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はてなキーワード: 個別具体とは

2021-09-23

立憲民主党戦略は悪くないと思うが・・・

政策小出しにする立憲民主党戦略批判する人が多いけど、自分は支持者の欲目もあるけど割と好意的なほう。つまり最初から体系的な政策を打ち出すことで何を恐れているのかというと、以下のことだろう。

→ (1)たとえば「子育て支援」で児童手当の増額を目玉政策として打ち出す。

→ (2)ところが、政権与党も「子育て支援」で児童手当の増額を掲げ、争点を潰しにかかる。

→ (3)慌てて争点を変えるが、当然ながら「主義主張がブレまくり」と有権者の目に映って立憲民主党は見放される。

そもそも自民党イデオロギー一枚岩ではなく、岸田や野田のように「反自由主義」や「ダイバーシティ」など従来の野党政策論の近い意見を持った人間自民党内には数多くいるので、争点を拙速に決めると容易に争点潰しにあってしまう。そうならないためには、以下のような戦略をとる必要がある。

→ (1)まず、モリカケ問題の究明など、絶対政権与党が受け入れないであろう政策だけを最初に掲げ、様子を見る。

→ (2)次第に政権与党から個別具体的な政策メニュー提示されるようになる。

→ (3)それを慎重に観察しながら、政権与党最後まで拒否あるいは無視している政策が何かを見極めて、それを争点にして選挙を闘う。


ただ多くの人に伝わりにくいという難点は確かにある。あと争点として「消費減税」だけは絶対ダメだと思う。与党が厳しい歳出削減策と一体で掲げるならともかく、今の野党がそれを掲げても「政治的実現性の低い、甘言で有権者馬鹿にした政策」としか受け止められない。

2021-09-13

anond:20210913085604

そういう個別具体的なことはどうでもいいんだよ

ガチャ論の本質先天的所与の条件で人生決まるよね、って話なんだから

2021-08-15

anond:20210814195145

その考え古いです。今は二次創作の多くはグレーゾーンとは言えなくなった。

増田の調べたリンク2011年とかそもそもいから。それに法律のこと知りたいなら弁護士法律家のページを読まなきゃ。法律解釈裁判所判例裁判例)によって毎年のようにアップデートされているので最近のもの読まないとダメですよ。それに最初に例示してたブログだって追記で訂正入ってるし。

2020年知財高裁判決(令和2年(ネ)第10018号 損害賠償請求控訴事件)で、従来からあった『キャラクター自体著作権はない』という解釈からさらに踏み込んで『キャラクターを流用しただけの新しい著作物翻案権同一性保持権侵害にあたらない』という解釈がなされました。

この解釈では権利侵害を主張するには、より具体的にどの回のどのシーンか?など個別具体的に指摘する必要があり、漫然と同じキャラクターからという理由では侵害されたことになりません。この判決は確定しており、将来別の裁判解釈変更の可能性はあるものの、この裁判自体は従来の解釈の延長にあり妥当性があると評価されています

少なくとも『二次創作違法』どころか、多くの同人誌グレーゾーンでもなくほぼホワイトです。原作を丸パクリしたような作品のように(例えばドラえもん最終回のような)ごく限られた条件の作品のみがグレーゾーンになると言えます

(一部修正済み)

(参考)

山田太郎 参議院議員 同人誌違法サイト事件 二次創作を守った知財高裁判決概要と意義

https://taroyamada.jp/?p=13224

STORIA 法律事務所

作品無断転載された同人作家は何ができるか:BL同人誌事件知財高裁令和2年10月6日)評釈

https://storialaw.jp/blog/7804

ねとらぼ 漫画の「キャラクター」は著作物ではない?

同人誌の法的位置づけ」を巡り画期的判決弁護士ポイントを聞いた

https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/2010/08/news144.html

大江橋法律事務所

同人誌製作者(二次創作者)から著作権侵害の主張の可否(肯定

https://www.lexology.com/library/detail.aspx?g=ce80aed7-c6e4-4bb3-b174-36fce5b63878

判決

https://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/748/089748_hanrei.pdf

2021-07-12

anond:20210712004848

病人って一般論として我儘じゃない?

全員がそう、とか個別具体的に誰、というわけじゃなく。

自分も手術して少しばかり入院していた時期があったからわかるけど、

入院患者ってちやほやされるんだよね。

身の回りの世話全部やってもらえるの。

長期間入院していると絶対我儘で傲慢になると思う。

2021-07-07

よしきさんは結局何を言いたかったの

「どういう表現公共の場にふさわしくないか」の基準を作っていくという極めて大事プロセスフェミに丸投げするなんてとんでもない

https://note.com/yoshiki_stu/n/n57b247afee6f

というnote増田反論してくれる人がいました。

本当にありがとうございます

やってかせていただきます。 

なげー文へのなげーレスポンスなので読む人もいないだろうしほぼ私信状態になると思います

  

 

1よしきさんは「基準を示せ」に賛成なの?反対なの?

いきなりですがまずわからんポイントです。

 

 

ブログで当初のよしきさんの主張は以下の感じです。

そもそもフェミに「基準を示せ」と要求してる人は、何がやりたいんだ

それは法律判例世界でしょや。そういう議論を突き詰めていったら法の出番になるやん。

フェミの人が基準を示したところでどうせまた反発するだけやん。

新しくフェミの人が基準示したところでそれをリンチするだけでしょや。

その表現は許されんぞー!と主張する人に「許されない表現基準提示を求めること」、

それ自体を徹底的に否定しておられると思います

 

  

でもツッコミ的なはてブを見た後でよしきさんが書いた追記はこれです。

>「許されない程度に性的である」と主張する人は自分の主張している基準客観的にチェックできる形で明示すべきである

個別具体の例について批判する際に基準を示すのは当たり前である

 

なにこれ?

基準を求めることについてよしきさんがどう思ってるのかさっぱりわかりません。

レスポンス見て考えたら意見グルっと変わりました」なら全然かまわないんだけど(ならそう書いてほしいんだけど)。

もしも「私は最初からそう言ってます」的なやつならさすがにどうかと思います

  

まあ最終的に「基準を示すのは当たり前である」になったならそこは意見一致なのでそれ以上言うことはないんですが。

 

 

2.よしきさんのトイアンナ批判について

読んでいくとなんでかトイアンナの話の方が多いくらいなんです。

そもそも私はトイアンナには1ミリも触れてないしあんま興味もないし

柴田英里の発言とそれに対する大野先生エアリプについて」と最初言及範囲を明示してるのですが

わざわざレスをくれたんだからトイアンナの話も付き合いましょう。

  

これはかなり悪質な印象操作だと思う。 

 

「好評だったのに、性的であるという理由一部の人間がクレームを入れて取さげさせた」ならトイアンナさんの言ってることはわかる。

でも実際ははてブをみてもわかる通り「性的要素なしにしても全面的に不評だった」のだ。宇崎ちゃんの時とはまったく事情が違う。

 

しかしトイアンアさんは宇崎ちゃんの事例に重ねる形でこの事例を紹介している。結果として、この二つを混同する人が多かった。

 

ほとんどの人が支持してなかったものを取り下げた」という事例が、読者の中で「フェミニストによる弾圧」のイメージすり替えられてしまっているのだ。

ここだけでツッコミたいことが結構あります

 

 

3.好評不評は関係なくね?というか関係しちゃいけなくね?

わざわざトイアンナの方も読みましたが、

よしきさんの非難に反し、トイアンナは「人気のポスターだったのに」とか「好評なポスターだったのに」なんて言い回しは全くしていません。

あのポスターが人気だったかどうかということ自体触れてもいません。 

 

当然だと思います

だってそもそも「許されるべきでない表現」は人気不人気で決まるんですか?

不人気な物なら雑な「許されるべきでない」認定を食らわせて抹殺しても問題ないの?

人気のある物ならなら「許されるべきでない」認定を思いとどまるべきなの?

 

逆でしょ? 

みんなに大好評な物であってもそれが自分の中の明確な基準に照らして「許されん」と信じるなら堂々とそう声を上げるべきだし 

まるで人気のない不評なものであっても怪しい「許されん」認定が下されそうなら「ちょっと待て!どういう理屈で許されないんだ!」と質すべきでしょ?

 

大衆の人気度合いに「許されなさ」が影響されたらそれはただの阿り、お調子もんじゃん。

皆に嫌われてる表現は悪認定して殺したれーって最悪でしょ。

 

きちんとスジや基準を明示した「許されない」認定をしてくれっていうのは

まさにそういうボンクラな話が嫌だからなんですけどね。

 

 

4,トイアンナはよしきさんルールを共有してないと思う

また、性的要素だけに限っても「私は、少なくとも満たさないと思う。

少なくとも、当てはまるかどうかは穏便に賛否両論するレベル」というトイアンナさんの主張は微妙ではないか

これに関しては「満たす」の意見の方が多いと思う。少なくともフィフティーフィフティーではない。今回の件に限って言えば、フェミ教授意見はそれほどおかしくない。

これも同じく意味不明なんだけど

え、それ多数決で決める話だったんですか?

 

理屈基準もない意見なんかいくらあっても「バカが沢山いるね」でしょ?

意見おかしいかおかしくないかって世間支持率で決まるの?

 

そんなんならもう例えばフェミニズムとか成り立たなくね?

「女は半人前だから父親や夫に従え」「女は家の中で働け」「女に選挙権なんか要らん」って価値観多数派だった時代

「これはおかしい。いまは少数派でも私が正しい」って頑張った女が物事を変えたんじゃないの?

 

よしきさんの「正しさは世間の支持度合いに影響を受ける」理論なら女はずっと弁えて家にいるのが「正し」かったですね。

ちょっともう何言ってんのかついていけないです。トイアンナがどうこうじゃなくあんたがおかしい。

   

で、トイアンナの話に戻ります

よしきさんの中にあるらしいヘンテコな「世の人気に影響されながら許されない認定する」ルールトイアンナが共有してる可能性は低いので

「宇崎ちゃんポスターミニスカポスター混同を図った!」というよしきさんのトイアンナ批判

一人相撲可能性が高いと思います

 

 

5.トイアンナの言ってたこ

一応よしきさんが「トイアンナ自分と同じルール採用してる」と誤解した理由っぽい箇所はトイアンナ記事の中に見つけました。

 

トイアンナは宇崎ちゃんポスター騒動を振り返って自分の中で是と否の論点を整理しつつ「賛否両論の段階」という言葉を使ってます

ちょっと変な言葉使いなのは確かですが、これをなんかしらんけどよしきさんは「世間の支持度合いがフィフティフィフティ」って意味と読んだんですね。

まあトイアンナはどう見ても「攻防の論陣が均衡状態」という自分の中のジャッジの話をしてるだけです。

 

ていうかそもそもポスターに対する支持不支持がフィフティフィフティっていったいどこで観測するんだよ。

もしほんとにそんなこと言ってたらトイアンナおかしいわ。

そのフィフティフィフティを疑問なく受け入れるよしきさんもやっぱりおかしいわ。

 

 

6.村と世界区別がついてないのでは

あとなんでかしらんけどはてなの反応とかで「世間の支持度合い」を測ってるっぽいのは本当におかしいですわ。 

はてなとかtwitter特殊タイムラインとかで分かるのは

非常に特殊人達の固まり切った脳による攻防だけです。

 

宇崎ちゃんポスターミニスカポスターについて、本当の世間の支持不支持はどうか?

「どうでもいい」が圧倒的1位だと思いますよ。 

「そんなことで必死に言い合いしてる奴等キモい」が2位じゃないですか。

  

  

7.結局、大野先生に対する批判のどこがおかしいと言いたいの?

これが一応本来の本題、かつ一番勘弁してほしい部分です。

連ツイの中で増田への回答はほぼなされている。

そこを伏せて「まともな回答がなされてない」ような印象操作をして「先生しっかりしてください」とやる増田普通にレギュレーション違反で失格でしょ

いやその連ツイはきちんとURL貼ってるし

なによりあなた引用してる所の多くは増田引用してますよね?

 

特に太字の部分について、増田も太字で引用して

「これが大野先生おかしいところです」と言ってるわけです。

「伏せて」とは? 

具体的に何が伏せられたんですか?

  

見ればわかると思うので一つ一つは指摘しないが、

太字あたりを念頭に置いたうえで、「先生しっかりしてください」の増田を読めば、ほとんどのことはすでに連ツイの中で回答されていることがわかるだろう。

えっ

一番肝心なところが「見ればわかると思うので」で回避された。

一番大事なところが内容ゼロ

 

よしきさん「増田反論するぞー、増田は論外であるぞー」

増田「ほうほう拝見しますぞー」

よしきさん「見ればわかると思うので指摘はしないがーーー」

増田「え???

 

こんなんあり?

よしきさんが何を反論たかったのかさっぱりわかりません。

だって本当に、文字通り、全く、なんにも説明出来てないんだもん

  

からそういう自分の主張の肝心な部分を「わかるだろ?」みたいに説明せず逃げるのはやめましょう

っていうのは大野先生のあのtweetに対しても言ったことです。

 

よしきさんはさすがに再度説明してくれると思うけど

これでなんか不貞腐れた感じになったり勝利宣言したりしながら説明せずに終了とかしたらさすがに呆れます

 

  

8.まとめ 結局よくわからん

わざわざ「増田は間違っておる!」と大上段の反論記事書いてくれたのでわーいって読んだのに

全然関係ないトイアンナの話を大量に読まされたあげくに増田への反論は中身ゼロって

あんまり仕打ち過ぎないかしら。

反省してよね。

 

あとはてブ民に対しても

はてブから人がたくさん来ちゃってなんのためにnoteで書いてるのかわからなくなってるので2日ほどマガジン読者以外に非公開にしますね……。

読みたい人はその後で来てください。正直noteは「めんどくさいはてブ民がこない」ことを前提に書きなぐりしてるのでいろいろ雑な記述あったと思います。ごめんなさいm(__)m

これはないんじゃないの。

めんどくさい話をしてる増田を拾い上げて反論(nullだったけど。)したらめんどくさいはてブ民がついてきたーって

猫の死体蹴ったら足にウジがついたーって言ってるみたいな感じで、被害者ヅラするとこちゃうぞと思う。

 

あと反論しようとしてくれること自体感謝してるし少しも悪く思ってないのはわかってほしい。他のこれから反論レスポンスをしてやるぞって人もね。

 

とか書いてたらnoteに追加エントリ来てるのかしら。

2021-06-14

anond:20210613151513

ムリなものもあるのかもしらんけど、せめてポテチくらいは「カルビー湖池屋のより、これのがうまい」と個別具体的な商品を挙げてもらわんとなぁ。ザクッとしすぎてて、「ああ、そー感じたんですね?じゃあ、それでいいんじゃないですか?」としか言いようがない。

2021-05-18

anond:20210518112143

中小企業地方って属性を持った法人を救うって意味しか使わなくないか

漠然とした「地方」という概念を救うって言わないと思うぞ

地方」や「中小」の先には個別具体的な法人地方自治体がある

2021-04-30

「解けない方程式

よくアニソンとかの歌詞で「解けない方程式」みたいなフレーズが出てくるが、代数方程式だって5次方程式(たった5次!)以上になったら一般には解けないし、微分方程式に至っては「ミレニアム懸賞問題」として100万ドル懸賞金が懸かってたりする難しさなわけで、たいていの方程式は解けなくて当たり前なんだよ!って、聞くたびにツッコミたくなる。

まり、「解ける方程式」なんてほとんど無いのだから、「解けない方程式」に悩むなんて、空が飛べる翼がないことに悩むくらい実現不可能空想であり、そもそも悩み方として間違っている。

というかまずは、お前の歌詞で求める「解」は近似解ではダメなのか、どうしてダメなのか、歌詞はせいぜい10分も無いけど、小一時間膝を付き合わせて問い詰めたい。ゼミを開いてお前の意図を詳らかにしたい。

ガロア群が可解にならないからって諦める前に、最適化のための近似アルゴリズムを試せよ。ニュートン法でも最急降下法でもいいから、なんか試せよ。微分不可能か知らないが、それでもなんかアルゴリズム考えろよ。

色々試した結果がそれでもダメだったら、初めてそのことを歌詞に表せよ。方程式が「解けない」んじゃなく、近似さえもできなくなったら、その内容を個別具体的に歌詞に表せ。そうしたら、俺もそのためのアルゴリズムを一緒に悩んでやろうじゃねぇか。

というか、方程式として問題を数式に表すことはできたんだよな。しか歌詞という万民に伝わる形で。そこは偉いな。尊敬する。問題は多くの人間に共有すべきだ。

問題数学手法で解く場合、一番重要なのは方程式を解くなどの計算手法じゃない。問題を数式に落とし込む「問題の定式化」の部分が一番重要なんだ。だってそもそも数式にできなかったら、どんな立派な手法があろうと問題なんて解けやしないだろう?

からこそ、お前の歌詞は本当に惜しいんだよ!「解けない」ながらも、方程式として問題を定式化できたんだろう?定式化できたら問題は8割解けたも同然なんだ。

から、お前の悩むべきは方程式を「解けない」と思い込んでいるその姿勢だ。

解けないことが問題なのではなく、妥協できないお前のプライドこそ問題なんだ。もう少し妥協して、近似解としてのアプローチに悩んでみてもいいんじゃないか?「一番じゃなきゃダメなんですか」なんて、お前以外の誰も求めてないかもしれないじゃないか

なに?一番であることはアニソンとしての、つまり物語としての要求だって

それなら、常に一番として勝ち続けないと存在しえない主人公、そしてそれを称える曲なんてアルゴリズム的にもう古いと、作者か作詞家かに最新の論文ごと叩きつけてやれ!

十全な状態で戦えずに、ひねった手法でなんとかやり込める、そういう近似解法としての物語が今や手法トレンドじゃないのか?真っ正面から物語を「解く」んじゃなく、端からだんだんアルゴリズムで解を詰めていく、それ以上は妥協する、そういう姿勢がこれから物語像だと思うんだよ。

とにかく、こんなに絡み合った現代は「解けない方程式」だらけなんだ。正面から方程式を解くなんて今日流行らねぇよ。だから、「解けない」という悩みを脱し、近似アルゴリズム必死に解を詰めようとするお前の歌詞こそ、論文として採択されうる価値を持つものだし、これから物語としてのロールモデルだってなるはずだ。

から、もう方程式が「解けない」なんて悩まなくたっていいんだ。次の作品も期待してるぞ。

anond:20210430095810

はっきり言えば、テラケイ関係ない話だからだよ。

個別具体的な話ができないお前に、「代わりにリベラルを懲らしめてやりました!」って言われると

お前関係ないだろ、話をややこしくするな、と思うし。

テラケイ自身が困っている当事者ならわかるのよ。でも、徹底的に外野でしょ。

代弁している「弱者」の言葉も、その世代やある一定集団代表するような言葉とは思えないし。

日本人をなんとか世代とかで切って、「彼らはこれこれで苦しんでる」とか言う時、一般的によく知られていることとテラケイ独自の話を

混ぜて言うんだけど、一般的によく知られていることはみんなが言及しているかテラケイが言わなくても誰だって知ってる。

で、テラケイ独自の部分は、典型的空想産物なんだよ。「給付金パチンコで使ってしまう人にも人権はある」みたいな話を、

オレの属する集団代表的な人間像として出されると、それは違うしいい加減なこと言うなと思うわけ。

テラケイの周りの人間が、ならまだわかるけど。

無用な諍いを引き起こして、「オレが世論を作っている」とか手柄を上げたようなこと言われると、はっきり言って迷惑なんだよ。

アメリカトランプ支持者がどうこうって話は、オレも外野からそういうものかと思うが、こと自分当事者になる話は、

適当なこと言われると腹が立つんだよ。いいかげんにしろよ。

2021-04-06

「包装業増田」を見ていると思うこと

弱者男性という話題で「包装業の男性は4割しか結婚できない」というネタ伝家の宝刀とばかりにひたすら繰り返している増田がいる。それをここでは便宜的に「包装業増田」と呼称する。

おそらく彼は何かの調査結果で「男性既婚率の一番低い業種は包装業でその割合は4割」というデータを目にしたのだろう。それで自分の言いたいこと「弱者男性は不当に虐げられている」を補強する「ソース」を見つけたと喜んでひたすらそれを振りかざしているのだと推察される。

数学的に証明された事実あるいは十分に確立された自然科学理論でもない限り、普通ロジックデータというものは使いながら検証されアップデートしていくものだ。特に人文社会系のデータなどというもの曖昧性や不確かさが付き物であるから突っ込みが入ったらそれを検証してデータを集め直し論を作り替えるアップデート必要だ。そうすることでその論はより蓋然性が高まり「強く」なっていく。

「包装業増田」はそれをしていない。「包装業」という単語を壊れたラジオのように繰り返しているだけなことからも明らかだ。論を検証アップデートすることをしていないのは明白で、それはたまたま見つけた自分に都合の良いデータいつまでも固執しているということを想像させる。その様子は端的に言ってダサく、「包装業」などという個別具体的すぎて抽象化されていないことが丸分かりの用語連呼する様子には、子供が今ハマっている戦隊ヒーロー世界で一番かっこいいものだと信じて話してくるのを聞いているかのような居た堪れなさを感じる。

でもそういった検証更新ができないことこそが「弱者であることを表してもいる。包装業増田は紛れもなく弱者男性なのだなと文章を見るだけでわかる。願わくば包装業増田が自らを客観的に見ることができて、勉強試行錯誤をするようになり「弱者から抜け出せればと思う。

anond:20210405210640

あれ読んで俺も負荷を与えすぎに感じたけど、でも実際問題世の中動かすにはそうやって負荷を当事者が与え続けていかないといつまで経っても後回しにされちゃうから個別具体的な話としてはなんかなぁと思っても、それが社会運動なんだと思ってメタ的に捉えるしかいかなと思った

2021-02-18

独身男性赤羽北千住に住むのは差別

タイトルは以下に述べる文章の要旨を明らかに誇張したもので、別にそのような地域に住んでいる方を中傷したい訳では無い。

また、赤羽北千住所謂治安の悪い地域」としての例であり、東京圏以外でもそのような地域は多くあると思うし、基本的に以下の文章で述べるような話は他地域にも一般化が可能だと思っている。

治安の悪い地域に女は住めない。特に頼る相手のいない独身であり、しか性犯罪にあうリスクが高い若い女には。

結果としてそのような地域賃貸物件需要はほかの治安の良い地域に比べ少なくなり、治安の悪さを気にしない男性が不当に安い賃料で入居しているのではないか

勿論、男が赤羽北千住を選ぶのも自由選択の結果だし、女がそれを避けて本駒込根津を選ぶのも自由選択の結果である

しかし、その選択の要因として、女は男に比べて街の治安の良さ、というものを明らかに重視している。

これは女の自意識過剰心配性ではなく、実際に女が性犯罪被害に遭う確率が男に比べて高い事も要因になっているだろうし、性犯罪以外の犯罪(例えば強盗空き巣)などに関しても、基礎体力で劣る女はより大きな被害に遭う可能性が高い事が原因になっている。

増田には恐らく東京圏に住む独身男性独身女性が多いと感じているが、男は治安が悪くても家賃や立地を重視し、女はその逆の傾向を持つということは実感しているのでは無いか

女が治安の良い地域を選好する(結果として富裕層不動産市場で戦わざるを得なくなる)のに対し、男は女のいない分供給過多となった市場でより便利で広い部屋を手に入れている。勿論女はその代償として治安の良さやオートロックを手に入れているが、若い男にとってはそんなものはなんの足しにもならない。

そもそも女が治安の良さを求めて男以上の出費を強いられている(男と同じ程度の安全を得ようとすれば、男以上の負担をする必要がある)というのは、差別的とは言えないだろうか?

男はたまたま男に生まれただけで、同程度に厚生をもたらす住宅確保に女以下の出費しか必要とならない。

勿論、ここで想定している男、女とは平均的なそれらを指しており、個別具体的な話(例えば、180cm 100kgの女ならば少々治安が悪い地域でも問題ないだろう)はしていない。

また、ファミリー層、子供がいなくとも夫婦であれば、より弱い側(子供や女)の安全を重視して治安の良い地域を選好するだろうし、体力の無い老人もそうだろう。

こんな事を考えたのは、自分東京に数年住んだ若い男で、これまで所謂治安の悪い地域」ばかりに住んできたからだ。

勿論独身男性らしく、治安よりも利便性と広さ、安さを重視した結果としてそうなったのだが、自分と同程度の金銭感覚を持った女性達はより治安の良い地域に、自分よりも高い賃料で住んでいる。

このような状況は正しいのだろうか?正義に悖っているとは言えないか

正直なところ、これが差別かどうかは自分でもあまり確信が持てていない。

増田の皆は差別云々の話が大好きだろうから、雑多な意見でも貰えると俺が喜ぶ。

あと東京ローカル地名を使ってしまってごめんね!前にそういう東京民の驕りにキレてる増田を見たが、具体例によるわかりやすさを優先してしまった。

2021-01-26

……まぁ公共的な隔離政策って

……出来ないんですね

……収入では個別具体的に隔離政策する癖にね

……今日呪いここまで

2021-01-19

ビジョンミッション理解できたことが一度もない。

「どんな行動をしても後付けで適当ビジョンに当てはめた解釈ができるのでは...?」みたいな気分になる。

個別具体的に置かれた状況にどう対処するか、という方向にしか意識が向かない。

2020-12-18

病院が変容した?

いつまでとはっきりとはいえないが、あるときまでとここ数年とでは、病院における医師対応が変容しているように思う。

かつては医師が診断し、必要処置や薬の処方を行うと、「継続して通院が必要」「これ以上の通院は必要ない」「薬以外にもこういうことに気を付けて」など、具体的に指示というか意思表示があったように記憶している。

薬や特定処置要求しても、必要不要判断されて要求が通らない場合もあった。

(たとえば注射や点滴をしてくれといっても状態次第で不要拒否ということもあった)

しか最近は薬がほしいといえば本当にこんなに必要なのかと思ってしまうほど多種多様な薬が処方され、本当にここまで必要なのかというくらい色々な検査撮影の類をされる。

それどころか「点滴します?」などこちらにすすめて(?)くる。

こちらとしてはそれが必要な症状かどうかがわからいから通院したのだけど…と正直不安になる。

個別具体的な例は挙げ始めればきりがないのだが、明らかに対応が変わっていると主観的には感じる。

診療報酬制度が変わったことも関係しているのだろうか。

自分のことは自分選択・決定できるといえるものの、専門的分野については専門的見地からああしてこうしてとビシッと伝えられるほうが安心感があるともいえる。

この違いに違和感を禁じ得ない。

2020-12-15

ネット上の中傷事件に関連して開示された「発信者情報」を、別の裁判で利用することができるかどうか?→できる

高裁で逆転したネット中傷悪徳弁護士事件、発信者情報が「別の裁判証拠にできる」意義

2020/12/15 10:15 (JST)12/15 11:21 (JST)updated

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https://this.kiji.is/711387556199596032?c=581736863522489441

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ネット上の中傷事件に関連して開示された「発信者情報」を、別の裁判証拠として利用することが、違法かどうかが争われた裁判東京高裁はこのほど「違法ではない」という判断を下した。

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(中略)

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どんな意義があるのか。インターネット誹謗中傷問題にくわしい船越雄一弁護士に聞いた。

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(中略)

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●1審は「プロバイダ責任制限法」に違反すると判断していた

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「今回の控訴審判決における争点かつポイントとして最も重要な点は、プロバイダ責任制限法4条3項に関する判断および開示の目的外利用における不法行為の成否に関する判断部分です。

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今回のケースでは、別の発信者情報開示請求において開示された発信者情報を、その開示を受けた被害者代理人だった弁護士が利用した行為について、同法4条3項が規定する『発信者情報の開示を受けた者』が当該発信者情報を『みだりに用いて』、『不当に』『当該発信者名誉又は生活平穏を害する行為』をしたか否かが問題となりました。

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この点について、1審・横浜地裁2019年1211日)は、開示を受けた目的外で利用されれば、直ちに不法行為が成立するとし、また同法4条3項の規定代理人にも適用されると判断しました」

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控訴審は「不法行為」の成立を否定した

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しかし、控訴審判決は、1審の判断を覆しました。

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(1)同法4条3項の義務を負うのは、開示請求権の帰属主体たる被害者本人であり、本人が『委任をした訴訟代理人が同項の義務を負うものとは解されない』と判断しました。

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また、(2)同法4条3項に違反する行為であるか否かは、『個別事実関係を基に』判断されるべきであり、開示請求による開示を受けた発信者情報を『開示の目的外で利用したとしても』、そのこと自体直ちに同法4条3項違反となって、不法行為が成立するものではなく、『違法性や権利侵害の有無の判断において考慮されるもの』と判断しました。

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今回のケースでは、具体的な『発信者情報の取得経緯や利用の態様等』に照らして発信者情報を『みだりに』用いることにより『不当に』発信者名誉または生活平穏を害する行為をしたものとは認められないとして、発信者情報の開示の目的外利用について、個別具体的な事情総合的に判断して、不法行為の成立を明確に否定したところに意義があります

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●「判決は非常に大きな影響がある」

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「1審・横浜地裁判断を前提とした場合、たとえば、ある集団に属する複数名に対して誹謗中傷がおこなわれたケースで、何らかの事情集団に属する1人しか開示請求をおこなうことができないときに、事情の如何を問わず、ほかの被害者が一切、開示された発信者情報を利用できない結果となります被害者の救済が図れない一方で、他人権利侵害した発信者を利する結果となるおそれがありました。

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そのほかにも、別の人が開示を受けた情報を利用しなければ、発信者特定できないようなケースも少なから存在するのですが、このような場合個別事情に応じて、開示の目的外利用も許容されうるという点は、被害者の救済につながり、実務上、非常に大きな影響があると考えられます

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この種の事案を取り扱う弁護士にとって、強い後ろ盾となる重要高裁判決であると思います

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2020-11-21

https://anond.hatelabo.jp/20201121115655

ヨーロッパ在住者からこの議論検証してみる。

流石にこの内容は違和感しかなかった。なんだか頭でっかちで考えた日本から一切出たことのない人が書いたんだろうなって感じ。

海外に住んでいる立場から書いてみる。

差別排除には覚悟がいる」が主題なのかもしれないが、海外だとそもそも差別ナチュラルにされていて

当然そこに根拠があるのだが、それだと本当に困るので落としどころを探しながら現在進行形差別排除を声高に訴えている。

BLMで浮き上がったような、ヌルイ考え方の「ファッション差別反対者」も当然いるが、性犯罪者にはちゃん位置情報

タグ付けされているし、ゆるふわ差別反対者などの首根っこは押さえつけれれるぐらいに法制度はしっかり組まれている。

高度スキル移住者としては日本で伝わっているような「ゆるふわ差別反対活動のTV報道」みたいなものではなく、

ソリッドに議論された【法制度】に向き合うことになるので、ヌルファッション差別反対とかとは違う世界をお伝えする。

海外ではそもそもナチュラル差別が織り込まれている

統計的に優位にでている事象無視してくれるほど甘くはない。不動産を探すとき人種差別してくるし

(他の要素で優位にたっていないとそうなる)、職探しでもアジア人はまじめという要素は(知っているひとは)見てもらえる。

移民に出すビザにもこれまでの国同士の関係性、移住者の傾向ややらかし具合で区別の条件が盛り込まれている。

住むエリア黒人が多いエリアナチュラル家賃が下がるので、治安が悪くなるし、ゴミが多かったりする。

中国人が住むエリアとか、色々、勝手区画が分かれている。

それが差別になっているというより、完全に体験値として織り込まれているし、実際そういうアウトプットとして現れる。

日本ほど、生まれた時からほとんど死ぬまで、日本にのみ囲まれているという状態は定常的に存在しない。

(といいつつアメリカの内部とかもそういかもしれない)

アメリカで年齢による差別がないとかいっているが、業務経歴みれば大体何歳かわかる

逆にキッズでそういうステレオタイプが生まれない状態で、小学校であった他の人種の仲の良い友達なんかが

いると、差別なんてない本当に神々しいまでのフラットな付き合いが生まれている。そういう融合というのもしながら

差別と融合を繰り返していると思う。

そうした根底にあるナチュラル差別の揺り戻しとしての「差別をしてはいけない」が海外現在進行形移民問題

本日本とは全く違う、どんな学校にいきどこに住み、どこで就職するかそのあらゆる場面で人種

国籍、色んな「緩やかな違い、差別」を受け続けるのが海外なのだ

誰かが誰かを差別してはいけないでは全くすまないぐらいにそういうものがあるので、そのアファーマティブ

アクションとして「差別をしない」というアクションも逆に常に意識するのが海外なのだ

そして、個人的には日本でよくある移民問題みたいなのが頭でっかちに思えるぐらい、数世代からその

問題を「体感」として織り込みながら生きているのが欧米だと思う。問題が出ながらその問題をなんとか

クリアしながらダイナミックに成長を続けている。

移民いるかいらないかなんていう問題はなし崩し的に議論は終わってしまい、「差別あるかないか」なんて

問題議論しているうちにどんどん個別具体的な解決策を見出しながら次のフェーズに行っているそんな感じだ。

そのために、法律もころころ変わる。

シェアハウスして横に住んでいる人が数か月ごとに違う人種になるような状態で彼らとうまくやるには

差別意識は持っていても、出してはいけない。当たり前だ。仲良くやるのが一番というのは誰もが

分かることだ。

まり、常に「差別をされながら、差別をしないためにどうするか」を考え続けている。

また、そういうのが面倒な人は結局、高級なエリア引っ越して、早々に白人どうしでよろしくやっている。

このあたりは国や街、いろんなパラメーターによっても相当に変わってくる。

しかし、基本的に「XX人」は「YY」な特性を持っているというステレオタイプは実際にその通りに発動することを体験として知っているし、

常々そういう風に考えることは良くないなと思いながら実際にはそういう形で発動してしまうやりきれなさをギャグにしたり、色々解釈しながら

法改正ルール改正をしながら差別を生ものとして向き合っている生きているのが海外なのだ

島国で「差別問題」を肌感覚として捉えられないのは至極全うだが思考実験すぎる青臭さが目についた

日本が悪いとかダイバースではないとか言いたいわけではないが、基本的に、地続きでない国で

こういう問題体感しづらい。

レスでいっている「原理主義者によるテロが頻繁に起きている宗教信者入国拒否したり、彼らを集中的にスクリーニングすれば、多くの人がテロから救われるだろう。」

はまるで今されていないような言い方だが、アメリカでは滅茶苦茶されている。

そうでもない人にまでトランプビザを発行しなくなったり生活生殺与奪にまで以前の同胞やらかしが思いっき差別として現在進行形で影を落している。

うっかりイスラエルに行ってしまって、パスポートイスラエルスタンプがあれば

中東の多くの国には入れない。移民ビザを取るときパスポートスタンプ数はチェックされる。

黒人犯罪者は多いことは当然知られているので、当然多めにチェックされるが、そもそもそういった人の住んでいるエリア

は固定されており、犯罪率も高いので、白人50%、黒人50%のエリアがあって、そこで1:9でチェックが黒人で厳しいなんていう

ことはない。もともとパトカー巡回率も高いし、犯罪率も高いので、当然黒人の方に検査が多くなる。

自分も100%分かっているわけではないが、元スレは、思考実験だけで書いているのか、不自然すぎるところが多すぎる。

2020-09-20

anond:20200919212538

下記の増田で書いたけど、「表現規制」は、フェミニズムだとか個々の思想リクエストというよりは、社会のものが求めてるんだと思うよ。

物語うつつを抜かす奴らを、何でもいいからとにかく難癖つけて、現実に引き戻そうという教育ママ的な社会要請が、「表現規制」というメタフィールドからの「行きて帰りし物語」という形を取っているんだと思う。

社会では、物語に耽溺してる時間があったら、その時間分だけ、労働や家庭活動など社会に役立つ行動をしろと思われているわけで、

物語という無駄存在から人々を引き剥がす「表現規制」は、その個別具体的な内容に関わらず、社会では、方向性として正しいもの認識されてるんだと思う。

から要は、「表現規制」って「マンガばかり読んで!」という親の叱りを社会化しただけなんだよね。フェミニズムとか個々の思想は単なる理由付けであって、それを敵視しても全く意味がない。

から、「正しい物語」の不当性を述べる増田方向性筋違いに感じる。物語が「正しい物語」を目指しても目指さなくても、そういう理由で「表現規制」は全く止まないと思う。

そうじゃなくて、物語自体が「行きて帰りし物語」の構造を取り戻す、つまり物語一時的な甘えとして表現し、永続的に物語を読むような人間にさせない構造を取り戻すまで、「表現規制」は続くと思う。

読み終わった時点でその物語から離脱できるような物語を創ること、最終的に「覚める」物語を創ること、それだけが社会からの「表現規制」を回避する手段だと私は信じている。

まり増田危惧する「正しい物語」じゃなくて、「覚める物語」こそ社会要請に沿うものだと思う。

「覚める物語」とは例えば、鬱屈した思いを抱える読者が共感できる妄想をなるべく具体的に膨らませた上で、結末で「罰」として、登場人物にひどい目に合わせるとか。

そういう、個人妄想を奪ってできるだけ膨らませて最後に壊すというスタイルであれば、物語に予防的効果としての社会的意義が生まれ、「表現規制」で妨害されることも無くなるだろう。

しかし、そういう「覚める」構造は、創作者にとって自分パイを捨てることになることになるから、増えてしまった創作媒体を維持していくには、まあ難しいよね。

から、「行きて帰りし物語」は最近流行らないんだよね。だから社会も動いたんだよね。

まとめると、一時的な甘えとして存在の許された「物語」が、常続的に人々の心に巣食うようになった結果、社会がそれを排斥しようと難癖を付けたのが「表現規制」の本質

増田の言う「正しい物語」も個々の思想関係無い。必要なのは「覚める物語」。しか創作者はそれを望まないので解決は難しい、ってとこかな。

_____

表現規制」は、物語という宗教から人々を解放する社会から要請

https://anond.hatelabo.jp/20200913160034

2020-09-19

anond:20200919063232

>>説明責任は「健康上の理由です」という回答で果たせているよ。<<

どうなるかまで詳細に説明しないと緊急時の備え付きの酸素マスクでさえトラブルの原因になりえるんだから説明責任果たしてるわけ無いやろ.

>>じゃあ聞くけど、その人にどんな弱点やコンプレックスなどがあるのかを衆目の前で個別具体的に説明しないといけない理由を教えてくれないかな?<<

それが弱点,コンプレックスになるかという議論を置いておいて仮定しておくけど,別に乗務員にだけわかるように説明すればいいだけやろ

論破なんてクソつまらん事する気はこっちはなくて説得してるだけ.性悪説で人を勝手に見るな

anond:20200919055459

説明責任は「健康上の理由です」という回答で果たせているよ。

じゃあ聞くけど、その人にどんな弱点やコンプレックスなどがあるのかを衆目の前で個別具体的に説明しないといけない理由を教えてくれないかな?

 

さら蛇足だけど、この方向性で俺を論破しようとするのは筋が悪いよ。

だってマスクおじさんはピーチからマスクをしない理由については一度も聞かれてないんだから

君は「そもそもピーチ側に非は無かった」という所に着地したいみたいだけど、この方向にその着地点は存在しないよ。

しかも着地できても君の2階のブコメ矛盾してしまうという無様さ。

たぶん君は最悪「この増田を書いたのは俺ではない」に逃げたら済むと思ってるんだろうけど、それにしても雑過ぎるよ。

2020-09-13

表現規制」は、物語という宗教から人々を解放する社会から要請

最近、「表現規制」のせいで、物語に集中できなくなってしまった。

読んでる途中で、ささいな表現の端々に「この表現規制嗜好者に弾圧されるんじゃ?」と考え出して、物語世界から度々覚めてしまうようになってしまったのだ。

そうやって、物語から得られる快適な陶酔感が失われたことに、個人的には不快感を禁じ得ないが、でも、それは逆に考えると、「物語」という名の宗教に耽溺してしまって、

物語の人工的に創られた世界から帰ってこられず、その世界観のまま発言や行動する人々を救うための素晴らしいアプローチなんだと思う。

まり、「表現規制という愛は物語患者を救う」とでも言えるだろう。その点では、「表現規制」は合理的理由よりも、社会的圧力の大きさの方が「患者」には有効に働く。

そういえば、物語代表的形態として、妄想的な出来事や企てを具体的に描き切った後、結末でその失敗を描いて、読者を物語から社会差し戻す

行きて帰りし物語」というのがあるが、現在は、豊富物語を人々に消費させ利益を挙げたいという商業的な意味合いから流行らなくなってしまった。

現在物語は、物語という名の宗教から信者が逃げ出さないよう、物語の追及が何らかの失敗に繋がる「行きて帰りし物語」、分かりやすく言えば、

後味が悪く、物語存在に嫌気の差すようなバッドエンドを描いていない。あまりにも不快で、もうこれで社会に戻ろうと思える「最後物語」を、商業的な理由で描けていない。

から社会は、流行らなくなった「行きて帰りし物語」の替わりに、「表現規制」を送り込んできたのだ。

個々の物語に停滞している人々を、社会という大きな場に引き出すために。それが権力側の要求なのか、社会運動側の要求なのは知らないが。

から、「表現規制」の中身など、それが本当に社会のためになるかなど、とりあえず社会にとってどうでもいい。社会にとっての人手を、物語から奪って来れればそれでいいのだ。

まり、まとめると、「表現規制」が本当に実現したいのは、人種差別や性表現など個別具体的な事項の改善ではない。

物語から目を覚まして、社会のために○○しろ!」、端的に言えばそれだけのこと。分かりやすく言えば、マンガを読む子供を叱って勉強させる母親と変わりが無い発言なのだ

その理由として、「表現規制」の多くは社会学者から発言される。「表現規制」は、その妄想めいた物語を捨てて、社会にある現実もっと考えろという要請なのだ

メタフィールドから表現にヒビを入れることで、その衝撃で物語に覚めた人々を社会に引き戻す、そういう意味の「行きて帰りし物語」を実現したいと思っているのだ。

から、件の社会学者の発言のように、「表現規制」に関する反対発言不適切さに対しても、社会は寛容である

それがある程度不適切であったとしても、その発言で、社会のことを考え、働く人間が増える可能性の方を良しとするからだ。

社会は、物語に呆けてるんじゃねぇよ、そんなの捨てて我ら社会のために働けよとでも思っているわけだから発言が少々不適切でも目を瞑るのだ。

2020-09-04

精神的に不健康作品コンテンツについて考えてみた

続き

https://anond.hatelabo.jp/20200911202150

アブラハム・マズローの書いた『完全なる経営』(日本経済新聞出版 大川修二訳)という本を読んだ。

その中では、精神的に健康人間というものが語られている。平たく言うと、自己実現できる人のことだ。

自己実現とは、本に書いてあった内容によると、こんな感じの人だ。

・今の状況をありのままに捉え、不確実な状況でも耐えることができる

創造的やユーモアがある

自分自分に関わる人間幸福を願う

・夢中になれる物がある

自分能力を惜しげなく発揮している

この対極にあるものとして、精神的に不健康人間についても述べている。

本文の中で、精神的に健康人間と不健康人間が対比されている描写は以下の3つだ。

相当高い発達段階にいる人間は、破壊よりも創造を好むものだ。創造する喜びは破壊する喜びよりも大きい。

ただし、破壊する喜びは確かに存在するし、そのことは看過されるべきではない。とりわけ破壊から強い喜びを得るのは、発達段階の低い人間、つまり神経症患者、未熟な人間衝動コントロールできず無意識的に行動を起こす人間サイコパスなどである。 P.63

彼は予想外の事態に直面しても怖れる気配を見せない(強迫観念にとらわれた硬直した人間は、予想外のできごとを怖れる)。創造的な人間にとって、計画とは先に進む道を探すための足場以上のものではなく、それゆえ、後悔や不安をともなうことなく、やすやす放棄することができるのである。 P.319

どのレベル動機づけによって生きているかを判定するには、さまざまな方法がある。たとえば、どのようなユーモア面白いと感じるかによって判定するというのも、その一つだ。低いレベルで生きている人間は、敵意のこもった残酷ユーモア――老女が犬に噛まれる話や精神遅滞の子どもが他の子たちにいじめられる話など――を面白いと感じる傾向にある。リンカーンが示したようなユーモア――哲学的教育的なユーモア――は抱腹絶倒するような類のものではなく、むしろ微笑を誘うものであるが、これには敵意や征服といった意味合いがまったく込められていない。このようなレベルの高いユーモアは、低次の欲求レベルにとどまる人間からは、まったく理解されないものである。 P.367

この3つの中で、一番下が気になった。

精神的に不健康人間は、残酷作品が好きらしい。

それって、どんなコンテンツだろうか?自分もこれまでに楽しんだことがあるのだろうか?

気になって考えてみた。

以下は、私の主観で選んだ『精神的に不健康人間が好きなコンテンツ』だ。

あなたが好きな作品があったらごめんなさい。



漫画

1980年代後半~1990年代前半までのCLAMP作品

 この頃のCLAMPトンガっていた。今の作風からは信じられないほど『精神的に不健康コンテンツ』だったといえる。個別作品ネタバレはしないので安心してほしい。

 人間の手足が千切れる、〇〇の頭部をもぎとって〇〇に見せる、これまで信頼していた人が裏切って主人公ボコボコにして作品完結だったり、自分部族が皆殺しになるのを割と涼しい顔で眺めている〇〇がいたりと、今に比べれば殺伐とした作風だった。(※もちろん例外はある。「CLAMP学園探偵団」「20面相におねがい!!」「学園特警デュカリオン」など)

 このような作品商業誌で描くということは、当時のCLAMP精神的に不健康人間の集まりだったのか?と私は思った。

 そのとおりだと思う。

 CLAMPに関する情報を集めれば集めるほど確信を深めるようになった。どんな情報を集めたかは言わない。彼女達の名誉を傷つけるおそれがあるからだ。あの〇〇〇〇〇〇を作った奴はどこのどいつだろう。訴えられればいいのに。

 CLAMPが今のように精神的に健康コンテンツを作るようになった境は、『魔法騎士レイアース』『カードキャプターさくら』の辺りだと思う。

 この頃からCLAMP作風が急に丸くなる。魔法騎士レイアースシリアスな場面が多いが、これまでの作品に比べれば緩い。ギャグも多いし、家族同士の愛情恋愛もしっかり描いている。

 ※もちろん今でも殺伐とした物語を描くことはある。BLOOD-Cが好例だ。

 作品内容がジェノサイドな方向に行ってしまうというのは、何もCLAMPに限ったことではない。他の有名漫画家にしてもそうだ。それは雁屋哲だったり、板垣恵介だったり――眉月じゅんのような若い作家でもそうだ。

 初期の作品というのは、どうしてもそういう方向になってしまう。それは、自分がこれまでに受けた苦しみや、社会への恨みや、一発当ててやるといった決意がそうさせるのだろう。

 漫画家として食っていける人間というのは、若いうちは苦労しがちだ。サラリーマンに適合するタイプ人間ではないので、学校で仲間外れにされたり、いじめられたり、日陰の存在になりがちだ。

 そんな環境の中で作品を描く力を磨き上げた人間というのは、自分を虐げてきた社会に対する不満を創作活動を通してブチまけてしまうのかもしれない。

 あくまで推論に過ぎない。デビュー作品も、今の作品殺伐とした雰囲気が少ない作家もいる。大御所だと高橋留美子だ。あの人の作品は、初期の物も今の物も人間愛に溢れている。

 一般的には、一山当てて名前が売れたり裕福になったりすると、作品内のグロテスクな傾向は薄まっていく。

 精神的に不健康状態から精神的に健康状態になるのだ。

 名前が売れると承認欲求が満たされるし、印税が入って裕福になれば、食事旅行ファッションに、いろいろと楽しみ放題だ。

 「恒産無き者は恒心無し」という故事があるが、まさにこれを地で行くのが人間の性だと思う。

 以上は、ほとんどの創作者に当てはまる傾向だ。若い頃に殺伐辛辣ジェノサイドを描いていた人が、有名になるにつれて人間同士の繋がりを大切にした作風に変化していく。

アカメが斬る!

 ここでは個別具体的な作品を扱う。ネタバレはしないが作品の感じは伝わってしまうだろう。

 2010年から月刊誌で連載が始まった作品で、2014年アニメ化された。原作タカヒロだ。

 この物語のいったいどこが『精神的に不健康』なのかというと、

グロテスクなシーンがよくある。身体の欠損や理不尽な死は基本。

②読者に残虐なシーンを読んでもらうことを目的とした話がある。特別編の3人娘など。

グロ以外にも人権を軽んじる描写多数(特に女性田舎者に厳しい世界だ)

 こちらのタカヒロ氏は、ほかに勇者であるシリーズex結城友奈は勇者である)を手掛けている。この作品も、真面目でいたいけな少女を痛ぶることで読者や視聴者プレイヤーを楽しませることを目的ひとつとしている。

 人は、一体なにが原因でこのようなコンテンツを考えつくのか?

 ストレスにほかならない。生きていることが苦しかったり、面倒くさかったり、人が憎いと思ったり――そんな観念が繰り返し脳裏に浮かぶ度に、その邪悪な何かを外に出そうとする。あるいは、他者を自らの仲間にしようとする。

 タカヒロ氏のインタビュー記事可能な限り読ませてもらった。記事内では、常識的言葉作品をPRしているように思える。しかし、毒がある。不満であるとは言明しないものの、コンテンツに関する何かに対して、さりげなく毒を吐いている。

 さりげないから目立たないだけで、さりげなくない表現を使うとコンテンツ関係者ケンカを売っていることになる。そんなインタビューひとつ以上あった。

 精神的に不健康コンテンツを作るのは悪いことではない。それが面白いという人がいる限り、価値あるものだ。

 私も昔は、そういうコンテンツが好きだったと思う。でも、大人になるにつれて、社会で果たす責任が大きくなっていくにつれて、精神的に不健康コンテンツよりも、心を健康してくれる、浄化してくれるコンテンツが好きになっていった。(一例として、のんのんびよりニコニコ動画再生数を見てもらえれば、私の言っていることが伝わると思う。ニコ動で一番売れている有料アニメだ。あれから一時的無料期間があったので今は判然としないが、当時は少なくとも1話あたり3000再生は売れていた)

ゆっくり虐待

 精神的に不健康コンテンツの最たるものだ。

 2010年代の前半辺りが最盛期だったと思う。当時は、ふたばチャンネルニコニコ大百科pixivなどにゆ虐のイラスト漫画を上げる絵師がいたり、ゆっくり虐待小説を専門に投稿する掲示板があった。

 このコンテンツにおいて示唆されている行為は何なのか?ゆ虐の作品を何度も覗いたことのある方ならお気づきだろう。

 人間虐待だ。

 ゆっくりというのは、愚かな人間メタファーだ。そのメタファーを痛めつけたり殺したり、漫画という形で傍目から眺めることで精神的に不健康人間欲求を満たしている。

 精神的に不健康人間はこういったコンテンツを好む。一言でいえば、人権侵害をテーマにした作品や論評や意見を好む。

 同じ時代でいうと、mixiニュース引用日記だ。ニュース引用して記事を書くことができ、投稿すると下にある引用記事一覧に載る。

 今は廃れた光景だが、障がい者生活保護受給者ホームレスタクシー運転手教師公務員などを扱った内容がmixiニュースで取り上げられる度に、心無い誹謗中傷を述べた日記投稿するのを楽しみとする人たちがいた。

 障がい者事件を起こすと「殺処分せよ」、生活保護受給者不正問題になると「貧乏人は死ね」、タクシー運転手が客とトラブルになると「タクシー運転手社会の最底辺」など、差別の例としては完成され尽くした日記投稿する層が一定数いた(しかも彼らは連帯を組んでいる。反論コメント徒党を組んで煽ったり馬鹿にすることで潰す)。

 一番ひどい例だと、東日本大震災が起こった際に、携帯電話絵文字津波に流される人々をアスキーアート風に表現した日記投稿する人がいた。その人自身も、心に問題を抱えているように思える文調だった。

 mixi運営も、一定数の通報が集まるとそういう日記を削除し、ユーザーアカウントも凍結していたようだが、さほどの効果はなかった。

 こうした人権侵害を行う人に共通しているのは、「社会に恨みを持っている」ことだ。

 私が観察したところ、上記mixi日記の数名の投稿者は以下のような環境にあった。

・幼少期に親から虐待を受けている

・夢に破れて外国から帰ってサラリーマンをしている

いい大学を出ていい会社に入ったものの、嫁が公然浮気をしていて、でも子どもいるか離婚できないという葛藤を抱えている

 とにかく強いストレスに晒されている人たちだった。



アニメ

・該当する作品について

 公衆放送アニメでは該当がひとつもない。

 ※後日追記 強いていえばBLOOD-Cだが、あれはどちらかというとシュールギャグアニメなのでは・・・?という印象がある。

 なぜかといえば、公衆放送なので当たり前なのだが、人権侵害コンテンツなど流せるはずがないからだ。

 上記で挙げたアカメが斬る!についても、だいぶマイルドになっている。

 アニメ企画する会社や、アニメ制作スタッフらが自主判断グロシーンをマイルドにしたり、描写自体をなくしている。

 あの3人娘は死なない。むしろ最終回生存描写がある。この改変には痺れた。原作者が精神的に不健康人間であっても、スタッフには良心があったのだ。

 CLAMP作品もそうだ。初期の作品である『X』には、地震ビルなどが倒壊し、多くの人が犠牲になるシーンが幾つかある。グロシーンも多数だ。

 こういう描写問題になり、漫画版のXは最終回を迎える前に編集から強制ストップがかかった(もちろんCLAMPは続けたかったらしい)。

 アニメ版はだいぶマイルド描写になっている。残酷なシーンはあるが、気持ち悪さを感じるほどではない。放送コードの力は偉大だ。

 ※劇場版は見ない方がいい。比較にならないほどグロいので。

 昔のアニメだが、まだ配信されている。興味のある方はぜひ。

 今回はこれくらいで。

 需要があるようであれば続きを書きます

 小説編と、ゲーム編と、あと何かを予定している。

2020-09-02

結局ね、これを言ってしまうと終わりなんだけど、

男女の対立も、黒人白人対立も、小児性愛擁護派と排斥派の対立も、

主語をでかくする」のがすべての根本の間違いなんだよな

でも個別具体的な事案についての話だけだと話が広がらないから、

無理やり概念的な話をするために、お互いが幻想を作り出しながら殴り合ってる

はっきりいって不毛だし、不毛であることに薄々気づいている人も多いと思うけど、

結局暇なんだよな、増田議論してる奴らなんて、俺含めて

2020-07-02

anond:20200702003845

女の場合、成果上げてるのに出世できないとか合格点取ってるのに大学落とされたとか、個別具体的なエピソードが出てくるのに対して

男の場合ホームレスが多いとか自殺率が高いとかものすごくふわっとした話しか出てこない

男性差別を訴える人は、なにか女から酷い目に合わされているというよりは、ふわーっと、この世の中は男に厳しい、女だけ楽でズルいみたいな世界観を持っているのかな。だから提示される「具体例」もふわっとしている?

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