そのときの体調にもよるのだけれど、何年か前までは気にならなかったようなことがいちいち障るようになった。
音に関することが一番顕著だと思う。
大きい音がだめになった。電車の音、やかんの音。耳を塞がないと耐えられない。ドトールとかのエスプレッソマシンもガーガーうるさい。
だから外に出るときは何も聞かなくてもイヤホンをすることにしている。以前は不快な帯域の音をカットできる耳栓を持っていたのだけれど、どこかにやってしまった。
あと生活に関わるもの。ものを食べる音や用を足す音。自分の発するときにも気をつかうようになった。家族が見ているテレビの音も苦手だ。ドラマで人が怒鳴っていたり泣いていたり。なるべく自室にこもるようにしている。
一方で、細かい音に気づくようになった。最近びっくりしたのはUSBの充電端子。あれ、刺すと中からキーンと回転しているような音がする。
目について。コントラストの強い景色が眩しい。都会の町中や本屋の中。携帯の待受けやPCの壁紙も、単色にしないと落ち着かない。
点滅しているものが一番許せない。特に自転車のライトは規制されてほしい。
食べることについてはあんまりないけど、コンビニの菓子パンが食べられなくなった。甘いものを食べているはずなのにヒリヒリする。
刺激を受け入れるための容量がどんどんすり減っている。不快なものを必要以上に感じるようになって、代わりに何かに感動したりとか、そういう感覚が鈍くなっている。
このままどんどん狭量な人間になって、何も許せなくなってしまうのだろうか。
そんなのは嫌だな
寝不足だとかストレスが溜まってるとそうなる 休むとか環境変えるとか仕事が繁忙期越すとかすると いつの間にか治ったりする 俺もかつては液晶モニタの動作音が聞こえてたっけ・...