はてなキーワード: 公職選挙法とは
選挙カーって、変なんだよ。
法律上、選挙カーで政策を説明してはいけないことになっているらしい。
結果として、「お願いします」みたいな無意味な呼びかけを大音量で鳴らすしかなくなってる。
一応、何デシベル高以上の音量を出すと(公職選挙法上じゃなく、騒音防止条例とかそのあたりに引っかかって)違反になるみたいだけど、スピーカーの出力自体に規制はないし。
あれは、選挙運動としての効率上から言っても政治活動という点からいってもほぼ無意味じゃないかと思う。
というか、何十年もむかしから、誰もが「無意味だ」って言ってるのに、それを変えると議員自身が損するから、議会で変えられない。
都道府県知事が、自らの病識のない精神疾患を発症し、不適切が疑われる専決処分等を頻発するようになったらどうなるかという架空の想定につき思考実験をしてみる。
なお、あくまでメモなので、根拠条文等は記さない。後述の指定に従って使ってみようかな、という人は、自力でしらべるように。つかこの記事自体間違ってるかもよ?
ではまず、前提として、病識のない精神疾患の治療にあたっては、当該患者の人権に対する制限は最小限度にとどめられなければならないことは言うまでもないであろう。「四の五の言わせず座敷牢へぶちこめ」的な乱暴な意見には、筆者は断固反対する。
しかし、都道府県知事の職責は重大、かつ職権も非常に強いことから、専門医および一般人の殆どがその発症を疑うような状況下であれば、既に地方行政は混迷著しい状態におかれているであろう。かかる事態においては、当該患者から知事の職責を剥奪することもやむを得まい。本人の精神衛生においても恐らく負荷軽減の必要があるケースが多いのではないか。
さて、この場合、まず、「都道府県知事に事故がある場合」として、副知事等がその職務を代理することが考えられる。(副知事が存在しない場合も考えられるので、「等」としておく。)
疾患であるのだから、その認定は医師(専門医)によるべきであろう。
ところが、患者本人が同意しなければ、そもそも専門医の診断を受けることはできない。
例外的に、自傷他害のおそれがある場合(不適切な公権力の行使を間接的な「他害」と呼びうるかについては不知)であれば措置診察が可能であり、その結果措置入院が必要ならそうすることになるであろうが、自傷他害のおそれがない場合には措置診察に付するわけにもいくまい。
あるいは、他の疾病に罹患し入院治療を必要としているにもかかわらず、本人が(精神疾患に由来する愁訴を前提として)診察は受けるが入院を拒むといった場合においては、精神保健指定医の同席による医療保護入院が可能であろう(さすがに家族等も同意するであろうし)。入院は「事故あるとき」であろうから、精神疾患であると否とにかかわらず、副知事等が議会と一体になって粛々と不信任手続を進めればよい。
ただし、あくまで医療保護入院は必要な期間に限られるから、当該他の疾病によっては時間との戦いになる。
しかし、そうした特殊な事態でもなければ、本人の同意を経ずして確定診断名を出す(しかも、本人の同意なくその診断結果を公表しなければならない!守秘義務!)というのはほぼ絶望的である。
「成年被後見人の申立ではどうか」…残念ではあるが、それでどのような結果が出ようが、直接に知事の職位に影響はない。わが国では成年被後見人であるか否かに関わらず被選挙権が認められている以上、公職選挙法に基づく自動的な失職はないし、形式的には後見人の権限は財産に関することに限定されているはずである。もっとも、判断能力を欠く常況にあると家裁が認めた人物の名において下される行政処分に対しては、不利益を被る側から当然山のように異議申立てがなされることとなろうが、これとても知事の失職には足りない。
結局、地方自治法の本則に立ち戻って、リコールか議会による不信任決議、とならざるを得ないであろう。
では、リコールだが、こちらは地域事情もあるためなんとも言えない。
鳥取県と東京都では集めるべき署名の数に差がありすぎるし、署名の有効性確認のための事務手続に至ってはもうなんというか。
とくれば、議会による不信任だが、この場合、患者たる知事が黙っているだろうか?仮に地方公共団体の吏員が、「対抗する方法はないものか」と問われたら、職務に忠実に「議会解散という方法があります」と言わざるを得まい。ということで、議会は刺し違える覚悟で不信任を突きつける格好になる。
ところが、議会解散に伴う選挙だからといって、解散前と同一人物が再選されるとは限らない。その辺はフツーの地方議員選挙である。とくれば、前回薄氷を踏んだような議員は、正直いって議会解散には及び腰にならざるを得ないだろう。その中であえて知事の首に鈴をつける議員(団)がいるか?という話であろう。
…結局、住民の圧力に耐えかねた議会が不信任を突きつける(それもそうとう及び腰で)しかない気がするが、その間に失われるヒト・モノ・カネ・労働力・行政への信頼たるや…
考えたくない。
#本記事は、フィクションのネタ、または学術論文のネタとしての使用は自由です。但し、直接リンクはご勘弁ください…。また、上記目的以外の目的での利活用は禁止します。引用に名を借りた部分的/全面的転載も禁止しますので、
投票率が低いとか抜かすけど、今回の参議院選挙に限って言えば選挙人名簿制度のせいで投票出来なかった人も多かったと思う。
今回の参議院の公示日を考えると、住民票の移動が3/22までに完了していないと転入先の選挙人名簿に登録されないから転入前の自治体でしか投票できないんだとよ。
この参議院期間中にバカな学生が「住民票移して無いから投票できましぇ〜ん」とか抜かしてるのを聞いて、住民票ぐらい移せよ、俺は移してるからかんけーねーなと思っていたら、このざまだ。
そもそも転入前での投票はできるので良いって考えは一体どういうことなんだ?
投票権はその地区での生活の実態が確認出来るものにしか与えられない、その選挙区決定権はその地区で生活するものに委ねられるわけでしょ。
それを考えると今後二度と戻らないかもしれない転入前の地区での投票を認めるってのはその考えに反してるんじゃないのか?
毎回同じぐらいの時期にやっている参議院選の投票率が衆議院選の投票率に比べて低いのってもしかしてこれが原因じゃないのか……?
白樺ぽては謝罪してツイートを削除して逃げたのでデマだと確定しました。
白樺ぽて@pot_8_Os_2199
一連の騒動に関してですが、関わりのある政党様にご迷惑掛けた旨を謝罪いたしました。 また、皆様にもご迷惑おかけして申し訳ありませんでした。
https://twitter.com/pot_8_os_2199
白樺ぽてのまとめ
http://i.imgur.com/7avbV8O.jpg
http://hitomi.2ch.net/test/read.cgi/poverty/1467858627/59
名古屋の落語家が一宮市に怒る 「恫喝」「礼儀知らず」とネットで話題
http://www.j-cast.com/2016/07/04271547.html
このニュースにインスパイアされたのかもしれません。記事が7/4、ぽては7/6
togetterブクマしたそこのお前のことだよ。まだ向こうのブクマ数が多いですね。
元ニュース
ある政党が絵師に他政党批判のイラストを書いてと依頼→断ったら「無名の癖に偉そうに物言うな」
某党が絵師に「ある党を批判するイラスト」を無料で依頼断ったら「無名のくせに偉そうな」
http://gogotsu.com/archives/19462
某党が絵師に「ある党を批判するイラスト」を無料で依頼 断ったら「無名のくせに偉そうな」 痛いニュース(ノ∀`)
ttp://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1888181.html
とある党が絵師に「ある党を批判するイラスト」を無料で依頼!断ったら「無名のくせに偉そうな」と言われた やらおん!
ttp://yaraon-blog.com/archives/87591
【参院選】某党が絵師に「ある党を批判するイラスト」を無料で依頼 断ったら「無名の癖に偉そうに物言うな」 保守速報
ttp://hosyusokuhou.jp/archives/47951035.html 削除済み
ttp://megalodon.jp/2016-0706-1721-30/hosyusokuhou.jp/archives/47951035.html 魚拓
とある絵師が政党からイラストの依頼(無償でやれ) → 断ると「無名の癖に偉そうに物言うな」オレ的ゲーム速報@刃
ttp://jin115.com/archives/52138052.html 削除済み
ttp://megalodon.jp/2016-0706-1556-02/jin115.com/archives/52138052.html 魚拓
某政党党員の知人から他党を批判するイラストの依頼、断ると「無名のくせに偉そうに」…無料で依頼していた模様 ハムスター速報
ttp://hamusoku.com/archives/9296427.html 削除済み
ttp://megalodon.jp/2016-0706-2037-23/hamusoku.com/archives/9296427.html
とある党にイラストを無料で頼まれたから断ったら「無名の癖に偉そうに物言うな」と言われた・・・ はちま起稿
ttp://blog.esuteru.com/archives/8624721.html
ある党が絵師に「ある党を批判するイラスト」を無料で依頼、断ると「無名のくせに偉そうな」と言われる – | 2chまとめブログ
ttp://checkmate-blog.com/archives/41445
【政治】某党が絵師に「ある党を批判するイラスト」を無料で依頼 断ったら「無名のくせに偉そうな」 まとめたニュース
ttp://matometanews.com/archives/1817756.html
某党が絵師に「ある党を批判するイラスト」を無料で依頼 断ったら「無名のくせに偉そうな」 2ろぐちゃんねる
ttp://2logch.com/articles/5243139.html
【政治】某党が絵師に「ある党を批判するイラスト」を無料で依頼 断ったら「無名のくせに偉そうな」 でかねこニュース
ttp://dekanekonews.blog.jp/archives/4760420.html
【話題】某党が絵師に「ある党を批判するイラスト」を無料で依頼 断ったら「無名のくせに偉そうな」 New保守宣言!!
ttp://newhoshu.blog.jp/archives/62956744.html 削除済み
ttp://webcache.googleusercontent.com/search?q=cache:LF_4CGrJ4nsJ:newhoshu.blog.jp/archives/62956744.html+&cd=1&hl=ja&ct=clnk&gl=jp 魚拓
【政治】某党が絵師に「ある党を批判するイラスト」を無料で依頼 断ったら「無名のくせに偉そうな」 親日速報
ttp://www.msoku.net/archive/entry-4763040.html
【話題】某党が絵師に「ある党を批判するイラスト」を無料で依頼 断ったら「無名のくせに偉そうな」 アジア速報
ttp://nitijou-matome.blog.jp/archives/62960157.html
某党が絵師に「ある党を批判するイラスト」を無料で依頼 断ったら「無名のくせに偉そうな」・・・ブラック過ぎて笑えるw 嬉々速 気になりました!
ttp://kikisoku.jp/archives/8037361.html
某党が絵師に「ある党を批判するイラスト」を無料で依頼 断ったら「無名の癖に偉そうに物言うな」 はや速
ttp://hayablog00.blog.fc2.com/blog-entry-8186.html
某党が絵師に「ある党を批判するイラスト」を無料で依頼 断ったら「無名のくせに偉そうな」 カナ速
ttp://kanasoku.info/articles/85693.html
絵師「ある党に別の党を批判するイラストを無料で依頼された」「断ったら『無名のくせに』と言われた」 : |2ちゃんねるまとめ
ttp://blog.livedoor.jp/risufx-newtype/archives/8043134.html
某党が絵師に「ある党を批判するイラスト」を無料で依頼 断ったら「無名のくせに偉そうな」 (*゚∀゚)ゞカガクニュース隊
ttp://www.scienceplus2ch.com/archives/5243149.html
★まとめブログは無数にあるのでまだあるかもしれません。
某党が絵師に「ある党を批判するイラスト」を無料で依頼 断ったら「無名のくせに偉そうな」
http://news.nicovideo.jp/watch/nw2276589
ttp://twitter.com/muka_jcptakada/status/750476832785375233
向川まさひで? @muka_jcptakada
イラストレーターの方がトラブルを訴えておられる件、関係機関に調査をするようメールした。
事実なら社会通念上も党の規約上でも全くアウトな案件。 ただ「党員じゃない人を党員として名前を出す」はちょっと考えられないので、
他の左派団体をうちと誤認されている可能性も。いずれにしても調査は必要
デマを拡散するだけして謝罪の投稿もないのがまとめブログの日常です。
コメント欄で指摘してもそう思われる方が悪い!と言われるのがこの界隈です。
オタクならやりかねないと言われたらどう思いますか?オタクイズビューティフル。
某党が絵師に「ある党を批判するイラストを描け」と無料で依頼 断ったら「無名のくせに偉そうな」 2
ttp://hayabusa8.2ch.net/test/read.cgi/news/1467794656/
コスプレ絵師白樺ぽてさん、とある政党からイラスト依頼をされて断る ★20 [無断転載禁止]©2ch.net [583484177]
http://hitomi.2ch.net/test/read.cgi/poverty/1468042558/
ν速は共産叩きに徹していましたが嫌儲板では早い段階からこの女装絵師の怪しさに気づいて調査を進めて過去の虚言を暴いていました。
しかし嫌儲はまとめブログには転載されない板なのでなんの意味もありませんでした。
現在はデマを拡散したまとめブログを通報作業中です。数は力なのでご協力お願いします。
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インターネットによる選挙運動や落選運動では、虚偽の情報を流したり、個人の名誉を傷つけないように
気をつけなければなりません。なりすまし行為や、他人のホームページに不正アクセスした場合などは厳しい罰則が課せられます。
虚偽事項公表罪 公職選挙法235条の2項 4年以下の懲役・禁錮または100万円以下の罰金
名誉棄損罪 刑法230条1項 3年以下の懲役・禁錮または50万円以下の罰金
ttp://www.soumu.go.jp/senkyo/senkyo_s/links/senkan/
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>こういうデマに対して毅然とした態度でしっかり法的措置も含めて対応できないから野党って糞なんだよな
ネットの影響力をまだ理解していないんだと思います。10代の自民党支持率を見て少しは焦ってもいいと思うのですけどね。
白樺ぽて氏について女装がどうとか個人の嗜好について言及するのは止めなさい。
例の件とは全くの無関係であり、そこに触れるのは人としておかしいです。止めなさい。
ttp://twitter.com/narumikeiya/status/750994475653083137
>福岡県宇美町で町議会議員をやっています。所属は日本共産党。
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白樺ぽて @pot_8_Os_2199
鍵を解除させてて頂きました。
一連の騒動について、大分まとめなどで歪曲され拡大解釈されてる部分がありますので、一つ一つ説明させて頂こうかと思います。
ttp://twitter.com/pot_8_Os_2199/status/751028564292538368
白樺ぽて @pot_8_Os_2199
→まず、記事のタイトルの時点で「政党がイラストレーターに直接依頼…」みたいなニュアンスで掲示されておりますが、
実際は「政党の支持者が個人でビラ配りの為に口頭にて依頼」となっております。
この辺りは後述で軽く説明してたものの、まとめなどで短縮された結果誤解を招く内容になったかと→
白樺ぽて @pot_8_Os_2199
→尚、この件も含め過去云々が虚偽の内容だとご意見もございますが、事実でございます。
ただ、内容にもあった通り断った際の台詞に感情的になった為関係のある政党が推測される内容のツイートをしてしまいました。
こちらに関しては選挙期間中ともあって完全にこちらのミスでございます。→
白樺ぽて @pot_8_Os_2199
→尚、1番話題になった政党様とは無関係でございます。とは言えど、こちらに関しては政党様にもご迷惑になりますので政党名は差し控えさせて頂きます。
そして、その政党様にも本日昼前に本部へ直接連絡し、誤解を招いた上選挙期間中という配慮に欠けていた旨を説明し謝罪して参りました。→
白樺ぽて @pot_8_Os_2199
→また、では証拠は?と思われるかと思いますが、こちらに関しては前述の通り口頭での内容ですので提示が難しい上、
此度の件で私に向いてる矛先が彼女に向いて何かしらの悪影響が及ぶという懸念もございますので、そちらを防ぐという意味でも開示は致しません。ご了承下さいませ。→
白樺ぽて @pot_8_Os_2199
→また、どうやら私個人が何処の政党様に属してるというお話も見受けられましたが、何処の政党様にも関係性は持っておりませんのでご理解よろしくお願いします。
ただ、確かに個人的には苦手としている政党様もございます。そこはどんな方もおありで何ら特別な事ではないと思います。→
白樺ぽて @pot_8_Os_2199
→しかし、私個人の認識の甘さから招いた結果によって多くの方にご迷惑をお掛けした事を改めてお詫び申し上げます。
申し訳ございませんでした。
白樺ぽて @pot_8_Os_2199
→尚、今回の件での批判等々はそれぞれのご意見もあるでしょうから甘んじてお受けさせて頂いて、今後の再発防止にお役立てさせて頂こうかと思います。
しかしながら、中でも殺害予告、住所晒しなど悪質な物に関しましては申し訳ありませんが、明日被害届を提出させて頂きます。ご容赦願います。→
白樺ぽて @pot_8_Os_2199
→私のおつむが弱いとは言えど批判ならまだしも、殺害予告や住所晒しをしていい理由にはなり得ないと思いますので、
そちらは確認できる物に関しましては全て被害届を提出し対処させて頂きます。
また、まとめブログに関しましてはこれから関係者と相談の上対応を考えて行こうと思います。
白樺ぽて @pot_8_Os_2199
→最後になりましたが、今回の件で多くの方にご迷惑をお掛けして申し訳ないと共に、もう無理だ、
お前の顔なんぞ見たくないという方がいらっしゃいましたら、どうぞ容赦なくリムーブやブロックなりよろしくお願いします。
改めまして、今回の騒動誠に申し訳ございませんでした。白樺ぽて
白樺ぽて @pot_8_Os_2199
(追記)
今回の騒動にも関わらず、私の作品を取り消さずに引き続き扱うからと明言して下さった担当者様、サークル関係者様には深く感謝しております。
今後、絵の技術等々のみならず人としても成長出来るよう努力して参りますのでよろしくお願いします。
有難うございました。
白樺ぽて@pot_8_Os_2199
政党名出すべきだというお声を頂いておりますが、政党名を出すことによってじゃああの政党だなとどんどん個人の特定に繋がる可能性が拡大いたします。
恐らく1番ご納得頂けない事と存じ上げますが、少しでもご理解頂ければと思います。
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暫定まとめ
ttp://twitter.com/pot_8_Os_2199/status/751029608015728640
>実際は「政党の支持者が個人でビラ配りの為に口頭にて依頼」となっております。
>この辺りは後述で軽く説明してたものの、まとめなどで短縮された結果誤解を招く内容になったかと
こちらは関係者→支持者と摩り替わっています。まとめの誤解ではありません。
↓削除済みのツイート
>白樺ぽて @pot_8_Os_21992016-07-06 00:27:15
>今日某党の関係者(知人)からチラシ作るから絵を描いてくれと頼まれたのね。
>聞けばある政党を批判するもので重たい雰囲気のイラストを急ぎで描けとの事。タダで。タダで。
>政治的なご依頼は後のトラブルも考えられるのでお断りしておりますと伝えたら
>「無名の癖に偉そうに物言うな」と言われた…
【絵師謝罪】某党が絵師に「ある党を批判するイラスト」を無料で依頼 断ったら「無名のくせに偉そうな」のデマ まとめ
舛添要一氏がホテルで会議した「出版社社長」 実在しない可能性も
ttp://news.livedoor.com/article/detail/11632109/
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ttp://twitter.com/muka_jcptakada/status/751037557429768193
向川まさひで @muka_jcptakada
イラストレーターさんの件、メールを送った機関からは現状返信はなし。
名誉にかかわる大きな話になってるし、軽々しく返答もできないだろうからやむを得ない。
当該イラストレーター氏が「関わりのある政党様にご迷惑をかけた旨謝罪」した、という知らせも別にあったが、現状で確認はできず。
向川まさひで @muka_jcptakada
つじつまの合わない点は確かだが、当事者の「誤認」という可能性もあるので、真実性については引き続き保留とせざるを得ない。
他の左派系団体との誤認、「チラシ」ではなく他の広報物等の誤認、「党員」ではなく「後援会員」等との誤認の可能性など。
向川まさひで @muka_jcptakada
正直なところ、仕事としてイラストを描くことの大変さを理解していない個人や後援会員が、
後援会報やミニビラを作っていて「これこれのイラストをタダで描いてよ。
あなたの名前を出せば宣伝になるからいいでしょ!」とやらかした可能性はあると思った。
向川まさひで@muka_jcptakada
@bokassa_1er 党員でない人を党員として掲載というのはどう考えてもあり得ないのですが、
後援会ニュースに名前を出してイラストを投稿・掲載(=支持者や後援会員とみなされる)ならあり得るかもと思いました。
イラストレーターなどのお仕事に理解のない人はどこにでもいますので。
某党に「ある党を批判する絵を描け」と無料で依頼された白樺ぽてさんがツイートを削除 共産党は調査を開始~ネットの反応「共産党
先日、『選挙カーがはた迷惑な大声で名前を連呼する理由を知った時のこと』という文章を書いた。
予想外の反響を得て、驚くとともに、うれしくも思う。
そもそも記事を書くきっかけとなったサイバーメガネさんも、さっそく内容をフォローするように
『無党派層はコスパが悪くて当てにならない』というエントリを書いてくださった。
なぜ、反響があったかといえば、おそらく、あの頃の自分と同じように選挙の現場を見たことがなく、
「なぜ、反感を買うだけなのに、選挙カーは騒音をまき散らしているのだろう」と疑問に思っていた人が多かったのだろう。
中には、「ああいうばあさんは、もうすぐいなくなるだろう」という趣旨のコメントもあったが、僕はそうは思わない。
そもそも、あれはまだ橋本龍太郎が総理大臣をやっていた頃の話だ。
つまり、かれこれ20年近く前の話なのだが、その後も状況にさほど大きな変化はなかったことは、いくつかのブコメを見るだけでも分かる。
次の20年で変わるかといえば、そうでもないだろう。なぜそう思うかを、書いていこうと思う。
あの頃、「無党派層」という言葉はすでにメディアに登場していた。
(wikiによれば、大阪府知事に横山ノック、東京都知事に青島幸男が当選するという「珍事」が起きた時に注目され、流行語大賞をとったそうである。
その前に「日本新党ブーム」を経て、細川内閣が誕生したころには、まだメディアではメジャーな言葉ではなかったのか)。
無党派層に心情が近かった当時の僕も、「ああいうばあさんみたいなタイプの人は、いずれいなくなるのだろう」と思っていた。
だが、少なくとも20年程度では、いなくならなかった。
思い起こしてみれば、あの当時から、「応援しているのに、なぜウチのほうに選挙カーがこないのか」と苦情をいうのは、必ずしも年寄とは限らなかったのだ。
その渦中に身を投じてみれば分かるが、選挙というのは一種の「お祭り」である。
であれば、選挙カーという「神輿」は、自分の家の近所に来てくれたほうが楽しかろう。
お祭りというのは、参加する者にとっては楽しかろうが、部外者にとっては迷惑で騒々しいだけだ。ハロウィンを見ればわかる。
最近、高知県では、新住民からの「よさこい祭りの練習の騒音がうるさい」という苦情が増えて、祭りの伝統を守りたい人々は対応に苦慮しているらしい。
祭に参加して騒ぎたい人々と、外側にいて「うるさい」と感じる人とは、どうしても対立する。
それは、祭りのルーツがどうとか、そんなこととは、おそらく関係がない。
僕はあの頃、お祭りに参加して盛り上がるのは年寄りのやることだと思っていた。
だが、実際にはそうでもなかった。
古臭い祭りにはそっぽを向いても、なにか面白そうな新しいお祭りあれば、こぞって参加するという人たちが、世の中には相当程度いるのだ。
既成政党による「ドブ板選挙祭り」にはそっぽを向いている若者が、国会議事堂前でSEALDs祭に参加したって、なんの不思議もない。
お祭りといえば、あの選挙事務所でバイトをしていたとき、幹部がにわかに、ちょっとしたお祭り騒ぎになったことがあった。
総裁とは誰のことなのか、僕はにわかに判じかねたが、それは当時、自民党総裁にして総理大臣でもあった橋本龍太郎のことであった。
事務所の関係者は「総理」でも「首相」でも、ましてや「ハシリュウ」でもなく、「総裁」と呼んでいた。
総裁が応援しに来てくれるということは、つまり、その候補者や選挙区を党本部が重視している証拠なのだが、、
橋本龍太郎という人は日本の歴代総理には珍しく、その端正なルックスで女性人気がきわめて高かった。
慶応大学在学中に第一期東宝ニューフェイスに誘われたこともあるというから、「政治家にしてはイケてる」というレベルではない。
当然、「集客力」も高く、事務所としては、願ってもない応援弁士なのである。
今でいえば、小泉進次郎の人気が、近いものがあるのかもしれない。
当日は、それはもう「お祭り騒ぎ」だった。バイトも支持者も大勢駆り出された。
事務所の幹部は警察官やSPと打ち合わせに余念がなく、事務所の司令塔たる候補者の長女は、誇らしげな顔をしていた。
実際、当時の橋本龍太郎は、「本日、○時に、橋本龍太郎総裁が、応援演説に来られます!!」と呼びかければ、
「エッ、うそ!? マジ? こんなトコにハシモトソーリがくるの? じゃ、ちょっと見ていこうかな」
などと騒ぐほどの人気があった。
「もし、総裁が演説している最中に暴漢が襲いかかって、それをウチの先生が体を張って守って、ケガして運ばれたりしたら、明日の新聞の一面になりますかね?」
「ああ。そうなったら先生は、もう当選確実だな。お前、いっちょやってみるか?」
僕らは、大分親しくなった事務所の下っ端幹部と、そんな軽口をたたいたりした。
定刻になると、ちょうどライブの最前列でファンを押さえるスタッフのように、バイトや運動員が群衆を抑えている前に、黒塗りの車列が到着した。
SPに囲まれながら降り立った橋本龍太郎は、思った以上に背が低かったが、確かに二枚目だった。
「世の中には、選挙になると、消費税率は下げて福祉の水準は上げるなどと、夢のようなことを訴える政党もありますが、
私には、そんな魔法使いのようなお約束をすることはできません」
などと語りかけるイヤミな調子には、好き好きがあっただろうけれど。
当日、街頭には大勢の支持者が動員されていたけれど、それを上回る人々が足を止めた。
それがきっかけで自民党候補者に投票したひともいるのではないだろうか?
だが、なにより、事務所に集う人々は、「総裁が来てくれた」「予想以上に人が集まった」という事実に興奮し、
例のばあさんは、街頭には来ていなかっただろうが、
「自分の支持する先生のために、橋本さんが応援に来てくれた」という事実に喜びを感じ、
ますます「近所の人に、投票してくれるように頼む」という彼女なりの方法で、お祭りを楽しんだことだろう。
「お祭りだなんて、とんでもない。選挙というのは、冷静に過去の実績や提示された政策を比較検討して、適切な候補者に投票すべきだ」
という人もいるだろう。それは、おそらく正論だ。
だが、そういう正論を唱える人たちが、政策とやらにどの程度つうじているのか。
数多ある課題の、すべての軽重を判断して、どれが適切な政策が判断することが、果たして可能なのか。
それに、どんなに「政策」が素晴らしかったとて、口先だけでは何とでもいえる。
政策はもちろんのこと、きちんと有権者に呼びかけ、汗を流している人を選ぶべきではないのか、という話にもなる。
そもそも政策など判断しかねるという大多数の人は、「難しいことは分からないけれど、あの人ならば大丈夫」という人に、判断を託すことになろう。
そして、「あの人=政策を作成、判断し、実行する人」というのは、つまり「権力者」だ。
かつての世の中では、文字通り血で血を洗う抗争をくぐり抜け、数多の屍の上に生き残った者が権力を握ったのだろうが、
そんなことで無闇に人の命が奪われるのはよろしくないということで、選挙というお祭りで権力者を選ぶようになったというのが、つまり民主政治なのだと思う。
「あの、お偉い先生も、私の一票があるから、大きな顔をしていられる」「私の一票のために、頭を下げてくれる」
そのことに喜びを感じられる人が、選挙というお祭りに参加する。
選挙カーを待ちわびる老人(のような人)とは、そういう人たちではないかと思うのだ。
そして、「お祭り」を利用して権力を上りつめようとする人間は、冷めた傍観者たちに参加を促すよりも、
「お祭り気質」な人たちを盛り上げることに注力した方が、効率が良いことを知っている。
時に、「権力者」という個人ではなくて、「戦争法案をつぶす」とか、そういう思想だが理念だか、そんなようなものを「ご神体」にしてお祭りが催されることもあろう。
多分、それがSEALDsだ。
彼らは初期の目的を達することはできなかったが、多分、世の中を意図的に動かそうと思えば、お祭りのような手段を使ってエネルギーを結集することが必要なのだと思う。
そんなこととは関係なしに、僕らから全く見えないどこかで、いつのまにか物事が決まっていく世の中は、多分、今の世より住みにくかろう。
僕はそんな世の中に住みたくないし、世の多くの人が、そう望んでいると思う。
だから僕は、「選挙カーを待ちわびる老人(のような人)」は、そう簡単に消えないと思うのだ。
消えるべきではない、といえるかもしれない。
選挙のやり方は変わっていけば、騒音をまき散らす選挙カーのような方法は使われなくもなるだろう。
選挙ではないけれど、今もネットでは、「炎上」という名のお祭り騒ぎが日夜開催され、それに参加する人もいれば、眉を顰める人もいる。
僕の粗末な頭では具体的に想像できないけれど、仮にネット選挙が今より進化したとしても、
選挙カーの連呼とは違う種類の「騒音」に悩まされ、うっとうしくなる日がくるのだろう。
ところで、僕はハロウィンに仮装して参加したことがない。今後もたぶん、参加することはないだろう。
だが、心の片隅に、あの、屈託なく仮装して楽しんでいる人たちを羨ましく思う気持ちがないかと聞かれると、全くないとは言い切れない。
選挙カーで名前を連呼する事象について言及すると「そもそも公職選挙法で規定されているから、それしかできないのだ」とブコメやトラバでご教示くださる方がいる。
仮に、連呼以外のことが認められ、選挙カーが政策を訴えだしても、「うるさい」と思う人は「うるさい」と思うだろうし、
走り回る選挙カーから、「政策に興味のある意識が高い有権者」の判断材料になるほど意義のある複雑な内容が訴えられるとも思えない。
サイバーメガネさんの「政治・選挙業界の闇の用語集」 というエントリを目にして、学生時代、東京都議選候補者の事務所で働いた時のことを思い出したので、つらつら書いてみる。
その自民党候補者の事務所で働き始めたのは、べつに支持者だったからではない。
むしろ、当時の若者の常で「それほど政治に興味はないが、しいて言えば左寄り」だったと思う。
なのに、なぜ働いたかといえば、単に友人から「とっぱらいの、面白いバイトがある」と紹介されただけの話である。
9時から18時まで日給1万円、延長の時は時給1000円、半日しか来れないときはそれでも良い、しかも昼食付きという条件に魅力を感じて、
選挙公示日の2週間前くらいから、そのバイトにはいることになった。
なお、現在、選挙事務所が、ウグイス嬢などの特殊技能を持っていない単純な運動員をバイトとして雇うのは、公職選挙法で禁じられている筈である。
当時の規定がどうだったのかは、よく知らない。
ただ、バイトにいった初日、「外で何か聞かれたら、○○事務所のボランティアですと答えるように」という注意があった。
あと、昼食は無料で弁当が出たのだが、なにか帳面のようなものに、弁当と金額が書いてあって、サインをさせられたが、
それでいて、とっぱらいの一万円をもらうにあたって、なにかにサインしたり、書類をもらったりすることはなかった。
仕事は、荷物を運んだり、連日どこかの体育館や集会場で行われている個人演説会の会場設営や後片付けをしたり、街頭演説の交通整理やビラ配りをしたり、
要するに雑用だった。
応援にきた時の首相に道を開けるため、群衆を抑える、みたいなこともあった。
あと、選挙カーの通れない細い路地を、候補者を先頭に自転車で走り抜けながら支持を訴えて走り回ったこともあった。
候補者のあとを、背中に候補者名や政党名を書いた「のぼり」をたてて路地を練り歩いたりもした。これは、内部で「桃太郎」と呼ばれていた。
「桃太郎」には「先発隊」が出されることもあった。
あらかじめ、候補者の一群が来る前に、支持者の家に声をかけて、表に出て先生に声をかけてくれるように頼んでおくのだ。
候補者が自ら支持者の家にいったら、公選法で禁じられている「戸別訪問」だが、あらかじめ支持者が公道に出ていれば、そうはならない。
告示日がすぎて、ドタバタと忙しくなっていたある日、印を付けられた地図を渡されて「ここのお宅にいって、先生のポスターを剥がしてきて」と頼まれた。
普段も街中で政治家や政党のポスターを見かけるが、選挙期間中は指定された掲示板以外にポスターを掲示してはならず、
実は、告示日が来る前のバイトの主な仕事として、選挙区を自転車で走り回ってポスターをはがして回る、というのがあったのだが、
それでも「見落とし」というのは当然ある。
そのまま、掲示をしていると、その筋(たぶん、選挙管理委員会)から警告のファックスがくるらしく、
その時は、大急ぎでバイトがポスターを剥がしに駆けつけるのである。
指定された場所は、ゴミゴミとした「アパート」というより「長屋」とでもいったほうが似合うような、古びた木造集合住宅が密集した地域であった。
今でも、東京の東部には案外そういう建物が残っているが、当時は今以上に、そういう地域が多かった。
その雰囲気は、サラリーマン家庭が圧倒的多数を占める、いわゆる「ベッドタウン」で育った大学生にとって、
物珍しさと一抹の不安を呼び覚まさせるに十分だった。
問題のポスターは、その木造長屋の二階の雨戸の戸袋に貼ってあった。
窓から乗り出さなければ、張ることも剥がすことも不可能な場所だ。
マッチ箱のような大きさの昔ながらのドアチャイムを押すと、引き戸を開けて出てきたのは
絵に描いたような「下町のばあさん」だった。腰がかなり曲がっていた。
来意を告げると、「ああ、そう。剥がさなきゃいけないのは知っていたけれど、あの場所じゃ自分でできなくてねえ」と言われた。
二階の窓から身を乗り出して、ポスターを剥がし終えると、ばあさんが冷たい麦茶を出してくれた。
ありがたくいただいていると、ばあさんがこんなことを言った。
「お宅の先生、ちゃんと頑張ってるの? こっちの方、まだ全然選挙カー来ないじゃないのよ。KM党とKS党ばっかりよ」
僕は思わず、ばあさんの方をじっと見た。選挙カーが来るのを待ちわびている人を、人生で初めて見て、いささか驚いたからだ。
「あたしゃね、SK学会とか、KS党とか、大っ嫌いなのよ。だからお宅の先生にも頑張ってもらわなきゃ。あたしも知り合いに投票してくれるように頼んでんだからさ」
ばあさんの言うことは、政策がどうとか、そんなこととは関係ない次元ではあったけれど、でも十分筋が通っていた。
あんな騒々しく名前を連呼して支持者の獲得なんてできるのだろうか、むしろ逆効果じゃないのか、と、それまでは漠然と思っていた。
世の中には選挙カーがこないと「先生、ちゃんと頑張ってるの?」と心配する支持者がいるのだ。
そして、その支持者が、さらなる支持者を獲得するために動いてくれるのだ。
もともと、候補者のことなどろくに興味がなく、選挙カーが来たら「うるせえなあ」としか反応しない層の反感によるデメリットよりも、
「ああ、先生、頑張っているなあ。あたしも頑張らなきゃ」というばあさんの意識に呼びかける効果のほうが、大きいのであろう。
世の中の仕組みをもう一つ知れた気分になって、いささか感心しながら事務所に戻ると、事務所の司令塔でもある候補者の長女に「ごくろうさま」と声をかけられた。
そして、彼女は、笑いながらこんなことをいった。
「あのあたり、ゴミゴミしてほんと汚いでしょう? いっそ地震でも起こって全部燃えちゃえば、再開発でもできるんでしょうけどねぇ」
彼女の父親の地位は、その「ゴミゴミしてほんと汚い」ところに住んでいるばあさんたちに支えられている筈であるのだが、
彼女にとってそこは、さっさと燃えてしまえばいい場所のようであった。
もともと冷めた目でこのバイトをしていた上に、さらに「軽蔑」の気持ちが加わったのだが、それはそれとして、バイト代は魅力的だったので、僕はその事務所に通い詰めた。
そういえば、投票日当日、事務所の整理などの仕事があったので、やはりバイトにいったのだが、
そのとき、事務所の「コールセンター」で、女性たちが支持者名簿を片手に電話をかけまくっていた。
女性たちは、「○○事務所のものですが、本日の選挙、投票にいかれましたか? 大事な選挙ですので、ぜひ投票なさってくださいね」などと呼びかけていた。
「○○候補への投票をお願いします」と当日に電話で呼びかけてしまうと、公選法違反になるということだった。
事務所の幹部たちは、1時間ごとにだされる投票所ごとの投票者数が記された紙を見て、「○○地区の出足がおそいなあ」などと言いながら、
女性たちに「○○のほうを強化して」などと、電話をかける先を指示していた。
結局、その候補者は当選した。開票速報が流れたときにも事務所にいたのだが、それはもう大層な盛り上がりようだった。
関係の深い人々はもちろんのこと、つい一か月ほど前に縁をもったばかりのバイトの大半も、それなりに興奮していた。
一月の間、同じ目標に向かって働くことによって生まれる一体感が、その興奮を生み出すエネルギーの源泉となっていたのだろうが、
先の一件で事務所に軽蔑の念をもっていたので、心の中ではかなり冷めた目でその光景を見ていた。
表向きは、その歓喜の輪に加わって、翌日に行われた祝賀会でも、随分ご相伴にあずかって、ビールやら桶の寿司やらをしこたまいただいたけれども。
このとき、結局、一月で20万近くを稼いだ僕は、その資金で海外へと貧乏旅行に出た。
インドで、現地で知り合った人に
「この国は世界最大の民主主義国なんだけれど、まだまだ文字が読めない人も多いので、
選挙の投票用紙には政党のマークが印刷してあって、それに印をつけるんだ」という話を聞いて、
「選挙ってなんだろう」と考えたりもした。
あれ以来、選挙の現場に直接かかわったことはないが、選挙の季節が来て、候補者の名前を連呼する声が聞こえると、
ああ、この辺りに、あの候補者の支援者が住んでいるのだろうか、などと考える。
選挙は一度も棄権したことはないが、選挙カーによる名前の連呼は、僕の投票行動にはいささかも影響を与えていない。
選挙カーで名前を連呼する事象について言及すると「そもそも公職選挙法で規定されているから、それしかできないのだ」とブコメやトラバでご教示くださる方がいる。
仮に、連呼以外のことが認められ、選挙カーが政策を訴えだしても、「うるさい」と思う人は「うるさい」と思うだろうし、
走り回る選挙カーから、「政策に興味のある意識が高い有権者」の判断材料になるほど意義のある複雑な内容が訴えられるとも思えない。
http://lacucaracha.hatenablog.com/entry/2015/05/19/000000
それはまぁそうなんだけどそこは大した要因じゃない。
単純に賛否の票差>未開封票が確定しただけ。
そりゃ多少の推計は行ってるだろうけど
かなり安全なレベルでの推計ぐらいしか行っていないと思います。
じゃあなんで接近した票数で票差あるのに当確出せるのかについて順を追って説明しよう。
まず意外に知られてないのは、開票所の開票作業は基本的に立ち入り自由です。
民主主義の透明性を示すためで、公職選挙法にもちゃんと定められてます。
もちろんマスコミの立ち入りも自由で今回も以下の動画のように中継されてました。
https://www.youtube.com/watch?v=hEbmg9N-5kI
まぁいろいろあるみたいなんですが、
要となる最終工程には賛成票チェックするマンと反対票チェックするマンがいます。
大体1000票単位まとまった単位で「賛成1000票!」「反対1000票!」
みたいな感じでアバウトな開票結果が現場ではアナウンスされます。
今回の選挙では24の区があってそれぞれで開票作業が行われました。
となればあとは単純に人海戦術だけです。
全開票所にアルバイトなり社員なりを送り込んでアバウトな開票結果を集計するのです。
なぜNHKの開票結果の数値は他局より遅かったのかということです。
これはこのアバウトな開票結果をテレビ画面の下に出すかどうかの各局判断の違いによります。
民放ではアバウトな開票結果を出していてNHKでは本営から公表された確実な開票結果を出していました。
実は他局と同様90%を超える数値若しくはもっと高い精度のアバウトな開票結果の数値は持ってたはずです。
これにより1万票差がひっくり返った理由も単純に説明できます。
週刊ポスト 2015年4月15日号 高市早苗総務相実弟秘書官が関わった「消えた公庫の1億円」重大疑惑を追う 「議員案件だから信用した」内部証言を入手!
週ポ、がんばってるなあー
その態度が不自然すぎて笑っちまう
叩けばいくらでも汚いホコリは出てくるだろマイタケ?
それにしても安倍トモダチはうらやましい
オレにもマル政案件ください
三重県の小さな農業法人で起きた事件が、永田町に大きな波紋を呼び起こしている。税金からの融資1億円が闇に消え、高市早苗・総務相の実弟である秘書官が、その企業の資金繰りに奔走していた。4月6日発売の週刊ポスト(4月17日号)が、高市氏を襲った「消えた1億円」疑惑について詳報している。
舞台となったのは、三重県鈴鹿市郊外の栽培用ガラスハウスで椎茸を栽培する農業法人・N社。実質的な経営者は奈良で有力な企業グループを経営するM会長だ。M氏は高市氏の重要な支援者人脈であると推測できるようだ。
このN社の経営実態は火の車だった。だが、N社は日本政策金融公庫から2011年1月の無利子融資を皮切りに2012年5月にかけて計2億2000万円の融資を受けた。だが、最後の融資の1年後(2013年)には融資がほぼ焦げ付いたという。同誌が入手したN社の債務状況を調査した資料には、〈総額1億円以上の使途不明金が発覚した〉との記述があった。
日本政策金融公庫の無利子融資には税金が使われている。N社の使途不明金の原資の一部は税金だ。このN社の資金繰りをめぐって駆け回っているとされたのが高市氏の実弟秘書だった。
同誌は足かけ3か月にわたって関係者に取材、数々の証言から疑惑の全容と高市事務所の具体的な関与の事実を掴んだ。高市氏の実弟秘書官、前出のM会長の反応も掲載している。
2015.04.06 07:00
ココ↓に高市疑獄の秀逸な完全図解解説がある。必見!
「俺には大きなバックがいる。国からカネを引っ張れる」
その「政府系金融機関」がまさに
そういう意味で今回
高市早苗・総務相が政治資金を選挙区に配った公職選挙法違反疑惑が、週刊ポスト(12月22日発売の1月1・9日号)の取材で浮上した。高市氏は現在53歳、1993年の衆院選で初当選し、6期目となるベテランだ。第2次安倍改造内閣で総務大臣の座を射止めた。
その高市氏の新疑惑の舞台は地元選挙区(奈良2区)の大票田のひとつである天理市だ。同市は公称信者数200万人を誇る天理教教会本部の所在地である。
同誌が問題としたのは、高市氏が代表を務める「自民党奈良県第2選挙区支部」の政治資金収支報告書にあった2012年1月6日の記述だ。そこには、「天理教教会本部」に「会費」名目で支出された「2万円」が記入されていた。
天理教関連団体へと見られる同額の支出は高市氏の夫である山本拓・衆院議員の資金管理団体の収支報告書にもあった。同誌が山本氏の事務所に取材すると、天理教本部で毎年1月上旬に開かれている「お節会」に、同額を「お供え代」として払っており、「高市代議士も払っていると思います」との説明があった。
もし、高市氏の「2万円」が「お供え代」なら、公職選挙法で禁じられた地元選挙区への寄付にあたる疑いがある、と同誌は指摘している。公選法では〈公職の候補者等の寄付の禁止〉として、政治家は選挙区である地元への金銭・物品などの寄付行為が禁じられている。「買収行為」に直結するためだ。
2014.12.22 07:00
高市早苗総務相は6日、国会内で記者会見し、三重県鈴鹿市内の農業法人が日本政策金融公庫から受けた計2億2000万円の融資を巡って、高市氏の大臣秘書官を務める実弟が関与したとする同日発売の「週刊ポスト」の記事について「悪質でひどい捏造(ねつぞう)記事だ。融資には高市事務所も秘書官も私も一切関与していない」と述べ、全面的に否定した。
高市氏は、実弟が週刊誌側を相手取った民事訴訟や刑事告訴を検討していることを明らかにした。
高市氏は、記事で農業法人の実質的経営者とされる人物について「関係は全くなく、面識はない」と強調した。【小田中大】
04月06日 22時57分
http://mainichi.jp/select/news/20150407k0000m010043000c.html
高市早苗総務相は6日、三重県の農業法人が日本政策金融公庫から受けた融資に高市氏の実弟である秘書官が関与していたとする週刊誌報道について、国会内で記者会見し「私も秘書官も一切関与していない。悪質な捏造(ねつぞう)記事だ」と説明した。民主党の岡田克也代表は同日「国会などでただしていく必要がある。きちんとした説明を期待したい」と述べた。神奈川県内で記者団の質問に答えた。
2015/4/6 18:39
高市総務大臣は、国会内で記者会見し、三重県の農業法人が日本政策金融公庫から受けた融資などにみずからの秘書官が関与していたと週刊誌が報じたことについて、「秘書官や私は一切関与しておらず、悪質なねつ造記事だ」と述べ、記事の内容を全面的に否定しました。
6日に発売された「週刊ポスト」は、高市総務大臣の秘書官を務めている高市大臣の実の弟が、三重県の農業法人が日本政策金融公庫から融資を受けたり、資金調達をしたりするのにあたって関与していたなどと報じました。
これについて、高市総務大臣は記者会見で、「公的金融機関からの融資には、高市事務所も秘書官も、そして私も一切関与していない。一点の曇りもないと自信を持って申し上げられる。記事の見出しや内容はあまりにも悪質で、ひどいねつ造記事だ」と述べ、記事の内容を全面的に否定しました。
そのうえで、高市大臣は「この記事は、私や秘書官の信用を傷つけたということだけにとどまらず、安倍内閣全体のイメージを損ねる可能性がある」などとして、秘書官が今回の報道について、民事と刑事で告訴する準備を進めていることを明らかにしました。
これについて週刊ポスト編集部は「本誌の取材内容は、4月6日発売号の誌面で報じたとおりです。必要とあれば、今後も誌面にて取材内容を報じてまいります」とコメントしています。
4月6日 15時59分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150406/k10010040061000.html
そーいえば海外紙が
思い出した。コレだ↓
Yahoo!ニュース見てたら広告枠に衆院選立候補者が表示されてた。
本の広告だけど名前と顔強調してるから一見して選挙目当てだと思う。リンク先はHPだし。
選挙区内の成人に(さらには支持の得られそうな層に)ターゲッティングして表示させてるんだろうなあ。(憶測ではあるものの)えげつない。
こういうのほっといていいのかYahoo!に聞いてみた。
大手が仲介する広告は端っこに問合せリンクがあってありがたい。公序良俗を守る意識からきてるんだろうけど、ポーズだけなのか確認させて頂きます。
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この広告に顔写真と名前を載せている猪野隆さんは衆院選に東京15区から立候補しており、現在広告を出すことに問題があると思います。
以下、総務省のページから引用です。第142条の6第二項に抵触しているのではないでしょうか。
http://www.soumu.go.jp/senkyo/senkyo_s/naruhodo/naruhodo10_2.html
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最初に言っとくと、オレは山本太郎とか渡邉美樹とかが参議院議員になるのは間違ってると思うし、
自民党に投票して渡邉美樹を落とせないことは制度がオカシイと思ってるし、
でもなんか、公職選挙法違反の可能性ってニュースにブコメがついてる「きっちり取り締まれよ」とか「当然取り締まるんだろうな」みたいなのは、叩き方が間違ってる気がする。
例えば、街頭演説は20時まで、選挙活動曜ビラは新聞折込その他選挙事務所・演説会・街頭演説の場でしか配れないの合わせ技で、駅前で22時過ぎてビラ配ってたから公職選挙法違反だ、だから当選取り消せ!みたいなのは、なんか違う気がする。
正直さ、それってそんなに重大なことなのか?
いや、法律は法律、どんなに世の中と合ってなくてもルールを守るのは重要で、しかも参議院議員になろうとする奴がルールを調べてきっちり守れないのはどうかしてるというのは判る。
オレも正直、立法府の構成員が法律守れないとかどんなギャクだよ、フザケンナとは思う。
でも、それとは別に今回の「公選法違反だから取り締まれ」っていうのは、叩きたいからルール探して、見つけて大喜びみたいな、なんか違う感じがしてる。
オレは、2chに「小女子を焼く」みたいな書き込みをして逮捕されるのは、間違ってると思う。
迂闊な行動で重大な刑罰を与えるのが良くないって話じゃなくて、なんか釣り合ってない気がしている。
例えば、蒲焼盗んで追っかけてきた従業員車で振り切って逃げたオバサン捕まったけど、アレはしっかり強盗で実刑で良いと思う。
強盗致傷(事後強盗?)を軽く扱えば、治安維持に悪影響があると思ってるから。
でも、馬鹿な学生が馬鹿な書込して人生狂う、みたいなのは、やっぱ間違ってる気がする。
前科持ちの高卒無職が犯罪者予備軍とは言わないけど、警官にすげえ怒られた大卒中小企業リーマンとは、世の中への貢献度合いが違うんじゃないかと思うから。
それと同じように、公職選挙法違反でも、厳しい違反と軽微な違反ってのはやっぱあるんじゃないのか。
もちろん立場として、立法府に籍をおくなら聖人君子とまでは言わんでも現状いかなる法律違反もすべきでないというのなら判る。
たとえ赤信号を無視しても当然辞職すべきだという意見の人が居ても良いと思ってる。(本来はそれぐらいの気概で臨んで欲しいとオレも思ってる)
でも、今のブコメのやつは、揚げ足取りに見えて、正直逆効果なんじゃないのかな、とも思う。
漠然と「なんか重箱の隅をつつくように叩いてる気持ちの悪いのがネットに居る、ということは、つまり正義だ!」とか言わせないようにしたい。
うまくいえないけど。
まあ、たぶん公選法違反で捕まるのはいつものようにポスター破った奴とか票を金で買ったとかハガキ集めて別人が投票して回ったとか、そんなのになるとは思うけど。後はみんな警告だろ。
朝日新聞デジタル:山本太郎陣営、緻密な戦略 ネットと経験力の両輪 - 政治
http://www.asahi.com/politics/update/0722/TKY201307220157.html
朝日新聞は、今後、公職選挙法に違反した政治家を批判する資格を失ったな。あと、セキュリティ上の問題を起こすような企業とかも批判できなくなったわけか。
波乱の選挙が終わりましたね。
この際に、以前の選挙の応援に駆り出されたときの記憶を、箇条書きで書き残してみる。
主に自分の記録だけど、面白く読んでくれる人もいるかもしれないし。
身バレしないように書くつもりだけど、念のため特定の人を非難するようなことは書かないでおく。
まぁ、漏らしたらこまるような情報なんて知らないけどね。選挙実施前ならともかく、今となっては。
あと、ネット選挙解禁前の話なので、今の状況とは若干ずれがあるかも(とはいえ、基本は変わらないと思う)。
・両手で手を包み込むように握手してくる人とか、ハグしてくる人とか選挙事務所にたくさんいて、気持ち悪かった。選挙事務所の周辺だけ、一般社会とはマナーが違っている感じ。ヤクザな世界だと思いました。
・選挙の達人らしきおじーちゃんがいたんだけど、「バブルのときたくさんお金使ったから今度は増税しなくちゃね」とかいってて、頭抱えた。経済学の知識あっても、当選するには役立たないしね~
・選挙のあいだ、事務所では政策に関して本気の話なんて一度も聞かなかった。どう演説で話すか、という話は聞いたけど。
・選挙って候補者はむちゃくちゃ忙しいです。寝る時間ない。千本ノックみたいな感覚で、演説できるところ片っ端から回り続けるんですわ。
・違う事務所のスタッフから協力してもらったり、今回はお世話になりますと挨拶にいったり、「身内」ではない人との付き合いも多いんだけど、表面は頭をさげるけど裏ではお互いによく思っていない、みたいな関係性ばかりで、心やすまらない。印象重視の世界で、表面だけは愛想よくお世辞もやたらいう人が多くて、疑心暗鬼になる感じ。
・公明党って組織化された強固な支持基盤があるので、この地区の信者は貸し出すよ、みたいな感じで、いろんな党に票を融通してるんだなぁ、みたいな風のうわさを聞きました。そりゃ敵に回しにくいですよね。
・選挙の手伝いするの好きな人ってけっこういるのね。お祭り男、みたいな感じで、いろんな党を渡り歩く人もいる。文化祭前日みたいな雰囲気、楽しいらしい。
・選挙カーの名前の連呼、うざいけど、公職選挙法を遵守した上で津々浦々にアピールするためには仕方ないのかな、と思う。すごくいい演説したとしても、結局名前がわからないと無意味なので。
・選挙にかかわってから、選挙活動に興味がわいてきて、各党の演説を注意して聞いてみたんだけど、維新の候補の残念感すごい。演説のうまさと政策の実現力は必ずしも一致しないと思うけど、駅とかでしゃべっているの聞いても、名前と「よろしくお願いします」とかしか言えてないのをみると、せめて就職面接ぐらいには演説の練習してこいよと思う。
・よくウグイス嬢が選挙カーに乗ってるのみるけど、あれって効果薄いと思う。あぁいう綺麗な声って、自動的に聞き流しちゃうんだよね。自動音声みたいな感じで。選挙カーも高いんだし、もうちょっと考えたほうがいいと思う。
・公職選挙法は、文字通りに解釈して安全ラインで活動してたら落ちます。OKとNGのびみょーな線引きがあって、そのあたりは選挙に詳しい人に聞いて把握します。たとえば、夜八時以降は活動しちゃいけないけど、旗とか事務所にゆっくりと持ち帰りつつ、家路につく人に「挨拶」したりするわけですよ。名前を口に出さず、票を入れてくださいともいわず、「こんばんわ」とかいってるだけならそれは挨拶なわけです。挨拶を禁ずる法はないですよね。お知り合いの支援をするときは、くれぐれもしっかりとそのあたりのことを調べて臨んでください。
・テレビでよく名を聞く人で、こいつ何してんだかさっぱりわかんね~と思っていた人が、実は日本中飛び回ってたんだ~ということがわかった。主に派閥ゲームの関係であり、政策を実行に移す、またはそのための組織作りという意味ではやっぱり何もしていないんだけど、体力だけは感心します。
・内訳を調べると、投票所単位でぜんぜんどの候補に入れているか違うので面白い。選挙カーでよく回ったところはやっぱりうちの候補の支持率も高くなっていて、効果あるのなーと思う。
・自分が選挙にかかわると、選挙特報むちゃくちゃ面白いし、何が選挙の結果を決めているのか、かなり理解できるようになる。選挙特番をより楽しむために投票にいく、という考え方もあるかも。
・何か具体的に政策として実現してほしいことがあったら、票を投ずること、政治家に直接働きかけることが一番だと思う。
抗議活動は、有権者には働きかけることができるけど、政治家に聞かせても行動を変えるのは難しいとおもうよ。なんというか、罵声にいちいち耳傾けてたら政治活動は辛くて仕方ないものになるからさ。こちらから何かしたところで、彼らが票入れてくれるわけでもなさそうだしさ~
「あなたはこんな悪いことをしてます!だからあなたはこの行いを正すのが当然です!」っていう相手に、耳を傾ける気になるかい?という話で。政治家は有権者に耳を傾ける義務があるとは思うけど、本気でその思いを届けたいんなら、届け方を工夫するべきだと思う。相手の義務にあぐらをかいちゃイケナイ、と思うな。誰もが票のことしか考えていないというわけではないと思うけど、自分に敵意をもっている、自分に何の影響も及ぼさない(抗議活動してくる人間は自分に投票しないし)人間の利益になるように行動してくれる奇特な人間ってそういないよ。
あ、でもね、デモじゃなくって、苦情を直接事務所に入れるのは一つのやり方だと思うよ。デモはお耳シャットすればいいけど、苦情電話は事務所のオペレーションを妨げるから、あれは実際困るんだよね。電話かかってきたら応対しなきゃいけないから、形だけであれ相手の言い分細かく聞くことにもなるし。
うさ晴らしや何かした感でなく、本当に政治に影響を与えたいなら、自分の怒りを未調理のままぶつけるんじゃなくって、どうやったら政治家が行動に移してくれるか、相手の身になって考えることが大事。
あとさ、投票もせず電凸もせず、政治家が糞だから投票しないのさと高らかに宣言する人へ。何をしゃべるのも別に自由だけど、投票しないことで、あなたは政治の糞化に確実に加担してますよ。自分の票に影響しない人間のいうことなんて、政治家は聞かないから。
そんで、どうしたらいいのかよくわかんないというお話。
投票率がこんなにどんどん下がっている理由って何なんだろう?まず社会人は長時間労働や不安定な雇用でヘトヘトなので他のことをする余裕があまりなさそうだ。そもそも職がない人もいる。余裕がある人であってもそもそも政治に関心が低いとか、どこに入れたって変わらないという意識なのかも。でも支持率も低いから信用してないんだよね、ということはお前には任せておけないから!って言って投票率は上がりそうな気もするけど、前者の2つの影響のほうが大きいのかな。不思議。
ただ普通に「選挙に行きましょう」といくら呼びかけても大局的には変わらないように見える。がんばって呼びかけている人には申し訳ないけども。努力や能力は使い道を誤ることもあるよね。自分にももちろんあるし。それに注意や呼びかけというものは、往々にして、最も届いて欲しいような人物には最も届かないものだ。「駆け込み乗車はおやめ下さい」とかね。
閑話休題。公職選挙法の範囲内で一番票集めの効果が高くて期待値が高いのが票集めパンダ議員の擁立なんだろう。政治に興味がなくても、信用してるとか有名人になら力になりたい、という動機によって投票に結びつくわけだ。ほかにはマスコミのプロパガンダ放送も大きい影響がある。印象操作とか捏造や偏向は日常的に行われている。
ただそれらはどちらも、本来の国民の投票にあるべき動機とは関係がない動機を煽り利用するものだ。いわば有権者の選挙権乱用の教唆行為といえる。しかし、憲法は権力を縛ることが基本なので、仮に選挙権乱用だとしてもそれに対して罪も罰もなく、誰がどこに投票しようが秘密は守られるし勝手でしょというスタンス。なのでそれら乱用や教唆を咎めるものが何もないので、悪気もなければ反省にも繋がらないのだ。ビジネスで言うところのPDCAサイクルが回らない状態。なにもカイゼンや是正がされないのだ。
自分は、投票率が66%とか50%を切っている時点で、「多数決が原則」のポリシーに照らし合わせて解釈をすると破綻していると思う。憲法は、投票率がこんな下がることを想定して作られてないんじゃないだろうか。仕様漏れである。それなら、その状況を鑑みて憲法システムの仕様を見直すのが自然だと思うんだけど。18歳から選挙権与えるとか、小選挙区で1票の格差があるとか、そんな細かいことじゃなくてもっと根本的なレベルの話が必要じゃね?常識的に考えて。でも全然なおす気無いみたいだよね政治家たちは。だから、もはや本来あるべき投票への動機そっちのけで別次元での票集め戦争をこれからも続けて行く所存ということみたいだよね。
それでもあくまで、形式上は「国民の本来あるべき動機によって私が選ばれました」といった旨の当選の挨拶をする。こういうのを茶番って言うんじゃないの?微妙に違う感じもするけど近いものがある。民主主義でもなんでもない名ばかりだよね。有権者の半分も投票してないんだもの。
衆愚が悪いというよりは、憲法さんに言わせてみれば「国民を信じた俺が馬鹿だった」といったところか?
冒頭に書いた、長時間労働や不安定雇用が解決されていけば、有権者に余裕も増えて行って投票率が上がるという期待もあるかも知れない。なんか雇用対策もいろいろやるみたいだけど、どうなるんだろう。まあ投票とか以前に人生の幸福度という、もっと直接的で重要な問題の解決にもつながることだし。
なんか国民が選挙権乱用したりマスコミに左右されたりそうこうしているうちに、独裁制移行へのカウントダウンのカウントダウン、みたいなものがはじまった。
独裁制ってこわい感じがするけど、政治家が衆愚の票に左右されずに済むから無駄な労力が不要になって議決もスムーズに行くからテンポは早くなりそうだ。石原都政みたいな感じ。その点は変化の早い時代には良いかも知れない。
独裁と表現規制はセットなのだろうか。表現を作り出したり、表現を消費したりすることをしない人にとっては関心が低そうだ。自分はどちらもするので大変だ。ポイズン。独裁制になっても、べつに権力者が賢い判断をするのなら、不満の総量は少なくなって幸せになるかも知れない。独裁制で頭悪い判断するのが最もタチが悪そうだ。日本はこれだけ表現の分野で世界的影響を与えているのに、その表現を規制するのって賢い判断に思えないんだけど、どうなんだろう?自分のほうが賢くないだけなのだろうか。独裁と表現の自由って両立できないものなのだろうか?
そもそも、独裁制における権力者って、どういったモチベーションで行動を起こすものなのだろうか?遠隔操作とか赤い国とかみたいにメンツにかかれば時代錯誤であっても躊躇わない行動に出る気まぐれにオレンジロードを突き進むのだろうか。
衆愚を抜けたら、そこには暴君が待っていました。的な