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2016-06-17

http://anond.hatelabo.jp/20160121210521

元増田です。

皆さん、多々ご意見・ご助言をくださり、ありがとうございました。

「続報希望」みたいなコメントを頂いていたので、簡単に続報を記載します。

前提として親会社は無く、非上場独立系同族企業です。

 

 

皆さんのご意見専門家相談した結果、

銀行告発しても、自分たちのザルな融資を認めることに繋がりもみ消されると判断し、

銀行関係のある●●●●●●にだけ、退職直前に内部告発いたしました(すみません、ここは伏せさせて下さい)。

 

無視して退職しても良かったのですが、

経営陣の姿勢言動をかえりみて葛藤した結果、

事実事実として伝え、それで潰れるなら潰れた方が良いと判断し、告発に踏み切りました。

 

 

その結果、

・2か月の給与遅配が発生(6月時点で4月分の給与しか支払われていない)

・夏の賞与見送り

残業の上限を大幅に制限サービス残業の増加)

・大規模な退職は発生していないが、裏では皆転職を考えている

になったと、先日会った元同僚に聞きました。

 

2か月分の給与賞与は約2億円であり、私の告発の影響かどうかは不明ですが、

3月末で折り返す予定の融資の一本が断られたものと推測できます

 

ちなみに、この状況においても、

毎年1億弱の役員報酬を得ていた社長会社に貸し付けていないという点で、

経営陣の姿勢がお分かりいただけるかと思います

貸し付けを行い給与遅配を防ぎ、社員の離職を防止するのが本来の姿だと思うのですが、

これぐらいじゃ社員は辞めないと思っているのか、本当に個人資産が無いのか…非常に不可解です。

 

 

以上、簡単ですが続報まで。

 

■追伸

https://www.bengo4.com/houmu/n_4279/ とかに取り上げられたのは驚きました。

2016-06-05

http://anond.hatelabo.jp/20160605070438

自分ハードル上げすぎて前に進めなくなってるんじゃね。

自分ベンチャーです、と名乗ればその時点でベンチャーなのであって、

別に国家試験とか、年商○億以上とか、☓億の融資を受けてるといった条件が必要なわけじゃない。

まして成功してるとか失敗してるとかもあまり関係ない。

とは言え、上記の条件は貴方にとって必要ものなのだろう。

本当に貴方が欲しているものベンチャーである必要は無い。

欲をいえば日本限定する必要もない。

好きなところで好きなように成功すればいい。

でもなぜそれができないか

それを縛っているのが日本語の壁であり、年商融資額といった成功条件であり、周囲に有能な仲間が居ないという現実

一生かけてもそれらは解決できないかもしれない。

今できることに価値を見出すことができるなら、悩んでもいないだろう。

とりあえず日本死ねって言っておけばいいと思う。

2016-05-21

年収1,000万の会社社長って全然魅力的じゃないよね

以前読んだ恋愛相談で、自分の勤めるブサメン会社社長年収1,000万)に

付き合ってもいないのに結婚申し込まれたって話。

会社オーナー社長なのに年収1,000万って、その会社だいじょうぶ?って思う。

それなら薄給でも安定して銀行融資も受けられる公務員の方がだいぶ安心

2016-03-14

日本人借金しなさすぎる説

何か欲しいものがあったとき

手元にお金が無かったら借りてきて買えば良い

その方が人生幸せになれる

後で苦しくなったって

それはそのとき考えればいい

怖いお兄さんがやってきたり風俗に沈められたりマグロ漁船に乗せられたりっていう

映画漫画違法金融屋のイメージが強すぎて

借金のものイメージが悪くなってるんだろうな

まともなとこから借金融資を受けるっていうイメージなんだけど

どうも「借金」という言葉ネガティブな印象が強すぎると思う

2016-03-13

私が子供を産みたくない理由

女は子供を2人以上産むのが立派な勤めとどこかの校長が言っているらしいが、もし私と同じ状況で「よーし2人以上産んで社会貢献するぞー」と思える人が言えるかどうか疑問だ。


1.両親の家系ダウン症がいる

から見ていとこにあたる人だが、両家ともにダウン症の人がいる。

具体的に言えば父親の妹の子供、母親の姉の子供だ。

いずれも小学生くらいのときまで一緒に遊べと強制されてきたが、突然「アッツアーーーー!!!」と叫び声をあげて暴力的な行動をしてくるので私は大嫌いだった。

それがダウン症という症状からくるものであることを理解できたのはずっと遅く高校生になってからだ。


2.障碍者を産んでしまったために心を病んだ友人がいる。

先に言った親類のおばさんも相当に悩んでいたが、高校時代の友人が10代のうちに結婚出産したが、それが障害児だったときの周囲の反応がひどすぎた。

ただでさえ10代の出産否定的なクソ田舎ではあるが生まれた子に障害がわかったときの「やっぱりね」的な因果応報理論は本当にクソ。

実際出産後1か月もたずに友人は精神科に通うことになった。


3.今流行保育園配偶者控除の壁

私の姉は先に結婚して子供を産んだ。

幸いにして障害児ではなかったが特定の関節が曲がりにくいという特徴があった。

そのせいで保育園に入るときにかなり苦労をしたらしい。

私の姉は私と違って有名高校→有名大学へと進んだ才女だったが子供わずかながら障害があったことでそれが台なしになった。


私はまだ一応婚活サイト登録してそこそこ需要がある年齢ではある。

だが正直言って出産をして「まともな」子供を産めるかどうかはかなりリスクが高いと思う。

皮肉交じりに言えば、今国を動かしている官僚のみなさんは今私が出産に際して「優秀な健常児を産む」ことができる可能性があるかというリスク管理をしたら間違いなく「No」という結論を出すと思う。

官僚の例えが分かりにくければ、銀行員が私のような人間に対し「出産融資します」という判断をゆだねたら絶対に「No]というだろう。


出産とはそのくらいにデリケート問題なのだ

責任は産んだ母親のせいにされるのだ。

それがわかっているから私は子供を産みたいとは思わない。

産んだ子供にわざわざ不幸になってほしくない。

2016-02-08

LIBOR金利ホントマイナスになった

LIBOR金利マイナスになった。

http://forex24.jp/libor/jpy/

といってもユーロなんかは随分前からマイナスから今更だけど。でもマイナス金利政策が急に騒がれ始めて、ウチの会社煽り食らってる。きっとオレの所にもすぐに爆弾降ってくるからから憂鬱。何故なら銀行システム開発やってるから自分立場融資機能のしがないSE。なので、預金はわからないけど、預金側もマイナス金利は未実装っぽい。マジ日銀余計な事してくれたな。オイ。

現状機能確認

基準レートは0%~99%で登録可能

・各貸出案件約定レート(基準レート+上乗せレート-優遇レート)は0%~20%で設定可能。

思いつく限りの問題点

・各レートはunsignedな項目で定義されている場合が多い。ぶっちゃけ符号無しの9(2)v9(5)とかそんなヤツ。

・今更符号付に変更できないから、各DBのFILLER潰して符号定義するんだろうか。

・当然、レート項目を参照するプログラムは全部作り直しが必要で死亡確定

・当然、利息計算処理や利息積数の積み上げ、利回り計算処理なんかも全部作り直しが必要で死亡確定

・当然、客宛てのDMも符号印字出来ないだろうから符号出せるよう全て作り直しが必要で死亡確定

・KSC宛てデータとかどうすんだろ。元々符号付だったか??

・きっと決算処理も直さないとまずい。マイナス金利分の利息は税金マイナスで返ってくるんか??

今は自分が酔ってるだけでこんだけしか書けないけど、ホントもっと悲惨な事になるに違いない。

銀行さんどうするのよ?

まさかホントマイナス金利貸出とかやらないよね?約款どうなってるの?いくらLIBOR連動貸出でもマイナス金利とかおかしくね??

2016-01-21

http://anond.hatelabo.jp/20160121085440

経営者になったことがないんだなー、って思う。中小企業社員数十人まで)だったら、「社内で一番経験豊富地頭も良いのは社長」「社長自分でほぼ全体像を把握することができる」というケースが多いと思う。あと、もちろん「社長会社のことを社員よりずっと真剣に考えている。会社が潰れたら借金を抱えることになるのは社長だけ」「全体像が見えているのは社長だけ」。そうなると、はっきり言って社員提言はほぼノイズ社員からは、社長がずっと前に考えてなんらかの理由却下したものしか上がってこない。もちろん、「社員不安の解消」は社長の最も大事仕事の一つなので、提言をよく聞いたり、ときには実行したり実行させたりするのは大事だけど、あくまモチベーション維持のための施策であって、それ以上のものではない。

困難な状況だからこそ、「指示」ではなく客観的な「目標」を掲げたうえで、みんなで創造的な方法をもって挑んでいけるような環境をつくるべく、あれこれとディスカッションしていける環境を用意することこそが経営者お仕事なんじゃないでしょうか。そのためには、経営者が聞く耳をもってディスカッションに当たらないと始まりません。

これは困難な状況の社長にはきついだろうなと思う。そんなに社長いじめないでくれ。自分ではよく分かっている困難な状況を社員に指摘されて、「どうするんですか!」みたいなことを言われるんでしょう。私だったらそこまで社員を信頼できないな。もし正直に、月末の資金繰りが厳しいとか、銀行から融資を引き上げられそう、という話をしたら、普通社員は奮起するより、転職先を探しだすと思う。取引先にその話をぽろっと漏らされても困るし。特に心に余裕がないときは辛そう。ごく一部の、自分と一蓮托生とまで信頼している社員と話す可能性はあるけど、経営危機に際して「みんなでディスカッション」なんてありえない。

2016-01-16

http://anond.hatelabo.jp/20160116130449

そんな勘違いをしてる人がいるということを初めて知った。そうなの? つか金持ちがやってるなら投資してもらう必要ないじゃん。

しろベンチャーとスモールビジネス混同したり、融資投資混同する人が多いのが気になってる。

スタートアップ社長仕事

ここ数年、起業ブームだ。過去に何度か起業経験がある身として、起業に興味がある人や実際に起業をした人向けに、IT系社長仕事を紹介したいと思う。

金を集める

社長の一番大切な仕事は「会社を潰さないこと」だと思っている。それにダイレクトに繋がるのが資金。金を集めるのは社長の大切な仕事だ。昔、自分はこれを他人任せにしていたせいで、会社危機的な状況になっても全然気づいていなかった。

金の集め方は色々ある。一番わかりやすいのは、別の企業相手に仕事をしてその対価を得るやり方で、受託開発に向いている。仕事をすれば金をもらえる、というスタイルサラリーマン出身の人にはわかりやすいし、学生にもイメージやすいと思う。フリーランスみたいな起業をする人はたいていこのやり方だ。デメリットとしては、常に営業を続け、決して仕事を切らしてはいけない。仕事がなくなり蓄えがなくなれば倒産だ。このような会社場合技術力もさることながら、営業力(個人の場合コミュ力)が大切になる。比較起業やす形態だろう。

にわかやすいのはサービス提供し、そのサービス上で売上をたてるやり方だ。最近流行の、スマホアプリWebサービス起業考える人は大体これだろう。ユーザーから直接金を取ってもいいし、広告アフィリエイトを貼ってもいいし、別の企業提携して売上を立ててもいい。サービスさえ上手く回れば色々な方法がある。自分たちサービスから売上を立てるのは夢があるが、この場合ユーザーを集める」というのが一番むずかしい。普通サラリーマン経験しただけだと、広告の打ち方一つ取っても慣れていない人がほとんどだろう。サービスを立ち上げるだけなら技術者なら簡単だが、継続して上手く運営するには技術力よりマーケティング広報などの経験や才能が大切になることが多い。サービスベースとした起業は難しいが、上手く行っているかどうかを数字判断やすいのがメリットではある。

どのようなやり方でも継続的利益があがればいいのだが、そうはいかない時もある。一切収入がなかったとしても、社員給料事務所代など、いわゆる固定費と呼ばれる支出容赦なく襲ってくる。そういう時にも会社を回すお金を集めるのが社長仕事である。そういう時は融資、いわゆる借金を考えよう。銀行が貸してくれるならそれでよし、ダメ場合でも政府系の支援プログラムなどを頼ることが出来るかもしれない。将来返済が辛くない条件にこだわるにこしたことはないが、目の前の危機を乗り越える方が大切だ。一番気をつけなければいけないのは、融資にはそこそこ時間がかかるので、調達中に資金ショートしないようにしなければいけない。本当にヤバくなる前に検討を始めるのが良いだろう。

最後に、投資を受けるやり方も一応説明しておきたい。融資とは違って、(一般的には)株を渡すことによってお金を得るやり方だ。このやり方は、投資家が将来的にその株が出資金の何十倍もの高値で売れることを期待してお金を入れるやり方になる。投資を受ける判断をした以上、必ず投資家にその株を現金化させるチャンス(一般的exitと呼ばれる)を用意しなければいけない縛りが出るのがポイントだ。これで数千万円の資金調達して、しばらく収入なしでサービスを作る、というのが最近流行りの起業のやり方である投資については色々な話があるが、投資を受けて成功する会社は5%にも満たない(多分1%にも満たない)という事実と、投資を受けて運営する会社は当然投資家株主に入るので、経営に口出しされることを覚悟しなければいけない、という2点だけはしっかり認識しておく必要がある。個人的に、社長が一番大変な起業がこれだと思う。自分は1社きちんとexitまで持っていったが、正直他人にはおすすめしない。

人を集める

社長の次に大切な仕事は、人を集めることだ。一人で会社起業することも出来るが、それは一般的はいわゆるフリーランスという分類になり、あまり起業はいわない。社長は人を集めないといけない。

やはり知り合いと起業するのがいいだろう。できればある程度長い付き合いのある知り合いがいい。考え方が似通っていて、自分に隠し事をしない、できれば自分とは全然違うメンタリティを持っている、そういうパートナーがいればベストだろう。共同経営者として迎え入れるのが望ましいと思う。あまり付き合いの長くない人と起業をするのはおすすめしないが、自分技術素養がない場合、どうしても技術者必要だろうから、そういう場合は仕方ないかもしれない。個人的には、そういう状況になるなら起業しないほうがいいと思うが。

起業パートナーで一つだけ重要ポイントを挙げておくと、会社が失敗した時に友情が将来にわたって破壊される可能性を認識しておくほうがいい。相手の全く想像もしていなかった側面を見ることになるかもしれないし、ぶっちゃけた話、金のトラブル友情はおろか血縁ですらあっという間に破壊する。会社が失敗すれば絶対友情が壊れる、ということは全然ないのだが、その可能性があるということだけは知っておいたほうがいい。

ある程度会社が回ってきたら、従業員を雇って会社を拡大するのも社長重要な務めだ。初期はやはり知り合いを頼るのがいい。技術者なら特に知り合いを頼るべきだ。人数が少ない会社無能が入ってくると大惨事になる。人数が少ない会社無能が入ってくると大惨事になる(2回目)。特に30人以下の会社では、その人間即戦力か、今の会社必要としているか、将来的に成長のポテンシャルがあるか、自社の雰囲気に合うか、などの採用基準すべてに合致した人のみを採用すべきだ。採用の失敗は本当にでかいダメージになる。自分会社規模が10人以下の時に信頼していた共同経営者に何人かの採用を任せたところ、結果的に大失敗で、たくさんの人が傷ついた。採用には、必ず自分が最終的な判断をし、責任を持つようにしよう。少し大げさな言い方だけれど、社長は今までの社員と新しい社員、その両方の人生責任を持つことになるのだから

トラブル防波堤になる

社長は辛い。トラブルは常にやってくる。仕事が入ってこない、重要な人が辞める、仕事約束通りに達成出来ない、先方からの入金が遅れる、取引先が倒産する、よくわからない訴訟を受ける、社員同士で大きなトラブルが起こる、などなど、予想もしない悪い出来事が次々に起こる。胃に穴をあけてはじめて本物の社長だ、と投資家に言われたことがあるけど、あながち間違っていないと思う。そんなときに、決してトラブルを顔に出してはいけない。会社が順調な時もダメときも、いつもにこやかに笑っていよう。

社長が「辛い」ということを漏らしてプラスになることはほとんどない。社長が辛そうだと、社員に動揺が走る。社内に動揺が走るのがプラスになることはまずない。社長が笑っているだけでそれが回避できるなら、それはもう社長仕事だ。社員は、社長仕事をしていなくてもそんなに気にしないが、社長経営に詰まっているのは敏感に察知する。どんなに辛くても、それは会社の中に持ち込まないようにし、いつも「大丈夫だ問題ない」という態度を取るようにしよう。社長ツイッターで「辛い」「忙しい」とほざくのは論外だ。

もちろん社長が本気で大丈夫だと思ってはいけない。トラブル回避しないといけない。社長トラブル対処に失敗すると会社に深刻なダメージを与える。危機に目をつぶるのではなく、しっかりと対処しないといけない。そして、あらゆるトラブルは最終的に自分が引き受ける覚悟を持とう。社員から「こいつはいつも働いてないから、困ったら仕事を投げつけてやれ」と思われれば最高だろう。

必要ときには社員相談しなければいけない。自分で何でも出来るならずっとソロでやるべきだが、実際は自分ひとりで出来ることには限度がある。社員に頼るのもとても大切なことだ。最終的に自分が全部処理するという大前提を忘れてはいけないが、社員無駄不安にさせず、最終的に社長がなんとかするだろう、という安心感は与えなければいけない。トラブルヒステリックになるなんて論外だ。

もっとも、リストラなど、本当にどうしようもなく社員に痛みを与えなければいけないタイミングというのは存在する。リストラをするのは涙がでるほど辛いが、すべては自分が蒔いた種だ。「株主社員を切れと言われたから」などの言い訳は、たとえ事実であっても絶対にしてはいけない。社員に痛みを強いると決めた以上、最後まで責任をもって断行し、その責任かぶり、その後により良い未来を持ってくるために全力を尽くすようにしよう。

仕事をしない

会社がうまく行っている時、社長仕事をしないくらいがちょうどいい。営業したり、コードを書いたり、勉強会に行ったり、人と会ったり、そういう活動はもちろん良いと思うが、例えば社長が一番仕事をしているエンジニアであるとか、社長が一番営業案件を取ってくるとか、そのような状況はあまりよろしくない。今まで書いたように、何かトラブルがあれば社長には一気に重たく辛い仕事が降ってくる。そうなると社長コードを書けないし、営業にも行けない。社長能力に頼る会社ますますマズい状況になってしまう。なので、社長仕事をしないくらいがちょうどいい。会社がうまく回っているなら、普段は毎日六本木に飲みに行って騒いでいても一向に構わない。「俺はこんなに大変なんだ」と社員に漏らす社長は、色々な意味でろくでもない。会社を安定させ、成長させ、何かあった時にすぐに会社に戻り、全力でトラブルを排する、それが社長仕事である

2015-12-22

下町ロケット」を見て感じた違和感

知的財産に関わる裁判により、会社倒産危機を迎えた佃製作所が、たまたま社長の元奥さんのツテで見つけた「神谷さん」なる弁護士の言うことを

何の疑いもなくホイホイ信じ込み、社長自ら社員食堂に全社員を集め「この人は素晴らしい人だ!この人の言うことを聞いていれば大丈夫だ!」と絶叫。

たまたま運良く弁護士が優秀だっただけで、そんな経営者はどう考えてもヤバイ

倒産寸前の佃製作所への融資を打ち切ろうとする白水銀行を、血も涙も無い冷酷な企業として描いているが、

融資先に「こうしたらどうか」とアドバイスまでしており、それでも言うことを聞かない佃製作所を切るのは

銀行員として懸命な判断だったのでは?笑点の白の口の悪さはさておき、東国原が「ビジネスですから」と言ったのは何の誤りもない。

不良品バルブを帝国重工に持ち込んでしまったあと、「バル自体問題ないって言っているでしょうが!」と

逆ギレするもじゃもじゃ技術部長。そもそも異材納入した時点で管理体制が疑われているのに。

「量産納入となった際にこんなんじゃ困るでしょ」と反論されたらどうすんの。

あと佃製作所の労務管理まじヤバイ。なんで全員徹夜してんの?

技術者としての誇りがあるから、昼夜を厭わず身を粉にして働く」が美徳っぽく描かれているけど、時代錯誤も甚だしい。

まだ突っ込みどころたくさんあるけど眠いから寝る

2015-10-13

http://anond.hatelabo.jp/20151012231031

融資が受けにくいというのはありそうな話ですが、中小企業庁調査によりますと、女性資金調達起業を断念しそうになったというのはそれほど多くはないようです。

http://www.chusho.meti.go.jp/pamflet/hakusyo/H26/h26/html/b3_2_2_3.html

2015-10-01

http://anond.hatelabo.jp/20151001110613

正論

まあ、そういう社会になっても俺が結婚できることはないし、貧乏でも結婚するヤツは結婚する。子供を作る人は作る。

お前が結婚できるようにするには、地域社会の絆を強くし、近隣の人からお見合い斡旋してもらうようにすること。

子供をつくることを推進するには、年金その他の老後の保障をできる限り減らし、常態的なインフレと金融資から収入に対する課税を強くすることで

老後の生活を、子供に面倒を見てもらう以外の選択肢をなくしていくことが有効だろう。

当然、親を捨てるというリスク対応するための儒教的教育(そして、モラルに欠ける行為をした人間に対する社会的制裁)も必要だが。

2015-08-27

サラ金の世話になるかも知れない投資法を普通の人に勧めるのはどうか

http://www.amazon.co.jp/dp/4796651144

200万円が10億円になったというのはスゴイことです。余程運に恵まれ、実力も備わってないと出来ないことだろうと思います天才的です。問題があるとすれば、サラ金の世話になるかも知れない投資法を普通の人に勧めるのはどうかという点です。むしろ純粋経験談として書いて欲しかった。ライブドアショック後どうなったかも知りたいですね。





2015-07-13

中国株、大幅下落の舞台裏

個人的には、ワリと巨大なハメコミがあったんじゃないかと思ってる。

分厚い情報統制に阻まれるだろうが、たぶんそのうち識者が詳細解説で本でも書くんじゃないかな。

ホントはこの件、チマチマ調べて儲けようと思ってたんだけど、止めた。ここに書捨てて置く。

俺はスプラトゥーンをやるから、オマエラ質問があったらブコメでゴーだ。

実際に起ったこと

  1. 中国当局が、中国株式市場のほぼ半分の売買を停止させた
  2. 中国当局が、株価買い支えを行った
  3. 株式大量保有者の売買制限を課した
  4. 空売り規制を行った

市場関係者一斉に「ないわー」とドン引き。(2番除く)

株式市場に限らず、市場健全性とは「市場」の信頼とほぼ同義

まり、「鉄火場」がルールを突如変えないと信用しているから、その賭場にカネを張る。

ただ、全員一様に首をひねったのは、そんなこと中国当局が一番良く知ってるハズだから

そして、中国当局馬鹿じゃない。むしろ不気味なほどコントロールが上手い。

からこそ不可解だったのだ。

中国株式売買は、ここ最近は個人の信用取引がメイン

さあ、眉唾タイムだ。裏取りは各自してくれ。

  1. 政府関係者富豪によるおいしい投資
  2. 一般個人の、眼の色変えたマネーゲーム

昔はほとんど1番だったんだが、ここ最近急激に2番が増えていた。

もうトンデモナイ増え方だ。直近1年で倍以上、急落後ですら2年前の4割マシ。

で、中国って健全商品を装って極端な金融商品流行ってたりする。理財商品とかな。

まり中国株式バブルの裏側には、政府高官でも何でもないただの一般人の株ブームがある。

中国信用取引

まず中国株の信用取引を簡単に振り返っておこう。

雑に言えば

まあ、日本の株信用取引と変わんないね

かい規則は、中国証券監督委員会2015年6月3日に決めた、以下の通達読んどいてくれ。

http://www.csrc.gov.cn/pub/zjhpublic/G00306201/201507/P020150701823783909514.pdf

場外配資と言われる、信用取引ノミ

さて、どうせPDF通達読んでないだろ。中国信用取引するの結構大変なんだ。

ざっくり言えば、ちゃんと証券経験リスク理解があるヤツだけしか口座を開かせない、

具体的に言えば、取引時間半年やってて、ここ20日は資産50万元(985万円)下回ってない。

(ただ「正規証券口座での信用取引」はワリとガチガチに固められてたんで、実はさっきの通達で緩和すらされてる)

で、株式熱狂中の庶民は、そもそも50万元も持ってないわけだ。

そこで、「場外配資」と呼ばれる、「正規ではない証券口座」の登場だ。

これ、実質的信用取引提供してるんだが、ちょっとした落とし穴がある。

非正規信用取引なんで「融券」には対応してないんだわ。株貸してくれない。

まり

まあ、考えなくても判るだろうけど、これってかなり市場を歪める事になる。

場外配資を踏まえて、庶民をハメるなら

さて、信用買オンリー庶民が大挙して熱狂してる株式市場があったとして、どうやって儲ける?

まあ普通に考えたら、政府高官とか富豪とか「元々株持ってた連中」は売り抜けるのが正解だな。

ただ、元々株持ってないと、コレは使えない。立場上売れない株もあるしな。

で、ちょっと考えると

  1. 正規信用取引証券口座を開いて、まずそこそこ株を買う(信用買)
  2. 次に、大量に空売りする(信用売)
  3. ちょっと情報操作して、煽ってやる
  4. 最初に買っておいた信用買で、売り浴びせる(信用買の売り)
  5. 煽る→売る→煽る→売る→煽る→売る……の無限ループ
  6. バブルが弾けて十分に下がった所で、買戻し(信用売の買い)

「下がらないからカネを貧乏人にも貸して、ガンガン買わせよう」っていうマンマバブルなので、ちょっとだけ押せば良い。

市場関係者も「ちょっと引くわー」ってレベルでここ一年上がりまくってたので、簡単に弾けるだろうことは想像がつく。

しかも、中国って追証(保証金足んなくなるぞ、と追加させる制度)がほぼ無い。たいてい3割になった時点で強制ロスカット

(例えば、3万元(60万円)で10万元(200万円)の信用買いしてると、株価が8万元に下がった時点(2万元損)で、強制的に決済されてた)

まり、ある程度下げてやりさえすれば、あとは勝手に個人の強制ロスカット連鎖して、バブルがパチンと弾けるって寸法「だった」

バブルをつついた「針」があるんじゃないの?

俺は、今回の中国当局市場規制は、庶民財産を守るという意味グッジョブだったと思う。

海外のカネ突っ込んでた連中はアリエネーってドン引きだろうけど、まあ、しょうが無いんじゃないかな。中国だし。

今回もしも中国当局が何もせずに市場の振れ幅に任せていたら、結構大変なことになってたと思う。

場外配資やってた会社(金貸し)がガンガン潰れるのはまあ与信管理の面で仕方ないとしても、

信用買オンリー庶民の大多数はロスカット間に合わずに、たぶん借金漬けになってた。

ナケナシのゼニ突っ込んでた庶民(50万元も無い連中)は、全財産スるわけだ。

たぶん、空売り仕込んで仕掛けた連中に貢ぐ形で。

上海・深圳A株でも仕込めなく無いしね)

ドコまで明るみに出るか判んないけどね

中国共産党を大向こうに回しての仕手戦なんて尋常じゃ出来ないから海外ヘッジファンドあたりの仕掛けじゃないかな。

ただ、市場を停止させて対応するとは、流石に考えてもみなかったんじゃないかなあ。

そんなこと、まさかホントにやるとは普通思わねえよ。

庶民も良い感じに冷や汗かいたと思うからバブルも徐々に落ち着くんじゃないかな。

庶民阿鼻叫喚、あっちもこっちも暴動軍隊出動、稼いで笑うは外資ばかりなり、

みたいな状況にならんで良かったと思ってるのではなかろうか。

いやしかし、中国共産党ってほんと凄いわ。そして怖いわ。

まあ、株に手を出すくらいならWiiU買ってスプラトゥーンでもやってなさいってこった。

うん。マネーゲームじゃなくて、元々やりたかったゲームをちゃんとしよう。久しぶりに。

2015-07-04

「7500億円のODAを表明」みたいなニュースが流れるたびに「俺たちの税金をばらまくな」「被災地の人に配れよ」的なtweetとか流れてきてイラつく。

詳細しらないが、あれ、ほとんど借款=低利融資だよね?

まだまだ池上彰啓蒙が不足している。

2015-05-30

http://anond.hatelabo.jp/20150530023603

起業を神々しいもとだと勘違いしてるこういう奴がいるか

就職がゴールだと盲信する奴らが増えるんだよねえ・・

田舎者みたいだから知らないだろうけど起業ブームなんて数年も前に終わってるよ

そして今の時代起業なんてのは昭和に比べてハードルが下がってるわけ

融資を受けてオフィスを借りて必要機材や商材を揃えるなんてのは選択肢ひとつしかない

無理やりカテゴライズして3つにわけたいんだろうけど、それはお前の視野の中での話な

個人で稼ぐ手段なんて無数に存在するんだよ

コンサルなんてアドバイスごっこしてるだけで何の役にも立たないんだから必要ない

必要としてるのは老害だけ

今まで頑張って走り抜けてきたんだろうけど昭和とは時代が違うってことを理解したほうがいい

起業支援者なんだけど、普段は言わないことを書く。酔ってるから

起業家支援仕事をしている。

行政か、金貸しかコンサルかは秘密

したたか酔っぱらって気持ちいいので世のため人のためになるけど、普段は絶対言わないことを書く。

今、僕のいる会社を含め世の中は、開業者を倍以上に増やそうとしているけど、この記事を読んでいる君がそれを少しでも考えているなら、

決して起業なんてしてはならない。

特に、今のベンチャーブームにのっかて起業しようと考えている人は絶対にやめたほうがいい。

それはなぜか?今ベンチャーブームに乗せられて起業を考えている人のレベルはたいてい中途半端からだ。

三桁の起業家とそれ以上の数の起業家になりたい人たちと会ってきた、彼らは大体こんな具合に層別されている。

ハイエンド起業家

大抵が社会に適合できなさそうなギーク(IQ MENSAレベル 常人では理解できないスピード思考するため単体では会話にならない)と、

その人間言葉翻訳するビジネスマン(IQ120位、ギーク言葉理解できる数少ない人間であると同時に、常人にも回転数が合わせられる、MBAコンサル等)の二人以上のチームになっている。

そして、大抵はビジネスマン自分立身出世のため、ギークをそそのかし、

ギークギーク大金を使って自分のやりたいことをするために起業する。

起業家ブームを作り出した人たちだ。

彼らは、基本的リスクを取らず、市場が見えて、サービスインするまで、

どこかの大企業研究所に属していることも多いために、ギリギリまで僕らのアンテナに引っかかってこない。

しかし、ぶち上げてからは滅茶苦茶早い。

彼らの目的は、「名声を得、大金を得て好きなことをする」ことだ。だからこそ、VCはいとも簡単に騙される。

事実ギークが作る商品技術力は高くて、MBAが作るビジネスモデル完璧だ。

から社内稟議スイスイとおるし、融資部の許可もおりやすい。

結果として、ぶち上げてから数年で国内でも新しい分野に台頭し、第一人者になるか

大失敗をしたベンチャー烙印を押される形で世の中に知れ渡る。

どちらに転んだとしても、彼らは目的が達成された時点で早々にビジネスをたたみ

次の好きなことか、起業前と同じくらいの条件のところに転職する

②ローエンド起業家

高卒Fラン大卒くらいの人たち。

こういう人たちは、開業して、美容師レストランオーナーコンビニオーナー等、特定の業種の経営者になる。

この層が起業する際の業種の特徴は3つ、

ビジネスモデルを新たに考える必要がないこと、②技術であること、③ちょっと調べればめちゃくちゃ割にあわないとわかる業種であること。

まりは、正直、起業することそのもの正気の沙汰ではないようなそういう業種に進出できちゃうくらい

度胸があって、考える力がない人たちだ。

こうした人たちは、たいてい、誰かの影響を受け起業を決めて

行政機関銀行の窓口相談を利用して、(かなり独りよがりな)事業計画書を書いて

自分資産担保お金を借りて起業する。

ビジネスを立ち上げる上で多くの起業が失敗するといわれているけど、そうした層の大半はこの人たちだ。

この人たちは稲盛和夫松下幸之助が言っていることを本気で信じていて、自己啓発本が大好きな人達と

今でも、日本右肩上がりに成長していくという確信を持ったたちの悪い行政機関周りのエセコンサル

そそのかされたある意味被害者だ。

数年前までは明確にこの2者に起業家は分かれていた。

だが、最近この傾向に変化の兆しが見えた。それが意識高い系起業家志望者だ。

意識高い系起業志望者

世間知らずな人達

具体的には、学生フリーターメーカー管理部門や開発部門にずっといた。という類の方々。

面白いのはたいていが、そこそこ有名な私立大学を出ている人が多く、また修士までとっている方が少ないことだ。

ひょっとしたら受験等で苦労しなかったために経て失うものが余り無いと感じているのかもしれない。

彼らは起業は良いものだと信じている反面、リスク忌避し続けるという性質を持つ、

彼らは起業する前に自分起業して食べていくのにはどの程度の投資必要かを事前にスタディし、

余りにも割に合ないことを学ぶ知性を持っているからだ。

こうしたギリギリの均衡状態にいる世間知らずたち、起業志望者は昔から一定数いた。

しかしそのバランスは崩れつつある。

それが近年のベンチャーブームだ。

このベンチャーブームのおかげで、僕みたいな起業支援者の言葉を真に受けて、起業をすれば自己実現できるし、

起業はい経験から失敗しても誰かがそれを評価してくれる」という幻想に取りつかれた起業家が多く生まれた。

彼らはかわいそうなことに、孫正義 やら ちきりん やら Jobsやらの言葉自分にも100%当てはまると本気で信じている。

そしてリーンプロダクション、「Stay Foolish」な精神で、実際にとんでもなく稚拙ビジネスモデル起業して、自らの将来価値を大いに既存している若者

徐々に増えてきている。

ただ、こうした起業家志望者に伝えたいことが一つある。

起業家支援者の中で、起業を勧める人間がいたら彼らの言葉に耳を貸してはいけない。

起業リスク本質は50年前から少しも変わっていない。

起業家に貼られるレッテルは昔のままだし、社会的信用なんて成功するまで0に近い。

それなのに、起業を勧めてくる奴には裏がある。

そこそこの知性があるからこそ騙されてしまう、起業家志望者は多くいる。

自分だけはその例外などと決して思わないでほしい。

それでも起業したいなら、せめてMBAくらいは取って履歴書の見栄えを良くして転職の準備をして、

あわよくば、ハイエンド層の仲間入りをしてから起業してほしい。

世界を変えることができるのは、いつも天才か策士か大ばか者だ。リスクを取れることは一つの才能だと思う。

でも、就職市場がほしがるのは、天才か策士だけだ。

あなたの一度しかない人生のためにも、けして大ばか者の烙印を押されたまま終わることの無いようリスクヘッジをしてほしい。

2015-05-04

地方銀行を辞める

就職して10年。地方銀行で働いているけどもう辞めることにした。今まで何度も辞めようって考えたけど、実際に去年は公務員中途採用受けて最終面接まで行った。最終面接が期初で行けなくて断念したけど。辞める理由、それを頭整理するために書いてみる。追い詰められる。これが一番の理由だ。日中は営業、帰社してから案件処理。時間がない。いつまで顧客に回答しないといけない、金が必要だ。審査の結果を出さなきゃならない。でも、日中支店案件処理すると営業に出ろと叱責される。どうしても無理なとき案件処理させて欲しいと願いでる。しかしそれも支店長の気分で許されない時がある。間に合わないときは、自宅でやるしかないけど情報持ち出しは厳禁。できることは限られる。今の案件をさばくのに精一杯で新規が回れない。既存先にも積極的な提案ができていない。というかあえてしてない。さばけないから融資だけじゃない。クレジットカード保険ノルマはたくさんある。取引先の肩代わられリスクもある。毎日15時にシャッターが閉まると今日はなにもなかったとほっする。叱責、叱責。自分能力がないのだろ。それを認めたとき会社から求められている能力がないなら去るしかないと思った。最近早朝覚醒で眠れない。

あと20年以上続けて行くのは自分には無理だと確信した。

俯瞰して見れば人生選択肢は無数にある。

一度しかない人生なら辞めて転職して後悔してもいいじゃないか。

この決断をするのにずいぶんいろいろ考えたけど、キリスト教を学ぶきっかけになったことは良かった。遠藤周作三浦綾子、読んだのも社会人になってからだ。

2015-04-07

「高市先生がなんとかしてくれる。絶対大丈夫だ」

週刊ポスト 2015年4月15日号 高市早苗総務相実弟秘書官が関わった「消えた公庫の1億円」重大疑惑を追う 「議員案件から信用した」内部証言を入手!

http://www.weeklypost.com/150417jp/index.html

 

週ポ、がんばってるなあー

取材したライター編集部拍手

安倍ちゃんのオトモダチは捏造だと脊髄反射してるけど

その態度が不自然すぎて笑っちまう

オトモダチの言い分をコピペしてる在京メディアにもな

 

事実を暴かれた高市弟は逆ギレ裁判するつもりらしい

いいんじゃないマイタケ

裁判ヤりたいならヤればマイタケ

その裁判の様子も週ポで連載すれば面白い

叩けばいくらでも汚いホコリは出てくるだろマイタケ

高市も週ポも、もっとやれマイタケ

 

それにしても安倍トモダチはうらやましい

オレにもマル政案件ください

一生に一度でいいから2.2億借りパクさせてくれ

2万円のお供えでもかまわないぜ(笑)

 

高市総務相 実弟秘書官が関わった「消えた1億円」疑惑浮上

三重県の小さな農業法人で起きた事件が、永田町に大きな波紋を呼び起こしている。税金から融資1億円が闇に消え、高市早苗総務相の実弟である秘書官が、その企業資金繰りに奔走していた。4月6日発売の週刊ポスト4月17日号)が、高市氏を襲った「消えた1億円」疑惑について詳報している。

舞台となったのは、三重県鈴鹿市郊外栽培ガラスハウス椎茸栽培する農業法人・N社。実質的経営者奈良で有力な企業グループ経営するM会長だ。M氏は高市氏の重要支援者人脈であると推測できるようだ。

このN社の経営実態は火の車だった。だが、N社は日本政策金融公庫から2011年1月の無利子融資を皮切りに2012年5月にかけて計2億2000万円の融資を受けた。だが、最後融資の1年後(2013年)には融資がほぼ焦げ付いたという。同誌が入手したN社の債務状況を調査した資料には、〈総額1億円以上の使途不明金が発覚した〉との記述があった。

日本政策金融公庫の無利子融資には税金が使われている。N社の使途不明金の原資の一部は税金だ。このN社の資金繰りをめぐって駆け回っているとされたのが高市氏の実弟秘書だった。

同誌は足かけ3か月にわたって関係者取材、数々の証言から疑惑の全容と高市事務所の具体的な関与の事実を掴んだ。高市氏の実弟秘書官、前出のM会長の反応も掲載している。

2015.04.06 07:00

http://www.news-postseven.com/archives/20150406_314210.html

 

ココ↓に高市疑獄の秀逸な完全図解解説がある。必見!

 

「俺には大きなバックがいる。国からカネを引っ張れる」

高市先生案件から公庫から借金心配はいらない。

高市先生がなんとかしてくれる。絶対大丈夫だ」

「高市先生案件から心配いらない。公庫からの借り入れはすぐにすべて返済する」

http://megahit-rule.com/sanae-takaichi-jfc/

 

報ステ古舘VS古賀バトルのとき

古舘が見せるのを制止した古賀氏の解説資料の中に

政府系金融機関トップ天下り続々復活」と書かれていた

 

その「政府系金融機関」がまさに

高市疑獄の現場となった日本政策金融公庫だったという事実

http://megahit-rule.com/houdou-station-battle0327/

https://www.jfc.go.jp/n/company/pdf/yakuin.pdf

 

そういう意味で今回

古賀氏と週ポの「安倍NO」連携は上手くいったと思う

改めて古賀氏には敬意と拍手を贈りたい

  

下関報道

 

高市早苗総務相に「選挙買収」疑惑浮上 夫事務所が重大証

高市早苗総務相政治資金選挙区に配った公職選挙法違反疑惑が、週刊ポスト12月22日発売の1月1・9日号)の取材で浮上した。高市氏は現在53歳1993年衆院選初当選し、6期目となるベテランだ。第2次安倍改造内閣総務大臣の座を射止めた。

その高市氏の新疑惑舞台地元選挙区奈良2区)の大票田のひとつである天理市だ。同市は公称信者数200万人を誇る天理教教会本部所在地である

同誌が問題としたのは、高市氏が代表を務める「自民党奈良県第2選挙区支部」の政治資金収支報告書にあった2012年1月6日記述だ。そこには、「天理教教会本部」に「会費」名目支出された「2万円」が記入されていた。

天理教関連団体へと見られる同額の支出は高市氏の夫である山本拓衆院議員資金管理団体の収支報告書にもあった。同誌が山本氏事務所取材すると、天理教本部で毎年1月上旬に開かれている「お節会」に、同額を「お供え代」として払っており、「高市代議士も払っていると思います」との説明があった。

もし、高市氏の「2万円」が「お供え代」なら、公職選挙法で禁じられた地元選挙区への寄付にあたる疑いがある、と同誌は指摘している。公選法では〈公職候補者等の寄付の禁止〉として、政治家選挙区である地元への金銭・物品などの寄付行為が禁じられている。「買収行為」に直結するためだ。

2014.12.22 07:00

http://www.news-postseven.com/archives/20141222_293917.html

高市総務相:週刊誌報道否定…「弟が融資関与」記事

高市早苗総務相は6日、国会内で記者会見し、三重県鈴鹿市内の農業法人日本政策金融公庫から受けた計2億2000万円の融資を巡って、高市氏の大臣秘書官を務める実弟が関与したとする同日発売の「週刊ポスト」の記事について「悪質でひどい捏造(ねつぞう)記事だ。融資には高市事務所秘書官も私も一切関与していない」と述べ、全面的否定した。

高市氏は、実弟が週刊誌側を相手取った民事訴訟刑事告訴検討していることを明らかにした。

 高市氏は、記事農業法人実質的経営者とされる人物について「関係は全くなく、面識はない」と強調した。【小田中大】

04月06日 22時57分

http://mainichi.jp/select/news/20150407k0000m010043000c.html

総務相融資疑惑報道「悪質な捏造」 岡田氏「国会でただす」

高市早苗総務相は6日、三重県農業法人日本政策金融公庫から受けた融資に高市氏の実弟である秘書官が関与していたとする週刊誌報道について、国会内で記者会見し「私も秘書官も一切関与していない。悪質な捏造(ねつぞう)記事だ」と説明した。民主党岡田克也代表は同日国会などでただしていく必要がある。きちんとした説明を期待したい」と述べた。神奈川県内で記者団の質問に答えた。

2015/4/6 18:39

http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS06H2F_W5A400C1PP8000/

総務相 週刊誌報道「悪質なねつ造記事

高市総務大臣は、国会内で記者会見し、三重県農業法人日本政策金融公庫から受けた融資などにみずから秘書官が関与していたと週刊誌が報じたことについて、「秘書官や私は一切関与しておらず、悪質なねつ造記事だ」と述べ、記事の内容を全面的否定しました。

6日に発売された「週刊ポスト」は、高市総務大臣秘書官を務めている高市大臣の実の弟が、三重県農業法人日本政策金融公庫から融資を受けたり、資金調達をしたりするのにあたって関与していたなどと報じました。

これについて、高市総務大臣記者会見で、「公的金融機関から融資には、高市事務所秘書官も、そして私も一切関与していない。一点の曇りもないと自信を持って申し上げられる。記事見出しや内容はあまりにも悪質で、ひどいねつ造記事だ」と述べ、記事の内容を全面的否定しました。

そのうえで、高市大臣は「この記事は、私や秘書官の信用を傷つけたということだけにとどまらず、安倍内閣全体のイメージを損ねる可能性がある」などとして、秘書官が今回の報道について、民事と刑事告訴する準備を進めていることを明らかにしました。

これについて週刊ポスト編集部「本誌の取材内容は、4月6日発売号の誌面で報じたとおりです。必要とあれば、今後も誌面にて取材内容を報じてまいりますコメントしています

4月6日 15時59分

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150406/k10010040061000.html

 

そーいえば海外紙が

日本ネオナチと親しい安倍内閣閣僚」と紹介してた

国家社会主義日本労働者党党首高市早苗稲田朋美

ツーショット写真がどこかにあったはずだけど、どこだっけ?

思い出した。コレだ↓

http://www.asyura2.com/14/senkyo173/msg/171.html

http://www.asyura.us/bigdata/up1/source/33468.jpg

2015-03-29

女性活用したいと言ってる性別男はフェミニスト同類

女性活用するという表現フェミニスト的には違和感覚えるかもしれないけど、

そもそも男性社会があって、そこのボス猿が昨今当り前のように口走ってる台詞がこれなんだよな。

でもちょっと待って欲しい。

男女平等社会が訴えられてから随分経ってる。

それなのにどうして今更女性活用したいと言い出すようになったのか、

パフォーマンス以外の側面で考えたいけど、俺は性別男だから

結局奴ら同様上から目線で女を管理職など重要ポストに宛がっとけば大丈夫だろな人間なので

ノルウェーで今持ち上がってる女性活用に関する諸問題特に問題視されてる女性専用役員ポスト

日本でも宛がおうとする動きは見ていて滑稽だと見る人はそんなにいないんじゃないかと冷静に分析する。

何故なら女性活用先進国であるノルウェーですら女性活用の意義を見出せていないというのに

先進国フェミニストが声高く女性活用しろと大合唱して世論を味方につけて政治に口出ししてる現状をみれば

性別女でも奇異に見えるというもの

あくま性別男としての見解だけど、女性活用したいと上から目線で主張してしまうのは

要するにノルウェーで今深刻化してる諸問題をそのまま日本トレースする可能性があって、

それによって女性活用はカタチだけになってしまうのではないかという危惧がある。

現に割と重要ポスト女性議員が宛がわれたところ、団扇問題とかゆうこりんドリル問題とか明らかにおかし現象

日常的に起こってしまった。

まり性別男の求める女性活用というのも試行錯誤問題化したノルウェーとどっこいどっこいで

全然女性活用が出来てないのに結果だけを求めたら問題が起きてしまう所まで似通ってしまった、という所に落ち着いた。

性別男にとって女性活用なんてのは便宜上言葉で、正直言って女性活躍できる場所なんて受付とか電話対応とか一般事務とか保険営業とか

まあ、男の営業マンが女性を見てニヤニヤしたくなるような職業しかないわけだ。

から女性活躍なんて言っても女性が自ら活躍していくスタンスでやってる場所でないと当然男性社会の中に女性を入れるのだからズレが生じるよな。

そこを解消していくのが男性仕事だってフェミニストは常に男性責任所在を持とうとするけど、

はい、そうですねと性別男がこれを認めた所で女性活用できる職場づくりなんて到底不可能なんだ。

だって女性自ら活用されようと努力しないからだ。

性別はいだって自分は不遇だと思ってる様だけど、それは違う。

男性社会現場女性管理職はいくらでもいるからね。

大塚家具の女社長なんか、いい例じゃないのか?

実の娘とは言え、大塚家具とは関係のない会社を既に何件も成功させていて手腕はずば抜けていたし、

メガバンク融資条件に彼女社長に据えろと言った所を見ても、少なくともこの女社長は実力で社長になってる。

要するに、女性活用なんて甘っちょろい事を考えるヤツなんかよりずっと女性活躍してる。誰の手も借りずにね。

結局、女性活用したいなんて夢物語を語ってる性別男やフェミニストは、自分たちの置かれた状況なんて無かった事にしてるだけ。

努力が足りてない女性活用してもどうしようもならん事は前例が物を言ってる。

努力すれば必ず実を結ぶ社会作りをした方がよっぽど女性活躍できるんじゃないかって思うんだけど、違うかい





勢いで書いたから雑な文章ですまんな

2015-03-08

gumiという錬金術に群がった人々と、日本スタートアップ業界の暗部【2】

anond:20150308223851

危険すぎるgunosyIPO

これと同じパターンユーザーをかき集めているベンチャー企業が、ニュースアプリgunosyだ。gunosy東大生福島良典氏が創業し、後に、グリーネット広告会社を売却した連続起業家木村新司氏が共同代表に就任して経営を引き継いだ(2014年8月退任)。今年のIPO有力候補と目されており、その時価総額は数百円規模になるとも噂されている。

昨年に調達した24億円のほとんどを広告費に投じたとされていて、そのお陰かダウンロード数は800万に達しているようだが、そのうちの一体どれほどがアクティブなのかは甚だ疑問だ。

その証拠に、グーグルトレンドで「gunosy」「グノシー」「ブレフロ」「ブレイブフロンティア」と入れて調べてみると、その落ち込み方は上場ゴールを決めたgumiのゲームタイトルがかなりマシに見えてしまうほど深刻であることがわかる。

http://www.google.co.jp/trends/explore#q=gunosy%2C%20%E3%82%B0%E3%83%8E%E3%82%B7%E3%83%BC%2C%20%E3%83%96%E3%83%AC%E3%83%95%E3%83%AD%2C%20%E3%83%96%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%83%96%E3%83%95%E3%83%AD%E3%83%B3%E3%83%86%E3%82%A3%E3%82%A2&cmpt=q&tz=

足元の業績動向がどのようになっているかは外部からは知る由もないが、ゲームアプリと違って直接的な課金が出来ない分、業績数値を作るのは容易なことではないと推測できる。昨年投じた24億円もの広告費で「買った」ユーザー数の伸びを実績として空虚エクイティストーリーを描き、それを元にして言われているような大規模な上場を許してしまうことは、日本証券市場に大きな汚点を残す危険性を孕んでいるように思える。

調達した資金によってテレビCMという短期的には成果の上がりやす劇薬を飲む。その経営判断をするのは自由だが、ユーザーの離散という副作用が現れる半年や1年後の経過を待たずして、上場株として押しこんでしまうのは非常に危険であり、モラルを著しく欠いた行為だと言わざるをえない。良識ある市場関係者ならば、絶対にやってはならないことだ。

最近ではメタップスやラクスルの例があるように、非上場でも数十億円単位調達が可能なご時世であるし、もしgunosyが本当に優れたビジネスであれば、ここでIPOを急がずとも、もっとしっかりと業績がついてきた段階で改めて上場しても何も問題はないはずだ。テレビCMというブーストをかけて作った成長イメージ上場株の投資家に売りつけるのが目的なら関係者は困るかもしれないが、そういう人たちの投資資金や労力が泡となって消えたとしても自己責任であり、単なる投資の失敗なのでやはり問題はない。

今や時価総額3600億円にまで成長し、ゲーム市場で確たる地位を固めたコロプラも、2012年末のIPO時の公開価格売上高100億円、営業利益23億円という業績予想に対して時価総額234億円、PER18.7倍という水準で生まれてきている。関係者がその企業の将来性を信じているのなら、IPO時の価格必要以上に高くする必要は全くない。その後の結果によって、自らが信じる本来あるべき企業価値へと投資家を導けば良いのだ。

・取引所がやるべきはIPOの数を「減らす」こと

市場活性化を目指す取引所や大手証券会社は、とにかくIPOの社数が増えればいいと思っているフシがあるようだが、私が思うに現実はその逆で、IPO粗製濫造を今すぐにやめるべきだと考えている。

そもそもリスクを取りたがらない気質に加え、人口減に陥り、経済全体の成長が大きく見込めない日本において、有望なベンチャーがポコポコ湧いて出てくると考えるのは誤りである。にも関わらず、「シリコンバレー」や「エコシステム」などの言葉ありきで物事を進めようとするから、後に残るのは上場後数ヶ月もすれば誰にも見向きもされなくなった「かつてIPOだった」ゴミの山なのだ

そうではなく、もっと少数精鋭の有力ベンチャー市場に呼び込み、成長性の高いIPO銘柄投資することは投資家にとっても有益であるという成功事例を積み上げることこそが、唯一の解なのではないだろうか。私などからすれば、市場関係者が今やっていることは、IPOを単なる期間限定マネーゲームの道具として扱うことを促進、推奨しているようにしか思えない。

取引所が昨今のスタートアップブーム迎合しなければならない必要はまるでない。いたずらに上場基準を緩くしたりせず、市場規律を守る番人として毅然とした態度を取り続けて欲しいと願う。

お金に対する現実感覚を失っているスタートアップ業界の人々

この際だから、私が昔から違和感を覚える現象についても触れさせていただきたい。それは、ベンチャー企業が大きな調達をした時に、手放しで起業家側だけを賞賛する一部のネットの人々の存在だ。私のような投資家側の人間からすると、そのリスクを取りに行った投資家も同じだけ賞賛されるべきだと思うのだが、どうも資金を受ける側もそれを応援する側にも、投資マネーはどこかから湧いてくるようなものだというおかし感覚があるのではないかと感じてしまう。

その際たる例が、gumiのCFOとして大型の調達を実現し、数々のスタートアップイベントにて武勇伝を語ってくれた川本寛之氏の存在であろう。

メルカリ18億円、gumi50億円… 注目スタートアップ資金調達ウラ側、全部見せます

http://logmi.jp/18485

gumi川本氏「入社時の給料は國光社長より高かった」 上場立役者が語った舞台裏

http://logmi.jp/26633

川本氏の発言の数々を見ていると、この人は他人リスク博打を打って、その成功自分の手柄にしてきた人という印象しか受けない。人から預かった何千万円、時には何億円という大金を、以下の発言のような感覚で使ってしま人間ベンチャー業界有名人なのだと言う事実に私は恐怖と戦慄を覚える。

私、キャピタリスト時代に5社か6社か、ちょっといろいろあって少ないんですけど、投資をしたんですけども、一番自信がなかった案件がgumiでした。「多分、潰れんだろうな」みたいな(笑)、そんな感じで思いながら、49:51でいうと「まぁ51で投資してみるか、こいつちょっとおもしろそうやし」っていうのが國光さんだったって感じでして。

その後2011年11月に、わりと当時のベンチャー企業としては大型のファイナンス20億円の増資を担当しまして、挨拶代わりに20億円調達たからっていうのもあったのか、現任で取締役やらせてもらってます

特技として資金調達って書いてますけど、一応今まで50億円くらい調達してまして、非上場の間に私は100億円調達するというのが一応目標です。そんな感じです。

まさに調達屋を自認している様子だが、こうした人々が集まってそれぞれの調達自慢を行う場のモデレーターを、UBS証券マネージンディレクターがつとめていることには驚くしか無い。外資系証券だけあって、他人のサイフで博打を打つことにかけては共感する部分があるのだろうか。

極めつけはこの発言だ。

FIFAショック」って社内で呼んでいるんですけれど。私銀行にいたから、晴れているときに傘を借りまくろうと思って。このとき、3.5億円と10億円の融資をいただいたとき、実は裏側で「FIFAショック」が起きるって情報インサイダーでもってたわけですね。

8月10日ぐらいに「やべえFIFA契約11月で切れるかもしれん」という話しが国光さんから来て、どうしようかなと思って「明日からちょっと資金調達に走ります」とか言って、9月末に融資10億円引っ張ったという。かなりタイトスケジュールお金を引っ張った途端、売上がドンと下がっていって、赤字が最大3億円に。

そのあと、ぎりぎりのところで、『ブレイブフロンティア』がリリースされるという。これはgumiに金がなかったので、gumiベンチャーズを使って、変則スキームで買収したっていう、ありえない形で。人のゲームで何とか救ってもらったという状態です(笑)

このような信義にもとる行為を自慢気に語る人間がいる会社に私は絶対投資をしたくない。

この手の風景賞賛する人々には、ではもし自分がその資金の出し手だったらどう考えるか?という発想が全く抜け落ちているように思える。時には他人踏み台にしていく図太さも成功には必要なのだろうが、公の場でこうした発言の数々を臆面もなくしてしまうような人たちが主役として持ち上げられる限り、日本ベンチャー業界健全さを保つことはないし、gumiのような上場ゴールは何度でも起きるのだろうと思ってしまう。

スタートアップ業界には自浄作用があるのか?

今回の件を受けて、これまで英雄視され、そのビッグマウスぶりが許容されてきた國光氏の存在スタートアップ業界内でどのような扱いを受けるのかについて注視していきたい。ああいう人だから、という声も一部では未だにあるようだが、一旦上場して公開企業となった以上は、これまでのようなベンチャーごっこの感覚では済まされない。今後、時間をかけて経営責任を全うし、結果で株主に報いていくことが必要になる。

それを待たずして、彼を「上場成功」した人間として周囲が持ち上げ続けるようではいけないし、日頃から日本シリコンバレーを、もっと起業家の数をと叫んでいる業界の人々も、こうした内側の腐敗に対してもきちんと向き合わない限り、日本スタートアップ業界に本当の夜明けがやってくることはないだろう。

また、本筋とは違うとばっちり申し訳ないが、本件で物議をかもし、様々な業界から注目を浴びることになってしまった梅木氏も、主だった実績としてはサイバーエージェント子会社における短期間の投資補佐業務しかないようであり、彼のような人が業界人としてそれなりに幅を利かせているようでは、外部から業界全体を見た時にその程度の集団かと思われてしまリスクはあるように思う。

そんな彼が主催する月額4000円の有料サロンには387名もの加入者がおり、その中には上場非上場わず著名な起業家名前も見られる。

http://synapse.am/contents/monthly/yuhei.umeki

この方々はせっかく素晴らしい実績を打ち立てたのに、梅木氏とつるんでいると思われることで失う何かがあることについてはどうお考えなのか、機会があればぜひ伺ってみたいと思っている。とは言え、毎月157万円の固定的な売上があり、手数料が3割としても年間にして1300万円ほどの粗利を確保している梅木氏は立派な成功者であると言えよう。昔からゴールドラッシュでは金を掘るよりツルハシを売れと言われるが、それを実践している点だけは見習うべきところかもしれない。

上場株の投資家もっと思慮深くなるべき

長くなったが最後自戒の念も込めて、我々個人投資家の側にも多少の責任はあることは記しておきたい。日本個人投資家が毎年のように出てくるIPOにとてつもない高値をつけ、マネーゲームの道具として次々に使い潰している現状があることは事実で、それを使って一儲けしてやろうと考える人が現れても仕方のないことではある。

起業家ベンチャーキャピタルを含めた市場関係者には、業界を長期的に、健全に発展させていくために良識を発揮してもらいたいと願う一方で、我々個人投資家の側も、優良なベンチャーを見極め、そこに投機ではなく投資マネー供給して共に成長していく姿勢が求められる。

特定の誰かの利得のためではなく、全てのステークホルダーが同じ方向を向き、一丸となって行動して行かない限り、今回のスタートアップブームもまた一過性のものに終わり、バブル歴史に新たな1ページが書き加えられることになるだけだろう。そのような未来は、誰一人として望んではいないはずだ。

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