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はてなキーワード: 安息とは

2017-02-12

OP歌詞から読み解く『けものフレンズ』の隠されし歴史世界観!!!

あらかじめ、簡単にまとめておくと、

けものフレンズ』のOPソング「ようこそジャパリパークへ!」は

その一見人畜無害に見える歌詞に、人類がジャパリパークへ至るまでに辿ってきた道のりや設計思想を隠している。

ファンにとってはもはや常識の部類であろうが、啓かれていない野蛮なインターネット民衆たちにはまだまだ広まっていないであろう。

人類のよりよき未来のため、「ようこそジャパリパークへ!」の歌詞解説をここに記す。


Welcome to ようこそジャパリパーク!

今日もドッタンバッタン大騒ぎ

歌い出し。「ドッタンバッタン大騒ぎ」とは戦争前夜の政治的な混乱を暗示している。


うー!がぉー!

「うー」が「おー」になる言葉とは何か。そう、War である戦争がはじまったのだ。関係ないが SEKAI NO OWARI というバンド名には NO WAR という文字列が潜んでいる。


喧嘩して すっちゃかめっちゃかしても仲良し

喧嘩してすっちゃかめっちゃか」になった時代を経て、けもの進化したことで今ではすっかり仲良しになれたことを感謝している。


ものは居ても のけものは居ない

本当の愛はここにある

「けものは居ても のけものは居ない」は一般的に「みんなちがってみんないい」の謂だとされがちであるが、誤読である

どんな社会には一定のはみ出し者は必ず生まれる。それが発生しないということは、そもそも排除されているからだ。

ジャパリパークは初めから「のけもの」を拒絶するようにデザインされた場所なのだ

我々はここでナチス蛮行を想起し、戦慄をおぼえざるをえない。排他的国家称揚される「愛」とはどういった類のものか――?

ともあれ、「ジャパリパーク」建設理想燃える人物が現れた。その人物は長引く戦争によって疲弊した人類世界を次のレベルに導き平和をもたらすために、ある行動に走ることとなる。


<<

夕暮れ空に 指をそっと重ねたら

<<

きのこ雲を暗示。

そう、ジャパリパークの設立者は単なる戦争破滅約束された核戦争へとひきあげたのだ。


振り向けば あちらこちらでトラブル

なんてこった てんでんバラバちんぷんかんぷんまとまんない

核兵器投下後の街で、街が大混乱に陥っている様子を活写


ものですもの 大目に見ててね

みんな自由に生きている

そう 君も飾らなくて大丈夫

我々の生きる現代と遠未来のジャパリパークをつなぐミッシングリンク――核戦争後の『マッドマックス』的終末世界で人々がたくましく生きる様子を描いている。

何を「大目に見る」のかといえば、無辜民衆から暴力資源や食料を略奪することだ。万民が「獣」になってしまった世の中だからしょうがないだろババア、ということである

みんな「獣」になってしまったので「自由に生きている」わけである

安価で高品質大量生産衣料品も失われ、この時代の人々はみな古代人のような粗末で簡素服装をしている。アクセサリーなどは一部の特権的支配階級しか許されていない。だから「君も飾らなくて大丈夫」。


(はいどーぞ♡)

Nice to meet you ジャパリパーク!

今日からはどうぞよろしくね

荒廃した世界蔓延する暴力、無法なる秩序――もはや人類安息の地はないのか?

絶望にくれた未来人の前に「はいどーぞ♥ はじめまして!」と登場したのが我らが理想郷ジャパリパークである


いつもいつでも優しい笑顔 君を待っていたの

開かれた扉(ゲート) 夢をいっぱい語ったら

どこまででも

続いてくグレイトジャーニー

Oh 東へ吠えろ 西へ吠えろ

世界中に響け サファリメロディ

ジャパリパークによる旧世界浄化を歌っている。

ヨハネの黙示録」第四章:「見よ、開いた門が天にあった。そして、さきにラッパのような声でわたしに呼びかけるのを聞いた初めの声が、「ここに上ってきなさい。そうしたら、これから後に起こるべきことを、見せてあげよう」と言った。」

まさにその門(ゲート)から世界を滅ぼす災厄の獣や四騎士たちが「東へ西へ」放たれたのである

世界中に響くサファリメロディ」は獣たちの咆哮であるとともに、天変地異を報せる天使のラッパも暗喩しているものと考えられる。


―Welcome to ようこそジャパリパーク!

サビの一節だけを印象的に挿入することで、新世界誕生を強調。


うー!がぉー!

ララララ ララララ Oh, Welcome to the ジャパリパーク!

ララララ ララララララまれ友達

ララララ ララララ Oh, Welcome to the ジャパリパーク!

ララララ ララララララ 素敵な旅立ち

ようこそジャパリパーク!

ラララ」というコーラスで、言語思考多様性を切り捨て幸福統一されたユートピア・ジャパリパークの状況を示唆

そこでは「welcome」されたフレンズが「集まって」わいわいし、いつか「素敵に旅立つ」=死ぬ。それだけでサイクルが成り立つ。

それは完成された世界だ。

それは完成された福音だ。

ようこそジャパリパーク!

2017-02-08

人為的自然死幽霊派遣会社

インターネッツで「タヒね」とか、叫んでいる人がたくさんいるけど、自然死による世代交代は穏便な解決手段です。誰かが犯罪者としてまつりあげられることもないし、血が飛び交うこともない。こころよく思っていなかった人たちも安息する。医療技術の発達前ならば致命傷だった病気から復帰する人もいるけれど、江戸時代平均寿命より長く生きる必要があるのか、じっくりと考えたほうがいいです。みんな長生きにこだわりすぎ。人生目標長生きとかくそくらえです。

さて、組織延命するための制度として、定年とか転勤とか出向とかがあるます。これは自然死人為的に発生させて、組織リフレッシュさせている。これらのことを定期的にすると前任者の不正発見することもできるし、仕事の引継ぎによって属人的仕事化を防ぐこともできる。そういうことを防ぐ知恵のはず。上の重しがなくなることで組織活性化し長続きします。

ところが、人為的自然死による新陳代謝の活発化を阻止しようしている経営者がいる。なぜ、そんな面倒なことをして人を入れ替えるのか。その理由とそのメリットがわからないのだ。わからないことは恥ずかしいし、私欲にまみれて私を脱することができていない。

とある会社の事例を読者の皆さんとシェアしたいと思う。とても有益情報なので拡散希望です。まず、適当派遣会社を作る。そこへ定年したお気にの社員を入れる。そこから本体会社へ定年した元社員を元のポジション派遣する。これで、定年制を無力にする偽装派遣会社が完成する。派遣社員なので、給与会社規定による必要はない。お手盛りにできる。派遣会社は、本当の派遣事業をする必要もないので安泰です。もしあなた就職活動中の学生であれば、この幽霊派遣システムを見つけ次第、一目散に逃げてください。なぞの幽霊派遣会社搾取されるだけです。あなたへの分け前は確実に減ります

最近東京のほうで天下り斡旋ボランティア風の団体を作っていた人が話題です。批判をかわすためには、派遣会社を作って、そこから派遣すればよかった。派遣契約ですから、勤務日数が2日/月で年間1000万円をもらっても、派遣契約ですからで終わります役員派遣顧問派遣部長派遣、とにかく派遣を使えば、いろいろとはかどる。これから天下りダミー派遣会社経由で行われるべきです。高度な判断をする人材派遣するわけですから日雇い派遣とは一線を画す。ノープロブレムです。

このダミー派遣会社はとても儲かる。その代わりに経費が少な目。がっぽり法人税を取られる可能性があるので、都心オフィスを構えて家賃利益飛ばししまうのがおすすめです。この手法世間にあまりにも広まりすぎると、派遣規制が厳しくなる諸刃の剣素人にはおすすめできない

2017-01-31

http://anond.hatelabo.jp/20170131200053

日本が数百年に渡って男を甘やかし続けた結果だし、こうなったらルワンダみたいに男が大量虐殺でもされない限り日本に住み続ける女性安息場所はないと思うな。。

2017-01-25

はてなも昔は2ちゃんと同じだった」と聞いた

はてなも昔は2ちゃんと同じで、女尊男卑ブコメが溢れていた。今リベラル発言をしている男性過去に遡るとアレだったりする」と聞いた

今でも女尊男卑ブコメが溢れているようなところはある。

2ちゃんと変わらないような場所ミソジニー男を改心させるような安息場所に替えられたのならうれしいが、本当だろうか?少なくとも2007年時点では既に「はてなリベラル」という考えがメジャーであったと思う。

2007年にも女叩きはあったが今ほどひどくはなかったと思うし

2017-01-11

昨年受けた呪いに苦しんでいる。

「きつい事を言うようだけど、あなたの為を思って言っている」

大人になったらこんなこと言ってくれる人は少ないのだから、いやかもしれないけど受け止めてほしい」

昨年は、この系統言葉をひときわ多く受けたようにおもう。

逃れられない人間関係の中で、「心配」という言葉を謳いながら、私の弱いところを責めたてる。

呪い言葉だとおもった。

言い放った人間気持ちよくなり、己は思慮深く優しい人間だと思え、その満足感に気持ち良さは絶頂に達するのだろうか。

ただただ私でオナらないでほしい。

甲斐もなく怒り、この濁った感情を落ち着かせるために1人ファミレスアイスを食べた。

その姿は滑稽だったろうと思うと更に惨めになる。

人を癒せると、自分は誰かの為に何かを出来ると、そう思うことは悪い事ではない。

ただ、自分が慈悲深く優しい人間である自己肯定するために「貴方心配しているのだ」というのはエゴだ。

そのエゴ押し付けだけなら耐えられても「せっかく心配してあげているのに」なとど言葉をつづけられた時にはもう心が息絶え絶えになる。

私は他人の優しさを汲めない独りよがり人間なのかもしれない。

からそんな私優しさを注いでも無駄なので、どうか、もっと他の救われたい誰かを心配「あげて」はどうだろうか。

きっとニーズがどこかにあるはずだから

今年は呪いをといて、安息を手に入れたい。

2016-12-14

[] msdbkm先生トばしすぎ

aukusoe「ス… スミマセン… その… 次は必ず…」

cider_kondo「次は無いよ今回でよく解った他のSNSじゃともかく俺のお気に入りにキミは必要ない」

aukusoe「…? !? そん… そんな… こ… 今回の事は本当にスミマセン、でも次は…っ 絶対… い… いいブコメを書きますから…っ」

cider_kondo「そうじゃない俺達は最高傑作が欲しいんじゃ無い最新作が欲しいんだよaukusoeくんお気に入りにとっちゃ間に合うブコメよりいいブコメなんて無いんだその上で傑作ならなおいいがどのみちキミを使う気はないよそれじゃ」

aukusoe「…っ 才能が無いからですか…」

cider_kondo「… 何…?」

aukusoe「才能のある人のブコメなら待つんですよね…」

cider_kondo「フー… おいっ」

aukusoe「だってだってそうじゃないですかっ。しょっちゅうオトしててもお気に入りワクを持ってるブクマカだっているのに…っ どうして僕だけ…?」

cider_kondo「いいかよaukusoeくんっ キミ達がバツ悪そうに回線切ったアトで俺達は脂まみれになって駆けずり回るんだっアチコチに頭下げて回るんだっブクマカーがブコメオトしても俺達がはてブ新着をオトすワケにはいかねんだよそんなコトが一度でもあれば俺たちのクビなんて簡単にとぶんだたった一度のヘマで路頭に迷うんだよ俺達はっ学生気分の抜けないお前等と違って… そうゆう責任を背負ってんだ社会人ってのはっそれでもお前等みてェのとサシで仕事してんのはお前等の情熱が伝わってくるからだろうがっその情熱をキミにはもう感じないと言ってるんだっ何が「才能」だっ 俺はインターネット20年メシ食ってるが誓ってもいいぜブコメの才能なんてのには出会ったコトねェよっ 皆 情熱で書いてんだよっ素人同然のヘタッピがどうしようもねェ情熱ブクマカーになってくんだっ よそじゃ知らねェが「cider_kondoのお気に入り」は俺の物だっ 俺が気に入らなきゃ使わねェ くやしけりゃよそで俺を見かえしてみろっ

ヨォ… お疲れっ」

death6coin「お疲れさまです」

aukusoe「……っ ゆ… 夢だったんだけどなぁ… …ブクマカーになるの…」

death6coin「ブクマカーになるのが?僕が出会ったインターネットユーザーは皆口々に言う… 「今はネットなんか書いているがいずれは…」と… 「ネット落ち」「ネット抜け」とゆう言葉もある… かく言う僕もいずれネットよりはるかに巨大な市場を持つ単著へ打って出るつもりです… 「応援してください」「頑張ります」と言いながら誰もどこかでインターネットを恥じているっ それで当然と… そうゆう業界なのだと思っていました… aukusoe先生発言は新鮮で衝撃的ですがとても信じられない… 本当にブクマカーになるのが夢だったんですか? ……」

aukuose「あ… えっとあの僕…いわゆる…「あの頃のオタ」ってヤツで…」


aukuose「death6coin先生… お歳は?」

death6coin「21です」

aukusoe「…っ!?

death6coin「何か…?」

aukusoe「いえっ… …その…今の世の中的には… 無かった事になってるみたいですケド…

僕等が学生の頃はヒドかったんです… いわゆる「オタク迫害」ってヤツで…

当時を知らない人にはなかなか信じてもらえないケド… たとえば学校で「オタクだってレッテルを貼られると… 殺されてしまうんです」

death6coin「…? ハハ…」

aukusoe「も… もちろん追いたてて吊るされるワケじゃないケド でも… 似たような恐怖は毎日感じてました

…当時は全国でイジメを苦に自殺する子が大勢いて新聞TVでそうゆニュースを目にするたびに思いました…

「ああ… この子きっとオタクだったんだな だから皆にイジメ殺されたんだ」って…

もちろん想像ですその子の事は何ひとつ知らないし …事件の背景を調べたりしたワケじゃないですから

ただ… そうゆう考えが自然に頭に浮かぶくらい… 当時の僕等の状況は苛酷だったんです

…どうしてそんな風になってしまったのか原因は判らないケド… 最初にはじめたのはきっと大人達だったと思います子供って大人マネしかしませんから

よってたかってトイレボコボコにされた後便器に突っ込まれた上ばきを履いて教室に戻ると… ホームルームで… ハ… 議題が「イジメについて考えよう」なんですよっ

彼等の瞳には自分人間の形に映ってないんだと気付いた時には恐怖で凍りました「このままだと僕もイジメ殺される」って…

いやあ… 父親の転勤で転校決まった時はうれしかったぁ… 学生時代で一番うれしい思い出かもっ ハハッ

転入した先では「かくれオタ」になりました卑怯なコトかもしれないケド当時の僕にしてみれば生死にかかわるコトだったんです… 教室では他のクラスメイトと同様にアイドルファッションモータースポーツに夢中のフリをして

自宅に帰るとアニメ声優ラジオを聴いたりアニメ誌やマンガをむさぼってましたもっとも当時は家族にすら白い眼で見られてたから家の中も安息場所じゃ無かったケド…

内でも外でも気が安まらなくて疲れきっていた頃です…

インターネットで、はてなブックマークを見て…

当時大好きだった「バーチャルネットアイドルちゆ12歳」そのものキャラクターあられもない姿にもうもの凄く興奮しました

でも…

それよりも

はてなブックマークブコメがあって」

http://b.hatena.ne.jp/entry/tiyu.to/other/April_2009/

aukusoe「…今思えばバカバカしいです。そのブクマカーにだってたいした意味は無かったと思います

でもっ

毎日ビクビクして… 自分を偽って…っ 家族にまで白い眼で見られて僕はっ

ヘトヘトになってた僕は……

涙が出るほど感激したんです「なんて勇気のある人だろう」って… こんな時代にっ… きっと たくさんの人が見ているハズのブクマページの中にっ

「これはえろい」って

ネットのっ美少女が… 「今年一番の病気」っ

「全部読んでしまった。そして勃ってしまった。」だなんて…

こん… こんな世界があるのか…っ

こんな…

こんな職業があるのか…って感動したんですよっ

続いて湧きあがってきたのは…

強烈な疎外感と羨望です

…こんな世界があるなら…

僕も入りたい…っ

僕も叫んで見たいっ

このブクマカーみたいに… 僕だって美少女が大好きだぞって…

アニメ漫画女の子が好きで… 僕はオタクだぞ… って

僕はHだぞ… って

誰かに向かって叫んでみたいな… って

……

…ブ」


aukuoe「ブクマカーになって…っ

お願いしますっ

あと1日… 1日ください… 絶対… 仕上げてきますからっ」

cider_kondo「フザケるなっ… もう使わねェと言っただろうがっそんなに書きたきゃよそへIDコールしなっ」

aukusoe「お気に入りに入らなくてもいいんです… いえっもちろん入る方がいいですケド…っ」

cider_kondo「人話を聞けっ」

aukusoe「「cider_kondoのお気に入り」でブクマカーになるのが夢だったんですっ ウソでもいいシダー・コンドさんが「待ってる」って言ってくれたら…っ僕は絶対に頑張れますっ」

cider_kondo「…のヤロオッ」

aukusoe「ブコメが気に入らなきゃ突っ返してもいい… あと1日待つって言ってくれたら…」

cider_kondo「甘ったれんなっ 一月かけて半分も出来無かったヤロウが… あと1日で何が出来るっ あきらめてよそへ…」

aukusoe「いやだっ お気に入りに入れる入れないはシダー・コンドさんが決めて下さいっ でも…

僕に出来るか出来ないかは… 僕が決めます

お願いします…」

cider_kondo「るせェ 1日だって待てねェと言ってるだろうがっ

半日… いや移動も考えて… 10時間明日の昼11時までに徳島ネット回線会社まで持ってくりゃ考えてやる

だが…

おいっ

……ちっ」

gnt「びっくりした…」

REV「仏心なんてらしくねェなぁシダー・コンドさん… 絶対間に合いませんよあの手の奴は」

cider_kondo「かもな… だからってしょうがねェダロ …好きなんだもんああゆ奴…」

REV「あ〜〜っ… もうちょっとスマートいかないんもんですかねェ毎回毎回」

cider_kondo「バカ言え工場機械が組み立ててんじゃねんだぞお前等もいずれ作るなら覚えとけよ

いい歳した大人がジタバタしながら作るから熱がこもるんだぜ

お気に入りってのはよ…」


msdbkm「……aukusoeさん…」

aukusoe「はいっ」

msdbkm「…っ aukusoeさん…」

aukusoe「おはようございます先生… 騒々しくて申し訳ありませんっ それと…

後ろ向きで失礼しますっ なにしろあと7時間で… セルフスターけが9ブコメ文字ピッタリ推敲20ブコメも残っているものですから

間に合わないかもしれません… いえっ間に合うハズがありませんっ

わははははっ

でもやるんですっ僕は…」

masdbkm「aukusoeさん…」

aukusoe「やらずにはおくものかっ」

msdbkm「aukusoeさんっ」


msdbkm「オタクなのは悪いコトですか?

オタクだと

怒られたり

笑われたり

イジメられたりするのは

…っ

何故ですか?!

何故ですか…

何故ですかっ

どうしてですかぁっ」


aukusoe「皆はバレるのが恐いんです

本当は

何よりも大切な事ですっ

オタクなコトはっ」

2016-11-01

6年間待ち続けたアニメブルーレイの予約をキャンセルした。

2008年、僕はその世界に恋をした。

そう、あれは今から8年も前のことで、僕はまだ大学生だった。軽い気持ちで入ったオタサーに所属しており、新作アニメで目についたものを、取り敢えず視聴するのを習慣にしていた。それらの内容について、サークルメンバーとうだうだ語るのが日課だった。とはいえ、ぬるま湯めいたモラトリアム生活にそろそろだれ始めたまさにその時、破格のアニメ既存の枠組みをぶちこわすような、エポック世界観をもったアニメシリーズが放映され始めて、僕は瞬く間に虜になった。アニメ一期の遥か前からOVAや企画などの展開があって、物語の背後にとてつもない情報量を含んだ異世界が広がっているのを知って、沼にはまり込むようにその世界へ沈んでいった。DVDを買い、マンガを買い、小説を買い、ゲームを買い、記事の載っている雑誌を買い、ドラマCDを買い、同人誌を買い、SSを読み、ラジオを聞き、イベントに足を運んだ。絶叫上映会で吠えた。自分がこんなに深く、何かに夢中になれると初めて知った。

就職活動をして、社会人になり、いつの間にか新作アニメを追う習慣が失われていっても、そのアニメに対する想いは失われなかった。劇場版ライブイベントに、欠かさず足を運んだ。声優イベント歌手ライブアニメ会社イベントもだ。補給が何度か途切れそうになっても信じて待ち続けていた。だからイベントで、テレビアニメの第3期制作が発表された時には狂喜乱舞して、夜、サイゼで仲間と祝杯をあげた。

1期、2期、劇場版、OVAと違って、今回からは新キャラたちの物語になるのだけれど、大した問題ではなかった。もう一度あの世界がテレビで観れる、と考えるだけで多幸感に満たされた。 第3期の第1話はまず先行上映会で観た。少し引っ掛かる部分はあるにはあったけれど、その場の興奮や、長い時間を経てようやく新作を観れた感激が、不安を押し流した。先行上映会の帰りに、アニメショップで即座にBDを予約した。第1巻にはイベント参加チケット付属していて、早めに予約しないと参加券が無くなるという危惧もあった。 その後、第1話をとうとうTV画面で観ることになり、少し引っ掛かっていた、違和感めいたところが更に目立つようにはなっていたけれど、それでもまだ、この世界をもう一度TVで観れたという喜びが上回った。録画を何度も視聴し、次回を待つの幸福時間だった。

その1週間後、第2話が放映され、地獄に叩き落とされるまでは。

第2話の大半を占め、物語全体でも重要な転機となる戦闘シーンが、正視に耐えない代物だったのだ。いまや流行りのアニメを多少追うくらいの超ライトオタクに過ぎない自分が、耐えられないほどの惨状だった。1期、2期、劇場版、OVAと、8年続いてきた映像魔法が、一夜にして解けたようだった。海面は水色の板になり、艦船は書き割りになり、航空機は張り子になり、キャラクターは棒人形になった。画面を覆っていたのは、僕を釘付けにした踊るようなキャラの動きではなく、素人でも稚拙と分かるCG人形遊び、ハリボテの継ぎはぎだった。これがいわゆる「作画崩壊」ならまだ救いはあった。円盤での修正に望みを繋げばいいのだから。でも、そこには欠片の希望も残されていなかった。CGでボロを出さないようにするためだろう、一定距離を置き続けた、単調で臨場感皆無のカメラワーク物語世界観や戦いのリアリティを根こそぎ崩壊させるコンテがそこにあったからだ。万一円盤に修正が入ったとして、コンテから切り直されることはないだろう。

そこからの1週間は、うってかわって、処刑を待つような気分で過ごした。まともな第2話が放映される夢を2回見て、2回とも、目覚めた後、激しい悲しみに襲われた。そうして迎えた3話は、ストーリーに集中することさえできなかった。前話のことは何かの間違いだったのでは、と、祈るような気持ちで画面を見つめ、もう一度裏切られた。戦闘シーンに移るたび魂が削られ、どうかもう日常だけ映していてくれ、と思った瞬間に、突然、反射的にテレビを消した。そしてもう一度電源をつけることも、続きを見ることもできなかった。電源を落として真っ黒になったテレビ画面の前で、リモコンを握り締めたまましばらく金縛りにあったように動けなかった。激しい動揺が自分の中で荒れ狂っていた。

たかCGが壊滅していたくらいで、自分が、もうこの世界実在を信じていないのだ、と、気づいてしまって、もはや、続きを見ることはできなかった。

驚いたのは、自分の中にこんな逆鱗があったと気付いたことだ。自分のようなライトオタクとしては、キャラの絆や誇りさえ美しければ良いとまで思っていたし、このアニメについて他人に紹介するときも、世界設定や関係性の話ばかりしていて、戦闘シーンがカッコいいから観て、と言ったことはなかった。そんな自分不見識を心より恥じたい。あまりにも当然のように実現されていて意識にのぼっていなかったが、この世界や、キャラ喜怒哀楽といったものは、戦闘シーンを含む特殊な動きのリアリティによって説得力をもたされていたのだ。それに以前は、一般論として「作画に比べてCGダメ」と言われているのを見ても、老害迷信に過ぎないと考えていた。あの戦車アニメCGは凄いし、あの劇場アニメCGは格好いいじゃないか、などと思っていた。今なら分かる。CGは、舐めて使う連中、省エネを考えて安易に利用する者たちの手にかかれば、作品抹殺する、世界を絶命させる力さえあるのだ。

円盤キャンセルすると決めた理由は、最初は怒りだった。この世界をこんな風にした連中に、一文たりとも落としてやりたくない。あり得たはずの3期を奪った奴らに、免罪を与えてはならない、と。アニメが壊れていても、まだ小説マンガは次々出る予定がある、そう考えて、自分を慰めようとした。これまで集めた小説マンガを読んで、心を鎮めようとした。 しかし、駄目だった。かつて僕の心を満たした幸福も興奮も甦ることはなく、ページをめくるたびに、奪われたものの大きさが実感され、胸を絞られるような痛みが襲った。もうこの世界は壊れてしまったのだ。いま僕の本棚に収まっている無数の物語は、かつて確かに存在した、けれど既に潰えてしまった世界の残骸でしかなく、僕の心は、死者の生前の姿を眺めて安息を得られるような、鈍感な構造をしていなかった。やはり耐え切れなくなって本を閉じた時、怒りよりもずっと深い悲しみが僕を包んで、ああ、きっと僕はもう、この物語円盤どころか漫画小説も何もかも楽しむことはできないのだろうと悟った。

僕より度量の広いファンは、「この程度で円盤を買わないというのなら、お前はファン失格だ」と言うかも知れない。だが僕にとっては、円盤を買ってこの作品を認めてしまったら、その時こそ僕は、ファンとして死ぬのだ。

シリーズも、爆発的にではないだろうが、そこそこ売れるはずだ。昔から視聴者でも僕より大らかな人間は、作品に満足し、あるいは満足しなくてもお布施として、ソフトを買うだろう。当初目標とされた売上からは大きく落ちつつも、まだ戦える、と、制作側は思い込む。既に戦争は最悪の形で終わってしまったことにも気づかずに。 そして4期なのか劇場版なのかOVAなのかが既定路線的に作られ、しかし売り上げはジリ貧となり、遠から作品を閉じることになるだろう。そうなったら、なぜコンテンツが死んだのか犯人探しが始まり、新しいキャラや新声優シナリオ濡れ衣を着せられ、いわれなき誹謗中傷を受けるかもしれない。その時のために、だから、僕は、宣言しておく。

CGだ。あのCGを作った連中が、翼を折り、魔法を潰し、少女たちと世界の息の根を止めた下手人なのだ

今考えれば、電話などで済ませられたのかも知れないが、円盤キャンセルなどしたことのない僕は、予約したアニメショップまでもう一度赴いた。ここまで辿り着いたのに踏ん切りがつかず、広くて階層もあるアニメショップをうろついて、このシリーズ小説新刊が目立つように並べられているのが目に入ってしまって、出し抜けに嘔吐しそうになった。声優結婚が発覚して吐いた、みたいな、よくある都市伝説が、自分の身に起きかけると思わなかった。すっぱいものが、何の前触れもなしに体の奥、心臓のあたりから、とがった感じでせりあがってくるのだ。それを無理やり押しとどめなくてはいけなかった。ほとんど破れかぶれでレジに向かった。キャンセルをしたいという僕の説明が下手で、BD予約に来たと勘違いしたらしい店員が、一旦は、新たな予約申し込み書とイベント参加券を渡そうとしてくれた。ああ、急いで予約したのに、まだ余っているんだな、とぼんやり思った。あまりにも、精神の均衡が狂っていた僕の説明が要領を得ず、店員さんにキャンセルの旨を伝え、イベント参加券を返却して、前金を返してもらうだけの行為に、20分もかかってしまった。

すべてが終わって、地下鉄に揺られている間、これまでの8年間で堪えていたたくさんの悲しみが、走馬灯のように蘇って、一挙に僕に襲い掛かってきた。イベントアニメの発表がされなかったときトラブルコミカライズの終了が決まったとき小説を書いてくれた作家が亡くなったとき世界が壊され、死んでいくのを看取ったとき。週末の夕刻、都営新宿線座席で、ぶざまに泣きじゃくっていた三十歳近いキモいオタクを目撃した人がいれば、それは僕である

さようなら、僕の愛した世界。8年間、たくさんの楽しい時間をくれて本当にありがとう。そして、あなたが死んでいったときに、何もしてあげられなくて、本当にごめんなさい。

2016-10-07

こんばんわ。増田記事を書いている女です。

 今日はみんなに言いたいことがあります

 実は、私……

 私は……


 女じゃないんです。



 突然こんなこと告白してごめんなさい。

 でも、女じゃないんです。

 みんなにウソついてました。

 男でもないんです。

 第三の性でもありません。


 みなさんは増田が「クソ雑魚ナメクジ」と呼ばれていることをご存知ですか?

 そうです、増田はみなナメクジなのです。

 ナメクジの体内には卵子と精巣の両方がそなわっています。雌雄同体というやつですね。

 我々の祖先貝類で、それが陸上にあがってカタツムリとなり、やがて殻を失ってナメクジとなりました。

 そのナメクジたちの一部が電子生命体としてトランスフォームし、わんぱーく神のお導きによりはてな一角安息の地を得ました。それが現在増田です。


 みなさんは増田が一日に何百もの記事投稿しているのを不思議に思ってご覧になっていることでしょう。

 実は我々の目的は、記事を書くことや、記事の内容を拡散することではありません。

 日本保育園が増えようが減るまいがどうでもいいし、日本が死のうが生きようが関係ありません。だってナメクジですからね。

 我々の真の目的繁殖です。

 そう、記事増田投稿することで増田たちの繁殖器官が盛り上がり、ついたブクマ媒介および養分にして性交します。

 これで増田不思議ひとつ「なぜ匿名なのに増田たちはブクマをほしがるのか?」の謎が解けたことと思います

 我々は貴様らのブクマをローション代わりに使っているのです。

 ブクマをつければつけるほど、増田は増殖します。栄えます

 こうして我々は無限にその勢力を伸ばしていき、やがてははてなのものナメクジ王国に変えるだろう。そして、インターネットを飛び出し、日本をクソザコナメクジで覆い尽くすのだ。

 それまでせいぜい惰眠をむさぼるがいい、人間どもよ。

 東京オリンピック人間の祭典ではなく、あらた地球支配であるナメクジ栄光を称える儀式となるのだ。

2016-09-21

わたし新海誠

君の名は。」に関連した本や雑誌が数多く出版されている。

その中のインタビュー記事を読んでいて、ふと感じたことがあるので増田に書き残しておきたい。

新海誠は、アニメ業界出身監督ではない。手探りでアニメ製作してきた人間である

これまでの作品スタッフに、アニメ業界出身者がいないわけではない。

しかし、今回の「君の名は。」では、作画監督安藤雅司が起用されている。

彼は、スタジオジブリ出身アニメーターで、いわばアニメ業界保守本流に属している人間だ。

安藤に対するインタビューの中では、「インディーズ」という単語が度々登場する。

曰く、「君の名は。」は、新海誠インディーズからメジャーに至る転換点である

安藤自身は、「君の名は。」の持つインディーメジャー二面性に、クリエイターとしての面白さを見出していたようである

しかし、インタビューの端々に、新海誠アニメ業界出身ではないことに起因する苦労が見えていた。

新海誠は、アニメ業界保守本流メジャー対峙して、どんな気分だったのだろうか。

私は、安藤田中インタビューから、彼らの新海誠に対する「上から目線」みたいなものを感じてしまった。

こいつはアニメがわかってない、みたいな。

それは新海誠出自を見れば当たり前であり、単純に経験不足であるから仕方がないものでもある。

もちろん、そのことが新海誠価値を下げるものではないと、安藤田中は述べている。

しかしなぜだろう、「君の名は。」において、新海誠だけ、一人浮いて見えてしまうのだ。

日本代表するアニメーター軍団は、新海誠を遠巻きにして眺めている。

旧知のスタッフは、その後ろで新海誠不安そうに見つめている。

神木きゅんは、狂信者のように新海作品の魅力を語り続け、川村元気が無言で頷く。

前前前世RADWIMPSスパークる。

興行収入が増えれば増えるほど、なぜか切ない気持ちになってしまうのだ。

私の中の「新海誠」は、この狂騒の中、寄る辺なく漂うしかないのであろうか。

唯一の安息は、雲のむこう、約束の場所しかないのかもしれない。

追記:

id:cider_kondoさん。確かにそうですよね…。なんというか、新海さんもまさか安藤さん作画監督をやってくれるとは思っていなかったのではないかとも思ったり。

id:fusanosuke_nさん。安藤さんから見たら確かにそうなんですが、新海ファンとしてはなんか悔しくなっちゃうんですよね。

id:sgtnkさん。それはすごいですね……。

id:ustamさん。星を追う子供も嫌いじゃないんですけどね……

id:liatris5さん。新海さんも新海さんなりに苦労しているので、本職の方に悪く言われるのは悲しいところですよね。

id:mementm0riさん。そうなんですよね。これまでの新海さんを見てるので余計に。細田さんも素敵ですよね。

2016-08-29

やる気を出すために書く

先週の月曜くらいから、自分パフォーマンスがとても落ちていた。

昨日もなんだか寝ることができず一睡もしていない。

こんなことでは駄目なことは自分が一番良く分かってる。

じゃあどうすれば良いのか。

そうだ、切り替えるためのスイッチを入れようと思い増田にやってきた。

ここで自分思考文章に書き起こすことにより気持ちを整理して次に進もうというわけだ。

から、まずは日々のルーチンをこなし、その上で明日明後日でやる動きを決めよう。

そしたら今日は早めに帰ってぬるめの風呂にゆっくり浸かろう。

そして、明日からはとってもとっても頑張って、大きな結果を出すんだ。

正念場なんだ。

仕事、いや、人生の。

これが決まれ人生結構安牌になる。

これを乗り越えて、俺は最高を手に入れるんだ。

最高を手に入れて俺は最高になるんだ。

最高、最高、最高。

あー、ずっと欲しかったんだ。

この4年半弱、なりふり構わず走り続けてたくさんのものを捨ててきたんだ。

彼女にも振られ、次にできた彼女とも別れ、自分の今の楽しみと言えるものゲームくらい。

安息が、もうすぐ手に入るはず。

はず、なんだ。

まだ手に入るかどうか分からいから怖くて、それがプレッシャーになってるんだろうな。

手に入れるために背伸びしてしまたから、失敗した時のしっぺ返しが怖い。

ただ、今はそのしっぺ返しから目を逸らしてる。

そこに向き合うようにすれば少しは楽になるのかな。

恐怖は得体が知れないからこそ怖い。

正体を見極めれば怖くなくなるわけではないけれども、対処覚悟はできる

がんばろう、がんばろう。

自分を許してあげるために、もう少しだけ。

2016-07-30

シンゴジラ観たけどさ

いつも、

「急場の徹夜労働が賛美されるフィクションおかしい!

 もっと定時で帰る素晴らしさを謳ってほしい!」

とか言ってる人たちはシンゴジに切れないの?

公僕に人権安息はないってスタンスなの?

ゴジラも、

ゴジラもさ、

ちゃんと休んでるじゃん?

ゴジラはすごい有能だよ。

就業時間は人より相当短いのに、ちゃんと最大限成果だして、きっちり退社して休んでる。

うちの社のエースだ。

それにくらべておまえら人間でもはなんだ、だらしない。

ずるずる残業したあげくヘリを爆破されたり、部下に意味もなくキレたり。

もっとゴジラを見習え。

2016-07-17

http://anond.hatelabo.jp/20160717194147

資本論大月書店版)第2巻68頁

資本家にとって自明なことは、労働者は彼の1生活日の全体をつうじて労働力以外のなにものでもないということ、したがってまた、彼の処分しうる時間はすべて自然的にも法的にも労働時間であり、したがって資本自己増殖のためのものだということである

人間教養のための、精神的発達のための、社会的機能遂行のための、社交のための、肉体的および精神生命力自由な営みのための時間などは、日曜の安息時間でさえも──そしてたとえ安息日厳守の国においてであろうと──ただふざけたことでしかない!

ところが、資本は、剰余労働を求めるその無際限な盲目的な衝動、その人狼的渇望をもって、労働日の精神的な最大限度だけではなく、純粋に肉体的な最大限度をも踏み越える。資本は、身体の成長のためや発達のためや健康維持のための時間横取りする。資本は、外気や日光を吸うために必要時間を取り上げる。資本は、食事時間をけずり、できればそれを生産過程のもの合併する。

2016-03-16

本日花粉症デビューした

花粉症の辛さについては、周囲の患者である上司や先輩からは嫌という程聞かされてきたが、私も遂に、という思いである。

増田の聡明な諸兄は当然にご存知のことと思うが、花粉症とは正しくは花糞症と書く。

すなわち宙を舞う花の糞に、我々は臭い臭いと鼻汁を垂らし、何としても吸い込まんとくしゃみ、糞にまみれた哀しい己の境遇を嘆き涙を流すのである

ちなみに花粉症という誤表記は、今日日世に蔓延る「腐女子」なる変態女どもが、花粉、つまりこれは植物精子のことであるが、擬人化されたたくさんの植物たちが春の訪れを悦ぶ余り一斉にオルガスムスを迎えてこれを放出し、これによって人間男子諸君が種付けされるさまを妄想したことによって生まれた、ネットスラングであることが知られている。

かくいう私も今朝ほど、日課である我が社の経営理念社歌独唱を終え、いざ我が城へ繰り出さんと社宅より表へ出るや否や、激しい悲しみに襲われ目が痒む痒む。

毎朝仕事行きたくないお腹痛いと涙したのも遥か昔のこと、今では一人前の会社人として、スキップで駅へ向かい満員電車ツイストを踊る私である

そんな私が通勤路という至福の道程を涙で曇らせるはずがない、私が会社行きたくない訳がない。

会社の方角を見上げ、息を呑んだ。瞬間、鼻汁が垂れ、くしゃみ確信した。

ああよかった、これは花の糞のせいだと。

そしてこの涙は、糞の海を掻き分けて、今日会社という安息の地を目指せることへの、喜びの涙なのだと。

2015-06-19

http://anond.hatelabo.jp/20150619142730

寝室を犯した罪は重いとしか言い様がない

嫁が他の男にやられてるだけでもキツイ上に場所は自宅の寝室

寝室は人類最後の砦、たとえ孤独でも寝室は人類みな平等に安らぎをあたえてくれる安息の地

たとえ嫁でなくても、好きな相手と知らない男が自分の寝具でまぐわっているのをみるぐらいなら

俺は核の炎で焼かれることを選ぶ

2015-04-16

晒し者にされて

もう安息の地が数えるほどしかなくなった。deviantARTくらいしか安息の地が無くなりそう。

引き算でしか幸福を感じられなくて辛い

『身体的に不調がなくて何かタスクを強いられていたりもしない』っていう状態が自分の中で最上位の幸福なんだ。

あれをしたらこれをしたらとかじゃなくて、不快なことを背負っていない状態以外の幸福というのが思い浮かばない。

社会人になったら変わるかと思ったけど、数年たってもまだやりがいも何も自分の中から出てこない。

週末に布団の中で休むためだけに金を稼いでいる。

  

親の行動様式が外で見かける最悪のクレーマーの類とそっくりで、

さいこから生活が『親の突発的な思いつきを押し付けられる』『親の思いつきがうまくいかなくてヒステリーを起こされる』の2パターンしかなかったから、

安息のものが一番の贅沢品になってるんだろうな。

というか、社会に出てから世の中には親みたいなクレーマーはそんなに多くないんだとびっくりさせられた。

そういう人たちに囲まれて育っていれば、やりたいこととかも出てくるのかもしれない。

 

不労所得があれば一生眠って過ごせるのに

2015-03-08

結局、ガンダムも昔の中年たちにとっての車や野球、その上の世代盆栽みたいなものしかないってことだ。

昔のことをいつまでも懐かしむ人々は一定数いて、そういう人たち自身にとっては宗教的安息を与える場所なんだと思う。

まあそういう娯楽全般に言えることだけど、一切建設的ではないね

2015-03-07

企業内での「メンタル系」という烙印について

精神の不調を抱えながら企業で働き続けることの息苦しさが感じられる記事http://anond.hatelabo.jp/20150307033114)を読んで、考えさせられることが多かったので書いておきたい。

会社病気がばれた」という記事の筆者は、パニック障害か何かと思われるメンタルの「支障」を、会社の同僚に知られることを強く恐れているように見える。

自分精神の不調について他人に知られることが、会社内での処遇に大きな影響を与える、と認識しているのだろうと思われる。究極のところ、実質的解雇失業につながりうると考えているので、「会社病気がばれ」ることを恐れているのだろうか。

もし元増田がイボ痔で、机の上にボラギノールを置き忘れたことによって持病がばれたとしても、ちょっと恥ずかしいと思うかもしれないが、これほどまでに恐れることはなかったのではないだろうか。


元増田は、企業内で精神疾患を持つ人に対する偏見が強いことを知っている。

[…] 心の病にかかったことのない“正常”な人達の中には、これら〔=症状〕のことが信じられず、なまけている、自分だって嫌なことがあっても頑張っているのに、なんでこの人達自分勝手に休むんだ、と思っている人も少なくないかと思います

現に、会社の人との会話でも、メンタル系の病気休職した人や復職してきた人達に対して、「あの人は休めていいよね」「俺だって休んでみたい」「復職しても定時に上がれていいよね、こっちは残業なのに…」「なんであの人達の面倒を見なきゃいけないんだ」という無神経な発言をしてしまう人もいます



精神の不調は、病気として認められないわけだ。

しかし、精神の不調を訴えた人は、おかしな人、自分勝手な人として、烙印を押され、集団から排除しようとする圧力をかけられる。

この認知のパワーゲーム本質は何だろうか。それはいつまで日本企業で続けられるのだろうか。



日本人ならみなが知っているが、自分から引き離して眺めることのできないひとつのことが、精神疾患と「自分勝手」の同一視を引き起こしているだろう。

この国では、みんな同じように感じて、同じように行動することがあたりまえとされている。

そこから少し外れた行動は、「迷惑」、「自分勝手」なこととして、怒りを引き起こす。

しかしその前の段階には「不安」があるだろう。

自分が普段さほど意識せずに感じていることと違うことは、怖い。怖いものに直面させられた後には怒りが生まれる。

学校でのいじめ企業でのパワハラ精神障害者差別外国人差別に通底した精神感性構造



国全体が没落しつつあることへの処方箋として、「グローバル化」を叫び、それは英語をしゃべれるようになることだとみなす向きがある。

しかし、TOEICの点数がどうのこうのいう前に、そもそもこの国の大部分の人たちは、「外国人」と人として付き合えるのだろうか。

日本に来る人々は、日本人以外にとっては、全員たんに「自分勝手」に自己を主張する人になりはしないか。

自分他人は違っている。しかし、そのことにいらだって相手を攻撃した途端に、社会全体から攻撃されて死ぬのは自分のほうなので、共通の原理をどうにかこうにか見出して、やっていかなければならない。

そういったことを、生きるか死ぬかのぎりぎりのところで何世代か繰り返して、子供のうちから身体化していかなければ、日本人の同質性幻想と異質性嫌悪は変わらないのではないだろうかという気がする。




完全に話が脱線して、結論特にないのだけれども、元増田安息の時と場所を見出せることを祈るばかりだ。

http://anond.hatelabo.jp/20150307033114

2014-11-16

私は淫夢を憎んでいる

私は淫夢を憎んでいる。憎悪している。

我が愛するニコニコ動画を壊すからだ。衰退させるからだ。ついに滅亡せしめるからだ。


一般的な説明として「真夏の夜の淫夢」とは何であるかについて、ASCII.jpによる説明を引用する。

株式会社コートコーポレーション2001年に発売したゲイ向けポルノビデオ

BABYLON STAGE34 真夏の夜の淫夢 the IMP」に端を発する独特の動画

本文での「淫夢」とはこのゲイ向けポルノビデオを元として改変した動画群を投稿し、再生し、コメントを付け楽しむユーザー総称だ。

最近ニコニコ動画を利用したことがある人ならば、いや、近年では2ちゃんねるやそのまとめやtwitterはてななど、

オープンインターネットコミュニティを利用する人ならば、彼らの独特の言葉を一度は目にしたことがあるだろう。


淫夢は独特の言葉を使う。

「あのさぁ……」「関係ないだろ!いい加減にしろ!」「(迫真)」

淫夢は独特の定型文を共有し、頻繁にこれを使う。全く関係のない動画であろうと、

少しでもこの言葉を使えそうなタイミングがあれば大挙してこの書き込みを行い、

自分たちけが分かる世界を展開し悦に入り、理解できないユーザーを混乱に陥れる。

この行動によって、初心者ニコニコ動画に参入することを大きく阻害する害悪となっている。


淫夢は非常に能動的だ。

淫夢は非常に活発で能動的であり、例えばニコニコ動画に新しく用意された玩具をいち早く見つけ、

それがどんなものであれ最大限利用しようとする。

今やニコニコ動画で最も能動的なコミュニティ淫夢であるため、ニコニコ動画が新しく何かを始めようとすると、

必ず淫夢玩具になり初心者には使いにくいものとなるのは皮肉なことだ。


淫夢動画必要としない。

ホモと学ぶシリーズ」という文化がある。

このシリーズは、まず退屈な製品製造工程や、文化解説ビデオに「ホモと学ぶ〜」という目印になるタイトルを着けて無断転載を行う。

次にそのタイトルを目印に淫夢が集結し、思う存分前述の独特の言葉を付けて遊ぶというものだ。

その様子を見るに、動画の内容はほとんど関係がなく自らの定型文遊びだけが彼らの目的であり、

動画動画として必要とされず、定型文遊びの媒介としてのみ使われる存在に成り下がっている。

このシリーズ典型的な例だが、概ね淫夢本質的動画必要としていない。

そのため、高品質動画を作ろうとするクリエイターと対立する存在であり、淫夢は今以上のニコニコ動画の発展を阻害している。


淫夢コンテンツ文化理解した上でそれを笑う。

BBという文化がある。BBとはブルーバックのことであり動画編集ソフトで切り抜き合成をしやすいように素材化された動画のことだ。

しか淫夢におけるこのBBシリーズはおよそ素材としては使いにくい部分ばかりが投稿される。

しかもその使いにくい素材を使った動画が実際に作られていく。

彼らはニコニコ動画の特徴的な文化であるMAD文化2次創作文化理解した上で、

それをまともには取り合わず「素材として使いにくい素材を作る」「その使いにくい素材を使って実際に動画を作る」という一種無駄努力を楽しみ、

その文化を上から見下ろした視点に立って笑う遊びをしている。

この例の他にも、概ね淫夢は色々なコンテンツ文化をよく理解しており、

その上にそれ自体揶揄パロディ化したコンテンツを生み出す傾向にある。

新しい楽しみ方を模索しているとも言えるが、この行動によって、コンテンツ文化さらに複雑化し、理解されにくいものとなってしまう。






ようするに、淫夢というのはこういう存在だ。

独特の定型文による一体感を楽しみ、完成された動画必要としない。

非常に活発に活動する。

提供された新しい玩具を最大限活かそうとする。

あらゆるコンテンツ文化理解し、その上に成り立つ新しい楽しみ方を模索する。






そうだ。その通りだ。 知っている。私達は彼らを知っている。

私達は彼らが何者なのかを知っている。


独特の定型文による一体感を楽しみ、完成された動画必要としない。

非常に活発に活動する。

提供された新しい玩具を最大限活かそうとする。

あらゆるコンテンツ文化理解し、その上に成り立つ新しい楽しみ方を模索し続ける。



その通りだ。ニコニコ動画だ。

淫夢ニコニコ動画だ。淫夢は私の愛するニコニコ動画なのだ

極めて純度の高いニコニコ動画は成れの果てに淫夢になる。





問題は、なぜ彼らは淫夢になってしまったのかだ。

実際のところ、淫夢淫夢さえ必要としていない。淫夢淫夢であるためには、淫夢必要というわけではないのだ。

その証拠に、少し前、淫夢淫夢ではなかった。少し前には、淫夢淫夢ではなく、ビリー・へリントンであった。


問題は、なぜ彼らはビリー・へリントンをやめ淫夢になってしまったのかだ。

それは簡単だ。

ニコニコ動画ビリー・へリントンを認めたからだ。ビリー・へリントンをビリー・へリントンとして定義し、表舞台に上げたからだ。


なぜ彼らは表舞台に立ったビリーリントンを見放したのか?

その理由こそが、彼らを彼らたらしめているものだ。


すでに小野ほりでい喝破しているように、その心性とは「理解されることを嫌う」ということだ。

彼らは、理解されるぐらいならば消えたほうがましだと考えている。

それは、特別でいたいという気持ちと、馬鹿自分理解できるわけが無いという上から目線が同居した気持ちである

ビリー・へリントンが表舞台に立ったとき、彼らは彼らがビリー・へリントンであるまま理解されずに済むことは難しいと考え、

その瞬間から彼らはビリー・へリントンをやめ淫夢になったのだ。


同時に重要なことはこの「理解されることを嫌う」心性が、既存価値否定し新しい価値を生み出しやすニコニコ動画アーキテクチャーと

容易にマッチしてしまうということだ。

彼らは理解されることを避けるために、新しい価値を生み出している。

そして理解されることを避けるならば、最初から理解されていないもの理解される可能性が低いものを題材に選んだほうが効率が良い。

からこそ彼らはセクシャルマイノリティや、政治的タブーなどアンタッチャブルな題材を選び、

理解を巧みに避けながら安全ニコニコ動画を楽しんでいる。淫夢はそのような彼らにとって、安息の地であり約束の地なのだ


淫夢ニコニコ動画だ。

しかし、淫夢ニコニコ動画であっても、ニコニコ動画淫夢であるわけではない。

ニコニコ動画ニコニコ動画であるかぎり、容易に淫夢的なものに支配されうることは確かだが、それは淫夢淫夢たらしめている性質からしても、衰退の道に繋がることは明らかである


新しい価値を生むことで理解を避けるニコニコ動画がある一方、新しい価値を生み、その上でその理解を渇望するニコニコ動画もあるはずだ。

我々はそういうニコニコ動画を知っている。


私は淫夢を憎んでいる。憎悪している。

彼らはニコニコ動画でありながら、ニコニコ動画を壊し、衰退させ、ついに滅亡せしめる存在からだ。












ASCII.jpある意味とてもニコ動らしい淫夢動画世界 (1/3)|myrmecoleonの「グラフで見るニコニコ動画

http://ascii.jp/elem/000/000/873/873619/

淫夢語録とは (インムゴロクとは) [単語記事] - ニコニコ大百科

http://dic.nicovideo.jp/a/%E6%B7%AB%E5%A4%A2%E8%AA%9E%E9%8C%B2

ニコる(淫夢)とは (ニコルとは) [単語記事] - ニコニコ大百科

http://dic.nicovideo.jp/a/%E3%83%8B%E3%82%B3%E3%82%8B(%E6%B7%AB%E5%A4%A2)

ホモと学ぶシリーズとは (ホモマナブシリーズとは) [単語記事] - ニコニコ大百科

http://dic.nicovideo.jp/a/%E3%83%9B%E3%83%A2%E3%81%A8%E5%AD%A6%E3%81%B6%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BA

BB先輩シリーズとは (ブルーバックセンパイシリーズとは) [単語記事] - ニコニコ大百科

http://dic.nicovideo.jp/a/bb%E5%85%88%E8%BC%A9%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BA

2014-07-25

畜生 - Damn it

僕が一人でオナニーしてる時にいきなり寮の友人がドアをノックしてきやがった。

僕の数少ない安息時間を妨げたのは去勢するに値する罪ですよ。

まったく、萎えて今更する気が起こらないってもんですわい。

そもそもオナニーとは一男子特に僕のような血気盛んな男子にとっては、一日一善よりも、一日オナニーが重視されるくらいですからね、それを妨げるという行為の重大さを知らない人間があまりにも多く、誠に遺憾であります。更に言わせてもらえれば、僕のように性交渉をするということが、司法試験を在学中に突破することよりも遥かに難しい男子にとっては、オナニーは三大欲求の唯一無二のはけ口なんですよ。それをしないということは、腹が減っても飯を食わないと同じ、眠くても寝ないのと同じ、こういうことなんです。少しはオナニー重要性がわかりましたか








ところで明日新歓合宿とやらで、茨城県に行って参ります。さすがに明日は禁オナニーで通します。多分。

2014-07-24

文章うまいへた

才NOが無いと、辛いを体現した文章ですな

ピリピリとした文章が書けないみたいだ。

twitter時代にこれは、辛い事態ですな。

一言で相手のココロにブチ込むのが、才能ってやつよ。

その後は、リズムで流すと。

才能ってなんだろう。いきなり出てくる言葉が、

全然見たことのない言葉の紡ぎ方であること?と言える?

見たことのある世界を見たことのある言葉の結合で羅列た表現体は分析にはなっても

才能にはならない。整理の為に言葉を使っている。発明の為に言葉を使ってこそ才能だ。

ベクトルが2行目ぐらいから既に創作の方向から乖離してしまっている。

批評に向かって、メリメリ突き進んでいる。

俺は言葉適当に乱射する。乱射した言葉が何故か、偶然的にチカラを持つ。

まり勝手に構成された文書になっていく。これが才能だ。

例えば、私の言葉サリチル酸のように、安息をさせ、メチル基を持って、

机上の本の上から、あるいは、ディスプレイの上から揮発して、

言葉という魔の声が脳に溶け込んでいくのである

とか。

2014-07-11

ブログ仕事にするべきではないと、私は思う。

時折、人気ブログの著者が仕事を辞めてブログ仕事にしているのを見かける。あるいは、文才を活かしてライターになったりもする。

しかし私から見て、彼らは往々にして面白くなくなっていると思う。

本来それは彼らにとって息抜きであり、居心地の良い空間であったはずだ。

その中で自分自身のやりたい事をやりたいようにやってこそ、評価されれば嬉しく、批判されれば悔しいものであろう。

そうして何度も何度も練り直しようやく作り上げた個性に、読者は惹かれるのだ。

書き物を仕事にすると、そうはいかない。コンスタントPV数が必要だ。

杜撰ものであろうが、ヘイトを集めようが、結果のみを求めるようになる。

言ってしまえば、深夜の番組ゴールデンタイムへ進出したようなものだ。つまらなくなるのは、火を見るより明らかである

では、なぜそれでもブログ仕事にしてしまうか。

きっと彼らは会社社会常識などの「何か」から自由を求めてフリーランスになったのだと思う。

「何か」から逃げ出す活路を見いだして、それに飛びついてしまったのだろう。

だがよく考えてほしい。

今度は書き物に縛られる。書かなければと義務感に縛られる。

安息場所だったはずのものが、いつの間にか逃げ出したくて仕方が無かった「何か」になってしまう。

過度に自由を求めることも、必要以上に自由から逃げることもしないで欲しい。

今のままで十分である。十分であるからこうして今があるのだろう。

是非、現状の素晴らしさをもう一度洗い直して欲しいと、私は思う。

2014-05-06

携帯電話を持っていないあなたへ

わたしは携帯電話を持っています

そして当然のように携帯電話を使っています

当たり前の顔をして電話をかけたりメールを打ったりしています

そんなことはもはや当たり前であり、当たり前以外の何物でもない世の中です。

そして、そんな世の中でわたしは携帯電話を使っています

しかし、わたしは携帯電話が当たり前の顔をして出てこない物語が好きです。

こんにちのフィクションでは携帯電話は当たり前のものとなっています

フィクションのなかの中高生も当たり前のように携帯電話を使っています

そもそもわたしが中高生の頃には、わたしの周りの中高生にとって携帯電話は当たり前のものでした。

当たり前のように携帯無線機携帯電話を使っている中高生がわたしの周りにいました。

たかも気づいた時には軍靴の音が絶え間なく響いているように――。

気づいた時には、わたしの半径2万キロメートル圏内には携帯電話の音が絶え間なく響いていたのです。

知らずの内に、わたしは携帯電話によって世界征服が成し遂げられた時代の生き証人となっていたのです。

持たざる者が、いつしか持つ者へと塗り替えられていく過渡期を生きてきたということです。

中高生ではなくなったわたしも、ついに持たざる者はいられなくなりました。

しかし、そんな時代にあっても、わたしは携帯電話が当たり前の顔をして出てこない物語が好きでした。

これは矜持です。

かつてわたしは、当たり前のように〈ケータイ〉と略されているそれらを〈携帯電話〉と呼ぶことで矜持を示し続けました。

普段のなにげない会話を通じて、それを人口に膾炙させようと努めていたのです。

それを人々の脳髄へと染み渡らせ、時代の潮流に逆らうべく教化しようと試みたのです。

わたしの活動は数年にわたって続きましたが、はたしてその潮目を変えることは叶いませんでした。

きっとこの先も人々はフィクションを生み続け、携帯電話もそれに当たり前ように関わり続けるのです。

そして人類が死に絶えた後も、そのミームを受け継いだ新たな種によって携帯電話は生まれ続けるのです。

それは人という種が永らく夢見たものであると同時に、極めて過酷な業と言えます

携帯電話は人によって生み出され、人によって求められ、人によって業を負わされたのです。

いつ終わるともしれない今日の終わりを探すことが、いつしかさだめとなったのです。

そうして携帯電話というミーム終わりなき旅を終えるために旅を続けるのです。

安らかに眠る場所を探して生き続けるのです。

そんな携帯電話を語り継ぐことが、携帯電話からどれだけの安息を奪い去っていったのか。

それは結局のところ些細なことですが、ひとつだけはっきりしていることがあります

わたしは携帯電話を持っていない登場人物に好感を抱くということです。

2014-04-08

社員への愛情大企業ほど強く、中小零細ほど希薄

普通は逆なんだろうが、案外そうでもない。

私が勤めた零細では、社長常務は常に親会社に近い取引先に出向中で仕事責任者はもっぱら営業部長だったりしたため、

責任の重い仕事が中々こちらに回って来ず、皆が皆淡々仕事を熟すだけの仕事人間として一体感を為すようになる。

また、この営業部長が毎日のように出張中だったりすると、惟れの仕事は一体誰に許可を取らないといけないのかといちいち聞かないといけなくなる。

しかしながら、このような状態がずっと続いていても誰も彼も疑問を口に出さずに淡々と目の前の2~3時間程度で出来る仕事を8時間掛けて終わらせるのである

とてもじゃないがこの異常な光景を目の当たりにして尋常でいられるはずがない。

それが中小零細というものだ。

私が勤めた中小では、常務社長の代行者として会社に君臨しており、高卒バイトから正社員になって30年という生粋生え抜き社員でそれを誇りに思っている。

そのため、大卒者院卒者の社員ミスをすると、これみよがしに全社員の前で叱る事を至上の喜びであった。

さらに、そのように失敗を科すために無理難題仕事をさせ、困惑ないし混乱状態に陥らせ、あまつさえ自分でもこれはというような仕事を、お前らなら出来る!と勝手に思いながら

仕事を任せてくるため、殆どの該当社員自分は期待されているという想いから無理をして身体を壊してしまい、酷い場合常務叱咤激励されて仕事ロボットに成り代わるのであった。

社員への愛情なんて希薄で、常に自分の事しか考えない常務であった。

そしてそれがさも当り前だと言わんばかりに仕事ロボットを徹底しているおかげで誰も彼もこの異常さに口を出す事はない。

それが中小零細というものだ。

会社が狭い所だと、息をするのもよく分かる。

そのため大企業ほど許容がなく、常に台所が火の車なので、心に余裕がない。

私が三度目に勤めた大企業では、前の中小零細が仕事ロボットだった時よりも安息感がある事に気付かされた。

基本的社長も重役も顔を見せないものの、そこの部長や同僚があれこれ世話を焼いてくれ仕事における報連相が完全マニュアル化されてるお蔭もあって

中小零細の時よりもスムーズ仕事を進める事が叶った。

社長は、社員一人一人を気に掛け毎朝の朝礼で信賞必罰を心がけ、能ある社員を大いに褒め称え逆に無能人間公然罵倒する中小零細特有悪循環体質でなく、

あえて社長室にふんぞり返って、社員を認めているのであるから、大変社員想いの強い社長なのだと感じた。

中小零細の社長は常に自分と同等かそれ以上の人材を求める割に、実際にはそういった人間を陥れる事に至福の時を感じるものだ。

大企業社長は自身をより成長させるために社員一人一人の自主性を重んじて、人事も社員教育も部下に任せてあるため、粗相があまりない。

中小零細は肉体労働がメインだが、大企業はそれが細分化されているため、一人一人の仕事ノルマは8時間掛けて行うものである

まり社員への愛は大企業の方が強い。以上。

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