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2019-09-16

故郷を思い出したので自分語りしてみる。

ふと生まれ育った町の情景を夢で見て、多少思うところがあったので気持ちを書き留めようと思う。

静かな入り江からさな漁船が海の彼方へ消えゆくような、そんな夢だった。

最近よく見かける「田舎で非知識階層に囲まれて育ったけど、地元に馴染めずなんだかんだで都会に出てきて過去ホームタウンを思い返すたびに多少絶望する」という散文的な自分語りであることを先に断っておく。

ただの個人経験であり、エスノグラフィのようなものだと思って読んでもらえれば嬉しい。

この日記結論はこうだ。

かに東京人間想像することも出来ないような社会」が日本のどこかには必ずあって、学ばないことが規範と化して社会再生産されているということ。

自分東海地方の海沿いの寂れた漁師町に生まれた。

名古屋まで電車で1時間半以上、文化的施設といえば聞いたことのない演歌歌手がたまに来る小さな市民ホールと、小さな本屋が2軒あった。

2軒の本屋万引き被害額が大きすぎて自分が町を出た後に潰れた(跡地はセレモニーホールという名の葬式場になった)。

1時間に一本しか電車のこない駅から伸びるメーンストリートで今でも開いている店は、年金暮らし年寄り趣味でやっている畳屋と宝くじしか無かった。

街中でスーツ姿の人は見たことがほとんどなかったし、そもそも人が出歩いている記憶すらない。

家族母親と母方の祖母のみ。

高卒で一度も町からたことのない母親は、漁師相手にする場末スナックで働いて自分を育てた。

同じ町で漁師をしていた父親フィリピンパブ出会ったフィリピーナに入れ込んで、小学2年生くらいの頃に母親離婚した。

それより前には「キミの父親不倫をしているんだ」と小学校の同級生母親から聞かされた。

相手は近所に住んでいた太ったおばさんだったので、あんデブとなぜだろうとその時は疑問に思ったけどすぐに忘れた。

最後父親と会ったのは、父親が家を出て半年後くらいに小遣いをやるからと呼び出された紫煙で視界の悪い雀荘だったと記憶している。

その後は行方不明で、風の噂では今はマニラに住んでいるらしい。

こんな家庭環境は、東京自分が属するコミュニティでは聞かない。

なぜそんなことにわざわざ触れたかというと、自分の家庭は何も特別ではなく、周囲を見渡せば程度の差はあれどどこもそんなものだったから。

親が大卒同級生なんてクラスに1割も居たかという感じだったし、自分が通った地元中学校には200人くらい同級生が居たがそのうち大学に進んだのは20人くらい。

自分博士まで進んだが、マスターレベルですら聞いたことがない。

あとで詳しく触れるが、そもそも勉強をするとか考えること自体忌避するという一貫したスタイルがあらゆる局面通底していた。

さて、シングルマザーの家庭はクラスに3割は居たし、両親が揃っていても母親父親違いの兄弟姉妹が居るなんて話も珍しくない。

世代職業漁業水産加工町工場自動車修理で、小中学校教諭公務員の子息は格の違いを醸し出すスーパーエリートの家庭扱いだったし、家も小綺麗だった。

スーパーエリート以外は、トタンの壁が海風茶色く錆びて、汲み取り式のトイレから伸びる煙突の先がクルクル風で回っている文化住宅か、古民家カフェを思いきりボロボロにしたような都内なら廃屋だと思われるような家に住んでいた。

町工場に勤めている人たちで指が無くなったなんて話もよく聞いたし、どこそこの家が生活保護受給とかという話もよく聞いた。

クラスメートが学校を翌日休む理由が、その前に起こした暴力事件家裁に呼び出されているからとかもよくある話だった。

そんな彼らが余暇にすることといえば、スナックフィリピンパブギャンブルセックスくらいしか聞いた限り思いつかない。

かに、成人した兄がいる同級生の家に遊びに行った時には、真昼間から居間同級生の兄と派手な格好をした若い女性がセックスをしていたし、パチンコ屋には毎朝人が並んでいた。

ギャンブルパチンコ電話投票する競馬が主流だったが、甲子園の季節になると地元暴力団が元締めをする高校野球賭博流行っていた。

暴力団偽ブランド品も売りさばいていて、軽自動車スウェット姿だけど鞄は高級ブランド(偽物)という出で立ちの女性をよく見かけたものである

まぁこんな感じでつらつらと思いつくまま挙げてみたが、自分身の回りで溢れていたのは、キーワードでいえば貧困、性、暴力ギャンブルだった。

そもそも大人たちがそんなスタイルだったので、子供達も似たような社会フラクタル図形のように構成していた。

小学校の頃には駄菓子屋コンビニでの万引きが横行していて、後に刑務所に入るような子供たちはその時代からすでに盗んだタバコを吸って、やっぱり盗んだバイクに乗っていた。

暴走族(ゾク)に入って大人たちを殴ったり大怪我するほどのゾク同士の喧嘩をする中学生たちが小学生のヒーローで、ゲリ便が出る時のような音を撒き散らすバイクに皆憧れていた。

そんな時に暴力的な彼らは、異質な存在排除することが大好きで、異質とみなされた同級生は徹底的に排除された。

小学6年生のとき教室に入ったらメガネをかけている子が素っ裸で椅子に縛り付けられて頭にバケツを被らされていた。

メガネは弱いもの象徴で、勉強議論をするような人間排除対象だった。

文革かって感じ。

反対に、野球が上手いか、足が早いかケンカが強ければヒエラルキーの上部に君臨できる。

動物的に強弱を判別できることがそのままヒエラルキーの源となっていたし、意思合意感情とその時の雰囲気で決まっていた。

そして中学生になると、今度は成績が良い人が排除対象となる。

真夏に水を飲まずに走りこんで泣きながら試合に負ける部活に打ち込むことがすべてに勝り、もしくは非行に走ることがある種の中学生らしさであるというコンセンサスを伴って正当化されていた。

授業中には廊下自転車が走り、思い出した頃に校庭に暴走族野良犬があらわれる。

トイレにはタバコの吸い殻が落ちているし、たまに窓ガラスは割られていた。

教師はたまに殴られたり、殴り返したり、車を壊されたりしていた。

一方で登校している生徒にとっては、校則フーコーパノプティコンも真っ青な規律自動化させるもので、髪型男子坊主女子は肩まで。

他にも細かい校則がたくさんあって、破れば容赦無く教員から殴られる世界だったし、皆が一緒であることを望んでいたので、逸脱すれば容赦無く告げ口されていた。

校則を破らなくても、目立てば排除対象になりうるので、いつしか自分も誰かが見張っていると意識して、いかに溶け込むかを重視するようになっていた。

そして積極的に学んだり考えることが嘲笑対象であったので、そこでもやはりセックスしたことがあるかとか、バイク知識があるかとか、そういう分かりやす尺度ヒエラルキー構成されていた。

授業中に教師から指名されて小難しい答えを言ったり、発音記号通りに英単語発音しようものなら3日は真似をされてイジられるのは御多分に洩れず自分地元も同じだった。

テスト期間は早く帰れるので皆喜んで下校後に遊ぶレベル勉強に対する姿勢で、将来は男子工業高校女子商業高校に通ってそのあとのことは何も考えないのが一般的だった。

ここまでは自分ライブで触れた15歳くらいまでの環境の話で、せいぜい15年くらい前の話だ。

はっきり言えば、そのような環境はまっぴら御免だし、そんなところで自分の子供を育てたくはない。

ただ、地元の話は中々難しい問題はらんでいる。

ここからは冒頭に述べた「社会再生産」について触れたい。

さて、経緯は知らないが、自分幼稚園の頃にIQテストを受けた。

そのあとに、あなたの息子は知能指数が高いから相応の教育を受けさせてあげてくださいと園長先生から母親コメントをもらったらしい。

大学のことすらよく知らない専門学校卒の母親だったが、自分都内海外の全寮制の学校小学生のうちから預けようとした。

だが、当時の自分はこともあろうに泣き叫んで拒み、結局は地元に残ることを選んだ。

当時のことはよく覚えていて、理由友達と離れたくなかったから。

その時に知りうる限りの世界を取り上げられることに対する極端な不安が何よりも勝っていて、母親は息子の気持ちを優しくも汲み取って折れた。

ただ、結論からいえば、自分結果的に完全に故郷を捨てた。

小学校に上がった時、小1か小2くらいの頃から、本を読み始めた。その頃に三島由紀夫島崎藤村やら、古い作品から新しい作品まで縦横無尽に慣れ親しんだ。

早朝に登校して空いた時間や、ジャンケンで負けて押し付けられた図書委員時間図書室でひたすら本を読んだ。

そのうちに、自分生活する社会根本的に異なる社会、つまり学び、考えることが重要であるという社会存在することを知った。

哲学思想系の本はもちろんのこと、西洋美術画集建築写真集に心を揺さぶられたし、マーラーCDを初めて聞いた時の感動は死ぬまで忘れないと思う。

めちゃイケを好むふりをして、自分加藤周一の羊の歌に感銘を受けて、とりあえず東大に行こうと中学の頃には考えていた。

そして周囲に迎合しつつも高校に進んだ。いわゆる地方公立トップ校だった。

他にも理由はあったと思うが、中3の時には成績が良いという理由ものを隠されたり上履きにガムが入っていたこともあった。

通っていた高校地元から電車を乗り継いで1時間は掛かる。

入学から1ヶ月もしないうちに、明らかに新たな社会社会階層自分は組み込まれたと自覚した。

同級生の親の職業は、医者弁護士会計士大企業社員ばかりだった。

誕生日には名古屋デパートの上層階のレストランだったり、どこぞで伊勢海老を食べるだのとそんな話もたまに聞いた(成金的な家はあまり無かったけど)。

彼らの親は旧帝国大学出身はざらにいたし、兄が東大、今はオックスフォード留学中とかそんな話も当たり前にあった。

幼い頃からピアノバイオリン書道バレエスイミングなんかをやっているのがマジョリティだったし、週末に美術館やコンサートホールに足を運んだという話も決してレアな話ではなかった。

彼らと出会ってとかく感動したのは、好きだった本や芸術の話を初めてリアル人間とできたことだった。

そして何より彼らは、自身解釈や、見解を示してくれたし、自分のくだらない議論にも向き合ってくれた。

もちろん性やギャンブル暴力ワンピースの話もたまにはあったが、それ自体享受するだけでなく、思考対象としても話題を取り上げることががあった。

高校以来、自分は学び、思考する人しか存在しないかのように振る舞う社会に身を置き続けている。

今にして思えば、もっと早く外の世界に出た方が良かったのではと素直に思う。

ただ、当時の自分には、その選択肢はなかった。

なぜなら、受動的に与えられたその社会自分のすべてだったから。

母親母親であるように、生まれ育った社会は生まれ育った社会であって、代替がきかない。

自分たまたま自分が立っていた社会と違う社会を知りうるきっかけを子供の頃に得たから今があるのであって、その機を逃せば一生地元に居ただろう。

なぜなら、考えることや知ることを拒むことが規範となる社会では、外の世界があるということ自体を知りようがないのだから

自分は考えることも、こうして頭の整理をすることも好きだ。

パチンコ新台や、友達奥さん不倫をして旦那相手と殴り合いの喧嘩をしたとか、そういう動物的な話題を「それ自体」をただ消費する社会に少なくとも自分は興味がない。

もちろん、そういった社会自分経験したような)を否定する理由はどこにもない。

ただ、自分故郷を捨てたように、その社会に残るのは、その社会適応しきった人々である

有り体にいえば、将来の選択肢存在すら意識できないのが自分体験した社会であり、どのような選択肢があるのか獲得しようする営みそのもの封建的否定される強い構造を伴っている。

からこそ、自分田舎はいつまでも同じ姿を留めることに成功しているのだと思う。

もちろん、その社会自体が恐ろしいぬるま湯であり、外には異なる社会存在することを予期している人も稀にはいることだろう。

幼い息子を外の世界に出そうと考えた母がそうだったように、おそらくそれに気付いた時に自身好転させるにはあまりにも遅い場合が大半である自分は思う。

そして、自分は今更何があったとしても、地元の彼らと交流することはできないし、するつもりは一切ない。

それくらいに共通言語がもはや異なっている。

母はもう二度と戻ってくるな、お前の居場所はもうここにはないと電話口でことあるごとに言う。

一方で、開成筑駒から東大に進んだ都内組は何も捨てることなく、安定的自分が望んだ社会享受してその上に今も生活を営んでいる。

それは誰でもそうであるように、最後最後に拠り所となり得る自らの地域的なアイデンティティをきちんと持っているということである

自分依拠すべき地域地元)を自己実現と引き換えに失ったのであって、願わくば我が子には地元を与えるか、もしくは地元がなかったとしてもサバルタンとなり得ない思想的な土台を築いて欲しいものである

そして同時に、自らの強みは故郷がない事であり、海外に出ることも辺境の地に赴くことも、自分さえ許せば可能となり得る。

今朝の夢に現れた、小さな漁船はきっと自分自身だったのであろう。

2019-07-12

anond:20190712112035

裁判したら勝てるかな? 家裁だと女性寄りになるらしいけど

2019-07-02

anond:20190702125259

別におかしくないと思うよ。

子どもがいる状態離婚とか再婚とかを経由すると夫婦同姓であってもどっかで姓の不一致は発生するんだし、別姓にしても実質変わらない。

元増田の例で夫婦同姓だったとしよう。

結婚の時に山田姓になった元鈴木母は、離婚の時に鈴木姓に戻すか山田姓のままにするか選べる。

娘のほうは、母が鈴木を名乗ろうが山田を名乗ろうが、その時点では山田父の籍に山田の子として残るんだ。そして、鈴木姓に戻した鈴木母が自分戸籍に娘を入籍させてはじめて鈴木姓になる。これは本人たちの話し合いで決めることになる。子ども苗字を好きに変えられることには変わりないよね。

その後、母が高橋再婚して母が高橋姓を名乗ったとしても、娘の姓は変わらない。山田父の戸籍に入ってる場合はもちろん山田のままだし、母鈴木戸籍に入ってる場合であっても、母が高橋と新しい籍を作ってその籍から離脱したら、鈴木家の戸籍には母が不在で鈴木子だけが残ることになる。高橋自分の子どもとして養子にするか家裁入籍しない限り高橋姓にはならない。

ただし、この段階で高橋鈴木母の戸籍に入ることはできる。その場合高橋が姓を変えて鈴木になり、鈴木母と元高橋鈴木子が同じ鈴木家の戸籍に入ることになる。

入籍手続き面倒なので、離婚しても山田を名乗ってる母が山田父の戸籍に入ってる子どもを養育してる例は多いと思う。そこで高橋プロポーズされると一気に面倒になる。なので山田母の戸籍に入って山田に改姓する高橋も多いと聞く。傍から見ると親子3人山田なのだけど、実は戸籍が別れている上に、そもそも、この夫婦どっちも山田家とは一切血の繋がりがないんだよね。家系図の上でまったく関係のない苗字を名乗ることになる。これすごく不思議事態で、昔はこういうややこしいことを防ぐために婚氏続称が認められてなかったんだろうね。

もちろん、母は旧姓に戻して鈴木子ども山田父の戸籍のまま山田って親子はあり得るし、さらに、その状態で母が高橋結婚して高橋夫妻の子どもが山田籍に入りっぱなしというのもあり得るし、これは、夫婦同姓でも別姓でも同じなのよ。夫婦同姓論者が思うほど今だって離婚の子もの姓の問題って単純な話ではないし、当事者判断で選んで決める余地がすごくある。

同姓でも別姓でも、結婚した最初の段階で誰が戸籍筆頭者になるかが決まれば、子どもの姓はそれに基づいて決まっていくのが原則選択別姓なら、同姓にするか別姓にするかは個人の考えで選べるのだから別姓は不都合だと思うなら同姓にすればいいし、別姓にしたほうが助かる人に同姓を強制する意味もない。全然戸籍制度のこと調べずに気分で「子どもが可愛そう」「複雑すぎる」とか批判してる人たちが多すぎると思う。

anond:20190702120855

離婚によって子ども戸籍筆頭者の籍から離脱しないので、現行と変わらない。戸籍筆頭者が佐藤、その配偶者田中だったら、その子もの姓は佐藤になる。離婚しても同じ。

田中がその子どもを佐藤の籍から抜いて自分の子どもとして育てる場合、その子どもは田中の籍に入って田中姓になる。これは家裁手続き必要で、これが本来意味の「入籍」ということになる。この戸籍関係は実際の親権とか養育権とは無関係なので、佐藤の籍に入ったままの佐藤の子田中が親として育てるのもあり。

今は夫側が戸籍筆頭者になって妻の姓を変えるほうが多いけど、夫婦別姓になったら特にどっちが戸籍筆頭者でも実質変わらないから、それなら別れた時に子ども親権取る側が戸籍筆頭者になるってのが普通になるだろうね。事前に同意して結婚できるのでむしろもめなくて良いかもしれない。

ちなみに、昔は離婚した場合、改姓した配偶者旧姓に戻すルールがあったので、子どもは筆頭者側の籍に入ったままで苗字が親子で違って困るとか、さらに筆頭者の実家が孫の籍を抜くのを拒んで揉めるとかが離婚ハードルになってたけど、法律改正されて離婚しても結婚で変えた姓のままで新しい戸籍が作れるようになった。これ、子どもと親の籍が違う状況であっても、同じ姓のまま暮らせるようになってすごく助かってる人が多いんだよ。

このロジックとしては選択夫婦別姓と同じだと思うので、そっちも早く法改正してほしい。

元増田の例の場合

山田娘が離婚して母親についていき母が高橋再婚した場合

結局、全部当事者が決めることになる

2019-05-28

anond:20190528172013

結局自己申請をもとに嬉々として欠席裁判くりひろげる連中ってのは

事実があってもあえて書かない」タイプの嘘はつきほうだいだし

一度は両性の合意結婚した当のパートナー

家裁などではなしあって勝手に進路を決めてほしいんだよな

増田家裁じゃねえもんな

2019-03-20

家裁の前で妻を刺し殺したり、金浦空港厚労省課長が「韓国人が嫌いだ」と酔って騒いだり…。

もう、悪いけど、日本の男はちょっとどっかに大きな穴掘ってみんな埋めちゃうしかないんでねぇの?一体なんなん?

2019-02-08

国連子ども権利委員会で起こった虚偽答弁について

厚労官僚の島氏 国連児相被害隠蔽の虚偽答弁

1月16日午後に開催された国連子ども権利委員会において日本児童相談所(以下、児相と略記)による様々な逸脱行為に対しての問題提起がなされた。これまでも

1)司法判断も親の同意もない児相の職権による強制一時保護

2)児相による一方的な親子の面会禁止処分、そして

3)一時保護から施設入所期間に渡る保護単価による経済的インセンティブ

4)一時保護による虐待処理数ノルマ問題など

問題視されていたが、それらの諸問題について国連によってグギをさされた形だ。

これに対する日本政府代表からの答弁は翌日17日午前の会議に持ち越された。

答弁に応じたのは厚生労働省子ども家庭局家庭福祉児童福祉専門官の島玲志(しま れいじ)氏。

島氏は日本児相による子供強制的な社会的養護に関して

子供と親の両者の意見を聞き、子供と親の意見と違う場合家裁判断

するのだと述べた。それについて関係者

「親と子供意見を聞いて判断した事例が少なくとも日本に何例かは存在していると言いたいのか。それが理想だと言いたいのか。もはや、この答弁の意味が分からない。詭弁だ」と呆れ顔。

また予算問題に関しては、「児相管轄地域人口規模で予算が定められており、保護児童の人数によって決まるのではない」

「ただし、児童養護施設里親へは児童1人当たりで予算が決まり直接支給される」

児相一時保護所に子供を入れる金銭インセンティブ否定したとも取れる回答をした。

これに不信を抱いた会場参加者がこの点を問いただした所、

児相収容した保護所の児童1人当たりの「保護単価」の存在を認めた上で

それは児童養護施設里親「等」の予算に含まれものとして説明したと釈明。

どうやら、答弁の前半では児相管轄地域人口規模で(定員)予算が定められており、保護児童の人数(を好きなだけ集めたその人数)によって決まるのではないと定員問題を斜めにはぐらかし、後半で施設やら里親やら何やら「等」に実は保護所も入っているとして、聞く人によって2つの意味を持つ官僚答弁なのだと言いたいようだ。

しかし、これでは児相管轄する厚労省が一番触れられたくない所はここですと吐露しているも同様であり、

虚偽答弁と揶揄されても仕方がない。国がこれ以上、国際社会児童行政に関わる暗部を隠し通すのは困難だろう。

ここは国民のために間違いを認め、経済的インセンティブに基づく強制保護理不尽な親子の面会拒否を即刻中止し、国連の子もの権利条約違反状態を解消するべきである

そして本当に子供の命が危ない深刻事例を漏れ無くケアするため定員に余裕を持たせて務める事こそ真の急務なのではないだろうか。

また、定員に空きがあることを容認する組織体制作りも不可欠であろう。

2019-01-29

anond:20181225133401

慰謝料離婚を切り出したから支払うものではないので、そこは安心してくださって大丈夫ですよ。

先に、

・まずは証拠取り

弁護士を探す前に「離婚相談誰にすべきか」とかでググる

のはどうですか?

離婚相談ができる専門家複数あります

離婚カウンセラー(二人とも離婚すべきかどうか迷っており、再構築が可能なら問題を取り除きたい)、

弁護士法テラス(もう相手紛争状態である離婚同意してくれない、片方が有責なので慰謝料を取りたい、財産分与親権同意が得られない)、

家裁の家庭相談室(時間が非常に短いが、無料相談ができます調停の進め方やどういう場合には何をすべきかを教えてくれます

の3つでしょうか。

1つめと3つめはなかなか思い浮かばないのでは?

弁護士というのは紛争の際に味方になってくれる人です。

まり紛争状態になってから探しても遅くはありません。まあ相性のいい、有能そうで、離婚が得意な弁護士を探し当てるのに時間がかかりそうなら今から探しても良いと思います、もちろん。

しか弁護士に依頼しますとなった場合弁護士証拠を押さえてほしいというと思うんですよね。

何の証拠かというと、現在の夫の態度です。

LINEメール等で、質問者さんを罵っているものがあればそれは必ず消さずに保存しておいてください。

あなたに対する暴言も、もしできれば録音などがあればよいかもしれませんが…。

証拠能力があるかは、私は弁護士ではないので回答できず、申し訳ないです。

慰謝料とは、有責事項がある場合に発生します。

それにより片方が精神的苦痛をこうむったお詫びとして支払われるものです。

慰謝料が発生する有責事項として、良く知られている不貞行為のほかに、悪意の遺棄やモラル・ハラスメントなども該当します。

質問者さんの夫の言動がこれらに当たるかは、私は弁護士ではないので(略)申し訳ないです。

結果的弁護士探したほうが早い感じですかね…。

というわけで、証拠今日から集められますので、決意なさったら始めてください。

話し合いは、十分な証拠がそろってからでも遅くはないと思いますよ。

相手反省し態度を改めれば証拠を集めたことは黙っておき、

そうでないなら紛争オープンファイヤーです。

たまたまホッテントリで見かけただけの方ですが、今後の幸せを願っています

2018-12-28

anond:20181228133428

それも「可能性」だけで、

実際の所あれこれ言えるのは家裁調停員とか裁判官だけだろ。

詳細何も分からない外野があれこれ言っても仕方ない。

2018-08-25

anond:20180825120357

哺乳類としてはオットセイだかセイウチだかの完全上方婚一夫多妻制を合法化・追認するのが、一番合理的ではないだろうか。

追認というのは、ニンゲンでも既に事実婚として実施している場合があるらしいので、それに対応した表現である

上方の中でも圧倒的な上方である高収入超実力者の夫が、元増田のように比較上方だがトップではない層~中間層の妻を複数金銭的にフォローする。

フォロー対象複数名いても何ら支障をきたさなレベル上方男性にの家裁許可を出す形式をとる。

別に中間層より下の妻もいてもいいが、ここでは「下方婚しろ」とプレッシャーを掛けられることの多い中間層以上の女性の救済方法を考えているので、あえて例に挙げた。

この制度上方婚をしたい女性ニーズを満たすだけでなく、社会にとっても非常にメリットが大きく、完全なwin-win関係を実現できる。

一夫一妻婚しか認められていない社会では、地位の高い女性が増えるほど上昇婚を満たせる男性の数が少なくなり、カップル数の低下、ひいては少子化帰結するという悩みの種があった。

しかし完全上方婚一夫多妻制を合法化・追認すると、社会の中に存在するカップルの数が純増し、一定出生率改善が見込まれる。

重要な点は、カップル数の純増である

下方に位置する男性そもそも一夫一妻婚でも一夫多妻婚でも関係なくカップルの成員となる資格がないので、今回の議論では無視してよく、トレードオフ問題は生じない。

多妻婚の要素が女性側のニーズにはまり込む分のカップル数が純増するのだ。

2018-08-17

anond:20180817111331

まり、今回のミクさん事件も不受理申出を出していないことによる事件なわけだな。

家裁まで行ってキャンセルせなあかんゆうことか。

anond:20180817110903

婚姻の解消は家裁まで行かなきゃならんっていう完全なボトルネックがあるのに

コピーでもいいから盗めば結婚できる」にはなっていない気はするんだな。

実際どうやってそこらへんの不正をトラッピングしているか分からんが…

戸籍抄本有効期限3か月以内とかでなんとかなってるんだろうか)

2018-07-30

anond:20180730110739

無効にはならない

無効にするには家裁裁判必要

非常にめんどくさいか離婚で済ますケースもある

2018-05-25

調停離婚した

調停離婚してから一年以上が経った。離婚したいと言う方の参考になれば。

私は女性こちから調停申し立て申し立てしてから離婚成立までの期間は約一年費用弁護士費用婚姻費用調停分108000円と離婚調停分108000円の計216000円と1万円弱の実費。財産分与はなし(婚姻間中財産はお互い減っていたのでなかった)。相手が有責じゃないとこっちが慰謝料払うことになるって書いてる人がいたけど、そんなことはないです。

子どもが一人当時一歳で親権は私となった。

離婚事由性格の不一致。夫はいわゆるモラハラだったんだけど、証拠がないのでそういうのでは攻めていかなかった。

最初協議離婚するつもりで離婚を切り出したら、相手がファビョり(死語?)、相手の親、うちの親を巻き込んで全員が私を止めにかかってきて、これは味方がいないと思って弁護士を頼むことにした。(ちょうどこの頃子どもを連れて家を出た。たまたま保育園に入れていて仕事を続けていたから良かったものの、子ども保育園に落ちてたら家も出られないし離婚はできなかったと思う。)

弁護士はつてがなかったので最初法テラス電話してみた。そしたら婚姻前の貯金がまあまああったので法テラスは使えないと言われた。それで弁護士ドットコムで離婚を取り扱ってる弁護士を探し、無料相談がありその後の費用を書いていてそんなに高くなく、家から割と近い事務所ピックアップ無料相談に行き決めた。若い弁護士先生先生のお子さんもうちと同じくらいということもあり調停の待ち時間ではけっこう雑談してた。結果的には彼に頼んでよかったと思う。弁がたつってほどではなかったけど。

調停申し立てとかそういう手続きは全部弁護士がやってくれるので私は調停の日に家裁に行くだけで楽でした。

調停は男女一人ずつの調停委員がだいたい30分ごとに各々の話を聞き出し相手に伝えるスタイルで、本来であれば調停委員中立立場でなければならないのだけど、夫婦どちらかの贔屓をしたり、勝手に話を進めたりする調停委員もいると聞いていて戦々恐々としていたけど私が当たった調停委員はまあフェアだったと思う。

元夫は調停に来てくれたはいものの(来ない人もいるらしい)ずっと「自分はなにもしていないのに妻が子どもを連れて勝手に出ていった」「俺は悪くない」「自分は深く傷つけられた」などと繰り返していて堂々巡りになっていたため、最後の方は調停委員苦笑いしていた。

一回の調停で決まることはほぼなく、一ヶ月~二ヶ月後に次の調停があるので、離婚までに長い時間がかかる。

また有責でない限り調停成立と不成立の確率は半々で、夫が調停のたびに同じ言葉を繰り返す生き物と化していたため不成立もあるかもなあと思っていた。調停委員の方も辛抱強く付き合ってくれて助かりました。不成立になるとその後は審判裁判となるか、そのまま様子見で数年後に再チャレンジはできるらしい。

結局調停は成立し晴れて離婚できた。

また親が離婚最初は反対していたものの、私が調停申し立てた時点で相手の親からうちの親に連絡が入り、相当な中傷を受けたようで、ああいう親なら仕方がないということになり今では実家とは仲良くやっています

離婚すると社会的信用が落ちると書かれてたけどそれはどうなんだろう。わかりません。仕事は続けられてます

2018-03-23

anond:20180323103936

個別のケースは知らんけど、よほど産後とかの特殊パターンではなければ3か月もあれば1日は祝日が入ってたりもするし、夫婦間のやりとりでそういうことをする日を設けられるだろ。

それが完全に無理だったとかすることを陳述できるなら家裁は聞いてくれると思うが、結構ハードルは高めだと思うぜ。

anond:20180323103525

妥当な頻度を決めるのは家裁だし、ケースバイケースで期間は決定されるので、当然これより長い期間セックスレスでも別に問題とならないケースもある。

ただ、普通は3か月ずっとお預けにしてたら「ちょっとー、女子協力してあげなさいよ!」って家裁の人は言う。

そこで協力要請を拒むようなら…まあ離婚だよな。しゃあない。

2018-02-18

anond:20180217152449

そもそも差し押さえは、未払い・滞納の債権を回収するための法的手段ですから…。

わたくしは婚姻費用分担金、慰謝料などすべて自分で回収することができました。

対応してくれた家裁事務職員も特に味方をしてくれるというわけではないですが

必要なことは確実に教えてくれますので心強く感じましたし、法律が助けてくれるんだと実感できました。

元増田さんに言いたいのは、法律は自ら行動しない者は助けないということです。

2017-09-24

anond:20170924164134

何言ってんだ、別れりゃいいじゃん?

診断書貰ってるなら家裁でも理解を得られるだろ。

夫の収入に胡座かいてるなら我慢もやむ無しでは?

2017-08-05

https://anond.hatelabo.jp/20170805144719

数年以内に離婚するだろうけど、問題はその後だ。かなりの割合ストーカー化するだろう。逆恨みを募らせて、一体何をしでかすかもわからない。

離婚手続きも双方の話し合いでは埒が明かず、良くても双方の弁護士同士の話し合い。家裁調停まで進むのは容易に想像できる。

厄介な人と結婚しちまったもんだ。こういう被害妄想キツイ人は大変なんだよね。

2017-05-14

愚痴以外の何物でもない愚痴

親父の父親自分から見たら祖父)が亡くなって、相続が発生した。

こう言ってはなんだが、親父の兄弟はみんな一癖二癖ある連中なので、親父は面倒を嫌い相続放棄をしたいと言い出した。

それはいい、制度の事もよくわからいからこっちに調べてくれと頼むのもいいさ。けれどもね、調べた結果こうして欲しいってこっちが言ってるのに

「なんでそんな金を払わないといけないんだ」「なんで俺がそんな事しなきゃいけないんだ」っていちいち噛み付くのやめろよ。

そもそもお前の相続なんだよ、俺は一銭ももらえないの。それなのにわざわざ調べて、後に禍根を残さない様にってやってやってるのよ。

家裁却下されたら、次は2週間以内に高裁即時抗告の手配をしなきゃいけない。もう面倒くさい、死ぬほど面倒くさい。

そもそも被相続人の死後に口座から入院費出したら、相続したとみなして相続放棄できないかもって日本法律って本当にアホなのかと言いたい。

それを杓子定規適用する家裁の奴ら、お前らもアホだよ!いいから早く放棄認めてくれよ、頼むからさ。

2017-03-10

結婚リスク実在する「悪魔離婚マニュアル」に抵抗する術はない

数年前からネット上(主に2ch)で出回ってる「悪魔離婚マニュアル」っていうのがある。その中で子供の連れ去り、でっちあげDVが推奨されてる。

これを実行されると、ベルトコンベア式に負けが決まるというか、抵抗できない状況に追い込まれ相手要求を飲まざるを得なくなる。痴漢冤罪なんかと同じ構図が、離婚においても存在してるのは事実だね。弁護士連中もよく心得てて、これに近い行為指南や手引きが行われていると予想する。このパターンでこうなればこうなるしかないっていう勝利の方程式がしっかりできてしまってる。この辺の、配偶者による子ども誘拐・連れ去りなんかは大手ニュース記事にもなってたりするので、国民認知度は低いけど相当数の事例がすでに存在してると思う。件数についてはソースがなく想像しかないけど離婚件数のものから考えるに交通死亡事故自殺より発生しててもおかしくはない。あの増田はそういう問題提起がしたかったのだろう。わたしは未婚だけど、リアルに身近な事例で遭遇済み。だからこそこれを書いてる。弱者を守るためだった法律が、ちょっと人格人間性がアレな女性にまんまと利用されてしまっている。今はスマホがあるから、だれでも離婚の手はずやマニュアルアクセスできるし、離婚したいママ友同士で相談しながらこういう情報が共有されてたりするんだろうね。

結婚にそんなリスクがあると知ったら、男性消極的にならざるをえないのでは。日本少子化ますます進行する。

↓そんな恐ろしいマニュアルをわざわざ増田拡散させるのもどうかと思うが、これ以上悲劇を増やしたくないのであえて書いておく。もっと社会問題として世間認識されますように。

2 :離婚さんいらっしゃい:2015/12/04(金) 01:13:41.14

悪魔離婚マニュアル


一番古いオリジナルというか出典がどこかはよくわからなかったけど。これは2017年現在でも通用する手法だと思う。関連する法律特に改正されてないからね。

http://wc2014.2ch.net/test/read.cgi/x1/1449159186/

親による子供拉致 - Wikipedia

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A6%AA%E3%81%AB%E3%82%88%E3%82%8B%E5%AD%90%E4%BE%9B%E3%81%AE%E6%8B%89%E8%87%B4

子を自分だけのものにできました日本最高

http://anond.hatelabo.jp/20170310105854

2016-09-29

http://anond.hatelabo.jp/20160929221039

裁判官検事をやたら細かく区分しているくせに、福岡高裁判事都市部地裁判事より低いというあたり、裁判所検察については何も知らない人だな。地裁でも判事判事補か、部総括か否の方が重要だし、家裁存在無視してるし、所長や所長代行の存在を知らない。

2016-07-18

都道府県知事病識のない精神疾患発症した場合についての思考実験個人用メモ

 都道府県知事が、自らの病識のない精神疾患発症し、不適切が疑われる専決処分等を頻発するようになったらどうなるかという架空の想定につき思考実験をしてみる。

 なお、あくまメモなので、根拠条文等は記さない。後述の指定に従って使ってみようかな、という人は、自力でしらべるように。つかこ記事自体間違ってるかもよ?

 ではまず、前提として、病識のない精神疾患治療にあたっては、当該患者人権に対する制限は最小限度にとどめられなければならないことは言うまでもないであろう。「四の五の言わせず座敷牢へぶちこめ」的な乱暴な意見には、筆者は断固反対する。

 しかし、都道府県知事の職責は重大、かつ職権も非常に強いことから専門医および一般人殆どがその発症を疑うような状況下であれば、既に地方行政は混迷著しい状態におかれているであろう。かかる事態においては、当該患者から知事の職責を剥奪することもやむを得まい。本人の精神衛生においても恐らく負荷軽減の必要があるケースが多いのではないか

 さて、この場合、まず、「都道府県知事事故がある場合」として、副知事等がその職務代理することが考えられる。(副知事存在しない場合も考えられるので、「等」としておく。)

 だが、その「事故」の認定は誰がするのであろうか?

 疾患であるのだから、その認定医師専門医)によるべきであろう。

 ところが、患者本人が同意しなければ、そもそも専門医の診断を受けることはできない。

 例外的に、自傷他害のおそれがある場合不適切公権力行使を間接的な「他害」と呼びうるかについては不知)であれば措置診察が可能であり、その結果措置入院必要ならそうすることになるであろうが、自傷他害のおそれがない場合には措置診察に付するわけにもいくまい。

 あるいは、他の疾病に罹患入院治療必要としているにもかかわらず、本人が(精神疾患に由来する愁訴を前提として)診察は受けるが入院を拒むといった場合においては、精神保健指定医の同席による医療保護入院可能であろう(さすがに家族等も同意するであろうし)。入院は「事故あるとき」であろうから精神疾患であると否とにかかわらず、副知事等が議会と一体になって粛々と不信任手続を進めればよい。

 ただし、あくま医療保護入院必要な期間に限られるから、当該他の疾病によっては時間との戦いになる。

 しかし、そうした特殊事態でもなければ、本人の同意を経ずして確定診断名を出す(しかも、本人の同意くその診断結果を公表しなければならない!守秘義務!)というのはほぼ絶望である

 「成年被後見人の申立ではどうか」…残念ではあるが、それでどのような結果が出ようが、直接に知事の職位に影響はない。わが国では成年被後見人であるか否かに関わらず被選挙権が認められている以上、公職選挙法に基づく自動的な失職はないし、形式的には後見人権限財産に関することに限定されているはずであるもっとも、判断能力を欠く常況にあると家裁が認めた人物の名において下される行政処分に対しては、不利益を被る側から当然山のように異議申立てがなされることとなろうが、これとても知事の失職には足りない。

 結局、地方自治法の本則に立ち戻って、リコール議会による不信任決議、とならざるを得ないであろう。

 では、リコールだが、こちらは地域事情もあるためなんとも言えない。

 鳥取県東京都では集めるべき署名の数に差がありすぎるし、署名有効確認のための事務手続に至ってはもうなんというか。

 とくれば、議会による不信任だが、この場合患者たる知事が黙っているだろうか?仮に地方公共団体吏員が、「対抗する方法はないものか」と問われたら、職務に忠実に「議会解散という方法があります」と言わざるを得まい。ということで、議会は刺し違える覚悟で不信任を突きつける格好になる。

 ところが、議会解散に伴う選挙からといって、解散前と同一人物が再選されるとは限らない。その辺はフツーの地方議員選挙である。とくれば、前回薄氷を踏んだような議員は、正直いって議会解散には及び腰にならざるを得ないだろう。その中であえて知事首に鈴をつける議員(団)がいるか?という話であろう。

 …結局、住民圧力に耐えかねた議会が不信任を突きつける(それもそうとう及び腰で)しかない気がするが、その間に失われるヒト・モノ・カネ・労働力行政への信頼たるや…

考えたくない。

#本記事は、フィクションネタ、または学術論文ネタとしての使用自由です。但し、直接リンクはご勘弁ください…。また、上記目的以外の目的での利活用禁止します。引用に名を借りた部分的全面的転載禁止しますので、

2015-05-07

不在通知の代わりに入っていたのは郵便局ロゴが入った白と赤の封筒だった。

本人限定受取郵便と仰々しいモノにしては何も変哲もない紙封筒だったけど、玄関先の明かりに翳してみて思わず声が漏れたのは、自分名前と住所が手書きで書いてあったからだと思う。

自分名字手書きで書いてあるのを見るのは久々だ。

ダイレクトメール年賀状最近では結婚式の招待状。大人になってから気づいたらポストに入っているLINEでは届かない便りに時々目を向けるようになった。葉書の、真ん中を大きく占める写真に押し出されるようにしてちょこっと書いてある直筆の挨拶にふと目を細めて書いた相手を思い出す瞬間が好きだったから。

だが、自分名前が直筆で書いてあるのは意外と少ない。めっきり減った私の年賀状は、新年の挨拶の方は書いてあっても表はプリンタだった。それでいいのかもしれない。名前を書き間違えるのに比べれば。名前シンプルな人の方がよほど少ない。旧体字の細かい差分自分名前からこそよく分かると自己体験が告げるのだ。筆不精な人には泣かせる字だろう。それでも何となく期待していつもちらっと宛先を確認しては、あ、ヤマトB2ベルだと送り状の形から入ってぶり返す運送業宿命仕事熱に落ち込むのだった。

そっけない止めはねにどきどきした。

こんなに気持ちが昂ぶるのは久しぶりだ。

祖母が死期を悟って、遺言ともつかぬ自分も忘れていた小学校の頃の思い出を送ってきてギョッとしてしまったのはまだ、記憶に新しい。手紙の宛先に書かれた自分名前家裁調停委員をしていた往年の祖母を思わせる、堂々とした字だった。赤ペン先生を続けるうちに次第に丸みを帯びていった母の字で書かれた住所とのちぐはぐさに失笑したのを覚えている。祖母は多分、もう自分名前しか思い出せなかったのだろう。

祖母の手紙の裏側に、古き良き青き時代にもらった手紙も入っていた。まだ、捨ててなかったのか……苗字微妙に間違っていることに気づいた。あの頃はコレが許せなかったと今更思い出した。あの時の狭量さを今でも引きずっていることに気づいて、思わず顔が引きつる。

もう一度、郵便局封筒を見返した。どっちかというと収まりが悪い頭でっかち苗字を窮屈に納めたような名前からは、書き慣れてなさそうな緊張感が伝わってきた。縦書きから漢数字と教わってきた身としては妙に印象に残る半角数字しかし、伸び伸びと書いたのだろう、住所の番地は6と9が寄り添うように背中丸めているようで可愛いしかった。

封筒の表裏を為つ眇めつ眺めて、ファイル棚を探すだけで1時間が過ぎていた。ペーパーナイフはどこにしまっていたかな。また探し物が始まった。

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