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はてなキーワード: CGアニメとは

2021-01-19

anond:20210119183212

根本的な勘違いをしている。

製作コスト基準評価しろ

数百人もの人間が数千時間費やして作ったものがこれ?という評価だ。

話は変わるがMMDはクソだ。

商業CGで言えば20年以上前レベルだし、安価アマチュアCGとして考えてもやはり使い古された技術で、チープだ。

CGアニメをやりたいならMMDなんて即刻やめろ。

2020-12-04

山崎貴CGアニメ化しそうで怖い

流行ったものは全て。

DBワンピース辺りもう準備してるのでは?

2020-08-09

GReeeeN「星影のエール」のMVがすっげぇ変な刺さり方したので考察した

NHK朝ドラエール」の主題歌「星影のエール」のMVが先日公開された。

曲も映像も素敵で、ストーリーも素晴らしいような気がして初見で泣いてしまった。Youtubeコメント欄でも泣いたファンは多かったようだ。

それで立て続けに何回も観たが、見れば見るほどストーリーは分かるようで分からなくて、考える余地がたくさんありひどくハマってしまった。ストーリー重視のMVはたくさんあるけど、こんな刺さり方をしたことはなかったので、妄想したことをひたすら書いていきたい。

星影のエールMV、まだ観ていない人は観てみて。

https://youtu.be/wqxs8k5OudU

まず私について簡単に。

しがない社会人。かつてはこういうコンテンツに興味があって勉強をしていたこともあったし、なんならそういう職に就いていたこともあった。

くじけてそうじゃない職に移ってしまい、いまはただの消費する側になってしまった落ち武者。仕事しんどいと思いながら虚無になる前にコンテンツを消費することで救われている多くのうちの一人。

少しだけ作る側の現場や状況を知っているので、そのことに思いを馳せて敬意とか羨望とかを織り交ぜながら楽しませていただいています

GReeeeNの明示的なファンではないけれど、めっちゃ有名な曲とかはスマホに入れてて、星影のエール朝ドラ主題歌なんだーと思って買ってた。

星影のエール作品世界考察しながら、MVリピートしまくっているところ。

〜〜〜〜

まずはMVの流れから確認

イントロ

回想シーンを使ったタイトル

宇宙航行する宇宙

〜1番〜

泣いてる赤ちゃんと見つめているロボット

歩く赤ちゃんと世話をするロボット

光る星と遠ざかる青い惑星

〜2番〜

青空の絵を見ながら訝しがる少女

ロボット喧嘩する少女

星空を見つめるロボット

Cメロ

浜辺。流星群を見つめる男女

宇宙船内。眠っている老婆

それを見つめるロボット。窓外に青い星

大サビ

畳み掛ける走馬灯のような映像

意を決するように胸のスイッチを押すロボット。激しい光があふれる

倒れるロボット

青い惑星に落下する大きな流星

地上。青空、眠っている赤ちゃん、微かに動くロボット

構成は「段階的に年老いていく女性」と「段階的に老朽化していくロボット」の変化が主軸。1番サビではロボット庇護される赤ちゃん笑顔、2番サビではロボット少女喧嘩対置されている。怒っている少女はこの作品の芝居の中では最も感情が発露されるアクション上のピークだが、その直後には宇宙船内から回想へ移る展開の落差が用意されている。流星郡や星空を含め無数の星が描かれている作中で「誰よりも私には輝く星」の箇所では、青年はそれらの一切は眼中になく少女を見つめているのが印象深い。そのあとは老婆とロボット宇宙船の行く末という作品の山場に雪崩れ込む。

文明レベルについて

宇宙船のデザインロボットデザインレトロフューチャーなのであまりカッチリ考えてもというところではあるが、楽しいしその後の考察の手がかりとして重要なので考えておきたい。

まり近未来か遠未来かという点だが、ロボット人格精神を転写したり、恒星宇宙船を建造できるくらいには未来、ということになると思う。

宇宙船は、メインの舞台になっている広間の「大窓」がイントロカットでも確認できるので、居住区を回転させて遠心力で擬似重力を得るタイプではなく、狭い範囲重力制御とかを実現しているのかもしれない。

また、ラスト事実上船員がいなくなった宇宙船をオートバイロットで着陸させられる程度に進んだ科学技術がある。

光速航行は実現していない、重力制御はできる遠未来、と考えたい。

ロボットについて

眉間の間に指を持ってくる謎の仕草をたびたびするが、これが回想に登場する青年と同じ癖であることが描かれる。このことからロボット青年は深い関わりがあると考えられ、「ロボット化した青年」もしくは「青年精神人格を引き継いだロボット」だと考えられる。この差はSF的には重要で繊細だけれど、これ以上判断材料提供されていない。ひとまず設定上の同一人物として扱っていいと思う。

青年ロボットになった理由はなんだろう?宇宙船は恒星航行ができるが、超光速ではない。生身の人間は保たない。だがそれでは「少女ロボットではない」理由にならない。

作中、そのボディは徐々に劣化していく。記号的にボロにしているといえばそれまでだけどあえて考えてみる。宇宙船内だけで活動している場合、こけて塗装がはげるくらいは起きるだろうが、大袈裟にへこむことは考えづらい。赤ちゃんの世話だけでなく、船外活動など宇宙船のハード的なメンテナンスも多いに請け負っていたものと考えられる。大型の飛来物は宇宙船を操作して避けるだろうが、小型の飛来物は当たってしまうのだ。天文学的確率で。(あたったらへこむどころでは済まないんですが、そこは主人公補整)

女性について

冒頭で産声を上げ、時にはロボット喧嘩をし、回想後にはカプセル内で眠っている老婆。これらは同一人物として見ていいと思う。その後、ロボットトリガーした謎の発光により、再び赤ん坊へと再生する。歳を重ねてから赤ん坊へ戻る仕組み(能力)の詳細は不明だが、トリガーロボットボタン女性が握った星型のアイテムにある。

回想の中で登場する女性と同一人物かどうかは分からない。ただ、別人と考えた場合、回想の男女のうち男性はその後ロボットになったのに女性が描かれない、ただ数秒登場する男性恋人ということになる。その二人の子供が冒頭の赤ちゃんだと考えてもいいが、それだと母親は乗っていないのか、乗っていないにしてもロボットだけで行けばいい(お子さんは連れて行かなくていいんじゃ?)という話にもなるので、そのすじは想像を膨らませすぎというか、素直に回想の女性宇宙船の女性と考えていいと思う。少女時代の姿もとても似ている。

星形のなにか

GReeeeNらしい緑色の星。作中たびたび光の強さが変わるが、冒頭は光っていない。赤ちゃんが嬉しそうに持ち上げている時にぼんやり光り、ロボット少女喧嘩した時には光が弱まった。回想には登場しない。終盤、ロボットが胸のスイッチを押すと激しく発光し、女性の体が薄く透けていく様子が確認できる。

このことから女性生命の様子に深く関係し、影響を与える(具体的には身体を若返らせる)。

また、ロボットと二人の関係に影響を受けることが分かる。若返り発動が「女性が星を握る」「ロボットスイッチを押す」という両者のアクションで発動した(女性ひとりのアクションで発動しない)ことからも、星は両者に関係して動くのだと考えられる。

感情に感応する・若返り効果を発揮するといった現象が、登場する二人だけに生じるのか、人類全般に対して生じるのかは不明だが、「互い照らすその意味」を司るアイテムだと考えたい。

若返り(転生)について

終盤、老婆になった女性が、ロボットスイッチを押した途端発生した光により赤ちゃんへと若返る。途中、老婆の手が透けてうっすら星が見えることからコナンくん的に身体が縮むというよりは、もっとファンタジックなものだと思う。なのでやっぱり、若返りというよりは転生という語が適当だと考える。

船員はこの女性ロボット二名で、ほかの船員は描かれない(最初はいたのかもしれないが、空間に余裕のある船ではなさそうだし、二人だけだと思う)。となると、出発時点で赤ちゃんだということは考えづらいので、MV開始時は「旅路の途中で、女性が老婆から赤ちゃんへ転生したあと」ではないか

なので、MVクライマックスで描かれる発光と転生はMV開始時点で最低一回は行われていることが分かる。そうなると問題になるのは回数だ。何度もできるならロボット最後に「意を決するように」押す必要もなく、気軽に押せる。おそらく回数制限があるし、多分MVラストのそれが文字通り最後だったのだと考えられる。

冒頭、転生直後のためか星は光っていなかった。ラストでは淡く光っており、ロボットすら転生する様子はまさしくキセキということだと思う。

流星群

回想シーンでは、夜空に流星群が飛来している。GReeeeNのキセキでも同様のモチーフ使用されていて、同MVYoutube登録されたのは2010年7月のようなので、ほぼちょうど10年ということになる(10年前でももう少しグラフィカルな合成はできたと思うのでMV制作の厳しい予算ことなんかを考えてしまった。このフルCGアニメは仕上がり通りの潤沢な予算で作られていてほしいと流れ星に祈るなどした)。

流星群と言っても放射点がない?ので、この呼び方適当かはわからない。

流れ星には「良いことの前兆」「悪いことの前兆」両方の伝承があるようだが、今回はどちらだろうか。流星の色、宇宙船内の星形のアイテムの色をみると、両者に関係があると考える方が自然で、もっというと両者は同一物だと思う。

悪い物を持ち込んで旅をするのは苦しいし、実際転生のアイテムでもあるので、ここは吉報の方の流星だと考える。カタストロフ前兆を描いたものではない。

そんな特殊ものが降っていると考えると、自然現象としての流星ではなく、人為的な何か(人工物は降っている、または軌道上にあった人工物が飛び散って降下している)ではないかという妄想も膨らむ。

旅の理由旅路

そろそろまとめていきたい。

流星が飛来し、それに祈る女性とその女性にみとれる男性がおり、二人は姿を変えてすごく長い宇宙の旅に出かけた。その理由はなんだろうか。

彼女は、流星として降ってきた何かの作用を受けて、若返ることができる。ロボットはできない。では男性は、同じことができただろうか?

20xx年、宇宙から飛来したものに、一部の人類の身体を転生させる効果があることがわかった。

そして、なんらかの理由でそれを多量に行使する必要が出てきた。収穫するために、宇宙を渡る旅に出なければならない。

なんらかの理由とは、やはり人類が滅びるようななにかではないかと思う。その着想はYoutube考察コメントで見かけたものだが、細かい理由MV内に描かれていないしなんでもいいのだけど、このご時世、どうしても強大な病原体による感染症を考えてしまう。

そして男性は、その牙から逃れられなかった。

人類が滅びに向かう中、かつて流星群で飛来した物体特殊作用があることが分かる。それは使用回数に制限のある消費物で、できればたくさん欲しい。

一方で転生に耐えられるのは人類の全員ではなかったのだと思う。なので、適性が見られた彼女が、星を摘みに行くミッションを担うことになった。

男性は病魔に屈する(または、転生の適性がなかったのでやばいことになった、という想像もできる)が、ロボットとして彼女サポートし続けることを選ぶ。

SF恒星航行といえば冷凍睡眠だが、設備が大きく収穫物を積むスペースはできるだけ確保しなければならない。冷凍睡眠設備は搭載されなかった。その意味でも、転生可能人材はこのミッションに適切だったし、それをサポートできる誰かが必要だった。

一人と一機は地球のために旅立った。

どれくらいの旅路だろう?

「昔々から ほら 1000年もその前も」


回想で高らかに歌われる歌詞普通に考えて2020年現在からみて星座を眺めた数千年前(ギリシャ時代とか)を指した歌詞に違いないが、ここは妄想の翼を広げたい。この歌詞流れる瞬間が千年前の出来事作品が描いている時間と、回想とで、1000年程度の開きがあるという妄想だ。

片道500年以上の旅だ。光速の何パーセントの速度が出るのかはわからないが、計画の時点でわかっていた数字だと思うと絶望が深い。

宇宙船建造時点でも、現代より進んだ科学で人の寿命は伸びていると思う。それでも何度となく転生が必要だ。

MV内で描かれた赤ちゃん少女、老婆は、それぞれが通しではなく、転生した時々の一コマコマであると考えたい。転生する度にロボット喧嘩をしたかもしれないが、孤独な旅に耐えるために、おそらく女性感情抑制する精神改造か何かが必須だっただろう。喧嘩なんて起きない、そんな中での感情の発露。あの衝突は、数ある転生の中でもほとんど起こらなかった、非常に珍しく尊いといえるような出来事だったのではないか

窓の外の星はどうだろう。冒頭、大窓の外には青い星が見え、子供が歩き出すころには遠ざかっている。

出発地・地球から遠ざかっている、と見ることもできる。

ただ、最低一度は転生を実行し、新たに産声を上げたにしては、地球が近い気がする。また、赤ちゃんの一人歩きは1歳三ヶ月で80%とのことだが(ググった)、それだけの期間が経過したなら、青い星はもっと遠ざかっていてもいいのではないか。冒頭に環のある惑星が写っているが、土星軌道から見た地球であれば遥かに小さいはずだ。

ふたつめの理由については、推進剤を節約するためにスイングバイしていたと考えることができる。

ひとつめの理由については、「出発時点=赤ちゃん」はSF的な筋立てを思い浮かばないのでここでは支持しないのだが、そうするとMVが描いているのは「行き>回想>帰り(到着)」ということになり、作品としての納まりはなんとなくいい。そうでない場合、あの星は地球ではなく目的地の星だと設定できる。MVは「帰り>回想>到着」という流れで、こちらは描かれているものの背景の勘ぐりとしては納まりがいい(と思っている)。冒頭の環のある惑星も、目的近傍土星ではない巨大ガス惑星だと考えると辻褄が合う。

最後の転生は、女性が自ら動けなくなるほど老いから行われた。転生の回数券がいよいよ最後だと判明し、可能な限り老いから実行することになったのだろう。目的の星での収穫物を使えればいいのだが、察するになにか使えない理由があったのだろう。

「時に私の後ろに光る星」

老婆とカプセル、その向こうにうっすら見える地球

それまで暗い星空で埋め尽くされていた大窓には、いま青い星が大きく見渡せる!

安堵もある、悲しさもある複雑な美しさに目眩がする。

地上300〜400km程度の低軌道で、降下は始まっていただろう。時間がない。最後の転生の光に包まれながら、宇宙船を地上へ降りていく。

二人を迎えてくれるのは、二人を、あるいはほかの多くの収穫者たちを打ち出したかもしれないマスドライバー発射台人類の残り時間が少ない中、限られたリソースで建造されたそれは、いまは朽ちて鉄骨を晒している。(そうではない頃に作られた灯台は、長らく無人状態でもメンテナンス機構が行き届いているようだ)

地上に着いてすやすやと眠る赤ちゃんだが、誰一人迎えには来ない。滅びかけの人類は、おそらく地上設備では可能だった冷凍睡眠を実行し、ミッション成功とともに目覚めるのだろう。

青空の絵について

女性ロボット喧嘩する前、空の絵を見ていた。その次のカットでは引きの絵になるが、反対のページにはほとんどなにも描かれていない。おそらく商業的な画集などではなさそうだが、船内スペースが貴重な中で持ち込まれものなので、とても大事な、プライベートな冊子だと思われる。

絵には青空・雲・海・浜辺に立つ女性、が描かれている。

明日はきっといい天気/青き春もまた そうであれ」

白紙物語に/何を描くのか/誰と描くのか」

青き春の時代に、白紙状態から、誰と物語を描いていくのか、考えながら描かれた絵。回想に登場する二人にまつわる品、もっというと青年にとっての「輝く星」である女性を描いたものだろう。流星群を見る前の昼間か、「夜明け前の空」を見たあとの絵だ。そう考えると、右ページに見えるスケッチが回想に出てくる帽子に見えてくる。

そんな思い出の絵なのに、少女は空のみに注目して、暗い星空と見比べる。

ロボットの手を払いのけて、少女は怒りながらなんと言っただろうか。たとえば「こんな空を一体いつになったら見られるのか」。

ロボットは困った仕草で答えない。

自分が描かれていることには気づかない……転生しても、記憶は引き継がれないのだ。いま怒っている彼女は、だから青空は見られない。

答えられるわけがない。

ロボット献身ふたりの悲哀に残酷ささえ感じるが、それでも困難を乗り越えて互いに照らし続けた二人が、数百年の航海を終えてのちには青空の下で安らかに眠っている。

〜〜〜〜

だいぶ書きたいことは書けた気がする。

ここで明示しておきたいのだが、「公式はこう考えて制作したに違いない!」と当てようとしているわけではない。むしろ、私はここでこう考えたが、全く違う考えで作られていたのならその方が面白い。そうあって欲しい。

残念ながら、設定を徹底的に練りきった上で作られた作品なんて、それこそ恒星航行デブリにぶつけられるくらいの低確率で、どんな作品も多かれ少なかれ作りながら決めた・変えたことが無数にあり、特に理由もなく決めたことも無数にある、ということを私は想像してしまう癖がついている(そういうナイーブさはないけど「考えてなかったけど結果的に筋が通って見える」みたいになってる箇所には、謎のかっこよさを感じたりする。このMVにもそういう箇所があったら楽しいなと思う)。このMV制作間中には緊急事態宣言とか自粛とか、ままならないことがあったと思うし、その意味でも、隅々に渡って「ここはこういう考えで作られたに違いない」という考察態度でいることは難しい。

いや、そのあたりはなんでもいいけど、とにかく妄想捗る作品出会えて嬉しいってことです。

ありがとうGReeeeN

ありがとう映像制作スタッフの人たち。

監督の森江康太さんは、ヨルシカAmazarashiMVもやってるひとっぽい。探したら観たことあった。

顔を出してない歌い手MVをよく手がけているのかもしれない。

同じく8/7に公開が始まったドラえもんポスターにも名前が載ってる。

誰にいうでもなく自前の発表の場があるでもないので、初めて匿名ダイアリー使ってみた。

誤字とか見つけたら直します。

(「地球を滅ぼすようななにか」の所ですが、SFに興味がある方は「天冥の標」(小川一水)を読んで思い浮かべるといいと思います

2020-06-07

ディズニーもツイステも好きなオタク視点から感想かいろいろ

最近ツイステのお気持ち表明がたくさん流れてくるので俺も俺も〜!という気持ち自分の考えを文章化してみる。

前提として自分ディズニーアニメTDRディズニーヴィランズも手下もツイステも全部好きなディズニー信者なのでかなり偏った視点かつツイステが好きな人・嫌いな人のどちらが良い悪いを判断するものではなく個人の感想です

シナリオの読み込みが甘いとことか知識不足なとことか間違ってるとことかあるかもしれないけど許して!

あと文章も下手だと思うけど大目に見て!

※ツイステ本編のネタバレを含む※

①ツイステと"ヴィランズ"について

自分子供の頃からVHSディズニー映画死ぬほど見て育ってて、ダークでカッコいいヴィランズがめちゃめちゃ好きだった。(今も大好き)そのせいもあるのか今ではどのアニメゲームでも外道クズ悪役ばかり好きになるし、改心して主人公の仲間になる敵にキレ散らかしたりしている。

そんな外道好きの視点から見るにツイステのキャラクターそもそも"ヴィランズ"では無いと思っている。

まずツイステッドワンダーランドという作品ディズニーヴィランズをモチーフにしているものの、作中で「ヴィランズ」という単語が出てくるのは冒頭の学園長セリフチュートリアルサブタイトル「だけ」なのに注目してほしい。

この世界ではディズニー映画で悪役を演じたキャラクターたちが「グレートセブン」と呼ばれ、過去偉人として伝説が残っている。(現在は故人らしい)この「伝説」として残るエピソードは概ね映画の中での行いのことなのだが、明らかに「悪行」の部分を伏せている、もしくは無かったことにしている。

例えばハート女王なら「自分勝手な法律を作って国を支配していた」のが「厳格な法律国民を統制していた」になり、スカーなら「兄を殺しハイエナを利用して玉座を奪い取った上に国を荒廃させた」のが「実力で王の座を手に入れ嫌われ者ハイエナ差別せず共に暮らした」になり、アースラなら「願いと引き換えにアリエルを陥れて海の王国を乗っ取ろうとした」のが「不幸な人魚自分魔法で助けた慈悲深い魔女」になっている。

美しさに嫉妬して白雪姫を殺そうとしたことも、国を乗っ取るために催眠術国王を操っていたことも、甥を殺すためにタイタン族を蘇らせたことも無かったこととされる、故に伝説上の彼ら彼女らは「ヴィランズ」ではなく「グレートセブン」とされているのだ。

これらの歴史改変が見受けられるのを、「ヴィランズ側の解釈から偉人とされているのでは」と考える人もいると思うが私は違うと思う。

仮に「ヴィランズ側の解釈」とするなら本人の悪行も込みで賛美されるべきではないか

ではなぜそうではないのかというと、作中の世界倫理観現実世界と同じだからではないかと思う。

ツイステの世界では人を傷つけることも殺すことも「悪いこと」だし、卑怯手段を取れば糾弾される。善悪判断基準現実世界=プレイヤーと同じ、つまり勧善懲悪ヒーロー側の視点のままなのである

登場キャラクター素行の悪さは目立つもの基本的に善人であるし(性格が最悪な奴はいる)、倫理的に超えてはいけない一線は絶対に超えない。

この"作中のキャラクター基本的に善である"という設定と"ディズニーヴィランズをモチーフにした作品"というコンセプトのズレが一部のユーザーの期待を裏切っているところがあると思う。(当初は自分ヴィランズ要素外見だけじゃねえかと思っていた)

広告では「ディズニーヴィランズがモデルになったゲーム」と銘打っているので、悪逆非道ヴィランファンからすると既存キャラのガワだけ使って一般受けするように作り替えているように見えると思う。

なんかよく分からなくなってきちゃったけど、総合すると「ツイステはヴィランズを元ネタにしているが、作中のキャラクターヴィランではない」ということを主張したい。

というかあの程度のヤンチャ具合で邪悪さのかけらもないのにヴィランズとか言われても納得いかねえ(悪役ガチ勢厄介オタク)

ただ冒頭で「ヴィランズ」という発言をした学園長だけは「悪」を賛美するような独白をしているのと、「グレートセブンは本当は悪人だったが、何者かが意図的に悪行の部分を伏せて善人として言い伝えている」ということを示唆する描写が「主人公の夢」という形で挿入されるので、ツイステの世界にも邪悪ヴィランズは存在している。

個人的には今後のシナリオ展開次第で学園関係者が何か企んでるとか、グレートセブンが実は外道だったことがバラされるとか、そういう展開が来るんじゃないかと期待してる。来るといいな。

②一部のDヲタディズニー神聖視しすぎ問題

昨今のお気持ち表明乱立について

あくまで一部の過激派に限ったこなのだけど(保険)、ディズニーきれいなものとして扱いすぎているところがあると思う。

オタクにすり寄るのをやめてほしいというのは正直その気持ちはとてもよくわかるし、手下の時に散々嫌な思いをしたのも当時しんどかったので分かる。

でもディズニーってもともとそんな素晴らしいものか?と思う部分もある。(ここは自分主観かなり入ってるが)

自分ディズニー映画特にディズニークラシックス」と呼ばれる手描きのアニメ作品を好きなのは、素晴らしいアニメーションと心躍る音楽キャッチーな歌踊りで軽快に進むストーリーとかを総合して好きなんだけど、ディズニー作品の良いところって「アニメ作品」としての完成度が高いだけでシナリオ面はそうでもないと思っている。

名作と謳われる長編映画は軒並み童話ストーリーほぼそのままだし、オリジナルで作った作品結構コケてるのが多い。宝島を元にしたトレジャープラネットも、シャーロックホームズオマージュしたオリビアちゃんの大冒険ライト層の知名度はお察しだし、童話が元じゃないオリジナルストーリー長編映画で人気が出たのはCGアニメに移行してからのものが大多数を占めている。

ミッキードナルドたちの短編映画だってコメディとはいえ爆発オチとか「そうはならんやろ」みたいな展開あるし。

往年のディズニー映画が名作と言われているのはあくまで「アニメーションの技術」の部分で評価されているんであって物語としての評価ではないと思っている。

昔のディズニー映画見て泣くほど感動したり教訓があったり展開が秀逸だったりするか?と疑問を持つし、逆にいえばその誰でも知っているストーリーを借りてすごい映像を作ることがディズニーの強みじゃないのだろうか。

そのアニメーションの技術も当時は競合相手が居なかったからという理由で、技術が発達した現代映像だけを基準にするならディズニーけが飛び抜けてすごい訳ではない気がする。

幼少期に神童と持て囃されていたけど成長するにつれて凡人と気付くみたいな…?

少なくとも自分ディズニークラシックスのアニメーションが大好きだしこれからもずっと好きだけど、ディズニーあくまアニメスタジオから始まったことを忘れて昔は良かったのに!って言ってる信者が多くなってきたと思う。

ディズニーアニメを作るのは天才だけど社会倫理精通して配慮している企業でもなければ子供たちの教育期間でも世界思想を代弁する組織でもない。

ただ好きな作品やそれを作っているところが素晴らしいところだと思いたい気持ちも分かるので折り合いつけられるようになると気が楽になると思う。

③ツイステとTDRについて

パークのオタクとツイステのオタクが常にヒリついてることについて、これは手下初年度の惨状を見てきた側からすると過剰防衛になるのも納得してしまう。が、攻撃中傷して良い理由にはならないので駄目。

特にDハロ(ハロウィンにパーク内で仮装ができる期間)はツイステ関係なく毎年荒れるしトラブル炎上学級会は起きるしOLC(TDR運営)の動きには期待できないし今年も開園してDハロ実施されるとしたらメモ帳スクショ注意喚起が回るのが目に見えているから警戒するのも分かる。

それに去年の仮装可能作品一覧の中に「アプリリリース前にもかかわらず」ツイステがあったので(後に修正されて除外された)ので今年やるなら絶対に入るだろうしそれを入れるOLCにもあんまり信用がない。

ただ「パーク内でツイステをみたくないから」という理由はただの個人思想であり公式ルール違反ではないかファン強制することはできないししてはいけない。

同じく痛バやグッズの持ち込みに関しても公式ダメと言わない限り外野文句をつける権利はない。

外野文句を言って良いのは公式ルールで明確に禁止されている事だけなのだ。(開園ダッシュ自撮り棒を伸ばす・小学生以上が仮装期間以外に仮装をする事・乗ってはいけない場所に乗る事等)

自分仮装も痛バも好きじゃないし(ツイステに限らずミッキー等の既存ディズニーキャラでも)、パークで遊んだり楽しむことよりも自分写真を撮ることが目的になっているゲストのことも出来ることなら見たくないけれど、自分自衛するしかないと割り切っているつもり。

ルールを守って迷惑行為さえしなければ誰であってもパークに来ることは妨げられない自由であるべきだ。

ルール違反をしていないなら胸を張って楽しんでほしいし、パークのファンも腹立たしいことがあっても文句を言う前にそれが「公式が決めたルール違反していること」なのか「マナーとされる暗黙の了解に背いていること」なのか一度考えてほしい。

(ただしドンキコスプレ衣装着て制服ディズニーとか言ってる成人オメーはダメだ)

(あとハロウィンは行きたいけど仮装間中には行きたくないので昔みたいに期間区切ってくれOLC)

以上ツイステとディズニーの両方が好きないちオタク感想お気持ち表明おわり!

正直なところツイステリリース前はリリース日時どんどん遅れるわ公開前からグッズ展開しまくるわ露骨ハリポタパクるわで運営に不信感しかなかったけど、本編を自分の目で見ずに批判はしたくなかったのでちゃんと最新話まで読みました。まだメインストリーが半分も公開されてないから現状で判断するのは難しいけど、映画小ネタとかキャラデザ・シナリオ担当枢やなTwitterでのDヲタムーブとかでそこそこ好印象だから今後に期待したい。

2020-04-24

攻殻機動隊が大好きな自分ドロヘドロを見て号泣した

攻殻機動隊SACというアニメをご存知だろうか。

2002年放送されたそのアニメは、当時ネット黎明期だったとは思えないほど

技術によってもたらされる人々のドラマリアルに描いている。

放送から18年経つが、技術が発展した今だからこそより楽しむことができるほどだ。

たことない人はぜひ見てほしい。

 

自分はこのアニメが大好きだ。初めて見たのは12年前。

当時インターネットはすでに日常の一部になっていて、話の内容はとても身近なものだった。一気にハマった。

SSSの3D上映も見に行ったし、渋谷のIGストアにグッズを買いにも行った。

そうして1ファンとして楽しんでいたある日、攻殻の新作が発表された。

ARISEというシリーズだ。

 

正直、受け入れられなかった。

まあ、それでも、シリーズが違うということで納得はできた。

攻殻機動隊は、漫画版も、GITSも、SACも、それぞれ違う世界出来事なのだ

 

攻殻が好きなまま時代2019年になった。

そしてあるプレスリリースを目にした。

攻殻機動隊SACの続編が出るのだ。しかも、2045。SSSの15年後になるらしい。

一気に心拍数があがった。そして、キービジュアルを見て一気に血の気が引いた。

だれだ、この女は。

おそらく少佐だろうその女は、自分の知らない見た目をしていた。

ただ、少佐義体を頻繁に乗り換えていた。少佐の見た目が違うくらい、些細な問題だ。

そう言い聞かせて、ちゃん文字を読む。

フルCGアニメ。嫌な予感がした。

 

正直に言おう。自分神山健二の3DCGアニメが嫌いだ。

ゲームが好きで3Dモデルを見る時間が多い自分には、

正直彼が作った009の映画は耐えられなかった。

いや、しかし、それも何年も前の話だ。

最近神山監督もっとうまい3DCGアニメを作ってるに違いない。

Netflix神山監督制作しているULTRAMANを見た。嫌な予感は更に深まった。

妙に女っぽい体型の男が、話しながらずっとせわしなく体を動かしている。

後ろのモブの動きが鼻につく。

アニメのようにデフォルメされたモデルモーションキャプチャーリアルに動くと、こんなに気持ち悪いのか。

しかしたら、自分は、攻殻機動隊の新作が生理的に見れないかもしれない。

 

不安を抱えながら、それでも時間は流れ、ティザームービーが公開された。

 

PS2だった。

 

いや、この際、妙にきついハイライトや、色気のない影、

テクスチャー感が凹凸と合っていないヤシの木には目をつぶろう。つぶりたくないけど。

本当に衝撃なのは少佐が、地面に降り立つときSEが、軽かった。

まるで、見た目の少女相応の軽い音をたてて、全身義体少佐は車から降りた。

些細なSEだ。が、自分の求めてる攻殻機動隊SACは見れないだろうな、という確信を抱いた。

ただ、その後田中敦子の声を聞けたのは最高だったけど。

 

自分がどういう感想を抱こうと、制作は進むしPVはどんどん公開される。

当初SSSの15年後と聞いて想像した、年季の入った9課メンバーはいない。

シワがないのだ。体型が幼いのだ。もはや前作よりも若く見える。

しかし、前回のPS2かくやというPVを見て期待値は地に落ちていたので、思ったよりもショックは受けなかった。

音楽菅野よう子じゃないし。

まあ、声優が同じだし一回はみたいな、くらいの気持ちだ。

 

そうして公開までの日常を過ごしていたある日、

何気なくNetflixランキングに入っていたドロヘドロを見た。

それは、未来3DCGアニメだった。

3DCGアニメって、今、こんなにいいものが作れるんだ。

アニメならではのかっこいい演出自然モデルケレン味のあるモーション、

気がつくと、自分は泣いていた。

 

なんで攻殻機動隊はこうならなかったんだろう。

攻殻機動隊の3DCGアニメがこれだったら良かったのに。

俺はバトーのシワも、少佐の年増感も大好きだったのに。

リアルになんか動かなくていい、アニメには静と動、かっこよく動いていれば誇張してたっていい。

あんリアルにもデフォルメにもよりきれていない中途半端モデルになるくらいなら、

俺は攻殻機動隊SAC作画のまま続編が見たかった。

ももう、2045が出てしまったら、俺が見たいSACの続編は一生出ないんだ。

悔しくて涙が止まらなかった。

 

そして、ついに攻殻の新作が公開された。

今、途中まで見てる。

やっぱりモーションキャプチャーはやめてほしかった。

なんで少佐とトグサが同じような動きしてるんだ?

少佐は、今まで散々「一目で全身義体だとわかる」と言及されてたんだ、

ただ立ってる時にも義体らしく無駄な動きは無いはずだ。

…そんな怒りもただ虚しい。

 

自分みたいなファンは、いわゆる老害ってやつになるんだろうな。

老害は、もう二度と見れないだろう、production IG作画攻殻SACを夢見て寝ることにするよ…

2020-03-06

片渕監督だけではない噛み合わないインタビュー

日本アニメ世界の潮流から外れている 片渕須直監督が本気で心配する、その将来

https://globe.asahi.com/article/13185352

絶賛炎上中だけど他に思い出せるのをちょっと挙げてみる。

バックグラウンドの違いによる悲劇とでも呼べばいいんだろうか。

加藤久仁生監督に聞く、ネットアニメ現在地

https://ascii.jp/elem/000/000/211/211293/

ギリギリ問題なさそうな感じだけど配信プラットフォーム

話まで加藤さんに聞いてどうするんだよというのがなくもない。

しかアカデミー賞ノミネートされてたのに(そして受賞)。

アートアニメ商業アニメ不思議越境URAHARA久保亜美監督スタッフインタビューhttps://web.archive.org/web/20180111123402/https://jp.ign.com/urahara/20853/interview/urahara

記事が消えてて掘り起こしたら10日くらいで消えたらしい。

長編アニメーションの新しい景色主催土居伸彰氏が語る21世紀アニメーションの世界とは?

https://jp.ign.com/anime/20984/interview/21

同じ時期に載せた土居さんのインタビューに「僕はアートアニメーションという言葉

使わないようにしてる」ってあるんだからそれに準じればちぐはぐにならなかったのでは。

まず「商業」と「アート」って比較が現状にそぐわない事を知らねばならないような。

妥協は死」が社訓 「ポプテピ」で話題CGアニメスタジオ神風動画社員はなぜ徹夜をしないのか

https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1803/05/news042.html

こちらは特に問題ない気がするけど当初に聞きたかった事とは

違うインタビューになってるんじゃないかというのが透けて見える。

神風所属じゃない青木純さんにも話を聞くつもりが最終的にこうなった的な。

2020-02-23

なんか最近2.5次元までアニメと言われていることに違和感を覚えるおじ

え~CGなのにアニメって言っちゃうのって?

アニメっていったらあれじゃん?

いやまあ言葉からいえば問題ないんだろうし、感覚的には古いんだろうけどおじさんどうかと思うよ

CGアニメくらいならまあ納得できるんだけど

そんな話

2020-01-02

2010年代ヤバいショートアニメ

anond:20191229143945

ヤバい」ってそういうの? 全然アリなアニメばかりじゃん

(もうちょっと××していれば面白いアニメになったのになあ…)って愛に溢れてるじゃん

ヤバいアニメっつったらもっとあったじゃん

ショートアニメなら許されると思ったか? 許さねえよ! ってのがたくさんあったやん

ラファンドール物語

ビジュアルノベルをそのままオンエア

Youtube外伝ストーリーがアップされるも再生数が2桁だったりして可哀想

aiseki MOGOL GIRL

ねほりんぱほりんみたいな内容のクレイアニメ

たまに面白かったけど身も蓋もなかった

レディスポ

紙芝居

シーサイド荘のアクアっ娘

同人アニメを何度も再放送するな

番組内でやっててください

クリオネの灯り

小学校道徳の授業とかに流す教材アニメならわかる

クレーンゲール

これは同人アニメとしては面白いほうなのでヤバいアニメではないか

うさかめ

てーきゅうキャラクロスオーバーしないと面白くならない点を鑑みてほしい

雨色ココア

インターナショナルメディア学院の実績(※卒業したら必ずアニメに出演できる)をクリアさせるために作られているとしか思えない

ガヤ担当モブが大量にクレジットされる記念品アニメ

gdメン

gdgd妖精sは中の人センスが良かったか面白かったんだということを再認識させられた

イケてるキャスト陣だがきわどいネタもひたすら寒い

GLAMOROUS HEROES

主題歌のサビしか覚えてなかった

無責任ギャラクシー☆タイラー

声優ファンには喜ばれたが、無責任艦長タイラーファンは怒らせたと思う

学園ハンサム

なぜこれを地上波アニメ化したんだ…

コアなファンはいるんだろうけど…

ショートアニメじゃないけど

あたりも歴史に刻んでおきたい

2019-12-09

CGアニメと実写の境目はどこだろう

実写ライオンキングと言われた時に、あれはディズニー実写化の流れの作品だけどCGアニメ映画だろうと思った。

実際どうだったのかは知らんけど。

2019-11-17

CGアニメ本来硬いはずの物が柔らかく表現されるのが嫌い。人形劇イメージが強いからかな?

チャギントン見ながら思った。

2019-10-13

anond:20191012164800

BEASTARSCGアニメみたいだが、宝石の国と違って原作がそのまま多くの人に勧められるから素直に普通アニメ化してくれればよかった

2019-08-05

山崎貴が敵に回したのは❝大人になれないオタク❞ではない。

あれは映像にもシナリオにも、全てに持てる力を注いで必死になってファンタジーを作り上げてきた世界中CGクリエーターに対する侮辱スクリーンでぶちまけたも同然だ。

あれを出す前まで自分の中で山崎貴は「どんなに頑張っても本場の海外CGに勝てないことは分かっているが、直球勝負を挑みにいく」存在として、好きにはなれないがある程度一目置いていた。

しかしあれを出した時点でもうこの男はもはやゴミ以下だ。勝てないからってあんな風に逃げて、観客も他のCGアニメも全て馬鹿にするようなことをした時点で反則負けだよ。二度と映像業界に関わらないでほしい。

2019-08-02

30年前の作品映画化することと、ネコを取り巻く環境の変化

ルドルフとイッパイアッテナという児童文学があって、これ出版されたのが1987年なのだ

まずは1987年当時のことを思い出して欲しい。えっ精子にすらなってない?なるほど子供は早く寝ろ。えっ成人してる?嘘だろ


ともあれ地域猫なんて言葉もなく、ネコ権利(!)は今より曖昧で、世間ももちょっと緩かった時代である

そんな時代に書かれた、ネコの街中冒険ファンタジー2016年映画化するとどうなるか

答:ネコの飼い主が糞、地域猫として扱いが不適当、とめっちゃ揉めた

まあそりゃそうである引っ越しの際にネコを無くす(しかもそのまま)な飼い主とその親、アメリカに行くという理由ネコを置いていく(捨てていく)飼い主、ネコ侵入できる学校餓死ごみ漁りを描けない都合上不自然に挿入される近所のノラネコ餌付け集団、どれも「現代的」ではない

でもこれ、現代お話じゃないんだよなあ

まあともあれ、Amazon Primeで絶賛配信中である。高評価レビューは軒並み「ネコの飼い主が酷い」で埋まってる。いやでもこれ、いやあ、まあ、そうなんだけどさ…

構造違和感を排さざるを得ないCGアニメにしてしまったのが敗因だと思う。いまさら朗読動画映画館で流せとは言わないけども

2019-07-20

クルードさんちのはじめての冒険に感動する

クルードさんちのはじめての冒険原題 The Croods)というCGアニメを観た。邦題はひどいが内容はとてもよかった。どれだけ困難な状況でも良いアイデアを出せば問題解決できることを物語でわかりやすく見せてくれている。もちろん、考えても解決しない問題もあるが、何もしないでいるよりは考えた方が良いと思う。

2019-03-30

たつき監督の実績まとめたら展開が完全に漫画なんだが

少人数制作の低予算CGアニメけものフレンズ』の監督担当

放送初期はアニメファンから全く相手にされていなかったものの使いやすい語録などが5ちゃんねるやふたばでひっそりと話題になり、それをきっかけ見たユーザーにより丁寧な作り込みや世界観口コミなどで徐々に広まっていき各所で各話格付けされたり特定1話ニコニコ大百科が作られるなど大きな話題作に。

特に11話や最終話などは大好評で、多くのアニメファンからも1作品として大変高い評価を受ける。

予算CGアニメを同クール覇権社会現象化させるという前代未聞の偉業を成し遂げる。

たつき監督利権関係蔑ろにして無断で新作を制作したりと諸々調子に乗りはじめる。

ネットでもたつき監督製作元のヤオヨロズ疑問視する声が上がりだす。

諸々あって権利者と揉めに揉めた結果たつき監督ヤオヨロズは一大コンテンツに育て上げたけものフレンズプロジェクトから外される自体へ。

これは後に『9.25けもフレ事件』としてwikiが作られるほどの大きな騒動になる。

たつき監督けものフレンズ続編が見たい」というファンの期待も虚しく、

権利者とヤオヨロズ関係修復には至らずけものフレンズ新作アニメは別の監督が割り当てられることに。

たつき監督自身同人サークル企画の完全オリジナルアニメケムリクサ」の制作ヤオヨロズにて開始。

似たような時期に『けものフレンズ2』も制作開始へ。

双方の企画は進んでいき、なんとけものフレンズ続編とケムリクサが同時期の2019年アニメとして放送されることが決定。

作品内容以外でも『たつき監督vsけものフレンズ』という構図が話題となり、円盤売上数などの展開が注目されだす。

放送終了後、ニコ生アンケートAmazonランキングレビューサイトなど全ての指標ケムリクサ及びたつき監督陣営が圧倒的勝利をおさめる。

一方けものフレンズ続編は大爆死で監督Twitterで壊れてしまう……

これもう「またまた俺なにかやっちゃいました?」のなろう小説とかスカッとする系嘘松コピペみたいな展開だよね。

たつき監督ヤオヨロズ社会人として殊勝だったかって言われると多分そんなことはないんだろうし、俺としてはケムリクサ楽しめたか別にいいんだけどけものフレンズってもうちょっとなんとかならんかったのかなぁ

2019-03-12

[]3月12日

○朝食:なし

○昼食:おにぎり

○夕食:豚肉人参ほうれん草コンソメで煮たもの納豆。卵。

調子

はややー。

なんと、今日も定時で速攻帰宅しま映画を見に行った。

今日見たのは、スパイダーマンスパイダーバースというアメコミ原作CGアニメ

とにかくグリグリキャラクタ気持ちよく動いてて、見てて楽しいアニメだった。

このキャラクタ気持ちよく動く感じ、昔のCGアニメではあまり感じなかったのだけど、最近はよく感じる。

技術力が発展したのが、見てる僕が慣れたのか、何にしろ見てて気持ち良かった。

この平日に映画を見たり楽しいことするの、楽しいね!

相変わらず給料日前なので、明日も何かしようと思う。

ただ、映画はあまりピンとくるのが無いから、明日仕事帰りにスーパー銭湯にでも行ってみようかな。

なんか、ワクワクしてきた。

コマスター

すっかり忘れてたけど、プレイヤーパスを停止と、先月分の交換を済まさないといけない。

あと6匹交換できるんだけど、どうしよう。

今月のマンスリーパスが多分UXブラッキーから、それ合わせでUXブイズを4匹。

残り2匹は、持ってなくて無難に強いポケモン…… ゲンシカイオーガと……

ううむ、まずいな決めきれなさそうだ、明日メンテ明けそうそうに色々決めないと……

グラブル

ガチャピン10連で、特に何も出ず。

2019-02-14

anond:20190214162640

10年以上前CGアニメなんだからそこらへん微妙オタクくさかったりするのはしょーがなくねーか。

第一ヒットしてないんだから色々お察しだよ。

2019-02-07

Vtuberゲームプロジェクト」がすごい

最近またVtuber話題なので、私が好きなVtuberゲームプロジェクト」の魅力についてひたすら語ろうと思う。

ゲームプロジェクトとは

ゲームプロジェクトとはVtuber4人組のユニットである都内高校ゲーム部に所属する生徒4人が、部活動の一環としてVtuberをしている、という設定。ゲーム部は4人のVtuberで一つのYouTubeアカウント運営している。実際には株式会社バーチャルユーチューバーという企業運営しているIPである

ゲーム部の特徴

ゲーム部の動画ではキャラ設定台本比較的かっちりと決まっている。アドリブ生放送では中の人感が透けて見えるが基本的キャラのロールプレイは守られている。日常動画に至っては恐らくコンテが切られていて、ほぼCGアニメと同じと言える。

動画構成する脚本、声の演技、編集ゲームプレイングなど個々の要素のクオリティが高いため、恐らく各種のプロ合作であることが推測できる。

ゲームの戦績

特筆すべきは、このVtuberたち、ゲームがめちゃめちゃ上手いという事であるポケモン初心者の私でもゲーム部長の夢咲楓さんがポケモン超上手いことは理解できる。(他メンバーも凄いようだが私には評価できない。でもみんな好き)

ポケモンというゲームは三ヶ月に一度、世界中の全プレイヤーの戦績が発表される。夢咲楓さんは、その中でほぼ毎回コンスタント10位以内を取り続ける実力者である

アニメキャラ現実に食い込んでいる

美少女JKだけど実はチート級のゲームスキルを持っている」というキャラクターはアニメラノベなどでありがちな設定だ。これまではアニメラノベからこそこんな設定のキャラクターを作ることができた。フィクション世界でそういうキャラを創り出すのは簡単で、ラノベにそういう設定を一行書き足せばいい。しか現実プレイヤーランキングに食い込んでくるとなると話が違う。ゲーム部の画期的なところは、そんな最強アニメキャラクターを現実世界に半実在させたということである夢咲楓は永遠美少女JKでありながら、PGLの中に確かに実在する。そしてポケモン人生捧げてるような世界中の並み居るガチプレイヤー達を打ち負かしてランキング上位に躍り出ている。

会いに行ける

去年のTGSゲーム部に会えるイベントが開催された。参加者VRHMDを被り、仮想空間の中でゲーム部のキャラと一対一で交流することができる。参加者には目の前にゲーム部の面々がいるように見えている。さながら握手会である。このイベントが今後も行われるかは不明だが、他のVtuberでも同様のことができる可能性は大いにある。

要するに言いたいこと

複数プロクリエイターが協力し合いCGキャラクターを動かすことで、従来のニコ生アニメとは違った価値を生み出すことができる。個人的には監督がいて脚本があってコンテが切られていればそれはもうアニメだと思っているが、ゲームプロジェクトアニメ性質を持ちながらもプレイヤーランキングの中に実在しているし、生放送視聴者相互作用することもできる。言うなればインタラクティブな「生きたアニメ」「会いに行けるアニメ」という全く新しいコンテンツ可能性を示したのだと思う。

※(余談)ポケモンというゲームについて

これは本筋から少し外れる話だが、ポケモンというゲーム性質について言及しておきたい。

数年前、googleAlphaGOという囲碁AIプロ棋士を打ち負かして話題となった。囲碁における石の置き方は10^360通りあり、どんな打ち方が最強なのか未だに確定していない。(ちなみに観測可能宇宙存在する電子の数が10^87以下とされている。)囲碁には二千年の歴史があり、競技人口もそれなりに多い。つまり人類2000年かけて探索してきた歴史ある定石とされるものが、コンピュータシミュレーションによってあっさり覆されたということだ。それどころか人間がこれまで思いもよらなかったような強い定石がAIによってどんどん産み出されているので、世間に衝撃を与えAIブームの発端となった。

何が言いたいのかというと、ポケモンも(ちょっと大袈裟だが)これに似た性質を持つゲームだということ。約800種類のポケモン(レートで使われるのはせいぜい100種類だが)それぞれにタイプ個体値種族値努力値性格特性、わざ構成、持ち物など無数の隠しパラメータがあり、育て方に無限パターンがある。それらを6体組み合わせて戦術を作る。戦闘では相手PT戦術予測し3体を選出、各ターンで何をするか臨機応変判断必要となる。相手の裏をかくといった読み合いもする。PT構築の時点でメタゲームが始まっており、何のポケモンが最強なのかは誰にも分からない。酷い時は一週間単位で強いとされるポケモンが変わったりする。戦闘中はダメージ計算必要だし(わざの威力の表れ方は毎回乱数で変わる)、上位勢の間では毎試合スクショを取って記録、環境分析する者も普通にいる。

ポケモンガチろうとすると考察計算だけでなく、時間的リソースもかなり消費する。育成や厳選にも相当の時間コストがかかる上、ポケモンを入れるボール色違いに拘る者も珍しくない。(ちなみに色違い意図的に作るためにはサブロムを買って外国語設定で二周目をプレイするなどの手間をかける必要がある。)そのためポケモンガチプレイヤーはしばしばポケ廃と呼ばれたりする。

そして、、夢咲楓さんのプレイングは可愛い顔や天然な性格優等生な立ち振る舞いからは想像できないほど、エグい。ニコニコしながら躊躇いなく厨ポケを使うし、批判されるようなプレイングをしてでも泥臭く徹底的に勝ちにこだわる。ほぼ負けが確定した試合でも、諦めず、限りなく細い勝ち筋を必死にたぐり寄せていく姿は圧巻だ。

彼女は、そんな厳しい、そして世界中の老若男女から愛されるポケモンというゲームで、最高レート4位の偉業を成し遂げている。今現在も1位を目指して努力を重ねていることだろう。

2018-12-20

AppleCM

AppleCM に出てくる女。今は CGアニメ だけど ちょっと前まで 実写だったあいつ。

食事中に見てしまうと食欲なくすくらい不快なんだけど、そんなこと言おうものなら差別主義者扱いされるんだろ。

から言わな~い。

2018-10-05

anond:20181005144508

千田って人も「『乳袋』なるものを初めて聞いた」というレベル知識から理解してなかったろうなあ

CGアニメキャラでしょ」ぐらいの認識だったんじゃないか

2018-05-19

anond:20180519114725

けもフレブームの時は「今後は労力かけないCGアニメが大量に出てくるぞ!」って言われてたけど全く出てこないな

それとも今作ってんのかな

3DCGアニメもっと大雑把に作るべきではねーのか

技術は凄いんだろうなと思うけどそれがアニメとしての面白さにつながってる作品が少ないと思う。

そりゃモデル破綻のなさとか質感表現とかリアルであればあるほど凄えとは思うけどさ、

どっちかといえばローポリでもいいかバンバンキャラが出てきてバンバン動いてくれた方が楽しいよね。

選択と集中っていうの?面白くなる要素にこだわって、関係ない要素は程々で見切りをつけるのが大事だと思う。

けもフレはそこがうまかったな。

まれ変わった自分おすすめしたいアニメ

ガールズ&パンツァー

説明不要な人気アニメ

正直戦車のこととか全く知らないのに世間が騒いでたというだけで食わず嫌いしていたので

2周目の俺にはなるべく早く観てほしい。

 

ちょびっツ

感情のない機械に人はどう向き合えばいいのか」

というSF映画小説で手垢でコテコテテーマに対して一番納得のいく答えを出した作品

逆にこのアニメのせいで同テーマにした他の作品への期待値が大きくなりすぎてしまった。

 

サムライチャンプルー

オリジナルサウンドトラックも素晴らしいマングローブ処女作にして傑作。

見続けることでどんどん面白くなっていく。

漫画版は読まなくてヨシ。

 

GJ部

学生時代部活サークル青春を送っていなくてもGJ部を見ればOK

ただしGJ最大の欠点卒業してしまうこと。

 

ソウルテイカー

自分人間でないことに悩みながら戦うダークヒーロー作品

肉親の愛と憎悪物語にしている。

小麦ちゃんかわいい

 

NHKにようこそ!

どうしようもないクズたちがどうしようもない状況になりながらも暗すぎないタッチエンターテイメントにした作品

小説版、漫画版メディアミックスしているがそれぞれ同じストーリーのようでアレンジの仕方で同じに思えて全く違う結末になっている。

おすすめ漫画版で、漫画版佐藤が出した結論が下らないようで、一番クズ必要な答え。

 

コードギアス

トータルで観て賛否両論もあるがライブ的な面白さは非常に強いし映像として見どころもあるのでネタバレ抜きで観てほしい。

 

化物語(ファーストシーズン)

怪奇物をテーマにしたアニメシャフト演出雰囲気づくりがマッチした作品

新鮮さが一番の魅力。

 

シュタインズ・ゲート

パラレルワールドテーマセカイ系できっちりボーダーを引きつつも話を面白くできたのは評価したい。

タイムパラドックスについての解釈が割と雑だけどその点を加味しても見続けることができるSFアニメ

 

JOJO 二部

JOJO2部好きとしては感謝しかないです。

ただ「シーザーのアレというかジョセフとリサリサがのそのそ歩いてるときのアレ」については原作まんまだったので、

そこは話が不自然にならないように改変してもよかったのでは…?

そこさえ改変しててくれたら2億点出してた。

 

ボンバーマンジェッターズ

子ども向けアニメとして時代に忘れ去られてしまうのが悲しいが、

重いテーマを扱っている、しかし白ボンの熱いハートのおかげで視聴者崖っぷちでも耐えられる。

 

タイガー&バーニー

どうも女性ファンが多いので語れる場所が少ないように見えるが心配するな。

全盛期を過ぎた男の進退に悩む姿はヒーロー関係ない、中年は学ぶところがある。

 

ゾイド -ZOIDS-

まっすぐな主人公、頼れる相棒、かわいくてやさしいヒロイン、闇を抱えたライバル

少年漫画的な要素を詰め込んで話も面白い初代ゾイドアニメにして傑作。

 

宝石の国

音楽映像が素晴らしい。

日本製CGアニメとして1つのターニングポイントを迎えた。

原作と比べたらところどころで表現しきれていない描写があったけど、

それは原作が凄すぎるからであってアニメのせいではなく、マイナス評価にはならない。

 

・錬金3級 まじかる?ぽか〜ん

萌えアニメの皮を被った魔法少女アニメ

ほのぼのとした日常生活を送る魔界プリンセスたちは苛烈な戦乱に巻き込まれ

力と引き換えにいつしか自らの帰るべき場所を失っていく…

 

がっこうぐらし!

仲良しな女の子たちが学校に寝泊まりする部、ちょっと過激などたばたコメディ

環境の変化は心の変化に繋がっていく。その先にあるのは果たして

 

機動戦士ガンダム 逆襲のシャア

今のガンダムがこれを意識した宇宙世紀ばかり作ってしまうのも、

残念ながら2018年現代においてもこの作品ガンダムとしてぶっちぎりだからだ。

映画の限られた時間の中で冨野の分かりづらくも、やりたかたこと、全部つまってる。

決して見逃すな。

 

蟲師

日本的自然に対するアニメ表現はやれジブリだ、やれジブリだとジブリジブリうるせえ!けど、

蟲師別にジブリじゃなくていいんだ、と肩の荷が下りるような気分にさせてくれる。

構成演出映像声優音楽、すべてがハイエンドで構築されている鉄壁アニメ

実写版は蟲の仕業ですね。

 

BLAME!

正確にはアニメよりも漫画を読んでほしい。

BLAME!もまた日本製CGアニメ確立させた作品だが、BLAME!アニメ化としては少し辛口になる。

これに関しては映画BLAME!が公開されたときにここでも書いたが作者自身自分過去作のリブートの仕方を間違えた結果良さが損なわれたところがある。

はい映像は素晴らしいので全然観る価値がある。

 

ブレイクブレイド

OPが酷すぎるからって決して止めないで彼方へダッシュ

ロボット同士の戦いを戦術的にキッチリ映像で見せてくれているし、

かいアクションまでしっかりと書き込んでいる目に対して懇切丁寧なロボットアニメ

ロボットアニメは線画が多いせいで誤魔化し演出が多いが、ブレイクブレイドはしつこく描いてくれているので本当にありがとうございました

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