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はてなキーワード: やかんとは

2018-06-30

anond:20180630210512

まぁでもある程度の人はクズだと自覚しながらやってると思うから大目に見てあげて

人様のサイトコメ欄使わず勝手安全からやかん意見してお星様付け合って気持ち良くなる行為がマトモなわけない

2018-06-07

"This is Japan"

"This is America"をパロった"This is Japan"の動画が消された。この動画を見たときは「マジ卍」「インスタ映え」などキーワードを並び立てただけで本家のあのレイヤー構造がまったく感じ取れなかった。

きっとラストでどでかいオチがあるのだろうと思いきや、それもなかった(キレキレのダンスはすごかった、程度)。

"This is America"のMVにあるただならぬ怖さがなかった。なにをパロったのかすらわからないがとにかくパロりたかったのだろう。

パロり is 何。本家の斜め上をいかねばパロディー成立しないのだ。よって残念ながらというか当然ながら成立していない。

当然のごとく各所からやかんケチがつけられて、"This is Japan"は投稿者自らが削除してしまったようだ。

この一連の流れが"This is Japan"だ。

そして増田でこそこそ発言している姿が"This is Hatena"なのである

2018-05-23

父は72歳の5歳児になった

父が認知症になったのは3年前のことだ。悪化したのが2年前の夏で、そこから2年で要介護認定を受けた。70歳台前半でこの状態というのは平均よりも早く、進行も速いらしい。

2018年になり、私は実家に戻ることになった。親と同居するのは10年ぶりになる。認知症になってからの父と暮らすのは初めてだ。帰省で2、3日いるのとはわけが違う。

母は介護家事仕事疲弊していた。介護士の人に母の外出中だけ父を見てもらっているが、彼らのいない朝や夜ほどやることは多い。私も仕事があるので、母のいない日中カバーすることはできない。ワンオペから脱しただけでも御の字と母は言うが、どこまで力になれているかは疑問だ。

父は家族に対しては何処までも優しく、一度も怒鳴ることも手をあげることもなく、料理日曜大工植物の世話が好きで、グルメワイン好きで、読書家で博識で、母が昔病気をした時は付きっきりで看病したり家事をこなす、こうやって並べるとちょっと信じられないくらい良き家庭人であり、知識人だった。それは今も変わらない。ただ本が読めなくなり、包丁が持てなくなり、服に頓着しなくなり、会話が成り立たなくなり、自分で服を着たり用を足したり風呂に入ったりできなくなった。前半は習慣から消え去り、後半は母が介助している。

認知症タンパク質が変質し、脳が萎縮していく病気だ。萎縮する箇所や速度は人それぞれで、予測することはできない。萎縮による記憶能力の衰退も、人格活動の変化も顕出するまで分からない。もちろん治療法もない。ただ、いくつかの傾向はあるらしい。父の場合は次の2つが表れた。ひとつめは一日に独自ルーティーンを作ること、ふたつめは何に対しても否定から入り、気難しくなったことだ。どちらも典型的認知症の症状だ。

父は毎日カフェに朝食を買いに行く。毎日同じものを頼むが、ストローをもらえなかったり店員の態度が気に食わないと不機嫌になり、店に迷惑をかけたこともあるそうだ。だが母が一緒に行くとそういうことはないという。

父は毎日、昼食を同じ店に食べに行く。時計の進みが正確に把握できないので、毎日開店前に行っては入店を断られ、やはり不機嫌になって帰ってくる。でもしばらくするとそれを忘れてまた足を向け、食べて帰ってくる。

父は毎日ケーブルテレビを見ている。大好きな洋ドラはおとなしく見ているが、CMに入ったり日本ドラマに切り替わると文句を言いはじめる。でもお手洗いに行っている間に録画しておいた洋ドラに変えておけば、けろりとそれを見ている。

父は白身の刺身を食べなくなった。鯛やかんぱちという魚が分からいからだ。風呂にひとりで入れなくなったのは身体を洗う順番が分からいから。文字は読めるが新しい知識は入らない。郵便受け手紙を取りに行くことは覚えているが、その後どうすれば分からいからその場で捨ててしまう。食後には皿を片付けてくれるが、洗うことを忘れているのでそのまま戸棚にしまおうとする。

ルーティーンはある日突然変わったり、じわじわ増えたり減ったりする。そのタイミングは本人にも家族にも、医者にも分からない。毎日の観察が大切だが、一日中目を離さずにいるのは難しい。

父は会話というものが分からなくなった。人の話を遮って喋り出す。それを諌めても、話題を変えようと質問しても自分の話をやめない。記憶に残っていることを喋るから話題はいつも同じだ。機嫌のいい時は相手の話を聞いたり、上手くやりとりが進むこともあるが、都合が悪くなるとおどけて誤魔化そうとする。何故かアイシタインの変顔の真似をするのだ。その無邪気な笑顔を見て、私は父が72歳の5歳児になったのだと思った。自我はあるが社会生活を営むには不十分で、言葉の力無自覚で、物事因果感情の律し方も分からず、大人監視と補助が必要な5歳児。それが私が今一緒に住んでいる、大好きな大好きな父だ。

実際の5歳児と違うのは、これから先、父が成長することはないということ。代わりに72年分の(穴抜けになった)記憶を抱えているが、その記憶も徐々に失われ、人格は変わり、最後には脳が不随意筋の動かし方を忘れて死ぬ認知症とはそういう病気だ。

父が私を覚えているうちに、また一緒に暮らせて良かったと思う。

2018-05-09

anond:20180509100906

まあ全体的に統合失調症被害妄想的ではあるんだけど、特に自分コンプレックスを強烈に刺激するワード」をわざわざ言ってくる、というあたりがいかにもって感じなので。

こういう被害妄想的な幻聴のある人って、「そんなに悪口言われるなら録音してみたら?」と言うと、何やかん言い訳して録音しようとしないのよね。

2018-03-27

彼氏と別れた。

1ヶ月前に別れた。というか、ふられた。

20代後半にして初めて付き合った人だった。

私はとにかく学生時代からモテとは無縁な人生を送ってきた。顔は壊滅的だし、性格がすごくいいわけでもなく、スタイルも良くない。料理もさほど上手くない。気遣いがすごいわけでもない。取り柄なんて何もない。恋愛などせず、このまま一人で生きていく覚悟を決めようと思っていた。

その人から付き合ってくださいと言われたとき、よくわからなかった。こんな取り柄もない女と付き合いたいって変わってるなと思いつつ、一度くらい経験してもいいかOKした。どうせすぐ別れる羽目になるだろうとも思っていた。

それからやかんやありつつも1年ちょっと付き合って、これから二人で生きていくのもいいかもしれないと思い始めていたとき、その人から別れを告げられた。他に好きな人ができたらしい。そうなんだ、それなら仕方ないね言葉を絞り出すのが精一杯だった。別れ話は一瞬で終わった。

別れ話をした場所の最寄駅で、最後の別れをした。何か言ったら涙が止まらなくなりそうで、元気でねとしか言えなかった。改札を通るとき、後ろから私の名前を呼ぶ声が聞こえた。振り返ることはできなかった。最後まで自分気持ち本音も、何も言えなかった。

1ヶ月過ぎたし、お互いダメなところあったなあと冷静に考えられるようになってきたから、もう大丈夫かと思ってここに書いてみたけど、駅で別れたときのことを書いていたら涙が溢れてきたのでまだダメみたいです。

まとまりも内容もなくてすみません

[] #53-2「イアリーランド

≪ 前

遊園地アトラクションといえば、何が真っ先に思い浮かぶだろうか。

俺たちは「ジェットコースター」で意見が一致した。

餃子につける酢醤油割合について議論にはなっても、酢醤油をつけること自体には異論が入らない、みたいなもんだ。

そう例えたら、仲間たちからは首を傾げられた。

どうも俺たちの家系は例え話が下手らしい。

「あのジェットコースターとか、どう?」

ミミセンが指差した先は、まだ朝だというのに行列がそこそこある。

結構、人気のアトラクションっぽいな。

「よし、早く並ぼう」

「え、予約券だけ手に入れておいて、その間に他のアトラクション楽しんだほうが良くない?」

ミミセンが出鼻を挫くようなことを言う。

効率的に立ち回りたい気持ちは分かるが、俺たちにとっては野暮でしかない。

「おいおい、ミミセン。そんな賢いやり方をするほど、上等なもんじゃねえって。ここはイアリーランドだぞ?」

そもそも、予約券なんてシステムはイアリーランドにはないのだ。

俺たちは並ぶしかない。


…………

並んでから十数分後、ジェットコースター看板が見えるところまで辿りついた。

看板には『スットコースター』と書かれていた。

「変な名前

何だか間抜けな響きのするネーミングだ。

「『スットコイン』ってとこがスポンサーらしいから、そういう名前がつけられているのかも」

「『スットコイン』?」

「ほら、ここ。アトラクション説明に書いてある」

列に並んでいる間はヒマなので、普段なら歯牙にもかけない広告も読んだ。

お金一元的管理できるよう、お金を何やかんや……と書いてある。

文字固有名詞が多すぎて目が滑り、ロクに内容は理解できない。

少なくともジェットコースターとは何の関連性もない企業のようだ、ってのは分かるが。

何でそんな会社ジェットコースタースポンサーなんかやってるんだろう。

遊園地アトラクションってスポンサーがよくいるが、いまいち経緯が分からない。

「まあ、スポンサーが何であれ、ジェットコースターなら何でもいいか


…………

ジェットコースター身長制限があるのはなぜか知ってる?」

身長が低い人間には子供が多く、そういった未発達な子供は高いGに耐えられないからだろう」

「ちぇっ、知ってたか

当然、俺が答えられたのは、さっき同じ話をミミセンがしていたからだ。

それくらいの時間、並んでいたってことだが、それもようやく終わりを迎えようとしていた。

そして、それは待望の瞬間をも意味している。

“終わりの始まり”ってのは、こういうのをいうんだろうか。

こちらのアトラクションは500円。チケットだと100イアリーですね」

受付に言われた言葉に、俺たちは違和感を覚えた。

「私、100イアリーを1000円で買ったんだけど……」

そうだ、現金チケット価格設定おかしい。

このアトラクションに乗るには現金を1000円にするか、またはチケットの値段が50イアリーになっていないとダメだ。

「ああ……上がったんですね」

上がった?

「このアトラクションが出来た頃は、500円は100イアリーだったんです。チケットの値段が上がって、1000円が100イアリーになったんでしょうね」

何で値段なんか上げたんだ。

チケット価値が、そんな簡単に変わったりしたらダメだろ。

アトラクションの設定している値段と辻褄が合わなくなっているじゃんか。

「私、そんなの知ったこっちゃないんだけど。50イアリーで乗せて」

「そんなこと言われても、ウチは500円または100イアリーでやっているんで」

おかしいじゃない! それだと私は500円損したことになるわ!

「お気の毒です」

まりにも素っ気ない対応に、俺たちは呆気にとられた。

話が通じない、と確信するには十分な態度だ。

「もういい! お金と換えてくる!」

「いえ、イアリーお金に換えることはできませんよ」

またも衝撃の事実が告げられる。

お金をイアリーには換えられるけど、その逆は無理っておかしいでしょ」

ちょっと前に、偽者のイアリーチケットが出回りまして。その対策検討中なため、一時的に換金をとめているんです」

対策検討中』って……だったらイアリーチケットのもの止めればいいだろ。

「はあ……私、ムカついてるけど、もういい。はい、100イアリーで乗るわ」

タオナケが怒りで超能力を暴発させたらどうしようとヒヤヒヤしていたが、意外にも落ち着いていた。

ここまで並んでおいて、乗らないというほうが損だと考えたのかもしれない。

もしくは、理不尽一定ラインを超えると、怒りの感情すらどこかに行ってしまうのだろうか。

「じゃあ、俺たちも……」

タオナケの顔色を窺いながら、俺たちは恐る恐る500円を受付に渡した。

次 ≫

2018-03-18

大好きな作家がいた
私はその人を傷つけた気がする
その人はコミケにはしばらく来ていない
プロとしての仕事が忙しいだけかもしれない
確かにアレやコレで時々名前は見る
しか自分存在があるからこそコミケに来ないのかもしれない
このアカウントツイートされないのかもしれない
全て自分のせいではないか、そんなことをここしばらく考えていた
今考えるとその人に対してずいぶん気持ち悪い行動をしたと思う
その人がかつて運営していたサイトイラストをかき集めた
それから数年後にコミケまでその人に会いに行った
その人のイラストを使って作ったものプレゼントした
失礼なこともしたと思う
メールでその人に対する熱い思いを語ったつもりだった
DM感想を伝えたつもりだった
返信がない以上その人は自分のことをうっとおしく思っていたのではないか
私は明るく振る舞うその人のツイートが眩しかったのだろう、だんだん敬愛すべき作家なのか昔の思い出にすがってるだけなのかわからなくなってきた
気がついたらミュートしていた
もっと交流すればよかったのに、出来なかった
ただその人の絵は美しい
漫画だってとても上手く、面白い
それだけは私の心に確かに焼き付いている

もう15年ほど前のことになるだろうか
パソコンを買ってもらって1、2年ほど経過した頃、私は例によってオタクだったのでアレやらナニやらいろんな作品同人サイトを巡っていた
当時は年齢が年齢なので18歳以上は云々のサイトに入れないはずだが、ギンギラギンの性欲を持つ厨房がそんな文言にたじろぐはずはない
まぁどうせ作者も厨房工房である
悪影響といえばファックしたりされたりしているキャラクター原作漫画アニメで見るのが恥ずかしくなった程度である
まぁとにかくいろんなサイトを巡った
掲示板メールでの交流はしなかった
長ったらしい文章を書くのがクソ面倒だったしネットに疎い親がメールを教えるなだのなんのかんのうるさかったためである
まぁ私自信もメールアドレスで住所割られたらどうしようとか考える程度にネットに疎かった
イラストサイトの閲覧はダイヤルアップというのだろうか、パソコンの横にぶっ刺すカードのおかげでクソ遅かったのもあるし恥ずかしいのもあってあまりしなかった
代わりに様々なテキストサイトを巡っていた
私が当時手にとっていた紙の本とは違い、拙いながらも熱を感じるめくるめく官能世界が繰り広げられていた
それはそれはすごかった
今読むと素人もええところだなオイと思うだろうが当時はそれで興奮していた
正直今も興奮する

そんな中、当時あるゲームに夢中になっていた私はいわゆるリンクだかリングだか同盟だかでとあるサイト出会った
イラスト漫画サイトだった
そのサイトでは少しマイナーキャラを中心に取り扱っていた
見る
絵がめっちゃれい
線、構図、色使い、その他諸々、私は絵に詳しくないが非常に美しいと思えた
漫画もこれまた面白い
ギャグからシリアスまでなんでもありのストーリーセンス!
遅い回線の中、イラストダウンロードさえ待つのが楽しみだった
後でわかったことだが当時そのサイトの作者は高校生だったようである
私はあっという間にそのキャラが大好きになった
そして当時はそういうのが流行りだったため、裏ページなんてのもあった
見た
更にすごかった
SMから四肢切断に女体化まであらゆる責め苦がそのキャラクターを襲っていた
しかしそれでも崩れることなくその人の筆使いや話の運び方には熱が入っていることがありありとわかった
掲示板には感想などは書かなかった
今考えると一言二言書いといたほうが良かったと思う
その人は同人活動もしていた
本の中ではWeb上を超えた更なる甘美で耽美世界が繰り広げられていることは間違いないだろう
しかしその人は主に東京国際展示場辺りで開かれるイベントに参加しているようだった
当時の私はどうにか親をごましまくって年に1回か2回、御茶ノ水あたりの損保会館とかいうところまで行くのがギリギリだったので会うことは叶わない
それ以前に厨房の肉体でエロ本下さい☆なんて言えるほど豪気ではない
なら通販はどうだろうか
親に何を買ったか説明責任存在する
住所を知らん人に教えてこれまたあーだこーだ言われるのも嫌だ
仕方ないから諦めた
少し後に秋葉原のどっかの同人誌取り扱い書店で年齢を聞かれずにエロ同人誌を買えたことをここに告白する
店員が悪い

そのうちサイト更新されなくなった
日記を読む限り専門でいろいろやったとかどっかの会社就職したとかそんな感じだったと思う
後にインターネットアーカイブで読んでみたところとあるゲーム会社就職したようである
もう潰れたけど
そして私は堪え性がないのでまた別のゲーム漫画に飛んだりしていった
たまにその人のことは思い出していたがその後の動向がわからないのでどうしようもない
でもある日サイトを見に行ったらエンターページは残っていたものトップページは消え去りブログになっていた
記事はあまりなかった
例のゲーム同人誌出すとか書いてあった気もするけどもうよく覚えていない
気づいたときにはかなり前の日付で、もはやその作家の本を買う方法存在しなかった
書店委託もしてないし通販を頼む方法だってあったはずだが親が親なのでやめた
結局その作家への愛なんてその程度なんだと思ったよ
その辺りだろうか、せめてその人のサイトイラストを出来る限りアーカイブしようと決めたのは
今考えると気持ち悪いことをしたもんである
こんなもん作家に見せたら卒倒するわ
サイトアドレスを残してたりイラストを上げっぱなしにしてた作家インターネットアーカイブも悪い
改めて見てみるとこれが本当に美しい
HTMLとか文章とかはもうめんどくさかったのでひたすらイラストのみを保存していった
そしてCD-Rに焼いた
今はHDDにはなぜか残っておらずロムもどっか行った
それでいいんだろう

そして2011年である
私には地獄のような苦しみが絶えず襲ってきた
正直思い出したくもない
書くけど
まぁなやかんやあって熱は冷めてきたものの例のゲームオンリーイベントがあったので行ってみた
秋頃だっただろうか
会場内でうろうろしていたところ、上記作家が入れ込んでいたであろうキャラクターアンソロジーが発行されていた
こいつも大きく取り上げられるようになったなぁ、なんてすこしほっこりした
ふとその作家を思い出し、主催者っぽい人に冗談半分でその作家のことを聞いてみた
「この本に描いてますよ」
「そちらの方のスペースに合同誌がありますよ」
耳を疑った
すぐさま私はそのアンソロジーを買った
そしてすぐ横のスペースでテーブルに並べてある本をすべて購入した
読む
見つけた! この人だ!
絵柄は多少変わってはいたがキレッキレのギャグセンスは間違いなくその人のものだった
合同誌も同様だ
えらいものを手にしてしまった
もはやあの日から長い年月が経ったというのに

この辺からおかしくなってきた

アンソロジーサイトURL現在ペンネームが載っていた
早速アクセスする
極彩色イラストが私の眼前に広がった
相変わらずその人の絵はすごかった
仕事内容を見て更にびっくり、詳細は省くがとにかく驚いた
あんたこんなデカ仕事してたのか、と

冬の祭典コミックマーケットの季節が近づいてきた頃、その人のサイト更新された
コミケには当然サークル参加するという
絶対行こう、あわよくば色紙も描いてもらおう、差し入れも持ってこう、いろいろ考えながら当日を楽しみにしていた
とはいえいろいろ回るところはあったのでその人のサークルに着いたのは昼も大きく回った辺りだった
スペースに人がいる
あの人だろうか、ドキドキする、本を買う、〇〇さんはいらっしゃいますか?
「あぁ、今買い物に出てます」
まぁそんなもんである
他のところをうろついて数十分後、再びサークル前に戻る
別の人が座っている
先程買った本を見せ、〇〇さんですか?
ビンゴだった
差し入れを渡す
そして、
「先日☓☓のアンソロを買ったんですけど、数年前に☓☓のサイト運営されてた〇〇さんですか?」
その人はひどく驚いた顔をしていた
ビンゴだったのだ
本人に会うことは予定事項だった
しかし私は固まった
敬愛するその作家が目の前に現れたのだ
正直何を話したかもはや思い出せない
ただガチガチに緊張し、どうにか色紙を頼み、受け取ったときそこには美しい筆致で例のキャラクター存在しており、最後握手をした
それだけだった
そのコミケでは他に、自分勇気づけてくれた漫画を描いたある作家に会いに行ってサインもらったり握手したり、また別のある作家に大好きなキャラの色紙を頼んだところ、ものの2、3分で色紙を仕上げるというような曲芸じみたことをやってもらえたりもした
地獄のような2011年奇跡のような思い出で締めくくられた

当然のように次の夏コミに行った
思い切ってその人に当時発行していた本の在庫があったら売ってくれないか聞いてみた
了承してくれた
震える字でメモ自分の住所と名前を書いた
もはや親はいないので通販など自由だ

ひと月くらい経ち、郵便物が届いた
可愛らしいテープで封がされており、漫画で使われているものと変わらない字がそこにあった
数冊の同人誌が入っていた
メッセージも添えられていた
何が書いてあったか忘れたが、嬉しさで床をのたうち回ったことを覚えている
その日のうちにメールを送った
その人に出会ったきっかけや応援メッセージを書いた
今見たらゲロみてぇなこと書いてあんだろうなと思ったが思ったほどではなく安心している
とはいえヘッタクソな文であることは間違いない
返信は来なかったからだ
しかしどうやって料金を支払えばいいのか?
郵便為替とかそういったものが頭から抜け落ちていた自分は次の冬に会った時に支払いをしよう、ついでに冬で悪くなりにくいだろうしちょっといい菓子でも持っていこうか、なんて思っていた

念のため言っておくが封筒にはその作家の当時のものであろう住所と本名が書かれていたものの、突撃するとか年賀状を送るとか、そんな恐れ多いことはとてもじゃないが出来なかった
以前ワンフェスガレキ買ったとき部品が一個足りなくてディーラーメールを送ったが、送られてきた封筒には一つのパーツとディーラー名以外何も書かれてなかった
私ごとき自分名前も住所も書く必要ないんだよ、今になって思う

次の冬コミ、例によってその作家サークルへ向かう
もはや優先順位トップクラスになっていた
差し入れ菓子を渡し、その人に同人誌送付のお礼と感想を述べ、料金について尋ねた
昔のものだし別にいい、そんなことを言われた
なんだかものすごく申し訳ない気持ちになった
絵も漫画も良ければ人間性もいいのか
まさに「神」だった

この辺から記憶曖昧になっている
毎度のようにコミケではその人のサークルに行き、本を買う
それだけである
その程度の距離感のほうが良かったのではないか、今になって思う

その人は別名義でこれまた別のジャンルでも活動していた
当人Pixivかなんかに書いてあった
本のほかにグッズかなんかも頒布するらしい
初めてその人に出会った冬コミの一ヶ月後くらいのオンリーに参加するとのことだった
コミケでは「必ず行きます!」みたいなことを言っていた
しかし後から見直すとこのグッズ類が結構いい値段している
まぁどうせ相手自分の顔なんか覚えてないだろう、そもそも自分はこのジャンルに触れたての人間なんだからそこまで深いところに行く必要はなかろうよ、なんて思っていた
クズである
正直今は後悔している
実際にオンリーに行ったところ、確かにその人は来ていた
こっちからその人を伺う形になってなんか申し訳ない気がした
結局その人のところには行かなかった
とはいえ向こうだって約束した人が病気かなんかで来られなくなることがあることだってわかるだろう
その人が私の姿を見ていない限りは

心にそんなしこりを残したまま、その後のオンリーに赴き、その人の新刊を買う日々が続いた
まぁこれがエグい
当時サイトで見た性癖と変わらないものがそこにあって感動した
それでも美しいんだこれが
スペース前で軽くおしゃべりする程度で茶を飲みに行ったりだとかそんなことはない
自分自身コミュ障を患ってるのでそんなことはしないほうが正解だとは思っていた

しかしその沈黙は破られた
あるオンリーの日、例によって新刊を買った私は何を思ったのか
「ツイッターアカウントフォローしていいですか?」
なんて抜かしていた
「いいですよー」
当然ながらフォローするもしないも当人自由ではあるがなんかその人に対しては遠慮していた
鍵垢だからどんなことが書かれているかからない、いつも来やがるあの野郎また来やがった畜生め、みたいなこと書かれていたらどうしよう、などと考えていたが、了承するということは相手にすべてのツイートを見せるというわけで、そんなこと書いてたらそもそも「え…ちょっと…」という話になるじゃないですか
だから問題はない
帰ってその人に申請する
許可が来た
アカウントの中には太陽のように眩しい世界が広がっていた
ネガティブものなど一つもない、生きとし生けるものに愛を注ぐようなツイートが溢れていた
なんかもう自分がみじめになってきた
この文を書いている今も

まぁでもさ、人間現実世界では悲しくとも、せめて電子世界では気を確かに持って元気よく行こうよ、なんてことをする人もいるじゃないですか
だから気に病む必要なんてなかったんだよ
話を戻すが、さっそく交流を図った
ポップでキュートで元気なリプライな送られてきた
自分はなんと返信したらいいのかわからず、当たり障りのないことしか書けなかった
なんて自分は愚かしいのだろう、不器用なのだろう、申し訳なくなった
漫画と同じくらいその人のツイート面白かった
追随して自分もなんかリプライ送ってみようってなった
しかし恥ずかしくなってすぐに消すこともあった
別の人へのリプライはさっさと返してるのに自分だけ遅いこともあった
この辺は相手交流が深い人だから距離感もわかってるのだろうが、自分なんて最近話し始めた人間からどんな感じで返したらいいのかわからないんだろう、少し考えればわかることである
だいたい親しき仲にも礼儀ありとはいえ、ツイッターなんてある程度適当交流でも許されると、今になって私は理解している
当時の自分はそれが出来なかった
相手相手からというのもあるだろうが
だからサークルにいつも行くだけの人、という立場になっておけば良かったのだ

その翌年辺り、あることを思いついた
その人が描いた好きだというキャライラストを使って何か作って、それをプレゼントしてみよう、と
詳細は伏せるがまぁいい感じに出来たんじゃないかと当時は思った
本人の誕生日から数ヶ月過ぎていたが、オンリーが少なかったり仕事が忙しいのか本人に会う機会がなかなかなかった
そしてオンリー当日、その人にプレゼントを渡した
ついでにそのうちお茶しましょうとか調子乗ったこと言った
夜、リプライが届いた
来客用に使うと喜んでいたようで嬉しかった
また、ツイート上ではその日にもらったプレゼントなんかも紹介していた
私のものはなかったがまぁ私以外と繋がっている人などその人のフォロワーの中にはいないだろうし仕方ないだろう

正直この辺りから不安になってきた
この人私のこと嫌ってんじゃないだろうかと
私自身も現実世界でいろいろあり頭がおかしくなってたので余計に不安感が増して妄想が激しくなっていったのかもしれない
お茶しようと数カ月かけてようやく決めた日の少し前、その人に会うのが急に怖くなり、私は腰をやったと嘘をついて約束をフイにした
今考えてもまともじゃないよ、こんなこと

気がつけばその人は別ジャンルに移行し、新しくアカウントを作ってそっちでわいわいやっているようだった
ファンとして私はその人のアカウントを追いかけるべきだったのかもしれない
しか自分では触れようとも思わないジャンルだし、もしその人が本当に私のことを鬱陶しく思って私が今もフォローし続けているジャンルアカウントから姿を消したのだとすれば、その人の健康上に良くない
私はそれ以上追いかけることをやめた
とはいPixivは定期的に見て本は買いに行っていた
キャラのこととかよくわからないがその人の絵が見られるだけで満足だった
しかし本を買いに行ったときのその人の反応はどうもよそよそしく思えた
これやっぱ来ないほうが良かったんじゃないか、そう思わざるを得なかった

オンリーではなくコミケの、その作家にとっての表ジャンルとでもいうんだろうか、そちらでも引き続き新刊は出し続けていたが、私は遠くからその人の存在確認し、買い物に行っているときなど、その人がスペースにいないときに本を買うようになっていった
とはいえいつも来ているし、売り子と作家が「あの人また来てたよ」「マジかよ…」なんて会話を繰り広げている可能だってある
それでも私はそんな妄想上の反応を振り切って、その人に会いに行くことはあった
本を買って「いつも応援してます! じゃあまた!」それだけである

気がつけばその人がコミケに出る機会は少なくなっていった
やはり私が来るからだろうか?
でも、表でのツイッターアカウントを覗いてみると、ちょこちょこと様々な仕事をしているようだった
就職したという会社は潰れる前に抜けてフリーになっていたようだった
つまるところ仕事が忙しいのか、あるいは病気でもしたのか、ならばコミケに来るのは難しくなる
私はそうやって自分を納得させ続けていた

もうリプライでもDMでも「お誕生日おめでとうございます!」というメッセージは送っていない
私のアカウントを目にすることがなくたっていい
だがそれでも私はその人の活躍を祈り続けている
表に名前が出ない仕事をしている可能だってあるし、病気などをしているのかもしれない
しかしその人は素晴らしい作家であることは間違いない
15年に渡って自分の心にその人の存在が刻まれ続けているのだ
絵で食べていくという選択をしたのだから、苦労だってあるのだろう
ツイッター上で明るく振る舞うはいわゆる空元気なのかもしれない

だが、せめて、祈らせてくれ
あなたに幸あらんことを、と

2018-03-13

仕事の守り方

新年度から新しく仕事担当が入れ替わったり

新入社員の迎え入れの準備などで各チームが引き継ぎを行っている。

新しいチームが嫌な人たちは何やかんや言いつつ引き継ぎを渋る。

自分のこれまで担当していた仕事ブラックボックス化することで

引き継ぎが困難という印象を与えて、自分担当にしがみつこうとする。

もしくは引き継ぎをせず仕事を混乱させて「俺を担当から外すからひどい目にあうんだ」と示そうとする人もいる。

長い間1つの仕事ばかり担当していた人はぬるま湯に慣れきっていて

新しいことを学ぶということに慣れていないので

新しい環境に対する拒絶反応が強い。

それぞれの仕事の守り方を見ているととてもちっぽけに見える。

状況がよく分からない新人を巻き込んで

「やっぱり先輩がこのチームにいないとダメですよぉ〜」

「だろぉ〜?マジでうちの上司止めないとまずいことになるぞ」

「本当ですね、うちの上司にも言ってみますね」

なんてやりとりを真剣な顔して話している。

本気で言ってるのかな?と思ってしまう。

2018-02-27

anond:20180227025450

一年とすこし前、顔面コンプレックスがすごくて、8万円くらいで2点どめの埋没をしたらそれから自己肯定が少し上がったり、やんやかんやでQOLが爆上がりしているので増田も現状が辛いならそれをどうにかする手段の一つとして数万円で目の上にシワを作るのもありだと思う

2018-02-17

anond:20180217191540

ついでに。今さっきググったけどさ。電子レンジに猫を入れたアメリカ人って嘘松だったんだなー。

電子レンジ訴訟

ttp://www.mowamowavision.net/mythsandtruths/t001microwavecat.html

原理自体は、水分子振動させることで、熱を発生させるって話は知ってる。

  

  

電子レンジから、話がそれるんだけれども。

昔、Eテレか何かで、やかんにフタをしたまま、加熱し続けると爆発してしまうという映像を見たことがある気がする。。密閉されると水蒸気の力で、 膨れるとか。

高校化学知識があれば、水18gを水蒸気にすると、理論上22.4Lの体積になるということは、知っているべきなのだが。最近になってイメージが出来たよね。水はH2O分子量が18。18gで1mol. 1molを気体にすると、22.4L.

身近なイメージだと、大さじ1杯が(15cc)とすると、100°以上に加熱したら、水蒸気になる。その体積は、2L ペットボトル10本分の量になるってことだよね。

実際問題レンチンするときは、ソーセージに切り込みは入れるようにしているし、ラップを茶碗なんかに掛けるときは少しスキマを空けるようにしている。

2018-02-16

足元で犬が寝ている

土間の小さなストーブの上で、やかんが湯気を立てている。

傍らに敷かれた毛布の上で、少しくたびれた感じの犬が、足を横に投げ出して寝ている。

垂れ耳で中型の、種類も分からない、よくいる雑種。親のツテで保健所からやってきたので、

正確な年は分からない。その時の獣医の話によると、5歳は超えているだろうとのこと。

人でも犬でも誰彼構わず尻尾を振ってしまうので、番犬にはならない。

そんな性格から引き取られたのかもしれないし、彼なりの処世術かもしれない。

犬を上(室内)で飼うことは考えられないクラシックな家だけど、

田舎なので小屋だの土間だの、屋根の下で犬が寝っ転がるくらいのスペースはある。

ここへ来て2回目の冬を迎える犬が、足元で穏やかに寝ている。

2018-01-24

やかんを磨いた

重曹パックしたら見違えるくらいピカピカになった

一体化してると思ってた焦げ、ちゃんと落とせたんだなあ…今まで放置しててごめんよ

コンロに置いたらなんかすごい誇らしげに見えるの

胸張ってるの やかん

めっちゃつやつや

かわいい

2017-12-29

https://anond.hatelabo.jp/20171008203936

そういうキャラが何やかんやで主人公に惚れてしまうとすごくツライが

悲恋ヒロイン枠になって人気が出る

2017-12-25

ネットリンチはこわい

■■■■■のことなんですけど

彼女対応に悪い点はあったと思いますけど、認証マークがあろうがなかろうが人間100点を維持するのって難しいわけですよ。

特に個人の主張を永遠とやってる人は、確実にどこか矛盾があるわけですね。でもそこが人間らしいというか個性にもなってくるわけで。

その人間個性の部分を叩きまくるのは、そりゃ当然批判したい人間としてはそこを突く話で、例えば1人対1人でもそこを突くというのはあるわけです。

ネットリンチになると、1対多(しかも多は定量的ではない)訳ですね。しかも多は痛いところを確実に刺してくる。

自分の弱点を不特定多数に刺される側の人間になったことのない人は分からないんでしょうが、ここで防衛機制みたいな物が生まれてくる訳です。

最も一番始めに出てくるのが「なんとかなるさ」なんですけど、これが次の段階「自己正当化防衛機制)」に繋がってくる訳ですね。

防衛機制人間誰しもが持つものです。熱いやかんを触った時に脳にパルスが送られることですぐに手を離すことが出来るあれもそうです。

よく、炎上対策として「黙る」というのが挙げられてますけど、この自己正当化による支離滅裂な主張や発言を防ぐためにあるんですね。

から、もし自身炎上した身になって何かを言いたくなってきたら、自己正当化が始まりますんで、そこで発言や主張をしないように気をつけましょう。

まあ、今の日本インターネットでは半匿名実名による主張や発言メリットがありません。

自身地位を高めるためにはそういう主張や発言をしていく必要性はあるっちゃあるんですが、今回の事例の様に、

100点で無い所を匿名意見していれば、どんなに邪悪人間でも真人間みたいな扱いを平気で受けられるんですね。

■■■■■を批判していた中にもし■■の人が居て、その人が■■に居る役員的なポジションの人だったら真っ先にお前が言うなとなっていたでしょう。

でも匿名ならそんなことは無いわけですから匿名というのは楽でありながら危険なわけですね。

から匿名の中で楽しくやっていきましょう。メリークリスマス

2017-11-17

容量が減っている

そのときの体調にもよるのだけれど、何年か前までは気にならなかったようなことがいちいち障るようになった。

音に関することが一番顕著だと思う。

大きい音がだめになった。電車の音、やかんの音。耳を塞がないと耐えられない。ドトールとかのエスプレッソマシンもガーガーうるさい。

から外に出るときは何も聞かなくてもイヤホンをすることにしている。以前は不快な帯域の音をカットできる耳栓を持っていたのだけれど、どこかにやってしまった。

あと生活に関わるものものを食べる音や用を足す音。自分の発するときにも気をつかうようになった。家族が見ているテレビの音も苦手だ。ドラマで人が怒鳴っていたり泣いていたり。なるべく自室にこもるようにしている。

一方で、細かい音に気づくようになった。最近びっくりしたのはUSBの充電端子。あれ、刺すと中からキーンと回転しているような音がする。

目について。コントラストの強い景色が眩しい。都会の町中や本屋の中。携帯待受けPC壁紙も、単色にしないと落ち着かない。

ひどいときには、目に飛び込んでくる文字がいちいち嫌になる。

点滅しているものが一番許せない。特に自転車ライト規制されてほしい。

食べることについてはあんまりないけど、コンビニ菓子パンが食べられなくなった。甘いものを食べているはずなのにヒリヒリする。

刺激を受け入れるための容量がどんどんすり減っている。不快もの必要以上に感じるようになって、代わりに何かに感動したりとか、そういう感覚が鈍くなっている。

このままどんどん狭量な人間になって、何も許せなくなってしまうのだろうか。

そんなのは嫌だな

2017-11-10

バキで死刑囚からお湯をかけられた達人はどう防御したの

100度超えてるやかんのお湯

何で大やけどして病院のシーンはなかったの

2017-11-03

うご飯作りたくない

娘が偏食…なのかワガママなのかわからない

好きなのは

大根煮物こんにゃく照り焼きなすの煮浸し・そうめんお好み焼き・かしわごはんおでん大根しらたき昆布)・うどんポテトサラダみりん干の魚・コロッケ・お寿司

あとは義母の作ったおかずにお菓子全般

それ以外はほぼ何やかん文句を言って食べない

塩こしょうの粒を見つけては「黒いの辛いから嫌い」

ちょっとでもかたいと「噛めない(噛み切れない)」

「骨があった」「筋があった」

食べたって極少量で「もういらない」

出した分はがんばって食べてと言い待ってると終了まで40~50分はかかる

子供に合わせてご飯を作って数年

さすがに疲れた

何を作っても毎回文句を言う

自分が食べたい物とは別メニューで娘の好きなのを出したって駄目なときは駄目

(かしわごはん鶏肉が硬いとか)

メシマズなのかと夫や親友義母に食べてもらい尋ねるもそうではないらしい

レシピサイトレシピ通りに作る事もある

すごく保守的マイペースな娘

だめだ、心が折れ続けて疲れた

食事に興味がないのかと思いきや、保育園給食は食べるのは相変わらず遅いがそれでも残さないらしいし

義母の手間ひまかけたおかずは無言でがっついて食べるからまた辛い

何を作ってもだめって言われてるみたいでしんどい

うご飯作りたくない

2017-09-05

シンガーソングライター至上主義の男がミリオンライブにハマった話

中学高校の頃、僕はMr.Childrenゆずコブクロのような作詞作曲もするアーティストを好み、AKB48のようなアイドルグループを異様なまでに嫌悪していました。音楽番組出てたらテレビ消すレベルです。キッモいですね。

今になってみるとクソガキの音楽わかってるアピールなのですが、当時の僕は言ってしまえば「シンガーソングライター至上主義」の男でした。(ちなみに今は総選挙流し観するぐらいには好きです。さや姉推しです。)

そんな僕が大学に進学し、何やかんやあって幕張メッセで泣きながらケミカルライトを折るまでに至る話です。ここではミリオンだけを特筆しますが、ASシンデレラSideM兼任のPです。伊織ジュリアと朋花と加奈九十九先生担当です。

というかミリオンアイドル達と楽曲すごいんだぜ!というアイマス触れたことな音楽好きと、シンデレラ上げてミリオン下げる風潮あるけど比べなくてもミリオンらしい良さってあるじゃん!というプロデューサーへ向けた話です。ほんの少しお付き合いください。

大学で知り合った友人の勧めでミリオンを始め(前々からゲームは好きで、ダンガンロンパ女神転生なんかは数作やってたのでそこまで始めることに抵抗は無かったです。)、とりあえずオーディオルームあるから聴いとけと言われ、まあアイドルモノの曲なんて……程度に思っていた、それを根底から覆す曲に出会いました。

Maria Trap / 天空橋朋花 です。

衝撃でした。こんなカッコいい曲がアイドルマスターにあるなんて、アイマスナメてた。

そこから追い討ちをかけるように、Be My Boy流星群dearetc

歌唱力楽曲の質、バリエーションレベルの高さに唖然しました。

しっとりとしたバラードからギターインストロックまで……あまりの衝撃に手のひらグルグルンで手首の関節5-56CMみたいになってました。僕が多村仁志だったら怪我が半分くらい減ってると思います

そこからはすぐでした。例の友人からアニマスBDを全て借り、劇場版も観て、WALKMANミリオンの曲を全て入れました。今や半分ぐらいアイドルマスターです。

そこからしばらく経って、ついにあのコミカライズからあの曲が生まれました。

アイル / 伊吹翼 です。

ストライクでした。これをもっと別の場面で、アイマスを知らずに聴いていたとしても、ここにたどり着いていたと思います

さらにしばらく経って、3rdライブメンバーが発表されました。そこに書いてあったのは、

幕張1日目 参加者

Machico(伊吹翼 役)、愛美(ジュリア 役)、阿部里果(真壁瑞希 役)

これを見て、僕は初のライブ参戦を決めました。

例の友人から再三「アイマスライブクオリティがすごい」と聞かされていました。以前の僕なら言ってもそんなにと聞き流していたでしょうが、その時の僕はもうただの山田(仮名)ではなくアイマスの得意な山田(仮名)でした。楽しみで仕方なかったです。

Dreaming!積んだもののご用意されなかった僕は友人にチケットも譲ってもらい、いざ現地参戦です。

ダメでした。

涙でステージが見えませんでした。

予想どおりの3人のパーフェクトアイルも、その前のプラリネも、鳥籠スクリプチュアも…ずっと涙で見えませんでした。アイルラストMachicoさんが涙声を出したとき、もう崩れました。思い出して今もまた涙流しながら書いています

その日会場近くの飲み屋で語り合い、たまたまいた瑞希のらしきネクタイをつけたゲッサンPに遠くから全力で拝みました。神はここにいた。

あれだけアイドル嫌悪・軽視していたクソガキの僕は、ミリオンライブの曲を通じて色んな曲が好きになりました。

アイドルマスターの曲は、アイドルらしい曲も、バラードロックEDMも…色んな曲を好きにしてくれる他にないコンテンツだと思います

ミリオンライブアーティスト性は、邦楽好きにはど真ん中だと思いますレアードが寿司屋開けます

近くに以前の僕のような人間がいたら、せめてプラリネだけでも…と話しかけてあげてください。職質される頃には受け取ってくれるはずです。

シンデレラミリオンでつまらない対立をしているプロデューサーさん達、シンデレラにはシンデレラの良さ、ミリオンにはミリオンの良さ、対立せずとも楽しめるものではないでしょうか。

拙い文章でしたが、それも匿名ダイアリーらしさということで…お許しください。

ここまで読んでいただきありがとうございました。





P.S.

小岩井ことりさんめちゃくちゃ可愛い

2017-08-28

https://anond.hatelabo.jp/20170828160930

まさにそんな感じ

大学生の頃、入学金と学費貯金全部吹き飛んでしまって家賃光熱費でぎりぎり…な生活を過ごしてたんだが、

そこまでカツカツになるとフライパン包丁、お皿なんかの基本的調理器具すら買えないほどになってしまうから

結果ご飯の選択肢が出来合いのお惣菜弁当カップ麺のみ…ってな感じになってしまったことがあった。

自炊必要な初期投資すらできなくて、とりあえず腹を満たそう!ってなるとやかん1つで解決可能カップ麺になる

2017-06-28

飼い犬の脱走癖

小学二年の時に近所から雑種のメス犬を貰い受けた。

僕はこの犬から色んな事を学んだ。

ある日彼女寝床に血痕を発見し、母にひょっとすると酷い怪我をしている可能性があると訴えたが、大丈夫だよとの根拠の無い回答にイラついたが、犬はなるほどそういう物なのかも知れないと諦め、世の中には自分の知らない事が結構有りそうだという予感がしたのだった。

我が家には雑草の生い茂る4坪ほどの空き地があった為、この四方を鉄柵で囲って彼女自由活動できるようにしていた。

小学三年の頃になると、餌をやりに鉄柵を開けると一目散に彼方へ逃げて行き、朝まで戻ってこないという事案が頻発するようになった。

帰ってきた彼女を父が叱責し、体中から悲しみのオーラを出し服従ポーズを取る彼女の姿が忘れられない。

しか彼女は脱走をやめなかった。時には鉄柵の下に穴を掘って抜け出していた。

ある日母から彼女赤ちゃんを産むことになったと知らされた。なるほど犬はそういうものなのかも知れないと思ったが、家族の話を聞いてると、どうも夜な夜な脱走している事と関係があるらしい

とにかく子犬が早く産まれて欲しかったので、細かいことはどうでも良かった

冬の寒い時期に無事出産したが、5匹産まれて、1匹はすぐに死んでしまった。

残った4匹は皆それぞれ個性があり、雑種面白いと思った。

目のまだ開かない彼らに小指を差し出すとちゅうちゅう吸ってきて可愛かった。

地方紙通信広告欄で里親募集、4匹とも引き取られていった。

ウインドウズ95が発売される数年前の事である

やかんやを繰り返し、小学5年の頃に彼女は2回目の出産で4匹の玉のような愛らしい仔犬を産み3匹は引きとられ、1匹は貰い手がつかず、育てる事となった。

この二世は毛の模様が母親そっくりのメス犬で、2匹は楽しく暮らしたが、

体の大きさが同じくらいに成長した頃、母親は車に轢かれて死んでしまった。

二世性格母親によく似て、夜遊びに繰り出すようになった。

中学2年のある朝も彼女は居らず、今日もどこぞの馬の骨に抱かれに行ったかと思いながら歩いて登校していると、道端からぴょこっと現れて、どこまでも付いて来たので、最悪な気分で家へ連れて帰ったということもあった

じきに生涯一度だけとなる出産経験し、やはり4匹がこの世に生を受けた。

体格がよく、毛並みのいい3匹は里親に引き取られて行ったが、大人しいハイエナみたいな毛並みのメス犬が残った

三世として伝統を受け継ぐはずであったが、二世と一緒にハイキングに出かけ、翌朝二世けが帰宅し、その後三世が戻ることは無かった。

その一年後くらいに街でハイエナみたいな痩せ細った野良犬を見かけて動悸がしたが、中学三年の俺は多分気のせいと考えた

二世は何やかんやと長生きし、俺が大学に入って下宿を始めてからは疎遠になっていたが、就職して二年目の春に13歳で死んだ

2017-06-10

別に大したことじゃない

 私は、京大理系出身で、年齢は30代後半。先日、同じ学科出身の友人と飲んでたら、友人はこんなことを言った。


 「別に自分たちって、大したことないよなあ。周囲からは『京大出身だ。凄い』って騒がれることもあるけど

 実際に中にいた者から見ると、全然普通って感じ」


 私もこれには全く同感。でも、大学時代の周囲を見てても、確かにめっちゃ頭がいい人とか、めっちゃ変わった人がいることは事実

ただ、そういう人の割合は、せいぜい全体の1~2割程度で、逆に考えれば、8~9割は常人ということになる。

まあ、京大と言っても、実際のところは、そんなもんじゃないだろうか…。


 じゃあ、どうして京大生って言っても、みんな普通なんだろうか?ちょっと考えてみた。


 やっぱり、何やかんや言っても、京大入学するのは難しいと思うので、入学試験でどういう人が合格して入ってくるのか?を

考えた。私の場合理系なので、理系に絞って話をする。(文系は分かりません)


 まず、日本入学するのが難しいのは、東大京大、それと国公立医学部である理系の定員は、東大が約2000人、

京大が約2000人、国公立医学部が約6000人で、合計すると約10000人。つまり、全理系受験生の中で、上位1万人に

入ることができたら、京大合格して入学することができる、ということになる。


 理系学部に入るために、必須なのは微分積分物理である。これが理解できてなかったら、多分入学してから死ぬだけなので、

ここは外せないだろう。で、18歳人口は100万人くらいいるわけだが、その中で微分積分物理理解している人口って

どのくらいだろうか?と考えると、せいぜい7~8万人くらいじゃないか?と思う。これは、理系ならみんな受験するであろうセンター試験

物理で70点以上取った人数を、平均点から推定すると、だいたいこのくらいだ、ということ。センター物理で70点っていうのは、若干理解が怪しい

と思われるけれども、根本的な部分をある程度分かってないと取れない点数じゃないだろうか…ということで。


 次に、微分積分物理理解していたとして、本当に東大京大、国公立医学部を目指すのか?という問題がある。

まあ、試験は非常に難しいと言われているので、最初から自分はムリだ」と決めつけて目指そうとしない人や、家の近くの地元大学に行きたくて

かつ医学部がイヤな人、高校時代青春受験勉強以外のことに捧げる人など、いろんな理由で目指さない人の方が多いだろう。

そうすると、目指すのは上記の7~8万人のうち、せいぜい2万~2万5千人程度になるのではないだろうか…。


 で、最後に、目指した人の中で、上位1万人に入る必要が出てくる。人数としては、せいぜい2万5千人程度しかいないので、その中で上位1万人に

入るのは簡単だと思われるかもしれないが、実際にはそれなりに頭脳に自信がある人ばかりが挑戦するので、よほど天才的な

人じゃない限り、普通にやってただけでは、なかなか上位1万人に入ることは難しいだろう。


 ただ、自分なりに工夫して対策を立てて勉強すれば、上位1万人に入ることは可能だと思う。例えば、私の場合は1浪したんだけど

浪人中は途中から予備校に行かなくなり、家に引きこもって、ひたすら問題を解いていた。予備校の授業に行っても、結局は解いた問題

解説をしているだけで、「授業で解説している時間に、他の問題を解いたら、人よりたくさん問題演習できるんじゃないか?」

ということに気付き、予備校に行かずに、家でひたすらたくさんの問題を解いたのである。そんなわけで、自分京大合格した大きな要因は、

「人よりたくさん問題を解いたから」ということに尽きるのではないか?と思っている。


 つまり京大生って言っても、


 微分積分物理理解し、受験の時に自分なりに工夫した人


 にすぎないんだ、ということ。まあ、微分積分物理理解するのは結構大変だし、才能も必要だと思うが、もし理解できるような頭脳の持ち主で

あれば、あとはそれなりに工夫すれば合格できるんだと思う。このことが、そんなに凄いことか?と言われると、別にそれほどのものでは

ないだろう、と思う。人間業があれば十分に達成できるものではないだろうか…。なので、京大生って言っても、結構普通の人が多い、という

感覚は、このように考えれば、確かにそうなるだろうなあ、と思うわけです。

2017-05-22

http://anond.hatelabo.jp/20170522052342

おぉぉ…こんなかまってちゃんチラ裏エントリブコメが。ありがたやありがたや

>育休が無理でも有給とって半日でも一人になる時間つくってあげ、あと半日はご自身が休むとかは…?

はーい。出産後の1か月上司命令で育休取りましたー。(帰ってきてから課内で死ぬ思いをしたがそれはまた別の話)

1日6時間しか寝ない新生児に殺されかけてたので思い出すのもつらい日々

どういう呪いか知らないが妻は一日のルーチンを変えられない呪いにかかっており、1日1回は買い物に行かないと死ぬ病にかかっているので、そういう中途半端自分家事放棄できないあたりで首を絞めているところはある。

>子供預けて休めるだけでストレス減るけど、難しいよなあ>本人が「休めている」と思わない限り、夫の育児参加は育児参加にならない

前述のとおり「自分の一日のノルマを達成しないと納得できない呪い」が家族全体のスケジュールを拘束しているところはないわけでもない。

なぜか本人は自覚していても何やかん理由をつけて断るので、これも実家呪いなんだろう。

2017-04-17

おもちゃかんづめ昔に比べたらしょぼくなりすぎて、もはやかんづめよりもエンゼル自体のほうが価値があるレベルだもんね

2017-03-12

毒親持ちのシステムエンジニアSC合格するまで

こんにちは

私(♀)は今、北日本のどこかにある某システム会社システムエンジニアをしています

20歳就職し、今年で5年目になります

小さいときからパソコン電子工作が好きで、高校卒業後は情報系の専門学校入学しました。

飛びぬけて優秀というわけではありませんが、進学の推薦に困らない程度の成績は維持していました。

卒業がせまったときに進学か就職かを決めることになりました。

私子ちゃんの成績なら進学なんでしょう?」「私子は進学のほうが向いてるよ」と周りからは言われました。

私も進学したいという気持ちがありました。

親に相談したところ、母は「ダメとは言わない。進学するなら奨学金を借りてほしい」と言いました。

父は「四大を卒業した女はすぐに結婚して辞めると思われる。四大なんて女が行くところじゃない」と言いました。

父が言うならそうなのだろうと思いました。

奨学金を背負うだけの覚悟もなかったので、就職を選びました。

今のシステム会社入社し、同期の1人と一緒に運用系の部署に配属されました。

学生時代はCやJavaの基本について学んではいましたが、その部署ではプログラミングをすることはほとんどありませんでした。

代わりにLinux,TCP/IP,ネットワーク構築の技術が求められました。

LinuxTCP/IP,ネットワーク構築は初めて見る知識で先輩が教えてくれる業務をこなすの必死でした。

一緒に配属された同期は性格の明るさと器用さでどんどん仕事を覚えていき、私と差がついていくのがわかりました。

のし我が家

同期と差がつけられるのが悔しかった私は、勉強をはじめました。

とりあえず応用情報(AP)を取得しようと思いました。

基本情報学生時代に取得済み)

そのころ、我が家祖母介護めぐりよく父と母がけんかしていました。

母が「殺せ!殺せ!私を殺せ!」とはさみを持ってよく叫んでいました。

私と弟が母親をよく羽交い絞めにして止めました。

祖母は、父に対しかなりの毒親っぷりを発揮&クソトメであったため、介護も大変だったようです。

家族喧嘩を見つけたら止めなくてはいけなかったので、

喧嘩を見なければいいと思った私はよく図書館勉強していました。

その秋のAPは落ちました。

パワハラおばさんとの出会い

配属されて1年ほどたったころ、私はある女性40代、既婚)の下で働くことになりました。

ほぼ男性部署で、私が入社する前は部署唯一の女性でした。

以下おばさんと呼ぶことにします。

「なぜわからないの?」「かんがえたの?」「もう1回調べて」とよく言われたので、言うとおりにしました。

厳しいなぁと思いましたが、私の成長を思ってしてくれているのだと思いました。

自分なりにがんばってみるものの、つき返される日々がつづきました。

そのうちに、夜眠れなくなりました。

おでこにきびで埋め尽くされました。

出社前に嘔吐するのが日常になりました。

毎日倦怠感がありました。

仕事 がんばる 方法」「仕事 落ち込み 立ち直る」でぐぐることが多くなりました。

いろんなにきび治療方法を試したので、にきび治療に詳しくなりました。

元気出す系のドーピングアイテムにも詳しくなりました。(レッドブルからプラセンタまで)

ある日、おばさんが言いました。

あなたを見てるとイライラするのよ。あなたの成長なんて知ったこっちゃないのよ。さっさとやってよ。」

その後、うつ病と診断され、1ヶ月会社休みました。

うつ病になってから

我が家うつ病理解があるとは言いがたい家庭です。

土日出勤・給料未払いというブラック企業勤めの弟が居たので、相対的ホワイト企業勤めの私がうつ病、ちゃんちゃらおかしかったのでしょう。

夕食のときに、父が「会社を休むのなら学校にでも行け」といいました。

私はおもわず泣きました。

「飯がまずくなる」と父にしかられたため、自分の部屋で食べました。

休んでいる間の家族の目がつらかったので、1ヶ月で仕事に復帰しました。

「つらかったら半日で帰ってもいいんだよ」と上司男性、おばさんとは別人)に言われましたが、家に帰ってもろくなことがないので、定時まではたらきました。

そんな中、弟が交通事故で重傷を負いました。

弟は障害者手帳を持つようになりました。

弟の日常生活を、家族サポートするようになりました。

ある日、私が自分と弟の夜ご飯を作るよう言われていましたが

用事があり作りませんでした。

弟は帰るなり私を殴り、「なぜ俺の飯がないんだ」と叫びました。

さすがに理不尽だと思い親に訴えました。

母は「あの子やかんみたいな子だからね。すぐに沸騰するのよ」といいました。

その後親から弟にお叱りがあったようです。

弟は私に会うたびににらむようになりました。

親に言いつけたことへの報復が怖くて、夜は自分の部屋の扉に、机やいすでバリケードを作って寝ました。

一人暮らしをはじめる

APは5回ぐらい落ちました。

親の怒号や弟の報復におびえることな勉強できる場所がほしいと思いました。

実家暮らしで、うつ病趣味もなくなっていたので、お金はありました。

親は、一人暮らしをすることについては何も言いませんでした。

引っ越したのは大通り沿いの木造アパートでした。

隣の部屋のおじさんの声、車の音がうるさかったですが、親の怒号や弟におびえた日々に比べたら天国でした。

好きな時間にご飯が食べられる。

好きな時間勉強ができる。

好きな時間に帰ってこられる。

家事料理も楽しくて苦になりませんでした。

引っ越しからAPに受かりました。

調子に乗ってSCも受けたら、受かりました。

以上です。

2017-02-18

近年のゲームについていけない

  コンテンツを作るには”教養”が確実に必要になるということが、実際に”教養”のないコンテンツに触れて最近理解できた。

 ここで言う教養とは、学問文化の面だけでなく「人とはどういう生き物か」を理解することも含む。

 「教養のないゲームって何?」で実際に具体例を出すと確実に何やかんや言われるのでぼかすが、とりあえず一つの例のゲームについて書く。

  そのゲームはまず、他国との戦争や反乱を長年描いてきたシリーズの一つであった。しかしそのゲームは、他国戦争をしている状況としては、あまりにもキャラクター言動が軽すぎた。

 「軽いって何?」と言うと、キャラクター戦争を背景としたセリフを言えないのである。”戦争にもかかわらず甘っちょろいことを言ってしまキャラ”というわけでもなく、

 そのキャラ個性押し付けんがための言動を、TPOを弁えず言わせてしまうのである。”影が薄い”という個性を伝えたいがために、そのことだけを伝えるだけのキャラクターになってしまったりね。

 その個性もわかりやすラベリングされたものが多く、”個性”と銘打つにはあまりに薄い(厨二病ヤンデレ・地味など)。個性どころか属性擬人化と言っても差し支えはないレベル

 あとそのゲームはセリフ運びが非常に下手だった。言い方は非常に悪くなるが、対人経験の薄い気持ち悪いオタクが考えたようなセリフキャラクターが喋るのは苦痛しかなかった。

 公式側が二次創作のノリをそのままするような感じで、目も当てられなかった。

  二つに、「作者以上に頭のいいキャラは生まれない」という金言が示すように、”頭のいいキャラ”が実際ゲームプレイしてる側からするとあんまり頭が良くなく、説得力に欠けていた。

 そのキャラはまぁいわゆる軍師という設定ではあったが、やっていることは力押しの強硬のみであるゲームという都合上、どうしても戦いの舞台は整えなければならないが、

 それにしたってもっとやりようはあっただろうと思う。そしてその強硬策に関して味方のキャラクターは「流石です!!」みたいな脳みそがないような称賛の嵐である

 頭のいいキャラが頭が良くないので、当然頭の悪いキャラもっと頭が悪くなるので、キャラクターに対する理解共感感情移入・掘り下げそのすべてが困難になってしまっている。

  アニメだと「アクション作画が作り込まれてて凄かった」ゲームだと「レベルデザインが作り込まれてて、かつアクションも爽快感があって面白かった」など、教養がそのコンテンツ面白さを

 決定づけるとは(ほぼほぼ言えるにしても)必ずしもそうだとは断言できない。しかし、それはシナリオを全く無視した場合であるシナリオ面での面白さは、登場キャラクターへの共感から

 初めて生まれるといっても過言ではないと思っている。そしてその共感とは、キャラクターの背景・性格葛藤・行動によって湧き出るものである。”教養”とは、キャラ共感を得るために必要なのである

 馬鹿に背景は考えられない。馬鹿は表面的にしか人物性格を測れない。馬鹿葛藤しない。馬鹿は考えと行動があべこべであり、そのことを葛藤することも当然ない。

  そして一番面白くないのが、それが売れてしまったばっかりに、公式側がそのシリーズ教養が感じられないタイトル以降を前面に押し出すようになってしまったことである

 作る側も馬鹿ならと言った所だろうか。そりゃ教養のある人間けがゲームを作ってるわけじゃないし、それしか認めないというわけではないよ。ただ、自分の好きなシリーズがそんな姿になってるのが

 俺はとにかく悲しいしむかつくんだよ。かつての姿とはかけ離れすぎている、自分の愛するシリーズが、死にながらさも生きているような様を見せてくるのはしんどい。そうだね、俺が年を取ったんだ。

 ついていけない人の方が少数派なんだろうな。シリーズとしての形が変わるのは最早仕方のないことだとう。しかエフラムはそんなこと言わない。せめて、せめて過去作へのリスペクトは忘れないでくれ。

 

 

 

 

 

 

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