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はてなキーワード: 看板とは

2020-01-12

ミルクボーイ構文「名探偵コナン

「ウチのおかんがな、好きな漫画がある言うから買ってあげようと思うてんねんけどな、題名がどうしても思い出せないらしいねん」

『おー親孝行やないかい。そんならね、俺が一緒になんの漫画か考えてあげるから、どんな特徴言われたか教えてみてよ』

おかんが言うにはな、主人公はあるきっかけで姿形が変わってしまうらしいのよ。んでな、ヒロインの家に居候してるらしいねん」

『ほぉ〜…名探偵コナンやないかい!その特徴は名探偵コナンやで、すぐ分かるやんかこんなもん』

「俺も名探偵コナンかと思ってんねんけどな、その主人公はかなりの馬鹿らしいねん」

『おーん…ほな名探偵コナンと違うかー。名探偵コナン主人公江戸川コナンくんこと工藤新一はね、いくつもの事件解決してきた高校生探偵なのよ!馬鹿じゃ務まるはずないものー!絶対名探偵コナンと違うわ!もっと他に特徴言うてなかった?』

おかんが言うにはな、ヒロイン武道の心得があって、電柱くらいなら素手で壊せるらしいねん」

名探偵コナンやないかい!その特徴は名探偵コナンの蘭ねーちゃんやないかい!』

「いや分からへんのよ」

『何が分からへんのよ?』

おかんが言うにはな、そのヒロインは作中でも弱い方らしいねん」

『ほな名探偵コナンと違うやないかい!蘭ねーちゃんはな、人間やめたんかってくらい強いのよ!なんなら蘭ねーちゃん主人公のバトル漫画スピンオフで行けるんちゃうかってくらいズバ抜けて強いのよ!もっとなんか言うてなかったー!?

おかんが言うにはな、少年サンデー看板漫画らしいねん」

名探偵コナンやないかい!少年サンデーなんていま名探偵コナンくらいしか看板持って無いのよ!リアルタイムでいえばコナンくんたちがとっくに中年探偵団になってるくらいの期間ずっと看板張ってるのよ!』

「分からへんねんて」

『何が分からへんのよ!?

おかんが言うにはな、主人公かめはめ波みたいな技を使えるらしいねん」

『ほな名探偵コナンちゃうやないかかめはめ波少年サンデーライバルである少年ジャンプの技なのよ!小学館は出入り禁止なのよ!んで名探偵コナン世界観波動概念とか無いからね!?なんで名探偵コナンやのに名探偵コナンちゃうのコレ!?もうちょっとなんか言うてなかったー?』

アニメ版声優が豪華でな、山口勝平林原めぐみも出演してるらしいねん」

名探偵コナンやないかい!アニメ20年以上続いてるからな、今時そんな大御所2人が共演してるアニメなんて無いのよ!』

「いや分からへんねん」

『何が分からへんねん!絶対名探偵コナンわ!

おかんが言うにはな、とっくに連載終了してるらしいねん」

『ほな名探偵コナンちゃうやないかい!なんで先に言わへんのよ!俺がこれまでずっと現在コナン事情とか語ってる時どう思ってたんや!』

「いやほんまに申し訳ないって」

『でもコレほんま分からへんがな。おかんにはなんの漫画買ってあげるつもりなのよ?』

一か八かな、らんま1/2を買ってあげようと思ってんねん」

『いやらんま1/2では無……らんま1/2やないか!!!

anond:20200112035131

迷い猫とかパパ聞きとかで看板作家だった松智洋ToLoveる矢吹健太郎が組んで

ほぼほぼアニメ化前提の作品だったのが松智洋が亡くなったことでスケジュールが狂って

それでも追悼の意味も込めて無理してアニメ化したのが今だからな。

別にその他のラノベアニメ化しまくってるわけでもないし。

2020-01-11

イマの俺はCHINTAI社長って狂ってるのか?くらいの印象がある。

だってそうだろ? ホストクラブ女性に貢がせてるごみクズCMに使って「CHINTAI看板シャンパン一本で50万払わせるローランドです!」って言ってるんだぜ。

キチガイだよ。

イマの俺はCHINTAI社長って狂ってるのか?くらいの印象がある。

だってそうだろ? ホストクラブ女性に貢がせてるごみクズCMに使って「CHINTAI看板シャンパン一本で50万払わせるローランドです!」って言ってるんだぜ。

キチガイだよ。

2020-01-09

なんか三角で青いマークなかにふらふらした男性女の子があるいてる看板

ありゃなんなんだ?

犬クソ看板

児童館に併設された公園に突如でかでかばーんと犬クソ看板が現れた。

ここでフンをさせないで、フンは持ち帰って下さい的なアレ。

公園と言っても遊具はなく誰でも入れる空き地って雰囲気のゆるいスペースで、児童館を利用してないであろう中学生キャッチボールをしたり、私も誰もいないときにたまに犬をロングリードで走らせていたりした。

そこに新年早々犬クソ看板が設置されたのだ。

しかしドキリとした。

もちろん私は絶対犬クソ回収奥様なので、フンは絶対さないのだけど、

あらぬ疑いをかけられた気がして、なんとなく入りにくくなってしまった。

遠回しに犬はお断りってことなのかもしれない。

犯人目星は付いてる。

近所の多頭外飼いの猫ちゃんたちだ。

家主と直接話したことはないけれど、飼ってるのではなく集まってくる猫に餌をやってるというスタンスらしい。

飼い主という自覚が無いのでにゃん白宣言なんのその。

今日もいつの間にか増えた新顔の子猫と、目ヤニダラダラの痛々しい猫ちゃん日向ぼっこしてる。

公園は1ブロック先で、砂地なので格好のトイレスポットなんだろう。

先日公園に犬を連れて入ったとき猫フンだらけだったもの

うちの犬は何故か猫フンを食べたがる食糞ガールなのですぐ分かった。(悩ましい。どうすれば

うわ、やば、猫フンバイキング状態やんけ!となって、すぐに退散した。

そして、しばらく近づかないでおこうと思った矢先に犬クソ看板が設置されたのである

ってことを一筆書いて郵便受けに入れとこうかと思ったんだけど、その勇気も出ず。

しかし、ウチのウンコ回収するの賢く待ってるガール(と私と夫)がフン撒き散らしの濡れ衣を被ってる気もして非常にモヤる。

もちろんウチ以外の犬がやらかしてる可能性もあるのだけど、ご近所目につく限りではそんな雑に飼ってる家も思い当たらないんだよなー。

・おじさんが結構マメ散歩してるチワワーズ

・外飼いで暖かい場所を見つけるのが上手な雑種の白い女の子

うちの犬が完全片想いな豆柴

・どーんと構えた主感醸し出すゴールデンおじいちゃん

パートナーのラブが死んでからちょっと寂しそうな黒ラブ

・完全室内飼いだけど外に向かって超アピールしてくるダックス

ときどきウッドデッキブラッシングしてもらっているキャバリアーズ

家族以外は全員殺すマン忠誠心の塊の柴

私が把握してるのは近所でこれくらい。

誰も公園では見かけていない。

やっぱウチだと思われてるのかなー?クソー!

どうしたものか。

窓のない部屋

 バスが止まると、乗客たちは押し黙ったまま次々と降りて行く。車窓から見える煤けた家々の影に吸い込まれて行く彼らを眺めていると、いつの間にかバスの中には僕と運転手けがとり残されていた。分かるはずもないポルトガル語でなにかを伝えようとする運転手の表情を見て、ようやくここが終点のモシンボアプライアだということに気付いた。

モザンビーク共和国の最北部タンザニアとの国境に最も近い街、モシンボアプライアナンプーからミニバスに揺られること10時間、日も傾き始めた午後4時頃、やっとのことで到着した。

21世紀になった今でもまだ未開の森が残っているというモザンビーク北部。小さな村と村を辛うじて繋ぐ細い道路は言うまでもなく未舗装で、その上を走るトヨタハイエースミニバスは、重ねて言うまでもなくオフロード向きの車ではない。乗車定員をまるで無視したぎゅうぎゅう詰めの車内で、膝の上に拷問器具さながらの重たいバックパックを載せて、しか悪路を走る振動に耐えながらの10時間は、気の遠くなるような長い時間だった。

 あわてて荷物を引っ張って外に出ると、空になったバスはそそくさと何処かへ行ってしまった。降り立った場所バスターミナルなんて大層なものではなく、石造りの家々が建ち並ぶ小さな村の一角にポツンと広がった、ただの砂地の広場だった。広場の端に植えられたヤシの木の陰には何人かの女性や老人が座っていて、サトウキビバリボリ齧りながらこちらをじっと見ている。ああ、ここ数日と同じだ。

 モザンビーク最大の都市首都マプトは、南北に長い国土の一番南の端にある。南アフリカから陸路入国した時、最初に到着した街もマプトだった。首都首都なりに近代的なガラス張りの高層ビルが建っていたりもするのだけど、そこから北へ向かって縦断を始めると、車窓から見える景色がどんどん田舎に、自然に近づいていくのがそれはもう如実に分かる。白人観光客がいるのはせいぜいマプトの次の街のイニャンバネ辺りまで。国土のちょうど真ん中辺りを東西流れるザンベジ川を超えると舗装道路ほとんど無くなる。北部の街キルマーニを超えるともう公共交通機関が当てにならないので、道端にはヒッチハイクの代行をして日銭を稼ぐ子供達が居たりする。モシンボアの手前のペンバ辺りまでは、自分以外の酔狂バックパッカーを見かけることもあった。しかし、ここに来てついに異邦人自分だけになってしまったらしい。

 いわゆる発展途上国場合自分のような旅行者は、バスから降りるなり土産物押し売りホテルタクシー客引きにもみくちゃにされてうんざりするのが常だ。しかアフリカのこんな僻地まで来てしまうと、そもそも旅行者が訪れることなほとんどないはず。外国人慣れしていない土地人達も、突然バスから降りてきた肌の色の違う人間に驚きつつもどう対処したらいいかからないのだろう。一挙手一投足を全方位から遠巻きに観察されているような視線は、動物園パンダにでもなったかのような気分にさせてくれる。

惚けていても始まらない。まずは今晩の宿を確保して、それから英語の分かる人間を探さないと。ここまでの街で集めた情報によれば、モシンボアからは毎朝早くに国境行きのバスが一台出ているらしい。できれば明日の朝そいつに乗り込みたい。ここ数日、ATMもなければクレジットカードも使えないような場所を通ってきたせいで、手持ちの現金はもうほとんど尽きかけていた。今はできるだけ早く駒を進める必要がある。とにかく、話のわかる奴を探して情報を聞き出さないといけない。僕は檻から抜け出すようにしてその広場を後にした。

 重い荷物を背負って村の中へ入って行くと、ここでも同じように奇異の目を向けられる。それでも、こういう時は一度誰かにしかけてしまえば後は簡単だ。それをきっかけに周りで見ていた人たちも次々話に入ってきて、いつの間にか自分の周りは人だかりになっている。その中には英語を喋る奴が大抵一人くらいはいもので、今回もその中の一人、僕と同い年くらいの青年を見つけた。彼が言うには、自分兄貴が毎朝国境行きの車を運転しているとのこと。この村に来る外国人十中八九陸路タンザニアへ向かおうとしている奴だから、客になりそうな外国人がいると聞いてすっ飛んで来たらしい。村の奥、青年の指差す方向には一台のピックアップトラックが止まっていた。手を引かれ、群衆をかき分けながら近づいていくと、荷台に腰掛けた白いタンクトップの男がサトウキビバリボリ齧りながらこちらに視線を投げている。トラックの前まで来ると、男はサトウキビの食べかすを地面に吐き捨て、挨拶もそこそこに言った。

あんた、国境に行くんだろ。300メティカル明日の朝こいつの荷台に載せて連れてってやるよ。早朝三時にここに来な」

 なんとなく予感はしていたが、国境へ行く手段というのはバスや乗り合いタクシーの事ではないらしい。このトラックの荷台に乗って、荷物のついでに運んでもらうということなのだ。トラックの荷台には、明日の同乗者になるのであろうコーラの空き瓶が入ったケースや何が詰まっているのかわからない大きな頭陀袋が山と積まれているだけで、当然ながら座席のようなものは見当たらない。今日の移動もなかなか骨だったが、明日今日に劣らずタフな一日になりそうだ。

 運賃として提示された300メティカル日本円にしておよそ500円少々。交渉が前提になっているようなひどく高い金額でもないし、村を歩いて探し回っても他の交通手段があるとは思えない。500メティカルなら、あと一日くらいこのモシンボアに泊まってゆっくり骨を休める余裕ができる。聞く所によればこの男は毎日国境まで行っているようだし、出発を一日先延ばしにしてもさほど問題にはならないはずだが、でもこの時はそうしなかった。前へ前へと懸命に移動することに、ある種の快感のようなものを覚え始めていたのかも知れない。とにかく僕はこのトラック明日の朝、国境まで行く事に決めたのだ。

 握手を交わすと、男は表情を和らげて言った。

「寝る場所必要だろう。弟に宿まで案内させるから今夜はそこで休め。寝坊しても起こしに行ってやるから安心しろ

 男が目配せをすると青年は頷き、ついて来いと言って歩き始めた。もう一つの懸案だった宿の方も、彼らが世話してくれるらしい。それもそのはず、人や荷物国境まで運ぶ商売をしていれば、僕のような旅行者を載せる機会も幾度と無くあっただろう。そんな旅行者への宿の斡旋も、彼らの商売の一部なのだ

 青年背中を追って歩いていくと、少しずつ村の中心に近づいていくのがわかった。舗装された道幅の広い道路があらわれ、ガソリンスタンドや錆びたコカコーラ看板商店食堂などが民家に混じって見え始める。顔を少し上げると、視界の端にわずかに入るヤシの木や、朽ちて傾いた丸太電信柱の向こうに、どことなく湿った雨期の青空がいっぱいに広がるのが見える。

10分も歩かないうちに、僕らは一つの建物の前で立ち止まった。周りに見える民家や商店より少し大きい、ちょうど郊外コンビニくらいの大きさのその建物は、宿泊施設としてはやや小さく思える。水色のペンキで塗り染められた石の外壁には大きなひびが入り、風雨や土埃に晒されてくすんだ色になっていた。やれやれ想像通りのボロさである

「ここが宿だ。少し汚いけどこの村には宿はここしかない。悪いけど我慢してくれよな」

青年はそれだけ言うと、あっけにとられる僕をその場に置いて来た道を逃げるように帰っていった。僕が宿にいちゃもんをつける前に立ち去りたかったのだろうか。

入り口にかかる簾をくぐり、薄暗い室内にに踏み込む。簾に付いた鈴が音を立てると、奥のカウンターの向こう側から一人の老人がゆらりと立ち上がった。部屋が欲しいんだと大袈裟ジェスチャーを交えながら伝えると、彼は黙ったまま横の壁の一点を指差した。目をやると、石の壁に赤のペンキで直接文字が書かれているのに気付いた。

"Single 1200. Twin 1600."

シングルの部屋が日本円にしておよそ2000円ほど。いままで泊まってきた宿の中では一番高い金額だが、さて、どうするべきか。村にある宿がここだけだと言う青年言葉は、この宿の大きさから考えて恐らく嘘だろう。ここより安いという確証はないが、土地人間が使うゲストハウス位はどこの村にも幾つかあるものだ。しかし、重い荷物を再び背負って表を歩き回るのはやはり億劫だった。壁に書かれた赤いペンキの文字酸化してほとんど茶色くなっていた。いつからこの値段でやっているのかは知らないが、少なくとも僕を金持ち旅行者と見てふっかけているわけではないようだ。値段の交渉は望み薄だが、僕は試しに聞いてみた。

「もう少し安くはならないの?」

老人は困ったような、それでいて僕がそう言い出すのを知っていたかのような苦笑いを浮かべ、少しの間を置いて言った。

「窓のついてない部屋が一つあるが、そこなら600でいいよ」

なんと、意外なほどあっさり宿賃が半値になってしまった。一泊1000円なら上出来じゃないか。窓が無いというのは、まあ多少風通しと明るさに問題があるとは思うがこの際妥協してもいいだろう。どうせ明日は日が登る前にここを発つのから

「部屋を見せてくれる?」

僕が言うと、老人は鍵を引き出しから取り出し、カウンターを出て奥へ伸びる暗い廊下を歩き始めた。僕もその後を追った。

つのドアの前で立ち止まると、老人はドアノブに鍵を突き刺して、ガチャガチャ乱暴に鍵穴をほじくり始めた。なかなか開かないようだ。このボロさでおまけに窓の一つも付いていないときたら、本当に地下牢のような荒んだ部屋なのだろう。そんなことを考えながら、鍵と格闘する老人の背中を眺めていた。しばらくして鍵が開く。額に汗した老人は僕の方を向いて意味深な笑みを浮かべ、ドアを開いて見せた。

開け放たれたドアの前から覗いた部屋は、想像通りとても簡素ものだった。だが、想像していたより酷くもなかった。六畳程度の部屋のど真ん中にはセミダブルくらいの大きなベッドが石の床に直接置かれ、部屋の隅にはちゃちな木製の小さな椅子と机が、客室の体裁を取り繕う申し訳のようにちょこんと置かれている。そして、奥の壁の大きな窓からレースのカーテン越しに差し込む夕陽が、数少ない部屋の調度品と埃っぽい室内を舞う無数の塵を照らしていた。しかしこの部屋、さっきと少し話が違うんじゃないか

「いや…ご主人、僕が見たいのは半額の部屋の方なんだけど」

「ん? この部屋は600メティカルだが」

だって窓が付いてるじゃないか

僕がそう言うと、老人は黙って部屋へ入って行き、カーテンをめくる。そこにはあったのは確かに窓だった。窓だったが…窓にはガラスが入っていなかった。僕は思わず笑ってしまった。窓が付いていないというのがまさかこういう意味だったとは。明るくて風通しの良いこの部屋は、僕が覚悟していた牢獄の様な部屋よりよっぽどマシに見えた。しかし、中と外の境界を作るのが鍵の掛けようのない無い薄いカーテン一枚というのは、やはり安全面に問題ありすぎる。こんな部屋でおちおち寝ていたら命が幾つあっても足りないだろう。強盗マラリア、野犬、その他諸々の野生動物危険は数え出したらキリがない。半笑いでそんな事を考えていると、いつの間にか隣に来ていた老人に小突かれた。

「で、どうするんだ」

「…窓が付いている部屋も見たいな」

「だろうな」

ニヤリと笑みを浮かべた老人は静かに扉を閉めると、一つ隣の部屋の扉を開けて僕に見せてくれた。さっき見たのと一見全く同じ部屋だが、こっちのほうが心なしか手入れがされているように見える。中に入ってカーテンをめくってみると、くすんだガラスがしっかりと嵌めこまれた窓と網戸が見えた。

「1200メティカルだけど、いいよな?」

振り返ると、勝ち誇ったような笑みを浮かべた老人と目が合った。やれやれこちらの完敗である

「…いいよ。この部屋にする」

宿賃を渡し、僕は笑ってそう答えた。老人は僕の肩にポンと手を置いて、隣の部屋のとはまるで違う綺麗に磨かれた鍵を渡してくれた。やっぱり、あの部屋には最初から客を泊めるつもりなんてなかったのだろう。

明日の昼まで停電から電気はつかないよ。ロウソクが引き出しにあるから使うといい」

「一本いくらですか?」

サービスだよ」

僕が皮肉半分に聞いたことを知ってか知らずか、老人はどうだ気前がいいだろうと言わんばかりの誇らしげな笑みを見せ、ドアの外へ消えて行った。やり返してやった気にはまるでならなかった。

靴や荷物についた砂を振り払い、ベッドに寝転んだ。疲れ切った身体を動かす体力はとうに尽きていたが、不思議と気分は高揚していた。蓄積した疲労の中に滲む自虐的とも言える旅の充足感に気付いたのだった。

2020-01-07

anond:20200107154923

ちょうどいい罵倒語が思いついたときだけ元気なんだねぇ~

べつに老人じゃないけど入間くんみたいにアニメ化されてから看板をなのったほうがいいねぇ~

入間くんはたしかアクションマガジンだったかねぇ~ あっチャンピオン

自分能力に著しい凸凹があることは、幼い頃から気づいてきた。

親が「みんなそんなものよ」と言うものから、みんなそうなのだと信じて生きてきた。

物心ついた頃から知能は高かった。しか勉強という行為地獄のように退屈だった。

なぜこの教師は1時間も使って足し算を説明しなければならないのか、なぜ周囲はこの程度も理解できていないのか、そして既に理解できている自分がなぜ1時間も退屈に付き合ってやらないといけないのか、ひたすらに理不尽だった。

教室を飛び出したい衝動に常に駆られていたが、飛び出せば落伍者扱いされることは解っていた。だから我慢した。

授業を聞いている振りをして空想に耽ることだけが、唯一の自由だった。

持たざる者は、持つ者を妬む」と、親がよく口にしていた。

同級生よりも【持っている】と気づいてしまった事柄は、片っ端から隠し倒して、持っていないふりをした。

持たざる者の苦しみを想像し、「私も…」と同調し、仲間としての承認を得てきた。

運動能力感覚過敏など極度の身体的欠陥と、そしていくつかの規律性の欠如、それらに私は救われた。

勉強以外は欠陥だらけ」とレッテルを貼られることで、嫉妬ターゲット回避する絶好のポジションを、コミュニティ内で獲得できた。

とにかく周囲を観察し、人に好かれる態度と嫌われる態度を学習し、目立たず騒がず当たり障りのない人物を演じ続けてきた。

それでも「人並み以下の努力で、人並み以上の成績を維持していること」に気づき、妬み、攻撃してくる者はいた。

この頃から人付き合いに疲れだした。自分と似た性質を持つ者が、およそ存在しないことを悟りはじめた。

人に打ち明ければすぐさま嫌われる類の悩みばかりが増幅した。

外面的な交友は虚しく、内面的な孤独は深まり学校生活さらに退屈になった。

学歴なんて何の役にも立たないと言い張る世間大人たちと、難関大に受からなければ人扱いしない教師たちの顔色を伺いながら、適当受験し、就職し、いよいよ三十になった。

会社でも学校でも、凸凹を隠して「普通の人」として生きるために必死擬態を続けてきた。

擬態に疲れ、精神を病んで辿り着いた自助グループでは、いかに正直に凸凹さらけ出しても「普通の人」と敬遠された。「あなた大丈夫から」と、励ます口調で突き放された。

どこまでいっても異端扱い。

鬱病でも、人格障害でも、社会不安障害でも、発達障害でも、HSPでも、ギフテッドでも、なんでもいい。

どの看板を下げても被差別階級になることは解っている。もうどれでもいい。

私が何であるかを正しく解明しろ

対策を示せ。

これ以上待たせるな。

これ以上翻弄するな。

原因がはっきりわかっていないのも、正しく診られる専門家国内に少ないのも、学術データが揃っていないのも、誤診が起こりうるのも、すべて私のせいではない。

どこまでが普通なのか、障害と呼ぶべきなのかの議論なんて今はどうでもいい。

ただ私が困っている。それが真実ではないのか。

2020-01-06

anond:20200106161637

ごめんな、「イオンまで100キロ」みたいな看板たってる田舎なんでファミレスタクシーもないんだー

anond:20200106145756

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2020-01-05

anond:20200105070149

枝野政権時代に身内が国を破壊するのを止められなかった、今当時より力があるわけでもないので考慮に値せず

志位はたまたま今席に座ってるだけであれは共産という暴力装置であって個人を云々する意義なし

山本は便利な名前看板を持ってくる起用する胆力はあれどもあれの後ろにいる人形遣いを論じなければ異議なし

2020-01-02

WACKファンが嫌いだ

私は豆柴の大群のファンだ。水曜日のダウンタウンで立ち上げられ一躍話題となったグループアイドル応援しよう、と思えたのは、本当に数年ぶりだった。本気だった。

が、しかし。

新年早々に衝撃的なニュース

それは「豆柴の大群 全員改名方向性シフトチェンジである

しかった。

ただただショックであった。

WACKという事務所がどんな物かは分かっていた(一時期BiSHが気になり調べたりしていたからだ)。だが、この展開はあまりにも早すぎる。クロちゃんプロデューサー解任から僅か1週間ほどの出来事である

豆柴のメンバーWACKに憧れ、カッコいい路線を望んでいた。それに間違いはない。だから、それを否定するつもりはない。

しかし、WACKというカッコいいアイドル事務所の中で、唯一キラキラ可愛い王道アイドル路線なのが豆柴らしさで、それがウリ、面白みだと思っていた。

だが、違った。

渡辺は何を考えている?

クロちゃん水曜日のダウンタウンという巨大な看板を利用するだけして簡単に捨てたのだ。

今の豆柴には、クロちゃんプロデュースの欠片もない。彼の意思尊重することはできなかったのか? これでは、あまりにも元プロデューサー可哀想だ。

で、ここからが本題である

私はWACKファンが嫌いだ。

嫌いになってしまった。

名前変わったり路線が変わっただけで応援できないとか、WACKオタク向いていないから追わない方がいい」

このツイートを見た瞬間、気持ち悪さで死ぬかと思った

豆柴のファンは、WACKファンじゃない。ただ豆柴の5人が好きなだけだ。

まして大手番組きっかけで話題となったグループだ。WACKを知らない層がハマったケースが確実に多い。

全員が全員事務所箱推しできる訳がないだろう。

そんな新規排除するようなツイート、何の意味がある?

豆柴のファンが減るどころか、WACKの他グル新規獲得も厳しくなるだけだろう。

なぜオタクはいつもこうなんだ。

とにかく、Twitterでは上記のようなツイートを多く見かけた。そのツイートをしているアカウントほとんどがWACK箱推しだった。

唖然とした。

こんな民度なのか、と。

WACKって、主観的一方的古参アピールしかできないようなオタク達が沢山いる界隈なんだな。

悲しいけれど、そう思う他なかった。私だって、できれば思いたくなかった。

WACK所属しているアイドル否定しない。むしろ好きだ。

だが、渡辺氏とWACK信者だけはどうにも許せない。大嫌いだ。

今回の豆柴のイメチェンWACKを知らない豆柴ファンからしたらショックだったことに変わりはない。なのに、それを悪く言うWACK信者の多いこと。

豆柴ファン気持ちを考えると、胸が痛い。やるせない気持ちのまま、今日もりスタートを聴きます

2019-12-31

anond:20191231131554

3割以上抜いたら悪だと思うけどね。

会社看板や取得してる資格によって受注できる案件が変わるとはいえ。3割以上、抜くのはあかんですよ。

anond:20191231002144

安倍政権だって邪悪宗教だろ。国民洗脳されやすいことを知っているか自民看板があれば、あとは悪事働き放題。無条件自民信者が国を破壊する。

2019-12-30

処女卒業レポ

男性処女卒業する体験記は思いのほか需要が高いようだ。そこで自分もその体験を記し衆目にさらしてみたい。

かなり昔のことを思い出してしたためるので、脚色や記憶違いがあるかもしれないが悪しからず。

反社会的ゲームばかりしていると反社会的欲望を持つようになる」

男の娘ジャンルエロ作品にあふれた現在において、女装に興味を持ってしまった人間が実際に女装に走るのは自明の理である

普段は昼食を手作りおにぎり水筒の水で済ますようなケチ自分が、ウィッグ衣装化粧品合わせて数万も使ってしまったのだから女装したいという欲望は相当なものだったのだろう。

当時、女装子とチェイサーのためのSNSがあることを知り、

コスローというハンドルネームを名乗り自撮り画像をあげては反応が来るという環境に「女装エロ同人みたいなことって現実だったんだな」といい気になりながらもどこか物足りない気持ちになっていた。

「よし、処女を捨てよう」

その物足りなさを埋めるために、この結論が出るのはすぐだった。

ネット出会った知らない人と一対一で会うことには恐怖心があった自分は、定期的にパーティーを開催しレポートも出している主催者のA子という女装さんにDMを送ることにした。

すると、「ちょうど新宿で近日に空いてる回があるけど参加する?」とお誘い。二つ返事で参加表明する。

うわの空でその日までを過ごし、当日。早番をパパっと済ませて自宅で荷物とって電車へ。車窓から湯河原の海を眺め、小田原で夕食をとる。

広い駅舎に大提灯、複数路線が止まるターミナルは都会に来た気分になるが、駅を出てすぐの北条早雲像や小田原城などの史跡歴史を感じさせる、過去未来が奇妙に混在する町という印象があった。

そこから小田急線へ、携帯ゲームで遊ぶもどこか心が浮つく。あ、見逃し三振した。

そんなこんなで新宿へ到着。そこにあったのは迷宮だった。

数十ある出口。

延々と続く地下道

気づけばデパート家電量販店の中にいる。

いつまでたっても外に出られない。

そんな環境にあって勝手知ったるようにすたすたと歩いていく人、人、人……。

やっとのことで外に出たらビルを覆わんほどの巨大な電飾パネル

ロボットアニメ主人公機を彷彿とさせる都庁

突如現れるモノリスめいたビル……

小田原程度で都会を感じていた自分にとって、新宿という町は未来だった。さしずめ、小田急線タイムマシンといったところか。

それでも間隔的に置いてくれてある地図付き看板現在位置確認しながら目的場所へ向かう。高層ビルも鳴りを潜め、民家が目立ち始める。

そして指定された住所と特徴の建物にたどり着いた。気づけば十時になろうかという時刻だ。

(ここが会場……)

一呼吸おいてチャイムを鳴らすと、男性が扉を開く。短く刈った頭とやや吊り上がった目、ランニングシャツから除く二の腕はたくましく、スポーツをやっていたことをうかがわせるアラサー男性だった。

「えっと、某SNSでお願いしたコスローです」

「ああ、聞いてます。どうぞ」

そう言って招き入れてくれた中は、客間のようにソファーテーブルが置かれており、酒やつまみが置かれていて二人の女性と二人の男性がAVを見ながら歓談していた。最も女性二人とも男性なのだろうが。

奥にも一室あり、引き戸は明け広げられているが、電気がついていないせいで遠くからでは様子がわからない。近づいてみると、深夜通販で見るようなアウトドア用のベッドの大きいサイズが置かれていた。

そして、その上では。

主催のA子さんが、抱かれていた。

彼女SNSにあげる画像から、A子さんに抱いていた印象は、「昭和末期の美女」といったものだった。

ややウェーブがかかったセミロングの髪、長身スリムな体格、切れ長の目に青基調の暗めのアイシャドウビビドレッド口紅。網タイツで覆われた脚。

古本の山からふと見つけてしまったポルノ雑誌モデルのような、目を離さなくてはならないと思いながらも見続けていたい、そんな魅力のある方だった。

いま身にまとっている黒のネグリジェもA子さんの魅力を引き立てる。

そんなA子さんが、エロ同人から飛び出てきたような太ったおじさんに正常位で疲れ、嬌声をあげていた。

邪魔をしては悪いと思いそそくさとその場を立ち去り、手前の部屋へ。戸惑いを紛らわすために用意してくれていた飲み物を口にする。

コスローさんでしたね、女装子さんなんですよね」

出迎えてくれた男性に尋ねられ、うなづく。

メイクルームはそこでシャワーはあっちね」

かに設備説明を受け、礼を告げてシャワーへ向かう。長距離を移動してきて汗もかいていたので、温かくなるまで時間がかかるシャワーは心地よかった。

身体の水気を拭き、どうせすぐ女装するからと思って下着だけ身に着けてメイクルームへ向かう。

下着女装のもの、百円均一で買った黒のスポーツブラと白いショーツ、黒のニーハイソックスに変え、ショートウィッグをつける。

衣装は黒のチャイナドレス。肩から胸にかけてのボタンとサイドにファスナーとがあるので頭からすっぽり着れて、腰からストンと脱げるので重宝している。

この時点で、心は女性になる……といっても男性にとって都合のいい、性欲を喜んで受け入れてくれるような現実にはまずいない女性だが。

顔にファンデを塗り、頬にチークをさし、アイシャドウで目を作り、唇を口紅で完成。

やはり、見慣れた自分の顔が男性から女性のものへと変化していく様を眺めるのは楽しい

これで客間に出ていき、もう一度全身が移る姿見で確認する……と、後ろから出迎えてくれたアラサー男性が近づいてきて、

「かわいくなったね」

と両肩に手を置いてきた。いきなり触れられたことに不快感はなく、むしろ女性としての価値を認められたことに喜びを感じていた。

「こういう会ってよく来るの?」

「いえ、初めてです」

「じゃあ処女なんだ」

「……はい

今日卒業したい?」

「……お願いします」

出迎えてくれた男性は、僕が着ているチャイナドレスの襟から手を入れて直接肩や乳首を触ったり、裾のスリットからしりを揉んだりしながら尋ねてくる。

「横になれると行こうか」

しばらく僕の身体を堪能したアラサー男性は、手を引いて奥の部屋へ招き入れた。まだA子さんとおじさんはまぐわったままでいる。

アラサー男性はベッドの端に腰かけはいていたジーパンを脱いでから、僕をひざまずかせた。

まずはパンツ越しに触ってほしいのかな、と忖度した僕。そうしてみると、ぶるぶると弾力のある、半立ちのモノの感触があった。

自分ので触りなれているはずなのに、こうして初めて他人のものに触れてみると、なかなか奇妙な感触だ。これは何に近い触り心地なんだろう。

理科実験で作ったスライム……よりは芯があるかな

釣りルアー……より不規則な動きかな?

ぶつけられてもいたくない子供用のゴムボール……より中身が詰まってるかな? うん、海綿体が詰まってるね。

「楽しそうだね」

そんなことを考えていたら上から声をかけられた。

「そろそろ舐めてよ」

そう言って彼はモノをあらわにする。なかなかに立派なモノだ。

真正からモノを見るのは初めてだな、自分のは上から見るし、エロ動画だと下から見るし、奇麗に剥けていて丸々と張りのあるカリは木に茂った梅の実を思わせる。

などと心の中でイチモツ評を下しながら舌先や唇で触れてみる、結構弾力があって跳ね返してくる。しばらくそ感触を楽しんでいると、唇で押しても沈んでいかないほど固くなって、カリを上に向かせようという力が働いてきた。

フクロの部分も舌を這わせてみると確かにタマがあることがわかる。当たり前か、とペロペロしながらおかしく思った。

「初めてでそんなに舐められるんだ、どこで覚えたの?」

「独学です」

「もうすごくうまいけど、飴をなめるような感じじゃなくて、麺をすするようにしてみてくれる? 歯には当たらないようにね」

したことのない難しい注文だが、なぜか何となく勝手はわかった。ずるずると竿をすする。自分がこんな下品な音を立てている事実に興奮した。

「いい感じいい感じ。今度は交互にやってみて」

まるでフェラチオ教室インストラクターのような指示に従ってしばらく楽しんでいると

「混ざっていい?」

と背後からの声。振り返ると客間にいた別のアラフィフぐらいの男性がしゃがんで僕の顔を眺めていた。

いわゆるこれは前から後ろからの3Pというやつか。あこがれてはいたが初体験でこれは過激すぎじゃないのか、しかしこの機会を逃したらいつできるかわからない、いや一生できないかもしれない……

などと迷っていると、アラフィフ男性がぼくの腰を両手でつかんできた。そしてそのまま膝立ちでお尻を突き出し姿勢にされる僕の上半身アラサー男性下半身体重を預ける格好だ。

そのまま後ろの男性チャイナドレスの裾をめくりあげて僕の尻肉をわしづかみにした。

そのままパンツもずらして後ろの穴がさらけ出されてしまう。そして、何か冷たいゲルのものが注ぎ込まれた。続いて今度はぬるくて硬いもの

これは指だ、と理解したのは何周もぐりぐりかき回す動きを感じた時だった。

体内での遠慮ない動きに思わず声を上げてしまう。同時に、自分の後ろの穴が、入ってきた指をくわえこむかのように締まる動き。

「おお、いい締まりじゃん」

後ろの男性が期待を込めた声をかけてくる。

「そろそろ本番準備しようか」

二人の男性は僕をベッドにうつぶせになるよう促した。

「初めてでトラウマなっちゃうと悪いから、言いたいことがあったら言ってね」

「……じゃあ汚したくないかチャイナドレス脱いでいいですか」

「あ、気づかなくてごめんね」

行為への持っていき方はやや強引だったが、細かい点に気の回る紳士方だったようだ。ますます心がメスになってしまう。そのままストンチャイナを脱ぎ下着姿になる。

かわいい下着だね」

着ていた下着は百円均一のもので、なんとなく誉め言葉をもったいなく感じた。

そしてベッドの上でうつぶせになると腰を浮かすように枕が差しまれる。

ちょうど、相変わらずはめられ続けているA子さんの顔が真横に見える位置だった。

「こんばんは、コスローさん、でしたっけ?」

息を弾ませながら尋ねてくるA子さん。そういえば挨拶もまだだった。

はじめまして、こんなタイミングなっちゃって、すみません

これから処女卒業しようとしているタイミングで初対面の挨拶を交わす。まさに「こんなタイミング」だろう。

「いえいえ、主催なのに自分で楽しんでてごめんね。いきなりエッチしてて驚いた?」

「ええ、実際に見るのも初めてなんでさすがにちょっと驚きました」

「でも、楽しんでもらえてるようでよかった」

はい、やっぱり、女として扱われるのって、なんだかうれしいですね」

ガールズトークを始める僕とA子さん。方や本番真っ最中で、方や本番前にほぐしているところだ。……あっ、指が二本になったけど、僕の後ろの穴、すんなり受け入れてる。でも三本だと痛い。

そして男性がいったん離れて何かに強く息を吹きかけたような仕草をした後(後で知ったことだがゴムが破けないようにしているらしい。ここらへんも手馴れている)ついに、穴にあたる気配が指ではなくモノに変わる。穴を穿とうとするが、何度か尻肉の谷間を滑る

ちょっと枕ごと潰す感じて浮かせない姿勢になってくれる?」

まれた通りにすると、床オナのように自分のモノに自重がかかってしまう。完全にたっているので、暴発しないか心配になる。

ちょっとくっつくよ」

そう言って、背中男性の体温と体重を感じ、一寸おいて自分の後ろの穴が男性のモノを飲み込んだ感覚。ついに処女卒業してしまった。あれ、どっちの男性がさせてくれたんだろう。まあどっちでもいいか

「あは、コスローちゃん処女卒おめでとー」

隣でA子さんが祝福をしてくれた。こちらに向かって伸ばされた手を握る。正常位ではめられてるA子さんと、バックで掘られている僕が、がっちりとシェイクハンド

自分の中で男のモノがうごめいている。出そうとしていないのに喘ぎ声がでてしまう。声帯ごと侵されているような感覚だった。

しばらくそのまま続けた後、ふいに引き抜かれていく感触、あれ、もうおしまいなの? と思っていると

「正常位でやろっか」

と腰に手を回しされ半回転するよう促され、仰向けになる。そこで初めて、相手が途中から入ってきたアラフィフ男性だということに気づいた。そのまま腿を支えられて腰を浮かされる姿勢になって、再び中に入ってくる。

「顔もかわいいね」

頬を撫でられたり、胸部の肉を集めるように両掌でわしづかみにされたり、腰骨をがっつりつかまれたまま前後されたりプレイは激しさを増していく。正常位になるまえに一旦離したA子さんの手も、知らず知らずのうちに握りなおしてしまっていた。

最後自分の手でやってみ」

そういうと男性は、僕のA子さんとつないでいないほうの手を、僕のモノのところに導いた。いわれるとおりに数回しごくと、すぐにせりあがってくる射精欲。

はめられながらも完全に立っていた僕のモノ。そのままイクと、自分ぶっかけることになってしまうが、もはや手を止めることはできなかった。

僕に向けられた鈴口から勢いよく精液が飛び出し、腹に、胸に、口に飛び散っていく。ああ、ブラにもかかちゃったかな、まあいいか、百円だし、気持ちよかったし。

後ろの穴は、男性のモノをくわえたままキュウキュウと何度も開いて閉じてを繰り返す。

「やっぱり女装はイクときの締まりがいいんだよな」

アラフィフ男性は満足そうに、僕を見下ろしながら言うのだった。

続くかな?

このレポを読んでの二次創作は歓迎しま

僕をモデルにしたエロ同人読んでみたい

anond:20191230152415

中国では「晴空塔」で通じとるんやから看板見て「晴空塔はあっちか」ってわかるのは普通にメリットやろ

2019-12-29

お雑煮看板メニューにして1年中出す店

正直牛丼屋より流行ってほしい

コミケ防災公園の囲み盗撮について

当方カメラマン増田

コミケ2日目にはカメラマンとして参戦。

で、囲み盗撮に遭遇した。

囲み撮影というのは、あまりにもコスプレ撮影カメラマン待機列が長くなると、大勢で囲んで一気に撮影するというアレだ。

で囲んで撮影するわけだが、周囲を囲んでる前列があまりにも近い。したから明らかにスカートの中身を撮影している奴が多数いた。レイヤーさんはやめてといってもまるで収拾がつかない状況だった。外から状況を見ていて、こらあかんな、と判断し、周囲のスタッフを探した。だがここで問題が一つ。スタッフが見当たらない。大声でスタッフを呼ぶも、どこにもいない。他にしようがないので、全力疾走し、防災公園コスプレ本部に報告し、状況を説明し、スタッフを件の囲み撮影盗撮のところまで連れて行った。

その後の顛末はその場をすぐに離れたので知らない。遠くからみるとスタッフ迷惑撮影禁止看板を高く掲げて警戒していたようだった。しかし、未だにあん盗撮を堂々とする人間が多数いるのかと唖然としてしまった。

で、ここからが本題。

目の前で盗撮とか痴漢が起きると人間パニックに起こる。

まず1番最初に頭をよぎったのは「見なかったことにしよう」だった。そこで、無理やり囲みの中に入っていって、無理やり盗撮をやめさせれば格好いいのだろうが、そんな度胸も腕力も持ち合わせてはいない。スタッフを呼ぶというのは、まあ及第点対応だったのだろうかとは思う。しかし、盗撮連中は罰を受けずに明日明後日防災公園撮影を続けるかもしれない。やっていたのは4-5人だが、少なくとも数人は犯罪者ゴロゴロいて、レイヤーさんが被害にあったことは間違いない。スタッフを呼ぼうにも、防災公園は広すぎてスタッフの数が足りてない。こういうときにどう対応すべきなのか、どうしたら予防できるのかよくわからない。盗撮屋の顔を動画撮影して警察に持っていくべきなのだろうか?

過去庭園では、盗撮駆逐されたのは間違いないのでなんらかの方法はあるんだろう。しかし、嫌なものを見た。

2019-12-28

3月のライオン最新刊読んでるけど、やっぱり将棋と一緒に内面に深く沈んでいく主人公の姿とそれを支える周りの人たちがこの漫画醍醐味だ。

それはそうと、Chapter.161あたりの道1~5、雑司ヶ谷(一部、面影橋あったか高田だけど)じゃん!!!!

地元民としては走っている順番が明らかにワープしているところまで手取り足取りはっきりわかった。地元本領発揮である

割烹西松のお店にかかっている看板うなぎ」は実際にはない。うなぎの幟はある。多分、雑司ヶ谷霊園の近くのうなぎ屋さんの立て看板と混ぜたんだろうなまで想像ついて吹いたw

鬼子母神前駅⇒西参道商店街入り口⇒絃巻商店街(アカマルベーカリーパン屋/肉の大久保さんのコロッケおすすめ)⇒割烹西松(雑司ヶ谷音楽堂の近く)⇒雑司ヶ谷霊園のお寺横の坂道面影橋めっちゃ走るなあづま号とか、

内容に反して興奮してしまったではないか

(途中で出てきた美容室記憶にあるんだがあれはどこだったか...)

多分わりと最近扉絵から懐石料理のお店から少し足を延ばして今取り壊し中の高田小のありし姿とか、(もう切られてしまったけど)体育館の裏、角で春に花びらを散らす桜の姿を映してもよかったんだぜ。

https://goo.gl/maps/KE4VeNdWhRrScBpJ9

...そっかGoogleMapはここが春だった姿を知らないのか。残念。

聖地巡礼興味なかったけど嬉しい。すんごく嬉しい。

2019-12-26

anond:20191226223905

ほんとそれだよね。

中身は大差ないんだけど(っていう言い方もアレだが)、看板の大きさは全然違うよねぇ。

個人的にはメジャーアイドル応援してるつもりなんだが、一般には地下アイドルと変わらないくらいの扱いだからギャップあるんだよな。

anond:20191226213907

今日カントリーガールズの卒業コンサートがあったんだが、売れるってなんなんだろうなと改めて思ったよ。

こんなにアイドルとして才能があって、ハロプロ看板があっても空席あったり思った程売れないんだからなあ。

売れる事が全てではないし、我々は楽しいからいいんだけどさ、見つかって欲しいじゃない。

もも時代として、国民的な何かとか難しいんだろうなあ。

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