はてなキーワード: 実施とは
そこそこ大きい会社で新卒後輩のメンターをやっており、この後輩の文章力について憂慮している。
どんな状態かというと、
•報告書のようなものを書いてもらったら、常体と敬体が混在している。
•一文が長く(書いた本人も)途中で言いたいことがわからなくなっている。
•逆接ではない「◯◯だが、」をやたら使う
自分が新卒だった頃は遥か昔だし、他の新入社員と触れ合う機会もあまりなかったので、この後輩が特殊なのか、新卒ってこんなものなのかわからん。大学でレポートとか書かないのかな?
一応、その都度指摘はしているがもっと根本的な問題のような気がしている。メンターといえど、国語の指導までせなあかんの?という気持ちである。というか指導って何?「お前の文章おかしいから『日本語の作文技術』でも読め」って言えばいいの?
前提スペック
身長168cm
会社の研修で仲良くなった女の子から紹介された女の子と初めて交際。
その後2回目は2人だけでデート。デートプランは彼女がたまたま誕生日だったので昼におしゃれなイタリアン(別に高くない)のコースを予約しお祝い。食事後、もう少し話したいねとなったが繁華街のカフェはどこも混んでいたため結局甘味も食べられる食堂みたいなところに入る。雰囲気は悪くなかったのでその食堂で付き合おうと言ってOKをもらう。
その後の話は特に興味ないと思うので割愛するが、色々あって別れる。(そのあとも仲は良かったのでセフレになりそうだったが理性で抑えた)
そもそも会社の女の子と研修で仲良くなるのがハードル高いかもしれないが、そこは頑張れ。ただ、無理にウェイウェイしないで真面目にやった方が友人紹介してくれるかも。その女の子は他の男どもはチャラチャラしてるから紹介したくなかったと言っていた。(n=1だが)
マッチングアプリでマッチングした女の子と交際。(現在進行中)
マッチングアプリは上記スペックを(年収少しサバ読んでるけど)素直に記載し、自由記載には料理が好き、ディズニー映画(実際はアランメンケンの曲)が好きって書いた気がする。
マッチングした子は10人くらい。付き合うまで3ヶ月くらい続けた。
交際している相手はマッチングアプリを始めて1ヶ月未満、さらにその内半分くらいはログインしていなかったらしい。
彼女としてはなんとなくマッチングしただけらしいが、一応ディズニーが好きなのでディズニーと言う言葉は印象に残ったらしい。
メッセージでもディズニーについて聞かれ、作品としてはトイストーリーが好きなこと、あとアランメンケンについて語った。アランメンケンの話が面白かったと言っていた。
ただ、大事だったのはメッセージでがっつかなかったことだったらしい。まず最初に相手の生活リズムを確認し、彼女が休んでいるタイミングでメッセージを送らないようにした。そういうことをする人が少ないらしく、好印象だったとのこと。
ただ、彼女は返信ペースは遅かったが自分の返信はいつも通り早くしていたのでペースは合わせなかった。
3回目のデートで告白したはず。(ご飯食べるの好きで店をいろいろ知っていたので飯屋は自分が全て予約したが、他にやることは彼女が決めてくれた)
両方書いて気がついたが、25年も生きて今更ウェイウェイできないので、25年以上付き合わなかった"真面目さ"を武器にしてそれが刺さる子を探すのが良いのでは
まぁ増田が真面目なのかは知らないが
人気トップになってるGizmodoの記事が原文と全然違うというので比べてみた。
原文(機械翻訳)
NASAは小惑星サンプルコンテナを開くのに苦労している
科学者たちはキャニスターの外から岩やほこりを集めましたが、サンプルの大部分は内部で立ち往生しています。
約1ヶ月前、小惑星からの手付かずのサンプルは、タイトなカプセルの中に閉じ込められたまま地球に着陸した。サンプルキャニスターは、宇宙旅行中に小惑星の主要な塊を安全に保つように設計されましたが、現在、NASAのジョンソン宇宙センター(JSC)のチームは、宇宙の岩にたどり着くためにそれを開くのに苦労しています。
過去1週間、OSIRIS-RExミッションのキュレーションチームは、小惑星からサンプルをつかむために使用された宇宙船の関節アームの端にある丸いサンプラーヘッドであるTAGSAMヘッドを開くのに苦労していました。TAGSAMヘッド(タッチアンドゴーサンプル取得メカニズム)は、小惑星サンプルの大部分がある場所であり、したがって、汚染を防ぐために窒素の流れの下で特殊なグローブボックスを介してチームのメンバーによって慎重に処理されています。
「何度も除去を試みた後、チームはTAGSAMヘッドの35個のファスナーのうち2つがOSIRIS-RExグローブボックスでの使用が承認された現在のツールで取り外すことができないことを発見しました」とNASAは金曜日にブログ記事に書きました。「チームは、サンプルを安全で手付かずのままに保ちながら、頭の中の材料を抽出するための新しいアプローチの開発と実施に取り組んでいます。」
サンプルキャニスターのアルミニウム蓋が最初に取り外されたとき、ミッションチームはキャニスターのアビオニクスデッキに黒いほこりと破片を見つけました。10月11日、NASAはTAGSAMヘッドの外側から収集されたサンプルを初めて見たものを明らかにし、まだサンプルキャニスターを開けていないと付け加えた。「唯一の問題は大きな問題であり、TAGSAMに入る前に予想していたよりもはるかに多くのサンプルを見つけたことです」と、NASAのJSCのキュレーターであるフランシス・マッカビンはライブイベントで語った。
結局のところ、それほど良くない問題もあります。これまでのところ、キュレーションチームは、TAGSAMヘッドのマイラーフラップを押さえながら、ピンセットまたはスクープでキャニスターの内側から材料の一部を取り除くことができました。今後数週間、チームは残りのサンプルを抽出する新しい方法を考え出そうとします。
「頭から残りの材料を抽出するための提案された解決策のためのツールは、グローブボックスの中に収まることができなければならず、コレクションの科学的完全性を損なうものではなく、いかなる手順もクリーンルームの基準と一致していなければならない」とNASAはブログ記事に書いた。
しかし、NASAによると、これまでに抽出された小惑星サンプルは、小惑星から60グラムの破片を集めるというミッションの目標を超えている。現在までに、宇宙機関は2.48オンス(70.3グラム)の岩とほこりを回収しました。ミッションの背後にあるチームはまた、サンプルの分析で有利なスタートを切り、豊富な炭素と水の分子を発見しました。科学者たちは、生命の構成要素がこれらの古代の宇宙岩に乗って宇宙をヒッチハイクするという理論を支持するため、小惑星サンプルに埋め込まれた有機物の証拠を見つけることを望んでいました。
OSIRIS-RExミッションは2016年9月に打ち上げられ、2018年12月に小惑星ベンヌに到達した。2年近くの観測の後、宇宙船はベンヌに着陸し、2020年10月に表面からサンプルをつかんだ。OSIRIS-RExは9月24日にユタ砂漠で小惑星サンプルを降ろした。
ミッションは最近(うまくいけば一時的な)障害に見舞われたかもしれませんが、小惑星サンプルからの初期の発見は非常に有望であることが証明されているので、うまくいけば、宇宙岩の残りの部分はすぐにそのキャニスターから抜け出すことができます。
https://gizmodo.com/nasa-struggling-open-asteroid-sample-container-1850951047
↓
NASA、宇宙から持ち帰ったサンプル入り箱のフタが開かない
宇宙探査機オサイレス・レックスが、小惑星ベンヌのサンプルを回収。サンプル入りカプセルを地球に投下したのが9月。カプセルは無事回収され、その画像も公開されていました。すべて順調と思われていたミッションですが…。
なんと開かないんですって、カプセルのフタが。
くっ、開かない!
打ち上げも飛行もサンプル採取もカプセル回収もうまくいったのに、開きません。カプセルのフタが開きません。中には、大事なだいじな小惑星のサンプルが入っているというのに!
NASAのブログによれば、カプセル開封のため試行錯誤はしてみたものの、フタの留め具35個のうち2つがどうしても取り外せないそう。
地球外サンプルなので、力自慢がこじ開けたり、包丁の背でガンガン叩いたり、絶対開くと評判のシリコンのシートを使うわけにはいかないようです。ジャムのフタとは違います。
地球外サンプルだけに制限多すぎ
オサイレス・レックスのカプセルミッションにおいて使用が許可されたツールでは、どうにもこうにも開きません。今後、大事なサンプルと周辺への安全を確認しながら、新たな開封方法を探るとのことですが。
が、この新たな開封方法(カプセル内部の素材の取り出し方法)は、開封ミッションが行なわれているグローブボックス内でできる方法じゃないとダメ。採取サンプルの科学的安全性も保証されないとダメ。そもそも研究室のクリーンルームの基準も満たしていないとダメ。
さて、どうしましょう。
https://www.gizmodo.jp/2023/10/nasa-struggling-open-asteroid-sample-container-jpn.html
こうして比べるとざっくり要約+ほぼ個人の感想みたいなオリジナル記事になっていると分かる。
お堅い科学ニュースでも笑えるストーリーに仕立てて太字強調や「!」マークで装飾すれば人気記事を作れる。
勉強になるなあ。
ゲーム大会を計画、主催される方へ。「ゲーム大会における任天堂の著作物の利用に関するガイドライン」を公開。
https://topics.nintendo.co.jp/article/13d6eda4-7e9a-4c01-abb7-2783eea71f36
実は家庭用ゲームの歴史を塗り替えるようなものすごい出来事だということがあまり理解されていないのでまとめてみる。
ゲームの大会を開催するのは一見して主催者の自由とも思われるのだが、実は様々な法律でがんじがらめに縛られている。
そしてこの法律は、ゲームメーカーの権利を守るものでもありながら、ファン主導でコミュニティ活動を行おうとする時に常に大きな障害となり得る問題でもあった。
その打開策を、まさか最も権利関係に厳しいとも考えられる任天堂自らが風穴を開けるような宣言を行うとは思ってもいなかったことが、今回の一番の驚きとも言える。
しかも発表された解決策が、ものすごい高い汎用性で、すぐにでも他のメーカーもほぼ改変無しで便乗できる完成度だというのだから二重で驚きだ。
それぞれ、刑法賭博罪、著作権法、風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律(いわゆる風営法、風適法)。
(ゲームを制作する側が大会を主催する場合には景品表示法が関わってくるけど、今回は無関係。)
風営法がどうして?と思うかもしれないが、それは後に説明したい。
ファンボーイの一人ではありますが、彼とはイデオロギーの原点が異なるので帰結する結論においても同じとはならないでしょうし、それぞれの法律や取り巻く問題に対する解像度についても彼には遠く及びません。
彼の解説を待ちたいと思いつつ、先に筆を起こしてみました。
・ゲームの勝敗について、たった1円であってベッティング行為を行えば賭博罪にあたる。
仮に任天堂のゲームを使って、客同士が賭博を行ったとしても任天堂が罰を受けるということはまずない。
禁止することもできなければ、責任を負う必要もないことでもある。
しかし、それによって逮捕者が出たとすれば、任天堂のイメージは大きく毀損されることとなり、ひいてはゲームそのものの健全性を揺るがす事態になりかねない。
ゲームが競技として注目される中、能力を競い合う機会が増えるのは当然のことで、それに対して、勝負を盛り上げるためとして競う側、見る側において賭け事が発生する可能性は容易に想像できる範囲にある。
任天堂は、自らの著作物を扱う限り、そうした行為は絶対に許さないということを未然に釘を差した形といえる。
賭博罪は、グレーゾーンについて一切語らないとした場合、例え1円であっても勝敗について金銭・それにあたる有価証券でベッティングを行い、結果に応じてそれらのやり取りを行った時点で成立する。
例外として、”一時の娯楽に供するもの”を賭けた場合には、直ちに賭博には当たらないとされている。(ゴチバトルはこれに該当)
厳格運用することで勝利者に賞金が分配される仕組みが作れない訳では無いが、賭博罪はスキームに対して判断されるのではなく、参加者の目的によって判断される場合があるので、大丈夫だからと実質的な賭博が行われてしまえば、先日のポーカーのように逮捕者が出てしまうこともある。
任天堂においては、そうしたベッティング行為はゲームの競技シーンを盛り上げるためには不要という判断のもとに、一切の例外を認めない形をとったものと思われる。これについては増田も大いに同意する内容だ。
著作権法について
・ゲームはどこまでいこうとも企業の著作物である制限を超えない
面倒くさいのでesportsという言葉を使ってしまうが、いわゆる一般的なスポーツとesportsの一番の違いは、ゲームは企業の著作物であるという点にある。
つまり、ゲームを使った営利活動は全て著作権者の許諾が必要であり、現状、コミュニティ活動を行うためには厳格に運用しようとすればするほど、主催者側がほとんどの費用を負担するでしか実施できなかったというのが現実だった。
過去にはゲーム機を無料でプレイできるゲームバーやカフェなどの業態が話題になったりしたが、例えゲームが無料であっても著作物を集客目的に利用しているという観点から全て著作権法に引っかかり、結果壊滅状態となった。
そしてその壊滅の引き金を引いたのは、他でもない任天堂だとされている。
その任天堂から今回のような発表があったのだから、これがどれほど驚きのニュースかは理解していただけるものと思う。
賭博罪に抵触しないように配慮しつつ、なおかつ2,000円以下(観客は1,500円)という金額の制限を設けることで、大半の場合でガイドラインに違反せずにコミュニティ運営が実現できるようになる。
さらに言えば、スポンサーの禁止をすることなどによって、コミュニティ運営以外の第三者の営利活動に利用にされないようにも配慮されている点は、全く持って抜かりがない。
今までコミュニティ運用しようにも、著作物の商用利用の壁にぶつかり泣く泣く諦めていた主催者や、自らの負担において実施していた主催者(自分もその一人)は、ほっと胸をなでおろすだけでなく、今後の展開について胸を躍らせていることだろう。
かといってそれ以上の規模や個人以外による開催を禁止するかと言えばそうではなく、任天堂は今回、同時にそうした大会の申請窓口も用意した。
これについても驚きで、他のゲーム企業において、esportsを盛り上げたいとは口々にしながらも、そうした窓口を設けている企業はほぼない。
そうした裏には、esportsが盛り上がることで自社のゲームが盛り上がり、それらの収益はその企業、もしくは仲の良い身内だけで独占したいという思いが透けているようにも思える。
Jesuという迷走を繰り返す中立的な団体があるにはあるのだが、本来、そうした窓口を作るのは彼らの役目だったのではないかと増田は考えている。
ファンと企業との間に立ち、どちらの権利や利害をも侵害しないようにガイドラインを正しく定めることができるのは、彼ら以外にいないと今でも期待している。
そうした動きに業を煮やしたかどうかはわからないが、ほぼ模範解答と言える形のものを任天堂が出してきたことの意味は大きい。
なぜなら、他のメーカーが中身を少しローカライズするだけでそのまま使えるほどに汎用性の高い内容だからだ。
ある意味では任天堂がやったのだから追随せざるを得ない内容とも取れるので、他企業の今後の動向には大注目である。
ただし、あくまでハードウェアのメーカーも兼ねている任天堂だからこその内容だとも取れるため、他社が同様の発表を行うためには、別途ハードウェアの利用許諾についても解決する必要があるものと思われる。
これについては多くを語れるほどの知見を増田は持ち合わせていないため今後の他メーカーの発表を待つ形になるが、大いに期待している内容でもある。
風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律(いわゆる風営法、風適法)について
・電子ゲーム機を用いて営利目的の集客を行うには風営法の許可が必要だよ
これについては、あくまでコミュニティ運営を行うために弊害になっている部分であって、今回の任天堂の発表とは直接的には関係のない話でもあるが、避けて通れない問題であるということも知ってほしいために敢えて書いている。
勘違いしている人が多いので先に言っておくのだが、アーケードゲーム機を用いた営業に風営法の許可が必要なのではなく、家庭用だろうとなんだろうとゲーム機を用いた営業を行うには風営法の許可が必要というのが、この法律の趣旨だ。
過去に問題になったものを例に上げるのであればダーツマシンなんかがそう。(詳しくは知らないが、現在は改正があって条件を満たせば風営法の許可は必要ないはず。)
どうしてそうなるかというと、風営法というのは、いわゆる性風俗を規制する法律と、賭博にならないように規制する法律に分けられるため。
前者は言わずもがなであはあるが、意外なものとしてはダンスがここに含まれる。
その理由は、みだりに不特定多数の男女の身体が触れ合うから。まじかよ。
後者については、ゲームセンター以外にもパチンコ、スマートボール、麻雀が含まれる。
これらについては、容易に勝敗が決定するものであり、その結果をもとに賭博行為が容易に行えてしまうために、そうならないようにするために規制がされていると考えてもらえば理解できると思う。
なので、アーケードゲーム機に限らず、ゲーム機そのものを用いた営業自体が風営法の規制対象となる。
(ここでパチンコの話は論旨とずれるためにやめていただきたい。一つ言えることは、風営法のもとに規制が守られている限りは合法。)
アーケードゲーム機にはそれ以外にも著作権に対する解決もされていて、許諾に商用利用が含まれているという点も挙げられる。
家庭用ゲーム機はあくまで個人での利用に限り許諾されているので、ゲームバー・カフェでの利用が許されなかったのはこの部分。
お気づきかもしれないが、今回の任天堂の発表については、施設運営に対する解決がされていない。
おそらくの理由は、これらについては施設運営側の責任下にある問題であり、コミュニティ主催者側が気にする必要のない問題であるからだと思われる。
基本的には、例えカフェ業態のつもりであっても、ゲーム機を常設するような業態を取ろうとすれば風営法の許可を取らなければ違反で検挙される可能性が高い。
どのラインまで許されるかなどの話は、増田の法令に対する理解度で行うには危うく、また、今回の趣旨とも異なるためこれ以上は行わない。
施設運営とコミュニティ運営を同時に行うような場合には影響がある問題であるが、それはそもそも任天堂がうかがい知る問題ではないという理由から一切触れずにいるものと予想される。
しかしながら。
しかしながら、金額の制限があるとは言え、大会運営費に充てる目的のみに利用する条件を守れば、参加費の徴収が行えることの意味は大きい。
なぜなら、風営法に抵触しない業態を維持することができれば、例えばゲーム大会に特化した設備を有した施設の運営が、一部について許された形になったとも言えるからだ。
esportsの発展には、ファン主催によるコミュニティの発展が欠かせないのと同時に、主催者に一方的な負担がかからないような活動拠点の存在も不可欠である。
コロナ禍においてその役割がオンラインに取って代わった部分も大いにあるが、やはりファン同士が直接交流できる場所の存在価値は高い。
それがわかっていていても、いつ、メーカーからストップがかかるかわからない状態であれば、出資しようにもできなかったのがesportsを取り巻く現状でもあった。
いや、実際にesportsカフェとかあるよね?と思う人もいるかも知れないが、増田の目から見るとあれら全てがグレーゾーンの上に成り立っていて、正しく運営できているところはほぼ皆無だと思っている。
言い換えれば、今現在運営できているところの大半(全てとは言わない)はコンプライアンスを無視した状態であり、そんな状態では大手の資本流入が期待できないどころか、健全な業界発展が行われるわけないよねというのが増田の視点であり、esports業界が抱える最大のジレンマだと考えていた。
風営法に付随する問題は実はこれだけではなく、接待や深夜営業、特定遊興飲食店営業など関わってくるものが多い。
それについても、「主催者は、コミュニティ大会での賭博や酒類・薬物の使用を看過してはなりません。」という一言でやんわりと釘を差しているところ増田は見逃さなかった。
この一文で、酒類の提供を行う業態、もしくは大会開催中の酒類の提供そのものを禁止している。
つまりゲームカフェならいいけどゲームバーはだめという意味であり、そうなれば、風営法に関わる問題のほとんどは回避できる。
厳しく定めるべきところは定めて、直接的問題に発展しない部分はやんわりと網をかけてあるガイドラインの教科書のようなガイドラインで、何度読んでも、おそらく今後もさらに隠された気づきがあるであろう内容になっている。
一気に書き上げてしまったので抜けや間違いがあったらもうしわけない。
ファンボーイ目線からはカジノ研究家からの解説を待ちつつも、あくまで視点の一つとして、esports振興にそれなりの熱意とコストを投じてきた増田からの視点として受け止めてもらえるとありがたい。
なお、今回のガイドラインはあくまでコミュニティ主催の大会についてのガイドラインで、通常のコミュニティ活動に対して言及されているものではない。
せっかく打ち出されたガイドラインをエクストリーム解釈して権利者に迷惑を掛けてしまえば本末転倒であり、ファン側においても徹底遵守が求められるという点は忘れてはならない。
ファンを大事にするといいながら、結局は誰よりも自社の権利を第一に考えている企業だと思っていた。
この発表を受けて、任天堂はファンを一番に大事にする企業だということが証明された。
今まで誤解していたことを全て謝りたい気持ちと、今回の発表に対する感謝の気持ちでいっぱいだ。
繰り返しになるが、このガイドラインが任天堂から発表された意味は家庭用ゲーム機の商用利用という点においてものすごく大きい。
他企業の追随に対する期待と、さらなるファンコミュニティ活動の自由度につながる議論の加速に期待したい。
【追記】
増田の立ち位置をもう少し明確にするとesportsなんてどうでも良くて、ファンコミュニティが楽しくわいわいゲームができる未来を望んでいる。
プロシーンなんてどうでもよいのだけど、彼らが引っ張る形でコミュニティ活動が活発化してくれるならいいなという立場。
なので、任天堂がesportsを切り離してくれたことはとてもうれしい。
「それに乗じてプロ活動とかしようとするなよ。」という点に釘を差している点についてはめちゃくちゃ好意的に捉えていて、「esports活動だから」って好き勝手やってる連中に対してのほうがめちゃくちゃに腹が立っている。
任天堂崇拝者と取られてしまったなら誤解だけど、今回の件は崇拝者になってもいいと思えるくらいの内容だったので、崇拝者構文になってしまったのは否定しない。
ゲームカフェ運営についてはある種エクストリーム解釈なので、冷静になってみて書かないほうがよかったかなと思っている。
ただ、本当に理解してほしいのだけど、版権元に迷惑をかけないように法令を遵守しようとすればする著作物の商用利用という壁にぶつかり、結果としてその負担は主催者個人にのしかかっていたのが現実だった。
それはコミュニティ活動にとって先細りの未来しかないということ。
それが、ガイドラインが定められたことによって、道が開けたことが一番うれしかった。
<一部自分の起業についてはやっぱり誤解を招きそうなので削除。>
他のゲームでこんなガイドライン見たことないというのは、自分の知見の狭さを露呈しただけの話でした。
ちなみに自分がファンコミュニティで扱っているゲームは任天堂のものではないので、現時点で自分にできることは他のメーカーが追随するか、第三者的な団体が取りまとめてくれるのを待つだけ。
俺もesportsにいっちょ噛みさせろというつもりは一切ない。
しっかしアレやね、フェミさん方もヌルいやね、ニッポンの一大観光地たる京都市街を走る叡山電車が何年もまえから美少女4コマ漫画雑誌の「きらら系」とタイアップして、しょっちゅう全駅へのポスターやら車内啓発広告やらラッピング車両やら実施しとるの、まっっったく糾弾せえへんのやね~
門外漢なので、どういう状況なのか、いまいちイメージがわかない。
4. 調達部門が更新後の数値を認識したが、既にもう間に合わなくなっていた。
こんな状況だろうか。
ボトムアップ式の伝統的製造業だと1の時点で調達もコミットしていそうだけど、そうではなかったのだろうか。
トップダウン式だったり軽微な変更だと、3で初めて調達部門が認識するルールの可能性もあり得るだろうか。
その場合、ルールは「調達部門が期日にプル式でチェックする」だったけど、それを調達部門が見落としたのか、生産管理部門の更新が遅れて行き違ったのか、で揉めているのだろうか。
システムとしては、単に変更の通知が担当者に行くようにするだけで終わる仕事のような気もするし、そもそもプル式のチェックはどう考えても放置するべきではなさそうに感じる。
https://anond.hatelabo.jp/20231022090809
表3で立証しろと言われてるのは暇空側であるのに、それをColabo側が言われている、だから表3は間違いなんだ。間違ったものを出してるんだというデマで叩いている デマを鵜呑みにして信じている https://anond.hatelabo.jp/20231021204144 こいつら悪質過ぎる caynan 不正は無いとしても、持ち出ししてるなら税金の使い途の管理や報告が適当でokってのはメチャクチャ不誠実だと思うんだけど、無問題としてる人達は倫理崩壊してる自覚あるんだろうか? Hige2323 まだ司法の結果が出ていないのはそうだがcolabo側が「実際」とかいう出所のよく分からない表を新たに出してきたのは事実としてあるので、この「実際」についての信頼性について擁護側の見解判断を聞いてみたいとは思う murlock 活動の実施状況報告書にエアコン購入費15万円として計上されてたのが「実際」は
都のような行政機関の執行部隊は政治的に中立であることが求められ、有権者が選んだ首長の方針通りに行政を粛々と執行するのが都の職員の役割である。
都の委託事業を受託する事業者にも当然このことは言えるので、沖縄の米軍基地の反対運動のような政治活動を行うことはたとえ約款で禁止されていなくても信用失墜行為にあたる。民間企業が発注元なら取引停止は免れない。
会社で営業担当が担当する顧客に会社の業務と関係ない政治活動や宗教の勧誘をしたら大抵の会社では就業規則(信用失墜行為の禁止)に違反するため処分を受ける。Colaboのケースでは就業規則に相当するものがないので都はColaboにペナルティを課すことができなかったが令和5年度の要綱改定で受託者が提出する誓約書に新たに項目が付け足された。当然の対応である。
https://www.fukushi.metro.tokyo.lg.jp/kodomo/jakunenjosei/shinseihoho.files/seiyakusho.docx
なぜ問題なのかは社会人なら即答できると思っていたが、どうもはてな村ではそうではないらしい。会社で働いたことあるんだろうか?
MMDLabo株式会社(東京都港区、代表取締役:吉本浩司)が運営するMMD研究所は、15歳~69歳の男女5,000人を対象に2023年9月29日~10月3日の期間で「X(旧Twitter)に関する調査」を実施いたしました。調査結果は以下のとおりです。
■ X(旧Twitter)を利用している人は45.3%
最も利用割合が高いのは10代で63.2%、次いで20代が59.3%
■ X(旧Twitter)利用者の現在のX(旧Twitter)の呼び方
Xと呼んでいる人は9.1%、Twitterと呼んでいる人は67.7%、どちらも使う人は23.3%
■ X(旧Twitter)利用者でX(旧Twitter)の有料化に賛成は13.3%、反対は86.7%
■ X(旧Twitter)利用者で今後もアクティブにX(旧Twitter)を利用したい人は16.1%
神戸市立小学校強制進級事件(こうべしりつしょうがっこう きょうせいしんきゅうじけん)は、1993年の日本で起きた教育裁判である。兵庫県神戸市須磨区の小学校で、在学者が自主的な原級留置(留年)を希望し、また保護者(父親)もこれに同意する形で進級しないよう希望したものの、学校側が強制的に進級を実施したため、裁判となった。結果は学校側(被告側)の勝訴であった。
こういう事件もあったんやなって
2021年8月、アフガニスタンでイスラム主義組織タリバンが復権して以降、迫害を恐れて日本に逃れてきたアフガン人たちが、困窮の中にある。その多くが、長年の紛争で荒廃した祖国の復興を、日本政府と一緒に支えてきた大使館や国際協力機構(JICA)の職員とその家族だ。
「日本のために、時には命を危険にさらしながら働いてきた。それなのになぜ……」
首都カブールにある日本大使館の元女性職員、ケレシマ・セデキさん(38)は東京都内の小さなアパートで嘆いた。
5万8000円の家賃に水道光熱費や通信費に健康保険。大使館職員として支払われた前年の収入に対する税金も求められた。貯金を取り崩しているが「来月の家賃と今日の食事すら心配な生活」と話す。
女性の教育や就労に対して厳しい差別が残るアフガンで、セデキさんは「アフガン社会には女性の活躍が必要」と自身を高めてきた。高校教師だった母の後押しもあり、カブール大学を卒業した。
日本大使館で職を得たのは15年。邦人保護やビザ発給などを担当する領事部などで働いた。「尊敬できる同僚と、偉大な国である日本に尽くせることにプライドを持っていた」
治安が悪化し、大使館は業務を停止した。タリバンは、日本を含む各国大使館の職員らを「外国のスパイ」などとして敵視した。抑圧を恐れ、60代の母や兄弟とともに親戚の家を転々とし、自宅にいる時はタンスの中に身を潜めた。
2カ月後、大使館職員や配偶者、その子どもに対して、日本への退避が認められた。独身のセデキさんは母と兄弟を残して行くことはできないと悩んだが、母の強い希望で国外脱出を決めた。10月、日本に到着した。「自由への喜びはあった。同時に家族を置いてきた悲しみで胸が張り裂けそうだった」と振り返る。
都内の研修施設に入れられ、自室待機を命じられた。外務省との雇用契約が続いており、昼間は勤務時間として外出を認められなかった。セデキさんは「まるで監獄にいるようだ」と感じていたが、「それでも私は大使館職員だ」と静かに過ごした。
帰れるなら帰りたい。しかし、日本から帰国したとタリバンに知られれば家族共々拷問されるか、最悪殺される恐れもある。病気を患い、ふせっていると聞いた母のことが気がかりで、駆けつけることもできぬ自身を責めた。
翌22年8月末で外務省から雇用契約を打ち切られた。同時に研修施設から退去を言い渡された。外務省からは転居先のリストが渡されたが、車がないと生活が難しい地域ばかりだった。公営住宅の場合、仕事がないため14カ月の家賃の前払いが求められた。
自身でアパートを探したが、外国人だからと何度も断られた。雇用契約打ち切りまで、現地では高収入といえる金額の給与が外務省から払われたが、アフガンの平均収入は日本の約80分の1。少ない中から半額を母に送金した。
NPO「イーグル・アフガン復興協会」(東京都新宿区)代表理事で、カブール出身の江藤セデカさん(65)が援助してくれたため、都内のアパートに入居できた。外務省には何度も入居の支援を求めたが相手にされなかったという。
セデキさんら元大使館職員ら98人は22年7月下旬に外務省から難民申請するように言われ、1カ月以内という異例の早さで認定された。日本での継続的な滞在は可能になったが、仕事は見つかっていない。
これまで量販店などで採用試験を受けたが、日本語の能力が不十分なことを理由に採用されなかった。難民認定後、6カ月のオンライン日本語教育が実施されたが、短期間で習得するのは難しかった。
現在もハローワークのオンライン講座で日本語学習を続けているが、今後の生活は見通せない。雇用関係のなくなった外務省は、相談に乗ってくれないという。
セデキさんは「私には誇りがある。仕事をする能力もある。日本人の払った税金の世話にはなりたくない」と話し、就労支援を求める。また「日本政府はこれだけ多くの難民を受け入れた経験がないことは知っている。退避させてくれたことにはとても感謝しているが、状況を知ってほしい」と訴えた。
外務省中東2課は毎日新聞の取材に対し、アフガン難民について「支援計画があるわけではないが、可能な範囲で相談に乗るなど支援を行っている」と回答した。
01年9月の米同時多発テロ後、首謀した国際テロ組織アルカイダの拠点になっているとして、米国などによるアフガンへの攻撃が始まった。タリバンは政権を追われ、国際社会は復興支援に乗り出した。
日本も同年以降、農業支援やインフラ整備、治安向上など、さまざまな分野で支援をしてきた。大使館やJICAのアフガン人職員は、こういった活動を支える存在だった。外務省によると、タリバン復権後にこれらの職員や家族約800人が日本政府の支援を受けて逃れてきた。
アフガン難民の問題に詳しい千葉大の小川玲子教授(移民研究)は「難民認定するだけでなく適切な定着支援が必要だ」と指摘する。
小川教授は23年8月、日本で暮らす元大使館職員18家族約100人超の世帯主にアンケートを実施した。世帯主は半数以上が大卒で、医師や大学教員、大使館で政治経済の情報収集担当などの職歴があったが、調査時点で正規雇用は2人しかおらず、11人が製造業などの非正規雇用、4人が失業中で専業主婦が1人だった。ほぼ全世帯で支出が収入を上回っていた。
小川教授によると、他国に退避した同僚や親戚がどのように受け入れられているか、ネット交流サービス(SNS)で情報を得ている人が多い。「日本では将来の展望が見えないとして、ドイツやイギリスなどに移住する人も出てきている」と話す。
また、小川教授は「日本政府が提供した半年間の日本語教育では、十分な収入のある安定した雇用にはつながらない」と指摘する。
ウクライナ避難民に対しては、身元保証人なしでの受け入れや、公立高校での生徒受け入れ、自治体による公営住宅の無償化や生活支援金の支給などがされたが、いずれもアフガン人に対しては実施されていない。
小川教授は「ウクライナ避難民に対する支援は今後の難民支援のスタンダードになるべきもの。分け隔てなく実施されるべきだ」と強調した。
2011年5月 第20回日EU定期首脳協議で、日本がSPA及EPA交渉プロセス開始に合意
2017年7月21日 ボリス・ジョンソン英国外務・英連邦大臣が安倍首相と会談。SPA及EPA交渉と日本から今後も投資が続くことを歓迎するとの発言
2018年7月17日 第25回日EU定期首脳協議で日本が日EU・SPAに署名
2022年7日7日 ジョンソン首相パーティスキャンダルで辞任を発表
2023年6月15日 貿易赤字22カ月連続 5月は1兆3725億円
2023年7月 他方、イスラエルは貿易するほど赤字になっている(変わりに直接投資を受けているだろう)
汚部屋脱出には、時間と精神的な余裕と、運用管理保管技術、それに金銭的物質的フローが必要なのでハードルが高い。
・目に入った物体が必要なものか、不要なものか、再利用価値がないか判断して処分を決断する精神力
・判断の結果、手入れして保管するのか、捨てるのか、リサイクルに出すのかを実施する知識と実行力
・ゴミ捨て場やリサイクルショップへのアクセスや、捨てに行く服がない、容器がない、分別やゴミ出し曜日時間、人目が嫌というハードルを越える実行力
・「自分の部屋」「自分の暮らし」を自分の好きなようにステキにしてよいのだという確信
精神力実行力をつかわないで済むように仕組み化自動化したいとみんな考えるのだが、
だいたいみんなそんなのできない。だからゴミ捨て場には電池とかガラスとか家電とかプラスチックケースとか入り交じって一杯捨てられている
私は東京都内の保育所に勤めています。そして、何度か都内の保育所で転職を経験しました。
私がこれからする話は、過去の職場および現在の職場を含む東京都内の保育所の内容ですので、それ以外の地域の保育所には一部当てはまらない事柄があるかもしれません。その点はご了承ください。
さて、皆さんは「保育所・保育施設」とひとくちに言っても、いろいろな種類があることを知っていますか?
認可保育所、認定こども園、地域型保育事業、企業型保育所、認証保育所、…もっともーっとあります。さらにいえば、地域型保育事業も4つに分かれ、そのうちの小規模保育所もA型、B型、C型と分かれていたりするのです。そして、その異なる種類それぞれに定められている規定も異なります。(「保育所 種類 一覧」などと検索するとすぐに出てきます)
「保護者が支払う保育料」と答える人も多いかもしれません。もちろん、それだけで成り立つ保育所もあるにはありますが、大半はそうではありません。では何か?正解は、行政・自治体からの補助金です。
※保育所の種類が様々と述べたように、補助金の種類も保育所の種類に応じて様々なため以下の内容がすべての保育施設に該当するものではありません※
東京都の多くの地域では保育所で働く職員に対して「宿舎借上げ支援事業(※)」という制度が存在します。人材の確保・定着・離職防止を目的として何年も前から実施されており、これはいわゆる借上げ社宅制度のことで、簡単にいえば、物件を保育事業者の名義で契約してそこに住んだら賃料を補助しますよという制度です。月の補助額は約8万円ちょっと(エリアによってはそれ以上)、その補助というのももちろん、行政・自治体からの補助金です。月々8万くらい補助してもらえるのはかなり大きいですよね。「保育士は給料が低い!」というイメージがまだ根強いのかなと思いますが、掘り下げてみれば、実はそうではない一面もあります。業務量に対してや人の命を預かる責任に対しての給料の低さというのはあるかもしれませんが、「低い」とひとことでは片づけられない側面があるのは事実です。
ただ、持ち家や実家暮らしの人に対してはその制度はもちろん適用されず、住宅手当が借上げ社宅と同レベルで8万円程支給される会社は少ないはずなので、「それなら違った形で一律の補助を出してくれればいいのに…」と不平等さを感じる職員も中にはいるようです。
コロナ禍に入ってからは、別業界の友達に「保育所が閉まっていた時のお給料は出たの?」「保育所、大丈夫?」と心配されたこともありましたが、なにせ補助金はしっかり支給されていましたので何ら心配ありませんでした。社宅の補助にも変化はありませんでした。なんならコロナ禍においては補助金も手厚く、コロナ対策にかかった費用(例えば衛生消耗品)の補助もじゃんじゃか出るようになったみたいです(補助金の上限はあります)。未来永劫続く補助金事業とはいえませんが、これはとてもありがたいことです。
それから「処遇改善等加算」。これもまたⅠ・Ⅱ・Ⅲと種類が分かれていて、なんだかややこしい。とりあえず簡単に言うと、Ⅱは決められた職員に対して、一定の金額を毎月のお給料の中で支払う必要があるとか、Ⅲは職員の月額のお給料のうちの○%程度の賃金改善を行うための費用としてあてなければいけないとか、いろいろと細かい決まりがあるらしい。けれど、どうやら私の前いた保育所ではそれらが補助金として支給されているにも関わらず、それがきちんと行われていないらしい。本当は決まりに従って支払われなければいけないのに、支払われていないらしい。保育現場で働いている皆さん、「私の給料で処遇改善のⅠ、Ⅱ、Ⅲに該当する部分はどれですか?」と聞いてみてください。(あなたが支給対象でない場合もあるので、そこは注意です!)私は前職の園長や経営者に何度もそのことについて質問しましたが、結局、納得のいく回答は最後まで得られませんでした。
補助金について、ここで触れた以外にも、もっともっとあります。
次は採用・転職活動の話をします。保育現場の皆さん、転職したいな~と思ったらどうします?「保育士 転職」とひとまず検索してみるかもしれないですね。そこには転職サイトがずらり。いろんな会社がいろんなサイトを運営しています。
正直、われわれのような転職する側にとってはどこのサイトを利用しようが関係ないのですが…でも、採用に関わる職員に聞いた話によれば、保育士系のエージェント経由で採用をする場合は理論年収の20~35%を支払わなければならないそう(これは、保育業界以外もそうですが!!)。とあるサイトを使って転職活動に成功したそこのあなた、あなたの採用に100万円以上かかっているかもしれないですよ?!まあ、そんなことは職を見つける側からしたらどうだっていいのです。使えるものは使ったほうがいい。
でも、使うエージェントはしっかり見極めて。エージェントの担当者はあなたの採用が決まったらマージンが入るから、そのためだけにあなたのやりたい保育ではない保育を行う保育所を紹介してくるかもしれない。募集内容もネット上(その会社のホームページや別の求人サイト)に載っている情報を転載しているだけのところもあるらしい(そういったサイトでの求人内容をみて営業電話をかけくる場合もある)ので、もしかしたら、保育所のホームページや某医療介護求人サイトから応募したほうが内心喜ばれるかもしれないですよ。お給料はどこから応募したとしても基本的には変わらないので。
保育士さん、栄養士さん、そのほか、保育所で働くすべての職員さんへ。
これは完全なる私の主観ですが、あなたが働いている保育所で少しでも違和感をおぼえたら転職を考えてみてください。「保育の質」という言葉に逃げ、保育の質をもっと高めないととか、保育の質がとか、表面的なことばかり言うトップは基本的にクソです。1年に何人もの人が辞め、長く勤めていた人が辞め、定着率が悪く、いつまでたっても人材が育たない保育所はクソです。何十年も保育所運営をしていて、長く勤めている職員が一握りの入れ替わりの激しい保育所はガチでやばいです。
保育所がクソなのはそうなのですが、その保育所を経営しているトップが一番の諸悪の根源です。中にはわざわざ保育現場にあししげく通い「現場に寄り添っている」と錯覚しているトップの方もいるようですが、まあ、もれなく陰では邪魔者扱いです。あなたが的外れなアドバイスをしているのは日々の保育の「一瞬」でしかないので。保育に余計な口出しはせず、職員たちのお給料を少しでも上げることに専念してください。あなたは職員たちが残業なんてしていないと思い込んでいるかもしれませんが、タイムカードをきった後、残って作業している人はいます。10分20分なんて残業のうちに入らない?残業代は1分単位で付けましょう。
それから、各行政・各自治体の保育にかかわる課の方たち、いつもありがとうございます。
あなたたちなくして、多くの保育所は運営ができません。ややこしい補助金の規定や、毎年変わるいろいろな事柄に対応し、わかりやすくかみ砕いて、われわれ保育所に資料を送ったり連絡をしてくれたり些細な疑問にも優しく答えてくれてありがとうございます。保育所への定期的な巡回もありがとうございます。あなたはおそらく望んでその課に配属されたわけではないでしょうが、本当にありがとうございます。
そんな行政・自治体の方々にひとつお願いがあります。保育所の監査を「もっともっと厳しく」してください。
いろんな側面で、監査の目をすりぬける方法はいくらでもあります。監査日は基本的に何週間も前に事前予告されているから、その日だけ職員体制を整えたり、事前に告知された書類を即席で作ったりすることなんて容易なんです。保育現場の職員がもっと居心地よく働けるよう、じゅうぶんな待遇で働けるよう、補助金がしっかりと確かな目的で使用されているのか、目を光らせてください。しっかりと見て、おかしな点はきちんと指摘してください。よろしくお願いします。
「『保育士は低賃金!』という世間のイメージが強い中、実はそうとも言い切れないんだよ」ということを保育業界以外の人へ伝えたくて、そして「まだまだ賃金の改善はできるよ、本当に良い保育所はあなたが働くそこじゃないかも」ということを保育業界で働く人へ伝えたくてこれを書きました。うちの保育所はセーフだとか、なんか思い当たる節があるなとか、感想はいろいろだと思います。とりあえず、職員の入れ替わりが激しい保育所はもれなくやばいので早めに転職活動の準備を。
待機児童問題がさかんに議論されていた頃に比べ、今はそのピークも過ぎ、子どもの数も少なくなる中で、これからは保育所がどうやって生き残るかが課題だと思います。保護者に対して、保育現場で働く職員に対して、どれだけ魅力をアピールできるかがカギだと思います。こんなことを書く私こそ理想を語るだけの者と言われてしまうかもしれないですが、最終的にはそんな職場だけが残っていくだろうし、そうなればいいなと願うばかりです。
最後に少しだけ 職業:保育士 の話を。前提として、保育士資格は国家資格です。
保育士という職業は業務の大変さを語られる一方で、いつまでたってもどこか職業として軽んじられているような気がしています。「子どもと遊ぶだけでしょ?」「それで給料もらえるなんていいじゃん」「でも自分はやりたくないけどね」令和になった今でもそんなイメージを持つ人は一定数いるでしょう。
極論、資格があってもなくても最低限のことができてしまうと想像させてしまうことが地位を確立できないことの理由の一つであるのではないでしょうか。また、保育士になるための専門学校、短期大学、大学はたくさんありますが、一定の単位を取得し卒業すれば(試験を受けることなく)国家資格が取得できることも一因といえるでしょう。
「そんなことをしたら保育士になりたい人が減ってしまう!」という声が出てくるのは承知で、国のお偉いさん、保育士の資格取得について今一度見直していただくことはできないでしょうか?
前提として差別的状況(マジョリティとマイノリティ、あるいは、強者と弱者)が明確に存在するときに、後者に肩入れするのは社会的公正さを実現する行為となる。
たとえば、体重100㎏超のガチヘビー級がひしめき合うバトルロワイヤルに体重50㎏くらいのガリが放り込まれたとしたら、それはそもそも「フェア」じゃない。だから「ガリにはせめて棒くらいもたせようぜ」って話になってもおかしくないし、一般的にそこは全体の同意が得られるところ(「ガリをぶっとばしても自慢にならねえわ」的な)。
その現実世界での代表的な事例が「アファーマティブアクション」で、マイノリティ・弱者が、人種や性別によって大学入試や選挙で優遇されるのがそれにあたる。世田谷区の離婚講座、内容はともかくとして、女性を想定した講座を実施しようとしたこと自体は、特に責めるにあたらないと考える。
もちろん、「アファーマティブアクション」もまた、常に状況と見合わせつつ、その適正さは検証されるべき(件の講座については、内容の適正さが問われるべきだと思うが)。ただ、「差別的状況」があるのにそれを直視せず「平等に扱え」という主張は、社会全体としては現在の差別的状況を保持することになるので、つまり、最初のガチムチとガリの話のように「平等に扱えと言うことが、かえって差別を守ることになる」ってこともあるんやで、ということ。