はてなキーワード: 研究室とは
たまたま人がおらず、研究室のPC数台のセッティングを後輩の女の子と2人でやっていた。
その子は1つ下で、若干天然ぽいところがあったが、成績はそこそこ良かった。今となっては顔も思い出せないのだが、日本海側の出身で、やたらと色白で美肌だとみんなに褒められていたのは覚えている。
手分けしてあれこれケーブルをつないでいると、ふと彼女が言った。
「そういや先輩、こういうの(ケーブルの端子)って、なんでオスとかメスとか言うんですか?」
それは本当に素朴な疑問といったトーンで、ごくナチュラルな問いかけだった(ちなみに、当時はスマホもSNSもWeb検索も今ほど一般的ではない)。
心の中でコーヒー吹きそうになったが、冗談を言うような子ではなく、ガチの質問ぽかったので、ますます返事の難易度が上がる。
どう答えたものか、0.3秒くらい頭をフル回転させたあげく、
「うーん…なんでだろ。知らないや」
と、嘘をついた。ごくナチュラルに。
「はぁ、謎ですねぇ…」
彼女はその後、ごく普通に進級、卒業、就職していった。謎は無事解けたのだろうか、そして自分の答えはあれでよかったのか、今でもケーブル売り場を歩くと時々思い出す。
言いたいこといっぱいあるけど、恋活でオイラが経験したアンチパターンを3つ紹介するね!
オープンソースでも汚いコードって読む気ないし、汚いAPIインターフェイスって避けるでしょ?
って、偉そうだよね、実はオイラも学生の頃研究室に寝泊まりして1週間くらい風呂に入ってなくても平気だったんだけども今ではよくやってたなと思うの...
ただでさえ苦手な女子とセッション張れるとテンションあがるよね!
うわぁ、ここまで書いてておもったけどこの時の俺キモいよね・・・誰か当時の俺を kill(2) してくれ。オイラが許すゾ!
でもね、この心境だとね、フラれたり女性に彼氏ができたりするととね「心身全てに障害が発生」するよ?
心がセグメンテーションフォールトする間隔はあまり気持ちの良い物ではないね!
それにね、人は記憶を消すのは苦手で気になったことを忘れるのはできないんだな。
記憶が消せないなら、「上書きする」しかない! つまり、同時に、平行的に、沢山の人とやり取りするしかないっ!
20歳の頃の俺にこんなこと言ったら「f○ck、やりチン」なんて言われると思うが、残念だがこれがベストプラクティスみたい。
他のことで記憶を上書きすると、これが結局、気持ちの負荷分散になったんだよね。
記憶の上書きといえばなら趣味でもいいのでは?だって?そうだね。
僕も趣味(私はプログラミング、アニソンライブとか)で上書きしようと思ったけども、マップされるアドレスが違うようであまり上書きできなかった。なので恋活は恋活で上書きしたほうがいいんだって!
・・・といってもコミュ力が高くないので、そんなにいっぱい恋人候補なんてつくれないよね。
なのでオイラも友達以下でもよい。こっちが連絡送ったら一応返事くれるくらいの関係でよい。最悪彼氏がいてもよい。くらいまでに基準を落とした。
そういえば彼氏がいる女性のほうが本命じゃないと言う気持ちがあってお互い気を使わないところがあって楽だったわ!
とにかく、この人だけだと思う思考が自分に大変負担になる危険な思想だとわかったんだよね。
まあ余談だけども、コンピュータですら低いレイヤから言えば「メモリ上のデータを消す」ということはできないんだよね。(0で埋めてるか未使用領域を上書きしているだけ)
ここまで読めばわかると思うけども、恋活はマルチスレッドで行うべき! 1人1プロセスは効率わるい! 心にも悪い! 一人に特化しないほうがいい!
(いや、お前が同時に動けないからマルチスレッドじゃなくてコルーチンとかFiberだろ!とか言う指摘があるかもしれないがご愛嬌ね!)
恋愛上級者(笑)に君みたいな人は傷つくのが怖くて動けないとよく言われるよね。つまりプライドが高いと。
言い方がムカつくけど実際、乱暴な言い方で言えばそういうことだよね。僕認めたよ。
そりゃ、中学校のころ両頬に湿疹ができたとき女子に **ピエロみたい** なんて言われれば慎重にもなるさ。(今ならもっとうまく返せるけどね)
やりちんのヤンキーどもは「俺なんていっぱい心へし折られてつよくなってきたんだぞwwww」なんていうがある意味的を当てているよね。
本質的なことを言えば「この人イジりにくい」と思われたらダメで、あえてプライド破壊メソッドをさらけ出して可愛げがあるように見せるほうが得なんだよね。
まあ、これやりすぎると、周りのカップルのただのいじられキャラという辛いポジションにもなるので絶妙なバランスが必要なんだけどね。
このパラメータは場数ふむしかないかな。最初の頃はただの都合の良いいじられキャラ殺意わいたこともあるよ。
あ、女子のプライド破壊メソッドは絶対にコールしてはいけないよ! いきなり Connection refused されたりするよ!
以上、殴り書きで紹介したよ!
でもね、人生とはわからないもので実は先日1児のパパになることがわかったんだ!
そう、白状すると今は魔法使いの証明書は失効しているんだ! まあそもそもCRLに名前が載る時点で魔法使い経験者を意味するので名誉なことではあるんだけどね!
1. 対象
・優秀なあなた
・後輩に不満を持っているあなた
2. 基本的な考え方
・研究室は実力主義だ。自分より業績が少ない人間の人格を否定しまくろう。業績が多い人間や立場が上の人間には徹底的に媚びよう。あなたは研究に対する不満を後輩の人格を蹂躙することで晴らす権利がある。だってあなたは優秀だからね。
・「今のあなた」を基準にしよう。あなたがD2で彼はB4だとか、そんなことは考えてはいけない。研究業界に年齢なんて関係ないからね。
・あなたが行ってきた仕事は全てあなたの能力によるものである。あなたにたくさん同期がいて、後輩が一人だけでも関係ない。後輩はあなたと同じだけの仕事をこなす必要があるのだ。だってやらなきゃいけないことだからね。
・善意の皮を被って後輩をいじめよう。全ての攻撃手段は「アドバイス」「愛の鞭」の体をとろう。
・後輩にたくさん情報を教えてあげよう。研究に関する思いついたことを片っ端から話そう。優秀な教授とは異なる意見を伝え、暗にそれを取り入れるように指示しよう。自分と同じ程度能力の人間と日常的に引き合せよう。後輩はそれら全てを忠実に実行しようとして全て中途半端になり鬱になってくれるぞ。
・後輩には積極的に二面性を見せよう。その場にいない人間の悪口を言いまくろう。後輩はあなたに不信感を抱き、あなたの「善意のアドバイス」そのものを疑い始めるぞ。
・後輩は「何か目に見えない答えを模索させる」ように仕事を振ろう。可能な限り曖昧な指示を出そう。何か聞かれたら「俺は一人でやった」と叱責しよう。後輩が仕事をしたらその都度「俺の時はこうじゃなかった」文句を言おう。そのうち研究そのものもこけてくれるぞ。
・引き継ぎは適当にやろう。「何かあったら質問してくれ」でOKだ。教授には「丁寧に教えた」と報告しておこう。いざ質問されたら面倒臭そうな感じを出そう。
・「How to」だけ教えよう。「Why」を教えてはいけない。「Why」を教えると後輩が実力をつけてしまうぞ。
・研究や雑務に関する失敗は必ずみんなの前で叱責しよう。反論もされにくいし何かあっても向こうが悪いですむぞ。
・指摘は本人に指摘してはいけない。本人に指摘すると実力をつけてしまう。後日に本人より優秀な人が集まる場で笑いながら言おう。後輩はムキになってあなたの「アドバイス」を無視し、より一層潰しやすくなる。
・後輩の仕事が完成する一歩手前あたりでちょっかいを出そう。「アドバイス」をして軌道を修正し、後輩に「自分が一人で考えると必ず間違う」というメッセージを伝えよう。後日、「あいつら一人で何も出来ない」と嫌味を言おう。
・陰口を積極的に言おう。後輩に「あなたは先輩として信頼できない人間である」というメッセージを伝えよう。
・平素の仕事はしっかりこなそう。優秀な同期や上司・先輩は尊重しよう。上記の行いをしても彼らはあなたの肩を持ってくれるぞ。
入学してすぐ出会って3年間も付き合った同学部の彼女と先週別れた。
曰く、彼女が春休みに2週間実家に帰って地元の友達と遊んだら、その人たちがあまりにも自由に・正直に生きてることに感銘を受けたからだそうだ。
彼女とは付き合いはじめた頃から同居(というか俺が彼女の家に居候)していた。
同居してると恋人が常に横にいるから相手が何をしてるかすぐわかる。
俺はそれに慣れすぎてしまい、また、「好き」が過ぎて、彼女を段々と束縛していくようになってしまっていったんだ。
例えば、彼女の帰りが遅ければすぐLINEで安否状況を聞く、とか。
「安否状況」なんて言ってるけど、心の奥では浮気してほしくなかっただけだよ。
あと逆に、サークルの仕事が忙しかったら、彼女が部屋にいて話しかけてくれても雑に返す、とか。
そうなるとさ、彼女ってあまり話したがらなくなったり、嘘ついたりするようになるんだよね。
この「自分では歩み寄らないけど相手を束縛する」って今考えればクソ人間のすることで、彼女もそれに気付いて何度か指摘してくれていた。
でも俺は彼女の悲鳴の深刻さに気付かなくて、自分をちょっとだけ変えては、また元に戻ったりしてた。
根が面倒くさがりなのもあるね。
それで、サークルの上位職が代替わりして、俺は3月は暇になった。
その時に、昔から仲良かったオタク友達に彼女できたって話を耳にした。
陰キャのあいつにか??って思って本人に連絡してみたんだよ。
俺が驚いたのは、LINEの頻度の低さと、デートの頻度の高さ。
今まで俺は自分の彼女になんてとんでもないことをしてしまっていたんだ、って、本能を頼りに山の上に登った青年がツァラトゥストラの稲妻に打たれたような衝撃を受けたよ。
俺は彼女がいない日はほぼ毎日LINE送ってたし、デートなんか去年の秋にディズニーに行って以降どこにも行ってない。
普通のカップルはこんな感じなのか、ほんわかしてていいな、って思ったよ。
しかも俺には同居ってアドバンテージがあって、日々一緒にいる時間(朝やごはんや睡眠時間)があるのに、俺はなぜここまで彼女を束縛するのかと。
俺は猛反省して、彼女が帰省から帰ってきたらもう執拗なLINEは送らないことを決意し、また、デートプランを練った。
そして、今まで行った旅行の写真や、一眼レフで上手く撮れた彼女の写真を印刷して写真立てに飾った。彼女を大切にするしるしとしてね。
学校がなく彼女もいない期間の2週間って長くて、日々虚無をして過ごしてたんだ。
そういうところからも、普段いてくれる彼女の大切さがわかったんだよ。
2週間後、彼女が帰ってきた。
そこで、彼女から「あのね、別れてほしいの。これからは友だちになろう」……。
その時は頭が空っぽになったよ。今もだけど。
俺はもちろん反対して、本当に反省してるんだと伝えたが、彼女は「しばらく一人にしてほしい」と。
どうしても論破できなかったので、その日は諦めた。
次の日に彼女の部屋にもう一度お願いをしにいった。
……。土下座して伝えたが、断られた。
「これからは私のために稼いで、私のために生きるの」
「慈悲でまた付き合ったところで、私はもう俺くんのこと好きじゃないし」
表情と声の調子が重かった。
長くなったが、こういうことで別れたんだ。
おまえらは彼女がいくら好きでも独占しようとせず、適切な距離を取り、それがちゃんと彼女の要求にマッチしてるか、3日に1回くらいは確認するんだぞ。
友だちか。
短い期間ではあったが彼女と俺は友だちだった。
そこからどうやって恋人の関係に持っていけたかというと、奇跡みたいな話なんだが
1. 学部の新歓1で会ってお互いにややツイ廃なことで気が合う
4. 俺が元カノとの関係を相談したら「合わないと思うなら関わらなければいいじゃん!自由に生きるべきだよ!八方美人はもたないよ!」って言ってくれてインスピレーションを受ける
昔は「出会ったのって奇跡みたいだよね」って言ったら泣いて喜んでくれたのに、今回の彼女にこれを伝えても「だからなに?思い出は思い出だよ?」。
それでな、別れた後に学部の自由スペースを通りがかったら、彼女が違う男の人と死ぬほど楽しそうに話してるわけよ。
あの笑顔は、彼女と出会ったばかりの頃と、学園祭を完遂させられた時と、旅行に行った時と、ディズニーに行った時と、そのくらいしか見たことない。
つまり恋してる目なんだよな。
気になって聞いてたらね、その男の人はファッションに凝ってて、しかも高校は地理選択で、彼女と趣味が完全に一致していた。
おまけにトークが死ぬほど上手いのよ。しかも真面目そうな見た目で。
…… 彼女と付き合ってた頃、お互いの好きなところがお互いによくわかってなかった。
彼女とのカップル成立は、高校からの開放感から来る「自由」への渇望と、入学したてのノリと、学園祭という共通の大きな目標があったからこそ成立したと、今では思う。
だって今だったらさ、俺は「合う人と付き合いたい」じゃなくて「直前まで付き合ってた彼女と縒りを戻したい」だし、手段が目的化してる。
自分を変えても縒りを戻したいってことだし、全然自由じゃない。
俺が趣味を合わせるか?これも彼女は自由意志じゃないと、結論ありきだとして、認めてくれないだろう。
しかもな、イケメンで話がうまくて趣味が完全一致 な人が、たとえ彼女持ちだとしてもさ、そんな崇高な人を一度でも見てしまったらさ、
たとえ彼女がまた俺の元に帰ってきてくれたとしても、彼女は「俺くんはこの程度だけど十分か」、俺は「俺はこの程度にしかなれないけど十分か」って、お互いに妥協するしかないじゃんか。
いやでも、これに関しては、恋は盲目だし、付き合えばなんとかなるかもしれないが、でも付き合うのが成功しなさそうだなっていうのは上で述べてる。
新しい出会い…?おれのサークル女子いねえよ。4年から別サークルは入るのも気まずすぎるだろ。
後悔先に立たずとは言うが、意識してないおまえら多いんじゃないか?
繰り返すが、おまえらは彼女がいくら好きでも独占しようとせず、適切な距離を取り、それがちゃんと彼女の要求にマッチしてるか、3日に1回くらいは確認するんだぞ。
おれはね、アルバイトするのも、おしゃれするのも、料理するのも、部屋を片付けるのも、すべて彼女のためにやってきた、彼女がいたからこそできたことだと思うんだ。
その生きるモチベーションをだよ、自分の怠慢によって失い、しかもそれを深く反省したのに、もう彼女には反省を活かすことができない。
ところでこういう話があります: https://twitter.com/_KEN_ZEN_/status/977716389011075072
Werthers
健全な精神で大学院を修了するために,自分が重要だと考えていることをここに述べる.
矛盾している点が多々あるが容赦してほしい.
取る時期が決まっている講義に関しては仕方がないが,修士一年の冬に重い講義を取ってしまうと研究や就活に差し障る.
就職するにせよ,博士後期課程に進学するにせよ,大学院の講義が重視されることはない.
どの大学にも普通の講義取得コースと比べてつらめのコースがあると思う.
確かにそのような講義で得るものは多いが,外部から評価されることは少ない.
基本的にどの企業も成果主義であるため,就活でアドバンテージを持ちたいのならば,やはり真っ当に研究に取り組んだほうがよい.
変に他の教員の話を聞くと,テーマがブレてろくなことにならない.
助言をもらうにしても,話半分で聞いたほうがよい.
学生が提案するテーマを頭ごなしに否定し,自分がやりたいテーマに誘導する教員は少なくない.
やたらと教員が突っ込んでくる場合には,失礼を承知で途中で話を切ってよい.
特に,自分のテーマが研究室で前例がないテーマの場合には,指導教員から有益な意見がもらえることは決してないため,早めに外部から意見をもらった方がよい.
億劫な場合には外部文献を調査し,自分の研究に文句がつかないようにするべき.
...そのように自主的に取り組んだ研究はレベルが低いものになり,教員から否定されることが多いが,修士を出るための研究だと割り切ろう.
指導教員によってはテーマではなくプロジェクトを立ち上げることを求めてくるが,研究を初めて高々1年の学生にそのような能力はない.
研究室から脈々と続いているテーマに乗っかり,先行研究を少しだけ変えたようなテーマを提案すると,指導教員は満足することが多い.
どんなに簡単なテーマでもいいので,修士1年の10月頃までにある程度の成果を出しておかないと,就活で不利になるので注意.
テーマが決まらないままインターン時期or就活に入ると,「上司と会話ができない学生」と見なされて詰みやすい.
教授が提案するテーマであるため,研究に失敗しても,降ってきた時点で修了が確定する.
変に立ち上げると軌道修正が難しい.
複数の組織の利権を上手い具合にやりくりする必要があり面倒くさい.
侵襲性の研究や予算の出どころがわからない研究の場合は特に面倒くさい.
進捗も出にくいため,取り組んではいけない.
精神が病むくらいならすぐに変えたほうがよい.
学生相談室などの外部組織を有効活用しないと,研究室変更の決定権を持つ教員から止められるので注意.
これは研究室から学生が抜ける前例を作りたくないことが多いため.
ちなみに,日本国内の論文は研究として途中なものが多いため,海外のトップカンファ漁るくらいでいいです.
ちなみにちなみに,論文の管理はMendeleyがオススメです.
変にしらばっくれられて軋轢を生むことが多いので,記録を取っておいたほうがよい.
どの企業にもインターンからの採用枠があるため,行かない手はない.
なお,やたらとインターンを否定する教員は得てして社会に出たことがない.
すぐに決まる同期を見て,自分を卑下して落ち込むこともあるかもしれないが,自分の得にはならない.
受からない人は本当に受からないので,面接本を読んで,同期に面接練習お願いしてください.
今後の人生もイキり続けるので相手をするだけで精神をすり減らす.
強く生きる
こんばんは。
「大学生活とか絶対うまくいかないし入りたくない」「この部屋も嫌だ何でこんなところに」と考えていることかと思います。
そんなつらい気持ちになっているあなたに、すこし伝えたいことがあるのと、お礼を言いたくて、いまこうやってブログを書いています。
誰がかというと、あなたからみて5年後の自分、つまりいまこの部屋にいるわたし。
きっとあなたはこんなことを知ったら驚くと思います。だって、行きたくもなかった大学で、5年生にまでなっちゃって、何だかんだで卒業しちゃってるなんて。
かくいうわたしもびっくりしています。まさか卒業してしまうとは。
5年前、この部屋に来たばかりのあなたが思っていたとおり、大学生活はうまくいったかどうかと問われると、勉強に関しては特に「うまくいってない」って答えになると思います。
でも、ちょっとだけネタバレをしてしまうと、あなたには素敵な友人知人がたくさんできます。あと、サークルと研究室はすっごいたのしいです。(卒論は大変だったけど)
しかもね、オープンキャンパスで出会った面白い先輩と同じ研究室に入れちゃったし、わりと仲良くなれちゃいました!凄い。
で、ネタバレはこのへんにしといて。
わたしがこの5年間何だかんだ言いつつもたのしく過ごせたのは、あなたが高校3年間勉強をがんばってくれて、途中で投げ出さずにきちんと進路を決めてくれたおかげです。 3年間ずっとおなじ担任に死ぬほど苛められたこととか、受験期に泣き喚いたこととか、未だに夢に見たりするくらいのつらいこともあったけど、
そのぶんあなたには、ほかのところでめちゃくちゃ楽しめる未来が待ってたりするよ。わたしがこの目で見てきたんだから間違いない。
だから「ここまで自分がんばったな!えらい!」って思って、自分のこと褒めながら生きていってください。そしたらめちゃくちゃ気分良くなるよ。
わたしはそのことに気づくのに数年掛かってしまったし、ちょっと遠回りもしてしまったし、あなたのがんばりに見合う大人にはなれなかったけど、あなたのおかげでたのしい5年間を過ごすことは出来ました。
これからわたしは、あなたに負けないくらいがんばるから、あなたはわたしに負けないくらいげんきに過ごしてください!めいっぱい楽しんでね!よい人生を!
5年後のあなたより
これらのエントリに影響されて書きました。
東京藝術大学の学生生活は本当に病むから気をつけた方がいい | 画家・棚村彩加
ただのつまらない自分語りです。このエントリの内容を要約すると、周りの人間と比べても良いことはなにもないのでやめましょう、ということになります。
タイトルの通り、京大の理系学部に10年ほど前に入学しました。
京大も日本でトップクラスの学力を要している学生が集まります。
一学年3000人ほどの学生数で、変人が多いと言われる大学です。実際入学してみてもその通りでした。
私自身は、小さいころから特に勉強には不自由せず、全国有数の中高一貫校から京大に入学しました。
そういった自負もあり、「京大に入学しても簡単に授業についていけるだろう」、「秀才と言っても大したことないだろう」、と思っていましたが、京大の秀才のレベルは違いました。
私が1聞いて5を理解するレベルだとすれば、彼らは1聞いて100くらいを理解するレベルです。
同じ問題を解いていても、どこからそんな発想が出てくるの、というレベルの天才がたくさんいたんですね。
大学受験では限られた範囲内の解法や方針を駆使すれば大体の問題は解けるようになっていますが、大学の数学・物理は解法や方針に際限がありません。
彼らのような天才と私みたいな凡人の差はどんどん開いていく一方です。
というわけで、せっかく大学受験という厳しい門をくぐり抜けたのにも関わらず、一回生の後半から大学にほとんど行かなくなりました。
授業を受けても劣等感を強く感じるようになり、勉強の面白さが全くわからなくなってしまったのです。
学校に行かなくなってからは、毎日10時間から12時間寝て、バイトに行き、家で読書をしたりネットゲームをし、たまに友だちとお酒を飲む、ということの繰り返しが始まりました。
1年間ほとんど勉強してないわけですから、立派な馬鹿が出来上がっています。
必修である統計の授業に出て、友だちに「expって何の記号?」と聞いて呆れられたのを覚えています。
そんな折、3回生からコース配属が行われることを知り、コース配属の基準が専門・教養の平均点であるということを知りました。
もちろんこんなことは1回生の最初から何度も言われていることでしたので、それすら知らないということはよっぽど何も聞いていなかったということです。
元々「ある分野を勉強したい」という動機があってその学部に入学したのですが、成績が悪いとそのコースに配属されないということもそこで知りました。
自宅に帰って急いで自分の成績を見直し、「このままじゃやべぇ」ということをようやく理解しました。
秀才たちには全くかなわないものの、元々勉強自体は得意だった私は過去問を読み込み、授業にもちゃんと出席して傾向と対策を練りに練ってなんとか志望コースに配属されました。
そのコースでは同じ学部から洗練された更に秀才たちが集まっていたのですが、1回生のときの経験から彼らと一緒にいると苦痛を感じると思っていた私は自宅や図書館で1人で勉強をするようになりました。
ようやく学校にもちゃんと行くようになり、なんとか研究室にも配属され、卒業することができました。
その後、色々な縁があり、今では欧米の大学で研究をしています。
今になって思うのは、昨日の自分と比べて今日の自分が成長していれば良いじゃないか、ということです。周りと比べる必要はありません。
というわけで、周りの人間と比べても上には上がいるので、劣等感を感じるだけです。良いことはなにもないのでやめましょう、というエントリでした。
ドロドロした話ではなく,研究者業界を知らない人への一般的な話です.
大学の研究者は各大学に所属していますが,よく大学研究者は個人事業主だと言われるように,
実際問題として大学への帰属意識はそれほど高くなく,業界に帰属していると考えている人が多いように思います.
一般の会社員から見ると,大学と研究者の関係は,会社とサラリーマンの関係のように思えますし(雇用関係は事実その通りなのですが)
たとえば,情報科学科というものが存在した時に,その中にはアルゴリズムの研究者,VR・ARの研究者,DBの研究者,自然言語処理の研究者,
機械学習の研究者,コンピュータビジョンの研究者などの様々な研究者がおります.日本の大学の場合,それぞれが講座制として研究室が運営されています.
では,自然言語処理の研究室の助教(昔でいう助手)が准教授になるには,その研究室の准教授ポストしか一般的にありえません.
他の選択肢は他大学の自然言語処理の研究室のみです.つまり,彼/彼女にとっては,A大学情報科学科に所属していると言えますが,
キャリアパスとしては,全国にある大学の自然言語処理研究室のポストを見ていることになります.
ピッチャーは自・他チームのピッチャーにしかなれませんし,ゴールキーパーは自・他チームのゴールキーパーにしかなれません.
一部の例外を除いて,他のポジション(ゴールキーパーがフォワード)に移ることはありえないのです.
そう考えると,彼/彼女から見ると,あたかも自然言語処理業界株式会社のような概念が存在し,
その支店としてのA大学,B大学があると考える方が正しいように思います.
そして,キャリアパスとして,うまくいけばA大学助教,B大学准教授,C大学教授と栄転をしていくのです.
もちろん一部のエリートは,履歴書に東大しかないような人もいますが,
それは会社でいうところの幹部候補生のようなものであまり一般的ではありません.
(教授が10-20年君臨することを考えると,そういう人は各業界において,10数年に1人の生産ペースです)
最後に少しドロっとした話をしますと,A大学の人事に,B大学の教授が口を出すというケースもよくあります.
これは,会社の視点で考えると異常なことですよね.A大学とB大学は全く資本関係はないのです.
しかし,トヨタのグループ会社だと考えると素直に理解できませんか?(子会社の人事に,親会社が口を出すというように)
資本上は一切関係がなくても,人的交流による様々なしがらみがあり,それが学閥であったり,業界のドンのような人を生み出しています.
おわり.
どーしても、理数系を勉強したいです。
ただ、現実的にどうなんでしょうか。
7月か8月に入試があるとのことですが。
『学歴ロンダリングマニュアル』という本を見るとできそうな気もします。
線形代数、微積分、常微分、ベクトル解析のマセマのキャンパスゼミを読んでみたのですが、スラスラ理解できます。
『演習大学院入試問題』を解けるようになり、TOEFLをibt80点(高校3年で受けた時は70点くらいでした)を取って、研究室見学をして受験の意思を伝えたら、合格できるものなのでしょうか?
東大、慶應と贅沢はいいません。奈良先端大とか、どこでもいいです(本当にヤバくて修士とれないとこには行きたくないですが)
本気です。誰か教えてください。
大学と地方自治体が連携して、地域の課題解決とか、地域づくりに取り組むことを「域学連携」という。
大学生と大学教員が地域の現場に入り、地域の住民やNPO等とともに、地域の課題解決又は地域づくりに継続的に取り組み、 地域の活性化及び地域の人材育成に資する活動
活動にかかる費用はほとんどの場合税金で賄われるわけだけども、地域は大学に発注するより、その地元に関わりのある中小企業とか、個人事業主に投資する方がよっぽど成果が出るんじゃないかと思う。
まず、一番の問題として、そもそも学生はそんなに働かないということ。
もちろん、労働力にはなるけども、知的労働としてはほとんど期待できない。
そりゃ勉強している最中なんだから、そもそも期待しちゃいけないんだけど。
域学連携をしようとしてゼミや研究室を探す場合、まず目につくのはその教授が有名だったり、結構講演に呼ばれるような人の場合がほとんどなのだけど、そういう教授はめちゃくちゃ忙しいわけ。
講演やテレビ出演で忙しい。
そうなると、学生の指導は手薄になり、議論のレベルや活動のレベルが著しく低い、大学生の自己満な活動しかしなくなる。
「これに200万かけたの?!」みたいな話になる。
大学生が見知らぬ土地に入って、タブーを犯して現状を打破してほしい、という期待なのであれば、結構クリアーする。
仲悪い住民同士を同じ班にしたりするわけで、「なんか変わったことやってる」という雰囲気を出したいのであれば、域学連携はぴったりだ。
ただ、若年層の交流人口の増加、とか、公営施設のPR施策、とか、購買意欲の向上施策、とか、大学生がコンサルレベルの提案とか出来るわけない。
それから、大学の人脈ネットワークを期待する場合は、上記の通り教授が忙しい場合、人の紹介もあまりされないだろうし全然出来上がらない。
地方の場合、「首都圏の大学生は、それぞれの大学に知ってる人がいて、それぞれ繋がってるんでしょう」みたいな冗談を言う人も結構いるけども、パリピかインカレのテニサーくらいで、普通の大学生は絶対にそんなことはない。
いちばん問題なのは、役所がいちばん動けるとき、動かざるを得ないときに、学生は休みであるということ。
だから連絡しても全然返事がなかったりするし、各所に報告する期日に間に合わないことも普通にある。
それに無理やり間に合わそうとして、とんでもないレベルの報告書が大学から送られることもある。
言ってしまえば、こんなくだらない問題点があるのだから、そもそもこういう問題が起きないところに頼んだ方がいい。
大きい会社はお金がかかって無理なのであれば、少し会社の規模感やレベルを落としてでもいい。
実現可能性が高い提案をしてもらったり、きちんとしたPRツールを整えてもらう方が絶対にいい。
ただ、何を期待するのか、はっきりさせてから、域学連携に取り組んだ方がいいし、大学側も真っ当な仕事ができる環境を整えてから受けた方がいい。
巷で議論されてるような「数学をどこまで義務教育で行うべきか」とか「数学は実社会にどう役立ってるか」とか、そういう話はここではしない。
私が感じているのは「数学は人生を賭ける程に面白いが、私の半径1mでは実際に役立てそうに無い」と言う事である。
私は数学が趣味の工学系修士1年の学生である。学部の頃はよく数学科の授業に潜り込む事などもしていた。
工学系に所属していながらも数学に興味を強く持っていたから、学部4年次での研究室配属では数学の役立つ理論系を選んだ。大学院入試は配属後直ぐにあるため、特に考えずに同大学の大学院進学を決めてしまった。今にして思えば、これがそもそもの間違いだったのかも知れない。
配属先の研究室の居心地はあまり良くなかった。端的に述べれば、当時の私の悩みは指導教員の数学に対する理解度の低さに起因していた。数学的な議論をしようにも、教員が曖昧な理解のまま進めようとするから議論がさっぱり通じなかったのである。東京大学などの優秀な環境であればこのような不満は無かったのかもしれないが、地方国立大学ではこのような不満は起こり得るようであった。
こういった悩みは単に有意義な議論が出来ない事だけだけでは無かった。寧ろ「数学を学べば学ぶ程に今の環境との乖離に苦しむことになる」といったジレンマが本質的な悩みであった。
この他にも様々な不満が募り、大学に通うのが困難になる時期があった。指導教員には「朝起きてから怠くて動けない日が続いている」と正直に伝えたが、「数学のやり過ぎで疲れているのではないか、少し数学から離れると良いと思う」と言われてしまった。これを言われたのは一度ではないし、文字通り失望してしまった。
教員が私を扱いにくい学生と敬遠している訳では無かった。寧ろ指導教員からは優秀な学生と評価されており、博士後期課程進学を強く勧められていた。私は学問が好きだから最初はその道も選択肢に考えていたが、どう考えても現在の環境のままの博士課程は考えられなかった。何らかの精神的疾患を患う事はある程度予想できたためである。
良い指導教員や熱意に溢れる学生に恵まれた環境が欲しかった。研究に関して議論し、切磋琢磨できる環境が何よりも欲しかった。しかし、これらを手に入れる事無く学生生活が終わろうとしている。就職活動の時期が来てしまった。
私の個人的な身の上話に終始してしまったが、私の愚痴を要約すれば「数学が好きで、実際に役立てる対象があったとしても、周りに理解されるとは限らない」と言う話だった。
はじめてドリフェスを目にしたのは2年前くらいだったと思う。TVCMでアプリの紹介が流れていた。キラキラしてるな〜と思ったが赤い子も青い子も緑の子もどこかで見たことあるようなキャラクターだなって感じたことを覚えている。
それからしばらく経ってアニメが放送されると聞いた。1話は見逃してしまってとりあえず2話をみた。絵は嫌いじゃない。くせになる。ただ声優が下手すぎる。聞いたことない声だし誰がやっているのか気になったので調べたら俳優、しかも声優を務めている俳優でユニットを組んでいるのか。とてもおもしろいなと思った。青の人がとてもイケメンだなと思った。
3話も見てみた。2032。びっくりしてしまった。こういう話を3話でやれるんだと。続きも気になった。だけど当時リアルが忙しかったのとどうしても声に慣れなくて4話以降の視聴を諦めてしまった。
そのとき私は病んでいた。高校二年生のとき自称進学校のプレッシャーや精神的な弱りからくる体調不良で不登校になっていた。案の定進級できずに、4月から通信制の高校に転校した。アルバイトを始めてほかのハマっていたジャンルにお金を使うことで少し元気になっていた。
夏休み、8月頭の頃だっただろうか。フォロワーさんがドリフェスの布教をしていた。アニメの2期が始まるらしい。1期から見てみようかなと思いアニメイトチャンネルに登録した。いざ見直してみると声優の荒さはあるもののそこまで気にならないカラダになっていた。なんだこれ。キラキラしている。こんなにキラキラした世界があったのか。佐々木純哉はアイドルになるために高校へ進学せずに上京してレッスンを受けている。惰性で高校進学した私に刺さりまくってしまった。そしてアニメイトチャンネル無料期間のあいだに最終回まで見てみごとドリフェスに落ちたのであった。
アニメ2期が始まった。キラキラしたアイドルはそこにいて、またKFのエピソードはとてもクるものがあった。毎週更新されるエピソードに私は元気をもらい病んでいたのも軽くなり、鬱ではなかったけど抗うつ剤みたいなものだったと今では思う。
夏の終わり頃にアプリをダウンロードした。音ゲーはそれなりに楽しくてたまにドリカショップで課金もした。DCDも始めた。純哉のカートが出ると嬉しいしルーキーの子たちもとても魅力的だった。犬地鈴之助くんがすきだった。
テレビでのアニメの放送が始まった。放送後にドリフェス研究室というものをやっているらしい。見てみたら最高だった。みんなおもしろかった。純哉の声をやっているトミーがとても愉快で5人の中では1番好きになった。アニメOPのCDを買った。MVもかっこよかった。2次元寄りに応援していたけど3次元もとても好きになった。
高校三年生となると進路関係が忙しいわけで、ツアーがあるので遠征したいと親に言ったら一蹴されてしまった。東京は近かったがセンター試験直前だったためダメだと言われた。パシフィコ横浜だけ行けることになった。
ツアーファイナル、サイコー超えてた。始めて生で見た3次元のステージ。キラキラが溢れていて涙が止まらなかった。
終了が発表されて緊急配信を見た今、原因はお金かアミューズとバンダイの契約なのかわからないけれどこの半年間私の心を支えてくれた感謝ともっと早くからドリフェスにハマっていなかったことへの後悔しかない。決して私が出せたお金は多くなかった。アプリへの課金が少しとDCDはカード100枚あるかないか、CD数枚は買ったが、クロスドリームツアーは行かなかったしアニメの円盤も買わなかった。グッズを大量に集めていたわけでもないし、3次元のキャストをドリフェスの活動外で追うこともなかった。本気でドリフェスを追っていた人たちからしたらムカつくのかもしれないが、これが私の精いっぱいだった。今まで他ジャンルに入ってたお金がドリフェスに流れたことは確かであり私はこの使ったお金に後悔もしていない。
2次元が先に停止することには本当に疑問しかない。武道館に行きたいとは思うが、アプリが終了してから当日まで気持ちを保っていられるかわからない。3次元のイベントをやる日のアプリの特別ボイスがとても楽しみだった。武道館はきっとそれがないのだろう。
「応援をありがとう!ほんっとに、俺はアイドルになれてよかった!」
自分の応援しているアイドルに、アイドルになれてよかったって言われることはファンをしていて1番の喜びなのではないだろうか。もっと応援していたかった。好きだった。
まだ凸バクぜんぶ開けられてないがキャンブロ欲しいので通常楽曲やるしかなくて本当に苦しいけど残された時間を精いっぱい楽しみたいと思う。
もうすぐ離れる人を好きになってしまった。
いや、正確に言えば昨年の夏あたりからいいなとは思っていた。
現在、理系学部4年。私も相手も学部卒で地元就職のため、月末にはさよなら。
各々旅行に行ったり引っ越しの準備をしたりするから、何もしなければ次に会うのは卒業式。
自他共に認める優柔不断である私だから無理もないのだが、何故ここまで引っ張ったのかというと、研究室内恋愛のリスク(笑)と、気になっている異性が他にもう1人いたからだ。
前者の研究室内恋愛については賛否両論ある。でも今気づいたのは、そもそも付き合える前提でリスク考えてるのおかしすぎないか自分?
まあぶっちゃけそんなものは建前で、私がここまで悩んだ原因は後者だ。
これがアイドルグループの選抜であれば「次のシングルはWセンターでいきます」で解決だろうが、私は秋○康ではない。
かといって具体的な行動をするわけでもなく、あっちでもないこっちでもないと思いあぐねていたら後期が始まり年が明け、2月も終盤に差し掛かり、研究室におけるほぼ全てのタスクを終えようとしていた。
そして「終わり」が見えてくると同時に目の前のもやが晴れたように、明確に好きだという感情が湧いてきた。
教授からの無理難題や進まない研究に対して共同で乗り越えてきたこと、何てことない日々の会話、時々盛り上がる趣味の話題。当たり前のようにあったそれらは、今の私にとっては必要不可欠なものになっていた。そうだ、私は諦めも切り替えも悪いんだった。私がプロデューサーだったら新曲のセンターを決める前にグループが解散してしまう。
私自身、学生生活最後の最後でこんな青春めいた魔法的なものに襲われることになるとは思わなかった。
論文の提出・発表も済ませたことによる若干の燃え尽き感も相まって、この1週間ほど宙に浮いているような感覚だ。
特にこの週末はかつてないほど冷静さを欠いていたので、頼れる友人達に連絡しまくって現状を相談した。まあ、皆「行っとけ」って言うよね。何事においても攻めにいかない私を知っている人間ばかりだから当然か。
そういえば研究の進捗が悪いとき、教授から「結果を待つな。解決のために自分から動け。」と口酸っぱく言われていたが、実は研究に対する姿勢のみならず私の生き方に対する指摘だったのだろうか。
さて、この遅れてきた青春がどのような結果になろうが、1年も経たないうちに(少なくとも私の中では)懐かしい昔話になることは明確であろうから勝負に出るべきか、
それとも、人生23年目にして初めて、人を好きに「なる」経験をくれたあなたに感謝しながら、残りの休みを静かに過ごすべきか、もう少しだけ考えてみようと思う。
生まれた時から人と違った。上唇と上顎の一部が欠損した口唇口蓋裂という形で生まれた。
この欠損は特別珍しいものでもなく、500人に1人くらいの割合で起こるものらしい。また現代の医療は素晴らしく、成長期までに複数回の外科手術をすることで本当に目立たないようにしてくれる。でも目立たないのと自分の中のコンプレックスは別。物心ついた頃から、「自分は人と違う。出来損ないだ」って思ってた。思春期の頃はアルバムを引っ張り出して赤ちゃんの頃の写真をビリビリに引き裂いて捨てるほどだった。普通になりたかった。だから将来の夢はサラリーマンだった。
小中学校では、「普通の人たち」に認められたくて、たくさんの友達を作った。ギャルっぽい女子も暗い男子もヤンキーも関係なく話しかけて100人くらい友達がいた。大人に認められるために良い子を演じてたから授業も真面目に聞いて、成績も良かった。でも、どこか劣等感を抱いていたので、少しでもコンプレックスを取り除くために進学校と呼ばれる偏差値の高い高校に行けた。
高校では、それなりに運動ができるようになりたかったから、体育会系の部活を一生懸命取り組んだ。
すごくキツい部活で何度も辞めたくなったけど部活動加入率が90%超える高校だったので帰宅部は普通じゃないと思ったので耐えきった。部活を必死にやってたので学力は落ちた。周りの奴らは部活も勉強もできる奴らばっかで、みんな早慶とか国公立に行く人ばっかだった。相対的にバカな私は一浪して、自分の中でまぁ納得出来る大学までいった。
大学生活コンプにならないためにサークルもバイトも人並みにやったと思う。相変わらず友達をたくさん作ったのでレポートとかテストもいろいろな人の力を借りて乗り切れた。留年はしなかったけど成績は良くなく、下から数えたほうが早い席次だった。自分のいた大学では理系の8割くらいは大学院に進学した。普通を求める自分は、とくに何も考えずに進学を希望した。
元いた大学は研究界隈ではコンプレックスを抱きかねないくらい設備に乏しい。だから大学院では東大に行った。ちょっと残ってた学歴コンプも研究能力コンプも払拭するつもりだった。研究室での2年間はしんどかった。優秀で、勉強も運動も恋愛も遊びも就活も要領よくこなす奴らに囲まれた。かたや自分は、知識も経験もモチベーションも全て中途半端だった。周りの優秀な東大生はもちろん社会的にも評価されて、大企業から内定をもらってた。私は大企業だと生き残れないと思ったので、ワークライフバランスを重視している中堅企業に狙いを絞って、なんとか一社内定を貰えた。就活が終わって、久々に元々いた大学の友達と飲んだとき、彼らも一流企業の内定をもらってた。優秀な人たちだったから、納得は出来た。でもやっぱ彼らに対して劣等感を抱いてしまった。俺は東大にいっても変われなかったんだって悟ったのかもしれない。
ねじ曲がった心から生まれたサラリーマンという夢も叶えられたし、就職先もひっくるめて今までの人生に後悔はしていない。友達も尊敬できる人にもたくさん出会えたし、自分のできる限りを尽くして生きてきた。しかし私は東大生に求められる能力を持っていない。コンプレックスも解消できなかった。どんなに頑張っても牛の尻尾にしがみつくのが限界だった。ESでは、なんでもできる努力家を偽っていた。しかし現実は全て中途半端でADHD気質のコンプ持ち落第生だ。来月から会社でやっていけるのだろうか。一生懸命頑張ってもいつも周りには「より優秀な人」や「もっと頑張れるヤツ」がいる。
どれだけ、いつまで頑張れば私はコンプレックスをなくすことができるんだろう?
どれだけ走り続ければ私は幸せになれるんだろう?
某国立大学の教員だけど、裁量労働制で働いてる。最近思ったことを書き連ねただけなので、まとまりがないかも。
大学教員として、研究に関しては確かに裁量労働制が適用されるべきだろうし、実際そのほうが自分もありがたい。
でも研究以外の大学運営業務(この時期なら入試とか)、教育(授業とか)を裁量労働で出来るのかというと、とてもそんなわけにはいかない。
これについては以下の記事でもわかりやすく述べられているんじゃないかと思う。
http://diamond.jp/articles/-/161336?display=b
で、ふとウィキペディア見てたら、大学教員に適用される根拠ってのは以下の部分らしい。
「学校教育法(昭和22年法律第26号)に規定する大学における教授研究の業務(主として研究に従事するものに限る。)」
この内容を見ると、教育や大学運営は含まれないのではないか、と思ったのがこの増田を書いたきっかけ。
最初の記事にもあるように、「大学運営や教育」と「研究」は別の仕事なのだから、一人の人間に裁量労働制を適用して両方の仕事をさせるのは、実はおかしいんじゃないかという気がしてきた。
裁量労働制の適用範囲として、(主として研究に従事するものに限る。)とただし書きあるのだから、教育や大学運営は適用範囲外と考えるのが普通じゃないだろうか。
もし「大学運営や教育」と「研究」を別の労働契約とできるのなら、それはまあアリなのかもしれない。労働契約内容をはっきりさせることになって、仕事の範囲が無制限に広がることもなくなるだろうし。
あと、理系だと研究と教育ははっきり切り分けられるものではない、という意見はあるだろうけど、それはあくまで研究室に配属された後の話だよね。たとえば1回生向けの講義を教育の自由な裁量で行っていい、なんていうのは聞いたことがない。
24年間生きてきたが、俺は女というものを知らない。
先日、行きつけのインドカレー屋で夕飯を食べていると近くの席から学生風カップルの会話が聞こえてきた。
「俺が小さい時、奇跡が2回起こったんだよね〜」
「え〜?なにそれ?教えて教えて!」
「1回目は3歳くらいの頃、お父さんとお母さんと一緒にフランス料理に行ったんだよ。
そしたら俺、お父さんとお母さんがお会計してる時にいなくなっちゃって。
店の中を一生懸命探したんだけどいなかったらしくって、外まで探すことにしたんだって。
そしたらお店を出たところの信号をハイハイで渡ってたんだって!」
「え〜?なにそれすごーい!」
「俺、まだ生きてるの本当に奇跡なんだよね」
たまたま耳に入ってきた”奇跡”の話を聞いて、俺はため息で心臓が飛び出てしまいそうになった。
それくらい危ないことなら、誰でも大抵経験しているのではないだろうか。
と自慢のバブちゃん武勇伝を披露しようとするやいなや、「羨ましいな」という素直な気持ちに襲われ、そっとメガホンを置いた。
こんなつまらない話を聞かされているにも関わらず、前のめりに相槌を打つ彼女。
そういう存在を、僕はずっと欲していたんだ。
修士論文を書き終える頃から身なりを整えるようになり、アプリを使って出会ったりするようになった。
一ヶ月で5人に会って2人お持ち帰りした。
そうやって俺は素人童貞を捨てた。
徹底的に女の子を気持ちよくしてあげたいと思っていたし、(きっと男の傲慢ではなく)そうできていた。
会う前に"SHIMIKEN's BEST SEX 最高のセックス集中講義"を買って、猛烈に予習をしていたほどだ。
それは、女はセックスをすると愛情が湧くらしいとネットで読んだからだ。
俺は、愛が欲しかったんだ。
今は2人とも連絡がつかない。
心にカサブタができて、なんだか傷つくことができなくなってきた。
息苦しくて、大人になるってこういうことなのか?と思っている。
愛が大事だという。
俺もその通りだと思う。
じゃあ、俺にも女の子と愛をさせてくれと思う。
学部時代に恋愛ができなかった男は、大学院に進んでもきっとそうだ。
特に環境が変わるわけでもないし、親のすねをかじる身分も変わらない。
研究室という狭いコミュニティにあと2年いるよりは、学部卒で社会に出た方が恋愛に恵まれそうだと思う。
そんなことも考えず大学院に進んでしまった俺だが、やっぱり愛が欲しい。
街コンに行ったり、いろんな出会い系を試したりしたけれど、どちらも肩書きが大事な世界だ。
苦しい中でも、俺は色々と試行錯誤している。
愛が欲しくて、出会い系の通知を気にする俺は何かが間違っていると思う。
こんなことまでしないと出会えないのか。
セックスしても繋がっていられないのか。
これが、本稿で伝えたいことだ。
この問題の解決策を考えてくれてもいいし、共感していることを示してくれるだけでもいい。
ただ、「自分の修めた学問に自信を持てば?それが持てなければお前が悪い」というありがたいお言葉だけは願い下げだ。
読んでくれてありがとう。
それなりに勉強とかしたかったって夢を抱いて底辺校から頑張ったのにコレかよ…と。
そういうのが嫌で一番難しいコースに行ったら、文化祭での研究室の出し物はコスプレキャバクラだった。
なんであれは規制されなかったんだろうかとか事故は起きなかったのかとか今でも思う。
友人をなんとか探そうと色々ソロで活動したけど、なんか次は会う人会う人キャバクラやスナック、ホストクラブで働いてる人にやたら遭遇した。
ある学部では先輩の紹介で実は女子の2割がキャバ嬢とかマジなのかな?
私は結局働くことはなかった。
東京でその後就職したんだけど、この話をしても信じてもらえない事が多いし、私が聞いたらきっと嘘だと思うと思う。
でも、本当にこれは何だったんだろう、ただの格差社会の片鱗を見たで片付けて良いのかなぁと整理がつかない。