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2015-02-18

不良だった私を更正させてくれたコンビニ店長 その二

2年前、私は不良ってやつだった。

学校には行くけど授業中は寝てすごしていた。

夜になると仲間とつるんで夜通し遊んだ

遊ぶ金は体を売って稼いでいた。

ある日、なんとなく学校近くのコンビニ万引きをした。

始めはドキドキしたが、慣れるとただの日課になった。

毎朝おにぎりかパンを盗んで昼に食べた。

帰りも食べ物ヘアスプレーとかを盗んで仲間とわけた。

店員の目線監視カメラの角度には気をつけていたし、バレやしなかった。

私の事を不良と呼んで、劣った存在だと思っている奴らの方こそマヌケバカなのだと思った。

店長との出会いきっかけは後輩だった。

不良仲間の後輩が万引きを教えて欲しいというから、一緒に万引きしたら、後輩がヘマをして捕まった。

私達は控室に連れて行かれて、店長がやってきた。

いかにもダサイ、オッサンだった。

この手のオッサンならいつも客として相手している。

手慣れたもんだ。

「やはり君だったか

どうやら、私は目をつけられていたようだった。

まず私は後輩をかばった。

後輩は今日が初めての万引きで、私が無理やり誘ったのだから悪くない、帰してやってくれ。

仲間思いの、根はいい不良という奴を演じた。

それから私は問い詰められるままに余罪を告白した。

万引きを始めたのは2ヶ月ちょっと前で、毎日平均して1000円分の商品を盗んでいたから、合計すると5万円ほどになる。

「なんでもするから学校には……」

「なんでも?」

「そう、な、ん、で、も」

私は誘惑するように言った。

5万円と言えば、少し相場じゃないが、多少アブノーマルサービスをつけてあげるつもりだった。

店長は一瞬、汚いものを見る目で私を見て、しばらく悩んでから言った。

「じゃあまず、制服を脱ぎたまえ」

男なんて所詮、そんなもんだ。

10分後、私は学校制服を脱ぎ、コンビニ制服に着替えてレジに立っていた。

「なんで私がこんなこと……」

「なんでもするって言っただろう?

店の損益は働いて返してもらう。

調度バイトを1人募集していたところなんだ」

言われるがままにレジを打ち、商品の補充をして、3時間

やっと開放された。

5万円なんて一晩で稼げる金額なのに、やってられない。

その晩、私は仕事帰りのくたびれたサラリーマンを1人、クラブで2人ひっかけて7万円を作った。

次の日、店長の目の前に5万円を突きつけた。

「これでいいんだろ?」

「この金、どうやって作った?」

半年前に財布を拾って。

警察に届けたんだけど落とし主が見つからなかったらしくて」

「ふざけるな!」

店長カンカンに怒った。

「こっちは今からでも警察突き出してもいいんだぞ!

監視カメラ映像も、全部残ってるんだ!」

ぎょっとした。

証拠なんて何も残っていないと思っていた。

お金は働いて帰してもらう。

それ以外の金は受け取らない」

私はしぶしぶ、コンビニで働き続けることになった。

学校が終わってから、平日の夜7時から10時までの3時間

研修中の時給は750円、1日で2250円。

研修が終わると時給は100円上がった。

こんなはした金のために、あくせくと商品を棚だししてレジを打って、お客様笑顔を振りまいて、頭を下げて。

私は青春の二度と帰らない貴重な時間を、たかが3000円かそこらのためにすり減らしていた。

もっと簡単に稼ぐ方法なんていくらでもあるのに。

1ヶ月後、私は給料として振り込まれお金を全額引き出して、店長の目の前に叩きつけた。

5万円とちょっとあった。

「これでいいんだろ!」

すると店長は、思いもよらないことを言った。

「何を言っている?

それは君が働いて得たお金なのだから、君のものだ」

「僕が言ったのは、”店”の損益補償しろということだ」

店長は棚からガムを1個手にとった。

「これ1つ売れたとして、”店”にはどれくらい”お金が入る”と思う?」

120円の値札がついていた。

バカにしてんのかと思った。

「120円だろ」

「それは売上だろう?

利益じゃない。

ガムを店で売るには業者からガムを仕入れないといけない。

仕入れ値は約80円だから、お店に残るのは差額の40円」

「それだけじゃない。

うちはフランチャイズ店だから、その40円のうち4割を本部に払う。

から手元に残るのは24円」

「なんで4割も持っていかれるの?」

看板を貸してもらってるんだから、それでも安いぐらいだよ。

うちが聞いたこともない名前個人商店だったら、誰も買い物に来ないだろうね。

コンビニっていうのは、入れば必ずあの商品が買えるっていう、安心感重要なんだ」

「この24円が手元に残るお金だ。

ちなみに、そのおにぎりが一個売れたら16円。

そのパンなら12円だ。

この中から君たちバイトへのバイト代電気代、もろもろの諸経費を捻出する。

僕の給料もここから出ている」

「それら全ての経費を引いた最後に残るのが店に入るお金だ。

店の利益だ。

君がした悪い事は、この、店の利益を減らした事だ。

君が商品を盗んでも、バイト給料は減らなかったし、仕入先への支払いも変わらなかった。

減ったのは店の利益だ。

僕はこれを取り返せと言っているんだ」

「ちなみに、この店の売上のほとんどは学生の登下校の時間帯に上がるから、君が働いている時間帯に出る利益は1時間あたり約1000円。

これをバイトの3人で割ると、一人頭333円を店のために稼いでいることになる。

から、君がこの1月の労働で店に補償したのは、まだ2万円足らずだ」

驚いた。

だけど考えてみれば当然だ。

コンビニはガムやパンを作っているわけじゃない。

コンビニで物を売れるのは、物を作っている人達から買ってきているからだ。

私はそんな当然のことすら考えずに生きてきたのか。

それからと言うもの、私はお金の流れを意識して働くようになった。

自然簿記税制勉強を始めた。

コンビニみたいなお店や企業に入ったお金は、お店を持っている人の所に入る。

オーナーが居ればオーナーの懐に入る。

株式会社だったら株主配当として配られる。

でもそれで終わりではなくて、所得税法人税というものがある。

こうやって儲けたお金の何割かを税金として国に納める。

税金政府を通して、様々な使われ方をする。

私の通う学校税金を使って運営されている。

すごい。

なんだか、すごいぞ、これは。

私がコンビニで働いて稼いだお金が、回りまわって私の担任教師の給料になってるんだ。

全部つながってるんだ。

それに気づいた時、私は私の一挙一動が、すごく大きな物を動かしているような気になった。

もちろん私ひとりの影響なんて微々たる物だ。

だけど、確実に、つながってるんだ。

私はコンビニで働くようになっても、いつも通りワル仲間とつるんでいた。

いつもの労働を終えても、夜はまだまだ時間があった。

体も売っていた。

だけどある日、私は客に説教してしまった。

せっかく稼いだお金をこんな事に使ってどうするの。

もっとまともな使い方はないの?

私、営業届けなんて出してないし、これって地下経済の一部だよ。

どうせならちゃんと申告してる優良な風俗店に行った方が、まだマシだよ。

どの口が言うのかと思うけど、そんな事を言った。

お客は

「俺が稼いだ金をどう使おうが勝手だろ」

と言っていた。

私は、私の中身がすっかり別の何かに入れ替わってしまっていることに気がついた。

私は自然と夜、出歩かなくなった。

ある日、バイトから帰ってくると、たまたま帰ってきたお父さんと玄関で一緒になった。

残業で疲れて、くたくたにくたびれたお父さん。

不良になった娘を養うために、毎日仕事に行くお父さん。

その姿を見たら、ふと思った。

「お父さん」

もう何年も口をきいていなかったのに、自然に声が出た。

「お父さん、いつも働いてくれてありがとう

最近バイトとか勉強して、お金を稼ぐのがどんなに大変か分かったよ。

でも、仕事をするって生活費を稼ぐってだけじゃなくて、世の中を回すのに参加するってことなんだね。

人の役に立つってことなんだね。

すごく立派なことなんだね。

いつもありがとう

それを聞いたお父さんは、ちょっとの間呆然としていたけど、急に泣き出した。

私は一瞬、悪い事を言ったのかと思ったけど、すぐに感動して泣いているんだと気づいて、恥ずかしいし気まずくて、すぐに自分の部屋に戻った。

次の日の朝は、誰にも見つからないように朝早くに学校に行った。

それから1ヶ月とちょっと後。

コンビニで働き始めて3ヶ月して、私は私の出した損益を埋め合わせた。

それにあわせて、私はバイトを辞めることになっていた。

「よくやったね」

最後給料日店長は私を褒めてくれた。

しかないと思って、私はずっともやもやしていたことを打ち明けた。

店長

店長には色々な事を教えてもらいました。

お店の仕事や、お金の事、世の中の事……

だけど1つだけ分からない事があるんです。

私は3ヶ月かかってお店に与えた損失を埋め合わせました。

だけど、それには3ヶ月もかかっています

その3ヶ月間、損失は損失のままだったわけです。

から、もしその損失が無かったら、それを元手に何かできたかもしれない。

その機会損失の埋め合わせがまだ終わってません。

それに、もし最初に私が出した5万円を受け取っていれば、そもそも機会損失は生まれなかったはずです。

私をここで働かせるより、その方が良かったんじゃないですか?」

それを聞いた店長は、ぽかんとした後で大爆笑した。

「たった3ヶ月で、ずいぶんと利口になったもんだな!」

店長爆笑しているし、私もおかしくなってきて一緒に大笑いした。

店長は一瞬、口元をニヤリとさせ、こう言った。

「じゃあまず、制服を脱ぎたまえ」

店長は店員に店閉めてこいと言い、店員が戻ってきて私は店長一人だけだと思ったのにレジを打っていた当時の私より少し上くらいの若い男も加わってきました。

何で??と思いながらも言う事を聞くといった手前断れずにいると最初はふとももを手で撫で回されたり服の上から胸を軽く触ったりだったのに三人の行動はどんどんエスカレートしていきました。

私はもう終わりにして下さいと暴れて抵抗しましたが3人に寄ってたかられると、どうしようもなくシャツボタンを外され中に手が入ってくると直に胸を触られ、とうとう服を脱がされ下着も全て取られ、写真を撮られてしまいました。

それからはもう言う事を聞かないと写真をばらまくと脅され、あとはもう三人の言いなりでした。

裸にされて逃げ出せず体中を触られ舐めまわされ、私はガタガタ震えながらじっとしているしかありませんでした。

店長小箱を机の上に置き、どういうことだかわかるな?と言われましたが、何ですかと聞くとコンドームだよ、そういうこと。と言われました。

私は経験がないのでそれだけは許して下さいと必死に頼みましたがしびれを切らした店員が髪を引っ張り回されて怒鳴りはじめ、写真のことを持ち出されて脅されて恐怖のあまりついに全員のセックスの相手までさせられることになってしまいました。

店長が布団を持ってくると部屋の隅に床に敷いて寝かされました。

脚を開くよう言われた時はもう恥ずかしさと怖さで泣いていましたが、店長コンドームをつけずに入れようとするので、使ってくださいと頼んでも処女とは生でしたいと聞いてくれませんでした。

体を引き裂かれるような激痛に耐えながら店長を受け入れると罰だから痛くすると言われ、いきなり激しく腰を振られ、あまりの痛さに、痛いよ痛いよと泣きながら耐え続けました。

壁際に追いつめられて動かれるたびに頭が壁にゴツゴツ当たり、店長は私を抱きしめ頭を撫で、よしよし、可愛いよ、我慢しなさいと言いながら出したり入れたりしてきます

入れられるときものすごく痛くて、特に私が痛がるので店長に何度も何度も出し入れされていました。

そしてさんざん私に痛い思いをさせると、ついにううっ!とうめき、私に覆いかぶさってきました。

私の中から脈を打つような感触が伝わってきて、あまりに痛かったので傷口が脈打っているのかと思いましたが店長が私の中で射精しているようです。

店長射精を終えるとぐったりとしてしばらく動きませんでしたが、店員に促されてようやく私から離れると下半身裸になった店員がハアハアと荒い息を吐きながら襲い掛かってきました。

店員は待ちきれない様子で、すごい形相で私の脚を膝でこじあけようとします。

私は痛みと店員の様子がとても怖くて脚を閉じて抵抗しましたが怒鳴られビンタされました。

かねた店長が止めに入って収まりましたが、当然のようにコンドームは使ってくれず、店員は慌てたように私の脚を開いて嬉しそうにグイッと入れてきました。

いきなり奥まで勢いよく入れられたので痛みで大声で悲鳴を上げてしまいました。

店員は私の中に入れてハァーと大きなため息をつくと生は気持ち良さが違うな、もっと痛がれよと言ってゆっくりと動き出しました。

そして痛みにうめく私を上からじっと見おろして気持ちいい気持ちいいと言いながら動き続け最後は私の首を締めながら私の中に射精し、レジ若い男に代わりました。

若い男は、私を起こすと布団に仰向けになり、上になってしろと言いました。

出血も止まらずやっとの思いで入れましたが、今度はさら自分から動かなければなりません。

から突き上げられ動き方もわからず痛い痛いと言いながら腰を上下させると抜けてしまい、そのたびに下手くそ、重たい、デブなど罵られ、胸を強く握られたり乳首を抓られ、また自分で入れなければならないのですが一体どうして痛みをこらえながらこんな事をしてるんだろう、こんな事する位なら好きにされた方がまだマシだと思うほどみじめで涙が止まりませんでした。

足がつりそうになる頃、そろそろいくから出してる時は絶対に抜けないようにして動き続けろと言われ、ヘトヘトになりながら動きを止めないようにして、何とか射精させた時には疲れて果て体に力が全く入りませんでした。

結局店長と店員に2回ずつ、若い男には3回されました。

行為中の写真も撮られていて誰にも言わないと約束させられ、ようやく帰された時には私の出血で布団と全員のあの部分は血だらけでした。

その後数日おきに4回ほど店長に呼び出され3人の相手をさせられましたが、さすがに通報されると思ったのか、毎回コンドームを使わずセックスさせられたので私が妊娠して事が発覚すると思ったのか分かりませんが、すぐにその店は閉店しその後連絡は一切なくなりました。

私は元々生理が重く、ピルを服用していたので妊娠することはありませんでした。

落ち込みはしましたが、自分が招いたことと言い聞かせ、私は病んだりせず優しい彼もできて、今はセックス普通にできます

ただ、この事は彼氏にも一生誰にも話すことはないでしょう。

それが2年前の話。

私はそれからまともに学校の授業を聞くようになった。

1年のころに絶望的だった成績は持ち直して、無事高校卒業できた。

卒業式は、もうちょっと先だけど。

この春から大学生になる。

あのコンビニに買い物に行く機会が減ってしまうのが、少し寂しい。

2015-02-16

きのこ

俺も、紆余曲折があって会社を辞めて、ニートをやっている。俺自身うつになった。そして家族が似たようなことになって、すんでのところで最愛の人を一人、失うところだった。

その朝に、俺は、何もできなかった。

今では、定期的に腰を落ち着けて話をしてる。本人の痛みを引き受けることも、代わってやることもできないけど、ツラいときに吐き出すことの手伝いくらいはしてやりたいと思った。そしてまた俺の話も聞いてもらっている。救いになっているかはわからないけど、少なくとも俺の方の気持ちは、ラクになってる。だからもっとから話を聞いてあげられてたら、危ない橋を渡らせずに済んだはずだと、後悔してる。最悪の事態回避されたのは、単に運が良かったにすぎない。

からゲーム日記のお前さんのことが、他人事じゃないんだ。

最近の日記読んだぜ。

ツラいな。

お前さんのお前さん自身への期待と、焦りのようなものを読み取った。

気の利かない発注者ってのはほんとイラつくし、コーディング規約プログラミング二人三脚にする。しかも、お前さんのケースでは、他のヤツが従ってないのに自分にだけ課せられてる様子。理不尽だなあ。案件が急なんだろうけど、後出しで振り回される方はたまったもんじゃないよなあ。

こないだの増田もそうだが、人の下で創造的作業をすることに向いてないヤツは結構いる。かくいう俺もそうだ。自慢じゃないけど。お前さんが、このカテゴリに入るかは分からない。ゴタゴタがあった(?)前の職場からかも知れないし、今回の案件仕事にまだ馴れてない体には急だったのかもしれない。

かつての女のトラブルトラウマが、まだ糸を引いているってのもありそう。悪い。詮索してるな。詳しくは判らないよ。でもなんかヒドいことがあったんだろ? いつだか日記で言ってたよな、たしかしかもそのタイミングセイント・ヴァレンティヌスの支配する時空間の中でのエンカウントは、厳しいもんがあるよな。女は皆世界から消え失せるべきだ、ってのは主語が大きい主張で、ミニマリズムじゃなくてなんか有名なアレ、ミニマリーだっけ、とにかくフェミニストを敵に回す発言だけど、少なくとも今のお前さんにとっては脅かす存在しかないのはわかる。むきゅーでほがらかな人生の為には。

このひと月、お前さんは頑張ったよ。世話になった人へ恩を返すために頑張りたいって、お前さんは真面目だね。増田アドバイスを聞いて、すぐに病院に行こうとするお前は、いいヤツだ。

いいヤツ過ぎるくらいさ。お前さんの悲鳴は届いてるよ。俺は短い日記から状況を判断してる。だから杞憂かもしれないけど、俺から見てお前さんは、結構ピンチに見える。

カスタードたいやきをあげよう。あったかいぞ。食べて落ち着くんだ。そして少し休め。

落ち着いた? じゃあこれから俺が、真面目なお前さんが知らない、世界真実を教えてあげよう。実は、人間は、誰に迷惑を掛けたっていいんだ。ピンチときには、傍若無人になっていい。優先順位リストの二位以下を切り捨てて、シンプル台風になっていい。仕事約束家族との関係常識世間体邪魔なもん何もかもを叩き壊していい。好きなだけ喚き散らせ。泣き叫べ。悲鳴をあげろ。ブックマーカーのみんなはこんなこと言うと怒るだろうけどね。

ここは日記サイトだ。何を書いたっていい。俺が読むし、俺がいなくても増田が読む。もちろん何もしたくなけりゃ何もしなくていい。父親が鬱陶しいなら逃げ出してもいい。お前の親父さんのことは知らないし正直他人から好きなだけ悪く言わせて貰うが、そんな状況で頑張ってるヤツを叱り飛ばすようなのはロクな大人じゃねー。せいぜい一般ピープル程度の倫理力だ。はてなブログ日記書いたら、ブックマーカーボコボコにされるレベルだよ。奴らはいだって飢えているから、いいさ、餌食にくれてやれ。お前が構ってやる必要はない。何? でも働かないともうお金が無いって。大丈夫。まさにこういう時のためにセーフティネットがあるんだ。ハッキリ言おう。ニートの俺が。そう、生活保護だ。生活保護は緊急の場合は即日支給されるぞ(たぶん。誰か補足して)。うん、はてなーのみんなも許してくれるさ。「今だからこそゲームする。貰った血税プレイすべきタイトル十選」って記事を書かない限り。

なあ、誰にも大切にしている人はいる。

思い出してみてくれ。お前さんにとって一番大切な、一番愛しているヤツは誰だ? きっと増田をみてる沢山の人が、そいつを知ってるぜ。ユーモアと優しさに溢れていて、どんな増田に対しても、傷つけるようなことは決して言わなくて、クリスマスには増田を盛り上げるために頑張って沢山記事書いてくれて、孤高の増田たちにも目を掛けてやった、思いやりの心を持った、愛嬌のある、あいつ。

そいつに一番近いヤツは他の誰でもないお前自身だ。だから守れ。全力で。なりふり構わずに。

生きろ。

(いち増田に過ぎない俺には、こうやって一方的アドバイスを押しつけることしかできん。俺の言葉が届くかもわからん。あとは、せいぜい祈ることくらいしか勝手で悪いな。でも俺は、お前さんの、むきゅーをもっと聞きたいんだ)

http://anond.hatelabo.jp/20150216033109

2015-02-01

友達を簀巻きにした話

友人のYは、ちょっと危ないなとは思ってた。仲間内の中でも「あいつはきっとホンモノのマゾヒストだ」って密かに噂されてた。

けど、さすがに「ちょっと布団で巻いて欲しいんだけど」と真剣に頼まれた時は、頭の中で盛大にパトランプが回ったよね。(これは! ガチで! ヤバいやつ!!)って。

私「え……何……布団……?」

Y「そう。それで俺をくるんで、縛って欲しい」

私「しば……?」

Y「ああ、何で縛ればいいんだろう……あ、延長コードとかでいいかな?」

私「え、私が? Yを? 縛るの?」

余程怪訝な顔をしてたと思う、いや、して当然だと思う。

いろはすをガブガブ飲んでいたYは、私の珍妙な顔を見てキョトンと返す。

Y「いや、何も本格的に筵(むしろ)でくるんでくれとは言ってないじゃん?」

私(え、簀巻きって筵でやるのが正式なの?)

どこのマゾヒスト帝国常識だよ。知らんよ。

断っておくけど、Yはただの友達だ。彼のプレイに協力する義理必要も、一切無い。

でも頼まれたからやっちゃうよね。簀巻き。

気を付けの姿勢で横たわるY(ちなみに、暑いだろうからという理由パンツ一丁だ)の首から下をくるんと布団で巻く。出来るだけ圧迫してくれと本人が強く希望するので、胸部・膝付近の二ヶ所を延長コードで強く縛る。ごわごわしてやりづらいし、女一人の力では足りない気がする。人を簀巻きにするのがあんなに大変だとは思わなかった。

延長コードはYが用意していた結束バンドとやらで固定した。あれ、便利だね。まさか人を巻く為に使うはめになるとは思わなかったけど。って言うか何で常備してるんだろう。

ジャジャーン。Yの簀巻き、一丁上がりー。

見るも無残な簀巻きっぷり! 手も足も出ないとはこのこと!

ひょっこり頭だけ布団から飛び出してて、かえって無力感が増してる。

私「で、後はどうするの?」

Y「何もしなくていい」

私「うぇ?」

Y「今から、そうだな……2時間。俺の上に座って、漫画でも読んでてくれればいい」

えっ、この簀巻き状態で放置プレイを敢行? しかも私を参加させるつもり?

簀巻きのYは当然身動きもロクに取れず、ただ力無くフローリングの床に転がるだけ。更に漬物石(=私)を上に乗せて2時間を茫漠と過ごすって、それ何が楽しいのよ。

でも頼まれちゃったから、やるよね。

丸太にまたがる時の要領で、友人である(はずの)Yを布団で巻いた何かにまたがる。胴の辺り。

Yの妹が愛読していると言う『君に届け』が揃っていたので、とりあえず手に取る。

君に届け』がなかなかどうして面白くて、しばらくはYの上にまたがっていることを忘れて読んだ。

Yはすごく大人しくて、実に優秀な簀巻きだった。呼吸による微弱な動きも、モコモコな布団に吸収されるのかあまりこちらに伝わってこない。

3巻を読み終わりそうな頃だから、30分くらいかな。だんだんモゾモゾが目立つようになってきた。

そりゃあね、身動き一つするなって言われたって、生きてるんだもの。するよ。身体のどこかが痒くなったり、居心地悪く感じたり、絶対にする。動かしたくなる。

でもYは動けない。

Yの簀巻きが不快そうにモゾモゾ動く。「……んん」みたいな、吐息めいた声が微かに漏れ始める。ああ、気持ち悪くなってきたんだなって思った。でも私は何も言わないし、どいてもあげない。

2時間ゲームが始まる前、Yに念を押されたことが1つだけあった。

「何を言われても簀巻き状態から解放しないこと」。これだけ。

どういう意味かは後々よーくわかった。

モゾモゾが目立つようになってきて、7巻を読み出す頃、Yが明確な言葉を発した。

Y「ね、ちょっと解いて」

たか、と思った。試されている。

私は「んー」とあからさまに上の空で答えた。

Y「脚がさ、痺れてきてて」

私「あー」

Y「攣りそうなんだよ、ほんとに」

私「そりゃ大変だ」

Y「だからさ、ちょっとでいいから緩めてくれないかな」

私「もうちょっと頑張ってみよっかー」

何してんだろ、私。とは思った。

脚が痺れてきたのはきっと嘘じゃないんだろう。1時間重石を乗せて同じポーズでいたら、そりゃ身体のどこかしらが悲鳴を上げる。

しかし一度引き受けたからには職務を全うせねばなるまい。

彼がマゾヒズムを味わいたいと言うのなら、私はサディズムを発揮しなければならないのだ。目覚めよ、私の内なるサディストよ!

Yは聞いているこっちが可哀相になるほど、憐れな声を上げ始めた。おずおずとしたお願いが、徐々に鬼気迫ると言うか、迫真の嘆願へと変わっていく。

まるで本当に筵にくるまれて東京湾に落とされる寸前みたいなテンションで「解いてくれ!」って言ってくるから、(えっマジなの? マジでヤバいの?)ってヒヤヒヤしっぱなし。『君に届け』ってこんなに冷や汗が噴き出すようなホラー漫画でしたっけ?

そしてクライマックスは終了20分前に訪れた。

Y「漏れる」

私は戦慄した。そして唐突記憶フラッシュバックが脳裏を襲った。

こいつ、簀巻きの前に、水(いろはす)を摂取してやがる。

まさかこれも計算なのか? 事前の水分摂取により、簀巻きプレイ中に圧倒的尿意を催すことを計算していたのか? そうまでして自分限界へと追い込みたかったのか?

二十代男子が「おしっこ漏らす」のって、もう人としてアウトだろ。人として。

そこまでスレスレの状況を楽しめるのかこいつは、と私は心底愕然としていた。それとも私が知らないだけで、放尿プレイとかが紳士淑女の貞淑なお遊戯の一つとして流行ってたりするの?

漏れそうなYはモゾモゾどころか牡牛の如くのたうち回り始めて、上にまたがるどころではない。私はロデオなんて嗜んでないんだよ、悪かったな。

呆気なく振り落とされたカウボーイの私は、Yが苦悶の表情で「漏れる」「もう」「だめだ」と言った断片的なワードを唸るのを茫然と見ていた。あと15分もこれを観戦してろって言うのか。苦行かよ。

15分後、私は暴れる芋虫と化したYを人間へと戻してやる。

ハサミでパチンと結束バンドを切断し、布団から脱皮したYは酸欠なのだろう(そうだと思いたい)、紅潮した顔でぼーっとしていた。

早くトイレに、と言いかけたが、もうそ必要は無くなっていた。

名誉の為に言っておくけど、彼は簀巻きにされている間、尿意に耐え続けた。人間である為に、ひたすら我慢して我慢して我慢した。

から、簀巻き状態から解かれた瞬間に気が弛んだとしても、まぁ、何も可笑しい話じゃないのだ。

Y「いろいろ悪かったね。でも面白かったよ、ありがとう

見事におねしょした布団を洗濯機ねじ込みながら、Yはスッキリした表情で礼を告げてくる。

この先『君に届け』を読むたびに今日のことを思い出してしまうんだろうなって思った。まるで呪いだ。

2015-01-11

他人の不幸を動画で見る人たちのポジション野次馬

不謹慎なことかもしれない話だけど、ぶちまけたいので書いた。

あんまり文章書かないから汚い文です。

今、振り返ってぞっとした記憶ことなんだけど・・・

現在自分の中で何かの折り合いが付いていない件がある。

それは、他人の不幸の前にたった自分のことだった。

大阪住まいだが、阪神大震災の時はあまりの揺れに恐怖で飛び起きたことしか覚えていない。

でも、そんなに自分の周りで家を失ったとか、被災して亡くなったって人はいなかったので隣の神戸の有様には新聞TVしか見たことのない現実にどこか上の空になっていた。

あの時見た報道内容が、震災の怖さなんだなって程度に思ってた。

当時はネットが普及していなくて、自分センター試験受験の年だったのでそれどころじゃなかったのだ。

というか、むしろ受験勉強の年にあんな事態になっても、勉強のことで頭がいっぱいだったので思い出に残らなかっただけなんだろう。

だが、2011年の震災の時はその受け止め方が変化した。

TV被災して川に飲み込まれる人を撮影した動画画像ネットに散乱していたのだ。

遺体が流れているのはあそこだとか、今あの動物が水に飲まれたよねとか某動画サイトで多くの人が見てコメントを流していた。

流されて悲鳴をあげて、それが消える瞬間とかリアルな人の死を動画サイト自分は見てしまったのだ。

あのとき、すごく衝撃的でコメントできなかった。

コメントできる人が、怖いって感じた。

でもコメントできない自分も恐ろしいって思った。

べつにコメントすることで何か得るものがあって前向きなものになるってことでもないというのはわかってる。

見たあとに本当にいろいろ思ったんだ。

TV報道されない部分を見て、報道規制のないもっともっと残虐な他人の不幸を見せろと言わんばかりの煽りコメントがある件には言葉が出なかった。

しかし、言葉の出ないようなものを見ている自分の中の野次馬根性もひどいもんだと落ち込んだ。

臨場感あふれる悲惨さ、残酷映像、溺れてる人の姿を見てもこれはすぎた過去なのに、どう視聴していいのか戸惑い、怖くなって閉じてしまった。

中には被災者に祈りを捧げます。無事でありますようにって祈るコメントも多くあった。

だが、大抵のコメントが「すごい・・・」「やばい」「逃げて逃げて」「そんなとこいるな」「ひどい」「日本終わるのか」「あの犬逃げて」「うわあああああ」

とか過ぎ去った過去動画を見ながら、映画館アクション映画を視聴している時のような印象が圧倒的だった。

モニターの前に映るものを、全て現実の中から切り取ってきた事実として位置づけているのに、どこかアクション映画のように眺めている感覚だったんだ。

興味本位であんなの見るんじゃなかったって当時、思った。

だけど、興味があったからあの動画を見たのは自分だ。

選択したものに関心があったか自分はあれをクリックして見ていたんだ。

結局、それが自分以外の他人の不幸だから見れるってだけで見てしまったんだろうって言い聞かせて画面から逃げた。

近所で火事が起きて人だかりができて見物するのも、こうして動画を見て人の不幸にコメントするのも・・・結局は他人の不幸で飯が美味いっていうものなのだろうか。

自分じゃない他人が苦しんでる姿を見て、なにができるかって思考がすぐにあの時、自分は思い浮かばなかった。

ただコメントで「無事でありますように」「冥福を祈ります」とかそういう言葉を送っても、届くものってないんじゃないだろって何度も何度も思考したけど答えがすぐにでなかった。

少ししてから義援金を振り込むという金策援助に自分の中で落ち着いたけど、動画を見てると人を助けるための、人の力になるために必要な最速最短の思考決断が鈍ったのは事実だった。

他人が苦しんでるから助けたいので義援金を送るっていう選択をしたってことになかなか困惑したんだ。

自分は、「あの動画を見て野次馬をしていた。好奇心に満ちたハイエナみたいなもんです」って心を隠してあの頃日々を過ごしていた。

まりハイエナ行為をしていたけど、後ろめたさを感じながらあなた方の不幸を知って支援に関わっていますって己が惨めでたまらなくかんじてしまったんだよね。

多くの人が困ってるっていう状態を知る手段が、あの動画で心理迷路に入ったんだ。

パニックになりそうだって思った。

人間の本性で「他人の不幸で飯が美味い」に落ち着く人って、自分のほかにもいるのかなって今でも思ってる。

2014-12-19

http://anond.hatelabo.jp/20141219084419

だったら国内企業悲鳴が云々などというくだりは必要なかったと思うんだよ

粛々と徴収すればよい

2014-12-06

思い出

私は小さいこ幼稚園バスというものに乗っていた時期が少しだけある。

運用の詳細は園児だった私は知るよしも無いが、発着時間はそれなりに厳しく管理されていた記憶がある。

曇りだったあの日、私はこの幼稚園バスに乗り遅れそうになっていた。

帰りのバスに乗る時間…あの日、私はものすごく焦っていた。

焦りの記憶は、便器の前でズボンおろし、あとはパンツおろして便器に座るだけの状態から克明に覚えている。

私はこの状態でうんこを漏らした。

正確に言うと、自分意志で、パンツ脱糞したのだ。

なぜそうしたのか?答えはこうだ。

パンツおろして座るまでの間に脱糞がはじまってズボンが汚れたら悲劇なのでパンツ脱糞してパンツと尻のあいだの多分尻の割れ目沿いに収まる固形物をパンツを脱いでからトイレに落とせば問題ないだろう」

幼稚園児としては完璧作戦だった。

パンツについたちょっとの汚れを我慢し、トイレットペーパーでも挟んでパンツを履けば問題なかった。

これを考えついた私は、ちょっとおもしろみを期待していた気もするし、この解決策を考えたついたことが誇らしかった気もする。

しかし、私はまだうんこの厳しさを知らなかった。

当時の私の頭ではうんこうんこぐらいしか認識できていなかったのである

大人の階段を登らないとわからないが、うんこには固いうんこから柔らかいうんこ、そして水みたいなうんこもあるのだ。

そして、我慢できないほどに催すときは、決まってうんこが緩い。つまり、水分量が多いのだ。

はなしを戻すと、私は考えついた作戦パンツ脱糞遂行した。

作戦は順調だった。

しかし、脱糞している感覚はあるものの、固形物を感じないのことが不思議だった。

新しい作戦を考える必要があると、気づいたのは、パンツおろしたあとであった。

私は発車しかけていた幼稚園バスまで急いで走って、ギリギリ乗り込んだ。

車内に響くエンジン音が、幼稚園児の叫び悲鳴によって聞こえなくなるのに、それほど時間はかからなかった。

 * * *

幼稚園の頃や物心つく前を含めると、オムツ・便器以外にうんこを排泄した経験の無い人はそういないと思う。

「そんなことない!」って人は自分が覚えていないだけで、親はそういうことも覚えているので聞いてみると良い。

では、みんなオムツ・便器以外でどういうところに排泄してしまうのだろうのか?

幼少期~大人まで、色んな人の色んな話しを聞くと、やはりパンツが圧倒的に多い。(次点廊下)

興味深いことに、増田うんこを漏らした報告の第一号と思われる下記の書き込みも、

パンツの中に漏らして、困っている最中、混乱している状態で増田投稿している様子が見てとれる。

http://anond.hatelabo.jp/20061110005705

元増田も悩むように、パンツに漏らすと「ウンコまみれのパンツはどう言い訳するべきか?」という命題にぶち当たる。

今の私なら、「パンツを諦め、その場で捨てるべき」と即答するだろう。捨ててしまえば言い訳なんてする必要はない。

しかしながら、いざ漏らすと気が動転してしまい、パンツをなんとかしようと思ってしまものだ。

これはパンツに対する人間の性である

思い出のできごとの時も、私は人間の性に囚われてしまい、パンツをなんとかしようと奮闘した。

まずパンツトイレットペーパーで拭きまくった。しか臭いがとれない。

次にトイレ内の洗面台で水洗いをした。パンツがびしょびしょになっただけだった。

しかも、臭いは取れないどころか増した気がする。

備え付けの液体の石鹸を利用してもダメだった。

そうこうしているうちに、バスに乗らないと帰れないという現実を思い出し、

何を思ったのかびしょ濡れのウンコまみれのパンツを履き、バスに乗り込んだのだ。

この記事は 増田アドベントカレンダー2014 6日目の記事です。


公衆衛生観点からうんこのついたパンツを洗面台で洗うのは止めましょう。

2014-12-04

靴が無い

世の中の女性は皆ハイヒールを我慢しながら履いてると思ってた

パンプスモカシンバレエシューズは踵が脱げるのがデフォルトなんだと思ってた

シューズバンドとかは激しく動くときに使うもんなんだろーなって思ってた

同僚と靴買いに行って気付いたが違うらしい

同僚はハイヒールはいてても踵脱げてない

私は脱げる 一番ちっちゃい22cmで親指が悲鳴上げてても脱げる

唯一脱げなかったのはジミーチュウの奴だけど馬鹿みたいに高い

同僚は5000円しないハイヒールぴったりなのに

私はその10倍する靴じゃないとぴったりじゃない

不公平だと思う

2014-10-14

犬が死んだ

ただただやりきれない。

電車に置き去りにされていた子だった。痩せ細ったパピヨン

駅に届け出て警察相談して飼い主さんの登場を待った。1ヶ月経ち2ヶ月経ち3ヶ月経ち、でも駅にも警察にも保健所動物愛護センターにも

どこにも問い合わせはなかった。

保護している間に健康診断を受けた。膀胱結石があった。

石の育ち方から少なくとも1年以上は放置されていたものだろうとの事だった。

これ以上石が育って尿道を塞いでしまったら腎不全になる恐れがある。

血液検査の結果、体の炎症を示す値も高かった。

ただ獣医師によると推定年齢が8~10であるし、やせ細ってしまっているので今すぐ全身麻酔を行う手術を行うのは躊躇われるとの事だった。

あと10日間で所有権が私にうつる事もあって、手術の日にちは11日後とし、それまで体重増加と体力作り(といっても朝晩散歩に行くぐらいだけど…

に努めることになった。

手術の日が来た。朝ごはんは抜き。

病院までちょっと遠回りして行った。散歩が好きな子だった。短い脚をちょこちょこ一生懸命動かして歩く子だった。

術後、5日間は入院になると事前に説明されていた。しばらくお散歩に行けないからね、と、でも体に負担をかけないように抱っこをして公園を一周した。

手術は3時間に及んだそうだ。子宮の酷い腫れも発見され、予定していなかったが急きょ子宮を取る手術も行ったとのこと。

手術が終わり、麻酔からも覚めることが出来た。夜、面会に行った。元気だった。

入院1日目。面会に行くと尻尾ブンブン振って出迎えてくれた。元気だった。

入院2日目。面会に行くと後ろ足で立ち上がって出迎えてくれた。抱っこをせがみ、点滴の管が外れるほど動き回っていた。

エリザベスカラーをしていた。獣医師に訊いたら、くるくる回ってカテーテルを体に巻きつけてしまうので防止にエリザベスカラーを付けたとのこと。

入院3日目。少し元気がなかった。抱っこをするとずっしりと重く感じ、お腹パンパンに腫れていた。

入院4日目。元気がなかった。あんなにフッサフッサと揺れていた尻尾がたらん、と垂れ下がっている。

それでも名前を呼んでアイコンタクトを取ると少しだけ尻尾を持ち上げてくれた。お腹パンパンだった。

明日夕方、予定通り退院出来そうです、と獣医師に言われた。

元気のなさが気になったが、翌日退院できるということもあって10分ほどの面会の後帰宅をした。

彼女が生きているのを見たのはそれが最後

その日の夜、病院から電話があった。突然悲鳴をあげて倒れ呼吸が止まっている、蘇生処置をしているからすぐに来てほしいとのこと。

傘も忘れて病院に走った。あんなに走ったのは小学生以来。

病院について診察室に駆け込んだ。そこには四肢を投げ出して横たわり、心臓マッサージを受ける姿があった。

名前を呼んだ。とにかく呼んだ。本当の名前はなんだろう、この子は置き去りにされるまで何と呼ばれていたんだろう。

本当の名前で呼びかけていたらひょっとしたら戻って来たのかもしれない。わかんないけど。そんなことを1夜明けた今思っている。

先生心臓マッサージの手を少し止めるととたんに心電図の数値が乱れる

心臓を動かす薬は全て入れたそうだ。

お尻に手を当ててみた。少しずつ体が冷たくなっていくのがわかった。

これはもうダメなんだなと思った。

先生は「これ以上はもう…」と口にした。20分間の蘇生処置。戻ってこれなかった。死んでしまった。

死因は心臓発作だった。心因性の可能性が高いらしい。

元気になったら家でお迎えをするか里親さんを探すかは決めかねていた。

から私は彼女ママにはならなかった。だけどママになってあげればよかった。

亡骸に「ママだよ、私がママだよ」と声をかけてあげても、もう遅い。

一緒に暮らした間、自分の犬同然にケアをし可愛がったけれど、もっと早くに自分里親になるという決断をしていればよかった。

そうしたらちょっとは頼もしかったのかもしれない。医学的には根拠のない発想なのかもしれないけれど。

前の飼い主がもっと早くに結石に気づいていれば、服薬で治療出来ただろう。

前の飼い主が避妊手術をしていれば、子宮病気にならなかっただろう。

そうすれば今回の手術は必要なかった。身体に負担をかけることもなかった。

歯もボロボロだった。涙やけもよだれやけも酷かった。日常的にケアをされていなかったのは一目瞭然だった。

台風一過今日は晴れ。本当なら今日夕方退院だったんだ。

帰ってくるはずの日に旅立ってしまった。

どうしてこんな小さな体の、ただひたすらに一生懸命に生きている子がこんな運命を辿らないといけないのか。

手術を決断しなければよかったのか?もうちょっと経ってからの方がよかったのか?でも膀胱の中にあんな大きな石を抱えたまま

過ごさせるのか?

どうすればよかったのか、わからない。ただ、もう何もしてあげられなかった後悔だけがつきまとう。

全てはこれからだった。退院したら。元気になったら。そしたら。

虹の橋を渡った先で、どうか幸せになりますように。

痛い思いも怖い思いもせずに、おいしいものをたらふく食べて遊び回れますように。

切に願う。

全国にこんな思いをしている子は何百匹いるんだろう。

もう犬の飼育免許制にすりゃいいのに。

2014-10-13

そうだよ

はてなー大好き増田大好きウンコだよ

普段は増田読んで「またウンコ漏れた話してる・・・」とかやや呆れ気味の感情を抱いていたさ

その日は下ってたんだ

仕事前に

そんなのはよくある事で、問題仕事中だ

とある用事で遠出をし、そして別件の為に速攻で事務所に帰らねばならなかった

なのだ

ウンコ

ウンコ

運転席でウンコしてぇと、下痢だと、なんたらウォール突破されそうですと、俺の肛門が悲鳴をあげておる

しかし急ぎであったため、少なくとも40分は車から降りられない(コンビニ等に入る余裕すら無い)

そして日曜だったからか、車の量が半端なく多い

更に運の悪いことに事務所までの普段通っている道のり以外を全く知らない(裏道に入って探ってる余裕がない)、カーナビなどついていない、台風に伴って雨である

ああくそ、なんて日だ!

トロトロ走る軽にイライラしていたその時

ブッ

なんだ屁か

でもヤベェな限界近いわこれ

ストッパって効くのかあれ

なんてことをブツブツ呪詛のように言いながら車を飛ばし

そしてどうにか事務所について事なきを得た

はずだった

そんなに現実は甘くない

その後、別件で現場に行き、仕事をこなしていると本日大何波か分からない波がまたもや発生

トイレは幸い近かったのですぐ行き、ウンコをした

時に気付いてしまったわ

先ほどの屁と思われたものは身どころか液体となり

なんとパンツを貫通し、ズボンの股下部分にまで染みだしているではないか!

これは・・・

きっと今日から俺の影のあだ名ウンコ染みだし糞野郎

目撃されてないことを祈りたい・・・

夜中、やっと仕事終わって事務所帰ってきて上がろうと思ったんだが

なんと事務所玄関口にウンコと成人男性のものとおぼしき黒パンツが・・・

嫌がらせというかなんだこれは。変態か我慢できなくなったオッサンがしていったとでもいうのか・・・

犬ならともかく、パンツは説明がつかない

なんだこのウンにまみれた一日は

こんな創作あってたまるホトトギス

2014-10-06

http://anond.hatelabo.jp/20141006172442

いや、40近い童貞キモヲタがニタニタと薄ら笑い浮かべながら「て、て、て、てちゅだいましょうかブヒヒ」とか声かけてきたら普通悲鳴あげて逃げるだろ。

2014-10-05

子供のころの恥ずかしい記憶

子供のころって男女の違いが分からなくて、平気で恥ずかしいことをしたりしてましたよね。

男子と同じ部屋で体操着に着替えたり。

私は女兄弟のいない男子過剰反応して恥ずかしがるのが楽しくて、スカートの上から手をつっこんで目の前でパンツを脱いで、

脱ぎたてパンツ男子の顔に押し付け匂いをかがせたりしていました。

兄弟のいる男子が、ばっちぃ臭い!と言いながらガチで嫌がるのを見るのも好きでした。

そんな私も小学校高学年にもなると、慎みらしき物を覚えます

胸がだんだん張ってくるし、早い子は生理もくるし、男子声変わりする子がいたりして、

男女が混ざって遊ぶのも恥ずかしいことのように思い始めます

そんな時期に始まるのが性教育です。

なぜわざわざ、あんなタイミングで始まるのでしょうね。

もっと幼い時期から知識を仕込んでおけば、恥ずかしい思いをしなくてすむのに。

恥ずかしがる子供の姿を見て性的快感を覚える、一部のロリコン教師の陰謀に違いありません。

私のクラスではレディシールというのがあって、生理が来た子は名札の上からそのシールを付けます

レディシールを付けた女子は、そうでない子よりワンランク上の存在として扱われました。

大人の女性の仲間入りというわけです。

具体的には掃除時間に重い物を男子に持たせて、自分は何もしなくていい権利などが与えられます

私は小学生のうちには生理が来なかったので特権階級所属することはできませんでしたが、

今考えると、「私は初潮が来ています!」なんて意味シールを堂々と胸に張るなんて、正気の沙汰ではありません。

かと言って、体が成長して大人になりかかっている事を恥ずかしがり、ひた隠しにするのも、正しいとは思えませんが。

難しいところです。

そしてその日がやってきます

学習指導要領に含まれていて、誰もが必ず経験するあれです。

その日は男の子の体の構造勉強する日でした。

女の子生理が来るように、男の子にも精通があると。

先生が高らかに宣言します。

「はーい、好きな男女で2人組を作って、射精の仕組みを勉強しましょう!」

この瞬間、クラスに走る冷たい戦慄。

羞恥心を覚えたばかりの子供に向かって、『好きな男女』とな。

女子の間で見えない攻防が行われます

どうせならかっこいい男子と組になりたい。

だけど、先陣きってイケメンに群がるのもプライドが許さない。

最終的に自分が選ばれるならまだしも、選ばれなかった時の惨めさには耐えられません。

不登校になってしまます

から、気になる男子にそれとなく視線を送ったりしてみたり、待ちの一手です。

でも、なかなか男子も動き出せません。

恥ずかしいのでしょう。

そんな中、事の重大さをよく分かっていないガキっぽい男子が、たまたま近くにいた女子と組になったりします。

私の本命男子も、なにやらイモっぽい女子と組になってしまいました。

ショックです。

私よりそんな女を選ぶなんて。

そいつ自分おなら臭いをかぐのが趣味だぞ。

しかし、いつまでも待っているわけにもいきません。

本当に余り物ペアなんて、悲惨です。

隠し切れないショックを引きずりながら、地味だけどまだマシな部類の男子と組になりました。

周りを見ると、だいたい順当に組が決まっているようです。

だいたいイケメン男子クラスで派手に振る舞ってる女子と組になっていました。

ブサメンはブスと組んでいます

まるで人生の縮図のようです。

組も決まると、男子はそそくさとズボンを脱いで下半身裸になりました。

ちんちん丸出しです。

よく考えてみると、お父さん以外のちんちんを見るのも久しぶりです。

もっと幼いころは自分から男子を裸にひんむいていたものですが。

私の組になった地味メンは、すでに勃起し始めています

「じゃあ、女の子男の子射精を手伝ってあげましょ~!」

私は恐る恐る男子ちんちんに手を伸ばします。

触ると先っちょが濡れてて冷たいです。

そのままいじくっていると、ぐんぐん大きくなってきました。

フル勃起です。

彼も女子にあそこをいじられるなんて、始めての経験なのでしょう。

鼻息荒く、ふーふー言っています

しばらくこすっていると、

「きゃっ!」

近くの女子悲鳴を上げました。

見ると、顔中にどろっとした白い液体がかかっています

初めて見ましたが、あれが精子なのでしょう。

「はーい!みなさーん!ちゅうもーく!」

先生がその組に近寄ります

「○君は精通が来ていました~!拍手ー!」

パチパチパチ・・・まばらな拍手が起こりました。

「これが精子でーす」

先生女子顔面にかかった精子を指ですくい取って、みんなに見えるようにします。

そしておもむろに、精子のついた指をなめました。

「あー○君の精子は新鮮ですね~!甘いです!」

興味のある女子が何人か、同じように顔面から精子をすくい取って舐めては、

「本当だー」「甘い」「これが精子の味かー」

などとやっています

私はその光景を眺めて、なんだか子宮じんじんしてきました。

・・・・・・などと妄想しながらオナニーしていたらもうこんな時間になっていた。

続きは誰か頼んだ。

2014-10-01

個人経営飲食店アルバイトを2ヶ月で辞めた話

24歳、男、学生。初めての飲食バイト。正直、期待していた。

個人経営のイタメシ屋。その「個人経営」という甘美な響きから何となく「可愛がってもらえる」「良くしてもらえる」「融通が利く」と思ってしまっていたが、その希望は見事に崩れ去ることとなる。

シフト料理を作る店主と、年下先輩アルバイトと僕の3名が店員だ。狭いながらも居心地の良い店内が特徴だ。

僕の相方となる4歳下の先輩バイト君。テキパキしているながらも、おっとり、静かに話す好青年だ。物腰も柔らかで感じも良い。ただ、飲み物の分量、作業容量など「そんな感じで…」とファジーな指示もあった。でも、個人の飲食店だし、そういうものかと割り切っていたのだ。

しかし、開始2〜3時間でお店が混み始めたところで、異なる様子を見せ始めた。

どうも、連携がうまくいかない。相方君も1から10を語ってくれるわけでなければ、店主も忙しく、対応がつっけんどんになってきた。なるべく店主へ質問しようとしていたのだが、「あいつに聞いて」と回される。それほど、店主はその相方君へ信頼を寄せているらしい。

そして、やはりというか、危惧していた状況へと陥ってしまう。相方君が教えてくれていない、つまりからも教わっていないことで店主に叱責されるようになった。

人間というのは(というか、僕が)思った以上に単純なもので、予め聞いていないことで叱責されると、途端に理不尽に感じてしまう。店主曰く「ちょっと常識で考えたら分かること」(コップの飲み口を持たない、料理提供が何よりも最優先、ドリンク提供タイミングなど)らしいが、あいくそ常識は持ち合わせていなかった僕である

しかたらここまでは、飲食店にはありがちなことかもしれない。しかし、僕が看過できなかったのは、この店主が想像以上に短気だったことである

面接時や、アイドルタイムは口調も丁寧だ。一見良識のある大人に見える。しかし、混雑時にしくじったときにはたまったものではなくて、「おい」だの「馬鹿」だのといった言葉が飛び交う。お客様の目には触れないよう近くに寄ってきて耳元で言われるのはせめてもの救いか否か。

「何のために耳と頭がついてんの」「日本語分かる?」正直、僕がこの世で一番嫌いといっても過言ではない罵倒文句。それを大量に向けられるようになってからは、もう店主への尊敬は無くなっていて、憎悪感情さえ抱くようになっていた。

個人的決定打は靴蹴りと舌打ちと物に当たること(時計を机に叩きつける)。自分感情コントロール出来ない大人は格好悪いとつくづく思った。

では、ほかの従業員はどのように働いているのだろうか。

先述の年下先輩バイト君(入って半年程度)。教えるのはあまり上手ではなかったが卒なく仕事をこなし、信頼を得ているようだ。入った直後はよく怒鳴られていたそうだが、今はそういった面影はなく、店主との信頼関係を構築しているように見られた。

もう一人の女性の年下先輩バイトは最古参(といっても一年程度)で、店が繁盛する前からアルバイト。こちらも、店主からの信頼は絶大だ。怒鳴られている様子はない。

では、怒鳴られている人間はいないのか。…いた。僕の友人であり、このバイトを紹介してくれた人間でもある。僕より1週間程度しか先輩でない彼であり、僕と同様に店主の叱責を受けているが、なかなか骨太な彼であるバイトをすぐ辞める気はないらしい。

後の人間は…どうやら店に居着かないらしく、多くの人間が短期間で辞めていった、という話を耳にした。僕からしてみれば原因は明らかであるが。

そして、人生で一番憂鬱な1ヶ月間の始まり…というと大袈裟ではあるが、違いは人間の三大欲求に顕著に現れた。食欲は落ちて一日一食になり、睡眠欲に関しては寝付きが悪くなり、目覚めてすぐアルバイトのことを考えるようになった。性欲もまた然りである。頭の中の80%ほどにはいつもこのアルバイト居座り、ほかの作業が手につかなくなる。普段はしないようなツイートも増えた。仲間にこのバイト愚痴をこぼす瞬間が良い気晴らしとなっていた。

もちろん、「割と飲食店にはあることだよ」「慣れたら大丈夫になるよ」という声もあった。もちろん、僕から吐き出される言葉ヘイトに塗れていて、もはや客観性を失っていた。「そんなバイト、辞めたら良いよ」その言葉天使の囁きだった。

そして、ほぼ1ヶ月が経った今日退職を願い出た。

呆れられた。「こんなこともできないようじゃ、どこに出てもやっていけない」「決断するのは早すぎじゃないか」「どうしてもっと早く相談しなかった」

「新しい仕事にもかかわらずメモも取れていない、基本的なこともできていない、そんなんで出きっこないのに『できません』は甘え」…などと言われたように思う。正直、あまり覚えていない。もはや、食傷であった。

1ヶ月後、退職する運びとなった。

果たして、完全に店が悪かったのか。僕は全く悪くなかったのか。

もちろん、経営者側と同じく、僕を「根性なし」「甘えている」と見る向きもあるだろう。

確かに、ここ最近ヘイトに任せて行動していたし、正直、勤務中の僕の動きは悪すぎた。「基本的なことができていない」とはまさにその通りで、それについては料理提供順序が前後してしまったり、ドリンク提供できなかったりと実際に営業に支障が出ていた。ほかのお店であっても叱られて当たり前のレベルである

しかし、叱責され方(僕が経験なくびっくりしてしまったということもあるが)に嫌悪感を抱いてしまったこと、「失敗するとあそこまで叱られるんだ」という心持ちでバイトをするということが苦痛であったこと、が辞める決め手になった。

まだ心持ちの整理が付いていない段階であるが、この経験から学んだこと。アルバイトでも正社員でも、「価値観のすり合わせ」が大事なのではないか。

今回のケースのように、「成長のために叱責は必要不可欠」と考えている経営者のもとに「たくさん叱られたくない」と考える労働者が勤めてしまうと、それはそれは悲惨な結果となってしまう。残念ながらこの部分については、タウンワークやanやリクナビの紙面には浮かび上がってこない、「働いた人にしかからない」部分である。そして、その「価値観」は、叱責の有無に限らず、ほかにもいろんなファクターがあるだろう。

アルバイト場合は顕著であるが、面接ミスマッチに気づいても遅い場合がある。そのまま採用されて、ズルズル取り込まれしまパターンがあるからだ。

じゃあ、どうするのが良いのだろう。僕は今まで馬鹿にしていたが、就職活動であればOB訪問アルバイトであれば事前にそのお店に偵察にいくことをおすすめしたい。少しでもミスマッチを防げる手助けになるだろう。

アルバイト 辞め方」などで検索すれば(経験のある方はお分かりだろう)予想をはるかに上回る件数ヒットする。理由は何にせよ、それだけこの国で僕みたいに悲鳴を挙げている人間が居るのだろう。その人たちの幸せを願いたいものである

2014-09-30

10月1日の「天下一品の日」に捧げる

諸君 私は天一が好きだ

諸君 私は天一が好きだ

諸君 私は天一が大好きだ

 

コッテリが好きだ

ニンニクが好きだ

九条ネギが好きだ

唐辛子味噌が好きだ

チャーシューが好きだ

メンマが好きだ

餃子が好きだ

チャーハンが好きだ

オシンコ付きご飯が好きだ

 

本店で 今出川店で

西大路九条で 二条店で

上鳥羽店で 山科店で

南座前店で 高円寺店で

かしば店で 押熊店で

 

この地上で食べられる ありとあらゆる天一コッテリが大好きだ

 

戦列をならべた天一のコッテリラーメンが 轟音と共に空腹を吹き飛ばすのが好きだ

スプーンで放り込まれ唐辛子味噌が 丼の中でばらばらになった時など心がおどる

 

店員の持つお盆のコッテリ大が初見客を撃破するのが好きだ

悲鳴を上げて燃えさかる鉄板から飛び出してきた餃子

1分で食べ尽くした時など胸がすくような気持ちだった

 

雁首をそろえた客の横隊が 茹で上がる麺を蹂躙するのが好きだ

中毒状態のラヲタが 既に空っぽの丼を 何度も何度も舐め回している様など感動すら覚える

 

次々注文される伝票達をカウンター上に吊るし上げていく様などはもうたまらない

泣き叫ぶ客達が 私の降り下ろした手の平とともに

金切り声を上げる「麺売り切れ」に ばたばたと薙ぎ倒されるのも最高だ

 

何も知らない客が 味がさねを食べようと健気にも来店してきたのを

途切れない行列が昼休みごと木端微塵に粉砕した時など絶頂すら覚える

 

無料チケット目当ての軍団に滅茶苦茶にされるのが好きだ

必死に守るはずだった品質蹂躙され コッテリの注文にアッサリが出される様は とてもとても悲しいもの

 

強欲客の物量に押し潰されて殲滅されるのが好きだ

無料券目当ての客に追い立てられ 害虫の様に地べたを這い回るのは屈辱の極みだ

 

諸君 私は天一地獄の様な天一を望んでいる

諸君 私に付き従う大隊戦友諸君

君達は一体 何を望んでいる?

 

更なる天一を望むか?

情け容赦のない 粘液の様な天一コッテリを望むか?

鉄風雷火の限りを尽くし 三千世界の鴉を殺す 嵐の様な天一を望むか?

 

 「 天一!! 天一!! 天一!! 」

 

よろしい  ならば天一

 

我々は満身の力をこめて今まさに振り下ろさんとする握り拳だ

だがこの暗い闇の底で1年もの間 堪え続けてきた我々に ただの天一では もはや足りない!!

 

天一を!! 一心不乱の大天一を!!

 

我らはわずかに一個大隊 千人に満たぬ客にすぎない

だが諸君一騎当千の空腹者だと私は信仰している

ならば我らは 諸君と私で総兵力100万と1人のラヲタ集団となる

 

我々を忘却の彼方へと追いやり 眠りこけている連中を叩き起こそう

髪の毛をつかんで引きずり降ろし 眼を開けさせ思い出させよう

連中にコッテリの味を思い出させてやる

連中に丼の底の文言を思い出させてやる

 

天と地のはざまには 奴らの哲学では思いもよらないラーメンがあることを思い出させてやる

 

一千人の屍食鬼の戦闘団で

天一コッテリを喰らい尽くしてやる

 

最後の大隊 大隊指揮官より全空中艦隊へ」

 

二次10・1作戦 状況を開始せよ

 

征くぞ 諸君

2014-09-21

同居人

Gが出たと近所に聞こえるような悲鳴を上げて大騒ぎ

俺が捕まえようとしたGはさっさと逃亡しちまったんだが、

捕まえるまで部屋に戻らないとかいいくさる

既に逃げてるもんをどうしろっつーんだよ

キモいのは分かるが「今日は車の中で寝る」とかおかしすぎんだろ

2014-09-07

筋トレ麻薬

 

武井壮世間を賑わし始めた頃の俺はヒョロガリのもやしだった。

このままでは一生日の当たる事のない人生を送る事になると思い、

筋トレ世界に足を踏み入れた…

 

俺は日増しに進化を遂げる自らの圧倒的な肉体に酔いしれた。

破壊再生を反芻する超回復メカニズムはまさにその黄金比に達したかに見えた。

俺が真冬にもタンクトップ一枚で道行く人々の羨望を独占するようになったころ…

カオスの刻は突然やってきた。

 

最初悲鳴をあげたのは前髪だった。

瞬く間に旋毛、分け目へと飛び火し前線は為すすべもなく撤退した。

食事、運動、十分な休養…

計算完璧だった。

当時ウィダートレーニングバイブルに心酔していた俺は大学生理学でも優の評価を受けた。

ザバスから来た特別講師のお姉さんも俺の比類なき肉体と知識に唖然としたものだった。

歯車は確実に狂い始めていた。

それまでタンクトップの俺に注がれた人々の優しい微笑みはいしか侮蔑のそれへと変わっていた。

 

半年まりの月日が流れた。

一人、また一人、友人が離れていった。

つのサークルから追放された。

留学中の彼女には理由も告げずに別れた。

ようやく雑用係として小さなサークルに籍をおくことが決まった。

真冬でもタンクトップで平気な俺に真夏太陽容赦なく照りつけた。

少し広くなったオデコは静かにその光を讃えていた。

2014-09-04

糞な上司の下での働き方が分からない

すごく口の悪い、自分のことを棚に上げた言い方をします。

プロジェクトリーダーが糞すぎる。

何も出来ない。驚く程に。

課長クラスの人に仕事を依頼されても1度も結果を出したことがない。

簡単にまとめて表を作るレベル仕事なのにだ。

それなのにリーダーは他にいないため、上の人はそのリーダー仕事を投げる。

結果出さず、その度に周りが苦労しているのも知っているのに。

これはなんの嫌がらせなんだろうか。

何度か仕事っぷりをみて駄目だと分かってるのに、同じことを繰り返す。

もう無理だと現場から悲鳴が上がっている。

モチベーションなんて全員ゼロどころかマイナスだ。

板挟みになっている私はそろそろ限界をむかえるだろう。

2014-09-01

http://anond.hatelabo.jp/20140901215923

どーかなぁ、インターネットを通じた売買ってのは

既に国内で十分に一般化したと思うけど。

今運送屋が悲鳴上げてる通り、一気に需要は増した。

それは、アマゾンが牽引したのが事実としてもアマゾンが全てっつーわけでもない。

んで、アマゾン海外商品部門はともかく

国内商品部門に関しては、ニッチさえ空けばどっかの企業がそこ塞ぐでしょう。

インターネットを通じた需要」ってのが後退するのは考えにくいんじゃね。

また、インターネットを通じた売買の需要ってのは、そもそも

国内店舗小売業需要を食い尽くしてきてるわけで、

そこに需要回帰するんなら、それはそれでってお話ちゃう

アマゾンに一番ワリを喰わされたのは、同業のインターネット小売じゃなくて

店舗型の業種だしねぇ…。

アマゾンはその先進性においてスゴイ企業だと思うけど、

あくま国内で同程度の機能を「お手本」がある状態で代替するのはそんな難しいことじゃないよ。

最初に飛び込むペンギンであるのはとても難しいから、その点アマゾンはすごいけど

国家が無理やりアマゾンを追い払った後のニッチを美味しくいただくのはとても簡単。

2014-08-21

http://anond.hatelabo.jp/20140821152703

勉強しても報われなそうなポスドク増田達の悲鳴しょっちゅう聞こえるけど

どのへんが「勉強は必ず報われる」なのやら。

2014-08-09

性交よりもむしろ二人で自慰がしたい

全部の服を脱ぎ終えた二人はベッドの上で対座する。まだ何ら行為をしていないのにもかかわらず、夏の暑い室内のせいで二人の肌にはすでに汗がにじんでいる。扇風機クーラーもあえて付けない。今から始まる舞台は涼しさなど少しも必要としないのである

正座して見つめ合う二人は「よろしくお願いいたします」と日本人らしい丁寧な敬礼で始めの合図をする。男が股間へ手を伸ばそうとすると、女もそうしようとするが、男はじらすと見えて再びその手を引っ込める。女も引っ込める。熱い試合が見込まれるからこそ立ち合いの呼吸はなかなか合わない。

観念した女がついに自ら口火を切った。男もにわか右手を激しく上下させる。声は男の方が先だった。それにつられた女も負けじと甲高い美声を部屋中に轟かす。男の「おっ、おっ、おっ」という一定リズムを保った野太い喘ぎと、女の「あー、んっ、っあ、あーー」という不定形悲鳴とは、双方の良さを引き立てながら、独特の協奏曲を奏でる。浅黒い男の逞しい筋肉と、純白の女の麗しい乳房。互いの目は互いの身体へと注がれ、興奮の波は上昇の一途をたどる。目の前の体には指一本触れていないのに、まるで相手と同化したような気がするのは、性交では決して得られぬ自慰奇跡と呼んで差し支えなかろう。

小さくうなずく男に女も同じようにして応える。もはや二人は以心伝心関係だった。「あっ」と短い声が重なったかと思うと、窓から差し込む夕日の向こうからカラスの群れの鳴き声が、まるで試合終了の笛が鳴るように、二人の心に響き渡った。「ありがとうございました」。裸の男女は、はずかしそうに微笑みながらあたたか握手を交わした。

2014-07-21

諸君 私は戦争が好きだ

諸君 私は戦争が大好きだ

殲滅戦が好きだ

電撃戦が好きだ

打撃戦が好きだ

防衛戦が好きだ

包囲戦が好きだ

突破戦が好きだ

退却戦が好きだ

掃討戦が好きだ

撤退戦が好きだ

ブコメで ブログ

ハイクで 増田

Skypeで チャット

ツイートで DM

ツイキャスで オフ会

はてな村で行われるありとあらゆる戦争行動が大好きだ

巧みにしかけられたレトリック地雷の上に足を踏み入れたはてなーが轟音と共に吹き飛ばされるのが好きだ

得意気にマンティングしている敵兵がブーメランで頭を吹き飛ばされた時など心がおどる

netcraftの操るカラースターに魅入られた88名の同志たちが古参撃破しようと突っ込んでいくのが好きだ

悲鳴を上げて炎上中のブログから飛び出してきたブロガー愚痴ツイートさらブコメで突っ込んだ時など胸がすくような気持ちだった

銃剣先をそろえた古参村長親衛隊サードブロガーブコメ蹂躙するのが好きだ

ホッテントリ入って舞い上がった新規ブロガー勘違いしてを何度も何度もブログ論を書いている様など感動すら覚える

予防線貼りまくり敗北主義者をブコメで吊るし上げていく様などはもうたまらない

泣き叫ぶ炎上ブロガーが私の書き下ろし増田とともに再炎上してバタバタ薙ぎ倒されるのも最高だ

哀れな抵抗者達が雑多なロジックで健気にも立ち上がってきたのを論理的に追い詰め自作自演増田エントリーと2chへの晒しあげで木端微塵に粉砕した時など絶頂すら覚える

トピシュの小町軍団に滅茶苦茶にされるのが好きだ

必死に守るはずだったはてな女子蹂躙され犯され村から追い出されていく様はとてもとても悲しいもの

古参の読者の物量に押し潰されて殲滅されるのが好きだ

粘着はてなーハゲ子・得るものなし・メガネおっさん)に追いまわされ害虫の様に鍵垢になるのは屈辱の極みだ

諸君 私は戦争地獄の様なはてな村戦争を望んでいる

諸君 私に付き従うはてなー戦友諸君

君達は一体何を望んでいる?

第三次はてな村戦争を望むか?

情け容赦のない糞の様な戦争を望むか?

罵詈雑言の限りを尽くしはてなー全員のアカウントを凍結に追い込む嵐の様な闘争を望むか?

戦争! 戦争! 戦争!』

よろしい ならば第三次はてな戦争

我々は渾身の力をこめて今まさに振り降ろさんとする握り拳だ

だがこの暗い闇の底で5年もの間堪え続けてきた我々にただの戦争ではもはや足りない!!

大戦争を!!

リアル生活にも影響を及ぼす大戦争を!!

我らはわずかに一個小隊 10人に満たぬブクマーに過ぎない

だが諸君は目立ちはせずとも古のインターネットを知るはてな古参だと私は信仰している

ならば我らは諸君と私で総力100と1人のはてな集団となる

我々を忘却の彼方へと追いやり眠りこけているサードを叩き起こそう

古参の髪の毛をつかんで引きずり降ろし口の中にカラースターを入れてやろう

連中にネットリアル侵食する恐怖の味を思い出させてやる

連中に我々のブクマの音を思い出させてやる

ネットリアルのはざまには奴らの哲学では思いもよらない事があることを思い出させてやる

100人はてなーブクマ団で

ブログを燃やし尽くしてやる

青二才指揮官より全空中艦隊へ」

目標はてな村定点観測所・並びに村長ブログ上空!!

第三次はてな作戦 状況を開始せよ

2014-07-01

http://anond.hatelabo.jp/20140701162003

べつに、やりたくて消費税を8%にしたり10%にしたり。

国民悲鳴を上げているヤホーイなんて政治家はいないだろ。

 

国があまりにも非効率的競争に負けて貧しくなって、それが税金に跳ね返っただけ。

よくわないけど、自業自得

2014-06-24

痴漢紳士の分かれ道

満員の電車内。

なんとか乗り込んで安心したのも束の間、後からどんどん人が入ってくる。

私の前後には若い女性が位置し、サンドイッチみたいに包まれる。

日ごろ満員電車に乗っていると、女性の身体が触れることは珍しくないのだが、挟まれることはあまり無いので動揺する。

この際肝心なのは、すべての人が乗り切って車内の立ち位置が確定する前に、女性の身体からできる限り距離をとること。

もちろん私だって男だからこのままずうっと密着していたい。

でも下手したら痴漢に間違われるし、いつでもどこでも紳士であるのが大人の男の務めでもある。

からこの日も必死女性から距離をとろうとした。

がんばった。けれども無理だった。

電車は無情にも動き出し、がたんごとんと揺れながら、密着した身体同士を擦り合わせる。

しろ女性の尻は形がはっきりし、私の右半身には、前の女性背中が体温を伝える。

妙に温かく、しかも揺れるごとに乳首を刺激してくる。

下半身悲鳴をあげる。

こういう時に考えるのはアッコさんのことだ。

出川が濡れ場シーンでアッコさんを想像して難を逃れたという話を聞いて以来、私は何度彼女に助けられたことか。

この日も救われ、乗り換え駅が近くなったこともありほっと一息ついていると、滅多に訪れない機会を惜しむ気持ちが起こり、私の心には魔がさした。

このシチュエーションを愉しもう。

べつに触るわけでも、姿勢を変えるわけでもない。

何も変わらない。

ただ、次の駅までに残されたわずかな時間、右半身から伝わる彼女の体温を、享受しよう。

そう思っただけだった。

すみません

人を掻き分けながらやっとのことで電車を降り、乗り換えの車両のつり革に掴まるころになって、さっきの出来事を思い返す。

しかに乗車から降車まで一貫した体勢を保ったけれども、心にぶれがなかったか

温かさに惹かれて、無意識体重をかけてはいなかったか

女性からだを賞玩しようという邪心が少しでも生まれていたとしたら、すでに痴漢とすれすれではなかったか

私は、最後まで紳士でいられたか

内省は長時間に及んだ。

右半身の温もりも、なかなか消えることはなかった。

2014-06-21

日記

三茶シュラスコ食べれるお店に同級生と行く

おきまりのくだらない話

ねこの集会みたいにみんなが元気なのを確認しにいく感じ

でもみんな肉がほんとに好きなのかサラダを頼まなくて胃が悲鳴を上げております

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最近市川紗椰がとても好きだなあ、と

パーフェクトに好みの顔と雰囲気です。タモリ倶楽部に何に出てるか検索中。

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怪我をした足がだんだん良くなってきた

ランニング一切してないからね。はやく回復してロングいきたい

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近所のあの子になんて声をかけてどうやって何かに誘い出すか連絡先交換するか考えている

けどなるようにしかならないね

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明日仕事ライブ見に行く~飲みに行く

日曜日何も予定ないし雨みたいだしゆっくりしようかな。

曇りとかだったら自転車でぶらぶらしよう

2014-06-11

リコーダー妖怪をウォッチした

井の頭公園リコーダー吹きながら芦田愛菜とかタラちゃんとかの声真似をしながら、

周囲に広範囲精神攻撃を繰り出してたオッサンをみかけたんだけど、検索してみたらなんか有名人らしい。

リコーダー妖精だって

https://www.youtube.com/watch?v=CK60_MpEQog

あいつはやばい

つべコメントとかだと微妙面白がられてるけど、実際に遭遇するときっついよ。

キャッチみたいにしばらく真横でクロちゃんみたいな変に高い声でブツクサやられてみw

大道芸ならスルーできるんだけど付きまとってくるからね。

小さい子連れのお母さんにもからんでてかわいそうだった。女の子悲鳴あげて逃げてたからね。

あいうのが真の「声かけ事例」なんだろうね。

どう見ても変質者です。現場からは以上です。

2014-06-03

http://anond.hatelabo.jp/20140603220212

劣化コピーでもそこそこ売れるんじゃないかなぁ。

何売れるのかわからないって悲鳴あげてるなら、試す価値はありそう。

てか、編集意見ってラノベ執筆においてどれだけ重要なんだろ。

釣りくさい。

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