はてなキーワード: 会計士とは
http://s.ameblo.jp/datuzei/entry-11074860130.html
549 :ソーゾー君:2014/02/10(月) 18:18:17 ID:88Jpo.y2
資産家はこんな事ばっかやってるんだよな・・
会計士と言う詐欺師にやらせたらいつでも裁量判断で脱税と判定されるわな・・
会計士を雇うと減税できるというクソ税制を放置してるからこの様なんだぜ?
これ見ると解ると思うけど資産家が如何に納税してないか解るだろ?
会計士的には10億程度で行けると判断したんだぜ?それが普通って事なんだぜ?
少し前に税制の話=金融ビックバンやタックスヘイブンの話になったよな?
金融経済=金融資本に対する税制はもっと酷い・・もうやりたい放題だ・・
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/movie/10043/1387207762/
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549 :ソーゾー君:2014/02/10(月) 18:18:17 ID:88Jpo.y2
資産家はこんな事ばっかやってるんだよな・・
会計士と言う詐欺師にやらせたらいつでも裁量判断で脱税と判定されるわな・・
会計士を雇うと減税できるというクソ税制を放置してるからこの様なんだぜ?
これ見ると解ると思うけど資産家が如何に納税してないか解るだろ?
会計士的には10億程度で行けると判断したんだぜ?それが普通って事なんだぜ?
少し前に税制の話=金融ビックバンやタックスヘイブンの話になったよな?
金融経済=金融資本に対する税制はもっと酷い・・もうやりたい放題だ・・
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/movie/10043/1387207762/
主にソシャゲ向けでイラストレーター登録型の会社が乱立してるけど
追記:落ちたので書くけど、個人的に、自分がその対象になるとは思っていない。
だけど、もし自分が登録業者になるとして、たとえば十把一絡げの絵描きじゃなくランカーや
ラノベ挿絵、画集を出すクラスの人に営業しても玉砕するだけだと思うんだけど
毎年確定申告の時期に結構なクラスの絵かきでもヒイヒイ言っているのをtwitterで見てると、
他社より多くお金積むよりも会計士と組んでそういうサービスつけて、それやりますからウチで描いてくださいよー
っていうほうが差別化できて、結果業者にとってもお得になる気がしたんだよね。
年間300万円うちで描いてくれたらサービス利用できるという形でお願いするとして、10万円クラスなら30枚、5万円クラスなら60枚
少し時間が経ってしまいましたが、個人的にはなかなか効率よく勉強できたのではないかと思うので、備忘録も兼ねて勉強方法について書いてみたいと思います。
簿記2級を理解していること。
公認会計士 短答式対策シリーズ ベーシック問題集 財務会計論 計算問題編
公認会計士 短答式対策シリーズ ベーシック問題集 財務会計論 理論問題編
公認会計士 短答式対策シリーズ ベーシック問題集 管理会計論
計16冊30660円也
TACのサイトで買うと割引されるので僕は全てTACで揃えましたが、
ネットスクールのとおるシリーズでもいいと思いますし、大原の短答式シリーズでもいいと思います。
基本的な流れとして、テキスト→問題集→過去問→過去問→過去問という流れはよくある簿記2級に○週間で受かる!みたいなのと同じです。
まずはテキストを読んで練習問題を解きます。1冊10hくらいで読みたいところですが、連結や意思決定のあたりは時間がかかるかもしれません。
連結や税効果はなんとなく難しい感じがしますが、個々の仕訳はそこまで難しくないので、意味と出所を理解できるといいと思います。
トレーニングの問題には重要度に応じて星が1~3つ付けられています。
時間があまりないので、星1つは無視して2つと3つの問題を解きます。
わからないところがあれば、都度テキストに戻りつつ、どうしてもわからなければ先に進みましょう。
後からわかることもあるし、最後まで理解できなければ計算テクニックとしてこういうもんだと覚えてしまってもいいと思います。
160hあれば2周くらいは解けると思います。
各回に商簿・会計・工簿・原計で大問が4つずつあるので、それぞれ1時間くらいで解きます。
たぶん全然できないので、解説を読んでテキストを読んで、わからないなりにどんどん進みます。各回8hくらいはかかると思います。
今度は本番通りに商簿・会計で1.5h、工簿・原計で1.5hで解きます。
合格点は取れなくても、前回は手も足も出なかったところが、今回は戦えたくらいでもいいと思います。
各回4hくらいで進めるといいと思います。
・一つ一つの仕訳をきらず、ダイレクトに答えの数字を出す練習になる。
などがあります。連結なんかはこっちの問題をやった後だと1級は基本的過ぎてつまらないくらいです。
3回目ともなると見覚えのある問題も多く、スピードはずいぶん上がっているのではないかと思います。
わかっている問題は考えずに一直線に解ける分、各回2~2.5hくらいで解きたいです。
ここにきてまだ「何でそういう処理になるか分からない」というところがあったとしたら、
「この数字とこの数字を使うと答えの数字が出る」という方法を見つけてそのまま覚えてしまいましょう。
ここまでで500hです。きちんと測っていたわけではありませんが、勉強期間と1日の勉強時間から逆算して丸めると大体こんなところだと思います。
500hというと、勉強期間としては学生なら3ヶ月~半年、社会人なら1年~1年半といったところでしょうか。
簿記の試験勉強は1にも2にも問題演習だと思いますが、問題集と過去問だけでなく、会計士の教材を使ってみるのもおすすめです。
なんだけど、今年の春から就活はじめてまだ内定ない。先週、27歳になった。
1浪2留して、将来どうしようかなーと思いながらそのまま卒業した。
1年バイトして生活(今は実家で暮らしている)しているうちに、このままじゃやばいし、かといって起業もできないし、やっぱ就職しないとこの先道が開けないなと思い、既卒2年目となって就活しはじめたけど
最初は出版社(どこも「斜陽産業なのになぜ志望するんですか」って聞いてくる)とか受けてたが、その後専門商社とか受けてきた。
最終面接まで通過したところが2社あったが駄目だった。もちろん無名(でも興味はあるし、ブラックではなさそう)の中小企業に1次で跳ねられることもある。
まぁあまり面接でキラーコンテンツとして誇れるエピソードもないし当たり前かもしれない。
時折インドやらカンボジアやらを一人旅したりしたくらい。TOEICは860ある。コミュ力は多少ある方だと思う。最初は何とかなると思ってた。
でも、これくらいじゃ、これまでのんびり過ごしていたハンデは覆せないのは当り前なんだ。ようやく気づく。
ネットをみると「27歳で職歴なしだと警備員か外食産業でも恵まれてると思う」だとか、公務員になって逆転しかないとか、高学歴だと余裕だろ、とかあって迷う。公務員には性格上向いてないと思う。
このまま、日本で就職活動すべきか。またリクナビを見まくるべきなのか。もう始まっている来年度の就活にも目を向けるべきなのか。でも27だぜ、俺。
ハローワークで紹介されるような職についてしまった方がいいのか。派遣で働いた方がいいのか。
あるいは給料は低くても東南アジアでまともそうな職を探して職歴をつむというのもありだと最近思っている。ハードルは日本より低そうだし、そちらの方が道が開けそうな気がする。でも逃避っぽい気もする。
年を取ることへの恐怖があって、今すぐにでも職につかないとやばいと思う反面、採る側からしたらもはや27歳も28歳も俺が思ってるほど差はないのかもと思う。だから、妥協して今ここで決めなきゃってポイントへの迷いがある。
何か「こうしたらいいんじゃね」とか「こう考えた方がいいでしょ」とかあったら教えてほしい。
___________________
<追記>
___________________
<追々記>
久しぶりに自分の文章を見つけた。このあと2014年に会計士を目指して大原に通う。
2017年に合格。上京し監査法人に就職。2021年現在、年収800万くらいはもらえている。
就活のレールから外れたら人という扱いを受けなくなるが、国家資格という道がある。
http://1000nichi.blog73.fc2.com/blog-entry-2281.html
**以下引用**
ダニング-クルーガー効果 上から目線の人や自信家はむしろ愚かであることが多い「アメリカ人は30カ国中数学25位、科学21位、自信は1位」
個人的な経験と感覚で正確性も何もないものですが、ブログのコメント欄(現在は閉鎖)では上から目線の人や、自分は何でも知っているぞというスタンスの人の方が、幼稚な主張であることが多かったです。
また、有名人でも「自分はすごいぞ」という言動をなさる上杉隆さんなど虚言癖のある方が、論理性のまるでない主張をして一人悦に入るところが見られます。
そういった私のイメージが思い込みじゃなくてある程度一般的な傾向なのかも……と思ったのが、次の話です。
アメリカ人は先進30カ国で数学25位、科学21位、ただし自信は1位
(略)Education.comと言うサイトのコラムでは、アメリカにおける教育の現状を冷静に分析しており、要約すると以下の5点を問題に挙げています。(中略)
2. 国際比較をすると明らかに学力が低い
国際ランキングでは数学が25位、科学が21位。2002年に落ちこぼれの子を出さない誓約を立てながら、8年後の実情はミシシッピで14%、ニューヨークで30%、そしてカリフォルニアで24%のみが数学を習得している。また、全国では24~34%の子供だけがその学年レベルの読みを習得している。驚くことに、数学のレベルの低さとは別に、他国と比べてアメリカの生徒が数学に1番自信を持っているとの結果が出ている。(中略)
・アメリカの子供はいわゆるダニング・クルーガー効果"Dunning-Krugereffect"によって、自信が1位になっているのかも。
・ダニング・クルーガー効果:無能な人ほど自分の能力を過大視するという心理学。認識の偏り。知能の低い人間ほど自分をかなり知能を高く見積もる、あるいはその逆の認識をするケースが往々にしてある。
http://labaq.com/archives/51674348.html
このダニング・クルーガー効果に関する話は後々やりますが、上記で省略した部分も気になるでしょうから載っけておきます。
1. 現在のアメリカでは教育に対する予算カットが頻繁に行われているが、問題はお金だけではない
インフレ率に合わせて、生徒一人当たりに費やされる金額が30年間に4300ドルから9000ドルへと倍増したものの、成績が全く上がっていない。他の低予算の国よりスコアが悪い。(中略)
3. 教師の質が著しく落ちているが、解雇出来ない
他の専門職では失敗をすると失職したり資格を剥奪されるのに比べて、ほとんどの教員はふさわしい資質を持っていなくても職を失わない。イリノイ州では57人に1人の医者、97人に1人の弁護士が資格を失っているのに対し、教師は2500人に1人のみ。巨大化した組合が、教職を2年務めると終身雇用という契約を結ばせるためである。
4. チャータースクール(民間運営の新しいタイプの学校)が質の悪い公立の学校の代わりとなっている
普通の学校でうまくやっていけない子たちのバックアップとなっているが、良い結果を出しているチャータースクールは5校に1校しかないのが現状。
5. 子供を学力別に分けることは不公平であり、多くの生徒の成功を奪う
学力別に生徒を分けることはアメリカでは一般的に行われているが、中レベルから低レベルの位置にいる子供に不利な可能性がある。この学力別システムは1950年に始まり、20%のみが大学に進み、30%が専門職(会計士、経営者、その他の大学の資格を必要としない職)、そして50%が肉体労働者になる。
「3. 教師の質が著しく落ちているが、解雇出来ない」ですが、アメリカの先生は日本の比じゃないほどレベルが低い、より正確に言うとレベルの差が激しいようです。
私はそれはきちんとした教員制度がないせいであると聞きましたが、「終身雇用」ってのもびっくりですね。
学力別に生徒を分けた後が問題であり、この場合下位を切り捨てにしているからということでしょうが、その層に適した教育を重点的にやるということは理論上は可能です。
学力別に生徒を分けないということは高校を全部学区別にするなどして、レベル別にしないということになりそうですが、そうしたとしても結局大学は学力別に生徒を分けます。
世界大学ランキング2012-2013 東大はアジア1位で27位(3つ上昇)で1位だったマサチューセッツ工科大学(MIT)への入学を学区制にしましょうとは、さすがに誰も主張しないでしょう。
あと、こういう風に現在学力別に分ける状況にありながらも、なお「1番自信を持っている」というのも不思議な気がします。
普通はこうやると自信を持つ生徒が減りそうなものですが……。
こちらを広げると話が逸れていきますが、先の「アメリカ人は先進30カ国で数学25位、科学21位、ただし自信だけは1位」の波紋です。
・ダニング・クルーガー効果もこの現象の原因ではあると認めるが、どっちかと言うとこれは、アメリカの教育が自尊心を増大させていることが一因のように思う。
良いことを実行させるよりも、文化の良いと思わせる点を強調している。アメリカより科学などで抜きん出ている多くのアジアでは、それほど自尊心を強調しようとする概念がない。でもそれなりに満足を得ているか、自尊心が高い国より幸せだったりする。それは幸福の本質が単に自分のことをどう思うかだけではないからだ。
だから失敗を認めたり、訂正をすることは自分自身の見方を脅かす。これが全てを説明してるとは思わないが、好きな解釈のしかただ。
・自分が何をわかってないかをわかってない状態ってやつだな。同じことがスペイン語を学んだときに自分にも起こったよ。習い始めた最初の1学期が終わったとき「もうスペイン語はだいたい何でも言える、次の学期では何をするのかな」。次の学期が終わる頃「やっと過去形が終わった。うわまだ何もわかってねーじゃん」。(略)
・世界にNo.1であることを宣言し続けなくちゃいけないのなら、深刻な不安定さを象徴している。そういう間違った自信が国を滅ぼす。皮肉にもこの手の崩壊をもたらすやつらこそが、愛国者と呼ばれたりしている。
・宣伝工作もだよ。「世界で1番の健康保険」とか「世界1の憲法」とか「我々の民主主義がすばらしすぎるので輸出しよう」とか、「世界1自由な国民だ」とか。
・その「自由」ってのに引っ掛かる。過去15年で5カ国(スコットランド、オーストラリア、カナダ、アメリカ、ドイツ)に住んだよ。で、一番不自由な体験をしたのがアメリカさ。
・単に他の国が、いちいち「我々はナンバーワン!」とか「U-S-A U-S-A!」とか叫ばないだけだ。ちょっと恥ずかしいだろ。オーストラリア人より。
・記事によると同じ試験を受けた他の国の子供たちは、「一番出来るというわけではない」と答えている。(略)
・実際アメリカは世界的には偉大な大学を持って、研究者も世界中から集まっている。それからお金もだ。研究するための莫大な金を持っている。
・確かに世界でもベストといえる施設だが、研究者たちの70%は少数派の民族だ。(アジア人とか東南アジアとか)
・少し誤解を招いている。サンプルのサイズに大きな問題がある(アメリカは他の国と比べて大人数を教育し、さらに国がそれを無料で提供している)。試験の点数は35%もいる黒人やヒスパニックの悪い成績により引き下げられている。アジア系アメリカ人は平均541点で、上海、香港、日本、韓国と似通った点数である。ヒスパニックではないアメリカ人は平均525点でカナダの524点、ニュージーランド521点、オーストラリア515点に匹敵している。それとは対照に平均のヒスパニックは446点、黒人441点である。
・その書き方だとアジア人、黒人、ヒスパニックはアメリカ人じゃないみたいだな。
・カナダもマルチ民族で白人ばかりではない。オーストラリアやニュージーランドもだ。なのでやはり全体として悪いんだよ。
・違いは民族から来るというより文化からだね。他の文化に比べて、学習することを強調するサブカルチャーもある。
・1年レジで働いたが、みんなお釣りがいくらになるかわかってなくて、小銭を嫌い、余計に請求されても感謝していた。
・「近代の基本的な問題の原因は、愚か者が確信しきっていて、賢い者が疑問でいっぱいだからだ」―バートランド・ラッセル
オーストラリア人としてアメリカに6年住んだ経験から、両国の差を次のように考える。
アメリカ人は「NBAにプレイできるように頑張る」とか「NBAでプレイがしたい」というより、「NBAでプレイをするんだ」といった風に育てられる。自身を肯定することが根付いているんだ。利点としては自信を持つことで実現につながるし、ポジティブ思考であり、自分を信じることにつながるが、欠点としては、自身に対する錯覚や思い違いにつながることがある。
オーストラリアでは偽の謙虚さが根付いていて、自慢したり、何が得意だとかは絶対に言わない。がんばるしベストは尽くしても、自分が人より優れているとは思わない。昔はこれが尊敬すべき方法と思っていたが、今は2つの観念の間にはさまっている。アメリカに住むまでは自分が何かを得意だとは思わなかったし、ネガティブなコメントを恐れて言うべきことを遅らせたりした経験もあった。アメリカの「出来る」という態度や大げさな褒め言葉やサポートは気に入ってる。オーストラリアの真面目に働くところや謙虚さも気に入ってる。
最後にバランスの良い意見が載っていましたが、ダニング・クルーガー効果は全体的な傾向であり、絶対的なものではありません。
場合によりけりであり、世の中では自信を持つことが大事という主張がむしろ多いように、これが良い助けとなる場面も存在します。
過ぎたるは及ばざるが如しで、極端に自信がないこともまた問題となるでしょう。
といった点を踏まえつつ、ダニング・クルーガー効果の別のところの説明です。
ダニング・クルーガー効果(Dunning-Kruger effect)
(略)これは、コーネル大学の2人の研究者の実験による理論として1999年に発表されたもので、「知識の少ない人間が、もっと知識の多い人々より自分の方が物事をよく知っていると思い込む」現象のことです。実験に当たって彼らが立てた仮説は以下の4つで、結果的にそれらがほぼ証明されたのです。
1. 無能な人々は、自分のスキルのレベルを過大評価する傾向がある。
2. 無能な人々は、他者が持っているスキルを正しく認識できない。
3. 無能な人々は、自分の無能さがどれほどのものかを認識できない。
4. こうした人々も、本質的にスキルが向上するような訓練を施されれば、それまでのスキル不足に気づき、それを認めることができる。
http://ogasawara.cocolog-nifty.com/ogasawara_blog/2011/06/dunning-kruger-.html
「それまでのスキル不足に気づき、それを認めることができる」とありますが、能力がない人ほど自分の間違いを認めることができないというのは、最初に書いたコメント欄、有名人だけでなく、職場の人を見ていても感じます。
もう一つのブログはかなり詳しいですけど、ダニング・クルーガー効果以外の話です。しかし、内容的には同じ傾向の話があります。
それほど自信のない人のほうが、より成功する?
by creiajp on 7月 12, 2012 • 12:30 未来の人事を見てみよう
The Worse-Than-Average Effect: When You're Better Than You Think
平均以下効果: もし自分が思っているより自分がマシだった場合
http://www.spring.org.uk/2012/06/the-worse-than-average-effect-when-youre-better-than-you-think.php
そして、
Less-Confident People Are More Successful
それほど自信のない人のほうが、より成功する
http://blogs.hbr.org/cs/2012/07/less_confident_people_are_more_su.html
最初の記事で話題になっているのは、Worse-Than-Average Effect (もしくはBelow-Average Effect) で、ここでは「平均以下効果」と訳しました。(中略)
"もし自分が何かが得意だったとき、同様に他の人にとってもそれが得意だと思いこむ傾向があること。したがって、もし自分が得意な物事において難しいタスクにぶち当たってしまった時に、自分の能力を過小評価してしまう〔なぜなら他の人は得意に違いないから〕"(中略)
この説を唱えているクルーガーという学者は、一般的にはダニング・クルーガー効果で知られています。(中略)
"人々は、チェスやギャグ、ジャグリングやプログラミングといった、ステレオタイプ的に難しいとされる能力について過小評価する傾向がある。"
ということで、自分がある程度学習して出来るようになった能力は、自分でも出来たんだから誰でも追いつけるはずで、自分はそれほど大したことないはずだ、という思い込みですね。実は習熟するまでにはそれなりの時間を投資しているにも関わらず。
http://www.creia.jp/blog/2012/07/12/6
平均以下効果はダニング・クルーガー効果の"逆パターン"だそうです。
本当はよくできているのにも関わらず、そうではないと思う方ですね。
なお、"それほど複雑ではない簡単な内容については、先のダニング・クルーガー効果のほうが当てはまる確率が高い"そうです。
ということは、高度な分野においてはダニング・クルーガー効果はあまり現れず、平均以下効果の方が現れやすいということでしょうか?じゃあ、今日の最初で書いた上杉隆さんは例外になっちゃいますね。
どうにも扱いの難しい「自信」の取り扱いですが、Harvard Business Reviewに載った2番目の記事では、自信のない人のほうが、より成功する、という説を唱えていて、このメディア上ではコメント欄が200近くに達して軽く炎上しています(笑)。(中略)
"自分への自信は低い時に限って助けになる。"
とのこと。ただ、extremely low (極端に低すぎる) のはダメ、とのことで、その案配がどうにも難しいところなのですが。
先のクルーガーの「平均以下効果」が発揮されているような自信のない人のほうが、自信満々の人よりも成功する要因は、以下の3点にあるとのこと。
1.Lower self-confidence makes you pay attention to negative feedback and be self-critical
低い自信はネガティブなフィードバックへの傾聴を促し、自分自身に対して批判的になれる
2.Lower self-confidence can motivate you to work harder and prepare more
低い自信はさらなる勤労・勉強と、さらなる準備に向けたモチベーションを起こさせる
3.Lower self-confidence reduces the chances of coming across as arrogant or being deluded
低い自信は傲慢になったり勘違いしたりといった傾向を減らしてくれる
他人の無知を指摘することは簡単であるが言うまでもなく人間は世界の全てを知る事は出来ない。ギリシアの哲学者ソクラテスは当時、知恵者と評判の人物との対話を通して、自分の知識が完全ではない事に気がついている、言い換えれば無知である事を知っている点において、知恵者と自認する相手より僅かに優れていると考えた。また知らない事を知っていると考えるよりも、知らない事は知らないと考える方が優れている、とも考えた。
なお、論語にも「知るを知るとなし、知らざるを知らずとなす、これ知るなり」という類似した言及がある。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%84%A1%E7%9F%A5
適度に謙虚でかつ貪欲にという姿勢が大切なのかもしれません。
(12/8追記:こういうコピペがあるそうな。
「パソコン詳しいですか?」
工学系「(寄せ集めで自作PC作ったくらいだし…)いえ、そこまでは…」
情報系「(周りの奴のほうが詳しいしな…)まぁ、人並みには…」
文系「(パソコン?毎日YouTube見てるしな…)あぁ、詳しいっすよ」
2012-01-10■僕は自分が思っていたほどは頭がよくなかった しのごの録
"(中略)高校の成績は、いままでずっとAを取りつづけていましたが、去年始めてBをとってしまいました。もしそのBがなければ、卒業生総代に選ばれていたでしょう。
総代にふさわしいのは自分だ、つまりクラスで本当に一番頭がいいのは自分だと思いたいです。でもこの一年で、僕にそれほどの知性はないし、僕より頭のいい人はたくさんいるんだということを思い知らされました。
また僕は、自分の頭のよさについて、少なくとも自分自身に対して嘘をついているところがあります。成績表からAがひとつ盗まれちゃったんだということにして、自分自身を納得させようとしているんです。(中略)昔は、自分はMITに行けるものだといつも思っていました。でも、その可能性はゼロに等しいんだという厳しい現実が明らかになってしまいました。(中略)"
対する返信。
"私は意気揚々とMITの寮に引っ越してきました。(中略)一年生の微積分と物理の単位をすでに取っていました。(中略)
時間が経ち、壁にぶち当たりました。私は高校時代それほどよい生徒ではありませんでした。悪い成績をとれば、適当ないいわけをしたものです。そんなものどうでもいいとか、忙しすぎたとか、やる気がでないとか(中略)自分はちょっとやる気がないだけで、他の誰よりも頭がいいんだと思えました。しかしいまや、そんな考え方は通用しませんでした。(中略)ほんとうに惨めな気持ちでした。
幸運なことに、私のとなりの部屋にはRという賢いやつが住んでいました。Rは、控えめに言っても、優秀な学生でした。(中略)微分方程式に半学期悩まされたあと、プライドを捨ててようやくRのところへ助けを求めに行きました。確か彼は私の教科書を一晩借りて復習して(彼は小学3年生からの全ての授業内容を憶えているわけではない)、その後、私の分からないところをひとつひとつ丁寧に解説して教えてくれました。その結果、学期末に私はB+をとり難を逃れることができました。ここでひとつ大切なことがあります。それは、彼が教えてくれたことのなかに、頭の回転が速くなければ理解できないことなどひとつもなかったということです。彼のことを知るにつけ分かったことは、彼の知性と実績のほとんどは、まさに勉強と鍛錬によってもたらされているということでした。(中略)
「頭がいい」ことが成績の良し悪しを決めるのだと言って自分自身を欺くのは簡単なことです。とても多くの場合で、これはあり得るなかで最も安易な説明です。なぜなら、これを認めれば努力をする必要もありませんし、自分の失敗をただちに正当化してくれるからです。(中略)(おもしろい事実:SATの成績と最も相関の高い変数はSATのために費やした勉強時間です。)
http://d.hatena.ne.jp/tictac/20120110/p1
ダニング・クルーガー効果と平均以下効果のどちらかが現れるかの境目とも関係するんじゃないかな?とちょっと思ったので、ここで紹介しました)
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1781066.html
本の購入はAmazon一筋だったんだけど、北海道引っ越したら届くのがずいぶん遅くなってしまってちょっと困ってた。
そんなにしょっちゅう本を買うわけではなかったからまあいいかなと思ってたんだけど。
どうしても過去問がたくさん入ってるやつが欲しくなって十何年ぶりに本屋さんに行った。
(ちなみに他のテキストは勉強始める時にAmazonで買ってた)
マップで調べたらそこくらいしか場所がわからんかった。札幌駅もなかなかのラビリンスなのです。
そいで、入ってみたらマアーすごい!ワー楽しい!
明るい!広い!
完全におのぼりさんと化した私は一階と二階、
二人の店員のお姉さんに参考書どこですか?
とリンク先のような質問をしてしまったのですが、二人とも即座に教えてくれました。
まじで間髪いれず。いやな感じはしなかったよ!私が話している間は真剣に聞いてくれて、そのあと静かな雰囲気にあった控えめな笑でハキハキと答てくれました。
それで簿記コーナーに辿り着いたわけなんだけど、
これがすごかった!
確かに売り場広いからいろんな種類の本置けるのはわかるんだけど、そうじゃないのよ!
簿記って教科書はスッキリシリーズとサクッとシリーズの二大巨頭だと勝手に思ってるんだけど
それが一番上のたな並べて三列くらいづつ置いてあった。二者択一、対決の並びでした。
ここで買った人は中身をみながらスッキリか、サクッとか、選べたのねぇー。
それから、簿記界ではネットで広まった救世主がいて、簿記の勉強教えてくれる会計士の方がいるのね。パブロフくんっていうんだけど。
そのコーナーがあった!ちなみにサイトではオススメの過去問、あまたある簿記検定書籍の中で二個だけ過去問のオススメがあるんだけど、
紀伊國屋ではそれ、コーナー作って置いてあるの。えぇー!すごい!
ネットで情報をみて過去問を買いにきた私だったけど、参考書関係って表紙がどれも似たようなもんだからちょっと探すの大変かなあーなんて思ってたけど
パブロフコーナーのおかげで一発でわかった。
パブロフオススメの過去問なんてネットみてないとわからんだろー。すごいぞ紀伊國屋!
そんなのりでレジに並ぶ。もう何もかもすごいように感じて来ちゃってお店出るまで感動しきりでした。
ずいぶん紀伊國屋誉めちゃったけど比較対象がないから仕方ない。ご勘弁!
こんど近所のとこも探して行ってくるよ!
リンク先では実店舗のある本屋は衰退しているって意見がたくさんあったけど、私はAmazonの方が努力が足りないと思うよ!
配送はもうこの際早くしなくてもいいから、なんかさらに新しい体験させてくれ!
ただでさえ本なんて買わないんだから!
以上、
こんなことがあったよってだけの話
有難味がない。
そして使える場所が限られる。
税理士か会計士か学者か、あるいはスーパーの店員しか使わない。
世の中には有り余るほど数式で溢れ返っているのに用いられない。
日本では数式よりも簡単な計算式、足し算引き算掛け算割り算さえ分かっていれば
すなわち数学ほど素晴らしく、そして意味不明な学問はなく、それはわが国においても同様であり恒久的に使われる事のないものだ。
何故ならば、日本社会において上の立場となって活躍できるものは理系ではなく文系だからだ。
文系が最も多くの偉人を輩出し、最も多くの学生および社会人を輩出しているのである。
みなし残業ではないかとか、超過請求分が1分単位か15分単位で計算されているか。
たったこれだけが確り出来ていれば営業だったらベトナムでもタイでも上海でもどこへでも転勤するよ。
日曜休みがいいってわけじゃないんだ。
たったこれだけの要望が通らないから事務職を志望したくなるのさ。
一見ラクそうに見える事務職でも、経理とか総務が会計士や社労士がいるような難しい職種があるのも理解してる。
けれど、定時で帰れて休日出勤もなくて育休産休も簡単に取れておまけに給料が営業と同待遇だとどうしても納得できない自分がいるのもまた事実。
事務職がラクそうに見えて見えて仕方なくなる時がある。
けど、それがない事は上の役職が殆ど中年のおっさん達に宛がわれてる事からもお察しだ。
事務職に拘ってるわけじゃない。
営業なら営業がかっこいい、憧れるって所を見せて欲しい。
一般的に、リーマンだったら半分ぐらいの500万ぐらいの年収として
計算されるぐらいだと思った方が良い。
単価70万円~ぐらいだから、1000万狙って
月に100万売り上げようとすると、案件を同時でこなす必要がある。
まあ、要件定義とか一括で請け負うともう少し高いけど。
単純なプログラマとかだと半額に近い
ただ楽な仕事でも貰える金は同じ。
でも、単価高い仕事は基本常駐。
常駐しちゃうと掛け持ちは無理だから結果としておいしくなかったり。
コネとか無いと探すのさえ大変。
正直、一生の商売にするのは無理。
短期で逃げ切ることになるが、社会保障とかを削って
金を一気にためることになる。
ちなみに今はリーマン。
http://anond.hatelabo.jp/20130817134551
英語とか会計士とか、夫が勉強が好きで向いているのはよくわかる。
昇進にも良い影響を与えるのも事実。
でも、1歳児の三度のご飯に飲み物、食べれば出すし、絵本読んで~!お散歩したい~!
転んで泣くこともあれば、単に機嫌を損ねて泣いたりもする。
とにかく機嫌のアップダウンが激しい。
うちは共働き正社員なので、土日にまとめて掃除、買い物、子どものご飯の下ごしらえ、、
やることはいくらでもある。
というか、やっておかないと平日五日間を乗り切れない。
自分はゆったり勉強をしておきながら、1歳児の育児と家事をやっておけと?
まずは気ままに昼寝したり、スマホでひたすらまとめサイト巡回したり、ゲームしたり、その時間を
使うべきだと思うよ。
…自分語りすいません。
「私は、人間はなるべく平等であるべきだと信じている。一定の上下は必要だろう。指示する人と、指示される人の区別があるのも仕方ない。でも所得で10倍も差をつける必要はない」「私が脱税すれば即座に拘束されるが、富裕層は優秀な会計士を雇い、富を海外に移して堂々と税を回避できる。この国では(富裕層と庶民では)ルールが違うんだ」
197 名前:番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です (ワッチョイ aac1-You7)[] 投稿日:2022/07/19(火) 06:27:52.30 ID:ONGENtUb0
リツイート含む
https://pst.klgrth.io/paste/qtqmu
山上容疑者のものとされるアカウントの全ツイート(リツイート含まず) - Togetter
https://togetter.com/li/1917657
----
補足
650
748
> RT @fmn_fq: 人生、マイナスからのスタートをどうにか0に戻すのに必死になってるだけという感覚がある Jun 30, 2022
なんだけどツイート主(@fmn_fq)が怖ろしくなったのかそのツイート消した それで1減った
https://web.archive.org/web/20220717073227/https://twitter.com/333_hill/
https://web.archive.org/web/20220718135626/https://twitter.com/333_hill/
テレビ朝日、日本生まれのパレスチナ人にデタラメな字幕を付けて世論工作していることをばらされる… [931948549]
//greta.5ch.net/test/read.cgi/poverty/1698926528/
//twitter.com/meempls/status/1713584858243506447
twitter.com/meempls/status/1713587331477737839
ガザ住民がハマスを批判しているとしている日本語字幕は間違ってるという内容
元動画はテレ朝231014放送のサタデーステーション
サタデーステーション 動画 10月14日 - 動画 9tsu - 9tsu.cc
0068番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です (ワッチョイ 21d2-/OhJ)2023/11/02(木) 22:02:24.53ID:O7FtBSks0
こういうの吹き替え音声で元言語の音声潰れてること多いから誤訳かどうかも分からんのが普通だと思って
元の10月14日のサタデーステーションを確認してみたが吹き替え音声あっても一応アラビア語?の喋りは聞き取れるな
「ハマス」って言ってることしか分からんから真偽を確かめられんけど
0075番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です (ワッチョイ 21d2-/OhJ)2023/11/02(木) 22:07:17.62ID:O7FtBSks0
http://anond.hatelabo.jp/20130809115823
読んだ。これこれ、これですよ。
凄い言いたい事が一杯ある。
でも僕が20数年間生きてきて特に感じたのは向上心のある奴とない奴の世界の溝。
ただここでいう向上心って良い言葉が見つからなかったので向上心と言ってみただけで普通の意味の向上心とはちょっと違うかもしれない。
結論から言うとこの世界の溝も学歴と同じで結局は家庭環境次第だと思っている。
いきなりだが、記事元に習って身の上話をさせてもらうと、僕は結構発展した地方都市に代々住んでる一応結構いいとこお家の人間だ。
所属的にはたぶん高学歴の世界の住人になる、但し育った地域はあまり良くないが。両親も親戚からあんなとこ子供を育てるような地域じゃないと言われたそうだ。
そんなこんなで僕は公立の小中と通ってたわけだけど、今思い返すとこの頃からもう如実に差がでてる、向上心のある奴ない奴の差が。
向上心のないクラスメイトって基本的に将来のことを何も考えてない。いや正しい言い方をすると考えられてない。
夢がないとかそういう意味じゃなくて自分の進路についてキャリアについて考えられるだけの知識を持ってないのだ。
なぜって親がそういう知識のない親だから、家庭がそういう知識のない家庭だから。
向上心のある奴の家庭の典型って親が最低でも四大出でリーマンなんかのホワイトカラーなのだ。
そういう家庭じゃないと20歳を迎えて社会に出たときにどういう社会があるのか、10歳やそこらの子供にはこれからどういう進むべき道があるのを教えられるだけの知識と教養がないからだ。
これって別に言葉で教わるわけじゃない。子供が感じ取るものだと思う。
子供は親の背中を見て育つなんていうけれどホントにその通りなんだと感じる。
DQNの子ってやっぱりDQNに育つ。差別的な意識だとは思うけども。
日本で育つ子供の進路って殆ど15~16歳高校入学辺りで決まっちゃう。
でその15歳までに学べる人生プランのバリエーションのモデルとなる大人なんて数人しかいない。
親か教師か親戚か、あとは尊敬する偉人かテレビの中の人くらいだ。って言っても偉人やタレントの生き方や履歴書なんて普通はそうそう学べないレアケースだ。
僕の場合は両親は共に大学院出で祖父は帝大の出だった。親戚には大学教授や官僚、医者、ちょっとした文化人もいてた。
その中でも影響を受けたのが祖父の属した地域のコミュニティだ。となり町の◯◯医院の◯◯先生は祖父の◯高(旧制高校)時代の同級生の子供だったり
お隣の前市長さんは◯高時代の同級生の末の弟だったり、駅前の◯ビルは◯高時代の後輩のビルだったりする。
リアルや、ましてネットなんかからはまったく見えないのだがこういう地域の前時代高学歴お爺さんコミュニティが結構あったりする。
んで、まあこういう話を子供の頃から食卓で母から聞いたり、帰省した時に祖母から聞くわけだ。
◯◯さん家の長男が今度駅前で開業医を始めるだの、◯◯さん家のお爺さんが今度受勲されるだのといった話をだ。
そういう感じで人格形成というか育ってきた僕にとっては大学はダメでもマーチレベル、普通なら帝大といった感じだった。
しかし、親が高卒というかDQNの子供って違うらしい。15歳高校入学する時点でそういう考えが頭にないのだ。
漠然と自分は高卒で働くんだろうなとか、大学いけたらいいなくらいに考えてる。
もうこの時点で差がすごい。地頭とかいうけどやっぱり時間、勉強できる準備時間と認識のハンデは大きい。
こういう子供がいざ18になって大学に入ろうにも当然、偏差値の高い大学には入れない。
加えてそれを当然と受け入れてしまうので、そこから頑張ってもっと上を目指そうなんて向上心も生まれない。
かくして順当に、良い家庭の子供は良い学校に進むし、違う家庭の子供はあまり良い学校へは行けない。
ここまで長々と凄い当たり前のことを言ってきたけど、のようで、これが見えてない人って僕の周りですごく多い。
きみが、あなたが、10歳やそこらのときに自分が将来どこに向かいたくて、そこへ向かうにはどうればいいのか、それって誰に教わったの?聞いたの?って尋ねたい。
それは当人の生まれや環境に教わった部分が大きいのだ。
僕がこういうことを考えるきっかけになった友人がいる、彼は両親ともに高卒でぼんやりと俺も高校でて働くのだろうなと思っていたら、高2の頃両親に大学へは行けと言われて当惑したそうだ。
何に戸惑ったかって、大学に行って何をすればいいのか分からないし、それ以前に仮にしたいことがあってもそれをするのはどこのどこへ行けばいいのか、ということが皆目分からなかったからだ。
子供にとって重要なのはやりたいことがあるかないか、夢があるかないかではなくて、そのやりたいことや夢を叶えるにはどうすればいいかを知っていると大人が近くにいることだと思う。
よく夢を持て、でっかい目標をたてろだのと教えられるが、そんなことよりも10歳の子供にはこれからどんな分岐路があって、その先の未来はどこに続いているのかを教えるほうが遥かに有益だろう。
くだんの友人は取り敢えず大学に入って、そこでやりたいことを見つけ、今はそのやりたい事を仕事にしている。
大学にさえ入ってしまえば世界は大きく広がるし、自分には無数の選択肢があるのだと気付けるということなのかなと思う。
僕も就職したが、同じ業界の高卒一般職の子と仲良くなって色々話してみるとやっぱり考え方の違いに面食らうことが多い。
僕だって公立の小中に通いあまり柄の良くない知り合いもいたのでまったく知らない世界ではなく、驚愕したとまでは言わないのだが
素直にまったく違う考え方を突きつけられるとやはり、理解できない思考回路に少しイラツキをおぼえてしまうのだ。
その子がその企業に入った理由は親が同じ職業だからだそうだ、なにかやりたいことは他になかったのかと聞いてみると、特にないという。
楽しいことは友達と遊ぶことであり、現状には結構満足していて、お金が貯まれば今付き合ってる彼女と結婚したいとか。
これはこれで全然良いとも思うのだが、この子に薬剤師や会計士や自営業、起業家、戦場カメラマンや映画監督についてそういう職業があるかどうかと
自分がその道に進むか少しでも考えてみたことがあるかと聞いてみると、驚く程偏りがあるのだ。結局この子がなってみようかと少しでも考えたことがあるのは
中学のときにやっていた野球選手と親戚がやっている自営業くらいのものだった。
職業や生き方について知っているかどうかと、そのそれぞれについて自分がなってみようかと少しでも考えられるかどうか、この二つを持ち合わせているかは子供達にとってどちらも非常に大きい格差だと思う。
まずこの子は会計士についは存在すら知らなかった、知らないものにはなりようがないし、目指しようがない。
次に戦場カメラマンについては知ってはいたがなろうなどと考えたことは一度もなかった。
なぜかと聞いてみたが、軽く笑って流され、それでもしつこく真剣に考えてみてと迫ってみると、少しまじめに悩まれた後、やっぱりなりたくありませんよと返された。
ここで大事なのはこの悩むということが、一瞬でもそういう道が自分には有り得るのかが、高校大学入学までに頭をよぎることがあるかないかだと思う。
この子にとってはプロ野球選手は、部活の延長線上として未来の自分の一つの姿たりえたかも知れない存在だったのだ。少なくとも考えるべき材料は持っていた。
逆に戦場カメラマンというのは存在は知っててもそれはあくまで自分の未来の選択肢としては欄外、というレベルでもなく、そもそも欄内にも欄外にも存在しない要素だったのだ。
そういう意味合いでは10歳の頃の僕は選択肢を、なれるなれないは置いておいて取り敢えず沢山知っていたと思う。
医者や弁護士、会計士だってこれから頑張って勉強すれば手の届く存在だと考えていたし、海外で生きていくスタイルや戦場カメラマン、フリーライターのような生き方だって
自分が目指すことのできる道なのだと現実的に捉えられていた。もちろんフリーターも無職もニートも選択肢の一つだった。すごく恵まれていたの思う。
よく子供には希望ある未来が、無限の可能性がなどと言うが、少なくともDQN家庭の子供には無限の可能性などない。
せいぜい極めて限られ有限個の可能性だけだ。無限の可能性というのは、その子供自身が無限の可能性の存在を知っていないと持ち得ないものなのだ。
まあそうして向上心のないまま道を決めた人たちと話をするのだが。
自称向上心のある僕にとって、こういう人たちと話をするのはちょっとばかしストレスが溜まったりする。
なんでそんなに向上心がないんだとイライラしたり、そういった現状に満足してしまっていることにもイライラしたり
おそらくは詰まるところ自分と違った考え方に拒否反応を起こして苛立っているだけなのだろうが、次に続く思考は彼らを見下しまうことだったりもするから少し自己嫌悪にも陥ったり。
彼らにも彼らの言い分があるだろうからやはり両者は相容れない存在で、溝は深まるばかりなのかと思う今日この頃である。
書き出しと矛盾してしまうが向上心のない人間なんて本来いないと思う。
数撃ちゃあたるのだ、僕だって親が農家で農家以外の選択肢を知らなければあらゆることにやる気が起きず不貞腐れた人生を送っていたかもしれない。
でも親が農家だろうと、宇宙飛行士にも坊主にもバイオリン職人にもなれることをその方法を知っていれば、俺は絶対バイオリン職人になってやると意気込んでいたかもしれない。
http://anond.hatelabo.jp/20130220004202
の続き
ここはぼくが今までの経験から進路について思うことをQ&A方式で書いておくね。
もちろんぼくの個人的な意見だから絶対に正しいとは言い切れないけど、結構参考になると思うよ。
少なくとも、単に合格実績を上げたいだけの予備校や進学校の進路指導よりは何倍もいいと自負しているよ(笑)。
A.バイオ系は広い。
対象は野山に出て動物植物を追いかける研究もあれば、研究室で毎日細菌相手に実験ってのもある。
一方、応用研究とは、「基礎研究で得られたものを利用して人類に利益をもたらすための研究」のこと。
応用研究をメインにしているのは、医療系(医学部・保健学部・薬学部・歯学部)・農学系・工学のバイオ系。
基礎研究をやっているのは主に理学部だけど、理学部だけってわけじゃなくて、応用系の学部でもそれに近い研究室はある。
だから基礎は応用系の学部・学科に行っても学ぶことは可能だよ。
また、よく基礎研究を高校の勉強で言うところの「基本」と勘違いしている人がいるけど全然違う!
高校の教科書に出てくる練習問題の基本問題ってのは単に簡単な問題ってこと。
一方、基礎研究とは応用研究に比べて簡単ってわけじゃなくて応用性を持たないってこと。
応用性がある方がおもしろいと思うか、ない方がおもしろいと思うかは人それぞれだからそのあたりは
きちっと考えた方がいいよ。
文句を言ってもそれはきちんと選ばなかった自分が悪いわけだからね。
あと思うのは、最近では「環境」って名の付く学部や学科が結構あるけど、ぼくはそこには行かない方がいいと思う。
18歳人口が減っているのに、大学で学部・学科が増えているのは単純に収入源を確保したいだけなんだ。
だからそういう新設学部に行ってもきちんとしたことを体系立てて勉強するのは難しいし、就職でも企業は判断が
きちんと環境について学びたいなら、工学部や農学部のような100年以上の学問体系を持った学部に入ってそこで
きっちりと勉強すべきだよ。
そしてそういったことができる企業や官庁に入って仕事として環境をよくする方向を目指すべきだと思うよ。
A.医学部以外は基本的には大学4年生になると研究室に配属になってそこで卒業研究をやるよね。
たいていの場合は学生は一人では何もできないから先輩から教わりながら研究をやる。
就職活動時期は3年生の後半~4年生の前半だよ。
高校生の中には「そこそこ以上の大学なら、理系の就職は推薦制度があって特に就職活動をしなくてもあっさりと
有名企業に決まってしまう」と思っている人がいると思うけど、それは主に工学部の電気電子機械系で
バイオ系は基本的に推薦制度がないから自分で探さないといけないんだ。
しかも大卒(学部卒)の場合はバイオの企業の理系職(研究開発職)に就くのはまず無理だから、文系的な職種や
公務員・教員に行く人だけが大学院に進学せずに就職活動をしているね。
一方、バイオの企業の理系職(研究開発職)や国公立の研究所の研究者を目指す人は大学院に進学する。
このときの就職希望者は大学院の最初の2年だけ大学院に行って(修士課程という)、就職していくのが一般的。
このときの就職活動時期は修士1年の10月~修士2年の夏くらいまで。
じゃあ、肝心の就職実績はどうかと言えば、これがかなり厳しい・・・。
バイオ系の企業って主に製薬系と食品系に別れるけど理系職の採用なんて1社あたりせいぜい
15人程度しかないんだ・・。
そのたった15人の採用枠を巡って数千人が応募するわけだからかなりの激戦だよね。
せっかく高校時代に夢を持ってバイオ系に進学したのに6年も経ってから希望が叶わなかったなんてそれはないよね・・。
ほんと厳しい・・・。
じゃあ、希望の就職ができなかった人はどうするかってことなんだけど、人それぞれだよね。
希望じゃない職種で就職する人や無職になる人、仕方なく博士課程まで進学する人。
バイオ系の学部・学科のHPで就職先をきちんと書いていないHPが多いのはこういう理由なんだろうね・・・(汗)。
3年で卒業(修了)できる場合はかなりのやり手であって、+1~2年くらいは修了は遅れることは
当たり前だと思った方がいい。博士課程はきちんとした研究成果を上げないと修了できない制度だから、
博士に上がる前に自分の力量をきちんとわきまえておかないと何年経っても修了できなくて
ドロップアウトってことはよくあるんだ・・・(汗)。で、めでたく修了できても就職先はないことが多い。
研究所に就職できたとしても、ふつうポスドクって身分になるんだけど、そのポスドクになるのはかなり難関で、
なれたとしてもポスドクは2~3年の任期制だからその間にきちんとした研究実績を上げられないと
あっさりクビになってしまうんだ。もちろんそこでクビになったら別の就職先なんて見つけられるわけない!
だって30歳近くになって会社勤めしたことない人を雇いたいって思う会社なんてあるわけないでしょ・・・。
基本的に研究者の世界は芸能界やスポーツ選手の世界だと思った方がいい。
ほんの一握りのできる人だけがのし上がっていけて、他の能力のない人は消されていくんだ・・・。
A.バイオ系の場合、大学院入試(院試)は大学入試と比べるとものすごく簡単。
そのまま同じ研究室で上に上がるだけなら、院試前に1~2ヶ月勉強すればあっさりと受かってしまうものだよ。
同じ研究室にそのまま上がっても入学後の1日の生活は基本的には変わらないよ。
だから、同じ研究室に大学生と大学院生という身分の違う学生が2種類いることになるんだ。
おもしろいでしょ?
別な大学院に行きたい場合は、行きたい研究室の先生と事前にメールとかで連絡を取ってその研究室に挨拶に行こうね。
院試も外部受験だと内部で受けるよりハンディはあるけど、研究室訪問をしたときに何とか院試の情報を先輩から
聞き出して(先生からは聞かない方がいい)、有利に受験を進められるようにしようね。
注意しないといけないのは、大学院には2種類あって『研究大学院』と『専門職大学院』があるんだけど、
バイオ系の学生が行く大学院はふつう研究大学院。研究大学院は「単に研究をのみするところ」なんだ。
一方、専門職大学院とは、最近注目されている法科大学院や会計学大学院のように「特定の専門職に就くために
法科大学院は司法を目指す人を養成するところだし、会計学大学院は会計士を目指す人のために大学院だよね。
よくある勘違いは、研究大学院なのに専門職大学院のような期待をして進学することがあるんだけど、
これは大きな間違いだよね、研究大学院ではいろいろなことは学べないよ!普通は特に資格も取れないよ。
A.悲しいけど、ただの「使いっパシリ」としか思っていない先生が多い。
大学の先生ってのは自分の研究室の研究業績が上がることで、自分の名声もあがるシステムになっているから、
できるだけ多くの学生を研究室に所属させて、その学生にいろいろ研究させたいと思っているんだ。
研究室の基本的な生活って、毎日に朝9~10時くらいから夜11~12時まで実験ってことが多いから、
人を雇おうとしても激務すぎて労働者は寄りつかないし、先生も給料を払わなければならいから、
タダで使える学生に研究をさせて研究室の名声を上げようと考えている先生が多いよ。
先生も安定している職業じゃないから、いい研究成果を出せないとクビになってしまうこともあるからね。
もちろんすべての先生がそういうわけじゃないから、どの先生につくかはきちんと噂などをゲットして考えた方がいいよ。
A.こういう質問が出るのは将来のことをあまり考えていないからだよね。
そういう場合はまず自分がどういうことをしたいのか、あるいはどういうことをしたくないのかを
きちんと考えるようにすることが先決だよ。もちろん、一人で机に向かって考えるだけじゃ答えは出ないから、
いろいろな人と話したり、バイトをして職業について考えてみたり、ネットでいろいろな噂を見て判断してみるのがいいよね。
それでも決められない場合、あるいは同じくらい魅力があると思える場合は、ぼくだったら次のようにするよ。
まず、医療の研究がしたいなら、医療系の学部(医学部・保健学部・歯学部・薬学部)に進む。
どれも難関だけどね。
それ以外のバイオ系の学部では人を対象にした研究は基本的にはできないから、入学後
フラストレーションがたまるだけだよ。もちろん医療系の学部と言ってもいろいろあるし、学部や大学に
よってもやっていることが全然違うから自分のやってみたいことができるような大学・学部を選んでね。
そのための情報集めは怠らないように!!
医療の研究に直接興味がないなくて、バイオ系と電気電子機械系を天秤にかけるなら、
やはり日本は電子立国だからこれらの学科だったら就職に困ることはまずないからね。
学生1人に対して求人企業が10~50社くらいあるから引く手あまただし、この系統だったら
確かに最近は推薦制度でも絶対に採用されるわけではなくなりつつあるけど、それでも普通に就職するよりも
ついでに書くと、機械メーカーへは機械系よりも電気系の方が入りやすいし、
一番悲惨だと思うのは、基礎研究に興味がないのに理学部に進んでしまう人・・・。
別に生物学科に限らず理学部は基礎研究しかしないから、「人の役に立ってこそ研究」と考えている人は
理学部には絶対に行ってはいけない!間違って入ってしまった人は再度大学受験をやり直して応用系の学部に行くか、
大学院で応用に移ろうとする人がいるけど、院試の科目が違いすぎてなかなか受からないし、受かっても
就職では企業は学部時代にどんな勉強をしていたかを大事にするから、かなり不利になってしまうよ。
ぼくの個人的見解としては、基礎研究に興味があっても、学部はとりあえず応用系に進んで、
きちっと技術や資格や免許を取得したうえで、同じ学部にある基礎の研究室に行くか、理学系に進学するのが
いいだろうね。
基礎しかやらない理学部に入ってしまうと技能とか資格・免許は取れないものだから(教員免許以外)、
以上
大阪維新でも会計士や司法書士など法律の専門家の方が議員に立候補し当選後しっかりされてるのは人づてに聞いてるし知り合いにも議員秘書がいるのでその勤勉ぶりは評価している。
けれど、一方でタレントの起用は如何なもんかと思った。
先日、東京21区にとあるアイドル崩れが立候補するそうだが、政治素人がやらかすのを以前見た事なかったかしら。
まるで民主党みたい。
最初の頃は本当にいきいきとしていた知り合いの議員秘書も最近は政策の変更を余儀なくされ主体性を失ってるとかぼやいてたっけ。
何となく権力欲に取り付かれると平気で嘘吐いたり後で修正すればいいや!と政策方針を軽視してるように見える。
それは民主党が歩んだ道筋と全く同じで、維新の会もみんなの党や太陽の党などが合流する度に徐々に維新の会の党意義が不透明になっていってる。
民主党にしたって、それじゃ駄目だからと半ば強制的に小沢グループを引き離した結果、小沢一派は国民の生活が第一という、またまた政党助成金目当ての新党設立をやってのけ国民生活を蔑ろにし出した。そのおかげで史上最悪といわれた民主党政権も後半期にはそこそこの評価を得ていたようだ。
さて、維新の会は二轍を踏む事なく新しい第三極となれるのか、恐らく難しいだろうね。
ほんとうは特定の団体から献金を受けないといったマニフェストもただのパフォーマンスだったことが判明して今では単独過半数を狙うどころか第二党最有力の民主党よりも少ない支持率で固定層のいる公明党や共産党と同じ程度の数合わせでしかない。
その数合わせも政治とはいかずとも法律のスペシャリストを招集したにも関わらず政治素人を話題作りのためか知らないが候補に擁立するなんて正気の沙汰とは言えません。
いつだったか、右も左も真ん中の人もそれぞれが意見を持った政党だからこそ実現できることがあると豪語した元総理がいましたね。
そうなると結局誰がどのような方針で政策を実行する党なのか誰にも知られる事なく終わりそうなのが目に浮かんでならない。
言葉だけで取り繕ってもアイドル崩れの政治を舐めきったような人間を通すほど有権者は馬鹿じゃない。馬鹿は大阪府民と選挙権の「せ」の字も知らないゆとりだけだ。
※10/22下部追記
※返信追記
勉強がなくなって楽だ。出来る人はセミナーに通ったり資格の勉強をしたり、業務に係わる勉強を続けるのだろうけど、僕はやらない。
受験に対する強迫観念というのは小学生の頃から大学に入るまで延々と、強く、常にあった。それでも勉強はしなかった。あの、何をやっている時間も常に受験に対しての後ろめたさ、プレッシャーを感じたまま、朝から寝るまでを過ごすのは苦痛だった。家に帰っても予習復習とか、宿題とか、空いている何時間を勉強するかしないかでどれだけの差がつくとか、そういうプレッシャーがあればあるほど何もする気がなくなる。その精神的負担から解放されたというのは大きい。厳密に言えばこれはアホ大学に入学した時から解放されていた。大学を除いて、学生時代に戻りたいとか言う人の気がしれない。
・未婚者が多い
自分はもう30近くだが、周りで結婚していない人が意外に多い。25歳を越えたあたりから周辺が次々と結婚しだしたけれど、相変わらず未婚の人は多い。自分の周りでは女性の未婚者が多い。これは自分の世代のみならず、後輩、年配の人で数多くいる。30代、40代、50代の未婚者は普通にいる。世の中はいまだに未婚者は社会不適格者だとか負け組みだとかそういう意識が残っているが、ようやく、結婚制度を利用するというのが徐々に、「当たり前」ではなくなってきているように思えた。
・若くて結婚する人としない人で分かれる
結婚に絡めて言えば、20代前半から半ばで結婚する人は、ほとんどが大学以前からの付き合いの延長で結婚している。
「20代前半~中盤」:この層が多い。主に学生時代から付き合っていた人と。ここに入らないと先は長い。
「20代後半~30代前半」:滑り込み型。この層も多い。上と同じで学生時代からというのが半分、社会人になってから付き合った層が半分ぐらい。
「それ以降」:自分がこの年代ではないので詳しくは知らないけれど、結婚は考えていないか、諦めているか、どちらでなくても結婚する確率はかなり低いと思える。特に女性は。
これは意外だった。自分が結婚した親の元に生まれたのもあって、結婚した夫婦はみんな子供を持つものだと思っていた。意図的に持たない層というのは確かに少ないのかもしれないけど、実際結婚していて子供がいない夫婦が多くて、不妊治療とかしている夫婦も多い。
子供のいない夫婦なんて、珍しくもなんともない。いくらでもいることを知った。
・脱税している人が多い
これも意外だった。日本ではこんなに簡単に長期的に脱税が成り立つとは思わなかった。本当に多い。会社員以外で所得税を払っているのは誰もいないのではないかと思えるぐらい。申告しているならまだマシだけど、確定申告さえしていない層がほとんど。しかもけっこう稼いでいる。源泉徴収の会社員は奴隷でしかないと思えてきた。源泉徴収は珍しい制度らしいから、外国ではどうやって徴税しているのだろうか。本当にみんな払っているのか?
自営業は基本的にカツカツだと思っていたんだが、本当に儲かっている人が多くて会社員がアホらしくなる。相続なのか、人脈なのか、ニッチなのか商品力なのかなんなのか知らないけれど、成り立っている人はみんなすごい人ばかりなんだなあと思うようになった。ちなみにこの自営業には医者とか弁護士とか税理士とか会計士とか、いかにもの人は含んでいない。
・言ったもん勝ち
これは本当に悩まされた。悪習慣でしかない。この日本社会では言ったもん勝ちだということが本当にわかった。理不尽なことや、明らかに本人に過失があるような場合でも、客というだけでうるさく喚くだけで、評判を気にする相手には優位な立場を取ることができる。悪い人間、うるさい人間、ひどい人間に有利なように世の中はできている。黙っていると損をする。こういう社会は良くない。だから自分は損をしてでも黙っていようと思う。損をしてでもまともな人間でありたいと思う。
・辞める人が多い
若者の離職率がどうこうって話は一昔前からあったけど、自分らが就職した瞬間は30年40年この会社で働くのかなあなんて思っていた。実際は、めちゃくちゃ辞める。自分はまだ辞めていないけど、毎年何人も辞める人がいる。その人達がどうしているのか、半分以上は転職先を決めてからやめている。一部はそれもないまま辞める。自社に限らず、友人、知り合い、他社の人、やめまくっている。終身雇用がどうのっていうより、同じ会社にずっといるということは実はそんなにマジョリティでもないのかなと思った。年配は辞めない。
・転職者が多い
上に絡めて、転職で自分の会社に入ってくる人がけっこういる。雇用の流動性という意味ではまだまだだと感じるけど、何社も渡り歩いてきた人は普通にたくさん存在する。一方では新卒で職にありつけない傍ら、よくまあそんなに採用されては辞めるなあと思うけど。転職出来る人は普通にできる。
・低所得者も多い
これも本当に多い。自分が見てきた中ではやはり、低所得者が圧倒的に多い。年収300万行かない人たち、バイト、もしかしたら副収入でもあるのかもしれない。それぐらいに彼らは金を使う。身の丈に合わない金を。自分も低所得に甘んじて支出を抑えれば十分生きていけるのではないかと錯覚する。
・数字
世の中は数字でしか成り立っていない。経営者を始め、会社員は数字の話しかしなくて、中身は何もない。あんなものは聞きたくないし実感ないし、なんの面白味もない。
・丸投げ
中身が無い理由の一つとして、丸投げがある。発注側は、中身をまるで理解できていない。数字の計算しかしていない。要望と原価圧縮だけを迫り、内容から責任まで全てを文字通り「丸投げ」する。日本社会の9割が丸投げで成り立っているように思える。丸投げが好きな人は出世する。出世なんかクソだと思う。
今年で社会人5年目になる。
今から社会人になった当時まで振り返って、社会に出るまで知らなかったこと、知って驚いたことなどを覚えている範囲で書き残しておいた。
自分の業種に偏った発見もあり、必ずしも一般的ではないと思うけれど、僕が知らなかった、驚いた社会はこんなもんだ。
----------------------------------
10/22 追記
正直500件超えるとは思ってなかった。
・勉強について
社会に出てからも勉強がある、そっちの方が大変ってのは理解できるんですけど
大学の勉強や社会に出てからの勉強は、受験勉強とはまた異質だったので
・脱税について
→これも自分の業務的な話で、確定申告さえしていないけれど年収がある、というケースを何件も見てきた結果です。
もしかしたら羽振りがいいだけで、負債や経費で年間所得20万以下なのかもしれません。
----------------------------------
ブクマがここまで伸びたんで恒例の、ブクマコメントへのレスポンスコーナーです。top10のみ抜粋して返信します。
丸投げの技術ってのは確かにすごいと思うんですけどね。自分の知らないことをいかにうまく投げて、いかにうまく回すか。そしてイザという時にいかに責任を回避するかは技術だと思います。最後さえなければ最高なんです。
勉強からは確かに解放される(誰も勉強しろといわない)かもしれないが、逆に言えばする人しない人の差がどんどん開いていくということだぞ?
その差というのも、受験勉強のように単純比較できません。点数が出るわけではないから。あとは、何に重きを置くかだと思います。金ですか?役職ですか?昇進したいですか?独立したいですか?方向性が人それぞれなのに、果たしてその差というものを比較することに意味はあるのだろうか。そんなことを言い出したら受験勉強も同じなんですけどね。
仕事は楽しいかね?を思い出した。
何が正しいか間違っているかというのは、あまり重視していません。論文ではないので。
一方では小学生の頃から解放されていた子もいて、身を置く環境次第だと思います。
本人にとっては「社会に出て驚いたこと」だけど、読者にとっては「この人の職業なんだろう」「どんな人生を送ったのだろう」だよね。まぁ本人も「一般論じゃない」と吐露しておられるので、そういうふうに読みます。
なるほど。社会の一部、ですね。社会の一部を垣間見て、とでも言えば良かったかもしれません。職業は、普通の会社員なのでありきたりの職業ですけどはっきり言うのは憚るので、受注や外注があって、個人情報を扱うような、そんな仕事です。だから僕の感想の元になっているデータは自分の身の回りに限りません。仕事で扱う範囲を含んでおります。扱っているのは主に市街地なので、郊外の事情とはやや異なると思います。
社会人になってからは忙しすぎて勉強する気が起こりません。自主的な勉強はたくさん暇があった大学の頃が一番してたかなあ。聖書読んだりとか。
おい自営だけど全然儲かってないぞ。都会だけの話?
自営全般で見ると儲かってない人の方が多い気がします。潰れまくってますしね。
受験勉強に関して言えば、もっと勉強しておけばよかったなんて思ったことないです。そう思えるのは前向きでうらやましいです。
気づいてできるならいいですよね。わかっててもめんどくさくてやらないのが世の常だと思います。