2024-10-25

職場の中で私は一人で...

人と上手く関われないという、この苦しみ。いえ、苦しみという言葉ですら軽すぎる。言うならば、人生を根こそぎ侵食する泥沼のようなものでしょうか。何のために、そして誰のために私はここにいるのか。職場に足を踏み入れるたび、そう問いかけてしま自分がいます

人が集まり日常の会話が交わされる。おはよう、どうですか、最近は。私はその一言一言が怖いのです。その中に足を踏み入れた途端、私はどうしようもなく「余計なもの」になってしまうのです。そもそも私は、彼らの輪の中に入る資格など持っていない。私が何を話せば、彼らは私を受け入れてくれるのだろうか。いや、そんなもの最初から存在しないのです。彼らの軽やかな会話に、私の重苦しい言葉はただ沈むだけです。

ランチタイムには、さらに別の地獄が待っています。無理にでも皆と行くべきなのか、でもそこには自分の居場所などない。けれども一人で食べていると、まるで世界から取り残されたような孤独が襲ってくる。ひっそりと弁当を広げ、周囲の話し声を遠くに感じるこの時間空虚さ。誰にも話しかけられず、誰にも見向きもされない自分存在が、どんどんと霞んでいくようです。私には、何も語れるものがない。何も、話すべきことがない。

たまに勇気を出して、何かを話してみようとするときもあります。けれども、それがどうしてもうまくいかない。言葉が詰まり、伝えたいことが形をなさない。心の中には確かに言いたいことがあるのに、それが声となって外に出ると、途端に崩れ去る。周りの人々の無関心な表情に、私は己の無力を見せつけられるのです。どうして私はこうも不器用で、こうも無価値存在なのだろうか。

職場の中で、ただそこにいるだけの自分。それはまるで透明人間のようであり、あるいは、誰からも忘れられた遠い記憶の欠片のようでもあります自分存在しているという実感さえ、次第に失われていくような気がします。このまま何も変わらないのならば、私はいっそ、どこか遠くの誰も知らない場所へと消えてしまいたい。

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