はてなキーワード: 国際問題とは
クリスマスとは無関係に平日を過ごされている皆さん、お疲れ様です。
さて、ハイスコアガールから恋愛要素を完全に引いた形で青春を過ごし、
過去の殺伐とした記憶が上書きされるくらい身悶えするような甘ったるさを
完全に枯れたジジイの目で暖かく見守っていたファンも多かろうと思います。
「ああ、これ売れ残ったらオレが買わされるんだろうな……」と寒空の下、
声を張り上げるコンビニの売り子よりは幸せだと思う貴方に送る怪文書です。
末端価格は同じなのに、街の小さな本屋と、都市部の大型書店とで、卸値が違います。
カネとモノの流れは取次が超高効率で仕切ってますが、営業は出版と本屋でほそぼそと行います。
そして、膨大な作業量の割に、日本の商習慣が結晶したようなビジネス機構で動いています。
つまり、口約束が多く、事なかれ主義で、担当者の約束は会社のソレと一致しなかったりします。
(このあたり「真吼えろペン」が誇張や脚色も入って適度に生臭くてオススメです)
が、産業になるにつれて官僚的でビジネスライクになっていきます。
ローカライズや世界展開が早かったこともあり、まあ、普通になったと言って良いでしょう。
法律を守り契約書を作り、それなりにガチでやりあうこともある世界です。
任天堂の法務は世界一との評判も名高い、それなりに蓄積のある業界です。
引用を理解するには、ミッキーマウスを漫画に登場させるにはどうすべきか?を想像するのが早いでしょう。
例えば、夏目房之介さんは法律上認められた引用を漫画に対して行い批評をすることで有名ですが、
これが有名なのは、慣習的に絵の引用は相手の許諾をもらってから、という業界の風習に切り込んだからです。
また、逆に他からネタを持ってくることは「コピーしない」範囲内において普通に行われています。
水木しげるのようにうまく取り込むこともあれば、久米田康治のようにパロディーにすることもあります。
しかし、アイデアのパクリやトレースなどに対しては、自粛も含めて相当に敏感です。
ここでのポイントは、法律とは全く無関係の慣習で業界が動いていることです。
ジャニーズは異様に著作権管理にうるさいことで有名ですが、それはそれで正しい訳です。
また、過去のドラマシリーズの出演者に連絡がとれず、ソフト化出来ない、なんてのも良く聞きます。
一方で、アニメに関しても、「これぐらいなら良いだろう」という甘えが見える分野もあるにはあるわけです。
有名なところでは「ワクドナルド」でしょう。デニーズやロイヤルホストにそっくりな店舗も良く見ます。
(象徴的な「あの花」のインタビューを張っておきます。http://toyokeizai.net/articles/-/18789?page=2)
また、古くは企業戦士YAMAZAKI、最近でもへうげもの等に、実在の芸能人がそっくりな形で登場することがあります。
今のところ、闇のイージスにリュック・ベッソンがクレームを入れたとの報は入ってきておりません。
ただまあ、ムダヅモ無き改革もハリウッドで映画化されたら、意外に国際問題になるかもしれません。
さて、ゲーセンでカツアゲされた記憶のある人なら覚えはあるだろうSNKの筐体。
ハイスコアガールでもわりと重要なエピソードに絡んで登場します。
どっちがビッグサンダー・マウンテンに多く乗れるか勝負だ!みたいな使い方をしていれば、
第一生命やオリエンタルランドからクレームぐらいは付くかもしれません。
が、劇中に登場するのはSNKの対戦格闘ゲームで、残念ながらSNKは倒産しました。
そして、版権管理業務を行うプレイモアがSNK破産時に知財を取得し、SNKプレイモアに商号変更しました。
「NEO GEO X」でドライにライセンス契約を解除した件で記憶している人も多いでしょう。
つまり、牧歌的な時代を引き継いで緩い企業も多い中、ワリとガチな企業なわけです。
さて、今回ハイスコアガールに関して、刑事になったことに驚いたゲーム関係諸氏も多かろうと思います。
なぜなら、普通に考えてSNKプレイモアって企業は、取り扱い注意系の企業だと認識しているからです。
パチスロメーカーのアルゼとやりあった裁判は相当に有名で、1件は4億で和解しているものの、
現在もガチガチにやりあっている、いわば「あそこ怖いよね」という企業なわけです。
本事案、田中圭一が本宮ひろ志にぶちギレ金剛されたのとは違い、ビジネスライクな話です。
つまり、あまり言いたくは無いのですが、ルーズな出版業界が一般的な法律の世界に疎かったという話になります。
「は?普通にまず侵害をやめて頂いて、被害額の算出、それから著作権使用料の支払いと慰謝料ですよね?」
というのが、世間一般の日の当たる企業にお勤めの皆様の感覚なわけです。
菓子折り持って七重の膝を八重に折り、許諾頂ければお金の話は儲かってからで、みたいな感覚と違う世界ですね。
時系列で見てみましょう。
至る現在。と言う状況ですね。
9番の、連載停止差し止め回収からはちょっと厳しんでは、というのは、だいぶ感覚が毒されてます。
版権で食ってる会社の版権を勝手に使ってるので、まずは不快感を示されるわけですね。
ここはまだ法律的・金銭的にどうのではなく、商習慣として信義的にありえんでしょう、から始まってるわけです。
あと「聞いてくれるな、聞くのならば不許可」という会社も居ます。
商業誌でまんまジバニャンをバリバリ出してどこにも話し通してないとか、ちょっと想像つかないでしょう?
12番の部分ですが、この辺は「600円で累計100万部なら、ウチが半分で3億ですかね」の可能性も微レ存な状況です。
まあ、いずれにせよ「役員は把握していた」としないと、普通書類送検時に起訴相当と意見はつかないので。
18番のスクウェア・エニックス側が民事で「著作権を侵害していないことの確認」を大阪地裁に提訴したのは、
恐らく金額でケリをつけたいから、なんですよね。
チョット不可解に見えるかもしれませんが、この辺はロジカルなんです。
万が一、著作権侵害無しとされれば丸儲け。
よしんば著作権侵害有りとされても、どの部分が侵害していて、全体の何割、という具体例の把握になるわけです。
SNKプレイモアは、「著作権侵害なんかねーよ」と言われているので反論しないといけないわけです。
つまり、「このコマとこのコマとこの部分、全体で3割だね」みたいな形でスクウェア・エニックス側は敗訴するわけです。
すると、販売価格600円のうち、出版社利益が3割で、そのうち3割がSNKプレイモアの版権物のおかげになって、108円です、
100万部なんで、5千4百万円で手を売って下さい、みたいな形になるわけです。(+通常の著作権使用料。この辺は慣習が考慮される)
ここまでいけば、どのコマかは明確なので、修正&再販売&アニメ化にはいけるわけです。
そうガンガンとドル箱作品は生まれないので、これでも損益分岐点を割らないと踏んでの行動でしょう。
たらればいってもしかたがないんですが、本事案に発展するまでに、いくつも止められるタイミングがありました。
ご協力願えませんかと声をかけていって、OKでたところだけでやる。
「もやしもん」がビール会社との協賛してましたね。あれは金銭発生してないと思います。
(例えば脱衣麻雀を描くならスーパーリアル麻雀は外せないハズだが、作中には出てこない。セタ解散してるけど)
PCエンジンを描いた6-CREDITは、ほぼ改変せずに書き写しなので、これは民事にはならない(と判断する弁護士が多い)ハズ。
引用の要件を満たしていなくても実質的にカネが取れる民事訴訟は避けることが出来るというグレーで行けた。
あそこで、対外的な理由はなんとでもつけてよくて、「連載休止」「回収」「アニメ化は未定」にするだけでずいぶん違った。
日本の司法は実は「十分な反省」「真摯な態度」など、「情」を重視するので、誠意ある態度と見なせる行動を起こすだけで違ったはずです。
法人の著作権侵害は意外に重くて、刑事罰は最高3億です。ただし、刑事罰は故意の侵害時のみなので、
法廷戦略として「著作権侵害の認識はなかった。誰かが許可を取ってると思っていた」は徹底するよう弁護士から言われてるハズ。
おそらく刑事で「過失によるもので故意ではない」として刑事罰は無し。
平行して民事で侵害部分が特定されて、損害賠償と慰謝料で和解。
ハッピーケースで、著作権使用料を払って漫画は再開、再販売。アニメ化。
ベターケースで、SNK関連を削ってスト2を主軸に据えてアニメ化。漫画はリブート。
いずれにせよ、5,6回で結審、控訴せずに1年未満で決着、と言ったところではないでしょうか。
民事でケリをつけるべきなのに、刑事から入るの良くない、みたいな声明が出てますが、
版権持ちからとりあえず連載止めろと言われている時に、ド直球で「真サム」と「KOF95」を題材にして、
日高とハルオとの対戦を描けば、そりゃ刑事告訴もされるだろうよ、相当悪質だろうよ、とは思います。
(ただSNKプレイモアも嫌な裁判慣れをしているので、引っ張れるだけ引っ張るつもりかも知れませんが)
裁判では不利に働くであろう捜査期間中の連載を40-creditまで強行したのは、
社内の法務部門でも「許諾されない場合の再販売は難しいだろう」と判断されていたからでしょう。
逆に言えば、その態度(2014 vol.07まで連載継続)が家宅捜索にまで発展してしまったわけです。
単行本組は残念ですが、連載組はギリギリ、一応の区切りまでは観ることが出来ています。
(追記:H26/12/05)
元ネタになった方々に騒がれているようなので、格好悪い形になりますがいくつかの点について付記を加えておきます。
まず当エントリはあなた方の何かを批難し、留まらせようとして書かれたものではないことを強く主張しておきます。
後半の(ブックマークコメントを借りれば「国語力の低い」)文章には、
あるジャンルに対する愛の形に優越も何もあったものではないのだ、という思いを、あなた方の遊びに対する私が抱いた「気持ち悪さ」それ自体を茶化す寓話に変え、
更に本エントリ自体をリチャード・マシスン著「アイ・アム・レジェンド」との”クロスオーバー小説”へと転換することで込めたつもりでした。
それが全く伝わらず、怒りの対象となり、ましてやトラックバック先の不可思議な関連エントリ(”マシンスパイ・ゼロクロー”)による批難を「ユーモア」と称することで
その溜飲を下げていらっしゃるのであれば、それらにはご指摘の通り私の文章力の低さに責任があります。すみません。三号買えなかったんです。
書き手・語り手としてサークル側の立場を騙ったのは、これを書くうえでやはり一種の寓話として成立させるためです。
また書き手の特定等行っているようですが、文中にあります通り私は真実ツイッターアカウントを所持しておらず、
元ネタとなった当該サークル様とはなんら面識等関わりのない一読者です。
それら無用な争いの火種となり、徒に皆様の感情を刺激してしまったことについて大変申し訳ないと思っております。
誠に申し訳ございませんでした。
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特定はほぼ確実にされるだろうが(見る人が見れば一発でわかる)、まあ出来る限り伏せていく。
今年の夏まで、ある映画の二次創作を行うサークルを主導していた。
元ネタの作品は軍事・諜報、及び公務員としての警察組織の軋轢、更にテロの絡んだ国際問題・技術革新問題にまで踏み込み、
旧来のマフィア映画や諜報ものと比べその圧倒的なリアリティが評価されていた。
監督・脚本・演出とその全てが見事に釣り合い、作品単体としてきちんとエンターテイメントしているのみでなく、
題材となった問題についての正しい知識・見識を広めることで、その理解を深めるものとして機能しており、そこから製作陣の志が読み取れた。
舞台である近未来の厳密な時代考証。一見突飛に思えたキャラクター設定を納得させる脚本・演出の力。
物語の筋そのものが秘めている魅力。どれをとっても一級品で、インターネット上の口コミのみならず、業界人からの評価も非常に高い作品である。
年に数度行われている同人誌即売会で、コミケや文学フリマのようなものだと捉えてくれればいい。
コミケがその題材について自由であり、文学フリマも同様であることと異なり、本イベントは映画関係の二次創作・評論誌であることが参加の条件だ。
先ほど「業界人からの評価も高い」と書いたが、昨年春頃の段階ではまだその評判が広まってはおらず、作品の話をすることができる相手は限られていた。
そこで某壁サー(ようは人気サークル)にコネがあった私は、何人かの知人友人と共に50Pほどの合同誌を作成し、そこに置いてもらうことにした。
私は如何に本作が優れた軍事考証を行い、また現実に向き合った誠実な作品作りを心がけているか、
拙い語学知識を駆使して英文記事を読み、著者の意図を最大限汲み取ろうと努力し、その紹介につとめた。
他の書き手の皆もイラストや漫画、創作小説など凝ったアイデアを出してくれ、読み上がったテスト稿に目を通した時は「非常にいい出来になった」と素直に喜べた。
また委託サークルの方にも口絵を書いてもらい、70部ほど刷った結果売上は40弱。初参加にしては、これはほぼ盛況といっていいだろう。
「艦これ」や「東方」、「アイマス」などのメジャー作品の同人作品に接しているとわかりづらいかもしれないが、マイナージャンルの同人世界はとても狭い。
しばらくして作品自体の人気が向上するとともに、本作唯一の同人サークルであった私のものに便りが寄せられるようになった。
大方の内容は「合同誌の在庫はないか」といったもので、余っていた30部ほどは瞬く間に売り切れた。
また「次回があるなら是非参加させてほしい」という声も聞かれた。原作はちょうど二作目の発表直後であり、イベントの締日も近づいてきていた。
正直なところ、もういいかな、と思った。
私はこの作品を多くの人に紹介したかったのであり、それは既に成されていた。
が、他のイベントに出ていた委託サークルの方にも同様の問い合わせが相次いだため、結局彼女に迷惑をかけない意味でも「出よう」と思った。
再び合同誌の執筆者を募り、原稿が集まった。前回の寄稿者が私を含め5人であったのに対し、今回は11人。
前回の依頼者は本業が忙しく不参加となり、全員が新人で、更に大幅なボリュームアップとなる。正直嬉しかった。
執筆者募集の際、「どのようなジャンルでも構わないが、極端に下世話なものはやめてほしい」
「前回の合同誌を見て、その意図に沿うように」とのみ告知した。あまり上から目線で人を縛りたくはなかったし、私も過去にそれで何度か嫌な思いをしていたから。
私は原稿に目を通し始めた。そして目を疑った。
評論は0。
そして集まった創作小説は、クロスオーバーものが大半であったのだ。
クロスオーバーとは、例えば「アベンジャーズ」「リーグオブレジェンド」、「シュガー・ラッシュ」のように複数作品のキャラクターが同じ作品に登場し、
物語の主役となるもの。また、「シャーロック・ホームズ vs モンスター」をはじめとした「このキャラクターをこのジャンルに放り込む」という、無茶苦茶な設定を持ち込む
ジャンルである。ホームズが恐竜と戦ったり、映画ではないが、ゾンビが魔法少女の形をとって襲い掛かってきたりする作品のことだ。
集まった原稿も、それと似たようなものだと思ってくれればいい。だが内容がひどい。
諜報部がロリ少女に変身してマフィアと戦い、突入部隊が恐竜を召喚してホワイトハウスを守る。
悲惨な死を遂げたヴィラン・キャラクターたちがブードゥーの魔術によって毒々モンスターとして蘇り、警察組織がハイパーヨーヨーを操ってそれらを撃退する。
ネコミミの生える奇病にかかった中間管理職が、侍の操る機械兵とカードバトルに勤しむ…。
読み通すのも苦痛な作品がそこに並んでいた。あまりにも酷すぎる。惨いといってよかった。
しかし印刷所への締め切りは迫っており、原稿はまごうこと無く完成していた。私はそれを出す他なかった。
結果は100部印刷が1時間で完売。遅れてきた客にどのような口調で完売を告げたのか、私は覚えていない。
イベント終了後、ツイッターで彼らのアカウントを覗いてみた(私はアカウントを持っていない)。どうやら日夜これらのクロスオーバー・二次創作の話で盛り上がっているようだ。
月の光に導かれ、前世からの愛を告げられる捜査本部長。謎の覆面五人組によって救われるロシアン・マフィア。麻薬漬けにされパンツレスリングに興じる闇市場のギャングたち…。
彼らはこの作品を、彼らなりに心から愛しているのだろうと想う。だが私にはその愛が受け入れられない。原作で遊ぶことしか考えていない、怪物どもには。
その愛が正しいとはどうしても思えなかった。許せなかった。
だから殺すことに決めた。
「次回用のフリーペーパー見本が早めに刷り上がったので、先にサンプルを送ります」とメールを打てば、氏名付きで住所が送られてくる。簡単な仕組みだ。
大半の女が都内近郊、単身者向けの安アパートに暮らしていた。電車で30分もかからないだろう距離に全員が住んでいたのは好都合だった。
一人一人、作品の「ありえなさ」順に殺していった。包丁で抉るのが、鋸で刺すのが、最も下手なときに、最も嫌いなやつを殺してやりたかった。
彼女らは私の顔を見て戸惑った。まさか自宅に来るとは思っていなかっただろう。
「何度出しても住所不備で戻って来ちゃうんですよ」と微笑めば、皆が皆後ろを向いて茶の用意をしてくれた。そこで首を絞めた。
ベッドに縛り付け、何度も謝らせた。口に刷り上がったばかりの合同誌から担当ページをちぎり取り、口に詰め込んだ。
守らなければならなかった。この映画を、作品を、この怪物たちから。
ひとりは太った女だった。腹を割いてもなかなか死なず、頭を割らなければならなかった。
ひとりは痩せた女だった。首を絞めただけで死んでしまったから、便器に顔を突っ込んでおいた。
ひとりは若い男だった。私を見て赤らめた頬がみるみる血に染まっていった。
そして最後の一人の家を訪れ、インターホンを押したとき、不意に頭部に衝撃が走った。
目が覚めると、法廷のような場所にいた。すり鉢状に抉られた岩場、私を見下ろすように無数の女たちが並んでいた。
皆手に石を持ち、こちらに投げつけてくる。大半は当たらないが、うち一発が右眼窩を砕いた。一滴の血が頬を伝い、漆黒の闇へと堕ちていった。
顔を覆おうとしたところで、手足の自由が効かないことがわかった。広げられた腕は手首のあたりで縛り付けられ、足首の腱は切られているようだった。
自分が十字架に縛り付けられていたことに気がついたのは、松明に火がともされてからだ。何が始まるのかは明白だった。
私は殺されるのだ。この怪物どもに。
私の愛するものを壊し、踏みにじり、これからも汚し続けるやつらに。これで本望か。私を殺し、晒して、あざけ、笑いものにして。
叫ぼうと思ったが、口からは呻くような音しか出てこない。歯は抜かれ、喉も潰されているようだった。
私は唯一動かせる乾いた眼で、焼けつくように痛む瞳で彼らを睨みつけた。口角をあげ、指を指し、ごらん、こいつがいまから死ぬんだよ、と子供に教える母親を。
肩を組んだ恋人たちを。
叫びながら絶え間なく石を投げる女を。
そこに見えた表情は私の考えとは違っていた。眉をひそめ、眼を細めて、唇は固く引き締められている。
瞳に涙を浮かべているものも少なくない。彼らは怯えているのだった。
子供は母の影に隠れ、母はそっと子の頭に手を置いていた。
恋人たちは寄り添い、震えるように松明を支えあっていた。
女の叫びは慟哭だった。石を持たないほうの手に抱えているのは、遺影だろうか。そこに写っている白黒の写真は、いつか殺した男の顔に似ているような気がした。
ああ、と気が付いた。
そうか、奴らにとっては、俺こそが怪物だったのだ。
http://anond.hatelabo.jp/20140321231503 を書いてもう結構日にちが経ってしまったけど、コメントを多く貰えて嬉しかったので、それに答えていこうと思う。
すべてのコメントに対してではないことと、似たものはまとめていることをご了承願いたい。順不同。
http://anond.hatelabo.jp/20140322114633
終わりの移民についての考えを詳しく聞きたいな
学歴や職歴を持たないまま日本に移民してくる人をどうするかが問題と言うことかな?
つまり、そういう人たちは雇用や労働を提供するメリットよりも社会保障サービスを受給するコストのほうが国にとってしんどくなっちゃうということ?
あと、そういう人たちを「一般人と同じ思考・行動の移民」と表現するのは面白いなと思った(そういうのはヨクナイ!とは思っていないよ念のため)
読み違えていたら指摘してちょうだい
最後は急ぎすぎた。やはり読み返してみると不十分だったが、ここまで理解して頂いてありがたい。
一般人思考の移民の二世はやはり一般人になるのは、カナダで感じていた。中国系移民はチャイナタウンでものを売るという認識が強いが、それとは一線を画し、中国系でも親がカナダ本国の商社マン、大学院卒の子どもはやはり高学歴指向である。このようなケースでは移民を受け入れる意味が十分あると思うが、ここにだした工場勤務は学歴は正直関係ない(社員としてプロセスの効率化を図ったりする頭脳系は別)ので、移民で賄うよりかは、ニート・フリーターをどうやって奮い立たせるかにかかっていると思う。
つまり知識・頭脳・技能で唯一無二あるいは高いクオリティを持つ移民には賛成だが、単なる労働人口の現象での受け入れには反対ということである。ただしこれはかなり利己的で勝手な意見であることは重々承知であるし、そこまで上手くいかないことも予想がつく。
特に作業員として来て建設・製造系で働いている移民だとリーマン・ショックのときに生産が落ち込んで労働者を大量解雇したのが記憶に新しいし、次にそうなった場合、日本生まれ日本育ちの自国民を優先して移民を見捨てるのか、それとも平等に扱い福祉を提供するのかでは意味合いが全く違ってくると思う。ただ移民に永住権・就労ビザを与えておきながら社会保障・福祉を与えないのは国際問題になりかねない。
社会サービスコストに関しては、移民への支給が重荷になるとしか書いてなかったが、改めて考えると現在高齢者向けの支給が追いついてないという状況で、財源と鳴る労働者が増えるという意味では移民もひとつの手段として悪く無いと思う。少なくとも短期的に見れば税収がプラスになるから。ただその労働者が働けない状況(怪我・障碍・高齢)になったときの保障は・・・?と考えるとプラスになるのかどうか疑問である。(ここでは移民=永住権で話しているので、もし数年の期限付き就労ビザで景気が悪くなれば更新しないと言ったことは考えていない。)
http://anond.hatelabo.jp/20140322145453
>不思議なことに、ご飯作る工場なのに、その話を聞きながらご飯を食べたくはならない。誰しも言うが、一度勤めると外食について足踏みしてしまうようになる。
えーマジで?
大手コンビニチェーンの工場行ってたけど、残り物の総菜がバイキング形式で無料だったから毎日腹一杯食ってたなあ。
まあ思い出してみれば弁当持参の奴も少数ながらいた気がする。
…と書いたものの、確かにお腹が空けばそういう風に感じていても食べると思う。とくに無料なら尚更。ただ、それでもあえてお金を出して買うことはしないだろうな…と思う。
そう簡単に国籍取得はできんやろ 震災以降は年一万ぐらいらしいで(http://www.moj.go.jp/MINJI/toukei_t_minj03.html
印象・感想で物事を書いていたので、データを頂いて有難い。移民=帰化と考えているので、受け入れたとすればこれからこの数字がどう変化するのかが問題だと思う。
学生時代に下落合にある学生センターで日雇いの仕事探してやっていたので、いろんな職種に触れられたのはけっこういい経験だった。まあまだギリギリ雇用がなんとか良かった時代なのもあるが。
実は今でも学生だったり年齢が一定以上だったり年収の基準をクリアすれば日雇い派遣で働けるらしい。様々な職種に触れるし、研修なんてないところがザラだから自分で考える力と、人を見て真似る力はすごく身についたと思う。
オバちゃん強いよねー
だから言ってるじゃん、工場のおばちゃん最強だって。日本は工場のおばちゃんたちで成り立ってるようなもん/農家のおばちゃんも強い/スーパーのおばちゃんも強い/おばちゃん強すぎ勝てないw
オバチャンのルーティンワークに対する適正は異常だ。ルーティンワークって気が遠くなるほど時間が長く感じるモンだけど、オバチャンは「鼻歌でも歌ってたらスグよ!」って笑って言ってた。
…などなどオバチャン関連のコメントが多くて驚いた。オバチャンが秘める力は偉大だ。定時でスパッと退勤するというコメントがあったが、これに関しては容赦なく帰る。子どもや夫がいれば尚更だし社員さんの「帰らないで」というお願いに「イヤだ、帰ります。子どもも夫もいるんで」と言い放ったオバチャンは、定時に帰るのは当然の権利なんだけれどもとてもかっこよかった記憶がある。そして仕事ができるオバチャンほど、室長だとかそういう肩書を嫌う。気づけば力関係が出来ている具合である。
最近のFAの流れを見ていると今までは「危険」or「重労働」or「人間では無理」で「単純作業」でないとコストが合わなかったロボットが汎用化されてこの辺りでも「単純だから」という理由で普及が始まる。震源地は中国
実は働いていた工場は予想以上に人力だった。機械を導入すればここにいる3人は働かなくていいのにと思ったが、機械を入れるコストが見合わないのか、面倒くさいのか…。型にはめる作業は人間がやって、押しこむ(圧を加える)のを機械がやるような機械と人間の分業が足りないと感じた。単純作業だからこそ機械と真逆を行くような「単純作業だからこそ人間」という感じだった。
感じ方は人それぞれだと思うが、少なくとも私はここの工場労働は社会の底辺だとは感じなかった。意外に楽しかったというのもあるが、何より人間味が少しでも感じられたのが大きい。上を見ればキリがないのと同じで、下を見ても果てしないのだと思う。
彼は気付いていない。人生は単純作業の積み重ねでできていることを。
社会と経済は単純作業の積み重ねでできているとなんとなく認識したが、人生までは考えていなかった。ただ接客と事務しかしてこなかった中で、工場のアルバイトというのは少なくともここに徒然と書くほどには考えさせられる出来事だった。
たまに「高校普通科は公務員養成校」という言葉を聞くが、教育がそもそも事務系に傾き過ぎな気がする。工業系の労働者が不足しているなら工業高校や工業大学をきちんと整備しなおすべきだし、専門家が欲しいのなら高校段階ならSSH(スーパー・サイエンス・ハイスクール)やSELHi(英語強化)をもっと推し進めるべき。単純労働者の不足が不安定雇用に原因があるのであれば、東急ハンズのように時給制だけど準終身雇用のようなものを推し進めるべきだと思う。ただ、ここまで単純な問題でもないとは思う。
いやいや、そこは逆でしょう。苦労してがんばったんだから買ってくれって言わなきゃ >できればコンビニに行ってもカツ関連の製品は買ってほしくない。あれが一番手間がかかる。
確かにそうなんだけれども、値下げキャンペーンの悪夢と言うべきか本当に沢山買われてしまうと工場内はえらいことになる。派遣の人もすぐに来れるわけではないし、一度に働ける人数にも限界がある。甘いと言われればそれまでだが、現場は「安定・漸増」指向だろう。
工場のおじちゃんも年を重ねているが、おばちゃんに比べて働かない人が多い。考えてみるとまず働けるおじちゃんはサラリーマンか他の仕事をやっているのだろうと思う。ここで女性の社会進出まで色々論じるつもりはないが、そのような要因で社員のように(時には社員以上に)働けるおばちゃんが本来はそこまで求められないパートとしていることに驚きを隠せない。
おばさんの件はカイゼンの形で吸い上げるシステムが欲しいね。学生時代にいろいろバイトしたけど食品加工と厨房だけはもうやりたくない。臭いで食欲失せる。最後の段は他国の高学歴リソースまで食おうって話でなあ。
そのおばちゃんはシステムとして全体を見ることは(立場的に)できないので、一部しか見て提言している可能性が大きい。例えば、そこが律速でなかったら、ペースにムラができ、時間管理が面倒になるとか。
いや肉体労働系のバイトをやると天下国家を論じたくなる気持ちも、個人的にはよくわかるよ。私は年末年始に郵便局のバイトをよくやるけど、その度に自分のブログでカイゼンを論じた。あとオバチャンも論じてた(^▽^;
すっかりほとんど全ての工程が自動化していると思い込んでいたことは前の投稿で述べたが、パートが不満を感じているというのはきっとどこもそう変わらないだろうから、そこで実際に労働者が感じている不便や、オバチャンの意見をうまく吸い上げて、きちんと解決策を提示できればビジネスになると思う。特に社員さんはカイゼンをしている時間が無いので、外部のコンサルタント会社や、機械メーカー・商社が参入する余地は十分にあると思う。オバチャンは鶴の一声といったところもあるので、それを見極めることも大切だろう。室長はその部屋の中のことを見て不満を漏らしているかもしれないが、実際にその提案を受け入れてしまうと他の部屋にしわ寄せがいく可能性がある。だが、問題を見つけるのは得意だと思うので、そこをつなぎ合わせる役がほしいところだ。
初めて見たときはちょっと笑ってしまった。ステマというよりかはネガキャンだろうか。
ほかにも多くコメントを頂いてとても有難い。移民に関してはわかりにくいという意見が多く申し訳ない。全てのコメントに返信することはしなかったが、全て読ませていただいた。やろうかな、興味あるなという人は、短期派遣から始めてみてはどうだろうか。全面禁止ではなく例外もあるので、派遣企業と相談してみると良い。単純作業への適性が大きく影響する仕事であることは間違いないので、経験としてやってみるのも十分アリだと思う。少なくとも僕はとてもいい経験だったと思う。
保守速報などで引用されていた、2ちゃんねる東アジアニュース速報+板のコテハンが
彼が認めた捏造のひとつは保守速報なで引用され、多くに人の目に触れた。
http://megalodon.jp/2014-0309-2345-39/hosyusokuhou.jp/archives/36592776.html
838:ぱぱ ◆KLC27tVU6cXf :2014/02/23(日) 13:20:18.94 ID:c7QxvS/y
三田の区立図書館、慶応大の図書館、秋葉原の区立図書館の3つで
顔の写った映像貰った。
まとめブログ嫌いの嫌儲が主導?した2ちゃんねるの転載禁止拡大の中で、
特に反発したのが東アジアニュース速報+板(以下東亜板)のコテハンである。
軽く説明すると、東亜板は2002年のWカップ以降、ニュース+板で増えだした韓国、中国関連のニュースを
専門に扱うたえめに作られた板で、2003年就任した盧武鉉大統領の活躍などで人を増やしてきた。
特徴的なのはニュース系板にもかかわらず、コテハン(固定ハンドル)が多く匿名掲示板の2ちゃんねるでも、
慣れ合いの多さで嫌煙されてもいた。
ここ数年はネトウヨ系まとめブログのソース元となり、ここ1年で一般層に嫌韓をばらまいた根源とも言える場所である。
そして、東亜民は嫌韓を主導したと内心喜んでいたようだ、特にコテハンは。
一方で、嫌儲板はゴキブリ(アフィ)退治のために家を燃やし旧運営によって隔離された存在。
その反骨精神というか、根性のひねくれた連中も多く、元はネトウヨの多い板だったにもかかわらず、
「ジャアアアアプ」や「J■Pホルホル」(ホルホルここ見てね。http://dic.nicovideo.jp/a/%E3%83%9B%E3%83%AB%E3%83%9B%E3%83%AB)
が流行し、安倍・ネトウヨ叩きを主にするなど2ちゃんねるでも異色の存在だった。
連戦連勝wの嫌儲民にとって多数決の勝利ではなく他人を蹴落とす一人勝ちこそ理想なのかもしれない。
そんなわけで、もともと相性が悪かったが特に接点はなかった東亜板と嫌儲板だったが今回の騒動で東亜板が転載禁止になる。
飽きたので数行でまとめるよ★
転載禁止が広がると、嫌韓の啓蒙活動にはまとめブログが必要だと東亜板のコテハンが激怒して嫌儲となんJをチ●ンだの反日だの言い出し、
「IPで特定してやるよ」など、2ちゃんねる古参の嫌儲民にはたまらない煽りを繰り出し続けた。
当然、嫌儲民となんJは盛り上がり、4人(本日3人)のコテハンが特定される祭りになる。自衛隊官がいたり、女装癖もちだったり。
現在は特定された、コテハンが嫌儲板で謝罪するも、他のコテハンやまとめブログとの繋がりを疑って、尋問中。
742 名前:ぱぱ ◆k1i8LjYI9Q [sage] 投稿日:2014/03/09(日) 22:40:34.00 ID:ZzVMCK+W0 [1/3]
こんばんわ、お詫びに来ました。
807 名前:ぱぱ ◆k1i8LjYI9Q [sage] 投稿日:2014/03/09(日) 22:43:03.71 ID:ZzVMCK+W0 [2/3]
すいません、本当におわびしないといけないと思います。
私自身の感情による書き込みで多くの方に不快な思いをさせて申し訳ありませんでした。
938 名前:ぱぱ ◆k1i8LjYI9Q [sage] 投稿日:2014/03/09(日) 22:46:37.20 ID:ZzVMCK+W0 [3/3]
したらばでtorでUA規制をしてるという風に思っており、IPでと思って居たのは事実です。
あと、スマフォ板での行為、荒しと言われても申し開きできません。
申し訳ありませんでした。
40 名前: ぱぱ ◆k1i8LjYI9Q [sage] 投稿日: 2014/03/09(日) 22:53:46.79 ID:ZzVMCK+W0
一つ
書籍を破いた写真は、確かに人から貰ったのですが、確認の取れるものではなかった
のですが、それを書き込みしてしまいました。
二つ
確かに私は、ネットになると気が強くなる性格のようで、強気な発言をしてみなさんの
気分を害する事を言い続けてきました。
申し訳ありません。
375 名前:ぱぱ ◆k1i8LjYI9Q [sage] 投稿日:2014/03/09(日) 23:05:06.37 ID:ZzVMCK+W0 [4/6]
>>105
土屋さんというそちら系の会社の先輩を15年ほど前に知っており、少し
親しくさせて頂いてました。
あと、私が言える事は、みんな自分達の正義というか、そういった話から
多分、旧いネットスラングで言う”聖戦士”的な意識もあり、必死に抵抗
してきたんだと思います。
その中でいつの間にか内輪での盛り上がりで本当にバランス感覚を失った
かと自省しています。
また、私が知っているコテで個人情報に関しては、既に出ている方と東亜に
更に、人を売ることだけは僕としてもできません。
以前から、僕は暴言を吐いていましたが、それでも複数のスレをまたいで
追い詰めたりという事は基本、あまりしていなかったと思います。
491 名前:ぱぱ ◆k1i8LjYI9Q [sage] 投稿日:2014/03/09(日) 23:08:33.29 ID:ZzVMCK+W0 [5/6]
>>159
何とも言えないのですが、もうしばらくネットをやる気がありません。
実際に今回の騒ぎで既に多くの方にご迷惑をお掛けすることになっています。
正直、僕らの内輪に籠もった世界では割と情報の流通が少なく、TOR+VPNの
知識などは殆ど流れて降りませんでした。
614 名前:ぱぱ ◆k1i8LjYI9Q [sage] 投稿日:2014/03/09(日) 23:12:28.34 ID:ZzVMCK+W0 [6/7]
>>170
見捨てておりません。
彼の気持ちが落ち込みまくり、電話にも出れない状況になっており、その上で遅きに失したかも
しれませんが、各自の個人情報の整理をしていたのです。
>>178
相互ヘイトを煽る事になってしまい、お詫びするしかありません。
南支那での会話を追って貰えれば判りますが、確認が取れないものなのに、それを見て軽々しく
書き込みをしたことをお詫びします。
本当に申し訳ありませんでした。
767 名前:[sage] 投稿日:2014/03/09(日) 23:17:02.05 ID:ZzVMCK+W0 [7/7]
僕は実は2006年くらいまで名無しで見ている事が専門で、たまに書き込みをする程度
でした。
ところで事の発端になった2ちゃんねるの騒動は、新管理人のJimによると転載禁止は結局はずさないことになるっぽい、
けどよくわからん。
私自身、知人さんから「アンタは裏表無くて、ダブスタも無いねぇ」と褒められる事が有りますけれども(苦笑)、内心、「いや……そうではないんですよ、私はダブスタのカタマリなんですよ、『歩く矛盾』なんですよ」とつぶやいています。
進歩的で意識も高い知人さんと、政治の話とかをしていると、「それは・あいつはダブスタだ」とか、「それは矛盾している」という言い回しを、よく聞きます。
逆に、世俗的でのんびりしている人達とは、同じテーマの話をしても、ダブスタとか矛盾という言葉は、ほとんど出てきません。
前者の人達(「達」と言っても、私の知人さんに限った狭い範囲ですが)からは、「正しい事」は、無矛盾であるはずだという、強い信念のようなものを感じます。 それは、そうかも知れません。 限定された範囲の中においては。
しかし、原発問題とか、憲法議論とか、国際問題とか、大変に、大きな話については、そうとも言えないと私は思います。 これらは、分割統治していかないと、まるで物事が進まない、巨大な相手ですし、時間のかかる話でもあります。 人ひとり分の生涯の長さでは太刀打ちできない話もありましょう。
そういう巨大な「人間の話」「社会の話」について、無矛盾であることを重視したり、ダブスタを排除したりするのは、私は、違うんじゃないかな……と思っています。
人が生きるという事は、矛盾を生きるという事だと、私は思います。 我々は、命を大切にと言いながら、生物を殺して食べ続けます(イヌとブタでは命の重さが違うのでしょうか)。 節電と叫びながら、ネットやスマホをやめられません(スマホの電池の持ちの悪さは、すなわち電力効率の悪さです)。 年間数千人も殺しておきながら、自動車を使う事もやめられません。
生き続けるという事は、矛盾を作り出し続け、矛盾の中にどっぷりと身を浸す事です。 矛盾が無くなった状態、それは美しい状態ですが、静止した美しい死体、動かず腐らない死体なのです。 理想として「完全な美」を求める気持ちも分かるのですが、生きている以上、「自身が醜い矛盾として生きている」事を前提にしなければ、「より良い場所」にはたどり着けないと私は思います。
人間の話、社会の話には、矛盾がぎっしりと詰め込まれていて、その大量の矛盾を、どのように形を付けていくのか、その「調整」をし続けなければならないのだと思います。 「これでいいのだ」という決定的な処方箋は、たぶん無いのだと思います。
無矛盾な素晴らしい法律や社会体制が仮に出来たとして、それが思った通りに機能するのはほんの一時でしょう。 この世界は、人間の知性と想像力を越えて動き続けているからです。 なればこそ、「今在る矛盾」を「あるがままに受け入れ」て、無数の矛盾を組み合わせつつ何とかうまいこと調整して生き延びていくしか、方法論は無いのではないか、と思うのです。
もちろん、その調整の過程で、矛盾を少しずつ減らしていく事には、大いに意味がありましょう。 矛盾数が少なければ少ないほど、その世界は単純になり、より単純な世界の運営コスト・問題解決コストは、より低くなるでしょう。 これはたぶん、望ましい事です。 しかし、無矛盾を実現しようとするのは、ゼロリスクを求めるのと同様に、「間違っている」と私は思います。
麻生氏のナチス発言がやばい。いつもの通り左翼が都合の良いように解釈をし、非難しているが、ナチスという国際的にセンシティブなワードであっため国外からも批判され始めた。
橋下慰安婦発言のように、国内問題とは異なる国際問題についての発言は致命傷と成り得るので、今後の麻生氏や安倍政権の行方が気がかりである。
だが、今回の発言は決してナチスを肯定したり賛美したりしているわけではないし、本気でナチスの手口とやらに学べよとは思っていないことは自明である。
政治家の発言が問題となるたびに、「全文出せ」「文脈を読まなければ」という声が聞こえる。今回は文脈が出てきたが、それでも左翼の怒りは収まらない。
今回は講演という、オーラルな形であっただめ、本当に真意とやらを理解するためには音声が不可欠だ。
実際、音声で聞かないとその真意とやらが分かりかねるような内容であることが追い打ちをかけている。
音声を聞くと、「手口学んだらどうかね」と言った時に、笑いが起きたわけである。つまりこれは皮肉や悪い冗談の一種であって、「誰も本気で聞いていない」ということだ。
より正しくテキストに起こしたら「手口学んだらどうかね(笑)」である。
例えば、オーラルな発言から全てビックリマークや(笑)を取り除いてしまったら、ニュアンスが全く別物になってしまう発言も多くあるように、今回もそれに当てはまるのだ。
(同時に、「反面教師として学ばなければならない」という極めて好意的な解釈も成り立たなくなる)
それなのに、本気でナチスを賛美しているというのはいくらなんでも無理がある話だ。左翼はそう考えたくてしょうがないようだが。
この発言は批判を受けるべきだが、その対象は不適切な形でナチスを引き合いに出したということであるべきで、ナチスを賛美した!麻生は政治家失格だ!というのはあまりにも頭が残念だ。
さらに残念なのは、そういう残念な解釈をしたくてたまらない左翼メディアがそのような内容で報道を繰り返したことだ。左翼政治家も同様だ。
そのように伝われば、当然海外はびっくりだ。国民もびっくりだ。単に「ナチスを賛美した政治家」というのと、「不適切な形でナチスを例示した政治家」では全く意味が異なる。
はあ……。
それでもまだ韓国の政治問題でしょ。もしくはサッカーの国際試合の問題だね。それに対して日本政府ないし議員が反応したら日韓の政治問題になる可能性があるね。
韓国内で韓国人が「日本は~しる」と叫んだって、そらあんたら以外はふつう興味ないですよ。それを韓国の国会議員のひとりふたりが賛成したって、やっぱ大事じゃないよね。日本にも極右の政治家がいて、韓国や中国やアメリカの悪口を言っているけど、東京都や大阪府の知事でもない限りは別に国際問題になっていないよね。
でスポーツに政治を持ち込むのはマズイというのは、単にそういうルールがあるというだけの話。それを破るのはよくない。外国人がルールを破ったからって興味をもつ理由はない。別に持ってもいいですよ。「個人の」自由ですから。どうぞお好きに。
んじゃね。おやすみ。
つまり、シーシェパードが自国でカンガルーやコアラを害獣扱いにしてレッドリスト寸前にまで駆除していることについてもはや口出しするのもいい加減メンドくさいが、
日本はわざわざシーシェパードの流儀に譲歩してやってるんだから、そいつらは鯨が食べるアジやサンマ、サバなどの補食してる魚の補食量分だけ日本に流せ。
そうすれば、日本は今後鯨を捕鯨しようなどと考える人間はいなくなる。
調査捕鯨の殆どは、鯨の生態系の他に毎年食べる魚の補食量を調べるためでもあるから、
シーシェパードおよび捕鯨禁止委員会はこうした現状を重く受け止め、鯨を捕獲しない代わりに漁獲分の金か魚を用意すれば国際問題も完全に解決する。
アルファルファ・痛いニュース・ハム速という3大コピペブログ(ああ、もはやハム速はコピペブログじゃないか)が大幅に減っているが、特に嫌韓系のコピペブログが全滅状態だ。ヘッドライン導入時にまたアルゴリズムが変わったのか、スパムIDが一斉BAN食らったのか分からないけど。政経chとか保守速報なんてネトウヨブログなんかブラックリストに載ったのか全く見なくなった。
それだけじゃなくて、たまに網から漏れる上がってくる嫌韓系のコピペブログをスパム報告すると平日なら数時間で、土日なら月曜日にはもうホッテントリから消えている。
いままでこういうのにまるっきり無対策というか、あからさまなスパム以外は放置してたはてなだけど、いよいよヘイトサイト対策に本腰を入れ始めたのは、例の橋下徹やらネトウヨが国際問題になってきたからかもしれない。このままあの手のをサイトのホッテントリを放置して、検索エンジンにばら撒いてたらはてな自体もグーグル様に怒られかねないしね。
訴訟するのにどれだけ金と手間がかかると思ってるんだ?
世間を知らないのはお前の方だ。
ほえーそりゃあすげえ
この場合いくらかかるのか具体的に言ってごらん
知りもしないことをはったりぶっこいて通ると思わないようにな
嫁は失うものは全く無い
世の破綻した夫婦の暴露合戦は常に世に出てない側が攻勢なのはどうしてか考えてごらん
そうだよ。だから儲かるんだよ。
はあ…
あのね~~~~
それらがこぞってインタビューに来るのは
夫はただ言い訳して保身するしかないんだからそんな奴の話なんか面白くないから申し訳以上には誰も聞かない
「中国嫁日記」なんて所詮一部のオタにしか売れていないマイナー漫画だけど、
これが「オタ夫と中国嫁の泥沼離婚騒動日記」になったら、元々読んでたオタもヲチの為に買うし、それまでとは違う客層も大勢食いつくだろうね。
へえ~え すごいね
じゃあそれで漫画家側がどう稼ぐのか言ってごらん
「差別問題」
「国際問題」
ってネタで
悪者側になるやつがどうやってお金稼ぐのか
はいどうぞ
あ~~~~
あほらしい
http://anond.hatelabo.jp/20110421220158 の続きです。
今後、世界的に原子力利用が拡大する中、ウラン燃料に対する需要の増加が見込まれる。国内の原子力発電所の燃料調達という狭義の安定供給はもとより、海外向け供給も視野に入れた安定供給確保という観点から、ウラン鉱山開発から濃縮・再転換に至る我が国の供給面全体を強化することが重要である。
事業者等のウラン鉱山開発を積極的に支援するため、日本貿易保険(NEXI)のリスク補完機能強化を含め公的金融支援を充実化させる。また、投資の円滑化等を図るため、我が国の外為法やOECD ルールとの整合性を念頭におきつつ、政府間の会合等を通じて、他国が独自に有する投資規制の改善等を働きかける。
ウラン濃縮については、濃縮ウラン供給元の多様化を図るため、事業者等による海外の濃縮事業者との連携など濃縮分野の取組の強化を支援する。また、国の支援の下、開発した新型遠心機の導入を着実に進めるとともに、国と事業者等は、国内の濃縮能力の維持・強化に関する考え方の整理を行う。さらに、我が国が核燃料供給保証など国際社会の取組に貢献し、輸送途絶等のリスクに備えるという観点から、濃縮ウランの国内備蓄の可能性について検討を進める。
加えて、国と事業者等は、ウラン燃料の輸送リスクを軽減するため、経済性・安全性の観点から新たな輸送経路の確立等に向けて関係国と連携しつつ議論を進める。特に、カザフスタンを始めとする中央アジアからのウラン燃料の供給量の拡大を念頭におきながら事業可能性調査等の検討を進める。
世界における原子力発電の導入見通しを踏まえ、①当面最大規模かつ低リスクの市場である米欧、②既に原子力を導入しており今後急拡大する見込みである中国・インドや、さらに、③将来的には発展の可能性が大きい東南アジアや中近東等の新規導入国など、市場ごとの特性に合わせた対応を行うことが必要である。
米欧市場については、新規建設、資機材輸出、発電事業体への資本参加等に公的金融支援等を活用しながら積極的に支援する。また、中国市場への資機材の輸出を支援するとともに、インドについては、エネルギー・産業政策の観点から、各々の原子力政策について意見交換や情報交換を進める。さらに、新規導入国市場については、システム輸出として、建設、運転・管理、燃料供給、さらには法整備、人材育成、インフラ整備、資金調達支援まで含めた一体的な対応が必要である。官民一体となって原子力発電新規導入国へ一元的な提案を行うための電力会社を中心とした「新会社」を遅くとも本年秋までに設立するなど、原子力発電に係るサービス・システムの総合的提供体制を具体化するとともに、公的金融資金を活用しつつ、ウラン鉱山の開発、及び海外の濃縮事業者との連携強化(資本参加)等を支援し、我が国の燃料供給能力の強化を図る。
また、NEXI の海外投資保険や輸出保証保険等のリスクてん補範囲の見直しを行う。加えて、相手国の人材育成及び国際展開に対応しうる国内の人材育成を行い、新規導入国での制度整備を支援するなどキャパシティ・ビルディングへの取組を強化するとともに、新規導入国等との原子力協定の締結を戦略的かつ迅速に進める。また、ODA 等を活用しつつ道路、港湾、送電網などの周辺インフラ整備を支援する。
原子力発電の推進に関心を示す国が世界的に増加していることに伴い、核不拡散や核セキュリティに係る取組をより一層強化するとともに、原子力発電施設の安全な運用、さらには使用済核燃料の扱いといった様々な課題に対処するための国際的な環境整備を進める必要性が高まっている。
このため、平等な競争条件の確保や核不拡散、原子力安全、核セキュリティ等を軽視した価格競争の防止を図るべく、国際的な場での取組を強化し、原子力の利用において国が確保すべき安全上の要請を国際的な共通基準として国際原子力機関(IAEA)の場で示すなど、安全面での国際社会の取組に積極的に貢献する。また、IAEA・GNEP(国際原子力エネルギー・パートナーシップ)等の場で検討されている核燃料供給保証の仕組みや使用済燃料の取扱いに関する国際的枠組みづくりの議論に主体的に取り組む。
そのほか、アジアを中心とした核不拡散・核セキュリティに関する人材育成のための総合支援センターを設置するとともに、国際的な核不拡散・核セキュリティの強化に向けた技術開発等を行い、原子力の平和利用に向け我が国として貢献する。
28 解析コード(応力等を計算するプログラム)等各プラントに共通する技術について取りまとめられた技術文書(トピカルレポート)の技術的妥当性を個別審査に先立ち評価し、安全審査の実効性向上を図る制度。
29 原子力発電所から発生した使用済燃料を再処理するまでの間、事業の許可を得て、原子力発電所外で一時的に貯蔵管理することをいう。
横から失礼。
最高裁判決で傍論を出した園部逸夫元裁判官が最近になって『産経新聞』2010年2月19日付で言うことには、(↓要約は自分)
・「外国人」とは「特別永住者」のことで「一般永住者」ではないつもりだった
・在日韓国・朝鮮人からのうらみつらみがきつかったのでなだめる意味で、政治的配慮で書いた
・特定地域と非常に密接な関係のある永住者に、非常に制限的に選挙権を与えることが望ましいと判断した。
・選挙権があっても自由に移住して行使するのはとんでもない。
ということらしいけど?
まあ、一般永住者が裁判を起こしたらはっきりするんでないの。
三権分立の根幹にかかわる大問題だ。
例えば戦争やってる地域に行って殺されるのは自己責任だろ。イラク日本人青年殺害事件とかな。あれはアホとしか言いようがない。
ものをとられるのも自己責任。盗むことができるようにする方が悪い。
高級時計店とかでは本当に盗まれると困るような高級品はショーケースに入ってる罠。盗られて困るものは金庫にしまっとけ。
スーパーなんかでは必ずと言って良いほど警備員雇ってるけどな。小さい店でも監視カメラとか監視用のミラーとかで対策してるだろう。何も対策してない店は皆無だと思われ。
これは個人のレベルでどうしようもないことだな。
自衛しろって言ってる奴らは、犯人悪くないとは言ってないだろ。犯人は悪いけど、自衛したほうが被害に遭いにくいよねって話なだけで。北朝鮮は悪いよ。もちろん殺人犯も泥棒も万引きするヤツも悪い。
自己責任って素晴らしい!自由万歳!
極論言うやつは絶対1か0しかないよな。もうちょっと柔軟にグレーゾーンについて考えた方がいいだろ。