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2022-06-06

きょうだい問題の末路

2人姉弟の姉。30代。2歳下弟は軽度知的障害手帳持ち。

正直自分幼児期から出来が良くて勉強もすごくできたけど、親、特に母親からは手放しに褒められた記憶なし。自分の子もの出来が良いことに喜ぶようなそぶりもなし。

どんなに良い成績を獲っても、一番ましな時で「あんたの100分の1でも○○(弟)ができたらね」と疲れた顔で言われた記憶しかない。悪い時は「成績が良いからって調子に乗るな」と言われる始末。

小さい頃から生意気だ」「育てにくい」「贅沢」「気が強い」「わがまま」と言われ続け、小学校高学年になった頃には反抗期で親との関係は悪かった。

ずっと成績は良かったけど、相変わらず良い成績を獲っても特に誉められず、常に「扱いづらい娘」という空気母親には出されていた。

あんたがいくら勉強できても、○○(弟)の方が優しいし、人間そっちの方が大事」みたいなことを何回か言われたこともある。

母親精神疾患持ちで、物心ついて以降少なくとも小学校の時、高校の時の2回長期入院

特に高校の時は反抗期で荒れていた自分のせいにされているような空気を感じていた。(実際の原因は職場にあったよう)

母親から妄想も入り混じって時には暴言吐かれたし、こちらも相当なことを言っていたと思う。

他の親が当たり前にやってくれる様々なことはやってくれず、他の親が関心を持ってくれること(成績とか)には全く興味がなく、ただただわがままわずにとにかく大人しくしといてくれ、としか思われていない感じがずっとしていて、辛かった。

弟の軽度知的障害母親精神疾患も恥ずかしかったし、障害の有無関係なく弟のことは人間的にあまり好きになれなかったし、今もなれていない。

そんな家族が嫌で早く出ていきたくて、勉強して良い大学に入って良い企業に入ってお金を稼いで家族とは物理的にも精神的にも距離を置けることを願っていた。

難関大学合格して高校卒業後は一人暮らし

離れてから母親との関係改善して、たまの里帰りは楽しくできるようになっていた。弟の存在はやっぱり嫌で、両親亡き後のことを考えると本当に気持ちが暗くなって、自分一人っ子だったらどんなによかったか、とよく思うようになった。

問題ばかりの家族で最悪な環境だったと思っていたけど、弟さえいなければ両親のことももっと好きになれたし、普通にまあまあ良い家族になれたんじゃないか、と何度となく夢想した。

数年前、結婚して子どもも出来た。

子どもが出来た時は弟のこともあり、遺伝カウンセリング胎児エコーなどできることはなんでもやった。

今のところ子どもは健常で、幼児期自分と同じように周りよりも発達が早くて賢くて自慢の子どもだ。

自分に似て気性が荒いところもあるけど、そこも含めて本当にかわいくてかわいくて仕方がない。

自分の子どもを育てるうち、自分には母親に手放しで可愛がられた記憶が一切ないけど、もしかすると弟が生まれるまでは自分もこんな風に愛されて可愛がられていたんじゃないか、と思い始めた。

かに自分子どもが2人いて、そのうちの1人は平均よりもずっと勉強ができるがもう1人は知的障害でごく普通人生さえ送れない、という状況だったら、どんなに平凡でも2人ともに「普通」であってほしい、と願うかもしれない、とも思った。

自分の子どもに障害があるかも、という状況でその不安を隠して上の子愛情いっぱいに育てられるようなキャパは確かに母親にはない。

でも、その場合の子存在って何なのか。

もし知的能力移譲可能世界であれば、私は弟に足して2で割った差分を譲るべきなのか。

私自身、私のアイデンティティはないのか。

幼児期の私の気持ちはどうなるのか。小学校の時の私は。中学高校の私は。

頑張っても親に褒められず喜ばれず、何をしても疎ましそうな顔で見られ、二言目には「贅沢」「わがまま」「上を見過ぎ」と言われる。

今、褒められないながらも勉強を頑張ったおかげで、社会的にはまあまあ成功している部類だと思う。子どもの頃散々親に言われた「贅沢」で「上を見過ぎ」な生活を送っている。

親は、そんな言葉をかつて娘に投げかけたことは綺麗さっぱり忘れ、高学歴社会的成功している娘家族を、昔からそうしてきたかのように褒め、出来の良い孫を褒め、手放しで可愛がっている。

ただ、今どうしても許せないことがある。

人並みの親孝行として両親を家族旅行に誘うと、当たり前のような顔で弟も連れてくる。

良い大人なので、連れてくるなとは言えない。

でも、小さい人間だと言われるかもしれないが、最悪だった家族環境努力して手に入れたこの私の幸せ家族に、両親は屈託なく参加し、そこに私が嫌っていることを間違いなく両親も知っている弟を平気な顔で毎回連れてくることが許せない。

弟が一人で留守番できないということはなく、両親が私の家に泊まるような時はさすがに連れてこない。

旅行ならいいだろう、と思っているのかもしれない。

上記のような気持ちを、隠して両親とは接している。

両親はあまり出来た人たちではないので、この気持ちをぶつけてもオロオロするだけだということはわかっている。

両親は両親でかわいそうな人たちだということもわかっている。

自分達には手に余る障害育児に苦しみ、上の子反抗期に苦しみ、自分や妻の精神疾患に苦しみ、という時期を経て今は子育て仕事も落ち着いて、孫も可愛くて、幸せそうにしている。

そこに水を差すのは心苦しい。

でも、幼児期からのこの自分の苦しみを、誰にも言わず自分だけの中にとどめておくのが辛い。

両親にぶつけたいと何度も思ったけど、もう老い始めているあの人たちから納得のいく弁明を聞けるとも思わない。

ただただ辛い。

旅行に弟が来なければ、ただの親孝行としてこちらも楽しめるのに、と思う。

これからも弟を連れてくるのなら、もう二度と行きたくないと毎回思う。

連れてこないでほしい、と言うことがどんなに大人気ないことかもわかっている。

どうしたらいいのかわからない。

2022-03-17

anond:20220317204905

ウクライナ中立的立場NATOに加盟はしないが独立を保つよ、

くらいしかない気がする。

ロシア「その通り。ウクライナNATOとは一切接触せずEUにも加盟せず軍備を放棄大統領指名権をロシア移譲ロシア語を公用語としロシア国民は無条件でノービザ入国させて初めて中立と言えるだろう。あ、もし中立が破られたとロシア判断したら休戦協定は即破棄な?」

2022-01-24

anond:20220124202238

集団人格移譲する方が気持ちが楽だしそれが適応的だったからそうなるように人類進化してきたんだよ

2022-01-14

マーベル作品好きな男多いじゃん?

俺は男なんだがスーパーマンとかスパイダーマンとか全く興味ねえんだけど、「男だからマーベル好き」みたいな前提で話が進む事が多くてアレルギーになりもはや嫌いになってた。

だが、見たことが無いものを嫌うなぞ、思考停止ゴミ所業アベンジャーズとかよく知らないけど多分全員抱いたぜ、な俺はサム・ライミ(監督名前なのか?)のスパイダーマン無印レンタルして見た。

主人公眼鏡蜘蛛に噛まれた所で記憶が飛んだ。気づいたら寝ていたのだ。寝起きの頭で「たぶんあの蜘蛛に噛まれることで特殊能力に目覚めるんだろうな」と思った。

せっかく借りたのだから、全て見なければならない。

仕事休みの日に、もう一度リベンジした。

視力回復し、超人的な肉体を得た主人公が、ハイスクールカースト上位に大立ち回りをするカタルシスなシーンを見た所で記憶が飛んだ。

仕事の疲れが抜けなくて、どうしても途中で寝てしまう。

あのカタルシス20年前移譲寄生獣で読んだなぁ……。そんな事を寝起きの頭で思いながらも、返却期間もギリギリだったので返却した。

誰か俺にマーベル作品面白さを教えて俺の社会生活をより幸せものにしてくれ

2021-07-26

anond:20210726043305

生活の質なんて、計測不可能だよ。当人たちが判断すりゃいいだろう。「武士は食わねど高楊枝」かよ、バカバカしい。最近は高偏差値な連中が医師になって、高齢者寿命を伸ばしてくれてるじゃん。優秀な連中が医者になって、「ご老人たち」の老後を支えてくれてんじゃん。

けれども、小さいながらも支持を得て暮らしていたという人たちが誰もいなくなり、地方田舎に住む価値ゼロにまで下がってしまうんだよね。

ニセコを知らないの?日本人がいなくなって、外国人ビジネスしてくれる時代に、むしろ日本人なんて邪魔ですよ。

このことの責任をだれも取った人はいない。

選挙責任移譲した連中が新自由主義遂行しただろ。それが間接民主主義だ。政府の実行責任は、国民です。ふざけた政治遂行した民主党は、次の選挙ペナルティをくらっただろ。

ひょっとして「俺のような高学歴評価されない日本国には、新自由主義なんて【造られた悪】が存在しているからだ!」と思っているわけ?馬鹿ですねー、お前の有能さも【造られた有能さ】なんだよ。自分も選ばれなかった自覚があるなら、俺みたいにあきらめろよ。

2021-05-23

プロダクトオーナーという仕事

俺はITエンジニアをしていて、ベンチャーSIerなどで自社、顧客企業を問わず今まで多くのWebシステムを作る案件に関わってきた。

そして多くの上手くいかないプロジェクトを見てきた。

今日は俺が得た示唆を共有したいと思う。

結論から言うとプロダクトオーナーが一番大事だ。

プロダクトが上手くいくもいかないも、プロダクトオーナーが全てだ。

特にWebサービス場合ビジネスサイド、ITエンジニアデザイナーという3つの職種がチームを作ってプロダクトを開発していくことになる。

その場合プロダクトオーナービジネスサイドが務め、テックリードがPdM補佐のような形になるだろう。

SIer場合は、顧客企業の窓口となる人がPOを努め、開発会社マネージャーテクノロジーを統括することになる。

そして大抵の場合ビジネスサイドの人間POを務めると、「声のデカステークホルダー」となり、チームを引っ掻き回し、プロダクトを迷走させ、モチベーションを下げさせるのだ。

だってそうでしょう!?プログラミングも、DBでのデータの持ち方も、他社のAPIの使い方も、UIデザインも、いくつかあるUI選択肢とそれを実現する工数も、何も分かってないんだから。そんな人間が最終意思決定者をやるんだから、上手くいくはずない。

だいたいMVPにはふさわしくないリッチUI要求してきたり、難しい実装工数のかかる機能要求してくるのだ。そしてその実装工数がかかるのは、エンジニアの怠慢、スキル不足だと考えている。

本来であれば、機能の過不足については、ユーザーがやりたいこと、こちらがやらせたいことが実現できているかどうかだけを考えるべきなのだ。それがどういう形のUI提供されているか。別ページなのか、モーダルなのか。ボタン押下で動作するのか、JavaScriptインタラクティブ操作ができるようにするのか、ビジネスサイドがこだわり主張するべき所ではない。

そもそもエンジニアは1+1=2になる世界で生きているが、営業というのは顧客口説いて意思変容させるのがミッションだ。現実を歪めるのが職務なのであるエンジニアエンジニア工数は変えられないものだと理解しているが、営業はそれも「なんとかできるはず」と考えてしまうのだ。

仕事には内部に向けるエネルギーと、外部に向けるエネルギーの2つがある。そして、外部に向けるエネルギーをどれだけ大きく出来るかがビジネス成功に繋がる。

ビジネスサイドの何もシステムの専門知識の無い人間POをやると、思いつきで「あれはどうなの」「こうしたらどうなの」って言って、エンジニアデザイナーという専門家が「それは難しいです。なぜなら技術的に…工数的に…タイミング的に…」という話をして、仕事に使えるエネルギーモチベーション時間も、POを説得するという「内部に向けるエネルギー」に消費してしまうことになるのだ。

色んな専門家が集まって、それぞれの専門領域を発揮し、お客様価値を与えるプロダクトを作り、金を稼ぎたい。だからこの仕事をやっているのに、なんで何も分かってないPO自分存在意義を発揮するためのだけのオ◯ニープレイを説得することに毎日忙殺されているんだろう。馬鹿じゃないかしら。

そういうPOを補佐するために有能なPO補佐がいるんですよという話もあるが、どうせ人の話を聞かないんだからPO補佐がいたって意味ないです。

そしてそれができるバランス感覚説得力を持った有能なPO補佐がいるんだったら、その人がPOをすべきだ。お前じゃない。

過去会ったことのあるPOには、エンジニア出身ダメなやつもいた。この現代において生PHPStruts時代で止まった知識を振りかざし、自分知識があると勘違いした痛いやつが。もっとも彼は元エンジニアであって、エンジニア辞めた後はかなりの年数を営業としてやっている人間だったが。

から俺は、POは現役エンジニアがやるべきだと思う。技術オタクCTOというよりは、VPoEの立場の人がやるのが一番いいかな。顧客無視したエンジニアリングオ◯ニープレイをしない、ちゃんカスタマーサクセスUXへの費用対効果を考えられるエンジニアだ。

そして営業/マーケターはサービスを売りつつ、顧客の声を聞き、顧客の抱えてる課題発見し、それをチームに伝えてくれたら良い。ソリューションエンジニアデザイナーが考えるので。

ある程度会社が大きければ、エンジニアプロダクト開発のトップに据える、そういう責任移譲もできるだろう。

しか問題ベンチャーである

ベンチャーあるあるとして、ビジネスモデルは考えられるけどプロダクトモデルを考えられない営業人間起業して、「俺の考えたビジネスモデルを実現するに協力してくれるエンジニア募集!」とか言ってチームを作り、社長POを務めることが多い。

でもその社長に、POとしての職責が果たせるかどうか、スキルがあるかは別な話である。というか大抵の場合、無い。

声のデカワンマン社長の言うことを聞いて、クソなものをクソだと思いながら作り、社長VCプレゼンして調達したお金を啜って生きていくのがベンチャーでのエンジニアライフである。オワリです。

ベンチャーで上手くいくのは、エンジニアでありながら希なプレゼン能力コミュ力を持った、エンジニア社長がいる会社しか見込みがない。

これを読んでるあなたがもしビジネスサイド出身社長さんであれば、あなた仕事プロダクト開発にズカズカと踏み込んでいって、思いつきで喋って、自分のこだわりを入れるように怒鳴り散らすことではありません。

課題は無いか耳を傾け、解決できそうな人を連れてきて、お金を出すだけに徹するように下さい。

それができないのであれば、あなたWebシステムという無限拡張性があるものからお金を得ることはできません。愚直な営業と手作業バリューを出すという、労働集約型の仕事を一生全うしてください。

そしてこれを読んでるあなたがもしエンジニアであれば、ビジネスサイドにプロダクトの決定権を握られている状況ではエンジニア幸せになれることは決して無いので、ビジネスの作り方やマーケティングを学んで、エンジニアビジネスを握っていこう。プログラミングを修得するのに費やした時間努力ビジネスサイドにも発揮すれば同じように身につけられるはずであるビジネスサイドに顎で使われる存在から抜け出していこう。

星野リゾートの例

星野リゾートではどのようにして旅館現場出身者をIT人材へ育成したのか?【デブサミ2021】 (1/3):CodeZineコードジンhttps://codezine.jp/article/detail/14017

これはすごいですね。非エンジニア出身POでありながら、ちゃんプロダクトを成功へ導いている。

ここでの例では2例あって、社内システムと、社外のお客様向けのシステムだ。

社内システムはノーコード活用して、自分たちで作って自分たちで運用するようにした。いいですね。非エンジニアの思いつきをエンジニアに作らせる、という動きにはなっていない。自分の思いつきのケツはちゃん自分で拭け、他人迷惑をかけて対処しようとするな、ということだ。

社外向けのシステムを作るに当たっては、ちゃん自分たちをIT人材に変化させていくための勉強ちゃんとしている。エンジニアと同じ目線に立って同じレベルで話ができるようになっている。これだといいですね。

やっぱり、Webシステムを作るPOは、営業出身ならめっちゃITのこと勉強すべきだし、それが嫌ならITで金儲けしようということからは降りるべき。

2021-05-17

anond:20201106224808

タイトル詐欺乙。共通化を悪いみたいにいうな。

つか、ほぼクラス設計の話をしない時点でおかしい。

なんで関数単位での話しかないの?

継承移譲分別依存の方向などの話を抜きにして共通化なんて語れるはずないだろ。

君とは一緒に仕事したくないね

2021-04-22

anond:20210421114814

ありがとう元増田です。


一点疑問が。

運用でなんとかなる」っていうの、

解釈改憲」と紙一重というか、

そこの境目はどこにあるんだろう。

特措法での対応前例を積み重ねると、

憲法有名無実化が進むんじゃなかろうか。


あと、戒厳令とか行政権移譲憲法に仕込む必要は全くないと思うけど、

「疫病・災害国民生命財産が脅かされる時は、その保護のために国は国民自由一時的制限できる」

くらいはなら軍政根拠にはなりえなくないだろうか。


欧米など立憲民主主義国の諸外国では、

ロックダウンなんて私権制限も甚だしい手で感染拡大を抑え込もうとしてる。

イギリス変異株を抑え込むのに相当の強権を発動した。

これは軍事的有事に準じる根拠で行われてるんだろうなと想像するけど、

9条がある日本においてそれは無理。

なんとかならないものだろうか、というのが、

護憲派の皆さんに聞いてみたいなという動機の発端でした。

2020-12-28

続 肉を食っても(倫理的に)かまへんやんか

anond:20201228215958

限界事例の人たちにも人権があり、危害を加えてはならないを削除する

 ホッブスの言う「自然状態」を考えよう。これは自分他人倫理的な制約に縛られない状態で、誰を殺そうが誰に殺されようが文句は言えないという社会である。こんな状態では暮らしていくことが出来ないので、人々は「契約」を結んでお互いを拘束し合う。人々は「契約」によって自分自由に行動する権利を一部放棄してお互いの権利尊重あい権利を守り合うための制度規則を共同で守ることにする。もちろん、このような「自然状態」と「契約」が本当にあったのか?という疑問はもっともなものなのだが、それはまた大きな話になるので、ここではとりあえず人々は何らかの「契約」をしたという立場から動物権利を考えていくことにする。

 さて、このような「契約」を結ぶためには、例えば自分権利認識したり、その権利放棄/移譲したり、約束責任持って守ったりなど、それなりの程度の能力(以下では契約能力と呼ぶ)が必要になる。大型類人猿などの研究が進み、それらがかなりの認知能力を有していることは確認されつつあるが、それでも上記のような契約能力を持っているとは言えないだろうし、ましてや牛や豚や鳥に契約能力を認める人はいないだろう。したがって、人間動物との関係はいまだ「自然状態」であり、お互いを好きに殺して食べて良い関係だということになる。もちろん、「自然状態」だからといって牛や豚や鳥が人間を襲ってくるわけではないが、それは動物たちが「契約」を尊重しているからではない。

 一方で、人間契約能力があるといっても、その大きさは各人で異なるのは確かである。私のような凡人と、高潔思慮深い偉人との間には契約能力に差があるはずであり、それでは我々が動物を好きにできるように、偉人は凡人である我々を好きにできるとも考えられる。この問題解決するために、範囲性質(range property)という概念を導入する。これは、ある最小限の契約能力を有していれば、その差は考えずに同じだけの権利が認められるという考え方である。ここでいう最小限の契約能力がどのようなものかは議論があるだろうが、リバタリアンである私としては、「"個々人が別々に存在し、自分人生自分責任で辿る"ということを認め、お互いの権利判断尊重し合う」能力としたい。この能力から、お互いの権利尊重すること、そのために自分自由の一部を放棄することなどが直接的に導かれる。また、個々人が別々に存在してお互いの権利判断尊重することから、そのような最低限の能力を有していればその差を考えずに同じだけの権利が認められるという範囲性質も満たすことができる。

 しかし先にも書いたように、最低限の契約能力(それがどのようなものであれ)を持った人間けがお互いの権利尊重し合うという主張からは、上記のような最低限の契約能力を持たない限界事例の人たち(例えば乳児、重度痴呆症、ある種の知的障害者など)の権利制限しても良いという主張が直接的に導かれてしまう。この問に、私は「そのとおりである」と答えたい。

限界事例の人たちと動物たちをどのように扱うべきか

 ここでは、限界事例の人たちから将来に契約能力を有すると見込むことができる相手(例えば子供)とできない相手(例えば重度の痴呆症、ある種の知的障害者動物)とを区別する。

 将来に契約能力を有すると見込まれ相手に対しては、相手契約能力を有した将来のある時点から現在を見たときに、その権利制限にある程度の妥当性が有ると判断できる範囲でのみ権利制限することができる。これは別に現在日本でもおかしな話ではなく、例えば20歳になるまで飲酒喫煙禁止されているし、18歳になるまで選挙権は無い。端的に言えば、嫌がる子供を押さえつけて歯を磨くことは許されても、レイプすることは許されないということである。このため、子供についてはたとえその子供が契約能力を有する人間大人)が保護していないとしても子供本人に権利があり、契約能力を有する人間と同様の制限なしに殺したり人体実験に供したりすることは倫理的に許されない。

 一方、将来に契約能力を有すると見込めない相手については、その相手保護する契約能力を有する人間の"被保護者"としての従属的権利しか有しないとするのが妥当だろう。つまり、本人の同意ではなく保護者の同意によって本人の"扱い"を決めてよいということである。この"扱い"には子供とは違い、「その権利制限にある程度の妥当性が有ると判断できる範囲でのみ」という制限は無い。なぜなら、その判断をする将来が存在しないかである。したがってもちろん、殺して食べるという扱いでも構わないことになる。しかしながら、どんな動物も誰もが自由に殺すことができるわけではない。"被保護者"としての権利は有している以上、自由に扱ってよいのは"保護者"が居ない相手だけである。牛や豚や鳥を食べて良いと言っても、他人保護している(ペットとして飼っている)動物保護者の意見無視して食べることは出来ない。また"被保護者"に対して殺すなどの本人に害のある何らかの重大な判断を下そうとする保護者は、自分の代わりに保護したいという契約能力を有する人間が居ないことを確認する倫理的義務がある。もし、限界事例の人たちや動物たちが殺されそうになったなら、契約能力を有する人間福祉団体なども含む)は誰でも、以後は自分責任を持って保護すると約束して必要なら金銭的な保証なども含めて以前の保護者と合意することで、殺すことを止めることができる。(食べるために)殺してよいのはそのような保護者が名乗りでなかった相手だけである

まとめ

倫理判断普遍可能である

遺伝差異自体差別をする理由にはならない

動物人間と同じように苦しむ

認知能力契約能力等、動物人間区別する道徳的重要な違いとされている違いは人間同士の間にも存在する(すなわち、限界事例の人たちが存在する)

限界事例の人たちにも人権があり、危害を加えてはならない

これらの組み合わせから容易に「動物にも「人権」があり、危害を加えてはならない」という結論が導ける

ことを認めた上で、⑤を削除して肉食を擁護した。

 限界事例の人たちや動物から、将来契約能力を有すると見込まれ子供とそれ以外を区別した。前者はその子ども自身契約能力を有するようになった将来において権利制限にある程度の妥当性が有ると判断できる範囲判断するだろうと見込める範囲)でのみ権利制限が許されるとし、後者契約能力を有する人間の"被保護者"としての従属的権利しか有しないとした。ただし、"被保護者"としての権利しかさないとしても保護者が自由に扱えるわけではない。"被保護者"に対して殺すなどの本人に害のある何らかの重大な判断を下そうとする保護者は、自分の代わりに保護したいという契約能力を有する人間が居ないことを確認する倫理的義務があり、(食べるために)殺してよいのはそのような保護者が名乗りでなかった相手だけである

 最後に、この結論を受け入れた社会がどうなるかを現在との比較から想像してみたい。子供については、現在と変わらないことは説明した。それ以外の限界事例の人たちについては、現在広く受け入れられている「人権」よりも若干制限されることになる。しかし、実質的には扱いは変わらないだろう。現在でも彼らの扱いは最終的には保護者の意思で決められる。上記のような社会で誰も保護しようとしない限界事例の人たちが殺されたとしても、現在でも誰も保護しようとしない限界事例の人たちは死んでいるので同じである上記のような社会では限界事例の人たちが捨てられることになり問題だと言う人が多いならば、その人達積極的保護するだろうし、少なくとも福祉団体寄付をするだろう。介護疲れから無理心中が起こっているような現在に比べて、福祉団体に大きな人的・金銭支援がなされる社会は、現在よりも限界事例の人たちにとって生きやす社会と言える。


 以上、倫理的観点から肉食を擁護した。この結論について、私を差別主義者であり倫理的に許されないと批判したい方々はもちろん居るだろう。ただし、もしあなたが肉を食べているなら、私を差別主義者と批判しながら肉を食べることについて、その判断をどう倫理的に許容しているのか一度考えてみてほしい。

2020-12-03

anond:20201203091850

昔はここまで表面取り繕う感じではなかった気がする

一方的母親が全権移譲されてワンオペ育児

にしんどい顔をしていてわかりやすかった

2020-09-12

anond:20200912160224

SF的に考えると未来人類生殖機能を外部のシステム移譲するようになると考えるのが自然だろう。いずれ男女の区別も、生身の肉体すらも必要としなくなる。そういう方向に向かってぜひ研究してもらいたい。

2020-08-23

既卒就活現実

今、私は二年目で大学院中退して、既卒生として就活をしている。学部大学院も(2chでどういわれているかはともかく)比較知名度の高い大学だ。受験勉強したことがない人でも知っているような大学所属していた。

大学院中退した理由は大量にあるが、誤解を恐れずに言うのであれば、同意なく、しかコロナ関係なく親に学費を使いこまれたことに起因する。中退に至るまでの経緯でまた記事が2本は書けるぐらいには内容が濃いので、ここでは取り合えず割愛することとする。ただ、私の中退が親に学費を使いこまれいたことに起因することは、断言できる。

さて、既卒生として就活している私だが、まるでエントリーシートが通らない。コロナ禍の影響もあるのだろう。ただ、それを抜きにしても所謂大企業なんていうところには見向きもされない。中小企業でさえほぼ通らない(ただ、一定選り好みはしているが)。

企業にも勿論嗜好があるのだろう。それは当然のことであるし、理解共感もできる。

が、私の今の就活を顧みると、面接で落とされるのはともかくとして、書類で切られまくっていると疑問しか浮かんでこない。一部上場企業の中にも、面接まではこぎつけてくれる企業もあるにはあったが、1つだけであった。

記事は、私のこの疑問を延々と書き綴るものである。良く言えば「私の考え」ではあるが、実態は「恨みつらみ」でしかない。ただ、やはりこれを不特定人間には知ってもらいたい。このように強い思いとそれなりに過酷経験をしている人間でさえ、既卒となると就活で苦労するというのを知ってもらう必要もあると考えている。

からこそ、こうして記事として起こしてみた次第だ。

さて、まずは私の経歴や就活経験から話したいと思う。

私は、偏差値50少しの高校から、「有名大学」と世間で言われる大学に現役で入学することができた。そして、これまた現役で卒業をし、そのまま大学院へと進んだ。大学院では、英米(のどちらか)の大学院へ一か月留学し、研究もした。

中退という部分を隠して読めば、比較キレイ学歴をしていると思う。

ただ、先述の通り親に奨学金を使いこまれ中退をすることとなった。奨学金生活をしていたし、親の支援ももう期待できないことから、取り合えず就職しようという段取りとなった。

就活経験について、実は全くないという訳ではなかった。学部時代友達ウェブテスト替え玉しまくり(10社弱分は受けたと思う)、ES面接の準備・添削を手伝うこともあった。時にはESを全くのゼロから作ることもあった(!)。当然、私はその企業に応募もしていないし、興味もなかった。

そして、当時は大学院に進学する予定であったので、私個人自発的就活をすることはなかった。

さて、私は無事に大学院合格通知を得ることができた。確か9月10月であったと思う。経緯は割愛するが、大学院進学ではなく就職する方がより良い選択ではないか、と思わざるを得ない状況となった。

そういう訳で、秋採用も終わりかけている10月頃になって、就職活動を始めた。

ウェブテストについては、替え玉した人の分が全て通っていたので、無対策でも問題ないだろうと思い特に勉強はしなかった。

結局、私がした就職活動は、企業分析業界分析自己分析ES推敲であった。その結果、どうやら私は金融に向いていそうだということとなり、マザーズ上場している中規模投資銀行三井住友銀行に応募してみることとした。

三井住友銀行は、私がウェブテストの期限を勘違いし、人事に無理をいって期限を特別に延ばしてもらった上で完了させた。このような経緯で許してもらったウェブテストであったこから、結果に関してはもういうまでもない。

投資銀行については、説明会選考会をやるからリクナビだかマイナビだかから予約してね、という具合だったので、早速応募をしてみることとした。

さて、投資銀行については、私の履歴書が余程面白く映ったのだろう(「債権の回収」や「担保」という単語飛び級入試での大学院合岳経験があることを多いに盛り込んだ)、人事部との一次面接私の履歴書に打ち出された単語面白いだの、ペットは何を飼っているのか、という悪く言えばくだらない話で終わった。二次面接は、確か営業部長と執行役員だかとの面接だったが、面接というよりは議論に近かった。コンサルでよく聞かれるケースに基づく議論のような雰囲気だ。「君の理解は間違っている」とドストレートに言われるも、「いえ、私の理解はこのようなもので、そのようにお考えになったのは貴方の誤解です」というようなことを言い返していた気がする。よくあんなこと言えたな、と今では思う。議論だったとしても、こんなこっ恥ずかしいことをプロに対して言うべきではなかったと強く反省している。

そんなこんなで一週間しないぐらいの内に、「どうぞ最終面接へお越しください」と言われた。就活をほんの1か月したぐらいであったが、会社勤めは性に合わない、資格を取ってプロになろう(特定のため、ぼかした表現にはしている。この資格を取り、こういうキャリアパスを経よう、という設計は既にしていた)、と決心していたので、選考を辞退することとした。少し申し訳ない気持ちがした。

と、学部時代比較的わかりやす就活をできていたので、既卒就活既卒というハンディキャップを除けばそこまで大きな負担にはならないだろうとかなり楽観的になっていた。

既卒就活の結果は、冒頭に書いた通りであるそもそもエントリーシート自体が通らない。コロナ禍の影響もあるであろうが、それでも何かおかしいと直感的に感じる。

学部時代より、より入念にES作成するようにしていた。就活ハウツー本を5から6冊程は読みまわしながらESを作っていたと思う。それでも通らないのだ。ウェブテスト学部時代経験からすると、落ちる要素がない。替え玉当時、私が受けたメガバンクや野〇證券などが通っていたので、決して正答率も低いはずではなかった。

他に落ちる原因は何か。ESウェブテストで抜かりなくしていたのであるなら、何か。年齢か。新卒切符24歳まで有効と聞いていたので、年齢も問題はない(はず)。そうすると、やはり既卒という略歴ではないか

さて、既卒という略歴が問題ではないか、ということで早速情報収集を始めた。結論から述べるが、やはり既卒という略歴が多大であるように私は思う。

というのも、まず、既卒生の就活記事ハウツーといったものが極めて少ない。結局、「この就職エージェントに投げてね☆」というものに落ち着くものか。「情報収集を徹底的にやれ、新卒の倍は動け」という根性論に終始するものばかりである既卒生の就活成功談を見ない。

そして、「所謂大企業であっても、既卒は受け入れている」という記事を見かけるが(私に言わせればそんなこと就活を始めた当日に知ったこである)、「既卒大企業就職できた」という記事は見ない。クラシックオタクなので、「ググる能力」に関しては絶対的な自信があるが、やはり記事は見なかった。「既卒就職できたよ!」という記事もほぼ見ない。

勿論、私もバカではない。猫の手を借りるぐらいのことはする。就職エージェント4社程を利用して、求人を紹介してもらったが、明らかにおかしものばかりであった。例を挙げだすとキリがないが、ブラック企業といって差し支えないようなものばかりであった。中にはそうでないものもあったが、私の志望する業界職種でないことから断っていた。

話が右往左往して恐縮であるが、私は学部時代はかなり頑張っていた。

学業においては、学部上位5%以上の英語クラスを、90点以上で合格した。優や、A+、A、Sという風に評価されるものだ。英語に関してはスピーキングからっきしだが、リーディングリスニングについては比較的自信はある。今でもタイムズ紙ぐらいなら読める。

二年生の頃にフィールドワークを経て執筆した論文は、担当教授奨学金論文として推薦された。奨学金論文として推薦されるのは、優秀卒論を除けば、各学年2名までだ。極端な表現だが、私は学年で少なくとも2位の成績を得たということもできる。

ゼミについては、正課としてのゼミと、潜りとしてのゼミの2つを取っていた(勿論、両教授からの了承は得ている)。卒論では、その2つの領域にまたがる論文執筆した。担当教授からメタクソに批判され、時には(マジで)泣かされたが、結局、80点以上の評価単位を授与してもらえた。

学業に関してはこのような感じだ。基本的には単位だけ取れていれば良いというスタンスであったが、力を入れるべき部分ではきちんと力を入れて評価は取っていた。

課外については、私は文化系サークル所属して活動をしていた。大会では代表を二度務め、一つは四位、一つは二位へと入選している。可もなく不可もないとは思う。

役職には2つ就いており、1つは、企画系の役職の長に就き、もう1つは、サークル研究会の会長を務めていた。

サークル研究会長については、基本的に後輩の勉強指導をしたり、同期と議論をしたりがメインであったので、かなり楽しかった。正直、会長とは名ばかりのものであった。責任のある業務もほぼなかったと思う。

ただ、企画系については、一筋縄はいかなかった。まず、50名規模で開催する合宿を全て私一人で仕切った(相方はいたが、とんでもないポンコツだったので、仕事を一切振らなかった)。具体的には、合宿企画発案や、旅行会社ホテルとの交渉参加者を集めるための広報や、経理との予算調整などだ。経理が通帳を握ったまま飛びやがったので、家まで通帳を取り立て行ったりもした。夏休みに行う合宿であったが、冗談抜きで7月から9月半ばまでは、土日以外は永遠に合宿の準備をしていたと思う。テスト前日に宿の内見に行ったりもした(この時だけではあったが、役職関係なく同行してくれたK君には頭も上がらない。ありがとう)。

大変であったが、企画の発案や参加者の誘因等の難しさ・楽しさを得ることができ、なんだかんだとは言いながら充実感は感じていた。ようやく院試勉強に集中できる、と一息ついたものだ。

…というのも束の間、OBOG会の会長から10数年ぶりにサークルパーティーを行いたいとの申し入れが顧問を経てやってきた。何故会長じゃなくて俺にそのことを伝えたんだ、と同期に愚痴ったりもしたが、顧問曰く、「貴方と連絡をしていたからそのまま伝えた」とのことだった。当時は「俺に信用力があるからだ」と前向きに考えもしたが、2か月半程動き続けた身にひょいと投げていい申入れではないだろう、と大きく溜息をつきもした。

さて、このパーティーが非常に厄介であった。まず、OBOGに招待状を送らなければならないが、こともあろうに会員名簿の更新が15年程されていなかったのだ。直近の先輩方の住所や電話番号なんかも分からないまま、どうやって招待状を送るんだと頭を抱えた。開催が2か月後ということだったので、もう当たって砕けろの精神で「3年生の〇〇ですが、こういう下りパーティーをすることになりました。先輩からまた直近の先輩へとご連絡してもらえると助かります。参加を希望される方がいらっしゃったら、私にまでご連絡をするように併せてお伝えください」というメッセージ飛ばしまくっていた。完全にマルチ商法のそれと同じだが、時間がない以上仕方が無かった。名簿に残っている方でも、中には既に老齢で亡くなられていた方もいらっしゃったようで、カジュアルに連絡をすることもままならなくなってしまっていた。体力的にはそこまで大変ではなかったが、精神的にはかなりきつかった。

精神的にきつかったところに更に肉体的にきつい仕事が増える。名簿の更新をしながら、OBOG会にあったパーティー運営組織をOBOG会からサークルへと移譲したいと言われたのだ。何が分からないのが分からない状態から始まっており、そもそも相手はOBOGだ。「じゃあ昼飯食った後部室でね」が通用しない。逐一メールをしながら、何月何日、どこそこの店で打ち合わせをしましょう、という風にするしかなかった。苦学生バイトしまくっていた身としては、この打ち合わせ日時に合わせることがかなりしんどかったし、運営組織移譲に伴ってするべき後輩への引継資料作成が本当に苦痛だった。当然、在学生参加者を募るための広報もしなければならない。

このように働きまくっていた結果、十数年ぶりの開催であるにも関わらず、どうやら歴代最多数の参加者を得ることができたようだ。しかも、参加者の半数近くが在学生だったということで、企画をした私の誘因力を大いに褒められもした。結果は出せたと思う。数字だけでなく、これだけ頑張ってくれたのだから、ということで部室に設置してあるパソコンプリンターといった周辺機器一新してもらえた。大変有難かった。

さて、「どうだ、俺は凄いだろう」というエピソードをこんなにも書き連ねた訳だが、やはり当時は大学生なりにはかなり頑張ったと私は思う。このような経験や思いがあるからこそ、もっと挑戦をしたい。内定が難しいと言われている企業へ応募して挑戦もしてみたい。しかしながら、そもそもエントリーシート既卒からという理由で(私はこれが原因と考えている)切られるようであれば、どうしようもない。私は満足に挑戦すらできていない状況で諦めたくないのだ。そのような状況で不満のある待遇に甘んじたくはないのだ。

勿論、就活では上記エピソードをいわゆるガクチカなんていうものに盛り込んでアピールをする。就活構文と私は密かに呼んでいるが、「結論理由」「動機→行動→結果」といった構文も遵守した。多少は盛りはしているが、「やらされていたこと」を「やるべきだと考えた」と変換する程度のものだったし、面接でもこの点についてボロを出さなかったので問題はないと考えている。

成績も特別に良いというわけではないが、学内平均よりかはずっと高い。

ウェブテストESについても、学部時代に手伝っていた(というより最早やっていた/書いていた)経験から、突飛なことはやっていない。

でも、シンプル留年したとしても新卒でさえるならば、トンチンカンな奴でも内定を得てしまうのが非常に納得がいかない。彼彼女らなりに留年した理由付けはしているとは思うが、人事は恐らく見抜けないのであろう。

形式面では既卒より優れているというのが極めて不服である留学インターンであるならば経歴や職歴に書けるが、そのようなものが書けないシンプル留年であっても、新卒新卒である既卒には劣らない。

私は、大学を四年間で卒業し、大学院一年半勉学を修めた。学部在学中は勉学にも課外活動にも励んだ。

但、冒頭で述べた通り、私は親に学費を使いこまれ大学院を退学をせざるを得なかった。

それでも、私は形式的には新卒より劣っているのだ。同等ですらない。

新卒至上主義と私は読んでいるが、この点についても非常に疑問がある。また記事に起こしたいと思う。

この記事は、あくまで私の一個人の考えを知ってもらうことだけに価値がある。従って、読者がどのように思うかは勝手であるし、読者に思考さえしてもらえれば、私の願いは成就したと考えている。

特に就職をする予定でいる大学在学中の学生諸君は、是非一度自分キャリアルートについて考えてみて欲しい。貴方が思う以上に、新卒既卒という区別残酷ものとなっている。

2020-08-16

実際、今自衛隊幹部になる人って特攻美化してる人は多いっぽいね

知り合いに自衛隊で偉い人がいるかちょっと聞いたんだけど、やっぱ今のご時世にわざわざ防衛大学校に入るような人達って、ハラキリ切腹お国のために天皇マンセーハラショッショーな人らが多いっぽいですね。

いね

偏ってるね。

そりゃまあ歴史教育ちゃんと受けてたら自衛隊ンモー日帝精神引き継ごうとかしてるしマジないわーってなるもんね。

つまる所、この国の軍人って頭の中は今でもゼロ戦特攻しろと言われたら喜んで飛びだっていく人達なわけですよね。

ビリジアンコントロールが効いてるからなんとかなってるって事らしいですが、でもいま日本で上にいる人達は超無責任から、なにかあったら全権移譲かまし軍人勝手にやりました~~で終わらせようとしてくるよね。

この国はいだって、あの戦争をやり直せる状態のままこの令和の時代を生きていくんだろうね。

どうにかする方法って何かないのかな。

2020-07-07

香港基本法第23条を知らないはてなー無知

香港問題ニュースで頻繁に流れ、ホットエントリーにもしばしば登場し、ブックマークコメントもそれに応じて書かれている。

ほとんどのブコメが「香港言論の自由がなくなる!」「中国酷い!」「民主主義が終わる」みたいなコメントで溢れかえっている。

だが、実は真相ちょっと違う。

ていうか、多分ほとんどの人が知らないんだろう。

香港中国返還された1997年、それに伴って香港基本法が制定されている。

この基本法の第23条に

香港特別行政区は、 あらゆる国家に対する叛逆、 国家の分裂、 叛乱の煽動中央人民政府顛覆及び国家機密の窃取の禁止外国政治的組織又は団体香港特別行政区において政治活動を行うことの禁止、 並びに香港特別行政区の政治的組織又は団体外国政治的組織又は団体関係を構築することの禁止について、 自ら立法を行わなければならない

と定められているのである

これが2003年に一旦定められようとしたのだが、民主派が50万人に及ぶ大規模デモを行い、結果撤回に至ったまま、今日までずっと続いて、中国側が強硬法制化したという経緯があるのだ。実際に、マカオの方はポルトガルから返還後、同様の23条があったが、国家安全条例をすんなり制定して問題にならなかった。

どうしてか香港はこんな事になっちゃったかと言うと、これは香港イギリス統治領だった事が大きい。イギリスコモン・ローの国であり、ざっくり言えば慣習法世界なのであるもっと平たく言えば、市民がみんなで色々決め事をしていくという世界なのだ

で、国家安全条例基本法にある通り、自ら立法を行う=香港市民が決めるから待っとけ、完全移譲まで50年あるからいいだろと、のらりくらり交わしていたように中国には見えた筈であるしか中国側としてはこれは約束不履行である

だったら犯罪人引渡しくらいなんとかしろ、つっても香港デモばっかやって全然聞かない。挙げ句最近ではほとんど反中と言っていい抗議デモばっか。中国からしたらテメーらふざけんな!である

まぁ、中国の苛つきのきっかけは、習近平愛人問題暴露する本を香港出版しようとしたからだろうけど、そりゃ怒るわなw

からアグネス可愛そうじゃねぇんだよ。さっさと香港市民に都合がいいように23条に定められた条例を作らなかったかなのだ

ちったぁ勉強しろはてなーの無学共が。

 

・・・と煽ってみるw

追記

ちなみに、香港市民に聞くと周庭(アグネス)は人気はあんまりないらしい、どころか嫌ってる人も多い。理由はよく知らん。

mangakoji だって自治政府認められてないのでは?立法できないでしょ?立法院を作らせなかったイギリス香港政策の置き土産だと

上に書いたろ? 2003年に一回、香港立法会で定めようとしたんだよ。そしたら民主派が潰したんだって。ちったぁ調べれや。

当然この23条は天安門事件があったからだ。それ以降に追加した条文だ。延々ずっと中英間で返還交渉はやってたんで、その間に天安門事件が起こったからね。で、香港やべぇと。一国二制度はしゃぁないけど、国家転覆を目論むような動きははっきり潰すことにしておかないとやばいと言うんで入れた条文だ。だけど、決めんのはそっちでやってくださいって、そこまでは譲歩してあるんだよ。

ところが香港民主派が、これを認めやがらんのだ。その挙げ句最近では香港独立まで言い始めるんだから話にならんわけ。

かい話をすると、香港イギリス統治を離れた時くらいを境に、香港民主化運動が藁藁と湧いてきたんだ。中国恐いというわけや。一国二制度はいうけど50年しか猶予がない。

からその間に、どうにかして香港に強力な民主主義を作っていきたいという動きが続いていたんだ。で、2047年の期限までに住民投票独立まで出来るようにしようという考えがあったわけ。そのためには香港基本法23条に定める国家安全法の立法邪魔だったから、別に期限もないしほっとけ、みたいな風に思ってたんだろうね。

でも香港基本法解釈権は中共にあるんだ。そして、どういう解釈をすればそうなるのかまではよく知らんけど、法解釈を巧みにやれば中国立法公布してしまえるようになってたのさ。それが今回の顛末なわけ。

はてなーも、遠藤氏の記事ブクマホッテントリ入りさせるくらいだから、ある程度は知ってるはずなのにね。

その遠藤氏もどういう経緯があったのか知らんけど、あそこまでよく知っていながら、民主主義派だからだと思うけど、結局「習近平がー」の人なんだよね。

でも、中国が余りに強引な法制化をしたのは、香港が悪いと思うよ。香港民主派がってことだけど。さっさと自分らで上手く制定しておけば、中国だって文句は言えなかったはず。

 

も一つ付け加えるの忘れてた。

これはあんまり知らない話なので噂レベルの話にしかならないけど、この香港民主運動の裏には、宗教団体が絡んでいるのではと思ってる。デモ連中がどうやってデモ中に食ってたか知ってるか?

食ってたっていうのは文字通り、食事をってことだけど、宗教団体が食わせてたんだよ。

香港中国政府に完全に乗っ取られてしまうと一番困るのは宗教団体だ。法輪功など、中国政府宗教弾圧する。チベットやら何やら例を上げるまでもなかろう。

資金的な後押しがなければ、あんデモ活動なんて出来るはずがないと思うので、多分民主運動を裏で操ってるのは宗教団体だろうと個人的に思ってるけどね。

しか大きな宗教団体が八つくらいあったはず。キリスト教系や仏教系など色々。

2020-06-30

すぐに謝罪しろというのは、現場謝罪していいかどうかの判断ができる程度であるというふうに上司判断したとおもってもよろしいでしょうか?権限移譲したということですよね?(上長管理職としての研修を受けているかをまず確認 受けていないばあい 上司にせきにんがあるわけない)

 

小売業をやっている人は、型がぶつかったとかならともかく

商品に異物が混入しているといわれて、確認したら事実かもしれず

メーカーに送り返したら事実であると言われた場合コンビニバイトがごめんなさいといっていいか

という問題は 早めに教習を受けるはず

 

ハムレットじゃないけど ときよとまれ といいたくなるのも共感するから 大人としては (お願いではない、日本語を読むとお願いに聞こえるんだけど お願いに聞こえない)

2020-06-28

デザインパターンコンポジションわからん

からない。

[追記]

ちょっとわかってきた気がする。

2020-03-11

権限付与

権限付与されれば行使できるが、この権限付与行為ないしは移譲行為を「断る」ことってできるのだろうか?

権限を持てばそれに伴う責任が発生するが、この責任から逃れたいか権限も辞退する、みたいに。

2020-02-27

増田左翼理想的社会

  1. 心理学など役に立たないので焚書
  2. 学問の分野は科学に役立つ理系以外認めない。文系美術系など害悪
  3. サブカルチャーを始めとした市民文化不要。(共産主義ソ連のような)徹底した実利主義こそが正義
  4. オタク趣味を持つものは隠れであっても電気椅子にて処刑対象
  5. フェミニストオタクと同じセクタに住まわせて、増サはそれを観察する。闘争が終わったら片方は処刑
  6. 学歴東大以上が基準でそれ以下の学歴持ちは処刑
  7. 年収500万以下の人間は非人であり処刑対象。500万以上でも賎民扱い。1000万から人間
  8. エビデンスはその優れた頭脳の中に全て収納されている。記憶できないやつは人間ではなく、死刑
  9. 文化必要ないので、某国みたいにスーパーマーケット商品は中身が透けてない茶色紙袋で十分。
  10. デザインなどもってのほか。数式より美しいものはない。
  11. プログラマ政治と金の全てを移譲すべき。文系政治家は処刑

2019-12-25

bless you って的確だなって思った

くしゃみの瞬間って、反射反応だから、理性が支配していた身体を本性(ほんせい)が奪うともいえる。したがって、身体を奪われた理性が身体から剥離するという想像は難しくない。剥離体が再び身体支配する(すなわち本性が鎮まる)とき、その定着を錯誤なく完了するために(アブラハムの)神の手必要だと思わせたのだろう。

しかし、理性から身体を奪った本性(生命維持のための反射反応)こそが人格の主人だと考えると、話は逆になってくる。普段身体支配しているのは本性であり、理性は時間的領域的に一部の支配権を移譲された状態しかないと考える。すると、くしゃみの瞬間は人間本質の顕れであるといえる。その結果は、二通りの反応とスペクトラムになる。すなわち、第一に、本性の発露は正しく善であるのでそのままを容認する反応。第二に、本性の発露は動物的で人間らしくないので容認しない反応。あるいは、社会性に因る分別を通過して容認か非容認かを選択する反応である

以上のことから

2019-11-23

上司が嘘ついてた

嘘というか、何というか。

体調不良で休んだにも関わらず、出勤している形で勤怠システム入力していた。本来だったら有給休暇として消化されるのに、今年に入って10日分そんな虚偽の申請をされていた。

うちの会社タイムカードを切ることでウェブ上の勤怠システムに出退勤の時間登録できるだけど、し忘れた時とかは自分ウェブから何時に退勤したか登録できるのね。で、それを承認するのが上司役割上司の出退勤自体上司自身承認する形になっている。

私はこの部署に配属されて半年ちょっとなんだけど、この上司が全くもってマネジメントできない人だったから、さらに上の上司からの後押しでこの上司権限を少しずつ移譲してもらっていた。で、勤怠システム承認権限を与えてもらって、過去の記録を見て気づいたのだ。

この上司、「熱が出た」「妻の体調が悪い」とかい理由で月に2日くらい休んでたんだけど、その内の半分くらいの日が勤怠システムでは「〇〇へ直行」とか申請されて、さも出勤されてますという形になっていた。ちょっとした手違いとかじゃない。

なんかもう疲れた。何なん。役職上なのにマネジメント出来なくて、しかもこんなしょうもないことして。50手前のおっさんが恥ずかしくないのか。「嘘をついたらダメですよ」って私が言わなくちゃいけないの?お子様もいる人にさ。

とは言え、これを本人に突きつけてプライド逆撫でして退職されても困る。マネジメントはできなくても、人材不足から辞められては困る。会社にも言いたいけど、しょぼい内容すぎて、告げ口するのも恥ずかしい。そして私が追い詰めたと思われても困る。

というわけで何もアクションを私は起こさないのだった。でも、私のこの気持ち自分の中だけでは消化しきれなかったので、増田に書いたのであった。はーあ。つらぽよ

2019-11-13

日本の大規模マストドンインスタンスは今年に入ってから次々と困難に直面している。

ドワンゴ運営していたfriends.nico4月廃止され、

最初国産インスタンスとして人気を集めていたmstdn.jpは昨年、創設者のぬるかるさんからきぼうソフト譲渡されたものの、

今年設立された別会社分散ソーシャルネットワーク機構移譲された後は安定して接続できない状況が続いている。

ピクシブ姉妹インスタンスのPawoo Music8月末に閉鎖、専用モバイルクライアントアプリの開発も停止している。

世界最大のユーザー数を持つマストドンインスタンスの「Pawoo」が、ピクシブからクロスゲート譲渡される。

結局、分散だなんだと言いながら、散り散りになって消えていくだけじゃん。

ツイッターが偉大過ぎる。

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