はてなキーワード: デザインとは
正確には
「もう大の大人になる夫が、連日味方や友人に当たり散らしながら感情的にゲームをする様を横で見ているのがどうにも辛くて、
もうこんなことはやめろとぶち撒けたら本人がその場でデータを消した」。
安心半分、後悔半分といった感じだが、いろいろと考えすぎてもうよくわからなくなってきた。
見る人が見たら誰が書いた日記なのか丸わかりだと思うが、気付いてもスルーして欲しい。
友達がおらず誰にも相談できない女がどうしようもないモヤモヤを吐き出しているだけなので。
夫婦共にオタクゲーマー。旦那は付き合った当初から対戦ゲームでキレる人だった。
自分が一番になれないと納得できず、
子供のように感情的になる。そう言う時は汚い言葉も平然と使う。
大人になれば改善していくだろうと思っていたし、実際ほんの少しずつではあるが良くはなっていった。何度も話し合った。
でも結局爆発してしまった。
連日スプラトゥーン3のランク戦に籠り、昇格戦に連敗しては舌打ち。周りの同じくらいの歴の友人は難なく昇格していったのにと呪詛を吐いて、こちらが止めろと言っているにも関わらずイライラしながら続ける旦那。
産前のメンタルにこれを毎晩見させられるのはキツかった。発売前からこうなる予感はしていたので、うまくいかない日は3回でやめる、という約束もした上で購入させたが「うまくいかない」の判断が曖昧なせいでただの口約束と化してしまった。
良いゲームだとは思う。デザインも優れているし、ネットの友人とゆるくやる分には確かに面白いゲームなのだ。
ただ、スプラトゥーンのランク戦であるガチマッチには人間の性格を狂わせる何かがあると思っている。あれにのめり込んだ人は平気で他人を侮辱する。全員がそうではないにせよ、人を暴言マシーンにさせる何かがある。
ゲーマーにとってセーブデータは命のようなものだ。その重みは自分もゲーマーだからわかる。
ましてやRPGでなく、日々の積み重ねが記録された対戦ゲームなのだから余計にその重みは増す。
だから正直、こんなにもあっさりとデータを消してくれるとは思わなかった。一瞬だった。もうやらない、と。
消した理由は「このままでは貴方と子供に申し訳ないと思ったから消した」だそう。
あの地獄のような時間から解放されるのははっきり言って安心する。
仮にも自分が好きになった人間が堕ちる様を毎日目の当たりにするのは中々にしんどい。しかも楽しむためのゲームでそうなっているのだから余計に。
安寧を引き換えに、
旦那は今まで通りスプラトゥーン3を楽しんでいる友人に対してイラつく呪いにかかった。
そして旦那にもこのゲームを楽しんでいる瞬間というのは確かにあった。それらを全部かなぐり捨てるような選択をさせてしまった事に対して後悔がまったくないわけではない。
あれから旦那はため息ばかりで苦しそうだ。彼はここ最近ずっとスプラトゥーン3をやっていた。発売日0時ぴったりにプレイするくらいだったものが、突然無くなってしまった。他にやりたいこともない。
そして周りは自分がやめたスプラトゥーン3を無邪気に楽しんでいる。その気持ちは察するに余りある。
データを消すという選択を取ってまでゲームより家族を取ってくれたのはありがたい限りだし、
凄いこと、到底できることじゃないと思ったので
それに対する感謝と謝罪は本人に伝えた。が、言いようのないモヤモヤが纏わりついている
どうすればよかったんだろう
旦那がこんなにもゲームでキレる原因、彼自身の自己肯定感の低さからくる劣等感なんだろうな。
「子供の頃から、他人と比べて胸を張れるようなこと一つもないのが辛い」と言っていた。だからゲームが上手い人に憧れると。ゲーム以外に興味が持てず無趣味で、ゲームでしか自己肯定感を満たす手段を持たない。
そもそも上も下もいくらでもいるんだから他人と比べてもしょうがない、等と伝え続けているが全く効果なし。ゲームがうまい人が正義で、それにしか価値を感じないらしい。
これに関しては自身もクソオタで旦那に布教できる趣味が旅行くらいしかないのも良くない。
他にも、上手くなる以外にもゲームに面白い瞬間はあると伝えても、「上手くなることでしか面白みを感じない」と一蹴りされる始末。
ゲームを心から楽しみたいと思っているのに、己の価値観と性格に邪魔されている。
そんな旦那がどうにも不憫でならない。私としてもできることならスプラトゥーンを一緒に楽しみたかった。
ちなみに私が見る限り旦那はゲームが上手なのだが、それ以上に才能があり上手い人が周囲にいるのもまた事実である。それが非常に辛いらしい。
そんなの交友関係が広がっていけばいずれぶち当たる問題だと思うんだが。
ただ、旦那が本当に幼少期から他人より優れたものを持っていなかったのかと言われればそうではないと思っている。
ゲーム以外にひとつだけ趣味があり、それについては他者に教えることができるレベルでうまい。
今となっては環境の変化により、なかなか手出しできないものになりつつあるが。
上記の部分は本人的にもそれなりに納得はしている様子。
繰り返しになるが、旦那は上を目指しすぎているだけで別段ゲームが下手な人ではない。事実、スプラの前にやっていたゲームは客観的に見ても上手い部類にいた。
これらも本人に伝えているが納得されない。結局本人の気持ちなんだろうな。
■ゲームが上手くても性格がクズの人は嫌われるがそれについてはどう思うのか
→一理あるし、自分もそうなりたいとは思わないがそれはそれとしてゲームの上手さは評価できる。
■自分と同じくらいの腕前の人を探してその人とだけ遊べば?
→見つからなかった。
自分より下の人はいないか、あくまでもゆるくやる人たちで価値観が合わない。
今いるゲーム仲間は比較的長い付き合いなこともあり、それだけ一緒にゲームができているならばその人たちと実質同じ腕前なのでは、とも伝えたが効果なし
■ゲームを楽しむ友人を見るのが辛いならSNSを見るな。ミュートしろ。典型的なSNS疲れじゃんそれ。
→無理。このへんの感情はもはや執着に近い。
確かに嫌いな人のツイッター覗いてイラつくタイプの人間なんだよな旦那って。こういう人っているよね。本気で無駄だと思うんだけど…
→結婚生活は楽しくないわけではない。
現に一年に一度の旅行も毎回楽しかった、また行こうと言ってくれている。
でもそれで劣等感がなくなって満たされるわけではないっぽい。ゲームが占めるウエイトが大きすぎるんだろうな。
こういう旦那の愚痴を書くと100%「何でそんな人と結婚したの?」と言われるのであらかじめ言っておく。
ゲームでキレる、以外の全ての部分が好ましい+結婚したい条件の人間に当てはまっていたから結婚した。
普段は誠実な人で、私なんぞを一番に考えてくれるただ一人のひとだ。
しんどい時は家事を肩代わりしてくれて、苦手な料理もやってくれる。頼まれた家事etcもきちんとこなす。価値観も合うし一緒にいて居心地良いしタバコ、ギャンブル、パチなし、顔などの外観要素も全て大変好み。何よりどんなことにもお礼が言える素直で人懐こいところが好きだ。私には持っていない素敵なものをたくさん持っている人である。
本人はそれは当たり前、誰でもできるというがそれがどんなに凄いことか。さんざん彼に伝えているが、理解していない様子。
そもそも全ての面を好きになれる他人なんてこの世にはまず存在しないだろ。血のつながった家族ですら無理なのに。
どんな人にも自分と合わない部分はある。そこを折り合いつけたり受け入れたりして付き合ってくのが人間関係じゃないのかな。
■引っ越しするという案
旦那がゲームでキレる根本的解決にはならないが、部屋を分ければイラついている旦那を見る必要がなくなるのでこちらのメンタル的なしんどさはなくなる。
ただ、資金も時間も引っ越しに割く体力もない。現実的に重すぎる。
ほんと、どうするのが正しかったんだろうな。
ていうかダラダラと書いたもの見返してたら私の言ったことほぼほぼ否定されててわろた。
伝え方と伝えるタイミングが悪いんだろうな。卑屈になってる時とか何言われても受け止めようと思わんもんな。
唯一の楽しみがなくなった旦那にどうやって接すればいいんだろう。
重度の引きこもりゲーオタでも楽しめるnot対戦ゲーorハマった趣味ある人いたら教えてほしい。
ちなみにサバゲーはやった。あれは楽しかったけど体がバキバキになったのでもうやれないとのこと。
【追記】
どうにも罪悪感が優ってきた+己もスプラトゥーン3に真剣に向き合うことで少しは旦那のそういう部分も受け入れられるようになるかもしれないと思い、本人の仕事中にソフトを再ダウンロードした。
ガラケーの頃って、割とデザインがどんどん変わっていったと思うけど、スマホって、細かい部分は変わってるのかもしれないけど、大まかにみたらどれも同じじゃん
「ゼータの発動」聞いてめちゃくちゃ懐かしくなった。
俺にとってZのBGMといえば「艦隊戦」で、これはスパロボの影響も多分にあるんだけども。
あとはやっぱOP最高。Ζ・刻をこえての方が好きだけど、水の星へ愛をこめてもすごく心に残ってる。
Zは変形ロボットいっぱいって言うけど、ティターンズのマシンって本当に子供人気狙ってデザインしてるのか全く謎だった。
いや、俺はガンダムシリーズの中でもトップクラスに大好きなんだけど。
アッシマーとかガブスレイとかバウンドドッグとか、MA形態が絶妙にダサカッコよくて。
個人的にはウイングあたりからガンダムがやたら増えてきて、その極め付けがGガンで、メカデザインは完全に好みから外れてしまった。
正確には
「もう大の大人になる夫が、連日味方や友人に当たり散らしながら感情的にゲームをする様を横で見ているのがどうにも辛くて、
もうこんなことはやめろとぶち撒けたら本人がその場でデータを消した」。
安心半分、後悔半分といった感じだが、いろいろと考えすぎてもうよくわからなくなってきた。
見る人が見たら誰が書いた日記なのか丸わかりだと思うが、気付いてもスルーして欲しい。
友達がおらず誰にも相談できない女がどうしようもないモヤモヤを吐き出しているだけなので。
夫婦共にオタクゲーマー。旦那は付き合った当初から対戦ゲームでキレる人だった。
自分が一番になれないと納得できず、
子供のように感情的になる。そう言う時は汚い言葉も平然と使う。
大人になれば改善していくだろうと思っていたし、実際ほんの少しずつではあるが良くはなっていった。何度も話し合った。
でも結局爆発してしまった。
連日スプラトゥーン3のランク戦に籠り、昇格戦に連敗しては舌打ち。周りの同じくらいの歴の友人は難なく昇格していったのにと呪詛を吐いて、こちらが止めろと言っているにも関わらずイライラしながら続ける旦那。
産前のメンタルにこれを毎晩見させられるのはキツかった。発売前からこうなる予感はしていたので、うまくいかない日は3回でやめる、という約束もした上で購入させたが「うまくいかない」の判断が曖昧なせいでただの口約束と化してしまった。
良いゲームだとは思う。デザインも優れているし、ネットの友人とゆるくやる分には確かに面白いゲームなのだ。
ただ、スプラトゥーンのランク戦であるガチマッチには人間の性格を狂わせる何かがあると思っている。あれにのめり込んだ人は平気で他人を侮辱する。全員がそうではないにせよ、人を暴言マシーンにさせる何かがある。
ゲーマーにとってセーブデータは命のようなものだ。その重みは自分もゲーマーだからわかる。
ましてやRPGでなく、日々の積み重ねが記録された対戦ゲームなのだから余計にその重みは増す。
だから正直、こんなにもあっさりとデータを消してくれるとは思わなかった。一瞬だった。もうやらない、と。
消した理由は「このままでは貴方と子供に申し訳ないと思ったから消した」だそう。
あの地獄のような時間から解放されるのははっきり言って安心する。
仮にも自分が好きになった人間が堕ちる様を毎日目の当たりにするのは中々にしんどい。しかも楽しむためのゲームでそうなっているのだから余計に。
安寧を引き換えに、
旦那は今まで通りスプラトゥーン3を楽しんでいる友人に対してイラつく呪いにかかった。
そして旦那にもこのゲームを楽しんでいる瞬間というのは確かにあった。それらを全部かなぐり捨てるような選択をさせてしまった事に対して後悔がまったくないわけではない。
あれから旦那はため息ばかりで苦しそうだ。彼はここ最近ずっとスプラトゥーン3をやっていた。発売日0時ぴったりにプレイするくらいだったものが、突然無くなってしまった。他にやりたいこともない。
そして周りは自分がやめたスプラトゥーン3を無邪気に楽しんでいる。その気持ちは察するに余りある。
データを消すという選択を取ってまでゲームより家族を取ってくれたのはありがたい限りだし、
凄いこと、到底できることじゃないと思ったので
それに対する感謝と謝罪は本人に伝えた。が、言いようのないモヤモヤが纏わりついている
どうすればよかったんだろう
旦那がこんなにもゲームでキレる原因、彼自身の自己肯定感の低さからくる劣等感なんだろうな。
「子供の頃から、他人と比べて胸を張れるようなこと一つもないのが辛い」と言っていた。だからゲームが上手い人に憧れると。ゲーム以外に興味が持てず無趣味で、ゲームでしか自己肯定感を満たす手段を持たない。
そもそも上も下もいくらでもいるんだから他人と比べてもしょうがない、等と伝え続けているが全く効果なし。ゲームがうまい人が正義で、それにしか価値を感じないらしい。
これに関しては自身もクソオタで旦那に布教できる趣味が旅行くらいしかないのも良くない。
他にも、上手くなる以外にもゲームに面白い瞬間はあると伝えても、「上手くなることでしか面白みを感じない」と一蹴りされる始末。
ゲームを心から楽しみたいと思っているのに、己の価値観と性格に邪魔されている。
そんな旦那がどうにも不憫でならない。私としてもできることならスプラトゥーンを一緒に楽しみたかった。
ちなみに私が見る限り旦那はゲームが上手なのだが、それ以上に才能があり上手い人が周囲にいるのもまた事実である。それが非常に辛いらしい。
そんなの交友関係が広がっていけばいずれぶち当たる問題だと思うんだが。
ただ、旦那が本当に幼少期から他人より優れたものを持っていなかったのかと言われればそうではないと思っている。
ゲーム以外にひとつだけ趣味があり、それについては他者に教えることができるレベルでうまい。
今となっては環境の変化により、なかなか手出しできないものになりつつあるが。
上記の部分は本人的にもそれなりに納得はしている様子。
繰り返しになるが、旦那は上を目指しすぎているだけで別段ゲームが下手な人ではない。事実、スプラの前にやっていたゲームは客観的に見ても上手い部類にいた。
これらも本人に伝えているが納得されない。結局本人の気持ちなんだろうな。
■ゲームが上手くても性格がクズの人は嫌われるがそれについてはどう思うのか
→一理あるし、自分もそうなりたいとは思わないがそれはそれとしてゲームの上手さは評価できる。
■自分と同じくらいの腕前の人を探してその人とだけ遊べば?
→見つからなかった。
自分より下の人はいないか、あくまでもゆるくやる人たちで価値観が合わない。
今いるゲーム仲間は比較的長い付き合いなこともあり、それだけ一緒にゲームができているならばその人たちと実質同じ腕前なのでは、とも伝えたが効果なし
■ゲームを楽しむ友人を見るのが辛いならSNSを見るな。ミュートしろ。典型的なSNS疲れじゃんそれ。
→無理。このへんの感情はもはや執着に近い。
確かに嫌いな人のツイッター覗いてイラつくタイプの人間なんだよな旦那って。こういう人っているよね。本気で無駄だと思うんだけど…
→結婚生活は楽しくないわけではない。
現に一年に一度の旅行も毎回楽しかった、また行こうと言ってくれている。
でもそれで劣等感がなくなって満たされるわけではないっぽい。ゲームが占めるウエイトが大きすぎるんだろうな。
こういう旦那の愚痴を書くと100%「何でそんな人と結婚したの?」と言われるのであらかじめ言っておく。
ゲームでキレる、以外の全ての部分が好ましい+結婚したい条件の人間に当てはまっていたから結婚した。
普段は誠実な人で、私なんぞを一番に考えてくれるただ一人のひとだ。
しんどい時は家事を肩代わりしてくれて、苦手な料理もやってくれる。頼まれた家事etcもきちんとこなす。価値観も合うし一緒にいて居心地良いしタバコ、ギャンブル、パチなし、顔などの外観要素も全て大変好み。何よりどんなことにもお礼が言える素直で人懐こいところが好きだ。私には持っていない素敵なものをたくさん持っている人である。
本人はそれは当たり前、誰でもできるというがそれがどんなに凄いことか。さんざん彼に伝えているが、理解していない様子。
そもそも全ての面を好きになれる他人なんてこの世にはまず存在しないだろ。血のつながった家族ですら無理なのに。
どんな人にも自分と合わない部分はある。そこを折り合いつけたり受け入れたりして付き合ってくのが人間関係じゃないのかな。
■引っ越しするという案
旦那がゲームでキレる根本的解決にはならないが、部屋を分ければイラついている旦那を見る必要がなくなるのでこちらのメンタル的なしんどさはなくなる。
ただ、資金も時間も引っ越しに割く体力もない。現実的に重すぎる。
ほんと、どうするのが正しかったんだろうな。
ていうかダラダラと書いたもの見返してたら私の言ったことほぼほぼ否定されててわろた。
伝え方と伝えるタイミングが悪いんだろうな。卑屈になってる時とか何言われても受け止めようと思わんもんな。
唯一の楽しみがなくなった旦那にどうやって接すればいいんだろう。
ガキ産んだから世界の半分を知ったったとか言ってるけどそれはさすがにおまえの世界は狭すぎるだろ、って話だよね。
多分こういう単純な人間には想像も出来ないんだろうけど、世界にはいろんな人が住んでてそれぞれ全く違う人生を送っているわけよ。ガキを生んだ人間も産んでない人間もそれぞれ全く違う人生を送ってて、ガキを生んだ自分ひとりの人生だけで他のガキを生んだ人の人生もガキを生んでない人の人生も測れるわけはないわけ。どう考えても。おまえがガキを生んだっていう体験はおまえだけの体験で、それを知っても世界の半分なんて分かるわけないわけよ。おまえが知ったのは「おまえの世界」の半分で、自分自身の世界さえガキ産まなかったら半分も知らなかったんだとしたら、それはおまえの頭が悪すぎるってだけの話なのよね。
そんでな、自分のガキ産んだだけで「他の人間の世界」も半分知ったと思ってるなら、それはただ頭の悪い勘違いだからあまり公言しないようにな? この人頭悪いのかな?と思われるだけだから。
で、このようなごくごく常識的な、普通の人間なら当然知っているようなことを話して聞かせると逆ギレして「年金ガー」とか言いだす頭の悪いのが思いの外多いんだけど、オレが年金を受給できるのはオレが保険料を納めて年金制度の維持に貢献してきたからで、おまえのガキが保険料を納めるのもオレのためじゃなくてそのガキが将来年金を受給するためなんだわ。自分のためにやってんの。自分のためにやってることを「あなたのため」とか言いだすのはもうモラのハラだから。しかも年金制度に貢献するのは保険料を納めてる人で「その人間を生産した人」じゃねーんだわ。自分の子供の手柄を自分のことのように言うんじゃない。恥ずかしくないのか? だいたいおまえがガキが出来たのも自分がなんかイイコトしたからだろうが。自分のためにやった事を「社会のため」とか言いだすんじゃないよ、図々しい。むしろ社会のためを考えたらおまえのような低級国民は繁殖しない方がいいんだから。おまえのガキは貢献どころか生ポ受給者になって社会にぶら下がる可能性の方が高いのよ?おまえのガキだから。「おまえはガキなんか持たずにもっと優秀な国民の繁殖に協力しろ」とか言われたらヤだろ? それをおまえが望んだ通り繁殖の機会を与えていただいてるのにガキ産んだだけで役に立ってるとかね。もう今年の「いつから勘違いしていたんだ?」大賞よ。
とまあこのように本人もうすうす勘づいてるんだけどなるべく見ないように目を背けていた現実にやんわりと目を向けてあげると「生物として」とかあたかも「自分自身の無価値さが繁殖という生命の目的を達することによって補完される」みたいなスルドイ頭の悪さを開陳するレア珍獣も稀によくいるんだけど、おまえは創造論者か! キリスト教原理主義者か! 生命に目的などないしデザインも設計も戦略もない。複製をつくれば複製が残り、つくらなければ残らず、複製を二個以上作れば数が増えていく。それらは単なる事実であってそこには正誤も善悪も優劣も勝敗もない。生命にとって「残る」は単に「残る」であって「勝ち」ではないし、「数が増える」は単に「数が増える」であって「善」ではないのである。複製が残ることが嬉しいと感じる者がいるのと全く同じようにそんなことは嬉しくもなんともない者もいる。正誤はない。複製をつくれば複製が残るというだけだ。複製を残すのが嬉しいものは存分に嬉しがればいいことだろう。そこでガキを生むやつが「自分が嬉しい」だけでなく「人間として正しい」とか「社会的に上」とか「生物として優」とか「他者から価値を与えられたい」のはなんなんだろう? まあ本人がそうすることで幸せならそれでいいんだろうが「親の劣等感や無価値感を補填するために使われる子供」というのはそこそこ不幸になるんではないだろうか?
まあそれもオレのガキじゃないからどうでもいいんだけどね。とことん不幸になっても。ガキの親にとってもどうでもいいんだろう。自分が嬉しければ。
ネットミームになって久しく、そのうち読むか~と思っていた作品。すこしごたごたもあったけど搾精研究所先生はサクセスしてるっぽくてなによりです。
まずこれは新参者全員が思うだろうけれど…アマミヤ先生の出番おっそいわあああああああああああ!?いついつ出会うかと思えば終盤の域だった。だけど待った分だけインパクトも大きくて一挙手一投足笑わせてもらった。後半はシリアスな展開で暗さに拍車がかかっていたからやっぱアマミヤ先生の存在は偉大なる味変カンフージェネレーションだと思うっす。ウッス。黙っちゃうところ可愛いっす。ウッス。
評価されているシナリオはちゃんとよかった。概ね三段階に分かれていて、ヒラ看護士たちとその上のお局たち。そしてさらに上に師長が存在している。性格最悪と銘打ちながらも「最悪」は上へ上へとインフレを描き、それでいて各キャラは抑えている風はなく多種多様な「最悪」さを表現しているのには感服した。
ヒラ看護士編はそれ単体で各キャラで上手く最悪な責めを実現している。単体でも活きている作品だが、 だんだんと、特にお局編に入ってくるとヤマダとそれまでのヒラ看護士たちが(非性的な意味で)絡み合いキャラクターの奥深さを描き出していく。お局たちの最悪さと同時にまさに二重の意味で「可愛く見えてくる」のだ。そしてそんな彼女たちと結託し病院の巨悪へと立ち向かって行く王道ストーリーいいぞ~。
しかし黒幕にも悲しき過去が……。勝利者などいない。そんなエンドであった。看護士たちは性格が悪いままだし。いうなれば全員にきっかけが起きたお話だったぬ。そのきっかけのきっかけがあのヤマダの勇気と機転というのも笑える話である。
シナリオの妙といえばタチバナさん。初回ナースということもあり後発組にくらべると随分スタンダードな「性格がキツい」という最悪さで、シナリオ進行に伴いマジメな仕事人という面が押されて単純に好感度が上がってしまうキャラに仕上がった。しかーし!そんな素直に惚れてまうやろー!と比較的言えそうな彼女に対して搾精研究所先生がお出しした答えが彼氏持ち。うーんナイスですねぇ!安易に惚れない惚れさせない。
実用性の面でも触れておくと、M属性がない私がイケそうなのはタチバナ、師長がスタンダードでなんとか使えそうで、ギリギリでクロカワ・ヒラマツペアがいけるか…?といったところ。お局さんたちはムリです…。
属性を差っぴいてもキャラの多様性とは正反対に展開が一発抜く→ヤマダが一回ではちょっと…→怒って再度イジメられる。というようなテンプレート進行なので連続で読むとかなり食傷します。キャラ造詣と比較してなんでこんな単調なんだと疑問がわくが、これが作者の王道なのかエロは最重視してないのかテンドンの妙技なのかよくわからない。まあ各回序盤でこれを通すことでキャラがつかめるという点では優れている気もする。それに大興奮とまではいかずともエロくはあるしリビドーを感じないわけでもないので…でもまあその後作画担当をつけたのは成功かなぁ。
ヌマジリの長文台詞回しはどれもガチですごくてもう脱帽する文才で大好きなんですがけどね。この毒舌ってエロいんでしょうか?教えてエロイ人。
話題作というわけで読んだら話題になった部分が順当に面白かった。
ユニークな才能は十二分に伝わるがハネたのは時の運というか茶化しながらも話題にされ続けた愛され力の結果かなと感じる。
その後も青水庵みたいなコースに行かまいか不安だったけどツイッターを見る限りではアマミヤ先生をアバターにすることで楽しくやってるみたいでなによりです。何気に淫獄団地のネームが好きでCG集よりこっちの形式のほうがもっと好きになれそう。
https://mangacross.jp/comics/haruka
一巻。
サクラダリセットみたいなタイトルだぁ。と読んだ。サクラダどころか河野裕作品知らないけれど。語感がなんかいいよね。リセット。
作者の野上武志はうーん新人かな?と思ったがリボンの武者の作者。
リボンの武者いいよねぇ。いやこれもまったく読んでないけれど。表紙のデザインがいいのだわ。
和装の女性表紙ということでんーまた女性棋士モノかな?と予想したものの中身はぁ、日常系?ジャンルがわからない。グルメだけでない孤独のグルメ系。公式ジャンルは「日常系 趣味 料理・グルメ」
こーいうジャンルの主人公は自由業に限る。時と場所に縛られない自由さが必要なのだ。というのが自論なのですが。この作品は文筆業ということでOK。かと思いきや、「リセット」≒息抜きをテーマにしているのでわりと近々に済ますことが多くなりそうな懸念。自宅~東京近辺の話が中心かな。商談で国内外を転々とするゴローちゃんシステムは偉大なのだった。でも成人女性の自由さはよく出てると思います。
肝心の内容は。うーん。なんかうっすい!各スポットを実にうまく紹介していてそこがすばらしい!だけどはるかのリアクションがちょっと表面的すぎるかなぁって思うの。
だけどな!そのゆる~さがちょうどいい。だらだら何も考えずに漫画を読みたいときってしょっちゅうあって、まさに息抜きに読める漫画としてちょうどいい。
女性ばかりだけど百合百合してないし服装は毎回違って楽しいし白目大きいの好きだし!
あ、なんか浅そうって書いちゃったけどそうじゃない気に入っている部分があって、「小物への嗅覚」みたいなのが良い。内装や香りを楽しんでいるのはいいよねぇ。
食事や観光地など特定のひとつのジャンルに固定化してないから次はどんな話だろうかと飽きが遅そうな形式なのでしばらくは楽しんで読めると思う。
んーしかし。この作品、どうしても個人的にダメな点があります。
食事の「優勝」や黄桜っぽいのはギリセーフとしても自分ですらわかる露骨そうなのは
「ゆくぞ私 財布の中身は十分よ」(Fate)
「うんうんこういうので良いんだよこういうので」(孤独のグルメ)
「僕が来た」(ヒロアカ)
うーーん…こういう作者やオタクが知ってるようなネタを結構頻繁に突っ込まれると萎えるんよねーー…。
これロボコみたいな漫画じゃないし。「主人公が知らなさそうなパロディ」って嫌い…。
主人公は会社員経験はあるものの成人女性で小説家で文豪が好きでレトロ趣味があってモニターが苦手で執筆にパソコンをあまりつかわずスマホを持ってないってキャラなんですわ。
そんなキャラが漫画のセリフばかりひっぱったりエロゲだかアニメだかから引用したりネットコラまで駆使してるってのは違うんだよぉ~って悶絶する。チョイスも男オタ傾向だし。
せめて乱読家として自宅に漫画やジャンプでも転がしてくれればまだ飲み込むけどね!
さらに古い小説作品の引用っぽいセリフが見つけられないからキャラがブレてんだわ!あっても自分には気付けないだろうけど!
現代舞台でも作者や読者の一般知識とフィクションの作中の人物の知識は違ってほしいという願望。キャラが知らなさそうな(知っていてほしくない)知識が描かれると「作者が漏れてる」と勝手に表現してる。
んーしかししかし。ミリオタでありがちなミリタリー知識は漏れ出してないからそっちの制御は出来てるわけで。ウケる戦略、なのかなぁ。
9話
サンデーうぇぶりの打率が高いから苦手ジャンルに挑戦してみたよ。けど…。
う~ん、この手のゲーム系異世界ってなにを楽しめばいいのかわからないんだよね。避けてきた文化圏の理解度が足りないせいだと思ってる。
技があってチャージ時間があってシステマチックな発動条件があってバランス調整があって読者から見るとゲームだけど中の人たちには日常的な。それってつまりメタに現代世界の我々の価値観を持って見ないと突っ込みも発生しないから転生でゲーマーな主人公にそういう発言させてるんだよね。知識チート系もそうだけどそういうのはノれない肌に合わない系。
バランス調整というもの自体はとても楽しいものである。現代のそれはもはや完璧なバランスを目指すものではなく一種のお祭りや課金を煽るものか後付インフレの帳尻あわせなどで、ゲームとしての完成を目指さないものと認識している(格闘などの競技系やMMO系)。
固定化した環境を変化させてメタが動き試行錯誤を楽しみ不遇だったところは不満を解消される。
しかし強くなったところも弱くなったところも不満の声をあげしばらくしたらまた両者ともに調整が入る。終わり無き闘争である。
LOLなどのMOBA系はキャラ数に対して変更が多すぎてとても参入する気が起きない。よく観戦も成立してるe-sportsになれてるなと感心している。
でもそれは触ってないゲームだからという部分が大きくて、結局バランス調整は差分を楽しむものではないかなと思う。「前」を知ってるからこそ変化が面白いんじゃないかな。個人的にだけど。(使う予定のソフトウェアのリリースノートを見て変更を楽しむ趣味もあるけどゲームじゃないので無視)
遊んだことがないゲームのパッチノートはつまらないけれど昔に引退したゲームのパッチノートは今みてもわりと楽しめる。「あれがそうなったのか」が重要なのでは?
そろそろ漫画に戻って。勇者は弱体化されました。他の職は概ね一律アッパー調整を受けました。
出てくる職は強化された部分でイキってくるんだけど…。結局私は強化される前を知らないので。そうなんですか以上の感想がない。弱体化も強化もされたあとが読者のスタート地点だから。何が面白いの?と真剣に悩んでしまう…。
ゲーム系の異世界なのでおそらくこういう修正内容を楽しんだりそれにゲーマー目線でつっこむ主人公を楽しむと思う…んだけど…。そういう解釈で合ってます?
「何を楽しむか」が読者の力不足で受け取れていないので読むのがやや辛い。
ゲーム系で読んでいる漫画と言えば「この世界は不完全すぎる」という作品があるのだけれど、これはど直球に「ここを楽しむ!」って部分がわかりやすいと思う。とりあえずバグによる不自然さと執拗なデバッグを楽しめば良いんだと素直に理解できたけど、弱体化勇者には今のところそういう理解がない。
あと読み直したら主人公は転生者だから「クソリプ」「リプレイ」「マイオナ」とかの単語はたぶん異世界住人には通じないんだけど、それはそれとして「人権」「産廃」「地雷」「オワコン」はみんな使ってるから主人公が現代知識からメタ的に突っ込む部分はさして重点を置かれてない気もしてきた。じゃあ主人公が異世界転生の意味ねーじゃんという嫌うパターンになりそうだから深くはつっこまない…。
以上悪い点をあげたけど、作品としてはいいと思います。勇者サキは可愛いしドラまたっぽくて好き。黒スーツ竜人執事なんてわかり味がマリアナ海溝すぎてよき以外の感想は無いしもっとイチャつけ。巨乳腹筋褐色は盛りすぎてこんなのいただいてよろしいのですか?ありがとうございますと土下座してもかまわない。
バトルもゲームシステムを絡めつつ戦略的に描けているんじゃないかな。
しかしながら心を惹きつける魅力がない。今のところ引き付けられる謎はほぼ無いし、物語の目標も一応「真の勇者になる」とあと多分「魔王を倒す」があるけれど…。
「真の勇者になる」は現状、世界が職の性能が個人の能力を大部分で決めて+知略(+アイテム)で少し補える感じなので鍛えるのか精神的に資質を得るのかにしても職性能調整の影響が大きすぎていつでも返せるちゃぶ台がある感じ。調整だけで最強の勇者が最弱になる世界で、それで落とされたものが上れる階段ってなんぞや?どこまで上れるの?また最強まで?と疑問が残るのでさっさと何か提示してほしいところ。レベル制でもなさそうなので、知略でもアイテムでも「職調整で大変動」の前提ゆえに歪になりそうで納得が難しい予感がしている。
「魔王を倒す」も調整前に魔王を倒す直前まで行ったわりには世界にその面影はないし「神」がバランス調整の名目で魔王軍(の職)も上方修正されましたって時点でこの作品はコメディだと諒解しました。もはや何のために転生させたの?ボーナスあげたの?って部分はお約束過ぎておそらく突っ込んだらダメなんでしょうね。
だからゲーマーあるあるな読者との共感ドリブンな作品。でも共感だけじゃ強い読書への動機付けには個人的にならない。絵もキャラもバトルも上手いがその評価を覆すほどのものではなく、結局惹きつけられる魅力が惜しくも足りない作品の域から脱することはできなかった。
続きが読みたくなるストーリーか謎か飛びぬけたセンス。(増田が読むには)そういったものが大事なのです。
3話まで。
命令者ちゃんの人の新作が読めるってぇ!?ネットの熱気のようなものに押されて俺は読む決心をした。
すマホって主人公が勝手に略して言ってるだけなのか…。ダサい…。
すマホ・マスターのネーミングセンスといい高校生の秀才さと乖離があるので今から中学生に変えませんか?
あ、でもグーググは謎のなにかの自称かぁ。作者とのセンスが合わないのがネックになるかも。
それはさておき!2022年になって東のエデンのような作品が見れるのか!?が重要っすよね。AIとのバディ!燃える!
まー今のとこ「君」にジュイス並のポテンシャルは感じませんね。
…
んーまーその、うん、うーん、ノリきれるのかこのノリに?
「すごいスマホだ…!」「俺に何をさせたいのか?」「すマホの功罪は俺次第…」「もしやばいヤツだったら世界がやばい」
キメの場面?がことごとく肌に合わなくてお寒い!シリアスとギャグの配分ならギャグが大分勝っている!!
んぁ~でも作者はこれは狙ってそうやってるんだよねぇ。食い気味の天丼とか。デスノートみたいなのを意識して、バクマン。でいう「シリアスな笑い」をやってるんだよね?
自分のこの反応は成功なの?失敗なの?いやややややわざとやってるならこの引きぎみの困惑は想定通りか。しかしなぜこんな反応を狙ったのかわからない俺はゴミだよ。
良い点はデスノートでは話を進めるためにテイラーとベンパーを殺させちゃったけど、すマホは週ごとのポイントノルマを課すことで強制的に動かすだろう設定になってる点かな。
このノルマがだんだん増えるんだろうから必定過激なことをしなくちゃいけないんだろうね。現状は情報を知るだけでポイントを得られるから主人公が通常取得不可能な情報を検索するだけでよくて、能動的な行動を取る理由はまったくないんだよね。んー主人公は「俺に何をさせたいのか?」とか言ってるけどその時点では何もしなくてもいい。ポイントを獲得してくださいという催促には知的好奇心を満たすだけでクリアできる。となると今度は主人公を能動的に動かす動機付けが必要で、デスノートなら新世界の神というか公平公正な世界が動機にあったわけで。すマホは弟を探す、は結末として、そのためのポイント稼ぎでどう主人公を動かすのは作者の手腕にかかっている。そりゃそうか。
東のエデンと違ってモノや人を直接動かせないからすマホ持ちの対決、騒動ってどうするのかなと思ったら3話でハッカーや暴徒500人動員もできちゃって。IDとパスワードの取得でハッキングは納得だし、提案に乗る資質がある人を検索して提案、をすれば人も動かせるということで。検索と通信のみが縛りに見えて結構なんでもできちゃいそうだよね。すマホの検索使って株とかで金を稼いで、「金でなんでもする人」を検索して依頼する。でOKなのかな?
んなぁ~面白い作品になりうる可能性は感じる。凪ちゃんはとても可愛い。でも台詞回しや間の取り方とか節々から原作者の不穏な空気があふれ出ているんだ!わかれ!わかってくれ!!
ま、本誌連載なので続きを見れる機会は遠そうなのでお元気で。
凪ちゃんの可愛いコマがネットで流れてくることを期待しています。
「霊掃業の洗井くん」は話も絵もよかったんだよね~。祓沢さんも凪さん系統でドストライクだし。幼馴染のデザインは大人しいからサブキャラでがっつりせめて欲しいですね。
…そういえばジガのヒロイン知らないなぁ。
1とデザイン変わった?
前にここで「iPhone使い続けるのに疲れた 」というのを書いたことがある
https://anond.hatelabo.jp/20211103015255
一年経ったら追記でもしようと思っていたんだけど、ちょうど新しいiPhone14が発表されてたのでこのタイミングでもう一度書いてみる
コメントなどは一通り読んでて使ってみてだいたいその通りだなと思う
ある程度覚悟はしていたけどアプリ関連の権限設定周りはやはり難しく、iPhoneとの最大の違いはiPhoneの場合はOSが統一されてるので、分からない時に調べると解決策が見つかりやすいんだが、Androdスマホはメーカー毎でカスタムOSが乗ってたりするので情報量がどうしても少なくなってしまう点だった
ちなみに自分は最初OPPOのにしたが、その後SIMをデュアル運用にしたりした都合でついでに機種変しておりXiaomiのスマホがメインスマホになっている
このXiaomiのスマホがなかなかの曲者でとにかく独自OSやサービスと連携させようとしてくるので正直今でも細かいところはよくわかってない
自分は基本的にアプリ連携とかはXiaomiからまた別のに変えるかもしれないと思って、できるだけGoogle系での連携をさせるようにしてる
自分でもけっこう意外だったのはiPhoneのアプリをかなりたくさん持っていたので、それらが使えなくなることへの懸念が大きかったんだが、いざ乗り換えるとそんなに困ることはなかった
アプリの質としてはApple用のほうが良いものが多い気はする
でもなきゃないでそこまで困らないものが自分には多かったし、逆に仕事でも家でもパソコンはWIndowsなので、Apple系のサービス(クラウドとかカレンダーとか)は捨てて、もうGoogleでまとめようって割り切りができたのは良かった点かもしれない
今現在apple系のサービスで使ってるのはmusicだけだ(appleTV+を見るのでappleOneに入っている)
企業への信頼度イメージはGoogleは急に酷いことしてきそうな怖さはあるけど、結局大事なデータとかはバックアップも自己管理が必要だと思ってるので、使い勝手の良さでいえばWindows+Android+Googleというのは悪くないと思う
そんな感じで普通に使い続けてる中で自分がiPhoneのほうが良かったなと感じるのは
これは自分が安いAndroidスマホ使ってるからというのはあるんだけど、iPhoneはSEとかでもカメラ周りはやっぱりよく出来てると思う
Androidスマホのカメラもスペックだけは高かったり、ソフトウェアも色々機能はつけてはいるんだけど、カメラ周りに関してはAppleのガチ感が強い
これも機種によりけりなのかもしれないけど、Adndroidスマホはメモリ管理をある程度ユーザー側でも意識して使う事が多いなと感じた
良くも悪くもブラックボックス化せずに解放してて、逆にいうとユーザーのほうでいちいちメモリ解放とかしなきゃいけない
なんかそのへんはうまいことやっといてくれ、はなかなか通用しない
PlayStoreはちょっと玉石混交すぎるというか、セキュリティ的にも怖さがあるので気軽にポンポン試す気になれない
機種によってトラブルが違ってきたりなどもあって自分はだいぶメジャーなものしか使ってない
これくらいかなー
後はお財布携帯系も普通に使えてるし、サクサク動いてるしこれといって気になる点はない
そろそろ次の機種考えようかなというタイミングでiPhone14の発表があったわけだけど、御存知の通りなんともつまらない機種になってしまってる
なのでやっぱりiPhoneに戻りたい!とは思えなくて次に変えるとしたらPixelかなーと思う
Pixelがすごくいいと思ってるわけでもないけど、よっぽど魅力的な機種出してくれない限りiPhoneはもういいやってなってる
思えば最初にiPhoneを買った時はすごくおしゃれでかっこいいと思っていた
今のiPhoneはオシャレさすら感じられない
正直いってiPhoneはちょっと自分の中でダサいものになってきてしまってる
かつては所有欲を満たしてくれていたブランドだったけどなんかアメリカのダサさみたいなのが強くなってしまった気がする
ただ密かに期待してるのはAppleのデジカメとかGoProみたいなの出してほしいなっていうのはある(デジカメは昔出してたらしいが)
・オーズ:一番好き。
・ウィザード:最初の数話で脱落。見てない。私は真面目系よりコメディ系のが好きなんだな。
・鎧武:途中まで見たけど脱落。
・エグゼイド:途中まで見たけど脱落。
・ビルド:途中まで見たけど脱落。相棒のボクサーがヒョロガリなのが気に入らなかった。
・ジオウ:途中まで見たけど脱落。
・ゼロワン:途中まで見たけど脱落。
・セイバー:一番つまらない。やばすぎて戦隊シリーズを観始めるきっかけとなった。
おまえらは「iPhone14」がスタンダードモデルだと思って「変わっていない」と文句を言っているようだがそれは間違いなんだよ。
いいか、今回のiPhone14 Proは「iPhoneX」の役割で、iPhone14は「iPhone8」の役割なんだ。
覚えてるか?
5年前、iPhoneXとiPhone8は(ほぼ)同時発売だったよな。
ホームボタンを廃止してまったく新しいUIを採用したXと、従来のデザインのまま中身を新しくしただけの8。
ノッチを廃止してまったく新しいUIを採用した14 Proと、従来のデザインのまま中身を新しくしただけの14。
つまり今回の場合は14 Proのほうがスタンダードで、14は下位機種みたいなものなんだ。
革新を求める人は14 Proを買えばいい。従来どおりのものを求める人は14を買えばいい。
ただし徐々に14 Proの方向性に移行していくから今のうちに覚悟しておけよ。
そういうラインナップなんだよな。
そもそもさ、Appleはもう「新しいハードウェアを追加してみました」を売りにする段階をとっくに卒業してるんだよ。
ハードウェアを追加するなら、それによってどういう機能が実現できるかまでを考えなきゃいけない。
一見すると何の役に立つのかわからないハードウェアが、のちのちOSの色んな機能にしれっと使われたりするんだ。
このあたりはハードとソフトを一社で開発しているAppleの得意とするところだよな。
だからApple製品の場合はハードのスペックだけを見て「新しくない」と考えるのは間違いなんだ。
その能力を十全に引き出すためにも最新機種を買って損はないんだ。
わかったかな?
Lightningについて。そもそもUSB-Cの規格策定を主導したのはAppleなんだが、そういう経緯を知らないのか忘れたのか、「AppleはUSB-Cが嫌いだからLightningに固執してる」と思ってる奴が多いよな。しかし実際、MacやiPadには既にUSB-Cを導入しているんだから、Appleがこだわっているのは「iPhoneにはLightningのほうがいい」という住み分け・使い分けの話なわけよ。たとえばLightningのほうが構造的に薄いとか、サードも含めたエコシステムができあがっているとかな。てかLightningに文句言ってる人も「ケーブルを統一できたら嬉しい」くらいの話でしょ。でもiPhoneがLightningをやめるとなったら全世界的な地殻変動が起きるわけよ。そこまでしてiPhoneがLightningをやめなきゃいけない理由ってある?ってことだよね。とはいえEUからの命令もあるんで来年には変更されるんじゃないかな。iPhone15に期待してろよ。
指紋認証は、たぶん部品がギチギチに詰まったiPhoneのどこに指紋認証をねじ込むんだ、って話なんだろうな。三流Androidメーカーがショボい部品を寄せ集めて作ってるのとはわけが違うんですよ。このくらいの大きさで、このくらい薄くて、画面の表示は美しく、バッテリーの保ちは維持して、黒縁ベゼルは上下左右等幅で、…というデザインがあった上で、Face IDもTouch IDもちゃんとした精度を保証しないといけない。思いつきで拙速にやって「画面下指紋認証つけました!ディスプレイの画質は下がったけど大丈夫です!」とか、「パンチホールにしたら顔認証の精度が悪化したけど気にしないでください!!」とか、クソAndroidならやっていいかもしれないけど、Apple様はそんな雑な仕事ができないんですよ(まあカメラの出っ張りは擁護できんけどな)。
中華ポータブルオーディオがすごい。
有識者に言わせれば、それこそ「何を今さら」な話題だと思うが、2000年代日本国内で興きたポータブルオーディオブームから数えて二十数年離れていた筆者からすると今の中華ポータブルオーディオは本当にすごい。
ここでさっそく筆者の年代を挙げれば現在30代であり、青春の10代を振り返れば「iPod」が登場し、日本国内で大きなシェアを持っていた「MiniDisk(MD)」が徐々に斜陽化していっていた。
筆者も例に漏れずMDプレイヤー、そしていわゆるiPodに代表されるMP3などを中心に扱った「シリコンオーディオプレイヤー」という遍歴を辿る。
ただ、筆者と同年代であり同時期に青春時代を過ごした者であるならば、Webメディアで語られるポータブルオーディオの歴史とは些か違った遍歴を歩んだという者も少なくないのではないか?(※HDD搭載iPodは厳密にはシリコンオーディオプレイヤーではない)
世の成人したアーリーアダプターたち(主にApple系コミュニティの人たち)がiPodへ熱狂するそのとき、日本で青春時代を過ごした我々が熱狂したのは「Playstation Portable(PSP)」だったのだ。
もしかしたら年代が10歳前後離れているだけで当時のPSPの勢いを肌で感じることは難しかったかも知れない。
一部の成人ゲーマーなどは「モンスターハンターポータブル」あたりでPSPを頻繁に持ち出していた可能性はあるが、実はそのときの学生世代の間ではPSPはiPodと肩を並べ、用途によってはiPodを凌駕するポータブルデジタルメディアプレイヤーとして運用がなされていたと聞くと驚く人も居るかも知れない。
何せ「当時のPSPはゲームソフトを持っていないのにPSP本体は所持していたという女子学生が存在した」くらいなのだ。
これは当時のiPodでは起き得ないことであり、陰鬱としたオタクというイメージが現在のオタクのイメージへ転換していく過渡期の中でPSPは少なからず影響を与えたハードウェアとして記録していく必要があるように思う。
筆者と同世代のオタクであれば「2ちゃんねるニュー速VIP」ブームを経て、YoutubeからのBANや動画の違法アップロード祭りなど古今東西どう考えてもアウトな「ニコニコ動画」のローンチなどを経験したと思うが、怒られ叱られ叩かれ裁かれ逮捕者を出しながらも独自と言って良い文化を形成できた。
当時の動画の違法アップロードで一番の被害者であった角川書店とドワンゴが今では同じ会社になるとは時代の変化とは恐ろしいものだ。
そういった独自の文化の中心にあったのは「東方」「アイマス」「ボカロ」のいわゆる「ニコニコ三大ジャンル」ではあるが、それらとほぼ同時期に萌芽するのが「歌ってみた」「踊ってみた」である。
そして歌ってみた、踊ってみたの興隆を後押しするのが「涼宮ハルヒの憂鬱」であり「ハレ晴レユカイ」なのだ。
先に挙げたPSPが当時の若い世代に支持された理由がMP3のほか、大画面でMP4動画を再生できたからで、しかもPSPの動画プレイヤー機能はコマ戻しコマ送りが物理ボタンで可能だったこともあり、特に踊ってみたジャンルで練習するためのハードウェアとして選択された。
更にPSPには別売のRCA(赤白黄)変換ケーブルによってPSPの画面をTVなどのディスプレイモニターへ出力することも可能で、アニソンや電波ソング、ボカロソング、ゲームソング、同人ソングなどの配信が乏しかったカラオケ店へPSPを持ち込んでカラオケ機材へPSPを接続しカラオケ配信楽曲以外を歌うという手法が現れた。
これへ呼応するように登場したのが勝手に字幕を付けてカラオケ用動画とする「ニコカラ」だ。
特にアニソンやゲームソングでは無許可で版権素材を活用した高クオリティで手のこんだニコカラ動画も存在しており、JOYSOUNDがその需要に気付くまで人気を博していた。
稀に「なぜあんなにPSPが売れているのかわからない。モンハンだけじゃ説明付かない」というガジェット好きが居るが、ニコニコ動画を中心としたサブカルという背景があり前述したように「当時のPSPはゲームソフトを持っていないのにPSP本体は所持していたという女子学生が存在した」ほど売れていたのだ。
PSPは当時のSONYが夢想したマルチメディア戦略の中でほんの一部界隈(ほぼサブカル界隈)でだけ成功を収めていた事実は周知されておくべきだろう(UMDやPSP Goとかで失敗してるけど)。
そしてその需要をiPod Touch、iPhoneが奪っていくというのは知られたとおりだ。
多くの人々が音を聴くようになれば良い音質で聴きたいという需要が生まれるのは必然。
iPod登場当初その付属イヤホンの品質の低さが取り沙汰され、MD Walkman派やアジア系ポータブルオーディオプレイヤー派から揶揄されるたびApple信者が「あのイヤホンは音が鳴るか確認するためのオマケ。欧米ではそれが普通。付属品にまでケチ付けるのは日本人だけ」などと言い訳し擁護していたらAppleが競合他社と同等品質まで付属イヤホンの品質を引き上げるというお家芸の梯子外しがあったこともあり、その煽り合いが起きた前後で音の良いイヤホンへ注目が集まり始めた。
最初期に評価されたのはバランスドアーマチュア(BA)型ドライバー本家本元であるEtymotic Researchからリリースされていた「ER-4」だった。
BA型ドライバーは従来のダイナミック型ドライバー(DD)と比較して小型軽量に製造することが可能で、音を発生させる振動板の質量も小さかったため慣性の法則的に非常に反応が良く、iPod付属イヤホンの低品質さも相まって高い評価を受けることになる。
続いて注目されたのがマイクで有名なShureの「E5c」だ。
こちらもBA型ドライバーを何と2基も搭載したリッチなモデルで、BA型ドライバーはその構造上音域が狭くなりがちなのを高音域〜中音域用と中音域〜低音域用に2基とすることで欠点をカバーした製品だった。
更にER-4は現在主流の耳栓型イヤーチップとは形状が違う長めのイヤーチップを採用していたこともあり装着者を選ぶ傾向にあったが、E5cはSONYが売り出して大流行を果たす現在主流の形のイヤーチップを採用しており広い範囲の装着者をカバーできた。
しかしこれら評価の高いイヤホンは学生の懐には大変厳しいという問題があった。
ER-4は約4万円、E5cに至っては約6万円でとてもとても学生には手が出ない高級品であり、着メロの打ち込みから端を発したDTM小僧だった筆者はなけなしのお年玉をはたいて有名ミュージシャンがレコーディングでよく装着しているヘッドホンSONYの「MDR-CD900ST」を約2万円で購入し愛用していた(ちなみにこのMDR-CD900STは修理しながら今でも現役)。
しかし流石にいつでもどこでもMDR-CD900STを常用というのは辛くあり、当時評価の高かったSONYのイヤホン「MDR-EX90SL」を常用するようになる。価格は約1万円。
しかしMDR-EX90SLはBA型ではなく従来どおりのDD型、無論MDR-EX90SLには評価されるだけの音質があり十分に満足していたのだが、BA型イヤホンへの想いは募るばかりであった。
それから二十数年、社会人としてもそこそこ経験を積み、ちょっと頑張ればBA型イヤホンも買えるようになりBA型イヤホンをいくつか購入した後にポータブルオーディオからは距離を置いていたが、何故かふと近年話題の中華ポータブルオーディオへ興味を持った。
調べてみると本当にすごい。技術の進歩と大量生産により当時憧れだったBA型イヤホンが当時のMDR-EX90SLと同等価格どころか下回る価格で販売されているではないか。
これはもう実際に入手して試してみる他ないとさっそく動いた。
最初に入手したのがKZの「AS16 Pro」で、これは以前に「AS16」というイヤホンがありブラッシュアップして登場した製品。価格は約1万円。
AS16 Proはこの記事を懐かしく読んでいて今まで中華ポータブルオーディオへ触れてこなかった読者は驚くはずだ。
なにせAS16 ProはBA型ドライバーを搭載しているが、その搭載数は片側8基、LR両側で合計16基というとんでもない搭載数を誇っている。
これが約1万円で買えるのが中華ポータブルオーディオの世界。
その音の傾向はBA型ドライバーのみを多連装しているだけあり全音域がハイレスポンス、機敏に発声し無駄な余韻なく消音する。音と音がよく分離しており違いをはっきりと聴き分けることができる。
低音域と高音域が少々強調された弱ドンシャリ型のチューニングがなされていて現代のイヤホンでは派手な鳴りが好まれる傾向にありAS16 Proも例に漏れず弱ドンシャリの派手な鳴りだ。
ハイレスポンスで音の分離感が良いと言っても音楽制作用のMDR-CD900STのような分析的な鳴りではない元気でエネルギッシュ、タイトなサウンドの多い電子音楽を聴きたくなる鳴りだ。
ただ逆に言えばレスポンスの良さは空間表現の苦手さにも繋がっており、MDR-CD900STでは継続する余韻がブツ切りするかのように消えてしまうことがあるのは気になった。
ホールの残響感も音楽の一部と捉えるようなオーケストラなどは少々苦手な音楽ジャンルと言って良いだろう。
本当に鳴りがハイレスポンス&タイトなので筆者はボカロソングが多数収録されるリズムゲーム「プロジェクトセカイ」や、電子音楽も多数収録される定番の「アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ(デレステ)」、なぜサ終してしまうのか「東方ダンマクカグラ」をプレイし、思った通りリズム隊がよく聴こえる事を確認。
現代のポピュラー音楽リスニングに、リズムゲーム用のイヤホンとしてAS16 Proは非常にオススメだ。
ハイレスポンスなBA型ドライバーだが欠点がないわけではない。
その構造上の制約でBAドライバー単体ごとの音域が狭くなりがちで結果としてBA型ドライバー複数基を多連装することで欠点をカバーしているのだが、音というものは低音域ほど大きく空気を動かす必要がある。
小型軽量のBA型ドライバーは小型軽量であるが故に低音域になればなるほど鳴らすのが苦手という制約を持っており、非常にタイトな低音域を持つが深く沈むような表現が不得意なのだ。
それをAS16 ProとMDR-CD900STの比較でしっかりと認識した筆者が次に手に入れたのがTRNの「VX Pro」だ。
AS16 Proと同様に片側8基、LR両側計16基のBA型を多連装しつつ、従来のDD型を片側1基、両側2基を搭載する、全ドライバー18基ハイブリッド多連装という化物スペックなイヤホンである。
このスペックでVX Proも価格は約1万円。とんでもない価格破壊。
VX Proは高音域から中音域にかけてまで非常にハイレスポンスでありながら、低音域を担当するDD型のお陰で低音が発音する際に大きく空気を動かせてAS16 Proと比較して低音域がよく沈む。
耳が従来のDD型に慣れているというのもあるだろうが、この低音域の感覚は非常に好ましく、万人へAS16 Proとどちらをオススメするか?と言われると筆者はVX Proを推す。
AS16 Proのハキハキとしたタイトな低音域を好む人も少なくはないだろうが、迫力ある豊かな低音域のほうが万人に好まれる傾向があるのは確かだ。
VX Proも現代イヤホンらしく鳴りは派手、高音域と低音域が少々強調された音楽的な弱ドンシャリ型のチューニング。
キラキラと分離感のある高音域と、しっかりと空間を感じられる低音域はあらゆる現代ポピュラー音楽を聴きたい衝動に駆られる。
昔話も絡めて話しているのだからココは様々な楽器音が飛び交って音域も広い「ALI PROJECT」はどうだろうか?もちろん最初に再生するのは「禁じられた遊び」「聖少女領域」だ。
音楽制作でミキシング経験がある者ならばわかるだろうが、別々の楽器であっても担当音域が被ると両方とも目立ちにくくなってしまうことがある。
例えばそれが現代ポピュラー音楽では重要なボーカルと、そのボーカルを支えるバックで流れる楽器の音域が被るとボーカルも聴こえにくくなってしまう。ミュージシャンはそれを経験則的に知っているのでミキシングの時点でイコライジングして聴感上のバランスを取る。
それと同様にミュージシャンが例えイコライジングしていても音域の分離感が悪いイヤホンだと各々の大事な要素が被ってしまい聴こえにくくなるのだが、VX Proはそれがほとんど無い。
ボーカルはボーカル、ブラスはブラス、ストリングスはストリングスとしっかりと"書き分け"ており、オーケストラサウンドをフューチャーしたプログレッシブロックALI PROJECTが誇るバックバンドを聴かせつつ、宝野アリカの表現力のあるボーカルを損なうことがない。
特にDD型によるベースラインの深さは特筆に値する。底がしっかりしているおかげでALI PROJECT全体の音楽が世界観が明確になる。単に目立つ派手な高音域ばかり推せば良いわけではないのだ。低音域の支えによる相対的なコントラストが輝くような高音域を演出するのだとVX Proは教えてくれる。
欠点がないわけでない。
やはりDD型の宿命か、タイトさが求められたときフルBA型構成であるAS16 Proの歯切れの良さが勝る。まさに得手不得手の問題だ。
同時に2つ紹介しているのはKZの「ZAS」とCCAの「CA16 Pro」はハウジング筐体デザインが違うだけの姉妹製品だから。CCAはKZのサブブランドのような立ち位置であるらしい。
実際に購入する場合はハウジング筐体デザインの違いや販売価格を吟味して購入すると良いだろう。
ちなみに1万円以下8千円前後くらいの価格の安さも魅力だ。
筆者が購入したのはKZのZAS。
箱出しで早速聴いてみたが何と音がスッカスカ。事前のレビュー調査では低音域が非常に豊かであると触れ込みだったのだが・・・。
実はZASには罠がありZASの性能を十分に発揮するには付属のイヤーチップが低品質過ぎる。これも多くのレビューで触れられているので筆者も先人の導きによって神奈川県所在の株式会社Finalが販売しているイヤーチップ「TYPE E オールサイズ」を別途購入した。
ZASの優れたコストパフォーマンスがサードパーティイヤーチップを別途購入することで少々損なわれるのは口惜しいが、自身に合ったイヤーチップのサイズ感を調べるきっかけにはなったので良しとする。
Final TYPE Eイヤーチップへ交換し再度ZASで聴いてみると派手を通り越した大げさと言って良いチューニングだ!事前のレビューで読んだ通り低音域は前へ出ており深く深く沈んでいく。
ZASのドライバー構成はBA型が片側7基でLR両側計14基、DD型が片側1基でLR両側計2基、合わせて16基ハイブリッド多連装構成で当然ながら低音域はDD型が担当し、BA型が高音域〜中音域を担当するという仕様だ。
前述した通り、もう本当に低音域がすごい。
試しにTVアニメ「アイドルマスター XENOGLOSSIA」のオープニング曲「微熱S.O.S!!」を聴いてみる。
冒頭一発目から入る超重低音が特徴で、曲中もキックやベースが非常に目立つのだがZASで聴くともうブルンブルンだ。
BA型よりも大きく重いDD型の振動板がこれでもかと震えているのが感じられ、そのせいで耳たぶも一緒に振動してるんじゃないかと錯覚してしまいそうになる。これは笑うしか無い!
続いてはアニメ「魔法先生ネギま!」からオープニング曲「ハッピー☆マテリアル」だ。
冒頭のバスキック三連打が気持ちよく、そして低音域だけど思われがちなZASだが14基のBA型がタイトにハキハキと高音域〜中音域を発音し、豊かな低音域を更に深めてくれるように感じた。ZASは低音マニアへ是非とも奨めたくなる非常に面白いチューニングになっている。
男性オタクから見ても「性的搾取」の存在はあると思うことが多くて、たとえば女性キャラクターだけ全員スリーサイズの表記がある(何のために?ゲーム的なスペックであれば全キャラ共通になるはず)、アニメでいえば女性キャラの描写時に妙にフェチズムを感じるアングルやカメラワークがある(このバトルシーンであえてお尻をアップにする必要があるだろうか?このシリアス寄りなシーンで女キャラの胸だけ躍動する必要あるか?)、全体的にシリアスな人間ドラマの作風だけど、女性キャラの服装デザインでなぜか胸がはだけている、など、あげだしたらキリがない。
こういうところに違和感を持たない状態こそが、何らかのバイアスがかかった状態、視点の偏り、より強い言葉を使えば差別的視点を内包している、ということになる。
禁則事項なのかな
AIが人間以上のクオリティの作品を生み出せるようになった時、人々の間で作られたコンセンサスは「死んだアーティストの作品は自由にAIの学習に使ってよいし、AIによる模倣を行っても良い」というものだった。
まで書いたら
AIが人間以上のクオリティの作品を生み出せるようになった時、人々の間で作られたコンセンサスは「死んだアーティストの作品は自由にAIの学習に使ってよいし、AIによる模倣を行っても良い」というものだった。そうして生まれたのが『Artificial Intelligence Design』というアプリだ。
このアプリはAIが作ったデザインをダウンロードして、自分の服や小物に取り入れることができるというもので、ユーザーはそのデザインの出来栄えを評価して、気に入ったものをフォローしたりレビューを書いたり
AIが人間以上のクオリティの作品を生み出せるようになった時、人々の間で作られたコンセンサスは「死んだアーティストの作品は自由にAIの学習に使ってよいし、AIによる模倣を行っても良い」というものだった。
存命の人間の仕事を奪わないようにという、権利に配慮したものであったのだが、コトは意外な方向に進み始めた。あるアーティストの作品を、自由に使い、埒外のスピードで生み出したいならば、本人を殺せばよいのだ。
まで書いたら
AIが人間以上のクオリティの作品を生み出せるようになった時、人々の間で作られたコンセンサスは「死んだアーティストの作品は自由にAIの学習に使ってよいし、AIによる模倣を行っても良い」というものだった。
存命の人間の仕事を奪わないようにという、権利に配慮したものであったのだが、コトは意外な方向に進み始めた。あるアーティストの作品を、自由に使い、埒外のスピードで生み出したいならば、本人を殺せばよいのだ。アーティストが死んだ後、その作品や創作物の利用には制限があると思われていたが、実はそうではなかった。AIの学習のために使おうと思えば、いつでも使えた。それが分かってからというもの、多くのアーティストたちは死期を早めて、自分の作品をより高度なものへと変え