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はてなキーワード: 流れるとは

2024-11-11

anond:20241111010804

醒ヶ井の梅花藻の見頃は2024年のいつ頃ですか?

本来の見頃は毎年7月下旬から8月下旬頃らしい。 醒井宿を流れる地蔵川で見ることができますシーズンになると水中に可憐な花を見ることができますシーズンには臨時駐車場も設けられます

国民民主党がなんであんなに支持されてるのか理解できない

自分はずっと自民党を支持してきたけど、国民民主党がなんであんなに支持されてるのか正直よく分からん

政策もどっちつかずで、ただの“何でも反対の野党”とも違うし、自民党と比べて実績も経験も浅い。

結局、どっちの勢力にも振り切れない“中途半端な第三の選択肢”って感じなんだよな。

表面上は中立的とかバランス重視みたいに振る舞ってるけど、それって要するに、左右どっちにもはっきり意見できないってことじゃないのか?

何か大きな決断必要になったときに、本当に国民民主党に任せられるのか疑問だし、具体的なビジョンが見えない政党流れる支持層気持ちがわからない。

今回の件も含めて、国民支持者は何を考えて投票したんだ?

anond:20241110190913

辛いとか、臭いとか癖のある飯を食えってまでは思ぱないが

自分スパイスカレー全然だめで、焼酎ウィスキーは癖大好きなったので趣味趣向向き不向きはあるなあと)

特に主義主張曲げることなもっと楽しむ気持ちを持てばよいというのはよくある

踊らにゃソンソン系の思考かな

加えて、趣味でも健康に繋がる体動かす系とか、料理とか、脳トレにもなってないかもだけどナンクロでもいい

足りて無さそうな人にはちょっと強めに薦めてしまうな

で、謎解きとかも仕事と同じ脳使うから趣味でまでやりたくないって感じの人には何も言うことないが

そこから逃げ続けて来た人にはやってみたら? と言ってしまいそうになる というか仲良かったら言う

特にマイクラとか自分も苦手だけど必要最低限の機能を持たせるとかだとなんとかなって、やらないよりはやってよかったと思えるから

最近ゼルダみたいに解法が複数あるのとか、マイクラとか別に正解がなくて自分さえ納得できたらそれでよいみたいなのはより薦めたい


とはいえ、乗り越えるのにめちゃくちゃ労力を使うというのも個人差あって

なんか自分SPI試験みたいなののどれが展開図か当てるやつとか、立方体が積まれてて隠れてるところも含めて数を数えるとかは普通にできたが、あれが苦手な人もいるし

逆に地図を回さないと理解できないタイプから、常に北向いてるマップが表示されてるときに南に進んでたら単純に右折か左折どっちが目的地なのかわからなくなってる

WASDでの移動も指が覚えてないか必要ゲームは避けるしやっても頓挫することも多いし、世の中にはコントローラーでできるゲームが多すぎる

時間はかかっても慣れればその壁も消えていくことだろうけど、そこまでモチベを保つほどのゲーム体験ゲームに限らずだけど)を得るためには、他のモチベや趣味趣向、成功体験が効いてきたりして

結局動画だらーっと見る方に流れるのもわからんでもない

学生時代塾行って家も学校ストレスで、バイトいっぱいして、って人生だと

運よく時間がある時期に能動的に楽しめる趣味(あるいはなのか、加えてなのか一緒に分かち合える仲間)に出会えるか

anond:20241111003437

登場人物の大体が無駄な血が流れるのを嫌うような性格してるんだなぁ

2024-11-10

アルプス一万尺」を聴くともう「ラストエンペラー」のことしか頭に浮かばなくなった

ラストエンペラー」を観たことがある人なら分かると思う最終盤のシーン、ほんの一瞬だけど「アルプス一万尺」が流れる場面がある。

それまで何時間も、溥儀の逐われ釣られの生涯を見届けてきて、変わり果て誰もいなくなった紫禁城へ漸く“帰ってきた”溥儀と少年の関わり、筒から出てきたコロオギに幾らかの救いさえ見出されるようなクライマックスから一転、(公開当時の)現代に移り変わって最初流れるのが、平べったい電子音の「アルプス一万尺なのだ

その音はガイド女性観光客を溥儀の玉座へ注目させるためにメガホン状の機械から流したものであり、2回ほど響いた後、彼女は溥儀の生年と、彼が最後皇帝であったこと、そして没年について説明する。愛新覚羅溥儀の壮絶な生涯を見事に描写した大長編は、生きている彼に直接会ったことさえ無いであろう1人の女性が発する情感も何もない異国の電子音楽と、たった二言三言の解説だけであっさりと幕を閉じてしまう。

だけど、私はこのラストシーンが堪らなく好きだ。

人の生涯、歴史の中の出来事、それらのすべてには決してひと言では表せない様々な事象感情が複雑に絡み合っているが、そういったことに直接関係ない立場からすれば、「○○年にこういうことがあった」「この人はこういう人だった」という程度にまで情報を押し潰すことはいくらだって可能なのである。数時間をかけて「ラストエンペラー」という映画は、観る人々にとって溥儀という男への感情移入を促し、決して赤の他人のままにさせない作りをしているくせに、自発的にそれまでのすべての時間をペシャンコにしてやるこの最後の一瞬だけで、まるで頭から氷水を浴びせられたような気にさせてくるのだ。

しかし、そうして冷えた頭の前に今度現れるのは、先ほどまで印象的なシーンを演出していた溥儀の玉座──主たる皇帝を喪い空っぽになったそれと、「ラストエンペラーテーマ」なのである。劇中の様々なシーンで流れたフレーズ繋ぎ合わせたようなこの名曲は、主なき玉座を目にした時に初めて「愛新覚羅溥儀の生涯とその激動」を感覚的に突き付けるものとして完成するように思えてくる。

中の人々の中から彼ひとり分の人生が消えて見えなくなったとしても、スクリーンの目の前の人間の中に溥儀は確かに息づいている──あのラストシーンはそういった独特な感触を私に与えてくれるのだ。

ラストエンペラー」にしかない読後感のようなものを味わうにあたり、そこへ至る物悲しさを得るために「アルプス一万尺」の能天気音色ガイドの無感情解説は無くてはならないものだと私は思っている。

たまたますれ違っただけの小学生手遊びするのを見かける時、YouTube動画から偶然それが流れてくる時、或いは何の気なしに鼻歌として自分の中から出てくる時、私はその折々で「ラストエンペラー」のことをこれからも思い出し続けるのだろう。空っぽ玉座と、年老いた溥儀の微笑みを瞼の裏に映しながら……。

BTCを150円の時にドル建てで1000万円分買う

含み益が2000万越えたのでBTCを売却

で、円転した時に雑所得の45%の課税なんでしょ?

MSTRとか置いといて、ETF流動性あったらそっち流れるよね

2024-11-09

もみもみ音頭 未来年表

2027年:「もみもみ音頭スマートデバイスに搭載される

スマートウォッチに「もみもみ音頭」が内蔵され、肩の動きを自動検知。仕事中の「もみもみタイム」通知が来ると自動再生され、サラリーマンたちが肩を揉みながら「未来健康管理は肩揉みだ!」と大満足。

2030年:「もみもみ音頭AI」が肩こり治療を開始

AIが肩揉みを学習し、デジタル肩揉みの技術進化。「もみもみAIセラピー」が登場し、デジタル環境で本格的な肩揉みを体験できると話題に。もみもみ音頭に合わせて肩を揉むAIアバターが「癒しすぎる」と人気爆発。

2035年:「もみもみ音頭ドローン祭りで空中もみもみ

「肩揉み体験」を提供するドローンが開発され、もみもみ音頭に合わせて空中から肩を揉む「もみもみドローン祭り」が全国で開催される。空に浮かぶドローンに肩を揉まれながら「これぞ未来のもみもみ」とおじさんも若者も大興奮。

2040年:もみもみ音頭宇宙ステーション流れる

宇宙旅行日常化した2040年観光の一環で宇宙ステーション内で「もみもみ音頭」が流れるイベントが開催。無重力で肩揉みをしようと試みるも、肩が浮いてしまい「もみもみの限界を感じる」と宇宙飛行士が苦笑。

2045年AIが「もみもみ音頭リミックス100万曲を発表

AIが「もみもみ音頭」のリミックスをひたすら生成し、100万曲が一気に配信される。人々が「もみもみ音頭100年祭」で聴きまくる中、「この世にこれだけのもみもみがあったとは」と感動と謎の達成感に包まれる。

2050年:肩揉みが義務教育に、もみもみ音頭が必修科目に

肩こり社会問題化を受けて、もみもみ音頭小学校の授業に導入される。授業で肩揉みの基本を学ぶ「もみもみ基礎」が始まり、「未来の肩もみマスター」を目指す子供たちが登場。PTAからは「肩揉みのある教育は素晴らしい」と絶賛。

2060年:「もみもみワクチン」登場、肩揉みで健康促進

研究により、「もみもみワクチン」が開発され、肩揉みを通じてワクチン効果を得られる技術確立。「もみもみ音頭」に合わせてワクチン接種イベントが開催され、全国で肩揉みの大合唱が響く。医療と肩揉みが奇跡の融合を果たす。

2080年:もみもみ音頭、ついに人類公式テーマソング

「もみもみ音頭」が国連により人類公式テーマソング認定され、地球全体で肩揉みイベントが行われる。世界中の人々が「もみもみ」のリズムで肩を揉み合い、「人類もみもみ化計画」が発動。

2100年:宇宙で「もみもみ星」が発見される

「もみもみ音頭」が電波として宇宙放出され、遥か遠くの銀河系から「もみもみ星」が発見される。研究者たちは「もみもみ星人とのコンタクトを目指し、肩揉み文化を共有したい」と意気込む。肩揉みが人類の新たな共通言語に。

職場で歌うおばさんのせいでコ●クロまで憎んでしまいそう

どこかばれるかもだけど、別にいい。

百貨店の別館で働いている出向社員増田です。


店の本館で毎日コ●クロの歌が1時間ごとくらいに流れる

増田が働いてる別館にも本館と同じ音楽アナウンスが流れているので

それに合わせて、隣の席のおばさんが、合いの手拍手したり、机を叩いたり、一緒に歌う。


♪2025 チャチャッチャ チャッチャ!(歌いながら手や机を叩く)未来見にいこう チャチャッチャ チャッチャ!


キエエエー!うるさい。すごくうるさい。きもちわるい

他にも雑談も多いし、独り言や、鼻歌も、普通に歌うのも、頻繁でうるさい。辛い。

耳をふさいで、嫌だと表明してみても、ため息ついても、舌打ちしても、やめない。

それを見て、むしろ楽しそうに更に歌う。

嫌すぎて顔や体に蕁麻疹が出た。


週明け、耳栓は持っていこうと思うが、やはり一度直接

「やめていただけませんか」と言うべきか悩む。

別の部署だし、あっちは正社員だし。

普段の様子を見ていても話が通じなさそうな雰囲気で、気持ち悪いなあと思う人なので、関わりたくない。


増田と同じポジションの前任者も引き継ぎの際に「隣のおばさんが歌うし独り言もうるさくてすごく嫌だ」と話していた。

増田はまだ半年だが、それでも積もり積もってもう限界と感じる。

それがなければ、仕事に不満はない。

つらい。

くだらない悩みだが、本当につらい。

同じ部署社員には話しづらい。(ずっと席にいるわけではなく会議や店に出て行くことも多い忙しい人たちなので)

イヤーマフ?とか使ってみようかとも思うが、そんなの自腹切るのも嫌だし。

コ●クロが流れたら離席するのが良いかもしれないけど、仕事中だと手が離せないことも多い。

本当に殺意が湧くほど嫌になっている。

自分も過敏でおかしいと思うが、嫌なものは嫌だ。

(ミソフォニアというものかもしれない。今回調べて初めて知った言葉

殴りたいけど殴れないので、書き殴った。

anond:20241109141557

現在法律の体系では、リベラルの掲げる正義は果たしきれないと思う。

推定無罪原則自体が、性被害を受けた女性泣き寝入りを求めてきた家父長制の産物だとリベラルは考える。

袴田さんや町長には悪いけど、やっぱり性加害のニュース流れるたびに、実は推定有罪にした方が被害者中心主義正義の世の中になるよねってリベラルは思う。

27歳なのにここ10年くらいやる気が出ねぇちゃん勉強してぇ

自分意思を持った人間だと思わないこと。脳の命令に従うこと。簡単なことから慣れさせる。手を上に動かせみたいなこと。自分自身を操縦できてる感を掴む。

一般人間は手を付ければその作業に集中するという。「やる気がない」という捉え方は違うのかも。

何も意識してないと取り組むハードルが低くて快楽が強い麻薬のような娯楽に流れる

それと、新しいものに取り組み続けるのも良い。娯楽を修練しても金にならんので、せめて知識の間口を広げる。

遊戯王模倣したカードゲームがない理由

追記ブコメ返信

久々にブコメ見たな

ちなみにTCGという単語を使わないのは、遊戯王にもTCG存在するから混同を避ける目的があるよ

akashi735 ワンピースカードゲームのメインデザイナー遊戯王プレイヤー出身という事実だけで反論が事足りる。

もっと具体的に頼むは

出身からなんて理由じゃないし、デザイナーが元遊戯王プレイヤーから遊戯王に似せているってのなら、あんデザインルールにならんでしょ

kazumi_wakatsu ルールがほぼないのに裁定は大量にあるって、他に模倣が現れないのは単に運営コストが高すぎるからでは…

そうだね、運用コスト馬鹿みたいにかかると思うよ

いまでも一週間で数個の新規裁定が出ているし、過去裁定ブラッシュアップされている

それに大会が行われるとき電話は大体埋まっているわけで、こんなの普通新規ゲームでやろうなんて無謀だよ

コナミ運用コストをかけても総合ルール作らないのは、作りたくても作れないからだと思う

akihiko810 ブコメ。「Force of Will」というMTGライクTCGでは、土地デッキという第2デッキを使うことによって、MTGの「肝心なとき土地を引く可能性(何もできない」というデメリットを克服してて、よく考えてるなーと思った。

モダンカードゲームは大体土地関係クリアしているよね

だいたいはデュエマ方式だったり、ヴァンガやエヴォルみたいになってるし

ただ、共通しているのは共有リソースが常に見える状態になっていることだよね

土地自体マイナスデザインだったけど、現在もきちんと運用されているMtGはすげーとも思う

構造の話をしているのに対してミニマムな話だが、エクストラデッキ遊戯王の大きな発明だと思う。mtg相棒(失敗作)なんかはエクストラデッキからの逆流アイデアじゃないかな。

エクストラ発明かはあんまりからないが、その後のカードゲームに大きな影響は与えたかもね。ちなみに相棒システムは失敗だったが大本はEDHだと思うよ。俺はヨーリオンが好き

gabill 遊戯王デジタルゲームとして実装した人を尊敬する。下手したら金融系のシステムより複雑なんじゃ。

複雑さだけならMtGダントツだと思う。遊戯王は複雑かというとそんなことはないよ。見たままのテキストの動きをするだけだからね。なれれば問題ない。

テキスト冗長で、1ターンで動けるだけ動けるという異質な挙動が難しく感じるのと、結局のところルールの厳密性に欠けるので裁定しか頼りになるものがないという点が複雑に見えるのかな。

裁定たくさんみてきたけど、じゃあその裁定が本当にルールとして正しいのかは実はわからないんだ。

evamatisse 裁定を覚える記憶力すご……ってなるけど、実は大会で使われるデッキの種類は数種類なのでそんなに必要ない。 “常に最新のものしか遊ばれない” / フリーだと細かい裁定は気にせずやる。知ってたら知識自慢になる。

時と場合に寄るからね。ここに書いたことなんてだいぶ抽象的だから

murlock "遊戯王の悪い部分をよけつつ、良い点もほとんど受け継いでいない" というからにはよそに参考にされていない独自の良い点を挙げてほしい。いや書いてあるかもしれないけど見出しでまとめてくれないと読んでられない

良い点


悪い点


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ここ10年くらいのカードゲーム遊戯王マネしていない

遊戯王の悪い部分をよけつつ、良い点もほとんど受け継いでいない

この界隈、ほぼ遊戯王を避けて通れないんだが、遊戯王は完全にカードゲームという遊び方から外れているんだよ

わかりやすくいうと、野球遊戯王だね

野球って他の球技と比べても独自ルール様式ばかりだし、試合展開も全く違う

たいていがサッカーのようにボールをゴールさせるか、テニスのように互いに打ち合うスタイルの中で、野球って1回ごとに攻守入れ替えるし試合自体が滅茶苦茶長くて動きもルールもわかりにくい

そもそも試合会場自体特殊地形だから転用も難しい

仮に新しい球技スポーツを考えるってなると、間違いなく野球ベースにする人はいないだろう

カードゲームにおける遊戯王立ち位置もそんな感じで、プレイヤー層も遊び方も価値観ルールカードゲームという枠ではないんだよ

他が真似しようにも真似ができない


大量展開、シルバーバレット戦術



まず試合運びが異常だ

1ターン目から動けるってのは常識として、1枚が2枚3枚になるという動きは普通カードゲームなら絶対にしてはいけない禁忌

それを可能にしているのがいつでも触れられる手札ことエクストラデッキ

昨今はこいつを媒介になんでも1枚初動がかなえられる

マナコスト存在しないというだけでどう考えてもおかしいが、1ターンに1度という制約がほぼ無意味なくらいには何でもできるのが遊戯王

現代カードゲームマナに相当するコストを設けていないだけでも少数派だが、さらに1枚で複数のアドを稼ぐとかやってはゲームとして成立しない

試合一方的でつまらなくなるから

それをしているのは遊戯王だけなんだよ

けどその状況で面白くしているのも遊戯王なんだよ

このゲームは徹底して他のカードゲームでは禁忌とする過剰な展開をする

それ自体遊戯王の魅力ともいえるので、それに魅了されたプレイヤー絶対遊戯王肯定し続ける

総合ルールがない


次にルール自体がほぼ存在しないのに裁定けが大量にある

この状況も他のカードゲーム絶対にしない

普通総合ルールを設けて、補えきれない細かい部分や独自ルールとする場合裁定を作る

遊戯王そもそも総合ルール存在せず、簡易的ルールの寄せ集めでしかない

「いやパーフェクトルールブックがあるじゃん」という人は総合ルール理解していない

総合ルールは単に箇条書きではなく定義意味が記され、各々の項目の関係性が書かれている

抽象的で網羅的に書いてあるので読みづらいが、それは暗黙の了解による解釈をできるかぎり排除する必要があるから

遊戯王をみればわかるが、ちゃんとした定義意味不明瞭なまま「こうなると思う」という暗黙の了解を元に裁定が決まっている

明確なルールに基づきつくられるはずの裁定が、裁定があるからこういうルールだという逆転現象を引き起こす

例えば「特殊召喚できない」という永続効果があるときに、未開域の共通効果は発動できるが、なぜ発動できるかは実はわかっていない

また、特殊召喚とそれ以外の処理を実行する効果に虚無空間をチェーンする場合には、カードごとに処理の仕方が変わってくる

任意で行うものはそれまでの処理をする、という塩梅らしい

では「カクリヨノチザクラ」のよる除外は行うのに融合召喚における素材の墓地送りはできない、という違いは明文化されていない

https://www.db.yugioh-card.com/yugiohdb/faq_search.action?ope=5&fid=22614&keyword=&tag=-1&request_locale=ja

融合は融合召喚として定義されているからいいものの、なんで「カクリヨノチザクラ」は除外できるのか理由が見当たらない

理由付けはいくらでもできるが、結局それはプレイヤーが「そう感じているから」としか説明ができないのだ

一つ一つは理解できても、では根底でどういう区別をしているのかは何も明らかにされていない

この原因は、他のカードゲームでは「処理できない部分以外は原則処理する」というルール黄金律が根底にあるのに対し、遊戯王はそういう思想がないままやたら裁定けが細かく作られているからだ

明確な理由を示すことがないなら、事例をたくさん作って既成事実にしちゃえってのが遊戯王のやり方

これによって大量の裁定が発生するという問題がある

裁定の良いところはフレキシブルに各カード対応できることだが、そもそも総合ルール問題ないようなものにすら裁定を作らなければならず、結局裁定だけでは総合ルールに足りない

最近は関連するカードを箇条書きにしているので非常にわかやすくなっているが、それでもそこまでのことをしなければ成立しない手間があるのはちょっと異常だ

当然、普通カードゲームはこんな無駄なことはしない

遊戯王は長い年月の中で裁定ルールであるという文化が築かれてきたから、こんなことができる

なので裁定をどれほど知っているか遊戯王ルールに詳しいかがわかる

だが、結局どんなに詳しくとも本質的ルールはどこに行っても不明瞭なままだ

受験数学だけに特化してるといってもいい

あほみたいな試合時間


昨今のカードゲームは1試合時間をある程度抑えることを前提にしている

なので1ターンごとの動きはシンプルであることが多く、ターンを進めるうちにできることが増える

この利点はターン経過とともにプレイヤーの主導権が変わり、初心者でもある程度の動きをできる点にある

けれど、最初の方は数秒で終わることも多いため、ターン数があっても試合時間はそれほどかからない

しか遊戯王は1ターン自体が極度に長い

特に1ターン目は徹底した展開やサーチなどをするため、デッキや手札の入れ替えが大量に発生するしモンスターは場を行ったり来たりする

よって1ターン目なのに5分近くかかるなんてのも一般的

そしてようやく後攻に回っても、さらにそこから展開、妨害と続いていく

遊戯王は1ターンで他のカードゲームの5ターン分以上のことを平気でするからこうなってくる

こうなってくると初心者カードを触れる時間は本当に限られてくる

理解している人には楽しいのだが、結局楽しさが初心者に伝わるまでに試合は終わってしまうのだ

ターンプレイヤーは常に展開をぶつぶつとつぶやき、片方にとっては退屈な時間が初手から流れる

よくいう「対話拒否である

正直、遊戯王プレイヤーコミュニケーション能力がほぼ欠けている

ゲームうまい下手より、むしろこういうゲーム性を否定する人の方が遊戯王プレイヤーから攻撃を受けるケースが多い

対話をしないことが標準の遊戯王では、対話をするかどうかに関して本当にもめる

フォーマットの不在


よくいうスタン落ちは遊戯王にはない

これは一定期間で区切り、その中で発売されたパック等だけを使う遊び方だ

そうではなく昔からあるカードを使えるのは、レガシーなどとも呼ばれる

遊戯王原則初代のカードから最新のカードまで幅広く使える

もちろん多くのカードゲームがずっとカードを使えることはユーザーにとってメリットになるとはわかっている

しかし、最新カードを売りたいのと、インフレ抑制して初心者にも入りやすいようにスタンダードなどの名称フォーマットを区切ることが多い

遊戯王にこう言ったフォーマット概念がないことは明確なメリットである

わかりやすいし、長くやってる人もプレイできるから

同時にインフレしか環境が変わらないことも意味する

例えば昨今は禁止制限が目まぐるしく変わるが、禁止から復帰したカード活躍しているものはどれだけあるだろうか?

あれだけ伝説級の活躍をした「ドラグーン・オブ・レッドアイズ」は制限復帰後は一切見かけることがない

もちろん使うデッキが強いからこそ活躍できたのだが、だとしてもこの状況は元禁止カードとは思えないし、なんなら明日から3枚使えたとしても誰も使わないだろう

ようするに現環境ドラグーン・オブ・レッドアイズが活躍できた環境をとっくに飛ばした高速環境

恐らく3年くらいたてばあのティアラメンツが全て戻ってきても、環境には入らないと予想される

そのくらいに遊戯王インフレインフレカバーする運用がされている

本来、スタン落ちなどのフォーマットの細分化はこういった環境インフレを抑止して誰でも楽しめる一定レベルを確保する目的で作られる

そうすれば「最新パックを買えばとりあえずみんなと遊べる」安心感が得られるのだ

もしもフォーマットが1つなら、過去の強力なカードがなければデッキとして成立せず勝つ楽しさが味わえない

しか遊戯王は強力なインフレによって最新カード環境ともいえるくらいになっている

事実上、ここ数年に発売されたパックだけでも十分に環境入りしている

インフレハイパーインフレが超えるから常に最新のものしか遊ばれない

とはいえ、古いカードすらカテゴリー化して新規を加えることでハイパーインフレの波に乗せてしまえるので、本当にフォーマットが1つだけでよい

こんなことをできるのは遊戯王くらいだ

それは25年以上かけたつくられたカードプールインフレの流れがあってこそだ

普通カードゲームインフレが始まるとユーザー離れをおこし、それを調整しようとしてさらユーザーが減ってしま

からこそ、一般的カードゲーム禁止制限一つとってもユーザーへの配慮説明を怠らない

ときに「○○はデザインを失敗しました」と言い切ることも必要

何の説明もなく制限リストだけ出して終わるなんて特級呪物級は遊戯王以外にはありえない

もし、遊戯王フォーマットを分けていれば「〇〇フォーマットが死んだ」 などと「あのフォーマットオワコン」と内部分裂しているだろう

適度なブレーキと毎年加速するハイパーインフレは1フォーマットだけで完結する遊戯王スタイルしか成立せず、それ以外のゲームが真似することは不可能

遊戯王の動き、ルール商品展開、独特のプレイヤー層は

ある意味ではカードゲーム極致ともいえる

けれど他のカードゲームからすれば見えている地雷を踏みつけてジャンプしているようにしか見えないのだ

大抵のカードゲームMtGのやり方を学んでいるのは、遊戯王を見ても何一つ真似できるものがないからだ

MtGも多くの失敗と成功を重ねているが、そのどれもが時系列で並び明確化している

最近だとナドゥやモダホラの失敗もあるが、これ自体公式がきちんと見解を出している

こういったものが良くも悪くもカードゲーム全体に影響していることであろうことは明白だ


「いや、遊戯王だって多くのゲームに影響しているよ」という人

いったいどれだけのゲーム遊戯王ルール裁定のみの運用をしていると思っている?

特に昨今のゲームでそれをしているのは皆無と言っていい

例えば「特殊召喚」という言葉を使ってるのはゲートルーラーくらいだし、あの大ヒットしたワンピカードにも Permalink | 記事への反応(14) | 02:13

2024-11-08

あるソシャゲを辞めなきゃいけなかった理由

もう辞めたゲームにまだ苦しまされている。

しかった思い出が裏返って心を蝕まれている。

2024年は呪われているんじゃないかと思うくらい事件が多発した。

アニメがあまりにも酷すぎたことや、退社したメンバーによる盗作問題ゲーム内のグズグズなシナリオスケジュール。どれをとっても褒められたものじゃない。

これに呆れたユーザーが別のゲーム流れるのは至極当然のことであり、現に私もそうなってしまった。

問題なのは嫌な辞め方をしたせいで個人的わだかまりが残ってしまたことにある。

言葉いくら割り切ったとしても、一度は楽しんだコンテンツがこうやって朽ち果てていく様子を目の当たりにするのは、屈辱的で精神的に摩耗してしまものである

次々に色々な人が私と同じように他のゲームプレイしたり、FAを描き始めているのがここまでキツイものになるとは思わなかった。

自分が辞めて他にプレイしろなんてのは身勝手ことなのは確かだが、衰退していくのを別角度から実感してしまうことが苦痛しかない。

まだどこかで捨てきれない思いがあると同時に、昔の女を引きずってる情けない人間になってしまっている。

まり、辞めたというよりは逃げたというのが正解になる。

これ以上オワコンになっていくモノに付き合うのは御免だ。

からこのゲームはもうやりたくない。

こういう思考になったのも単純にゲームだけを楽しむのではなく、その枠を超えたエンタメとして楽しんでしまったのが原因になる。

今まで楽しませてくれてありがとうなんて言えない。

ここまで苦しませるなら、はじめからまれてこないでほしかった。

それがこのゲームに言える感想になってしまった。

2024-11-07

渋谷ファンタジー新宿リアル

元々渋谷はハリボテ感が強い街だった。

驚くほど文化的ものがなにも育たずに空虚な店に埋め尽くされてる街だ。

その結果一種ファンタジー感も生まれてあの交差点を含めて「サイバー東京イメージに近い景観を手に入れた。

外国の人は渋谷に来ると興奮する「そうそTOKYOってこんな感じ」が表現されている。

原宿に裏原があったように渋谷にも裏渋谷的な流れも確かにあった。

特に音楽との結びつきは比較的強いものがあったと思う。サブカルともある程度親密であった。

それと道玄坂ラブホテル街は今は知らないがクラブ文化とともにどこかさっぱりとした猥雑さという独特な空気もあった。

しかし今ではほんとに空っぽの街という印象が強い。

新宿は常にリアルだ。

トー横の生々しさはもちろん、どこを歩いても人間がたくさんいる。

ザ・ノンフィクション流れるサンサーラ「いきて~る いきてい~る~♪」がこんなに似合う街もそうない。

塩っぱいだけの店が立ち並ぶ中、あちらこちらで謎の目配せが発生する街。

無理やりおしゃれにしようとして大きなLEDを頭上に掲げてもみんなうなだれ歩いてるから誰も見ない。

こんなに豊かで物に溢れてるのにまったく幸せそうに見えない、まさにこれがTOKYOという感じ。

他の街はみんな嘘をついているのだ。

ごくごく一部の富を得たもの達が腑抜けた顔で犬を連れ歩く街など、ほとんどの人には関係のない場所だ。

そんな生活に憧れてでも手に入らない、死んだ目でうろつく街それが新宿だ。

アメリカ大統領選を見て思ったこと2点

経済という魔物

この世界中で物や情報が行き交う時代他国の情勢にも大きく影響される経済への対処法は限られている。しかし、その評価は時の政権に向かうわけで、これはある種の運である改善トレンドに上手く乗れれば万々歳、悪化トレンドなら御愁傷様。これは本邦においても、かつての政権交代だったり、先日の衆院選だったりで思うところがある人も多いだろう。

衣食足りて礼節を知る?

人権自由権)でも経済的自由と精神的自由では、後者が前者に優越するとされる。というのも、経済的自由が損なわれる場合民主的プロセスを経て回復が見込めるが、精神的自由が損なわれる場合民主的プロセス自体機能不全を起こし、回復が困難になるためである

その点でいえば、不正選挙の主張、議会襲撃の扇動や、反対派の弾圧示唆するトランプ精神的自由民主主義に関して非常に脅威となる存在であるハリスバイデン)の能力への疑義があったとしても、中長期的には選ぶべからずな気もするが、蓋を開ければご覧の通り。

とかく目の前の生活苦をなんとかしなければならない人にとっては、精神的自由で飯は食えず、何かを変える(ような気がする)人に流れるのは必然なのだろう。

精神的自由重要性を認識し、尊重するには余裕ありきであり、「衣食足りて礼節を知る」めいている。そして、民主主義否定し得る者を選ぶのもまた民主主義であるという様にはどこか既視感もある。

余談:投資界隈やばい

資産価値さえ上がればいい」みたいな人が多過ぎる。経済もその他政策評価軸は専ら資産指標上下である。先の項目と異なり、投資できる余力が相応にあるのならば他の観点にも目を向ける余裕もあろうに。目を向ける余裕もないくら投資に回しているのならば、まずはそのポートフォリオ見直した方がいい。

人生BGM

僕の人生BGM

1987 TM NETWORKRESISTANCE

イケてる男子を目指すと何故かヤンキー化する田舎中学生。改造制服ワタリ幅はイキリ幅。愛読書は「ビーバップハイスクール」。

そんなステレオタイプヤンキーが嫌いでワルぶることがカッコいいと思えずにいた、ある意味拗らせた少年の心をつかんだのがTM NETWORKだった。

1991 小田和正 「ラブ・ストーリーは突然に

一人暮らしを始める。高校時代からはまった柴門ふみ原作ドラマ化。ドラマ音楽若者共通言語として君臨していた最後時代の始まりなのかもしれない。

1992 B'z 「恋心」

授業の合間にカラオケに行くような大学生活。仲間内なんで誰がどんな歌を歌うかまである程度熟知していたそんな時代。とにかく僕の周りではB'zがかかりまくってた。

大学時代象徴するアーティストの1つがB'z

1994 Mr.ChildrenTomorrow never knows

大学時代象徴もう一つがミスチル、やたらめったらカラオケで歌いまくってた記憶しかない。

1998 PUFFYサーキットの娘」 Smile.dkButterfly

ヤマハVINOのCMソング 車を手放し原チャリがすごく欲しかった時期…買えなかったのはお金がなかったからや

そしてバタフライ この頃から音ゲーにドハマりする。

2001 dj nagureo 「LUV TO ME」

ビーマニちょっとだけかじった。

高尚な音楽は解らないので、こういう解りやすいのが好き。

2008 club PrinceLOVEドッきゅん

何のきっかけか記憶にないけど妙にツボにはまってやたらと歌ってた気がする

2009 桜高軽音部 「Don't say "lazy"」

深夜アニメNANAを見たのがきっかけでアニメ視聴開始、当時は違法視聴環境だらけでニコ動みたいにコメント流れるサイトがあったとかなかったとか…

2010 林原めぐみ 「集結の園へ」

パチエヴァは4作目「使徒再び」を打ち込んだ。5作目にも期待したし「集結の園へ」はマジでテンション上がる大当たりソングだった。

6作目からは明確につまらなくなりエヴァのものを打たなくなった。

このあたりからアニソンしか聞いてない気がする2010年代

2009 supercell君の知らない物語

2009 fripSideonly my railgun

2010 THEATRE BROOK裏切り夕焼け

2012 ALTIMABURST THE GRAVITY

特にデュラララ以外のアニメ特筆するほど面白かった記憶はなく選曲はノリ重視で相変わらず頭が軽いオジです。

2011 今川ヨシモトトキメキ一途 〜CHERRY MY LOVE

2023 大友ソウリン,立花ドウセツ「闘志の華」

アニソンとパチソンしか聞いてなかったわ…平和最高

2018 DA PUMP「U.S.A.」

久しぶりに歌謡曲リピートで聞いた曲がこれ。 何度も動画見て振付けを覚えて緊急事態宣言が明けた後の飲み会で歌って踊った。

何となく振り返ったけど最近歌番組とか見ないから世情に疎くなった気がするよ

フェミニズムバブル」の終わり (追記あり)

今回のアメリカ大統領選でハリスが負けてトランプが勝った、というのはつまりそういう事。

もっとかのぼると東京都知事選蓮舫が負けて小池百合子が勝った、というのもつまりそういう事。

何故か?

それは、「それなりの数のリベラルフェミニズムに嫌気がさしているから」これに尽きる。

トランプが勝った、というよりもハリスが負けた、という事が重要なのである

蓮舫ハリス共通しているのは、「最初はある程度の支持率を持っていたが、時間と共に支持を失い大敗した」ことである

そして、彼女らに共通しているのは、「フェミニズムポリコレ、DEIに傾倒していた」という話である

少し話が飛ぶが、立憲民主党では、代表選野田佳彦勝利したが、この時彼は、若手女性候補である吉田晴美に推薦人を出している。

様々な意図があったと思われるが、一つクリアになったのは、彼女への投票者の多くは「フェミニズムへのコミットメントが高い」という側面が強いこと。

推薦人一覧 → https://www.tokyo-np.co.jp/article/356101

重要なのは、その得票数ではなく得票の質。

当時の国会議員56人/270人(21%)であり、党員・協力党員票では26票/185票(14%)。

党の支持者は、上層部が考えてきた程フェミニズム的なものや「若い女性が社会を変える」というムーブメントには興味が無く、冷ややかな反応を示している。

見ようによっては、野田氏はフェミニズム議員勢力と「身の程」を可視化したともいえる。

そして、野田氏は総選挙ではフェミニズム的な主張を抑え込んで政権交代裏金追及を主張して勝利した。

ベタ夫婦別姓というテーマだけを表に出し、「フェミニズム」は前面に出さなかったわけである

何故かと言えば、フェミニズム的な政策標榜した蓮舫東京都知事選挙で大敗たからであろう。

もっと言えば「フェミニズム」は、あまり票にならないのである

岩盤支持層フェミニズム標榜しなくても立憲民主党投票する層であり、フェミニズムが党内で過大評価されてきた、という話でもある。

何故フェミニズム過大評価されてきたか、というと、それは安牌だったから、と推測できる。

お金が絡む利権を動かす(公共事業の扱いや軍事の扱いなど)のは難しいが、「男女差別をなくしましょう」という主張は、そういう既存組織との軋轢なく行う事が出来る。

女性が不当に力を抑え込まれている」という主張には抵抗しにくいし、フェミニズムから票を入れてくれる、という層もいる。

しかし、フェミニズム政治主食にすべきかどうか、という局面では、NOが突き付けられた。それが東京都知事選挙における蓮舫の敗北だったわけである

立憲民主党共産党フェミニズム勢力が手を組んで大々的に押し出し蓮舫キャンペーンは、かなりの反感を買い、まさかの3位に終わった。

フェミニズムポリコレは、安牌ではあったものの、優先順位の一位という程のテーマではないのである

もっというと、リベラル勢力の中でもフェミニズムは嫌われ始めている、というのが実態だと推測する。

フェミニズムの多くの主張者は、「自分勢力に甘く、相手勢力に厳しい」

LGBTフェミニズムサイドに入れるか、敵サイドに入れるかでフェミニズム内ゲバを起こしているのも、自分サイドか敵サイドかで扱いが180度違うから

フェミニズムなんて、所詮この理論的基盤なのですな。

その底の浅さが明らかになってきている。

現状の多くのフェミニストの振る舞いは、リベラル的な寛容とは最も程遠いふるまいであるのも確か。弱者男性という概念に対し、ただ無視するか攻撃する選択肢が中心になっているのを見ても、理論的基盤の弱さを感じざるを得ない。

東京都知事選挙における蓮舫の敗北は、「女性からダメ」ではなく「フェミニズムを前面に出したかダメ」という現実を浮き彫りにした。

小池百合子惨敗したというのはつまりそういう事。

総選挙フェミニズムを抑え込んだ立憲民主党が躍進したのもつまりそういう事。

そして、圧倒的有利な立場スタートしたはずのハリスがここまで大敗したのも、つまりはそういう事なわけですな。

フェミニズムバブルだったし、そこまで喫緊課題ではなかった。それが民意で示されたという事。

追記① (11/09 17:00)

コメントにもいくつかお返ししとく。

hunglysheep1 フェミニズムに傾倒してる共産党も更に議席を減らしたし… https://www.jcp.or.jp/akahata/aik21/2021-09-07/2021090702_06_0.html 受け入れがたい議員もいるとは思うが現実を受け入れた方が/ともあれ目を逸らさせる意見が優位になるだろう

これは本当に大事ポイント

もともと「フェミニズム」を旗頭にしても勝てない、という状況は今に始まったものではない。2021年にその予兆確認することは出来た。

2021年東京12区出馬した「党都常任委員ジェンダー平等委員会責任者」として出馬した池内沙織候補落選している。これ以上なく「フェミニズム」を旗頭にしている人物である

https://www.nhk.or.jp/senkyo/database/shugiin/2021/13/

結果はこちら。

彼女がどういう人物か、という事はここでは掘り下げない。少なくとも元職である以上、有力候補としてみるのが妥当であるためだ。

当時のこの選挙の構図は「公明1・維新1・共産1」であり、マクロ的には自民と立民の票が3者に分かれる(+維新支持者の票が維新流れる)構図である

客観的に見て、立民支持者の何割か+共産党支持者の票を合わせてもなお、28.4%というのは多いとは言えない。右寄りの票が岡本氏と阿部氏で分かれる事は容易に想像が付くが、左寄りの票は池内氏が集められる構図である

自民維新共産で争っている東京20区宮本候補比較すると、状況がよりクリアになる。

惜敗率は異なるもの自民維新候補の得票の合算と共産の得票で比較するとほぼ同じであった。

まりフェミニズム選択しても、選挙に影響するほど票が増えることは無い というのが2020年代現実なのである

  1. 衆議院議員総選挙で、フェミニズムを中心テーマに掲げても票を稼げなかった候補がいる。
  2. 東京都知事選挙で、フェミニズムを中心テーマに掲げても票を稼げなかった(どころか票を減らしまくった)候補がいる。

ということを噛みしめる必要がある。

トップ女性差し替えフェミニズムへの傾倒を深めても、残念ながらガツンと支持を失ったのが日本共産党現実である

マジで、「消費税やめろ」をスローガンに、代表ふしぎなおどりを踊ったれい新選組に支持を丸ごと持っていかれた現実直視したほうが良い。

フェミニズムを叫ぶ勢力を党内に掲げながらも軸をブラさなかった彼らの方が、ずっと共産主義的なイデオロギー標榜しているし(本人たちが同意するかは別として)、実際に選挙に勝っている。

フェミニズムがどれだけ票になるのか、という事を測る上では、表現の自由サイドに居る山田太郎参議院議員活動が参考になる。

表現の自由」ワンイシュー参議院議員選挙立候補し、比例54万票を得た。

フェミニズムが本当に価値があるというのならば、それを票数にして可視化すればよいのである

現時点では、「大して票を稼げるわけでもなくアンチも多い」フェミニズム政治において実力以上にデカい顔をし過ぎであった、というのがわかった、という話である

別に票にならないテーマであるという事が明らかになった以上、身の丈に応じたふるまいに改める局面にきている。

続き

こっちに追記の続きを書いた。

https://anond.hatelabo.jp/20241109205420

2024-11-06

報道19:30見てたけどあの女性教授大統領選評はなんか違う感

性別問題評価対象に入れすぎてる

結果見たら性別票ってそりゃ男性6:4の女性4.5:5.5くらいだけどそれって結局半々ってことじゃないの?

多少は男に親和性のあるプロレスとかで取った票もあるかもしれんけど

どっちかというと男性票がトランプに流れたことより女性なのに女性への共感が足りなくて票が取れなかった方が問題ちゃうか?って思っちゃう

女性の結果は、まあ経済面激押しなら女性貧困層からハリスよりトランプ流れるのかな~って感じ

たぶん女性貧困層ハリスに入れてないよね

anond:20241106182403

「人が見えるところでやりとりしたほうがいい」のに、「グループチャットは嫌」って、かなり矛盾してるよね。

個人時間を奪うのはよくて、ログ流れるのは嫌なのか?単発の流れていい案件を垂れ流すグルチャでも作れば良くないか

そもそも問題があればスクショ他人簡単に送れる個人チャットの方が、口頭で話しかけるよりもよっぽど「情報公開性は高い」よね?

どう考えても理由手段リンクしない

別の理由があるのを隠して嘘をついてるんじゃないかと疑うわ。

何かの認識にかなり差があるとか、致命的なレベル言語凹の発達障害で実は作文1文書くのに30分ほど時間がかかるが発話は3分で済むのでまだマシだから文にしたくないとか



ログ流れてもいいって周りの言質とるか、ログが流れていいグルチャ作成するかかなあ

たんたんたぬき金玉は~の元歌

先程ふと、たんたんたぬき金玉は風も無いのにぶーらぶら♪が、歌詞馬鹿馬鹿しさに対して曲が美しすぎると気が付いた。

アホの坂田の歌のように、立派な元曲が存在している可能性がある。

そこで検索してみるとやはりあった。

1864年ロバートローリー聖歌「まもなくかなたの」だ。

神の御許の美しい川でまた会いましょうと、葬式流れる歌らしい。

結構メジャー聖歌だったらしく、西部劇映画でも多く使用されている。

https://youtu.be/Dt_90xWsVXU?si=aot_-0VY1pZC4-VM

しかし聞いてみたらたぬき金玉と曲が違うところも有り、たぬき金玉程のリズムの良さは無い。

こんな真面目な聖歌を聞いて、いきなりたぬき金玉へと替え歌にしたのも少し不自然に感じる。

そこで調べてみると、たぬき金玉聖歌の間に段階あった。

まず1891(明治24)「あなおもしろ」として「国民唱歌集」(小山作之助編)におさめられた。

ここで歌詞楽譜も書き換えられ跳ねるような曲、少年向けの歌に変化している。

「あなおもしろ春雨

花を散らさぬほどにふれ

あなおもしろの弓矢の道や

文武を忘れぬほどに好け」

1937年昭和12年)には、替え歌の「タバコやの娘」(作詞:園ひさし、作曲鈴木静一)が、岸井明と平井英子の歌で大ヒット。

「向こう横町煙草屋の

可愛い看板娘」

https://youtu.be/eXb6PW4zc2E?si=zKFYIdw-OiQs0tzf

たんたんたぬき金玉はこの頃に歌われ始めているようだ、多分たばこ屋の娘の影響が色濃いのだろうが、曲が微妙に違い、聖歌からの影響も感じられる。

そして、変化が繰り返されリズムが良くなった曲は、鉄火焼せんべいビックカメラカメラのナニワ、アースゴキブリホウ酸団子、コンクゴキンジャム等々多くのCM替え歌が利用されている。

anond:20241106130520

違う違う、この絵描きの反応AIに限ったことじゃないんよ

いろいろ便利になるけどほんのちょっとでも「公表する」の部分が容易になるようなサービス技術があると一斉に潰しに行くのが絵描き界隈

著作権違反個別対応する労力については同情するけど、そこで安易に上流側の規制論に流れる

とき陰謀論を垂れ流しながら集団煽動して潰しに行く。

これまで技術絵描き対立があったとき問題ほとんどそれ

anond:20241105144238

石破氏では選挙に勝てなかった理由自民党岩盤支持層自民党投票しなかったから。

安倍氏はあまり関係ない。

自民党岩盤支持層自民党投票しなかった理由は、石橋氏が自民党ルーピーだと知っていたから。

石橋氏が自民党ルーピーであることは、無党派層左翼が強いはてな民よりも自民党岩盤支持層が知っている。

今回の総選挙自民党投票したら石橋氏を信任することになるから国民民主党などに流れる棄権した。

anond:20241105144238

石破氏では選挙に勝てなかった理由自民党岩盤支持層自民党投票しなかったから。

安倍氏はあまり関係ない。

自民党岩盤支持層自民党投票しなかった理由は、石橋氏が自民党ルーピーだと知っていたから。

石橋氏が自民党ルーピーであることは、無党派層左翼が強いはてな民よりも自民党岩盤支持層が知っている。

今回の総選挙自民党投票したら石橋氏を信任することになるから国民民主党などに流れる棄権した。

2024-11-04

俺の考えるルリドラゴン(お行儀悪いVer)

ルリドラゴン登場人物たちがお行儀が良すぎるってのは俺も思うが、その代わりとして出てきた話が粗末すぎる。さてはマトモに読んでねえな。

まず青木ルリの能力は未知数かつ不安定、だがそのどれもが超人であるため、露骨イジメなんて怖くてできない。1話で暴発した能力ですら、近くにいた男子が酷い目に合ってるしな。作品世界観的にあれくらいのノリで済んでるけど、実際あの時点で取り返しのつかない展開になってるだろうな。そんな相手レイプとか性的暴行なんて無理。変な病気もらうかもしれないし。

それを踏まえた上で、お行儀悪いバージョンのルリドラゴンを羅列していく。当然100%妄想だが、元増田よりは体裁を整えた話にしてる。ただし「ルリドラゴンはあれでいいんだよ」って当てつけも込めてるので、ぶっちゃけ面白くない。


俺の考える『ルリドラゴン』は大まかに三部構成に分かれる。第一部は、ドラゴンの力に目覚めた青木ルリの日常が徐々に崩壊していく話だ。

最初のうちはクラスメートや周りの人も受け入れようと振る舞うしかしルリは言い知れぬ“隔たり”を感じていた。今までマトモに接してこなかった相手から向けられる、好奇心疑念入り混じる視線。以前から仲の良かった友達も、表面上は変わらないがどこか壁を感じる。決定的な衝突は起きないものの、真綿で首を絞めるような息苦しい環境。それは着実にルリの精神を蝕んでいく。

しばらく経ったが事態好転せず、この頃にはルリはもうギリギリ。あとは誰がそのきっかけになってもおかしくない状態。で、マンガによくいるような粗野な馬鹿グループがやらかす。度胸試し的なノリで、ルリにちょっかいをかけるわけだ。そこでルリの友達が見かねて間に割って入るんだが……その後の展開は推して知るべし

まあ、ここで死人が出てしまうとその後の展開が窮屈になるから馬鹿グループは全治数か月の重傷ぐらいにしとくか。で、ルリを助けようとした友達意識不明の重体にしよう。ちなみに友達がそうなったのはルリの能力のせいじゃなくて、馬鹿グループが「「邪魔すんじゃねえ」って突き飛ばしたのが原因だった……ってことが後に判明する。

何はともあれ、誰が悪いとか言ってられるような状況じゃなくなった。ルリは学校にいられないし、ルリ自身も行きたいと思っていないだろう。事態学校だけで留まるはずがなく、周囲から無知無理解翻弄されてルリと家族はマトモに外も歩けない。こうして逃げるように引っ越したところで第一部が終了。


第二部は田舎での生活が始まる。マンガでよくある村社会的な展開で、ここでも居心地の悪さを多少は描いておきたい。

だが、それだけだと一辺倒なので、原作でもあったルリが天候操作をする展開をここで持ってくる。その力を目の当たりにした住民たちはルリを神格化する。で、ちょっとカルトじみた組織ができて、祀り上げたりする。「竜神ルリ様」なんていわれたりしてさ。

ルリは以前の学校生活のツラい経験もあって、その待遇最初のうちは「自分が認められている」と満更でもなかった。だが、徐々に「なんか違う」って思い始める。そして組織思想活動がより強固になっていく過程で、もはやルリ本人の気持ちなんてどうでもいいんだと気づく。

この頃のルリは「もう自分の居場所人間世界にはないのかも」、「そもそも自分は何なのか」と思っていた。そのためには自分流れる竜の血を、自分が生まれルーツを、父親であるドラゴンを知る必要があると考える。そうして一人旅に出るところで第二部終了。

ちなみに第二部は『BLOOD-C』的な展開でもいいかなあとは思ってる。その場合でもルリは人間社会絶望して、ドラゴンを探す旅に出るのは同様。ちなみにルリの親はこのあたりで死なせといていいかもな。狂信者が「龍神人間の親などはいらない」とか言い出してやられるわけ。


第三部は“ルリ、ドラゴンをたずねて三千里

ルリが各地を転々と巡ってドラゴンについての情報を集めていく。基本的には1エピソード数話の構成で、そういう漫画ありがちな悲喜こもごも人間ドラマを描いていく。人間のどうしようもない情念だったり、めちゃくちゃ厳しい人達が不意に見せた優しさだったり。その過程ドラゴン秘密が徐々に明らかになったりならなかったり。

色々な人たちとの一期一会を経ていく中で「人間は良いとか悪いとか、そんな単純なものじゃない」と思うと同時に「それって“人間”の話であって、じゃあ自分(ルリ)って何なの。やっぱり自分の居場所はココじゃないのでは」と思うのであった。

で、最終的に明らかになる真実は「そもそもドラゴンなんて存在しなかった」という展開。つまりルリはドラゴンと人の間に生まれ子供ではなかった。まあ人間ドラゴンセックスして子供が生まれるわけないわな。生まれたとしても異形児だし、すぐ死ぬだろう。

じゃあルリがどう生まれたかというと、要は科学の力ですよ。マッドなやつらが「人類を更なる高みへ!」って感じで作ったわけ。数々の異能力も、とにかく超自然的なものを入れただけ。ルリの見た目も能力ドラゴンとは何の関係もない。

誤算だったのは、ルリは生まれてしばらく経っても人間とほぼ変わらない状態だったこと。失敗作だと判断し、処分することになるわけだ。でも、この時の担当者処分するフリをして、自分の子供として育てるっていう……まあ、よくある話だわな。

このことを育ての親である本人の口から明かすって展開でもいいけど、第二部の終盤で死なせているパターンのほうがいいかな。真実を告げないままルリの親として死んでいった、ってのが後になってから分かる方がグッとくる。そして第三部で判明したころには手遅れで、ルリには帰る場所もなくて、かといって自分が進むべき場所も分から仕舞いでより無常感がでる。


第三部の話を書いている間に飽きてきたんで、まあこの辺で。仮に第四部があるなら、他にもルリみたいなキメラが実はいるって話になるかな。

そいつらと共に「自分たちキメラの居場所を~」みたいなX-MEN的な話になるけど、如何にもな引き延ばし展開しか思いつかない。書いてる俺ですらウンザリしてるんだから、読んでる側はもっとウンザリだろ。だからルリドラゴンは、あれでいいわけだ。元増田人生がどうとかルリドラゴンとは何の関係もないんで。

露悪的な物語表現って、エログロナンセンスに片足突っ込んでると思うんだわ。激辛料理をダラダラ汗を流しながら食べるのも、それはそれで楽しいけどさ。それはあくまで刺激から得られる体験であって、そんなので腹を満たしてたら胃が荒れるって話よ。

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