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2023-09-17

[] https://anond.hatelabo.jp/20201129032737

親友だと思っていた子の結婚式に行ってから眠れなくなった

タイトルの通りである

まず私は女だ。そして親友(だと思ってた)も女性だ。

彼女とは中学から付き合いで、私立中学で1年で同じクラスで隣の席で最寄り駅も隣でアニメ趣味も一緒であった事もあり、すぐに仲良くなった。

エスカレーターだったので中学から大学まで一緒で、一緒のクラスになったのは1年だけだったけど、ほぼ毎日一緒に一緒に行って一緒に帰った。

大学卒業して社会人になっても、仕事帰りに会ったし休日遊んだし、旅行にも行った。

親友”という単語は一度も使った事がなかったけど、私は彼女の事を親友だと思っていたし、彼女からそう思われてるとも勝手に思っていた。

自体が変わったのは去年の夏。当日私が強烈にどハマりしていたアニメ最終回放送されている最中彼女からラインがきた。今日最終回放送で私がそれをすっごく楽しみにしている事も彼女には言っていた。

からきっと最終回についての実況的な内容だと思って開いたら、

来年の秋に結婚式をあげる事になりました。○月○日空けておいてくれると助かります

という内容だった。

頭が真っ白になった。

1番の感想は(なんで今?)だった。

楽しみだったアニメには全く集中出来なくなり、その後彼女電話をしたが繋がらず、眠れない夜を過ごした後に次の日の夜にようやく電話が繋がった。

まず初めに私は彼女彼氏がいたという事実彼女から聞いていなかった。

でも彼氏がいる事は知っていた。

結婚報告より大分前に第三者から空港彼女彼氏と思われる人物と歩いていたという情報を実は聞いていた。彼女彼氏がいて、しかも一緒に旅行行くほどの仲という事実に頭が真っ白になったが、いつか彼女から私に話すだろうと思い、私からは何も聞かなかった。

でもそれがまさか結婚報告から聞く事になるとは思わなかった。

電話に出た彼女に「彼氏がいるなんて聞いてない」と言ったが彼女は「えー言ってなかったっけー?言ったと思ったけどなー」と曖昧な返事がきた。

勿論私は聞いてない。

いつから付き合っていたかを聞くと「大学から」という返答がきた。

ショックだった。

当日はまっていたソーシャルゲームオフ会で知り合ったと話した。大学の頃に彼女がそのソシャゲにハマっていた事も知らなかったし、彼女がそういったオフ会に行くような子だとも知らなかったし、何より大学の時点で彼氏がいた事も知らなかった。

彼氏がいるという情報第三者から聞いた時も社会人になってから出来たと思っていたので、ずっと気づけなかった自分にもショックだった。

「なんで話してくれなかったの」

という言葉が出そうになったけど、彼女から結婚の事話したのは今はまだ私だけだと話された事でちょっと嬉しくなってしまって、彼女にそれ以上何も言わなかった。

それに私にも彼女に隠している事(支部二次創作をやっている事、同人誌も出してる事、家族の事etc…)はいっぱいあった。だから仕方ない。彼女を攻める権利は私には無い。

そう自分にいっぱい言い聞かせた。

でも考えれば考えるだけモヤモヤはいっぱいあった。大学時代社会人時代に周りに彼氏ができ始めたなか、「オタクでいるうちは彼氏なんて出来ないよねー」なんて話をよく彼女としていたけど、その時彼女は私の事どう思ってたんだろう。勝ち誇って笑っていたのか?哀れんでいたのか?そんな話を私がしてたから言いにくくて罪悪感を抱えたりしていたのか?

頭の中でいつも彼女結婚について考える様になった。

その後も彼女とは何度か会ったし、会えばいっぱい笑って喋ったけど、どうしても

<私に彼氏の事を話してくれなかった>

というのが頭を巡った。

そんななか、ふと彼女結婚式で私は友人代表スピーチを頼まれるのでは?という事に気付いた。

からまれていないのに、友人代表スピーチ原稿の作り方を調べたり、絶対笑える彼女のマル秘エピソードなんか忘れない様に書き込んだりしていた。でも結婚式が近づいても彼女から何か頼まれる事はなかった。

他の友人の結婚式で友人代表スピーチは無かったので、彼女結婚式もそういうのは無いんだと思った。

そんなこんなで遠い先だと思っていた彼女結婚式は近づき、私は彼女への結婚祝いに高級ブランド食器セット買ったり、私が声かけ中学高校大学彼女交流あった子達に協力して貰って寄せ書きなんか作ったりしてそこに彼女普段は恥ずかしくて言わない様な言葉を使って長いメッセージなんか書いちゃったりもして、また彼女推しキャラと同じ配色のご祝儀を頑張って探したりして、とにかくやれる事を頑張った。

モヤモヤはいっぱいあったけど、それでも“親友”としてやれる事をやろうと思った。

そして結婚式当日。

コロナで危ぶまれたが、どうにか無事に開催された。

共通の友人と共に彼女の控室に行って、白いウェディングドレスに身を包んだ彼女を見た瞬間、あまりにも眩しくて私は涙がボロボロ出てきた。

彼女は正直ドン引きしていた。

周りもほとんどドン引きしていた。

そんなもんだ。

でもその時私は本当に彼女を祝福したし、涙は嬉し涙だった。と、思う。

控室は彼女のや花婿の親族と思われる人がたくさんいて彼女隣にずっといたのであまり話す事は出来なかった。

結婚式が終わり、披露宴の会場うつると、私の座席花嫁花婿からは遠い席が指定されていた。

一緒に来ていた共通の友人の方が彼女に近かったぐらいで、「えっお前がそっちじゃないの?」と共通の友人が戸惑うぐらいだった。

私は表情は変えずに「座席距離は変わんないよ」なんて言ったけど、内心は不安だった。

そして始まった披露宴

ホテルスタッフによる進行ですすみ「それでは次に友人代表スピーチです」とアナウンスされた。共通の友人達が私を見た。戸惑いながら私が小さく首を振ると花婿花婿と近い座席に座っていた知らないひとが立ち上がり前に出て、スピーチを始めた。

なんでも彼女とは例のオフ会で知り合い、花婿と花婿とよく3人で食事をする仲だそうだ。

そうか、花婿とも仲が良いなら、そりゃまぁそっち優先しますよね。一回ですむしね。時間も短縮されていい事ずくしだと自分に言い聞かせた。

でも大学から彼女を知った人物が、「彼女は周りを笑顔にするのがとても上手で〜」となんか知った様に語りだすと、いやあなた誰ですか?彼女の何を知ってるんですか?と言いたくなってきた。

彼女を見ると彼女は気恥ずかしそうにしていて、それを花婿が笑っていた。ヒソヒソ何か話してる。

幸せそうだった。

私の知らないとこで知らない間に出来上がった結びだった。

彼女世界に私はいないんだ。

披露宴は何事もなく進んだ。途中で余興で花婿の友人のマジシャンが出てきて、私と彼女共通の友人がいじられていた。

彼女手紙を読み上げていたが、当然だがほとんど家族の事だけで最後今日来てくれた友人の皆様で一括りに感謝を述べていた。私の事はなーんにも言わなかった。

気がつくとまた涙が出てきていた。

それが悲しみなのか哀しみなのか嫉妬なのか怒りなのか分からないけど、でもそれは祝福の涙ではなかった。

その後もう一度話せる機会があった時に共通の友人達と共に寄せ書きを渡したが、彼女は私のメッセージよりも、寄せ書き式紙に描かれた彼女推しキャライラスト(私が絵の上手い共通の友人頼んで描いて貰った)にはしゃいで喜び、その描いた友人に何度もお礼を言っていた。

その後少しだけ話して私は他の子達と同じ引き出物を貰い、彼女と別れて、友人達と帰った。

みんな口々に良い結婚式だったね。と言っていた。

勿論私も笑顔で「そうだね」って言ったけど、頭は別の事でいっぱいだった。

最初彼氏の事話されなかった時点で気づくべきだったんだけど、私は彼女の“親友”では無かった。

少なくとも彼女からはそう思われて無かった。たくさんいる友人の1人であり付き合いが長いだけ。

それが確定された。

それがショックだった。

今日まで私は結構頑張ったと思う。

自分勝手彼女の事を“親友”だと思って色々やってきた。

彼女宿題写させてあげた事は何度もあったし、彼女の行きたいと言った興味のない舞台を申し込んだ事もあったし、彼女が見つからないとTwitterで嘆いていたグッズを密かにいっぱい探して回ってあげた事もあったし、彼女誕生日には毎回結構奮発したプレゼント買ったり、旅行行けば毎回彼女へのお土産も買ったし、結婚式までも本当に色々頑張ったと思う。

思えばそれに対して彼女からのリターンは少なかった。

でも別に良かった。“親友”だもん。

私は別に友人が少ない方では無いけど、彼女は私の中で”親友“で特別だった。

向こうにはそう思われてないのに。馬鹿みたいじゃん私。滑稽じゃん。

仕舞いには彼女にそう思われて無いって事は私ってもしや生きる価値ないんじゃないかな?とかまで思ってきた。

そもそも今のこの時点で彼女結婚を心から祝福出来ず自分の事しかえれない時点で私って最悪じゃね?

結婚式から帰ってきて、夜遅いのに何もする気が起きなくて玄関で3時間ぐらいぼーっと立っていた。

お陰で次の日の仕事は散々で、今日こそ早く寝るぞって思うのに行動に起こせずまた玄関で棒立ちしながら結婚式事振り返ってしまったり、どうにか頑張って布団に入っても彼女の事で思考がいっぱいで眠れなくて、そんな眠れない日がずっと続いて、今に至っている。

この事を誰かに話す気はない。

さぞやドン引きされるでしょう。彼女の事をLIKEじゃなくてLOVEだったの?とか思われるだろう。

そうじゃないんだ。

長い時間を全て否定された様な、なんというか私という人間存在価値を全て否定された様なそれぐらいの気持ちだ。

来月彼女と会う約束をしているけど(結婚式から決めていた予定)、どんな顔して会えばいんだろうか。

親友じゃないただの友人としてどう接しればいいんだろう。

それはもう分からない。

Permalink | 記事への反応(21) | 03:27

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2023-09-14

anond:20230914010735

なんか面倒くさいんだよな。それに尽きる

別れろ一択だけど、一応改善方法書いておくと、

 

  • おしゃれな部屋には別れを告げる。色や質感の統一以上のことは諦める

 → 収納を徹底して作る。カラボ収納箱入れるのおすすめ

 → 見せる収納デザイン優先家具NG。整理しやすさ取り出しやすさを最優先

 → 必ず目に入るところに自治体ゴミカレンダーゴミの出し方を貼っておく、もしくはゴミ分別不要物件を選ぶ

 → 見えるところにホウキスティック掃除機(ケチらない方が良い)を置く場所を作る

 → 極力何もない部屋にして、ダンボールとかゴミがあると違和感を感じる部屋にする

 

  • すてきな食器キャッキャとやるのは来世にする

 → ご飯茶碗・スープ皿・大皿・中皿・取り皿・マグカップ・箸・ホーク・スプーンナイフを1セットしか置かない。レンジ食洗機対応の軽量陶器にする

  

 → 布団ではなく、マット無しの折りたたみ可能キャスター付きすのこベッドで寝よう。マットはエアリーマットレスみたいな洗えるのがベター

  マットを床に直にひくと、まともな衛生感覚持った人任せになるので、必ずすのこベッド

 

 → とりあえず服捨てろ

 → コインランドリーにぶち込むかドラム洗濯機乾燥までする運用にする

 

  • 紙で本を楽しむのは来世か富豪になってからにする

 → とりあえず全部電子化して本捨てろ

 → iPad Pro買う

 

 → 臭いが生まれメカニズム説明する。おしゃれしても意味ないよを理解させる

 → カビ・埃・ダニなどによる健康被害について説明する(ガン・アルツハイマー・皮膚炎・喘息肺炎等)

 

 

やっぱ別れろ一択だな

anond:20230914010735

とりあえず置いてそのままになっちゃ

この「とりあえず」がだめなんだろうと思う

それがたくさんになって処理できなくなる

流しにお皿が1枚あるとか何もない床に段ボールが1個とか

その時点で洗うなり片付けるなりできればいいのにいつのまにか流しいっぱいの食器とかものが積みあがった床とかになっていて

それがいたるところで起きるのでいま自分の机の上にはなんだかわからない大事そうな封筒と飲み終わったペットボトルと中身が入ってたりなかったりする薬とよくわからない紙と本とその他が積みあがっています

もう配慮するのも疲れた

もうお互い無配慮いいんじゃないか?だってどうせお前らは俺に配慮しないだろ?

なんだ、食事に行けばクソガキが食器をチャカポコたたいてコンサートしてんのに親は何もなしか

「うるせーな」くらい言ってもいいだろ、な。どうせこっちに何も配慮してないんだから

仮にこっちが気を遣ってもお前らは何か俺に気をつかうか?使わないだろ?使いようがないだろ?

あ?将来その子供に年金の世話になる?うるせーわ、現在進行形年金支えとるわ。

もうお互い何でもありのバーリトゥードでいいだろ、無配慮で良いわ何でも。

2023-09-13

私の家庭は家族旅行に行ったりするし、みんなでゲームをしたりすることもある。もしかしたら恵まれた方なのかもしれない。

だが、最初から私はこの家にいらなかったのかもしれないとよく思ってしまう。

保育園に入った。ピアノを習わせてもらった。コンクール前は特に厳しくて、弾けなければ椅子から引きずり下ろされ説教ベランダの方に投げられたこともあった。弾けない自分が悪いとか練習が足りなくてごめんなさいでいっぱいになってよく分からなかった。

小学生になった。忘れ物が多い子で親を困らせた。親を困らせた分叩かれた。できない私が悪いかしょうがないし、当たり前だけど痛かった。

中学生になった。長女だから家の用事を頼まれるようになった。洗濯物を干したり、食器を片付けることがうまくできなくて殴られた。特に髪を引っ張ってひきずるのはやめて欲しかった。

高校生になった。親に反発することが増えた。必然的に殴られることも増えた。私が反発したことが原因で学校遅刻することもあった。

進路のことで親と揉めた時は首を絞められて死ぬんだと思った。そう思ったらなんか進路とか将来とかどうどうでも良くなった。

大学生になった。いまだに家事ができないこと、察しが悪いこと、人の気持ちがわからないことについてよく怒られる。いつも結果的スマホを持ってることが悪いと言われる。殴られることはほとんど無くなったけど、物をとられたり、言葉が強くなったりするようになった。さすがに外で風俗嬢とキレるのはやめて欲しかった。風俗してないし。

今は就活か、大学院か決めないといけない時期にさしかかってる。形的には私の意思でとなってはいるけど、多分親の意向で決まる。今は何をするにも親のお金から仕方ない。

親の見方からしたら私のこの感じ方は歪んでるらしい。

かにピアノにも通わせてもらって塾も行かせてもらったことがあって、家族旅行も行かせてもらえる。けど家族の中でやっぱり私がいない方が楽しそうだし何より親が暴力を振らない,汚い言葉を言わないで済む。

どうしたらいいのかわからない。

2023-09-11

恐ろしい夢を見た話

増田大学2年、女。

昨日の夜から今日の朝にかけて、恐ろしい夢を見た話がしたい。

どこにも吐き出せないからせめてここにだけ書き残させて。

夢の内容は

高校時代の友人と数年ぶりに会って現在自分生活高校生活を振り返りながら談笑する」という字面だけ見れば何ら恐ろしい要素は無い他愛のない夢だった。

その友人との関係性を加味しなければの話だが。

・・・

その友人はみらい(仮名)という名前だ。

元々面識はなかったが、高2の新学期コロナによる数ヶ月にわたる臨時休校狭間で行われたクラス替えで同じクラスになり自己紹介で私が「趣味読書で◯◯◯◯◯と◯◯◯◯が好きです」と言ったのがきっかけで仲良くなった。

自己紹介が終わって自由に席移動して気になる人と話していい時間になった時、私は元々友達が少ないためクラス内に友達がいないこと、そして他人に執着しない性格だったこともあり手持ちの本を読んでやり過ごそうとした。

すると、「ねえ、◯◯◯◯◯好きってホントわたしも好きなんだ〜」とみらいが話しかけてきた。

第一印象は「綺麗だな」だった。

二重まぶたに通った鼻筋、光を湛える黒目がちの瞳、細く白い腕、赤い唇。

どこをとっても絵に書いたような美少女だ。

◯◯◯◯◯は私達の世代が好んで読むような作家ではないので本物の読書家だということは問わずとも明らかだった。

その後時間の許す限り◯◯◯◯◯や他の好きなこと、部活などの話をした。

その日の下校の時にはどちらともなく先生の目を盗んで校内でスマホの電源をつけ、LINEを交換するほど意気投合していた。

その日から臨時休校で暇を持て余していたこともありほぼ毎日のようにLINEでいろいろな話をした。

初めて話したときからなんとなく感じていたが、みらいは私と思考パターンが似ていた。

そして学力もほぼ差が無かった。

得意な教科の話になったとき時、二人とも同じ教科を挙げた。

その教科は私が1年の間たった1度だけ1位を名も知らぬ誰かに明け渡してしまった教科だった。

まさかと思いながら「もしかして1位取ったことある?」と返信した。

すると、「もしかしてずっと1位だったの◯◯(増田の下の名前)だったの!?私、1回だけ1位取ったことあってその回以外はずっと2位だったの!」と返ってきた。

こんなことってあるのかと思った。

それと同時に彼女のは切磋琢磨しあえる良い関係になる予感がした。

臨時休校が明けて登校が始まると私達はさらに仲良くなった。

それとともに私の中には負の感情が巣食いはじめた

初めて遠隔ではない担任の授業を受け、二人で談笑しながら教室へ向かっていると、担任からしかけられた。

増田新川(みらいの苗字)(仮名)!お前ら1年の頃から同じクラスだったのか?」

担任にはそれぐらい仲がよく見えたのだろう。

「違いますよ〜!担任なら前のクラスぐらい把握しておくのが筋ってもんじゃないですか〜?」

とみらいが軽口を叩いているのを横目に見ながら私は内心嬉しくて堪らなかった。

こんな美少女と対等な友人関係を築けていることが他人の目から見ても明らかなこと、私はその事実歓喜した。

しかし、その数日後私は地獄を見た。

その日、授業が終わると担任ロッカーを整理しているみらいの所へ向かうのが見えた。

その数秒後、廊下から二人の笑い声が聴こえてきて、今度は私のもとに担任がやってきた。

その担任第一声が

「ごめん。新川増田だと勘違いして声かけちゃった。だってお前ら背丈といい雰囲気といいなんか似すぎなんだよ。」

だった。

信じられなかった。あの美少女を私だと見間違えるなんて。

だって私は重い一重まぶたで背も彼女ほど高くはない。

それなのに見間違えるなんて許せない、彼女の美に対する冒涜だとさえ感じた。

きっと委員会の連絡か何がだったとは思うが、担任のその後の言葉が頭に入ってこないほどの衝撃だった。

担任と会話したあとチャイムがなったので自分の席に戻るともう一度さっきのことについて思索を巡らした。

そこで私は気付いてしまった。

私がおかしいということに。

普通人間なら心の中で喜ぶべきことを私は赦されないことだと感じて、しかも怒りさえも感じた。

どう考えてもおかしい。

他人に執着しないはずの私が、彼女には彼女に対しては何故かこんなに心を掻き乱されている。

もう手遅れだった。

その頃にはもう彼女への、そして彼女の美に対する感情はもはや信仰の域に達していたことを、その時ようやくわからされた。

私とみらいはいつもそばに居た。

休み時間になると彼女の方から私の所へやってくるのが当たり前だった。

その美しさや性格から友達は多いが、その数多くの友達の中で私のことを選んでくれた。

それが私にとっては至上の喜びだった。

クラスメイトが

「みらいちゃんかわいい〜」と言うと

みらいは

「まぁね〜」と当たり前だとばかりに返答していた。

そんな彼女自己肯定感の高さがこの上なく好きで、でもそんな彼女が眩しかった。

だってはいつも彼女の影だったから。

彼女が他のクラスメイトの「かわいい」と言われる時、私はいつも息苦しかった。

私をかわいいと言ってくれる人はいいから。

当たり前だ。わかってる。私が彼女より醜い事は私自身が誰よりも知っている。

決して表には出さなかったが称賛を全てほしいままにしている彼女が横にいると気が滅入ることも多々あった。

それでも私は彼女と一緒にいた。

二人でいる時だけは、その美しい瞳に私以外は映らないから。

それから数カ月後、修学旅行が始まった。

もちろん全ての行動を共にした。

一日目は某県の某資料館へ2学年全員で向かった。

みらいも私も暗い場所は苦手なのでドキドキしながら入館した。

手が触れたのを契機に、どちらともなくお互いに指を絡めて相手の震えを感じながら暗い館内を歩いた。

私は手汗が出やすい体質なので1度手を解こうとしたが、

「怖いから話さないで」と小声で訴えられたので逆らえるわけもなく結局出口までそのまま向かった。

その次の日は班別活動で某県の某洋館へ向かった。

私がお土産を見繕っていると、みらいが

「ねえ、◯◯こういうの好きでしょ?」といきなり声をかけてきた。

彼女の指差す先には、色とりどりの硝子でできた美しいエジプト香水瓶(中は空)があった。

美しい曲線と精緻彫刻

まさに私の求めるもののものだった。

凄く綺麗……とつぶやく

「全部一点ものらしいよ!せっかくだからお揃いで買おうよ!」とみらいはもう買う気満々でその手の中には桜色の香水瓶が収まっていた。

私は彼女のそれとデザインの一部がよく似た空色香水瓶を選び二人でレジへ向かった。

その日の夜食ホテルレストランで食べた。

なかなか量が多く、少食気味なみらいは食べきることができるのかと心配になったのでそれとなく隣にいる彼女を見やるともう限界という顔をしていた。

すると彼女の方から

「これとこれ食べれる?」と言ってきたので有り難く拝借した。

それで終わると思いきや、デザートミニケーキの二種盛りがやってきた。

私はぺろりと平らげたが、彼女はどうしても最後の一つが食べられないようだった。

そして

「ごめん。これ食べれる?」と聞いてきた。

私はうんと言おうとしたが、

私の食器フォークはつい先程席を巡回しているホテルの方に回収されてしまったので食べる術がない。

手で食べるのははしたないしと逡巡していると

はい、あ〜ん」

と私の方に彼女フォークで刺したケーキ差し向けてきた。

同じテーブルの生徒の視線彼女の手と私の顔に集まり、恥ずかしさで頬に熱が走るのを感じた。

いつまでもこのままではいられないと思い、覚悟を決めて顔を近づけ、食べた。

修学旅行でそんなことが起こったため、その後の学校生活ではクラスメイトに彼女との仲をからかわれることも増えた。

「なんかみらいちゃん増田さんって二人だけの世界?っていうか独特な空気感あるよね〜」と言われたりなんかもした。

今まではそう感じたことは無かったがあの修学旅行を経ると確かにと思う自分も居た。

その関係に心地よさを感じる一方、今振り返ればどこか嫌悪感があった。

念のため言っておくと、私は普通の女だ。

小中学生の頃は普通男子と付き合っていたし、好きになるのはいつも男だった。

でも共学は嫌いだった。共学の女が嫌いだった。

あらぬ噂を立てて私と彼氏を引き離そうとする、そういう汚い女が大嫌いだった。

から高校女子校を選んだ。

中学時代仲の良かった先輩から

女子校は本当に生きやすい。男がいないとそういう争いとかもないし。」と聞いていたのもあり必死勉強して女子校入学した。

女子校は先輩の言う通り生きやす空間だった。

秘密の花園なんてのは空想だけれど、進学校だったこともあり皆自分が一番大切だから自然無駄な争いを避けるようになっていたから本当に生きやすかった。

彼女存在けが想定外だった。

今思い返すとというより当時から薄々感じていたが、みらいはボディータッチが多かった。

1日に少なくとも2回以上はハグしてくるし、堂々と人前で手は繋ぐし、とにかく距離感おかしい。

最初こそ戸惑っていた私も仲良くなるにつれて気にしなくなってきたものの、時折嫌悪感に近いものを感じることさえあった。

でも、やめてとは言えなかった。

だってそうされている時だけは自分特別だと感じられたから。

2年の3学期になって3年生0学期なんていう進学校あるあるワード教師の口から出始める中、彼女との関係が変わった(と増田勝手に思っている)出来事が起こった。

2学年最後模試だ。

その前の記述模試から国数英3教科に加えて理社科目が追加された。

その記述模試ではあの教科は二人仲良く同点だった。

最後模試マーク模試だった。

2年最後だしここで一つ頑張ってあの教科でみらいに勝ちたいと密かに思っていた。

毎晩負けまいと勉強して迎えた本番。

習っていない範囲もあったが自分勉強してカバーした分自身はあった。

3月、結果が出た。

私はその教科で全国一桁の順位を取った。

模試順位掲示されるので早速見ると、みらいは私のすぐ下の段にいた。

しか偏差値には20程の差があった。

私は勝ったと思う前に彼女の不調が気になった。

トイレに行っていたみらいがこちらに来て順位が張り出された紙を見ると

「やっぱり◯◯はすごいよ、」と一言言って自分の席に戻っていった。

その日は話しかけてもどこか上の空だった。

次の日、彼女は休んだ。

心配休み時間隠れてスマホを起動させ、LINEを開いてメッセージを送った

すると数分後

明日は行ける。心配かけてごめん。」と返ってきた。

こんな時まで謝ってくるのが彼女らしいなとその時は思った。

次の日予告通り彼女は帰ってきたが、いつものボディータッチは無いしなんだかひどく静かだった。

結局2年の終業式の日まで彼女はずっとそんな感じだった。

3年になるとクラスが離れた。

前はあんなに同じクラスがいいと思っていたのに、最近彼女の煮えきらない態度をあまり好ましく思っていなかったので実際の所は

嬉しさ7割悲しみ3割といったところだった。

しかしその思いはすぐ覆された。

一つがクラスメイトの私に対する反応だった。

2年の時みらいと私ともう一人のクラスメイトの3人でたまに会話することがあった。

3年に進級してそのクラスメイトとはまた同じクラスになったので声をかけると

素っ気無いそぶりですぐ別の友達の所へ向かっていった。

そこで私は気付いてしまった。

結局私は彼女が隣りにいなければ価値のない、何も特別なところなどない人間だと。

みらいとはクラスが2つ離れていたため頻繁には話すことは無かったが、たまに会話するとそれはそれは惨めな気持ちになった。

彼女友達が多い。

私にとっての彼女はたった一人の心を許せる友人だった。

けれど彼女にとっては大勢友達の中の一人でしか無いという事実に串刺しにされる気持ちだった。

から私は彼女抜きで特別になると決めた。

2月模試の結果が私の背を押してくれた。

私にはポテンシャルがあることを教えてくれた。

それだけに縋って、今までの人生でやったことのないぐらい死ぬ気で勉強した。

その成果は存外早く出て6月模試では早速学年1位に躍り出た。

この結果には教師陣も驚いたのか露骨におだててくるようになった。

それをあしらいながら只管勉強した。

7月、もう何ヶ月もLINEなんて送ってこなかったのにみらいから急に連絡が来た。

夏休み日中学校勉強するよね?

良かったらうちの部室くる?」という内容だった。

彼女美術部の期待の星で、大学も某美大を目指していた。

3年に入ってからは画塾にも通い始めたと聞いた。

彼女には夏休み特別に部室の一角占領する権利顧問からもらったらしい。

私はその誘いにあっさり乗った。

彼女と実質二人だけで過ごせる時間をみすみす手放す訳がなかった。

夏休み、みらいの部活の日はみらいの部室で、それ以外の学校開放日はひたすら教室図書館勉強をする日々が始まった。

部室ではみらいが自分の背丈ほどの大きさのキャンパスにひたすら油性絵の具を塗りたくっていた。

正直油性絵の具の匂いは苦手だったが、みらいと同じ空間にいる方が大切なので我慢した。

他愛のない話をしながら、彼女は絵を、私は過去問をそれぞれ仕上げていった。

そんな夏が終わると、また連絡を取る回数が減った。

それもそのはず、彼女は推薦と一般美大受験するため、画塾に通うだけでなく面接練習なども必要になったからだ。

私はただ勉強していった。

この頃には志望校偏差値を大幅に上回る成績を取れるようになってきた。

冬がやってきた。

去年のクリスマス彼女と一緒に過ごしたのに今年はひとりだ。

そんなことを思いながら夜食で出されたホールケーキの残りを頬張りながら勉強していると突然LINE電話がかかってきた。

みらいだ。

素早くスマホに手を伸ばし電話に出た。

「ねえ、受験終わったら卒業旅行行こうよ。

修学旅行でまわったとこ、また二人で全部回ろう」

みらいは電話越しにそう言った。

私が

「うん、絶対行こう。約束

と言うと

「うん。約束。」という言葉最後電話が切れた。

突然そんな提案をしてきたのには驚いたが、その約束は私を鼓舞した。

そして迎えた共通テスト

かつて無い手応えを感じた。

自己採点をするとこれまで取ったことのないほどの高得点だった。

私は私大1本だったか2月受験は終わった。

みらいは家の都合で国公立しか受けられないと言っていたか3月にならないと結果は出ない。

祈るような気持ち2月を過ごした。

3月の頭、卒業式があった。

式が終わってもみらいの元へ向かった

「◯◯、待ってた」

そう彼女は言った。

写真撮りたい」

そう言うと彼女は私にカメラを向けてきた。

自分顔面に自信が無い私はせっかくだから二人で映ろうよと言って彼女スマホを借りてツーショを撮った。

その後は卒アル落書きをし合って別れた。

案外あっさりした別れだった。

そのときはそれでいいと思っていた。

だって卒業旅行に行こうと彼女は言ったから。

その日、LINE彼女スマホで撮った写真が送られてきたのを最後彼女からLINEが送られてくることは無かった。

みらいは志望校合格したら連絡すると言っていた。

彼女志望校合格発表日が過ぎても連絡が来なかったので、私はある決意をした。

整形をする決意を。

幼い頃から親に「醜い顔で産んだから形代は出すよ。ただし、高校卒業したらね」と言われていた。

今こそその時だと思い、すぐカウンセリングの予約をし、施術プランと日程も決まった。

私の思い一重は施術とダウンタイムを経て左右差のない整った二重になった。

大学が始まってからもみらいから連絡が来ることは無かった。

私は私で上京したので新しい暮らしと新しい環境に慣れるので精一杯でみらいに連絡している時間もなかった。

二重になってから人生難易度体感20レペル下がった。

大学同級生とはすぐに仲良くなれた。

それこそみらいが高校時代同級生から言われていたように

かわいい」なんて言われるようにもなった。

高校時代までの私からしたら信じられないほど環境が変わった。

やっぱり美は正義だなと感じた。

前期は友達遊んだテストレポートと格闘している間に過ぎ去っていった

夏休みも終わりに差し掛かった頃、ふとみらいのことを思い出した。

そして私からLINEを送った。

時間後、数日後、数週間後。

待てども待てども返信が来ない。

それどころか未読無視をされている。

プロフィール画像などは変更されているかLINEを見ていない訳では無いだろうに。

つの間にか私は彼女LINE確認しなくなっていった。

しかし私は今でもふとした瞬間にかつての彼女を思い出してしまう。

例えば鏡で自分の顔を見るとき

いつだっただろうか。

私とみらいはあの時担任が言ったように本当に瓜二つだと初めて気付いたのは。

卒業式の後、送られてきた彼女と一緒に写った写真をまじまじと見てみると

私と彼女は鼻の高さ、形、口の大きさ、頭蓋の形が本当によく似ていた。

そう、違っていたのは目だけだった。

私が二重に整形したことで、私の目はぱっちりと開くようになり、彼女の瞳の形そのものになっていた。

今の私と彼女双子のようにそっくりなのだろう。

今の彼女はどんな顔をしているのだろう。きっと美しさが増しているだろう。

そんなことを、私は鏡で自分の顔を見ると考えてしまう。

・・・

今日見た夢は

みらいと数年越しに会って食事なんかしながら

近況や今までのこと、あの時はお互いをどう思っていたかについて話し合う夢だった。

美しいのは相変わらずだなぁなんて彼女を見つめていると、

「◯◯、整形したの?良いじゃん似合ってるよ」なんて言ってきた。

本当に彼女らしいなんて思っているとアラームの音で現実に引き戻された。

起きて夢かぁと思いながら十数ヶ月ぶりに彼女LINEを開いたがやはり既読はついていない。

午後、用事を済ませて家に帰って来ると既読がつくはずないのになんとなくまたみらいのLINEを開きたくなった。

その衝動のまま、トーク画面を開き、自分の送ったメッセージを目で追う

「みらい!最近どう?元気?」

見慣れたそのメッセージの上に目を向けると、そこにはそのメッセージを送った日付が表示されていた。

それを見て息を呑んだ。

そこに表示されていたのは

「1年前の今日の日付」だった。

こんなに都合のいいタイミングで夢に出てくるほど彼女の幻影をいつまでもいかけている自分が心底恐ろしい。

という話。

鬱だったけどちゃん大人をやれている

大学生の頃に躁鬱になった

躁状態の時にシフトをたくさん入れてしまって、鬱の時には当日欠勤するカスムーブを何回も繰り返した。何個もバイトを辞めた。

サークルに全く出られない時期と、めちゃくちゃ張り切る時期を繰り返してしまい、友達にたくさん迷惑をかけた。

大学生活を送ることに全てのエネルギーを使っていたから部屋はめちゃくちゃだった。足の踏み場がないどころか、生ゴミの処理もできないから夏はそこらじゅうにハエがいたし、洗濯もできなくて冬は洗ってない服にファブリーズをかけてごまかしていた。

自分就職してまともな大人になれると思わなかったからすごく怖くて怖くてたまらなかったんだけど、なんとかそれなりの企業にすべりこんで3年、かなりまともな大人になっている。

身だしなみ編

そもそもきちんと洗濯できるようになった!ただこれは、ドラム式を購入したのが大きい。

・前は歯磨きも無理だったけど、毎日フロス+朝昼晩の歯磨きできるようになった!

・肌の乾燥がひどいのに皮膚科行けてなかったけど、定期的に通院して肌がめちゃ綺麗になった。

・服を買う元気が出るようになった。今までは安い服を適当通販していたけど、好きなお店に行って、オフィスカジュアルを買えるようになった。すごく嬉しい

・髪の毛も半年に一回とかしか美容室行けてなかったけど、1〜2ヶ月に一度は行くようになった。ちゃんとトリートメントまでしている!

部屋の片付け編

・部屋にものは落ちてないし、2日に一回掃除機をかけれている。

・もちろん生ゴミ放置してない!ただこれはゴミをいつでも出していいマンションをこだわって選んだからではある。

外食Uberばかりしてたけど、毎週作り置きを作っておうちごはんできている。

・皿ももちろん洗えてる!!前は放置しすぎて食器にカビとか生えてた。

・お風呂掃除もしてるから、気兼ねなく湯船もはれる!前は風呂汚すぎて無理だった。

トイレや洗面台も週に1〜2回掃除できるようになったから、汚れとか目立たない。前は本当に汚すぎた。

その他

・前は休みの日になるべく出かけたくなかったけど、毎週飲み会や遊びに参加して人間関係を作れている。この前はまさか会社ゴルフに参加できた!自分もびっくりすぎる

貯金できるようになった。前は後先考えず今の自分が楽になるために金を使っていたけど、きちんと家計簿をつけてお金のやりくりができている。

大学生の頃は自分ダメで本当に辛くて辛くて仕方なかったんだけど、今はちゃん大人になれていて本当に嬉しい

anond:20230911055908

うん、はい

すぐできるときはすごく調子がいいときで、基本は数日〜1週間、ダメときは1か月後くらいになんとか片付きます

からの「生ゴミだけはとにかくなんとかしろ」という言いつけがギリなんとか生きてる

あとはもう本当になにもかもダメ食器に張った水も腐る

2023-09-10

食器を置く場所がない

食器を洗っても水切りラックに収まりきらないから途方に暮れている

妻には食器多すぎ、キャパティを超えているんだと言ってるが聞いてくれない

助けて!

2023-09-06

anond:20230901215521

まさに「百」貨店で、衣類だけじゃなくて書物玩具、あるいは果物時計宝石食器みたいなものを扱う部門があったよ。

子どもの頃はクリスマス前になると新聞に入ってくるデパートおもちゃのチラシをみるのが楽しみだった。まあうちは貧困世帯デパートのものなんて買えなかったけど。

宝石果物カトラリーみたいなものは、そのデパートで買ったものというだけで品質の高いものお墨付きがあるいようなものだった。

2023-09-04

anond:20230901185939

マクロ視点で見ると、君が普遍的だと思っている全ての物は石油採掘され石油で運搬され石油で精製され石油製造され石油販売され石油で手元に届き、エネルギー必要とするなら石油で動いている。

食料や水、電気、家、服、ベッド、食器家電スマホ、一つの例外もない。

エネルギーが3倍の価格になれば、これらは全て値段が上がる。そもそ全員を生かす分だけ届かないかもしれない。そして、石油普通に使える諸外国に対して競争不利となり、日本全体が貧しくなる。そうすると日本円が暴落し3倍の価格にして集めた税金も無価値になる。

結果、何も生まずに生活は貧しくなっただけで終わる。

ジンバブエベネズエラで起きた失政による貨幣暴落国家破綻日本でも起こる。

こんな自明な事もわからないなんて愚かですね。君は

2023-09-03

君たちはどう生きるか、を夢の中で見た

今朝あまりに鮮明に夢に見たので残しておく

本物の方はあらすじさえ知らないが小さい頃はジブリで育った

第一

春と夏の間くらいの晴れた日

主人公(小6くらいの男児)は団地住みの友達の家に遊びに行く

その友達の家に行くのは初めてで部屋の番号が分からなかったため団地の一階で待ち合わせをした。

4階くらいの部屋に行くため、階段を上がり廊下をあるくと

家の台所小学校水道みたいな感じで廊下にあることに気づく。

「ここを共同で使うんだ」と友達に言われる。

一軒家に住む主人公にとってはとても珍しく見えた。

上にある棚には食器やグラスがみっちりおかれ、調味料も揃っていた。

物珍しさからその台所を見ていると、友達は彼の母親の車が帰ってくるのに気づく。

廊下から見えたためだ。

友達母親荷物を運ぶのを手伝いに階段を下っていく。

主人公はまだ台所を調べるのに夢中で、友達が降りていったのに気づかなかった。

よく見ると古本や絵筆など料理関係ないものも雑多に置かれていた。

主人公友達がいなくなっていたことに気づく。

彼の母親が帰ってきたことも知らない主人公友達を探しに団地の中をうろうろした。

ひとしきりうろうろして泣きそうになっていると

周りが木になっていることに気づく

団地自体が大きな木になってそこに団地の扉がついている

外を見ると下に雲、その下に街が見えた

団地の木だ」と主人公つぶやく

第二部

どうしたらいいのか分からなくなっていると後ろから声をかけられる

「何をしている?」

人間大人くらいの大きさの直立する猫のぬいぐるみが喋っていた

赤と茶のチェックの生地で目はボタンだった。

ことなく敵視されているような気がした

よく見るとぬいぐるみではなくぬいぐるみが手に持つ紅茶のポット(丸いビーカーに蓋がついているもの)が喋っていることに気づく

喋るたびに蓋が動き蒸気が立ち上っていた

友達を探してるんだ」

「ついてくるといい」

ぬいぐるみはそう言って階段を上へ登り続けたが

振り返って主人公がついてきているか確認するようなことはなかった

屋上につくと、破けたフェンスから橋がかかっているのが見えた

橋の先はより大きく高い木に繋がっていた

ぬいぐるみは振り返らずその橋を早足で渡りきってしまい見えなくなってしまった。

主人公は足がすくんで一歩も踏み出せずしゃがみこんでしまう。

もう日が沈むことに気づき涙が出そうになるが、こらえているとすぐ隣にさっきのぬいぐるみと同じ大きさの黒い猫がいることに気づく

「どうしたんだい」

友達を探しているんだ」

「この先で聞いてみるといい」

「怖いんだ」

「目をつぶってここに立ってみるだけでいい。やってみる?」

さっきのぬいぐるみより優しい口調になんとなく信頼できるような気がして、橋のスタート地点に目をつぶって立ってみる

主人公はなんとなく気になってこの猫に聞いてみることにした

「猫なの?」

「黒豹だよ。信じていい。目を開けないで」

そういって黒豹は主人公背中をすごい勢いで押して橋の上を走らせた。

彼の足があまりに早くて主人公は転ぶ隙もなく、ほとんど走っていないようなものだった。

橋を渡り切って息を戻しながら、団地の木よりもこっちの木が古く苔むしていることに気づく。

巨大な木の中心部に向かいながら黒豹となにか他愛もないことを話した。

中心の体育館くらいの大きさのホールに着いたが、黒豹は入ることができないらしく、ここまでだ、と言い残して去っていった。

ホールの中にはぬいぐるみがいたが、ポットを持っていないことに気づく。

ポットを持っていないがぬいぐるみは喋った。

「めずらしいことだ」

口調から先に会ったぬいぐるみとは別の年長の気配を感じ、別の者らしいと感じる

友達のことも気になったがまず疑問に思ったことが口から出てしま

「どこから喋っているの?」

ぬいぐるみ万歳をして上をみるような仕草をした。

つられて上を見ると大きな丸いく平べったいものが頭上にあるのが見えた

このホールが大きなポットだった

ここで起きてしまった

黒豹は服着てないバロンイメージで会話をもっとした気がするけど忘れた

続きが気になる

元彼のことが忘れられない。

別れてから半年が経とうとしています。けれど、忘れられないのです。

大学生の頃に出会って、付き合って。

私は就職し、彼は院に進学して。

2年後には彼も就職して同棲できるかななんてワクワクして。

卒業する頃になったら突然「博士に行くから2年待ってくれ」と言い始め。

話におかしなところがあるなと思って問い詰めたら実は1年前から留年が決定してて。

その1年後には実習先でやらかして実習を止められ、単位が取れずまた留年し。

そんな大変な状況だったけど、彼は毎週末、うちに来て泊まってくれました。

電車で1時間半かかる距離だったので、彼の負担が軽くなるようにと、電車で15分の距離引っ越しました

彼はとにかく忙しくてバイトができず、収入がないので旅行に行ったり出かけたりができず、ほぼ毎週おうちデートだったけど、それでも彼は電車賃をかけ時間を作って会いに来てくれました。頑張ってくれている彼を支えたくて、夕飯を作って待ったり、たまに外食をご馳走したりしました。

お金がないか誕生日のお祝いが何もない年が何度かありましたが、それでも会うたびに何度も「可愛い」「愛してる」と言ってくれました。幸せでした。

彼は私を両親や妹、祖父母に紹介し、たまに会わせるようになりました。

実家にも何度も泊まり、親公認の付き合い、もはやこのまま結婚するのだろうと思っていました。

彼の就活が始まるとさらに忙しくなったらしく、週末は家にも来ず、1ヶ月間LINEも来なくなりました。不安になって「最近就活どんな感じ?」と聞くと、「2週間前に1社内定もらって、待っててもらってるんだよね。来週、もう1社の最終面接行って、その結果で決める。」と返ってきました。

翌週の夜、私が彼の声を聞きたくて電話したとき、彼は「そういえば、内定くれてたところ、待ってくれなくなっちゃって。もうひとつのところ面接終わってから決めるでもいいって言ってくれてたのに。」と言い出しました。最終面接の数日前でした。

その後のある日曜日、また彼に誘われて、彼の祖父母の家に行きました。彼の妹の3歳と0歳の子供と、その家の犬も一緒でした。

祖父母宅に向かう車の中で、彼の妹が「そういえば面接どうなったの?」と彼に聞きました。

「あー、ダメだったんだよね。」彼は深い息をつきながら言いました。

「え?落ちたってこと?」と彼に聞きました。いつも話し方の柔らかさには気を遣っていたけれど、その時だけは気を遣えませんでした。鋭い言い方だったと思います

「そうだよ、本当は今日朝来た時に話すつもりだったんだけど。」私はそれに何も言えませんでした。

そこからは、涙を堪えるのに必死でした。いつも明るく振る舞うのに、笑顔なんて作れませんでした。ずっと窓の外を見ていました。犬の鳴き声が雑音に聞こえました。0歳の子の泣き声を聞いて、私も泣きそうになっていました。

途中で寄り道したスーパーで、私は彼と一緒に車に残りました。彼は0歳の子ミルクを与え、私は犬の面倒を見ていました。彼はずっと言い訳のような何かを言っていたけど、何を言っているのか全然わかりませんでした。

祖父母宅に着くと、0歳の子沐浴が始まりました。「増田ちゃんバスタオル持ってきて!」と妹に叫ばれ、彼女母親バスタオルを手渡され、風呂場に駆け込みました。

バスタオルを両手にかけて広げて待ってて」と言う妹と、お湯をかけられる肌色の塊を黙って見下ろして待っていました。

沐浴が終わると、3歳の子が剣のおもちゃを持って「増田ちゃんあそぼ!」と走り寄ってきました。

私はその時、私の電源を落としました。そして、社会向けの、明るく愛想よく振る舞う私を起動させました。「よーし、勝負だ!」と言いながら、3歳の子が振り回す剣を捕まえたり、当たって「うわーっ!負けた〜」と言ったりしました。

その後の食事中も、祖父母はずっと妹と孫に夢中でした。私はニコニコした顔のまま、祖母母親と妹の女同士の会話を眺めていました。まるで、知らない家庭のとある日常を描いたドラマを観ていたようでした。

食事が終わると、彼の母親が私に「食器片付けるの手伝ってくれる?」と言いました。彼はそれを見て「増田ちゃんお客様なんだからやらせないでよ」と言いましたが、母親は何も返しませんでした。私は言われるまま食器シンクに運び、彼の食器洗いを手伝いました。

彼は私に布巾を渡し、濡れた食器を渡してきました。私は無言でそれの水分を拭き取り、きれいに重ねていきました。

気がついたら、彼の家の最寄駅の改札前に彼と立っていました。祖父母からどう帰ったのか思い出せません。改札機を見た瞬間、社会向けの私のバッテリーが切れ、わっと涙が溢れ出しました。

彼はそれを見て、「今からちゃんと話そう。」と、改札前のベンチを指さして言いました。私はとにかく何もしたくなくて、「また今度ね。今日はもう無理。」と言って改札を通りました。時計は22時を回っていました。

気がつけば、彼と付き合ってから6年が経っていました。インスタは子供写真で溢れかえっていました。

私は転職し、新卒の頃の2倍の年収になっていました。

家にある彼の荷物を全部持って、彼に会いに行きました。彼は院を卒業し、実家就活を続けていました。

もう限界だと伝えると、彼は「俺は忙しいのに毎週末会いに行ったよ。増田ちゃんは俺に何してくれたの?それに明日、俺面接なんだけど。タイミングもうちょっと考えてよ」と言いました。

あれから半年が経とうとしています。けれど、忘れられないのです。

彼が誘って予約してくれた鳥貴族で、「金銭感覚違いすぎて無理って言うけど、いくら稼いだらいいわけ?」と言う彼のことが。

増田ちゃんと行こうって言ってたところ、どこでも良いかひとつは行っておきたいな」と言う彼のことが。

「仮の話だけど、もしもだよ、いくら積んだら復縁してくれる?」と言う彼のことが。

増田ちゃんエッチコスプレもっとしてもらえばよかったな」と言う彼のことが。

最近入社したところの上司パワハラがひどくてさあ」と言う彼のことが。

俺の妹増田ちゃんと付き合い始めた時、増田ちゃん写真見てブスだって言ってたんだよ。あいつも嫉妬してて可愛いよな。」と言う彼のことが。

「本当にあとちょっと同棲できるって思ったのに。割り切ったつもりだけど、やっぱ会うと可愛いなあ。好きだなあ」と言う彼のことが。

「じゃあ、体に気をつけて、元気でな」と言う彼のことが。

本当に、腹立たしくて、忘れられないのです。

私はずっと馬鹿にされていたんだと思います。嘘をついたり、何をしても私が笑って許してくれると考えていたんだと思います。本当に腹立たしい。

私の時間を、私自身をそうやって軽く扱われたことがとてもショックで、私はその程度の人間なんだと悲しくもなります

風呂に入っている時、化粧をしている時、ふとした時に彼と彼の家族言動が蘇って頭を支配され、それに怒ったり悲しんだりします。

私は来月、3LDKの家に引っ越します

一緒に住む彼は私のことを尊敬できる人だと言って、突然生花を買ってプレゼントしてくれます

急にトラウマフラッシュバックして泣き出す私を心配して寄り添ってくれます

先日、友達から増田ちゃん元彼マッチングアプリにいたよ」と教えてくれました。

プロフィールを見ると、29歳社会人1年目、年収200〜400万、身長171cm、実家住み、という、なかなか難しそうな条件が並んでいて、ざまあみろと思いました。

別れてよかった、今とっても幸せ!そう思うのに、やっぱり、元彼のことがふと頭に蘇って、忘れられないのです。

2023-09-01

生活保護費の内訳を展開する

病気会社辞めて、貯金食いつぶして生活保護者になった。

病気になってからあらゆることにやる気が出ない。やる気でなさ過ぎてトリンリックスを飲んでいる。

少しでも生産的なことがしたいので、訓練として掲題の情報を整理し、展開する。

場所】:都内1R。築40年以上(だったはず

【総支給額】約75,000+家賃(48,000)

家賃福祉事務所オーナーに直接支払う。このお金に手を出すことは出来ない。これは全国そう。

【ガス+電気代】:6,000

※ガスが2800円くらい。湯舟につからないと、寝付けないので、毎日湯舟に入っている

水道代は生活保護者は無料

ネット携帯代】:9,000

携帯は最安のahamo。友達はいないので電話代はほぼかかってない

一人暮らしインターネット料金の平均は月額7,003円らしい

※こうして書くと気付いたが、ネット代が安い?元プログラマーなので通信速度は妥協せずにいたが、ahamoは2,970円なので、ネット代は6,000円か……

【食費】:30,000(一日1,000以内

自炊しろと言われるだろうが、全くその通り。しか自炊が出来ない。

1.栄養考慮し、冷蔵庫のもので作る、もしくは食材を買うという行為が難しい。

食材がそれぞれどういう栄養を持っているのか、それぞれをどう組み合わせたら一日の必要量を摂取出来るのか、考えるのが私にとっては大変。

ちなみに、難しすぎるので、炊飯器食器にしてそのまま食事※してたら食中毒になって病院行きになった。

※三合炊いて、納豆や卵を入れる。当然食いきれない。ので、余った米を次の食事まで保温する。次の食事になったらまた卵や納豆を入れる……の繰り返し

2.台所が非常に狭いので強いストレスを感じる

3.調理に伴う生ごみの処理が適切に出来ない。ので、料理するとだいたいコバエが湧いたり、カビがはえたりする

……いくら出来ない言い訳並べても、納税者にとっては「知らんから、やれ」だろうなあ。それは頭がわかっているんだが、体が動かん。許してくれー。

(そういえば福祉事務所から10kgくらい米が届いたが、手を付けることが出来ずにいる。このまま腐っていくのだろうか……)

洗濯代】:1,800

洗濯機壊れているので、コインランドリー使用

※洗い300円、乾燥300円を月に3回。殆ど外に出ないので、洗い物の量はこれくらいで済む

【雑費】:3,000以内

履歴書印刷顔写真代、筆記用具代、ティッシュトイレットペーパーごみ袋、目薬、石鹸シャンプー低気圧対策薬など

交際費】:0

友達いないので電話代も飲み代も無い

【服代】:0

※外に出る用が無いので、会社めしてた頃に買ってた服だけで過ごしている。破れたら、中学時代裁縫セットで縫う。

書籍代】:5,000

ジャンルは色々。自己啓発ハウツー本ノンフィクション小説は今は殆ど読まない。昔は結構読んでたけど、働き出してから読めなくなった。図書館が遠いので、借りることも無い。

交通費】:約1,000

福祉事務所収入申告を行いに電車乗る、病院行くのに電車乗る、くらいしか外に出る用事が無い。

NHK代】:0

生活保護者は免除

新聞代】:0

※昔は日経読んでたけど、処理するのが大変

プロテイン代】:約500

※数か月に一回、大容量格安の粉を買っている。それを一か月に直すとこれくらい。

レンタルサーバー代】:約600

※元プログラマーとして、勉強の為

【残り】:貯金(計算上、約20,000円

漏れがあるだろうが、だいたいこんな感じ。

何か思いついたら追記する。

(所要時間:3h。実工数:約0.5h)

anond:20230901211823

俺も同じような症状になった

同じようなことも含めて色々やったけど、同じ食器を洗わずにずっと使ってたのが原因だった

ちなみに精神と発達ちょっと入ってる

2023-08-31

統合失調症かつ発達障害タスク分割による部屋の掃除にまたしても失敗

部屋の掃除が出来んかった。

そろそろ5年くらい掃除してないと思う。

よくいわれるように、やることが多すぎてわけわかんなくなる。

そういう時は細分化だというのだが、細分化したら、項目が多すぎて途方に暮れて駄目になる。

たとえば、まず部屋にたまった、既にゴミ袋に入っているゴミ過去の私がほんの少しだけやる気を出した時に作った者だ)をゴミ捨て場に持っていくのが楽だろう。

だが、二ヶ月くらい風呂に入っていないので外に出られる姿ではない。

風呂に入る……私にはそれはすごく荷が重いことだ。そうじゃなければ全身が痒くて睡眠薬で無理矢理寝るようなことをせず、サッとお風呂に入るに決まってる。

あっ、もう詰んだじゃん。

まあそこを奇跡的にクリアして、15袋くらいあるゴミ袋を取り合えずゴミ捨て場に持って行ったとする。(ゴミ捨て場がいつやってるかも調べなきゃな)

そこから片付けだが、それを細分化すればするほど項目が無限に増えていく。

なんというか、登山を1~10合目までわけたらいいじゃんと言われても、汚れを溜めすぎているので、一歩ごとの行動まで細分化しないとパニックになるくらいやることが多いのだ。

そして、その細分化の多さにパニックになる。

我慢して、部屋の入り口から半径1m、床から高さ30cmの部分だけに注目するとする。それ以上の高さだと、積み上げた本のタワーとか、小テーブルの上とか段ボール意識しなきゃないからな。

だがもうそこだけで、可燃ごみ不燃ごみ、缶、病院資料、お札、本、誰かからプレゼント、カビた食器、謎のヌルヌルetcがある。それらを細分化して、それらの片づけ方を考えて……ああ、多すぎる。山盛りすぎる。途方に暮れざるを得ない。

業者に頼む?

まりに恥ずかしい。

なぜなら、何も趣味のない私は自慰行為くらいしか娯楽がないので、部屋中に液体を処理したティッシュや性具やポルノエロ本が散らかっているかである

むりだ……。

2023-08-30

anond:20230830075206

飲めないような水で、風呂に入ったり、手を洗ったり、食器を洗ったりするの?

まぜそばの汁だけ残った丼を厨房に持っていかないで!

ラーメン屋に行ってまぜそばを注文したのよ。

メニュー表には追い飯無料と書いてあったのよ。

で、まぜそばを食い終えてもまだ足りなかったから追い飯を注文して、残った汁にご飯を突っ込んで食おうと思ったのよ。

呼び鈴を鳴らして店員に「追い飯をください」って頼んだら、店員は「少々お待ちください」と言って、私がわざと汁を残した丼を厨房へと持って行ってしまったのよ。

えっ?

追い飯を頼んだのに、片づけられた?

どういうこと?

まりにもスムーズ店員の動きに、文句を言う暇もありませんでしたわ。

しばらくしたら店員が戻ってきて「お待たせしました」と言って、丼を置いていきましたわ。

丼の中はお茶碗半分ほどのご飯がちんまりと入ってましたわ。

丼の内側はほどよくまぜそばの汁がこびり付いていて、おそらくは先ほど持っていかれた私の丼にそのままご飯を投入したのだと推測しましたが、確信は持てませんでしたわ。

恐る恐る食べたけど、汁の味が先ほど食べていたまぜそばと同じ味だったので少し安堵しましたが、それでもモヤモヤとした気持ちは消えませんでしたわ。

私の食べ残した丼を炊飯器まで持っていって、そこにご飯を入れたのでしょうか?

私がわざと汁を少量残した丼を私の目の届かない厨房へと持っていかれて、厨房内の不特定多数食べ残しっぷりを晒されたのでしょうか?

それだけではありません。

衛生的にも問題は無いのでしょうか?

私が口にした丼を持ちながら、しゃもじ炊飯器からご飯をすくって丼に入れたのでしょうか?

だとしたら、しゃもじに私の唾液が付着した可能性もあるのでは?

さらにそのしゃもじから炊飯器内のご飯へと私の唾液の成分が移った可能性もあるのでは?

私の口内の菌が、丼やしゃもじを通じて炊飯器内のご飯へと移り、暖かくて湿潤なご飯の中で今もなお繁殖を続けている可能性もゼロではないってことでしょう。

そもそもなんで私の食べかけの丼を厨房に持っていく必要があるのでしょうか?

追い飯を頼んだのだから、追い飯をお茶碗に入れて持ってくればいいだけのことでしょう。

お茶碗半分ほどの量のご飯をお客に持っていくのに、わざわざまぜそばの丼を持って行く必要はないでしょう。

追い飯を入れるお茶碗が存在しないとお思いの方もいるかもしれませんが、そんなことはありません。

メニュー表にて、ご飯チャーシュー丼などのメニューがあるのを確認していますから

なのになんでお茶碗をお使いにならないのかしら?

そんなにも食器使用枚数を削減なさりたいのかしら?

2023-08-28

anond:20230828162243

しいて言うなら、そこのラーメン屋の店主は巨人ファンなんで、

巨人調子いいと唐揚げラーメン唐揚げの量が増えたりくらいのサービスあるかな

良くも悪くもおおざっぱな接客だし、「お食事に来た人」はSNS晒したりしそうw

ちなみに食器はしっかり洗ってあってめっちゃキレイなのは普通にポイント高い。

不快感は出ない程度にしっかりしてるっていうのはキモなのかもなぁ。

逆に、外食なんてそれくらいで良いと思うんだよな。

ディナーレベルの店は別として。

2023-08-26

母親への罪滅ぼしを辞めたい

母は恋愛から専業主婦。母の友好関係を見てると、母はこいつはちょっとおかしいみたいな扱いをされている。

けど母は自分カリスマ性があると思っている。

実際の能力自分認識してる能力乖離があるから、色々上手くいかないことも多く、そうなると皆私がなんでもできるからって嫉妬していじめてくるというような認識をするやばい女。

母は専業主婦になって、'お育ちの良い'家庭にしたかったらしい。

周辺の家と同じ大きさの庭はバラ園のようになっていて、中央には木製のテーブル椅子パラソルがありお茶をしたりした。

家の中にはブランド食器や絵が飾られていたりして、お育ちの良い家庭という感じだった。

けれども私の出来は良くなかった。厳密に言うと偏差値等は友人からはぜんぜん良い方じゃん!と言われるくらいではあるが、真似事ではなくお育ちがいい家庭もいた地域だったので、学校テストでは下から数えた方が早かった。地域の中では落ちこぼれだった。

勉強以外の習い事も、地域ではプロ先生に習ったり年に数回海外留学?して習う子もいたので、一般的にはそれなりにできるのかもしれないけど、有名ピアノ教室如きだと習っててその程度なの?というような扱いだった。

なので、お育ちもよくどこに出しても恥ずかしくない娘持つという母の理想は私のせいでめちゃくちゃだった。

実家にいる間の母は、部屋にこもってこんなはずじゃなかったと泣いていたり、私の人生返してと怒り狂ってることが多かった。

社会人になり親とも離れてやっと解放されたという気持ちがあるが、罪滅ぼしが辞められない。

私がネイルをしてると、いいな、私は子育てに大変でそんな事してる暇なかったと言われて罪悪感でいっぱいになり、自分ネイルを辞めて、毎月のネイル代を母に送っるようになった。

誕生日プレゼントクレドセラムをあげたら、あなたは苦労してないからシワもなくていいわね、このライン揃えたら私も多少マシになるかも と言われトータル10万超えるようなセットを毎年送っている。

母は、あなたを産んでよかった、私は幸せ。私の人生は間違ってなかったと喜んでくれる。

母の人生をめちゃくちゃにした罪悪感があるから辞められない。

母がおかし人間であることもわかる。けれどもいい記憶も0ではないか簡単に絶縁できない。

1度体調を崩して病院代がかさみネイル代を送れなかったことがあった。その時は 私の存在が娘ちゃんを苦しめてるの?ごめんね、お母さんみたいな人間あなたの親にならなければ良かったね。本当にごめんなさいね。もう二度と貴方に助けを求めないし、頼らないで何があってもひとりで頑張るから。それでお母さんが一人で死んでも娘ちゃんは気にしないでね。と言われたのがつらすぎて、今更色々なものを送ったり仕送るのがきついなんて言い出しづらくなってしまった。

死ね母親可哀想なところ見なくて済むのかなとも考えてしまう。

食品を詰める前に【ガラス瓶】

1.容器を食器用の中性洗剤で洗う

2.鍋底に布巾を敷き水を張り、本体を漬ける

3.水から湯を沸かし、1~2分煮沸する

4.容器を取り出し、乾燥させる

 

 

初めて読んだわ

2023-08-20

ホットクックのいいところ

少し前に家電全般愚痴を書いたんだけど(anond:20230813172505)、特にホットクックだけ名指ししちゃったのを少し気にしてた

悪口だけ言って去るのはよくないなと思ったので、良いところも紹介したい

自分で作るより美味しい

ホットクックで作る料理は、美味しい

自分料理はそれなりに好きだしそこそこ得意な方だと思うけれど、長い時間キッチンに立って心を込めて作るよりも、素材切ってホットクックにぶち込んでスイッチ押しただけの方がずっと美味しかったりする

火加減とか混ぜ加減の問題なのかな

お肉は柔らかく仕上がるし、全部の食材にムラなく味が染みわたってくれる

まじで材料入れるだけで良い

ホットクックを買うか迷っていた頃は「肉も野菜も切りたくないし調味料すらはかりたくないときは結局外食するしかないじゃん」と思っていた

だが、そんなことはない。ありのままぶち込むだけで作れる料理もある。今日はそのことだけでも伝えたかったのでこのエントリを書いている

トマト缶、冷凍玉ねぎ鶏もも肉チューブにんにくチューブ生姜カレールウ

これを鍋に入れてスイッチを押すだけでうんまい無水カレーが出来上がる

鶏肉は切らなくてもホットクックパワーで勝手ホロホロになるという神仕様なのでまじで包丁や計量スプーンなどの調理器具は一切使わず、なんなら手も洗わずに作れる(鶏肉の汁が手についたら洗ってね)

朝にぶち込んで予約しておいたら、ヘトヘトで帰宅しても玄関ドアを開けた瞬間にアツアツのカレーが完成している。なんてこった!!

釜、なんか軽い

だいたいのパーツが食洗機OKだが内釜(鍋?)だけは食洗機が使えない

我が家ほとんどの調理器具食器食洗機OKのもので揃えているため食洗機不可製品を使う度に「なんで食洗機つかえねんだよ!」とイラついてしまうのだけど、ホットクック釜は見た目に反してやけに軽いので、重た〜い炊飯器の釜をせっせと手洗いするときよりも幾分か小さいイラつきで済んでいる

本当は食洗機OKになるのが希望だけど、これ以上多くは望まない方がちょっと徳の高い人間になれそう

結局買ってよかった

生活必需品的な家電冷蔵庫とか)以外の家電の中では、正直、一番買ってよかったと思っているものだったりする

ちゃん自炊したい。でも忙しい。しんどい。そんなときにメイン一品を任せられるのが本当に心強い

ホットクックが頑張ってる間に豆腐キムチ乗せて小松菜茹でて白だしかけておけば、まあそれなりの食卓になってくれる。ありがて〜〜

ただ、我が家では「しんどいときは無水カレーで良い」との家族協定をつくったせいで週の半分くらいカレーを食べている気がする。脂質と塩分どうしようかね

最後にもうひとつ

ホットクックはうるさくてまぶしいだけじゃなくて、アプリの出来もマジのマジで最悪

anond:20230819191642

私も数年前までしてたけど改善したよ。

風呂の前にトイレに行くことは習慣づけつつ、何が尿意を催してるのかを知ると少し良くなるかも。

私は水の音を聞くとトイレに行きたくなるようで、普段なら我慢できるレベルでもシャワーの音を聞くと我慢できなくなってた。

よくよく考えれば食器洗う時もおしっこしたくなって、よく中断してトイレ行ってた。

無意識おしっこしてるうちは治らないので、考えるといいかも。

2023-08-19

食器の値札シールがきれいに剥がれない

結論、お湯であたためればきれい剥がせる。

 

一行目で終わってしまったのでここから先は読まなくていい。

きょう、百均ガラス耐熱小鉢を4つばかり買ってきた。

テレビ料理番組では、調味料具材必要な分量あらかじめ小皿に準備してズラリと並べておき、機が熟したところで手際くそれらをフライパンや鍋に投入するよね。

あれをやりたかった。

あれはきっとテレビなりの伝えやすさや尺の都合でやってることでご家庭では省略してもいいプロセスなのだろうが(洗い物も増えるし)、自分はまだ料理バギナーなので、あのように計量済みの材料が用意されていれば慌てなくて済むのだ。フライパンの中で料理がくつくつ言っている時にあたふたと調味料を計量してこぼさず入れる、それを次々に、なんて芸当はおれには今のところ無理なんだ。

まだ読んでるのか。読まなくていいぞ。

 

で、買ってきた小鉢の底にはそれぞれ値札というかバーコードシールがべったり貼り付けられていた。

剥がそうとしたら、1個目からさっそく剥がすのに失敗した。途中から破れてきてシールの一部が糊もろとも母材側に残っちゃうあれ。

食器は衛生管理重要なのだからすっきり剥がせるシールにしておいてくれればよさそうなものだが、まあ、店内にはほかに単価200円や300円の商品も混在しているので、簡単に貼り替えられるようでは困るのだろう。

しかし2個目以降は成功させたいのでおれは少々作戦を練ることにした。

まだ読んでるのか。ここまで読んだならもう最後まで読んじまえばいいが、何も得はないぞ。

 

シール剥がしやパークリなどの有機溶剤を使う手段も一瞬頭に浮かんだが、食器に使うのはためらわれた。特にシール剥がしあいつは「絶対に口に入っちゃいけません感」がすごいからね。

そこで思い出したのがお湯。

シールの糊はあたためると緩むことをおれはすでに知っていた。自動車バイクのボディに貼ったステッカーは、やかんで熱湯をドボドボ注ぎかけながら剥がすと簡単かつきれいに剥がせるのだ。親父がおれの愛車に地元神社交通安全祈願ステッカー勝手に貼った時、この方法で無事に剥がしたことがある。

いつも90度(※摂氏)に保温してある電気ポットのお湯を注いで待つこと十数秒、お湯と小鉢の熱交換が終わり均衡に達したと感じたらお湯を捨て、器がさめないうちにシールを慎重に剥がす。

成功だ。残りすべて成功した。

 

結論、お湯であたためればきれい剥がせる。

なにかを期待して最後まで読んだ人には申し訳ない。

追記

濡らしちゃいけない物はドライヤーでいけるぞ

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