2013-06-27

独裁はなんかこわい感じがするけど衆愚もアホだなとおもう

そんで、どうしたらいいのかよくわかんないというお話

投票率がこんなにどんどん下がっている理由って何なんだろう?まず社会人長時間労働不安定な雇用でヘトヘトなので他のことをする余裕があまりなさそうだ。そもそも職がない人もいる。余裕がある人であってもそもそも政治に関心が低いとか、どこに入れたって変わらないという意識なのかも。でも支持率も低いから信用してないんだよね、ということはお前には任せておけないから!って言って投票率は上がりそうな気もするけど、前者の2つの影響のほうが大きいのかな。不思議

ただ普通に選挙に行きましょう」といくら呼びかけても大局的には変わらないように見える。がんばって呼びかけている人には申し訳ないけども。努力能力は使い道を誤ることもあるよね。自分ももちろんあるし。それに注意や呼びかけというものは、往々にして、最も届いて欲しいような人物には最も届かないものだ。「駆け込み乗車はおやめ下さい」とかね。

閑話休題公職選挙法の範囲内で一番票集めの効果が高くて期待値が高いのが票集めパンダ議員擁立なんだろう。政治に興味がなくても、信用してるとか有名人になら力になりたい、という動機によって投票に結びつくわけだ。ほかにはマスコミプロパガンダ放送も大きい影響がある。印象操作とか捏造偏向日常的に行われている。

ただそれらはどちらも、本来の国民投票にあるべき動機とは関係がない動機を煽り利用するものだ。いわば有権者選挙権乱用の教唆行為といえる。しかし、憲法権力を縛ることが基本なので、仮に選挙権乱用だとしてもそれに対して罪も罰もなく、誰がどこに投票しようが秘密は守られるし勝手でしょというスタンス。なのでそれら乱用や教唆を咎めるものが何もないので、悪気もなければ反省にも繋がらないのだ。ビジネスで言うところのPDCAサイクルが回らない状態。なにもカイゼンや是正がされないのだ。

自分は、投票率が66%とか50%を切っている時点で、「多数決が原則」のポリシーに照らし合わせて解釈をすると破綻していると思う。憲法は、投票率がこんな下がることを想定して作られてないんじゃないだろうか。仕様漏れである。それなら、その状況を鑑みて憲法システム仕様を見直すのが自然だと思うんだけど。18歳から選挙権与えるとか、小選挙区で1票の格差があるとか、そんな細かいことじゃなくてもっと根本的なレベルの話が必要じゃね?常識的に考えて。でも全然なおす気無いみたいだよね政治家たちは。だから、もはや本来あるべき投票への動機そっちのけで別次元での票集め戦争をこれからも続けて行く所存ということみたいだよね。

それでもあくまで、形式上は「国民の本来あるべき動機によって私が選ばれました」といった旨の当選挨拶をする。こういうのを茶番って言うんじゃないの?微妙に違う感じもするけど近いものがある。民主主義でもなんでもない名ばかりだよね。有権者の半分も投票してないんだもの

衆愚が悪いというよりは、憲法さんに言わせてみれば国民を信じた俺が馬鹿だった」といったところか?

冒頭に書いた、長時間労働不安雇用が解決されていけば、有権者に余裕も増えて行って投票率が上がるという期待もあるかも知れない。なんか雇用対策もいろいろやるみたいだけど、どうなるんだろう。まあ投票とか以前に人生幸福度という、もっと直接的で重要な問題の解決にもつながることだし。

なんか国民選挙権乱用したりマスコミに左右されたりそうこうしているうちに、独裁制移行へのカウントダウンカウントダウン、みたいなものがはじまった。

独裁制ってこわい感じがするけど、政治家衆愚の票に左右されずに済むから無駄な労力が不要になって議決スムーズに行くからテンポは早くなりそうだ。石原都政みたいな感じ。その点は変化の早い時代には良いかも知れない。

独裁表現規制はセットなのだろうか。表現を作り出したり、表現を消費したりすることをしない人にとっては関心が低そうだ。自分はどちらもするので大変だ。ポイズン独裁制になっても、べつに権力者が賢い判断をするのなら、不満の総量は少なくなって幸せになるかも知れない。独裁制で頭悪い判断するのが最もタチが悪そうだ。日本はこれだけ表現の分野で世界的影響を与えているのに、その表現規制するのって賢い判断に思えないんだけど、どうなんだろう?自分のほうが賢くないだけなのだろうか。独裁表現の自由って両立できないものなのだろうか?

そもそも、独裁制における権力者って、どういったモチベーションで行動を起こすものなのだろうか?遠隔操作とか赤い国とかみたいにメンツにかかれば時代錯誤であっても躊躇わない行動に出る気まぐれにオレンジロードを突き進むのだろうか。

衆愚を抜けたら、そこには暴君が待っていました。的な

どうしたらベストなのかは分からないけども、そうこうしているうちにも権力者は駒を進める。

  • 「独裁か衆愚か」ではなくて、いわゆる「衆愚」な状態だから独裁国家になる(なれる)んだよ。 衆愚政治や衆愚状態の対極に独裁政治や独裁国家があるわけじゃない。 そもそも、国...

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