「週刊現代」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 週刊現代とは

2024-04-23

ジャンプ編集は有能! 講談社エリート

っていうけどさあ

そいつら、配属がえでゴシップ週刊誌編集部との間を行ったり来たりしてるんだからね?

週刊現代とか、プレイボーイとか…

 

 

 

残念!

2024-03-15

anond:20240315081346

マスゴミ!とか言いながら週刊現代なんていう"マスゴミ"の極致適当記事でも都合がよければ信じるバカ

2024-02-22

anond:20240222163733

週刊現代とか同じ講談社だし、はてブマーケティング活用しているのではと思ったり。数字上のインパクトは低そうだけど・・・でも東洋経済とかある程度効果が見えているのでは。

2024-02-19

anond:20240219194522

想定済なはずの週刊誌の結末がこちらです

今田は同社の「週刊現代」で2008年4月に「(当時)17歳だった女性に無理矢理酒を飲ませて、行為に及んだ」と報じられた。

これに激怒した今田は同社を名誉毀損提訴

当初、裁判全面戦争様相を呈していたが、ある時を境に同社は今田側に屈することになる。

「『週刊現代』側の切り札になるはずだった当事者17歳女性証言に立つのを土壇場で翻したためです。

当事者証言がないと情勢は厳しい。

結果、同社は11月謝罪広告を打ち、今田側に550万円の損害賠償金を支払うことになった」」

anond:20240219180824

今田は同社の「週刊現代」で2008年4月に「(当時)17歳だった女性に無理矢理酒を飲ませて、行為に及んだ」と報じられた。

これに激怒した今田は同社を名誉毀損提訴

当初、裁判全面戦争様相を呈していたが、ある時を境に同社は今田側に屈することになる。

「『週刊現代』側の切り札になるはずだった当事者17歳女性証言に立つのを土壇場で翻したためです。

当事者証言がないと情勢は厳しい。

結果、同社は11月謝罪広告を打ち、今田側に550万円の損害賠償金を支払うことになった」」

2024-02-08

サルでもわかる4大出版社+αの関係

小学館 → 一ツ橋グループトップだよ。一族経営だよ。教育系だね。電子書籍同人誌さないようにね!女性セブンだよ

集英社 → 一ツ橋グループ中核企業で株は小学館50%持ってるよ。創業者小学館と一緒だよ

白泉社 → 集英社が株を100%持ってるよ

講談社 → 音羽グループトップだよ。一族経営だよ。週刊現代とかFRIDAYだよ

一迅社 → 講談社が株を100%持ってるよ。ヲタ恋!

KADOKAWA → 一族経営だったけど一族がはちゃめちゃでやらかしすぎて今はドワンゴだよ。ニコニコだね

角川春樹事務所 → やらかし張本人のとこだよ。日本ドンって呼ばれるときもあるよ。色んな意味でやべー人すぎて笑えてくるよ。ググってみて

幻冬舎 → 角川に勤めてた見城徹会社だよ。エイベックス取締役とかテレ朝放送審議委員会委員長とかしてるよ。絶歌少年Aにキレられたり殉愛でたかじんの遺族に訴えられたりちょっとパンピーとは思えないよ

まあ最近騒動はこのへん分かってりゃいいと思うよ

あとはコナン日テレじゃなく読売だとか

30年くらい前は編集者だけじゃなくどこの会社パワハラクソ野郎が多かっただろうとか

サンデー編集改革宣言とかも10年前でとっくに編集長が変わってるとか

いろいろとまぁ環境は変わってるのと時は過ぎてるので投稿する前に調べてから書くといいと思うよ

2024-01-10

何で今こんなに文春が嫌いなのか

正直数年前から嫌いだが最近もっと嫌いだ

もっと昔は別に週刊誌ゴシップ別に嫌いではなかった

スキャンダルは起こしたほうが悪いし隙を見せたほうが悪い面はある

 

最近嫌いになったのは、そもそも芸能界自体衰退産業からだろうと思う

有能な人間が群雄跋扈する時代、刺すか刺されるかみたいなシーンでは場ではそういうスキャンダル叩きもありなんだが

それほど憧れられる存在でもなくなり、各ポジションが「まあこの人しか居ないかなみたいな」というような、人材の需給バランスが安定した時には

そういうスキャンダルは非常に邪魔しかない

 

これに似たことがあったなと思ったが、第一安倍内閣の頃だ

メディア大臣を叩けるネタを躍起になって探した

もちろん汚職違法なことであればすげ替えるべきだが、当時はくだらない理由でもメディアが大々的に取り上げ炎上していた

そうすると、政策がどうかではなくその人の人間性がどうか、あるいはその人の行動が完璧だったかどうかに焦点がずれるわけだ

これは非常にもどかしかった

 

特にここ数年は芸能人にも政治家並みのコンプラ意識が求められるように成り

今や芸人ですら清廉潔白でないと生き残れないという奇妙な時代突入した

原因は高齢化SNSの登場だ、昔は皆が週刊誌を買うわけではなかったし皆がワイドショーを見ているわけではなかったので

スキャンダルに対して「気にしない」ができたわけだが

ここ数年はバズによって一気に全員が知ることになった

結果、一定割合の人が発狂スポンサーに問い合わせするため、結果芸能人炎上したら負けの戦いを強いられるようになった

 

こんな状況だからますます政治家に成りたい人が居ないのと同様に、芸能人に成りたい人も、どうなんだろうね

それよりYoutuberに成りたい人のほうが多いのでは?と体感では思っていて

それに加えてテレビは衰退してるし若者も減るし、もう死を待つだけだね

というところに出てきたのが文春なんだ

 

やってることは昔のフライデーと大差ないんだけど、やっぱり「今」ってのがでかい

週刊誌芸能界は持ちつ持たれつでやってきた、1990年頃のFF戦争時代には、写真週刊誌市場は600万部/四半期あった

今はなんと全部合わせて100万部を切っている

15年前からずっと苦しいと言われていたのが、更に苦しくなっていて

 

BBCジャニーズを取り上げた段階でもう終わっていたのかもしれない

今の芸能界が入れ替わったら、今度こそ写真週刊誌の客はついてこない

本当は次はガーシーの時代だったんだろうと思う、第二第三のガーシーは出てくるんだろう

 

から今の文春の流れは、沈みゆく船で誰かを殴ってるような、「どうせ死ぬなら最後に殴っとくか」みたいなノリを感じる

映画だとこういうシーンで「なんだこいつ」ってなると思うが、俺は今そういう心境なんだろうと思う

 

____

 

参考:

雑誌王者文芸春秋』ついに20万部割れ週刊誌ジリ貧

https://www.sankei.com/article/20231224-AFQCTVQYHBNNDFX6CMBIJQXMCE/

 

週刊文春』 20万8418

週刊現代』 12万5869

週刊新潮』 12万2781

週刊ポスト』 11万7835

週刊プレイボーイ』 6万9205

週刊大衆』 6万8150

『AERA』 3万4570

 

半期で20.8万部、1年で41万部だとすると、年間売上は約2億円であり、もうお小遣い程度である

やはり文春は結構からワイドショーなどに動画ネタを売ってるらしく

実質そういう下請けというか、そういうものになっているようだ

というわけでどのくらい儲かってるかはまるで分からないが、収益源が明らかに雑誌ではなくなっているのは確かだろう

なんと電子版の方が儲かっているまである

うそういう時代なのか

2024-01-09

[]週刊文春について調べた

正直自分世代より下はほぼ興味無いと思う

存在は知ってるみたいな感じ

 

週刊文春 いわゆる週刊誌で一番売れてる雑誌

発行会社文藝春秋

 

文藝春秋

社員数348名

売上高194億円

平均年齢45歳

設立1923年

直木賞芥川賞をやってるところ

雑誌文学界オール読物、月間文藝春秋、**週刊文春**、CREACREAトラベラーNumberなど

新卒採用は年3人くらい

 

売上の内訳は調べたけど分から

たぶんだけど普通に文春新書文春文庫で出ている本がメインじゃないかと予想

新書は読まないから知らんけど

 

売上は緩やかに落ちていってる(業界全体がそうなので他社寄りマシ)

 

週刊文春

値段:480円

発行部数:四半期あたり47万部、週あたり3.8万部(2022、ただし印刷である

売上:年間9.8億円(2023)

購読者割合:70代男性が最も高く、若いほど少ない(活字全盛期がたしか昭和40年代だから、単にその世代なんだろう)

 

発行部数の減衰

週当たり

2008年 6.2万部

2015年 5.1万部

2022年 3.8万部

大体年間5%の減少(売上で言えば0.5億円ペースで減少)

スマホ普及前から減っていて(活字離れ)、スマホ登場後減少がやや加速

 

週刊文春電子

月額プラン:2200円

会員数:最近1万人を突破

会員売上:推定2.6億円

PV等:自社5億/月、外部含め8.6億/月、Twitterフォロワー68万

広告売上:不明

メイン購読者40代

 

所感:

・一番売れている

・全体の事業の規模から言えば週刊誌は割りと趣味みたいなものなのかもしれない 

雑誌冬の時代なのでどの週刊誌も減ってきている、新聞とどっちが先になるなるかという感じ

電子版が伸びてきているが、2022年2023年はそれほど伸びていない

・15年で売上が6億円分くらい減っているが、電子版でどのくらい増えたかは未知数(総じて微減か?ただ記事をどこにどう売ってるか不明なのでひょっとしたら増えてる可能性もある)

小学館700人、集英社770人、講談社920人、新潮社480人、と見ると大体規模感が分かる

週刊少年ジャンプが週あたり10万部くらい、と見ると大体規模感が分かる

日経電子版の有料会員数が89万人、ガーシーのメンバーシップ推定4万人、とみると有料会員1万は少なく見える

・ガーシーが消えたのは文春にとってデカかったのではと思う

・現状の「300人に1人が雑誌を買ってる」という状態でも成り立つようなビジネスなので、週刊誌が万人受けする必要はなさそう、それこそ袋とじみたいな存在なのかもしれない

 

____

 

訂正、補足ありがとうございます

 

____

 

別のところで調べたけど、「発行部数」と「実売」はかなり乖離があるらしく、発行部数で見るのは危ないっぽい

 

日本ABC協会(Audit Bureau of Circulations,新聞雑誌部数公差機構)の2023年上半期の各誌実売部数を見たら全然数字が違った

https://www.sankei.com/article/20231224-AFQCTVQYHBNNDFX6CMBIJQXMCE/

 

週刊文春』 20万8418

週刊現代』 12万5869

週刊新潮』 12万2781

週刊ポスト』 11万7835

週刊プレイボーイ』 6万9205

週刊大衆』 6万8150

『AERA』 3万4570

 

半期で20.8万部、1年で41万部だとすると、年間売上は約2億円であり、もうお小遣い程度にしかならない(松本人志年収より低そう)

というわけでもう少し調べたけど、やはり文春は今はワイドショーなどに動画ネタを売ってるらしく

実質そういう下請けというか、そういうものになっているようだ

というわけでどのくらい儲かってるかはまるで分からないが、収益源が明らかに雑誌ではなくなっているのは確かだろう

2023-10-25

anond:20231025180315

当時「ON砲という呼び名MM砲にあやかったもの」という認識が広くあったことは間違いない。

1963年週刊現代スポーツ紙記者の"見出し奮戦記"--「ON砲」「空手36発」はこうして生まれた』という特集でも、

ネタ元はヤンキースの2M-マントルマリスね、あの頃からイニシャル見出しに使う傾向があったわけですよ

という記者コメントが載っている。

その直前の1961年マントルマリスが「ベーブルースシーズン本塁打記録を更新するか」で注目され、

二人あわせて「MMボーイズ」として日本にも紹介されていたのだが、

おそらくスポーツ紙見出しで「MMボーイズ」では長いので「MM砲」と略されたのだろう。

ちなみに同時期にデトロイト・タイガースのケーライン-コラビトを「KC砲」と呼ぶ例もあったらしい。

もちろん「MMキャノン」は検索しても出てこなかったのでWikipedia執筆者勘違い可能性が高い。

2023-09-08

20230907ジャニーズ会見で質問したメディア記者一覧

1 赤旗

2 テレ東大熊

3 TBS報道特集村瀬

4 TBS高柳

5 フジ木村

6 アークタイムズ尾形

7 テレ朝山崎

8 YouTube一月万冊本間

9 ビデオニュース神保

10 鈴木エイト

11 フリーライター渋井

12 NHKミノ

13 ロイター通信

14 BSTBS報道1930赤岩

15 TBSラジオ澤田

16 リポーター長谷川まさ子

17 ニッポン放送

18 ニコニコ動画七尾

19 仏紙フィガロ

20 NewsPicks

21 ABEMAニュース

22 東京新聞アークタイムズ望月

23 ラジオフランス西村カリン

24 講談社FRIDAYデジタル

25 東洋経済大塚

26 読売テレビ西岡

27 リポーター駒井

28 松谷壮一郎

29 東スポ島崎

30 弁護士ドットコム

31 デニムの方(名乗らず・舌足らず高齢男性

32 文藝春秋

33 東京中日スポーツ江川

34 朝日新聞大久保

35 集英社オンライン

36 日経ビジネス

37 IWJ木原

38 NHK延藤

39 弁護士ドットコム塚間

40 朝日新聞滝沢

41 中京テレビあべかすみ

42 ロイター通信フランシス

43 エンカウント柳田

44 読売新聞鶴田

45 ジャーナリスト森健

46 テレ朝関山

47 FRIDAY中尾

48 ねとらぼ編集部上代

49 テレ東川崎

50 日テレ雨宮

51 リポーター島田

52 Newsweek日本版

53 日テレ関口

54 Bloomberg古川

55 週刊現代相馬

56 東洋経済大塚

57 共同通信高橋

58 朝日新聞滝沢

59 J-Castニュース滝川

60 週刊文春高橋

61 週刊現代斎藤

62 産経スポーツ

63 赤旗日曜版

64 リポーター菊池

65 日経アジア

66 朝日新聞Be林

67 ABEMAニュース

68 BSTBS報道1930川村

69 テレ東妹尾

 

フリー記者ネットメディア記者が多く、マスコミ記者が目立たない会見だった。全国紙では毎日日経質問なし。産経、時事もなし。テレビではTBSが持てる媒体を全て使って全力取材

一番最初赤旗指名されたことで、「いつもの総理大臣の)会見とは違う」と視聴者に印象付けがされてネット記事にもなったが意図的か偶然か気になる

2023-08-19

日大ドン田中英壽前理事長の哀れな末路…取り巻きは消え、子持ちの中国人女性の言いなりに…亡き妻の身内と金トラブル

8/18(金) 9:34配信

現代ビジネス

自宅に居座る謎の中国人女性の正体

写真現代ビジネス

 巨大組織の頂点の座から滑り落ち、次々と人が離れていった。絵に描いたような転落劇だが、苦境の田中氏を支える人物が1人だけいるという。田中氏をよく知る別の日大関係者が明かす。

 「田中氏は、若いころから支えてくれた奥さんが亡くなり、意気消沈の様子でした。ところが、奥さんが亡くなって1ヵ月もすると、40代中国人女性阿佐ヶ谷の自宅に居座るようになったのです。

 実はこの女性10年以上関係がある子持ちの愛人です。水商売風の美人で、奥さんが健在のころは、田中氏が用意した新宿マンションに娘と住んでいました。田中氏は体調面で問題を抱えておりますが、この中国人女性身の回りの世話をしています。しばらく自宅で静養していましたが、現在は避暑のため2人で仙台滞在しているようです」

女性には頭が上がらない

写真現代ビジネス

 この女性阿佐ヶ谷でも目撃されており、近隣住民の間では「田中さんの世話をしている謎の中国人」として認識されていた。日大関係者は続ける。

 「『ちゃんこ料理たなか』の従業員との退職金トラブルの話は私の耳にも入っていますが、支払わないと決めたのは中国人女性です。脱税逮捕された田中氏ですが、素顔は相撲部屋親方のもので、気前のよさもありました。少なくともケチではありません。しかし、中国人女性意向に従うしかなかったのでしょう。

 理事長時代田中氏は学内では敵なしの存在でしたが、面倒を見てもらった奥さんには頭が上がらず、いつも『ママ』『ママ』と頼りっきりでした。財布にしてもしっかり者の奥さんに握られていました。

 奥さんの亡きあと、いまは身の回りの世話をしてくれる中国人女性の言いなりです。田中氏は自分の名義ではない不動産をいくつか所有しているという話もあります女性存在を知る学内関係者は、『いずれすべてむしり取られるのではないか』なんて揶揄しています

 哀れな末路とはこのことか。

週刊現代講談社

悪人・悪行の陰には中国あり

そらデカプリングもされるし経済も停滞しますわ

自業自得

2023-08-11

anond:20230811205917

ふーん

で、お望みの通り社会学者全員消えたらその代わりは誰がするの?

君の言い分だと、哲学者とかも全員消えないといけないよね


ひろゆきメンタリスト週刊現代みたいなアホの中のアホに代わりやらせんの??????

それが正しいとほんとに思ってるの?

2023-08-08

チョレギサラダ」の謎

はじめに

日本ではすっかり定番となった「チョレギサラダ」。

ざっくり言えば「レタスごま油と塩ダレで和えたサラダである

ワカメ海苔を入れたり、ドレッシング醤油ダレだったりすることも多い。

韓国料理だと思っている人もいるだろうが、実はこのサラダ韓国には存在しない。

そもそも韓国人に「チョレギ」と言っても通用しないらしいのである

では「チョレギ」とは何なのか?

インターネット上ではいくつかの語源説が流布されている。

ちぎる説

かつて多かったのは「チョレギ」=「ちぎるという意味韓国語」という説明である

https://www.seoulnavi.com/special/5000619

チョレギサラダのチョレギとは、手でちぎるという意味。その名のとおり、レタスなどをちぎって作るサラダなのです。

しかし実際に調べてみると、韓国語で「ちぎる」は「뜯다(トゥッタ)」や「찢다(チッタ)」と言う。

この説は明確に誤りと言えそうである

浅漬け

もう一つは「チョレギ」=「韓国語で浅漬けキムチ意味するコッチョリの方言チェレギ」という説である

おそらく以下のようなブログで書かれた内容が広まったのだろう。

https://www.kansyoku-life.com/2006/04/86.html

結論から言うと「コッチョリ」の慶尚道方言で、現地の発音では「チェレギ」と呼ばれます

「コッチョリ」とは浅漬けにしたキムチのことで、発酵期間をおかず、漬けてすぐに食べるのが特徴です。

野菜に味付けをして和えるだけなので、見方によってはサラダとも言えるでしょう。

サンチュのコッチョリなどは、見た目もサラダのものです。

現在Wikipediaなどでも概ねこの説が踏襲されている。

しかし疑問は残る。

サンチュコッチョリは「サンチュ唐辛子ダレで和えたサラダ」とでも言うべきものであって「レタスごま油と塩ダレで和えたサラダ」ではない。

ワカメなどはサンチュコッチョリでも使われることがあるらしいのでいいにしても、少なくとも唐辛子が使われていないとコッチョリとは言えないのではないか…?

犯人エバラ

さて、「チョレギ=ちぎる」説について、前掲の記事ではこう説明されている。

チョレギの意味が混乱しているのは、日本にやってきた当初の説明不足が原因だと思われます

僕の記憶によれば、チョレギを有名にしたのはエバラCM

チョレギドレッシングなるものを発売し、大々的にチョレギの名前日本に広めました。

このときホームページでの説明が、「チョレギとは『ちぎった生野菜サラダ』を意味します」というものでした。

この説明で「チョレギ=ちぎる」という認識が広まりネット上でも、そのように説明されているケースが多いです。


2001年当時のエバラウェブサイト確認してみると、たしかにそう書いてある。

https://web.archive.org/web/20011214042210/http://www.ebarafoods.com/news/recipe/choregi_recipe.htm

チョレギとは?

『ちぎった生野菜サラダ』を意味します。

しかも、当時のエバラの「焼肉屋さんのチョレギサラダシリーズには「あっさり塩味」「ピリ辛コチュジャン味」「焙煎ごま醤油味」があったらしい。

まり当時のエバラは「チョレギサラダ」を「ちぎった生野菜韓国サラダ」というだけの意味で使っていて、味付けはさまざまなものを想定していたのだろう。

ただ、「焼肉屋さんのチョレギサラダ」は2005年頃に販売終了、その後はチョレギドレッシングを発売しても塩味だけにラインナップを絞っているようだ。

まり売れなかった(あるいは塩味しか売れなかった)のかもしれないが、当時は印象的なCMを盛んに流していたので「チョレギサラダ」の知名度は向上したものと思われる。

エバラ以前の「チョレギ」

では、エバラドレッシングを発売する以前、日本で「チョレギ」はどのくらい広まっていたのだろうか?

例によって国会図書館デジタルコレクション調査してみよう。

国立国会図書館デジタルコレクション

これをみるかぎり1976年週刊ポスト記事が最も古い。

国立国会図書館限定」なのでネット上では内容を確認できないが、以下のような記述らしい。

女性に人気があるのは、いうところの野菜サラダであるチョレギなる代物。特製の味つけは店の極秘というだけあって、その味はちょっとしたもの

OCRの精度がかなり怪しいが、どうも「神宮前の『神宮』」という焼肉店を取り上げているのではないかと思われる。

次に古いのが1981年週刊文春記事

それからサラダの「チョレギ」はサラダ菜と長葱に十種類の調味料を合わせたドレッシングが使ってあって、味も格別です。

こちらも、おそらく「青山の家の近くに開店した焼肉屋さんの『第一神宮』」という店について書かれている。

この神宮前の「神宮」と青山の「第一神宮」はおそらく同じ店を指していると思うのだが、

第一神宮 青山店」はつい最近まで営業していたので食べログにも載っている。メニューを見ると、

https://tabelog.com/tokyo/A1306/A130603/13001197/dtlmenu/

チョレギ 700円

手作りドレッシングサラダ

ワカメチョレギ 800円

と、しっかり「チョレギ」が確認できる。「ワカメチョレギ」もある。

また写真を見るかぎりでは唐辛子確認できず、それほど辛くはなさそうだ。

そうしてみると、韓国サンチュコッチョリをもとに現在のようなチョレギサラダを作り出したのは「第一神宮」なのではないか、と推測したくなる。

(もちろん記録に残っていないだけで他店でさらに古くから存在した可能性はある)

ついでに「コッチョリ」も検索してみよう

週刊現代1985年

あっさり味のサラダ「コッチョリ」

主婦生活1987年

夏野菜韓国サラダ・コッチョリ ごま風味の辛みダレでいただく

月刊食堂1992年

コッチョリ(韓国サラダ)

週刊現代2000年)

コッチョリ600円。しょうゆベースの甘辛いドレッシングがかかる韓国サラダ

1980年代の時点ですでに「コッチョリ」も「韓国サラダ」という意味になっていたようだ。

また「あっさり味」「ごま風味の辛みダレ」「しょうゆベースの甘辛いドレッシング」などはそれぞれ異なる味付けに思える。

こうしたバリエーションを眺めて、エバラが「塩味」「コチュジャン味」「醤油味」を発売したというのなら筋が通る。

まとめ

「チョレギ」はもともと韓国浅漬けキムチのことである

韓国ではどちらかというと「コッチョリ」と呼ばれることが多いらしい。

特にサンチュのコッチョリは「唐辛子ダレの野菜サラダ」とも言える料理である

日本では1970年代から第一神宮」という焼肉店が「野菜サラダ」として「チョレギ」を提供していた。

それはコッチョリというよりも、おそらく現在チョレギサラダに近いかたちにローカライズされたものだった。

1980年代以降、チョレギやコッチョリは焼肉店などを通じて広まり、さまざまな味の「韓国サラダ」の総称となっていった。

2001年に、エバラ韓国サラダドレッシング商品化した。

塩味」「コチュジャン味」「醤油味」があり、それがおそらく当時の焼肉店でよく見られた韓国サラダラインナップだったのだろう。

また、そのときチョレギサラダ」という呼称採用されたことにより、「コッチョリ」よりも「チョレギ」という呼称が広まることになった。

といった感じでどうだろうか。

ここからさら調査を進めるとしたら「第一神宮」の店主に話を聞いてみたり、

1970年代以前に「チョレギサラダ」や「コッチョリサラダ」を出していた店がなかったかを調べる感じか…。

2023-03-23

日垣隆ハックルさんの今後

https://twitter.com/kanose/status/126516042754301952

加野瀬未友 @kanose

ハックルさんが日垣案件化していると@soylent_green さんがブクマコメントしていて、最初それは言い過ぎではと思ったけど、最新記事見たら、言い過ぎじゃない気がしてきたよ…

https://twitter.com/raf00/status/126540252662870016

はあちゅうといいべにぢょといいハックルといい、今日発狂した人たちが大量に湧いている一日だなぁ

ハックルさんの様子見てきた。あいかわらずのアノ押しの強さ、すさまじいなあ。冷静に操り糸引ける参謀なりソロバン弾ける番頭なりとタッグを組めば(組めれば)、広告代理業でも押売営業でも新興宗教開祖でもナンでもやれるだろうなあ。「もしドラ」もそうだし。すごいなあ。そのタッグ相手を、とある会社経営者K氏へ一方的因縁つけて白羽の矢刺しまくってる節操の無さも含めて、押しの強さハンパなくてすごい。「もしドラ」チームから放たれて野に返されたとか組む相手いなくなったとかなにかか。いやまあ、まじめに、ああいう、議論とか感性とか倫理とかぜんぶすっ飛ばして、コチラの主張をアチラへ丸飲みさせようとする力押しと心意気、人格としてじゃなくてヤクザ手法として学ぶところあると思いました。

広告代理業でも押売営業でも新興宗教開祖でもナンでもやれる、って書いたけど、そういう押しの強さで商売するのって手品タネを明かさないことが大事で、インターネット普及しちゃってからは(書評が流布したりして)手品タネすぐバラされるから一発屋になりがちだしすぐ野に返されるなのでハックルさんもう文筆ではダマクラかせないんだから、文筆にこだわってるうちは組んでくれる相手あらわれないし、方針転換して筆は折って違う戦場でまた押しまくれば稼げるかもしれないな。あの押しの強さはひとつの才能だもの。ただ本人がベストセラー作家だけどとかやってるうちはアレだわ

見事に「ゲーム歴史」にて成し遂げましたね。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E5%9E%A3%E9%9A%86

マーケティング手法には「電子書籍日本一売った」「世界初日本初の有料メルマガ」「5年で所得3倍」「数ヶ月でTOEIC900点超え」など煽るような広告宣伝が多かった。

買ってはいけない」は嘘である」という著書がある。

2006年11月刊行された「すぐに稼げる文章術」(幻冬舎新書)で盗作騒動が起きた。新潟大学教授(のちに慶応義塾大学教授)の山内志朗による「ぎりぎり合格への論文マニュアル」(平凡社新書2001年刊)の一節と酷似した内容が掲載されていることが刊行の翌年にインターネット上で指摘され、平凡社幻冬舎に抗議する事態に発展。問題とされた部分は増刷の際に書き改められた。

盗作騒動の影響か、2007年いっぱいで当時抱えていた連載[5](「新書一点賭け」(文藝春秋)、「MEDIA WATCH 売文生活日記 どっからでもかかって来い!」(WiLL)、「通といえば販!」(週刊現代)、「敢闘言」(エコノミスト)、「日垣隆のどこへ行くのかニッポン!」(日刊ゲンダイ))がすべて終了となった。以降、いわゆるマスメディアへはほとんど登場せず、ツイッターフェイスブックなどのSNSによる情報発信有料メルマガ電子書籍による自費出版を盛んに行っている。


dankogaiがこの日垣隆をすっごい持ち上げてたのは覚えてる。

2022-12-29

anond:20221228070744

理解ある彼氏と同じ感覚なのはあってると思う。

それでもって、鈴木氏のその著書は読んだことがないが、週刊現代で読めたお妻様の話に結構シンパシーを感じていた。

俺も妻がやっていない家事をこれでもかってやってほどやって、俺が倒れたら困るのはお前だからな!みたいなモラハラバリバリでやってたことある

家事育児を率先してやる男性ほど男女平等否定的みたいな話があり、その原因はそういう男性家事育児にも競争原理を持ち込むからって話があったが、まさにそれ。

「僕がガンダムに一番うまく乗れるんだー!!!」という感じで家事育児もしていた。

子供自分しか懐かず、妻もかなり精神的に参っていたような気がする。

男女逆だと「夫が育児に協力的ではない」と周囲に愚痴とき典型的パターンにはまっていたわけだ。

倒れる前にお妻様の話に出会って、似たような感覚でやってぶっ倒れた人がいたことを知った。

それでもって、自分がやっていたのは単なる価値観押し付け理解して、まあ、やれるところでやってちょっと引く感じになったな。

今では子供も妻になついているので、早く気づけて良かったという話。

2022-09-09

あー、昨日一瞬ホットだった週刊現代のやつってそうなんだ

やっちまったな講談社

そりゃ森元激怒するわ(関係ない)

2022-07-30

統一教会にとって選挙工作はお手の物

反・統一教会立候補者落選させるために、統一教会が「あの人は統一教会会員」とネットに書いて拡散させ、選挙が終わったらしれっと自ら「あの投稿デマでした」と新聞広告を出してチャラにしたという現実に起きた怖い話を読んだ。

 

足利市長の私が体験した「旧統一教会」の選挙妨害とその全手口(大豆生田 実,週刊現代) | 現代ビジネス | 講談社(1/7)

https://gendai.ismedia.jp/articles/-/97951

 

ほんと信じられない酷い話だが、よくよく考えれば統一教会CIAとかKCIA反共工作活動ルーツの1つにあるのだから、この手の選挙工作はお手の物なんだよな。別に足利市選挙で起きてる話ではない。相手共産党レッテル貼る選挙ビラを巻くのは毎回の選挙で起きてることだし、沖縄カルトデマ流し放題となっている。

アメリカでも大統領選ワシントン・タイムズデマを流しまくってトランプ当選させようとし続けた。デマを流すだけ流して拡散させて、しばらく経ったら自ら謝罪してってのは足利市選挙妨害そっくりhttps://twitter.com/hayakawa2600/status/1550333395472789506

反米国家での反体制側を支援する選挙工作アメリカもやってることだから統一教会を直接非難することもできずに「ロシア中国選挙工作に気をつけろ」と言うしかなく統一教会は今後も選挙工作をし続けていくだろう。

日本場合、悪評が高まった今こそ「野党候補のあの人は統一教会会員です」って工作が一番効果ある時。来年統一地方選挙でも見られることだろう。今からHPに立憲を応援する文章を載せて下準備をしてるかもしれない。

2022-07-06

週刊現代が行った調査では、仮性包茎であると回答している割合20代で83.8%、30代で75.6%、40代以上で64.6%でした。

なんで減るんだよ

2022-05-08

anond:20220506135925

テレビソースはないけど新聞の例やテレビゲーム悪影響論の波は下記の論文にわりといい感じにまとまってたよ。

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jasag/13/1/13_56/_article/-char/ja/

テレビゲームと暴力問題過去現在未来社会心理学における研究の動向―

坂元

フリーPDFを見れるから見るとよいよ。この著者の坂元章さんはいお茶の水大学の教授になってるんだ。

あとは下記の東北大学の(たぶん卒業論文かなにかだと思う)PDFデータ量が多くてちょっと面白かったよ。

http://www.law.tohoku.ac.jp/~inuzuka/lec/kumada.pdf

新聞雑誌などのメディアの中では、テレビゲームが社会的適応性に対して悪影響を及ぼすことが定説であるかのように扱われてきている。木村が挙げた例によると、1993 年 2月 14 日号の週刊読売では、「テレビゲームはこんなに怖い!! あなたの子供は大丈夫か」との特集が組まれ、人づきあいが苦手になる、といった主張を軸に、様々な身体的・心理的悪影響を受けるとの記事掲載された。同年 1 月 30 日号の週刊現代でも「子どもの心と体を蝕む『テレビゲーム症候群』」と題した記事の中で、テレビゲームの使用他人コミュニケーションをとるときに悪影響を及ぼす、といった旨の医師によるコメント掲載された。また、新聞では、いじめから不登校になった中学生自殺事件を報じる記事に、「テレビゲームでの遊びによって、対人関係能力が低下している。自分保護してくれる人以外の人間とはつきあえなくなるなど、傷つきやす人間になってしまう。」というコメントが寄せられることもあった(木村, 2003)。

2022-04-28

日経たわわ広告問題視する人・しない人の特徴と、その考察と、いろいろ。

 特徴

問題視する人:


問題視しない人:


これは、SYNODOSに掲載された田中辰雄氏の記事( https://synodos.jp/opinion/society/27932/ )

の図4と図5から抽出したもの。それぞれの特徴が意見にどれくらい影響するかは、記事に当たってほしい。

なお、#をつけた項目は統計的有意ではない数字によるものだけど、参考までに載っけとく。

ここでいう自由正義かというのはちょっと説明必要で、

放送禁止用語ポリコレ言論表現活動を萎縮させている」「差別発言ヘイトスピーチ天皇侮辱表現規制禁止すべきではない」「反日的発言下劣発言社会的に許容されるべきだ」「言論には言論のみで対抗すべきだ」などの意見賛同するかどうかをいう。

言い換えると、言論表現に法的規制はもちろん自主規制もすべきでないし、社会的配慮不要と考えるか、十分な理由(社会正義)があるなら一定規制配慮はやむなしと考えるか、かな。

調査を行った田中自身は、

広告問題視する人が多いのは、既婚者、クリエイター痴漢厳罰を求める人、フェミニズム賛同である

とのみ記述しており、問題視しない人については記載なし。


 考察(仮説と将来予想)
増田

男性は[女子高生表象を「性的アイコン」と捉えがちで、]「萌え絵」=[男性目線のいやらしさを含んだ]漫画アニメ調の絵に慣れているため、「萌え絵広告にも違和感が薄く、容認である。年齢が上がっても意見はそれほど変わらない。

女性は[女子高生表象を「子供時代のかつての自分」と捉えがちで、][一般的漫画アニメには男性と同様に触れていても、]「萌え絵」に触れる機会が少ないためか、「萌え絵広告には違和感を抱き、批判的になる。また、年齢が上がり、女子高生との年齢差が大きくなるほど[高校生子供に見え、]批判的になる傾向がある。

  ※[ ]の中は、仮説のための補助線的な仮説。

時間の経過とともに容認する人が増えるかはなんとも言えない。

男性目線のいやらしさを含む「萌え絵」が今後、より一般的になる(=日常風景に溢れ、女性向けの作品にも女体の強調表現が増える)場合は、男女とも慣れ、現在よりは容認的になる。ただし、クリエイター層は「萌え絵広告批判的な傾向があるため、日常風景創作作品に「萌え絵」が広がるかは消費者需要による。

また、現在の若年層女性が将来年齢を重ねると、未成年を描いた「萌え絵」に批判的になる可能性がある。

田中氏版

若年層は漫画アニメ調の絵に慣れているため萌え絵広告容認である時間の経過とともに容認する人がしだいに増えていく。


考察に違いが出る背景

田中氏は調査生データを持っている。記事には記載されていない判断材料があるのかも。増田生データを持ってない。SYNODOSで調査結果の記事を読んだだけ。

田中氏は男性データ考察使用せず、全体のデータ女性のみのデータから結論を出している。増田は反応に男女差が大きい理由が気になったので、男性データ比較しながら考察した。

考察の流れについては

https://anond.hatelabo.jp/20220426233859

https://anond.hatelabo.jp/20220427230024

に書いた。散漫な文章申し訳ないけど。

あとこれもついでに

https://anond.hatelabo.jp/20220428000622


で、何が言いたいの?

藁人形叩きはあまりうまくないってことと、社会調査は便利で楽しいよってこと。

自分意見が異なる人の像はよく見えないので、ステレオタイプ投影してしまい、反論はしばしば藁人形叩きになってしまう。

たわわ広告問題視しない人には、問題視する人が「オニババみたいな顔で若い女の子を苛めている性嫌悪クレーマーバサフェミ」に見えているかもしれない。

問題視する人には、問題視しない人が「女の子身体を舐め回すように視姦してるロリコン変態非モテオタク」に見えてるかもしれない。

でもそれが本当の姿とは限らない。

最初に挙げた特徴は、あくまでも統計的な傾向なので、個々の人を見ると外れてることも多いはずだ。殆どに当てはまっていても逆の意見だということだってあり得る。

ただ、様々な属性の人が問題視したりしなかったりしてることは分かると思う。

たわわ広告問題視してる人が、

漫画が好きじゃない未婚男性」「自分でも漫画イラストを描いている既婚女性」「漫画のことはよくわからないが、年頃の娘のいる既婚男性」のどれなのか、

問題視しない人が

漫画が大好きでよく読む若い女性」「漫画のことはよく分からないけど、アイちゃんと同世代の娘がいる女性」「漫画が好きだし、自由を重んじたいと考える男性」のどれなのかなんて、透視できないよね。

ステレオタイプ藁人形攻撃したって、反論したい実際の相手に届く訳がない。

社会調査統計は、ステレオタイプを壊す助けになる。何より、あーでもこーでもと考えるのはとても楽しい

田中氏の調査結果について、より妥当解釈をされた方は、ぜひシェアしてほしい。

意見の男女差の詳細を見てみよう

田中氏の記事の図2(全体。n=3154)・図3(女性のみ。n=1585)では、単に問題視するか否かではなく、たわわ広告を見てどういう意見を持ったかを少し細かく聞いている。

男性のみ(n=1569)の割合グラフ記事内になくて不便なのだが、その他の数字から逆算して、以前の増田簡単な表にしたので、再掲する。

ちなみに計算電卓と紙でやったので、どなたか検算してくれるとありがたいです。

意見そう思う(女) 思わない(女)そう思う(男)思わない(男)そう思う(全体)思わない(全体)
1.男性目線のいやらしさを感じる 45.6%43.9%22.5%68.2%34.1%56.0%
2.新聞広告としては不適切34.8%50.5%14.7%71.8%24.8%61.1%
3.女子高生性的に扱っており問題32.1%54.8% 13.8%74.7%23.0%64.7%
4.はっきり言って不快23.5%64.8%5.8%83.1%14.7%73.9%
5.性的な要素はあるとしても問題ない範囲52.1%36.7%64.2%25.8%58.1%31.3%
6.女の子が可愛くて素敵50.4%38.1%64.7%24.8%57.5%31.5%
7.全体として表現自由範囲46.8%41.4%63.5%27.9%55.1%34.7%


問題視する・しないは様々な要因、論点で決定されている。

のそれぞれに、価値観漫画アニメ調の絵に対するリテラシーが反映されることで、

問題ない」派の中には

「どこが性的なの?こんなん全然エロくないじゃん。露出も少ないし」

「やらしいおっぱい女子高生最高だなもっとやれ」

性的不快だが、未成年性的表現であれ、表現自由観点から広告規制はすべきでない」

かわいいお人形さんの絵ね😊」

という人たちが共存し、

問題ある」派の中にも、

エロカワで好きな絵柄だけど、この子制服着て通学カバン持ってるし、中高生でしょ?子供じゃん。子供エロカワな広告を堂々と新聞が載せるなよ。しかも何のつもりだよ、このボタン

「いやらしい。大きな胸して、はしたない」

性的な絵はちょっと……いきなり人前では見たくないかな。朝、電車の中で見てびっくりしちゃった」

漫画などという低劣なもの日経新聞ともあろう大メディアが。ふざけとるのか」

という人たちが同居している。

繰り返しになるけど、藁人形叩きはうまくない。無駄悪感情応酬になるだけだ。

せっかく俗世のしがらみなく、様々な他者意見交換ができるネットにいるのだから藁人形だけじゃなくそれぞれの意見に目を向けてみないか

  ※漫画アニメ調の絵に対するリテラシー表現の読解力)と、男性から性的視線male gaze)を感じ取るセンサーのようなものは、一部重なるにしても異なるものだと思うけど、田中氏の問題意識から外れていたのか、それぞれの影響を今回の調査項目では測定できない。意見の男女差とクリエイターの傾向が考察材料にはなる。

増田スタンス

「で、お前は『どっち側』なんだよ?」と、敵か味方かが気になる人もいるかもしれない。『どっち側』かは、以下に書くことで自由判断してください。自分としては、別にナントカ陣営に属しているつもりはない。

日経たわわ広告について、



最後

改めて、これほど興味深い調査結果を無料で公開してくれた田中辰雄氏に感謝したい。

前2回の増田からリンクをしなかったが、

https://shin-fedor.hatenablog.com/entry/2022/04/24/220716

真摯な長文には感銘を受けた。増田という匿名スペースから言及になり、失礼。

追記2022/04/28 19:37

だいたいいつも投稿ボタンを押してから書きたいことを思いつくんだよな。

女子高生表象男性にとって「性的アイコン」とされがち、と書いたけど、小学生とは扱いが違うということ。

ランドセル背負って黄色帽子かぶった女の子の、洋服の胸の部分がぱつんつんではち切れそうな様子を高い画力とこだわりで たわわ)) に表現されたら、その漫画新聞で全面広告されたら、違和感いかな。

それは、小学生性的存在という意識一般的ではないからだと思う。昔、というか女子高生ブーム以前は、高校生もそうだった、と思う。

それが表象の力ってやつ。

マニア向け?としては、90年代身体はオトナ♡な女子小学生ソフトエロコメもあった記憶はある。石川さんという漫画家の「よいこ」。あれが日経の全面広告になったらビビる

現代なら題材的に、青年誌では難しいかもしれない。女子小学生表象が当時一般的性的アイコンだったからではなく、田中氏の表現だと「ジェンダー論の広がり」によって、「身体だけオトナ、頭脳と心はまだ子供の女子小学生が繰り広げるちょっとエッチコメディ漫画」、普通性的存在とは見なされない女子小学生性的に見ることのギャップギャグで済まない方向に、社会は動いたと思う。

  ※言うまでもないが、絶版しろとかそういう主張じゃない。「昔の漫画」として読まれるのでなく「今の漫画」として始めるリスク一般青年誌は取らないだろうということ。漫画は今でも入手可能だと思う。

追記2。2022/04/28 19:55

オタク」の変質はあるように思う。

黎明期オタクリテラシーが高く、創作批評評論ものしたもの記憶している。現代オタクは、リテラシーがさほど高くない消費者割合が高いのではないかと……。批評評論を難癖・攻撃と捉えてしまうようなタイプの。

てのを、月曜日のたわわのロゴへの言及と反応に感じた。

https://togetter.com/li/1878738

追記3。2022/04/29 0:11

興味深い話があり興奮してしまった。

https://anond.hatelabo.jp/20220428103925

既往研究では化学物質等の危険ものについて、子供の有無に関係なく30代から40代女性が他の属性よりも危ないと感じやすいという一般的傾向が確認されている

子供の有無に関係なく、というのがポイントで、その年齢になると、危ないものをより危ないと感じやすくなるのだ。

割と良く知られていることなので、なんであのアンケート調査者が既往研究について触れないのかは謎だ。

田中氏は計量経済学専門家からかも。統計調査仕事でも、分野が違うとな。

てか自分もいま知った。まあ少し齧っただけの素人だし…

その研究 Permalink | 記事への反応(4) | 19:01

2022-04-27

anond:20220426233859

SYNODOSの、日経たわわ広告アンケート記事感想にいくつか補足。

はてな記法は少しだけ使えるようになった。改行が足りなかったんだな。

 一

ネット調査であることによる標本の偏りを指摘したトラバを見かけた気がしたけど、なくなってる?

かにインターネットでのアンケートに回答する人は、普段ネットを使わない人より広告肯定的だろうと直感的には思う。田中氏の調査では10代以下の子供や60代以上の老齢者も対象じゃないから、日経新聞を購読してる層全体を見れば、実際はもう少し批判的になるのかもしれないね

 二

https://anond.hatelabo.jp/20220427084110

で、自分が気になったのは、9)性別役割分業志向10男性優先社会認識だけどね。

本来ならこれは同じ方向をむく、というか合わせて「フェミニズム志向」と呼ぶべきものだろう。

でも実際は、10男性優先社会認識は明確に反対傾向があるけど、9)性別役割分業志向有意じゃないけどどちらかといえば逆方向

ごめんこれ、何言ってるか分からない。9)性別役割分業意識は、「男性仕事に専念してお金を稼ぎ、デート食事お金負担すべきだ。女性感情的で、女性らしい感性を持つ。仕事より育児に傾注するべきだ」に賛同するか否かの、保守的な男女観を持つかの傾向をみる質問だよね。

フェミニズムとは全くの反対だと思うが……。

この数字有意ではないので、田中氏にはあっさり流されてるけど、どちらかといえば逆、つまり保守的な男女観を持つ方がたわわ広告肯定的かもしれないのは興味深い。

 三

SYNODOSの記事でたわわ広告問題視しない人が着目されていない理由について、前の増田で「たぶん無関心」と書いたけど、違う理由も考えられる。可燃性がすごいんだ。

広告問題視する人が多いのは、既婚者、クリエイター痴漢厳罰を求める人、フェミニズム賛同である

に並べて、

広告問題視しない人が多いのは、未婚者、自分では絵やイラスト漫画を描かない非クリエイター痴漢厳罰求めない人、フェミニズム賛同しない人である。また、主に男性である

と書けるか?自分なら恐ろしくてよう書かんわ。書いたけど。

記事で触れなかったのは何故か、何らかの配慮かもしれないが、本当のところは田中氏でないと分からない。ただ読者は、書かれてないことに気づき、その理由考察できるはずだけど、増田の見た限りあまり言及している人はいなかった。

明示されない限り、何が伏せられてるのか気づく人が少ないのも、結構エグい、と思う。

透明性、無徴性の話にもつながるんだけどね。

 四

前の増田では、「萌え絵」にカギカッコをつけて表記した。前提なしに使うにはふわっとしすぎてるんだよな。

田中氏は、

漫画アニメ調の絵が電車街角ポスターなどに大々的に出始めたのはおそらく2000年ごろ以降である現在20代の若年層にとって萌え絵は生まれときから周りにある日常風景であり、抵抗が少ない。これに対し40代以上の人にとっては萌え絵日常世界への大量進出大人になってから体験した出来事であり、違和感がぬぐえないのではないかと考えられる。 

と書いてるけど、漫画アニメ調の絵=萌え絵 ってこと?それって自明かな?

40代・50代の男性20代男性と傾向が全然違うなら分かる。慣れないか違和感があるんだなと解釈できる。けど、9%と12%~14%の差だよ。20代女性(18%)より50代男性(14%)のほうが「萌え絵」に抵抗が少ない要因を、電車街角日常風景時代性だけで解釈するのは無理がないだろうか。

今の40代・50代も小さい頃から漫画アニメに触れている。

うる星やつらラムちゃん宇宙戦艦ヤマトの森雪は70年代ヒロインだし、少し前もはてぶは90年代アニメで盛り上がっていた。

はいからさんが通る、ガラスの仮面ときめきトゥナイト、ふしぎ遊戯天使なんかじゃないフルーツバスケットなど、女性たちに支持されてきた往年の少女漫画はないことになっているんだろうか?

同じ時代を生きてきた40~50代の男女でこれほど意見が違うならば、たわわ広告のような「萌え絵」とは、「漫画アニメ調の絵」全般ではなく、「男性目線のいやらしさを含んだ漫画アニメ調の絵」を言うんじゃないか

田中氏の示した調査結果だけでは、年齢が意見に与える影響が「漫画アニメ調の絵への慣れ」によるものとは言えないように思う。

男性全般抵抗感の低さは、「萌え絵」(男のエロ目線を含んだ漫画アニメ調の絵)への慣れに影響されているのかもしれない、とも思う。

 五

男性には違いが分かりづらいらしい、一般漫画アニメ調の絵、例えば少女漫画の絵と「萌え絵」を、女性はどこで見分けているのか。

2000年代以降の漫画、たとえばハチミツとクローバーカードキャプターさくらやとんがり帽子アトリエはなぜ「萌え絵」扱いをされず、女性に受け入れられているのか。男性評論家か何かに萌え絵扱いされてるのは前に見たけどね。

これは増田の仮説に過ぎないが、肉体の生々しさの強調ではないかと思う。

顔や髪の毛の表現は似通っていても、衣服の布が体のラインをなぞり、皺や陰影で凹凸を強調する描写への念の入れ方が違う。

たとえばアツギ企画のメイン絵師なら、黒タイツから透ける脚や足の肉感描写に並々ならぬこだわりがあった。

極端にいうと、リカちゃん人形の顔にリアルセックスドール身体がくっついているような感覚を、女性の45.6%と男性の22.5%は受けているのだと思う。

この仮説は田中氏の調査では検証できない。検証には、対象者にいろいろなタッチイラストを見せて判定してもらうという方法などが考えられるけど、残念ながら増田には調査設計から実施検証までやる余裕もスキルもない。興味のある誰か偉いひと頼んだ。

では、女性の43.9%、男性の68.2%はなぜ「萌え絵」に男のエロ目線を感じないのか?男の性欲が自分に与える効果クリティカルさが大きいと思うし、クリエイターの反応が考察の参考にはなるけど、ひとまずおいておく。

 六

なぜ女性は年齢が上がると、子供がいなくてもたわわ広告批判的になり、男性は年齢が意見にそれほど影響しないのか?

これも増田の仮説に過ぎないのだけど、

女子高生表象が、男性にとっては「性的アイコン」であり、女性にとっては、子供だった頃の「かつての自分」だからではないかな。

田中氏の記事では統計的有意ではない数字とされていたけど、中高生の娘がいると、全体で2.0%、女性のみでは-1.3%批判的に傾くことから男性中高生の娘がいる場合広告にかなり批判的になるように見える。

おそらく女性は、自分子供がいなくても、かつては自らも女子高生であったため、女子高生10代の若い人間子供に見えている。歳を取り、年齢が離れるほどますます女子高生が幼く見える。

男性は、自分に年頃の娘がいて初めて、女子高生が「性的アイコン」ではなく、人間子供に見え出す人が多いのかもしれない。

たわわ広告へのネットの反応を見ていたら、子供未成年)に性的視線を向けることを社会として許容しないでほしいという声が多く上がっていた。

増田も、新入社員や新入生がこの広告を見て、女子高生に向けられる性的視線、男のエロ目線を感じ取り、いやな思いをしてほしくない、不安や怯えを味わってほしくない、と思ったのを、この増田を書いていて再認識した。

当の新入社員や新入生自身は、特に気にしていないのかもしれないけどね。

 七

ただそれは田中氏の記事では分からないんだ。図2・図3には年齢別の詳細がないので、「広告として不適切とまでは言わないが、不快だ、いやらしいと思う」と感じる20代女性がどれだけいたかは、生データを見ないとなんとも言えない。

ちなみに増田自身は、7つの意見

1.男性目線のいやらしさを感じる

2.新聞広告としては不適切

3.女子高生性的に扱っており問題

4.はっきり言って不快

5.性的な要素はあるとしても問題ない範囲

6.女の子が可愛くて素敵

7.全体として表現の自由の範囲

については、1.思う、2.思う(日経新聞等、一般紙の広告として)、3.思う、4.思わない、5.思わない、6.思う(絵柄は好みの方)、7.「表現の自由」が出てくる意味がわからないので、どちらとも言えない。

たわわがヤンマガに連載されるのも、広告日刊ゲンダイ週刊現代に載るのも、一般書店高校生が買えるのも、問題ないと考える。

 八

月曜日のたわわというマンガストーリーへの感想はともかく、性加害描写がないと評価する言説があった。いや、あるだろ。そこ否定してどうする。女から男への痴漢、同性間のセクハラと、かなり暴力的だと思った。

 九

SYNODOS掲載の、田中辰雄氏による日経たわわ広告に対する調査記事は、女性の反応しか見ず、男性の反応を無視してデータ解釈したことで、少し的を外した結論になっていると思う。

増田としては、

男性は(女子高生表象性的アイコンと捉えており、)「萌え絵」、つまり男のエロ目線を含んだ漫画アニメ調の絵に慣れているため、違和感が少なく、「萌え絵広告容認である

女性は(女子高生表象を「かつての自分」と捉えており、)男性ほど「萌え絵」に触れる機会が少ないため、違和感が強く、男性より批判的になる傾向がある。また、年齢が上がり、女子高生と年齢差が大きくなるほど批判的になる。

時間の経過とともに容認する人が増えるかはなんとも言えない。男性目線のいやらしさを含む「萌え絵」がより一般的になる(日常風景に溢れ、女性向けの作品にも肉体の強調表現が増える)場合は、男女とも慣れるので、現在よりは容認的になる。ただし、現在の若年層女性が将来、未成年を描く「萌え絵」に批判的になる可能性はある。と読むかな。

もちろん、追加の調査等で、田中氏の仮説と予想「若年層は漫画アニメ調の絵に慣れているため萌え絵広告容認である時間の経過とともに容認する人がしだいに増えていく」が正しかったと分かるかもしれない。田中氏は調査生データを持っているので、記事には表れていない情報をもとにこう分析している可能性はある。

とにかく、これだけ面白い調査内容を無料で公開してくれたことを田中氏に感謝したい。萌え絵広告とその反応を考える上でとても貴重な記事だと思う。

 十

日経謝罪すべきか?というと、個人的には全く思わない。出してもどうせご不快メソッドだろ。

たわわと絡めず、「日経新聞社は未成年性的に扱うことを認めない」というメッセージを何らかの形で出してもいいとは思う。社会の公器だかオピニオンリーダーを気取るなら、それくらいはね。

2022-02-16

ロシア将校協会

去年の12月31日までの時点ですらニュースに1件も出てこない、退役軍人勝手に作った小さな組織週刊現代が報じてウヨパヨさんたちが話題にするなんて、マスコミ政治家からしたら笑いが止まらんだろうなぁ。

「あぁ、まだこうやって動かせるんだな」と。

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん