2020-09-04

クラウドPCが主流になって10年経った

2041年9月4日

有楽町ビッグで27インチiMacを買ってきた、本体は19,800円(税別)

20年前はiMac本体がこの価格で買えるなんて思いもしなかった。

実際、本体といってもディスプレイだけなのでこの価格なのだ

2020年代前半に流行したStadiaやGeForceNowのようなゲームストリーミングサービス

通信網の拡充も追い風となり、大流行した。

品質ゲームをやるためにPCの性能は関係なくなったため

この頃からゲーミングPCが徐々に売れなくなっていった。

2024年にGoogleが初めてのストリーミング専用マシン StadiaOSを発売

その時はノートPCタイプタブレットHMD型の3モデル。翌年にはデスクトップ型が登場した。

初のクラウドPCの登場である。(前年にサムスンが発売していたが誰も覚えていない)

上記モデルの特徴は、非常に軽量でコンパクトであることだ

PCといってもCPUメモリストレージ冷却装置は無いと言っても差し支えない。

それらの計算資源は全てGoogleクラウド上にあり、プラン選択PCの性能を指定できるのだ

いわばリモートデスクトップ用の端末である

当時の私も自宅用のサブマシンとして StadiaOSデスクトップ型を購入した

手のひらサイズで小さなディスプレイスピーカーUSBポートディスプレイ、電源兼用)が付いているもの

サイズ感と見た目はAmazonEcho Showみたいだと思った記憶がある。

余っていたディスプレイ接続して(この頃は有線接続だった)使用していた、当時でも遅延はほぼ気にならなかった。

i5 メモリ8GBのプラン 39,800円/年 で使い始めたが、すぐに メモリ16GBのプランに変更した。

増設の手軽さが未来だなと感じたことを覚えている。

(当時ストレージは無制限無料だった、現在は1アカウント5TBまで無料

StadiaOS発売の翌年には、AppleMicrosoftAmazonOSWindows)など

他社もクラウドPCに参入した。

GoogleのStadiaOSMicrosoftWindowsCloudは他社のPCメーカーからモデルが発売され

様々な企業ローカルPCへの興味を失っていった。

(この頃WindowsCloudは永年無料を謳っていたが5年後には有料となる)

この10年でローカルPCはほぼ死滅し、クラウドPCのみになった。

いまやどんなデバイスネットワーク接続しないと動かない。

面白いところでは、USBメモリ消滅した。

USBメモリのものは売っている。これらは中に記憶領域は無く、接続すると記載された容量のクラウドストレージアクセスできる。

存在意義がわからないが、根強く売れているらしい)

そういえばこの度iMacを購入した理由を書いていなかった。

先代iMacの利用期間が切れたのだ。これは新しいデバイスを買ってもらうための仕組みだ。

いまはハード寿命メーカーが決めるものだ。家電もそうなのだが、その話はまた改めて記載しよう。

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