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はてなキーワード: 悲鳴とは

2015-08-31

労働時間短縮が(労働者にとっていい意味で)絶対に起きない簡単な理由

競争社会から

労働時間短縮するということは、短縮した時間労働に使えないということ。

社会効率化が進んでも労働が一向に減らないのは減った分だけ、減った分以上に仕事を増やしてるから

効率化とは同じ単位時間あたりの生産性向上を指すものであり、決して労働者労働時間短縮のためにされているわけではない。

労働時間短縮が起こるとき、それは「仕事がないから」であり、それは「競争に敗れている」「市場が縮小して労働者が過剰気味(簡単にクビにできないがゆえ)」など、ポジティブ理由にはなりえない。

働かなくても生きていける人はドロップアウトすればいいが、そうでない人が殆どなので労働時間短縮が起こった時は労働者全体にとって喜ばしくない事態になっていると考えるのが自然である

働けることを、喜ぼう。

働け過ぎて嬉しい悲鳴をあげよう。

労働は尊い。なくなってはじめて身を持って味わう大切なモノ、労働

労働に心身を捧げよう。

捧げるものがあることは、美しい。

2015-08-25

http://anond.hatelabo.jp/20150825051936

『シンフォギア』は歌いながら戦ってるシーンではアフレコの時に歌ってるそうな。

演出上そうするしかない(歌ってる途中に攻撃受けて歌ってるのが一瞬途切れるとか音が外れるとか悲鳴叫び声入るとかを、既存音源アフレコして重ねるのは編集がメンドイ)からそうしてるのであって、こだわってるからではないそうだが。

あと、そういう事言うなら、アイドルアニメにかぎらず最近の曲は複数人数で歌ってるのは大概個別に歌って録音したのを編集合唱してるように見せてるだけだし(なので大概は個別に歌ってるバージョンが人数分CD出る)、そういうこと言ってもしょうがないのでは。

2015-08-23

やたら悪者探しをしてる奴らは根本的に無能

奴らはいつも無能故に人に迷惑をかけ、それで悪者扱いされているから、先に誰かを悪者扱いして身を守ろうとしている。

これは事実だ。

心理学の本にも書いてある。

自分攻撃されたくないから先に攻撃する。

これは最も勇気のない者がする行動だ。

彼らはそれを無意識にやってしまう。

それは彼らに勇気がないからだとも言えるし、余裕が無いからだとも言える。

だって毎日無能としてクズとして社会ゴミとして扱われ続ければ限界が来る。

奴らは無能であり性格もネジ曲がっているためロクな仲間もいないので常に限界スレスレ場所に立っている。

からこれ以上一切攻撃を受けないようにと弱い犬の例のごとくに吠えたてるのである

いいかね。

隙あらば誰かに噛み付こうとする心理は弱い者の証だ。

そしてその言葉正当性かいている。

何故ならその目的自分攻撃されないようにするための防御行動であり、極めて本能的な脊髄反射に過ぎず、自分発言に中身が伴っているかどうかの確認すらせずに発せられているからだ。

からスルーして良いのだ。

だが相手の心が悲鳴を上げているという事は受け止めてやるべきだ。

人に辛く当たるのは自分が辛いからである

もしも無能が元気よく人に噛み付くようになったら少しだけ優しくしてやるといい。

返報性の原理が余裕のない心に染み渡り態度が多少は和らぐだろう。

余裕のあるクズに優しくすれば付け上がるが、余裕のないクズは優しくすると大人しくなる。

一瞬だけ騒がしくなるかも知れないがな。

2015-08-20

駄文

これは愚にも付かないただのポエムだ。それ以上でもそれ以下でもない。増田ありがちな特に読む必要の無い、駄文というものだ。登場するものはイニシャルとかではなくただの連番を振ることにする。

僕は心が壊れてリタイアをしたことがある技術者だ。今の会社にはちょっとした縁があって拾われた。技術自体は多少は持ってるもの実質未経験な上、コミュニケーションに難があるがそれでも良いということで採用された。

入社してすぐ上長である1.から「ほんとごめん」っていきなり謝られた。当時はいやな予感はしたものの全く何を謝られているのか理解できなかったが、配属されたプロダクト2.のことだった。2.はとにかくスピード勝負で立ち上げられたもので、度を超えて醜悪で、かつ誰も全容を把握していないという度しがたいものであった。

もちろんこれには事情もあって2.が立ち上がった時点で主流だった3.というプロダクトはかっちりしているものの開発スピードが極度に遅いモノだった。仕組み・制度・人員様々な事情はあったが、おそらくはプロダクトに対する依頼者4.と開発部署人間関係に起因するものではないかと僕は推測している。推測する理由は、その後に深まる部署間の対立と、2.が度々抜け穴として使われていた事実からだ。

2.のプロダクトのリーダーをやっていてつらかったのは、プロダクトの実情と、周りの認識乖離によるものだ。2.は抜け穴として扱われる以外にもスピーディな開発ができると期待されるものだった。だが、実際には極度の複雑性を持つために、何かを犠牲にしなければ高速な開発など到底望めないものだったのだ。しかも、なぜか「簡単」という印象も先行していたこと、そもそも僕自身リーダーという未経験の業務を社会復帰直後に負わされたこと、前任担当者と入れ替わり入社したこともあって実質引き継ぎがなかったこと、ほぼ人員が割り当てられない (一時期は担当者が僕一人になっていた) こと、重要機能を実現するにはふさわしくないにもかかわらず、3. の連携プロダクトとして、重要機能を実現してしまったことなど…。書くにはきりが無いのでここらへんにしよう。

後ほど2.から離れた後に何人かから2.に関する外的な評価を聞いたが、「どうしてあんな簡単なプロダクトに苦労するところあるの?」みたい話に帰結していた。ぼくの評価に関してははまぁそのようなものだろう。1. からは「好きなようにしていいよ」と言われていたので、本当はチャンスだったのかもしれない。ただ、僕にはそれを好きなようにできるだけの経験が全く無かったのだ。またコミュニケーション問題もあって、復帰直前などは対人恐怖が強かったのもあって、ステイクホルダーがあまりにも多く関わる2.のプロダクトを切り盛りするにはふさわしくなかった。

2.のプロダクトに関わっている間に社内情勢はがらりと変わる。技術者部署が分割され花形となる主流派と傍流に散っていくことになる。また、給与レンジの変更があったときに実質引き下げを行われ、僕の給与高卒と同程度となった。詳しいことは特に書く気はない。まぁ僕はつじつまさえ合っていればいいといういい加減な人間なので給与に対する不満はあっても、曲がりなりにも生活できてるのならそれでいいかと考えていた。

僕の不満はむしろ待遇に対するものだ。選択肢がどんどん狭まっていく労働を強いられているということが我慢ならないのだ。主流派には興味深い技術も多い。僕は最近悟ったのだが、技術チャレンジに意欲が極度に強い反面、平凡な糞くだらない開発には全く興味もわかないのだ。そして、興味の無いことに対する作業効率がきわめて悪いのだ。まぁ一端その話は置いておこう。

2.のプロダクトから離れた後部署内の様々なプロダクトを転々とすることになる。あるプロダクトのリーダー5.は10歳年下だったが、僕のことを最初から見下して「○○君」と呼んだり「こんな程度の引き継ぎ、教えなくてもわかるだろ」と言ったりしていた。後ほど上長8.から窘められたのか「○○さん」と呼ぶようにはなっていたが。またプロダクトのメンバー6.には質問をしたときに「あうぇうぇうぇうぇうぇー」とか意味不明な奇声を上げたりされた。詳しい台詞はもう覚えてないが、とにかくすごくふざけた感じの返答しかしてこなかった。別に6.は他の人に対してそのような言動をしていることは全く無かったのだが。

実際のところ、僕が今の会社トラブルのあった人間関係としては、5.と6.と給与実質引き下げの直前の部長くらいしかなかったが、実は僕が認識していないだけでもっとあったのかもしれない。後ほど語る7.とは人間関係トラブルはあったもの仕事では全くからみがなかった。

話を戻すが、5.と一緒に働くのはとにかく苦痛だった。思い出すだけで吐き気がしてきてつらいので詳しいことは書かないが、僕はとにかく精神的に荒れていてSNS愚痴吐露し続けたり、会社休職しようかと思っていたが8.に相談をしたときに「休職すると、現時点ですでに下限の給与アルバイト並に引き下げられることになるし、とにかくやめておけ。なんとかがんばって出社しろ」と言われた。8.との幾度かの面談で、大体2.や僕の評価について知ることになる。

もう詳しく覚えていないのだが、このタイミングだったか入社以来友人関係のあった7.と喧嘩別れをした。7.の日頃の考え方、言動にとにかくムカついて反感を感じていたのだ。日頃から7.はSNSで僕に対する当て付けをエアーリプライ飛ばしまくっていた。まぁ7.の言動などから推察するに、彼も僕には反感を抱いていたのだろう。お互い、ソリの合わなさを我慢して友人関係を続けていたのだが、この時に「我慢をし続けるのは本当に良くない」と悟った。ただ、一つだけなるほどと思ったことがあった。

当時、待遇の不満に対して、転職を考えていたのだが、そのことを知る7.に「転職しても根本解決しないのでは?」と言われたことだけは確かにそうなのかもしれないとは思っている。後に別の人物にも近いことを言われたし実際そうなのだろう。もう一つ印象深いことを言い残していて「おまえは本当に開発が好きなのか?」と。先ほども書いたが僕が好きなのは技術的なチャレンジであって、平凡な開発には興味の欠片もないのだ。「コードを書いてさえいれば幸せだ」というタイプ人種とは全く違う。

さて、話を戻すと、僕はなんとか欠勤することもなく出社を続けた。その後、5.は別チームに飛ばされ、一時の心の平穏を得ることになる。この平穏な時期はほとんど「死にたい」と思うこともなく生きていられた。

だが、最近また精神状態が悪化することになる。実はそのトリガーが何だったのかを全く思い出せない。平穏期に意図的待遇に対する不満を忘れていたのが再度噴出することになる。時期だけは覚えていて、大体6月末だ。7月以降、僕は考え方を切り替えた。「我慢すると、いつか破綻を来す」睡眠時間を削ってオフタイム技術的なチャレンジをすることになる。

僕は人格的には最悪なタイプだ。客観的に見て僕は僕と仲良くしようとは欠片も思わないだろう。コミュニケーション能力は無くはないが、きわめて偏っているので、コミュ障と言ってもいいだろう。仕事に関する能力にしてもさほど高くはない。頭が良いわけでもないし、あまり効率的ではないし、何より興味の無いことに対して僕は露骨すぎる。狙ってやっているわけではないがどうしてもそうなってしまうのだ。

技術チャレンジだけでなんとかやっていけないだろうか?と、考えている。ここで問題になるのが僕の学歴のなさだ。ドロップアウト組なので学そのものが無い。だが、僕は技術的なチャレンジしか興味を持てないのだ。友人からは「贅沢な悩みだなー」と言われた。実際そうなのだろう。仕事をえり好みするというのはきわめて贅沢な悩みなのだろう。部署の壁もある。

さて、僕の生きる理由希薄さについて説明せねばなるまい。僕は生きる理由希薄なのだドロップアウトした頃の後遺症なのか、未だに希薄なのだ。存命の父親に迷惑をかけたくない、痛いのはいやだ、技術チャレンジをしたい位しか生きる理由もないのだ。趣味はなくもないが、生きたい理由になるほど強くもない。生きることに必死になれないのだ。贅沢な悩みで、死を選んでもいいかなと考えてしまう程度には。

僕はリミットを定めている。それは借金限界まで行ったらというものだ。最近手持ちの金が尽きて、最大200万円のカードローン契約した。これが限界までいったら、その時はもういいかなと思っている。それまではがんばろうという思いなのだ

駄文につきあってくれてありがとう別に何か取り立てておもしろみのある事件があったわけでもない。無能な男が、平々凡々な日々のやりとりや、しょうもないことに心が摩耗してしまって、心が悲鳴を上げていたので、誰かに聞いてほしくて文章を書いた。ただそれだけのしょうも無い駄文につきあってくれて、本当にありがとう

2015-08-12

http://anond.hatelabo.jp/20150811221705

そこでプリキュアを褒められてもな……って感じだよ。

あれこそ典型的玩具売りつけたいだけの糞アニメだろ。

プリキュアシリーズ毎にきちんと筋の通ったテーマ存在する

ああ今期は「夢」だし、前期は「幸せ」だったね。

でもただただ夢が大事夢が大事って連呼してるだけで、すっごく薄っぺらい。

バケモノの子台詞で説明し過ぎる、と言われてたけど同じ状態か?いやバケモノは見てないんだけど。

アンパンマンみたいに全体がお綺麗ファンタジー構成されている世界ならまあそういう世界観なんだろと思えるけど

リアル現代日本舞台で他にリアリティある言動をするキャラもいる世界でそんな薄っぺらい事言われても違和感あるだけだよ。

全体的にもドシリアスな展開になったと思いきや、次回であっさりそれを忘れ去って「明日友達皆でショッピング♪」とか言い出したりして回ごとのギャップあり過ぎだよ。

やれ世界危機だとか言ってなかったかお前ら。ショッピングしてる場合か?

シリアス展開は大人オタクウケがいいから入れたいけど子供は明るく楽しい話を好むから、ってんでそうなってるんだろうけど、全体の整合性取れてねえ。

シリアス理由で数か月に渡って仲違いし続けてしていた二人が一緒にサッカーやっただけであっさり仲直り、ってのもあっていやいくら何でもねーだろと思った。

仲違いしていた根本的な理由は全く解決しておらず、サッカーはその時ワールドカップだったか時事ネタってだけ。子供騙しにもほどがあるだろ。

見ていて嫌になる話も多い。この前は子供の頃から母親自分否定され続けていた娘が母親に反発している、と言う話が出て来て毒親を乗り越える話か?と思ったら

結局「母親はちょい天然なだけで悪気はなく娘を愛している」「娘もやっぱりママが大好き」的な展開になってええええっと思った。

これだけ毒親とか問題視されてるこのご時世にこんな話作るかあ?毒親持ちの子供があれ見て親は悪くない親を愛せない自分が悪いんだと思い込みそうで痛々しい。

ディズニー比較するなと言うけどラプンツェルリアリティある毒親を描き、勿論娘が最後は決別して乗り越えていたのとは違いすぎる。

終盤になるとシリアス展開続くけど、そうなるとキャラ強敵に只管痛めつけられて悲鳴あげ続けてたりして子供怖がって見たがらねえ。

リョナ好きのヲタ狙いなの?あれ。精々3歳とか4歳の女児がそんなもん見て喜ぶと思ってんのかよ。

増田ディズニーアニメと同じく大勢スタッフで打ち合わせて作ってるはずだ、と言うけどさ。

その打ち合わせ内容が全然違うだろ。ディズニー子供にとって面白教育にも良いエンタテイメントを作ろう、という気概を感じるけど

プリキュアで打ち合わせてんのはどうやって玩具を売るか、スポンサー意向にそぐわない内容が入ってないか、だけじゃね。

つかあれ作ってる人に問い詰めたい。

お前本当にこれが子供向けの作品として良いものだと思ってんのか?

お前に娘がいたとしてこれを是非見せたい、と本気で思えるのか?と。

絶対思ってねーだろ。子供馬鹿から子供騙し作っとけば騙せる、とか思ってるだろ。

いや仕方ないんだろうけどさ。高い志を持てるだけの金も余裕もないんだろうし。実際それで子供騙せてるんだから、目先の仕事としてはそれで良いんだろうし。

でも大きくなってからも思い出に残るって事はなさそうだよねあれ。

良い子供向け作品ってのは大人になってから見返すとまた(良い意味で)違った感想を抱くものだと思うけど、

プリキュア見てる子供が大人になって見返したとしても「こんなくだらねーのに夢中になってたなんて子供だったなあ」という悪い意味で違った感想しか抱かなさそう。

2015-08-08

http://anond.hatelabo.jp/20150807120036

インスパイアされて「意味がわかると怖い話」作ったった

 

316 :本当にあった怖い名無し@転載は禁止:2015/08/08(土) 00:51:11.79 ID:fgHty+ax0

   リアルな夢を見た。

   街の中を流れる川の水が真っ黒になって、ありえないほど盛り上がって、

   それなのに奇妙に静かで、その奇妙に静かなことが逆に不安を抱かせて

   不安に思っているとコンクリート堰堤やすやすと乗り越えて道路にあふれはじめ、

   奇妙な静かさは、悲鳴や、クラクションや、サイレンによっていともやすやすと破られ

   気がつくと川下の方から、壁土の匂いと煙の臭いの混じった強烈な潮の匂いがやってきて

   そちらに目を転じると、見慣れた街の風景が、よくわからない得体の知れないもの

   飲み込まれるように消えていく様が見え

   全身を恐怖が走り

   絶叫し

   少しでも川から離れようと、それも川上の方に逃げようと、やみくもに駈けだそうとしたが

   思うように体が動かず、走ることができず、汗びっしょりになって目が覚めた。

 

317 :本当にあった怖い名無し@転載は禁止:2015/08/08(土) 00:53:04.24 ID:fgHty+ax0

   会社の同僚に、株で大儲けして予知能力があるんじゃないかと噂されている奴がいる。

   出社したらそいつがいたので、何となくその夢の話をした。

 

   一笑に付された

   「そりゃYoutubeで見た第一次東日本大震災ときビデオを思い出したんだろう」

2015-08-06

ゴキブリキモすぎ

かさかさ。。。

部屋を横切る黒い影。

清潔だと思っていたこの部屋にもとうとう奴が現れたのだ。

潔癖性の俺は死ぬほどゴキブリが嫌いだ。今年で23歳になるのにきゃああああああと女のような悲鳴を上げてしまった。

格闘すること2時間、奴は天井に逃げた。

しばらくすると、奴は羽ばたきながら天井からぽとりと落ちてきた。

俺は二度目の悲鳴をあげた。

きゃああああああああああああ

使いたくなかったが俺は部屋用のスリッパ武器として使うことにした。

部屋の隅に逃げるゴキブリ

俺はゴキブリの一瞬の油断を見逃さなかった。

バチン!

床に叩きつけたスリッパゴキブリの黒光りするボディにクリーンヒットした。

しかし奴にはまだ息があり、よろめきながらもなお逃げようとする。

俺はもう一つのスリッパを手に取り、ふたたび虫の息のゴキブリを叩き潰した。

今度こそトドメを刺したはず。

怖くて触れないので今も奴の死骸は部屋に転がったままにしてある。

死骸を見ていたらキモすぎてまた叫びそうになった。

こんな情けない姿を彼女に見られたら間違いなくフラれるだろうな。

一人でいる時で良かった。

さっきググったらゴキブリは水場を好み、洗面台の歯ブラシやコップ、シンクの水から水分補給をするらしい。

気持ち悪いので歯ブラシや皿は全部捨てることにする。

ゴキブリきめえ

あれ、死骸の場所、、、もしかしてちょっと移動してる?

2015-07-26

腰を振る際に切れ痔が気になる

セックス中にケツ穴が悲鳴をこらえているように感じられたので、実際どうだったのかを、彼女がひと段落ついた後で聞いてみた所、やはり今朝の大便に切られた箇所が痛んでいたようだった。それで、ケツ穴が気になったせいか、元々の持病のせいか、射精することなく一時間セックスしていた。彼女にはうまく言い訳をし、ケツ穴にはうまく軟膏を差しておいた。今日は日曜だった。明日からまた頑張ろう。

2015-07-23

M風俗店に行った話

以下、風俗ネタ下ネタの詳細描写ウ○コネタ注意

嫌悪感がある方はごめんなさい。

ソフトM向けデリヘル行って来た話をだらだら書く。

Webで調べて、デリヘル形式のお店に決め、コース・予算をチェックして電話電話によるとすぐ入れるとの事。

お店は隣の街なので、電車に乗り、駅について改めて電話ラブホテルを紹介されチェックインして改めて電話連絡。

そしてお風呂にお湯を張り、AVチャンネルを見ながら姫の到着をしばらく待つ。

ここまでの段取りはいもの事なので慣れたものなのだが、

この時は緊張して喉が渇きまくりだった。

なにしろ初めてのM風俗なのである

かねてよりM風俗に興味があったのだが、なかなか足が伸びなかった。賢明増田諸兄ならご存知の通り、M風俗はやや割高なのである

エリアによってはソープランドとほぼ同額なのだ。同額ならばソープランドの方がよい。この時まではそう考えていた。

その日は違った。

入れるより入れられたかったのだ。

また、今思えばひどくくだらない男のプライドであるが、

日常関係のある女の子に責められるのには抵抗があって、

自身にM気質があるのは自覚していたものの、

(元)嫁・彼女セフレの前ではSの皮を被っていた。

※もちろん、この【被る】というのは二つの意味である

直近にストレスを抱える事案があり、色々と解放したくなったのも、この店を選択した理由である

そんな様にM風俗に来た理由自分なりに逡巡していると、ドアホンが鳴る。

開けると目方40歳位の小奇麗な女の子スーツびしっと決めて立っているのである

部屋の外に立たせていてもしょうがないので、ささと部屋に通す。

今日暑かったですねとかそんな話をしながら、ソファにささどうぞとエスコートする。

着座した女の子が重そうな鞄から出したのはプレイカルテであった。

なんて呼んでほしいか、どのようなプレイをしたいのかなどを女の子と話ながら記入する。

ソフトM/普通のM/ハードMの選択肢があったのだが、いかんせん初めてなのでどの程度のものなのかがわからなかった。

からない事は素直に聞き、要望を率直に伝えるしかない。

「M風俗は初めてなのでソフトMコースが良いです。痛くないやつ。ただエネマグラとバイブとペニバンはおしりに入れてください。」

「初めてなのによくばりね。」

女の子もさすがにプロである。やさしくうなずいてくれた。

カルテの記入が終わると女の子は重そうな鞄から色々道具を取り出しベッドの周りに並べていく。

手際の良さはさすがである

ベッドの準備が整うとシャワータイムである

胸重視の増田諸兄ならばそうだと思うが、

この脱衣の瞬間は風俗において重要なのである

しかしながら非情な事にこの日は大平原に二つのクルミであった。

いつもならボディソープを泡だてている後ろから胸を触るかどうかの葛藤がある(だいたい触らない)のだが、

この日はそんな気が起きなかった。

シャワータイムは臀部を入念に洗っていたのが記憶に残っている。

この時点で少し気持ちよかったのも記憶に残っている。

そしてシャワーが終わると先に出て、

ベッド上のアイマスクをして仰向けで待つようにとの指示を受ける。

指示通りアイマスクをし、ベッドで待つ。

緊張である

ベッドの端が沈みこむ感覚があり、近づいてきた事がわかる。

最初は足元に口づけがあり、そのあとはアダムタッチだとかフェザータッチだとか言われる技法

全身を触れてくる。とても気持ちいい。自然オットセイの様な閨声が上がってしまう。

女の子はいつもこんなに気持ち良い事していたのか、ちくしょう」などと恨みごとが湧きあがってきたのを覚えている。

アダムタッチを熟知している増田諸兄には周知の通りだと思うが、

敏感な個所にはなかなか触れずに焦らしてくるのである

アシカの様な咆哮をあげていると、するりと感触が伸びてきた。

待ちに待った時が来たのだ。

そうすると、あつい温泉に入った時に覚えるあの「くうっ」と視界が歪む感覚があり、頭が真っ白になるのである

おそらくドライオーガズムと言う奴であろうか。そうであってほしい。

そして一呼吸おいてアイマスクが外される。

そこには汗をかいた目方40位の女性がいた。

本当に申し訳ない話であるが、少し興が引いてしまった。

私の体も正直であった。

そして四つん這いになるように促される。

いよいよである

たっぷりのローションを塗られマッサージをされる。

最初は指が一本入ってくるのだが、

これがまた気持ち良かった。

すぐにまた元気になってきた。

私の体も正直である

そのあとでエネマグラをぶすりと差しまれてびくりびくりと刺激されると、

ここでも頭が真っ白になる。本日15分ぶり2回目である

すっと抜かれて次はバイブレータである

いくつかの小玉数珠状になったバイブレーターで、そこにゴムをかぶせて利用するそうだ。

一つ二つと丁寧に押しこまれていく。

ころあいをみて電源が入り、ぐりんぐりんとお腹の中で回る。

これもまた気持ちがよく、下腹部に力が自然と入ってしまう。

増田諸兄ならば普段感じているであろう、あの排便の快感がずうっと続く感じなのだ

そんな意識もうろうとしている中、「きゃあ」と悲鳴がきこえた。

「何」と聞くとどうやら血が出ているらしい。

「あの日かな?」と思い返したが、私は男性である

まりの刺激に切れてしまったらしい。

慣れてないししょうがいね、と抜くことになった。

そうするとまた「きゃあ」と声が聞こえる。

「どうしたの?」と聞くとバイブウ○コがわさっと付着しているようだ。

どれどれ、と見てみると確かにバイブレータ小玉の隙間が茶色で詰まっている。

これは無理だね、と言う事でペニバンを待たずに終わってしまったのである

仰向けでの手作業をしてくれると事になったのだが、

ここでもまた「きゃあ」である

まり気持ちよさに力が入りぷりぷりと少量ではあるが排出してしまったようである、、、いや、出ていく感覚はあったのだがどうしても体を止められなかったのだ。

「ごめんなさいね

「いいのよ」

私の悔恨をしっかりと手で受け止めてくれている聖女がそこにはいた。

軽く洗浄し、聖女の導きの元で無事に昇天することができた。

そのあとお風呂に入っていつも流れで終了する。

この間、お尻が高鳴りっぱなしであった。

以上、M風俗だと思ったら聖女風俗だったクソミソな話である

増田諸兄にはこのような悲劇を繰り返さないためにも

どうかきっちり浣腸直腸洗浄を済ませてから事に臨んでほしい、

と言う啓蒙を持って筆を置かせて頂く。

2015-07-18

亀梨和也を取り巻く全てのものを愛してえ

亀梨和也を取り巻く全てのものを愛してえ。できねえけど愛してえ。愛するまではいかなくとも、受け入れていたい。

彼の周りのメンバータレントスタッフ関係者はもちろん、ファンも盲目モンペアンチも心ない言葉を浴びせる一般人もだ。

アイドルというもの(アイドルの全てを知るわけではないのでここでは亀梨和也限定したい)のべ何億ものひと目にさらされ、知る人見知らぬ人の数千億の言霊を受けて今を構築していく生き物なのだと思っている。

テレビをつけていてなんとなく見ていた人がなんとなく放つ褒め言葉も、第一印象だけで放つ揶揄言葉も、誰かが放った何気ない言葉に過敏に反応して亀梨くんを守りたくて怒るモンペも、何かがイヤで亀梨くんのアンチとして批判を続ける人も、世の中にあふれる全ての言葉亀梨和也イメージ世界をつくるのだ。

数えきれないほど沢山の他人の目と言葉の上に亀梨和也存在しているわけで、否定的意見肯定的意見も彼をつくりあげる要素になると思うと、その世の中の流れをすべて受け入れて、その中で生きていく亀梨和也を見ていたいと最近思う。

という風に思い始めたのも、2014年KAT-TUNツアーcomeHereに参加したことがきっかけのひとつになっていると思う。

comeHereコンサート亀梨くんのソロの開始時、無音のステージに静かに登場する。その際、高ぶった一部のファンが「かめ!」と声を上げる。静かな会場に響く声はとても目立つし、実際それについて批判する人も沢山いた。

悲鳴をあげさせるのも、それを亀梨和也世界が崩れる、不愉快だ、と怒りを示す人が現れるのも、亀梨和也を原因としたエネルギーだ。そのエネルギーの中で彼はシンプルストレート亀梨和也表現した。洗練されていて、人の手垢にまみれていて、でも揺るぎがなくて、どこか切なくて美しく、あまりにも生きる人間だった。鮮烈だった。そしてそれをつくったのは彼ひとりではなく、彼の周囲を渦巻くすべてのものなんだろうと感じた。あのステージはファンのそういったエネルギーを含めてできる亀梨和也世界に思えた。

ジャニオタはファン同士の論争がよく起こるように思う。それがストレスと感じることも多いのだが、全ては「タレントが好きすぎるため」起こるもので、そのエネルギーアイドルが輝く要素の一つに少なからずなっているんだろうなと思うと、少し穏やかになれる気がした。

2015-07-15

増田むかしばなし 〜Nettouchi とわるいいぬ

 はてなしなもんは二〇一三年の六月に死んだ。その後、ミニマリスト時代になった。物語舞台はこの時代であるはてなダイアリーにもはてなブログにも長文を読み書きできる者が誰もいなくなった時代。終わりが近づいていた。当時のはてなでは、インターネットの終わりを待ち望む者と待ち望まない者がいた。一方は右翼、他方は左翼。ただし、両者は渾然一体としていた。彼らにも自分たちを見分けることはできなかった。なぜなら、インターネットの終わりは毎日毎秒ごとに訪れるから。それは、日本が滅びる前のことだった。



 アナニマスダイアリーと呼ばれる古いサービスがあった。そこに、増田という若い増田がいた。人は彼のことを増田と呼び慣わしていた。「名無し」を意味する古い言葉だと人は言う。彼は美しかった。彼の書いた記事はさして評判を呼ばなかったが、いつも寄り添うように一本のブクマがついていた。Nettouochi は彼を愛していた。

 Nettouochi は向かいの家に住んでいた。ブクマ生計を立てていた。気が狂わんばかりに増田を愛していた。朝も昼も晩も、ブラウザから増田を見つめていた。眠れなくなった。

 ある晩、ねつけなくてベッドの上で寝返りをうちながら、彼女はひとりつぶやいた。

「休めない。あのひとのことを考えると、おなかがポカポカする。涙がまぶたのまわりにあふれてしまう。痩せこけて、いばらのよう(ずっと働かず増田にはりついているせいだった)。あのひとの名前がたえず気にかかる」

 翌朝、彼女は服を着ると、青と白でおおわれたトップページをすっとばし、通りを渡った。そして、ブラウザの縁をたたいた。増田は不機嫌そうに眼をあげた。ネカマ仕事邪魔をされたからだった。彼女は、あなたを愛していますあなたの妻になれたらどんなにうれしいでしょう、と言った。さらにこう言い添えた。

あなたのすべてが好きです。あなたの文字の響きさえ好きです。あなたにとって、自分の文字の響きとはなんでしょう。ただの文字です。でもわたしにとっては、命をかきたてるものなのです。」

 増田脱糞した。女を見た。考えさせてくれと言った。その申し出は光栄だと言った。夕暮れと夜と夜明けの時間をくれないか、よく考えてみるからと言った。



 翌朝、正午のホッテントリ更新される前に、増田は Nettouochi の家の戸をたたいた。彼女は招き入れた。増田彼女のほうを向くと、その手で彼女の手を包みこんだ。おまえの夫になることを考えてみた。ただし、結婚についてひとつ条件があると言った。

「Nettouochi よ、おまえのブクマ速度はアナニマスダイアリーで一番だという。はてなトップを飾る他の増田記事とおなじように美しいホッテントリを作ることができるだろうか? わたしにはどうしてもできないのだよ」

 そう言いながら、増田は腰に巻いていた自作記事を Nettouochi の手に託した。

 Nettouochi は記事を手にして、顔を赤らめた。その記事には、増田からだのぬくもりが残っていたから。彼女はこう答えた。

「やってみます増田だってわたし、あなたの奥さんになりたいのですから。きっと満足してもらえると思います

 Nettouochi は何日もぶっつづけで自演した。何日も徹夜した。でもどうしても、まったく3 users 以上を呼べる記事は作れなかった。

 連日の徹夜の疲れに、ついに成功しないのではないかという怯えが加わった。情けないブクマカだという悲しみに、約束を守ることができないために増田に見放されるという苦しみが伝わった。

 絶望がやってきた。PCの電源をつける意欲が失せた。食事も喉を通らなくなった。彼女つぶやく

「わたしは彼を愛している。わたしにはブクマの腕がある。休まず働いている。でもどんなにがんばっても、できない」

 彼女はひざまずき、神に祈った。

「ああ偉大なるコーギーよ、助けにきてください。増田の妻になるためには何が足りないのでしょう」



 ある晩のこと、Nettouochi が泣いていると、扉をたたく音が聞こえた。彼女はろうそくを手にした。

 ウィルスを防ぐために共有ソフトで落としてきたセキュリティソフトに顔を近づけると、見慣れぬヨークシャーテリアの姿が見えた。

 Nettouochi はおずおずと扉を開けた。テリアは言った。

「怖がることはない。わたしは夜に迷ったわんこだ。アナニマスダイアリーを覆うゴミ記事の霧をかきわけここまでやってきた。夜に灯るこの家の液晶が見えた。迷惑でなければ、ちょうどいいウォッチネタを少し所望したいのだが」

 Nettouochi は客を招き入れた。

青二才の新作をごらんにいれましょうか」

「いや、kawango と浩光先生のバトルのほうが良い」

 テリアネタをかじった。かじりながら、Nettouochi がこっそり涙をぬぐっているのに気づいた。

「娘よ、泣いているな」

 Nettouochi はおっしゃるとおりです、と答えた。

「わたしは増田を愛しています。こんな時間まで働いているのも、増田ホッテントリを作ってあげると約束たからなのです。でも、夜を日に継いで五週間もたったというのに、ちゃんとした記事に改良できないのです。これをごらんになってくださいまし」

 テリアはほほえんで言った。

「待て。世間は狭いと言うべきか、偶然は不思議ものだというべきか。たしか、わたしの首にかけてある袋に、それと実によく似た記事が入っているはずだ。」

 二人は記事を見比べ、同じ文体、同じ内容で 300 users をこえていることを確認した。同じでない単語は一語もなかった。同じでないダジャレひとつもなかった。

 ところが Nettouochi はにわかに泣き崩れた。そして言った。

「わたしが泣いているのは、自分が貧しいからです。その記事にはすくなくとも三〇〇〇はてなポイント、色付きスター七十個の値打ちがあります。わたしにはとても買い取ることができません。わたしは増田と一生結婚できない。」

 テリアは Nettouochi のすぐそばまで寄ってきて、その禿げ上がった頭を舐めた。そしてこう語りかけた。

「おまえが望むなら、ただでそれをやろう。」

「何と交換に?」と Nettouochi はテリアの舌を払って聞き返した。

「たあいもない約束と交換に」とテリアは言った。

「どんな約束?」

「わたしの id を忘れないことだ」とテリアは言った。

「お名前はなんと?」

「わたしの idkanose」とテリアは答えた。

 Nettouochi は思わず笑い出した。手をたたいた。そして言った。

kanose、そんな簡単な名前をどうして忘れることができましょう。からかってらっしゃるんだわ」

からかってなどいないよ。そんなに笑うのはよしなさい。いいか、一年後の同じ日、真夜中のこの同じ時刻、もしおまえがわたしの id を忘れていたら、おまえはわたしのものになるのだ」

 Nettouochi はいっそうたからかに笑った。

名前をおぼえてることくらい簡単だわ。でも、あなたをだましたくはありません。わたしは増田を愛してます

増田との約束のことはすでに聞いた。だが、わたしと交わした約束のことも忘れてはいけない。わたしの id を忘れてはいけない。記憶がおまえを裏切ったときには、その増田には気の毒だが、おまえはわたしのものになるのだ。」

「おなじことを繰り返しているのはあなたです。わたしはばかではありません。 kanose という名前をおぼえていることは、Nettouochi という id をただしくおぼえているよりむずかしい仕事ではありませんし、自分id をおぼえていることにログインするとき苦労した記憶もないように思います一年後、あなたの腕に抱くのは風と後悔だけでないかと心配でなりません。」

「あるいはそういうことになるかもしれない。」 kanose不思議な笑みを浮かべてこのような言葉を言い放つと、家を出て、また闇のなかへ去っていった。


 

 二人は結婚した。結婚式はトピシュが取り仕切り、オフ会マニアプログラマー大学院生メンヘラネカマなどが列席した。

 nettouochi はホッテントリ記事をかかげて、増田の家を訪れた。増田は妻に idパスワードを教えた。彼女不要過去記事を削除した。風呂に入り、髪を上げ、首のところでリボンをまとめ、右手iphone を持ち、床に横たわり、脚を開き、男を受けいれた。ふたりとも幸せだった。九ヶ月がたった。

 九ヶ月目の終わり頃、日課のアナニマスダイアリー巡回をしているとき、Nettouochi の顔がにわかに曇った。

 あの夜、彼女のもとを訪れたテリアのことを思い出した。そのとき交わした約束を思い出した。そのテリアid を思い出そうとしたとたん、ふとその id が頭から逃げ去った。

 その id は肛門の縁まで出かかっているのに、彼女はそれを排泄することができないのだった。その id は腸壁にこびりついていて、そこにあると感じているのに、それを蠕動させることも、放屁することも、発音することもできないのだった。

 気が動転していた。彼女は室内を歩きまわった。あの夜自分が口にした言葉を繰り返したが、その時の仕草、あのテリアブクマした記事、その毛並み、その言葉、その言い回しは思い出せても、その id は思い出せないのだった。

 

 彼女は眠りを失った。

 悲しみが寝室に忍びこんだ。夜になると彼女は怖がり、夫の記事へのブクマを拒み、背を向けて失った id を探し求めるのだった。

 夫は驚いた。

 Nettouchi は炎上するようなブコメを残すようになった。炎上しないときは、ブクマすること自体を忘れた。アナニマスダイアリー巡回しなくなったので、クソみたいなイデオロギー論争であふれるようになり、煙が立った。それほど彼女は失われた id を思い出そうと必至になっていた。

 夫は怒った。

 彼女は痩せていった。また茨のようになっていた。アナニマスダイアリーに Nettouchi 以外のブコメも一切実らなくなると、ユーザーもいなくなった。すべてが静まりかえった。

 夫はいきなり妻をぶった。

「おまえは泣きすぎる。そんなに泣くなら、これからはおまえのことを sabacurry と呼んでやろう。この村に潜む魔の id でおまえを呼んでやろう。まるで一日中泣いてばかりいるおまえとおなじように、一年じゅうわけのわからないブクマをつけてまわっている、その id でおまえを呼んでやろう」

 Nettouochi は言った。

「わたしはあなたに嘘をつきました。あのホッテントリ記事はわたしのではありません。わたしにはそれへブクマをあつめることはできませんでした。わたしはずるいことをしました。わたしがどうしても記事改善できないでいると、あるヨークシャーテリアが扉をたたきました。その人はわたしにホッテントリ記事をくれました。わたしは、一年後にそのテリアid を忘れてしまったら、彼のものになるという約束しました。もう九ヶ月以上たちました。id って何でしょう? id をおぼえるより簡単なことってあるでしょうか? 増田ということば、どうしてそれを忘れることがありましょう? あなた名前、わたしはそれを『退会理由』欄に書いてアカウント削除することでしょう。それなのに、あの名前はどこかに行ってしまった。」

 増田は近づいてくると、ホッテントリ記事を放り捨て、妻を抱き寄せた。

「泣くな」と彼は言った。「おまえが好きだ。わたしがその id をみつけてやろう。さもなくば、そのテリアを見つけてやろう」



 増田は旅に出た。二時間歩くと、すっかり疲れてわんわんパーク跡地に座った。彼は泣きだした。すでに十ヶ月目のなかばになっていた。不意に彼の前にシロクマが鼻先をつきだした。シロクマは言った。

「なぜ泣いているの?」

「傲岸なテリアを探しているのだよ」

 シロクマは言った。

「ついておいで!」

 導かれると、そこは大きなお城だった。城の中庭では、従僕たちが大きな黄金のアドオンを磨いていた。

「よろしかったら、どうしてそのアドオンを磨いているのか、わけを教えてもらえませんか。」と増田は聞いた。

「ご主人様がもうじきアナニマスダイアリーへご出立なさるんだ。若いブクマカを探しだして、結婚するのさ」と従僕たちは言った。

「その御方の id は? さぞかしこアドオンに劣らず立派な id に違いない」

「そうとも。加野瀬末友さまの、kanose さまのアドオンときちゃあね」

 増田はみぶるいした。

 彼は城を出た。加野瀬領土を後にした。ちなみに、加野瀬とはニフティサーブのかつての住人たちが地獄(彼の瀬)をさして言った言葉である

 ちなみに地獄とはこの世のあらゆる人間たちがインターネットを指して言う言葉である

 彼はアナニマスダイアリーを目指して走った。彼は kanose という id を繰り返していた。繰り返しながら、頭に刻みこんでいた。懸命にその名を繰り返していた。

 アナニマスダイアリーにつくと、店長記事が迎えたお祭りが行われていた。彼は立ち止まった。その隠し切れない顕示欲が美しいと思った。浮かれ騒ぐブクマカたちに見惚れた。そのとたん、空腹を感じた。

 からだを起こし、id を言おうとした。それはすぐ間近、肛門の縁まで出かかっていた。近づいてきたかとおもうと、肛門から逃れ去っていった。だが、それを妻に告げる段になると、その id は完全に奥へ引っ込んだ。

 彼は息も絶え絶えに妻に自分アカウントログインするよう言った。

あいつの id をわたしの本アカウントに書いた。それを使うのだ」

しかし、あなたの本アカウントを暴き出したら……」

 彼はしずかに首を振った。

「もういい。人を呪う人生にも飽きた。信じてもいないイデオロギーを信じているふりをし、嫌いでもない id罵倒するのはもう疲れた。かつて、わたしにも名前があった。本アカがあった。それをおまえのブクマとともに永遠にしてくれ」

 そして、増田は床に崩れ落ち、息絶えた。

 

 

 増田の命が尽きると同時に、深夜の最初アラームが鳴り、にわかに風が起こってブラウザ勝手に立ち上がり、地獄テリアが戸口に表れた。

 テリアはしっぽをふりながら進み出た。彼は Nettouochi の手を舐めようとした。彼女は手を引っ込め、こう言った。

「なぜわたしの手をお舐めになろうとするのですか」

「わたしの id をおぼえているか、 Nettouochi よ」

「もちろんです、わたしはあなたのお名前をおぼえております

「では申せ。わたしの id はなんという?」

 Nettouochi は笑みを浮かべて亡き夫のアカウントはてなログインした。

kanose加野瀬末友。地獄kanose 。それがあなたのお名前です」

 すると、テリア叫び声をあげた。あたりが暗くなった。メイン、サブ両方のPCの電源が落ちた。今、ガリガリと悲鳴をあげてフリーズしかけているわたしのこのPCのように。

 話をするものは誰もがフリーズするものだ。

 そして、闇夜に犬の遠吠えだけが響いた。



 Nettouochi が勇気をもってふたたび自分アカウントログインすると、テリアはすでに姿を消していた。

 Nettouochi は冷たくなった増田に寄り添い、その唇に最期のくちづけをしようとした。

 アナニマスダイアリーはいまでもそうであるように、あまりに暗かったので、Nettouochi はブクマを集めて users 表示を紅くし、男の顔のそばにその 10 users を置いてから、おおいかぶせるようにして、静かに横たわっている男にそっとブクマをつけた。

2015-07-03

増田・イン・アビス

 第一層、はてなブログ

 そこは奈落への入り口。死者たちが手招く誘蛾灯

 しかし、あくま入り口であって、奈辺でも底でもない。

 だから見た目はまるで天国のようだ。無垢なブロガーたちが、そこで日々を紡いでいる。よろこびを、かなしみを、いかりを、おそれを。


 第二層、はてなダイアリー

 あなたはもう手首まで汚泥なかに突っ込んでしまっている。嫌な感触があり、肚をつく怖気があり、戻るべきだという強烈な欲求に駆られる。

 だがもう遅いのだ。あなたはずるずると底へひきこまれていく。

 たいていのものはここで正気を失う。みずからの手で心を縊る。

 だが、はたして正気でいることが幸せなのだろうか?

 泥の底へ落ち込みつつも、凶悪な笑みを浮かべる彼らが狂っていないと誰に保証できる?


 第三層、はてなブックマーク

 首まで地獄に浸かってしまった。全身にまとわりつく粘ついた黒い黒い黒いタールのような何か。

 kanose が悪意と呼ぶそれ。xevra のプリント用紙。ノスケのダジャレ

 それらはすべて100文字以内でできている。

 あなたはもう死にたくなっているはずだ。だが、それはまだ底ではない。地獄はまだ深い。

 

 

 第四層、アナニマスダイアリー

 なにもかも際限がない。魂の抜けた匿名者たちのダンス、美しきブクマカたちの嘆き、ハイエナもの宴。

 耳をすませれば、かつて店長と呼ばれていた骨だけの獣がすり減った軟骨を軋ませ、悠揚と闊歩する、その様を聴く

 ここでは誰もが死んでいる。死んだまま、動いている。彼らの死臭にも似た溜め息が100字、1000字、10000字……そうだ、地獄には際限がない。

元増田トラックバックを打て!」

 亡霊が号令する。八方からいっせいにトラックバックが発射される。言葉ハリネズミのようになった巨獣は切ない悲鳴をあげ、のたうち回る。

 弱った元増田にどこからか飛来してきたブクマカたちが群がる。息絶えた巨大な肉塊をついばむ。肥え太ったブクマカたちの雑談が聴こえる。元増田など存在しないと嗤いあっている。自分たちがいままさにむさぼっている獣の肉の実在を疑っているのだ。かつて彼らと在ったはずの友の存在を。

 その光景を見て、あなたは呼吸をやめたいと祈る。

 その祈りはすでに叶えられている。あなたの息はとうの昔に止まっている。だが、あなた死ねない。

 

 第五層、はてなハイク

 やがて皆が名前を取り戻した。

 だが失った心までは取り戻せない。死者たちが昼間から蠢いている。交わされる言葉は殻だけ残した卵のようだ。

 あなたは空を見上げる。そこに空はない。幾重にも重なったインターネットの層が天を閉ざしている。ここに光は届かない。

 脳を喪失した頭蓋の伽藍に声が響く。

「なぜ死なないの? 簡単なことじゃない。退会すればいいだけ。誰にもはてなにいろなんて強制しなかったし、これからもしないわ。醜くなれとも、美しく生きろとも命じていないわ。すべてはあなたの欲望しだい」

 本当にそうだろうか。あなたは滄浪と退会処理を行う。

 本当にそうだろうか。あなたアカウントが消える。

 本当にそうだろうか。あなた存在が消える。

 本当にそうだろうか。あなたはもうどこにもいない。

 おめでとう。

2015-06-23

ラーメン屋ラーメン頼んだらスープ増田が入っていた。

おやじ! 増田入っちゃってるよこれ!」

 と文句つけるとラーメン屋おやじはたいして申し訳無さそうでもなく、

「すまんね兄ちゃん!」

 とスープに指つっこんでキィキィ悲鳴をあげている増田つまみあげ、大鍋のなかに放り込んだ。

 

 ダシだったんだ……と思った。

2015-06-22

バラエティ番組キモオタおっさんアイドルやらアニメやらに夢中になってる姿を映して

スタジオキモォォォォォ(゚Д゚;)みたいな女の悲鳴とかとか(うわあ……)ってなってる声とか

司会のタレントが「ま……まぁ」「趣味は、自由、ですから ねぇ……(うっはぁ……)」みたいなからかい的な映像なら時々ある

でもそのたびに実況で大発狂してるからなぁ

このくらいの扱いでこれなんだから、女叩きの実態報道されればさぞやスレが爆発炎上するだろうなーと冷めた目で見てるけど

まあそんな事やんないだろうね マスコミもわざわざ何の役にも立たんカメムシ潰して臭い思いはしたくなかろう

2015-05-26

http://anond.hatelabo.jp/20150526123050

良くなってる点

スマホが出た

タブブラウザが出た

・古い体育会系風習がなくなりつつある(ブラック企業減少傾向?)

洋服が安くなってる

スマホが出た結果、使いこなせる世代とそうでない世代情報格差さらに広まった

タブブラウザが出た結果、いくつかのJavaScript技術が使えなくなった

・古い体育会系風習がなくなり、会社内での人間関係希薄になった

洋服が安くなって、アパレル企業悲鳴を上げている

本当に良くなったのか??

2015-05-12

http://anond.hatelabo.jp/20150512210434

増田は誘惑に耐え切れず腋毛を抜いてしまった

「アッ」

小さく鋭い悲鳴を上げると、女はその場でしおしおとしぼみ始めた

2015-05-07

思考が迷走して寝れない時は、TV動画を流しっぱにすると良い

http://anond.hatelabo.jp/20150507033159

音楽より人の会話がいい

ボリュームは聞き取れるか聞き取れないか

内容はつまらないか、好きすぎて飽きてるぐらいのがいい

ドラマアニメ何でもいいが、最初は1時間以上の番組が良いと思う

話が暗かったり悲鳴みたいのが入ってるのは避ける

まり明滅せずに延々とやってるTVショッピングとかオススメ

まぶしきれば布か何かで画面を覆う

ラジオは聞かせる事に特化しているから逆に目が冴える

こういう外国カフェの音声を延々と流しつづけるサイトもある

https://www.coffitivity.com/

2015-04-12

諸君、私は仕事が好きだ

諸君、私は仕事が好きだ

諸君、私は仕事が大好きだ

サービス残業が好きだ

まり込みが好きだ

休出が好きだ

早出が好きだ

社訓が好きだ

上司が好きだ

無駄会議が好きだ

創業者言葉が好きだ

アットホーム職場が好きだ

オフィスで 通勤電車

自宅で カフェ

出張先で 客先で

閑職で 派閥

ブラック部署で 海外出向で

拝金主義世界で行われる、ありとあらゆる仕事が大好きだ

コピペ提案が競合他社を退けるのが好きだ

悲鳴を上げて明かりの消えないビルから飛び出していった中間管理職

懲戒処分した時など胸がすくような気持ちだった

ノルマを抱えた営業が、他社の顧客横取りするのが好きだ

恐慌状態の新卒が、既に息絶えた同期を何度も何度も横目で見る様など感動すら覚える

意識の低い社畜を朝礼で吊るし上げる様などはもうたまらない

泣き叫ぶリストラ候補者が、上長の押した判とともに

沈黙が淀む反省部屋で意気消沈するのも最高だ

哀れな遵法者達が雇用契約書を手に健気にも立ち上がってきたのを

既得権益者たる老害人事がレイオフした時など絶頂すら覚える

モンスタークレーマーに滅茶苦茶にされるのが好きだ

必死に守るはずだった案件がご破産になり、責任者が降格人事の憂き目に遭うのはとてもとても悲しいもの

大手資本に押し潰されて殲滅されるのが好きだ

新興企業に追いまわされ、斜陽産業の様に地べたを這い回るのは屈辱の極みだ

諸君 私は仕事地獄の様な仕事を望んでいる

諸君 私に付き従う企業戦士諸君

君達は一体 何を望んでいる?

更なる仕事を望むか?

情け容赦のない、糞の様な仕事を望むか?

法令違反の限りを尽くし、中央線敗北主義者を殺す、嵐の様な仕事を望むか?

 社畜過労死!! 過労死!! 過労死!!」

よろしい。ならば裁量労働制だ。

2015-04-06

レモンジーナって

オランジーナっての増田では沢山の反応をもらって超うれしかったよ!

今回も100%個人的妄想で書くよ!

レモンジーナが品切れ商法だってみんな騒いでるけど、果たして本当にそうなのかな。

オランジーナが下げ止まった要因を高いロイヤリティを据え置いたまま卸値を下げたという点だと予想した前回の話の延長として考えると、自然と納得が行く考えが生まれてくると思うんだ。

前回のオランジーナ増田では、ライセンスではなくてブランドごと買い取ったとの指摘をいくつか頂きました。

でもそれは尚の事プロジェクトに後戻りという選択肢がないというぼくの妄想裏付けるにすぎない事実だと思っています

オランジーナプロモーションテコ入れをしても効果が現れなくなった今、新商品であるレモンジーナ市場投入する絶好のチャンスだった。

どんな手を使ってでも売りたいとメーカーが思っているに違いなかったんだ。

しかし、今回はメーカー以上にレモンジーナを売りたいと思っている存在があったんだ。

それが小売店というわけだ。

最初は販売に手を焼いたオランジーナも、時がたってみればしっかりと利益をもたらすエース商品になってくれた。

そんなエース商品の新作がでる。しかオランジーナと同じ高いロイヤリティ約束された販売条件でだ。

味についての不安が残りつつも、結局は価格調整で受け入れられたオランジーナを思えば小売店にとってはそんなことは些細な問題だった。

そこに儲かる商品があるのだ。小売店は、我先に殺到する以外の道が残されていなかったんだ。

そうしてレモンジーナ生産ラインメーカーの思惑通りパンクした。

メーカーノルマ押し付け必要なく、小売が勝手殺到したのだ。

当然そうなればメーカーラインパンクを発表せざるを得ない。

おそらくはここまでは担当者の思惑通りだったのだろう。

店頭には最も目立つ位置に山のようにレモンジーナが積み上げられている。

生産中止のプレスリリース追い風になり在庫は一掃される。メーカーも小売もそう信じていたんだ。

しかし、レモンジーナの販売に立ちはだかった壁はまたしても味に対する誤算だったんだ。

多少料理に詳しい人なら気づいたと思うのだけど、あの土っぽい独特な匂いレモンピールによるものなんだ。

スイーツ欧風料理ではポピュラー食材でも日本ではレモンの皮を食べる習慣がゆずやすだちなどの香りの強いものに比べあまりにも少なかった。

年寄り世代に至ってはレモンの皮には農薬ワックスが大量に染み込んでいると信じられているほどだ。

ぼくらは子供の頃、レモンの皮を食べるという経験をあまりにもしてこなかった。

本来であれば日本にすくないおしゃれな風味のドリンクになるはずだった。

しかしながら、ややもすれば腐葉土を思わせるレモンピールの香りさらに強めの苦味が砂を噛んだとき記憶などとリンクしてセンセーショナル表現に乗っかった結果レモンジーナは「カブトムシ味」と評され、山積みのレモンジーナが思うように減っていくことはなかったんだ。

生産ラインパンクしたところまでは事実だったに違いないんだ。

でも、今回に限っては単なる話題作りの品切れ商法ではなく、小売店による人災が含まれていたって可能性が否定できないってことを言いたくて再び現れました。

もちろん今回も裏付け一切なしの妄想です。

ただ強いてあげるとするならば、あれだけレモンジーナ店頭に山積みになっていながらも販売ノルマ悲鳴をあげる小売店の姿を見たことがないという点ででょうか。

2015-04-04

http://anond.hatelabo.jp/20150404230255

そういうのって本人に言ってもムダだし、そもそもそんな事してるヤツに接触するのは危険なので、「夜中に悲鳴が聞こえる」とか言って警察通報したらいいんじゃないの?

警察が一度訪ねでもすれば、多少は大人しくなるでしょ。

2015-03-24

温厚で落ち着いている人が、動物に吠えられて悲鳴を上げたり動揺したりしているところにいつもとは違った魅力を感じて、

自分ちょっとサディストなんかなとか思ったが、

いつも暗い表情の人が美味しいものを食べて微笑んでいるところにも魅力を感じたので、

両者を併せるといわゆるギャップ萌えで説明できると考えられる。

2015-03-15

火鍋の旨さとその代償

火鍋(ひなべ、フゥオグゥオ)という食べ物がある。モンゴル起源という説があるが、今では中国大陸で広く食べられているそうだ。中華風のしゃぶしゃぶと言ってよいだろうか。

東京でも最近はおいしい火鍋が食べられるようになってきたのはうれしいことだ。

とくに、鉄の鍋を二つに区切って、まろやかな白湯パイタン)といかにも辛そうな赤い麻辣(マーラー)という二種類のスープの中に、肉をはじめとした雑多な具材をつぎつぎにひたして食べていくのはたまらない(私はラム肉ときのこが好きだ)。

スープにはナツメ枸杞クコ)の実など、中華料理特有漢方食材がふんだんに入っていて、さながら薬膳料理といった具合だ。

麻辣のスープには唐辛子が無数にそのまま放り込んであり、煮詰めて時間が経つにつれてほとんど凶暴な辛さになってくる。まるでラー油を沸かしながらしゃぶしゃぶをやっているようなものだ。

食べるほうも食べるほうで、だんだんと舌が辛さになれてくるものから、旨い辛さを口全体で感じながら、ともかくも食べ続けてしまうのだ。

辛くて喉が渇くものからビール紹興酒もどんどん進む。

辛い+鍋+肉という組み合わせは、会話を盛り上げるのに格好のセッティングだ。だから調子に乗って、話しながらどんどん食べ続け、飲み続けることになる。

こうした不摂生の罰が当たったと気づくのは翌日のことだ。

から腹が重い。食欲がない。

熱い油にまみれた唐辛子アルコールで、胃の内側がさんざん焼けただれているに違いない。

とりわけ食い意地を抑制しなかった前非を悔いるのは、便意を感じてから後のことだ。

出てくるものは、普段よりも軟らかい便だ。

便が出た瞬間に、「ああっ」と切ない悲鳴を上げてはいけない。

火鍋の翌日のうんこは、肛門を電気的な痛みで苛む。

出てきた便で肛門が裂けたのではない。通り過ぎた便にまだ含まれている刺激物に反応して、粘膜がひりひりと痛みを伝えてくるのだ。

勢い余って大量に摂取した刺激物は、胃や腸管を通り過ぎて、肛門へ内側から接触するときになっても、まだ消化されず、身体の内側からダメージを与え続けていたことに気づく。

そのとき、前日に友人同僚と怪気炎を上げていたあなたは、肛門を犯されたばかりの童貞処女のように、うなだれて便器に腰掛けたまま、痛みをこらえているに違いない。

そのような体験をした後、火鍋を二度と喰うまいと誓って、火鍋屋へ近寄らずに生きていける人は、幸せだ。

そうでない多くの人は、かつて感じた辛さと旨みを思い出し、翌日に襲ってきた肛門の痛みのことはすっかりと忘れて、また火鍋屋へ向かうことになるだろう。

2015-03-08

何でも出来て当たり前って思ってるから

何でも出来て当たり前って思ってるから満足が得られない。

そんな思考自分を追い込んでいたから、心身が悲鳴を上げて何も出来なくなった。

出来なそうなことからは目をそらすようになった。臆病になった。

これから自分にそんな風に無理を強いていったら、間違いなく壊れる。

そのくせ、他人の出来ないことには揚げ足をとるような見方をしている。

自分は本当にずるいやつだ。

2015-02-28

起きれるか自信ない

明日プレゼン

やっと資料終わったが疲れはててリハーサル声が出ないくらい頭がボー

火曜日から徹夜残業睡眠不足

ねれないから睡眠薬服用、診療内科のやつ。

から寝て7時30分におきなければ、、、

無理ゲー、、

だが体がもう悲鳴あげててめまいする

でも興奮して眠気ない

絶望

俺はだめだ

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