「発症」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 発症とは

2021-02-08

anond:20210208102648

コロナウイルス場合、ばら撒く期間が発症前1,2週間なのがいやらしいんだよ

感染したってわかった時には既にまわりに感染し終えてるわけ

コロナ接触アプリはなぜ各国で行き詰っているのか(平和博)

読んだけど。

そもそも論として、接触アプリメカニズムがいけてないよね。

大勢健康な人と、無症状の感染者が接触しあったのち、

無症状の感染者が発症した時点で過去接触にあった人に通知が行く。

これだと、アプリを入れても、無症状の感染者との接触は避けられない。

アプリを入れても入れなくても、無症状の感染者と接触するなら、アプリを入れなくても良いだろう。

濃厚接触者として検査を受けたり、隔離されるくらいなら、

自分発症するまで隠しておいた方が得な国も多い。



もしこのアプリが、感染者が近づくと警報がなるアプリだったらどうか。

おそらく、みんな感染したくない一心で、必ずインストールするんじゃないだろうか。

とある女がプログラミングに救われた話

駄文なので最初にまとめておくと、知識ゼロ異業種から転職して何とかエンジニアとしての人生を始めました、という話。経歴がショボすぎて誰かの道標にすらならないだろうけど書き残しておく。実名で書く勇気はないので増田にて失礼。

・芽生え

PCを初めて触ったのは4歳の頃。

父が仕事で使うと言って、ThinkPadを買ってきた。

黒くてごついボディが幼心にぐっときたのを覚えている。この記憶があったためか、初めて自分で購入したPCThinkPadだった。


・小〜中学生

我が家インターネット開通。深夜に親が寝てからこっそり2chニコニコ動画を見ていた。PS2ドラクエ8をやってグラフィックに感動する。まだプログラミングという言葉は知らない。母親ヒステリー父親の拳骨に耐える日々だった。

高校生

地元高校に進学。友人とホムペ(死語)を作成html/CSS文字の色か変えられたりアニメーションをつけられることに気付く。この頃もまだプログラミングに目覚めない。プログラム理系の人がやるお仕事なんでしょ?という雑な認識であった。

大学

もちろん文系学部に進学。人の視線が怖かったので前を向いて歩けず会話もままならなかったが、制服可愛いという理由だけでお洒落カフェバイトを始める。私は阿呆だが、この阿呆さないしは無鉄砲さでエンジニアになったと言っても過言ではない。

・そして無職

新卒入社した会社を3ヶ月で退職。支えてくれる彼くんとかもいなかったので実家でお通夜してた。鬱も発症して薬漬けになった。対面で人と話すことが難しいため、テキストベース仕事ができる職を探し始める。ここでやっとプログラミング出会う。

・独学期間

何にせよ無職から時間は腐るほどある。ヨドバシでカモ丸出しの顔をしてThinkPadを買い、Java簡単アルゴリズム実装することから始めた。フィボナッチ数列を生成するとかクイックソート実装するとか。あと5日ぐらいかけてServlet/JSPMySQLTODOリストを作った。

ポートフォリオ作成期間

2ヶ月ほどJavaをやった頃、無謀にも機械学習に手を出し始める。本を一冊買って隅々まで読み込んだ。この頃から鬱が寛解し始める。プログラミングに夢中になって、1日12時間以上はPCの前に座ってひたすらコードを書いていた。不思議と疲れはなかった。ゲーム用に買ったデスクトップPCにそこそこ良いGPUがついていることが判明したので、Tensorflowモデルもどきを作り、AI(笑)を組み込んだポートフォリオwebアプリを3ヶ月かけて作成した。サンプルコードを超える範囲ドキュメントを読む、適宜技術書知識を補うなどしてなんとかオリジナルと言えるコードをひねり出すこともこの頃覚えたと思う。なお肝心のモデルチューニングは一切していないわ当然精度も悪いわでその筋の人が見たら鼻で笑うレベルであるが、一人でアプリケーションを作り切ることができたのは大いに自信に繋がった。

求職活動

ポートフォリオを持って5社ほど受け、うち1社の小さな受託企業内定を貰い、無事職にありつくことができた。文系経験第二新卒を雇う勇気を出してくれた会社には感謝しかない。

それから現在

会社規模が小さいからか、個人裁量が大きく、設計から実装テストまで何でも任せてもらえた。良き上司に恵まれ、主にUnityスマホアプリの開発を担当し、技術の奥深さ面白さに触れさせてもらった。自身実装担当したアプリが世に出ていくことの喜びみたいなものも味わえた。この会社は昨年度退職し、現在は500人規模の自社開発系企業iOSアプリエンジニアをやっている。スキルは未熟だし対人恐怖的なものも治ってはいないけど、私はプログラミングが好きで、エンジニアとして骨を埋めたいとか身の程知らずにも思っている。

ご覧の通り、私は幼い頃からプログラミングに触れたりモノづくりをしていたわけではない。むしろ目覚めは遅い方である。そういう人でも興味があるなら、ITエンジニア目指してもいいんじゃないか、そうであってくれ、という気持ちで書いた。読んでくれてありがとうプログラミングはいいぞ。

2021-02-04

最近自分能力はすべて幻なんじゃないかって思う

自分10代で統合失調症やらかしている。妄想はあまりないタイプだったがひどくつらい精神状態で、思考力は急激に低下、生活がままならなくなったので薬で治療していた。

発症してからというもの自分能力全然別物になったとひどく実感した。身バレを避けたいから何をやっていたかは伏せるが、物事アウトプットがまったく違う性質になって非情に苦しい思いをした。その時の夢は諦めた。

ある時から、とても合う薬を処方されはじめた。思考がとても鋭くなるのを感じた。頭の中で思考パズルを組み立てる感覚がとても楽しくなった。

仕事では頭がいいから頼れる、みたいなことを言われるようになった。

しかし、突然服薬時に心臓バクバクするようになって、その薬の処方はなくなり別の薬に変わった。

そうしたら急に頭が悪くなった。思考が低空を飛行するようになった。脳内空間が一階層になった。

とても浅いロジックしか生み出せないようになってしまった。

周りは変化に気づかなかったが、自分の中ではその状態を受け入れられなかった。

それから長い月日が経ち、いまはそこそこ幸せ仕事をしている。低空飛行の自分でうまく生きれるようになった。

ただ、周りに物事を深く考える人ロジックの鋭い人がいるとコンプレックスがうずいてしまう。

あの薬をもう一度処方してもらえれば、また思考が鋭くなるのではないか

だがこれはやばい薬をキメている人の発想に近似している。

薬のブーストなんて、自分能力ではなかったと思うしかない。

今の自分だって、低空飛行とはいえ、薬に生かされている思考なのだ。もしかしたら、薬でブーストされた上で低空飛行なのかもしれない。

精神健康な人には無縁の悩みだと思うが、今の自分はすべて何かの幻、もしくは何かの『間違い』なのかもしれない。

中二病を今になって発病した

 中学高校時代アニメとかほとんど見なかったし、中二的なものにも一切関心が無かった。今、大学生なんだが、中二病を拗らせている。人前で「I am the bone of my sword」とか「タイムアルタースクエアアクセル」とか叫びたい欲求が出てきたし、lineのトプ画をハーケンクロイツ、ひとことをハイルヒトラーにしたくなってきた。流石に大学生にもなってそんなことしたら余りにも痛々しすぎて見ていられないのは分かる。だから、そういう欲求を抑えている。マジでこういう痛い経験中学高校の間にしておけば良かった。その頃なら黒歴史で済むから、本当もったいなかったなって思う。やはり中二病はなるべく若い内に発症すべきだとつくづく思う。

2021-02-03

anond:20210203204733

ありがとう明日保健所病院予約してくれて、そこから検査だって

十中八九ふたりとも感染してるけど、わたしはしっかり発症同居人は無症状ぽい。食欲もあるしお酒も美味しく楽しんでるわ。

まじ免疫力の差を思い知らされてるよ。

保健所の人曰く、もうここまで来ると運ってところもあるから自分を責めずにね、ってすごいケアされたよ…

anond:20210203105257

そうではなく、「自分感染してるがまだ発症してない」 って危機感を持てって話

追記くそったれ人生

追記 2021/02/03】

 半月ほど前、初の匿名ダイアリーを書きましたところ、様々なコメントいただきました。誠にありがとうございます。本当の自分客観的評価していただく機会は少なく、肯定的意見批判的な意見、全て嬉しかったです。全て読ませていただいており、こちらで簡単に返信させていただきます

 ①「年収自慢」というコメントについて

 自分の現状を詳細に記したかっただけで、自慢の様に受け取られる書き方になってしまった点は大変申し訳ないです。

 しかし、私の勤め先は大企業ではあるもの成果主義で、出来る人と出来ない人とで年収差が非常に大きいです。更に、深夜まで残業必須、土日は休日出勤業務勉強で潰れます。そして、私自身まだ若手なのでそこまで年収は高くなく、近年業績が伸び悩んでいる事もあり、私がこのまま働いて平均年齢に差し掛かっても、1000万貰える可能性は限りなく低いです。

 ②「筋トレしろ」「髪型変えろ」「整形・脱毛しろ」というコメントについて

 筋トレに関してですが、実はSNSインフルエンサーに触発され、数ヶ月ではありますが週6で1時間ジムに通っていた事がありました。しかし、身体が少し大きなコミュ障になっただけで、自分に自信がつく事は無く、ある日突然布団から身体が動かなくなってしまいました(1度目の鬱発症時の事です)。ジムは、コロナと人目が怖いので、ひとまず先日から勉強の合間に朝ランと夜の宅トレを軽く始めてみました。

 髪型に関しては、仕事関係上、髪色含め奇抜には出来ませんし、「そもそも変えてもイケメンになれるわけでも無し、意味なくね?」って考え方で完全に諦めてました。奮発して少し高めの美容院へ行って、相談して来ようと思います

 整形や脱毛については、「遺伝子性格ゴミだし、料金高いし、そんな事やっても仕方なくね?」といった考え方だったのですが、コンプレックスである歯の治療も含め、勇気を出してまずは一度相談だけでも行ってみようと思います

 どれも、今後の人生にどう影響してくるかは分かりませんが、空っぽ自分人生が少しでも豊かになる可能性があると信じ、頑張ってみます

 ③心理学関係コメントについて

 心理学については、何か宗教っぽい気持ち悪さがあって(失礼)、これまで全く手を付けていませんでした。読書挫折する事が多いですが、まずはアドラー心理学(?)に関する軽めの本を、図書館本屋で軽く立ち読みでもしてみようと思います

 ④文章を褒めていただいた方へ

 恐らく、会社報告書を書いたり、学生時代SNSにのめり込んでいたおかげだと思いますありがとうございます

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

【以下本文】

 20代半ば。男。

 起床。枕と布団が臭い抜け毛あり。身体が怠い。朝日を眺めながら、軽く絶望

 眼鏡を探り当て、何とか装着。目がとても悪い。自分の家はゲーム禁止家庭だった。皆の話題についていけない事がコンプレックスで、親の金を盗んでゲーム購入。夜に電気もつけず、隠れてやっていたら3か月で視力が0.1以下になった。

 散らかった部屋をかき分ける。片付けが出来ない。幼少期は極端な潔癖で、好いていた姉の机まで片付けていたら怒鳴られた事がある。良かれと思ってやっていたのだが、完全な有難迷惑だった。それ以来、片付け=悪と刷り込まれしまった。言い訳ですかね、はい

 洗面台へ。毛深く醜い容姿と対面。「気持ち悪い...」。そう、ポツリと呟く。この容姿で、学生時代はよく虐められた。整形や脱毛を考えたが、金が無いのと遺伝子は変える事が出来ない事実に打ちひしがれた。歯は虫歯だらけ。裏には小4から無理やり通わされていた矯正歯科器具大事に磨いてきた歯を、何本も抜歯させられた。痛い。怖い。苦しい。矯正をしてくれた両親に本来感謝すべきなんだろうけど、結局自分で全て無駄にしてしまった。歯並びが絶望的な家庭に生まれ自分を呪った。もう5年は行っていないか他人に歯を見せるのが怖い。

 軽くシャワーを浴びて、新聞ニュースを見る。何を言っているのか、さっぱり分からない。

 着替え。体型もファッションセンスダメダメだ。「チビガリガリで顔もキモいファッションなんて雀の涙あんな布切れに何前何万も出したって無駄だ。努力したところで自分ダメなんだ」と全て放棄してしまった。

 出勤。いつもギリギリ遅刻気味。時間が守れない。

 会社に到着。平均年収1000万超えの大企業だ。何故、こんな所にいるのだろう。自分でも不思議だ。学生時代、極度の学歴コンプレックスで、結局院でロンダリング学部からいなかった事と、周りとの実力差で更にコンプレックス悪化教授ラボメンバーには裏で悪口を言われ、研究も苦しくて2度の鬱発症仕事で続ける気は無くなった。就活は、これまで馬鹿にしてきた奴らを見返したくて、色んな業界大手だけ受けた。合計90社近く落ちたが、この会社には就活面接適当な嘘や綺麗事を吐いていたら内定を貰えた内の1社だった。

 学歴ロンダリング大手企業入社した理由は、異性にモテたいといった理由も大きかった。でも、これからもし自分に寄ってくる異性がいたとしても年収狙いは確実。自分の中身まで見てくれる方はいないだろう。そして、これまで、イケメンコミュ強で気の効く強そうな男を愛し抱かれていたのだろう。そんな過去の男達と自分は比べられるのだ。怖い。果てしなく怖い。それに、無理やり年収だけ上げても、そこでは更なるハイスペ達が競争相手だ。勿論、容姿端麗コミュ力抜群みたいな上位互換ゴロゴロいる。そんなことを考えていたら、もう疲れてしまった。

 仕事、開始。自分無能だ。作業が遅い。よく怒られる。まともなコミュニケーションが取れない。人が怖い。かといって、人と関わらなくて良い職業には、当然ながら実力不足で就けない。頭がキレ、他者と良好な関係を保ち、仕事が出来る社員たちはどんどん成果を出していく。上司も、雑用以外で自分を頼る事は無くなった。きっと、裏で自分馬鹿にされているに違いない。針の筵だ。最近資格取得を推奨されているが、どうせ落ちるし、無能自分と向き合わなくて済むから、何も手をつけていない。

 昼休み。当然ながら、友達は0。デスクで1人の昼食。学生時代からそうだった。必死になって部活サークルに入った事もあったが、皆の話題についていけず、周囲との溝を感じて苦しくなって、結局何処も続かなかった。そんな中、自分に優しくしてくれる人もいたが、関係が深まると、自分すら認識していなかった醜い性格や行動が出現した。そんな自分が嫌で嫌でたまらなくて自分から距離を取るか、相手が愛想を尽かして去っていった。

 LINE交換してくれた人達もいたが、卒業する度にアカウントを削除し、中途半端な縁を断ち切ってきた。巷では、これを人間関係リセット癖と呼ぶらしい。

 そんなこんなで、仕事終わり。今日も何の進捗も無し。「お疲れ様です」と呟いて、退社。誰からも返事は無い。「無能は疲れなくて良いな」とでも思われているのだろう。

 

 帰宅途中。街を歩くカップル。楽しそうな親子連れ。いいなぁ。自分は、一度も恋人というものが出来た事が無い。学生時代マッチングアプリに2年程度手を出した事もあったが、誰とも会話が続かなかった。相手の話はある程度聞き出せても、肝心な自分自身にアピールできる事が無かったから。3回ほど、女性と会う機会があったが、全員が「たくさんの男からアプローチされる」と言っていた。「無料で、色んな男から誘いを受け、ご飯プレゼントを奢ってもらえる。何て羨ましいんだ」と思っていたが、彼女らは彼女らで何かしら悩みを抱えているのだろう。

 帰宅自己研鑽はしない。自分がやったところで、どうせ無意味から成功した試しが無いから。何もかも、中途半端放棄して逃げてきたから。

 コンビニで買ってきたご飯を食べ、服を脱いで布団に潜り込む。最近、脂っこいものがキツく、食も細くなってきた。無能のまま、立派に歳だけは着実に重ねている。

 SNSを閲覧。陰キャ御用達Twitter。同じ業界インフルエンサー海外ニュースアカウントフォローしているが、自分知識不足で、何を言っているのかサッパリからない。また、これまで色んな界隈にいたが、結局誰かとイザコザを起こし、アカウント削除。しかし、依存症から何度もアカウントを作り直し、現在に至る。時たま、Instagram同級生フォローだけしている。皆、幸せそうなキラキラした写真をアップしている。友達恋人との旅行、煌びやかな料理結婚している人たちもいる。幸せそうだ。

 YouTubeを閲覧。最近は、ひろゆきさんの生放送編集版や、外国人編集したであろうタイトルカット割りのアニメ脳死状態で眺めている。時たま、イケメン美人の実況がおすすめで流れてくると、凄く悲しくなる。何て神様残酷なんだろう。人間は、生まれながらに不平等だ。

 SNSの影響で、他人と比べる事がより増えた気がする。凄く辛い。止めれば良いのにと自分でも思うが、依存していて止めれない。昔からリアルでは社会と繋がっていないに等しいから、拠り所を求めて居座ってしまうのだろう。

 そんなこんなで深夜。電池が切れるかの様に、いつも勝手に眠っている。薄れゆく意識の中で思う。「誰か寝ている間に殺してくれないかな」。「パッと存在ごと消えないかな」。皆、何をモチベーションに生きているか不思議だった。自分が消えたところで、誰も悲しむ人なんていない。むしろCo2排出が抑えられて、感謝されるだろう。これまで、何度も自殺しようと思った事があったが、結局自分1人で実行出来なかった。森の奥の木にくくった縄。果てしない大海原が広がった断崖絶壁。いざ目の前にすると、無様に生にしがみついて涙を流した。

 こんなくそったれ人生を送っている自分にも、2つの夢がある。1つ目は、同窓会で、自分を虐めたり馬鹿にした奴らに、「どうだ!自分はこんなに立派になったぞ!」と見せつけてやる事だ。相手は覚えていないだろうけど。

 2つ目は、「普通享受して幸せになる事」だ。"普通"とは、自分の目に映る同世代の上位50%体験するイベント定義している。これがまあ難しい。凄く難しい。凄まじい量のコンプレックスを持っている反動で、他人の良い所を見抜く癖があり、それらを逐一比べて。どんなコミュニティに属していも、自分は最底辺だと感じている。一生、幸せに何てなれないだろうな、自分は。

 人生初の匿名ダイアリー、3,000字超え。こんな感情任せに書いた歪で長く乱れた文章など、どうせ誰も読んではくれず、山のような記事の内の1つとなって消えるのだろう。それでも、良いんだ。こんな寂しい夜は酒を飲みながら、何か書きたかった。何事も中途半端で、何も成しえた事が無かった自分が、自分気持ち文章にして書き終えた。凄く小さな、誰でも出来る事かもしれないけれど、1つの物事を完結させる事が出来た。見ている皆さんには、「こんな事で(笑)」と笑われるかもしれないが、ちょっとだけ誇らしい。

最後に。ここまで読んでいただけた酔狂な方々へ。幸せになれる呪いをかけておきます。どうも、ありがとう

2021-02-01

「うっせぇわ」への反応を考える

「うっせぇわ」という曲が話題らしい。

かなり大きなヒットとなっているらしく、ついには近くのラーメン屋にその音が流れだす始末である

その時は、

「あのサビの不協和音とかが聞き手にとって良いアクセントになっているのだろう」

と、

音楽素人風情がもやしを頬張りながら感じた程度であったが、どうやらそれどころではなさげな感じだ。

その現状は

・高い再生

地獄コメント欄

SNSでの煽り

・5chでのマイナス評価

曲名の改変による罵倒

等々々が物語っている。

特に問題となっているのは歌詞らしい。

かなり直接的かつ攻撃的にみえものであり、厨学二年生的な全能感と痛々しさに溢れているような歌詞である

大学生自分ですら「こういった時期あったなぁ」とか少しノスタルジックになってしまった。

歌詞を見る限りは、

いわゆる難関大学卒業した「社会優等生」がルサンチマン拗らせてコンプ発症しました

といった感じのシチュエーションだろうか?

もしくは、

いじめられっ子が内心でマウントをとって自尊心を満たしている

あたりだろうか?

いずれにせよ、自分には歌詞中の人間が

「ちっぽけな自尊心を可愛げのある語彙で必死で満たす、

嘲罵された、あるいはそう思っているだけの人間

であるようには感じた。

なんとなく思うのは、

「この曲に気づいてはいけない」

ということである

内容自体は、尾崎豊amazarashiなどが

若者の苦しみなどを各々の文学的センスに包んで提供してきた「それ」に類似したもの

かもしれない。

しかし、この曲が圧倒的に違うのは

「汚く品のない歌詞

とでも言うべきその短絡的表現、そしてレスバトルでのマウンティングのような直接性にある。

まり相手からすれば

「私を見ろ」

と喚いているだけなのかもしれないのだ。

こうなったらどうしようもない。

同じ土俵に立つ(反応する)時点で相手目的は達成されてしまうからだ。

あとはダラダラと付き合って自尊心の充足を待つしかない。

もし無視しようとしても、あの奇天烈音階のサビと尊大発言否が応でも

「何言ってんだコイツ

とか

「手前よりまともだわ」

とか

「そんな時期だよねw」

とか

反応してしまう。

しかも大抵は相手にとって嘲笑侮蔑となりかねない反応である

共感する人たちからすれば気に食わないものであり、荒れるのは必至だろう。

延焼する野次馬もやってきて、更に注目する人が増える。

どんどん騒音は賑やかになる。

そうして「あの子」は色んな人に見てもらえる。

歌い手の方は歌詞バックグラウンド共感し、若者として歌ったのかもしれない。

しかし、その歌詞一般的な「お約束」を踏みにじるかのような逸脱したものだった。

故にたった今、自分たちはこの曲に踊らされている。

軽蔑し、嘲る位なら無視すれば良かったのに。

自分としては、「してやられた」としか言いようがない。

視聴回数を増やし、広告役として貢献してしまうことで

不本意とはいえ結果的に答えてしまっているのだから

何と思おうが、その喧騒に加担してしまっては誰も彼もが後の祭りなのだろう。

出来れば、この曲が内包しているだろう社会構造的な問題

前向きに考察してくれる人が増えることを祈るばかりである

複雑な気分の日記となってしまった。

2021-01-31

体力がないとお金が稼げない

労働で一番大事なのは体力だ。すなわち体力というもの人生で最も大事ものである

ここでいう体力というのはマラソンができるとか何キロダンベルを持ち上げられるとかいう話ではなくて、

脳が活動し、生産的なところに時間をかけられるエネルギーのことを指す。

現時点でトップに恵まれている頭脳を持っている人たちは、医者弁護士資格を取る。

もちろんこれも継続的努力勉強を続ける体力が必要で、それでいてなってからもつまるところ長時間働くことになる。

中学校高校の時に、まじめに授業を聞いていて、やたらノートをきれいに書いていて、提出物も毎回きちんと出す、

けれど自分よりもテストの成績が悪い、そんな人間を下に見て自分は頭がいいんだと馬鹿にしていた。

おれと同程度もしくはそれ以上テストの適性があり、なおかつそのような活動ができる人はみんな一流大学に行き、医者になったり、大手企業に勤めている。

おれが馬鹿にしていた前述の人たちも、殆どなんだかんだそれなりの大学に行き、バイトサークルをこなしながら単位を取って留年せずに4年で卒業した。

もともと発達障害的な特徴があり、努力継続してできないタイプであったが、高校の時に睡眠障害ナルコレプシー発症してそれが致命傷になった。

いまは25歳で大学生をやっている。それもそんな一流大学というわけではない。

まあ学歴コンプレックスはこの歳になると視野が広まったおかげでだいぶ緩和されてきた。それはいい。

問題なのが、週5で8時間労働という一般的な勤務時間に耐えられる目途がつかないということだ。

歴が長いのでコンサータやその他もろもろの薬を試したことは言っておく。調子がいいときは部屋の中の環境や浪費活動によって問題なく30時間程度は働くことができたが、

どうしても40時間は働けそうもない。

特に何か秀でた才能もあるわけではないということはわかっている。救いなのは親が比較的高所得であるということだが、それも長くは続かない。

長々と余計なことも書いたが何が言いたいかというと最初に書いたように、最高の資格をとったところで体力がなければお金が稼げなくて、

心のエネルギーと呼べるようなそういった存在のゲージはどうやら遺伝的に、あらかじめ決まっている。

もちろん睡眠障害だけではなくうつ病や、心臓などの臓器が悪くて入退院を繰り返している人にも当てはまると思う。

どうしたらいいのやら。批判承知で書くと、もし女性だったら専業主婦という手もあったのかな、とぼんやり考えている。

やっぱコウモリ関係してるのかな・・・

鉱山を目指し、町から山奥へ車を走らせた。曲がりくねった道を約1時間住民だと言う男性9人が5メートルほどの木の棒を横にわたして道をふさいでいた。

ウイルス「RaTG13」が見つかった中国雲南省・通関の鉱山付近道路をふさぐ人たち

 1人が言った。「ここからは、市の身分証がないと進ませない」。外国メディア鉱山取材を嫌う当局意向かと思ったが、「新型コロナの防疫対策だ。部外者集落に入らないようにしている」のだという。

 鉱山を巡っては12年、坑道でコウモリのふんを清掃した作業員重症肺炎を相次いで発症し、死者も出たことが、同研究所が昨年11月に英科学誌ネイチャー電子版)に発表した報告でわかっている。

 鉱山はすでに閉鎖されているが、周辺の住民にとっては今も、過去の話ではない。

 少数民族ハニ族のお年寄りは「死の鉱山だとみんな知っている。近寄る人はいない」と言葉少な。ある女性(60)は、コウモリという言葉を出しただけでおびえた表情になり、「あんな所、だれが行くものか」とつぶやいた。

なんかRPG世界みたいでちょっとわくくわくした

https://www.yomiuri.co.jp/world/20210122-OYT1T50295/

2021-01-30

anond:20210130180020

どーかな〜

発狂タイプメンヘラ発症率も高いので

まり幸せになれそうな気はせんが…

新型コロナの病状悪化はなぜ二段階で起こるか

まず前提として人の免疫機構有害物質の特徴的なパターン学習学習後そのパターンもつもの攻撃することで排除する

コロナウイルスは人の細胞を用いて繁殖する

すなわち有害物質の特徴的なパターンとして人体の細胞パターンを含んだもの学習してしま

コロナウイルスはその特徴的なパターンを持つため例外なく排除対象となるが、その特徴的なパターンの一部は人体の細胞によるもの

まりコロナウイルス存在しなくなった場合でも免疫機構は人の細胞に対して機能し続ける

これはコロナ後期に感染力がなくなることと整合性がある

この後考えられる過程として

A.学習された免疫機構自体が人体細胞に対し攻撃的なものとして排除される

B.免疫細胞は新たに人体の細胞にあってコロナウイルスにない特徴的なパターンによって不活性となる学習をすることで新型コロナ有効学習一定程度残したままで人の細胞に対しては選択的に不活性となる学習とする

C.人体に選択的に不活性となる学習をする過程コロナウイルス特有パターンに対する学習一定程度後退する

Aを淘汰圧とすることでBの学習が進むだろう

この学習が進む際、人体内部にコロナウイルス存在しない(あるいは少ない)ことからCが進むことは避けられないだろう

二段階目の病状悪化が致命的となる人は

・Bの学習がうまく進まない(遅い)

ことが示唆される

そしてBの学習がうまく進まない(あるいは遅い)人は一段階目の学習でも同様だと考えることが自然

この仮設から予想されることは

・新型コロナ接触から発症までの期間が長い人は二段階目の病状も長く、悪化やす

ことだ

このウイルスは病床を長く専有するために最適な構造で動いている

2021-01-29

コミュニティサポートを丸投げするメーカー市場から退出しろ

最近増えてきたサポートコミュニティに丸投げするメーカー(例えばMSとかAdobeとか)

ヘルプなどを検索すると「コミュニティに問い合わせる」ってボタンデカデカとでているのに、そのコミュニティでは全く解決していない課題けが一杯

加えてボランティアなのか、金もらってるのか、メーカーサポート要員なのかわかんないが、モデレータって上からモノ言う立場がウザすぎる

適切な回答と書いているならまだしも、「こちらのスレッド質疑応答が進行しない様にロックします」みたいな自警団みたいなことしかやってねぇ

検索してみると、おっ同じ症状が出てるわって読み込んでいけば、結局解決結論までたどり着かないものばかり

おまけに質問から○週間経ったので一旦クローズしますってまたオレオレモデレータが登場してる

もしかして案件クローズボタンを押す(押される)がKPIになっているのか?

○週間経ったら問題解決するものでもないだろ?

それって発症から10日経ったらコロナは治っても治ってなくても、もう外出してヨシ! って言ってるのと一緒だろ

メーカーメーカーだわ

WindowsXPの頃から指摘されている問題2021年になってもフィックスできてねぇのかよ

2021-01-28

anond:20210128233405

そうだね

そもそも台湾ニュージーランド人口あたり検査数はそこまで多くない

発症者が出たらその地域ごとの強力な移動制限をするというのが本質

人口密度と法制度の問題

検査すれば抑え込めるならドイツなどでも抑え込めているはず

科学的にはこれが結論だが

まあそれがみんな理解できるようなら問題は発生していないわけで

仕方ないね

anond:20210128222737

コロナ施設のあるところの逼迫を緩和が求められてるのと、発症した時の重症化→病床逼迫のリスクの高いところで、区切りやすいところが制度高齢者と扱われる65歳なんでしょうね

ある数字に対する強迫観念と付き合い15年経った

ある数字が苦手で常に生きづらさを感じながら生きてきたが、思い返せば発症したのは小学生の頃なのでおよそ15年ぐらいは悩まされてることになる。

その数字に対する恐怖心と、それを打ち消すための自分の中で決められた儀式を繰り返すさまに自分イカれてると思って生きてきたが、大人になってからこれは強迫性障害というらしいと知り気持ちが少し楽になった。しか生活に支障がないと言えば嘘になる。

どうやら私の脳みそはその数字を「不吉である」と強く認識してしまっているらしく、その数字を見たら、ギュッと目を閉じてその数字が壊れるさまを想像しなければならないのである。これにより生活をする上で生きづらさを感じることが多々ある。

まずは時計アナログ時計ならその数字場所を手で隠しながら見なければならないし、デジタルはうっかりその数字ゾロ目を見てしまったら精神的ショックを受けるのでなるべく見たくない。スマホ画面の上部に表示されているデジタル時計は嫌でも目に付いてしまうため、マスキングテープなどで隠して使用している。腕時計や家で使用する壁掛け時計は、数字が書いてないデザインローマ数字のものを選んで使用している。

道路標識にもその数字は頻繁に現れる。その標識を見る度に目をつぶってたら危険まりないため車の運転ほとんどしない。

学生時代、なぜか算数数字問題の中で出てくるその数字に対してはある程度我慢できたのだが(自分の中で不思議と線引きがあるらしい)、教科書のページ数や設問番号などは見るとしんどいのでペンで塗りつぶしたり破いたり折ったりしていたので教科書ボロボロだった。

また、飲み物を飲む時の飲み込む回数、階段の歩数、トイレットペーパーを巻きとる回数などをその数字を避けるために調整しなければならない。階段の段数がその数字やその数字で終わる数の場合は1段飛ばしを入れたりして調整しなければならないし、うっかりその数字で終わってしまったら階段が終わったあとに足踏みをして歩数を調整しなければならない。トイレットペーパーの減りも早い。

これらの行動は全て、自分の中でバカらしいと思いながらやっているのである。これは強迫観念を打ち消す・緩和させる為の「儀式行為」と呼ばれるものらしく、強迫性障害の特徴でもあるらしい。

数字に関すること以外でも、自分の中でやめたくてもやめられない「儀式」は他にもいくつか存在する。

ご飯を食べる時、いただきますをしたら目を閉じて、想像の中で目の前にある茶碗やお皿などを割らなければならない。上手く想像出来ないとなかなか食事を始められずご飯が冷めてしまう。

ごちそうさまの後も同じ。

あとは、壁や物に自分の手や足がぶつかったら、その壁や物に謝らなければならない。思いっきりぶつかった時はその壁や物を撫でながら本気で謝る自分に心底呆れている。

全て上げたらキリが無いので割愛するが、他にもたくさん「儀式」は存在する。

一時は病院に行くべきか迷ったけど、この症状のせいで仕事が出来ない訳では無いし(完全に支障がない訳では無いが)、今のところ他人迷惑はかけてない(と思われる)ので行ってない。それに同じような症状の人と比べると軽度なんだと思う。とかなんだかんだ言って単純に病院に行く勇気がないだけなんだけど…

でも、何の強迫観念にも囚われない生活ができたら、すごく生きやすいんだろうなぁとも思う。いつか治るだろうと思ってダラダラ生きてきたが、いつの間にか15年も経ってしまっていた。

私は死ぬまでこれに付き合うんだろうなぁ。

2021-01-27

anond:20210127084928

というより10万人に1人逆に感染する場合

日本だと1000人が発症するわけで十分な初期クラスターを作れる

2021-01-26

任意整理開始前の話

anond:20210126210138

備忘録として任意整理した時のことを残しておく

当時の私はエステだの高級美容品だの資格試験学校代だの給料スッカラカンどころか貯金崩してまで散財してた。

それ以外にも当時消費系オタクだった私はグッズを買いあさっていた。

最初現金で払っていたが払いきれなくなってからクレカリボ払いを使うようになった。

金銭感覚が狂い始めたのはクレカを数枚同時にリボ払いで使うようになってから

給料日が近づくと返済用ATM諭吉を入れる習慣が出来上がる。

周りは明るく笑っているのに自分はみじめで恥ずかしくて嫌だった。

そんな生活が2年くらい経過した。

段々クレカの支払いが払いきれなくなってきた。

放置していると債権者から電話が鳴りまくる。直訴して支払いを伸ばしてくれませんかといっても鼻で笑われた。あたりまえだけど。

段々電話に出るのが億劫になり鬱になり躁鬱病発症し薬漬けの日々が続いた。

もう正常に考えられず死のうと思い樹海に行こうとしたが態度を怪しま家族に阻止された。

家族にこのことを告白する勇気もなく何もやる気が起きずだらだらとネットサーフィンをしていると債務整理記事を見つける。

その後は早かった。

お金をかけたくなかったので通勤中に行ける司法書士事務所を探した。

時間もかけたくなかったので業者は絞った。

3社くらい相談してみたが2社は個人再生を奨めてきた。

任意整理の目安は60回払いで全額返すこと。

私の返済額は総額300万。当時の給料が25万/月だった。となると月5万返済が目安。

一人暮らしをしていたのでこれ以外にも支払うものがあった。

当時の状況を考えれば個人再生を奨めるのは当然だよなあと思いつつも官報に載るのは嫌だったので

仕方なく最後の1社の提案してきた任意整理の道へ進んだ。

これが2015年2月頃の私。

理解ある彼くん現象』とは、実は非常に残酷な加害の実態ではないか

理解ある彼くん現象とは、精神疾患引きこもり等の女性が『女性の生きづらさ』『困窮した状況から立ち直った方法』をテーマに描いたコラム漫画の中で『理解ある彼氏』が最終ページ辺りに唐突に登場し、男性パートナー経済的精神的な支えによっていきなりすべての問題がなんとかなってしまうというある意味デウス・エクス・マキナ的な超展開パターンがあまりにも多いため、皮肉嫉妬を込めて『理解ある彼くん現象』とか『そ理彼(そんな私にも理解ある彼くんがいますの略)』などと言われるようになったネットスラングである

逆に障害者引きこもり男性人生にこのような『理解ある彼女』が登場し経済的精神的に支えられ人生におけるセーフティネットとして機能するケースはそ理彼に比べると極めて稀で(健常男性だったパートナー結婚後に鬱病発症したケースや数十年前の国民皆婚時代の話であれば例外的にないこともないが)、自由恋愛化した現代日本においての生まれながらの性的価値の差による男女の非対称性象徴としてよく扱われている。

また、男性自殺率などを持ち出し『男性女性どちらが本当の弱者であるか』というテーマ議論でもよく議題に上がる内容だ。

ちなみにこれは『無能世界』の男女の対比の話であって、例えばそこそこ良い大学卒業していたりコミュニケーション能力が高かったりと男だろうと女だろうと現代社会就業恋愛結婚特に困ることのないような五体満足の男女とは全く別次元社会問題であることは予め頭に入れておいてほしい。

解説するが、理解ある彼くんの正体とは『一応定職にはついているが健常者の女性相手にされなかった冴えない非モテ男性』のことである

恋愛競争に敗北したチー牛顔の彼らは『無職障害者メンヘラ女性を養う』という戦略を取ることでギリギリ境界恋愛競争に振り落とされないように必死にしがみついているのだ。

男としての性的魅力は低いが『優しい』『メンヘラ相手でも面倒を見れる』『嫁を養えるレベルにはまともな経済力』という属性たまたま彼女らのセーフティネットとしてマッチングし、双方の妥協と打算の歪な結果生まれたのがあの物語なのだ

しかし、この構図は同時に、後世の男性に対する重大な加害行為ではないだろうか?

この漫画で描かれる多くの『性を売ることでしか生きていけない無能女性』というのは、言い換えるともし彼女たまたま男であれば生きていけない人間だったということだ。

この『性を売る』というのは売春行為だけでなく当然恋愛での優位性を利用して婚姻等の社会制度の中で『理解ある彼くんに面倒を見てもらう』ことも含まれる。

男性パートナー依存して生きていくということは、大人として成熟していけば結婚出産などのイベントからは多くの場合逃れられないだろう。

そして、精神疾患発達障害などは高確率子供遺伝してしまう。

私が『理解ある彼くんに支えてもらいか弱い女性幸せになったお話』を見たときに一番違和感を感じるのは、彼女らの間に生まれるかもしれない男の子、つまりは不幸の再生産による後世の男性に対する加害行為があまりにも見て見ぬ振りされすぎではないだろうか?という点だ。


生活承認のために様々なものに目をつぶって『ただ女だから生きていけた無能女性』が『男だというだけでは生きていけない無能男性』をこの世界に生み出すことはあまりにも残酷ではないか

生き方多様化した現代社会、中には「私は理解ある彼くんと無能女性の間に生まれ性的弱者無能男性であるが、それでも趣味宗教に打ち込むことによって幸せ人生を送ることができた。」というような男性も、ミクロレベルはいるのかもしれない、だがそんなレアケースが生まれることを期待して恋愛生殖のような生物としての根源とも言える選択肢を生まれながらにして当人意思とは関係なく奪われた弱者を生み出すことは果たして人道的であろうか?

Twitterなどで男女論で議論しているフェミニストやこのような論説に異を唱えているアカウントを追っていると、(勿論漫画化などされていない)暗数も含め『無能女性理解ある彼くんと結ばれることで不幸な人生を歩むであろう男の子生産する』パターンはかなり多いように見える。

現代発達障害者の男女の生涯未婚率などを比較すると、統計としてもより顕著になるだろう。

しかすると、この歪な関係の男女の間に生まれてくるのが運良く女児である可能性もある、その場合、その娘は母親と同じように将来『理解ある彼くん』を生やすことで幸福承認を掴むことは可能なのかもしれない。

しかし、結局は彼女の子から男の子が生まれしまうまで問題を先送りするだけのことだ。


弱い男性恋愛人間関係の中で淘汰され苦しまざるを得ない現代構造は誰が悪いという話ではない。

それが自然の摂理、といえばそれまでだし、ほぼ全国民見合い結婚をしていた数十年前の方が生物としてはおかしかったのかもしれない。

これは黒人奴隷制昭和時代女性蔑視な法体制のように国家による責任でも、ましてや『彼らを選ばなかった女性』の責任でもないだろう。

国民自由を与えた結果、たまたま彼らは選ばれなかっただけだ。

LGBT黒人のように歴史的道徳的優位性もなければ、彼らは被害者ですらないだろう。

しかし、そんな歴史の都合は本人達の苦しみとは何一つ関係ない。

100年前であれば、現代では考えられないような碌でなしの男ですら皆何も考えず結婚できていたのだろう。 労働者階級農民中心の時代では、現代では無能扱いされる彼らも無能ではなかったのかもしれない。

もっと昔の狩猟時代であれば、生きることに必死でこんなことは考えすらしなかったのだろう。

たまたま時代自己存在ミスマッチしてしまった不幸な存在現代無能男性なのである

社会自動化が進み労働環境は複雑化し続け、教育費は高騰。経済格差は今後も広がり続ける。

無能社員を雇い続け海外からは『日本式経営』と揶揄される現代終身雇用形態合理性のもといつ終焉を迎えるのか誰にもわからない。

きっと無能男性に対して厳しい社会は今後も長い間続いていくのだろう。

社会が形を変え、自殺率幸福度が更に悲惨状態になり、無能世界の男女格差がどれだけ広がっても、きっと彼らは被差別階級にすらなれないのだろう。

情報化によって無能な男がどんな惨めな末路を辿るのか、現代はこんなにもはっきりと知ることができてしまう。

今の世界は、無能な男が笑って胸を張って生きていけるほどまだ優しいものではない。

政治的な正しさなんて概念も、そこまで万能ではない。 『多様性』なんて甘い言葉にきっと苦しむ彼らの存在は含まれていない。


この主張は恐らく優生思想に近いものだ。

現代における政治的な正しさにおいては「どんな人間であれ恋愛生殖権利はあるし、か弱い彼女らがパートナーに救済され子供を持つことは何一つ間違っていない」という主張の方が圧倒的に正しいのだろう。

しかし、どんなに取り繕っても現代自由経済・自由恋愛社会というものは性淘汰と優生思想の理のもとに機能していて、結局は彼女らの救済の物語とは性淘汰の苦しみを後世の男性にすべて押し付けているだけではないだろうか?

の子供というのは親にとっては可愛いものだ。 それは多分、種としては出来損ないの息子であったとしてもだ。

理解ある彼くんと無能女子との間に生まれてきた子供存在意義を無理やりこじつけるとすれば、それはきっと弱い女性と冴えない男の人生に多少の彩りを与える愛玩動物なのであろう。

彼らの存在は、さしずめカップルが寂しさを紛らわすためにペットショップから貰ってきた去勢済みのポメラニアンと何も変わらないのだ。

悲しいことに、愛玩動物として生を全うするには人類は幾分賢すぎる。

生きるも、死ぬも、本人の選択だ。

しかし、生まれてくることだけは本人の意思とは関係ない。

もし今後このような物語を見たとき、少しでも思い出してほしい。

か弱い女性が『理解彼くん』に救われた明るい物語の陰には、その皺寄せにより生涯苦しみ抜かねばならない後世の男性いるかもしれないことを。

か弱い彼らの人生幸福を。

anond:20210124092916

間違いや

「毒性が高ければ感染力は低くなりやすい」は正しい

宿主が動き回らずにすぐ死んだら感染広がらんから

ただし、これもコロナには当てはまらない

発症する前に感染できるから

anond:20210126102221

そもそも従来型のウイルスに対するワクチンも「無症状感染」まで防げているかについてはデータがなくて

発症を防げたことをもって効果があると呼んでいるのでは

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん