2015-05-20

サルでも分かる負けてるのに当選確実が出る理由

http://lacucaracha.hatenablog.com/entry/2015/05/19/000000

なんか統計学で推計しろみたいなかっこいいこと書いてあるけど

それはまぁそうなんだけどそこは大した要因じゃない。

現実もっとシンプル明快。

単純に賛否の票差>未開封票が確定しただけ。

そりゃ多少の推計は行ってるだろうけど

特にNHK場合誤報出すことは許されないので

かなり安全レベルでの推計ぐらいしか行っていないと思います

じゃあなんで接近した票数で票差あるのに当確出せるのかについて順を追って説明しよう。

まず意外に知られてないのは、開票所の開票作業基本的に立ち入り自由です。

民主主義の透明性を示すためで、公職選挙法にもちゃんと定められてます

もちろんマスコミの立ち入りも自由で今回も以下の動画のように中継されてました。

https://www.youtube.com/watch?v=hEbmg9N-5kI

さてさて、その開票作業はいくつかの作業員に分かれています

まぁいろいろあるみたいなんですが、

要となる最終工程には賛成票チェックするマンと反対票チェックするマンがいます

大体1000票単位まとまった単位で「賛成1000票!」「反対1000票!」

みたいな感じでアバウトな開票結果が現場ではアナウンスされます

今回の選挙では24の区があってそれぞれで開票作業が行われました。

となればあとは単純に人海戦術だけです。

開票所にアルバイトなり社員なりを送り込んでアバウトな開票結果を集計するのです。

マスコミ大企業なので使える人材は腐るほどいます

さてここでもう1つの疑問を解決しておきます

なぜNHK開票結果の数値は他局より遅かったのかということです。

これはこのアバウトな開票結果をテレビ画面の下に出すかどうかの各局判断の違いによります

民放ではアバウトな開票結果を出していてNHKでは本営から公表された確実な開票結果を出していました。

まりNHKの画面上では81%となってましたが、

実は他局と同様90%を超える数値若しくはもっと高い精度のアバウトな開票結果の数値は持ってたはずです。

これにより1万票差がひっくり返った理由も単純に説明できます

現場では知ってた数値をテレビでは見せてなかっただけです。

最終的にはアバウトな集計結果を見てもうどう見ても間違えねえぜ、と判断した瞬間当確を出しただけなのです。

統計的な推計じゃなくて人海戦術の勝利なのです。

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