2018-02-16

足元で犬が寝ている

土間の小さなストーブの上で、やかんが湯気を立てている。

傍らに敷かれた毛布の上で、少しくたびれた感じの犬が、足を横に投げ出して寝ている。

垂れ耳で中型の、種類も分からない、よくいる雑種。親のツテで保健所からやってきたので、

正確な年は分からない。その時の獣医の話によると、5歳は超えているだろうとのこと。

人でも犬でも誰彼構わず尻尾を振ってしまうので、番犬にはならない。

そんな性格から引き取られたのかもしれないし、彼なりの処世術かもしれない。

犬を上(室内)で飼うことは考えられないクラシックな家だけど、

田舎なので小屋だの土間だの、屋根の下で犬が寝っ転がるくらいのスペースはある。

ここへ来て2回目の冬を迎える犬が、足元で穏やかに寝ている。

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