はてなキーワード: 有楽町とは
お互い財布は別で生活費折半の都内DINKS30歳と35歳の夫婦です。
若い頃にモデルの仕事をやったり、広告になったりする程度には顔とスタイルが良く、スポーツが趣味なので本体に問題はないと思う。
髭も脱毛して、眉毛サロンにも、美容皮膚科にも通っていて美容に関心もあるみたい。
なぜ服と靴と鞄だけ、擦り切れて壊れるまで使い倒すのか。
今彼が履いているナイキの2万円のスニーカーは5年前に買ったもので、先端は敗れており靴底が二度はがれ、アロンアルファでくっつけてまでまだ履いてる。
GUで300円で買ったうっすうすの白Tを2年着ている。当然小さな穴がたくさん空いている。
平成のお兄系が着ていたような3000円のロングカーディガンを3年着ている。当然毛玉だらけだし、今時秋葉原の気合入ったオタクでももう少しまともなものを選ぶと思う。
靴や鞄は誕生日に自分が選んで5万前後のものをプレゼントしているが、それは「高くてもったいない」のでタンスの肥やしになっている。
むしろブランドものとか身につけるの見栄はっているみたいで嫌なんだと。
昔は物を大事にする人なんだな♡なんて思っていたが、最近は隣を歩くのが恥ずかしい。
上記の服装で有楽町や丸の内でディナーに行くと浮いていて胸が痛む。
これはもう諦めるしかないのか。はあ。
先に言うけど推敲や読み直しは一切しないし直書きなので何か間違ってることがあるかもしれない。そして長文であることを先に謝罪する。読まなくていい。
端的にいうと推すのをやめたいがやめられない自分の感情の整理をしたいからこの文章を書いている。
ここでは稀にしか見ないが、自分はその辺にいる多分平凡なジャニヲタ。応援してるのはSnow Manの佐久間大介。佐久間ニキとか言われてる奴だ。ここをぼかすときっと話が通じないからぼかさないで行こうと思う。
初めて見たのは2013年頃。当時SexyZoneが好きだった自分が見に行った舞台でバックJrをしていた彼を見つけた時。見た瞬間に目を奪われたのを今でも覚えている。顔は絶対的にSexyZoneの方がかっこいいのに、舞台上で踊る彼は自分の目線を奪い続けた。気がついたら双眼鏡で彼ばかりを見ていた。当時の自分はまだ学生で、彼らSnow Manは全員年上。ファンも彼らと同学年あたりが多く完全に自分は浮いている存在だったのに、気がついたら私はSexyZoneのファンから、Snow Manの佐久間大介のファンへと鞍替えしていた。担降りして、佐久間担になったのだ。
当時のSnow Manは今ほどキラキラしたアイドルでは決してなかったと思う。どちらかといえば路線はKAT-TUN、ギラギラしててちょっとだけガラの悪い感じ。髪色もほぼみんな金髪、クロムハーツが大好きだった佐久間は全身にジャラジャラとクロムハーツをつけて渋谷の街を、有楽町を歩いていたのを散々見かけた。
彼らの特技、というか売りのダンスは今も変わらずだがジャニーズ内だと屈指の上手さだと思う。やったことないからわからないが。けれどファンは少なかった。理由は単純で、ブスだった。今でもたまにブスって言われるけれども。
よく言われた表現はブスノーマン。でもまあその辺の男よりはお金もあってギラギラしてて顔がいいから女の子と遊ぶことも多くて、カスノーマンなんて呼ばれたりもしてた気がする。
そんな彼らもジャニーズ内の時代の波の中、Jrが急速に人気を増やしていくようになり、YouTubeチャンネルを始めたあたりではまあSnow Man、人気だよね。前に比べてすごいファン増えた!?ぐらいになっていた、2018年頃。思えばこの時はピークだったのかもしれない。応援する自分の感情が。
2019年の1月に状況は一変した。人数が増えた。9人に。オタクというものはそこまで単純じゃ無くて、今まで築き上げてきた6人でSnow Manというものがそう簡単に忘れられなかった。今ではもう9人でSnow Manですね〜ぐらいにしか思ってないが、その当時は猛烈に嫌だったのを覚えてる。自分だってそんなにお花畑な思考回路じゃないからこのままじゃデビューなんて一生無理なのもわかっていた。でも彼らの6人で、Snow Manでデビューしたいという思いを感じていた夏があって、その上でこれはあまりにも拒絶反応がすごかった。当時は彼らの気持ち、なんてものは聞ける訳もないし、公的に否定的な感情なんて出すわけがないなら本人たちが望んでいたのかすら疑うしかなかった。
話は変わるが、彼のどこが好きかと言われたらステージ上の立ち居振る舞い全てが好きなんだとはっきり言える。ダンス、目線、アクロ、表情、作り出す雰囲気、本当に全てが理想的で、間違い無く今も大好きなところだ。ちょっと…ではないぐらいバカなところもまあアイドルならご愛嬌だと思えるし、ウマ娘に言えないくらい課金するのだって好きなんだね、で済ませられる。それは6人でも、9人でも変わらない。佐久間大介と言う人間ははそんなもので簡単に変わる人ではいし、なんならいい影響だけを受け続けて進化していくようなそんな人間だった。
デビューしても、佐久間大介は何も変わらない。いつもと変わらず、大好きな佐久間大介のままだった。だからこそ今の自分に整理がつかない。
たしかに新しいファンとは圧倒的に話が合わないと感じるけれどそんなのは応援するにあたって些細だとおもう。ありがたいことに自分には10年来のオタク人生全てを知っている友人が数人いるし、今でも毎月のように話したり遊んだりできる関係性だ。まあ新しいファンと根本的に違うと感じるのは明らかに見ている景色が違ったからなんだと思うが。
それに人数は変わったが彼らがデビューを掴むために決めたことで、結果としてその決断は間違いではなかったことが今わかってる以上もう新しい3人にマイナスの感情はない。プラスも特にないけれどそれは他の佐久間以外の5人にもそこまで興味がないからそんなもんなんだと思う。
じゃあなぜ今、担降りなんて考えてるのか。たしかに自分はつまみ食い的に他のグループを見たりしてやれあの子はかっこいいだのやれあの子が可愛いだのやっているけれども根本的にそこが理由ではないのはわかっている。
単純にきっと不満が多いんだと思う。推していて幸せになれないアイドルになってしまっているんだろう、自分の中で。佐久間は何も悪く無くて、でも小さい不満が例えばよくわかってもいないのに大きな声で発言する新規のファンに向けてだったり、運営サイドだったり、他のメンバーだったり、事務所だったり、滝沢秀明にだったり、まあとにかく色々あるんだと思う。
10年20年と一人のアイドルが好きで好きで仕方ない!なんてざらにあるジャニヲタの中で、自分はいまだに佐久間大介のファンとして新規だ。実際ファンの中での基準はわからないからどうかは知らないが自分はSnow Manになる前の佐久間を知らないから。永遠に古参なんか名乗れない。
ただ、そんな気持ちでも事務所は待ってくれない。とにもかくにもコンサートが決まった。デビューして初めての有観客コンサートだ。取れたチケットは2枚だけ。
楽しめるかわからないのが正直1番辛い。
でも最後になるかもしれないし、1番上から最前まで、どこで見れるか入るまでわからないが大好きな佐久間大介の大好きな瞬間は1秒たりとも逃さず見てから降りるか考えてもいいかな、なんだ思ってしまっているあたり多分もうしばらく佐久間大介のファンなんだろう。
ここまで長文になったし誰も読んでないだろうからこそ書いておくがもし私の大好きな自担、佐久間大介、あなたがこれを見てたらすぐに忘れてほしい。こんなファンは貴方にとって大事じゃない。あなたにとってプラスにはならない。あなたのことが大好きで仕方なくて、あなたに会える日を心待ちにしているファンが大勢いる。私があなたに出会った時と桁違いの、本当に桁違いのファンがいまあなたにはいる。そう言うファンを大事にしてほしい。
それともし、これを読んだ誰かが気に留めておきたいと思うならば一つだけ、私は佐久間大介のダンスが大好きだ。初めて好きになったのは2013年のトニトニ、今まで1番好きなのは2014年のいつか。一生忘れない瞬間だった。きっとこれを気に留めるのはオタクだけなので詳細は書かないが2014年のものは今でも円盤を買えば見れる。見てほしい。暗闇で桜を散らしターンをする彼は間違い無く世界一かっこいい。たぶんその辺に写真も落ちてる。きっと多くのオタクを魅了した瞬間があれだ。
佐久間大介と、Snow Manと、私以外の全てのファンが幸せだと思えることを祈ってる。
おわり
1980年代にコロナ禍を予測したような日本のSF小説作品があった。
大原まり子『薄幸の町で』。
去年くらいにもこの作品世界が予言的だとSFファンのツイッターで少し話題になった。
80年代前半といえば、ウィリアム・ギブスンが『ニューロマンサー』を出した少し後くらいで、日本でも神林長平、柾悟郎といったハードSF的なリアリティのベースになる知識も豊富なうえでそれまでにない繊細な感性を言語化するあらたな才能が頭角を現してきた頃だ。
大原まり子もそのムーブメントの中心にいて、詩的かつひりつくようなリアリティが持ち味だった。
連作である『有楽町のカフェーで』の中で作家志望の男の子目線で語られるとてもしあわせそうな女友達との関係が、『薄幸の町で』の中では致死性の感染症で一度も触れ合うことのないまま終わってしまう。
ヨーロッパ各国も。
ワクチンの開発に全力をそそいだ。
たぶん、エクソン‐サクマ26型と名づけられたこの風邪は、どこかの国の細菌兵器の一つだったのだろう。
『薄幸の町で』より
パニックや暴動が起こるわけでもなく、少しだけ不自由になった日常生活の中で数日前まで健康だった身近な人がある日突然いなくなる。そういう一般人が目にする静かなパンデミックの描写は切なくてやるせなかった。
その大原まり子の最近のブログを見てみると、今は反ワクチン的な考えを持っているらしい。
鋭い患者や医師のほうが、早く真相に気づくことがある。当事者だし必死だし。
自分の感覚を大事にしつつ、本気で情報取りに行かないと、流されたままでは、とんでもない目に合うかもしれない。
別に誰がどういう思想を持っていてもいいし、好きな作品を書いた作家のすべてを好きになる必要もないのだけれど、リアルな筆致でワクチンが間に合わない不幸を描いた作家が反ワクチンというのはなにかちょっとつらいものがあったので吐き出したくなった。
20歳になった。
セブンイレブンで買ったasahiのグレープフルーツサワー(9%)を片手に先頭車両に乗り込む。3度目の安酒はとっても気持ちがいい。こち亀で中川が話していた有楽町の高架下での揺れが自分の酔いと錯覚して気持ちが良いとのセリフは真実であったと記憶が蘇る。湖西線の緑の車両、狂い出す時間感覚、琵琶湖の景色、
自意識と無意識の中間地点に立つ自分の脳がとっても心地いい。普段は周りに意識を8割向けている自分が今は周囲への意識を2割程度しか向けていないという感覚が脳の深層へのアクセスの深め、思考が加速する感覚がする。湖西線の国鉄車両の鉄棒が男性の肉棒のように感じられて揺れるたびに自分は男性の肉棒を擦ってるんじゃないかと思うと、より気持ちが良い。
本当に自分の肉体と脳が遊離したみたいだ。ポワーっと揺れて、琵琶湖を眺めて、自分は男性であるのに先頭車両にやってくる男子児童を眺めながらBLを想像し、より興奮する。堅田駅では特急列車の通過があった。千鳥足になり特急列車にダイブする男性の気持ちも今は分からんでもない。ほろ酔いはオナニーしてイク時以上に気持ちが良いものだ。催眠音声を聴きながらチクニーをしたり、コスプレ美女をみてマンコが濡れてるのをみて自分の肉棒を揺らしてるのと同じくらい感情が揺れてとっても気持ちがいい。
自分が何処へ向かっているかも分からない。只々今を、酒の快楽を享受したい。意味のあるかも分からない高架線を爆走する湖西線の先頭車両から酔いに対してのレポートを私は届けたい。
東京メトロでは、ほとんどの範囲において、実際に乗車した経路に関わらず最短経路での運賃を収集している。例えば東京から大手町に行く時、最短経路は丸ノ内線で1駅だが、丸ノ内線を逆行して銀座で銀座線に乗り換え、更に日本橋で東西線に乗り換えるという遠回りな経路をたどっても、最短経路である1駅分の運賃しかかからない。これについては東京メトロの公式サイトでも明記されており、
原則として、実際にご乗車いただいた経路に応じた運賃をいただいておりますが、下記の範囲内につきましては実際の乗車経路によらず、最短経路で計算した運賃でご利用いただけます。
ただし、改札外乗換えをご利用の際、乗車駅から乗換駅までの運賃が、最短経路の運賃を上回る場合は、乗り換え時に乗換駅までの運賃が必要になります。
https://ssl.tokyometro.jp/support/faq_answer?lang=ja&faqno=OpenFAQ-000395
となっている。まあ、2文目の通り、改札外乗換を伴うルートをとると、必ずしも1駅分の運賃で乗れるとは限らないが。
そして楽しいのが改札外乗換という運用の存在である。同じ駅で別の路線に乗り換える時、一旦改札を出て連絡通路等を歩き、乗り換え先の改札に入りなおさないといけない状態になっている駅のことをいう。改札外乗換は往々にして歩く距離が長く、一般的に面倒くさいということで嫌われていると思う。しかし僕にとってこういう駅は楽しい。なぜなら、一旦改札を出てから次の改札に入るまでに60分の猶予時間が設けられており、乗り換えついでに外を歩き回れるからである。例えば東京から新宿に行く時、丸ノ内線に乗って池袋で一旦改札を出てジュンク堂に寄るなどし、60分以内に副都心線の改札に入場して新宿三丁目に向かえば、1回分の運賃で東京と新宿だけではなく池袋も訪問することができる。複数の駅をいちいち原義で出場していくとその度に170円、170円…と運賃を払っていくことになるが、改札外乗換のルールを使えば比較的安価で済む。
2020年12月時点で、改札外乗換を行なっている駅は以下の14か所である。
上野、上野広小路・仲御徒町、三越前、渋谷、淡路町・新御茶ノ水、新宿三丁目、日比谷・有楽町、虎ノ門・虎ノ門ヒルズ、大手町、飯田橋、人形町・水天宮前、築地・新富町、銀座・銀座一丁目
さて、この2つのルールを利用して、交通費を300円以内に収めて東京中を歩き回り、改札外乗換を行なっている14駅すべてを巡ることを考える。プランとして、何らかのイベントのために東京ドーム付近に宿泊した観光客が、1日使って東京を楽しむルートを作ってみた。ナンバーは乗り換え駅の数ではなく、訪れる観光地の数である。
①御茶ノ水
最後、東京ドーム最寄りのメトロ駅である後楽園に戻ってくるべく、出発地は1駅隣の本郷三丁目とする。丸ノ内線で本郷三丁目から淡路町に向かい、改札を出る。ここは御茶ノ水エリアで、最近新しくなったJR御茶ノ水駅の駅舎や湯島聖堂、神田明神を訪問することができる。
②上野
千代田線の新御茶ノ水に入場し、北千住で日比谷線に乗り換え、上野に行く。外にいられる時間は60分なので、上野動物園や各美術館・博物館に入るのは難しい。それでも上野公園を散策し、アメ横商店街を散策すると楽しい。
③水天宮
銀座線の上野に入場し、上野広小路で出場し、日比谷線の仲御徒町から入場して人形町へ向かう。水天宮を訪問することができる。
④日本橋
半蔵門線の水天宮前に入場し、三越前で改札を出る。このあたりはおしゃれなショップが多い。個人的には、コレド室町にある誠品生活という書店兼雑貨店をおすすめする。台湾発祥の大きな書店は飽きることがない。日本橋に国道一号線の起点もある。
⑤築地
銀座線の三越前に入場し、日本橋で東西線に乗り換え、茅場町で日比谷線に乗り換え、築地で降りる。市場が豊洲に移転して、5,6年前の活気は無いが、まだいくらかの商店はある。たこ焼き屋である銀だこの本店もここにある。
⑥銀座
有楽町線の新富町から入り、銀座一丁目に向かう。銀座レンガ通りなど、言わずと知れた高級店舗が揃う。ショッピング向き。
⑦渋谷
丸ノ内線の銀座に入場し、霞が関で日比谷線に乗り換え、虎ノ門ヒルズで出場する。虎ノ門ヒルズは2020年6月6日開業の新しい駅。出場したはいいもののまだ開発途中で見どころは少ない。銀座線の虎ノ門に入場し、渋谷で出場する。渋谷はショッピングモールがたくさんある。ここ10年ほどリニューアル工事が行われていて、もうだいぶ綺麗になった。宮下公園もショッピングモールと化した。東京を感じるには十分な場所だろう。
⑧新宿
副都心線の渋谷に入場し、新宿三丁目で出る。渋谷を見てきたばかりだが今度は新宿である。ここにもルミネや高島屋などショッピングモールが林立している。時間があれば都庁の展望台から景色を眺めるのも良い。
⑨有楽町
丸ノ内線の新宿から入場し、赤坂見附・永田町で有楽町線に乗り換え、有楽町へ。新幹線ガード下の商店街がレトロ。また、東京ミッドタウン日比谷では6階のパークビューガーデンから景色を眺めることができる。無料。
⑩飯田橋
千代田線の日比谷に入場し、大手町で降りる。ここはオフィス街だし街歩きしてもまあ…という感じなので僕ならスルーする。東西線に入場し直し、飯田橋で降りる。飯田橋はJR駅のリニューアル工事が絶賛進行中。綺麗になった駅舎を見ることができる。工事が終わったらまたいろいろな店舗が入っておもしろくなりそう。
⑪池袋
有楽町線の飯田橋に入場し、池袋で出場する。駅の近くにジュンク堂、ゲームセンター、BOOKOFF、ユニクロ、東急ハンズ、サンシャインなど揃っていて賑わっている。乗り換え時間が60分しかないので水族館には入れないと思うけれど。
⑫そして、帰還。
この行程で東京メトロ改札外乗換駅を制覇できているはず。交通費をぐっとおさえて東京中を巡ることができる。結構歩き続けることになるのである程度の体力は必要だけど、おすすめ。もちろん一部分だけこのテクニックを使うことも可能。観光客とオタクにとって楽しい1日になると思う。
高校の頃からそんな感じだけど、変な人だなと思いながらも律儀で可愛いところもあったので社会人になってからも時々お茶したりうちに呼んだりしていた。
1年前、彼女はちょうど難しい試験に通って、新しい仕事を始めたところだった。
お祝いしようと言ったのは私だった。
私は銀座のイタリアンを予約して、食事の前にサプライズで三越の地下で口紅でも買ってあげようと思っていた。
その日は電車が止まるほどではなかったものの、雨風吹き荒れる悪天候だった。
私は彼女がいつもどおり遅刻してくることを見越してギリギリまで有楽町のマックで時間を潰していた。
遅れるという連絡がないのでこれは時間通りに来られる感じだろうなと思って待ち合わせ10分前に店を出て、ごうごうと風が唸る中を待ち合わせ場所のライオン像に向かって歩き出した。
彼女から「残業で30分遅れそう」と連絡が来たのは待ち合わせ6分前だった。ごめんも何も無かった。
私は濡れて凍えながらカチンときてしまって咄嗟に「連絡が遅いわ!!!」と送った。
そうしたら「わかりました。ではもうやめましょう」と返事が来た。
私は何もかもバカバカしくなってびしょ濡れになりながらそのまま家に帰った。
帰りながらひとことだけLINEしたけど、未だに既読もつかない。
たぶん彼女は新しい職場に馴染むのに毎日必死で心の余裕がなかったんだろう。
遅刻が確定した段階で人目を忍んでこっそりLINEする、みたいな器用なことができるほど慣れてもいなかったんだろう。
もしくは必死で仕事をしていて定時を過ぎてることに気づかなかったとか。
正直、その日の約束も、疲れてるしめんどくさいな、ありがた迷惑だな、と思っていたかもしれない。
「やめましょう」とか言っても私がいつもみたいに「そんなこと言ってる暇あるならさっさと来い!!おごらせるぞ!!」とか言ってくれることを期待してたかもしれない。
わざわざ彼女のご機嫌をとらなくたって、私には他にも友達がいるし。
それでもう1年、彼女と連絡をとっていない。
私と彼女の両方が参加している高校友人のLINEグループも、私がいる手前きまずいのか、彼女はまったく発言しなくなったし集まりにも来なくなった。
それでもしかしたら高校関係の友人は全員切れてしまったかもしれない。
私があのとき許して彼女とそのまま会っていたらこんなことにはならなかったかもしれない。
いや、じつは彼女は私の知らないところでたくさんの友達と仲良くやっていて全て思い過ごしなのかもしれない。
実際のところは何も分からない。
長年の付き合いってたったひとことでこんなふうに切れちゃうんだな、というのと、
ある程度法的に縛られる家族や夫婦と違い、こんなふうにいつでも好きに切れる友人関係ってなんて危ういんだろう、
というのが今回の学びで、
私はもうあなたと会いたくないけど、どうか毎日元気で楽しく暮らしててほしい、
というのが今の正直な気持ち。
鬼滅の刃の映画がブームになっている。公開から10日で107億円も稼ぎ、ワイドショーはおろかNHKのニュース7でも前代未聞の大ヒットニュースを流すほどになってしまった。そのニュースを報じる時にかなりの割合で耳にするワードが「千と千尋の神隠し超え」な気がする。
千と千尋の神隠しはスタジオジブリが制作した宮崎駿監督4年ぶりの新作で、2001年の夏休みに公開された。宮崎駿作品自体はもののけ姫(1997)で大ヒットを出していたこともあり待望の新作といった雰囲気だった。有楽町の日劇やら日比谷のスカラ座に行列が出来ている姿をテレビで見た記憶がある。自分も札幌の狸小路にある映画館(札幌駅前のシネコンに客が取られてしまったのかいつの間に潰れていた)まで観に行った。
一方でソーシャルディスタンスを盾にした独占的な映画館の箱割りと、テレビ付けたら紅蓮華、コンビニ入ったら鬼滅の刃、たこ焼き屋行ったら「禰豆子コラボメニューいかがですか?」(市松模様の法被来た店員)
有楽町ビッグで27インチのiMacを買ってきた、本体は19,800円(税別)
20年前はiMac本体がこの価格で買えるなんて思いもしなかった。
2020年代前半に流行したStadiaやGeForceNowのようなゲームストリーミングサービスは
2024年にGoogleが初めてのストリーミング専用マシン StadiaOSを発売
その時はノートPCタイプとタブレット、HMD型の3モデル。翌年にはデスクトップ型が登場した。
初のクラウド型PCの登場である。(前年にサムスンが発売していたが誰も覚えていない)
PCといってもCPUやメモリ、ストレージ、冷却装置は無いと言っても差し支えない。
それらの計算資源は全てGoogleクラウド上にあり、プランの選択でPCの性能を指定できるのだ
いわばリモートデスクトップ用の端末である。
当時の私も自宅用のサブマシンとして StadiaOSのデスクトップ型を購入した
手のひらサイズで小さなディスプレイとスピーカー、USBポート(ディスプレイ、電源兼用)が付いているものだ
サイズ感と見た目はAmazonのEcho Showみたいだと思った記憶がある。
余っていたディスプレイを接続して(この頃は有線接続だった)使用していた、当時でも遅延はほぼ気にならなかった。
i5 メモリ8GBのプラン 39,800円/年 で使い始めたが、すぐに メモリ16GBのプランに変更した。
(当時ストレージは無制限で無料だった、現在は1アカウント5TBまで無料)
StadiaOS発売の翌年には、Apple、Microsoft、Amazon(OSはWindows)など
GoogleのStadiaOSとMicrosoftのWindowsCloudは他社のPCメーカーからもモデルが発売され
(この頃WindowsCloudは永年無料を謳っていたが5年後には有料となる)
この10年でローカル型PCはほぼ死滅し、クラウド型PCのみになった。
USBメモリ型のものは売っている。これらは中に記憶領域は無く、接続すると記載された容量のクラウドストレージにアクセスできる。
先代iMacの利用期間が切れたのだ。これは新しいデバイスを買ってもらうための仕組みだ。
いまはハードの寿命はメーカーが決めるものだ。家電もそうなのだが、その話はまた改めて記載しよう。
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8月15日の放送から、「オードリーのオールナイトニッポン(ANN)」の「チン!」のコーナーのテーマが「グッドトゥース・バッドトゥース」になった。
「こんなリトルトゥースは素晴らしい」というグッドトゥースと、
どうやらANN内のノリや用語が乱用されていることを受けてのものらしい。深夜ラジオのノリや用語がリスナーに乱用されること自体は比較的よくあることで、いままで聞いてきたほかのラジオ番組でも経験してきたし、オードリーのANNの周辺でも今回の問題の前から多少はあった。しかし、日向坂の冠番組(現「日向坂で会いましょう(ひなあい)」)のMCをオードリーが務め、さらにANN内のノリがひなあい内でも多く使われるようになり、たくさんの日向坂ファン(おひさま)がANNリスナー(リトルトゥース)に加わったことで、ANN外でのノリや用語の乱用が増え目につくようになった。
確かにANN内のノリや用語はふさわしい場面で使えば面白い。だからこそひなあいのスタッフはANN内のノリを台本に加えたのだろうし、実際それで番組はより面白くなったと思う(すべてがふさわしい場面で使われていたかは少し怪しい)。(加えて、自分だって、なれるものなら若林(さん)になってひとを笑わせたりアイドルといい距離感で仕事をしたりしたい。)ところが、ANN内のノリや用語がふさわしい場面は意外と少ないし、あったとしても使えば使うほど減っていく。ひとを不快にすることだってある。
後出しの「グッドトゥース」アピールのようになってしまうが、ノリや用語の乱用には辟易していたし、ANN内での若林の発言を聞いてからはひなあいを観ても気が気でないことが多かった。それでも傍観しているしかできなかったが、たどり着いた先がこんな結末でとても悲しい。
芸人はラジオを大切にするひとが多いと聞く。これは完全に想像だが、若林はとくに、10周年全国ツアーへの懸け方やInstagramのプロフィール
を見ても、よほどラジオを大切にしているのだと思う。そう思うと余計に悲しい。
すべてが悲しい。
https://anond.hatelabo.jp/20200716235904
の増田とそのトラバ・ブコメを一覧にまとめました。誤字・誤記等ありましたらお知らせください。可能な範囲で対応させて頂きます。
夕張メロンソフトクリームなど。じゃがポックルも売っている。混雑しやすく週末などは入場制限もかかるらしいので密にお気をつけて。
とても充実している。サッポロクラシックとさけとばチップ、カチョカバロ(焼いて食べるチーズ)が元増田のおすすめ。西山製麺の麺類の品揃えがすごい。
北海道フーディストの系列店らしく東京以外でも全国展開されている。
函館のアンテナショップがあるらしい(https://bussan.hakodate.jp/localshop/)。
銀座からは少し離れているが、スーパーに近い品揃えの豊富さで海のものも山のものもある。小岩井ソフトクリームは元増田/ブクマ双方で美味しいとの評。瓶入り生うに(not塩水うに)は必買とのブクマ談。
牛タン推し。今なら期間限定で萩の月も買える。お勧めは喜久福(生クリーム大福)、生どら焼き、三角油揚げ、ほやの塩辛。冬季に時々「霜ばしら」という飴菓子が売り出される。東北新幹線で車内販売している「ほや酔明」も取扱あり。2階の牛タン屋も美味しい。
バター餅をいつでも買える。ババヘラアイスはないようだがソフトクリームとババヘラクッキーが買える。
物産品のほか奥にレストランも併設されており、酒、米、稲庭うどん、比内地鶏、山菜など幅広く美味を味わえる。
直送野菜・野菜の加工品等沢山あり普段使いできる。同じビル内に山形の食材を使った上品で美味なおしゃれイタリアンのコースを食べられる店(ヤマガタ サンダンデロ)がある。玉こんにゃくがおすすめ。
飯豊町産ブランド米を使ったおにぎりがメインの店舗。物産の取り扱いも。
週替わり(?)で様々な喜多方ラーメンの店が出店している(夕方以降は売り切れに注意)。酒の種類が非常に豊富。美味しい生鮮野菜、桃・ぶどうの珍しい品種などが買え、桃のシーズンは桃をまるごと乗せたソフトクリームが食べられる。電話注文で発送してくれるらしい(https://midette.com/9680/)。
鉄板の納豆の他、あんこう、メロン、笠間焼など。メロンパン・メロンパフェが美味しく品揃えが良い。
県民おすすめのレモン牛乳がおいしい。蒸かしたじゃが芋に衣をつけて揚げたいもフライも素朴な味わいが楽しめる。
ぐんまちゃんに会える日もある。トラバ増田のおすすめは「かいこチョコレート」。インスタ映え間違いなし(……)
その他の東京の小売店については→ https://www.pref.saitama.lg.jp/b0101/saitama-meibutsu/index.html
大島や八丈島など東京の島々の特産品を取り扱っている。ネットショップでも購入可。
燕三条(金属加工の街)ゆかりのキッチン便利グッズが妙に豊富で面白い。元々物販系だったがリニューアルにより食べ物や酒類も少し増えた。
包丁・はさみ・爪切りなど鋭利な金属推し。栃尾揚げは人気のためか売り切れが多い。スーパーマーケットのように普段使いできる品揃え。
比較的新しい。バーコーナーで富山の日本酒の飲み比べができ、常時約20種の日本酒から3種類を選べる。かまぼこやサバのなれずし等つまみも旨い。奥の方には本格的な和食の店もある。観光案内もやっている。ホタルイカの一夜干し、銘菓甘金丹・月世界などが旨い。
フグの卵巣の粕漬けが売っていて鍋の締めの雑炊に混ぜるととても旨い。塩気が強いため使う量は少量で済み、値段も800円程度。金箔ソフトクリーム、能登牛、烏賊丼などのイートインもおすすめ。
物販系のアンテナショップ。越前漆器などの伝統工芸品が非常に美しい。
いつでも信玄餅を買える。
ちょっと笑う感じでりんご押し。色々な種類のりんごが売っている。広さはさほどない。丸山珈琲(軽井沢)が各種置いてある。
所在:上野/鶯谷(岐阜ホール/https://dailyportalz.jp/kiji/gifu-hole)
日本茶を飲める店。東京駅でもうなぎパイV.S.O.P.が買える。
最近話題の伊勢うどんが食べられる。新しいビルの路面店で狭い。手裏剣なども売っている。
鮒ずしが買える。ほうじ茶が旨い。1Fのバーカウンターで「お試し鮒ずし」と滋賀の日本酒を併せて楽しめる。
粉ものメイン。コーヒー、ミックスジュース、ソフトクリームなど。ブコメによるとどん兵衛の西日本味や製造中止となったカールが買えるとのこと。
でかいせんとさんが軒先に立っている。柿の葉寿司と油揚げが旨く晩酌におすすめ。
日本橋にあったが日比谷に移転。新米の季節の仁多米、日本酒などのほか柚子の皮の砂糖漬けが美味しい。出西窯、湯町窯という民藝ブランド窯の食器がおすすめ。
国産無農薬レモンやカープソース(お好み焼きソース)、広島カープの土産が買える。旨いお好み焼き屋もある。「この世界の片隅に」などアニメとのタイアップ企画をしていた。柑橘ジェラートが充実。B1の瀬戸内ダイニング「遠音近音」も美味しい。くにひろ屋のブランデーケーキは5個パック/10個入のみ取扱い。
フグのひれ酒の「ひれ」だけを売っているので冬場などにひれ酒を楽しめる。
小豆島のアンテナショップ。特産の生そうめんがある。2階ではうどんも食べられる。
ゆずアイス、紅茶ソフトなどがあった。しょうが推しか。リュウキュウ、のれそれ、どろめ、ヤマテパン、土佐鶴の天平など都内では珍しい地元名産品を買える。併設レストランのカツオのたたきはもちろん旨い。
あまおうソフトクリームなどの飲食提供有。お菓子、うまかっちゃんのいろんな味セットなど。「スタッフが好きなもの」でまとめたコーナーがある。梅ヶ枝餅も買える。
壱岐で獲れた魚、種類豊富なカステラ、あごだし、五島うどん、波佐見焼など目でも舌でも楽しめる品揃え。たまにV・ファーレン長崎の名物マスコットが一日店長をしているらしい。
イートインが併設。
くまモンのプレゼンスがでかい。くまモンモンキー(オートバイ)展示があった。いきなり団子がおすすめ。東京の普通のスーパーではなかなか売っていない馬刺しを買える。
温泉(足湯)がある。かぼすソフトクリーム、かぼすサイダーなどの飲食提供有。
マンゴーソフトクリーム、甘乳蘇ソフトクリームなど。併設レストランのランチ定食「お刺身とチキン南蛮焚き餃子のセット」が別トラバ増田のおすすめ。水に溶くだけで作れる冷や汁の素が売っている。
老舗?の物産館。さつま揚げ(鹿児島県人はそう呼ばない)が旨い。東京のスーパーでは売っていないムチムチしたさつま揚げが食べられる。併設レストランの黒豚しゃぶしゃぶランチも美味。3Fにも食器類がある。
広々としていて店の奥の方にサーターアンダーギー、沖縄そば、ブルーシールのイートインスペースがある。泡盛が充実している。「シーサーがいっぱい」という黒飴、練り唐辛子ペースト、もずくの天ぷらなどがおすすめ。
東日本の食品を中心とした、JR東日本グループの地産品ショップ。ほか池袋駅にレストラン、上野駅に居酒屋としても展開。
架空の「地方のスーパーチェーン」にいるような気持になれる。富山の豆腐の味噌漬けが美味しい。
全国各地の特産品が販売されている「日本百貨店」他。1店舗で全国が揃う感じ。
こちらも食品/物産/カフェ/レストラン等4F建て1店舗で全国特産を網羅。
ローカルスーパーで地元の特産品を買った際には冷凍焼き芋と冷凍枝豆を保冷剤に使うとよい。
※755ブクマ時点までの元増田・トラバ・ブクマの情報を反映しました。字数制限に引っかかって追記が難しく、頂いた情報全てを反映できず申し訳ありません。
【追記】
トラバおよびブコメのみなさん、追加の情報ありがとうございます!
茨城マルシェ!!!福井館!!!何か忘れてるんだよなーって思いながら書いていたんですが、それだ!どちらも凄く良く利用しています。茨城マルシェはリニューアルして名前も変わっていたはずです。入りやすくなったよね。あそこですごいメロンなメロンパンを頻繁に買います。すごくメロンなんだ。あと笠間焼のよいものとかを眺めます。福井館で買ったサバのへしこすごい美味しいんでリピートしています。
宮城(池袋)は池袋に行く用事があまりないんで数回しか言ったことが無いんですがいいですよね。あと新潟(表参道ネスパス)は、岩手と同じぐらい、スーパーマーケット使いが出来るアンテナショップなので大好物です。福井と新潟は戦略的に面白くて、物販系のアンテナショップと食品系のアンテナショップが分かれているのです。青山の福井291はうっとりする美しさの越前漆器などの伝統工芸品が並んでいて壮観なので、青山の方に行くときには必ず行きます。日本橋にある新潟のアンテナショップは元々物販系のイベントスペースみたいな感じだったのだけどリニューアルして食べ物とかお酒も少し増えているのでありがたいです。サラダホープを常に売っててくれればいいのになと思っています。
あとは青森の物産館が飯田橋と新富町にあるんですよね。北海道とかもそうなんですが、自治体が主体でやってるところ、観光公社がやってるところ、第三セクターぽい会社がやってるところなど、複数出店してる自治体もあります。都道府県じゃなくて市区町村レベルのアンテナショップは特にレアものでたまらないよね!
物産館と現地の旅行が違うのは当然で、私は自粛したくてしているので旅行は我慢して、代わりに少しでも、と言う楽しみを見つけています。食べ物とか産物には興味がない方には参考にならないかもしれませんが、実は、それぞれの物産館やアンテナショップを複数比較する目線で買い物に行くと、たかがアンテナショップでもお国柄や「自分たちの地元をどうアピールしたいか」が見えてきますよ。それぞれ個性的でとても楽しいので、興味がない方も、空いてそうな時間に近くに行く用事があったら、ぜひ!と思います。
追記以上!
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もともと、このご時世に旅行に行っても色々楽しめないだろうなぁと思っていたのでGoTo使えなくてもまぁ、と思ってはいるのだが、元々は国内旅行が好きだったので遠出出来ないのはとても残念だ。
国内旅行が好きというのは、飛行機が好きじゃないことと、自分もご先祖も東京(4代前まで確認)で東京以外のことをあまりよく知らず、地方に強いあこがれがあるからである。その地域の地元の人からは苦情を言われがちなケンミンショーだって、うっかりすると異国情緒を受信してわくわくと楽しみにしていたりする。
旅行が好きだが出かけられない慰みに、仕事などで避けようがない外出のついでに地方のアンテナショップを覗くのが今の楽しみだ。増田は、銀座まで歩いていける東側の東京に住んでおり職場も東京駅近くなので、アンテナショップがなぜか大集結している銀座~日本橋かいわいに散歩がてら行くのにとても便利である。
そもそも、有楽町駅前の交通会館(パスポート作りに行くところ)だ。
ホント色んな自治体のショップがある。よく行くのは北海道のどさんこプラザだが、博多の物産店というのもあり福岡みやげで気に入ったお菓子とかうまかっちゃんのいろんな味セットとかを買う。あと「むらからまちから館」という店も入っていて、端っこから棚を見てるだけでわくわくしてくる。どこか架空の「地方のスーパーチェーン」にいるような気持になれる。秋田の物産館ではバター餅をいつでも買える。他にも地下~2階ぐらいまで色んな物産館があるので交通会館だけで一日過ごせる。
その一方で、交通会館は一つ一つの店が小さくて少し物足りない気持ちも出てくる。そういう時は、有楽町から晴海通りの方に出る。有楽町には老舗?の物産館であるかごしま遊楽館、銀座熊本館がある。かごしまの方はさつま揚げが旨い。そりゃあ鹿児島に行けばもっと安くてもっと旨いのは知っている。知っているが、東京のスーパーでは売ってないムチムチしたさつま揚げが食べられる。熊本館では馬刺しを買う。これも普通のスーパーではなかなか売っていない。
銀座周辺にはその他に、知ってるだけでも、広島、山形、高知、長野、沖縄、島根、群馬、岩手などのアンテナショップがある。もっとあるかもしれないけど。新橋の方に行くとせとうち旬彩館(香川と愛媛)、ももてなし(岡山と鳥取)という合体型のアンテナショップもある。
沖縄は「わしたショップ」と言って、アンテナショップの草分け的な店だ。今は支店?があちこちにあるらしいが銀座が元祖である。広々していて店の奥の方でサーターアンダーギーとか沖縄そば、ブルーシールのイートインスペースがあるのでサーターアンダーギーをかじって一休みできる。
広くて商品の種類が断トツに多くて楽しいのは、岩手銀河プラザだ。ちょっと銀座からは離れているが、ほぼスーパーとして使えるんじゃ…と思うほどの品ぞろえである。海のものも山のものもある。あとソフトクリームが旨い。
おいしい山形プラザも山形から直送の野菜を売ってたり野菜の加工品もたくさんあって普段使いできるのがいい。更に同じビル内に山形の食材でおしゃれイタリアンのコースが食べられる店がある。アンテナショップの枠を超えて普通に上手くて上品なイタリアンレストランで何か笑う。でもすごく旨い店だよ。
広島TAUでは、国産無農薬レモンと、カープおじさんの知人にカープみやげを買う。お好み焼き屋さんもあって、物産館の店、というより普通にお好み焼き屋である。旨い。
あと日比谷の方になってしまうが、日比谷にある島根館、これは以前は日本橋にあったが出世?して日比谷のデカいビルに引っ越した。日本橋にあったころは、新米の季節には仁多米を買ったりおじいちゃんの縁でDAIGOがラベルになってる酒をひやかしたりしていたが、個人的には出西窯、湯町窯という「民藝ブランド窯」の食器がずらっと並んでいたのがとてもお気に入りだった。現地に行かずに山ほどのスリップウェアをあーだこーだ眺めつくしてお気に入りの皿を捕獲したものだ。都会に引っ越したので今はどうなってるのかまだ見に行っていないのだが、まだずらっと並んでるといいなぁ。長野の物産館はちょっと笑う感じでりんご押しである。いろんな種類のりんごが売っている。
銀座には他にもたくさんあるのでぜひ一通り見たら中央通りに沿って日本橋方面に向かう。途中で京橋の先、東京駅の手前あたりに山梨、山口のアンテナショップがある。いつだって信玄餅を買えるし、山口のアンテナショップでフグのひれ酒の「ひれ」だけを売ってるので、冬場はそれを買って帰って家でひれ酒を楽しむ。
東京駅の八重洲側の地下商店街には北海道フーディストという店があって、ここもとても充実している。お気に入りはサッポロクラシックとさけとばチップである。あとここで売ってるカチョカバロがすごい旨い(何度も書くが、現地に行けばもっと安くてうまいのだろうが私は都民なのでこれで十分幸せでありがたいのだ)。
そして更に日本橋方面に歩いていくと、日本橋長崎館がある。壱岐で取れた魚とか売ってて一体物流どうなってるんだ…と敬意を持つばかりなのだが、すごい種類のカステラとか、あごだしとか、五島うどんとか、波佐見焼とか、見ていて楽しい食べて美味しい。あとたまにV・ファーレン長崎の名物マスコット、ヴィヴィくんが一日店長をしているらしい。今は出来ないだろうがV・ファーレンの試合のパブリックビューイングもしてるらしい。
日本橋の交差点の前に残ったど根性ビルにあるのがここ滋賀、がある。鮒ずしが買える(買ったことはない)。ここで買ったほうじ茶がすごくおいしくてアタリだった。どうでもいいが殆どのアンテナショップで地元産のお茶を売ってる。お茶と言えば静岡とか八女とか宇治とか思っていたが、お茶っていろんな場所で作ってるんだなぁ。
日本橋の橋を渡るとすぐに日本橋富山館がある。比較的新しいアンテナショップだが、ここはバーコーナーがあって富山の日本酒の飲み比べセットというのをやっている。これが、たまらなく良い。常時20種類ぐらいの日本酒のなかから3種類を選ぶ。つまみもあって、富山のかまぼことかサバのなれずしとか、富山産の酒のつまみがまたうまい。ここで飲み会をやりたいぐらい(今は飲み会は難しいが…)。奥の方には本格的な和食の店もあってこちらはガチの和食で普通に上手くてまた笑う。
更に少し先に行くと、でかいせんとくんが軒先に立っている奈良まほろば館、その先にはブリッジにいがたがある。奈良はすごく旨い柿の葉寿司とすごく旨い油揚げを売ってるのでそれで晩酌ができる。更にその先に行くと、三重増田がおススメしていた伊勢うどんが食べられる三重テラスがある。さらに先に行って神田方面に行くと、淡路島の物産館、福島の物産館がある。福島の物産館は週替わり?とかで色んな喜多方ラーメンの店が出店してたりして良い。あと酒の種類が半端ない。
まだ他にもあるんだろうけど増田が出没するのはこのあたりがメインである。有楽町から神田まで3㎞弱、普通に歩けば40分ぐらいであるが、あっちの物産館、こっちのアンテナショップ、とウロウロすると一日潰せると思う。そして両手にどんどん増える荷物…。スーパーマーケットではあまり出会うことが無い食べ物や珍しくておいしいものをみやげに抱えて帰宅する。地ビールとか地酒とその土地のおススメのツマミで一杯やる。デパートでも地方の産物はもちろん売っているが、デパートとは違って「現地感」があるのがとても良い。ケンミンショーで取り上げられた!とPOPが付けられて横澤パンやサラダパンを売っていたりするのもかわいらしくて良い。北海道や岩手などでは塩水ウニも買える。高いけど。
GoToから締め出され、遠出も帰省もままならないとしょんぼりしている地方好きの皆さん、アンテナショップ巡業してみませんか。店に入る時にはマスクは必須で!GoToには参加できないけど地方にカネを回そう!
元増田はフレッシュでサクサクしたのが好きそうなので、ねっとりグジュグジュ系、時期が限られてる系をあげていく。
まずイチジク。
時期は短いけど、小さいの6こか大きいの4こで500円前後。もう夕食がわりになる。四つ割りにして、皮をペロンと手で剥いて食べるのが好きだけど、別に皮は剥かなくてもいい。水分が多くてすっきりする。そのままでもうまいし、塩気のあるプロシュートとかフレッシュチーズと食べてもうまい。
同じ食べ方がうまいのがカキ。ねっとりあまいやつはそのままでうまいけど、フレッシュな固いやつはカプレーゼにして食べるとすごく美味しい。桃も同じ。
あとビワ。台所で手で皮を剥きながらシンクの上で食べちゃう。あとプラムも同じ食べ方をするが、皮は剥かない。大石プラムのデカくて甘いのがお勧め。種の周りは酸っぱく、皮の裏が一番甘いので、あまり欲張らずに種の周りはポイする。
イチジクと入れ替わりで同じコーナーに並ぶことが多いと思う。
あとキンカン。これも皮の裏が一番甘いので、皮を食って捨てるイメージ。
それから、マンゴーに比べて不遇なポジションのパパイヤもぜひ推したい。スーパーによるけど都内では安くて300円〜500円くらい。そのままでもうまいけど、おすすめは、半分に割って種をかき出し(この時にスプーンでやると甘いワタも取れてしまうので自分はフルーツナイフの先端でちょいちょいと掻き出す)、そこにカッテージチーズを詰めるように盛る。カッテージチーズは裏ごしでないやつ。皮は剥かずそのまま器として手に持って、大きめのスプーンで果肉とチーズを同時にすくいながら食べる。満足感があって最高です。
あとスーパーでは買えないけど、ドリアンも大好き。高いので、試したことがない人には勧めないけど、アジア滞在経験があって恋しいと思ってる人はシーズンにはぜひ買って楽しもう。新宿とか有楽町の駅前のボロい果物屋で買えるのでいいし、通販でもいい。指で割ってトロトロのやつを食べる。