一目惚れしてからずっとそんな感じだわ。そんな子は現実に居ないと頭で分かっていても、追い求めてしまう。いっそのこと糖質発症して間桐桜幻覚でも見てるよう成った方が遙かに幸せなんだろうな

弱者女性当事者です

anond:20210217161947

 

わたし中学生の頃に家庭環境ストレスから拒食症強迫性障害発症し、何度も精神科への入退院を繰り返してきました。幼少期から虚弱体質に加えて、精神的にも不安定で弱い人間です。高校通信制大学は行っておらず、今は姉の仕事の手伝いで細々と暮らしています

このような弱者女性当事者として、いわゆるメンヘラを狙う男性殆どは、支配欲や性欲から近づいているというのは、事実だと思います。信じられないのならば、弱者女性という設定でTwitterアカウントを作ってみて頂ければわかると思います。ヤリモクの男性アカウントからDMが届きますし、他の弱者女性マッチングアプリ出会った彼氏DVされて悲しくてODした、のようなツイートしょっちゅうしているのを目にできます

ただ、メンヘラと気づかずに近づいた男性の中には、情に駆られて「理解ある彼くん」になることもあります。相当重度でない限り、女性場合見た目から障害がわかりにくいです。また、レアケースですが人間とは不思議もので、交際中はメンヘラ女を虐げ浮気三昧だった男性も、デキ婚を期にすっかり付き物が落ち「理解ある彼くん」になることもあります

ただ、これらは全て運が良かったケースです。運が悪ければ、、、最悪の場合自殺願望のある女性Twitterで探して殺したような男性被害者になります自殺オフでの強姦が多いのはご存知でしょうか?悪い人間はいつも弱みにつけこみ搾取しようとするものです。

わたしの知る限り、「理解ある彼くん」のいる弱者女性は圧倒的少数派です。そもそも身近な人の精神疾患に理解を示せる人自体が、体感2割程度ですし、初めから障害者とわかって付き合おうとする人は少ないです。傷のあるりんごと、ないりんご、どちらもあるなら後者を選ぶのが人間です。

障害者の女だから」という理由で近づく人は、絶対とは言えませんが、何か心に歪みのある場合殆どです。俗に言うイネイブラーもいますし、コントロールやす女性を好む男性もいます。そのような男性存在が、弱者女性にとって良い影響を与える事もありますが、悪い影響を与えることも多いです。精神障害を持つ人間にとって、対人関係トラブル病気ダイレクトに深刻な被害を及ぼします。これは断言できますが、そのような悪影響はほぼ100%自殺自傷・再発・悪化に繋がります弱者にとって、恋愛リスクはとても大きいです。

リスクを乗り越え、宝くじに当たり、「理解ある彼くん」を手に入れた女性未来も、必ずしも明るいものではありません。恋は一過性のものです。恋の盲目効果は次第に切れていきます。次第に「理解ある彼くん」は疲弊していきます。そうして弱者女性は振られることも多いですし、付き合い続けたとしても、共倒れしてしまうことも多いです。初めは皆、理解を示そうとするものですが、それが続く事はとても少ないです。恋人精神障害を治す魔法の薬ではありません。

理解のある彼くん」の話をしていた人が、後になって別れている事はよくありますさらに、いわゆるメンヘラわたしたちは、恋人ができた時、過剰に美化し、熱烈に愛し、依存してしまうことが多いです。優しい普通の人が、初めに示すほんの少しの努力針小棒大に話すこともあります。それは、家族や周囲から優しくされた経験が少なく、まいがあってしまうためです。見栄の嘘ではありません。

障害者が、理解のある恋人を得てサポートを受け続けるのが難しい事はわかってもらえたと思います。ですが、逆に交際後、結婚精神疾患を持つようになった女性はそこそこいるようです。しかし、彼女らはもともとは強者です。鬱などになる前までは、学歴キャリア普通に積んできた人間です。そういう意味で、わたしのような弱者よりはずっと上の存在だと思います学校就職に耐えられる程度の健康さは待ち合わせていた側なのです。

最後わたしの話をします。わたし摂食障害を抱えていたため、脱ぐと皮膚がかなり弛んでいます。肌も以前よりはマシですが年齢+7歳は老けて見えます。長年の不摂生がたたって、ホルモンバランスも崩れていますし、体つきも直線的で女性らしくありません。また、極度の虚弱体質とメニエール病のため、性行為は失神すると思います。こんなわたし20代前半の頃に、2人とのお付き合いの経験があります。あまりいい思い出ではありません。1人目は10も年上で、支配欲の強い人でした。2人目は、いいところも悪いところもある普通の人でしたが、わたしの身勝手な態度で振り回し、疲弊させてしまいました。結果、彼のキャリアに穴けさせ、お互いにとって最悪な関係で終わりを迎えました。恋人ができる事自体男性弱者にとっては羨ましい事なのかもしれません。ですが、私にとっては羨ましがられるような幸せ経験ではありませんでした。

わたしは、件のブコメ差別侮辱だとは思いません。端的な事実であるからです。むしろ、そのようなリスクを隠し、「あなたにも理解のある彼くんが出来るはず」「彼氏を作れば治るんだから」と弱者女性背中を押すことのほうが残酷だと思います

 

献身することも、献身されることも難しいことです。犠牲が伴います。だから、国からは嫌がられることかもしれませんが、公助に頼って欲しいです。長くなりましたが、わたしの言いたい事は以上です。

水道の断水と取水停止について

以前、水道について書いた増田です。

仙台市水道局は16日、青葉区大倉川から油の臭いが検出され、国見中原浄水場の取水を停止したと発表した。他浄水場からの融通や宮城県広域水道の受水量を増やし、市内で断水は行わないとした。

https://kahoku.news/articles/20210216khn000042.html


地震による油の流出が原因のようです。職員の方々は大変でしょうね。電話対応しながら復旧に尽力していることでしょう。

取水停止と断水

単純な話、取水停止とは浄水場に入る水を止めること、断水とは蛇口の水を止めることを意味します。断水に関しては知識があまりないのですが、配水所(配水場)から市内への供給が止まるのが通常と思われます

断水しないと言っても、浄水場とそこが送っている配水場はストップすると思います。その上で他の配水場がバックアップ運転を行っているのでしょう。

https://www.suidou.city.sendai.jp/nx_image/01-jigyou/01-501-13.pdf

仙台市内の浄水のマップを見る限り、中原浄水場から複数の配水所に水が送られ、そこから市内に水が供給されています。配水所からの水も一部が他の配水所と通水しているのがわかります

今回のような灯油流出が発生すると、まず被害の状況を確認して、オイルマットによる吸着や粉末の活性炭を投入を行います。それでも駄目と判断したなら今回のように取水を停止して浄水場機能をいったん止めたりします。その上で計器類や様々な水の通り道で油が付着していないか確認しているモノとおもわれます。もちろん浄水場によって対応マニュアルは変わってくるでしょう。

この取水停止ですが、場所によっては頻繁に行います。計器の点検にともなって水の流れを止める必要があるケースがそれです。多いところだと毎月数回止めている浄水場まであります。取水を停止すると当然水を作ることが出来ません。ですから基本的には取水に合わせて浄水場からの送水も停止します。

送水が停止しても短時間であれば配水場のタンクの水だけで給水が可能なので、送水停止と断水はイコールではありません。送水を止められるのは配水場のようなキャッシュてきな存在があってこそです。

ただ、今回のように油流出だと取水も送水も数日止めることになります。小さな自治体だと配水場が多くなくバックアップもとれないと思いますが、仙台市はそうならず、断水に至らなかったようです。

金魚メダカによる検出


オイル毒物の検出は人間機械によるものもありますが、たまに聞くのは金魚メダカなどの水生生物によるものです。取水した水やろ過した水を水槽に通して魚の異常行動を観察するというものです。機械によって魚の動きの変化をみるという高度なモノもあれば、水槽カメラで映して人間が観察するだけというシンプルなモノまで様々です。

海外では二枚貝を用いるケースもあるようです。

ただこの水生生物による監視有効性は、個人的に疑問です。毒で死ぬよりも、塩素中和できずに死んだり、水温の影響を受けたり、魚特有病気発症したりのほうがお音ではないでしょうか?特に人間が見ているだけのケースだと、毒物による異常行動か判別するのは難しいかと。実績はあるんでしょうが、それより浄水場という素朴な施設における癒やしになっているんじゃないかと思います。あと話題性

恋人を作れない苦しみ」って女性にはあんまり理解共感なんだろうね

理解ある彼くんネタの男女の認識のズレを見てるとこの辺の男の生き辛さについて女性側はすげー軽視してるように感じるわ。

「(経済的スペック的に強者側の男性結婚後にうつ病発症して)女性男性を支えるケースは多い」とか

恋人を作らない価値観を認めよう!広げよう!」とかいやそういうことじゃねえだろって……

男なんて多分下位4~5割くらいは非モテだけど女性側でガチ恋人作ろうにも作れない人なんて重度障害者とか除いてほぼ絶無だからまれ齟齬なんだろうね。

2021-02-16

anond:20210216153926

だっからさああああああああああ

いったい何回説明させたら気が済むん???

順番が逆!!逆なの!!!

先にメンヘラなっちゃったら男はもう終わりなの!!!

ツレうつだって発症する前は「スーパーサラリーマン」ですよ???

最初から人生詰んでる奴に手を差し伸べる男はいても女はいいから、男女逆でそういう展開の漫画はほぼないの!!!

わかった???!!!!!ねえ本当にわかった??????

統合失調症に変わっていくブログを読んでみたい

統合失調症はおよそ100人に1人くらいの人が発症すると言われており、稀な病気ではありません。

とあるけれど、どうなんだろう。本当にその比率で居るのだろうか?

女性蔑視するインセルとか、男性蔑視する女とか、

そういうのも統合失調症だったりするのだろうか。

変わっていく様子を見てみたい。

でも、そういうのは見つからないんだろうな。

anond:20210216073757

特徴ではあるが、必ず糖質なのか?

統合失調症の特徴に人間発症するというのもあるぞ

あなた統合失調症だといった?

その後死ぬまでお前は統合失調症だと周囲の人間コケにされつつける 死ぬまで不利益を受け続ける

実例がここにいる 噂で人が死ぬ 地上波って怖いよね 増田なら怖くないよね 死なないよね?自殺者でないよね?

2021-02-14

パパ活が本当に極悪なのはネットやここの女増田や女を見ればわかる

パパ活の一番極悪なところは女の人間性が完全に崩壊するところ

年相応の恋愛年収帯の生活に全く満足できなくなるのに

いざ自分がそれを得られる頭も能力も当然ないが守株を続けてマトモな人間がどんどん離れていってキチガイ化する

年代位の彼氏一生懸命慣れないながらもお互いしあうもてなしとかそういうのを本来なら届く実力もないのに100段飛ばし先の生活味合わせたら

そら同年代普通の男なんか貧乏人のアホや猿としか感じられなくなるわな

でも自分自力でパパたちのいる地位に入れるわけでないわけで

ホストとか風俗嬢と付き合ったヤツが陥るパターンだな

一旦感覚が狂うとアホなヤツほど比較することでしか判断できないか

例えば普通男性像の20代〜30代前半で年収500万円以上といったら

今の世の中、高学歴仕事真面目に頑張ってるヤツが基本な訳で

そんな男はちゃらちゃら遊んでる暇はないし、エロいことに興味があったとしたってコロナ禍の中で飲み屋だとか出会えそうな場所に行くようなリスクは犯さな

もっといえばマジメなヤツほど実際は相手に望むハードルも高くなる訳で

高学歴高収入さらイケメンなんてのは

同じように高学歴美人の人がかっさらうだけなんだよね

そういう現実認識さえできなくなって最後糖質発症して廃人化してしま

まあフェミ本来救うべきところを自己責任でいってんだからどうしようもないけどな

2021-02-12

anond:20210212121628

そもそもコロナ発症の2日ぐらい前からウィルス排出するので、体調がおかしくなってからマスクをしたら遅い

発症まで3~5日ぐらいだから、1~3日目にはウィルスを撒き散らす可能性がある

からリスクが高い行為をしたら、体調に何も異変がなくてもとりあえずマスクして用心したほうがいいよね

家族(子供含む)に伝染さないようにするなら、気をつかうよね

必読書コピペマジレスしてみる・海外文学編(1)

方針

ホメロスオデュッセイア

イリアス」は捕虜奴隷女の配分をめぐった交渉がこじれた結果、勇者が拗ねて戦場に出ず、味方がどんどん死ぬところからスタートするので、昨今の倫理観から問題があり、神話初心者にはこっちをお勧めしたい。「オデュッセイア」も家で待っている妻を忘れてよその女のところで数年過ごすが、まあ魔法をかけられていたということでこっちのほうがマシだ。舞台もあちこち移動するから飽きないし。

ユニークなのは劇中劇的にオデュッセウス時間をさかのぼって事件の進展を語る箇所があることで、ホメロス時代にはすでに出来事が起きた通りに語る手法が飽きられ始めていたのかな、と想像できる。

実は「ラーマーヤナとある共通点があるが読んでみてのお楽しみ。

旧約聖書創世記

聖書はなんせ二千年前以上の宗教書から原典に当たる前に基本的出来事の流れと時代背景や当時の常識理解していないと読解が難しい。当時のユダヤ民族偏見も混じっているし。加えて、ところどころ立法全書的に当時の習慣や禁忌を延々述べる箇所があり、通読はさすがにできてない。新約聖書だけは何とか意地で読破した。

ところで、どうして「創世記」だけを取り上げたのだろう。たとえば物語として盛り上がるのは「十戒」の「出エジプト記」だ。「ハムナプトラ」とかでエジプトが悪役になるのは大体これのせい。いきなりこれにチャレンジするのなら、手塚治虫聖書物語のほうがいいかもしれない。

ソポクレスオイディプス王

犯人探しが不幸を呼ぶことからミス的な要素もあるし、ギリシア神話の「不幸な運命を避けるために必死になって行動した結果、結局その運命を呼び寄せてしまう」というアイロニーが大好きな自分としては、その典型例なので好物だ(予言鵜呑みにした結果ドツボにはまる「マクベス」も好き)。

これが面白かったら、アイスキュロスの「オレステイア三部作」もおすすめしたい。何世代にもわたる恨みの念が恵みの女神として祀られることで鎮められるというモチーフは、異国のものとは思えない。

唐詩選』

一般教養唐詩の授業を取ったので岩波文庫でぱらぱらとめくった覚えがある。なにぶん昔のことなので記憶曖昧なのだが、はっきり覚えているのが王梵志の「我昔未生時」で、天帝に生まれる前の時代の安らぎを返してくれるように願う詩だ。当時は反出生主義が哲学思想界隈でここまでホットトピックになるとは予想してはいなかった。

他にいいな、と思ったのは杜甫厭戦歌「兵車行」。

ハイヤーム『ルバイヤート

酔っ払いの詩。酒が飲める酒が飲める酒が飲めるぞーという内容。著者は文学者であっただけでなく天文学者数学者としても知られるが(三次方程式を解いた実績がある)、ここで展開されている詩はひたすら現世の美しさとはかなさをうたったもので、酔っ払いは世の東西を問わず、というところか。イスラム世界の厳格なイメージをひっくり返してくれるので面白い。ガラン版のアラビアンナイト高野秀行の「イスラム飲酒紀行」とあわせてどうぞ。

ダンテ神曲

フィレンツェ追放されたダンテが苦しみの中生み出したキリスト教最高峰文学のはずだけれど、とにかく気に食わない政敵地獄でめちゃくちゃな責め苦に合わせているところを面白がる下世話な楽しみ方ができる。地獄にいる人物聖書ギリシア神話歴史上の人物も多く、ヨーロッパ歴史文学をざっくり知っているとダンテがどれだけやりたい放題やったかがわかるので愉快。

ただし、地獄編の続きの煉獄編・天国編はキリスト教哲学をかじっていないと結構しんどく、しか風景が山あり谷ありの地獄と比べてひたすら恵みの光が明るくなっていくだけなので、絵的に面白いのは地獄のほうだ。

ついでに、ヒロインがかつて片思いをしていたベアトリーチェという女性なので、ベアトリーチェの美しさを歌う箇所も下世話な目線で楽しめる。妻帯者の癖に未練たらたら。

ラブレーガルガンテュアとパンタグリュエルの物語

未読。後述のラテンアメリカ文学とかジョイスとかは読んだんだが、そこに出てくる過剰なものや糞尿譚も結構楽しんだので、いつかは読みたいと思っている。

シェイクスピアハムレット

四大悲劇と「ロミオとジュリエット」はざっくりと読んでおくと、いまにも受け継がれているネタ結構あることがわかって楽しいし、意外と下ネタオンパレードなので当時のイギリス人に親しみを持つことができる。ついでに上記のうち二作は黒澤明映画元ネタでもある。

興味深いのは、劇中劇というかメタフィクション必然性を持って登場することだ(父を殺した叔父の目の前で、その殺人の場面そっくりの劇を演じて動揺させるシーン)。すごく先進的だ。かっこいいぞシェイクスピア

セルバンテスドン・キホーテ

基本的には正気を失ったおじさんが繰り広げるドタバタ劇で、下巻では著名になったドン・キホーテからかう公爵夫妻までも出てくる。これだけだと精神を病んだ人をおちょくる悪趣味書物だとしか思えないのだが(というか最初時代遅れの騎士道精神批判するために書かれた)、昨今はドン・キホーテに同情的な解釈が主流。最近テリー・ギリアム映画化した。

スウィフトガリヴァー旅行記

自分が道を踏み外した元凶。誰だこんな子供人間嫌いにする本を児童書の棚に並べたのは。クレヨンしんちゃん夕方アニメにするレベルの蛮勇だ。四部作だが、最後の馬の国では人間という存在醜悪さをこれでもかと暴き立てており、おかげさまですっかり自分人間嫌いで偏屈な人になってしまった。作者の女嫌いの影響を受けなくて本当に良かった。

とはいえ、当時のアイルランド支配はこれほどまでの告発の書を書かせるほどひどかった、ということは知っておきたい。

スターントリストラム・シャンディ』

夏目漱石吾輩は猫である」に出てくる。基本的にはふざけた話であり、著者が自分誕生から一生を語り起こそうとするがなかなか著者自身誕生せず、しか物語の進捗が遅いせいで半年ごとに本を出す約束なのにこのままでは永遠に現在自分に追いつかない、みたいな語りで笑わせてくる。挙句の果てに著者が途中でフランス旅行に出かけてしまう。英文学というジャンルがまだ黎明期なのに、こんな愉快なのが出てくる懐の深さよ。

だが、これだけふざけているのに、登場人物の一人がうっとうしい蝿を「この世の中にはおれとおまえと両方を入れる余地はあるはずだ」といって逃がしてやるシーンはいい。

サド悪徳の栄え

未読。「毛皮を着たヴィーナス」と「眼球譚」は読んだんだが。バタイユどんだけおしっこフェチなんだよ。自分もお尻とかブルマーとか競泳水着が好きだから笑わないけどさ。

ゲーテファウスト

個人的にはとても好き。人生できっと何かを成し遂げられるはずという万能感ある思春期に読みたい。主人公行為は決して褒められたものではない。様々な悪事を働き、幼い少女妊娠させたうえ捨ててしまう。このシーンのせいで、もしかしたら二十一世紀には読み継がれない古典になってしまうかもしれない。しかし、主人公最後にたどり着いた境地の尊さの価値は失われることはないと信じている。現世で最も美しい瞬間とは何か、あらゆる物質的な快楽を手に入れた主人公が見つけた答えを読んでほしい。後半はギリシア神話を知らないとつらいかもしれないが、そのためにギリシア神話入門を読む値打ちはある。

スタンダールパルムの僧院

未読。同著者の「赤と黒」は貧乏青年がひたすらのしあがろうとする話で、あまりピンとこなかったのだが、文学サークルの友人から最近来たメールに「訳者を変えて再読したら面白かった」と書いてあった。

ゴーゴリ外套

さえないかわいそうなおじさんが好きなので好き。ロシア文学というものは、名前がややこしいうえに同じ人物が様々に呼ばれるので敬遠されがちなのだが(イワンが何の説明もなくワーニャと呼ばれるなど)、登場人物メモしたり、ロシア人名の愛称の一覧を頼りにしたりして飛び込んでほしい。このハードルさえ超えれば最高の読書体験が待っていることは保証する。ロシア文学はいいぞ。

ポー盗まれた手紙

ポーは大好きなんだけどどうしてこれを代表作に選んだのかはよくわからない。個人的には王道の「黒猫」とか「アッシャー家の崩壊」とかを最初に読むのがいいと思う。中学生の頃、狂気や暗鬱さにどっぷり浸っていた頃に読んだのだが楽しかったし、作中の詩が今でも世界で一番好きな詩のひとつだ。ちなみに、東京創元社ポー全集には、ポーユーモア作品もいくつか収録されており、意外な顔を知ることができる。もっとも、今読んで面白ジョークかどうかまでは保証しないが、こじらせ文学少年文学少女としては必読か。

エミリー・ブロンテ嵐が丘

最高の昼ドラにして非モテ文学。俺は愛されずに育った、俺は永遠にからも愛されない、だから他人幸福破壊してもいい、的な気分に一度もでもなった人は何としても読んでほしい。

メルヴィル白鯨

スターバックスコーヒー元ネタ

映画マチルダ」の中で児童書に飽きた天才少女がこれを読もうとする場面があるんだけど、これ小学生が読む本じゃないだろ。単純に難しいのではなく、とにかく話が脱線しまくる。まともにストーリーが進まずに、著者自身クジラに関するうんちくが延々と続く箇所もある。雑学隙の自分は楽しく読んだが。

敵のクジラを殺してやろうとするエイハブ船長狂気についていけるかどうか。

フローベールボヴァリー夫人

自分人妻萌え発症した元凶の一つであり、世界文学初のカーセックスシーンがあることでも知られている(自動車ではなく馬車でだが)。ストーリーは夢見がちな女性が夫に幻滅して若い男やチャラ男浮気し、サラ金から借金を重ねて自殺するという「闇金ウシジマくん」的なノリ。妻の浮気を知ったさえないボヴァリー氏の哀れな反応は必見。自分が寝とられ文学が好きになってしまった元凶の一つ。

続きますanond:20210212080411

2021-02-11

anond:20210211001157

実際、何もできなくなるよね。

ありとあらゆるマイノリティいるからね。

日光に当たっただけで皮膚病を発症する難病の人もいるから、青空の下で遊ぶCM配慮しましょうってなるのかな。

どこかで線引きするのならそれでもいいけど。

2021-02-10

中途半端人生

中学までは井の中の蛙。上手くいってた、と思う。

高校。「どうせ負けるのに、何でこんなに頑張らなきゃいけないのだろう」といった思考から部活を欠席しがちになる。結果、インハイ予選をブッチ。会場へ行く列車を何本も見送り、駅でただボーっと過ごす。それ以降、部のメンバーと険悪になり、かといって誰にも相談は出来ず、幽霊部員になる。小学生の頃から続けていたスポーツだったからか、かなりダメージが大きかった。ちなみに、俺がいた時は万年地区予選敗退だったのに、抜けた次の年に部は団体戦全国大会入賞。誰が原因だったかは一目瞭然。かつてのメンバーが、全校集会表彰される光景体育館から死んだ目で見守り、終了後に部のメンバーから「ベンチにでも入ってれば表彰台に上がれたのにね」と嗤われる。

理系短大進学。友達が出来ないまま2年過ごす。かとい勉強等の何か別の事にも熱中出来ず、ただ堕落し続けて20歳まで過ごす。そして、大学編入を機に専攻を変える。友達が出来ないまま2年過ごす。4年後期に鬱発症。発表はしたものの、論文を提出出来ず、うやむやになったまま大学卒業卒業式や懇親会は欠席。

無能のくせにプライドは一丁前に高く、学歴コンプレックスから大学院進学でロンダリング。また専攻を変える。そこでも研究に身が入らず、友達も出来ず、欠席しがちになる。2度目の鬱発症半年大学に行けなくなる。当然、教員にも愛想を尽かされる。ちなみに、論文今日提出なのにまだ完成していない。これといった催促も無い。

就職は、これまで学んだ事が殆ど活かされない業界に決まっているが、卒業出来るかも分からない。

何にも熱中出来ない。環境を変えても、全部自分無能が原因で失敗する。中途半端人生

これからも、こんな空虚人生しか歩めないのだろうか。

人生好転させたい気持ちはあるが、させ方が分からない。

もう助からないのだろうか。

2021-02-09

結局、自分コロナにかからずにコロナ禍を終えることは可能なの?

あんまり学術的なことは詳しくないのでいろいろ指摘くれると嬉しいです。

わたし20代なのでコロナにかかっても多分死にませんが、人生の楽しみの6割くらいは食べることで、2割は自分磨きなので、嗅覚味覚障害や髪の毛が抜ける症状、後遺症が怖く、なんとかかからずにいけないかなぁと考えています。どんなに気をつけても確率感染発症し、確率後遺症が残るものなのは理解していますが、テレワークほとんど外に出ないし、オフラインで人と会話することもあんまりないので、現状は確率的には低い方だと思います

ところで、コロナ収束には集団免疫の獲得が必要だと聞いたことがあります。そうなると、結局はみんなかからないといけないということになりますか?極論を言えば、医療崩壊が起こっても沢山の人がコロナにかかりまくった国が最も早くコロナ収束するということですよね?オーストラリアみたいに新規感染者0に抑え込んだ国は、長期的な目で見れば失敗ということですか?多くの国でコロナ収束すれば、必ず昔のように国を跨ぐ人の流れは戻りますが、コロナは完全にはなくならないので、オーストラリアは遅れてコロナ禍が訪れるのでしょうか?

質問ばかりになってしまいました。疑問をまとめると、結局は集団免疫を獲得するために、結局自分もどのかのタイミングコロナにならないと昔のような生活は望めないのでしょうか?

ワクチンの望まれ効果についても教えてください。

ワクチン集団免疫獲得の関係はありますか?今回のワクチンによって、発症率が有意に低下するという報告を見ましたが、これは今回のワクチンは、重症化を防ぐだけではなく、集団免疫の獲得にも寄与していると受け取るのは妥当でしょうか。

聞いてばかりですみません英語も読めず、論文も読めず、何を読めば正しいのかもわからず、とりあえず人に聞くばかりで申し訳ないのですが教えてもらえると幸いです。

anond:20210209103330

5年から10年後に発症

あと3年ぐらいで僕死ぬのかな

そんな気持ち

2021-02-08

anond:20210208192633

ワイは割と信じてるけど?怖いじゃん?お化け👻は

恐怖に理屈など要らんのだ

まぁ一部は恐怖についても解析済みだけどな

[AFPBB] 雄の子孫に危険を「警告」する遺伝メカニズムマウス発見

https://www.afpbb.com/articles/-/3004325

 

特定匂いを恐れるように訓練された雄の実験マウスは、精子内のあるメカニズムを介して、その匂いに関連して受けた衝撃を後に生まれる雄の子孫に伝えることができるとする研究論文が1日、英科学誌ネイチャーニューロサイエンスNature Neuroscience)」に掲載された。

 

動物祖先の心的外傷(トラウマ)の記憶を「継承」し、あたか自分がその出来事体験たかのような反応を示すという説に証拠をもたらすものだと論文は主張しているが、これは後成遺伝学(エピジェネティクス研究の最新の発見だ。エピジェネティクスでは、遺伝子の基礎情報であるDNA塩基配列に何の変化がなくても、遺伝子が異なる振る舞いを始める要因として、環境要因が挙げられている。

 

論文の共著者の一人、米エモリー大学医学部(Emory School of Medicine)のブライアンディアス(Brian Dias)氏は「祖先経験が子孫の世代にどのように影響するのかを知ることで、継世代的な神経精神疾患発症に関する理解を深めることができるだろう」と話す。また将来的には、トラウマとなる記憶の「継承」を軽減できる心理療法の開発につながるかもしれない。

 

■子孫は少量の匂いでも感知

ディアス氏と論文共著者のケリーレスラー(Kerry Ressler)氏のチームは、マウスの足に電気ショックを与えることで、サクラの花に似た匂いを恐れるように訓練し、その後、このマウスの子孫が同じ匂いを嗅がされた時にどの程度おびえた反応を示すかを調べた。

 

 子孫のマウスたちは、元のマウスの訓練時にはまだ母親マウスの胎内にもおらず、また今回の実験前に同じ匂いを嗅いだ経験は一度もなかった。しかし、レスラー氏はAFP取材に対し、訓練を受けたマウスの子孫は「はるかに少量の匂いでも感知して反応することができた。これは子孫が(その匂いへの)感受性が高くなっていることを示唆している」と語った。

 

 子孫マウスは、訓練を受けていないマウスの子孫に比べ、サクラの花の匂いに対して約2倍強い反応を示した。一方で、別の匂いには同様の反応を示さなかった。

 

 次に訓練を受けたマウス精子から子孫に受け継がれた遺伝子「M71」を調べた。「M71」は鼻の中でサクラの花の匂い特に反応する嗅覚受容体機能制御する遺伝子だが、子孫マウスの「M71」においてDNA塩基配列には何も変化はなかった。ただし、この遺伝子には後成遺伝的な痕跡があった。ディアス氏によれば、この痕跡遺伝子の振る舞いを変化させ、子孫の代になって「さらに発現する」原因となる可能性があるという。

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