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2013-04-18

オーナー(同族)経営会社ブラック企業になりやすいか

読んだ↓

オーナー経営者ブラック企業の話

http://d.hatena.ne.jp/takerunba/20130416/p2

以前いた会社の話をしたい。

簡単に言ってしまうと

親族経営

トップが3代目

株式非公開の零細企業(従業員100人未満)

オーナー企業って悪いことばかりじゃなくて、

短期収益を気にする株主に左右されずに、長期的な視点経営できるとか、

良い点もあるとは思うんだけど、ひどいとこはひどい。

なんて言うか、空気が。

ちなみに創業50年以上の会社だったと思う。

オーナー企業」と言ってしまうと日本中小企業8割が個人で株式の大半を所有しているオーナー企業なので、

厳密に「親族経営」「同族経営」のお話

株式公開してれば、まだ株主の目もあるし、いいんじゃないかな。

株式公開してない零細の同族経営はひどいよほんと。

しか社長が二代目三代目。

創業者自分が起ち上げて成長させた「自分会社」や「その仲間たち」に愛情があるだろうし、

会社自分で起ち上げるだけの才覚もあるだろうから

ワンマンにはなりやすいかもしれないけど、まだいい。

二代目三代目になると、その愛情も才覚もない、若いアホ坊(ぼん)が社長

自分に自身がないかワンマンにはならないけど、経営の才覚もない。

その下のマネジメント層も指揮命令しない。命令しちゃうと何かあったとき自分責任になるから

もちろん報告や連絡も受け取ってもらえない。報告や連絡を受けちゃうと何かあったとき自分責任になるから

従業員に求められるのは「自己責任独断でやる」こと。

やっても思惑から外れると責任を取らされる。「なんで勝手にやってるんだ!俺は聞いてない(から俺の責任じゃない)ぞ」

その結果、実績や青果よりも、パフォーマンス合戦、媚び売り合戦責任のなすりつけ合い、社内政治

成果主義の名のもとに給与を落とし、親族とその一派(腰巾着)にどれだけ媚を売ったか給与が上がっていく仕組み。

「それは違うんじゃないですか」と正論を言おうものなら「お前は俺を馬鹿にしてるんだろう!」と始まって、

親族とその一派にターゲットにされて給与が落ちていく。

もちろん労働基準監督署に駆け込む人もいたけど、彼らもお役人からね。

ちょこっと来て、就業規則みて、「ここは直してね~、直したら提出してね」でおしまい

まぁ、法に触れてるわけじゃないからね。経営モラルの問題だし。

残業時間サービス残業)や離職率といった数値に出ないとこでひどい。

わかりやすイメージでいうと、北朝鮮

国民は食うや食わずで食料を取り上げられるけど、将軍様とその一派は肥えてぶくぶく。

従業員で40歳くらいの人が年収300万以下で仕事してんの。

社長は1500万円のカスタマイズBMWを経費で乗り回してる。

曰く「BMWの皮をかぶったフェラーリなんだぜ」

都市圏内に大豪邸。社長はまだ40歳前だけど。

社長のお母さんはその辺にいるような「スーパーレジ打ちしてるうようなおばちゃん」だけど、会長

社長のお母さんだから会長。昼飯も一緒に食べに行く仲の良さ。

残業とかほとんどない。繁忙期にちょこっと増えるけど、常識の範囲内。

っていうか、仕事が無い。

儲かってない訳じゃなくて、ニッチな分野でシェアの高い商品なので、仕事しなくても勝手に売れていく。

消耗品からなおさら

もちろんノルマ目標はあるけど、それより媚び売りが大切。

離職率も一時期高かったけど、そんなに高くない。

なぜなら「やめたくても辞められない人」を残すから

例えば、要介護状態のご両親を抱えた人を見つけては、役職も手当も剥ぎとって低賃金で働かせる。

例えば、高校生になるお子さんを三人抱えて住宅ローンも抱えてる人。

役職も手当も剥ぎとって低賃金で働かせる。

「どうせあいつはやめたくても辞められないんだからな。あはははh」ほんとに言ってた。

新卒採用もするけど、「採用にあぶれてどこにも採用されなかった奴」を低賃金で拾う。

創業50年以上続いてる会社だけど、無事に定年退職出来た人は2~3人しかいないとか言ってたかな。

から社内にはちょっと問題のある人しか残らない。

まともな人は入ってきても、まぁ中続きしない。やばい臭いをちゃんと嗅ぎ取る。

我慢して「会社を良くしよう」と頑張ってた人もいるけど、

社長が二代目三代目で自分に自身が無いものから、批判(提言)に弱い。「お前は俺を馬鹿にしてるんだろう!」

から結局、社内政治の上手い人が甘い汁を吸う構造

能力とか実績とか関係ない。

社長はアホ坊だから腰巾着うまいこと操る。

その腰巾着も「社長がこう言っている」「社長がああ言った」「社長・・・」「社・・・

スネオみたいな感じ。将軍様~。

いつだっけな、腰巾着忘年会スピーチで「ボクは社長のことが大好きなんです」とか言ってんの。

「従業員はみんな社長とこの会社のことを愛してるんです」とか言ってんの。

社長は涙を拭っちゃってんの。

なんかすげーって思った。

嫁さん子供まきこんで、家族ぐるみでお付き合いしてるっぽい。

まー、それでヨットも買えるし、娘にブランド服を着せて芸能学校にも通わせることが出来てんだから

数字に現れるブラック企業軍隊ブラック)もやばいけど、この手の隠れブラック北朝鮮ブラック)もやばいんじゃないかな。

軍隊ブラックは殺しにくるかもしれないけど、北朝鮮ブラックは生かさず殺さず吸い取られる。地主小作人

就職活動してる人は本当に気をつけたほうが良い。

この手の会社は外っ面はいいからね。入ってみないと見えないし。

オーナー企業にしても親族経営にしても、企業文化ちょっと偏りやすいし、ちょっと宗教ぽくなりやすいよね。

いかいかは別として。

じゃぁ、ドライ外資系がいいかって言うとね。

んでさ、結局。

高度経済成長から50年ぐらい経って、この手の二代目三代目の同族経営中小企業って、日本全体で見たら結構多いんじゃないかな。

そう考えると、日本経済とか、アベさんがミクスってるのって、ホントにうまくいくのかね~、ってちょっと思う。

2012-12-10

http://anond.hatelabo.jp/20121210101417

 うちはネット経由の勉強会オンラインオフラインの知り合いになって結婚しました。

 勉強会ネットですが、全国各地主都市オフ勉強会もあるグループです。

 んだから結婚式には勉強会で出来た友達が1テーブルに溢れるほど参列してました。

 きっかけはネット。でもリアルでも会うようになればええんでは?

 ちなみに結婚式の翌日から連休は、オフ勉強会をやっている各都市

結婚しました」

披露行脚をやりました。

 リアルではあった事のない、勉強会の面々にたくさん会えてうれしかったです。

 体力的にはきつかったけれど。

 もう20年も前の話です。

2012-12-02

http://anond.hatelabo.jp/20121202112758

ここでインテリって

親が地主農家農業大学校に通ってる人なの?

分かった。塾に通ってる中学生か!

2012-10-13

とある地方公務員生活保護について書いた

予想以上にブクマが増えて恐縮しています

公務員だけど、公務員残業代問題に潜む高齢者問題

http://anond.hatelabo.jp/20120922164617

とある地方公務員が日々思ったことを10コラムに分けて書いてみた

http://anond.hatelabo.jp/20121012225331


今回は生活保護に焦点を絞って書きたいと思います

 生活保護財政圧迫は嘘

生活保護の増大が財政を圧迫するといわれていますが、少なくとも私が務める町では財政圧迫はありません。

そもそも生活保護の財源はほとんど国が負担しています。詳しく言うと、生活保護の大半は国庫負担ですし、残りの部分につきましても地方交付税補填されます

したがって、実質市町村負担は0です。いわば、中央から地方への再分配的側面が生活保護にはあるというわけです。

※ただし、大阪市のような特殊都市財政を多少圧迫しているでしょう。詳しく財政分析していなので半端なことはいえませんが、大阪市生活保護問題全国的に見ても特殊です。

その背景には、西成地区存在、同和被差別部落問題在日コリアン差別問題など多くの問題をはらんでいますので極めて慎重に検討するべきでしょう。

 自分の優良顧客生活保護受給者と気づかない人々

さて、町の零細商店主はだいたい税金相談や、補助金相談にお越しになります

そこで、生活保護話題になると、以下の様な要約になります

「ワシらが苦労しているのに、生保のくせにタバコを吸ってた、昼間からパチンコ行っている、本当に許せない」

といった内容です。

それは確かに許せない気持ちになるのもわかりますが、実際生活保護受給者は小さい零細の店で買い物をすることも多いです。

特に近くにスーパーがない場合は、そのような零細商店で買い物をしています

これは小売に限らず地元不動産病院も当てはまります

地主不動産業者ならば住宅扶助病院なら医療扶助というよう少なから生活保護受給者が顧客になることがあると思います

具体例をいうと、築20年以上経った物件で、普通の人ならば住まないようなアパート生活保護受給者が利用する事が多いです。

その際、行政家賃を支払うので地主は食いっぱぐれません。加えて、住宅扶助上限まで家賃要求する地主もいます

というわけで、間接的に生活保護恩恵を受けている人が案外多く、彼らの生活保護受給者が優良顧客になっているわけです。

 生活保護受給者を支える共産党ネットワーク

生活保護の窓口には結構な頻度で市民団体を連れて生活保護に申請にお越しになります。誤解されている方もいると思いますが、そういう市民団体やら弁護士共産党が連れてきたかビビって支給するわけではなく

同行してくるということはある程度、要件は満たしているということが担保されているのでスムーズ支給できるだけのことです。

それに手続きもだいたい、彼らが受給希望者にマンツーマン指導するので手続きミスも少なくなるので事務作業が多少軽減されるんですよね。

生活保護というと、かつて水際作戦というものがあり問題になりましたが、現場の職員としては要件さえ満たせば支給します。別に支給を渋っても何のメリットもこちらにありませんし、逆に後で餓死なんてことになったら一生トラウマになります

共産党というと何か全共闘混同しているかもしれませんが、比較的穏やかな人が多いです。

あくま生活保護に限っていえば、生活保護に限らず、多重債務DVといった福祉現場で働いたときには何やかんやで地域共産党ネットワークと関わることになります

やはり、弁護士社会福祉医療機関など幅広くパイプをもっているので、何かと相談やすいんですよね。民商やら医療生協やら、小さい市民団体などはお世話になりました。

地方ではなぜか共産党系が議席を保っているのも何か頷けます

 でもやっぱり生活保護はイヤ

地方ムラ社会ですので、やっぱり生活保護受給者は肩身を狭い思いをします。

バレると、村八分はいいませんが町内会から徐々に距離を置かれます

本来はそこで地域が支えるべきだと思うのですが、結局行政が面倒を見なくてはいけません。

それに生活保護受給者の大半はお年寄りで、基本的に真面目なので生活保護を受けることにかなりスティグマを感じているようです。

生活保護権利だといくら共産党系の方が言っても、当人あくま生活保護は「施し」だと思っているし、周りもそう思っている。

加えて、最近河本報道で余計に生活保護受給者を取り巻く環境は厳しくなりました。

残念なのが、生活保護など知らなかった子供が知名度が高い河本報道きっかけに、生活保護を受けている子供いじめるという事例が報告されていることです。

これは昔からありましたが、それがより一層エスカレートしているように思われます

大人はいじめはダメだというけど、生活保護受給者を軽蔑するのは良しという風潮が、何も関係がない子供に及んでいる現状はあまり悲惨です。

 生活保護公共事業も結局バラマキかもしれないけど・・・

生活保護公共事業も結局バラマキだというけれど、地方においてバラマキ経済以外の経済モデルでは存続できないのも事実です。

ロクな企業もない、ましてや産業もない。結局、減税だの、規制緩和だのやったところでそもそもプレーヤーが少ない地方経済において何の効果もなく、逆に財政が逼迫したことは小泉政権期に行われた三位一体の改革でわかると思います

それは自民党から共産党まで結局、いかにして富を中央から引っ張ってくるのか、ということが至上命題になるわけです。

当然そこには業界との癒着という問題もありますが、それを見過ごしても余りあるメリット地方にはあるということです。

これが地方が結局中央依存した経済構造がもたらした弊害なのかもしれませんが、もはやそれ以外に生きる道は地方にはありません。

昔、増田エントリーに以下のようなものがありました。

イギリス暴動の裏にある鬱屈絶望について

http://anond.hatelabo.jp/20110816094649

これと同じようなことが日本の片田舎の町でも感じられます

まり現在行われている生活保護バッシングは言ってみれば、納税者復讐であり、その矛先が税金の受けてである生活保護受給者です。

そして、同じく税金生活している公務員例外ではありません。

日々、地域と関わっているといろんな影の部分をみることになります生活保護の家庭で育った子供たちは果たして中学校まで卒業できるのか、消費税増税によって経営が本当に回らなくなる商店主はどうなるのか、

そういった現場を知ればしるほど、この国の抱える問題は非常に根深ものがあります


追記です

とある地方公務員日本共産党について書いた

http://anond.hatelabo.jp/20121015233513

追記 2014/12/20

ブログを始めました

とある地方公務員ブログ

http://toarukomuin.hatenablog.com/

2012-10-12

とある地方公務員が日々思ったことを10コラムに分けて書いてみた

公務員が相変わらず人気のようです。

確かに、現在日本を取り巻く現状から公務員になりたい人の気持ちはわかります

私自公務員をしておりますので、公務員志望の方からアドバイスを求められることがあります

公務員だけど、公務員残業代問題に潜む高齢者問題

http://anond.hatelabo.jp/20120922164617


前回、ちょっと暗くなるようなエントリーを書いたので今回は少し軽いノリで書きたいと思います

1 公務員に対する妬みと憧れ

私は一地方公務員ですので、市民と日々接する機会が多いのでよく感じるのが公務員に対する嫉妬と憧れの眼差しです。公務員に対しては、俺らの税金飯食いやがって、もっと働けと思ってる一方で、自分の息子は絶対公務員、娘は公務員の嫁と考えている人が地方はやっぱり多い。確かに、地方でまともな職業といったら、公務員教員銀行員といったところです。だから地方では公務員予備校が大人気なんですよね。

2 夜の街を支える公務員

夜の街といっても風俗ではありません(地方公務員は顔がバレるとまずいので地元風俗には行きません)いわゆる飲み屋ですね。なんだかんだで、総務系の部署は案外定時で終わるので、飲みに行く職員が多いです。そして、地方で繁盛する店は公務員リピーターがいる店です。公務員は安定収入ですので、その店に対しても安定した顧客になってくれるわけです。民間だったら、明日仕事を気にして平日に飲みに行く事を控えるかもしれませんが、時間を持て余した職員は今日も夜の街の経済活性化に貢献するわけです。

3 地方経済を支える生活保護

これは今度ちゃんと書こうと思いますが、案外生活保護地方経済を支えている面は多いです。具体例をいうと、基本的生活保護の大半は国の補助で地方への負担ほとんどありません。たとえ負担があっても交付税措置で軽減されています生活保護自治体財政を圧迫すると思っている人がいるかもしれませんが。嘘。地方財政担当している時は、国の生活保護ある意味地方に対する所得移転、再分配的側面があるような気がしたものです。(当然、生活保護国家財政には負担になる)それに生活保護受給者は車が持てないので、買い物は地元スーパーで買うことになります郊外イオンとか利用すれば安いけど、足がないので地元スーパーで買う。だから生活保護受給者が多く住んでいる地区スーパー小売店ってなかなか潰れない。パチンコに行ってけしからんという人もいるけど、パチンコ屋はパチンコ屋でなんだかんだで地方雇用を産み、税金も納めてくれるし、イメージ戦略のために地域の協力を惜しまない。なので、生活保護バッシングする人はある意味正しいのだけれど、ある意味見落としているよなぁと思う。今度、この生活保護のことはじっくり書きたいと思う。

4 自称地域代表」の台頭

これは前のエントリーにも書いたけど、昼間に基本若い人は来ない。高齢者ばかり。年金健康保険税金といった類は業務の範疇なので対応は容易だが、陳情にも似た「地域代表者」系がときどき来るのが厳しい。地域代表というと、民生委員とか町内会長だとおもいきや、そういう地域コミュニティには距離を置きながら独自コミュニティ論を展開する人々が増えている。おそらく、出自退職世代でしょう。彼らは今まで会社に属していたので地域コミュニティ関係を持たず、いわゆる「社縁」で生息してきたわけですが、退職して地域にどういうわけか関わるようになり、積極的市町村提言をするようになりました。おそらく、今後彼は豊富な財力を元手に市議会議員、町村議会選挙出馬するかもしれないと思うと本当に怖い。

5 facebookよりも大事な「カオ」

地方において、人脈は大切ですけど、それ以上に「カオ」が大切。さっきの地域代表じゃないけど、ある程度信用がなければ地域のあの独特のコミュニティには入れない。ぶっちゃけ、実力とか、実務能力がなくても、基本ユーザー高齢者なので、「○○さんにはお世話になっているから」という理由仕事ができる。いくら行政事務に詳しくても、市民にとったらどうでもいい。ましてや地方facebookで人脈作るよりも、寄り合いとか町内会とかにカオを売った方いい。最初は雑用というか役員祭り上げられて冷や飯食わされるけど、かならず報われる。そうです、それがムラ社会ってやつです。

6 党派性なんて議会にはないよ

自民党民主党かいろんな党派がありますけど、地方議会なんて党派無視です。基本田舎は共産党公明党を覗いて、みんな基本は同じ考え。地域コミュニティ再生経済活性化という方向が同じで選択肢も限られるから政策論なんて難しい。本当に議会仕事って、地元の有力者(町内会長、古株民生委員、先述のカオのある人)の御用聞き的側面がある。だからたか補助金の申請に議員を同行するからこっちとしては始末に負えない。あと、議会政策を提案すると思っている人もいるかもしれないけど、基本的地方議会は元農家とか、自営業とか、公務員OBとか制度運用粗捜しはできても政策は作れないからね。国がアレだから地方は。。。。

7 私がイオンを使う理由

私は商店街よりイオンを使いますイオン株主でもあります。それぐらいイオンを使います。確かに商店街というところの店主は本当に個性豊かで面白いし、地方の顔であります。だからその意義は街の観光を語る上でも必要不可欠です。しかし、商店街には組合というものがあり、それが一種の圧力団体となっている現状があります。かならずその商店街地盤とする議員存在し、商店街活性化名目として、いろいろな助成金補助金、低い融資なりを要求します。商店街店主の有力者は近くに駐車場を持っている地主なので、お金には困りません。これは商店街に限らず、農家建設業者、医師地方はいろいろな圧力団体がありますが、要求お金をくれです。しかし、彼らの圧力結果的に国から地方を支える補助事業圧力になるので、否定もできませんが、うーん、なんだかなぁ

8 生活保護梶原システムよりも興味深い公務員家賃手当

ヒントだけ。職員は月額最高2万7000円の家賃手当がつきます。これは持ち家には適用されません。あくま賃貸です。では、賃貸物件オーナー親族だったらどうなるでしょう?頭の良い人は気づいたでしょ?

9 地方ボランティアを支える公務員OB

公務員OBって案外楽しそう。長年地域活動してきたので、地域活動にも積極的に参加する人も多い。あと、公務員には多趣味な人も多い。作家になった公務員もいるぐらいですしね。なので、地方文化水準とか、ボランティアとか非営利領域公務員、それも公務員OBが支えていると思う。私もそういう人になりたいものです。

10 公務員は公僕だけど、下僕じゃないよ

公務員は公僕だし、私は一生その地域に貢献して死ぬべきだと思う。だけど、決して下僕だと思わない。主権者である国民市民が誤ったことを言えばそれを諌めるのも公僕の使命だと思う。公務員も同じ人間だし、今のデフレ日本では相対的に恵まれいるかもしれない。残業代もでるし、社会的にも認められている。だけど、公務員からといって聖人君子を求めているのはやっぱりおかしいと思う。この国はじわじわ衰退の道をたどっているけど、それでも公務員として精一杯がんばって、大好きな地域死にたいものです。

追記 2012年10月13日

とある地方公務員生活保護について書いた

http://anond.hatelabo.jp/20121013233222

追記 2014/12/20

ブログを始めました

とある地方公務員ブログ

http://toarukomuin.hatenablog.com/

2012-09-20

http://anond.hatelabo.jp/20120920163307

いやあのね、例えばね、

田舎地主とかが先祖代々の財産長男が代表してまるっと相続するじゃん?

長男は一族全員を面倒みるという暗黙のルールがある。

母や兄弟相続すべき分まで長男が一括管理して身代分散を防ぐ。


そこにへんな女がやって来て、長男スピード結婚スピード離婚

一族全員の資産の半分がパパっとかっぱがれたりするんだよ、あんたの言ってる制度だと。

実際にこれに近い不都合が起きて問題になって色々パッチが当てられて今の法律になってる。

2012-08-19

http://anond.hatelabo.jp/20120818112950

なるほど。

なんとなくチェーホフに出てくる没落しつつある地主階級の悩みを想像した。

2012-06-05

http://anond.hatelabo.jp/20120605182309

結構ね、人に貸すの嫌がる地主多いんだよね

自分が使ってる使ってないとか関係なくね、信用がないとかなんとかいって嫌がる

間に役所とか入ると対応が180°変わったりするから、やはり役所だな

2012-05-31

http://anond.hatelabo.jp/20120530231851

太田「そう、あのツイッターっていうのはさ、あそこ100%正義みたいなのが成立しちゃうから

まぁ、典型的な、声がデカい側の認識だよね。

対面や、利害関係がある相手なら、「人間性」で「権威」で「暴力」で「金銭」で「権力」で、コントロールできるのに、ネット上ではそれらと切り離されて「事象単独」で広まるからね。

やくざ親分だろうが、大地主だろうが、企業社長だろうが関係なく、「事象が単独で」俎上にあがる。

声が大きい人間にしてみれば、「勝手正義」が暴走してるように見えるかもね。

今まで、マイノリティーを、小心者を、対立する相手を、「村」や「学校」や「会社」などの限定された空間で殺してきたわけだけれども、自分がされたらムカつくよね。

からネット」という【特殊な】空間で起こった【異常な】事象にしたいんさ。

わかるわかる。


別にネット」の空気が正しいとか間違ってるとかを対象に話はしてない。

そうして生まれた(自分制御できない)「声」は、今まで自分たちが無神経に他者へ押し付けていた「声」だよ。

2012-05-16

立場によって考えが変わる

俺は、ある民間企業で3年くらい働いていたが、ブラックすぎてやめた。

その後、6年くらい役所で公務員をしていたが、公務員仕事があまりわずに辞めた。

その後は零細自営業社長をやっている。

民間にいたころは、公務員が嫌いだった。楽な仕事で高給、ふざけるなと思っていた。

しかしいざ公務員になると、公務員公務員で大変。

民間の仕事はある程度大変さを分かっていたので、

今度は叩きの矛先は企業社長地主などに代わった。

面倒なことは下に任せて上で怒鳴って回っているだけのわがまま存在

金を儲けても自分利益の確保が最優先で、従業員のことは奴隷しか思っていない、と。

そしていざ自分社長になると、今度は叩く相手がいなくなった。

そして今までの自分を冷静になって考えた。

楽さは、もちろん人にもよるが俺にとっては自営業公務員民間企業だ。

人によったら公務員が楽な人もいるし、民間企業リーマンが楽な人もいるだろう。

でも自分以外の立場人間は、怠慢で楽をしていると考えてしまうのが人間なんだな。

社長になってよくわかった。今は自分のところの従業員が憎くて仕方ない。

2012-03-16

農家の戸別補償制度」は、似非農家農地持ち利権確保(=票集め目的)、しかも本気の農家をつぶす制度と聞くが

水田の国土涵養効果(水産資源にも通じる)は絶大だ。それと戸別保障制度とはかみ合っていない気がする。

経済至上を言うつもりではない。農業で本気で食っていこうとしてる人に有利になるように農地法もっとうまく改正してほしいもんだ。

http://anond.hatelabo.jp/20120315223057

林業漁業は詳しくないので書けないが、

http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20090827

「平均68才の人が、ごくごく小さな田んぼを持っていて、めっちゃ効率にお米を作っています。米作りに関しては年間3万円くらい儲かるだけですが、昔田んぼだった一部の土地パチンコ屋に貸してるんで、その賃料で生活できてます

この人達は本当に農家なのでしょうか?“農家”じゃなくて、“田んぼももってる地主さん”とか、“米作りが趣味のおじいさん”と呼ぶべきなんじゃないの??」

って話らしいぞ。

「極小農家利害関係者の実質的な票数」=1300万票

東京都実質的な票数」=659万票

政権交代が常態化した国における政党の本音は、国の盛衰よりも票の数が大事なんでね。特に民主党露骨じゃん。

2012-01-07

http://anond.hatelabo.jp/20120106185927

http://anond.hatelabo.jp/20111230232131

確たる才能もないつまらない人間であるぁたしゎ結婚相手への最低限の条件としてぇ~

首都圏に4LDKの自宅マンション子供には小学生から中学生にかけて1~2年置きに海外旅行に連れて行く

子供には中高一貫私立中学に行かせ、比較的金のかかる私大に行かせ、塾とピアノスイミング習い事もさせる

・妻は専業主婦で、手芸料理などの習い事教室によく通い、ジムにも

お金のかかるアウトドア系の趣味お金を使っても生活に支障なし

年収1000万以上稼ぐ

ような人が理想結婚相手でぇーす!キャハ☆

で、まとまったかな?

私の場合自分のことは自分で稼がないと、と思ってた(多分そう育てられた)ので、相手に何でもクレクレはありえなかった。結婚で退社とかありえない。定年まで働くし、もし給与が足りないならバイトもする気でいる。生きていくため、自分理想?の生活のためならやれることはやる。

「働かざるもの食うべからず」とまでは言わないけれど、両親とも働いていたし、祖父母もかなり高齢にもかかわらず、ずっと働いていた。社会とのつながりを絶ちたくないというよりは、祖父母こそが「働かざるもの食うべからず」的な発想だったようだ。

祖母はかなりいいところのお嬢様だったが、家族の中では末っ子乳母に育てられた。が、親だか兄弟が金遣いが荒く、家が凋落し、幼少期に親戚の間をたらいまわしにされたらしい。そこで彼女は生きるためには手に職をと考えたようで、高齢になっても年をごまかしてまでパートに出ていた(ぉ

祖父はある土地の大地主であったが、家を継がず、考えがあって大学に行き、公務員になってた。

祖父母の家は祖父の実家よりも劣悪な家庭だったと思うが、親を見るとそれに対してどうこうというのはない。祖父も自分で決めた人生に対しては特に親がこうだったからという考えは持っていなかった。

からの庇護をアテにして生きてきた子供は、ずっと誰かの庇護をアテに生きていくしかないんだろう。そういった教育を受けてしまったのだから。↓これにはぞっとした。

父も似たような調子で、彼氏を紹介すると両親共に、彼氏の肩書きに失望するんだ。

社会に出たら(20代になったら)多様な生き方は周囲にあるし、選択肢も見えてくるはずなんだけどなあ・・・

私の場合は、親って子供を「金」で育てるんじゃなくて、どんな状況でも生きる術を教えるべきなんじゃないか勝手に思ってる。

「金は無くなったり盗まれるが、身に着けたもの教養仕事術)は盗まれたりしない」と親は言っている。

2011-10-13

自分母親先祖遊郭してたって、聞かされた増田いる? いないと思うけど (今は親は固い職業)

小学生の時聞かされた。

変だよね、こんなの。

遊郭としてたと言っても、すぐ前の世代ではなく、その前にやめて地主になって、それをある宗教寄付して、無一文の状態になって・・・と色々あったらしい

その色々が続いてない事も無いから、こんな事を言ってくるのかもしれないが   ( 精神的にいろいろあるからかもしれないが、別に親は生活やお金には困っていない。全然余裕なのに・・・ )

それにしても・・・

から私に関する事だけ、洞察力が欠落したような事を平気で行う人だった

実の母親から、お前の幸せを願ってません と宣言されるようなものだし

普通健全な家庭の特に専業主婦の人が聞いたら嫌がるようなことを好んで言う傾向もあった

(別にエロい事と言う訳じゃないですエロい人ではないと思います)

言わなくて良い事実とか、厭世的になるような事とか

例えば、森村誠一氏の小説を読んで、なぜそんなものを読むのか聞いたら、「私は本当の事が知りたいもん」と言ったりされたりとか

森村氏は優れた小説家だと思うけど、年若い人が見ると、厭世的になったり人間不信になる可能性もあると思う。私に勧めてきたわけではないけど、こういう事も踏まえた上での答えとしては適当ではないと思う。

本当の事と言っても、小説フィクションなので、本当の事が知りたいなら、ノンフィクションドキュメントルポを読むべきだと思うし。

言うとしたら、氏は、厭世観を持つような事実を扱いながらも、それだけではない深い何かがあるとか、それを超えたものもあるとか、何とか言えないものなのだろうか、と思う。

世の中にあるものを無批判に肯定的に受け止めるのではなく、時には皮肉や風刺も、クリティカルな思考をするために必要なように、社会の暗黒面を描くのもより良い情況を目指すためには、有効だとか、視点としては、そういう目も必要だから、とか何とでも良い言い方は色々できると思う。

しかし、彼女場合はそんな事をわかって読んでいたのではないような気がする。

何を考えているかからない。

これは離れて暮らしている今もそうだが

どういう人間だったかと言うのが、チグハグすぎて思い描けないし、人に説明もできない。

これは父にも言える事だが。


それで、トラバはしてないけど、さっき書いた恋愛に夢が描けない話

これに繋がらない事もないわけだが

人様のお嬢さんを金にものを言わせて攫ってきて、性的搾取をしてきた先祖・・・と考えると、他人にそんな事をした人間の子孫は、恋愛なんてできない、と思いつめてしまった部分は、小学生だったので、少なからずあると思う。

小学生ごころにはきつすぎる。

ある程度、自己防衛的な思考や論理的な判断力が、育った状態でしかも安定した身分の状態の大学生くらいになってから先祖歴史として話すのなら、わからないでもないと思うが・・・

遊郭というのは、気になるから、何かの折に目に触れたものを読んだり、本を立ち読みしたりして、調べた範囲でも、摩訶不思議構造になっている

江戸時代とそれ以降での違いというのもあるし、江戸時代でも、遊郭というのとその他のものでは、だいぶ違ったようだった

世界皮肉でできている

江戸時代にも一番多かったのは吉原ではない

病気で亡くなった江戸を描く漫画家杉浦日向子さんは、このあたりちゃんと書いていた。(ただ地名を正確に書いてたというだけだけど)

明治以降国家神道として神道流行らせたりする時に、その町のイメージが悪くなってはいけないという配慮からなのか何かはよくわからないけど、映画でも何かの作品でもその町を舞台にしたものは、江戸時代心中モノが描かれたりしてたけど、今は全然ない。他の町も吉原以外は似たようなもので、特にタブーだかたというわけではなく、吉原通俗的にそのような場所として有名だからわかりやすいからかもしれないが。( 江戸時代吉原と今のとではだいぶ趣が違うけど )

ここにも、私は皮肉を感じてしまう事がある。

有名な江戸時代人形浄瑠璃歌舞伎の演目で、伊達の殿様に切り殺されてしまう太夫の話がある。実話かどうかは定かではないらしいが、その太夫の死体が流れ着いた淵や、亡骸が祀られたとされている寺か神社もあるらしい。この話は、武士より武士みたいな形で亡くなってしまった遊女というところが皮肉なのだと思う。 創作だとしたら、こういう人身売買に誑かされて鼻の下を伸ばしている武士に対する皮肉もあったのではないかと思う。

遊女の腹から生まれた大名 で検索すると 23人もいたと記したページも出る

http://kkubota.cool.ne.jp/saihouji.htm

皮肉

江戸時代でも人身売買は悪いとわかる倫理観はあったと思う。わからないわけがないと思う。

それなのに、簡単に誑かされてしまう。

2011-09-30

お米は富の源泉

はいろいろなしがらみでがんじがらめなのかもしれないけど、あきらかに戦前までのお米は富の源泉だったと思う。

たとえば、金沢に行ってびっくりしたのは、「北国銀行前田家の出資によってできた銀行です」と銀行の窓に貼られたポスターに書かれていた。お米がもたらした富は姿を変えて、現代に生き続けていることもあると思った。

ところを変えて、越後の国には、豪農と呼ばれた大地主がたくさんいた。あたり一体見渡す限りの土地の所有者で毎年ありあまるほどの米がとれた。

米を現金に換える手段がなかったときは、品質が落ちる前に使い切らなくてはならなかっただろうが、米を現金に換える手段ができてからは、無尽蔵に富が沸いてきたのだろう。豪農銀行出資者だったり、明治期に勃興した産業出資者だったりする。

しかしながら、通貨に換えられる価値が毎年増えていくということは、中央銀行にしてみれば、ある意味コントロールしにくい不確定要素だったのではないだろうか。

戦前地主農地解放解体されたあとは、米から得られる富を肥料や農機具や土地改良の費用バランスするようにして、新たな富が生まれにくく調整されているような気がしてならない。

米作をしている人に何か仕事をしてあげたら、米で報酬をいただくのはどうだろうか。

一年で食べきれないくらいいただいても困りそうだけど、貨幣を使わない報酬というのも趣があっていいかもしれない。

2011-09-19

商店街生存戦略

今なお、商店街に店を構えていたり、住居として住んでいる人たちは、生存戦略の勝者なんよ。

商売していなくても生きていける。

地主として貸す資産がある。

ある意味勝ち組なわけで、そんな選ばれた人たちが、腰を低くして商売を続ける理由はあまりない。

生存戦略として、大手のフランチャズに加盟して、コンビニに転身した酒屋もいたし、郊外ロードサイドショッピングモールに出店した本屋や靴屋もいたし、何も手を打たずに倒産して、街を出ていった人もいたし、それぞれが生存戦略にしたがって、行動した結果が、今のシャッター街だったり、歯抜けの駐車場だったりするわけです

そこを活性化するとかいっても、どちらかというと勝ち組地主さんしか残っていないわけで、その人にとっては、今の状況が一番収益が高くて手間がかからないのだろうし、新しいことをはじめるだけの探究心が残っていればいいのだろうけど、一定の年齢以上では無理でしょう。

個々の家とか店から見たら、今の状況は必然的な成功だけれども、駅前とか街の中心地に公益性があるとしたら、失敗なんだろうなと思います

2011-09-16

かつて商店街中の人だった立場から見た商店街

ごめんよ。偶然そこに生まれてしまったんだ。農家長男が偶然そこに生まれてしまったように。偶然に。

その事実を受け止めて商人として、生きていく道を究めることができたのであれば、商店街もそれを使う人たちもハッピーだったんだろう。

30年で街は変わってしまった。

田んぼを埋め立てて商業地が増えてしまった。

渋滞していた中心地の道路バイパスができて、渋滞は解消された。

実は渋滞は賑わいだったのだ。それがなくなったもの痛手だった。

それまでは、商店街に空き店舗ができるまでは、新たな出店ができなかった。

田んぼを埋めれば、それも容易になる。

新規参入者が恐ろしい数で増えた。

跡継ぎと呼ばれた子供たちは、街の変化をみて、どうするか身の振り方を小学生のころから考えていた。考えていなかったかもしれないけど、自然選択肢は絞られていった。金がないからだ。

商店街の中でも意識の高い人は一定はいた。

アメリカの大規模ショッピングセンター見学に行った人、勉強会を開いて、ドラッグストアコンビニという新業態を学んで、実践していった人たちだ。

この人たちは、その手の商売の研究をして、郊外に出て新しい商売を始めていった。

すでに20年前にはジャスコのような巨大新規参入者と地元資本として真っ向勝負をしていた。もしかするとすでに合従連衡の渦に巻き込まれたかもしれない。

の子供たちは、その背中を見て、それぞれ別の道を歩んでいった。

で、問題は残った人たちだ。

うまく立ち回った人たちは、商売を縮小して、土地と家を残した状態で廃業した。その子供たちは月給取りになって、街を出ていった。

何も手を打たずにうまくいかなかった人たちは、土地を家を手放すことになった。

どちらにしてもシャッターは閉まったままだし、空き地駐車場になる。

あと、商店街というか旧市街地には、戦前の大地主の生き残りの人もいる。商業地農地解放の対象とならなかったからだ。この人たちは、本業地主なので、趣味のようにコミュニケーションの手段として店をやっているかもしれない。さらに土地持ちの人の相続が紛糾した場合、所有者が増えて、再開発は困難になる。

飲食や食品加工はそれなりに残りやすかったし、ただ仕入れた商品を売るだけの業態はなくなった。多少の技術がいる電気店みたいなのは、大手家電店の作業の下請けをやっていたりする。

育っていく過程で、衰退する状況にどう対処するかを考えたら、勉強して進学することも別の業態対応できるように技術を身につけて別の職業に就くことは、順当な判断だと思う。

新しい道で生きていくよ。

2011-09-02

学術出版という封建制

西洋世界でもっとも無慈悲な資本主義者は誰だろうか?

彼らの独占の仕方の前では、ウォルマートさえ街角個人商店にすぎず、

メディアマードックでさえ社会主義者に見える。

そのような候補者は限りなくあるだろうが、

私が一票を投じる先は銀行でも保険屋でもない。

学術出版社である

科学最先端研究を理解することが望ましいということには、誰もが賛意を惜しまない。

最新の知識を欠いては安定した民主的決定は不可能だ。

しか出版社はその門の前に立入禁止の札を掲げる。

タイムズ紙やサンデー・タイムズ紙をアクセスするのに24時間あたり1ドルという、

マードック流の購読システムには飽き飽きしている人も多いだろう。

しかし、少なくともその期間内はいくつでも記事を読めるし、ダウンロードしておくこともできる。

エルゼビアの出版する学術雑誌では、1つの論文を読むのに31.50ドルかかる(原注1)。

シュプリンガーは34.95ユーロ(原注2)。ワイリー・ブラックウェルは42ドルだ(原注3)。

10件読みたければその10倍を払わなければならない。

そして出版社は永続的な著作権を保持している。

1981年出版されたレターを読みたければ、やはり31.50ドルだ(原注4)。

もちろん、(まだそれがあるとして)図書館で読むという選択肢もあるが、

図書館も多額の購読料に苦しめられている。

化学分野の学術雑誌場合、年間購読料は平均して3792ドルだ(原注5)。

なかには年間1万ドル以上に及ぶものもある。

私が見た範囲ではエルゼビアの Biochimica et Biophysica Acta の2万930ドル(原注6)が最高額だ。

大学図書館は購読を打ちきることで帳尻を合わせようとしているが、雑誌購読費は予算の65%を占めている(原注7)。

大学支出のうち学術雑誌購読料はかなりの割合を占めており、

そのつけは学生に跳ね返ってくる。

マードック記者編集者賃金を払っており、

彼の会社群が使うコンテンツの大半は彼ら自身が作ったものだ。

一方、学術出版社論文論文の査読と編集作業の大半とをタダで手に入れている。

コンテンツ製作に当たって支払いをするのは出版社自身ではなく、

政府による研究費を通して支払う私たちだ。

そしてそれを読むために、私たちはもう一度支払うのである

上がりは天文学的だ。

会計年度のエルゼビアの経常利益営業利益は 36% (20ポンド収入中7億2400万ポンド)(原注

8)。

この結果は市場の独占から来ている。

エルゼビア、シュプリンガー、ワイリーはそれぞれ競合企業を買収した結果、

今では学術雑誌出版の42%を占めている(原注9)。

さらに重要なのは大学が購読にロックされていることだ。

つの学術論文は一ヶ所でしか出版されず、

研究者は最新の情報に追いつくためそれを読まなければならない。

需要弾力性はなく、競争存在しない。

同じ内容を別の出版社出版することはできないからだ。

多くの場合出版者はたくさんの学術雑誌パッケージとしてまとめて購読するよう、図書館に強制している。

この国の人々を食い物にした極悪人の一人、

ロバートマクスウェルが学術出版でその財の大半をなしたことは驚くに当たらない。

製作と配布の費用をまかなうためにこれらの購読料を課さざるをえない、と出版社は主張する。

また(シュプリンガー言葉では)「雑誌ブランドを築き、学術情報流通電子的基盤で支援する」という付加価値提供もしているという(原注10)。

しかドイツ銀行の分析では異なる結論が出ている。

出版社出版プロセスに与える付加価値は相対的にはほとんどないと考えられる。

もし出版社の反論するように出版プロセスがそれほど複雑で高コストだとすれば、40%の利益率は不可能だ」(原注11)。

出版社は、投稿から出版までに1年以上の長いプロセスをかけることによって、

研究を伝播させるどころか研究を隠してしまっている(原注12)。

ここに見られるのは、公共の資源を独占し不当な価格を課す、純粋なレンティエ資本主義である

経済寄生ともいえよう。

その製作に当たって自分たちがすでに支払っている知識を得たければ、

私たちは地主土地を明け渡さなければならないのだ。

これが学術界に対して害をなすのはもちろんだが、

世俗に対してはさらにひどいことになっている。

私は主張をするときは根拠となる原典をたどれるようにしておくべき、

という原理にしたがって、査読済み論文引用する。

だがその主張を私が公正に要約しているかどうか、読者が検証しようと思っても、

その費用を支払えるとは限らない。

在野の研究者重要な学術雑誌に目を通しておきたければ、

数千ポンドを支払わなければならない(原注12)。

これは教育への課税、公共の知の収奪である

「全ての人は自由に……科学の進展とその恩恵を享受する権利を有する」とする世界人権宣言抵触する恐れすらある(原注13)。

Public Library of Science (PLoS) や物理arxiv.org などの優れた事例もあるとはいえ、

オープンアクセス出版は独占資本家を駆逐するには至らなかった。

1998年エコノミスト誌は電子出版の可能性を調査し、

利益率40%の時代はまもなくロバートマクスウェルと同様に終わりを迎えるかもしれない」と予言した(原注14)。

しか2010年のエルゼビアの利益率は1998年と変わらず36%のままだった(原注15)。

その理由は、大出版社インパクトファクター上位に来る学術雑誌を手中にしているからだ。

こうした雑誌出版することは、研究者にとって、研究費を獲得しキャリアを積むためにかかせない(原注16)。

とっかかりとしてオープンアクセスジャーナルを読むことはできるが、

クローズドな方もけっきょくは読まなければならない。

少数の例外を除いて、各国政府は彼らと対決することができていない。

米国 National Institutes of Health は、自らの研究費を獲得した研究者オープンアクセスアーカイブ論文を置くように求めている(原注17)が、

英国の Research Council の公共アクセスについての宣言は無意味の極致である

それは「出版社現在ポリシー精神を維持しつづけるという仮定」に基づいている(原注18)。

政府は短期的には、出版社に対する監視機関を備えるとともに、

政府研究費に基づいて製作される論文がすべて無料の公共データベースにおかれるよう強制すべきだ(原注19)。

また長期的には、政府研究者協調して中間搾取者を追い出し、

ビョルン・ブレンブスの提案に沿い、学術論文データ世界単一アーカイブを作る取り組みを進めるべきだ(原注20)。

査読を監督する独立した機関を設置し、

いまは略奪を受けている図書館支出でそれを運営することもできるだろう。

知識の独占は、穀物法と同様、正当化できない前時代の遺物だ。

寄生地主を追放し、私たちの研究解放しよう。

George Monbiot

2011年8月30日ガーディアン

http://www.monbiot.com/2011/08/29/the-lairds-of-learning/

2011-08-31

http://anond.hatelabo.jp/20110831121634

田舎に新興の金持ちなんて存在するの?

田舎金持ちって昔から代々大地主やってる家とかだけじゃね?

そりゃそういう家は地域政治に深く依存してるんだから色々活動するだろうなあと思う。

2011-08-19

http://anond.hatelabo.jp/20110816220206

こんにちは絶望格差を書いたマスダです

思いのほか、反響が大きくて驚きました。ご質問やご意見に、反応と言うか、意見を書きたいと思います


[上から目線ではないか]

観察したり批評するという行為自体が、基本的に上から目線です。絶対そういうことを言われるだろうなと思ったのが自分ブログではなくマスダで書いた理由です。「天皇機関説」「産む機械」「暴力装置」等々、社会科学の文脈で語られた言葉でさえ優越感ゲームで処理されてしまう世の中です。こうした負の連鎖について、学校で教えればいいという意見もありましたが、絶対に無理だと思います当事者たちから感情的な反発が来て、社会的リンチにあうのが目に見えているのに誰が火中の栗を拾うでしょうか。お金のこと、キャリアのこと、仕事のこと、本当は中学までに教えておいた方がいいことがたくさんありますが、それがなされていないのにはそれなりの理由があります


[地主のことが書かれていない]

H町は地方であり郊外ではあっても農村ではないということです。一時的な土地バブルがあったとしても、その恩恵を被ることが出来るのは資産家だけです。農民は、フローは少なくてもストックは持っているので、都市郊外の開発初期には、バブル資産家が続出しました。しか郊外に住んでいる人はそうした人ばかりではありません。H町は、一度、農村から工業化の過程を経ているために、住民の大半はプロレタリアート層(あるいは下層ブルーカラー)でした。地方=貧困とじゅっぱひとからげで見るのが間違いであるように、主に都市プロレタリアートの人が言いがちな、地方資産家の構図も全体に敷衍するのは間違いです


[戦後にはそういうところから成り上がった人たちがたくさんいる/別にブルーカラーでも不幸とは言えない]

現在高度経済成長を経て、安定成長の時代も経て、デフレの時代です。そうしたチャンスの時代を経てなおかつ成り上がれなかった人たちが取り残されている問題なのです。「生きがい労働」がどうしたと散々不平不満を言っている今の世代が、ブルーカラーでもそれなりに幸せというのは偽善じゃないでしょうか。選んだ結果ならばともかく、それしか選べなかった、実質的には選ばされている状況で、人それぞれというのは気休めとしか言いようがありません。


[新住民も"上層"下層プロレタリアートに過ぎない]

これはある意味そう思います。元記事は、勉強という切り口から見たのですが、根本知的好奇心が欠けているのは新住民も原住民も大して変わりません。これは精神論の話をしているのではなくて、根本の欲求がない限り、勉強能力として身につかないという側面があるので、これは重要な問題です恐竜博士といわれるような小学生は興味があることについては専門家レベルの知識を持っています。そういう人に、興味もない人が付け焼刃で暗記したところで太刀打ちできません。メリットシステム上層部は、恐竜博士みたいな人ばかりなので、いずれ新住民も挫折を強いられることになります。それでも、下士官まりであっても日常的に殴られる二等兵よりはマシです。新住民はその程度のことは理解しています。彼らは将軍になるためではなく二等兵にならないために走っているのです


[金持ちを引きずり落とす必要がある]

金持ち貧乏にしたからと言って貧乏人が金持ちになるわけではない」と某女性が言いましたがこれは間違いです経済自体はプラスサムですが、経済構造にはゼロサムの部分があるからです。一番わかりやすい例は農地解放です。富の偏在の是正を比較的可能にした戦後日本と、戦後すぐには日本より豊かであったフィリピン現在の姿を比べれば一目瞭然ですメリットシステムの結果発生した富と、アリストクラシーの結果保持された富はまったく性質が異なります。前者はメリットシステムを強化し、後者メリットシステムを弱体化させます。少なくとも新住民に「努力報酬」を与え、原住民努力の動機を与えるためにはメリットシステムの強化は不可欠であり、そのためには既得権益層を弱体化させる必要があります


[アボリジニの盗まれた世代を肯定してしまうのではないか]

そういう極端な例を言うなら、逆のことも言えます。そういうことを言う人たちは家庭内の虐待助長しているのではないでしょうか。

家庭には子供を抑圧し、スポイルしてしまう面もあると指摘することが、アボリジニの盗まれた世代に直結するというならば、家庭の不可侵性をことさら言い募る人たちは、親が子供を所有物のように扱い、虐待することを是としているとも言えるのではないでしょうか。物事を多角的に見ずに、だから進歩主義ダメなんだみたいに言いたがる人には、おぞましいという感情しか持てません。

じゃあ、どうすればいいという具体的な解決案が私にあるわけではありません。あるというなら、あると言う人が提示してくれればいいと思います。分かり易い具体的な解決があるならすでに実行されているでしょう。問題だけ示して解決も出さないのが無責任と言われるなら、そう批判されてもしかたがないと思いますしかし問題があるものをないということは出来ません。


[原住民別に不満に思っていない]

不満に思っていない、と言い聞かせている、と私は思います。仮に宝くじにあたって、以前と同じライフスタイル、以前と同じ消費財で満足できるでしょうか。できるというなら、それはそれぞれの好みだと言えるでしょうが、実際にはそうではないわけです。選択可能性があって、初めて選べるのであって、選択可能性がないところで手に入れた物はあてがわれたものに過ぎません。努力をする人、特に自分子供努力をするのを引きずり落とそうとするのは自己欺瞞を突き付けられるからではないでしょうか。戦後の、教育熱心なお母さん(北野サキさんみたいな人)とそうした原住民の親の違いは自己欺瞞の自覚の有無だと思います

原住民友達の中にはマンガでさえ本というものは読まない子はたくさんいました。そういう子たちも中学の頃には「少女コミック」を熱心に読んでいました。素敵な彼とセックスしてしあわせ、みたいな話です。今にして思えば、小学館貧困ビジネスをしていたんだなと思います


[原住民にも向学心はある]

逆上がりができるようになって嬉しいくらいの向学心はあります小学生の時の「勉強ができない」は本当に簡単なところで理解がつまずいているのですから、少し整理してあげるとパッと分かって、魔法みたい、嬉しいということはありました。ただ、それが続かないのです。それを続かせてサポートする環境がないのです原住民の子でただひとりだけ、有名大学に進学した子(男の子)がいました。彼は頑張ってそうしたのではなくて、もともとの知的好奇心がある子だったので、勉強しないことの方が苦痛、という子でした。彼とは何でも話せる友達になりましたが、彼は少年時代ずっと、家族からさえ変人扱いされました。彼を励ましてサポートしたのは私と私の家族くらいだったと思います。彼の場合は、たとえ変人扱いされたとしても向学心の衝動があったので、どうしてもそうせざるを得ない結果、勉強したのであって、そういう生まれながらの衝動がない子ならば、そうじゃないならとっくに「かわいがられる方向」にシフトチェンジしただろうと思います。ちなみに彼は私の今の夫です

2011-08-11

モノポリーから考える資本主義モデル

モノポリーって何?

モノポリー遊んだことはありますか。ビルアパート経営を体験する4人くらいで遊ぶボードゲームです

8つの大通りをすごろくの要領で進み、物件を買ったり、カードを引いてイベントをこなしていきます

ボードを一周するとベーシックインカム的にお金がもらえます説明書にはサラリーと書かれていたと思います

このゲームが始まったばかりのときは、地主さんがいません。プレーヤーの誰かが土地を購入すると地主さんとして収益を上げられるようになります

まり、序盤は開拓地をウロウロしているようなものです

中盤になると、プレーヤーのそれぞれが地主化していきます

誰かが駐車場にとまったりアパートホテルをにとまってくれるのを待ちます

同じ通りの土地を買い占めることができると収益が倍になります

運良く、土地をまとめて所有するプレーヤーもいれば、点在する物件を所有するプレーヤーも出てきます地上げ屋風情の交渉力で土地をまとめ始めるプレーヤーは最強です

すべてのプレーヤーにある程度の収入があり、それなりにお金が動いているときが一番盛り上がります

たくさんの物件を所有したときに出ると困るカードがあります建物の修繕カードですマンション大規模修繕のように費用が一気に飛んでいきます。手持ちの物件が多いほど痛手になります

終盤は、残った二人の一騎打ち。それぞれのプレーヤー性格が露骨に出てきます

ルールにもよりますが、資金がショートしたプレーヤーから抜けていくと、最後に残ったプレーヤーがすべての通りの物件を独占して勝者となりゲームは終わります

リセットのない世界

ゲームなので、もう一回遊ぶときは、これまでの状況をリセットして、最初から始めれば、何の問題もありません。

このサイクルを現実に当てはめたとき資本主義問題点があきらかになってきます

ゲームを始めたときから地主がいたらどうでしょう。誰かが勝った状態からゲームを始めてみますプレーヤーは細々と得たベーシックインカムを貯めることもできずに、どんどん絞られていきます

独占した物件は、既得権ですから放出されることはありません。盛り上がるゲーム中盤にならずに終わってしまますね。ボードゲーム好きの友達といえども途中で帰ってしまうかもしれません。

現実経済では、ゲームが終盤に差しからないように、ずっと中盤のプレイを続けられるように政府が法的な規制をかけてバランスを取っています

バランスをうまく取れず終盤にさしかかると現実世界では、終盤の状態を終わらせて序盤に戻そうとする力が生まれてきます。内乱や暴動です江戸時代だと維新に向かう力です

そこまでいかなくても、自然災害きっかけにして、ほころびが顕在化するかもしれません。

過当競争

このゲームは8人くらいまでは遊べたと思いますが、プレーヤーの数を一気に20人に増やしたらどうなるでしょう。

脱落者が10人以上出て、モノポリーの作者が想定しているプレーヤー数に落ち着くまでは、過酷ゲームになります

20人を8人にするために先に面接をしたり、ゲームに参加するための条件をクリアしないとゲームをできないようにしたらどうでしょう

よほど恵まれた人しかモノポリーサイコロをふれなくなってしまます

ルール通りにプレイすれば、盤面を一周してもらえるベーシックインカムの量が多くなります。資金の供給が過多になって、バランスが崩れるかもしれません。

この状態のバランスを取るには、盤面の数を5つに増やして、プレーヤーを分散させたほうがいいでしょう。20人の中から一人の勝者を出すよりも、5人の勝者を出したほうがいいと思いませんか?

盤面を置く場所がなくなって、隣のおねえちゃんの部屋に侵略したら、反撃をくらうかもしれません。領土を増やすための戦争はそんなものです

少ない国土で、競争の場を増やすには、山や川や海峡で国土を区切って、盤面を増やしたほうがいいともいえます

現在日本でいうと、高速通信網、高速交通網によって仕切りが取り払われてしまって、盤面が限りなくひとつに統一されつつあります

世界的な視点で見てもそうなってるのかもしれません。

歩くルールブック

勝ち残った有利な人が、「建物の修繕カード」を引いて負けそうになったときに、「今のはなしね」といって、ルールの変更をせまってきたらどうなるでしょうか。

ゲームはずっと終盤のままになってしまます

「おごれるものしからずや」の「盛者必衰の理」にしたがって、序盤に戻すことができれば、循環型の繁栄が続くのではないでしょうか。

新規プレーヤーから搾取

最近、転校してきた子をこのゲームに誘って、このゲームを覚えさせたとしましょう。しかし、詳細なルール攻略法うまいタイミングみたいなものはわかりません。しばらくの間は、この子が最下位街道まっしぐらで、残りのみんなは楽しいかもしれません。

きっと欧米諸国植民地での覇権争いをしていたときは、笑いが止まらなかったでしょう。

談合

ゲームを始める前に仲間1人と喫茶店で作戦会議をして、誰がどの通りの物件を取るのかを決めておき、苦渋の判断で売却したかのように演技して、ゲームを進めてみたらどうなるでしょう。

残りのプレーヤーが嫌な思いをすることなく、ゲームの中盤が続くのであれば、案外悪い選択肢ではないのかもしれません。

終盤にいたっても、談合が続くのであれば、他のプレーヤーに疑念が生まれくるかもしれません。

資本主義洗礼を受けた人をどうするか

ゲームゲームなので、資金がショートしてしまった人は、ゲームが終わるまで残った人たちのプレイを見ていればいいのですが、現実ではそうもいきません。

資本主義ルールにしたがって、舞台から退場した人にとってみれば、ルールがきちんと守られているかどうかは、重要ですのび太といえども、資本主義洗礼を受けたあとでは、ジャイアンが負けそうになったときに盤面をひっくり返すのを見過ごすわけにはいきません。もう一度、ゲームの盤面に戻して、プレーヤーとして活躍できるようにして、偶発的な事象の発生を防がなくてはなりません。

http://anond.hatelabo.jp/20110811001021

やっぱり国に対する意識の高い国民が多くないと、その国はもたんと思うのよ。地方はみるみる死んでいく。(今東北はそうなりつつある)

そのために国に対する意識の高い地主金持ちは、参政権を血で贖って手に入れて、しぶしぶわれわれに残してくれたんだからな。

2011-08-10

http://anond.hatelabo.jp/20110810161853

田舎の有力地主とか豪族家系出身なんてエリートの典型だけどそういうのでもないのかな?

2011-04-14

http://anond.hatelabo.jp/20110414112857

電気特許事業だからね。

上場企業はいえ自由になんでもできるわけじゃない。

特に原発建設なんかいろいろ手続き踏まなきゃ出来ない。

普通民間企業地主から土地買って工場建てるみたいには出来ない。

から事実上は国との共同事業なんだよね。

つまり政府経産省)も責任を負うのは当然。

からこそ国会原発の安全性について質疑がなされる。

もちろん第一義的責任東電にあるわけだけど。

2011-02-18

http://anond.hatelabo.jp/20110218170532

例えば「さして有能ではない代々の大地主」とかって、羨ましいか?

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